JPH11294485A - ハイブリッド車両の油圧供給装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の油圧供給装置

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JPH11294485A
JPH11294485A JP10120128A JP12012898A JPH11294485A JP H11294485 A JPH11294485 A JP H11294485A JP 10120128 A JP10120128 A JP 10120128A JP 12012898 A JP12012898 A JP 12012898A JP H11294485 A JPH11294485 A JP H11294485A
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hybrid vehicle
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hydraulic
clutch
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Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
Kenji Omote
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッド車両の電源トラブルを含むモー
タジェネレータ系フェール時のリンプホームを可能とす
る。 【解決手段】 ハイブリッド車両は、エンジンとモータ
ジェネレータの間に油圧作動のクラッチCを備え、油圧
供給装置のメインオイルポンプ1が、モータジェネレー
タで駆動されるパワートレインを備える。エンジンで駆
動され、メインオイルポンプ1の駆動不能時にも、作動
油圧をクラッチCに供給可能なサブオイルポンプ2を設
け、クラッチCの係合によりメインオイルポンプ1が駆
動されると、サブオイルポンプ2を駆動解除手段3によ
りエンジンから切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド車両
の油圧供給装置に関し、特に、モータジェネレータ系の
フェール時にハイブリッド車両のリンプホームを可能と
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼機関(本明細書を通じてエンジンと
いう)とモータジェネレータを動力とするハイブリッド
車両において、そのパワートレインが図4に示すような
構成を採るものがある。このパワートレインでは、スタ
ータSで始動可能なエンジンEとモータジェネレータM
との間に入力クラッチCが配設され、モータジェネレー
タMにより駆動されるオイルポンプPによりトランスミ
ッションTと入力クラッチCを操作する油圧制御ユニッ
トBの作動油圧を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を採
るハイブリッド車両のパワートレインでは、車両駆動に
必要なトランスミッションTの油圧源をモータジェネレ
ータ駆動によるオイルポンプPに依存している。また、
通常、モータジェネレータMの電源は、スタータSや補
記類を作動させるための12Vの低圧バッテリとは別の
専用の高圧バッテリとされている。そして、常時エンジ
ン駆動のジェネレータにより充電される低圧バッテリと
は異なり、高圧バッテリは、車両の走行モードによって
は、充電が不十分となる可能性がある。こうした事情か
ら、バッテリの能力が極端に低下する極低温時等におい
て、モータジェネレータ駆動用のバッテリが出力不能と
なると、オイルポンプPを駆動できなくなることが懸念
される。こうした場合は、エンジンEを起動しても走行
ができない。こうした事態は、車両を長期間放置し、高
圧系バッテリが自己放電しきった場合にも生じる。ま
た、バッテリの上記のようなトラブルに限らず、モータ
ジェネレータ系のシステムがフェールした場合にも同様
の事態が生じる。
【0004】このように、駆動源としてエンジンの動力
は確保されているにも拘わらず、油圧源が確保できない
だけで車両が全く走行不能となってしまうのでは不都合
であり、高圧バッテリの充電不足や過放電も含めたモー
タジェネレータ系のシステムフェール時でも、エンジン
がフェールしていない限り、最低限の走行すなわちリン
プホームは可能とされることが望ましい。
【0005】そこで本発明は、電源のトラブルを含めた
モータジェネレータ系のシステムフェール時でも、車両
