JPH11293796A - ガスケット、パネル取付構造およびパネル取付方法 - Google Patents

ガスケット、パネル取付構造およびパネル取付方法

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JPH11293796A
JPH11293796A JP10149898A JP10149898A JPH11293796A JP H11293796 A JPH11293796 A JP H11293796A JP 10149898 A JP10149898 A JP 10149898A JP 10149898 A JP10149898 A JP 10149898A JP H11293796 A JPH11293796 A JP H11293796A
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JP
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gasket
panel
frame
core material
main body
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Application number
JP10149898A
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English (en)
Inventor
Toshio Shimizu
敏夫 清水
Satoru Yamayoshi
哲 山佳
Shigenori Koide
重憲 小出
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TOKUSHU GIKEN KINZOKU KK
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
TOKUSHU GIKEN KINZOKU KK
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強風を受けても水密性が損なわれることが無
く、カーテンウォール等の施工も容易に行えるガスケッ
ト、パネル取付構造、パネル取付方法を提供する。 【解決手段】 複数のガラス板Pから構成されるカーテ
ンウォールWに用いるガスケットGであって、金属で枠
板部31aを有するガスケット芯材31を形成するとと
もに、板ガラスP外面と接触するリップ片32aを有す
る断面C字状のガスケット本体32をシリコーンゴムか
ら形成し、ガスケット本体32をガスケット芯材31の
枠板部31aに抱着してガスケットGを構成し、ガスケ
ットGのガスケット本体31に常温で硬化する未硬化の
シリコーンゴムからなるシール部材33を設け、シール
部材33およびリップ片32aがガラス板Pと接触する
状態でガスケットGをガラス板Pに取り付けてシール部
材33をガスケット本体32およびガラス板Pと接着硬
化させ、ガスケットGのガスケット芯材31を建物躯体
の構造材10に固定し、隣り合うガラス板Pのガスケッ
トG間にシリコーンゴムからなるカバー部材51を嵌着
させて設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ALC板、コン
クリートパネル、PC板、セメント板、煉瓦、タイル、
ガラスブロック、天然石材、スレート板、金属板、化粧
板、合板、積層板、樹脂板、ガラス板等(以下、パネル
で総称する)からなる壁、天井等の目地に使用されるガ
スケット、パネル取付構造およびパネル目地工法に係
り、特に、施工が容易で、優れた水密性が得られるガス
ケット、パネル取付構造およびパネル取付方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のガスケットとしては、特開平2−
183078号公報あるいは特開平2−190548号
公報等に記載されたものが知られる。例えば、後者の特
開平2−190548号公報には、ゴムにより一体成形
され、一縁部に脚部を、他縁部にアーム片を有する断面
略L字状のガスケットが記載される。そして、この特開
平2−183078号公報においては、チャネル部が形
成されたフレーム部材を目地部に位置させて複数の壁パ
ネルを建物構造体に設け、フレーム部材のチャネル部に
脚部を嵌着させてガスケットを設け、ガスケットのアー
ム片を壁パネルに接触させてカーテンウォール構造を構
成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−190548号公報に記載のガスケットにあって
は、全体がゴム等で一体成形されるため、アーム部の剛
性が小さく、負圧の強風を受けるとアーム部がまくれて
壁パネルが脱落したり、水密性が損なわれるおそれがあ
る。この発明は、上記問題に鑑みなされたもので、強風
等を受けても水密性が損なわれることが無く、また、簡
便に取り扱えて施工も容易なガスケット、パネル取付構
造およびパネル取付方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、パネルに設けられて建物
