JPH11294904A - 冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置 - Google Patents
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置Info
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- JPH11294904A JPH11294904A JP10112764A JP11276498A JPH11294904A JP H11294904 A JPH11294904 A JP H11294904A JP 10112764 A JP10112764 A JP 10112764A JP 11276498 A JP11276498 A JP 11276498A JP H11294904 A JPH11294904 A JP H11294904A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機から冷凍サイクル中に吐出される潤滑
油の量を減少させることにより、圧縮機内での潤滑油不
足の問題を解消して、冷媒と相互溶解性の小さい潤滑油
を用いることを実現し、冷凍サイクル中に封入する冷媒
量を少なくすること。 【解決手段】 圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器をそ
れぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおい
て、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑
油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤
滑油を用い、前記圧縮機から前記凝縮器までの配管に第
一の弁機構部を、前記蒸発器から前記圧縮機までの配管
に第二の弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに
前記第一及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を
設けた冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。
油の量を減少させることにより、圧縮機内での潤滑油不
足の問題を解消して、冷媒と相互溶解性の小さい潤滑油
を用いることを実現し、冷凍サイクル中に封入する冷媒
量を少なくすること。 【解決手段】 圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器をそ
れぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおい
て、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑
油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤
滑油を用い、前記圧縮機から前記凝縮器までの配管に第
一の弁機構部を、前記蒸発器から前記圧縮機までの配管
に第二の弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに
前記第一及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を
設けた冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒としてプロパ
ンやイソブタン等のHC系冷媒を用い、圧縮機内の潤滑
油として、冷媒との相互溶解性が全くないか、又は小さ
な潤滑油を用いた冷凍サイクルの潤滑油戻し装置に関す
る。
ンやイソブタン等のHC系冷媒を用い、圧縮機内の潤滑
油として、冷媒との相互溶解性が全くないか、又は小さ
な潤滑油を用いた冷凍サイクルの潤滑油戻し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在冷凍サイクルに利用されているR2
2に代表されるHCFC系冷媒は、その物性の安定性か
らオゾン層を破壊すると言われている。また近年では、
HCFC系冷媒の代替冷媒としてHFC系冷媒が利用さ
れはじめているが、このHFC系冷媒は温暖化現象を促
進する性質を有している。従って、最近ではオゾン層の
破壊や温暖化現象に大きな影響を与えないHC系冷媒の
採用が検討されはじめている。しかし、このHC系冷媒
は、可燃性冷媒であるために爆発や発火を未然に防止
し、安全性を確保する必要がある。この安全性確保のた
めの一つの方法として、使用する冷媒量を少なくする方
法がある。すなわち、可燃性冷媒は、空気中において一
定の濃度以上にならないと発火、爆発しないことから、
封入冷媒量を少なくすることにより、発火、爆発を未然
に防止したり、危険の確率を大幅に低減できる。また、
使用する冷媒量を少なくすることによって、資源の有効
利用にもつながる。ところで、冷凍サイクル中に封入す
る冷媒量を少なくするためには、冷媒と相互溶解性の小
さい潤滑油を用い、潤滑油中に溶け込む冷媒量を少なく
することが有効である。
2に代表されるHCFC系冷媒は、その物性の安定性か
らオゾン層を破壊すると言われている。また近年では、
HCFC系冷媒の代替冷媒としてHFC系冷媒が利用さ
れはじめているが、このHFC系冷媒は温暖化現象を促
進する性質を有している。従って、最近ではオゾン層の
破壊や温暖化現象に大きな影響を与えないHC系冷媒の
採用が検討されはじめている。しかし、このHC系冷媒
は、可燃性冷媒であるために爆発や発火を未然に防止
し、安全性を確保する必要がある。この安全性確保のた
めの一つの方法として、使用する冷媒量を少なくする方
法がある。すなわち、可燃性冷媒は、空気中において一
定の濃度以上にならないと発火、爆発しないことから、
封入冷媒量を少なくすることにより、発火、爆発を未然
に防止したり、危険の確率を大幅に低減できる。また、
使用する冷媒量を少なくすることによって、資源の有効
利用にもつながる。ところで、冷凍サイクル中に封入す
る冷媒量を少なくするためには、冷媒と相互溶解性の小
さい潤滑油を用い、潤滑油中に溶け込む冷媒量を少なく
することが有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷媒との相互
溶解性の小さい潤滑油は、圧縮機から冷媒とともに吐出
されると、冷媒と分離した状態で冷凍サイクル中を循環
するために、冷凍サイクル中に滞留してしまい、圧縮機
への戻り特性が悪い。そして、圧縮機への潤滑油の戻り
量が少ないと、圧縮機内での潤滑油が不足し、圧縮機構
部など摺動部での潤滑不良を生じてしまう。特に、HC
系冷媒は、HCFC系冷媒やCFC系冷媒と異なり、冷
媒自体での潤滑性を持たないため、圧縮機内での潤滑油
の不足は大きな問題である。従って、HC系冷媒に対し
て、相互溶解性の小さい潤滑油を用いるためには、潤滑
油不足の問題を解決しなければならない。そして潤滑油
不足の問題を解決するためには、圧縮機からの潤滑油の
吐出量を少なくすることが重要である。特に、圧縮機起
動時に生じる液冷媒の存在に起因する発泡によって、多
量の潤滑油が吐出してしまうことが分かっている。
溶解性の小さい潤滑油は、圧縮機から冷媒とともに吐出
されると、冷媒と分離した状態で冷凍サイクル中を循環
するために、冷凍サイクル中に滞留してしまい、圧縮機
への戻り特性が悪い。そして、圧縮機への潤滑油の戻り
量が少ないと、圧縮機内での潤滑油が不足し、圧縮機構
部など摺動部での潤滑不良を生じてしまう。特に、HC
系冷媒は、HCFC系冷媒やCFC系冷媒と異なり、冷
媒自体での潤滑性を持たないため、圧縮機内での潤滑油
の不足は大きな問題である。従って、HC系冷媒に対し
て、相互溶解性の小さい潤滑油を用いるためには、潤滑
油不足の問題を解決しなければならない。そして潤滑油
不足の問題を解決するためには、圧縮機からの潤滑油の
吐出量を少なくすることが重要である。特に、圧縮機起
動時に生じる液冷媒の存在に起因する発泡によって、多
量の潤滑油が吐出してしまうことが分かっている。
【0004】そこで本発明は、圧縮機から冷凍サイクル
中に吐出される潤滑油の量を減少させることにより、圧
縮機内での潤滑油不足の問題を解消して、冷媒と相互溶
解性の小さい潤滑油を用いることを実現し、冷凍サイク
ル中に封入する冷媒量を少なくすることを目的とする。
特に本発明は、圧縮機を停止させる時に圧縮機内に存在
する冷媒量を少なくすることによって、圧縮機起動時の
発泡現象を防止し、起動時に生じる潤滑油の吐出量を減
少させることを目的とする。
中に吐出される潤滑油の量を減少させることにより、圧
縮機内での潤滑油不足の問題を解消して、冷媒と相互溶
解性の小さい潤滑油を用いることを実現し、冷凍サイク
ル中に封入する冷媒量を少なくすることを目的とする。
特に本発明は、圧縮機を停止させる時に圧縮機内に存在
する冷媒量を少なくすることによって、圧縮機起動時の
発泡現象を防止し、起動時に生じる潤滑油の吐出量を減
少させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、凝縮
器、絞り装置、蒸発器をそれぞれ配管を介して環状に接
続した冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を
用い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶
又は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機から
前記凝縮器までの配管に第一の弁機構部を、前記蒸発器
から前記圧縮機までの配管に第二の弁機構部を設け、前
記圧縮機を停止するときに前記第一及び第二の弁機構部
を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴とする。請
求項2記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外
熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サ
イクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧
縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解
性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出口から前記
四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、前記四方弁か
ら前記圧縮機の吸入口までの配管中に第二の弁機構部を
設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一及び第二の
弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴と
する。請求項3記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷
媒の流れを阻止する逆止弁を、前記四方弁から前記圧縮
機の吸入口までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を
停止するときに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設
けたことを特徴とする。請求項4記載の本発明の冷凍サ
イクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内
熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介
して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、冷媒として
HC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系
冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前
記圧縮機の吐出口から前記四方弁までの配管中に前記圧
縮機方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁を、前記室外
熱交換器から前記四方弁までの配管中に開閉弁を設け、
前記圧縮機を停止するときに前記四方弁を暖房運転モー
ドの接続状態にするとともに前記開閉弁を閉じる弁機構
制御手段を設けたことを特徴とする。請求項5記載の本
発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、
四方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれ
ぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおい
て、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑
油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤
滑油を用い、前記圧縮機の吐出口から前記四方弁までの
配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れを阻止する逆止
弁を、前記四方弁から前記室内熱交換器までの配管中に
開閉弁を設け、前記圧縮機を停止するときに前記四方弁
を冷房運転モードの接続状態にするとともに前記開閉弁
を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴とする。請
求項6記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外
熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サ
イクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧
縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解
性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出口から前記
四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れを
阻止する逆止弁を設け、前記圧縮機を停止するときに前
記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管を前記室内熱交
換器及び前記室外熱交換器のいずれの配管とも連通しな
い接続状態にする弁機構制御手段を設けたことを特徴と
する。請求項7記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機を停止
するときに前記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管及
び吐出側配管を、前記室内熱交換器及び前記室外熱交換
器のいずれの配管とも連通しない接続状態にする弁機構
制御手段を設けたことを特徴とする。請求項8記載の本
発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の冷凍
サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記圧縮機内
の過熱状態を判定する判定手段を設け、前記圧縮機の停
止は、前記判定手段により過熱状態であることを判定し
た後に行うことを特徴とする。請求項9記載の本発明
は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置において、前記判定手段は、前記圧縮機内の圧力と温
度を検出して行うことを特徴とする。請求項10記載の
本発明は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出
制御装置において、前記圧縮機として高圧型圧縮機を用
い、前記圧縮機の吐出圧力と吐出温度を前記判定手段に
用いることを特徴とする。請求項11記載の本発明は、
請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置に
おいて、前記圧縮機として高圧型圧縮機を用い、前記凝
縮器の凝縮温度と前記圧縮機の吐出温度を前記判定手段
に用いることを特徴とする。請求項12記載の本発明
は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置において、前記圧縮機として低圧型圧縮機を用い、前
記圧縮機の吸入圧力と吸入温度を前記判定手段に用いる
ことを特徴とする。請求項13記載の本発明は、請求項
8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置におい
て、前記圧縮機として低圧型圧縮機を用い、前記蒸発器
の蒸発温度と前記圧縮機の吸入温度を前記判定手段に用
いることを特徴とする。請求項14記載の本発明は、請
