JPH11294430A - 締結用ロックリング - Google Patents
締結用ロックリングInfo
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- JPH11294430A JPH11294430A JP9940498A JP9940498A JPH11294430A JP H11294430 A JPH11294430 A JP H11294430A JP 9940498 A JP9940498 A JP 9940498A JP 9940498 A JP9940498 A JP 9940498A JP H11294430 A JPH11294430 A JP H11294430A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 締結後の分解を不可能にした締結用ロックリ
ングを提供する。 【解決手段】 ボルト2のねじ部2Aに螺合するねじ孔
11を有する截頭円錐形本体部12を設け、この截頭円
錐形本体部12の軸方向の先端面13に該截頭円錐形本
体部12に負荷される締結方向のトルクのみを受け得る
複数の締結方向のトルク受面14、14…を設けてい
る。該截頭円錐形本体部12の締結は、締結方向のトル
ク受面14、14…に対してソケットなどの工具により
締結方向のトルクを負荷することよって行われる。截頭
円錐形本体部12の反締結方向への回転による締結用ロ
ックリングの分解を不可能にしている。
ングを提供する。 【解決手段】 ボルト2のねじ部2Aに螺合するねじ孔
11を有する截頭円錐形本体部12を設け、この截頭円
錐形本体部12の軸方向の先端面13に該截頭円錐形本
体部12に負荷される締結方向のトルクのみを受け得る
複数の締結方向のトルク受面14、14…を設けてい
る。該截頭円錐形本体部12の締結は、締結方向のトル
ク受面14、14…に対してソケットなどの工具により
締結方向のトルクを負荷することよって行われる。截頭
円錐形本体部12の反締結方向への回転による締結用ロ
ックリングの分解を不可能にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は締結用ロックリング
に係り、特に、締結後の分解を不可能にした締結用ロッ
クリングに関する。
に係り、特に、締結後の分解を不可能にした締結用ロッ
クリングに関する。
【0002】
【従来の技術】フランジなどの被締結部材は、一般に、
締結用機械要素の1つであるボルトとナットによって締
結される。この種の締結構造は、スパナやトルクレンチ
などの締結・分解用工具によって簡単に締結・分解する
ことができるとともに、確実な締結状態が得られるので
多用されている。
締結用機械要素の1つであるボルトとナットによって締
結される。この種の締結構造は、スパナやトルクレンチ
などの締結・分解用工具によって簡単に締結・分解する
ことができるとともに、確実な締結状態が得られるので
多用されている。
【0003】一方、振動などによる自然発生的なゆるみ
を防止して、確実な締結状態を保持することができるダ
ブルナット締結構造として、図13に示すように、フラ
ンジなどの被締結部材1のボルト孔1Aに挿通したボル
ト2のねじ部に、ナット3とロックナット4を順番に強
く締め付けることで、ゆるみ止め機能をもたせたものが
知られている。
を防止して、確実な締結状態を保持することができるダ
ブルナット締結構造として、図13に示すように、フラ
ンジなどの被締結部材1のボルト孔1Aに挿通したボル
ト2のねじ部に、ナット3とロックナット4を順番に強
く締め付けることで、ゆるみ止め機能をもたせたものが
知られている。
【0004】この種のダブルナット締結構造は、送電用
鉄塔の基礎部分と主柱との締結、主柱と補助支柱との締
結あるいは主柱と補強鋼材との締結のように、振動など
による自然発生的なゆるみを防止する必要がある箇所の
締結に多く用いられる。
鉄塔の基礎部分と主柱との締結、主柱と補助支柱との締
結あるいは主柱と補強鋼材との締結のように、振動など
による自然発生的なゆるみを防止する必要がある箇所の
締結に多く用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、市販の締結・
分解用工具によって比較的簡単に分解することができ
る。このため、送電用鉄塔の基礎部分と主柱との締結、
主柱と補助支柱との締結あるいは主柱と補強鋼材との締
結にダブルナット締結構造が採用されている現状では、
市販の締結・分解用工具を使用して悪意をもって分解さ
れるおそれがあり、分解されると送電用鉄塔が倒壊して
大事故を誘発することになる。そこで、本発明は、締結
後の分解を不可能にした締結用ロックリングを提供する
ことを目的とする。
分解用工具によって比較的簡単に分解することができ
る。このため、送電用鉄塔の基礎部分と主柱との締結、
主柱と補助支柱との締結あるいは主柱と補強鋼材との締
結にダブルナット締結構造が採用されている現状では、
市販の締結・分解用工具を使用して悪意をもって分解さ
れるおそれがあり、分解されると送電用鉄塔が倒壊して
大事故を誘発することになる。そこで、本発明は、締結
後の分解を不可能にした締結用ロックリングを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る締結用ロックリング
は、ボルトのねじ部に螺合するねじ孔を有する截頭円錐
形本体部の軸方向の先端面に該截頭円錐形本体部に負荷
される締結方向のトルクのみを受け得る締結方向のトル
ク受面が設けられていることを特徴としている。
に、請求項1に記載の発明に係る締結用ロックリング
は、ボルトのねじ部に螺合するねじ孔を有する截頭円錐
形本体部の軸方向の先端面に該截頭円錐形本体部に負荷
される締結方向のトルクのみを受け得る締結方向のトル
ク受面が設けられていることを特徴としている。
【0007】また、前記目的を達成するために、請求項
2に記載の発明に係る締結用ロックリングは、ボルトの
ねじ部に螺合するねじ孔を有する截頭円錐形本体部のテ
ーパ外周面に該截頭円錐形本体部に負荷される締結方向
のトルクのみを受け得る締結方向のトルク受面が設けら
れていることを特徴としている。
2に記載の発明に係る締結用ロックリングは、ボルトの
ねじ部に螺合するねじ孔を有する截頭円錐形本体部のテ
ーパ外周面に該截頭円錐形本体部に負荷される締結方向
のトルクのみを受け得る締結方向のトルク受面が設けら
れていることを特徴としている。
【0008】さらに、前記目的を達成するために、請求
項3に記載の発明に係る締結用ロックリングは、前記截
頭円錐形本体部の最大外径がナットの径方向外側に突出
しない値に設定されていることを特徴としている。
項3に記載の発明に係る締結用ロックリングは、前記截
頭円錐形本体部の最大外径がナットの径方向外側に突出
しない値に設定されていることを特徴としている。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、既設のダ
ブルナット締結構造におけるロックナットをボルトから
取外し、残存しているナットから突出しているボルトの
ねじ部の先端部に截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の
後端側から対応させたのち、締結方向のトルク受面にソ
ケットまたはスパナの先端面に形成した締結方向のトル
ク負荷面を係合し、このソケットまたはスパナを軸線ま
わりの締結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負
荷面で締結方向のトルクを前記締結方向のトルク受面に
負荷することにより、截頭円錐形本体部を所定のトルク
で締付けて、該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面で前
記残存しているナットを押圧することによって、ゆるみ
止め機能をもたせたダブルねじ締め方式の締結構造を完
成できる。
ブルナット締結構造におけるロックナットをボルトから
取外し、残存しているナットから突出しているボルトの
ねじ部の先端部に截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の
後端側から対応させたのち、締結方向のトルク受面にソ
ケットまたはスパナの先端面に形成した締結方向のトル
ク負荷面を係合し、このソケットまたはスパナを軸線ま
わりの締結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負
荷面で締結方向のトルクを前記締結方向のトルク受面に
負荷することにより、截頭円錐形本体部を所定のトルク
で締付けて、該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面で前
記残存しているナットを押圧することによって、ゆるみ
止め機能をもたせたダブルねじ締め方式の締結構造を完
成できる。
【0010】一方、既設のダブルナット締結構造におい
て、ロックナットから前記ボルトのねじ部の先端部が截
頭円錐形本体部の締結可能な突出量を有して突出してい
る場合には、ロックナットを取外すことなく、該ロック
ナットから突出しているボルトのねじ部の先端部に截頭
円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対応させた
のち、締結方向のトルク受面にソケットまたはスパナの
先端面に形成した締結方向のトルク負荷面を係合し、こ
のソケットまたはスパナを軸線まわりの締結方向に回転
させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方向のトル
クを前記締結方向のトルク受面に負荷することにより、
截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付けて、該截頭円
錐形本体部の軸方向の後端面でロックナットを押圧する
ことによって、ゆるみ止め機能をもたせた三連ねじ締め
方式の締結構造を完成できる。
て、ロックナットから前記ボルトのねじ部の先端部が截
頭円錐形本体部の締結可能な突出量を有して突出してい
る場合には、ロックナットを取外すことなく、該ロック
ナットから突出しているボルトのねじ部の先端部に截頭
円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対応させた
のち、締結方向のトルク受面にソケットまたはスパナの
先端面に形成した締結方向のトルク負荷面を係合し、こ
のソケットまたはスパナを軸線まわりの締結方向に回転
させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方向のトル
クを前記締結方向のトルク受面に負荷することにより、
截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付けて、該截頭円
錐形本体部の軸方向の後端面でロックナットを押圧する
ことによって、ゆるみ止め機能をもたせた三連ねじ締め
方式の締結構造を完成できる。
【0011】他方、被締結部材のボルト孔に挿通して、
該被締結部材から突出しているボルトのねじ部の先端部
に、截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対
応させたのち、締結方向のトルク受面にソケットまたは
スパナの先端面に形成した締結方向のトルク負荷面を係
合し、このソケットまたはスパナを軸線まわりの締結方
向に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方
向のトルクを前記締結方向のトルク受面に負荷すること
により、截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付けて、
該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面で被締結部材を押
圧することによって、単一ねじ締め方式の締結構造を完
成できる。
該被締結部材から突出しているボルトのねじ部の先端部
に、截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対
応させたのち、締結方向のトルク受面にソケットまたは
スパナの先端面に形成した締結方向のトルク負荷面を係
合し、このソケットまたはスパナを軸線まわりの締結方
向に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方
向のトルクを前記締結方向のトルク受面に負荷すること
により、截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付けて、
該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面で被締結部材を押
圧することによって、単一ねじ締め方式の締結構造を完
成できる。
【0012】また、截頭円錐形本体部の軸方向の先端面
には、締結方向のトルク受面が設けられているので、截
頭円錐形本体部を反締結方向に回転させることはできな
い。また、パイプレンチなどの市販の締結・分解工具で
は截頭円錐形本体部の外周面を一様に挟着できないの
で、市販の締結・分解工具により截頭円錐形本体部を分
解方向(反締結方向)に回転させて取外すこともできな
い。このため、前記ダブルねじ締め方式、三連ねじ締め
方式および単一ねじ締め方式の締結構造の完成後におい
て、これれらを分解することは不可能である。
には、締結方向のトルク受面が設けられているので、截
頭円錐形本体部を反締結方向に回転させることはできな
い。また、パイプレンチなどの市販の締結・分解工具で
は截頭円錐形本体部の外周面を一様に挟着できないの
で、市販の締結・分解工具により截頭円錐形本体部を分
解方向(反締結方向)に回転させて取外すこともできな
い。このため、前記ダブルねじ締め方式、三連ねじ締め
方式および単一ねじ締め方式の締結構造の完成後におい
て、これれらを分解することは不可能である。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、既設のダ
ブルナット締結構造におけるロックナットをボルトから
取外し、残存しているナットから突出しているボルトの
ねじ部の先端部に截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の
後端側から対応させたのち、締結方向のトルク受面にソ
ケットまたはスパナの先端部内面に形成した締結方向の
トルク負荷面を係合し、このソケットまたはスパナを軸
線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方向のトル
ク負荷面で締結方向のトルクを前記締結方向のトルク受
面に負荷することにより、截頭円錐形本体部を所定のト
ルクで締付けて、該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面
で前記残存しているナットを押圧することによって、ゆ
るみ止め機能をもたせたダブルねじ締め方式の締結構造
を完成できる。
ブルナット締結構造におけるロックナットをボルトから
取外し、残存しているナットから突出しているボルトの
ねじ部の先端部に截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の
後端側から対応させたのち、締結方向のトルク受面にソ
ケットまたはスパナの先端部内面に形成した締結方向の
トルク負荷面を係合し、このソケットまたはスパナを軸
線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方向のトル
ク負荷面で締結方向のトルクを前記締結方向のトルク受
面に負荷することにより、截頭円錐形本体部を所定のト
ルクで締付けて、該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面
で前記残存しているナットを押圧することによって、ゆ
るみ止め機能をもたせたダブルねじ締め方式の締結構造
を完成できる。
【0014】一方、既設のダブルナット締結構造におい
て、ロックナットから前記ボルトのねじ部の先端部が截
頭円錐形本体部の締結可能な突出量を有して突出してい
る場合には、ロックナットを取外すことなく、該ロック
ナットから突出しているボルトのねじ部の先端部に截頭
円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対応させた
のち、締結方向のトルク受面にソケットまたはスパナの
先端部内面に形成した締結方向のトルク負荷面を係合
し、このソケットまたはスパナを軸線まわりの締結方向
に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方向
のトルクを前記締結方向のトルク受面に負荷することに
より、截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付けて、該
截頭円錐形本体部の軸方向の後端面でロックナットを押
圧することによって、ゆるみ止め機能をもたせた三連ね
じ締め方式の締結構造を完成できる。
て、ロックナットから前記ボルトのねじ部の先端部が截
頭円錐形本体部の締結可能な突出量を有して突出してい
る場合には、ロックナットを取外すことなく、該ロック
ナットから突出しているボルトのねじ部の先端部に截頭
円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対応させた
のち、締結方向のトルク受面にソケットまたはスパナの
先端部内面に形成した締結方向のトルク負荷面を係合
し、このソケットまたはスパナを軸線まわりの締結方向
に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方向
のトルクを前記締結方向のトルク受面に負荷することに
より、截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付けて、該
截頭円錐形本体部の軸方向の後端面でロックナットを押
圧することによって、ゆるみ止め機能をもたせた三連ね
じ締め方式の締結構造を完成できる。
【0015】他方、被締結部材のボルト孔に挿通して、
該被締結部材から突出しているボルトのねじ部の先端部
に、截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対
応させたのち、締結方向のトルク受面にソケットまたは
スパナの先端部内面に形成した締結方向のトルク負荷面
を係合し、このソケットまたはスパナを軸線まわりの締
結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締
結方向のトルクを前記締結方向のトルク受面に負荷する
ことにより、截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付け
て、該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面で被締結部材
を押圧することによって、単一ねじ締め方式の締結構造
を完成できる。
該被締結部材から突出しているボルトのねじ部の先端部
に、截頭円錐形本体部のねじ孔を軸方向の後端側から対
応させたのち、締結方向のトルク受面にソケットまたは
スパナの先端部内面に形成した締結方向のトルク負荷面
を係合し、このソケットまたはスパナを軸線まわりの締
結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締
結方向のトルクを前記締結方向のトルク受面に負荷する
ことにより、截頭円錐形本体部を所定のトルクで締付け
て、該截頭円錐形本体部の軸方向の後端面で被締結部材
を押圧することによって、単一ねじ締め方式の締結構造
を完成できる。
【0016】截頭円錐形本体部のテーパ外周面には、締
結方向のトルク受面が設けられているので、截頭円錐形
本体部を反締結方向に回転させることはできない。ま
た、パイプレンチなどの市販の締結・分解工具では截頭
円錐形本体部のテーパ外周面を一様に挟着できないの
で、市販の締結・分解工具により截頭円錐形本体部を分
解方向(反締結方向)に回転させて取外すこともできな
い。このため、前記ダブルねじ締め方式、三連ねじ締め
方式および単一ねじ締め方式の締結構造の完成後におい
て、これれらを分解することは不可能である。
結方向のトルク受面が設けられているので、截頭円錐形
本体部を反締結方向に回転させることはできない。ま
た、パイプレンチなどの市販の締結・分解工具では截頭
円錐形本体部のテーパ外周面を一様に挟着できないの
で、市販の締結・分解工具により截頭円錐形本体部を分
解方向(反締結方向)に回転させて取外すこともできな
い。このため、前記ダブルねじ締め方式、三連ねじ締め
方式および単一ねじ締め方式の締結構造の完成後におい
て、これれらを分解することは不可能である。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項1または請求項2に記載の発明の作用と併せて、市販
の締結・分解工具による截頭円錐形本体部の基端の挟着
がナットにより邪魔されるので、市販の締結・分解工具
で截頭円錐形本体部を分解方向(反締結方向)に回転さ
せて取外すことはできない。
項1または請求項2に記載の発明の作用と併せて、市販
の締結・分解工具による截頭円錐形本体部の基端の挟着
がナットにより邪魔されるので、市販の締結・分解工具
で截頭円錐形本体部を分解方向(反締結方向)に回転さ
せて取外すことはできない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、請求項1に記載の発明の一
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は締結用ロ
ックリングの斜視図、図2は平面図、図3は側面図であ
り、これらの図において、締結用ロックリング10は金
属製のもので、後述するボルトのねじ部に螺合する貫通
ねじ孔11を有する截頭円錐形本体部12を備えてお
り、截頭円錐形本体部12の軸方向の先端面13には円
周方向に等間隔で3つの締結方向のトルク受面14,1
4,14が設けられている。これら締結方向のトルク受
面14,14,14は、截頭円錐形本体部12の中心O
を通る直線C1,C2,C3上で軸方向の先端14aか
ら軸方向の後端14bに向かって軸線に沿って切り込ん
で形成されており、締結方向のトルク受面14,14,
14それぞれの軸方向の先端14aと、截頭円錐形本体
部12の締結方向(図2の矢印R参照)で隣り合う締結
方向のトルク受面14,14,14の軸方向の後端14
bは、軸方向の先端14aから軸方向の後端14bにか
けて下がり勾配で傾斜する斜面15を介して連続してい
る。
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は締結用ロ
ックリングの斜視図、図2は平面図、図3は側面図であ
り、これらの図において、締結用ロックリング10は金
属製のもので、後述するボルトのねじ部に螺合する貫通
ねじ孔11を有する截頭円錐形本体部12を備えてお
り、截頭円錐形本体部12の軸方向の先端面13には円
周方向に等間隔で3つの締結方向のトルク受面14,1
4,14が設けられている。これら締結方向のトルク受
面14,14,14は、截頭円錐形本体部12の中心O
を通る直線C1,C2,C3上で軸方向の先端14aか
ら軸方向の後端14bに向かって軸線に沿って切り込ん
で形成されており、締結方向のトルク受面14,14,
14それぞれの軸方向の先端14aと、截頭円錐形本体
部12の締結方向(図2の矢印R参照)で隣り合う締結
方向のトルク受面14,14,14の軸方向の後端14
bは、軸方向の先端14aから軸方向の後端14bにか
けて下がり勾配で傾斜する斜面15を介して連続してい
る。
【0019】このような構成であれば、図13に示す既
設のダブルナット締結構造におけるロックナット3をボ
ルト3から取外す。一方、截頭円錐形本体部12の締結
方向のトルク受面14,14,14に係合する3つの締
結方向のトルク負荷面と、3つの斜面15に当接する3
つの斜面を先端に形成したソケットまたは棒状のスパナ
(図示省略)を別途製作しておく。そして、ボルト2の
ねじ部2Aの先端部に、截頭円錐形本体部12のねじ孔
11を軸方向の後端側から対応させたのち、截頭円錐形
本体部12の締結方向のトルク受面14,14,14に
前記ソケットまたは棒状のスパナの締結方向のトルク負
荷面を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面15に
前記ソケットまたは棒状のスパナの斜面を当接した状態
で、軸線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方向
のトルク負荷面で締結方向のトルクを締結方向のトルク
受面14,14,14に負荷して、截頭円錐形本体部1
2を所定のトルクで締付けて、図4に示すように、該截
頭円錐形本体部12の軸方向の後端面でナット3を押圧
することによって、ゆるみ止め機能をもたせたダブルね
じ締め方式の締結構造を完成できる。
設のダブルナット締結構造におけるロックナット3をボ
ルト3から取外す。一方、截頭円錐形本体部12の締結
方向のトルク受面14,14,14に係合する3つの締
結方向のトルク負荷面と、3つの斜面15に当接する3
つの斜面を先端に形成したソケットまたは棒状のスパナ
(図示省略)を別途製作しておく。そして、ボルト2の
ねじ部2Aの先端部に、截頭円錐形本体部12のねじ孔
11を軸方向の後端側から対応させたのち、截頭円錐形
本体部12の締結方向のトルク受面14,14,14に
前記ソケットまたは棒状のスパナの締結方向のトルク負
荷面を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面15に
前記ソケットまたは棒状のスパナの斜面を当接した状態
で、軸線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方向
のトルク負荷面で締結方向のトルクを締結方向のトルク
受面14,14,14に負荷して、截頭円錐形本体部1
2を所定のトルクで締付けて、図4に示すように、該截
頭円錐形本体部12の軸方向の後端面でナット3を押圧
することによって、ゆるみ止め機能をもたせたダブルね
じ締め方式の締結構造を完成できる。
【0020】また、図13に示す既設のダブルナット締
結構造において、ロックナット4からボルト2のねじ部
2Aの先端部が截頭円錐形本体部12の締結可能な突出
量を有して突出している場合には、ロックナット4を取
外すことなく、ロックナット4から突出しているボルト
2のねじ部2Aの先端部に截頭円錐形本体部12のねじ
孔11を軸方向の後端側から対応させたのち、截頭円錐
形本体部12の締結方向のトルク受面14,14,14
に前記ソケットまたは棒状のスパナの締結方向のトルク
負荷面を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面15
に前記ソケットまたは棒状のスパナの斜面を当接した状
態で、軸線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方
向のトルク負荷面で締結方向のトルクを締結方向のトル
ク受面14,14,14に負荷して、截頭円錐形本体部
12を所定のトルクで締付けて、図5に示すように、該
截頭円錐形本体部12の軸方向の後端面でロックナット
4を押圧することによって、ゆるみ止め機能をもたせた
三連ねじ締め方式の締結構造を完成できる。
結構造において、ロックナット4からボルト2のねじ部
2Aの先端部が截頭円錐形本体部12の締結可能な突出
量を有して突出している場合には、ロックナット4を取
外すことなく、ロックナット4から突出しているボルト
2のねじ部2Aの先端部に截頭円錐形本体部12のねじ
孔11を軸方向の後端側から対応させたのち、截頭円錐
形本体部12の締結方向のトルク受面14,14,14
に前記ソケットまたは棒状のスパナの締結方向のトルク
負荷面を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面15
に前記ソケットまたは棒状のスパナの斜面を当接した状
態で、軸線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方
向のトルク負荷面で締結方向のトルクを締結方向のトル
ク受面14,14,14に負荷して、截頭円錐形本体部
12を所定のトルクで締付けて、図5に示すように、該
截頭円錐形本体部12の軸方向の後端面でロックナット
4を押圧することによって、ゆるみ止め機能をもたせた
三連ねじ締め方式の締結構造を完成できる。
【0021】さらに、図6に示すように、被締結部材1
のボルト孔1Aにボルト16を挿通して、被締結部材1
からボルト16のねじ部17の先端部を突出させ、この
突出部に截頭円錐形本体部12のねじ孔11を軸方向の
後端側から対応させたのち、截頭円錐形本体部12の締
結方向のトルク受面14,14,14に前記ソケットま
たは棒状のスパナの締結方向のトルク負荷面を係合し、
かつ截頭円錐形本体部12の斜面15に前記ソケットま
たは棒状のスパナの斜面を当接した状態で、軸線まわり
の締結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面
で締結方向のトルクを締結方向のトルク受面14,1
4,14に負荷して、截頭円錐形本体部12を所定のト
ルクで締付けて、該截頭円錐形本体部12の軸方向の後
端面で被締結部材1を押圧することによって、単一ねじ
締め方式の締結構造を完成できる。
のボルト孔1Aにボルト16を挿通して、被締結部材1
からボルト16のねじ部17の先端部を突出させ、この
突出部に截頭円錐形本体部12のねじ孔11を軸方向の
後端側から対応させたのち、截頭円錐形本体部12の締
結方向のトルク受面14,14,14に前記ソケットま
たは棒状のスパナの締結方向のトルク負荷面を係合し、
かつ截頭円錐形本体部12の斜面15に前記ソケットま
たは棒状のスパナの斜面を当接した状態で、軸線まわり
の締結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面
で締結方向のトルクを締結方向のトルク受面14,1
4,14に負荷して、截頭円錐形本体部12を所定のト
ルクで締付けて、該截頭円錐形本体部12の軸方向の後
端面で被締結部材1を押圧することによって、単一ねじ
締め方式の締結構造を完成できる。
【0022】截頭円錐形本体部12の軸方向の先端面に
は、締結方向のトルク受面14,14,14が設けられ
ているので、截頭円錐形本体部12を反締結方向に回転
させることはできない。また、パイプレンチなどの市販
の締結・分解工具では截頭円錐形本体部12の外周面を
一様に挟着できないので、市販の締結・分解工具により
截頭円錐形本体部12を分解方向(反締結方向)に回転
させて取外すこともできない。このため、前記ダブルね
じ締め方式、三連ねじ締め方式および単一ねじ締め方式
の締結構造の完成後において、これれらを分解すること
は不可能である。
は、締結方向のトルク受面14,14,14が設けられ
ているので、截頭円錐形本体部12を反締結方向に回転
させることはできない。また、パイプレンチなどの市販
の締結・分解工具では截頭円錐形本体部12の外周面を
一様に挟着できないので、市販の締結・分解工具により
截頭円錐形本体部12を分解方向(反締結方向)に回転
させて取外すこともできない。このため、前記ダブルね
じ締め方式、三連ねじ締め方式および単一ねじ締め方式
の締結構造の完成後において、これれらを分解すること
は不可能である。
【0023】他方、図6に示すように、ボルト16の頭
部16Aを截頭円錐形となし、その軸方向の外面に締結
用ロックリングの截頭円錐形本体部12と同様に複数の
締結方向のトルク受面14Aと斜面15Aを設けておく
(ただし、図6では1つのトルク受面14Aと斜面15
Aのみを示している)。これにより、ボルト16を反締
結方向に回転させることができなくなる。したがって、
締結構造の完成後において該締結構造の分解不可能な機
能を一層高くすることができる。
部16Aを截頭円錐形となし、その軸方向の外面に締結
用ロックリングの截頭円錐形本体部12と同様に複数の
締結方向のトルク受面14Aと斜面15Aを設けておく
(ただし、図6では1つのトルク受面14Aと斜面15
Aのみを示している)。これにより、ボルト16を反締
結方向に回転させることができなくなる。したがって、
締結構造の完成後において該締結構造の分解不可能な機
能を一層高くすることができる。
【0024】なお、前記実施の形態では、截頭円錐形本
体部12に3つの締結方向のトルク受面14,14,1
4を設けているが、締結方向のトルク受面14の数は任
意である。
体部12に3つの締結方向のトルク受面14,14,1
4を設けているが、締結方向のトルク受面14の数は任
意である。
【0025】つぎに、請求項2に記載の発明の一実施の
形態を図面に基づいて説明する。図7は締結用ロックリ
ングの斜視図、図8は平面図、図9は側面図であり、こ
れらの図において、締結用ロックリング10は金属製の
もので、後述するボルトのねじ部に螺合する貫通ねじ孔
11を有する截頭円錐形本体部12を備えており、截頭
円錐形本体部12のテーパ外周面18には円周方向に等
間隔で3つの締結方向のトルク受面19,19,19が
設けられている。これら締結方向のトルク受面19,1
9,19は、截頭円錐形本体部12の中心Oを通る直線
C1,C2,C3上で先端から後端にかけてテーパ外周
面18の勾配よりも緩やか勾配で傾斜する垂辺19a
と、この垂辺19aに直交して水平にのびる底辺19b
および垂辺19aの上端と底辺19bの外端とを結ぶ斜
辺19c(テーパ外周面18に相当する)とを備えた三
角形に形成されており、締結方向のトルク受面19,1
9,19それぞれの垂辺19aと、截頭円錐形本体部1
2の締結方向(図8の矢印R参照)で隣り合う締結方向
のトルク受面19,19,19の斜辺19cは、垂辺1
9aから斜辺19cにかけて漸次拡径し、かつ勾配を漸
次大きくした円弧状の斜面20を介して連続している。
形態を図面に基づいて説明する。図7は締結用ロックリ
ングの斜視図、図8は平面図、図9は側面図であり、こ
れらの図において、締結用ロックリング10は金属製の
もので、後述するボルトのねじ部に螺合する貫通ねじ孔
11を有する截頭円錐形本体部12を備えており、截頭
円錐形本体部12のテーパ外周面18には円周方向に等
間隔で3つの締結方向のトルク受面19,19,19が
設けられている。これら締結方向のトルク受面19,1
9,19は、截頭円錐形本体部12の中心Oを通る直線
C1,C2,C3上で先端から後端にかけてテーパ外周
面18の勾配よりも緩やか勾配で傾斜する垂辺19a
と、この垂辺19aに直交して水平にのびる底辺19b
および垂辺19aの上端と底辺19bの外端とを結ぶ斜
辺19c(テーパ外周面18に相当する)とを備えた三
角形に形成されており、締結方向のトルク受面19,1
9,19それぞれの垂辺19aと、截頭円錐形本体部1
2の締結方向(図8の矢印R参照)で隣り合う締結方向
のトルク受面19,19,19の斜辺19cは、垂辺1
9aから斜辺19cにかけて漸次拡径し、かつ勾配を漸
次大きくした円弧状の斜面20を介して連続している。
【0026】このような構成であれば、図13に示す既
設のダブルナット締結構造におけるロックナット3をボ
ルト3から取外す。一方、截頭円錐形本体部12の締結
方向のトルク受面19,19,19に係合する3つの締
結方向のトルク負荷面と、3つの円弧状の斜面20に当
接する3つの斜面を先端部内周に形成したソケットまた
はのスパナ(図示省略)を別途製作しておく。そして、
ボルト2のねじ部2Aの先端部に、截頭円錐形本体部1
2のねじ孔11を軸方向の後端側から対応させたのち、
截頭円錐形本体部12の締結方向のトルク受面19,1
9,19に前記ソケットまたはスパナの締結方向のトル
ク負荷面を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面2
0に前記ソケットまたはスパナの斜面を当接した状態
で、軸線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方向
のトルク負荷面で締結方向のトルクを締結方向のトルク
受面19,19,19に負荷して、截頭円錐形本体部1
2を所定のトルクで締付けて、図10に示すように、該
截頭円錐形本体部12の軸方向の後端面でナット3を押
圧することによって、ゆるみ止め機能をもたせたダブル
ねじ締め方式の締結構造を完成できる。
設のダブルナット締結構造におけるロックナット3をボ
ルト3から取外す。一方、截頭円錐形本体部12の締結
方向のトルク受面19,19,19に係合する3つの締
結方向のトルク負荷面と、3つの円弧状の斜面20に当
接する3つの斜面を先端部内周に形成したソケットまた
はのスパナ(図示省略)を別途製作しておく。そして、
ボルト2のねじ部2Aの先端部に、截頭円錐形本体部1
2のねじ孔11を軸方向の後端側から対応させたのち、
截頭円錐形本体部12の締結方向のトルク受面19,1
9,19に前記ソケットまたはスパナの締結方向のトル
ク負荷面を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面2
0に前記ソケットまたはスパナの斜面を当接した状態
で、軸線まわりの締結方向に回転させて、前記締結方向
のトルク負荷面で締結方向のトルクを締結方向のトルク
受面19,19,19に負荷して、截頭円錐形本体部1
2を所定のトルクで締付けて、図10に示すように、該
截頭円錐形本体部12の軸方向の後端面でナット3を押
圧することによって、ゆるみ止め機能をもたせたダブル
ねじ締め方式の締結構造を完成できる。
【0027】また、図13に示す既設のダブルナット締
結構造において、ロックナット4からボルト2のねじ部
2Aの先端部が截頭円錐形本体部12の締結可能な突出
量を有して突出している場合には、ロックナット4を取
外すことなく、ロックナット4から突出しているボルト
2のねじ部2Aの先端部に截頭円錐形本体部12のねじ
孔11を軸方向の後端側から対応させたのち、截頭円錐
形本体部12の締結方向のトルク受面19,19,19
に前記ソケットまたはスパナの締結方向のトルク負荷面
を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面20に前記
ソケットまたはスパナの斜面を当接した状態で、軸線ま
わりの締結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負
荷面で締結方向のトルクを締結方向のトルク受面19,
19,19に負荷して、截頭円錐形本体部12を所定の
トルクで締付けて、図11に示すように、該截頭円錐形
本体部12の軸方向の後端面でロックナット4を押圧す
ることによって、ゆるみ止め機能をもたせた三連ねじ締
め方式の締結構造を完成できる。
結構造において、ロックナット4からボルト2のねじ部
2Aの先端部が截頭円錐形本体部12の締結可能な突出
量を有して突出している場合には、ロックナット4を取
外すことなく、ロックナット4から突出しているボルト
2のねじ部2Aの先端部に截頭円錐形本体部12のねじ
孔11を軸方向の後端側から対応させたのち、截頭円錐
形本体部12の締結方向のトルク受面19,19,19
に前記ソケットまたはスパナの締結方向のトルク負荷面
を係合し、かつ截頭円錐形本体部12の斜面20に前記
ソケットまたはスパナの斜面を当接した状態で、軸線ま
わりの締結方向に回転させて、前記締結方向のトルク負
荷面で締結方向のトルクを締結方向のトルク受面19,
19,19に負荷して、截頭円錐形本体部12を所定の
トルクで締付けて、図11に示すように、該截頭円錐形
本体部12の軸方向の後端面でロックナット4を押圧す
ることによって、ゆるみ止め機能をもたせた三連ねじ締
め方式の締結構造を完成できる。
【0028】さらに、図12に示すように、被締結部材
1のボルト孔1Aにボルト16を挿通して、被締結部材
1からボルト16のねじ部17の先端部を突出させ、こ
の突出部に截頭円錐形本体部12のねじ孔11を軸方向
の後端側から対応させたのち、截頭円錐形本体部12の
締結方向のトルク受面19,19,19に前記ソケット
またはスパナの締結方向のトルク負荷面を係合し、かつ
截頭円錐形本体部12の斜面20に前記ソケットまたは
スパナの斜面を当接した状態で、軸線まわりの締結方向
に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方向
のトルクを締結方向のトルク受面19,19,19に負
荷して、截頭円錐形本体部12を所定のトルクで締付け
て、該截頭円錐形本体部12の軸方向の後端面で被締結
部材1を押圧することによって、単一ねじ締め方式の締
結構造を完成できる。
1のボルト孔1Aにボルト16を挿通して、被締結部材
1からボルト16のねじ部17の先端部を突出させ、こ
の突出部に截頭円錐形本体部12のねじ孔11を軸方向
の後端側から対応させたのち、截頭円錐形本体部12の
締結方向のトルク受面19,19,19に前記ソケット
またはスパナの締結方向のトルク負荷面を係合し、かつ
截頭円錐形本体部12の斜面20に前記ソケットまたは
スパナの斜面を当接した状態で、軸線まわりの締結方向
に回転させて、前記締結方向のトルク負荷面で締結方向
のトルクを締結方向のトルク受面19,19,19に負
荷して、截頭円錐形本体部12を所定のトルクで締付け
て、該截頭円錐形本体部12の軸方向の後端面で被締結
部材1を押圧することによって、単一ねじ締め方式の締
結構造を完成できる。
【0029】截頭円錐形本体部12のテーパ外周面に
は、締結方向のトルク受面19,19,19が設けられ
ているので、截頭円錐形本体部12を反締結方向に回転
させることはできない。また、パイプレンチなどの市販
の締結・分解工具では截頭円錐形本体部12の外周面を
一様に挟着できないので、市販の締結・分解工具により
截頭円錐形本体部12を分解方向(反締結方向)に回転
させて取外すこともできない。このため、前記ダブルね
じ締め方式、三連ねじ締め方式および単一ねじ締め方式
の締結構造の完成後において、これれらを分解すること
は不可能である。
は、締結方向のトルク受面19,19,19が設けられ
ているので、截頭円錐形本体部12を反締結方向に回転
させることはできない。また、パイプレンチなどの市販
の締結・分解工具では截頭円錐形本体部12の外周面を
一様に挟着できないので、市販の締結・分解工具により
截頭円錐形本体部12を分解方向(反締結方向)に回転
させて取外すこともできない。このため、前記ダブルね
じ締め方式、三連ねじ締め方式および単一ねじ締め方式
の締結構造の完成後において、これれらを分解すること
は不可能である。
【0030】他方、図12に示すように、ボルト16の
頭部16Aを截頭円錐形となし、その軸方向の外面に締
結用ロックリング10の截頭円錐形本体部12と同様に
複数の締結方向のトルク受面14Aと斜面15Aを設け
ておく(ただし、図12では1つのトルク受面14Aと
斜面15Aのみを示している)。これにより、ボルト1
6を反締結方向に回転させることができなくなる。した
がって、締結構造の完成後において該締結構造の分解不
可能な機能を一層高くすることができる。
頭部16Aを截頭円錐形となし、その軸方向の外面に締
結用ロックリング10の截頭円錐形本体部12と同様に
複数の締結方向のトルク受面14Aと斜面15Aを設け
ておく(ただし、図12では1つのトルク受面14Aと
斜面15Aのみを示している)。これにより、ボルト1
6を反締結方向に回転させることができなくなる。した
がって、締結構造の完成後において該締結構造の分解不
可能な機能を一層高くすることができる。
【0031】なお、前記実施の形態では、截頭円錐形本
体部12に3つの締結方向のトルク受面19,19,1
9を設けているが、締結方向のトルク受面14の数は任
意である。
体部12に3つの締結方向のトルク受面19,19,1
9を設けているが、締結方向のトルク受面14の数は任
意である。
【0032】さらに、請求項1に記載の発明および請求
項2に記載の発明において、截頭円錐形本体部12にお
ける基端(後端)の最大外径Dを、これらナット3また
はロックナット4の径方向外側に突出しない値に設定す
ることにより、市販の締結・分解工具による截頭円錐形
本体部12の基端の挟着がナット3またはロックナット
4により邪魔されるので、市販の締結・分解工具で截頭
円錐形本体部12を分解方向(反締結方向)に回転させ
て取外すことはできない。
項2に記載の発明において、截頭円錐形本体部12にお
ける基端(後端)の最大外径Dを、これらナット3また
はロックナット4の径方向外側に突出しない値に設定す
ることにより、市販の締結・分解工具による截頭円錐形
本体部12の基端の挟着がナット3またはロックナット
4により邪魔されるので、市販の締結・分解工具で截頭
円錐形本体部12を分解方向(反締結方向)に回転させ
て取外すことはできない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、ゆるみ止め機能をもたせたダブルねじ締め方式
あるいは三連ねじ締め方式によって、振動などによる自
然発生的なゆるみを防止した、確実な締結状態を保持す
ることができるとともに、単一ねじ締め方式によって確
実な締結状態を保持することもできる。また、截頭円錐
形本体部の軸方向の先端面には、締結方向のトルク受面
を設けているので、截頭円錐形本体部を反締結方向に回
転させることはできない。このため、ダブルねじ締め方
式、三連ねじ締め方式および単一ねじ締め方式の締結構
造の完成後において、これれらを分解することは不可能
である。
発明は、ゆるみ止め機能をもたせたダブルねじ締め方式
あるいは三連ねじ締め方式によって、振動などによる自
然発生的なゆるみを防止した、確実な締結状態を保持す
ることができるとともに、単一ねじ締め方式によって確
実な締結状態を保持することもできる。また、截頭円錐
形本体部の軸方向の先端面には、締結方向のトルク受面
を設けているので、截頭円錐形本体部を反締結方向に回
転させることはできない。このため、ダブルねじ締め方
式、三連ねじ締め方式および単一ねじ締め方式の締結構
造の完成後において、これれらを分解することは不可能
である。
【0034】また、請求項2に記載の発明は、ゆるみ止
め機能をもたせたダブルねじ締め方式あるいは三連ねじ
締め方式によって、振動などによる自然発生的なゆるみ
を防止した、確実な締結状態を保持することができると
ともに、単一ねじ締め方式によって確実な締結状態を保
持することもできる。また、截頭円錐形本体部のテーパ
外周面には、締結方向のトルク受面を設けているので、
截頭円錐形本体部を反締結方向に回転させることはでき
ない。このため、ダブルねじ締め方式、三連ねじ締め方
式および単一ねじ締め方式の締結構造の完成後におい
て、これれらを分解することは不可能である。
め機能をもたせたダブルねじ締め方式あるいは三連ねじ
締め方式によって、振動などによる自然発生的なゆるみ
を防止した、確実な締結状態を保持することができると
ともに、単一ねじ締め方式によって確実な締結状態を保
持することもできる。また、截頭円錐形本体部のテーパ
外周面には、締結方向のトルク受面を設けているので、
截頭円錐形本体部を反締結方向に回転させることはでき
ない。このため、ダブルねじ締め方式、三連ねじ締め方
式および単一ねじ締め方式の締結構造の完成後におい
て、これれらを分解することは不可能である。
【0035】さらに、請求項3に記載の発明は、市販の
締結・分解工具による截頭円錐形本体部の基端の挟着が
ナットにより邪魔されるので、市販の締結・分解工具に
より截頭円錐形本体部を分解方向(反締結方向)に回転
させて取外すのを防止することができる。
締結・分解工具による截頭円錐形本体部の基端の挟着が
ナットにより邪魔されるので、市販の締結・分解工具に
より截頭円錐形本体部を分解方向(反締結方向)に回転
させて取外すのを防止することができる。
【図1】請求項1に記載の発明に係る一実施の形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】ダブルねじ締め方式による締結状態を示す断面
図である。
図である。
【図5】三連ねじ締め方式による締結状態を示す断面図
である。
である。
【図6】単一ねじ締め方式による締結状態を示す断面図
である。
である。
【図7】請求項2に記載の発明に係る一実施の形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】ダブルねじ締め方式による締結状態を示す断
面図である。
面図である。
【図11】三連ねじ締め方式による締結状態を示す断面
図である。
図である。
【図12】単一ねじ締め方式による締結状態を示す断面
図である。
図である。
【図13】従来のダブルナット締結構造の一例を示す断
面図である。
面図である。
2 ボルト 2A ボルトのねじ部 3 ナット 4 ロックナット(ナット) 10 締結用ロックリング 11 ねじ孔 12 截頭円錐形本体部 13 截頭円錐形本体部の軸方向の先端面 14 締結方向のトルク受面 16 ボルト 17 ボルトのねじ部 18 テーパ外周面 19 締結方向のトルク受面
Claims (3)
- 【請求項1】 ボルトのねじ部に螺合するねじ孔を有す
る截頭円錐形本体部の軸方向の先端面に該截頭円錐形本
体部に負荷される締結方向のトルクのみを受け得る締結
方向のトルク受面が設けられていることを特徴とする締
結用ロックリング。 - 【請求項2】 ボルトのねじ部に螺合するねじ孔を有す
る截頭円錐形本体部のテーパ外周面に該截頭円錐形本体
部に負荷される締結方向のトルクのみを受け得る締結方
向のトルク受面が設けられていることを特徴とする締結
用ロックリング。 - 【請求項3】 前記截頭円錐形本体部の最大外径がナッ
トの径方向外側に突出しない値に設定されていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の締結用ロッ
クリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9940498A JPH11294430A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 締結用ロックリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9940498A JPH11294430A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 締結用ロックリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294430A true JPH11294430A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14246563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9940498A Pending JPH11294430A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 締結用ロックリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294430A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525753A (ja) * | 1999-06-11 | 2003-09-02 | エヌエスケイ−アールエイチピー ヨーロピアン テクノロジー カンパニー リミテッド | 転動素子軸受の改善方法 |
| JP2008142121A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Moriso:Kk | 遊技機の基板ケース |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP9940498A patent/JPH11294430A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525753A (ja) * | 1999-06-11 | 2003-09-02 | エヌエスケイ−アールエイチピー ヨーロピアン テクノロジー カンパニー リミテッド | 転動素子軸受の改善方法 |
| JP2008142121A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Moriso:Kk | 遊技機の基板ケース |
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