躯体との間を封止するガスケットであって、前記パネル
の外周を囲周し、建物躯体に取付可能な金属あるいは樹
脂からなる枠状のガスケット芯材と、該ガスケット芯材
に固着され、前記パネル表面に接触可能な少なくとも1
条のリップ片が形成されたゴム弾性体からなるガスケッ
ト本体と、該ガスケット本体に前記リップ片と隣接して
該リップ片の外側に前記パネルと接触可能に設けられ、
常温あるいは空気中の水分で硬化する未硬化の反応硬化
型ゴムのシール部材と、を備える。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、パネルに
設けられて建物躯体との間を封止するガスケットであっ
て、前記パネルの外周に沿って該パネル面と略平行に延
在する枠板部を形成され、建物躯体に取付可能な金属あ
るいは樹脂からなる枠状のガスケット芯材と、前記パネ
ル表面に接触可能な少なくとも1条のリップ片を形成さ
れ、前記ガスケット芯材の枠板部に抱着可能な断面略C
字状のゴム弾性体からなるガスケット本体と、を備え
る。
【0006】さらに、請求項3に記載の発明は、建物躯
体にパネル受けを設け、該パネル受けとガスケットによ
りパネルの周縁部分を挟持してパネルを取り付けるパネ
ル取付構造であって、前記ガスケットが、前記躯体に取
り付けられて前記パネルの周縁を囲周する金属あるいは
樹脂からなる枠状のガスケット芯材と、該ガスケット芯
材に固着され、前記パネル外面に接触する少なくとも1
条のリップ片が形成されたゴム弾性体のガスケット本体
と、該ガスケット本体と前記パネル外面周縁との間に全
周にわたって介装された常温あるいは空気中の水分で硬
化する未硬化の反応硬化型ゴムのシール部材と、隣り合
うパネルのガスケット本体間で前記躯体に設けられてガ
スケット間を封止するカバー部材と、を備える。
【0007】またさらに、請求項4に記載の発明にかか
るパネルの取付方法は、金属あるいは樹脂からなる枠状
のガスケット芯材に全周にわたって少なくとも1条のリ
ップ片が形成されたゴム弾性体からなるガスケット本体
を固着し、該ガスケット本体に前記リップ片と隣接した
位置で常温若しくは空気中の水分で硬化する未硬化の反
応硬化型ゴムのシール部材を設けてガスケットを構成
し、該ガスケットを前記シール部材が硬化する前に前記
パネルに該パネルと前記シール部材とを密着させて取り
付け、この後、ガスケットが設けられたパネルを建物躯
体にタイル状に取り付けて前記ガスケットのガスケット
芯材を止着具により建物躯体に止着し、隣接するパネル
のガスケット間にカバー部材を前記建物躯体と固定して
設ける。
【0008】そして、これら発明は、前記シール部材
が、付加反応型あるいは縮合反応型のシリコーンゴムか
らなる態様(請求項5)に、また、前記ガスケット芯材
が取付溝を有する断面略C字状のチャネル部を前記パネ
ル面と直角方向に有し、前記止着具が両側に前記取付溝
に嵌合可能な嵌合部を一体に有し、前記止着具を前記嵌
合部間で前記建物躯体に止着する態様(請求項6)に構
成することができる。
【0009】この発明は、前述した公報に記載されるカ
ーテンウォール、また、トップライト等に適用、すなわ
ち、ガラス板等のパネルを複数接合して構成されるカー
テンウォールやトップライト等に適用される。そして、
パネルは、上記ガラス板の他、前述したALC板、コン
クリートパネル、PC板、セメント板、煉瓦、タイル、
ガラスブロック、天然石材、スレート板、金属板、化粧
板、合板、積層板、樹脂板、ガラス板等が例示される。
【0010】ガスケットは、ガスケット芯材、ガスケッ
ト本体およびシール部材を主要な要素として、望ましく
は、少なくともガスケット芯材とガスケット本体を組立
体として工場等で予め組み付けて構成される。すなわ
ち、ガスケットは、ガスケット芯材とガスケット本体を
組み付けられたもの、あるいは、さらにシール部材を組
み付けたものであるが、本明細書においては説明の便宜
上、いずれもガスケットと称する。
【0011】ガスケット芯材は、押出成形等で得られた
アルミニウム等の金属製帯状部材をパネル外形と対応し
た枠状に組み付けて構成、あるいは、樹脂の射出成形等
で成形され、少なくともガスケット本体の取付部と躯体
への支持部を有する。望ましい態様としては、このガス
ケット芯材は、パネルと平行に延在する枠板部と、この
枠板部の幅方向一縁から直角方向に連続する断面略C字
状のチャネル部を備え、枠板部に平面方向に沿わせてガ
スケット本体を固着し、チャネル部を止着具により躯体
に取り付ける(請求項5,6)。
【0012】ガスケット本体は、ウレタンゴム、アクリ
ルゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、イソプレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EP
DM)等の合成ゴムや天然ゴム等から、望ましくは、シ
リコーンゴムからガスケット芯材と対応した枠状に成形
され、少なくとも1条のリップ片をパネル外面と接触可
能に有する。望ましい態様としては、このガスケット本
体は、ガスケット芯材の枠板部を抱着可能な断面C字状
