JPH11293107A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物

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JPH11293107A
JPH11293107A JP10098699A JP9869998A JPH11293107A JP H11293107 A JPH11293107 A JP H11293107A JP 10098699 A JP10098699 A JP 10098699A JP 9869998 A JP9869998 A JP 9869998A JP H11293107 A JPH11293107 A JP H11293107A
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JP
Japan
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polyamide resin
parts
pigment
weight
resin composition
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JP10098699A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Urabe
宏 浦部
Seiji Morimoto
精次 森本
Masami Suzuki
政己 鈴木
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Original Assignee
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シルバーメタリック色調を有し、機械的性質
に優れ、且つ耐熱老化時の色目保持に優れたポリアミド
樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂100重量部に、シルバ
ー色金属粉0.25〜7重量部及び/又は真珠顔料2.
5〜25重量部、並びに黄色系顔料0.01〜3重量部
を配合してなるポリアミド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド樹脂組
成物に関し、詳しくは、シルバーメタリック色調を有す
るポリアミド樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂は、機械的特性、耐熱
性、耐薬品性、耐磨耗性などに優れており、鉄、亜鉛、
アルミニウムなどの金属に替わる材料として用いられて
きている。金属に代替材料においては、シルバーメタリ
ック色調を有するポリアミド樹脂が好まれる場合があ
り、特開昭50ー39350号公報にはポリアミド樹脂
等の熱可塑性樹脂にアルミ金属粉を混合して成形してな
る合成樹脂成形品が開示されているが、耐熱老化時に成
形品の色目が変色する欠点があった。
【0003】メタリック光沢を有する樹脂組成物につい
ては、特開昭50−89443号公報に熱可塑性樹脂に
金属粉及び真珠顔料を配合してなる樹脂組成物が開示さ
れている。しかしながら、こうした配合方法において
も、ポリアミド樹脂のような比較的熱変色しやすい樹脂
に適用した場合には、耐熱老化時に成形品の色目が変色
する欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シル
バーメタリック色調を有し、機械的性質に優れ、且つ耐
熱老化時の色目保持に優れたポリアミド樹脂組成物を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、ポリ
アミド樹脂100重量部に、シルバー色金属粉0.25
〜7重量部及び/又は真珠顔料2.5〜25重量部、並
びに黄色系顔料0.01〜3重量部を配合してなるポリ
アミド樹脂組成物に存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おけるポリアミド樹脂としては、3員環以上のラクタ
ム、重合可能なωーアミノ酸、または、二塩基酸とジア
ミンなどの重縮合によって得られるポリアミドを用いる
ことができる。3員環以上のラクタムおよび重合可能な
ωーアミノ酸としては、εーカプロラクタム、アミノカ
プロン酸、エナントラクタム、7ーアミノヘプタン酸、
11ーアミノウンデカン酸、9ーアミノノナン酸、αー
ピロリドン、αーピペリドンなどが挙げられる。
【0007】ジアミンとしては、ヘキサメチレンジアミ
ン、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミ
ン、ドデカメチレンジアミン、メタキシリレンジアミン
などが挙げられる。ジカルボン酸としては、テレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン
二塩基酸、グルタール酸などが挙げられる。
【0008】ポリアミド樹脂としては、ポリアミド重合
体およびポリアミド共重合体が挙げられ、具体例として
は、ナイロン4、ナイロン6、ナイロン7、ナイロン
8、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6.6、ナ
イロン6.9、ナイロン6.10、ナイロン6.11、
ナイロン6.12、ナイロン6T、共重合ナイロン6/
6.6、共重合ナイロン6/12、共重合ナイロン6/
6T、共重合ナイロン6I/6Tなどが挙げられ、好ま
しくは、ナイロン6、ナイロン66および共重合ナイロ
ン6/66などが挙げられる。複数種のポリアミド樹脂
を使用することもできる。
【0009】ポリアミド樹脂の相対粘度は、好ましく
は、98%硫酸中濃度1%、温度25℃での測定で2.