求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置にお
いて、前記圧縮機として高圧型圧縮機を用い、前記圧縮
機の吸入温度と吸入圧力を前記判定手段に用いることを
特徴とする。請求項15記載の本発明は、請求項14に
記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前
記凝縮器の凝縮温度を前記判定手段に用いることを特徴
とする。請求項16記載の本発明は、請求項8に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記蒸発
器の蒸発温度と前記凝縮器の凝縮温度を前記判定手段に
用いることを特徴とする。請求項17記載の本発明は、
請求項11から請求項16のいずれかに記載の冷凍サイ
クルの潤滑油吐出制御装置において、前記圧縮機の運転
周波数を前記判定手段に用いることを特徴とする。請求
項18記載の本発明は、請求項8に記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置において、前記圧縮機として回転
数可変の圧縮機を、前記絞り装置として可変膨張弁を用
い、前記蒸発器の蒸発温度、前記凝縮器の凝縮温度、前
記圧縮機の運転周波数、及び前記絞り装置の弁開度を前
記判定手段に用いることを特徴とする。請求項19記載
の本発明は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置において、前記判定手段により過熱状態でな
いと判定した場合には、圧縮機を停止する前に、過熱状
態となる制御を行う過熱制御手段を設けたことを特徴と
する。請求項20記載の本発明は、請求項19に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記過熱
制御手段は、前記圧縮機の回転数を高速とすることを特
徴とする。請求項21記載の本発明は、請求項19に記
載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記
過熱制御手段は、前記凝縮器に設けた凝縮器ファンの回
転数を高速とすることを特徴とする。請求項22記載の
本発明は、請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置において、前記過熱制御手段は、前記蒸発器
に設けた蒸発器ファンの回転数を高速とすることを特徴
とする。請求項23記載の本発明は、請求項19に記載
の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記過
熱制御手段は、前記絞り装置の開度を小さくすることを
特徴とする。請求項24記載の本発明は、請求項19に
記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前
記冷凍サイクル中の液側配管に制御弁を設け、前記過熱
制御手段は、前記制御弁の開度を小さくすることを特徴
とする。請求項25記載の本発明は、請求項19に記載
の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記過
熱制御手段は、前記圧縮機を冷却する圧縮機冷却装置を
停止させることを特徴とする。請求項26記載の本発明
は、請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御
装置において、前記過熱制御手段は、前記圧縮機を加熱
するヒータを動作させることを特徴とする。請求項27
記載の本発明は、請求項19に記載の冷凍サイクルの潤
滑油吐出制御装置において、前記過熱制御手段の動作状
態を示す表示手段を設けたことを特徴とする。請求項2
8記載の本発明は、請求項19に記載の冷凍サイクルの
潤滑油吐出制御装置において、前記過熱制御手段は、暖
房運転時には蒸発器に設けた蒸発器ファンの回転数を、
冷房運転時には凝縮器に設けた凝縮器ファンの回転数を
高速とすることを特徴とする。請求項29記載の本発明
は、請求項1から請求項28のいずれかに記載の冷凍サ
イクルの潤滑油吐出制御装置において、前記HC系冷媒
としてプロパン又はイソブタンを用い、前記潤滑油とし
てカーボネート化合物を用いたことを特徴とする。請求
項30記載の本発明は、請求項29記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置において、前記潤滑油は、構造的
に炭酸エステル結合を構成する炭素数がカーボネート化
合物を構成する全炭素数の10原子%以上占めることを
特徴とする。請求項31記載の本発明は、請求項1から
請求項30のいずれかに記載の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置において、前記HC系冷媒と前記潤滑油との
相互溶解性は5wt%以下であることを特徴とする。請
求項32記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御
装置は、圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器をそれぞれ
配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前
記圧縮機から前記凝縮器までの配管に第一の弁機構部
を、前記蒸発器から前記圧縮機までの配管に第二の弁機
構部を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一及び
第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたことを
特徴とする。請求項33記載の本発明の冷凍サイクルの
潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換
器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環
状に接続した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、前
記四方弁から前記圧縮機の吸入口までの配管中に第二の
弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一
及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたこ
とを特徴とする。請求項34記載の本発明の冷凍サイク
ルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交
換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して
環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐
出口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への
冷媒の流れを阻止する逆止弁を、前記室外熱交換器から
前記四方弁までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を
停止するときに前記四方弁を暖房運転モードの接続状態
にするとともに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設
けたことを特徴とする。請求項35記載の本発明の冷凍
サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室
内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を
介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮
機の吐出口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方
向への冷媒の流れを阻止する逆止弁を、前記四方弁から
前記室内熱交換器までの配管中に開閉弁を設け、前記圧
縮機を停止するときに前記四方弁を冷房運転モードの接
続状態にするとともに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手
段を設けたことを特徴とする。請求項36記載の本発明
の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方
弁、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ
配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前
記圧縮機の吐出口から前記四方弁までの配管中に前記圧
縮機方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁を設け、前記
圧縮機を停止するときに前記四方弁により前記圧縮機の
吸入側配管を前記室内熱交換器及び前記室外熱交換器の
いずれの配管とも連通しない接続状態にする弁機構制御
手段を設けたことを特徴とする。請求項37記載の本発
明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四
方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞ
れ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、
前記圧縮機を停止するときに前記四方弁により前記圧縮
機の吸入側配管及び吐出側配管を、前記室内熱交換器及
び前記室外熱交換器のいずれの配管とも連通しない接続
状態にする弁機構制御手段を設けたことを特徴とする。
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、凝縮
器、絞り装置、蒸発器をそれぞれ配管を介して環状に接
続した冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を
用い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶
又は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機から
前記凝縮器までの配管に第一の弁機構部を、前記蒸発器
から前記圧縮機までの配管に第二の弁機構部を設け、前
記圧縮機を停止するときに前記第一及び第二の弁機構部
を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴とする。請
求項2記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外
熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サ
イクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧
縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解
性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出口から前記
四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、前記四方弁か
ら前記圧縮機の吸入口までの配管中に第二の弁機構部を
設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一及び第二の
弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴と
する。請求項3記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷
媒の流れを阻止する逆止弁を、前記四方弁から前記圧縮
機の吸入口までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を
停止するときに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設
けたことを特徴とする。請求項4記載の本発明の冷凍サ
イクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内
熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介
して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、冷媒として
HC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系
冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前
記圧縮機の吐出口から前記四方弁までの配管中に前記圧
縮機方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁を、前記室外
熱交換器から前記四方弁までの配管中に開閉弁を設け、
前記圧縮機を停止するときに前記四方弁を暖房運転モー
ドの接続状態にするとともに前記開閉弁を閉じる弁機構
制御手段を設けたことを特徴とする。請求項5記載の本
発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、
四方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれ
ぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおい
て、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑
油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤
滑油を用い、前記圧縮機の吐出口から前記四方弁までの
配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れを阻止する逆止
弁を、前記四方弁から前記室内熱交換器までの配管中に
開閉弁を設け、前記圧縮機を停止するときに前記四方弁
を冷房運転モードの接続状態にするとともに前記開閉弁
を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴とする。請
求項6記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外
熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サ
イクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧
縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解
性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出口から前記
四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れを
阻止する逆止弁を設け、前記圧縮機を停止するときに前
記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管を前記室内熱交
換器及び前記室外熱交換器のいずれの配管とも連通しな
い接続状態にする弁機構制御手段を設けたことを特徴と
する。請求項7記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機を停止
するときに前記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管及
び吐出側配管を、前記室内熱交換器及び前記室外熱交換
器のいずれの配管とも連通しない接続状態にする弁機構
制御手段を設けたことを特徴とする。請求項8記載の本
発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の冷凍
サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記圧縮機内
の過熱状態を判定する判定手段を設け、前記圧縮機の停
止は、前記判定手段により過熱状態であることを判定し
た後に行うことを特徴とする。請求項9記載の本発明
は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置において、前記判定手段は、前記圧縮機内の圧力と温
度を検出して行うことを特徴とする。請求項10記載の
本発明は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出
制御装置において、前記圧縮機として高圧型圧縮機を用
い、前記圧縮機の吐出圧力と吐出温度を前記判定手段に
用いることを特徴とする。請求項11記載の本発明は、
請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置に
おいて、前記圧縮機として高圧型圧縮機を用い、前記凝
縮器の凝縮温度と前記圧縮機の吐出温度を前記判定手段
