JPH11294275A - 船艇の空気取り入れ装置 - Google Patents

船艇の空気取り入れ装置

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JPH11294275A
JPH11294275A JP10216249A JP21624998A JPH11294275A JP H11294275 A JPH11294275 A JP H11294275A JP 10216249 A JP10216249 A JP 10216249A JP 21624998 A JP21624998 A JP 21624998A JP H11294275 A JPH11294275 A JP H11294275A
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hull
air introduction
air
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internal combustion
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章高 鈴木
Takaaki Madachi
孝明 真舘
Satoshi Koyano
敏 小谷野
Takashi Tamaki
俊 玉城
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 船体の内部に内燃機関を設けた場合に、この
内燃機関から生じる騒音によって、この船艇への乗り心
地が低下させられないようにする。 【解決手段】 船体3の内部に内燃機関24を設ける。
上記船体3の外部から内部に空気32を導入させる空気
導入通路29a,30a,31aを設ける。上記空気導
入通路29a,30a,31aの中途部から分岐した分
岐通路51に連通する共鳴室52を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船体の内部に設け
られた推進駆動用の内燃機関に対し、船体の外部の空気
を供給可能とさせるための船艇の空気取り入れ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上記船艇には、従来、次のように構成さ
れたものがある。
【0003】即ち、船艇の船体の上面側に運転者が乗船
可能とされている。また、上記船体の内部に内燃機関が
設けられ、この内燃機関に燃焼用の空気を供給させるた
め、上記船体の外部から内部に空気を導入させる空気導
入通路が設けられている。一方、上記船体の後部にジェ
ット噴射手段が設けられ、このジェット噴射手段は上記
内燃機関に連動連結されている。
【0004】上記内燃機関を駆動させれば、この内燃機
関の吸気作用により、上記船体の外部の空気が上記空気
導入通路を通して船体の内部に導入され、その空気は上
記内燃機関に吸入されて燃焼に供される。
【0005】そして、上記内燃機関から出力される動力
が上記ジェット噴射手段に伝達されると、このジェット
噴射手段により水が船体の後方に向って噴射させられ、
この噴射の反力により、上記船艇が前方に向って推進さ
せられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術では、船体の内部に設けた内燃機関から生じる吸気
騒音や排気騒音が、上記空気導入通路を通して船体の外
部に排出させられることとなり、このため、この騒音に
よって上記船艇への運転者の乗り心地が低下させられる
おそれを生じる。
【0007】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、船体の内部に内燃機関を設けた場合に、
この内燃機関から生じる騒音によって、この船艇への乗
り心地が低下させられないようにすることを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の船艇の空気取り入れ装置は、船体3の内部に
内燃機関24を設け、上記船体3の外部から内部に空気
32を導入させる空気導入通路29a,30a,31a
を設けた船艇の空気取り入れ装置において、
【0009】上記空気導入通路29a,30a,31a
の中途部から分岐した分岐通路51に連通する共鳴室5
2を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0011】(第1の実施の形態)
【0012】図1,2は、第1の実施の形態を示してい
る。
【0013】図1,2において、符号1は跨座式(換言
すれば、鞍乗式)の小型の船艇であり、水2に浮かべら
れている。また、矢印Frは、上記船艇1の進行方向の
前方を示し、下記する左右方向とは、上記前方に向って
の上記船艇1の船体3の幅方向をいうものとする。
