JPH11294263A - ガス弁 - Google Patents

ガス弁

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JPH11294263A
JPH11294263A JP11047008A JP4700899A JPH11294263A JP H11294263 A JPH11294263 A JP H11294263A JP 11047008 A JP11047008 A JP 11047008A JP 4700899 A JP4700899 A JP 4700899A JP H11294263 A JPH11294263 A JP H11294263A
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valve
sealing
gas valve
gas
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JP11047008A
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Peter Steinrueck
シュタインリュック ペーター
Karl Rein
ライン カール
Josef Horvath
ホルヴァート ヨーゼフ
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Hoerbiger Ventilwerke GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にガス機関のための、電磁式の操作装置1
9を備えたガス弁を改善して、大きな流過横断面と同時
に短い切換時間及び応答時間を達成して、ガス弁が多点
噴射機構、若しくは排ガス給気機構、及び過給式の機
関、特に実用車のためのガス機関への使用に適している
ようにする。 【解決手段】 ガス弁が、平らな弁座3及び、該弁座に
向けられた平らな少なくとも1つのシール面を有するシ
ールエレメント7を備えた面座弁として形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁式の操作装置
(Betaetigung)を備えた、、特にガス機関(Gasmotor)の
ための燃料噴射弁としてのガス弁であって、燃料入口と
燃料出口との間に配置されていて制御可能な電磁石の接
極子(Anker)を介して操作可能なシールエレメント及び
該シールエレメントに作用する少なくとも1つの閉鎖ば
ねを備えている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】オットー原理(Otto-Prinzip)に基づく従
来のガス機関においては、燃料ガスが吸引導管内で混入
されて、次いでシリンダに供給される。この場合、例え
ば調整弁及び静圧混合器(statischer Mischer)が用いら
れている。このような機構は、電子的な燃料噴射装置を
備えた機構にとっては使用され難い。従って、マグネッ
トを介して制御可能なガスノズルを用いて、該ガスノズ
ルが燃料を調量して、可燃性の混合気を供給管系内に形
成するようになっている。実用車(Nutzfahrzeug)への使
用にとって、従来のガス弁においては小さすぎる流過横
断面に基づき、十分な横断面を得るために、標準的に1
2個までの束ねられたガス弁が設けられている。このよ
うな理由から、ガス機関、例えば天然ガス(CNG[com
pressed natural gas])・機関、液化ガス(LPG[liq
uified purified gas])・機関若しくは水素・機関(Was
serstoff-Motor)は、現在、過給なしに、即ち大気圧で
運転されて、標準的にほぼ145kWにしか達していな
い。
【0003】調節の改善、燃費の改善及び有害物質エミ
ッションの減少の目的で、シーケンシャルな推進剤吹き
込み(sequentielle Treibstoffeinblasung)(多点噴射
[Multi-Point-Einspritung]若しくは排ガス給気[Ported
-Gas-Admission]とも呼ばれる)で運転される機構が用
いられ、各シリンダに個別に可燃性の混合気がセパレー
トな噴射器若しくは弁を介して供給される。この場合、
吸気系内では可燃性の混合気は生ぜしめられず、燃料噴
射がそれぞれのシリンダの吸気サイクル中にしか行われ
ない。従来公知の弁は前記機構内への使用に適しておら
ず、それというのは最大4乃至5mmの小さすぎる流
過横断面しか有していないからであり、構造的な理由か
ら不可能であるものの、大気圧式の機関においてシリン
ダ毎に2つの弁が必要であり、かつ過給式の機関におい
てシリンダ毎に3つの弁が必要である。さらに、大きな