に、かつ、パネルと対向する側に複数条のリップ片をパ
ネル平面方向内外に間隔を隔て成形する。
【0013】シール部材は、未硬化の反応硬化型ゴム、
望ましくは、常温あるいは空気中の水分で硬化する反応
硬化型シリコーンゴムを用いて帯状(棒状)あるいはガ
スケット本体と対応した枠状に成形され、工場等でガス
ケット本体に予め貼合、あるいは、施工現場でガスケッ
ト本体をパネルに取り付ける直前にガスケット本体に貼
合されてガスケット本体とパネルの双方に接着硬化す
る。望ましい態様としては、このシール部材は、ガスケ
ット本体にリップ片よりパネル平面方向外側位置で設け
られる。
【0014】上記反応硬化型シリコーンゴムは、付加反
応型シリコーンゴムや、縮合反応型シリコーンゴム等が
例示され、特には、未硬化における可塑度が150〜5
00のものが好ましい。付加反応型シリコーンゴムは、
オルガノポリシロキサンにオルガノハイドロジェンポリ
シロキサン、アルコキシシランおよび硬化反応用触媒を
添加し、さらに必要に応じて充填剤、着色無機顔料、発
泡剤、シリカ分散剤、接着向上剤、反応抑制剤、耐熱性
向上剤等を添加したものが用いられる。
【0015】オルガノポリシロキサンは、平均単位式
(SiO)(4−a)/2で示され、式中、aは
1.90〜2.05で、Rはメチル基、エチル基、プロ
ピル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロア
ルキル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ビニ
ル基、アリル基等のアルケニル基またはこれらの炭素原
子に結合した水素原子の一部または全部をハロゲン原
子、アミノ基、エポキシ基、カルボキシル基、シアノ基
等で置換したクロロメチル基等の、同一または異種の非
置換または置換の1価炭化水素基で、好ましくは、その
80モル%以上がメチル基であり、0.1〜0.5モル
%がビニル基であるオルガノポリシロキサンで、25゜
Cにおける粘度が100cSt以上、好ましくは1,0
00cSt以上のもの、さらには、末端がシラノール
基、メチル基、ビニル基等で封鎖されたものが、特には
ビニル基で封鎖されたものが好ましい。
【0016】オルガノハイドロジェンポリシロキサン
は、Si−H架橋剤として用いられ、望ましくは、分子
中に珪素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有す
るものを用いる。このオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンは、オルガノポリシロキサンの1.5〜10倍当
量、換言すれば、オルガノポリシロキサンに含有される
アルケニル基(ビニル基)に対して≡SiH/≡Si
(CH=CH)が1.2〜5.0(モル比)を与え
る範囲で添加され、添加量が1.5倍当量(1.2モル
比)未満では十分な接着力が得られず、逆に、添加量が
10倍当量(5.0モル比)を超えると脆化する。
【0017】アルコキシシランは、ビニル基を有するも
のが好ましく、オルガノポリシロキサン100重量部に
対して3〜10重量部添加する。このアルコキシシラン
は添加量が3重量部未満では十分な耐水性が得られず、
10重量部を超えて添加しても効果が上がらない。触媒
は、白金触媒(塩化白金酸、あるいは、塩化白金酸とア
ルコール、アセトアルデヒドとの錯塩等を通常の1.5
〜50倍量)等が用いられ、白金換算で20ppm〜5
00ppm程度添加される。この触媒は、添加量が20
ppm未満では十分な硬化反応速度が得られず、逆に、
500ppmを超えると室温での硬化反応速度が大きす
ぎ、また、塩化白金酸等の強酸触媒の場合に解重合を起
こす。
【0018】充填剤は、煙霧質シリカ、湿式シリカ、疎
水性シリカ、石英粉末、珪藻土等に代表されるシリカ系
充填剤が用いられる。この充填剤は、好ましくは、平均
粒径が50μm以下のものを用いることが好ましく、オ
ルガノポリシロキサン100重量部に対して20〜20
0重量部が添加される。この充填剤は、平均粒径が50
μmを超えると十分な分散性が得られず、また、添加量
が20重量部未満では十分な補強効果が得られず、逆
に、200重量部を超えるとゴム組成物としての本体の
性能が失われる。
【0019】接着向上剤は、シランカップリング剤、チ
タネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリン
グ剤、あるいは、これらカップリングを混合したものが
用いられる。シランカップリング剤はエポキシシランあ
るいはビニルトリクロロシランやビニルトリエトキシシ
ラン等のビニルシランが例示され、チタネート系カップ
リング剤はイソプロピルトリイソステアロイルチタネー
トやイソプロピルトリス(ジオクチルパイコフォスフェ
ート)チタネート等が例示され、アルミニウム系カップ
リング剤はアセトアルコキシアルミニウムジイソプロピ
レート等が例示される。
【0020】縮合反応型シリコーンゴムは、脱オキシム
型、脱アルコール型、脱アセトン型のいずれも用いるこ
とができるが、脱オキシム型が好ましく、オルガノポリ
シロキサンに架橋剤、触媒、補強性充填剤および潤滑剤