【0014】上記船艇1は滑走型の船艇であり、つま
り、この船艇1は水2面に対して小さい傾角の前上がり
のほぼ一定姿勢で水2面上を滑走するように高速推進可
能とされている。上記船艇1の船体3は繊維で強化され
た樹脂(FRP)製で、その下部がハル4、上部がデッ
キ5であり、これらハル4とデッキ5は上下方向から互
いに結合させられており、その結合部がガンネル6であ
る。
【0015】上記ハル4は船体3の左右方向における中
央位置7の部分から緩い傾斜角で左右方向の各外側上方
に延びる底板8と、この底板8の各外側縁からほぼ垂直
上方に一体的に延びる側板9とを備えている。
【0016】一方、上記デッキ5の左右方向の中央位置
7の部分は上方に向って膨出しその上面にシート10を
着脱自在に載置させるシート台11が形成されている。
上記シート10とシート台11は前後方向に長く延びる
よう形成され、上記シート10の前部にライダーが前方
に向って跨って着座可能とされ、後部にタンデムライダ
ーが前方に向って跨って着座可能とされている。上記シ
ート台11はほぼ垂直に延びる左右一対の側板12,1
2と、これら左右側板12,12の各上端縁を互いに一
体的に結合させる天井板13とを備え、この天井板13
の上面に上記したようにシート10が着脱自在に載置さ
れている。
【0017】上記デッキ5の左右各側部にはそれぞれス
テップ16が形成されている。これら各ステップ16は
上記シート台11の各側板12の下端縁からそれぞれ外
側方に一体的に延出し、上記シート10に着座した各ラ
イダーの足がそれぞれ上記各ステップ16に載置可能と
されている。
【0018】上記各ステップ16の外側縁は上方に向っ
てほぼ垂直に延出してこれが上記デッキ5の側板17と
され、上記ハル4の側板9の上端縁と、上記デッキ5の
側板17の上端縁とが互いに結合され、これが前記ガン
ネル6となっている。
【0019】上記船体3の内部をエンジンルームである
前部室18と、後部室19とに前後に仕切る仕切壁(バ
ルクヘッド)20が設けられている。この仕切壁20は
上記ハル4とデッキ5とを互いに強固に結合させ、船体
3の前後方向の中途部における強度と剛性とを向上させ
る補強材となっている。なお、上記仕切壁20には、上
記前部室18と後部室19とを互いに連通させる空気通
路が形成されている。
【0020】上記船体3に搭載されて、この船体3を推
進させる推進装置23が設けられている。この推進装置
23は、上記前部室18に設けられる内燃機関24を有
している。この内燃機関24は船体3の幅方向(左右方
向)の上記中央位置7である中央部分に配置され、弾性
でゴム製の緩衝体25により上記ハル4の底板8に支持
されている。上記内燃機関24には吸気系部材26が取
り付けられている。この吸気系部材26は気化器27や
キャブカバー28を備え、上記吸気系部材26を通し船
体3の内部が上記内燃機関24の内部に連通させられて
いる。
【0021】上記船体3の外部をその内部である上記前
部室18に連通させる空気導入管29が設けられ、ま
た、上記船体3の外部をその内部である上記後部室19
に連通させる左右一対の他の空気導入管30,31が設
けられている。上記各空気導入管29,30,31は、
それぞれ樹脂パイプ製とされてほぼ垂直に延び、その各
上端部が上記デッキ5に締結などにより支持されてい
る。上記空気導入管29,30,31の各内孔が、それ
ぞれ上記船体3の外部から内部に空気32を導入させる
空気導入通路29a,30a,31aとされている。
【0022】一方、上記内燃機関24から排気管33が
延出し、この排気管33は互いに列設される第1排気管
34、逆流防止箱35、および第2排気管36を有し、
上記排気管33を通し上記内燃機関24の内部が船体3
の外部に連通させられている。
【0023】一方、上記船体3の後部にはジェット噴射
手段38が設けられている。このジェット噴射手段38
は上記船体3の後部の下方を上記船体3の後方に連通さ
せる水通路39と、この水通路39内に設けられるイン
ペラー40(この符号は図示していない)とを備え、こ
のインペラー40は上記内燃機関24に推進軸41によ
り連動連結されている。
【0024】上記水通路39の後方に操舵管42が設け
られ、この操舵管42は上記船体3の後部に可動自在に
支持されている。一方、上記シート10の前方で、上記
船体3の前上部に操舵用のハンドル43が支承され、こ
のハンドル43に上記操舵管42が連動連結されてい
る。上記シート10に着座した運転者により、上記ハン
ドル43が把持可能とされている。
【0025】上記内燃機関24を駆動させれば、この内
燃機関24の吸気作用により、上記船体3の外部の空気
32が上記各空気導入通路29a,30a,31aを通
して上記船体3の内部に導入され、更に、その空気32
は上記吸気系部材26を通し燃料と共に上記内燃機関2
4に吸入されて、燃焼に供される。一方、この燃焼によ