流過横断面に対する要求は短い切換時点を得ることに体
知る著しい困難を伴い、高い調量精度を必要とし、特に
アイドリング及び部分負荷範囲で中間の低い圧力で運転
されねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、ガス弁を改善して、大きな流過横断面と同時に短い
切換時間及び応答時間を達成して、ガス弁が多点噴射機
構、若しくは排ガス給気機構、及び過給式の機関、特に
実用車のためのガス機関への使用に適しているようにす
ることである。さらに、シールエレメントが軽くかつ安
定的で、小さい電磁石によって迅速に運動可能で、確実
なシール作用を生ぜしめるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、ガス弁が、平らな弁座及び、該弁
座に向けられた平らな少なくとも1つのシール面を有す
るシールエレメントを備えた面座弁(Flachsitzventil)
として形成されている。
【0006】
【発明の効果】本発明に基づく前記構成によって、10
mmまでの大きな流過横断面が得られ、ガス弁が短い
切換時間で確実に切り換えられ、その結果、アイドリン
グ回転数若しくは部分負荷時でも1msよりも小さい制
御時間が高い精度で得られる。
【0007】本発明の別の構成では、燃料入口が有利に
は半径方向で、シールエレメントの下側の弁座を取り囲
む環状室内に開口している。これによって、シールエレ
メントの前での燃料流の良好な均一化が達成され、流過
する燃料量が流動現象によって不都合な影響を受けな
い。
【0008】さらに本発明に基づく別の構成では、閉じ
た曲線(geschlossene Kurve)の形若しくはほぼ円形の少
なくとも1つのシール縁を有しており、シールエレメン
トが、シール縁の数に対応する数の、シール縁の輪郭に
相応する環状ウエブを有しており、該環状ウエブの少な
くともそれぞれ2つが、少なくとも1つの半径方向のウ
エブ、有利には複数の半径方向のウエブによって互いに
結合されている。これによって、最大の流過横断面が得
られ、材料及び重量が減少され、この場合、シールエレ
メントの格子構造によってシール作用を十分に保証する
強度が得られる。
【0009】機械的に著しく安定した構造を得るため
に、少なくとも1つの半径方向のウエブ、有利にはすべ
ての半径方向のウエブがシールエレメントの中央から延
びていて、すべての環状ウエブを互いに結合している。
【0010】機械的な強度と小さい重量との間の最適な
妥協を得るために、本発明の別の構成では、半径方向の
ウエブの高さがシールエレメントの中央から縁部に向か
って減少している。
【0011】操作エレメントの、操作力の導入に関連し
た簡単な構造を得るために、シールエレメントが、操作
エレメントの受容のための中央の孔を有している。
【0012】操作エレメントをできるだけ安定的に形成
して、かつシールエレメントの運動のための構成部分に
連結するために、中央の領域が軸線方向にスリーブ状に
延長されている。
【0013】有利には、シールエレメントがプラスチッ
ク、有利にはポリマーから成る射出成形品として形成さ
れており、これによってシールエレメントの軽量化及び
弁座の摩耗の減少が保証されている。
【0014】本発明の別の構成では、弁座が、有利には
同心的な少なくとも2つのシール縁によって形成されて
おり、シール縁がリング状の流過横断面を規定してお
り、流過横断面が有利にはリング状のシールエレメント
によって被われており、両方のシール縁に通じるガス通
路を設けてあり、外側のシール縁に通じるガス通路が、
燃料入口及び設けられてよい環状室によって形成されて
おり、内側のシール縁に通じるガス通路が、有利には半
径方向の少なくとも1つの燃料入口、設けられてよいロ
ッド内の切欠き、及びシールエレメント内の中央の切欠
きによって形成されている。これによって燃料ガス流の
ための2つのリング面が得られ、従って同じ切換及び制
御時間で流過横断面がほぼ2倍に増大される。1msよ
り短い制御時間で、もっぱら2つのシール縁によってす
でに15mmの弁横断面が可能である。
【0015】ガス弁の開閉時にシールエレメントに作用
する力を受け止めて、シールエレメントの変形を防止す
るために、接極子がロッドを介してシールエレメントに
作用している。これによって、大きな面の支持部が得ら
れて、力伝達が保証される。
【0016】本発明の別の構成では、閉鎖ばねがロッド
に作用して、有利には、拡大されていてシールエレメン
トに当接された端部に作用している。閉鎖ばねの閉鎖力
はロッドを介して大きな面でシールエレメントに導入さ
れ、従ってシールエレメントのシール性を損ねるような
変形も、点状の過負荷も材料損傷も生ぜしめることはな
い。
【0017】本発明の別の構成ではシール作用及び弁の
運動性を保証するために、少なくとも1つの閉鎖ばね