を配合し、さらに、必要に応じて、接着助剤、非補強性
充填剤、無機含量、防カビ剤等を添加して調製される。
オルガノポリシロキサンは、上述した付加反応型シリコ
ーンゴムと同等のものであって、平均重合度が3,00
0以上、望ましくは、5,000〜10,000程度の
ものが用いられる。
【0021】架橋剤は、珪素原子に結合したアルコキシ
基やケトオキシム基を少なくとも3つ以上もつオルガノ
シランやシロキサンオリゴマーから選ばれた1種あるい
は複数種を混合して用いられる。この架橋剤は、トリメ
トキシメチルシラン、トリメトキシフェニルシラン、ト
リエトキシフェニルシラン等に代表され、オルガノポリ
シロキサンの水酸基量に対して100〜500倍当量、
好ましくは、200〜400倍当量が配合される。
【0022】触媒は、チタン系触媒とスズ系触媒の双方
が用いられる。チタン系触媒は、ポットライフ等の保存
性の向上を目的に添加され、オルガノポリシロキサン1
00重量部に対して0.1〜1.0重量部、好ましく
は、0.2〜0.8重量部が添加される。スズ系触媒
は、硬化促進等を目的に添加され、オルガノポリシロキ
サン100重量部に対して0.02〜0.10重量部、
好ましくは、0.03〜0.07重量部が添加される。
【0023】チタン系触媒は、アルキルチタネート等で
代表され、具体的には、Ti(OR)、特に、アル
キル基の炭素数が小さくなると硬化速度が速くなり加水
分解しやすく不安定になるため、アルキル基がエチル、
プロピル、アミル、ヘキシルあるいはブチル等の低炭素
数のものが用いられる。スズ系触媒は、スズの有機酸塩
(RSnOCOR)で代表され、具体的には、
,Rの炭素数が小さいほど硬化速度が速くな
るためジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラウ
レート、オクテン酸スズ等が用いられる。
【0024】補強性充填剤は、物性および賦形性の付与
を目的として添加され、補強性シリカ等、好ましくは、
煙霧質シリカ、また、平均粒径が50μm以下のものが
用いられる。この補強性充填剤は、オルガノポリシロキ
サン100重量部に対して、5〜50重量部、好ましく
は、10〜40重量部、より好ましくは、15〜35重
量部が添加される。
【0025】湿潤剤は、補強性充填剤(シリカ)の凝集
を防ぐ分散剤として添加され、低重合度のシリコーンオ
イル、アルコキシシラン、ジフェニルシランジオール、
ヘキサメチルジシラザンなど、具体的には、ジメチルシ
リコーンオイル等が用いられる。この湿潤剤は、保存中
の可塑度の安定化と物性の維持を図るため、オルガノポ
リシロキサン100重量部に対して0.5〜10重量
部、望ましくは、2〜5重量部が添加される。
【0026】接着助剤は、前述した接着向上剤と同様の
シランカップリング剤やチタネートカップリング剤等が
用いられ、オルガノポリシロキサン100重量部に対し
て0〜2.0重量部程度が添加される。非補強性充填
剤、無機顔料および防カビ剤は、周知のものが用いら
れ、適宜の量が配合される。
【0027】カバー部材は、樹脂あるいはゴムを略帯状
に成形して構成され、隣り合うパネルのガスケット間に
介装される。望ましい態様としては、このカバー部材
は、耐候性等に優れたシリコーンゴムから構成し、ま
た、ガスケットに弾着する少なくとも1条のリップ片を
成形して構成し、このリップ片の弾着力でガスケット間
に止着させる。
【0028】
【作用】請求項1に記載の発明に係るガスケットは、ガ
スケット本体のリップ片がパネルに平面方向外側で当接
して一次止水を行い、このリップ片の内側でシール部材
がガスケット本体とパネルとの間に介在して二次止水を
行うため、優れた水密性が得られる。そして、シール部
材は、未硬化の状態でガスケット本体とパネルとの間に
設けられ、設けられた後に常温や空気中の水分でパネル
およびガスケット本体と接着硬化するため、より優れた
水密性が得られ、特に、強風を受けてもまくれることが
無く、強風時の水密性も確保される。
【0029】また、請求項2に記載の発明にかかるガス
ケットは、ガスケット芯材の枠板部にガスケット本体を
沿わせて設けるため、ガスケット本体の剛性を改善で
き、強風時のまくれをより確実に防止でき、強風時の水
密性もより確実に維持できる。さらに、請求項3,4に
記載の発明は、隣り合うパネルのガスケット間の目地部
をカバー部材により封止するため、美観に優れた外観が
得られるのみならず、水密性も改善できる。またさら
に、請求項5に記載の発明は、ガスケット本体とシール
部材をシリコーンゴムから構成するため、これらを強固
に接着でき優れた水密性が得られ、また、耐候性と耐久
性に優れ、長期にわたって優れた水密性を維持できる。
【0030】また、この発明にかかるパネル取付方法
は、ガスケット芯材にガスケット本体を予め組み付けて
ガスケットを構成し、あるいは、このガスケットにさら
にシール部材を設け、ガスケット芯材にガスケット本体
とシール部材とを予め組み付け、この組み付けられたガ
スケットを用いてパネルを取り付ける。このため、施工
に際して、ガスケット本体やガスケット芯材を個別に取
り扱う必要が無く、また、ガスケットも相当の剛性を有
するため、取扱が容易に行え、作業を効率的に行える。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1から図7はこの発明の一の
実施の形態を示し、図1がカーテンウォールの模式正面
図、図2が図1のA−A矢視断面図、図3が図1のB−
B矢視断面図、図4aがガスケットの断面図、図4bが
カバー部材の横断面図、図4cが止着具の斜視図、図5
が施工の概要をアルファベット順に示す模式図、図6が
図5に続く施工の概要をアルファベット順に示す模式
図、図7が施工の他の態様を示す模式図である。
【0032】図1において、Wは建物のカーテンウォー
ルを示し、次に述べるように、カーテンウォールWは複
数のガラス板P(パネル)を建物躯体の構造材10にタ
イル状に取り付けて構成される。これらガラス板Pには
それぞれ周囲にガスケットGが設けられ、ガラス板Pの
ガスケットG間の目地部分にはカバー部材51が設けら
れる。なお、前述したように、この発明は、ガラス板P
に限らずPC板等の種々のパネルのカーテンウォールW
にも適用することができる。
【0033】そして、ガラス板P間においては、図2に
示すように、構造材10にアルミニウム等の金属からな
るフレーム11が固定ビス12により碁盤格子状に固定
される。フレーム11は、幅方向両側に断面略C字状の
取付部11aを、幅方向中央部にボス部11bを有し、
各取付部11aとボス部11bの間に固定ビス12が貫
通する。このフレーム11には、取付部11aにそれぞ
れアタッチメント13を介してガラス受け14が固定さ
れ、ボス部11bにガスケットGが止着具19を介して
取付用タッピングスクリュー15で取り付けられる。こ
れらガラス受け14とガスケットGはガラス板Pの周縁
部分を挟着して保持し、隣り合うガラス板Pのガスケッ
トG間にカバー部材51が設けられる。
【0034】また、カーテンウォールW下部等の端縁に
おいては、図3に示すように、構造材10にパッキン部
材98がビス97により固定された外かまち部材99を
連結し、この外かまち部材99とガスケットGとの間に
カバー部材51を設ける。なお、この図3に示す構造は
ガスケットGやカバー部材51の構造が上述した図2と
同一であるため、その説明を割愛する。
【0035】アタッチメント13は、構造材10側(建
物内側)に止着片を、反対側の建物外側に取付溝を有す
る長尺あるいは矩形枠状の部材であって、アルミニウム
等の耐食性に優れた金属からなる。このアタッチメント
13は、止着片を取付部11aに嵌着させて固定され、
取付溝にガラス受け14が嵌着固定する。ガラス受け1
4は、上記アタッチメント13の取付溝に嵌着する嵌合
部を有する断面矩形の帯状あるいは矩形枠状の部材であ
って、EPDMやシリコーンゴムあるいはエラストマ等
のゴム弾性体からなる。このガラス受け14は、ガラス
板Pの建物内側の面(内面)周縁に接触する。
【0036】ボス部11bには、溝が連続あるいは間欠
的に形成され、この溝に止着具19を貫通したタッピン
グスクリュー15が螺合する。図4cに示すように、止
着具19は、矩形平板状の嵌合部19aと取付部19b
を有する断面T字状の部材であり、アルミニウム等から
構成される。この止着具19は、ガラス板Pの一辺に対
して適宜の間隔を隔て複数が配設され、嵌合部19aが
ガスケットGの後述するチャネル部に嵌合し、取付部1
9bの取付孔19cにタッピングスクリュー15が貫通
する。
【0037】なお、述べるまでもないが、タッピングス
クリュー15に替えて通常の取付ねじを用いる場合は、
ボス部11bには溝に替えて複数のねじ孔を所定の間隔
で形成する。また、図4cに示す止着具19は一側のガ
スケットGを取り付けるもので、他側のガスケットGの
取付には図4cの止着具19と左右逆の対称的な止着具
19が用いられる。
【0038】ガスケットGは、ガラス板Pの外形状と対
応した矩形枠状を有し、個々のガラス板Pに個別的に設
けられる。このガスケットGは、アルミニウム等からな
るガスケット芯材31、シリコーンゴムからなるガスケ
ット本体32および未硬化の反応性シリコーンゴムから
なるシール部材33を有する。図4に示すように、ガス
ケット芯材31は、ガラス板P表面と平行に延在する矩
形枠状の枠板部31aの外周縁から建物内側に向かって
断面C字状のチャネル部31bが全周にわたって延出
し、枠板部31aの内周縁に断面略鏃状の肉厚部31c
が形成される。このガスケット芯材31は、枠板部31
aにガスケット本体32が抱着し、チャネル部31bに
止着具19の嵌合部19aが摺動自在に嵌合し、止着具
19を介してフレーム11に固定される。
【0039】ガスケット本体32は、断面略C字形状の
矩形枠状部材であり、上述したようにガスケット芯材3
1の枠板部31aにその建物内外面を覆って設けられ
る。このガスケット本体32には、建物内側の面にガラ
ス板P平面方向内側縁に2条のリップ片32aが形成さ
れてガラス板Pの外面と接触し、これらリップ片32a
のガラス板P平面方向外側にシール部材33が設けら
れ、また、ガラス板Pの平面方向外側に該方向に延出す
る係止突条32cが形成される。シール部材33は、矩
形状の連続部材あるいは帯状部材を接続して構成され、
ガスケット本体32とガラス板Pの双方に固着する。後
述するが、このシール部材33は、未硬化の反応硬化型
シリコーンゴムを断面矩形状に押出成形等で成形し、未
硬化の状態でガスケット本体32とガラス板Pとの間に
枠状に設けられて接着硬化する。
【0040】カバー部材51は、図4bに示すように、
シリコーンゴムやEPDM等のゴムあるいは樹脂等から
なる建物内側が開口した断面略U字状の帯状部材であ
り、ガラス板P(ガスケットG)の辺長に対応した長さ
を有する。このカバー部材51は、上部に鍔部51b
が、また、両外側部にそれぞれ2条のリップ片51aが
建物内外方向に離間して形成され、鍔部51bの付け根
の段差部分を上述したガスケット本体32の係止突条3
2c間に嵌着、リップ片51aをガスケットGのガスケ
ット本体32の外側面に接触させて取り付けられる。
【0041】この実施の形態にあっては、ガスケットG
はガスケット本体32のリップ片32a,32bがガラ
ス板Pの表面に接触して一次止水を行い、また、ガスケ
ット本体32とガラス板Pの双方に固着したシール部材
33が二次止水を行う。そして、ガスケットGは、ガラ
ス板Pと平行に延在する枠板部31aを有するガスケッ
ト芯材31を剛性が比較的大きな金属や樹脂から構成
し、枠板部31aにシリコーンゴムのガスケット本体3
2を抱着する。このため、優れた水密性が得られ、ま
た、強風を受けた場合でもガスケット本体32がガラス
板Pから離間することがなく、水密性の維持に高い信頼
性が得られる。
【0042】そして、ガスケットGの製作とカーテンウ
ォールの施工は次に述べるようにして行う。すなわち、
先ず、ガスケット芯材31、ガスケット本体32および
シール部材33をそれぞれ別個に製作する。ガスケット
芯材31は、図5aに示すように、アルミニウム等の金
属や樹脂の押出成形等で成形されたメンバーを矩形枠状
に連結することで、あるいは、樹脂の射出成形等で一体
成形することで製作される。ガスケット本体32は、反
応硬化型のシリコーンゴム組成物を用いて押出成形等で
断面C字状の棒状(帯状)の枠辺部を成形し、これら枠
辺部を硬化する前に枠状に接合して接着硬化させること
等で製作される。シール部材33は、未硬化のシリコー
ンゴム組成物を押出成形等で離型テープ上に帯状に連続
成形してリールR等に巻回保持し(図5b参照)、硬化
反応の進行を防止するため冷蔵ケース等に密閉保存され
る。
【0043】次に、ガスケット芯材31の枠板部31a
にガスケット本体32を抱着してガスケットGが完成
し、このガスケットGを建築施工現場に搬入する。ここ
で、ガスケット芯材31へのガスケット本体32の組付
までの工程は工場等で行うことができ、後の建築施工現
場においては1部品として取り扱うことができる。この
ため、ガスケットGの取扱が容易であり、また、現場作
業を少なくでき、現場における施工作業を効率的に行え
る。
【0044】そして、建築施工現場においては、ガラス
板Pの取付に際して、構造材10にアタッチメント13
等でガラス受け14を取り付け、また、図5bに示すよ
うにガスケットGのガスケット本体32にシール部材3
3を貼合する。ここで、シール部材33は冷蔵ケース等
に密閉保存されて建築施工現場に搬入され、作業者は冷
蔵ケースから取り出したリールRを治具等に装着しリー
ルRを回転させてシール部材33を剥離テープとともに
引き出し、シール部材33を貼合した後に剥離テープを
剥離する。したがって、シール部材33がガスケットG
に貼合するまでに硬化することを防止できる。なお、図
5b中ではガスケットGの一部のみを示している。
【0045】次に、図6aに示すようにガラス板Pを内
面周縁がガラス受け14に密着する状態で保持し、次
に、図6bに示すようにシール部材33が設けられたガ
スケットGを止着具19でフレーム11に取り付け、カ
ーテンウォールWが完成する。ここで、シール部材33
が設けられたガスケットGは予め組み立てられた1つの
部品として取り扱うことができるため、すなわち、ガス
ケット芯材31、ガスケット本体32およびシール部材
33をそれぞれ別個に取り付ける必要がないため、その
作業が容易である。
【0046】ただし、ガラス板Pの取付に際しては、図
7に示すように、ガラス板Pを周縁がガラス受け14と
密着する状態で仮保持し、この状態でガスケットGを取
り付けることも可能であり、また、シール部材33を予
め窓ガラスPの外面周縁に貼合しておき、ガスケットG
をガスケット本体32がシール部材33と密着するよう
に取り付けることも可能である。また、上述した実施の
形態では、ガスケットGのみを工場等で製作すると説明
するが、ガラス板Pへの取付までを工場等で行うことも
可能である。
【0047】図8はこの発明をトップライトに適用した
他の実施の形態を示し、トップライトコーナー部の断面
図である。なお、この実施の形態においては、上述した
実施の形態と同一の部分には同一の番号を付して説明お
よび図示を省略する。
【0048】図5に示すように、ガラス板Pが交差する
トップライトコーナー部においては、各ガラス板Pのガ
スケットGの外側部分間にコーナー材71をブラケット
72により設け、また、ガラス板PのガスケットGの外
側部分を略T字状の止着具73により構造材10に取り
付ける。コーナー材71は、アルミニウム等の断面略C
字状の筒状部材からなり、直交する2辺部がそれぞれブ
ラケット72にねじ74で固定される。ブラケット72
は、アルミニウム等の断面略T字状の長尺部材からな
り、ガラス板Pと平行な辺部がタッピングスクリュー1
5により固定され、また、ガラス板Pと直交する辺部の
一側がねじ74によりコーナー材71と固定され、他側
にガスケットGとの間でカバー部材51が設けられる。
【0049】止着具73は、アルミニウム等からなる断
面略T字状の部材であって、前述した止着具19と同様
に、ガスケットGの嵌合部に嵌着する嵌着部73aを一
片に有し、他片がタッピングスクリュー15により止着
される。図示しないが、上述したブラケット72にはガ
ラス板Pと平行な辺部に間欠的に切欠部が形成され、止
着具73はブラケット72の切欠部に位置してガスケッ
トGの辺部に複数が設けられる。
【0050】この実施の形態にあっても、ガスケットG
はガスケット本体32のリップ片32aが一次止水を、
シール部材33が二次止水を行う。そして、シール部材
33は常温で硬化する未硬化のシリコーンゴムからな
り、ガスケットGとガラス板Pとの間に設けられた後に
ガスケットGおよびガラス板Pと接着硬化するため、優
れた水密性が得られ、また、ガスケットGは高剛性のガ
スケット芯材31にガスケット本体32を抱持させてな
るため、強風等を受けた場合でも水密性を維持できる。
【0051】そして、施工に際しても、ガスケットGは
ガスケット本体32とガスケット芯材31を組み立てた
状態で施工現場に搬入され、ガスケット本体32とガス
ケット芯材31を一部品として取り扱って作業を行える
ため、その作業が容易に行える。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明にかかるガスケットは、リップ片が形成されたゴム製
のガスケット本体を金属や樹脂のガスケット芯材に取り
付け、ガスケット本体に常温で硬化する未硬化シリコー
ンゴムのシール部材を設けてパネルに取り付けた後にガ
スケット本体およびパネルに接着硬化させるため、ま
た、請求項2に記載の発明にかかるガスケットは、金属
や樹脂で枠板部を有するガスケット芯材を形成するとと
もに、パネル面と接触するリップ片を有する断面C字状
のガスケット本体をゴムから形成し、ガスケット本体を
ガスケット芯材の嵌着部に抱持させるため、強風等を受
けても優れた水密性が維持でき、また、施工作業が容易
に行える。
【0053】さらに、請求項3に記載の発明にかかるパ
ネル取付構造は、リップ片が形成されたゴム製のガスケ
ット本体を金属や樹脂のガスケット芯材に取り付け、ガ
スケット本体に常温で硬化する未硬化シリコーンゴムの
シール部材を設け、ガスケット芯材を建物躯体に固定し
て建物躯体の受け部材とガスケット本体との間でパネル
を挟持し、シール部材をガスケット本体およびパネルに
接着硬化させるため、優れた水密性が得られる。
【0054】またさらに、請求項4に記載のパネル取付
方法は、金属あるいは樹脂からなる枠状のガスケット芯
材に全周にわたって少なくとも1条のリップ片が形成さ
れたゴム弾性体からなるガスケット本体を固着してガス
ケットを構成し、該ガスケットのガスケット本体に前記
リップ片と隣接した位置で常温若しくは空気中の水分で
硬化する未硬化の反応硬化型ゴムのシール部材を設け、
前記ガスケットを前記シール部材が硬化する前に前記パ
ネルに前記シール部材と密着させて取り付け、次いで、
前記ガスケットのガスケット芯材を止着具により建物躯
体に止着してパネルを建物躯体に取り付け、この後、隣
接するパネルのガスケット間にカバー部材を前記ガスケ
ットに止着させて設けるため、ガスケットの製作を工場
等で行え、現場における作業を少なくでき、施工が容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかるガスケット
が適用される建物のカーテンウォールを示す模式正面図
である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB−B矢視断面図である。
【図4】aが同ガスケットの断面図、bがカバー部材の
横断面図、cが止着具の斜視図である。
【図5】同カーテンウォールの施工作業の概要をアルフ
ァベット順に示す模式図である。
【図6】図5に続く施工作業の概要をアルファベット順
に示す模式図である。
【図7】同施工作業の他の態様を示す模式図である。
【図8】この発明の他の実施の形態にかかるガスケット
が適用されたトップライトのコーナー部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 構造材(建物躯体) 11 フレーム 14 ガラス受け 15 タッピングスクリュー 19 止着具 19a 嵌合部 31 ガスケット芯材 31a 枠板部 32 ガスケット本体 32a リップ片 33 シール部材 73 止着具 G ガスケット P 板ガラス(パネル) W カーテンウォール
フロントページの続き (72)発明者 小出 重憲 東京都中央区日本橋横山町9−13イワモト ビル8階 特殊技研金属株式会社東京本部 内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに設けられて建物躯体との間を封
    止するガスケットであって、 金属あるいは樹脂からなり、前記パネルの外周を囲周し
    て建物躯体に取り付けられる枠状のガスケット芯材と、 該ガスケット芯材に固着され、少なくとも1条のリップ
    片が前記パネル表面に接触可能に形成されたゴム弾性体
    からなるガスケット本体と、 該ガスケット本体に前記リップ片と隣接して該リップ片
    の外側に前記パネルと接触可能に設けられ、常温あるい
    は空気中の水分で硬化する未硬化の反応硬化型ゴムのシ
    ール部材と、を備えることを特徴とするガスケット。
  2. 【請求項2】 パネルに設けられて建物躯体との間を封
    止するガスケットであって、 前記パネルの外周に沿って該パネル面と略平行に延在す
    る枠板部を有し、建物躯体に取り付けられる金属あるい
    は樹脂からなる枠状のガスケット芯材と、 ゴム弾性体から断面略C字形状に成形されて前記ガスケ
    ット芯材の枠板部に抱着し、前記パネル側に該パネル表
    面に接触可能な少なくとも1条のリップ片を形成された
    ガスケット本体と、を備えることを特徴とするガスケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 建物躯体にパネル受けを設け、該パネル
    受けとガスケットによりパネルの周縁部分を挟持してパ
    ネルを取り付けるパネル取付構造であって、 前記ガスケットが、前記躯体に取り付けられて前記パネ
    ルの周縁を囲周する金属あるいは樹脂からなる枠状のガ
    スケット芯材と、該ガスケット芯材に固着され、前記パ
    ネル外面に接触する少なくとも1条のリップ片が形成さ
    れたゴム弾性体のガスケット本体と、該ガスケット本体
    と前記パネル外面周縁との間に全周にわたって介装され
    た常温あるいは空気中の水分で硬化する未硬化の反応硬
    化型ゴムのシール部材と、隣り合うパネルのガスケット
    本体間で前記躯体に設けられてガスケット間を封止する
    カバー部材と、を備えることを特徴とするパネル取付構
    造。
  4. 【請求項4】 金属あるいは樹脂からなる枠状のガスケ
    ット芯材に全周にわたって少なくとも1条のリップ片が
    形成されたゴム弾性体からなるガスケット本体を取り付
    けてガスケットを構成し、該ガスケットのガスケット本
    体に前記リップ片と隣接した位置で常温若しくは空気中
    の水分で硬化する未硬化の反応硬化型ゴムのシール部材
    を設け、前記ガスケットを前記シール部材が硬化する前
    に前記パネルに前記シール部材と密着させて取り付け、
    次いで、前記ガスケットのガスケット芯材を止着具によ
    り建物躯体に止着してパネルを建物躯体に取り付け、こ
    の後、隣接するパネルのガスケット間にカバー部材を前
    記ガスケットに止着させて設けることを特徴とするパネ
    ル取付方法。
  5. 【請求項5】 前記シール部材が、付加反応型あるいは
    縮合反応型のシリコーンゴムからなる請求項1若しくは
    請求項2に記載のガスケット、請求項3に記載のパネル
    取付構造または請求項4に記載のパネル取付方法。
  6. 【請求項6】 前記ガスケット芯材が取付溝を有する断
    面略C字状のチャネル部を前記パネル面と直角方向に有
    し、前記止着具が両側に前記取付溝に嵌合可能な嵌合部
    を一体に有し、前記止着具を前記嵌合部間で前記建物躯
    体に止着した請求項1、請求項2若しくは請求項5に記
    載のガスケット、請求項3若しくは請求項5に記載のパ
    ネル取付構造または請求項4若しくは請求項5に記載の
    パネル取付方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002308654A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Nippon Sheet Glass Co Ltd ガラス筒体
JP2003020749A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Tostem Corp カーテンウォール
KR100411948B1 (ko) * 2000-03-02 2003-12-18 주식회사 훌텍 커튼월용 조립유리패널
CN107905415A (zh) * 2017-10-27 2018-04-13 上海市建筑装饰工程集团有限公司 混凝土砖幕墙的施工方法
CN114813543A (zh) * 2022-06-29 2022-07-29 山东沃赛新材料科技有限公司 玻璃幕墙用硅酮胶的耐候性现场检测装置及方法

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