JPH11292808A - 4−フェニルブチルハライドの製造方法 - Google Patents

4−フェニルブチルハライドの製造方法

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JPH11292808A
JPH11292808A JP10099614A JP9961498A JPH11292808A JP H11292808 A JPH11292808 A JP H11292808A JP 10099614 A JP10099614 A JP 10099614A JP 9961498 A JP9961498 A JP 9961498A JP H11292808 A JPH11292808 A JP H11292808A
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halide
bromo
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phenylbutyl
acid
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JP10099614A
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Shinzo Seko
信三 世古
Atsushi Furuya
敦史 古谷
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/35Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions not affecting the number of carbon or of halogen atoms in the reaction
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C22/00Cyclic compounds containing halogen atoms bound to an acyclic carbon atom
    • C07C22/02Cyclic compounds containing halogen atoms bound to an acyclic carbon atom having unsaturation in the rings
    • C07C22/04Cyclic compounds containing halogen atoms bound to an acyclic carbon atom having unsaturation in the rings containing six-membered aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/45Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
    • C07C45/46Friedel-Crafts reactions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 4−フェニルブチルハライドの製造方法を提
供すること。 【解決手段】 一般式(1) (式中、X、X'は同一または相異なってハロゲン原子
を示す。)で示される4−ハロブチリルハライドと一般
式(2) (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシル基を示す。)で示されるベンゼン
類をルイス酸存在下、反応させ一般式(3) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
される4−ハロブチロフェノン誘導体を得、ついでこれ
に金属触媒存在下、水素を反応させる一般式(4) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
される4−フェニルブチルハライドの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4−フェニルブチ
ルハライドの工業的に有利な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】4−フェニルブチルハライドの製造方法
としては、ベンゼンと4−ハロブタノールをルイス酸触
媒下、反応させ4−フェニルブタノールを得た後、ブロ
モ化する方法(特開平3−95144号公報)が知られ
ているが、ベンゼンと4−ハロブタノールを反応させる
際、ベンゼンよりも生成したモノアルキル化物の方が反
応性が高いためにジアルキル化物の副生の抑制が困難と
いう問題点があった。そこで、フェネチルグリニヤール
とエチレンオキシドを銅触媒下、反応させ4−フェニル
ブタノールを得る反応(特開平6−345675号公
報)も提案されているが、禁水条件が必要なグリニヤー
ル反応は工業的には設備コストが嵩み経済的ではない。
また、フェニルグリニヤールと1,4−ジブロモブタン
を銅触媒下、反応させる方法(J. Am. Chem. Soc.
96, 7101(1974))も知られているが、グリニヤール反
応を用いる点では前述と同様の問題点があり、さらに触
媒のリチウムキュプレートはグリニヤール試薬よりも水
分との反応性の高い有機リチウム化合物から製造する必
要があり工業的には実施困難であった。また、ベンゼン
と1−ブロモー4−クロロブタンをルイス酸触媒下、反
応させる方法(Chem. Abstr. 58, 11242g(1963))も
知られているが、これも前述したようなジアルキル体の
抑制が困難であった。また、アリルグリニヤールと塩化
ベンジルを反応させ4−フェニル−1−ブテンを得、そ
れに臭化水素ガスを付加させる方法(特開平7−482