が、センタリング作用を伴う力で以て、シールエレメン
ト若しくはロッドを半径方向で出口開口の中心軸線に向
けて負荷している。これによってシールエレメントがセ
ンタリング位置に確実に維持される。
【0018】さらに別の構成では、ロッドを取り囲むコ
イルばねが閉鎖ばねとして設けられており、閉鎖ばねが
シールエレメント若しくはロッドに向かって円錐形に先
細になっている。これによって唯一の構成部分で閉鎖力
とセンタリング作用が得られる。
【0019】さらに本発明の別の構成では、、シールエ
レメントを開放方向に負荷する少なくとも1つの開放ば
ねが設けられている。開放ばねが電磁石の作用を最適に
助成する。
【0020】さらに本発明の有利な構成では、閉鎖ばね
装置と開放ばね装置との力の差が、量的に、閉鎖ばね装
置及び開放ばね装置の合成の力と電磁石の力との差にほ
ぼ等しくなっている。これによって開放も、閉鎖も同じ
力、ひいてはほぼ同じ制御及び応答時間で行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に第1の実施例として示すガ
ス弁は、弁本体1及び該弁本体の雄ねじにねじはめられ
たマグネット緊締ナット(Magnetspannmutter)2を有し
ている。弁本体1は弁座3、ここでは小さな弁横断面(V
entilquerschnitt)のためのほぼ円形構造の単一の平ら
なシール縁(einfache ebene Dichtleiste)を有してい
る。ガス状の燃料、若しくは可燃性の混合気、例えば天
然ガス、液化ガス、若しくは水素が、有利には半径方向
の燃料入口4を通って弁本体1の環状室5内に流入す
る。しかしながら、別の流入箇所若しくは流入方向も可
能である。この場合、ガス状の燃料、若しくは可燃性の
混合気は少なくとも軸線方向の通路をも通って弁本体1
内に流入することになり、該通路は例えばマグネット緊
締ナットを通って若しくはマグネット緊締ナットの側方
を延びていてよい。
【0022】ガス流を分配して弁の流過の改善のために
役立つ環状室5内に、有利にはコイルばねとして形成さ
れた少なくとも1つの開放ばね6を配置してあり、開放
ばねは有利にはプラスチックから成るシールエレメント
7を所定の力で弁の開放方向に負荷している。
【0023】環状室5は有利にはシール縁3及びシール
エレメント7の下側に配置されているが、これらの構成
部分の上側における分配室(Vergleichmaessigungsraum)
も考えられる。これによっていずれの場合にも、開放さ
れた弁横断面の流過に対する、流れ現象による不都合な
影響が避けられ、その結果、常に開放横断面全体が最適
に流過され、最大可能な量のガスが弁を通過できる。開
放ばね6と逆の側で、より強度のある閉鎖ばね8がシー
ルエレメント7に作用しており、この場合、有利にはシ
ールエレメント7に向かって円錐形に先細のコイルばね
が閉鎖ばね8として設けられている。閉鎖ばね8は直接
的にシールエレメント7に作用するのではなく、ロッド
(Stempel)10の拡大されたほぼプレート状の端部9に
作用しており、有利には閉鎖ばね8がロッド10を取り
囲んでいる。端部9はルーズなシールエレメント7の変
形を防止しており、変形は例えば開放ばね6と閉鎖ばね
8との係合ライン(Angriffslinie)の半径方向での互い
のずれに基づき生じて、弁のシール作用に不都合な影響
を及ぼす。閉鎖ばね8は閉鎖機能のほかに、円錐に基づ
き同時にロッド10のセンタリング、ひいては弁座に対
するシールエレメント7のセンタリングを生ぜしめる。
【0024】開放ばね6、若しくは開放ばね装置が閉鎖
ばね8、若しくは閉鎖ばね装置よりも弱くなっており、
この場合有利には、閉鎖ばねと開放ばねとの力の差は電
磁石とばね装置との力の差に量的に同じである。
【0025】図示の実施例では、シールエレメント7と
ロッド10との間に引っ張り負荷可能な結合は行われて
おらず、従って、開放ばね6はシールエレメント7をシ
ール縁3から持ち上げて弁を開くために必要である。ロ
ッド10及び拡大された端部9の十分な強度及び寸法安
定性を保証するために、ロッドは有利には金属から製造
されている。他方で、シールエレメント7はシール縁3
の摩耗を小さく保つために、金属からではなく、プラス
チックから成っているとよく、交番負荷に耐える堅牢な
鋼・プラスチック化合物(Stahl-Kunststoff-Verbindun
g)は製造が困難である。少なくとも弁の開放過程の助成
は別の弁タイプにおいても有利である。ロッド10はス
トッパプレート11を介在して、比較的柔らかい磁化可
能な金属から成る接極子プレート(Ankerplatte)12
に、有利にはねじ13を用いて結合されている。ストッ
パプレート11は、磁化不能若しくは容易に磁化されな
