JPH11294194A - ステップモータ式弁装置の制御方法及び制御装置 - Google Patents
ステップモータ式弁装置の制御方法及び制御装置Info
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- JPH11294194A JPH11294194A JP10665098A JP10665098A JPH11294194A JP H11294194 A JPH11294194 A JP H11294194A JP 10665098 A JP10665098 A JP 10665098A JP 10665098 A JP10665098 A JP 10665098A JP H11294194 A JPH11294194 A JP H11294194A
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- intake throttle
- step motor
- opening
- valve
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ステップモータ式弁装置の制御に際し、ステッ
プモータの駆動電圧低下にともなう脱調等の発生を好適
に抑制する。 【解決手段】吸気通路2内に設けられた吸気絞り弁4
は、ステップモータ40の所定ステップ位置を基準とし
たステップ数制御によって駆動される。ステップモータ
40に供給されるバッテリ22の電圧が所定電圧以下に
低下すると、電子制御装置19は吸気絞り弁4の開度目
標値を例えば同吸気絞り弁4の全開位置に対応した値に
設定する。
プモータの駆動電圧低下にともなう脱調等の発生を好適
に抑制する。 【解決手段】吸気通路2内に設けられた吸気絞り弁4
は、ステップモータ40の所定ステップ位置を基準とし
たステップ数制御によって駆動される。ステップモータ
40に供給されるバッテリ22の電圧が所定電圧以下に
低下すると、電子制御装置19は吸気絞り弁4の開度目
標値を例えば同吸気絞り弁4の全開位置に対応した値に
設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステップモータに
よって開閉駆動されるステップモータ式弁装置、特にデ
ィーゼル機関の吸気絞り弁に採用して好適な弁装置の制
御方法及び制御装置に関するものである。
よって開閉駆動されるステップモータ式弁装置、特にデ
ィーゼル機関の吸気絞り弁に採用して好適な弁装置の制
御方法及び制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関の出力調整は主に燃料噴
射量制御によって行われるため、従来、吸入空気量制御
には、あまり高い精度は要求されなかった。しかしなが
ら、近年高まりつつあるエミッション向上の要求を満た
すためには、大量の排気ガス還流(以下「EGR」とい
う)装置を通じて大量のEGR量を確保することが必要
となってきており、また、こうして大量のEGR量を確
保するためには、ディーゼル機関への吸入空気量そのも
のを細密に制御する必要が生じるようにもなってきてい
る。そして、こうした細密な吸入空気量制御を可能とす
るために、アクセルペダルとは連動せずに独立して、し
かも高精度の開度制御が可能なステップモータ式吸気絞
り弁装置の開発が進められている。
射量制御によって行われるため、従来、吸入空気量制御
には、あまり高い精度は要求されなかった。しかしなが
ら、近年高まりつつあるエミッション向上の要求を満た
すためには、大量の排気ガス還流(以下「EGR」とい
う)装置を通じて大量のEGR量を確保することが必要
となってきており、また、こうして大量のEGR量を確
保するためには、ディーゼル機関への吸入空気量そのも
のを細密に制御する必要が生じるようにもなってきてい
る。そして、こうした細密な吸入空気量制御を可能とす
るために、アクセルペダルとは連動せずに独立して、し
かも高精度の開度制御が可能なステップモータ式吸気絞
り弁装置の開発が進められている。
【0003】こうした弁装置では、吸気絞り弁の軸に駆
動連結されたステップモータを備え、該ステップモータ
の所定のステップ位置を基準として、その位置から同モ
ータを回動させたステップ数に基づき上記吸気絞り弁を
開閉駆動することでその開度制御が行われている。
動連結されたステップモータを備え、該ステップモータ
の所定のステップ位置を基準として、その位置から同モ
ータを回動させたステップ数に基づき上記吸気絞り弁を
開閉駆動することでその開度制御が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこうした装置
にあっては、ステップモータに印加される駆動電圧(バ
ッテリ電圧)が低下した場合には同モータの出力も低下
してしまうため、吸気絞り弁を開閉駆動する際の駆動ト
ルクが不足して、いわゆるステップモータの脱調が発生
することがある。こうしてステップモータの脱調が発生
すると、そのステップ数と吸気絞り弁の開度との対応が
とれなくなるため、同吸気絞り弁の正確な開度制御を行
うことができなくなる。特に、ディーゼル機関の吸気絞
り弁の場合、ステップモータの脱調によってその開度制
御が不能となると、必要量の吸入空気を供給できなくな
り、排気ガス中のスモークが増大するなどの不具合が生
じるおそれもある。
にあっては、ステップモータに印加される駆動電圧(バ
ッテリ電圧)が低下した場合には同モータの出力も低下
してしまうため、吸気絞り弁を開閉駆動する際の駆動ト
ルクが不足して、いわゆるステップモータの脱調が発生
することがある。こうしてステップモータの脱調が発生
すると、そのステップ数と吸気絞り弁の開度との対応が
とれなくなるため、同吸気絞り弁の正確な開度制御を行
うことができなくなる。特に、ディーゼル機関の吸気絞
り弁の場合、ステップモータの脱調によってその開度制
御が不能となると、必要量の吸入空気を供給できなくな
り、排気ガス中のスモークが増大するなどの不具合が生
じるおそれもある。
【0005】なお従来、例えば特開昭61−22654
0号公報記載の装置のように、上記駆動電圧が所定値以
下となったときに、モータの駆動速度を遅くして駆動ト
ルクを確保し、駆動電圧が低下した場合でも弁の開度制
御を維持する装置も知られてはいるが、これによって脱
調の発生が必ずしも抑制されるわけではない。すなわ
ち、上記弁の開度目標値自体は機関運転状態に応じて変
化するため、たとえモータの駆動速度を遅くしてその駆
動トルクを確保したところで脱調に陥る可能性は常につ
いてまわる。なお、上記吸気絞り弁に限らず、運転条件
等に応じて開度目標値の変化するステップモータ式弁装
置にあっては、こうした実情も概ね共通したものとなっ
ている。
0号公報記載の装置のように、上記駆動電圧が所定値以
下となったときに、モータの駆動速度を遅くして駆動ト
ルクを確保し、駆動電圧が低下した場合でも弁の開度制
御を維持する装置も知られてはいるが、これによって脱
調の発生が必ずしも抑制されるわけではない。すなわ
ち、上記弁の開度目標値自体は機関運転状態に応じて変
化するため、たとえモータの駆動速度を遅くしてその駆
動トルクを確保したところで脱調に陥る可能性は常につ
いてまわる。なお、上記吸気絞り弁に限らず、運転条件
等に応じて開度目標値の変化するステップモータ式弁装
置にあっては、こうした実情も概ね共通したものとなっ
ている。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、ステップモータの電力低下にとも
なう脱調等の発生を好適に抑制することのできるステッ
プモータ式弁装置の制御方法及び制御装置を提供するこ
とにある。
あって、その目的は、ステップモータの電力低下にとも
なう脱調等の発生を好適に抑制することのできるステッ
プモータ式弁装置の制御方法及び制御装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、弁に駆動連結されたステ
ップモータの所定のステップ位置を基準としたステップ
数制御に基づき前記弁を開閉せしめるステップモータ式
弁装置の制御方法であって、前記ステップモータの駆動
電圧を監視して、該駆動電圧が所定電圧以下となるとき
前記弁の開度目標値を固定値とすることをその要旨とす
る。
め、請求項1に記載の発明は、弁に駆動連結されたステ
ップモータの所定のステップ位置を基準としたステップ
数制御に基づき前記弁を開閉せしめるステップモータ式
弁装置の制御方法であって、前記ステップモータの駆動
電圧を監視して、該駆動電圧が所定電圧以下となるとき
前記弁の開度目標値を固定値とすることをその要旨とす
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法において、
前記弁はディーゼル機関の吸気通路に設けられた吸気絞
り弁であり、前記ステップモータの駆動電圧が所定電圧
以下となることに基づき固定値とする同吸気絞り弁の開
度目標値は機関状態に応じた退避位置相当値であること
をその要旨とする。
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法において、
前記弁はディーゼル機関の吸気通路に設けられた吸気絞
り弁であり、前記ステップモータの駆動電圧が所定電圧
以下となることに基づき固定値とする同吸気絞り弁の開
度目標値は機関状態に応じた退避位置相当値であること
をその要旨とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法において、
前記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁
の開度目標値を同吸気絞り弁の全開位置若しくはその近
傍とすることをその要旨とする。
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法において、
前記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁
の開度目標値を同吸気絞り弁の全開位置若しくはその近
傍とすることをその要旨とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または3に記載のステップモータ式弁装置の制御方法に
おいて、当該機関のシステム異常またはイグニッション
スイッチがオフの場合、前記機関状態に応じた退避位置
相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の
全閉位置若しくはその近傍とすることをその要旨とす
る。
または3に記載のステップモータ式弁装置の制御方法に
おいて、当該機関のシステム異常またはイグニッション
スイッチがオフの場合、前記機関状態に応じた退避位置
相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の
全閉位置若しくはその近傍とすることをその要旨とす
る。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
〜4のいずれかに記載のステップモータ式弁装置の制御
方法において、前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞
り弁の開閉に際し、前記ステップモータの所定のステッ
プ位置と前記級絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の
全開位置にて確認処理するものであって、前記機関状態
に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値
を同吸気絞り弁の全開位置近傍で且つ該確認処理が実行
されない位置相当値とすることをその要旨とする。
〜4のいずれかに記載のステップモータ式弁装置の制御
方法において、前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞
り弁の開閉に際し、前記ステップモータの所定のステッ
プ位置と前記級絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の
全開位置にて確認処理するものであって、前記機関状態
に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値
を同吸気絞り弁の全開位置近傍で且つ該確認処理が実行
されない位置相当値とすることをその要旨とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、弁装置に
駆動連結されたステップモータの所定のステップ位置を
基準としたステップ数制御に基づき前記弁を開閉せしめ
るステップモータ式弁装置の制御方法であって、前記ス
テップモータの駆動電圧を監視する監視手段と、この監
視する駆動電圧が所定電圧以下となるとき、前記弁の開
度目標値を固定値に設定する開度目標設定手段と、を備
えることをその要旨とする。
駆動連結されたステップモータの所定のステップ位置を
基準としたステップ数制御に基づき前記弁を開閉せしめ
るステップモータ式弁装置の制御方法であって、前記ス
テップモータの駆動電圧を監視する監視手段と、この監
視する駆動電圧が所定電圧以下となるとき、前記弁の開
度目標値を固定値に設定する開度目標設定手段と、を備
えることをその要旨とする。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載のステップモータ式弁装置の制御装置において、
前記弁はディーゼル機関の吸気通路に設けられた吸気絞
り弁であり、前記開度目標設定手段は、前記固定に設定
する同吸気絞り弁の開度目標値を機関状態に応じた退避
位置相当値とすることをその要旨とする。
に記載のステップモータ式弁装置の制御装置において、
前記弁はディーゼル機関の吸気通路に設けられた吸気絞
り弁であり、前記開度目標設定手段は、前記固定に設定
する同吸気絞り弁の開度目標値を機関状態に応じた退避
位置相当値とすることをその要旨とする。
【0014】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載のステップモータ式弁装置の制御装置において、
前記開度目標値設定手段は、前記機関状態に応じた退避
位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り
弁の全開位置若しくはその近傍とするものであることを
その要旨とする。
に記載のステップモータ式弁装置の制御装置において、
前記開度目標値設定手段は、前記機関状態に応じた退避
位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り
弁の全開位置若しくはその近傍とするものであることを
その要旨とする。
【0015】また、請求項9に記載の発明は、請求項7
または8に記載のステップモータ式弁装置の制御装置に
おいて、前記開度目標値設定手段は、当該機関のシステ
ム異常またはイグニッションスイッチがオフの場合、前
記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の
開度目標値を同吸気絞り弁の全閉位置若しくはその近傍
とするものであることをその要旨とする。
または8に記載のステップモータ式弁装置の制御装置に
おいて、前記開度目標値設定手段は、当該機関のシステ
ム異常またはイグニッションスイッチがオフの場合、前
記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の
開度目標値を同吸気絞り弁の全閉位置若しくはその近傍
とするものであることをその要旨とする。
【0016】また、請求項10に記載の発明は、請求項
7〜9のいずれかに記載のステップモータ式弁装置の制
御装置において、前記ステップ数制御に基づく前記吸気
絞り弁の開閉に際し、前記ステップモータの所定のステ