92号公報、特開平7−206732号公報)も知られ
ているが、グリニヤール反応を用いている点と共に、臭
化水素ガスが非常に高価な上、入手が困難であるという
問題点を有していた。またベンゼンと4−クロロブチリ
ルクロリドをルイス酸存在下、反応させ、4−クロロブ
チロフェノンを得た後、クレメンゼン還元(亜鉛アマル
ガム還元)を行なう方法(Huaxue Shiji 17, 317,28
8)も知られているが、クレメンゼン還元は水銀の高い
毒性から工業的には実施困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者らは、安価な原料から収率よく、4−フェニル
ブチルハライドを製造する方法を鋭意検討した結果、本
発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、一
般式(1) (式中、X、X'は同一または相異なってハロゲン原子
を示す。)で示される4−ハロブチリルハライドと一般
式(2) (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
または低級アルコキシル基を示す。)で示されるベンゼ
ン類をルイス酸存在下、反応させ一般式(3) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
される4−ハロブチロフェノン誘導体を得、ついでこれ
に金属触媒存在下、水素を反応させることを特徴とする
一般式(4) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
される4−フェニルブチルハライドの製造方法を提供す
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明において、一般式(1)、(2)、(3)お
よび(4)で示される化合物の置換基X、X'、Rにお
いて、ハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子、沃素
原子、フッ素原子が挙げられ、低級アルキル基として
は、直鎖または分枝状の炭素数1〜6のアルキル基が挙
げられ、低級アルコキシル基としては、直鎖または分枝
状の炭素数1〜6のアルコキシル基が挙げられる。
【0006】本発明における4−ハロブチリルハライド
(1)とベンゼン類(2)を反応させ4−ハロブチロフ
ェノン誘導体(3)を得る反応において、4−ハロブチ
リルハライド(1)としては、具体的には4−クロロブ
チリルクロリド、4−クロロブチリルブロミド、4−ブ
ロモブチリルクロリド、4−ブロモブチリルブロミド、
4−ヨードブチリルクロリド、4−ヨードブチリルブロ
ミド、4−フルオロブチリルクロリドなどが挙げられ
る。
【0007】4−ハロブチリルハライド(1)は、例え
ば、γ−ブチロラクトンにハロゲン化水素を作用させ、
4−ハロ酪酸を得、これを酸ハロゲン化物に変換するこ
とによって容易に得ることができる。また4−ハロ酪酸
から反応系中で酸ハロゲン化物である4−ハロブチリル
ハライド(1)を生成させそのまま本発明の反応に供す
ることもできる。その際の酸ハロゲン化剤としては下記
に示す通常使用されるハロゲン化剤が用いられる。
【0008】上記γ−ブチロラクトンにハロゲン化水素
を作用させ、4−ハロ酪酸を得る反応において、ハロゲ
ン化水素としては、例えば臭化水素、塩化水素およびそ
れらの水溶液等が挙げられる。反応温度は、通常、10
〜100℃程度であり、用いられるハロゲン化水素の使
用量は、通常、γ−ブチロラクトンに対して1〜10モ
ル倍程度である。
【0009】4−ハロ酪酸と酸ハロゲン化剤とを反応さ
せ4−ハロブチリルハライド(1)を得る反応におい
て、その反応温度は通常、0〜80℃程度であり、用い
られる酸ハロゲン化剤としては、通常使用される酸ハロ
ゲン化剤が用いられる、例えば塩化チオニル、臭化チオ
ニル、五塩化リン、三塩化リン、五臭化リン、三臭化リ
ン、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲン等が挙げられ
る。酸ハロゲン化剤の使用量は、通常、4−ハロ酪酸に
対して0.3〜3モル倍程度である。
【0010】本発明の4−ハロブチリルハライド(1)
とベンゼン類(2)を反応させ4−ハロブチロフェノン
誘導体(3)を得る反応において、用いられるベンゼン
類(2)は、具体的には、例えばベンゼン、クロロベン
ゼン、ブロモベンゼン、ヨードベンゼン、フルオロベン
ゼン、トルエン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼ
ン、t−ブチルベンゼン、ブチルベンゼン、ヘキシルベ
ンゼン、アニソール、エトキシベンゼン、プロポキシベ
ンゼン、ブトキシベンゼン、ヘキシルオキシベンゼンな
どが挙げられ、その使用量は4−ハロブチリルハライド
(1)に対して1〜200モル倍であり、溶媒を兼ねて
使用してもよい。
【0011】また、上記反応に用いられるルイス酸とし
ては、例えば、ハロゲン化すず、ハロゲン化アルミニウ
ム、ハロゲン化鉄、ハロゲン化亜鉛、ハロゲン化ホウ
素、ハロゲン化チタン、金属トリフルオロメタンスルホ
ネートなどが挙げられる。さらに詳しくは塩化第一す
ず、塩化第二すず、臭化第一すず、臭化第二すず、塩化
アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化第一鉄、塩化第
二鉄、塩化亜鉛、臭化亜鉛、三フッ化ホウ素、四塩化チ
タン、スカンジウムトリフルオロメタンスルホネート、
イッテルビウムトリフルオロメタンスルホネート、ラン
タントリフルオロメタンスルホネート、サマリウムトリ
フルオロメタンスルホネート、ハフニウムトリフルオロ
メタンスルホネート等が挙げられるが、特に塩化アルミ
ニウムが好ましい。
【0012】その使用量は原料の4−ハロブチリルハラ
イド(1)に対して0.2〜2モル倍、好ましくは0.