いものの、接極子プレート12よりも著しく堅い材料、
例えば析出硬化のクロム鋼から製造されている。
【0026】閉鎖ばね8は端部9とは逆の側で、互いに
凸面で向き合わされた2つの皿ばね14,15に支えら
れており、この場合、閉鎖ばね8と接触する皿ばね14
が弁本体1の内壁の段部16上に載置されていて、従っ
て閉鎖ばね8の定置の支持部を成している。第2の皿ば
ね15が中間プレート17を介してスペーサリング18
に支えられており、スペーサリングは電磁石19の接極
子プレート12に向いた側に接触している。
【0027】接極子プレート12及びストッパプレート
11を取り囲むスペーサリング18は、吸水性の極めて
小さい高寸法安定性及び耐熱性の材料から、有利には鉱
物材料(Mineralstoff)、カーボン繊維若しくはガラス繊
維の含有率の高いプラスチックから製造されている。こ
のりょうな利用のための特に有利なプラスチックは、ポ
リフェニルシロキサン(PPS)、ポリエーテルエーテルケ
ント(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)及びポリアミド
(PPA)である。小さい摩擦で接極子プレート12の案内
をも行うスペーサリング18は、ストッパプレート11
に向けて形成された段部20を有しており、該段部に、
半径方向で接極子プレート2を越えて突出するストッパ
プレート11が、接極子プレート12を電磁石19に最
も近い位置に移動させた場合に当接する。スペーサリン
グ18の厚さは接極子プレート12の厚さよりも大きく
なっており、その結果、弁の完全な開放に際しても接極
子12と電磁石19との間に空間が残されている。従っ
て弁の大きな力及び迅速な運動に際してもストッパプレ
ートの堅い材料が接極子プレートの変形を防止して、接
極子プレートと軟らかい材料の電磁石19との接触が避
けられる。
【0028】電磁石19、有利には3脚式のヨークを備
えたコイルマグネットが、噴射機構の電子装置によって
制御されて、接続ねじピン21を介して電流を供給さ
れ、電流はプラグ22を介して導かれる。電磁石19に
よって生ぜしめられる力は、200N乃至300Nの範
囲であり、1msより短い制御時間を達成する。弁の開
放の時間と閉鎖の時間をほぼ同じにするために、電磁石
19、閉鎖ばね8、開放ばね6の力が互いに調節され
て、電磁石19と開放ばね6及び閉鎖ばね8との力の差
が量的(betragsmaessig)に閉鎖ばね8と開放ばね6との
力の差に等しくなっており、その結果、開放及び閉鎖に
同じ大きさの力が生ぜしめられ、ひいては同じ加速がシ
ールエレメント7に作用する。
【0029】弁ケーシングの外側のシール23は、ガス
弁の燃料出口24から燃料を受け取る燃料系内へのガス
弁の密接な組み込みを保証している。
【0030】マグネット緊締ナット2の回動によっ
て、、マグネット緊締ナット内に堅く保持された電磁石
19と接極子プレート12との間隔が調節され、この場
合、接極子プレート12は電磁石19の無電流状態でロ
ッド10の端部9への閉鎖ばね8の作用によって、電磁
石19に対する最大間隔の位置、即ち弁の閉鎖位置にあ
る。前記間隔の調節によって、弁行程、ひいては直接に
比例的な開放横断面が正確に調節される。標準的には弁
行程はほぼ0.15乃至0.3mmの範囲にあり、開放
横断面はほぼ10mmまでの範囲にある。皿ばね装置
14,15は閉鎖ばね8の支持位置のための距離変化を
補償して、従って同じ緊締力を維持して、これによって
弁特性が弁行程の調節に際して変化せず、若しくはほと
んど変化しない。
【0031】図2に示すガス弁は図1のガス弁に対して
弁座の特別な構造及び、シールエレメント、ロッドの端
部及び燃料入口の変更によって異なっている。
【0032】図2のガス弁の弁座は2つのシール縁2
5,26から成っており、両方のシール縁はほぼ平らな
円形で、同じ平面内にかつほぼ同心的、若しくは共心的
に配置されている。内側のシール縁26がプレート(Sch
eibe)27上に形成されており、該プレートが少なくと
も2つ、有利には3つ若しくは多数のウエブ28(図
3、参照)を介して弁本体1の外側のシール縁25を形
成する構成部分に保持されている。
【0033】シールエレメント7のシール作用に影響を
及ぼさないために、ウエブ28はシール縁25,26の
高さに達していない。燃料若しくは可燃性の混合気が両
方のシール縁を介して、即ち全体的に大きな弁横断面を
通って流過できるために、内側のシール縁26に対して
もガス通路が設けられている。該ガス通路は図示の実施
例では、有利には同じく半径方向の付加的な少なくとも
1つの燃料入口29、ロッド10の拡大された端部9内
の開口(Oeffnung)30、及びシールエレメント7の中央
の少なくとも1つの切欠き(Ausnehmung)31によって形