り生じた燃焼ガスは排気47として、上記排気管33を
通し船体3の外部に排出される。
【0026】そして、上記内燃機関24から出力される
動力が、上記推進軸41を介して上記ジェット噴射手段
38のインペラー40に伝達されると、このインペラー
40が回転させられて上記水通路39内の水2が船体3
の後方に向って噴射させられ、この噴射の反力により、
上記船艇1が前方に向って推進させられる。この場合、
上記運転者が、ハンドル43を操作し、上記操舵管42
の姿勢を変更調整すれば、上記噴射の方向が変化し、船
艇1が所望の方向に操舵される。
【0027】上記各空気導入管29,30,31の長手
方向の中途部にそれぞれ分岐管49が突設され、これら
各分岐管49の突出端にそれぞれ共鳴箱50が取り付け
られている。上記の場合、各分岐管49の内孔が上記各
空気導入通路29a,30a,31aの中途部から分岐
した分岐通路51とされ、この分岐通路51に上記共鳴
箱50内の共鳴室52が連通させられている。また、上
記各分岐管49はその中途部で分断されており、この分
断点で上記各空気導入管29,30,31と、各共鳴箱
50とは別体とされており、これら両部材はバンド53
によって着脱自在に互いに固着されている。
【0028】上記構成によれば、空気導入通路29a,
30a,31aの中途部から分岐した分岐通路51に連
通する共鳴室52が設けられているため、船体3の内部
に設けた内燃機関24が駆動して、この内燃機関24か
ら生じる騒音が、上記空気導入通路29a,30a,3
1aを通して船体3の外部に排出させられようとすると
き、この騒音は上記共鳴室52によって減衰させられ
る。
【0029】よって、船体3の外部の騒音が低下させら
れることから、船体3の外部の乗員にとって、上記船艇
1への乗り心地が向上する。
【0030】また、上記の場合、各空気導入通路29
a,30a,31aの各上端部には、その断面積を小さ
くさせる絞り部55が取り付けられ、この絞り部55
は、上記各空気導入管29,30,31に直交する面で
切断した断面でみて、ハニカム形状をした多数の小孔で
ある空気通路で構成されている。
【0031】上記したように絞り部55を設けたため、
上記空気導入通路29a,30a,31aを騒音が通る
とき、上記絞り部55により一旦絞られ、その分、騒音
がより効果的に減衰させられる。
【0032】また、上記他の空気導入管30,31のう
ち、一方の空気導入管30(もしくは他方の空気導入管
31)は、その上端部が上記中央位置7からみて左右方
向の一側部に位置し下端側に進むに従い他側部に位置す
るよう傾斜させられており、上記空気導入管30(もし
くは空気導入管31)はその中途部が上記中央位置7を
横切ることとされている。
【0033】このため、上記船艇1が転覆し、かつ、こ
れを復元させるような場合で、上記船艇1が背面視(正
面視)のほぼ中央を通って前後に延びる中央線を中心と
して回転したとき、上記他の空気導入管30,31の上
記各上端部側(転覆時の下端部側)からこれらの空気導
入通路30a,31aを通して、外部の水2が船体3の
内部に流入するということが防止される。
【0034】また、上記の場合、船艇1の通常姿勢で、
互いに連通する上記各分岐通路51と共鳴室52の各底
面は、上記共鳴室52側から空気導入通路29a,30
a,31a側に向って斜め下方に傾斜させられている。
【0035】このため、上記分岐通路51や共鳴室52
に水が貯留しようとしても、これは直ちに流出させられ
て、上記貯留は防止される。
【0036】更に、上記したように各他の空気導入管3
0,31は斜め下方に傾斜させられていて、その各上方
には余剰空間が生じており、この余剰空間にそれぞれ上
記共鳴箱50の共鳴室52が配設されている。このた
め、この共鳴箱50は、騒音の減衰という機能を発揮す
る上で、形状が大きくなりがちではあるが、上記余剰空
間の利用により、上記他の空気導入管30,31等で構
成される空気取り入れ装置がコンパクトに構成される。
【0037】また、上記分岐管49内の分岐通路51の
下端縁は、船艇1に運転者が乗船してシート10に着座
した際の水面(喫水線)よりも、上方に位置させられて
いる。
【0038】ここで、上記船体3の内部には不図示の浮
体が設けられており、船体3の内部に浸水があったとし
ても、その水位が船体3の外部の水面よりも高くなるこ
とは、上記浮体により防止される。この条件下で、上記
のように構成されたため、船体3の内部に浸水があった
としても、その水が上記分岐通路51を通り上記共鳴室
52に浸水してここに溜るということは防止される。
【0039】なお、以上は図示の例によるが、各空気導
入管29,30,31のうち、空気導入管29のみ、も
しくは他の空気導入管30,31のみを設けてもよく、
また、上記船体3の前部に上記空気導入管29に代えて
左右一対の他の空気導入管30,31を設けてもよい。
また、上記各空気導入管29,30,31は可撓性弾性
体のチューブ製としてもよく、このようにすれば、上記
内燃機関24の騒音が上記各空気導入通路29a,30
a,31aを通るとき、上記弾性によって上記騒音が緩
和され、より効果的に減衰される。
【0040】また、上記各空気導入管29,30,31
と、これに対応する共鳴箱50とは互いに一体成形して
もよく、このようにすれば、バンド53が不要になるな
ど構成が簡単になる。
【0041】また、上記共鳴箱50は、上記空気導入管
29,30,31の周方向のいずれの位置に設けてもよ
い。この場合、上記共鳴箱50を空気導入管29,3
0,31の前側に配設したとすれば、船艇1が前方に推
進して、その船体3が前上がり姿勢となったときには、
上記共鳴箱50の共鳴室52に浸入していた水は、上記
分岐管49の分岐通路51を通して各空気導入管29,
30,31側に排水され易く、よって、上記共鳴室52
に水が溜ることはより確実に防止される。
【0042】(第2の実施の形態)
【0043】図3〜7は、第2の実施の形態を示してい
る。
【0044】この実施の形態は、前記第1の実施の形態
と構成、作用において多くの点で共通している。そこ
で、これら共通するものについては、図面に共通の符号
を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主
に説明する。
【0045】図3,4において、上記空気導入管29に
対応するデッキ5の天井板13の部分には、円形の支持
孔60が貫通するよう形成されている。上記空気導入管
29は、上記支持孔60に貫通するよう嵌入されて支持
される口元管62と、一端部がこの口元管62に外嵌さ
れて支持され、他端部が下方に延びる導入管本体63と
を備え、この導入管本体63に共鳴箱50が取り付けら
れている。
【0046】上記口元管62は樹脂製で、軸心64がほ
ぼ鉛直方向に延び断面が円形とされて上記支持孔60に
嵌入される口元管本体65と、この口元管本体65の軸
方向の中途部の外周面に一体成形される外向きフランジ
66とを備え、この外向きフランジ66は上記支持孔6
0の開口縁である天井板13の上面に当接させられてこ
の天井板13にねじなどの締結具67で着脱自在に締結
され、これによって、上記天井板13に口元管62が支
持されている。また、上記口元管本体65の下端部の外
周面には係止突条68が形成されている。
【0047】上記導入管本体63は樹脂製の蛇腹式チュ
ーブで、上下方向に延びて各部断面が円形とされ、その
上端部が上記口元管本体65の下部に外嵌されて係止突
条68で係止されると共に不図示のバンドにより固着さ
れ、もって、上記導入管本体63の上端部は上記口元管
62を介して天井板13により支持されている。一方、
上記導入管本体63の下端部は自由端とされている。
【0048】上記口元管62の口元管本体65の軸方向
の中途部に絞り部55が一体成形されている。この絞り
部55は上記口元管62の軸心64に沿って延びかつ水
平方向に延びる複数の仕切板70を備え、これら各仕切
板70は樹脂製の平板形状をなして、互いに平行で等間
隔に配設されている。また、上記絞り部55は、上記口
元管62の軸心64に沿って延びかつ上記各仕切板70
と直交するように水平方向に延びる複数の他の仕切板7
1を備え、これら各仕切板71も樹脂製の平板形状をな
して、互いに平行で等間隔に配設されている。
【0049】上記両仕切板70,71は互いに一体成形
され、これら仕切板70,71群により上記絞り部55
は全体として円板形状とされている。上記各仕切板7
0,71で囲まれた各空間は上記軸心64に沿った視線
でみて碁盤目状に配設され、この軸心64に沿って直線
的に延びる小孔の空気通路73とされている。これら各
空気通路73群の断面積は上記空気導入管29の他部の
断面積よりも小さくされ、つまり、上記絞り部55で、
空気導入通路29aが絞られている。
【0050】上記したように、絞り部55は口元管62
に一体成形されているため、上記絞り部55によって騒
音を低減させる上で、上記口元管62に対する最適位置
に一旦上記絞り部55を成形すれば、この絞り部55は
船艇1が走行中に振動したとしても、上記最適位置に確
実に保持される。
【0051】また、上記絞り部55は、上記口元管62
の上端縁の近傍に位置させられており、上記絞り部55
は上記口元管62の上部の内部空間を通して上記デッキ
5の天井板13の上方に直接的に開放されている。
【0052】このため、上記絞り部55の上面に、空気
32の吸入に伴いゴミ等が引っ掛ったとしても、これの
除去が、上記天井板13の上方から容易にできることと
なる。
【0053】また、上記絞り部55の上面は、上記口元
管62の上端縁よりも下側に低くなるよう位置させられ
ている。
【0054】このため、天井板13の上方から内燃機関
24の保守、点検作業をする場合など、作業者がその手