ップ位置と前記吸気絞り弁の開度との関係を同吸気絞り
弁の全開位置にて確認処理する手段を更に備え、前記開
度目標値設定手段は、前記機関状態に応じた退避位置相
当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全
開位置近傍で且つ前記確認処理が実行されない位置相当
値とすることをその要旨とする。
7〜9のいずれかに記載のステップモータ式弁装置の制
御装置において、前記ステップ数制御に基づく前記吸気
絞り弁の開閉に際し、前記ステップモータの所定のステ
ップ位置と前記吸気絞り弁の開度との関係を同吸気絞り
弁の全開位置にて確認処理する手段を更に備え、前記開
度目標値設定手段は、前記機関状態に応じた退避位置相
当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全
開位置近傍で且つ前記確認処理が実行されない位置相当
値とすることをその要旨とする。
【0017】上記請求項1に記載の方法及び請求項6に
記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧が低下
すると弁の開度目標値を固定値とすることで、同弁の開
閉駆動を制限し、最終的には所定の開度に保持するよう
に該ステップモータの駆動制御が行われるようになる。
こうして駆動電圧低下時にステップモータの駆動を制限
し、最終的にはその駆動を禁止することで、同モータの
脱調等の発生を好適に抑制することすることができるよ
うになる。
記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧が低下
すると弁の開度目標値を固定値とすることで、同弁の開
閉駆動を制限し、最終的には所定の開度に保持するよう
に該ステップモータの駆動制御が行われるようになる。
こうして駆動電圧低下時にステップモータの駆動を制限
し、最終的にはその駆動を禁止することで、同モータの
脱調等の発生を好適に抑制することすることができるよ
うになる。
【0018】更に、請求項2に記載の方法及び請求項7
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧(車
載のディーゼル機関にあってはバッテリ電圧)低下時に
ステップモータの開度目標値を退避位置相当値とするこ
とで、吸気絞り弁の開閉駆動量、すなわちステップモー
タの駆動量をできうる限り削減することで、同モータの
脱調等の発生を好適に抑制することすることができるよ
うになる。ここで、退避位置とは「通常の目標値とは異
なる値」に対応した吸気絞り弁の開度位置である。ま
た、同退避位置とは、ステップモータの駆動制御が困難
となり、吸気絞り弁の開度制御を十分に行えない状況下
にあって、少なくともディーゼル機関の運転の維持や不
具合発生の抑制を可能とする吸気絞り弁の開度位置でも
ある。
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧(車
載のディーゼル機関にあってはバッテリ電圧)低下時に
ステップモータの開度目標値を退避位置相当値とするこ
とで、吸気絞り弁の開閉駆動量、すなわちステップモー
タの駆動量をできうる限り削減することで、同モータの
脱調等の発生を好適に抑制することすることができるよ
うになる。ここで、退避位置とは「通常の目標値とは異
なる値」に対応した吸気絞り弁の開度位置である。ま
た、同退避位置とは、ステップモータの駆動制御が困難
となり、吸気絞り弁の開度制御を十分に行えない状況下
にあって、少なくともディーゼル機関の運転の維持や不
具合発生の抑制を可能とする吸気絞り弁の開度位置でも
ある。
【0019】更に、請求項3に記載の方法及び請求項8
に記載の構成によれば、当該機関の運転を維持しなけれ
ばならない状況下にあって、且つステップモータの駆動
電圧が低下した時に、吸気絞り弁の開度目標値を全開位
置若しくはその近傍に設定することで、ディーゼル機関
の燃焼室には必要量以上の吸入空気量を確保し続けるこ
とができるようになる。すなわち、ディーゼル機関の運
転に支障をきたすことなく、ステップモータの脱調等の
発生を抑制することができるようになる。
に記載の構成によれば、当該機関の運転を維持しなけれ
ばならない状況下にあって、且つステップモータの駆動
電圧が低下した時に、吸気絞り弁の開度目標値を全開位
置若しくはその近傍に設定することで、ディーゼル機関
の燃焼室には必要量以上の吸入空気量を確保し続けるこ
とができるようになる。すなわち、ディーゼル機関の運
転に支障をきたすことなく、ステップモータの脱調等の
発生を抑制することができるようになる。
【0020】更に、請求項4に記載の方法及び請求項9
に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系等
のシステム異常が発生したとき、またはイグニッション
スイッチがオフのときには、吸気絞り弁の開度目標値を
全閉位置あるいはその近傍に設定することで、ディーゼ
ル機関の燃焼室に供給される吸入空気を遮断あるいは大
幅に削減することができるようになる。すなわち、当該
機関を速やかに停止させながら、ステップモータの脱調
等の発生を抑制することができるようになる。
に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系等
のシステム異常が発生したとき、またはイグニッション
スイッチがオフのときには、吸気絞り弁の開度目標値を
全閉位置あるいはその近傍に設定することで、ディーゼ
ル機関の燃焼室に供給される吸入空気を遮断あるいは大
幅に削減することができるようになる。すなわち、当該
機関を速やかに停止させながら、ステップモータの脱調
等の発生を抑制することができるようになる。
【0021】更に、請求項5に記載の方法及び請求項1
0に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低
下時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が
実行されないようにすることで、確認処理にともなうス
テップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生
を抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することが
できるようになる。
0に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低
下時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が
実行されないようにすることで、確認処理にともなうス
テップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生
を抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することが
できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるステップモ
ータ式弁装置の制御方法及び制御装置をディーゼル機関
の吸気絞り弁の制御装置に適用した一実施の形態につい
て、詳細に説明する。
ータ式弁装置の制御方法及び制御装置をディーゼル機関
の吸気絞り弁の制御装置に適用した一実施の形態につい
て、詳細に説明する。
【0023】まず、本実施の形態にかかる弁装置が設け
られたディーゼル機関の概要について、図1に基づき説
明する。ディーゼル機関1の燃焼室12には、図示しな
い吸気バルブを介して吸気通路2が接続されている。こ
の吸気通路2には、上流側より、吸入空気を濾過するエ
アクリーナ3、吸入空気の圧力(大気圧)を検出するた
めの圧力センサ6、同吸入空気の温度を検出するための
吸気温センサ78、燃焼室12内に導入される吸入空気
量を調整するための吸気絞り弁4が設けられいる。
られたディーゼル機関の概要について、図1に基づき説
明する。ディーゼル機関1の燃焼室12には、図示しな
い吸気バルブを介して吸気通路2が接続されている。こ
の吸気通路2には、上流側より、吸入空気を濾過するエ
アクリーナ3、吸入空気の圧力(大気圧)を検出するた
めの圧力センサ6、同吸入空気の温度を検出するための
吸気温センサ78、燃焼室12内に導入される吸入空気
量を調整するための吸気絞り弁4が設けられいる。
【0024】吸気絞り弁4は、ステップモータ40及
び、このステップモータ40と吸気絞り弁4とを駆動連
結するギア群を中心として構成される駆動機構5によっ
て開閉駆動される。なお、ステップモータ40は、ディ
ーゼル機関1の各種制御を行うための電子制御装置(以
下「ECU」という)19によって駆動制御される。ま
た、上記駆動機構5には、吸気絞り弁4が全開位置近傍
の所定位置よりも開き側に位置することでオン状態とな
る全開スイッチ39が設けられている。
び、このステップモータ40と吸気絞り弁4とを駆動連
結するギア群を中心として構成される駆動機構5によっ
て開閉駆動される。なお、ステップモータ40は、ディ
ーゼル機関1の各種制御を行うための電子制御装置(以
下「ECU」という)19によって駆動制御される。ま
た、上記駆動機構5には、吸気絞り弁4が全開位置近傍
の所定位置よりも開き側に位置することでオン状態とな
る全開スイッチ39が設けられている。
【0025】一方、吸気通路2にあって吸気絞り弁4の
更に下流側には、上記燃焼室12に図示しない排気バル
ブを介して接続される排気通路7から分岐して同吸気通
路2に合流するEGR(排気ガス還流)通路8が接続さ
れている。このEGR通路8には、上記ECU19によ
って制御されるダイアフラム等のアクチュエータ10に
よって開閉駆動されるEGR制御弁9が設けられてい
る。前記吸気絞り弁4によって吸入空気量を、またこの
EGR制御弁9によってEGR量をそれぞれ調整するこ
とで燃焼室12内に導入される吸入空気量に対するEG
R量の割合、すなわちEGR率を自在に設定することが
可能となる。すなわち、ディーゼル機関1の全運転領域
にわたって適切なEGR制御を行うことができるように
なる。
更に下流側には、上記燃焼室12に図示しない排気バル
ブを介して接続される排気通路7から分岐して同吸気通
路2に合流するEGR(排気ガス還流)通路8が接続さ
れている。このEGR通路8には、上記ECU19によ
って制御されるダイアフラム等のアクチュエータ10に
よって開閉駆動されるEGR制御弁9が設けられてい
る。前記吸気絞り弁4によって吸入空気量を、またこの
EGR制御弁9によってEGR量をそれぞれ調整するこ
とで燃焼室12内に導入される吸入空気量に対するEG
R量の割合、すなわちEGR率を自在に設定することが
可能となる。すなわち、ディーゼル機関1の全運転領域
にわたって適切なEGR制御を行うことができるように
なる。
【0026】ところで、ディーゼル機関1の副燃焼室1
3には、燃料を噴射するための噴射ノズル11が設けら
れている。この燃料噴射ノズル11は、燃料噴射ポンプ
14に接続されている。この燃料噴射ポンプ14は、デ
ィーゼル機関1の出力軸23の回転に基づき駆動されて
前記噴射ノズル11に対し燃料を加圧供給する。また、
この燃料噴射ポンプ14は、噴射ノズル11から噴射さ
れる燃料の噴射時期や噴射量を調整するタイマコントロ
ールバルブ15及びスピル弁16を備えている。これら
タイマコントロールバルブ15及びスピル弁16も前記
ECU19によってその作動が制御される。
3には、燃料を噴射するための噴射ノズル11が設けら
れている。この燃料噴射ノズル11は、燃料噴射ポンプ
14に接続されている。この燃料噴射ポンプ14は、デ
ィーゼル機関1の出力軸23の回転に基づき駆動されて
前記噴射ノズル11に対し燃料を加圧供給する。また、
この燃料噴射ポンプ14は、噴射ノズル11から噴射さ
れる燃料の噴射時期や噴射量を調整するタイマコントロ
ールバルブ15及びスピル弁16を備えている。これら
タイマコントロールバルブ15及びスピル弁16も前記
ECU19によってその作動が制御される。
【0027】なお、燃料噴射ポンプ14内には、ディー
ゼル機関1の出力軸の回転に同期して回転するロータ
(図示しない)が設けられるとともに、このロータの外
周面に形成された凸部を検出してその回転速度に対応し
たパルス信号を出力する電磁ピックアップからなる回転
数センサ17が設けられている。この回転数センサ17
の出力は、ディーゼル機関1の回転数の算出に寄与する
信号として前記ECU19に取り込まれる。
ゼル機関1の出力軸の回転に同期して回転するロータ
(図示しない)が設けられるとともに、このロータの外
周面に形成された凸部を検出してその回転速度に対応し
たパルス信号を出力する電磁ピックアップからなる回転
数センサ17が設けられている。この回転数センサ17
の出力は、ディーゼル機関1の回転数の算出に寄与する
信号として前記ECU19に取り込まれる。
【0028】その他、ECU19には、上記圧力センサ
6によって検出される大気圧情報や吸気温センサ78に
よって検出される吸気温度情報をはじめ、アクセル開度
センサ18によって検出されるアクセル開度情報(アク
セルペダルの踏み込み量情報)やIG(イグニション)
スイッチ20のオン・オフ情報、スタータスイッチ21
のオン・オフ情報、水温センサ77によって検出される
冷却水温度情報、ECU19やステップモータ40を含
む各種電気機器に対して電力を供給するバッテリ22の
出力電圧情報等も併せて取り込まれるようになってい
る。
6によって検出される大気圧情報や吸気温センサ78に
よって検出される吸気温度情報をはじめ、アクセル開度
センサ18によって検出されるアクセル開度情報(アク
セルペダルの踏み込み量情報)やIG(イグニション)
スイッチ20のオン・オフ情報、スタータスイッチ21
のオン・オフ情報、水温センサ77によって検出される
冷却水温度情報、ECU19やステップモータ40を含
む各種電気機器に対して電力を供給するバッテリ22の
出力電圧情報等も併せて取り込まれるようになってい
る。
【0029】次に、前記吸気絞り弁4を開閉させる駆動
機構5の詳細について、図2〜図4に基づき説明する。
なお、図2は吸気絞り弁4及びその駆動機構5の側部断
面構造を、図3は同駆動機構5の正面構造を、図4は同
駆動機構5内に設けられた被動ギア29及びその周辺部
の部分断面構造を示している。
機構5の詳細について、図2〜図4に基づき説明する。
なお、図2は吸気絞り弁4及びその駆動機構5の側部断
面構造を、図3は同駆動機構5の正面構造を、図4は同
駆動機構5内に設けられた被動ギア29及びその周辺部
の部分断面構造を示している。
【0030】図2に示されるように、吸気通路2の開口
面積を可変とし、同通路2内を流れる吸入空気量を調整
するための吸気絞り弁4は、弁軸26に一体回動可能に
固定されている。この弁軸26は、前記吸気通路2に連
結されたスロットルボディ25に回動可能に支持されて
いる。この弁軸26の一端(図2の上方端)は、リター
ンスプリング27を介して上記スロットルボディ25に
連結されている。そして、弁軸26並びに吸気絞り弁4
は、このリターンスプリング27の付勢力によって、吸
気絞り弁4を開弁させる方向に付勢されている。
面積を可変とし、同通路2内を流れる吸入空気量を調整
するための吸気絞り弁4は、弁軸26に一体回動可能に
固定されている。この弁軸26は、前記吸気通路2に連
結されたスロットルボディ25に回動可能に支持されて
いる。この弁軸26の一端(図2の上方端)は、リター
ンスプリング27を介して上記スロットルボディ25に
連結されている。そして、弁軸26並びに吸気絞り弁4
は、このリターンスプリング27の付勢力によって、吸
気絞り弁4を開弁させる方向に付勢されている。
【0031】一方、弁軸26のもう一端(図2の下方
端)には、スロットルボディ25に装着されたギアボッ
クス28内に設けられた被動ギア29が一体回動可能に