8〜1.5モル倍である。反応は通常、ベンゼン類
(2)を溶媒を兼ねて使用するのが好ましいが、別の溶
媒を使用することもできる。かかる溶媒としては、ジク
ロロメタン、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン系
溶媒、二硫化炭素、ニトロメタンなど通常のフリーデル
−クラフツ反応に使用される溶媒が挙げられる。その使
用量は原料の4−ハロブチリルハライド(1)に対して
1〜100重量倍が好ましいが、特に限定されるもので
はない。
【0013】反応温度は通常−50〜100℃の範囲で
あるが好ましくは−20〜50℃である。反応の実施方
法は特に限定されないが、ベンゼン類(2)とルイス酸
の混合物中に4−ハロブチリルハライド(1)を加える
方法、溶媒中ルイス酸と4−ハロブチリルハライド
(1)の混合物中にベンゼン類(2)を加える方法等が
挙げられる。
【0014】反応終了後、通常の分離手段、例えば洗
浄、抽出、濃縮、蒸留等の操作により、容易に4−ハロ
ブチロフェノン誘導体(3)を単離することができる。
得られた4−ハロブチロフェノン誘導体(3)は、精製
せず溶液として次工程に使用することもできる。
【0015】4−ハロブチロフェノン誘導体(3)を具
体的に例示すれば、4−ブロモブチロフェノン、4−ブ
ロモ−2'−クロロブチロフェノン、4−ブロモ−4'−
クロロブチロフェノン、4,2'−ジブロモブチロフェ
ノン、4,4'−ジブロモブチロフェノン、4−ブロモ
−2'−ヨードブチロフェノン、4−ブロモ−4'−ヨー
ドブチロフェノン、4−ブロモ−2'−フルオロブチロ
フェノン、4−ブロモ−4'−フルオロブチロフェノ
ン、4−ブロモ−2'−メチルブチロフェノン、4−ブ
ロモ−4'−メチルブチロフェノン、4−ブロモ−2'−
エチルブチロフェノン、4−ブロモ−4'−エチルブチ
ロフェノン、4−ブロモ−2'−イソプロピルブチロフ
ェノン、4−ブロモ−4'−イソプロピルブチロフェノ
ン、4−ブロモ−2'−ブチルブチロフェノン、4−ブ
ロモ−4'−ブチルブチロフェノン、4−ブロモ−2'−
ヘキシルブチロフェノン、4−ブロモ−4'−ヘキシル
ブチロフェノン、4−ブロモ−2'−メトキシブチロフ
ェノン、4−ブロモ−4'−メトキシブチロフェノン、
4−ブロモ−2'−エトキシブチロフェノン、4−ブロ
モ−4'−エトキシブチロフェノン、4−ブロモ−2'−
プロポキシブチロフェノン、4−ブロモ−4'−プロポ
キシブチロフェノン、4−ブロモ−2'−ブトキシブチ
ロフェノン、4−ブロモ−4'−ブトキシブチロフェノ
ン、4−ブロモ−2'−ヘキシルオキシブチロフェノ
ン、4−ブロモ−4'−ヘキシルオキシブチロフェノ
ン、4−クロロブチロフェノン、4,4'−ジクロロブ
チロフェノン、4−クロロ−4'−メチルブチロフェノ
ン、4−クロロ−4'−ブチルブチロフェノン、4−ク
ロロ−4'−メトキシブチロフェノン、4−ヨードブチ
ロフェノン、4−ヨード−4'−クロロブチロフェノ
ン、4−ヨード−4'−メチルブチロフェノン、4−ヨ
ード−4'−ブチルブチロフェノン、4−ヨード−4'−
メトキシブチロフェノン、4−フルオロブチロフェノン
などが挙げられる。
【0016】つぎに、上記で得られた4−ハロブチロフ
ェノン誘導体(3)を金属触媒存在下、水素と反応させ
ることにより、目的とする4−フェニルブチルハライド
(4)を得ることができる。
【0017】上記反応に用いられる金属触媒としては、
第VIII族遷移金属触媒が用いられ、例えばパラジウム、
白金、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、イリジウム触