走行を可能とするハイブリッド車両の油圧供給装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、エンジンとモータジェネレータの間
に油圧作動のクラッチが配設され、油圧源としてモータ
ジェネレータで駆動されるメインオイルポンプを備える
ハイブリッド車両の油圧供給装置において、エンジンで
駆動されるサブオイルポンプと、該サブオイルポンプ
を、メインオイルポンプの駆動時に、エンジンから切り
離す駆動解除手段とが設けられたことを特徴とする。
【0007】上記の構成において、前記駆動解除手段
は、メインオイルポンプの吐出圧で作動するアクチュエ
ータを有する構成とすることができる。
【0008】また、前記駆動解除手段は、サブオイルポ
ンプとエンジンとの駆動連結及び切離しを行う係脱機構
を有する構成とすることもできる。
【0009】更に、前記サブオイルポンプは、クラッチ
の油圧サーボに油路で接続された構成としてもよい。
【0010】更に、前記メインオイルポンプとサブオイ
ルポンプは、油路の切換手段を介してクラッチの油圧サ
ーボに接続された構成としてもよい。
【0011】
【発明の作用及び効果】本発明の請求項1記載の構成に
よると、モータジェネレータの駆動不能によりメインオ
イルポンプの油圧を生じさせることができないときで
も、エンジンで駆動されるサブオイルポンプによりエン
ジン走行に最低限必要なクラッチの作動のための油圧が
確保されるため、モータジェネレータ系のフェール時で
も、エンジンが起動できる限り車両走行を可能とするこ
とができる。
【0012】そして、請求項2に記載の構成によると、
サブオイルポンプの吐出圧によるクラッチの係合で、メ
インオイルポンプが作動するようになると、その吐出圧
でアクチュエータを作動させて、サブオイルポンプの駆
動を解除することができるので、サブオイルポンプの不
要な作動を自動的に解除することができる。
【0013】更に、請求項3に記載の構成によると、サ
ブオイルポンプの駆動を係脱機構により解除することが
できるため、モータジェネレータ系がフェールしていな
い通常のエンジン駆動時に、サブオイルポンプを駆動す
ることによるロスをなくすことができる。
【0014】次に、請求項4に記載の構成によると、サ
ブオイルポンプの吐出圧を専らクラッチの作動に使用す
ることができるため、サブオイルポンプを必要最小限の
容量の小形のポンプとすることで、サブオイルポンプを
設けることによる装置の大形化を避けることができる。
【0015】また、請求項5に記載の構成によると、メ
インオイルポンプの起動後は、容量の大きなメインオイ
ルポンプの吐出圧でクラッチの係合を確保できるため、
エンジン駆動による確実な車両走行が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態について説明する。図1は第1実施形態に係る油圧
供給装置を示す。この装置は、図4を参照して前記した
ような、エンジンEとモータジェネレータMの間に油圧
作動のクラッチCが配設され、油圧源としてモータジェ
ネレータMで駆動されるオイルポンプPを備えるハイブ
リッド車両に適用されている。したがって、以下、全体
構成との関連については図4を参照し、油圧供給装置の
部分構成については図1を参照しながら説明する。
【0017】この装置は、上記オイルポンプPをメイン
オイルポンプ1とし、エンジンEで駆動されるサブオイ
ルポンプ2と、サブオイルポンプ2をメインオイルポン
プ1の駆動時にエンジンEから切り離す駆動解除手段と
が設けられたものとされている。
【0018】サブオイルポンプ2は、この形態では、外
接する2つのギヤ21,22が噛合する外歯噛合式のギ
ヤポンプとされ、例えば、モータジェネレータMを収容
するユニットケース10内に配設されている。サブオイ
ルポンプ2の吸入ポートは、トランスミッションTの油
圧制御ユニットBの下部に通常オイルパンとして設けら
れた油溜まり9に吸い込み油路91を介して接続され、
吐出ポートは、シャトルバルブの形態を採る切換手段6
を介してクラッチCの油圧サーボ5に接続されている。
【0019】サブオイルポンプ2の駆動解除手段は、メ
インオイルポンプ1の吐出圧で作動するアクチュエータ
3と係脱機構4を有する。アクチュエータ3は、例え
ば、モータジェネレータMを収容するユニットケース1
0内に配設されている。アクチュエータ3は、ケース1
0内に形成されたシリンダ30と、その内部で摺動可能
なピストン31と、ピストン31に一端を固定され、他
端をユニットケース10からエンジン側に軸周シール3
5を漏れ止めして突出させたロッド33とで構成されて
いる。ロッド33は、サブオイルポンプ2の駆動軸を兼