成されている。これに対して選択的に、環状室5とリン
グ状のシールエレメント7の上側に位置する室32とを
接続するために弁本体1の内壁に接続通路(Verbindungs
kanal)若しくは軸線方向の溝状(nutfoermig)の切欠きが
設けられていてよい。ほぼ同じ長さの2つのシール縁2
5,26を設けてあることに基づき、図2に示すガス弁
の弁横断面は、前述の第1の実施例に対して同じ制御時
間でほぼ2倍の大きさになっていて、ほぼ15乃至18
mmである。破線によってガス分配器条片(Gasvertei
lerleiste)33が示してあり、該ガス分配器縁部内にガ
ス弁がシール23を介して密接に差し込まれていて、か
つマグネット緊締ナット2を取り囲む締め付けプレート
(図示せず)によって固定されている。
【0034】本発明に基づくガス弁のさらに拡大された
弁横断面を有する別の実施例が図4に示してある。該ガ
ス弁のシールエレメント7が有利には射出成形技術(Spr
itzgusstechnik)でポリマー・プラスチックから、特
に、鉱物材料、カーボン繊維若しくはガラス繊維をでき
るだけ等方的に高率含有されたプラスチックから製造さ
れて、弁座3の摩耗、並びにシールエレメント7の重量
を小さく保っている。このような利用のための特に有利
なプラスチックは、高い寸法安定性及び耐熱性に関連し
て同じく、ポリフェニルシロキサン(PPS)、ポリエーテ
ルエーテルケント(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)及
びポリアミド(PPA)である。
【0035】弁座3のリング状及び同心的な複数のシー
ル縁がシールエレメント7の環状ウエブ(Umfangssteg)
7aによって被われるようになっており、環状ウエブ間
に切欠きが形成されており、これによって燃料ガスがシ
ール縁の可能な最大の領域に到達できる。環状ウエブ7
aの数は、設けられたシール縁の数に対応しており、図
示の実施例では5つのシール縁と2つの環状ウエブ7a
が設けられており、それというのは最も内側のシール縁
がシールエレメント7の中央のプレート状(scheibenfoe
rmig)の領域によって被われるからである。通常、(n
−1)/2個の環状ウエブが設けられており、この場
合、nはシール縁の数である。
【0036】それぞれ対の環状ウエブ7a、グループ毎
の環状ウエブ若しくはすべてのウエブ結合するため及び
シールエレメント7の必要な機械的な強度のためにシー
ルエレメントの半径方向のウエブ7bが設けられてい
る。半径方向のウエブ7bの数は強度及び重量要求に適
合させられており、有利には2乃至6つのウエブ7bが
有利には同じ角度間隔(2つのウエブ−180°、3つ
のウエブ−120°、等々)で設けられる。環状ウエブ
7aの軸線方向の高さ、即ちシールエレメント7の厚さ
(Dicke)も必要な機械的な安定性(mechanische Stabilit
aet)に寄与する。図5のaには部分的に、本発明に基づ
く別の実施例のシールエレメント7の断面(図5のbの
線a−aに沿った面)が示してあり、この場合、中央の
シールプレート(Dichtscheibe)7cに加えて8つの環状
ウエブ7aが、最大17のシール縁に対して、設けられ
ており、環状ウエブの高さが中央から外側に向かって増
大している。これに対して、半径方向のウエブ7bの高
さは外側に向かって減少している。図5のb(上側半部
にシールエレメント7の上面を示し、下側半部にシール
縁の方向からの下面を示す)から明らかなように、半径
方向の12のウエブ7bが互いに30°の角度を置いて
設けられている。最も外側の環状ウエブ7aにはストッ
パ領域(Anschlagbereich)7dを設けてあり、該ストッ
パ領域が、ケーシング(図示せず)若しくは類似のもの
に設けられた対応するストッパ領域に当接してシールエ
レメント7の行程を制限するようになっている。
【0037】中央ピン10(図4、参照)が、場合によ
っては誤差補償のためのスペーサ薄板(Distanzblech)3
4を介在して、スペーサエレメント(Distanzelement)1
8内に保護した状態で配置された接極子プレート12に
結合されている。ここではブッシュ(Buechse)として形
成されたスペーサエレメント18の下面に閉鎖ばね8が
支えられている。
【0038】弁ケーシング(Ventilgehaeuse)1が内側に
段部35を有しており、該段部に、シールエレメント7
の半径方向のウエブ7bのストッパ領域及び/又は最も
外側の環状ウエブ7aのストッパ領域7dが、接極子プ
レート12を電磁石19、有利にはコップ形磁石(Topfm
agnet)に最も接近した位置へ移動させた場合に当接す
る。シールエレメント7のストッパ領域の上面と段部3
5との間の間隔が弁行程を規定していて、有利には0.