に持った工具を無意図的に上記絞り部55の上面に衝突
させてしまうということが防止される。
【0055】よって、上記絞り部55は多数の仕切板7
0,71で形成されていて外力により損傷し易いもので
はあるが、上記絞り部55の無用の損傷が防止される。
【0056】図5〜7において、上記他の空気導入管3
0,31も、それぞれ上記した空気導入管29と構成、
作用効果において、多くの点で共通している。そこで、
これら共通するものについては、図面に共通の符号を付
してその重複した説明を省略し、異なる点につき説明す
る。
【0057】上記空気導入管30,31の口元管本体6
5は、ほぼL字形状に折れ曲っており、つまり、軸心6
4がほぼ鉛直方向に延びて上記支持孔60に嵌入される
縦向き部65aと、この縦向き部65aの下端からほぼ
水平方向に延びる横向き部65bとを備えている。
【0058】上記縦向き部65aの長手方向の中途部に
上記絞り部55が取り付けられている。より具体的に
は、上記縦向き部65aの上部が径大部、下部が径小部
とされており、これらの間に段差部65cが形成されて
いる。上記絞り部55は上記口元管62とは別体とされ
て、上記縦向き部65aの上部に着脱自在に圧入状に嵌
入されている。この場合、この嵌入は、上記絞り部55
の下端面が上記段差部65cの上面に当接するまでなさ
れ、これにより、上記空気導入管30に対する絞り部5
5の位置決めがなされている。また、この圧入状の嵌入
で、上記空気導入管30に対し絞り部55は弾性的に圧
接して、これにより生じる摩擦力で、所定位置に保持さ
れている。よって、上記空気導入管30に対する絞り部
55の交換時など、空気導入管30に対する絞り部55
の取り付け、取り外し作業は容易にできる。
【0059】上記構成によれば、上記絞り部55を他の
新しいものや、絞りの程度などが異なる他の仕様のもの
に容易に交換でき、つまり、騒音を低減させる上での自
由度が向上する。
【0060】なお、以上は図示の例によるが、図3,4
で示したものを空気導入管30,31に適用してもよ
く、図6,7で示したものを空気導入管29に適用して
もよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、船体の内部に内燃機関
を設け、上記船体の外部から内部に空気を導入させる空
気導入通路を設けた船艇の空気取り入れ装置において、
【0062】上記空気導入通路の中途部から分岐した分
岐通路に連通する共鳴室を設けてある。
【0063】このため、船体の内部に設けた内燃機関が
駆動して、この内燃機関から生じる騒音が、上記空気導
入通路を通して船体の外部に排出させられようとすると
き、この騒音は上記共鳴室によって減衰させられる。
【0064】よって、船体の外部の騒音が低下させられ
ることから、船体の外部の乗員にとって、上記船艇への
乗り心地が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、図2の1‐1線矢視断面
図である。
【図2】第1の実施の形態で、船艇の全体側面部分断面
図である。
【図3】第2の実施の形態で、空気導入管の部分拡大断
面図である。
【図4】第2の実施の形態で、図3で示したものの平面
図である。
【図5】第2の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【図6】第2の実施の形態で、図5の部分拡大断面図で
ある。
【図7】第2の実施の形態で、図6で示したものの平面
図である。
【符号の説明】
1 船艇 2 水 3 船体 4 ハル 5 デッキ 8 底板 9 側板 10 シート 11 シート台 12 側板 24 内燃機関 29 空気導入管 30,31 他の空気導入管 29a,30a,31a 空気導入通路 32 空気 51 分岐通路 52 共鳴室 60 支持孔 62 口元管 63 導入管本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉城 俊 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体の内部に内燃機関を設け、上記船体
    の外部から内部に空気を導入させる空気導入通路を設け
    た船艇の空気取り入れ装置において、 上記空気導入通路の中途部から分岐した分岐通路に連通
    する共鳴室を設けた船艇の空気取り入れ装置。
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JP2007216965A (ja) * 2007-06-06 2007-08-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd 小型滑走艇

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