取り付けられている。この被動ギア29は、上記ギアボ
ックス28内に設けられた支軸35に回動可能に支持さ
れた第2中間ギア37と噛合している。また、上記支軸
35には、この第2中間ギア37と一体回動する第1中
間ギア36が取り付けられている。この第1中間ギア3
6は、前記ギアボックス28に装着されたステップモー
タ40の出力軸41に一体回動可能に取り付けられた駆
動ギア38と噛合している。すなわち、ステップモータ
40によって駆動される出力軸41の回動は、前記駆動
ギア38,第1中間ギア36,第2中間ギア37及び被
動ギア29を介して弁軸26に伝達される。そして、同
弁軸26の回動によって前記吸気絞り弁4が開閉駆動さ
れる。
端)には、スロットルボディ25に装着されたギアボッ
クス28内に設けられた被動ギア29が一体回動可能に
取り付けられている。この被動ギア29は、上記ギアボ
ックス28内に設けられた支軸35に回動可能に支持さ
れた第2中間ギア37と噛合している。また、上記支軸
35には、この第2中間ギア37と一体回動する第1中
間ギア36が取り付けられている。この第1中間ギア3
6は、前記ギアボックス28に装着されたステップモー
タ40の出力軸41に一体回動可能に取り付けられた駆
動ギア38と噛合している。すなわち、ステップモータ
40によって駆動される出力軸41の回動は、前記駆動
ギア38,第1中間ギア36,第2中間ギア37及び被
動ギア29を介して弁軸26に伝達される。そして、同
弁軸26の回動によって前記吸気絞り弁4が開閉駆動さ
れる。
【0032】なお、前記弁軸26には、図3に示すよう
に、2本のアーム部32a及び32bを備えるレバー3
2が回動可能に装着されている。このレバー32は、リ
リーフスプリング31を介して前記被動ギア29に連結
されている。レバー32は、このリリーフスプリング3
1の付勢力によって、被動ギア29に対して図3の反時
計回り方向に付勢されている。また、レバー32に設け
られたアーム部の一方32bは、L字状に曲折し、被動
ギア29側に延伸されている。このアーム部32bの先
端部は、図4に示すように、被動ギア29に形成された
溝部30内に係合されている。そして、レバー32は被
動ギア29に対して、溝部30とアーム部32bの先端
部との間隙分だけ相対回動可能となっている。ただし通
常、アーム部32bの先端部は、リリーフスプリング3
1の付勢力によって、この溝部30の弁軸26を中心と
した反時計回り方向側の側壁と当接している。そしてこ
の状態で、被動ギア29とレバー32とは一体となって
回動される。
に、2本のアーム部32a及び32bを備えるレバー3
2が回動可能に装着されている。このレバー32は、リ
リーフスプリング31を介して前記被動ギア29に連結
されている。レバー32は、このリリーフスプリング3
1の付勢力によって、被動ギア29に対して図3の反時
計回り方向に付勢されている。また、レバー32に設け
られたアーム部の一方32bは、L字状に曲折し、被動
ギア29側に延伸されている。このアーム部32bの先
端部は、図4に示すように、被動ギア29に形成された
溝部30内に係合されている。そして、レバー32は被
動ギア29に対して、溝部30とアーム部32bの先端
部との間隙分だけ相対回動可能となっている。ただし通
常、アーム部32bの先端部は、リリーフスプリング3
1の付勢力によって、この溝部30の弁軸26を中心と
した反時計回り方向側の側壁と当接している。そしてこ
の状態で、被動ギア29とレバー32とは一体となって
回動される。
【0033】また、レバー32に設けられたもう一方の
アーム部32aの先端部には、ギアボックス28内に設
けられた全開スイッチ39と当接可能な押圧部33が設
けられている。この押圧部33は、吸気絞り弁4の全開
位置において全開スイッチ39と当接し、全開スイッチ
39をオンとすることが可能である。なお、本実施の形
態において、吸気絞り弁4は、上記全開位置よりも更に
開き側方向に回動可能となっている。ここでいう全開位
置とは、吸気通路2の開口面積が最大となるときの吸気
絞り弁4の位置のことである。そして、吸気絞り弁4を
全開位置より更に開き側方向に駆動していくと、やがて
図示しないストッパによりそれ以上の開駆動が制限され
るようになる。以下では、このときの吸気絞り弁4の位
置を最大開度位置ということとする。
アーム部32aの先端部には、ギアボックス28内に設
けられた全開スイッチ39と当接可能な押圧部33が設
けられている。この押圧部33は、吸気絞り弁4の全開
位置において全開スイッチ39と当接し、全開スイッチ
39をオンとすることが可能である。なお、本実施の形
態において、吸気絞り弁4は、上記全開位置よりも更に
開き側方向に回動可能となっている。ここでいう全開位
置とは、吸気通路2の開口面積が最大となるときの吸気
絞り弁4の位置のことである。そして、吸気絞り弁4を
全開位置より更に開き側方向に駆動していくと、やがて
図示しないストッパによりそれ以上の開駆動が制限され
るようになる。以下では、このときの吸気絞り弁4の位
置を最大開度位置ということとする。
【0034】さらに、ギアボックス28と反対側のシャ
フト部には、図示しない全閉ストッパが設けられてい
る。この全閉ストッパは、吸気絞り弁4が全閉位置とな
る位置でストッパと当接し、レバー32の吸気絞り弁4
の閉方向側への回動を規制する。なお、ここでいう全閉
位置とは吸気通路2の開口面積が最小、すなわち0とな
るときの吸気絞り弁4の位置をいうこととする。ただ
し、このとき被動ギア29は、全閉位置より更に閉方向
側へと回動可能である。前記ストッパが当接してレバー
32の回動が規制された位置から更に被動ギア29が閉
方向側に回動した場合、前記リリーフスプリング31の
付勢力によって、被動ギア29は開方向側に付勢される
ようになる。
フト部には、図示しない全閉ストッパが設けられてい
る。この全閉ストッパは、吸気絞り弁4が全閉位置とな
る位置でストッパと当接し、レバー32の吸気絞り弁4
の閉方向側への回動を規制する。なお、ここでいう全閉
位置とは吸気通路2の開口面積が最小、すなわち0とな
るときの吸気絞り弁4の位置をいうこととする。ただ
し、このとき被動ギア29は、全閉位置より更に閉方向
側へと回動可能である。前記ストッパが当接してレバー
32の回動が規制された位置から更に被動ギア29が閉
方向側に回動した場合、前記リリーフスプリング31の
付勢力によって、被動ギア29は開方向側に付勢される
ようになる。
【0035】次に、前記ディーゼル機関1の制御系統を
示す電気回路構成について、図5に示すブロック図に基
づき説明する。ECU19は、ディーゼル機関1の燃料
噴射量制御、燃料噴射時期制御、EGR制御、吸入空気
量制御等のための各種制御プログラムや、各種条件に対
応した値を算出するためのマップ等を記憶した読み出し
専用メモリ(ROM)61を備えている。また、ECU
19は、このROM61内に記憶されたプログラムに基
づき演算処理を実行する中央演算装置(CPU)60
と、このCPU60での演算結果や各センサ等から入力
されたデータを一時的に記憶するためのランダムアクセ
スメモリ(RAM)62と、必要なデータをECU19
への電源供給遮断時にも保持するためのバックアップR
AM63等を備えている。これらCPU60,ROM6
1,RAM62及びバックアップRAM63は、バス6
4を介して互いに接続されるとともに、外部入力回路6
6及び外部出力回路67とも接続されている。
示す電気回路構成について、図5に示すブロック図に基
づき説明する。ECU19は、ディーゼル機関1の燃料
噴射量制御、燃料噴射時期制御、EGR制御、吸入空気
量制御等のための各種制御プログラムや、各種条件に対
応した値を算出するためのマップ等を記憶した読み出し
専用メモリ(ROM)61を備えている。また、ECU
19は、このROM61内に記憶されたプログラムに基
づき演算処理を実行する中央演算装置(CPU)60
と、このCPU60での演算結果や各センサ等から入力
されたデータを一時的に記憶するためのランダムアクセ
スメモリ(RAM)62と、必要なデータをECU19
への電源供給遮断時にも保持するためのバックアップR
AM63等を備えている。これらCPU60,ROM6
1,RAM62及びバックアップRAM63は、バス6
4を介して互いに接続されるとともに、外部入力回路6
6及び外部出力回路67とも接続されている。
【0036】一方、ECU19において、前記圧力セン
サ6及びアクセル開度センサ18、水温センサ77、吸
気温センサ78からの入力信号は、バッファ69内に一
時的に格納される。各バッファ69内に格納された入力
信号は、マルチプレクサ68によってCPU60の指令
に基づき順次選択され、A/D変換器65によってデジ
タル信号に変換された後、上記外部入力回路66へと送
られる。また、回転数センサ17からのパルス状の入力
信号は、波形整形回路71によって2値化された後、外
部入力回路66へと送られる。更に、IGスイッチ2
0、スタータスイッチ21及び全開スイッチ39の状態
も、それらスイッチのオン・オフ情報として送られる。
なお、IGスイッチ20は、機関の始動・停止を制御す
るためのスイッチであり、機関始動時にオンとなり、停
止時にオフとなる。また、スタータスイッチ21は、機
関を始動させるスタータモータを駆動するためのスイッ
チであり、同スタータモータの回転時にはオンとなり、
停止時にはオフとなる。
サ6及びアクセル開度センサ18、水温センサ77、吸
気温センサ78からの入力信号は、バッファ69内に一
時的に格納される。各バッファ69内に格納された入力
信号は、マルチプレクサ68によってCPU60の指令
に基づき順次選択され、A/D変換器65によってデジ
タル信号に変換された後、上記外部入力回路66へと送
られる。また、回転数センサ17からのパルス状の入力
信号は、波形整形回路71によって2値化された後、外
部入力回路66へと送られる。更に、IGスイッチ2
0、スタータスイッチ21及び全開スイッチ39の状態
も、それらスイッチのオン・オフ情報として送られる。
なお、IGスイッチ20は、機関の始動・停止を制御す
るためのスイッチであり、機関始動時にオンとなり、停
止時にオフとなる。また、スタータスイッチ21は、機
関を始動させるスタータモータを駆動するためのスイッ
チであり、同スタータモータの回転時にはオンとなり、
停止時にはオフとなる。
【0037】さらに、バッテリ22から供給される電圧
の一部も、A/D変換器65を介して外部入力回路66
に取り込まれる。こうしてECU19は、ステップモー
タ40等に供給されるバッテリ22の電圧VBを把握し
ている。
の一部も、A/D変換器65を介して外部入力回路66
に取り込まれる。こうしてECU19は、ステップモー
タ40等に供給されるバッテリ22の電圧VBを把握し
ている。
【0038】一方、ECU19の外部出力回路67に
は、前記ステップモータ40の駆動回路72、前記EG
R制御弁9を開閉駆動するアクチュエータ10の駆動回
路73、前記燃料噴射ポンプ14のタイマコントロール
バルブ15の駆動回路74、そして同燃料噴射ポンプ1
4のスピル弁16の駆動回路75が接続されている。こ
れら各駆動回路72〜75には、CPU60の演算結果
に基づき指令信号が送られる。そして、各駆動回路72
〜75は、この指令信号に基づき、上記ステップモータ
40,アクチュエータ10,タイマコントロールバルブ
15及びスピル弁16をそれぞれ駆動する。
は、前記ステップモータ40の駆動回路72、前記EG
R制御弁9を開閉駆動するアクチュエータ10の駆動回
路73、前記燃料噴射ポンプ14のタイマコントロール
バルブ15の駆動回路74、そして同燃料噴射ポンプ1
4のスピル弁16の駆動回路75が接続されている。こ
れら各駆動回路72〜75には、CPU60の演算結果
に基づき指令信号が送られる。そして、各駆動回路72
〜75は、この指令信号に基づき、上記ステップモータ
40,アクチュエータ10,タイマコントロールバルブ
15及びスピル弁16をそれぞれ駆動する。
【0039】次に、前記ステップモータ40の構成及び
その制御態様について、図6〜図10に基づき説明す
る。図6にステップモータ40の平面断面構造を、図7
に同モータ40の側部断面構造を示す。これらの図に示
されるように、ステップモータ40は大きくは、前記出
力軸41と一体回動可能な回転子42と、回転子42を
囲繞するように設けられた2つの固定子カップ、すなわ
ちA相固定子カップ44とB相固定子カップ45とから
構成されている。回転子42には、その外周に永久磁石
43が一体回動可能に設けられている。この永久磁石4
3には、図8(a)及び(b)に同ステップモータ40
の模式断面図を示すように、所定角間隔をおいて磁極の
N極とS極とが交互に形成されている。
その制御態様について、図6〜図10に基づき説明す
る。図6にステップモータ40の平面断面構造を、図7
に同モータ40の側部断面構造を示す。これらの図に示
されるように、ステップモータ40は大きくは、前記出
力軸41と一体回動可能な回転子42と、回転子42を
囲繞するように設けられた2つの固定子カップ、すなわ
ちA相固定子カップ44とB相固定子カップ45とから
構成されている。回転子42には、その外周に永久磁石
43が一体回動可能に設けられている。この永久磁石4
3には、図8(a)及び(b)に同ステップモータ40
の模式断面図を示すように、所定角間隔をおいて磁極の
N極とS極とが交互に形成されている。
【0040】一方、図6及び図7に示すように、A相固
定子カップ44及びB相固定子カップ45はリング形状
を呈しており、その中空部には前記回転子42が回動可
能に収容されている。これら固定子カップ44及び45
内には、それぞれ2組のコイル、すなわちAp相コイル
46及びAn相コイル47、またはBp相コイル48及
びBn相コイル49が設けられている。これら各コイル
46〜49は、同一方向に巻き線されている。
定子カップ44及びB相固定子カップ45はリング形状
を呈しており、その中空部には前記回転子42が回動可
能に収容されている。これら固定子カップ44及び45
内には、それぞれ2組のコイル、すなわちAp相コイル
46及びAn相コイル47、またはBp相コイル48及
びBn相コイル49が設けられている。これら各コイル
46〜49は、同一方向に巻き線されている。
【0041】また、これら固定子カップ44及び45に
あって、回転子42が収容された中空部の内周には、図
8(a)及び(b)に示すように、回転子42の永久磁
石43の磁極と同じ所定角間隔をおいて、上歯50及び
下歯51(A相固定子カップ44)、あるいは上歯52
及び下歯53(B相固定子カップ45)が交互に形成さ
れている。これらの上歯50,52及び下歯51,53
は、前記コイル46〜49に電圧が印加されることで励
磁される。なお、A相固定子カップ44に設けられた各
歯50,51とB相固定子カップ45に設けられた各歯
52,53とは、上記所定角の半分、すなわち半歯分だ
けずらされた位置に設けられている。
あって、回転子42が収容された中空部の内周には、図
8(a)及び(b)に示すように、回転子42の永久磁
石43の磁極と同じ所定角間隔をおいて、上歯50及び
下歯51(A相固定子カップ44)、あるいは上歯52
及び下歯53(B相固定子カップ45)が交互に形成さ
れている。これらの上歯50,52及び下歯51,53
は、前記コイル46〜49に電圧が印加されることで励
磁される。なお、A相固定子カップ44に設けられた各
歯50,51とB相固定子カップ45に設けられた各歯
52,53とは、上記所定角の半分、すなわち半歯分だ
けずらされた位置に設けられている。
【0042】次に、上記ステップモータ40及びその駆
動回路72の電気回路構成を、図9に基づき説明する。
なお、図9(a)及び(b)では、ステップモータ40
の回転子42の外周部と各固定子カップ44及び45の
内周部との関係を平面的に展開するかたちで模式的に示
している。また、同図9では、駆動回路72の機能をわ