1乃至0.3mmであり、かつ弁の閉じられた状態での
電磁石19の下面と接極子プレート12との間の間隔よ
りも常に小さくなっており、従って、弁の完全な開放に
際しても接極子プレート12と電磁石19との間に空間
が残されている。これによって、接極子プレート12、
中央ピン10及びシールエレメント7から成る機構の大
きな力及び急速な運動に際しても、極めて柔らかい材料
の電磁石19への接極子プレート12の当接が防止され
ている。
【0039】弁の開放及び閉鎖の時間をほぼ同じに保
ち、かつ機構内に生じる圧力を正確に同じに保つため
に、補償ピストン36が、シールエレメント7に作用す
る差圧力(Differenzdruck)の補償のための装置として設
けられていてよい。補償ピストンの圧力作用面がシール
エレメント7の圧力作用面に相応しており、その結果、
シールエレメント7に作用する差圧力が補償される。従
って、弁の開放のために電磁石19は閉鎖ばね8の力及
び接極子プレート12、スペース薄板34、中央ピン1
0並びにシールエレメント7自体の質量慣性力を克服す
るだけでよい。従って、大きな開放横断面を有する弁に
おいても、需要電力の小さい小型の電磁石19が使用さ
れ得る。補償ピストン36はほぼプレート状の構成部分
として中央ピン10を取り囲んでおり、該構成部分は環
状のシールリング37を用いて弁ケーシング1に対して
密閉されていて、ひいては同時に中央ピン10及びシー
ルエレメント7を弁ケーシング1内でセンタリングした
状態で案内している。閉鎖ばね8が補償ピストン36に
作用して、ひいては間接的に中央ピン10及びシールエ
レメント7に作用する。シールエレメント7と補償ピス
トン36との間に緊締された補償ばね38は、補償ピス
トン36が直接に接極子プレート12若しくはスペース
薄板34に常に接触しているように役立っている。これ
によって、同じく有利にはプラスチックから製造された
補償ピストン36の摩耗を促進してしまうような滑りも
避けられる。
【0040】補償ピストン36に作用する力によって閉
鎖ばねの閉鎖作用を妨げないために、燃料出口24及び
/又は流出室から補償室39へのガス通路が設けられて
いる。オーバーフロー(Ueberstroemung)に役立つガス通
路は、図示の実施例では中央ピン(Zentralbolzen)10
内の中央孔40、半径方向の流出開口41、及び補償ピ
ストン36のブッシュ状の部分内の半径方向の開口42
によって形成されている。シールエレメント7に中央ピ
ン10のための中央の開口を設けてない場合には、シー
ルエレメント7内に、少なくとも1つの孔が設けられ若
しくは流出開口が射出成形時に形成されてよい。弁の開
放の後に、補償室39内の圧力が燃料出口24内の圧力
に時間的に遅れて達し、遅れは比較的狭いガス通路の絞
りによって生じる。ガス通路は絞りをできるだけ小さく
たもつために十分に大きく構成されていてよい。
【0041】弁ケーシングの外側のシール23は例え
ば、ガス弁の燃料出口24若しくは流出開口を介して燃
料ガスを受け取る燃料系のガス分配器条片33内へのガ
ス弁の密接な組み込みを保証する。有利にはガス弁は、
マグネット緊締ナット2を取り囲む締め付けプレート
(図示せず)によって固定される。
【0042】簡単な実施例が図6に縦断面して示してあ
る。図6のガス弁は締め付けプレート(Klemmplatte)4
3を用いてガス分配器条片33内に固定されている。電
磁石19が弁ケーシング1の内側へ向けられた折り曲げ
部によって弁ケーシングに固定されて、移動不能に保持
されている。弁ケーシング1には有利には半径方向の燃
料入口4,29を設けてあり、該燃料入口は、弁座3
の、シールエレメント7によって被われる有利には同心
的な円形のシール縁に通じており、この場合、内側のス
トッパリング45内に燃料通路44が上側の燃料入口と
ほぼ合致するように設けられて、最も内側のシール縁に
向かう燃料の流入を可能にしている。ストッパリング4
5の内側のリング状のつば出し部46とシールエレメン
ト7との間に閉鎖ばね8が緊締してあり、その結果、ス
トッパリング45が電磁石19の下面に向けて押圧さ
れ、かつシールエレメント7が弁座3に押圧される。
【0043】ストッパリング45の下側の端部に有利に
は平らなストッパ面47が形成されており、該ストッパ
面にシールエレメント7の上面が、電磁石19を用いて
接極子プレート12を引っ張りかつ、該接極子プレート