媒などが挙げられ、好ましくは、パラジウム、白金、ニ
ッケル、ルテニウム触媒等が挙げられる。更に詳しく
は、パラジウム、塩化パラジウム、酸化パラジウム、水
酸化パラジウム、酢酸パラジウム、白金、酸化白金、ラ
ネーニッケル、ルテニウム、ロジウム、イリジウムなど
が挙げられ、これらは活性炭素に担持されていてもよい
し、各種配位子を有する錯体であってもよい。また2種
以上の混合物で使用してもよい。その使用量は原料の4
−ハロブチロフェノン誘導体(3)に対して0.000
1〜0.5重量倍、好ましくは0.001〜0.1重量
倍である。
【0018】反応は、ベンゼン類(2)を溶媒として使
用しても良いし、別の溶媒を使用することもできる。か
かる溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、ブタノールなどのアルコール系溶媒、ベンゼ
ン、トルエンなどの芳香族系溶媒、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジメトキシ
エタン、t−ブチルメチルエ−テルなどのエーテル系溶
媒、水、酢酸などが例示されるが、アルコール系溶媒が
好ましく、メタノール、エタノール、イソプロパノール
がさらに好ましい。これらは2種以上の混合溶媒で使用
してもよい。その使用量は原料の4−ハロブチロフェノ
ン誘導体(3)に対して通常、0.5〜100重量倍で
ある。
【0019】使用する水素の圧力は常圧〜10MPaの
範囲が好ましいが、反応基質、触媒の種類、温度条件な
どに依存するため特に制限されない。反応温度は通常0
〜100℃の範囲であるが好ましくは10〜70℃であ
る。反応終了後、通常の分離手段、例えば洗浄、抽出、
濃縮、蒸留等の操作により、容易に4−フェニルブチル
ハライド(4)を単離することができる。
【0020】かくして4−フェニルブチルハライド
(4)が得られるが、具体的に例示すれば、1−ブロモ
−4−フェニルブタン、1−ブロモ−(2−クロロフェ
ニル)ブタン、1−ブロモ−(4−クロロフェニル)ブ
タン、1−ブロモ−(2−ブロモフェニル)ブタン、1
−ブロモ−(4−ブロモフェニル)ブタン、1−ブロモ
−(2−ヨードフェニル)ブタン、1−ブロモ−(4−
ヨードフェニル)ブタン、1−ブロモ−(2−フルオロ
フェニル)ブタン、1−ブロモ−(4−フルオロフェニ
ル)ブタン、1−ブロモ−(2−メチルフェニル)ブタ
ン、1−ブロモ−(4−メチルフェニル)ブタン、1−
ブロモ−(2−エチルフェニル)ブタン、1−ブロモ−
(4−エチルフェニル)ブタン、1−ブロモ−(2−イ
ソプロピルフェニル)ブタン、1−ブロモ−(4−イソ
プロピルフェニル)ブタン、1−ブロモ−(2−ブチル
フェニル)ブタン、1−ブロモ−(4−ブチルフェニ
ル)ブタン、1−ブロモ−(2−ヘキシルフェニル)ブ
タン、1−ブロモ−(4−ヘキシルフェニル)ブタン、
1−ブロモ−(2−メトキシフェニル)ブタン、1−ブ
ロモ−(4−メトキシフェニル)ブタン、1−ブロモ−
(2−エトキシフェニル)ブタン、1−ブロモ−(4−
エトキシフェニル)ブタン、1−ブロモ−(2−プロポ
キシフェニル)ブタン、1−ブロモ−(4−プロポキシ
フェニル)ブタン、1−ブロモ−(2−ブトキシフェニ
ル)ブタン、1−ブロモ−(4−ブトキシフェニル)ブ
タン、1−ブロモ−(2−ヘキシルオキシフェニル)ブ
タン、1−ブロモ−(4−ヘキシルオキシフェニル)ブ
タン、1−クロロ−4−フェニルブタン、1−クロロ−
(4−クロロフェニル)ブタン、1−クロロ−(4−メ
チルフェニル)ブタン、1−クロロ−(4−ブチルフェ