に用いることを特徴とする。請求項12記載の本発明
は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置において、前記圧縮機として低圧型圧縮機を用い、前
記圧縮機の吸入圧力と吸入温度を前記判定手段に用いる
ことを特徴とする。請求項13記載の本発明は、請求項
8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置におい
て、前記圧縮機として低圧型圧縮機を用い、前記蒸発器
の蒸発温度と前記圧縮機の吸入温度を前記判定手段に用
いることを特徴とする。請求項14記載の本発明は、請
求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置にお
いて、前記圧縮機として高圧型圧縮機を用い、前記圧縮
機の吸入温度と吸入圧力を前記判定手段に用いることを
特徴とする。請求項15記載の本発明は、請求項14に
記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前
記凝縮器の凝縮温度を前記判定手段に用いることを特徴
とする。請求項16記載の本発明は、請求項8に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記蒸発
器の蒸発温度と前記凝縮器の凝縮温度を前記判定手段に
用いることを特徴とする。請求項17記載の本発明は、
請求項11から請求項16のいずれかに記載の冷凍サイ
クルの潤滑油吐出制御装置において、前記圧縮機の運転
周波数を前記判定手段に用いることを特徴とする。請求
項18記載の本発明は、請求項8に記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置において、前記圧縮機として回転
数可変の圧縮機を、前記絞り装置として可変膨張弁を用
い、前記蒸発器の蒸発温度、前記凝縮器の凝縮温度、前
記圧縮機の運転周波数、及び前記絞り装置の弁開度を前
記判定手段に用いることを特徴とする。請求項19記載
の本発明は、請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置において、前記判定手段により過熱状態でな
いと判定した場合には、圧縮機を停止する前に、過熱状
態となる制御を行う過熱制御手段を設けたことを特徴と
する。請求項20記載の本発明は、請求項19に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記過熱
制御手段は、前記圧縮機の回転数を高速とすることを特
徴とする。請求項21記載の本発明は、請求項19に記
載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記
過熱制御手段は、前記凝縮器に設けた凝縮器ファンの回
転数を高速とすることを特徴とする。請求項22記載の
本発明は、請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置において、前記過熱制御手段は、前記蒸発器
に設けた蒸発器ファンの回転数を高速とすることを特徴
とする。請求項23記載の本発明は、請求項19に記載
の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記過
熱制御手段は、前記絞り装置の開度を小さくすることを
特徴とする。請求項24記載の本発明は、請求項19に
記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前
記冷凍サイクル中の液側配管に制御弁を設け、前記過熱
制御手段は、前記制御弁の開度を小さくすることを特徴
とする。請求項25記載の本発明は、請求項19に記載
の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置において、前記過
熱制御手段は、前記圧縮機を冷却する圧縮機冷却装置を
停止させることを特徴とする。請求項26記載の本発明
は、請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御
装置において、前記過熱制御手段は、前記圧縮機を加熱
するヒータを動作させることを特徴とする。請求項27
記載の本発明は、請求項19に記載の冷凍サイクルの潤
滑油吐出制御装置において、前記過熱制御手段の動作状
態を示す表示手段を設けたことを特徴とする。請求項2
8記載の本発明は、請求項19に記載の冷凍サイクルの
潤滑油吐出制御装置において、前記過熱制御手段は、暖
房運転時には蒸発器に設けた蒸発器ファンの回転数を、
冷房運転時には凝縮器に設けた凝縮器ファンの回転数を
高速とすることを特徴とする。請求項29記載の本発明
は、請求項1から請求項28のいずれかに記載の冷凍サ
イクルの潤滑油吐出制御装置において、前記HC系冷媒
としてプロパン又はイソブタンを用い、前記潤滑油とし
てカーボネート化合物を用いたことを特徴とする。請求
項30記載の本発明は、請求項29記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置において、前記潤滑油は、構造的
に炭酸エステル結合を構成する炭素数がカーボネート化
合物を構成する全炭素数の10原子%以上占めることを
特徴とする。請求項31記載の本発明は、請求項1から
請求項30のいずれかに記載の冷凍サイクルの潤滑油吐
出制御装置において、前記HC系冷媒と前記潤滑油との
相互溶解性は5wt%以下であることを特徴とする。請
求項32記載の本発明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御
装置は、圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器をそれぞれ
配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前
記圧縮機から前記凝縮器までの配管に第一の弁機構部
を、前記蒸発器から前記圧縮機までの配管に第二の弁機
構部を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一及び
第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたことを
特徴とする。請求項33記載の本発明の冷凍サイクルの
潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交換
器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環
状に接続した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、前
記四方弁から前記圧縮機の吸入口までの配管中に第二の
弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一
及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたこ
とを特徴とする。請求項34記載の本発明の冷凍サイク
ルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室内熱交
換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して
環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐
出口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への
冷媒の流れを阻止する逆止弁を、前記室外熱交換器から
前記四方弁までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を
停止するときに前記四方弁を暖房運転モードの接続状態
にするとともに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設
けたことを特徴とする。請求項35記載の本発明の冷凍
サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方弁、室
内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を
介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮
機の吐出口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方
向への冷媒の流れを阻止する逆止弁を、前記四方弁から
前記室内熱交換器までの配管中に開閉弁を設け、前記圧
縮機を停止するときに前記四方弁を冷房運転モードの接
続状態にするとともに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手
段を設けたことを特徴とする。請求項36記載の本発明
の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四方
弁、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞれ
配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、前
記圧縮機の吐出口から前記四方弁までの配管中に前記圧
縮機方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁を設け、前記
圧縮機を停止するときに前記四方弁により前記圧縮機の
吸入側配管を前記室内熱交換器及び前記室外熱交換器の
いずれの配管とも連通しない接続状態にする弁機構制御
手段を設けたことを特徴とする。請求項37記載の本発
明の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置は、圧縮機、四
方弁、室内熱交換器、絞り装置、室外熱交換器をそれぞ
れ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおいて、
前記圧縮機を停止するときに前記四方弁により前記圧縮
機の吸入側配管及び吐出側配管を、前記室内熱交換器及
び前記室外熱交換器のいずれの配管とも連通しない接続
状態にする弁機構制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1から第7の実施の形
態は、圧縮機の停止時に、圧縮機を凝縮器や蒸発器等の
他の冷凍サイクルから遮断し、冷凍サイクル中に存在す
る冷媒が圧縮機内に侵入して液冷媒として滞留すること
を極力抑制、防止するものである。すなわち冷凍サイク
ルの運転中は、圧縮機内は、過熱状態の冷媒が滞留する
ことが多く、冷凍サイクル中の液領域と比べると冷媒密
度は低いが、運転停止時は冷凍サイクル中が平衡状態と
なるため、圧縮機内に冷媒が侵入する。特に長時間停止
状態にあると、圧縮機は凝縮器や蒸発器等に比べて熱容
量が大きいため、夜間外気温が下がり、昼間になって外
気温度が上昇しても、圧縮機の温度は容易に上昇せず、
冷凍サイクル中で温度が最も低い部分になるため、冷媒
が侵入してくる。このようにして侵入した冷媒は液状態
となって滞留してしまう。そこで本発明の第1から第6
の実施の形態は、このような冷媒の圧縮機内への侵入を
防止することで、圧縮機起動時の発泡を防止し、発泡に
ともなう潤滑油の圧縮機からの吐出を防止するものであ
る。
態は、圧縮機の停止時に、圧縮機を凝縮器や蒸発器等の
他の冷凍サイクルから遮断し、冷凍サイクル中に存在す
る冷媒が圧縮機内に侵入して液冷媒として滞留すること
を極力抑制、防止するものである。すなわち冷凍サイク
ルの運転中は、圧縮機内は、過熱状態の冷媒が滞留する
ことが多く、冷凍サイクル中の液領域と比べると冷媒密
度は低いが、運転停止時は冷凍サイクル中が平衡状態と
なるため、圧縮機内に冷媒が侵入する。特に長時間停止
状態にあると、圧縮機は凝縮器や蒸発器等に比べて熱容
量が大きいため、夜間外気温が下がり、昼間になって外
気温度が上昇しても、圧縮機の温度は容易に上昇せず、
冷凍サイクル中で温度が最も低い部分になるため、冷媒
が侵入してくる。このようにして侵入した冷媒は液状態
となって滞留してしまう。そこで本発明の第1から第6
の実施の形態は、このような冷媒の圧縮機内への侵入を
防止することで、圧縮機起動時の発泡を防止し、発泡に
ともなう潤滑油の圧縮機からの吐出を防止するものであ
る。
【0007】本発明の第1の実施の形態は、圧縮機と凝
縮器との間に設けた第一の弁機構部と、圧縮機と蒸発器
との間に設けた第二の弁機構部とを、圧縮機を停止する
ときに閉じるものである。
縮器との間に設けた第一の弁機構部と、圧縮機と蒸発器
との間に設けた第二の弁機構部とを、圧縮機を停止する
ときに閉じるものである。
【0008】本発明の第2の実施の形態は、圧縮機の吐
出口から四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、四方
弁から圧縮機の吸入口までの配管中に第二の弁機構部を
設け、圧縮機を停止するときに前記第一及び第二の弁機
構部を閉じるものである。本実施の形態によれば、冷暖
いずれの運転モードであっても、圧縮機の停止時に圧縮
機を凝縮器や蒸発器等の他の冷凍サイクルから遮断し、
冷凍サイクル中に存在する冷媒が圧縮機内に侵入して液
冷媒として滞留することを防止することができる。
出口から四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、四方
弁から圧縮機の吸入口までの配管中に第二の弁機構部を
設け、圧縮機を停止するときに前記第一及び第二の弁機
構部を閉じるものである。本実施の形態によれば、冷暖
いずれの運転モードであっても、圧縮機の停止時に圧縮
機を凝縮器や蒸発器等の他の冷凍サイクルから遮断し、
冷凍サイクル中に存在する冷媒が圧縮機内に侵入して液
冷媒として滞留することを防止することができる。
【0009】本発明の第3の実施の形態は、圧縮機の吐
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を、四方弁から圧
縮機の吸入口までの配管中に開閉弁を設け、圧縮機の停
止時にはこの開閉弁を閉じるものである。このように圧
縮機の吐出側に逆止弁を用いることにより、弁機構部に
よる圧力損失を少なくし、弁駆動装置も必要としない。
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を、四方弁から圧
縮機の吸入口までの配管中に開閉弁を設け、圧縮機の停
止時にはこの開閉弁を閉じるものである。このように圧
縮機の吐出側に逆止弁を用いることにより、弁機構部に
よる圧力損失を少なくし、弁駆動装置も必要としない。
【0010】本発明の第4の実施の形態は、圧縮機の吐
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を、室外熱交換器
から四方弁までの配管中に開閉弁を設け、圧縮機を停止
するときに四方弁を暖房運転モードの接続状態にすると
ともに開閉弁を閉じるものである。一般的には、圧縮機
の吸入側の配管は、圧損低減のために管径の太い配管を
用いる。すなわち、四方弁から圧縮機吸入側の配管に比
べて室外熱交換器から四方弁までの配管は、径の細い配
管を用いているため、この径の細い配管に開閉弁を設け
る方が、より小さい開閉弁を利用でき、装置の小型化を
図ることができる。なお、本実施の形態では、冷房運転
時には四方弁の接続状態を変更する必要があるが、暖房
運転時にあっては、四方弁の接続状態を変更する必要は
ない。
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を、室外熱交換器
から四方弁までの配管中に開閉弁を設け、圧縮機を停止
するときに四方弁を暖房運転モードの接続状態にすると
ともに開閉弁を閉じるものである。一般的には、圧縮機
の吸入側の配管は、圧損低減のために管径の太い配管を
用いる。すなわち、四方弁から圧縮機吸入側の配管に比
べて室外熱交換器から四方弁までの配管は、径の細い配
管を用いているため、この径の細い配管に開閉弁を設け
る方が、より小さい開閉弁を利用でき、装置の小型化を
図ることができる。なお、本実施の形態では、冷房運転
時には四方弁の接続状態を変更する必要があるが、暖房
運転時にあっては、四方弁の接続状態を変更する必要は
ない。
【0011】本発明の第5の実施の形態は、圧縮機の吐
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を、四方弁から室
内熱交換器までの配管中に開閉弁を設け、圧縮機を停止
するときに四方弁を冷房運転モードの接続状態にすると
ともに開閉弁を閉じるものである。一般的にはこの場合
にも、四方弁から圧縮機吸入側までの配管に比べて室内
熱交換器から四方弁までの配管は、径の細い配管を用い
るため、この径の細い配管に開閉弁設ける方が、より小
さい開閉弁を利用でき、装置の小型化を図ることができ
る。なお、本実施の形態では、暖房運転時には四方弁の
接続状態を変更する必要があるが、冷房運転時にあって
は、四方弁の接続状態を変更する必要はない。
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を、四方弁から室