2〜5.5であり、より好ましくは2.3〜4.5であ
る。相対粘度が低すぎると機械的性質が低下し、高すぎ
ると、成形性を損なう。
【0010】ポリアミド樹脂の末端は、カルボン酸また
はアミンで封止されていてもよく、特に炭素数6〜22
のカルボン酸またはアミンで封止されたポリアミド樹脂
が好ましい。封止に用いるカルボン酸としては、カプロ
ン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸などの
脂肪族モノカルボン酸が挙げられる。封止に用いるアミ
ンとしては、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシル
アミン、ラウリルアミン、ミリスチルアミン、パルミチ
ルアミン、ステアリルアミン、ベヘニルアミンなどの脂
肪族第一級アミンが挙げられる。封止に使用するカルボ
ン酸またはアミンの量は、30μeq/g程度がよい。
【0011】本発明におけるシルバー色金属粉として
は、シルバーメタリック色調のポリアミド樹脂に用いら
れるものであればよく、平均粒子径、形状によりウエル
ド部のメタリック光沢発色性に影響を与える因子もある
が、特に制限するものではない。シルバー色金属粉とし
ては、アルミニウム、銀、亜鉛、すず、ニッケルなどの
金属粉、これらの金属を基質とするステンレスなどの合
金や化合物などが挙げられ、好ましくはアルミニウム粉
が挙げられる。また金属粉のなかに粉砕助剤や金属粉爆
発防止のための有機溶剤などの処理剤が少量入っていて
もよい。シルバー色金属粉の粒子径は、好ましくは数ミ
クロンから数百ミクロンである。
【0012】シルバー色金属粉の配合量は、ポリアミド
樹脂100重量部に対し、0.25〜7重量部である。
金属粉の配合量が0.25重量部未満であると耐熱老化
時に変色しやすく、7重量部を越えると靱性が低下す
る。シルバー色金属粉の配合量は、ポリアミド樹脂10
0重量部に対し、好ましくは0.3〜6重量部であり、
より好ましくは0.4〜5重量部である。
【0013】本発明における真珠顔料は、真珠様光沢の
ある銀白色顔料であり、ポリアミド樹脂に用いられるも
のであればよく、平均粒子径、形状によりウエルド部の
メタリック光沢発色性に影響を与える因子もあるが、特
に制限するものではない。真珠顔料の具体例としては、
酸化チタンを被覆した雲母チタン、酸塩化ビスマスを被
覆した雲母のような金属酸化物被覆雲母系などの合成パ
ール顔料や魚鱗箔のような天然パール顔料が挙げられ
る。顔料合成パール顔料の表面に有色顔料をさらに被覆
した着色パール顔料を使用してもよい。真珠顔料の粒子
径は、好ましくは数ミクロンから数百ミクロンである。
【0014】真珠顔料の配合量は、ポリアミド樹脂10
0重量部に対し、2.1〜25重量部である。真珠顔料
の配合量が2.1重量部未満であると耐熱老化時に変色
しやすく、25重量部を越えると靱性が低下する。真珠
顔料の配合量は、ポリアミド樹脂100重量部に対し、
好ましくは2.5〜20重量部であり、より好ましくは
3〜15重量部である。
【0015】真珠顔料を用い、シルバー色金属粉を用い
ない場合は、真珠顔料と共に、黒色顔料を用いることが
シルバーメタリック色調を得る上から好ましい。黒色顔
料としては、カーボンブラック、黒色染料等が挙げられ
る。黒色顔料の配合量は、ポリアミド樹脂100重量部
に対して、好ましくは0.001〜0.5重量部であ
り、より好ましくは0.002〜0.2重量部である。
【0016】本発明における黄色系顔料としては、ポリ
アミド樹脂に用いられるものであればよく、平均粒子
径、形状には特に制限がない。黄色系顔料としては、黄
土、黄色酸化鉄、オーレオリン、チタンイエローなどの
黄色系無機顔料やアゾ系顔料などの黄色系有機顔料など
が挙げられる。黄色系顔料のなかには顔料を樹脂中に分
散させるための分散剤が少量入っていてもよい。
【0017】黄色系顔料の配合量は、ポリアミド樹脂1
00重量部に対し、0.01〜3重量部である。黄色系
顔料の配合量が、0.01部未満であると耐熱老化時に
変色しやすく、3重量部を越えるとシルバーメタリック
光沢感が低下する。黄色系顔料の配合量は、ポリアミド
樹脂100重量部に対し、好ましくは0.02〜2.5
重量部であり、より好ましくは0.03〜2重量部であ
る。
【0018】ポリアミド樹脂に、シルバー色金属粉、真
珠顔料および黄色系顔料を配合する方法としては、最終
成形品を成形する直前までの任意の段階で周知の種種の
手段によって行うことができる。最も簡便な方法として