かりやすく説明するため、その電気回路構成についても
これを簡略化して模式的に示している。
動回路72の電気回路構成を、図9に基づき説明する。
なお、図9(a)及び(b)では、ステップモータ40
の回転子42の外周部と各固定子カップ44及び45の
内周部との関係を平面的に展開するかたちで模式的に示
している。また、同図9では、駆動回路72の機能をわ
かりやすく説明するため、その電気回路構成についても
これを簡略化して模式的に示している。
【0043】A相固定子カップ44内に設けられたAp
相コイル46及びAn相コイル47は、直流電源58に
よって電圧が印加される。駆動回路72には、各コイル
47,48への電圧の印加を許容あるいは遮断するため
のAp相コイルスイッチ54とAn相コイルスイッチ5
5とが設けられている。これら各コイルスイッチ54及
び55をオンとすることで、各コイル47,48に電圧
が印加され、各上歯50及び下歯51が励磁される。こ
れら各コイル47,48は先述したように同一方向に巻
き線されているが、同図9(a)及び(b)に示すよう
に、コイル47,48に通電される電流の方向は逆方向
となるよう構成されている。したがって、Ap相コイル
46に電圧が印加されたときと、An相コイル47に電
圧が印加されたときとでは、各上歯50及び下歯51は
異なった極に励磁されるようになる。すなわち、Ap相
コイル46に電圧を印加したときには、上歯50はN極
に励磁され、下歯51はS極に励磁される。一方、An
相コイル47に電圧を印加したときには、上歯50がS
極に励磁され、下歯51がN極に励磁される。
相コイル46及びAn相コイル47は、直流電源58に
よって電圧が印加される。駆動回路72には、各コイル
47,48への電圧の印加を許容あるいは遮断するため
のAp相コイルスイッチ54とAn相コイルスイッチ5
5とが設けられている。これら各コイルスイッチ54及
び55をオンとすることで、各コイル47,48に電圧
が印加され、各上歯50及び下歯51が励磁される。こ
れら各コイル47,48は先述したように同一方向に巻
き線されているが、同図9(a)及び(b)に示すよう
に、コイル47,48に通電される電流の方向は逆方向
となるよう構成されている。したがって、Ap相コイル
46に電圧が印加されたときと、An相コイル47に電
圧が印加されたときとでは、各上歯50及び下歯51は
異なった極に励磁されるようになる。すなわち、Ap相
コイル46に電圧を印加したときには、上歯50はN極
に励磁され、下歯51はS極に励磁される。一方、An
相コイル47に電圧を印加したときには、上歯50がS
極に励磁され、下歯51がN極に励磁される。
【0044】また、B相固定子カップ45部においても
同様の電気回路構成が採用されており、Bp相コイルス
イッチ56及びBn相コイルスイッチ57のオン・オフ
切り替えによって各コイル48,49に選択的に電圧が
印加される。そして、Bp相コイル48に電圧を印加す
ることで上歯52はN極に、下歯53はS極に励磁さ
れ、Bn相コイル49に電圧を印加することで上歯52
はS極に、下歯53はN極に励磁される。
同様の電気回路構成が採用されており、Bp相コイルス
イッチ56及びBn相コイルスイッチ57のオン・オフ
切り替えによって各コイル48,49に選択的に電圧が
印加される。そして、Bp相コイル48に電圧を印加す
ることで上歯52はN極に、下歯53はS極に励磁さ
れ、Bn相コイル49に電圧を印加することで上歯52
はS極に、下歯53はN極に励磁される。
【0045】次に、上記駆動回路72により駆動される
ステップモータ40の動作原理について、同図9及び図
10に基づき説明する。駆動回路72は、前記CPU6
0の指令信号に基づき動作し、A相固定子カップ44の
各コイル46,47の一方とB相固定子カップ45の各
コイル48,49の一方とに対して同時に、あるいは各
固定子カップ44,45のコイル46〜49のいずれか
一つに対して電圧を選択的に印加する。図10に、ステ
ップモータ40の各コイル46〜49に対する通電態様
を示す。
ステップモータ40の動作原理について、同図9及び図
10に基づき説明する。駆動回路72は、前記CPU6
0の指令信号に基づき動作し、A相固定子カップ44の
各コイル46,47の一方とB相固定子カップ45の各
コイル48,49の一方とに対して同時に、あるいは各
固定子カップ44,45のコイル46〜49のいずれか
一つに対して電圧を選択的に印加する。図10に、ステ
ップモータ40の各コイル46〜49に対する通電態様
を示す。
【0046】駆動回路72は、同図10に示されるよう
な8つの励磁相モード0〜7を選択的に切り替えてステ
ップモータ40を回動させる。なお、同図10から明ら
かなように、奇数番号の励磁相モードの場合には、各固
定子カップ44,45のコイル46,47及び48,4
9に対して各々一つずつ同時に電圧が印加され、偶数番
号の場合には、コイル46〜49のいずれか1つだけに
対して電圧が印加される。
な8つの励磁相モード0〜7を選択的に切り替えてステ
ップモータ40を回動させる。なお、同図10から明ら
かなように、奇数番号の励磁相モードの場合には、各固
定子カップ44,45のコイル46,47及び48,4
9に対して各々一つずつ同時に電圧が印加され、偶数番
号の場合には、コイル46〜49のいずれか1つだけに
対して電圧が印加される。
【0047】図9(a)は、図10に示す励磁相モード
1(elstepの下位3ビットの値=1)の場合の駆
動回路72及びステップモータ40の態様を示す。この
とき、駆動回路72は、Ap相コイルスイッチ54及び
Bp相コイルスイッチ56を閉じ、Ap相コイル46と
Bp相コイル48とに対して電圧を印加させる。これら
コイル46,48に電圧を印加することで、A相固定子
カップ44の上歯50はN極に、下歯51はS極に、ま
た同様にB相固定子カップ45の上歯52はN極に、下
歯53はS極に励磁される。このとき、回転子42の永
久磁石43のS極は、N極に励磁されたA相固定子カッ
プ44の上歯50及びB相固定子カップ45の上歯52
とに吸引され、これら両上歯50及び52の中間の位置
に引き寄せられる。また同様に、回転子42の永久磁石
43のN極は、S極に励磁されたA相固定子カップ44
の下歯51及びB相固定子カップ45の下歯53とに吸
引され、これら両下歯51及び53の中間の位置に引き
寄せられる。こうして回転子42は、永久磁石43のS
極が上記両上歯50,52の中間の位置に、同じく永久
磁石43のN極が上記両下歯51,53の中間の位置に
位置するように回動される。
1(elstepの下位3ビットの値=1)の場合の駆
動回路72及びステップモータ40の態様を示す。この
とき、駆動回路72は、Ap相コイルスイッチ54及び
Bp相コイルスイッチ56を閉じ、Ap相コイル46と
Bp相コイル48とに対して電圧を印加させる。これら
コイル46,48に電圧を印加することで、A相固定子
カップ44の上歯50はN極に、下歯51はS極に、ま
た同様にB相固定子カップ45の上歯52はN極に、下
歯53はS極に励磁される。このとき、回転子42の永
久磁石43のS極は、N極に励磁されたA相固定子カッ
プ44の上歯50及びB相固定子カップ45の上歯52
とに吸引され、これら両上歯50及び52の中間の位置
に引き寄せられる。また同様に、回転子42の永久磁石
43のN極は、S極に励磁されたA相固定子カップ44
の下歯51及びB相固定子カップ45の下歯53とに吸
引され、これら両下歯51及び53の中間の位置に引き
寄せられる。こうして回転子42は、永久磁石43のS
極が上記両上歯50,52の中間の位置に、同じく永久
磁石43のN極が上記両下歯51,53の中間の位置に
位置するように回動される。
【0048】その後、励磁相モードをモード1からモー
ド3に変更すると、図10に示すように、今度はAn相
コイル47とBp相コイル48とに電圧が印加されるよ
うに駆動回路72のスイッチ設定が行われる。上記励磁
相モード3(elstepの下位3ビットの値=3)の
場合の駆動回路72及びステップモータ40の態様を図
9(b)に示す。このとき、A相固定子カップ44の上
歯50はS極に、下歯51はN極に、B相固定子カップ
45の上歯52はN極に、下歯53はS極に励磁される
ようになる。こうして回転子42の永久磁石43のS極
は、N極に励磁されたA相固定子カップ44の下歯51
とB相固定子カップ45の上歯52との中間の位置に吸
引され、同じく永久磁石43のN極は、S極に励磁され
たA相固定子カップ44の上歯50とB相固定子カップ
45の下歯53との中間の位置に吸引される。こうして
回転子42は、同図9においては右方向に半歯分だけ回
動され、出力軸41は時計回り方向に前記所定角の半分
だけ回動される。なお、本実施の形態では、出力軸41
(回転子42)が同図9において右方向に回動すること
で吸気絞り弁4が閉弁され、左方向に回動することで同
弁4が開弁される構成となっている。
ド3に変更すると、図10に示すように、今度はAn相
コイル47とBp相コイル48とに電圧が印加されるよ
うに駆動回路72のスイッチ設定が行われる。上記励磁
相モード3(elstepの下位3ビットの値=3)の
場合の駆動回路72及びステップモータ40の態様を図
9(b)に示す。このとき、A相固定子カップ44の上
歯50はS極に、下歯51はN極に、B相固定子カップ
45の上歯52はN極に、下歯53はS極に励磁される
ようになる。こうして回転子42の永久磁石43のS極
は、N極に励磁されたA相固定子カップ44の下歯51
とB相固定子カップ45の上歯52との中間の位置に吸
引され、同じく永久磁石43のN極は、S極に励磁され
たA相固定子カップ44の上歯50とB相固定子カップ
45の下歯53との中間の位置に吸引される。こうして
回転子42は、同図9においては右方向に半歯分だけ回
動され、出力軸41は時計回り方向に前記所定角の半分
だけ回動される。なお、本実施の形態では、出力軸41
(回転子42)が同図9において右方向に回動すること
で吸気絞り弁4が閉弁され、左方向に回動することで同
弁4が開弁される構成となっている。
【0049】以上のように、駆動回路72は励磁相モー
ドを切り替えることでステップモータ40の出力軸41
を回動させるものであり、具体的には励磁相モードを降
順に切り替えることで吸気絞り弁4を開弁させ、励磁相
モードを昇順に切り替えることで吸気絞り弁4を閉弁さ
せる方向に同出力軸41を回動させる。
ドを切り替えることでステップモータ40の出力軸41
を回動させるものであり、具体的には励磁相モードを降
順に切り替えることで吸気絞り弁4を開弁させ、励磁相
モードを昇順に切り替えることで吸気絞り弁4を閉弁さ
せる方向に同出力軸41を回動させる。
【0050】ところで本実施の形態の制御装置では、ス
テップモータ40を回動させるときに、2つの励磁方式
を使い分けている。すなわち上記励磁相モードを1つず
つ、具体的には、励磁相モードをモード0→モード1→
モード2…あるいはモード2→モード1→モード0…と
切り替え、1つのコイルのみが励磁されるモードと2つ
のコイルが同時に励磁されるモードとを交互に繰り返し
ながら回動させる方式(以下「1−2相励磁方式」とい
う)と、常に励磁相モードが奇数番号となるように励磁
相モードを2つずつ、具体的には、励磁相モードをモー
ド1→モード3→モード5…あるいはモード5→モード
3→モード1…と切り替え、2つのコイルが同時に励磁
されるモードのみを使用して回動させる方式(以下「2
相励磁方式」という)との2つの励磁方式である。1−
2相励磁方式の場合、励磁相モードの切り替え1回当た
りのステップモータ40の回転子42の回動角を細かく
設定することが可能であり、細密な吸気絞り弁4の開度
制御ができる。一方、2相励磁方式の場合、励磁相モー
ドの切り替え1回当たりの回転子42の回動角を大きく
することが可能となり、吸気絞り弁4の開閉速度を速く
できる。このように2つの励磁方式を状況に応じて使い
分けることで、吸気絞り弁4の開度制御における精度向
上と追従性向上との両立を図るようにしている。
テップモータ40を回動させるときに、2つの励磁方式
を使い分けている。すなわち上記励磁相モードを1つず
つ、具体的には、励磁相モードをモード0→モード1→
モード2…あるいはモード2→モード1→モード0…と
切り替え、1つのコイルのみが励磁されるモードと2つ
のコイルが同時に励磁されるモードとを交互に繰り返し
ながら回動させる方式(以下「1−2相励磁方式」とい
う)と、常に励磁相モードが奇数番号となるように励磁
相モードを2つずつ、具体的には、励磁相モードをモー
ド1→モード3→モード5…あるいはモード5→モード
3→モード1…と切り替え、2つのコイルが同時に励磁
されるモードのみを使用して回動させる方式(以下「2
相励磁方式」という)との2つの励磁方式である。1−
2相励磁方式の場合、励磁相モードの切り替え1回当た
りのステップモータ40の回転子42の回動角を細かく
設定することが可能であり、細密な吸気絞り弁4の開度
制御ができる。一方、2相励磁方式の場合、励磁相モー
ドの切り替え1回当たりの回転子42の回動角を大きく
することが可能となり、吸気絞り弁4の開閉速度を速く
できる。このように2つの励磁方式を状況に応じて使い
分けることで、吸気絞り弁4の開度制御における精度向
上と追従性向上との両立を図るようにしている。
【0051】なお、本実施の形態では、1−2相励磁方
式時の励磁相モード切り替え1回あたりの回動角を1ス
テップと定義して吸気絞り弁4の開度制御を行ってい
る。したがって、2相励磁方式時には、1回の励磁相モ
ード切り替え毎に2ステップずつ回動されることとな
る。
式時の励磁相モード切り替え1回あたりの回動角を1ス
テップと定義して吸気絞り弁4の開度制御を行ってい
る。したがって、2相励磁方式時には、1回の励磁相モ
ード切り替え毎に2ステップずつ回動されることとな
る。
【0052】次に、本実施の形態のステップモータ40
の具体的な駆動制御態様について、図11〜図13に基
づき詳細に説明する。なお、本実施の形態では、駆動し
たステップモータ40のステップ数から吸気絞り弁4の
作動量を把握し、それに基づき吸気絞り弁4の開度制御
を行っている。こうした制御を行う場合、ステップモー
タ40のステップ位置と吸気絞り弁4の実際の開度との
対応を把握しておく必要がある。しかしながら、ステッ
プモータ40の脱調や機関1の停止中に通電が遮断され
ること等によって、これらの対応を把握できなくなるこ
とがある。そこで、本実施の形態では、吸気絞り弁4の
開度制御に先立ち、上記対応を確定するための初期化処
理を実行している。
の具体的な駆動制御態様について、図11〜図13に基
づき詳細に説明する。なお、本実施の形態では、駆動し
たステップモータ40のステップ数から吸気絞り弁4の
作動量を把握し、それに基づき吸気絞り弁4の開度制御
を行っている。こうした制御を行う場合、ステップモー
タ40のステップ位置と吸気絞り弁4の実際の開度との
対応を把握しておく必要がある。しかしながら、ステッ
プモータ40の脱調や機関1の停止中に通電が遮断され
ること等によって、これらの対応を把握できなくなるこ
とがある。そこで、本実施の形態では、吸気絞り弁4の
開度制御に先立ち、上記対応を確定するための初期化処
理を実行している。
【0053】はじめに、こうした初期化処理について説
明する。この初期化処理が開始されると、CPU60
は、まず、前記全開スイッチ39のオン・オフ状態を確
認する。そしてCPU60はステップモータ40を全開
スイッチ39が切り替わる方向へと駆動し、同スイッチ
39が切り替わった時点でのステップ位置を基準位置と
して設定する。この基準ステップ位置の設定は、全開ス
イッチ39のオン・オフ状態が切り替わったステップモ
ータ40のステップ位置で、現在のステップelsac
tの値を”0”、そのときの励磁相モードのモード値を
オフセット値elsofとして記憶することで行われ