内熱交換器までの配管中に開閉弁を設け、圧縮機を停止
するときに四方弁を冷房運転モードの接続状態にすると
ともに開閉弁を閉じるものである。一般的にはこの場合
にも、四方弁から圧縮機吸入側までの配管に比べて室内
熱交換器から四方弁までの配管は、径の細い配管を用い
るため、この径の細い配管に開閉弁設ける方が、より小
さい開閉弁を利用でき、装置の小型化を図ることができ
る。なお、本実施の形態では、暖房運転時には四方弁の
接続状態を変更する必要があるが、冷房運転時にあって
は、四方弁の接続状態を変更する必要はない。
【0012】本発明の第6の実施の形態は、圧縮機の吐
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を設け、圧縮機を
停止するときに四方弁により圧縮機の吸入側配管を室内
熱交換器及び室外熱交換器のいずれの配管とも連通しな
い接続状態にするものである。このように本実施の形態
は、圧縮機の吐出側には逆止弁を利用し、吸入側には四
方弁を利用するものである。このように四方弁を利用す
ることで、新たな弁を追加する必要がなく、安価でかつ
圧力損失を少なくすることができる。
出口から四方弁までの配管中に逆止弁を設け、圧縮機を
停止するときに四方弁により圧縮機の吸入側配管を室内
熱交換器及び室外熱交換器のいずれの配管とも連通しな
い接続状態にするものである。このように本実施の形態
は、圧縮機の吐出側には逆止弁を利用し、吸入側には四
方弁を利用するものである。このように四方弁を利用す
ることで、新たな弁を追加する必要がなく、安価でかつ
圧力損失を少なくすることができる。
【0013】本発明の第7の実施の形態は、圧縮機を停
止するときに四方弁により圧縮機の吸入側配管と吐出側
配管とを室内熱交換器及び室外熱交換器のいずれの配管
とも連通しない接続状態にするものである。このように
本実施の形態は、逆止弁や開閉弁を別途設けることなく
四方弁を利用するものである。このように四方弁を利用
することで、新たな弁を追加する必要がなく、安価でか
つ圧力損失を少なくすることができる。
止するときに四方弁により圧縮機の吸入側配管と吐出側
配管とを室内熱交換器及び室外熱交換器のいずれの配管
とも連通しない接続状態にするものである。このように
本実施の形態は、逆止弁や開閉弁を別途設けることなく
四方弁を利用するものである。このように四方弁を利用
することで、新たな弁を追加する必要がなく、安価でか
つ圧力損失を少なくすることができる。
【0014】本発明の第8の実施の形態は、第1から第
7の実施の形態において、圧縮機の停止は過熱状態を判
定した後に行うものである。このように過熱状態で圧縮
機を停止することで、停止時の圧縮機内の冷媒量をさら
に少なくすることができる。
7の実施の形態において、圧縮機の停止は過熱状態を判
定した後に行うものである。このように過熱状態で圧縮
機を停止することで、停止時の圧縮機内の冷媒量をさら
に少なくすることができる。
【0015】本発明の第9の実施の形態は、第8の実施
の形態において、圧縮機内の圧力と温度を判定に用いる
ものである。このように圧縮機内を直接検出することに
より、確実に過熱状態の判定を行うことができる。
の形態において、圧縮機内の圧力と温度を判定に用いる
ものである。このように圧縮機内を直接検出することに
より、確実に過熱状態の判定を行うことができる。
【0016】本発明の第10の実施の形態は、第8の実
施の形態において、高圧型圧縮機を用いる場合には、圧
縮機の吐出圧力と吐出温度を判定に用いるものである。
本実施の形態によれば、過熱状態を直接検出するので確
実に過熱状態の判定を行うことができる。
施の形態において、高圧型圧縮機を用いる場合には、圧
縮機の吐出圧力と吐出温度を判定に用いるものである。
本実施の形態によれば、過熱状態を直接検出するので確
実に過熱状態の判定を行うことができる。
【0017】本発明の第11の実施の形態は、第8の実
施の形態において、高圧型圧縮機を用いる場合には、凝
縮器の凝縮温度と圧縮機の吐出温度を判定に用いるもの
である。本実施の形態によれば、圧力検出をせずに温度
検出だけで判定できるため、従来より一般に広く用いら
れている検出手段で簡便に判定を行うことができる。
施の形態において、高圧型圧縮機を用いる場合には、凝
縮器の凝縮温度と圧縮機の吐出温度を判定に用いるもの
である。本実施の形態によれば、圧力検出をせずに温度
検出だけで判定できるため、従来より一般に広く用いら
れている検出手段で簡便に判定を行うことができる。
【0018】本発明の第12の実施の形態は、第8の実
施の形態において、低圧型圧縮機を用いる場合には、圧
縮機の吸入圧力と吸入温度を判定に用いるものである。
本実施の形態によれば、確実に過熱状態の判定を行うこ
とができる。
施の形態において、低圧型圧縮機を用いる場合には、圧
縮機の吸入圧力と吸入温度を判定に用いるものである。
本実施の形態によれば、確実に過熱状態の判定を行うこ
とができる。
【0019】本発明の第13の実施の形態は、第8の実
施の形態において、低圧型圧縮機を用いる場合には、蒸
発器の蒸発温度と圧縮機の吸入温度を判定に用いるもの
である。本実施の形態によれば、圧力検出をせずに温度
検出だけで判定できるため、従来より一般に広く用いら
れている検出手段で簡便に判定を行うことができる。
施の形態において、低圧型圧縮機を用いる場合には、蒸
発器の蒸発温度と圧縮機の吸入温度を判定に用いるもの
である。本実施の形態によれば、圧力検出をせずに温度
検出だけで判定できるため、従来より一般に広く用いら
れている検出手段で簡便に判定を行うことができる。
【0020】本発明の第14の実施の形態は、第8の実
施の形態において、圧縮機として高圧型圧縮機を用い、
前記圧縮機の吸入温度と吸入圧力を前記判定手段に用い
るものである。本実施の形態によれば、吸入状態が過熱
状態又は所定値以上の乾き度であることを検出して吐出
の過熱状態を検出することができる。
施の形態において、圧縮機として高圧型圧縮機を用い、
前記圧縮機の吸入温度と吸入圧力を前記判定手段に用い
るものである。本実施の形態によれば、吸入状態が過熱
状態又は所定値以上の乾き度であることを検出して吐出
の過熱状態を検出することができる。
【0021】本発明の第15の実施の形態は、第14の
実施の形態において、凝縮器の凝縮温度を更に判定手段
に用いるものである。本実施の形態によれば、検出精度
をさらに高めることができる。
実施の形態において、凝縮器の凝縮温度を更に判定手段
に用いるものである。本実施の形態によれば、検出精度
をさらに高めることができる。
【0022】本発明の第16の実施の形態は、第8の実
施の形態において、蒸発器の蒸発温度と凝縮器の凝縮温
度を判定手段に用いるものである。本実施の形態によれ
ば、圧力検出をせずに温度検出だけで判定できるため、
従来より一般に広く用いられている検出手段で簡便に判
定を行うことができる。
施の形態において、蒸発器の蒸発温度と凝縮器の凝縮温
度を判定手段に用いるものである。本実施の形態によれ
ば、圧力検出をせずに温度検出だけで判定できるため、
従来より一般に広く用いられている検出手段で簡便に判
定を行うことができる。
【0023】本発明の第17の実施の形態は、第11か
ら第16の実施の形態において、圧縮機の運転周波数を
判定に用いるものである。本実施の形態によれば、周波
数に応じて蒸発温度からの圧力損失を考慮でき、より確
実な過熱状態を判定することができる。
ら第16の実施の形態において、圧縮機の運転周波数を
判定に用いるものである。本実施の形態によれば、周波
数に応じて蒸発温度からの圧力損失を考慮でき、より確
実な過熱状態を判定することができる。
【0024】本発明の第18の実施の形態は、第8の実
施の形態において、圧縮機として回転数可変の圧縮機
を、絞り装置として可変膨張弁を用い、蒸発器の蒸発温
度、凝縮器の凝縮温度、圧縮機の運転周波数、及び絞り
装置の弁開度を判定手段に用いるものである。本実施の
形態によれば、周波数や弁開度に応じて蒸発温度からの
圧力損失を考慮でき、より確実な過熱状態を判定するこ
とができる。
施の形態において、圧縮機として回転数可変の圧縮機
を、絞り装置として可変膨張弁を用い、蒸発器の蒸発温
度、凝縮器の凝縮温度、圧縮機の運転周波数、及び絞り
装置の弁開度を判定手段に用いるものである。本実施の
形態によれば、周波数や弁開度に応じて蒸発温度からの
圧力損失を考慮でき、より確実な過熱状態を判定するこ
とができる。
【0025】本発明の第19の実施の形態は、第8の実
施の形態において、圧縮機の停止前に過熱状態となる制
御を行うものである。本実施の形態によれば、運転停止
時に過熱状態でない場合にも過熱状態としてから圧縮機
を停止するため、圧縮機内の冷媒量をさらに減らすこと
ができる。
施の形態において、圧縮機の停止前に過熱状態となる制
御を行うものである。本実施の形態によれば、運転停止
時に過熱状態でない場合にも過熱状態としてから圧縮機
を停止するため、圧縮機内の冷媒量をさらに減らすこと
ができる。
【0026】本発明の第20の実施の形態は、第19の
実施の形態において、圧縮機の回転数を高速とするもの
である。本実施の形態によれば、冷媒循環量が多くなる
ために、相対的に絞り量が大きくなり、過熱状態とする
ことができる。
実施の形態において、圧縮機の回転数を高速とするもの
である。本実施の形態によれば、冷媒循環量が多くなる
ために、相対的に絞り量が大きくなり、過熱状態とする
ことができる。
【0027】本発明の第21の実施の形態は、第19の
実施の形態において、凝縮器ファンの回転数を高速とす
るものである。本実施の形態によれば、凝縮能力が上が
るために蒸発能力も上がり、吸入冷媒状態をより乾き度
の高い状態か、又は加熱度のとれた状態とすることがで
きる。特に高圧型圧縮機の場合には吸入冷媒の加熱度が
とれることで、吐出側の冷媒状態も過熱状態にすること
ができる。
実施の形態において、凝縮器ファンの回転数を高速とす
るものである。本実施の形態によれば、凝縮能力が上が
るために蒸発能力も上がり、吸入冷媒状態をより乾き度
の高い状態か、又は加熱度のとれた状態とすることがで
きる。特に高圧型圧縮機の場合には吸入冷媒の加熱度が
とれることで、吐出側の冷媒状態も過熱状態にすること
ができる。
【0028】本発明の第22の実施の形態は、第19の
実施の形態において、蒸発器ファンの回転数を高速とす
るものである。本実施の形態によれば、蒸発能力が上が
るために吸入過熱度が大きくなり、吐出側を過熱状態と
することができる。
実施の形態において、蒸発器ファンの回転数を高速とす
るものである。本実施の形態によれば、蒸発能力が上が
るために吸入過熱度が大きくなり、吐出側を過熱状態と
することができる。
【0029】本発明の第23の実施の形態は、第19の
実施の形態において、絞り装置の開度を小さくするもの
である。本実施の形態によれば、絞り量が大きくなるた
めに、過熱状態とすることができる。
実施の形態において、絞り装置の開度を小さくするもの
である。本実施の形態によれば、絞り量が大きくなるた
めに、過熱状態とすることができる。
【0030】本発明の第24の実施の形態は、第19の
実施の形態において、冷凍サイクル中の液側配管に設け
た制御弁の開度を小さくするものである。本実施の形態
によれば、絞り量が大きくなるために、過熱状態とする
ことができる。特に絞り装置にキャピラリチューブを用
いている場合には、この制御弁によって絞り量を大きく
することができる。
実施の形態において、冷凍サイクル中の液側配管に設け
た制御弁の開度を小さくするものである。本実施の形態
によれば、絞り量が大きくなるために、過熱状態とする
ことができる。特に絞り装置にキャピラリチューブを用
いている場合には、この制御弁によって絞り量を大きく
することができる。
【0031】本発明の第25の実施の形態は、第19の
実施の形態において、圧縮機を冷却する圧縮機冷却装置
を停止させるものである。本実施の形態によれば、圧縮
機の温度を高めることができるので、圧縮機シェル内の
冷媒温度を上昇させ、過熱状態とすることができる。
実施の形態において、圧縮機を冷却する圧縮機冷却装置
を停止させるものである。本実施の形態によれば、圧縮
機の温度を高めることができるので、圧縮機シェル内の
冷媒温度を上昇させ、過熱状態とすることができる。
【0032】本発明の第26の実施の形態は、第19の
実施の形態において、圧縮機を加熱するヒータを動作さ
せるものである。本実施の形態によれば、圧縮機の温度
を高めることができるので、圧縮機シェル内の冷媒温度
を上昇させ、過熱状態とすることができる。
実施の形態において、圧縮機を加熱するヒータを動作さ
せるものである。本実施の形態によれば、圧縮機の温度
を高めることができるので、圧縮機シェル内の冷媒温度
を上昇させ、過熱状態とすることができる。
【0033】本発明の第27の実施の形態は、第19の
実施の形態において、過熱制御手段の動作状態を示す表
示手段を設けたものである。本実施の形態によれば、過
熱制御運転中であることを表示するため、たとえ使用者
が運転指示を出した後に機器が動作していても使用者に
誤動作でないことを知らせることができる。
実施の形態において、過熱制御手段の動作状態を示す表
示手段を設けたものである。本実施の形態によれば、過
熱制御運転中であることを表示するため、たとえ使用者
が運転指示を出した後に機器が動作していても使用者に
誤動作でないことを知らせることができる。
【0034】本発明の第28の実施の形態は、第19の
実施の形態において、暖房運転時には蒸発器ファンによ
り、冷房運転時には凝縮器ファンにより過熱制御を行う
ものである。本実施の形態によれば、暖房運転時にも冷
房運転時にも常に室外ファンによって過熱制御運転を行
うため、使用者に不快感を与えたり、誤動作であると判
断されたりすることをなくすことができる。
実施の形態において、暖房運転時には蒸発器ファンによ
り、冷房運転時には凝縮器ファンにより過熱制御を行う
ものである。本実施の形態によれば、暖房運転時にも冷
房運転時にも常に室外ファンによって過熱制御運転を行
うため、使用者に不快感を与えたり、誤動作であると判
断されたりすることをなくすことができる。
【0035】なお、このようなHC系冷媒としては、プ
ロパンやイソブタンを用いることが有効である。また潤
滑油としては、カーボネート化合物を用いることが有効
であり、特に構造的に炭酸エステル結合を構成する炭素
数がカーボネート化合物を構成する全炭素数の10原子
%以上占めるものが好ましい。また、HC系冷媒と潤滑
油との相互溶解性は5wt%以下であることが好まし
い。
ロパンやイソブタンを用いることが有効である。また潤
滑油としては、カーボネート化合物を用いることが有効
であり、特に構造的に炭酸エステル結合を構成する炭素
数がカーボネート化合物を構成する全炭素数の10原子
%以上占めるものが好ましい。また、HC系冷媒と潤滑
油との相互溶解性は5wt%以下であることが好まし
い。
【0036】
【実施例】以下、本発明の一実施例による冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置を図面に基づいて説明する。図1
から図8は、圧縮機を停止するときの弁機構の制御手段
に関する実施例である。図1は第1の実施例を説明する
ための冷凍サイクル図である。同図に示すように、圧縮
機1、四方弁2、室内熱交換器3、絞り装置4、室外熱
交換器5は、それぞれ配管を介して環状に接続されてい
る。ここで室内熱交換器3には室内熱交換器ファン6
が、室外熱交換器5には室外熱交換器ファン7がそれぞ
れ設けられている。室内熱交換器3は暖房運転時には凝
縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能す
る。また室外熱交換器5は暖房運転時には蒸発器として
機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。従っ
て、室内熱交換器ファン6は暖房運転時には凝縮器ファ
ン、冷房運転時には蒸発器ファンとして機能し、室外熱
交換器ファン7は暖房運転時には蒸発器ファン、冷房運
転時には凝縮器ファンとして機能する。本実施例は、同
図に示すように、圧縮機1から室内熱交換器3に至る配
管中に開閉弁11を、室外熱交換器5から圧縮機1に至
る配管中に開閉弁12を設けている。また開閉弁11と
開閉弁12の弁機構を開閉する弁機構制御手段10を設
けている。
の潤滑油吐出制御装置を図面に基づいて説明する。図1
から図8は、圧縮機を停止するときの弁機構の制御手段
に関する実施例である。図1は第1の実施例を説明する
ための冷凍サイクル図である。同図に示すように、圧縮
機1、四方弁2、室内熱交換器3、絞り装置4、室外熱
交換器5は、それぞれ配管を介して環状に接続されてい
る。ここで室内熱交換器3には室内熱交換器ファン6
が、室外熱交換器5には室外熱交換器ファン7がそれぞ
れ設けられている。室内熱交換器3は暖房運転時には凝
縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能す
る。また室外熱交換器5は暖房運転時には蒸発器として
機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。従っ
て、室内熱交換器ファン6は暖房運転時には凝縮器ファ
ン、冷房運転時には蒸発器ファンとして機能し、室外熱
交換器ファン7は暖房運転時には蒸発器ファン、冷房運