12にねじ13で結合された中央ピン10を弁座3から
持ち上げた場合に当接する。ストッパリング45の高さ
は有利には、弁の完全な開放に際して、即ちストッパ面
47へのシールエレメント7の当接に際して接極子プレ
ート12と電磁石19の下面との間にまだ小さな間隔が
常に残されているように規定されている。これによっ
て、比較的柔らかい接極子プレート12及び電磁石19
の損傷が避けられる。
【0044】シールエレメント7の行程、ひいては弁の
開放横断面の調節を可能にするために、弁ケーシング1
が下側の端部に雌ねじ48を備えた調節エレメントとし
て構成されている。雌ねじ48が弁座3の外周の対応す
る雄ねじに係合して、両方の構成部分間の相対的な回動
に基づき軸線方向の高さ調節を生ぜしめ、即ち弁座3
が、弁ケーシング1に固定された電磁石19の下面に対
して軸線方向に調節され得る。所望しない回動を防止す
ること、即ち間隔を調節した後の固定(Fixierung)が、
皿ばね49を用いた緊締(Verspannung)によって行われ
ている。閉鎖ばね8がシールエレメント7を弁座3上へ
押圧し、かつストッパリング45を電磁石19の下面に
向けて押圧しており、従って、弁ケーシング1及び弁座
3の軸線方向の調節がストッパ面47とシールエレメン
ト7の上面との間の間隔を規定し、即ち、有利にはシー
ル(Dichtung)及び滑りリング(Gleitring)50を介して
弁ケーシング内に案内されたシールエレメント7の可能
な行程が相応に拡大され若しくは縮小される。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つのシール縁を有する弁横断面の小さいガス
弁の断面図
【図2】2つのシール縁を有する従って弁横断面の大き
なガス弁の断面図
【図3】図2の線III−IIIに沿った断面図
【図4】同心的な複数のシール縁及び軽いシールエレメ
ントを有する弁横断面の大きなガス弁の断面図
【図5】シールエレメントの別の実施例の拡大図
【図6】本発明に基づくガス弁の別の実施例の縦断面図
【符号の説明】
1 弁本体、 2 マグネット緊締ナット、 3
弁座、 4 燃料入口、 5 環状室、 6 開
放ばね、 7 シールエレメント、 7a環状ウエ
ブ、 7b ウエブ、 7d ストッパ領域、
8 閉鎖ばね、 9 端部、 10 ロッド、
11 ストッパプレート、 12接極子プレート、
13 ねじ、 14,15 皿ばね、 16 段
部、17 中間プレート、 18 スペーサリング、
19 電磁石、23 シール、 29 燃料入
口、 30 開口、 31 切欠き、32 室、
34 薄板、 35 段部、 36 補償ピスト
ン、 37 シールリング、 38 補償ばね、
44 燃料通路、 45 ストッパリング、 4
6 つば出し部、 47 ストッパ面、 48 雌
ねじ、 50 滑りリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ ホルヴァート オーストリア国 ネーバースドルフ ハウ プトシュトラーセ 14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁式の操作装置を備えたガス弁であっ
    て、燃料入口と燃料出口との間に配置されていて制御可
    能な電磁石の接極子を介して操作可能なシールエレメン
    ト及び該シールエレメントに作用する少なくとも1つの
    閉鎖ばねを備えている形式のものにおいて、ガス弁が、
    平らな弁座(3)及び、該弁座に向けられた平らな少な
    くとも1つのシール面を有するシールエレメント(7)
    を備えた面座弁として形成されていることを特徴とする
    ガス弁。
  2. 【請求項2】 燃料入口(4)が有利には半径方向で、
    シールエレメント(7)の下側の弁座(3)を取り囲む
    環状室(5)内に開口している請求項1記載のガス弁。
  3. 【請求項3】 閉じた曲線の形若しくはほぼ円形の少な
    くとも1つのシール縁を有しており、シールエレメント
    (7)が、シール縁の数に対応する数の、シール縁の輪
    郭に相応する環状ウエブ(7a)を有しており、該環状
    ウエブの少なくともそれぞれ2つが、少なくとも1つの
    半径方向のウエブ(7b)、有利には複数の半径方向の
    ウエブによって互いに結合されている請求項1又は2記
    載のガス弁。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの半径方向のウエブ(7
    b)、有利にはすべての半径方向のウエブがシールエレ
    メント(7)の中央から延びていて、すべての環状ウエ
    ブ(7)を互いに結合している請求項3記載のガス弁。
  5. 【請求項5】 半径方向のウエブ(7b)の高さがシー
    ルエレメント(7)の中央から縁部に向かって減少して
    いる請求項3又は4記載のガス弁。
  6. 【請求項6】 シールエレメント(7)が、操作エレメ
    ント(10)の受容のための中央の孔を有している請求
    項3から5のいずれか1項記載のガス弁。
  7. 【請求項7】 中央の領域が軸線方向にスリーブ状に延
    長されている請求項3から6のいずれか1項記載のガス
    弁。
  8. 【請求項8】 シールエレメント(7)がプラスチッ
    ク、有利にはポリマーから成る射出成形品として形成さ
    れている請求項3から7のいずれか1項記載のガス弁。
  9. 【請求項9】 弁座が、有利には同心的な少なくとも2
    つのシール縁(25,26)によって形成されており、
    シール縁がリング状の流過横断面を規定しており、流過
    横断面が有利にはリング状のシールエレメント(7)に
    よって被われており、両方のシール縁に通じるガス通路
    を設けてあり、外側のシール縁(25)に通じるガス通
    路が、燃料入口(4)及び設けられてよい環状室(5)
    によって形成されており、内側のシール縁(26)に通
    じるガス通路が、有利には半径方向の少なくとも1つの
    燃料入口(29)、設けられてよいロッド(10)内の
    切欠き(36)、及びシールエレメント(7)内の中央
    の切欠き(31)によって形成されている請求項1から
    8のいずれか1項記載のガス弁。
  10. 【請求項10】 接極子(12)がロッド(10)を介
    してシールエレメント(7)に作用している請求項1か
    ら9のいずれか1項記載のガス弁。
  11. 【請求項11】 閉鎖ばね(8)がロッド(10)に作
    用して、有利には、拡大されていてシールエレメント
    (7)に当接された端部に作用している請求項10記載
    のガス弁。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの閉鎖ばね(8)が、
    センタリング作用を伴う力で以て、シールエレメント
    (7)若しくはロッド(10)を半径方向で出口開口
    (24)の中心軸線に向けて負荷している請求項1、1
    0又は11記載のガス弁。
  13. 【請求項13】 ロッド(10)を取り囲むコイルばね
    が閉鎖ばね(8)として設けられており、閉鎖ばねがシ
    ールエレメント(7)若しくはロッド(10)に向かっ
    て円錐形に先細になっている請求項10から12のいず
    れか1項記載のガス弁。
  14. 【請求項14】 シールエレメント(7)とロッド(1
    0)とが、有利には結合されていない個別の構成部分で
    あり、シールエレメント(7)を開放方向に負荷する少
    なくとも1つの開放ばね(6)が設けられている請求項
    1から13のいずれか1項記載のガス弁。
  15. 【請求項15】 閉鎖ばね装置(8)と開放ばね装置
    (6)との力の差が、量的に、閉鎖ばね装置(8)及び
    開放ばね装置(6)の合成の力と電磁石(19)の力と
    の差にほぼ等しくなっている請求項14記載のガス弁。
JP11047008A 1998-02-24 1999-02-24 ガス弁 Pending JPH11294263A (ja)

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AT333/98 1998-03-11
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AT0043898A AT412227B (de) 1998-03-11 1998-03-11 Dichtelement
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