る。この現在のステップelsactは、吸気絞り弁4
を駆動したステップ数だけ、開弁時には減算、閉弁時に
は加算される。このように現在のステップelsact
の値は吸気絞り弁4の開閉に伴い増減されるため、この
値から同吸気絞り弁4の開度を把握することができる。
また、吸気絞り弁4の開度制御には、こうして設定され
た現在のステップelsact及び記憶したオフセット
値elsofとの和である励磁相対応ステップelst
epが用いられる。この励磁相対応ステップelste
pの下位3ビットの値(0〜7)は、現在のステップe
lsactにおけるステップモータ40の励磁相モード
値(図10)に対応している。
明する。この初期化処理が開始されると、CPU60
は、まず、前記全開スイッチ39のオン・オフ状態を確
認する。そしてCPU60はステップモータ40を全開
スイッチ39が切り替わる方向へと駆動し、同スイッチ
39が切り替わった時点でのステップ位置を基準位置と
して設定する。この基準ステップ位置の設定は、全開ス
イッチ39のオン・オフ状態が切り替わったステップモ
ータ40のステップ位置で、現在のステップelsac
tの値を”0”、そのときの励磁相モードのモード値を
オフセット値elsofとして記憶することで行われ
る。この現在のステップelsactは、吸気絞り弁4
を駆動したステップ数だけ、開弁時には減算、閉弁時に
は加算される。このように現在のステップelsact
の値は吸気絞り弁4の開閉に伴い増減されるため、この
値から同吸気絞り弁4の開度を把握することができる。
また、吸気絞り弁4の開度制御には、こうして設定され
た現在のステップelsact及び記憶したオフセット
値elsofとの和である励磁相対応ステップelst
epが用いられる。この励磁相対応ステップelste
pの下位3ビットの値(0〜7)は、現在のステップe
lsactにおけるステップモータ40の励磁相モード
値(図10)に対応している。
【0054】次に、以上の初期化処理が完了した後に実
行される吸気絞り弁4の開度制御時におけるステップモ
ータ40の駆動制御について説明する。ステップモータ
40の駆動制御に際し、CPU60は、まず現在のステ
ップelsactと目標ステップelstrgとの大小
関係を確認し、ステップモータ40の駆動方向を決定す
る。現在のステップelsactの方が大きな場合には
ステップモータ40を開弁側に駆動し、目標ステップe
lstrgの方が大きな場合には閉弁側に駆動するよう
にする。これら現在のステップelsactと目標ステ
ップelstrgとが一致する場合には、吸気絞り弁4
は既に目標とする開度となっているため、ステップモー
タ40の励磁相をそのまま保持しておき、吸気絞り弁4
の現在の開度を保持するようにする。
行される吸気絞り弁4の開度制御時におけるステップモ
ータ40の駆動制御について説明する。ステップモータ
40の駆動制御に際し、CPU60は、まず現在のステ
ップelsactと目標ステップelstrgとの大小
関係を確認し、ステップモータ40の駆動方向を決定す
る。現在のステップelsactの方が大きな場合には
ステップモータ40を開弁側に駆動し、目標ステップe
lstrgの方が大きな場合には閉弁側に駆動するよう
にする。これら現在のステップelsactと目標ステ
ップelstrgとが一致する場合には、吸気絞り弁4
は既に目標とする開度となっているため、ステップモー
タ40の励磁相をそのまま保持しておき、吸気絞り弁4
の現在の開度を保持するようにする。
【0055】また、CPU60はステップモータ40の
駆動方式も決定する。先述したように本実施の形態のス
テップモータ40は、1回の励磁相切り替え毎に1ステ
ップずつ駆動する1−2相励磁方式と2ステップずつ駆
動する2相励磁方式の2つの方式の駆動を行うことがで
きる。本実施の形態では、通常は2相励磁方式でステッ
プモータ40を駆動するようにし、ステップモータ40
が現在1相励磁されている場合と目標ステップelst
rgと現在のステップelsactとの差が”1”ステ
ップであるときに限って1−2相励磁方式で駆動するよ
うにしている。
駆動方式も決定する。先述したように本実施の形態のス
テップモータ40は、1回の励磁相切り替え毎に1ステ
ップずつ駆動する1−2相励磁方式と2ステップずつ駆
動する2相励磁方式の2つの方式の駆動を行うことがで
きる。本実施の形態では、通常は2相励磁方式でステッ
プモータ40を駆動するようにし、ステップモータ40
が現在1相励磁されている場合と目標ステップelst
rgと現在のステップelsactとの差が”1”ステ
ップであるときに限って1−2相励磁方式で駆動するよ
うにしている。
【0056】こうしてステップモータ40の駆動方向及
び駆動方式を設定した後、CPU60は現在のステップ
elsactを変更する。開弁方向に駆動する場合に
は、現在のステップelsactから、駆動方式に応じ
て”1”又は”2”ずつを減算する。閉弁方向に駆動す
る場合には、現在のステップelsactに、同様にし
て”1”又は”2”ずつを加算する。
び駆動方式を設定した後、CPU60は現在のステップ
elsactを変更する。開弁方向に駆動する場合に
は、現在のステップelsactから、駆動方式に応じ
て”1”又は”2”ずつを減算する。閉弁方向に駆動す
る場合には、現在のステップelsactに、同様にし
て”1”又は”2”ずつを加算する。
【0057】以上のようにして、現在のステップels
actを目標ステップelstrgに近づけ、一致させ
るようステップモータ40を駆動制御し、吸気絞り弁4
を目標とする開度とするように開度制御を行っている。
actを目標ステップelstrgに近づけ、一致させ
るようステップモータ40を駆動制御し、吸気絞り弁4
を目標とする開度とするように開度制御を行っている。
【0058】次に、ステップモータ40の駆動目標値で
ある目標ステップelstrgの設定を行う目標開度算
出ルーチンの処理について、図11に基づき説明する。
なお、本ルーチンの処理は、所定時間毎の定時割り込み
処理として実行される。
ある目標ステップelstrgの設定を行う目標開度算
出ルーチンの処理について、図11に基づき説明する。
なお、本ルーチンの処理は、所定時間毎の定時割り込み
処理として実行される。
【0059】本ルーチンに移行すると、CPU60は、
まず処理S100として、IG(イグニション)スイッ
チ20がオフであるか否かを判定する。ここでイグニシ
ョンスイッチ20がオフ、すなわち機関1の停止要求が
出されている場合、CPU60の処理は、処理S102
に移行する。この処理S102においてCPU60は、
目標ステップelstrgを吸気絞り弁4の全閉位置に
対応する値とする。その後、CPU60は、本ルーチン
の処理を一時終了する。
まず処理S100として、IG(イグニション)スイッ
チ20がオフであるか否かを判定する。ここでイグニシ
ョンスイッチ20がオフ、すなわち機関1の停止要求が
出されている場合、CPU60の処理は、処理S102
に移行する。この処理S102においてCPU60は、
目標ステップelstrgを吸気絞り弁4の全閉位置に
対応する値とする。その後、CPU60は、本ルーチン
の処理を一時終了する。
【0060】IGスイッチ20がオフとされた場合、速
やかにディーゼル機関1を停止する必要がある。本実施
の形態では、こうした場合、吸気絞り弁4を全閉とし、
機関1に対する吸入空気の供給を遮断して機関1の速や
かな停止を行うために、目標ステップelstrgを上
記の値に設定して、吸気絞り弁4を全閉とするようにし
ている。
やかにディーゼル機関1を停止する必要がある。本実施
の形態では、こうした場合、吸気絞り弁4を全閉とし、
機関1に対する吸入空気の供給を遮断して機関1の速や
かな停止を行うために、目標ステップelstrgを上
記の値に設定して、吸気絞り弁4を全閉とするようにし
ている。
【0061】一方、IGスイッチ20がオンの場合、C
PU60は処理S101において、前記燃料噴射ポンプ
14や噴射ノズル11などの燃料噴射系に異常が発生し
ているか否かを判定する。燃料噴射系に異常が発生する
とディーゼル機関1をもはや制御できなくなるため、速
やかに機関1を停止する必要がある。したがって、燃料
噴射系に異常が発生している場合にも、CPU60は処
理S102の処理に移行し、目標ステップelstrg
に吸気絞り弁4の全閉位置に対応する値を設定して、機
関1を速やかに停止するようにしている。そして、その
後、CPU60は、本ルーチンの処理を一時終了する。
PU60は処理S101において、前記燃料噴射ポンプ
14や噴射ノズル11などの燃料噴射系に異常が発生し
ているか否かを判定する。燃料噴射系に異常が発生する
とディーゼル機関1をもはや制御できなくなるため、速
やかに機関1を停止する必要がある。したがって、燃料
噴射系に異常が発生している場合にも、CPU60は処
理S102の処理に移行し、目標ステップelstrg
に吸気絞り弁4の全閉位置に対応する値を設定して、機
関1を速やかに停止するようにしている。そして、その
後、CPU60は、本ルーチンの処理を一時終了する。
【0062】燃料噴射系の異常が発生していない場合に
は、CPU60は処理S103において、バッテリ電圧
VBが10Vよりも高いか否かを判断する。バッテリ電
圧VBが10V以下の場合、ステップモータ40の駆動
電圧が不足して出力が低下する。こうした場合、吸気絞
り弁4を駆動する際の駆動トルクが不足することで、ス
テップモータ40の脱調が発生し易い状態となる。した
がってここで、同バッテリ電圧VBが10V以下(N
O)であると判断される場合、CPU60は処理S10
4において、目標ステップelstrgを”+9”ステ
ップとした後、本ルーチンの処理を一時終了する。な
お、この値”+9”ステップとは、後述する確認処理が
実行される範囲外にあって、且つ吸気絞り弁4を全開位
置近傍に位置させることのできるステップモータ40の
ステップ数である。またこのとき、正常な状態が持続さ
れている限り、前記全開スイッチ39がオンとなること
もない。このように、バッテリ電圧VBが10V以下と
なる場合には目標ステップelstrgを上記値に固定
することで、吸気絞り弁4を全開位置近傍に位置させる
とともに、ステップモータ40をそれ以上駆動すること
を禁止するようにしている。
は、CPU60は処理S103において、バッテリ電圧
VBが10Vよりも高いか否かを判断する。バッテリ電
圧VBが10V以下の場合、ステップモータ40の駆動
電圧が不足して出力が低下する。こうした場合、吸気絞
り弁4を駆動する際の駆動トルクが不足することで、ス
テップモータ40の脱調が発生し易い状態となる。した
がってここで、同バッテリ電圧VBが10V以下(N
O)であると判断される場合、CPU60は処理S10
4において、目標ステップelstrgを”+9”ステ
ップとした後、本ルーチンの処理を一時終了する。な
お、この値”+9”ステップとは、後述する確認処理が
実行される範囲外にあって、且つ吸気絞り弁4を全開位
置近傍に位置させることのできるステップモータ40の
ステップ数である。またこのとき、正常な状態が持続さ
れている限り、前記全開スイッチ39がオンとなること
もない。このように、バッテリ電圧VBが10V以下と
なる場合には目標ステップelstrgを上記値に固定
することで、吸気絞り弁4を全開位置近傍に位置させる
とともに、ステップモータ40をそれ以上駆動すること
を禁止するようにしている。
【0063】なお、先述したように、ディーゼル機関1
はその機構上、必要量の吸入空気が確保されていれば、
それ以上に吸入空気量を増量したとしても、運転を支障
なく続けることができる。したがって、バッテリ電圧V
Bの低下時には、吸気絞り弁4を全開位置近傍に退避さ
せて、十分な吸入空気量を確保できる目標ステップel
strgを設定することで、ディーゼル機関1は支障な
くその運転が持続されるようになる。
はその機構上、必要量の吸入空気が確保されていれば、
それ以上に吸入空気量を増量したとしても、運転を支障
なく続けることができる。したがって、バッテリ電圧V
Bの低下時には、吸気絞り弁4を全開位置近傍に退避さ
せて、十分な吸入空気量を確保できる目標ステップel
strgを設定することで、ディーゼル機関1は支障な
くその運転が持続されるようになる。
【0064】一方、先の処理S103において、バッテ
リ電圧VBが10Vよりも大きいと判定された場合、C
PU60は処理S105において、機関回転数NEと燃
料噴射量指令値Qfincとの対応のもとに、図12に
例示する2次元マップに基づき目標ステップelstr
gを算出する。また、ここで算出される目標ステップe
lstrgは、ディーゼル機関1の運転条件に応じた適
切な吸入空気量が確保されるように、圧力センサ6によ
って検出される大気圧、水温センサ77によって検出さ
れる冷却水温度、大気温センサ78によって検出される
大気温度等に応じてその値が補正される。
リ電圧VBが10Vよりも大きいと判定された場合、C
PU60は処理S105において、機関回転数NEと燃
料噴射量指令値Qfincとの対応のもとに、図12に
例示する2次元マップに基づき目標ステップelstr
gを算出する。また、ここで算出される目標ステップe
lstrgは、ディーゼル機関1の運転条件に応じた適
切な吸入空気量が確保されるように、圧力センサ6によ
って検出される大気圧、水温センサ77によって検出さ
れる冷却水温度、大気温センサ78によって検出される
大気温度等に応じてその値が補正される。
【0065】こうして目標ステップelstrgを設定
した後、CPU60は処理S106の処理として、目標
ステップelstrgが前記”+9”ステップ未満であ
るか否かを判定する。この処理S106において、目標
ステップelstrgが前記”+9”ステップ以上であ
ると判定された場合、CPU60は処理S107におい
て確認処理完了フラグexchkendをオフとした
後、本ルーチンの処理を一時終了する。
した後、CPU60は処理S106の処理として、目標
ステップelstrgが前記”+9”ステップ未満であ
るか否かを判定する。この処理S106において、目標
ステップelstrgが前記”+9”ステップ以上であ
ると判定された場合、CPU60は処理S107におい
て確認処理完了フラグexchkendをオフとした
後、本ルーチンの処理を一時終了する。
【0066】なお、本実施の形態では、目標ステップe
lstrgが前記”+9”ステップ未満となった場合、
吸気絞り弁4を全開とする全開指令が出されたものとし
ている。そして、全開指令が出される度に、ステップモ
ータ40のステップ数から把握される制御上の吸気絞り
弁4の開度と実際の開度とが合致していることを確認す
る確認処理を実行している。前記確認処理完了フラグe
xchkendは、後述する確認処理要求フラグexg
lchkと共に確認処理の実行判定に用いられる。な
お、この確認処理完了フラグexchkendは、確認
処理が完了したときにオンとされ、目標ステップels
trgが”+9”ステップ以上となったときにオフとさ
れる。
lstrgが前記”+9”ステップ未満となった場合、
吸気絞り弁4を全開とする全開指令が出されたものとし
ている。そして、全開指令が出される度に、ステップモ
ータ40のステップ数から把握される制御上の吸気絞り
弁4の開度と実際の開度とが合致していることを確認す
る確認処理を実行している。前記確認処理完了フラグe
xchkendは、後述する確認処理要求フラグexg
lchkと共に確認処理の実行判定に用いられる。な
お、この確認処理完了フラグexchkendは、確認
処理が完了したときにオンとされ、目標ステップels
trgが”+9”ステップ以上となったときにオフとさ
れる。
【0067】さて、先の処理S106において、目標ス
テップelstrgが前記”+9”ステップ未満である
と判定された場合には、CPU60は処理S108にお
いて、確認処理完了フラグexchkendがオンであ