転時には凝縮器ファンとして機能する。本実施例は、同
図に示すように、圧縮機1から室内熱交換器3に至る配
管中に開閉弁11を、室外熱交換器5から圧縮機1に至
る配管中に開閉弁12を設けている。また開閉弁11と
開閉弁12の弁機構を開閉する弁機構制御手段10を設
けている。
【0037】上記のような冷凍サイクルに用いる冷媒と
しては、プロパンやイソブタンなどを主成分とするHC
系の可燃性冷媒を用いる。また、圧縮機1内の潤滑油と
しては、HC系冷媒の冷媒液よりも比重が大きく、HC
系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤滑油を用い
る。このような潤滑油としては、カーボネート化合物か
らなるものが有効であり、さらには構造的に炭酸エステ
ル結合を構成する炭素数がカーボネート化合物を構成す
る全炭素数の10原子%以上占めるものがよい。HC系
冷媒と潤滑油との相互溶解性は、25℃のもとで5wt
%以下の溶解性であることが好ましい。
しては、プロパンやイソブタンなどを主成分とするHC
系の可燃性冷媒を用いる。また、圧縮機1内の潤滑油と
しては、HC系冷媒の冷媒液よりも比重が大きく、HC
系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤滑油を用い
る。このような潤滑油としては、カーボネート化合物か
らなるものが有効であり、さらには構造的に炭酸エステ
ル結合を構成する炭素数がカーボネート化合物を構成す
る全炭素数の10原子%以上占めるものがよい。HC系
冷媒と潤滑油との相互溶解性は、25℃のもとで5wt
%以下の溶解性であることが好ましい。
【0038】このような冷凍サイクルは、暖房運転時に
は、圧縮機1で圧縮された冷媒は、室内熱交換器3へ導
かれて放熱し、絞り装置4にて減圧され、室外熱交換器
5にて吸熱した後に圧縮機1に吸入される。また、冷房
運転時には、圧縮機1で圧縮された冷媒は、室外熱交換
器5、絞り装置4、室内熱交換器3の順に流れ、圧縮機
1に吸入される。圧縮機1を停止するときには、弁機構
制御手段10によって開閉弁11及び開閉弁12を閉じ
る。このとき、圧縮機1の停止動作と開閉弁11及び開
閉弁12の閉塞動作については、同時である必要はな
く、また多少のタイムラグであればいずれが先であって
も構わない。ただし、圧縮機1より先に開閉弁12を閉
塞する場合には、タイムラグが大きすぎると圧縮機1に
過負荷がかかるため好ましくない。また、圧縮機1より
先に開閉弁11を閉塞する場合には、圧縮機1に冷媒が
溜まり込むため可能な限りタイムラグがない方が好まし
い。圧縮機1を停止した後に開閉弁11と開閉弁12を
閉塞する場合には、秒単位のタイムラグであることが好
ましいが、たとえ分単位でのタイムラグや極端には数時
間のタイムラグがあったとしても冷媒の寝込み防止の効
果はある。すなわち、圧縮機への冷媒の寝込み現象は、
圧縮機1が冷却した後に多くが生じるためである。な
お、まず開閉弁12を閉塞し、その後圧縮機1に過負荷
を生じないタイミングで圧縮機1を停止するとともに開
閉弁11を閉塞することが最も好ましい。このように開
閉弁12を開閉弁11よりも先に閉塞することで、圧縮
機1内の冷媒量を少なくすることができる。
は、圧縮機1で圧縮された冷媒は、室内熱交換器3へ導
かれて放熱し、絞り装置4にて減圧され、室外熱交換器
5にて吸熱した後に圧縮機1に吸入される。また、冷房
運転時には、圧縮機1で圧縮された冷媒は、室外熱交換
器5、絞り装置4、室内熱交換器3の順に流れ、圧縮機
1に吸入される。圧縮機1を停止するときには、弁機構
制御手段10によって開閉弁11及び開閉弁12を閉じ
る。このとき、圧縮機1の停止動作と開閉弁11及び開
閉弁12の閉塞動作については、同時である必要はな
く、また多少のタイムラグであればいずれが先であって
も構わない。ただし、圧縮機1より先に開閉弁12を閉
塞する場合には、タイムラグが大きすぎると圧縮機1に
過負荷がかかるため好ましくない。また、圧縮機1より
先に開閉弁11を閉塞する場合には、圧縮機1に冷媒が
溜まり込むため可能な限りタイムラグがない方が好まし
い。圧縮機1を停止した後に開閉弁11と開閉弁12を
閉塞する場合には、秒単位のタイムラグであることが好
ましいが、たとえ分単位でのタイムラグや極端には数時
間のタイムラグがあったとしても冷媒の寝込み防止の効
果はある。すなわち、圧縮機への冷媒の寝込み現象は、
圧縮機1が冷却した後に多くが生じるためである。な
お、まず開閉弁12を閉塞し、その後圧縮機1に過負荷
を生じないタイミングで圧縮機1を停止するとともに開
閉弁11を閉塞することが最も好ましい。このように開
閉弁12を開閉弁11よりも先に閉塞することで、圧縮
機1内の冷媒量を少なくすることができる。
【0039】図2は第2の実施例を説明するための冷凍
サイクル図である。同図において、第1の実施例と同一
機能を有するものには同一番号を付して説明を省略す
る。また、本実施例の冷凍サイクルに用いる冷媒と潤滑
油についても第1の実施例と同じであるので説明を省略
する。なお、以下の実施例についても同様である。本実
施例は、同図に示すように、圧縮機1の吐出口から四方
弁2に至る配管中に、圧縮機1方向への冷媒の流れを阻
止する逆止弁21を、四方弁2から圧縮機1の吸入口に
至る配管中に開閉弁22を設けている。また開閉弁22
の弁機構を開閉する弁機構制御手段20を設けている。
サイクル図である。同図において、第1の実施例と同一
機能を有するものには同一番号を付して説明を省略す
る。また、本実施例の冷凍サイクルに用いる冷媒と潤滑
油についても第1の実施例と同じであるので説明を省略
する。なお、以下の実施例についても同様である。本実
施例は、同図に示すように、圧縮機1の吐出口から四方
弁2に至る配管中に、圧縮機1方向への冷媒の流れを阻
止する逆止弁21を、四方弁2から圧縮機1の吸入口に
至る配管中に開閉弁22を設けている。また開閉弁22
の弁機構を開閉する弁機構制御手段20を設けている。
【0040】圧縮機1を停止するときには、弁機構制御
手段20によって開閉弁22を閉じる。このとき、圧縮
機1の停止動作と開閉弁22の閉塞動作については、同
時である必要はなく、また多少のタイムラグであればい
ずれが先であっても構わない。ただし、圧縮機1より先
に開閉弁22を閉塞する場合には、タイムラグが大きす
ぎると圧縮機1に過負荷がかかるため好ましくない。圧
縮機1を停止した後に開閉弁22を閉塞する場合には、
秒単位のタイムラグであることが好ましいが、たとえ分
単位でのタイムラグや極端には数時間のタイムラグがあ
ったとしても冷媒の寝込み防止の効果はある。なお、ま
ず開閉弁22を閉塞し、その後圧縮機1に過負荷を生じ
ないタイミングで圧縮機1を停止することが最も好まし
い。このように開閉弁22を圧縮機1の停止よりも先に
閉塞することで、圧縮機1内の冷媒量を少なくすること
ができる。
手段20によって開閉弁22を閉じる。このとき、圧縮
機1の停止動作と開閉弁22の閉塞動作については、同
時である必要はなく、また多少のタイムラグであればい
ずれが先であっても構わない。ただし、圧縮機1より先
に開閉弁22を閉塞する場合には、タイムラグが大きす
ぎると圧縮機1に過負荷がかかるため好ましくない。圧
縮機1を停止した後に開閉弁22を閉塞する場合には、
秒単位のタイムラグであることが好ましいが、たとえ分
単位でのタイムラグや極端には数時間のタイムラグがあ
ったとしても冷媒の寝込み防止の効果はある。なお、ま
ず開閉弁22を閉塞し、その後圧縮機1に過負荷を生じ
ないタイミングで圧縮機1を停止することが最も好まし
い。このように開閉弁22を圧縮機1の停止よりも先に
閉塞することで、圧縮機1内の冷媒量を少なくすること
ができる。
【0041】図3は第3の実施例を説明するための冷凍
サイクル図である。本実施例は、同図に示すように、圧
縮機1の吐出口から四方弁2に至る配管中に、圧縮機1
方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁31を、室外熱交
換器5から四方弁2に至る配管中に開閉弁32を設けて
いる。また開閉弁32と四方弁2の弁機構を制御する弁
機構制御手段30を設けている。
サイクル図である。本実施例は、同図に示すように、圧
縮機1の吐出口から四方弁2に至る配管中に、圧縮機1
方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁31を、室外熱交
換器5から四方弁2に至る配管中に開閉弁32を設けて
いる。また開閉弁32と四方弁2の弁機構を制御する弁
機構制御手段30を設けている。
【0042】圧縮機1を停止するときには、弁機構制御
手段30によってまず四方弁2を同図のように暖房運転
モードの接続状態にする。なお、暖房運転時には、四方
弁2は既にこのような接続状態にあるので弁制御の必要
はない。そして、四方弁2の接続状態を切り替えた後に
開閉弁32を閉じる。このとき、圧縮機1の停止動作と
開閉弁32の閉塞動作については、同時である必要はな
く、また多少のタイムラグであればいずれが先であって
も構わない。ただし、圧縮機1より先に開閉弁32を閉
塞する場合には、タイムラグが大きすぎると圧縮機1に
過負荷がかかるため好ましくない。圧縮機1を停止した
後に開閉弁32を閉塞する場合には、秒単位のタイムラ
グであることが好ましいが、たとえ分単位でのタイムラ
グや極端には数時間のタイムラグがあったとしても冷媒
の寝込み防止の効果はある。なお、まず開閉弁32を閉
塞し、その後圧縮機1に過負荷を生じないタイミングで
圧縮機1を停止することが最も好ましい。このように開
閉弁32を圧縮機1の停止よりも先に閉塞することで、
圧縮機1内の冷媒量を少なくすることができる。
手段30によってまず四方弁2を同図のように暖房運転
モードの接続状態にする。なお、暖房運転時には、四方
弁2は既にこのような接続状態にあるので弁制御の必要
はない。そして、四方弁2の接続状態を切り替えた後に
開閉弁32を閉じる。このとき、圧縮機1の停止動作と
開閉弁32の閉塞動作については、同時である必要はな
く、また多少のタイムラグであればいずれが先であって
も構わない。ただし、圧縮機1より先に開閉弁32を閉
塞する場合には、タイムラグが大きすぎると圧縮機1に
過負荷がかかるため好ましくない。圧縮機1を停止した
後に開閉弁32を閉塞する場合には、秒単位のタイムラ
グであることが好ましいが、たとえ分単位でのタイムラ
グや極端には数時間のタイムラグがあったとしても冷媒
の寝込み防止の効果はある。なお、まず開閉弁32を閉
塞し、その後圧縮機1に過負荷を生じないタイミングで
圧縮機1を停止することが最も好ましい。このように開
閉弁32を圧縮機1の停止よりも先に閉塞することで、
圧縮機1内の冷媒量を少なくすることができる。
【0043】図4は第4の実施例を説明するための冷凍
サイクル図である。本実施例は、同図に示すように、圧
縮機1の吐出口から四方弁2に至る配管中に、圧縮機1
方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁41を、四方弁2
から室内熱交換器3に至る配管中に開閉弁42を設けて
いる。また開閉弁42と四方弁2の弁機構を制御する弁
機構制御手段40を設けている。
サイクル図である。本実施例は、同図に示すように、圧
縮機1の吐出口から四方弁2に至る配管中に、圧縮機1
方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁41を、四方弁2
から室内熱交換器3に至る配管中に開閉弁42を設けて
いる。また開閉弁42と四方弁2の弁機構を制御する弁
機構制御手段40を設けている。
【0044】圧縮機1を停止するときには、弁機構制御
手段40によってまず四方弁2を同図のように冷房運転
モードの接続状態にする。なお、冷房運転時には、四方
弁2は既にこのような接続状態にあるので弁制御の必要
はない。そして、四方弁2の接続状態を切り替えた後に
開閉弁42を閉じる。このとき、圧縮機1の停止動作と
開閉弁42の閉塞動作については、同時である必要はな
く、また多少のタイムラグであればいずれが先であって
も構わない。ただし、圧縮機1より先に開閉弁42を閉
塞する場合には、タイムラグが大きすぎると圧縮機1に
過負荷がかかるため好ましくない。圧縮機1を停止した
後に開閉弁42を閉塞する場合には、秒単位のタイムラ
グであることが好ましいが、たとえ分単位でのタイムラ
グや極端には数時間のタイムラグがあったとしても冷媒
の寝込み防止の効果はある。なお、まず開閉弁42を閉
塞し、その後圧縮機1に過負荷を生じないタイミングで
圧縮機1を停止することが最も好ましい。このように開
閉弁42を圧縮機1の停止よりも先に閉塞することで、
圧縮機1内の冷媒量を少なくすることができる。
手段40によってまず四方弁2を同図のように冷房運転
モードの接続状態にする。なお、冷房運転時には、四方
弁2は既にこのような接続状態にあるので弁制御の必要
はない。そして、四方弁2の接続状態を切り替えた後に
開閉弁42を閉じる。このとき、圧縮機1の停止動作と
開閉弁42の閉塞動作については、同時である必要はな
く、また多少のタイムラグであればいずれが先であって
も構わない。ただし、圧縮機1より先に開閉弁42を閉
塞する場合には、タイムラグが大きすぎると圧縮機1に
過負荷がかかるため好ましくない。圧縮機1を停止した
後に開閉弁42を閉塞する場合には、秒単位のタイムラ
グであることが好ましいが、たとえ分単位でのタイムラ
グや極端には数時間のタイムラグがあったとしても冷媒
の寝込み防止の効果はある。なお、まず開閉弁42を閉
塞し、その後圧縮機1に過負荷を生じないタイミングで
圧縮機1を停止することが最も好ましい。このように開
閉弁42を圧縮機1の停止よりも先に閉塞することで、
圧縮機1内の冷媒量を少なくすることができる。
【0045】図5から図7は第5の実施例を説明するた
めの冷凍サイクル図である。図5は暖房運転モードの接
続状態、図6は冷房運転モードの接続状態、図7は運転
停止モードの接続状態を示す。本実施例は、同図に示す
ように、圧縮機1の吐出口から四方弁200に至る配管
中に、圧縮機1方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁5
1を設けている。また四方弁200の弁機構を制御する
弁機構制御手段50を設けている。ここで四方弁200
の構成について簡単に説明する。四方弁200は、シリ
ンダ210とこのシリンダ210内を摺動可能なピスト
ン220から構成される。なお、ピストン220の駆動
手段については説明を省略する。シリンダ210には、
順に第1のポート211、第2のポート212、第3の
ポート213、第4のポート214を備えている。第1
のポート211には室内熱交換器3に連通する配管を、
第2のポート212には圧縮機1の吐出口に連通する配
管を、第3のポート213には室外熱交換器5に連通す
る配管を、第4のポート214には圧縮機1の吸入口に
連通する配管を連結する。一方、ピストン220は、順
に第1の開口部221、第2の開口部222、第3の開
口部223、第4の開口部224、第5の開口部225
を備えている。そして第1の開口部221と第4の開口
部224と第5の開口部225とが連通している。ま
た、第2の開口部222と第3の開口部223とが連通
している。
めの冷凍サイクル図である。図5は暖房運転モードの接
続状態、図6は冷房運転モードの接続状態、図7は運転
停止モードの接続状態を示す。本実施例は、同図に示す
ように、圧縮機1の吐出口から四方弁200に至る配管
中に、圧縮機1方向への冷媒の流れを阻止する逆止弁5
1を設けている。また四方弁200の弁機構を制御する
弁機構制御手段50を設けている。ここで四方弁200
の構成について簡単に説明する。四方弁200は、シリ
ンダ210とこのシリンダ210内を摺動可能なピスト
ン220から構成される。なお、ピストン220の駆動
手段については説明を省略する。シリンダ210には、
順に第1のポート211、第2のポート212、第3の
ポート213、第4のポート214を備えている。第1
のポート211には室内熱交換器3に連通する配管を、
第2のポート212には圧縮機1の吐出口に連通する配
管を、第3のポート213には室外熱交換器5に連通す
る配管を、第4のポート214には圧縮機1の吸入口に
連通する配管を連結する。一方、ピストン220は、順
に第1の開口部221、第2の開口部222、第3の開
口部223、第4の開口部224、第5の開口部225
を備えている。そして第1の開口部221と第4の開口
部224と第5の開口部225とが連通している。ま
た、第2の開口部222と第3の開口部223とが連通
している。
【0046】ここで四方弁200についての冷媒の流れ
について説明する。暖房運転時には、図5に示すよう
に、第1のポート211と第2の開口部222、第2の
ポート212と第3の開口部223、第3のポート21
3と第4の開口部224、第4のポート214と第5の
開口部225とが対応するようにピストン220は位置
している。従って、圧縮機1から吐出された冷媒は、第
2のポート212、第3の開口部223からピストン2
20内に流入し、第2の開口部222、第1のポート2
21から流出する。一方、室外熱交換器5からの冷媒
は、第3のポート213、第4の開口部224からピス
トン220内に流入し、第5の開口部225、第4のポ