ニル)ブタン、1−クロロ−(4−メトキシフェニル)
ブタン、1−ヨード−4−フェニルブタン、1−ヨード
−(4−クロロフェニル)ブタン、1−ヨード−(4−
メチルフェニル)ブタン、1−ヨード−(2−ブチルフ
ェニル)ブタン、1−ヨード−(4−メトキシフェニ
ル)ブタン、1−フルオロ−4−フェニルブタンなどが
挙げられる。
【0021】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、安価な原料
から効率良く、目的とする4−フェニルブチルハライド
(4)を得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。 (実施例1)ベンゼン3.9g(50mmol)および塩化アルミ
ニウム1.33g(10mmol)の懸濁溶液を10℃に冷却し、
そこへ同温度下、4−ブロモブチリルクロリド1.95g
(純度95%,10mmol)を滴下した。20℃に昇温し2時間
攪拌した後、10℃に冷却した10%塩酸水溶液中に加
え、水相をベンゼンで抽出し有機相を希塩酸、食塩水で
洗浄した後、溶媒を減圧留去することにより4−ブロモ
ブチロフェノンを収率84.7%(4−ブロモブチリルクロ
リド基準)で得た。
【0023】(実施例2)実施例1で得られた4−ブロ
モブチロフェノン0.45g(純度94%,1.86mmol)をメタノ
ール2.2gに溶解し、5%Pd-C(50%wet)0.14gを加え、水素
雰囲気下、20℃で4時間攪拌した。触媒を濾別し、溶
媒を減圧留去することにより、1−ブロモ−4−フェニ
ルブタンを収率98.2%(4−ブロモブチロフェノン基
準)で得た。
【0024】(実施例3)4−ブロモ酪酸14.2g(85mmo
l)をベンゼン10g(128mmol)に溶解し、60℃まで昇
温後、塩化チオニル11.9g(100mmol)を滴下した。その
後、65〜75℃に昇温し、同温度下、1時間攪拌し
た。20℃まで冷却した後、その反応溶液をベンゼン30
g(256mmol)および塩化アルミニウム12g(90mmol)の
懸濁溶液中に10℃で滴下した。同温度下、1時間攪拌
した後、20℃まで昇温しさらに30分間攪拌した後、
10℃に冷却した10%塩酸水溶液中に加えた。次に水相
をベンゼンで抽出し有機相を希塩酸、炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、食塩水で洗浄した
後、溶媒を減圧留去することにより4−ブロモブチロフ
ェノンを収率62.0%(4−ブロモ酪酸基準)で得た。
【0025】(実施例4)4−ブロモ酪酸8.35g(50mmo
l)をベンゼン10g(128mmol)に溶解し、60℃まで昇
温後、三塩化リン3.43g(24mmol)を滴下した。その
後、同温度下、1時間攪拌した。20℃まで冷却した
後、その反応溶液をベンゼン20g(256mmol)および塩化
アルミニウム6.7g(50mmol)の懸濁溶液中に10℃で滴
下した。同温度下、1時間攪拌した後、20℃まで昇温
しさらに30分間攪拌した後、10℃に冷却した10%塩酸
水溶液中に加えた。次に水相をベンゼンで抽出し有機相
を希塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液、食塩水で洗浄し
た後、溶媒を減圧留去することにより4−ブロモブチロ
フェノンを収率73.9%(4−ブロモ酪酸基準)で得た。
【0026】(実施例5)γ-ブチロラクトン8.6g(100
mmol)、47%HBr水溶液34.4g(200mmol)およびベンゼン
30gの混合溶液を55〜60℃で1時間攪拌した。その
後さらに加熱し共沸により約70〜80%の水を除去し
た後、20℃まで冷却し、分液した。得られた有機相か
らベンゼンを減圧で一部留去し4−ブロモ酪酸を含むベ
ンゼン溶液23.7gを得た。
【0027】(実施例6)実施例5で得られた4−ブロ
モ酪酸を含むベンゼン溶液23.7gに、20℃で三塩化リ
ン4.5g(33mmol)を滴下し、60〜70℃に昇温後、3
時間攪拌した。20℃まで冷却した後、その反応溶液を
ベンゼン20g(256mmol)および塩化アルミニウム13.3g
(100mmol)の懸濁溶液中に10℃で滴下した。同温度
下、30分間攪拌した後、20℃まで昇温しさらに1時間
攪拌し、10℃に冷却した10%塩酸水溶液中に加えた。
次に水相をベンゼンで抽出し有機相を希塩酸、食塩水で
洗浄した後、ベンゼンを部分的に減圧留去し、4−ブロ
モブチロフェノンを含むベンゼン溶液92.1gを得た。
【0028】(実施例7)実施例6で得られた4−ブロ
モブチロフェノンを含むベンゼン溶液92.1gに5%Pd-C(50
%wet)1.5gを加え、水素雰囲気下、20℃で24時間攪
拌した。触媒を濾別し、ベンゼンを減圧留去することに
より、1−ブロモ−4−フェニルブタンを収率63.9%
(γ-ブチロラクトン基準)で得た。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、X、X'は同一または相異なってハロゲン原子
    を示す。)で示される4−ハロブチリルハライドと一般
    式(2) (式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
    または低級アルコキシル基を示す。)で示されるベンゼ
    ン類をルイス酸存在下、反応させ一般式(3) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
    される4−ハロブチロフェノン誘導体を得、ついでこれ
    に金属触媒存在下、水素を反応させることを特徴とする
    一般式(4) (式中、RおよびXは前記と同じ意味を有する。)で示
    される4−フェニルブチルハライドの製造方法。
  2. 【請求項2】金属触媒がパラジウム、白金、ニッケルま
    たはルテニウム触媒である請求項1に記載の4−フェニ
    ルブチルハライドの製造方法。
  3. 【請求項3】一般式(3)で示される4−ハロブチロフ
    ェノン誘導体に金属触媒存在下、水素を反応させる際、
    ベンゼン溶媒またはアルコール溶媒中で行なう請求項1
    に記載の4−フェニルブチルハライドの製造方法。
  4. 【請求項4】アルコール溶媒がメタノール、エタノール
    またはイソプロパノールである請求項3に記載の4−フ
    ェニルブチルハライドの製造方法。
  5. 【請求項5】一般式(1)で示される4−ハロブチリル
    ハライドが、4−ハロ酪酸と酸ハロゲン化剤とを反応さ
    せて得られる4−ハロブチリルハライドである請求項1
    に記載の4−フェニルブチルハライドの製造方法。
  6. 【請求項6】一般式(1)で示される4−ハロブチリル
    ハライドが、γ−ブチロラクトンとハロゲン化水素とを
    反応させて4−ハロ酪酸を得て、該4−ハロ酪酸と酸ハ
    ロゲン化剤とを反応させて得られる4−ハロブチリルハ
    ライドである請求項1に記載の4−フェニルブチルハラ
    イドの製造方法。
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