るか否かを判定する。この確認処理完了フラグexch
kendがオンの場合も、目標ステップelstrg
を”+9”ステップとする。こうして、今回の全開指令
出力時に既に確認処理が完了している場合には、同全開
指令が解除されるまで目標ステップelstrgを”+
9”ステップに保持するようにしている。この”+9”
ステップというステップ数が吸気絞り弁4の全開位置近
傍で且つ確認処理が実行されない開度位置に相当するこ
とは上述の通りである。
テップelstrgが前記”+9”ステップ未満である
と判定された場合には、CPU60は処理S108にお
いて、確認処理完了フラグexchkendがオンであ
るか否かを判定する。この確認処理完了フラグexch
kendがオンの場合も、目標ステップelstrg
を”+9”ステップとする。こうして、今回の全開指令
出力時に既に確認処理が完了している場合には、同全開
指令が解除されるまで目標ステップelstrgを”+
9”ステップに保持するようにしている。この”+9”
ステップというステップ数が吸気絞り弁4の全開位置近
傍で且つ確認処理が実行されない開度位置に相当するこ
とは上述の通りである。
【0068】一方、確認処理完了フラグexchken
dがオフの場合、CPU60は処理S110において、
目標ステップelstrgを”−2”ステップとし、更
に確認処理要求フラグexglchkをオンとして、本
ルーチンの処理を一時終了する。ここで、この目標ステ
ップelstrgの−2という値は、全開スイッチ39
のオン・オフ状態の確認時に、吸気絞り弁4の開度を該
スイッチ39がオフからオンに切り替わる開度位置より
も更に開弁側の開度位置とすることで、確実に該スイッ
チ39をオンに切り替わり、ディーゼル機関1の振動等
によって発生する全開スイッチ39のチャタリングに起
因する誤判定が生じないよう設定されたステップ位置で
ある。
dがオフの場合、CPU60は処理S110において、
目標ステップelstrgを”−2”ステップとし、更
に確認処理要求フラグexglchkをオンとして、本
ルーチンの処理を一時終了する。ここで、この目標ステ
ップelstrgの−2という値は、全開スイッチ39
のオン・オフ状態の確認時に、吸気絞り弁4の開度を該
スイッチ39がオフからオンに切り替わる開度位置より
も更に開弁側の開度位置とすることで、確実に該スイッ
チ39をオンに切り替わり、ディーゼル機関1の振動等
によって発生する全開スイッチ39のチャタリングに起
因する誤判定が生じないよう設定されたステップ位置で
ある。
【0069】次に、ステップモータ40の現在のステッ
プelsactから把握される制御上の吸気絞り弁4の
開度と、全開スイッチ39のオン・オフ切り替えによっ
て把握される実際の吸気絞り弁4の開度との対応を確認
する確認処理ルーチンの処理について、図13に示す同
ルーチンのフローチャートに基づき説明する。
プelsactから把握される制御上の吸気絞り弁4の
開度と、全開スイッチ39のオン・オフ切り替えによっ
て把握される実際の吸気絞り弁4の開度との対応を確認
する確認処理ルーチンの処理について、図13に示す同
ルーチンのフローチャートに基づき説明する。
【0070】なお、本ルーチンの処理は、ステップモー
タ40が励磁切り替え状態となる毎の割り込み処理とし
て起動される。なお、励磁切り替え状態となる周期は、
ステップモータ40の駆動状態やディーゼル機関1の運
転状態等に基づきCPU60によって算出される。ま
た、この励磁切り替え状態となる周期が変更されること
で、吸気絞り弁4の開閉速度が調整される。
タ40が励磁切り替え状態となる毎の割り込み処理とし
て起動される。なお、励磁切り替え状態となる周期は、
ステップモータ40の駆動状態やディーゼル機関1の運
転状態等に基づきCPU60によって算出される。ま
た、この励磁切り替え状態となる周期が変更されること
で、吸気絞り弁4の開閉速度が調整される。
【0071】さて、本ルーチンの処理に移行すると、ま
ず処理S200においてCPU60は、確認要求フラグ
exglchkがオンで、なおかつ現在のステップel
sactが”+7”ステップ未満であるか否かを確認す
る。なお、この確認要求フラグexglchkがオンと
なっている場合、ステップモータ40に対する目標ステ
ップelstrgが”−2”に設定されていることは上
述の通りである。この処理S200において、両方の条
件がともに満たされている場合、CPU60は処理S2
01に移行する。この処理S201において、CPU6
0は、現在のステップelsactが”+6”ステップ
であるか否か、すなわち現在の吸気絞り弁4の開度位置
が全開位置よりも6ステップ分閉弁側の開度位置にある
か否かを判定する。
ず処理S200においてCPU60は、確認要求フラグ
exglchkがオンで、なおかつ現在のステップel
sactが”+7”ステップ未満であるか否かを確認す
る。なお、この確認要求フラグexglchkがオンと
なっている場合、ステップモータ40に対する目標ステ
ップelstrgが”−2”に設定されていることは上
述の通りである。この処理S200において、両方の条
件がともに満たされている場合、CPU60は処理S2
01に移行する。この処理S201において、CPU6
0は、現在のステップelsactが”+6”ステップ
であるか否か、すなわち現在の吸気絞り弁4の開度位置
が全開位置よりも6ステップ分閉弁側の開度位置にある
か否かを判定する。
【0072】この処理S201の判定条件を満たした場
合、CPU60の処理は処理S202に移行する。この
処理S202において、CPU60は全開スイッチ39
のオン・オフ状態を確認する。このとき、全開スイッチ
39がオフであればCPU60の処理は、一旦、先述し
たステップモータ40の駆動制御ルーチンに移行する。
なお、ここでの全開スイッチ39の確認時にCPU60
は、先述した励磁相の変更周期を遅くしている。こうし
て励磁相の変更周期を遅くすることで、ステップモータ
40のダンピングが収束するまで時間を確保して、確実
にスイッチ状態の確認を行うことができるようにしてい
る。
合、CPU60の処理は処理S202に移行する。この
処理S202において、CPU60は全開スイッチ39
のオン・オフ状態を確認する。このとき、全開スイッチ
39がオフであればCPU60の処理は、一旦、先述し
たステップモータ40の駆動制御ルーチンに移行する。
なお、ここでの全開スイッチ39の確認時にCPU60
は、先述した励磁相の変更周期を遅くしている。こうし
て励磁相の変更周期を遅くすることで、ステップモータ
40のダンピングが収束するまで時間を確保して、確実
にスイッチ状態の確認を行うことができるようにしてい
る。
【0073】正常な動作が行われていれば、このときの
吸気絞り弁4は、全開位置よりステップモータ40の6
ステップ分に相当する分だけ閉弁側に位置していて、同
全開スイッチ39はオフとなっているはずである。そし
て逆に、上記処理S202において全開スイッチ39が
オンとなっていれば、ステップモータ40のステップ位
置と吸気絞り弁4の開度位置との対応関係が一致してい
ないことになる。この場合、何らかの異常が発生してい
るとして、CPU60は処理S203の処理に移行し、
異常時処理を実行する。
吸気絞り弁4は、全開位置よりステップモータ40の6
ステップ分に相当する分だけ閉弁側に位置していて、同
全開スイッチ39はオフとなっているはずである。そし
て逆に、上記処理S202において全開スイッチ39が
オンとなっていれば、ステップモータ40のステップ位
置と吸気絞り弁4の開度位置との対応関係が一致してい
ないことになる。この場合、何らかの異常が発生してい
るとして、CPU60は処理S203の処理に移行し、
異常時処理を実行する。
【0074】この異常時処理として、CPU60は、先
述した初期化処理を再び実行し、基準ステップ位置の設
定をやり直す。もし、上記異常の原因がステップモータ
40の脱調が原因であれば、この基準ステップ位置の再
設定によって、ステップモータ40のステップ位置と吸
気絞り弁4の開度位置との対応関係を再び一致させるこ
とが可能であり、同吸気絞り弁4の開度制御を再び実行
できるようになる。この設定処理が正常に行われない場
合、全開スイッチ39の故障やステップモータ40及び
吸気絞り弁4の固着等、吸気絞り弁4の制御系に容易に
は復旧不能な異常が発生したものと判断される。この場
合、CPU60は、ステップモータ40の励磁相を現在
の状態に保持することで吸気絞り弁4を現在の開度位置
に固定し、以後同弁4の開度制御を停止し、更にEGR
制御も停止する。また、燃料噴射量を制限する等の処置
を施し、ディーゼル機関1の運転を維持できるようにす
る。
述した初期化処理を再び実行し、基準ステップ位置の設
定をやり直す。もし、上記異常の原因がステップモータ
40の脱調が原因であれば、この基準ステップ位置の再
設定によって、ステップモータ40のステップ位置と吸
気絞り弁4の開度位置との対応関係を再び一致させるこ
とが可能であり、同吸気絞り弁4の開度制御を再び実行
できるようになる。この設定処理が正常に行われない場
合、全開スイッチ39の故障やステップモータ40及び
吸気絞り弁4の固着等、吸気絞り弁4の制御系に容易に
は復旧不能な異常が発生したものと判断される。この場
合、CPU60は、ステップモータ40の励磁相を現在
の状態に保持することで吸気絞り弁4を現在の開度位置
に固定し、以後同弁4の開度制御を停止し、更にEGR
制御も停止する。また、燃料噴射量を制限する等の処置
を施し、ディーゼル機関1の運転を維持できるようにす
る。
【0075】また、本実施の形態では、たとえ上記の異
常時処理によって吸気絞り弁4の開度制御が復旧可能と
なっても、ディーゼル機関1の今回の始動以後、所定の
回数以上、異常判定がなされた場合には、同様に制御系
に異常が発生したものと判断し、吸気絞り弁4の開度制
御の停止等の処置を施している。
常時処理によって吸気絞り弁4の開度制御が復旧可能と
なっても、ディーゼル機関1の今回の始動以後、所定の
回数以上、異常判定がなされた場合には、同様に制御系
に異常が発生したものと判断し、吸気絞り弁4の開度制
御の停止等の処置を施している。
【0076】一方、前記処理S201の判定条件を満た
さない場合、すなわち現在のステップelsactが”
+5”ステップ以下である場合、CPU60は処理S2
04に移行する。この処理S204においてCPU60
は、現在のステップelsactが目標ステップels
trgに一致する”−2”ステップであるか否かを判定
する。ここで、現在のステップelsactが”−2”
ステップに達していなければ、一旦、先述したステップ
モータ40の駆動制御ルーチンに移行する。一方、現在
のステップelsactが”−2”ステップに達してい
れば、CPU60は処理S205において、全開スイッ
チ39のオン・オフ状態を確認する。このとき正常な動
作が行われていれば、吸気絞り弁4は全開位置よりも更
に開弁側に位置していて、全開スイッチ39はオンとな
っているはずである。したがって、この処理S205に
おいて全開スイッチ39がオフとなっている場合には、
CPU60は先述した処理S203に移行し、先ほどと
同様の異常時処理を実行する。
さない場合、すなわち現在のステップelsactが”
+5”ステップ以下である場合、CPU60は処理S2
04に移行する。この処理S204においてCPU60
は、現在のステップelsactが目標ステップels
trgに一致する”−2”ステップであるか否かを判定
する。ここで、現在のステップelsactが”−2”
ステップに達していなければ、一旦、先述したステップ
モータ40の駆動制御ルーチンに移行する。一方、現在
のステップelsactが”−2”ステップに達してい
れば、CPU60は処理S205において、全開スイッ
チ39のオン・オフ状態を確認する。このとき正常な動
作が行われていれば、吸気絞り弁4は全開位置よりも更
に開弁側に位置していて、全開スイッチ39はオンとな
っているはずである。したがって、この処理S205に
おいて全開スイッチ39がオフとなっている場合には、
CPU60は先述した処理S203に移行し、先ほどと
同様の異常時処理を実行する。
【0077】また、処理S205において全開スイッチ
39がオンとなっていれば、ステップモータ40のステ
ップ位置と吸気絞り弁4の開度位置との対応関係が正常
であることを確認することができる。このとき、CPU
60は処理S206に移行し、前記確認完了フラグex
chkendをオン、確認要求フラグexglchkを
オフとした後、ステップモータ40の駆動制御ルーチン
に移行する。先述したように、確認完了フラグexch
kendは、全開指令が出されていない場合にオフとさ
れ、確認処理が完了したときにオンとなる。このように
確認完了フラグexchkendを設定することで、全
開指令が出される毎に1度だけしか確認処理が行われな
いようにしている。
39がオンとなっていれば、ステップモータ40のステ
ップ位置と吸気絞り弁4の開度位置との対応関係が正常
であることを確認することができる。このとき、CPU
60は処理S206に移行し、前記確認完了フラグex
chkendをオン、確認要求フラグexglchkを
オフとした後、ステップモータ40の駆動制御ルーチン
に移行する。先述したように、確認完了フラグexch
kendは、全開指令が出されていない場合にオフとさ
れ、確認処理が完了したときにオンとなる。このように
確認完了フラグexchkendを設定することで、全
開指令が出される毎に1度だけしか確認処理が行われな
いようにしている。
【0078】また一方、前記処理S200において、確
認要求フラグexglchkがオフ、あるいは現在のス
テップelsactが”+7”ステップ以上である場
合、CPU60は、処理S207に移行する。この処理
S207において、CPU60は、現在のステップel
sactが”+7”ステップ以上であるか否かを判断す
る。そして、同現在のステップelsactが”+7”
ステップ未満であるとき、すなわち既に確認要求フラグ
exglchkがオフとなっている場合には、そのまま
ステップモータ40の駆動制御ルーチンに移行し、確認
要求フラグexglchkが”+7”ステップ以上であ
れば、処理S208にて全開スイッチ39のオン・オフ
状態を確認する。このときもCPU60は、励磁相の変
更周期を遅くして、確認精度を高めている。正常な動作
が行われているならば、このときの吸気絞り弁4は全開
スイッチ39の切り替え位置より閉弁側に位置してい
て、全開スイッチ39はオフとなっているはずである。
したがって、上記処理S208において全開スイッチ3
9がオンとなっていれば、何らかの異常が発生している
と考えられる。この場合、CPU60は処理S203に
移行して先の異常時処理を実行する。他方、上記処理S
208において、否定(NO)判断される場合、すなわ
ち現在のステップelsactが”+7”ステップ以上
であって且つ、全開スイッチ39がオフである旨判断さ
れる場合には、正常な状態が維持されているとして一
旦、先述したステップモータ40の駆動制御ルーチンに
移行する。
認要求フラグexglchkがオフ、あるいは現在のス
テップelsactが”+7”ステップ以上である場
合、CPU60は、処理S207に移行する。この処理
S207において、CPU60は、現在のステップel
sactが”+7”ステップ以上であるか否かを判断す
る。そして、同現在のステップelsactが”+7”
ステップ未満であるとき、すなわち既に確認要求フラグ
exglchkがオフとなっている場合には、そのまま
ステップモータ40の駆動制御ルーチンに移行し、確認
要求フラグexglchkが”+7”ステップ以上であ
れば、処理S208にて全開スイッチ39のオン・オフ
状態を確認する。このときもCPU60は、励磁相の変
更周期を遅くして、確認精度を高めている。正常な動作
が行われているならば、このときの吸気絞り弁4は全開
スイッチ39の切り替え位置より閉弁側に位置してい