ート224から流出する。冷房運転時には、図6に示す
ように、第1のポート211と第1の開口部221、第
2のポート212と第2の開口部222、第3のポート
213と第3の開口部223、第4のポート214と第
4の開口部224とが対応するようにピストン220は
位置している。従って、圧縮機1から吐出された冷媒
は、第2のポート212、第2の開口部222からピス
トン220内に流入し、第3の開口部223、第3のポ
ート223から流出する。一方、室内熱交換器3からの
冷媒は、第1のポート211、第1の開口部221から
ピストン220内に流入し、第4の開口部224、第4
のポート224から流出する。圧縮機1を停止するとき
には、弁機構制御手段50によって四方弁200を図7
に示す接続状態にする。すなわち、第1のポート211
と第3の開口部223、第2のポート212と第4の開
口部224、第3のポート213と第5の開口部225
とが対応するようにピストン220を配置する。従っ
て、圧縮機1から吐出される冷媒は、第2のポート21
2、第4の開口部224からピストン220内に流入
し、第5の開口部225、第3のポート223から流出
する。一方、室内熱交換器3からの冷媒は、第1のポー
ト211、第3の開口部223からピストン220内に
流入するが、第2の開口部222は、いずれのポートと
も連通していないので冷媒は流れない。従って、圧縮機
1には冷媒は流入しない。本実施例の場合には、圧縮機
1を停止させた後に、弁機構制御手段50によって四方
弁200を切り替える。
について説明する。暖房運転時には、図5に示すよう
に、第1のポート211と第2の開口部222、第2の
ポート212と第3の開口部223、第3のポート21
3と第4の開口部224、第4のポート214と第5の
開口部225とが対応するようにピストン220は位置
している。従って、圧縮機1から吐出された冷媒は、第
2のポート212、第3の開口部223からピストン2
20内に流入し、第2の開口部222、第1のポート2
21から流出する。一方、室外熱交換器5からの冷媒
は、第3のポート213、第4の開口部224からピス
トン220内に流入し、第5の開口部225、第4のポ
ート224から流出する。冷房運転時には、図6に示す
ように、第1のポート211と第1の開口部221、第
2のポート212と第2の開口部222、第3のポート
213と第3の開口部223、第4のポート214と第
4の開口部224とが対応するようにピストン220は
位置している。従って、圧縮機1から吐出された冷媒
は、第2のポート212、第2の開口部222からピス
トン220内に流入し、第3の開口部223、第3のポ
ート223から流出する。一方、室内熱交換器3からの
冷媒は、第1のポート211、第1の開口部221から
ピストン220内に流入し、第4の開口部224、第4
のポート224から流出する。圧縮機1を停止するとき
には、弁機構制御手段50によって四方弁200を図7
に示す接続状態にする。すなわち、第1のポート211
と第3の開口部223、第2のポート212と第4の開
口部224、第3のポート213と第5の開口部225
とが対応するようにピストン220を配置する。従っ
て、圧縮機1から吐出される冷媒は、第2のポート21
2、第4の開口部224からピストン220内に流入
し、第5の開口部225、第3のポート223から流出
する。一方、室内熱交換器3からの冷媒は、第1のポー
ト211、第3の開口部223からピストン220内に
流入するが、第2の開口部222は、いずれのポートと
も連通していないので冷媒は流れない。従って、圧縮機
1には冷媒は流入しない。本実施例の場合には、圧縮機
1を停止させた後に、弁機構制御手段50によって四方
弁200を切り替える。
【0047】図8は第6の実施例を説明するための冷凍
サイクル図である。本実施例は、同図に示すように、四
方弁2の弁機構を制御する弁機構制御手段60を設けて
いる。ここで四方弁2は、圧縮機1の吸入側配管及び吐
出側配管を、室内熱交換器3及び室外熱交換器5のいず
れの配管にも連通しない接続状態にすることができるも
のである。本実施例の場合においても、圧縮機1を停止
させた後に、弁機構制御手段60によって四方弁2を切
り替える。
サイクル図である。本実施例は、同図に示すように、四
方弁2の弁機構を制御する弁機構制御手段60を設けて
いる。ここで四方弁2は、圧縮機1の吸入側配管及び吐
出側配管を、室内熱交換器3及び室外熱交換器5のいず
れの配管にも連通しない接続状態にすることができるも
のである。本実施例の場合においても、圧縮機1を停止
させた後に、弁機構制御手段60によって四方弁2を切
り替える。
【0048】次に、図9を用いて、圧縮機の過熱状態を
判定する判定手段、及び過熱状態にする過熱制御手段に
関する実施例を説明する。なお、弁機構部及び弁機構制
御手段については、前述の図1から図8に示す構成が適
用されるものであり、同図においては表示及び説明を省
略する。同図において、判定手段8は圧縮機1の過熱状
態を判定するもの、過熱制御手段9はこの判定手段8に
よって過熱状態でないと判断したときに過熱状態となる
ように制御するものである。
判定する判定手段、及び過熱状態にする過熱制御手段に
関する実施例を説明する。なお、弁機構部及び弁機構制
御手段については、前述の図1から図8に示す構成が適
用されるものであり、同図においては表示及び説明を省
略する。同図において、判定手段8は圧縮機1の過熱状
態を判定するもの、過熱制御手段9はこの判定手段8に
よって過熱状態でないと判断したときに過熱状態となる
ように制御するものである。
【0049】まず、判定手段8の第1の実施例は、圧縮
機1内の圧力81Pと温度81Tを判定に用いるもので
ある。このように圧縮機1内をの圧力82Pと温度82
Tを直接検出することにより、確実に過熱状態の判定を
行うことができる。判定手段8の第2の実施例は、圧縮
機1として高圧型圧縮機を用いる場合には、圧縮機1の
吐出圧力82Pと吐出温度82Tを判定に用いるもので
ある。本実施例によれば、過熱状態を直接検出するので
確実に過熱状態の判定を行うことができる。判定手段8
の第3の実施例は、圧縮機1として高圧型圧縮機を用い
る場合には、暖房運転時には室内熱交換器3の凝縮温度
83Tと圧縮機1の吐出温度82Tを判定に用い、冷房
運転時には室外熱交換器5の凝縮温度85Tと圧縮機1
の吐出温度82Tを判定に用いるものである。本実施例
によれば、温度検出だけで判定できるため簡便に判定を
行うことができる。なおこの凝縮温度83T、85T
は、気液二相状態の温度を検出する必要がある。従っ
て、室内熱交換器3,室外熱交換器5の中央付近で検出
することが好ましい。判定手段8の第4の実施例は、圧
縮機1として低圧型圧縮機を用いる場合には、圧縮機1
の吸入圧力84Pと吸入温度84Tを判定に用いるもの
である。本実施例によれば、低圧型圧縮機を用いた場合
の過熱状態を確実に判定できる。判定手段8の第5の実
施例は、圧縮機1として低圧型圧縮機を用いる場合に
は、暖房運転時には室外熱交換器5の蒸発温度85Tと
圧縮機1の吸入温度84Tを判定に用い、冷房運転時に
は室内熱交換器3の蒸発温度83Tと圧縮機1の吐出温
度82Tを判定に用いるものである。本実施例によれ
ば、圧力検出をせずに温度検出だけで判定できるため簡
便に判定を行うことができる。なおこの蒸発温度83
T、85Tは、気液二相状態の温度を検出する必要があ
る。従って、室内熱交換器3,室外熱交換器5の中央付
近で検出することが好ましい。判定手段8の第6の実施
例は、圧縮機1として高圧型圧縮機を用いる場合には、
圧縮機1の吸入温度84Tと吸入圧力84Pを判定に用
いるものである。本実施例によれば、圧縮機1の吸入状
態が過熱状態又は所定値以上の乾き度であることを検出
して吐出の過熱状態を検出することができる。
機1内の圧力81Pと温度81Tを判定に用いるもので
ある。このように圧縮機1内をの圧力82Pと温度82
Tを直接検出することにより、確実に過熱状態の判定を
行うことができる。判定手段8の第2の実施例は、圧縮
機1として高圧型圧縮機を用いる場合には、圧縮機1の
吐出圧力82Pと吐出温度82Tを判定に用いるもので
ある。本実施例によれば、過熱状態を直接検出するので
確実に過熱状態の判定を行うことができる。判定手段8
の第3の実施例は、圧縮機1として高圧型圧縮機を用い
る場合には、暖房運転時には室内熱交換器3の凝縮温度
83Tと圧縮機1の吐出温度82Tを判定に用い、冷房
運転時には室外熱交換器5の凝縮温度85Tと圧縮機1
の吐出温度82Tを判定に用いるものである。本実施例
によれば、温度検出だけで判定できるため簡便に判定を
行うことができる。なおこの凝縮温度83T、85T
は、気液二相状態の温度を検出する必要がある。従っ
て、室内熱交換器3,室外熱交換器5の中央付近で検出
することが好ましい。判定手段8の第4の実施例は、圧
縮機1として低圧型圧縮機を用いる場合には、圧縮機1
の吸入圧力84Pと吸入温度84Tを判定に用いるもの
である。本実施例によれば、低圧型圧縮機を用いた場合
の過熱状態を確実に判定できる。判定手段8の第5の実
施例は、圧縮機1として低圧型圧縮機を用いる場合に
は、暖房運転時には室外熱交換器5の蒸発温度85Tと
圧縮機1の吸入温度84Tを判定に用い、冷房運転時に
は室内熱交換器3の蒸発温度83Tと圧縮機1の吐出温
度82Tを判定に用いるものである。本実施例によれ
ば、圧力検出をせずに温度検出だけで判定できるため簡
便に判定を行うことができる。なおこの蒸発温度83
T、85Tは、気液二相状態の温度を検出する必要があ
る。従って、室内熱交換器3,室外熱交換器5の中央付
近で検出することが好ましい。判定手段8の第6の実施
例は、圧縮機1として高圧型圧縮機を用いる場合には、
圧縮機1の吸入温度84Tと吸入圧力84Pを判定に用
いるものである。本実施例によれば、圧縮機1の吸入状
態が過熱状態又は所定値以上の乾き度であることを検出
して吐出の過熱状態を検出することができる。
【0050】判定手段8の第7の実施例は、第6の実施
例の判定に、暖房運転時には室内熱交換器3の凝縮温度
83Tを、冷房運転時には室外熱交換器5の凝縮温度8
5Tを更に用いるものである。本実施例によれば、検出
精度をさらに高めることができる。
例の判定に、暖房運転時には室内熱交換器3の凝縮温度
83Tを、冷房運転時には室外熱交換器5の凝縮温度8
5Tを更に用いるものである。本実施例によれば、検出
精度をさらに高めることができる。
【0051】判定手段8の第8の実施例は、暖房運転時
には室内熱交換器3の凝縮温度83Tと室外熱交換器5
の蒸発温度85Tを、冷房運転時には室内熱交換器3の
蒸発温度83Tと室外熱交換器5の凝縮温度85Tを判
定に用いるものである。本実施例によれば、圧力検出を
せずに温度検出だけで判定できるため、従来より一般に
広く用いられている検出手段で簡便に判定を行うことが
できる。なお、本実施例は、圧縮機1の回転数が一定で
かつ絞り装置4の絞り量が固定のものにおいて特に有効
であるが、圧縮機1の回転数が可変で、または絞り装置
4の絞り量が可変のものにおいても、判定時にはあらか
じめ設定した回転数や絞り量に固定することによって確
実に判定を行うことができる。
には室内熱交換器3の凝縮温度83Tと室外熱交換器5
の蒸発温度85Tを、冷房運転時には室内熱交換器3の
蒸発温度83Tと室外熱交換器5の凝縮温度85Tを判
定に用いるものである。本実施例によれば、圧力検出を
せずに温度検出だけで判定できるため、従来より一般に
広く用いられている検出手段で簡便に判定を行うことが
できる。なお、本実施例は、圧縮機1の回転数が一定で
かつ絞り装置4の絞り量が固定のものにおいて特に有効
であるが、圧縮機1の回転数が可変で、または絞り装置
4の絞り量が可変のものにおいても、判定時にはあらか
じめ設定した回転数や絞り量に固定することによって確
実に判定を行うことができる。
【0052】判定手段8の第9の実施例は、第3から第
8の実施例の判定に、圧縮機1の運転周波数86Rを更
に用いるものである。本実施の形態によれば、周波数に
応じて蒸発温度からの圧力損失を考慮でき、より確実な
過熱状態を判定することができる。なお、本実施例は、
絞り装置4の絞り量が固定のものにおいて特に有効であ
るが、絞り装置4の絞り量が可変のものにおいても、判
定時にはあらかじめ設定した絞り量に固定することによ
って確実に判定を行うことができる。
8の実施例の判定に、圧縮機1の運転周波数86Rを更
に用いるものである。本実施の形態によれば、周波数に
応じて蒸発温度からの圧力損失を考慮でき、より確実な
過熱状態を判定することができる。なお、本実施例は、
絞り装置4の絞り量が固定のものにおいて特に有効であ
るが、絞り装置4の絞り量が可変のものにおいても、判
定時にはあらかじめ設定した絞り量に固定することによ
って確実に判定を行うことができる。
【0053】判定手段8の第10の実施例は、圧縮機1
として回転数可変の圧縮機を、絞り装置4として可変膨
張弁を用いる場合である。本実施例では、第8の実施例
と同様に、暖房運転時には室内熱交換器3の凝縮温度8
3Tと室外熱交換器5の蒸発温度85Tを、冷房運転時
には室内熱交換器3の蒸発温度83Tと室外熱交換器5
の凝縮温度85Tを判定に用いるとともに、圧縮機1の
運転周波数86Rと、絞り装置4の弁開度を判定に用い
るものである。本実施の形態によれば、周波数や弁開度
に応じて蒸発温度からの圧力損失を考慮でき、より確実
な過熱状態を判定することができる。なお本実施例にお
ける絞り装置4としては、容量可変式の電動膨張弁があ
る。
として回転数可変の圧縮機を、絞り装置4として可変膨
張弁を用いる場合である。本実施例では、第8の実施例
と同様に、暖房運転時には室内熱交換器3の凝縮温度8
3Tと室外熱交換器5の蒸発温度85Tを、冷房運転時
には室内熱交換器3の蒸発温度83Tと室外熱交換器5
の凝縮温度85Tを判定に用いるとともに、圧縮機1の
運転周波数86Rと、絞り装置4の弁開度を判定に用い
るものである。本実施の形態によれば、周波数や弁開度
に応じて蒸発温度からの圧力損失を考慮でき、より確実
な過熱状態を判定することができる。なお本実施例にお
ける絞り装置4としては、容量可変式の電動膨張弁があ
る。
【0054】過熱制御手段9の第1の実施例は、圧縮機
1の回転数を高速とするものである。図中の矢印aは、
圧縮機1へ出力する信号を示している。このとき圧縮機
1の回転速度は、あらかじめ設定し記憶させておく。な
お、設定回転数は必ずしも一つでなくてもよい。検出値
に応じた複数の設定値を有していてもよい。また、暖房
運転時に用いる回転数と冷房運転時に用いる回転数のよ
うにそれぞれの運転サイクルに応じて設定しておいても
よい。また、あらかじめ設定した回転数とせず、現在の
回転数よりも例えば一定量だけ速い回転数に変更するも
のであってもよい。高速の回転数に切り替えて運転する
時間は、判定手段8で過熱状態を判定するまでの時間と
することが最も好ましい。ただし、あらかじめ設定した
時間であってもよい。この場合にも、設定時間は必ずし
も一つでなくてもよい。例えば、暖房運転時に用いる設
定時間と冷房運転時に用いる設定時間のようにそれぞれ
の運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよい。本
実施例によれば、冷媒循環量が多くなるために、絞り量
が大きくなり、過熱状態とすることができる。
1の回転数を高速とするものである。図中の矢印aは、
圧縮機1へ出力する信号を示している。このとき圧縮機
1の回転速度は、あらかじめ設定し記憶させておく。な
お、設定回転数は必ずしも一つでなくてもよい。検出値
に応じた複数の設定値を有していてもよい。また、暖房
運転時に用いる回転数と冷房運転時に用いる回転数のよ
うにそれぞれの運転サイクルに応じて設定しておいても
よい。また、あらかじめ設定した回転数とせず、現在の
回転数よりも例えば一定量だけ速い回転数に変更するも
のであってもよい。高速の回転数に切り替えて運転する
時間は、判定手段8で過熱状態を判定するまでの時間と
することが最も好ましい。ただし、あらかじめ設定した
時間であってもよい。この場合にも、設定時間は必ずし
も一つでなくてもよい。例えば、暖房運転時に用いる設
定時間と冷房運転時に用いる設定時間のようにそれぞれ
の運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよい。本
実施例によれば、冷媒循環量が多くなるために、絞り量
が大きくなり、過熱状態とすることができる。
【0055】過熱制御手段9の第2の実施例は、暖房運
転時には室内熱交換器ファン6の回転数を、冷房運転時
には室外熱交換器ファン7の回転数を高速とするもので
ある。図中の矢印cは、室内熱交換器ファン6へ出力す
る信号を、図中の矢印dは、室外熱交換器ファン7へ出
力する信号を示している。このとき凝縮器ファンの回転
速度は、あらかじめ設定し記憶させておく。なお、設定
回転数は必ずしも一つでなくてもよい。検出値に応じた
複数の設定値を有していてもよい。また、暖房運転時に
用いる回転数と冷房運転時に用いる回転数のようにそれ
ぞれの運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよ
い。また、あらかじめ設定した回転数とせず、現在の回
転数よりも例えば一定量だけ速い回転数に変更するもの
であってもよい。高速の回転数に切り替えて運転する時
間は、判定手段8で過熱状態を判定するまでの時間とす