は、ポリアミド樹脂と上記の添加物とを単にドライブレ
ンドする方法が挙げられ、得られるドライブレンド物を
溶融混合押出にてペレットにする。また、所定量より多
いシルバー色金属粉、真珠顔料および黄色系顔料をポリ
アミド樹脂にて練り込んだマスターペレットを予め調整
し、これを希釈用ポリアミド樹脂とドライブレンドする
ことによっても、所望のポリアミド樹脂組成物を得るこ
とができる。
【0019】本発明のポリアミド樹脂組成物において
は、顔料、染料、安定剤、帯電防止剤、充填剤その他の
周知の添加剤を配合し、混練することもできる。また、
ポリアミド樹脂以外の熱可塑性樹脂を、本発明の効果を
損なわない範囲において配合することもできる。本発明
のポリアミド樹脂組成物を成形してなる成形品は、前記
ドライブレンド物やペレットを射出成形、押出成形、ブ
ロー成形、圧縮成形などの各種成形機に供給して、常法
に従って成形することにより得ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。以下の実施例および比較
例における各種評価は次の方法に従って行った。 (1)曲げ弾性率:ASTM−D790に準拠して行な
った。 (2)アイゾット衝撃試験:ASTM−D256に準拠
して行なった。 (3)メタリック光沢感:目視にて評価を行なった。 (4)耐熱老化時の変色:スガ試験機(株)製の色差計
により120℃×400時間耐熱老化前後のΔEを測定
することにより評価を行なった。ΔEの値が大きいほど
耐熱老化時の変色が大きいことを示す。
【0021】実施例および比較例において用いた原料は
次の通りである。 (5)ポリアミド6:三菱エンジニアリングプラスチッ
クス社製、グレード名1010J、相対粘度2.5。 (6)ポリアミド66:デュポン社製、グレード名FE
3218、相対粘度2.8。 (7)アルミニウム粉:東洋アルミニウム社製、商品名
ミテグロー1000、粒子径2〜80ミクロン。 (8)真珠顔料:日本光研工業社製、商品名ME−10
0R、粒子径10〜60ミクロン。 (9)黄色系顔料:チタンイエロー (10)黒色系顔料:カーボンブラック (11)白色系顔料:ルチル型酸化チタン (12)青色系顔料:群青
【0022】〔実施例1〕表−1に示す配合量で、ポリ
アミド6、アルミニウム粉および黄色系顔料をブレンド
後、日本製鋼社製(株)製のTEX30C型2軸押出機
を用い、275℃の設定温度で溶融混合してポリアミド
樹脂組成物のペレットを得た。このペレットを各々の成
形品に応じて射出成形して、曲げ弾性率、アイゾット衝
撃値、メタリック光沢感、耐熱老化時の変色の評価を行
なった。評価結果を表−1に示す。 〔比較例1〕実施例1において、黄色系顔料を配合しな
い以外は実施例1と同様にペレット化し、同様に射出成
形し成形品を得、各種評価を行なった。評価結果を表−
1に示す。
【0023】〔実施例2〕表−1に示す配合量で、ポリ
アミド6、真珠顔料、黄色系顔料および黒色顔料をブレ
ンド後、実施例1と同様にペレット化し、同様に射出成
形し成形品を得、各種評価を行なった。評価結果を表−
1に示す。 〔比較例2〕実施例2において、黄色系顔料を配合しな
い以外は実施例2と同様にペレット化し、同様に射出成
形し成形品を得、各種評価を行なった。評価結果を表−
1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】〔実施例3〜4〕表−2に示す配合量で、
ポリアミド樹脂、アルミニウム粉、真珠顔料および黄色
系顔料をブレンド後、日本製鋼社製(株)製のTEX3
0C型2軸押出機を用い、275℃の設定温度で溶融混
合してポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。このペ
レットを各々の成形品に応じて射出成形して、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃値、メタリック光沢感、耐熱老化時
の変色の評価を行なった。評価結果を表−2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】〔比較例3〕実施例3において、黄色系顔
料を配合しない以外は実施例3と同様にペレット化し、
同様に射出成形し成形品を得、各種評価を行なった。評
価結果を表−2に示す。 〔比較例4〕実施例3において、黄色系顔料の配合量を
0.32重量部から5.3重量部に変更する以外は実施
例3と同様にペレット化し、同様に射出成形し成形品を
得、各種評価を行なった。評価結果を表−2に示す。 〔比較例5〕実施例3において、黄色系顔料を白色系顔
料に変更する以外は実施例3と同様にペレット化し、同
様に射出成形し成形品を得、各種評価を行なった。評価
結果を表−2に示す。 〔比較例6〕実施例3において、黄色系顔料を青色系顔
料に変更する以外は実施例3と同様にペレット化し、同
様に射出成形し成形品を得、各種評価を行なった。評価
結果を表−2に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】本発明のポリアミド樹脂組成物は、シル
バーメタリック色調を有し、機械的性質に優れ、且つ耐
熱老化時の色目保持に優れており、各種用途において、
各種工業部品、AV製品、家電製品、OA機器、電信電
話部品などの電気電子部品、エンジンカバー、シリンダ
ーヘッドカバー、ロッカーカバーなどのカバー類、ドア
ハンドル、外観、内層などの自動車部品、カメラ、時計
などの精密機械部品、スキーや釣り具などのレジャー用
品として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 政己 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂100重量部に、シルバ
    ー色金属粉0.25〜7重量部及び/又は真珠顔料2.
    1〜25重量部、並びに黄色系顔料0.01〜3重量部
    を配合してなるポリアミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアミド樹脂100重量部に、シルバ
    ー色金属粉0.25〜7重量部、真珠顔料2.1〜25
    重量部および黄色系顔料0.01〜3重量部を配合して
    なるポリアミド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアミド樹脂が、ナイロン6、ナイロ
    ン66または共重合ナイロン6/66であることを特徴
    とする請求項1または2に記載のポリアミド樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 ポリアミド樹脂の相対粘度が、98%硫
    酸中濃度1%、温度25℃での測定で2.2〜5.5で
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のポリアミド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 シルバー色金属粉が、アルミニウム粉で
    あることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載のポリアミド樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 黄色系顔料が、黄色系無機顔料であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のポ
    リアミド樹脂組成物。
JP10098699A 1998-04-10 1998-04-10 ポリアミド樹脂組成物 Pending JPH11293107A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014028889A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Nippon Pigment Co Ltd 自動車アンダーフード部品
JP2016069584A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 ユニチカ株式会社 ポリアミド樹脂組成物およびそれを成形してなる成形体
CN111978713A (zh) * 2020-09-11 2020-11-24 广州辰东新材料有限公司 一种高光免喷涂共聚透明尼龙改性材料
CN112011175A (zh) * 2020-09-11 2020-12-01 广州辰东新材料有限公司 一种金属色共聚尼龙改性材料
US11608423B2 (en) 2016-01-21 2023-03-21 Ticona Llc Polyamide composition containing a metallic pigment

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