て、全開スイッチ39はオフとなっているはずである。
したがって、上記処理S208において全開スイッチ3
9がオンとなっていれば、何らかの異常が発生している
と考えられる。この場合、CPU60は処理S203に
移行して先の異常時処理を実行する。他方、上記処理S
208において、否定(NO)判断される場合、すなわ
ち現在のステップelsactが”+7”ステップ以上
であって且つ、全開スイッチ39がオフである旨判断さ
れる場合には、正常な状態が維持されているとして一
旦、先述したステップモータ40の駆動制御ルーチンに
移行する。
【0079】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示すような効果を得ることができるようにな
る。 (1)バッテリ電圧が低下し、ステップモータ40に印
加される電圧が不足した場合には、吸気絞り弁4の目標
開度を保持してステップモータ40の駆動を禁止するよ
うにしたことで、脱調の発生を大幅に抑制することがで
きるようになる。
ば、以下に示すような効果を得ることができるようにな
る。 (1)バッテリ電圧が低下し、ステップモータ40に印
加される電圧が不足した場合には、吸気絞り弁4の目標
開度を保持してステップモータ40の駆動を禁止するよ
うにしたことで、脱調の発生を大幅に抑制することがで
きるようになる。
【0080】(2)また、そのときの吸気絞り弁4の目
標開度をイグニションスイッチ21がオンであることを
条件に全開付近とすることで、ディーゼル機関1に対し
て少なくとも必要とされる量以上の吸入空気を供給でき
る位置に同吸気絞り弁4を退避させることができ、ディ
ーゼル機関1のその後の運転を支障なく行うことができ
るようになる。
標開度をイグニションスイッチ21がオンであることを
条件に全開付近とすることで、ディーゼル機関1に対し
て少なくとも必要とされる量以上の吸入空気を供給でき
る位置に同吸気絞り弁4を退避させることができ、ディ
ーゼル機関1のその後の運転を支障なく行うことができ
るようになる。
【0081】(3)また、そのときの目標開度を確認処
理が実行される開度範囲外とすることで、確認処理に際
して誤判定を防止することができるようにもなる。ま
た、確認処理にともなうステップモータ40の駆動も禁
止できるため、同モータ40の脱調の発生も更に抑制す
ることができるようにもなる。
理が実行される開度範囲外とすることで、確認処理に際
して誤判定を防止することができるようにもなる。ま
た、確認処理にともなうステップモータ40の駆動も禁
止できるため、同モータ40の脱調の発生も更に抑制す
ることができるようにもなる。
【0082】(4)また、イグニションスイッチ21が
オフとされた場合や燃料噴射系等の異常が発生した場合
には、吸気絞り弁4の目標開度を全閉位置に対応する値
として、同吸気絞り弁4を全閉位置に退避させる処理を
優先させることで、吸入空気を遮断してディーゼル機関
1を速やかに停止できるようになる。
オフとされた場合や燃料噴射系等の異常が発生した場合
には、吸気絞り弁4の目標開度を全閉位置に対応する値
として、同吸気絞り弁4を全閉位置に退避させる処理を
優先させることで、吸入空気を遮断してディーゼル機関
1を速やかに停止できるようになる。
【0083】(5)吸気絞り弁4の退避位置での停止に
際しては、ステップモータ40の励磁状態を保持するよ
うにして、吸気脈動やディーゼル機関1の振動による吸
気絞り弁4の振れの発生を回避することができる。ひい
ては、不要な振れによる吸気絞り弁4や全開スイッチ3
9の信頼性の低下を回避することができるようになる。
際しては、ステップモータ40の励磁状態を保持するよ
うにして、吸気脈動やディーゼル機関1の振動による吸
気絞り弁4の振れの発生を回避することができる。ひい
ては、不要な振れによる吸気絞り弁4や全開スイッチ3
9の信頼性の低下を回避することができるようになる。
【0084】なお、本発明の実施の形態は、以下のよう
に変更してもよい。 ・イグニションスイッチ21がオフとされた場合や燃料
噴射系等の異常が発生した場合に吸気絞り弁4を退避さ
せる開度位置は全閉位置に限らず、その近傍であっても
よい。
に変更してもよい。 ・イグニションスイッチ21がオフとされた場合や燃料
噴射系等の異常が発生した場合に吸気絞り弁4を退避さ
せる開度位置は全閉位置に限らず、その近傍であっても
よい。
【0085】・全開スイッチ39は、上記実施の形態の
ように駆動機構5のギアボックス28の内部に設けられ
るものに限らず、吸気絞り弁4が設けられたスロットル
ボディー25内部に設けられて吸気絞り弁4の開度位置
を直接確認するタイプのもの、あるいはスロットルボデ
ィー25の外部に設けられて弁軸26の回動角度に基づ
きその開度位置を確認するタイプのもの等であってもよ
い。また、吸気絞り弁4の開度位置を確認してその旨、
指示できる装置であれば、必ずしもスイッチである必要
もない。
ように駆動機構5のギアボックス28の内部に設けられ
るものに限らず、吸気絞り弁4が設けられたスロットル
ボディー25内部に設けられて吸気絞り弁4の開度位置
を直接確認するタイプのもの、あるいはスロットルボデ
ィー25の外部に設けられて弁軸26の回動角度に基づ
きその開度位置を確認するタイプのもの等であってもよ
い。また、吸気絞り弁4の開度位置を確認してその旨、
指示できる装置であれば、必ずしもスイッチである必要
もない。
【0086】・上記の確認処理を実行しない制御構造と
してもよい。 ・本実施の形態において、吸気絞り弁4の目標開度を保
持する際の目安とするバッテリ電圧VBの値(=10
V)等は任意であり、ステップモータ40の駆動電圧が
不足して出力が低下する境界条件として、これらの値を
設定すればよい。
してもよい。 ・本実施の形態において、吸気絞り弁4の目標開度を保
持する際の目安とするバッテリ電圧VBの値(=10
V)等は任意であり、ステップモータ40の駆動電圧が
不足して出力が低下する境界条件として、これらの値を
設定すればよい。
【0087】・上記実施の形態では、ディーゼル機関の
吸気絞り弁について説明したが、ステップモータに供給
される駆動電力が不足した場合に、同ステップモータの
駆動目標値を保持して制御弁を所定開度に退避するよう
にする制御は、他のステップモータによって駆動される
制御弁、例えばEGR弁やガソリン機関のスロットル弁
等にも適用することができる。
吸気絞り弁について説明したが、ステップモータに供給
される駆動電力が不足した場合に、同ステップモータの
駆動目標値を保持して制御弁を所定開度に退避するよう
にする制御は、他のステップモータによって駆動される
制御弁、例えばEGR弁やガソリン機関のスロットル弁
等にも適用することができる。
【0088】
【発明の効果】請求項1に記載の方法及び請求項6に記
載の構成によれば、駆動電圧低下時にステップモータの
駆動を制限し、最終的にはその駆動を禁止することで、
同モータの脱調等の発生を好適に抑制することすること
ができるようになる。
載の構成によれば、駆動電圧低下時にステップモータの
駆動を制限し、最終的にはその駆動を禁止することで、
同モータの脱調等の発生を好適に抑制することすること
ができるようになる。
【0089】更に、請求項2に記載の方法及び請求項7
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低下
時にステップモータの開度目標値を退避位置相当値とし
て、ステップモータの駆動量をできうる限り削減するこ
とで、同モータの脱調等の発生を好適に抑制することが
できるようになる。
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低下
時にステップモータの開度目標値を退避位置相当値とし
て、ステップモータの駆動量をできうる限り削減するこ
とで、同モータの脱調等の発生を好適に抑制することが
できるようになる。
【0090】更に、請求項3に記載の方法及び請求項8
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧が低
下した時に、吸気絞り弁を全開位置若しくはその近傍に
退避させることで、ディーゼル機関の燃焼室には必要量
以上の吸入空気量を確保し続けることができるようにな
り、ディーゼル機関の運転を好適に維持することができ
るようになる。
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧が低
下した時に、吸気絞り弁を全開位置若しくはその近傍に
退避させることで、ディーゼル機関の燃焼室には必要量
以上の吸入空気量を確保し続けることができるようにな
り、ディーゼル機関の運転を好適に維持することができ
るようになる。
【0091】更に、請求項4に記載の方法及び請求項9
に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系等
のシステム異常が発生したとき、またはイグニッション
スイッチがオフの場合には、吸気絞り弁を全閉位置ある
いはその近傍に退避させることで、ディーゼル機関の燃
焼室に供給される吸入空気を遮断あるいは大幅に削減し
て、当該機関を速やかに停止させることができるように
なる。
に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系等
のシステム異常が発生したとき、またはイグニッション
スイッチがオフの場合には、吸気絞り弁を全閉位置ある
いはその近傍に退避させることで、ディーゼル機関の燃
焼室に供給される吸入空気を遮断あるいは大幅に削減し
て、当該機関を速やかに停止させることができるように
なる。
【0092】更に、請求項5に記載の方法及び請求項1
0に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低
下時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が
実行されないようにすることで、確認処理にともなうス
テップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生
を抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することが
できるようになる。
0に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低
下時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が
実行されないようにすることで、確認処理にともなうス
テップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生
を抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することが
できるようになる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる吸気絞り弁の制御
装置が設けられたディーゼル機関の構成を示す略図。
装置が設けられたディーゼル機関の構成を示す略図。
【図2】吸気絞り弁及びその駆動機構の側部断面構造を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】吸気絞り弁の駆動機構の正面構造を示す正面
図。
図。
【図4】同吸気絞り弁の駆動機構の部分断面図。
【図5】ディーゼル機関の電気的構成を示すブロック
図。
図。
【図6】ステップモータの平面断面構造を示す断面図。
【図7】同ステップモータの側部断面構造を示す断面
図。
図。
【図8】同ステップモータの概略構成を示す略図。
【図9】同ステップモータの電気回路構成及び駆動態様
を示す略図。
を示す略図。
【図10】ステップモータの各コイルの通電態様を示す
図。
図。
【図11】目標開度算出ルーチンの処理手順を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図12】ディーゼル機関の燃料噴射量及び機関回転数
とステップモータの目標ステップとの関係を示すグラ
フ。
とステップモータの目標ステップとの関係を示すグラ
フ。
【図13】ステップモータの駆動制御ルーチンの処理手
順を示すフローチャート。
順を示すフローチャート。
1…ディーゼル機関、2…吸気通路、4…吸気絞り弁、
5…吸気絞り弁駆動機構、6…吸気圧センサ、7…排気
通路、8…EGR通路、9…EGR制御弁、19…電子
制御装置(ECU)、20…IGスイッチ、21…スタ
ータスイッチ、22…バッテリ、26…弁軸、29…被
動ギア、32…レバー、33…押圧部、35…支軸、3
6…第1中間ギア、37…第2中間ギア、38…駆動ギ
ア、39…全開スイッチ、40…ステップモータ、41
…出力軸、42…回転子、43…永久磁石、44…A相
固定子カップ、45…B相固定子カップ、46…Ap相
コイル、47…An相コイル、48…Bp相コイル、4
9…Bn相コイル、60…CPU、72…駆動回路。
5…吸気絞り弁駆動機構、6…吸気圧センサ、7…排気
通路、8…EGR通路、9…EGR制御弁、19…電子
制御装置(ECU)、20…IGスイッチ、21…スタ
ータスイッチ、22…バッテリ、26…弁軸、29…被
動ギア、32…レバー、33…押圧部、35…支軸、3
6…第1中間ギア、37…第2中間ギア、38…駆動ギ
ア、39…全開スイッチ、40…ステップモータ、41
…出力軸、42…回転子、43…永久磁石、44…A相
固定子カップ、45…B相固定子カップ、46…Ap相
コイル、47…An相コイル、48…Bp相コイル、4
9…Bn相コイル、60…CPU、72…駆動回路。
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法において、
前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞り弁の開閉に際
し、前記ステップモータの所定のステップ位置と前記級
絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の全開位置にて確
認処理するものであって、前記機関状態に応じた退避位
置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁
の全開位置近傍で且つ該確認処理が実行されない位置相
当値とすることをその要旨とする。
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法において、
前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞り弁の開閉に際
し、前記ステップモータの所定のステップ位置と前記級
絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の全開位置にて確
認処理するものであって、前記機関状態に応じた退避位
置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁
の全開位置近傍で且つ該確認処理が実行されない位置相
当値とすることをその要旨とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
または4に記載のステップモータ式弁装置の制御方法に
おいて、当該機関のシステム異常またはイグニッション
スイッチがオフの場合、前記ステップモータの駆動電圧
の如何に拘わらず、前記機関状態に応じた退避位置相当
値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全閉
位置若しくはその近傍とすることをその要旨とする。
または4に記載のステップモータ式弁装置の制御方法に
おいて、当該機関のシステム異常またはイグニッション
スイッチがオフの場合、前記ステップモータの駆動電圧
の如何に拘わらず、前記機関状態に応じた退避位置相当
値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全閉
位置若しくはその近傍とすることをその要旨とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載のステップモータ式弁装置の制御装置において、
前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞り弁の開閉に際
し、前記ステップモータの所定のステップ位置と前記吸
気絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の全開位置にて
確認処理する手段を更に備え、前記開度目標値設定手段
は、前記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞
り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全開位置近傍で且つ
前記確認処理が実行されない位置相当値とすることをそ
の要旨とする。
に記載のステップモータ式弁装置の制御装置において、
前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞り弁の開閉に際
し、前記ステップモータの所定のステップ位置と前記吸
気絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の全開位置にて
確認処理する手段を更に備え、前記開度目標値設定手段
は、前記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞
り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全開位置近傍で且つ
前記確認処理が実行されない位置相当値とすることをそ
の要旨とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、請求項10に記載の発明は、請求項
8または9に記載のステップモータ式弁装置の制御装置
において、前記開度目標値設定手段は、当該機関のシス
テム異常またはイグニッションスイッチがオフの場合、
前記ステップモータの駆動電圧の如何に拘わらず、前記
機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の開
度目標値を同吸気絞り弁の全閉位置若しくはその近傍と
するものであることをその要旨とする。
8または9に記載のステップモータ式弁装置の制御装置
において、前記開度目標値設定手段は、当該機関のシス
テム異常またはイグニッションスイッチがオフの場合、
前記ステップモータの駆動電圧の如何に拘わらず、前記
機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の開
度目標値を同吸気絞り弁の全閉位置若しくはその近傍と
するものであることをその要旨とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】更に、請求項4に記載の方法及び請求項9
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低下
時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が実
行されないようにすることで、確認処理にともなうステ
ップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生を
抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することがで
きるようになる。
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低下
時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が実
行されないようにすることで、確認処理にともなうステ
ップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生を
抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することがで
きるようになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】更に、請求項5に記載の方法及び請求項1
0に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系
等のシステム異常が発生したとき、またはイグニッショ
ンスイッチがオフのときには、ステップモータの駆動電
圧に拘わらず、吸気絞り弁の開度目標値を全閉位置ある
いはその近傍に設定することで、ディーゼル機関の燃焼
室に供給される吸入空気を遮断あるいは大幅に削減する
ことができるようになる。すなわち、当該機関を速やか
に停止させながら、ステップモータの脱調等の発生を抑
制することができるようになる。
0に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系
等のシステム異常が発生したとき、またはイグニッショ
ンスイッチがオフのときには、ステップモータの駆動電
圧に拘わらず、吸気絞り弁の開度目標値を全閉位置ある
いはその近傍に設定することで、ディーゼル機関の燃焼
室に供給される吸入空気を遮断あるいは大幅に削減する
ことができるようになる。すなわち、当該機関を速やか
に停止させながら、ステップモータの脱調等の発生を抑
制することができるようになる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】更に、請求項4に記載の方法及び請求項9
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低下
時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が実
行されないようにすることで、確認処理にともなうステ
ップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生を
抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することがで
きるようになる。
に記載の構成によれば、ステップモータの駆動電圧低下
時あるいは当該機関のシステム異常時には確認処理が実
行されないようにすることで、確認処理にともなうステ
ップモータの駆動を禁止して同モータの脱調等の発生を
抑制するとともに、確認時の誤判定を防止することがで
きるようになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】更に、請求項5に記載の方法及び請求項1
0に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系
等のシステム異常が発生したとき、またはイグニッショ
ンスイッチがオフの場合には、前記ステップモータの駆
動電圧の如何に拘わらず、吸気絞り弁を全閉位置あるい
はその近傍に退避させることで、ディーゼル機関の燃焼
室に供給される吸入空気を遮断あるいは大幅に削減し
て、当該機関を速やかに停止させることができるように
なる。
0に記載の構成によれば、ディーゼル機関の燃料噴射系
等のシステム異常が発生したとき、またはイグニッショ
ンスイッチがオフの場合には、前記ステップモータの駆
動電圧の如何に拘わらず、吸気絞り弁を全閉位置あるい
はその近傍に退避させることで、ディーゼル機関の燃焼
室に供給される吸入空気を遮断あるいは大幅に削減し
て、当該機関を速やかに停止させることができるように
なる。
Claims (10)
- 【請求項1】弁に駆動連結されたステップモータの所定
のステップ位置を基準としたステップ数制御に基づき前
記弁を開閉せしめるステップモータ式弁装置の制御方法
であって、 前記ステップモータの駆動電圧を監視して、該駆動電圧
が所定電圧以下となるとき前記弁の開度目標値を固定値
とすることを特徴とするステップモータ式弁装置の制御
方法。 - 【請求項2】前記弁はディーゼル機関の吸気通路に設け
られた吸気絞り弁であり、前記ステップモータの駆動電
圧が所定電圧以下となることに基づき固定値とする同吸
気絞り弁の開度目標値は機関状態に応じた退避位置相当
値である請求項1に記載のステップモータ式弁装置の制
御方法。 - 【請求項3】前記機関状態に応じた退避位置相当値とす
る吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全開位置若
しくはその近傍とする請求項2に記載のステップモータ
式弁装置の制御方法。 - 【請求項4】当該機関のシステム異常またはイグニッシ
ョンスイッチがオフの場合、前記機関状態に応じた退避
位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り
弁の全閉位置若しくはその近傍とする請求項2または3
に記載のステップモータ式弁装置の制御方法。 - 【請求項5】前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞り
弁の開閉に際し、前記ステップモータの所定のステップ
位置と前記級絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の全
開位置にて確認処理するものであって、前記機関状態に
応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を
同吸気絞り弁の全開位置近傍で且つ該確認処理が実行さ
れない位置相当値とする請求項2〜4のいずれかに記載
のステップモータ式弁装置の制御方法。 - 【請求項6】弁装置に駆動連結されたステップモータの
所定のステップ位置を基準としたステップ数制御に基づ
き前記弁を開閉せしめるステップモータ式弁装置の制御
装置であって、 前記ステップモータの駆動電圧を監視する監視手段と、 この監視する駆動電圧が所定電圧以下となるとき、前記
弁の開度目標値を固定値に設定する開度目標設定手段
と、 を備えることを特徴とするステップモータ式弁装置の制
御装置。 - 【請求項7】前記弁はディーゼル機関の吸気通路に設け
られた吸気絞り弁であり、 前記開度目標設定手段は、前記固定に設定する同吸気絞
り弁の開度目標値を機関状態に応じた退避位置相当値と
する請求項6に記載のステップモータ式弁装置の制御装
置。 - 【請求項8】前記開度目標値設定手段は、前記機関運転
状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞り弁の開度目
標値を同吸気絞り弁の全開位置若しくはその近傍とする
ものである請求項7に記載のステップモータ式弁装置の
制御装置。 - 【請求項9】前記開度目標値設定手段は、当該機関のシ
ステム異常またはイグニッションスイッチがオフの場
合、前記機関状態に応じた退避位置相当値とする吸気絞
り弁の開度目標値を同吸気絞り弁の全閉位置若しくはそ
の近傍とするものである請求項7または8に記載のステ
ップモータ式弁装置の制御装置。 - 【請求項10】請求項7〜9のいずれかに記載のステッ
プモータ式弁装置の制御装置において、 前記ステップ数制御に基づく前記吸気絞り弁の開閉に際
し、前記ステップモータの所定のステップ位置と前記吸
気絞り弁の開度との関係を同吸気絞り弁の全開位置にて
確認処理する手段を更に備え、 前記開度目標値設定手段は、前記機関状態に応じた退避
位置相当値とする吸気絞り弁の開度目標値を同吸気絞り
弁の全開位置近傍で且つ前記確認処理が実行されない位
置相当値とすることを特徴とするステップモータ式弁装
置の制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10665098A JPH11294194A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | ステップモータ式弁装置の制御方法及び制御装置 |
| DE1998620344 DE69820344T2 (de) | 1997-06-26 | 1998-06-25 | Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung einer Drosselklappe in einer Brennkraftmaschine |
| EP98111729A EP0887534B1 (en) | 1997-06-26 | 1998-06-25 | Apparatus and method of controlling throttle valve in engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10665098A JPH11294194A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | ステップモータ式弁装置の制御方法及び制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294194A true JPH11294194A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14439001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10665098A Pending JPH11294194A (ja) | 1997-06-26 | 1998-04-16 | ステップモータ式弁装置の制御方法及び制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294194A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7213543B2 (en) | 2003-04-04 | 2007-05-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Technique of detecting failure of compression ratio varying mechanism and controlling internal combustion engine |
| JP2009002355A (ja) * | 2008-09-03 | 2009-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電子スロットル制御装置 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10665098A patent/JPH11294194A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7213543B2 (en) | 2003-04-04 | 2007-05-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Technique of detecting failure of compression ratio varying mechanism and controlling internal combustion engine |
| JP2009002355A (ja) * | 2008-09-03 | 2009-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電子スロットル制御装置 |
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