ることが最も好ましい。ただし、あらかじめ設定した時
間であってもよい。この場合にも、設定時間は必ずしも
一つでなくてもよい。例えば、暖房運転時に用いる設定
時間と冷房運転時に用いる設定時間のようにそれぞれの
運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよい。本実
施例によれば、凝縮能力が上がるために蒸発能力も上が
り、従って圧縮機吸入状態を過熱状態にすることができ
るため、高圧型圧縮機でも低圧型圧縮機でも過熱状態と
することができる。
転時には室内熱交換器ファン6の回転数を、冷房運転時
には室外熱交換器ファン7の回転数を高速とするもので
ある。図中の矢印cは、室内熱交換器ファン6へ出力す
る信号を、図中の矢印dは、室外熱交換器ファン7へ出
力する信号を示している。このとき凝縮器ファンの回転
速度は、あらかじめ設定し記憶させておく。なお、設定
回転数は必ずしも一つでなくてもよい。検出値に応じた
複数の設定値を有していてもよい。また、暖房運転時に
用いる回転数と冷房運転時に用いる回転数のようにそれ
ぞれの運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよ
い。また、あらかじめ設定した回転数とせず、現在の回
転数よりも例えば一定量だけ速い回転数に変更するもの
であってもよい。高速の回転数に切り替えて運転する時
間は、判定手段8で過熱状態を判定するまでの時間とす
ることが最も好ましい。ただし、あらかじめ設定した時
間であってもよい。この場合にも、設定時間は必ずしも
一つでなくてもよい。例えば、暖房運転時に用いる設定
時間と冷房運転時に用いる設定時間のようにそれぞれの
運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよい。本実
施例によれば、凝縮能力が上がるために蒸発能力も上が
り、従って圧縮機吸入状態を過熱状態にすることができ
るため、高圧型圧縮機でも低圧型圧縮機でも過熱状態と
することができる。
【0056】過熱制御手段9の第3の実施例は、暖房運
転時には室外熱交換器ファン7の回転数を、冷房運転時
には室内熱交換器ファン6の回転数を高速とするもので
ある。このとき蒸発器ファンの回転速度は、あらかじめ
設定し記憶させておく。なお、設定回転数は必ずしも一
つでなくてもよい。検出値に応じた複数の設定値を有し
ていてもよい。また、暖房運転時に用いる回転数と冷房
運転時に用いる回転数のようにそれぞれの運転サイクル
に応じて複数設定しておいてもよい。また、あらかじめ
設定した回転数とせず、現在の回転数よりも例えば一定
量だけ速い回転数に変更するものであってもよい。高速
の回転数に切り替えて運転する時間は、判定手段8で過
熱状態を判定するまでの時間とすることが最も好まし
い。ただし、あらかじめ設定した時間であってもよい。
この場合にも、設定時間は必ずしも一つでなくてもよ
い。例えば、暖房運転時に用いる設定時間と冷房運転時
に用いる設定時間のようにそれぞれの運転サイクルに応
じて複数設定しておいてもよい。本実施例によれば、蒸
発能力が上がるために吸入過熱度が大きくなり、吐出側
を過熱状態とすることができる。
転時には室外熱交換器ファン7の回転数を、冷房運転時
には室内熱交換器ファン6の回転数を高速とするもので
ある。このとき蒸発器ファンの回転速度は、あらかじめ
設定し記憶させておく。なお、設定回転数は必ずしも一
つでなくてもよい。検出値に応じた複数の設定値を有し
ていてもよい。また、暖房運転時に用いる回転数と冷房
運転時に用いる回転数のようにそれぞれの運転サイクル
に応じて複数設定しておいてもよい。また、あらかじめ
設定した回転数とせず、現在の回転数よりも例えば一定
量だけ速い回転数に変更するものであってもよい。高速
の回転数に切り替えて運転する時間は、判定手段8で過
熱状態を判定するまでの時間とすることが最も好まし
い。ただし、あらかじめ設定した時間であってもよい。
この場合にも、設定時間は必ずしも一つでなくてもよ
い。例えば、暖房運転時に用いる設定時間と冷房運転時
に用いる設定時間のようにそれぞれの運転サイクルに応
じて複数設定しておいてもよい。本実施例によれば、蒸
発能力が上がるために吸入過熱度が大きくなり、吐出側
を過熱状態とすることができる。
【0057】過熱制御手段9の第4の実施例は、絞り装
置4の開度を小さくするものである。図中の矢印dは、
絞り装置4へ出力する信号を示している。この絞り装置
4の開度は、あらかじめ設定し記憶させておく。なお、
設定値は必ずしも一つでなくてもよい。検出値に応じた
複数の設定値を有していてもよい。また、暖房運転時に
用いる開度と冷房運転時に用いる開度のようにそれぞれ
の運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよい。ま
た、あらかじめ設定した開度とせず、現在の開度よりも
例えば一定量だけ小さい開度に絞るものであってもよ
い。開度を小さく切り替えて運転する時間は、判定手段
8で過熱状態を判定するまでの時間とすることが最も好
ましい。ただし、あらかじめ設定した時間であってもよ
い。この場合にも、設定時間は必ずしも一つでなくても
よい。例えば、暖房運転時に用いる設定時間と冷房運転
時に用いる設定時間のようにそれぞれの運転サイクルに
応じて複数設定しておいてもよい。本実施例によれば、
蒸発能力が上がるために吸入過熱度が大きくなり、吐出
側を過熱状態とすることができる。なお本実施例におい
ては、絞り装置4の開度について説明したが、絞り装置
4としてキャピラリチューブのような絞り度が一定の絞
り装置を用いる場合には、図に示すように、液側配管中
に制御弁94を設け、この制御弁94の弁開度を小さく
するように制御するものであってもよい。図中の矢印e
は、制御弁94へ出力する信号を示している。
置4の開度を小さくするものである。図中の矢印dは、
絞り装置4へ出力する信号を示している。この絞り装置
4の開度は、あらかじめ設定し記憶させておく。なお、
設定値は必ずしも一つでなくてもよい。検出値に応じた
複数の設定値を有していてもよい。また、暖房運転時に
用いる開度と冷房運転時に用いる開度のようにそれぞれ
の運転サイクルに応じて複数設定しておいてもよい。ま
た、あらかじめ設定した開度とせず、現在の開度よりも
例えば一定量だけ小さい開度に絞るものであってもよ
い。開度を小さく切り替えて運転する時間は、判定手段
8で過熱状態を判定するまでの時間とすることが最も好
ましい。ただし、あらかじめ設定した時間であってもよ
い。この場合にも、設定時間は必ずしも一つでなくても
よい。例えば、暖房運転時に用いる設定時間と冷房運転
時に用いる設定時間のようにそれぞれの運転サイクルに
応じて複数設定しておいてもよい。本実施例によれば、
蒸発能力が上がるために吸入過熱度が大きくなり、吐出
側を過熱状態とすることができる。なお本実施例におい
ては、絞り装置4の開度について説明したが、絞り装置
4としてキャピラリチューブのような絞り度が一定の絞
り装置を用いる場合には、図に示すように、液側配管中
に制御弁94を設け、この制御弁94の弁開度を小さく
するように制御するものであってもよい。図中の矢印e
は、制御弁94へ出力する信号を示している。
【0058】過熱制御手段9の第5の実施例は、圧縮機
1を冷却する圧縮機冷却装置95を停止させるものであ
る。図中の矢印fは、圧縮機冷却装置95へ出力する信
号を示している。本実施例によれば、圧縮機1の温度を
高めることができるので、吐出温度を上昇させ、過熱状
態とすることができる。なおこのような圧縮機冷却装置
95は、通常冷凍機や大型の圧縮機に用いられる。過熱
制御手段9の第6の実施例は、圧縮機1を加熱するヒー
タ96を動作させるものである。図中の矢印gは、ヒー
タ96へ出力する信号を示している。本実施例によれ
ば、圧縮機の温度を高めることができるので、吐出温度
を上昇させ、過熱状態とすることができる。過熱制御手
段9の第7の実施例は、冷房、暖房いずれの運転時にも
室外熱交換器ファン7により過熱制御を行うものであ
る。本実施例によれば、暖房運転時にも冷房運転時にも
常に室外熱交換器ファン7によって過熱制御運転を行う
ため、使用者に不快感を与えたり、誤動作であると判断
されたりすることをなくすことができる。以上のように
過熱制御手段9は、圧縮機1の停止前に過熱状態となる
制御を行うものであるので、運転停止時に過熱状態でな
い場合にも過熱状態としてから圧縮機を停止するため、
圧縮機内の冷媒量をさらに減らすことができる。
1を冷却する圧縮機冷却装置95を停止させるものであ
る。図中の矢印fは、圧縮機冷却装置95へ出力する信
号を示している。本実施例によれば、圧縮機1の温度を
高めることができるので、吐出温度を上昇させ、過熱状
態とすることができる。なおこのような圧縮機冷却装置
95は、通常冷凍機や大型の圧縮機に用いられる。過熱
制御手段9の第6の実施例は、圧縮機1を加熱するヒー
タ96を動作させるものである。図中の矢印gは、ヒー
タ96へ出力する信号を示している。本実施例によれ
ば、圧縮機の温度を高めることができるので、吐出温度
を上昇させ、過熱状態とすることができる。過熱制御手
段9の第7の実施例は、冷房、暖房いずれの運転時にも
室外熱交換器ファン7により過熱制御を行うものであ
る。本実施例によれば、暖房運転時にも冷房運転時にも
常に室外熱交換器ファン7によって過熱制御運転を行う
ため、使用者に不快感を与えたり、誤動作であると判断
されたりすることをなくすことができる。以上のように
過熱制御手段9は、圧縮機1の停止前に過熱状態となる
制御を行うものであるので、運転停止時に過熱状態でな
い場合にも過熱状態としてから圧縮機を停止するため、
圧縮機内の冷媒量をさらに減らすことができる。
【0059】図9は、圧縮機を停止するときのフローの
一実施例である。まず使用者などのリモコン操作によ
り、空調装置に対して運転停止指令が出される(ステッ
プ1)。このような運転停止指令を受けると、ステップ
2に示すように判定手段によって過熱状態を検出する。
ここで、判定手段により過熱状態でないと判断される
と、ステップ4で過熱制御動作を表示するとともに、ス
テップ5で過熱制御を行う。そして、ステップ3にて過
熱状態と判断された場合、又はステップ5で過熱制御を
完了した場合には、ステップ6で弁機構を制御するとと
もに圧縮機1を停止する(ステップ7)。
一実施例である。まず使用者などのリモコン操作によ
り、空調装置に対して運転停止指令が出される(ステッ
プ1)。このような運転停止指令を受けると、ステップ
2に示すように判定手段によって過熱状態を検出する。
ここで、判定手段により過熱状態でないと判断される
と、ステップ4で過熱制御動作を表示するとともに、ス
テップ5で過熱制御を行う。そして、ステップ3にて過
熱状態と判断された場合、又はステップ5で過熱制御を
完了した場合には、ステップ6で弁機構を制御するとと
もに圧縮機1を停止する(ステップ7)。
【0060】
【発明の効果】本発明は、圧縮機から冷凍サイクル中に
吐出される潤滑油の量を減少させることにより、圧縮機
内での潤滑油不足の問題を解消して、冷媒と相互溶解性
の小さい潤滑油を用いることを実現し、冷凍サイクル中
に封入する冷媒量を少なくすることができる。特に本発
明は、圧縮機を停止させる時に圧縮機内に存在する冷媒
量を少なくすることによって、圧縮機起動時の発泡現象
を防止し、起動時に生じる潤滑油の吐出量を減少させる
ことができる。
吐出される潤滑油の量を減少させることにより、圧縮機
内での潤滑油不足の問題を解消して、冷媒と相互溶解性
の小さい潤滑油を用いることを実現し、冷凍サイクル中
に封入する冷媒量を少なくすることができる。特に本発
明は、圧縮機を停止させる時に圧縮機内に存在する冷媒
量を少なくすることによって、圧縮機起動時の発泡現象
を防止し、起動時に生じる潤滑油の吐出量を減少させる
ことができる。
【図1】本発明の弁機構の制御手段に関する第1の実施
例による冷凍サイクル図
例による冷凍サイクル図
【図2】本発明の弁機構の制御手段に関する第2の実施
例による冷凍サイクル図
例による冷凍サイクル図
【図3】本発明の弁機構の制御手段に関する第3の実施
例による冷凍サイクル図
例による冷凍サイクル図
【図4】本発明の弁機構の制御手段に関する第4の実施
例による冷凍サイクル図
例による冷凍サイクル図
【図5】本発明の弁機構の制御手段に関する第5の実施
例による暖房運転モードを示す冷凍サイクル図
例による暖房運転モードを示す冷凍サイクル図
【図6】同実施例による冷房運転モードを示す冷凍サイ
クル図
クル図
【図7】同実施例による運転停止モードを示す冷凍サイ
クル図
クル図
【図8】本発明の弁機構の制御手段に関する第6の実施
例による冷凍サイクル図
例による冷凍サイクル図
【図9】本発明の過熱状態を判定する判定手段、及び過
熱制御手段に関する実施例を示す冷凍サイクル図
熱制御手段に関する実施例を示す冷凍サイクル図
【図10】本発明の一実施例による動作フロー図
1 圧縮機 2 四方弁 3 室内熱交換器 4 絞り装置 5 室外熱交換器 6 室内熱交換器ファン 7 室外熱交換器ファン 8 判定手段 9 過熱制御手段 10 弁機構制御手段 11 開閉弁 12 開閉弁 20 弁機構制御手段 21 逆止弁 22 開閉弁 30 弁機構制御手段 31 逆止弁 32 開閉弁 40 弁機構制御手段 41 逆止弁 42 開閉弁 50 弁機構制御手段 60 弁機構制御手段 94 制御弁 95 圧縮機冷却装置 96 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根田 完爾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 沼本 浩直 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 成広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡邊 幸男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村松 繁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (37)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器をそ
れぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにおい
て、冷媒としてHC系冷媒を用い、前記圧縮機内の潤滑
油としてHC系冷媒と非相溶又は相互溶解性が小さい潤
滑油を用い、前記圧縮機から前記凝縮器までの配管に第
一の弁機構部を、前記蒸発器から前記圧縮機までの配管
に第二の弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに
前記第一及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を
設けたことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御
装置。 - 【請求項2】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、前
記四方弁から前記圧縮機の吸入口までの配管中に第二の
弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一
及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたこ
とを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項3】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷
媒の流れを阻止する逆止弁を、前記四方弁から前記圧縮
機の吸入口までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を
停止するときに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設
けたことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置。 - 【請求項4】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷
媒の流れを阻止する逆止弁を、前記室外熱交換器から前
記四方弁までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を停
止するときに前記四方弁を暖房運転モードの接続状態に
するとともに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設け
たことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置。 - 【請求項5】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷
媒の流れを阻止する逆止弁を、前記四方弁から前記室内
熱交換器までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を停
止するときに前記四方弁を冷房運転モードの接続状態に