ねており、その中間部分をポンプ歯車21に、スプライ
ン係合又は2面幅(軸周の2面を並行に切り欠いたも
の)により駆動連結されている。
【0020】サブオイルポンプ2をエンジンEに連結す
る係脱機構4は、エンジンEのクランクシャフトに固定
されたリングギヤ8に噛合可能なスパーギヤの形態を採
る駆動ギヤ34とされている。駆動ギヤ34は、アクチ
ュエータ3のロッド33の一端に固定されている。
【0021】切換手段を構成するシャトルバルブ6は、
対向する2つのインポート61,62と、それらの間に
設けられた弁室に開口するアウトポート63を備える構
成とれ、両インポート61,62を選択的に開閉するチ
ェックボール60が、弁室内にスプリング64によりイ
ンポート61側に負荷して設けられている。
【0022】メインオイルポンプ1は、油圧制御ユニッ
トBのバルブボディ内に配設されたレギュレータバルブ
の調圧作動でライン圧(PL )とされるライン圧油路9
4に接続され、更に、アクチュエータ3のシリンダ30
に接続されている。バルブボディ内のライン圧油路9
4、又はバルブボディ内に配設されたマニュアルバルブ
を経たレンジ圧(PR )の出力油路95に接続され、油
圧サーボ5への油圧の給排を制御する入力クラッチコン
トロールバルブ7は、シャトルバルブ6を介してクラッ
チCの油圧サーボ5に接続されている。かくして、メイ
ンオイルポンプ1とサブオイルポンプ2は、切換手段6
を介してクラッチの油圧サーボ3に接続されている。詳
しくは、クラッチCの油圧サーボ5は、その供給油路9
3をシャトルバルブ6のアウトポート63に接続され、
チェックボール60の切換位置に応じてサブオイルポン
プ2の吐出ポートに連なる油路92又は入力クラッチコ
ントロールバルブ7のアウトポートに連なる油路96に
接続されることになる。なお、図1において、油路の×
印はドレーン接続を表す。
【0023】このように構成された油圧供給装置におい
て、モータジェネレータMが作動不能となると、それに
より駆動されるメインオイルポンプ1によるオイルの吐
出がなされなくなり、ライン圧油路94に油圧が生じな
くなる。これによりアクチュエータ3への油圧供給もな
くなり、ピストン31は、スプリング32の負荷で押し
戻された図示の位置になる。このとき、係脱機構4の駆
動ギヤ34はリングギヤ8に噛合する。したがって、こ
の状態でエンジンEを始動させると、ロッド33はエン
ジンEを動力として回転し、サブオイルポンプ2が作動
を開始する。これによりサブオイルポンプ2の吐出ポー
トから油路92を経てシャトルバルブ6に入る油圧は、
チェックボール60をスプリング64の負荷に抗して押
し退け、油路93を経て油圧サーボ5に供給される。こ
の油圧供給により、クラッチCの最低限の係合が達成さ
れる。
【0024】こうしてクラッチ係合がなされると、それ
によりモータジェネレータMがエンジンEの駆動力で回
転し始めるので、メインオイルポンプ1も作動し始め、
それによりライン圧油路94に油圧が生じ始める。この
メインオイルポンプ1の起動による油圧の立ち上がり
は、その回転速度の増加による吐出流量の増加で急激に
上昇する特性を有するため、ポンプを一定の速度まで加
速することで所要のライン圧が確保される。これにより
アクチュエータ3のピストン31は、スプリング32の
負荷に抗して前進し、それによるロッド33の前進で係
脱機構4の駆動ギヤ34はリングギヤ8との噛合から外
れてサブオイルポンプ2は停止する。このとき、ライン
圧又はレンジ圧は、油路95、入力クラッチコントロー
ルバルブ7、油路96を経てシャトルバルブ6に入り、
チェックボール60を押し退けて油路93から油圧サー
ボ5に供給されるようになる。
【0025】こうして吐出流量の大きなメインオイルポ
ンプ1によるライン圧の供給がなされるようになると、
クラッチCの係合圧は、サブオイルポンプ2による油圧
供給時よりも十分に高めることができ、車両の走行負荷
に耐え得るクラッチ係合状態が確保される。この場合、
メインオイルポンプ1の吐出圧によりサブオイルポンプ
2の駆動ギヤ34とリングギヤ8との噛合が解除される
ため、エンジン運転中に再度係脱機構4が噛合すること
はない。なお、モータジェネレータ駆動不能時は、クラ
ッチCを常時係合とすることで、メインオイルポンプ1
の駆動によりクラッチCの係合圧を確保する。
【0026】次に、図2は係脱機構を変更した第2実施
形態を示す。この形態では、エンジン側のリングギヤ8
Aの外周側端面に専用の噛合歯81が形成され、これに
噛合する噛合歯341がロッド33端の駆動ギヤ34A
の外周側端面に形成されている。この係脱機構4Aの場
合、リングギヤ8Aの構成は若干複雑になるが、係脱作
動は、第1実施形態のものに比べて容易となる利点が得
られる。
【0027】最後に、図3は更に係脱機構を変更した第
3実施形態を示す。この形態では、エンジン側のリング
ギヤ8Bに円錐面82が形成され、これに摩擦係合する
円錐面342がロッド33端の駆動ギヤ34Bに形成さ
れている。こうした形態の係脱機構4Bによると、動力
の伝達力は前記2形態のものより低くなるが、係合作動
をより確実なものとすることができる利点が得られる。
【0028】以上要するに、この油圧供給装置では、必
要最小限の容量のサブオイルポンプ2を設け、それをエ
ンジンEで直接駆動することによりメインオイルポンプ
1の駆動に最低限必要なクラッチCの係合を確保するこ
とで、結果的に、その後の走行のためのクラッチCの完
全な係合と、トランスミッションTの最低限の作動(例
えば、トランスミッションT内の複数のクラッチ及びブ
レーキの内の最小限のものを係合させて達成される変速
段を維持する)を可能とし、リンプホームを可能として
いるのである。
【0029】以上、本発明を3つの実施形態に基づき詳
説したが、本発明は上記実施形態の開示内容のみに限定
されることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内
で種々に細部の具体的構成を変更して実施可能なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリッド車両の油圧供給装置の第
1実施形態を回路構成を記号化して示す模式的断面図で
ある。
【図2】本発明のハイブリッド車両の油圧供給装置の第
2実施形態の係脱機構のみを示す模式的断面図である。
【図3】本発明のハイブリッド車両の油圧供給装置の第
3実施形態の係脱機構のみを示す模式的断面図である。
【図4】本発明が適用されるハイブリッド車両のパワー
トレインを示すブロック図である。
【符号の説明】
E エンジン M モータジェネレータ C クラッチ 1 メインオイルポンプ 2 サブオイルポンプ 3 アクチュエータ(駆動解除手段) 4 係脱機構(駆動解除手段) 5 油圧サーボ 6 シャトルバルブ(切換手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンとモータジェネレータの間に油
    圧作動のクラッチが配設され、油圧源としてモータジェ
    ネレータで駆動されるメインオイルポンプを備えるハイ
    ブリッド車両の油圧供給装置において、 エンジンで駆動されるサブオイルポンプと、 該サブオイルポンプを、メインオイルポンプの駆動時
    に、エンジンから切り離す駆動解除手段とが設けられた
    ことを特徴とする、ハイブリッド車両の油圧供給装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動解除手段は、メインオイルポン
    プの吐出圧で作動するアクチュエータを有する、請求項
    1記載のハイブリッド車両の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動解除手段は、サブオイルポンプ
    とエンジンとの駆動連結及び切離しを行う係脱機構を有
    する、請求項1又は2記載のハイブリッド車両の油圧制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記サブオイルポンプは、クラッチの油
    圧サーボに油路で接続された、請求項1、2又は3記載
    のハイブリッド車両の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記メインオイルポンプとサブオイルポ
    ンプは、油路の切換手段を介してクラッチの油圧サーボ
    に接続された、請求項1〜4のいずれか1項記載のハイ
    ブリッド車両の油圧制御装置。
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JP2009035241A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Hyundai Motor Co Ltd エンジンクラッチ制御装置フェイル時のハイブリッド電気車両のリンプホーム走行方法およびリンプホーム走行のためのエンジンクラッチ制御用油圧装置
JP2013133078A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Fuji Heavy Ind Ltd ハイブリッド車両の制御装置

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