するとともに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設け
たことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置。 - 【請求項6】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機の吐出
口から前記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷
媒の流れを阻止する逆止弁を設け、前記圧縮機を停止す
るときに前記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管を前
記室内熱交換器及び前記室外熱交換器のいずれの配管と
も連通しない接続状態にする弁機構制御手段を設けたこ
とを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項7】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り装
置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続し
た冷凍サイクルにおいて、冷媒としてHC系冷媒を用
い、前記圧縮機内の潤滑油としてHC系冷媒と非相溶又
は相互溶解性が小さい潤滑油を用い、前記圧縮機を停止
するときに前記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管及
び吐出側配管を、前記室内熱交換器及び前記室外熱交換
器のいずれの配管とも連通しない接続状態にする弁機構
制御手段を設けたことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑
油吐出制御装置。 - 【請求項8】 前記圧縮機内の冷媒状態を判定する判定
手段を設け、前記圧縮機の停止は、前記判定手段により
過熱状態であることを判定した後に行うことを特徴とす
る請求項1から請求項7のいずれかに記載の冷凍サイク
ルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項9】 前記判定手段は、前記圧縮機内の圧力と
温度を検出して行うことを特徴とする請求項8に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項10】 前記圧縮機として高圧型圧縮機を用
い、前記圧縮機の吐出圧力と吐出温度を前記判定手段に
用いることを特徴とする請求項8に記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項11】 前記圧縮機として高圧型圧縮機を用
い、前記凝縮器の凝縮温度と前記圧縮機の吐出温度を前
記判定手段に用いることを特徴とする請求項8に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項12】 前記圧縮機として低圧型圧縮機を用
い、前記圧縮機の吸入圧力と吸入温度を前記判定手段に
用いることを特徴とする請求項8に記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項13】 前記圧縮機として低圧型圧縮機を用
い、前記蒸発器の蒸発温度と前記圧縮機の吸入温度を前
記判定手段に用いることを特徴とする請求項8に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項14】 前記圧縮機として高圧型圧縮機を用
い、前記圧縮機の吸入温度と吸入圧力を前記判定手段に
用いることを特徴とする請求項8に記載の冷凍サイクル
の潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項15】 前記凝縮器の凝縮温度を前記判定手段
に用いることを特徴とする請求項14に記載の冷凍サイ
クルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項16】 前記蒸発器の蒸発温度と前記凝縮器の
凝縮温度を前記判定手段に用いることを特徴とする請求
項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項17】 前記圧縮機の運転周波数を前記判定手
段に用いることを特徴とする請求項11から請求項16
のいずれかに記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置。 - 【請求項18】 前記圧縮機として回転数可変の圧縮機
を、前記絞り装置として可変膨張弁を用い、前記蒸発器
の蒸発温度、前記凝縮器の凝縮温度、前記圧縮機の運転
周波数、及び前記絞り装置の弁開度を前記判定手段に用
いることを特徴とする請求項8に記載の冷凍サイクルの
潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項19】 前記判定手段により過熱状態でないと
判定した場合には、圧縮機を停止する前に、過熱状態と
なる制御を行う過熱制御手段を設けたことを特徴とする
請求項8に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項20】 前記過熱制御手段は、前記圧縮機の回
転数を高速とすることを特徴とする請求項19に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項21】 前記過熱制御手段は、前記凝縮器に設
けた凝縮器ファンの回転数を高速とすることを特徴とす
る請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置。 - 【請求項22】 前記過熱制御手段は、前記蒸発器に設
けた蒸発器ファンの回転数を高速とすることを特徴とす
る請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装
置。 - 【請求項23】 前記過熱制御手段は、前記絞り装置の
開度を小さくすることを特徴とする請求項19に記載の
冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項24】 前記冷凍サイクル中の液側配管に制御
弁を設け、前記過熱制御手段は、前記制御弁の開度を小
さくすることを特徴とする請求項19に記載の冷凍サイ
クルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項25】 前記過熱制御手段は、前記圧縮機を冷
却する圧縮機冷却装置を停止させることを特徴とする請
求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項26】 前記過熱制御手段は、前記圧縮機を加
熱するヒータを動作させることを特徴とする請求項19
に記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項27】 前記過熱制御手段の動作状態を示す表
示手段を設けたことを特徴とする請求項19に記載の冷
凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項28】 前記過熱制御手段は、暖房運転時には
蒸発器に設けた蒸発器ファンの回転数を、冷房運転時に
は凝縮器に設けた凝縮器ファンの回転数を高速とするこ
とを特徴とする請求項19に記載の冷凍サイクルの潤滑
油吐出制御装置。 - 【請求項29】 前記HC系冷媒としてプロパン又はイ
ソブタンを用い、前記潤滑油としてカーボネート化合物
を用いたことを特徴とする請求項1から請求項28のい
ずれかに記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項30】 前記潤滑油は、構造的に炭酸エステル
結合を構成する炭素数がカーボネート化合物を構成する
全炭素数の10原子%以上占めることを特徴とする請求
項29記載の冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項31】 前記HC系冷媒と前記潤滑油との相互
溶解性は5wt%以下であることを特徴とする請求項1
から請求項30のいずれかに記載の冷凍サイクルの潤滑
油吐出制御装置。 - 【請求項32】 圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器を
それぞれ配管を介して環状に接続した冷凍サイクルにお
いて、前記圧縮機から前記凝縮器までの配管に第一の弁
機構部を、前記蒸発器から前記圧縮機までの配管に第二
の弁機構部を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第
一及び第二の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けた
ことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項33】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り
装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続
した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐出口から前
記四方弁までの配管中に第一の弁機構部を、前記四方弁
から前記圧縮機の吸入口までの配管中に第二の弁機構部
を設け、前記圧縮機を停止するときに前記第一及び第二
の弁機構部を閉じる弁機構制御手段を設けたことを特徴
とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項34】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り
装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続
した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐出口から前
記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れ
を阻止する逆止弁を、前記室外熱交換器から前記四方弁
までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を停止すると
きに前記四方弁を暖房運転モードの接続状態にするとと
もに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設けたことを
特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項35】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り
装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続
した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐出口から前
記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れ
を阻止する逆止弁を、前記四方弁から前記室内熱交換器
までの配管中に開閉弁を設け、前記圧縮機を停止すると
きに前記四方弁を冷房運転モードの接続状態にするとと
もに前記開閉弁を閉じる弁機構制御手段を設けたことを
特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項36】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り
装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続
した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機の吐出口から前
記四方弁までの配管中に前記圧縮機方向への冷媒の流れ
を阻止する逆止弁を設け、前記圧縮機を停止するときに
前記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管を前記室内熱
交換器及び前記室外熱交換器のいずれの配管とも連通し
ない接続状態にする弁機構制御手段を設けたことを特徴
とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置。 - 【請求項37】 圧縮機、四方弁、室内熱交換器、絞り
装置、室外熱交換器をそれぞれ配管を介して環状に接続
した冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機を停止するとき
に前記四方弁により前記圧縮機の吸入側配管及び吐出側
配管を、前記室内熱交換器及び前記室外熱交換器のいず
れの配管とも連通しない接続状態にする弁機構制御手段
を設けたことを特徴とする冷凍サイクルの潤滑油吐出制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112764A JPH11294904A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112764A JPH11294904A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294904A true JPH11294904A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14594942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10112764A Withdrawn JPH11294904A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 冷凍サイクルの潤滑油吐出制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294904A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001056156A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| JP2002089989A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| EP1469263A1 (de) * | 2003-04-17 | 2004-10-20 | HFG HVAC Faiveley GmbH & Co.KG | Verfahren zur Verringerung der Kältemitteldiffusion in Verdichtern bei transportablen Kälte- und Klimaanlagen |
| WO2006087006A1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-08-24 | Carrier Corporation | Refrigeration circuit |
| US20130025304A1 (en) * | 2011-07-27 | 2013-01-31 | Dorman Dennis R | Loading and unloading of compressors in a cooling system |
| WO2025182462A1 (ja) * | 2024-02-28 | 2025-09-04 | ダイキン工業株式会社 | 四路切換弁と遮断弁を有する冷凍装置 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10112764A patent/JPH11294904A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001056156A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
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| CN103827605A (zh) * | 2011-07-27 | 2014-05-28 | 特灵国际有限公司 | 压缩机在冷却系统中的加载和卸载 |
| WO2025182462A1 (ja) * | 2024-02-28 | 2025-09-04 | ダイキン工業株式会社 | 四路切換弁と遮断弁を有する冷凍装置 |
| JP2025131415A (ja) * | 2024-02-28 | 2025-09-09 | ダイキン工業株式会社 | 四路切換弁と遮断弁を有する冷凍装置 |
| EP4632293A4 (en) * | 2024-02-28 | 2026-04-15 | Daikin Ind Ltd | REFRIGERATION DEVICE FEATURING A FOUR-WAY SWITCHING VALVE AND A SHUT-OFF VALVE |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |