JPH11295037A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
易な構成でレジストマークの位置検出の精度を向上す
る。 【解決手段】 レジストマークの位置を光電センサで検
出して、レジスト補正する画像形成装置において、レジ
ストマークの検出ライン方向の線幅を、光電センサの検
出ライン方向における検出幅のほぼ3倍以下とする。こ
れにより、当該検出信号の波形をその最低値からピーク
値に至るまでなだらかに変化するピーク波形状にするこ
とができ、その重心位置を容易に求めることができる。
Description
リンタなどの画像形成装置に関し、特に画像の位置ずれ
を補正する技術の改良に関する。
的に形成する画像をシアン(C)、マゼンダ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(Bk)の各色に分解し、各色
ごとにトナー画像を形成した後に、これらを多重転写す
ることによりカラー画像を形成している。従って、各色
で形成された画像間で書き込み位置のずれが生じると色
ずれとなり画像品位が極端に悪くなってしまう。
を転写ベルト上を搬送される転写材の搬送方向に並列に
設け、各色の画像形成タイミングをずらしながら転写材
上に各色の画像を多重転写してカラー画像を得る、いわ
ゆるタンデム型の画像形成装置では色ずれが生じやす
く、これをいかに低減させるかが最大の課題である。従
来よりタンデム型の画像形成装置においては色ずれを防
止するために、各作像ユニットにより所定形状をしたレ
ジストマークを転写ベルト上の所定位置に形成し、これ
を光学センサで検知して位置ずれ量を算出して画像形成
位置を補正するレジスト補正が行われている。
を防いで画像の品質を維持するためにはレジストマーク
の位置検出のレベルは数μm〜十数μm以下の非常に高
精度なものが要求される。そのため、従来よりレジスト
マークの位置検出方法としては、CCDやフォトダイオ
ードを受光部とする光学センサが用いられている。ま
た、レジストマークの位置確定方法としては、レジスト
マークを構成する線分が、センサ位置を通過した時の波
形(サンプリング波形)において、その先端および後端
の両エッジから当該波形の中心を求める方法や、最大値
を有する点を波形ピーク位置とする方法、およびサンプ
リング結果から波形の重心を求める方法などがある。
法によれば、レジストマークのサンプリング間隔が短い
ほど忠実にレジストマークを検出でき、その検出精度も
増すはずであるが、この場合には信号を高速で切り替え
る必要があるため、処理能力の高いCPUを使用する必
要があり、コストアップにつながると共に、当該信号の
高速切換により高周波ノイズが生じて、これがレジスト
マークの検出信号に悪影響を及ぼして誤差を生じせしめ
るという却って不都合な結果を招いていた。
ストマークの正しい位置を求めることが困難になること
は言うまでもなく、正確なレジスト補正の実行は不可能
となる。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あって、サンプリング間隔を短くすることなしに、簡易
な方法でレジストマークの位置検出の精度を向上して、
高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
に、本発明は、画像書込み手段を用いて像担持体上に形
成した画像を転写して画像を形成する画像形成装置であ
って、前記画像書込み手段を制御して所定の転写対象に
レジストマークを形成させる制御手段と、前記レジスト
マークを光電センサを用いて検出する検出手段と、前記
検出手段の検出信号に基づき当該レジストマークの位置
情報を得る位置情報取得手段と、前記レジストマークの
位置情報に基づいて当該レジストマークの位置ずれ量を
求め、前記画像書込み手段の画像書込み位置を補正する
補正手段とを備え、前記検出手段によるレジストマーク
の検出信号の波形が、その最低値からピーク値に至るま
でなだらかに変化するピーク波形状となるように、当該
検出方向における光電センサの検出幅とレジストマーク
の線幅との関係を設定し、あるいは、当該検出方向にお
ける前記レジストマークの濃度を変化させたことを特徴
とする。
のピーク値の1/2および1/e2の出力値となる位置
での波形幅をそれぞれw1、w2としたときに、w1/
w2の値が0.8以下となるように設定されていること
を特徴とする。さらに、また、本発明は、前記レジスト
マークの検出方向における線幅が、前記光電センサの検
出方向における検出幅のほぼ3倍以下となっていること
を特徴とする。
ークが、その検出方向におけるエッジ部の濃度がその中
央部の濃度より低くなるように形成されることを特徴と
する。さらに、また、本発明は、前記位置情報取得手段
が、レジストマークの検出信号の波形の重心の位置を求
めてこの重心位置を当該レジストマークの位置情報とす
るように構成され、一定のサンプリング間隔で前記検出
手段の検出信号をサンプリングするサンプリング手段
と、前記サンプリング点間の信号値を補間する補間手段
とを備え、少なくとも当該検出信号の波形の中心付近に
おいて、サンプリング点間を前記補間手段により補間し
ながら重心位置を求めるようにしたことを特徴とする。
が、前記画像書き込み手段を制御して、まず、テスト用
パターンを所定の転写対象上に形成させると共に、当該
テスト用パターンを前記検出手段により検出した結果に
基づきMTF補正条件を決定するMTF補正条件決定手
段と、前記決定されたMTF補正条件に基づき、レジス
トマーク用の印字データにMTF補正を加えるMTF補
正手段とを備え、当該MTF補正後の印字データに基づ
き、画像書き込み手段を制御して前記レジストマークを
形成させるようにしたことを特徴とする。
て図を参照しながら説明する。 <実施の形態1> (1)複写機の構成 図1に、本実施の形態に係るデジタルカラー複写機(以
下、単に「複写機」という)の概略断面図を示す。この
複写機は転写ベルトに沿って配置された複数の画像形成
ユニットにより転写された画像を多重転写することによ
りカラー画像を形成するタンデム型の複写機である。
読み取るイメージリーダ部100と、このイメージリー
ダ部100で読み取った画像を転写材上に再現するプリ
ンタ部200とからなる。これらの各部は制御部300
により制御される。イメージリーダ部100は、プラテ
ンガラス上の原稿をCCDカラーイメージセンサにより
読み取ってR、G、Bの多値電気信号を得る公知のもの
である。この得られた電気信号は、制御部300におい
てさらにイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン
(C)、ブラック(Bk)の8ビット階調データに変換
された後再現性を向上させるために色補正等の処理が施
される。
ット35、作像系36、搬送系37より構成される。制
御部300から出力される信号に基づきプリンタヘッド
ユニット35内の各色ごとのレーザーダイオード(不図
示)が駆動されてレーザ光が出射され、作像系36内の
回転駆動される感光体1C〜1Bk上を露光走査する。
帯電チャージャー2C〜2Bkにより一様に帯電されて
おり、この露光により静電潜像が形成される。各静電潜
像は、現像器4C〜4Bkによりそれぞれシアン、マゼ
ンダ、イエロー、ブラックの各色トナーの供給を受けて
現像され、現像されたトナー像は、転写ブラシ5C〜5
Bkからの転写電界を受けて、転写ベルト10により搬
送される転写材に順次重ね合わせるようにして転写され
ていく。
ト10から分離され、定着器19により定着される。そ
の後、転写材は、排紙トレイ20上に排出される。な
お、ここでは転写ベルト10は、ポリエチレンテレフタ
レート等の透明の材質のものを用いている。また、転写
ベルト10の搬送方向最下流の位置には、光学センサユ
ニット25が設けられており、この光学センサユニット
25の検出値を用いてレジスト補正が行われる。光学セ
ンサユニット25には透過型の光学センサが使用され、
発光部にはLEDが、受光部にはフォトダイオードが用
いられている。転写ベルト10が不透明のものである場
合は光学センサとして反射型のものを用いてもよい。な
お、この光学センサユニット25を用いて行われるレジ
スト補正については後述する。
構成を説明する。同図に示すように、制御部300は、
画像処理制御部310と、パターン生成制御部320
と、印字データ制御部330と、本体制御部340と、
レジスト検出制御部350とからなり、各制御部310
〜350は、CPUを中心にして制御プログラムや各種
の初期データを格納するROM、および制御変数を一時
的に格納するRAMなどが接続されて構成される。
正部311や画像メモリ部312や、レジスト補正部3
13を内部に備える。イメージリーダ部100で原稿を
読み取って得られたR、G、Bの画像データは、画像処
理部310に入力され、A/D変換やシェーディング補
正を経た後再現色であるシアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックの濃度データに変換される。これらの濃度デー
タは、さらにMTF補正部311においてエッジ強調処
理や平滑化処理などの画質改善のための公知のデータ処
理を施された後、画像メモリ部312に各再現色毎に格
納される。
部310から出力される印字データに基づき、プリンタ
ヘッド制御部(PHC)331を介してプリンタヘッド
ユニット35を駆動制御し、レーザビームを発光させて
各感光体ドラム上を露光走査させる。一方、パターン生
成制御部320は、レジスト補正時においてレジストマ
ークの印字データを生成し、これを所定のタイミングで
印字データ制御部330に送り出し、上記印字データ制
御部330、プリンタヘッド制御部331などにより各
色のレジストマークを転写ベルト10上に形成させる。
ユニット25のON・OFF動作を制御すると共に、当
該光学センサユニット25からのレジストマークの検出
信号を一定時間ごとにサンプリングしてA/D変換する
と共に、このサンプリング値をRAM351に一旦格納
し、そのサンプリングされた信号によって形成される波
形の重心位置を求め、これを当該レジストマークの位置
情報として画像処理部310に送信する。
は、上記レジストマークの位置情報に基づき各色のレジ
ストマークの相対的な位置ずれ量を算出し、画像メモリ
部に格納された各色の画像データのアドレスを当該位置
ずれ量に対応する分だけ変更する。このアドレスが変更
された画像データに基づき印字データ制御部330、プ
リンタヘッド制御部331などを介して色ずれのないカ
ラー画像を形成する。
タ制御部330のほか、イメージリーダ部100、プリ
ンタヘッドユニット35、搬送系37などをタイミング
を取りながら統一的に制御して円滑な画像形成動作を実
行させる。次に、上記レジストマークの具体的な形状
と、このレジストマークの位置検出の動作について説明
する。
340からレジスト補正をするように指示を受けると、
内部のROMから当該レジストマークの印字データを読
み出して印字データ制御部330に送る。印字データ制
御部330は、この印字データに基づき、プリンタヘッ
ド制御部331、プリンタヘッドユニット35および作
像系36と協同して各色のレジストマークを所定のタイ
ミングで転写ベルト10上に形成する。
ジストマークの一例を示す図である。各色のレジストマ
ーク50Bk〜50Cは、それぞれ同一のV字形状をし
ており、搬送方向と直交するCD線およびこのCD線と
45°の角度をなす斜め線とより構成される。これらの
レジストマークは各感光体1C〜1Bkに対する画像書
き込み位置および転写位置が正しく設定されている場
合、すなわち色ずれが発生しない状態では、搬送方向と
直交する方向(主走査方向)においてパターンの中心位
置が光学センサユニット25の検出位置(図の破線上)
と同一で、かつ、搬送方向と平行な方向(副走査方向)
において相互に距離Dをもって転写ベルト10上に形成
されるようになっている。なお、レジストマークはここ
に示すものに限られず種々の形状のものを用いることが
できる。
0の移動に伴って順次光学センサユニット25により所
定のサンプリング間隔で検出され、レジスト検出制御部
350は当該サンプリング信号をRAM351に格納
し、その当該サンプリング値により形成される波形(以
下、「サンプリング波形」という。)の重心位置を求め
る。
(a)に示すようにほぼ台形状に形成される場合ついて
考えて見る。同図の実線部は、連続して検出したときに
得られる信号の波形であり、P1〜P8は、実際のサン
プリング点である。このような台形形状の波形は、図6
の奥側に示すように光学センサユニット25の検出方向
における検出幅SW1(この検出幅は、検出光が平行光
線の場合には、光電センサにおけるセンサ開口部(アパ
ーチャ)の幅と等しくなる。)が、レジストマークの線
幅LWに対して比較的小さい場合に生じる。
求めるためには、サンプリング点間の補間データを求
め、当該サンプリング波形の両側から順次積分してい
き、双方の面積が等しくなったときにそのときの境界の
位置を重心位置とするのが通常であるが、図4(a)で
は、特にサンプリング点P2とP3の間およびP6とP
7の間で、信号出力が急激に変化し、しかもその増加率
が場所によって大きく異なるので、この間のデータを正
確に補間することは事実上困難であり、実線で示す信号
波形と大きく異なる結果となる。その結果、波形の重心
位置も実際の位置からずれて求められ、正確な重心位置
を求めることはできない。
されるかは、各レジストマークが形成された部分の光学
センサユニット25の検出領域への突入のタイミングで
異なるので、算出された各レジストマークの重心位置が
それぞれ異なってしまい、このような誤差のある重心位
置を基準として、各色の相対的位置ずれ量を正確に求め
ることは不可能となる。
を小さくして、サンプリング波形をできるだけ実線で示
す実際の波形に近付けることにより解決できるはずであ
るが、上述した通り、サンプリングの高速化に伴う高周
波ノイズの発生による検出誤差や、高価なCPU採用に
よるコストアップを招くことになるので、この方法には
問題がある。
ニット25による検出方向(すなわち、転写ベルト10
のフィード方向)における、レジストマークの線幅と光
学センサユニット25の検出幅(センサ開口幅)との関
係を一定の条件となるように設定することにより、サン
プリング点間の補間が容易な検出波形を得るようにして
いる。
を示すものである。同図に示すように、当該波形は、最
低値からピーク値までなだらかに立ち上がる左右対称の
波形(以下、このような形状を「ピーク波形状」とい
う。)をしている。図の点Q1〜Q10は、サンプリン
グ点の例であり、図4(a)と同じサンプリング間隔で
サンプリングされている。
であれば、サンプリング点間に大きく変化するところが
ないので、サンプリング点間の形状を容易に推測するこ
とができ正確に補間できる。このような検出波形は、図
6の下側に示すように光学センサユニット25の検出幅
SW2をレジストマークの線幅LWに対して比較的大き
くすることにより得ることができる。
似している場合には、補間データの推測がなおさら容易
になる。図4(b)のピーク波形は、公知のガウス波形
に近似しており、このようなガウス波形は、ピーク値V
pの半値V1におけるレベルでの波形幅w1が、ピーク
値Vpの1/e2倍の値V2における波形幅w2との比
w1/w2が、約0.6となることで特徴付けられる。
ように上記検出幅SW2とレジストマークの線幅LWの
関係を設定すればよい。このようなことは、光学センサ
ユニット25の検出幅やレジストマークの線幅を変更す
ることにより容易に実行できる。さらに、上記検出信号
の波形は、上記w1/w2が約0.7のときにSIN波
形に近似し、このような波形は、レジストマークの線幅
LWと検出幅SW2との比が、ほぼ1:2のときに得ら
れることが実験により判明した。
やSIN波形と近似する場合には、サンプリング点間の
補間データの推測が極めて容易であり、当該既知の曲線
の変化率のデータもしくは曲線の関係式そのものをレジ
スト検出制御部350内のデータROM内に格納してお
き、隣接する2点のサンプリング点のデータ値と、上記
変化率もしくは関係式から正確な補間データを得ること
ができる。これによりサンプリング間隔を短くすること
なく、サンプリング波形の重心位置を正確に求めること
が可能となる。
図4(a)の波形に近付くが、通常複写機で使用されて
いるCPU(10MHz程度)を使用した場合の重心位
置の検出誤差が許容できる限界は、実験によれば、サン
プリング波形が図5に示されるようにw1/w2比が約
0.8となるときであった。この波形は、検出方向にお
けるレジストマークの線幅と光学センサユニット25の
検出幅の比がほぼ3:1のときに得られた。
ルト10の搬送速度(システムスピード)150mm/
秒、線幅2mm、サンプリング間隔0.4msecであ
った。レジスト検出制御部350は、このようにして求
めらた各色のレジストマークのCD線、斜め線の重心位
置に関するデータをレジスト補正部313に送る。
ける制御動作について説明する。図7は、当該レジスト
補正動作を示すフローチャートである。このレジスト補
正は、必要に応じて実行されるようにプログラムされて
おり、特に複写機の電源を入れたときや、所定枚数コピ
ーした後などに実行される。
より光学センサユニット25のスイッチがオン状態にさ
れる(S10)。次に、センサ出力を校正するための前
処理が行われる(S20)。図8は当該前処理の動作を
示すフローチャートである。まず、光学センサユニット
25の光源(LED)を消灯させ(S201)、このと
きの出力値を0レベル時の値とする校正を行う(S20
2)。次に、光源を所定の光量で発光させ(S20
3)、この発光により透明な転写ベルト10を介して光
学センサユニット25の受光部を照射して得られる出力
値を下地レベルとして読み込み(S204)、この値を
検出最大レベルとする校正を行い(S205)、これら
の0レベル、最大レベルの校正値がRAM351に格納
され、以後の光学センサユニット25の検出値は当該値
により校正される。
マーク(以下、これらの各色のレジストマークをまとめ
て、単に「パターン」という。)を転写ベルト10上に
形成するパターン作成処理が行われる(S30)。図9
は、当該パターン作成処理を示すフローチャートであ
る。このパターン作成処理では、まず、プロセス条件、
すなわち、グリッド電圧値やバイアス電圧値等が本体制
御部340にセットされる(S301)。これらのプロ
セス条件は、各色ごとに画像濃度が適正な値になるよう
に予め求められ内部のROM内に格納されている。
Mに記憶されている各色のレジストマークの印字データ
を読み出して、書き込むべき画像データとして内部のラ
インメモリにセットし(S302)、画像形成部の各部
の動作を開始する(S303)。すなわち、本体制御部
340の制御により感光体1C〜1Bk、転写ベルト1
0を回転駆動させたり、現像器4C〜4Bkの運転を開
始させるなど作像系36および搬送系37の動作を開始
させる。
データに基づきプリンタヘッドユニット35により各感
光体ドラム1C〜1Bkを所定タイミングで露光して各
感光体ドラム上にレジストマークの静電潜像を書き込
み、これらを現像器4C〜4Bkにより現像した後に転
写ベルト10上に転写する(S305)。以上のパター
ン作成処理が終了すると、パターンプロフィール検出処
理へ移行する(S40)。このステップでは、光学セン
サユニット25の検出信号に補正を加えて、各レジスト
マークのサンプリング波形(パターンプロフィール)を
検出する処理を実行する。図10に当該パターンプロフ
ィール検出処理を表すフローチャートを示す。この処理
では、まず、一定サンプリング間隔ごとに光学センサユ
ニット25により転写ベルト10表面の濃度を検出し、
これをデジタル値へ変換する(S401)。
〜50Bkは、光学センサユニット25の検出位置と主
走査方向において重なるように形成されているので、レ
ジストマーク50C〜50BkのCD線および斜め線が
光学センサユニット25の直下を横切るごとに濃度が変
化し、これらのCD線および斜め線の位置が検出される
ことになる。
0は、光学センサの発光部を形成するLEDの電流値を
各色のレジストマークに対応して予め設定された値に変
化させていく(光量補正)。この電流値の変化のタイミ
ングは、レジストマークの転写タイミングと転写ベルト
10の速度から得られる各色のレジストマークが光学セ
ンサユニット25の検出位置に至る時間により切り換え
るように設定される。もっとも、CD線および斜め線を
検出したときに生じる出力値の変化に対応して検出値が
2回所定レベルを越えるごとに色の変化が起こるものと
してLEDの発光光量を変えるようにしてもよい。
を所定の出力増幅率により増幅して、さらに検出値に補
正をかける(増幅率補正、S402)。このようにレジ
ストマークの色に応じて光量や増幅率を変更している
は、各色ごとのレジストマークに対する光学センサユニ
ット25の出力値をほぼ等しくなるようにするためであ
る。このため、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
の各トナー濃度が一定でも、その色ごとに透過率に違い
があるため、予め光学センサユニット25のレジストマ
ークの検出値の大きさが等しくなるように各色ごとに当
該LEDへの電流値や出力増幅率を求めておいて、その
値をレジスト検出制御部350内のROM内にテーブル
として格納されている。
号の出力値を揃えることにより、検出波形も理想的な値
に揃えることができるので、各色とも共通の補間係数も
しくは補間関数を用いて、サンプリング点間の補間作業
を実行でき重心位置の算出を確実かつ迅速に行えること
ができるという効果がある。最後に、検出値に対してロ
ーパスフィルターなどにより高周波成分のノイズ除去が
行われ、その結果がRAM351に記録され、図4
(b)に示すようなサンプリング波形のデータ(パター
ンプロフィール)が生成される。
サンプリングが終了すると、このサンプリング結果から
各レジストマークのCD線と斜め線の位置情報として、
該当するサンプリング波形の重心位置を求める(S5
0)。この重心位置は、上述したように、まず、一定レ
ベル値以上のサンプリング点間の補間点の値を算出し
て、各サンプリング点および補間点を結ぶ波形に囲まれ
る部分について両側から積分していき、丁度面積が等し
くなる境界を重心位置とすることにより求められる。こ
こでは、ステップ20において述べたように各色につい
て光学センサユニット25の出力値の波形が適切な値と
なっており、しかも、図4(b)に示すような理想的な
ピーク波形状が得られるように光学センサユニット25
の検出幅とレジストマークの線幅を設定しているので、
各色ともに重心位置を求めるための適切なサンプリング
波形が得られて正確に重心位置を求めることが可能とな
る。
位置(重心位置)が定まると、次に、各CD線と斜め線
間および隣接するCD線間の検出時間間隔に転写ベルト
10の搬送速度を乗じることによって各レジストマーク
の検出位置におけるCD線と斜め線の距離および隣接す
るレジストマークのCD線間の距離を算出する(S6
0)。
ーク50Bkの主走査方向における検出位置を主走査位
置として確定する(S70)。具体的には、レジストマ
ーク50BkにおけるCD線と斜め線間の距離が主走査
位置として定まる。この点について図11を用いて詳説
する。図11は、実際に転写ベルト10上に形成された
ブラックのレジストマーク50Bkとイエローのレジス
トマーク50Yの近傍を拡大した図である。図において
レジストマーク50Bkと50Yとの相対的な主走査方
向のずれ量は、光学センサユニット25の検出ライン
(図の破線部分)を基準にして、レジストマーク50B
kの当該検出位置からCD線と斜め線との交わりまでの
距離a* と、レジストマーク50Bkの当該検出位置か
らCD線と斜め線との交わりまでの距離b* との差a*
−b*で表せる。一方、斜め線はCD線に対して45°
の角度で形成されているので、a*、b*はそれぞれ各レ
ジストマーク50Bk、50Yの検出レイン上のCD線
と斜め線との間隔a、bと等しく、レジストマーク50
Bkと50Yとの主走査方向のずれ量a*−b*はa−b
に等しい。すなわち、各色のレジストマークの主走査方
向の相対的な位置ずれ量はCD線と斜め線との間隔の差
によって表せる。従って、ブラックのレジストマーク5
0BkにおけるCD線と斜め線間の間隔を基準にして、
他の色の主走査方向の相対的位置ずれ量(色ずれ量)を
算出することができる。
(S80)。ブラック以外の3色のレジストマーク50
C〜50Yのブラックのレジストマーク50Bkに対す
る主走査方向の相対的位置ずれ量は、上述した説明よ
り、それぞれのCD線と斜め線間の距離とブラックのレ
ジストマーク50BkにおけるCD線と斜め線間の距離
との差より得ることができる。
ーク50C〜50Yのブラックのレジストマーク50B
kに対する主走査方向におけるずれ量が算出されると、
このずれ量が画像メモリの主走査方向のアドレス量に換
算され主走査方向の補正量とされる(S90)。そし
て、このアドレス量だけ画像メモリのアドレスをずらす
ことにより主走査方向の画像形成位置の補正がなされる
(S100)。
処理に移る。副走査方向の補正においても、まず、副走
査方向の色ずれ量が算出される(S110)。各レジス
トマーク50C〜50Bkは上述したように所定距離D
の間隔をもって形成されているはずであるが、副走査方
向にずれが生じている場合は、隣接するレジストマーク
の間隔は距離Dとはならない。すなわち、ずれ量の分だ
け距離Dと異なることになる。そこで、距離Dと隣接す
るレジストマーク間のCD線の間隔との差を副走査方向
のずれ量として算出する。
メモリの副走査方向のアドレス量に換算され副走査方向
遅延量とされる(S120)。そして、このアドレス量
だけ画像メモリのアドレスを副走査方向にずらすことに
より副走査方向の画像形成位置の補正がなされ(S13
0)、これによりレジスト補正を終了し、複写機全体の
動作のメインルーチン(不図示)にリターンする。
ストマークの線分のサンプリング波形が、重心位置を求
めやすいように検出ライン方向におけるレジストマーク
の線幅と光学センサユニット25の検出幅が設定されて
いるので、サンプリングを高速化してCPUとして処理
能力の高いものを使用しなくても、容易に補間データを
補うことができ、これにより正確な重心位置を算出でき
る。また、各色ごとにレジストマークのサンプリング波
形がほぼ等しいピーク値を持つようにしているので、各
色ごとに当該補正係数や補正曲線を共通して用いて補間
することができ、算出処理がさらに簡易になる。 <実施の形態2>上述のように実施の形態1において
は、図4(b)のような重心位置を求めやすいピーク波
形状を得るため、検出ライン方向におけるレジストマー
クの線幅と光学センサのアパーチャ径の関係を調整した
が、本実施の形態2では、そのような調整に加え、もし
くはこれに代えてレジストマークのエッジ部の濃度を調
整するようにしている。
ジストマークのCD線51を部分的に示す図である。同
図に示すように、CD線51は、エッジ部511、51
3の濃度が中央部512の濃度より低くなるように形成
されており、これを光学センサユニット25で連続的に
検出すると図12(b)に示すような検出波形を得るこ
とができる。
LW対する割合や中央部512に対する相対的な濃度差
は、希望するサンプリング波形に応じて適宜設定され
る。また、検出方向の濃度をエッジ部511,513と
中央部512の2段階ではなく、さらに多段階若しくは
連続的に変化させることにより、検出信号の波形をさら
に理想的なガウス波形やSIN波形に近付けることが可
能となる。これにより重心位置の検出をさらに確実に行
えるようにすることができる。このように理想的な波形
が得られれば、サンプリング点はさらに少なくてもよく
なるので、CPUとしてさらに安価なものを使用するこ
とができる。
分を転写する際にトナーの飛び散りなどが生じにくく、
良好なサンプリングデータを得ることができるという利
点もある。すなわち、従来は、レジストマークをベタで
形成していたので、レジストマークの転写時にそのエッ
ジ部のトナーが幅方向に飛び散って転写され、光学セン
サユニット25がこの飛び散ったトナーを誤ってレジス
トマークとして検出してしまう場合があった。その結
果、重心位置の算出時の積分処理において、間違ったサ
ンプリング値に基づき積分を実行して、不正確な重心位
置を算出してしまうというおそれがあったが、本実施の
形態においてはそのような不都合を回避することができ
る。
レジストマークの印字データが、予め求められてパター
ン生成制御部320内のROMに格納されており、レジ
スト補正時に読み出されてこれに基づきレジストマーク
が形成される。しかし、このような理想的なエッジ形状
(エッジ部の濃度変化)になるように印字データを設定
していても、装置環境変化、特に湿度の変化に影響され
て、プロセス条件が不安定となり、常に同一のエッジ形
状を有するレジストマークを形成できない場合がある。
このような不都合の発生を避けるため、本実施の形態で
は、さらに当該レジストマークの印字データに必要なM
TF補正を加えて理想的な検出波形を得るようにしてい
る。
正時の制御動作を示すフローチャートである。なお、同
フローチャートにおいて、図7と同じステップ番号を付
したもの(S10、S20およびS50〜S130)
は、全て同図と同じ処理内容を示しているので、これら
についての詳しい説明は省略する。まず、光学センサユ
ニット25のスイッチがオン状態にされ、次に、センサ
を校正するための前処理が行われる(S10、S2
0)。そして、MTF補正条件を決定するためのパター
ンIのデータを作成し、このデータに基づき転写ベルト
10に当該パターンIを形成する、(S31)。
とほぼ同様であるが、そのパターンデータとして、図1
4(a)に示すようなパターンI(レジストマーク52
Bk、52Y、・・)に対応するデータがセットされる
点が異なる。次に、このパターンIのプロフィール(サ
ンプリング波形)を図10と同様な方法により検出し
て、RAM351内に格納する(S32)。
の検出波形が上述した望ましいピーク波形状となるよう
に必要な空間フィルターを選択する(S33)。具体的
にプロフィールを解析する手法として、例えば、当該理
想的なプロフィールを形成すべく設定された印字データ
が、転写ベルト上に忠実に再現されたとした場合に得ら
れる検出データ値を予め実験もしくはシミュレーション
により求めておいて、この基準のデータ値と実際のサン
プリングにより得られた濃度値とを対応する点ごとに比
較して、その差分が少なくなるような空間フィルタを選
択すればよい。
きを算出して、各個所での傾きが予め設定されている傾
きの範囲内か否かを判断して評価する方法、 検出されたサンプリング点から取り敢えず仮のピーク
値を求めて、この仮のピーク値の半値での検出幅w1お
よび1/e2の値での検出幅w2を求め、w1/w2の
比が所望の値内に入っているか否かを判断して評価する
方法、 モデル波形(例えば、SIN波形)と各サンプリング
点との出力値との差分を取って、この差分の大小により
評価する方法、などが考えられる。
ジストマークの印字データが「ベタ」の印字データであ
っても解析が可能となり、それに合わせたMTF補正条
件を求めることができる。このような解析結果(評価の
結果)に応じて必要な空間フィルターが対応付けられて
テーブルとしてパターン生成制御部320内のROMに
格納されており、例えば、エッジ部のサンプリング値が
あるべき印字データの濃度値より小さめに検出されたの
なら、この部分を補正するため図15(a)に示すよう
なエッジ部強調のためのラプラシアンフィルタを選択
し、反対に、エッジ部分のサンプリング値が印字データ
の濃度値より大きい場合には、図15(b)に示すよう
な平滑フィルターを選択するように構成される。
OMからパターンIIの印字データを読み出し、エッジ部
に対応する印字データに上記選択された空間フィルタに
よるMTF補正を加えた後、この補正後の印字データに
基づき、転写ベルト10上に図14(b)に示すような
パターンII(レジストマーク53Bk、53Y、・・
・)を形成し(ステップS34)、光学センサユニット
25によりこれらのプロフィールを検出する(ステップ
S35)。
における印字データの線幅方向の濃度変化も上記パター
ンIにおける濃度変化と同じなるように予め設定されて
おり、この印字データに上記パターンIのプロフィール
検出によって設定された空間フィルターによるMTF補
正を施すことにより、理想的なサンプリング波形を得る
ことができる。
づいて、ステップS50〜S130のステップを実行し
て、主走査方向と副走査方向の各色のレジストマークの
位置ずれ量を求め、画像データの画像メモリ部312上
の書き込み位置を変更してレジスト補正を終了し、図示
しないメインルーチンにリターンする。なお、パターン
Iは、エッジ形状を検出するためのものであるから、図
14(a)のようにCD線と斜め線からなるV字を連続
させるものでなくても、図16(a)のレジストマーク
54Bk、54Y、・・・のようにCD線のみからなる
ものや、斜め線を含んだとしても、図16(b)のレジ
ストマーク55Bk、55YのようにCD線と斜め線が
それぞれ複数本連続して並ぶようにしてもよい。このよ
うに各色について同じマークを複数形成するのは、それ
らの検出データを平均化してより検出精度を向上させる
ためであるが、同じ方向の線分のデータを連続して並べ
ることにより、その副走査方向の所定の範囲内に形成で
きる本数を増やすことができ、それだけ平均化処理を早
く、かつ、確実に実行できるという利点がある。 <実施の形態3>この実施の形態3では、上記実施の形
態1、2のようにレジストマークのプロフィールがピー
ク波形状になるように形成する一方で、当該プロフィー
ルに基づいてMTF補正条件を変更し、これにより原稿
画像の再現性を向上させるようにした点に特徴がある。
動作を示すフローチャートである。装置に電源が投入さ
れると、まず、定着器19のヒータに通電(定着ON)
すると共にグリッド電圧値やバイアス電圧値等の初期値
を本体制御部340にセットして作像部を待機状態にす
る(S510、S520)。そしてAIDC(自動画像
濃度制御)動作を実行する(S530)。このAIDC
は、各感光体ドラム上に基準パッチを形成させ、この基
準パッチのトナー濃度を図示しない反射型の光電センサ
(AIDCセンサ)で検出し、その検出結果に基づき画
像濃度が最適になるように上記グリッド電圧値やバイア
ス電圧値などの作像条件を変更する公知の制御である。
トマークからなるパターンを形成して、その検出結果に
基づきレジスト補正を行う(S540)。図18は、こ
のレジスト補正の動作を示すフローチャートであり、上
述の図7と比べてステップS40の次にステップS45
のMTF補正係数選択処理が追加されている点が異な
る。
がオン状態にされ、次に、センサを校正するための前処
理が行われる(S10、S20)。そして、パターンデ
ータを作成し、このデータに基づき転写ベルト10に当
該パターンを形成する(S30)。光学センサユニット
25により、このパターンのプロフィール(サンプリン
グ波形)を検出してRAM351内に格納し(S4
0)、この格納されたプロフィールデータに基づき、原
稿画像を再現するのに最適なMTF補正係数を選択する
(S45)。
に示すように、まず、パターンのエッジ形状を検出して
(S451)、当該検出結果に基づき適当なMTF補正
係数を選択することにより行われる(S452)。エッ
ジ状態の判別方法としては、例えば、当該レジストマー
クの印字データが転写ベルト上に忠実に再現されたとし
た場合に得られる検出データ値を予め実験もしくはシミ
ュレーションにより求めておいて、この基準のデータ値
と実際のサンプリングにより得られた濃度値とを対応す
る点ごとに比較して、その差分が少なくなるような補正
係数を決定する。
数が対応付けられてテーブルとしてMTF補正部311
内のROMに格納されている。その後、パターンのプロ
フィールに基づいて、前述のステップS50〜S130
のステップを実行して、各色のレジストマークの重心位
置を算出し、この重心位置から主走査方向と副走査方向
の各色のレジストマークの位置ずれ量を求め、画像デー
タの画像メモリ部312上の書き込み位置を変更してレ
ジスト補正を終了し、図17のフローチャートにリター
ンする。
が終了したか否かを判断する。定着器19に設けられた
温度検出センサ(サーミスタ)からの出力値により、定
着器19の定着ローラの温度が所定の定着温度になった
とき、ウォームアップ終了と判断される。その後、操作
パネル(不図示)のコピースタートキーが「ON」にな
ったか否かを判断し(S560)、「ON」であれば、
上記ステップS540で設定されたMTF補正係数をM
TF補正部311にセットし(S570)、イメージリ
ーダ部100で読み取った原稿の画像データに対し上記
MTF補正係数に基づいて公知のMTF補正を施し、そ
の補正後の画像データに基づきプリント動作を実行する
(S580)。
ルチコピー)には、当該枚数が終了するまでプリント動
作を実行し、終了するとプリント制御を終了し、複写機
全体の動作を示すメインルーチン(不図示)にリターン
する(ステップS590)。なお、本実施例において
は、適当なMTF補正係数を選択してMTF補正を実行
したが、上記実施の形態2のように適当な空間フィルタ
ーを選択してMTF補正をする構成にしてもよいし、両
者を併合してMTF補正を実行するようにしてもよい。 <変形例>本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に限
られないことは言うまでもなく、例えば、次のような変
形例を考えることが可能である。
求める方法として各サンプリング点間の補間データを求
め、このサンプリング点と補間点に基づき検出波形の双
方から順次積分していく方法を説明したが、この補間デ
ータは、中心付近のみ取るようにしてもよい。上述のよ
うに本発明における検出波形は、最低値からピーク値に
向かってなだらかに変化しているので、ピーク付近を除
く、いわば裾野部分は補間データがなくても、サンプリ
ングデータのみでかなり原波形に忠実な積分を行うこと
ができる。したがって、中心付近、すなわちピーク付近
のみにおいてデータを補間するようにしても十分正確な
重心位置を求めることができる。
プリング波形を得られた場合における重心の算出例を図
20に基づき説明する。ここで、例えば、S(3,4)
とはQ3、Q4、t4、t3で囲まれる台形の面積を意
味する。ピーク波形の左端のS(0,1)と右端のS
(10,11)の面積を求め、少ない方にその隣接する
台形の面積を足して行き、また比較するという操作を繰
り返す。
SLn、点Qnより右側の台形の面積の総和をSLnと
すると、点Q6を境にして左側の台形面積の和SL6=
S(0,1)+S(1、2)+S(2、3)+S(3、
4)+S(4,5)+S(5,6)となり、右側の面積
の和SR6=S(10,11)+S(9、10)+S
(8、9)+S(7、8)+S(6、7)となるが、図
からも明らかにSL6>SR6なので、これにより重心
は、点Q5とQ6の間にあることが分かる。
点に該当する点Q12を所定の補間法により求める。例
えば、図20のピーク波形状がSIN波形に近似してい
るとすれば、V=k・SIN(tーh)で示される一般
式に、上記点Q5とQ6の座標値を代入して係数kとh
を特定し、その上でt=(t5+t6)/2を代入する
ことにより点Q12の座標が分かる。
SL12と右側の積分面積SR12を求め、その大小を
判定する。図からも分かるようにSL12<SR12と
なるので、重心は、Q12とQ6の間にあることが分か
る。そこで、この間の補間点Q13を同様に求めて、S
L13とSR13を比較する。このようにして補間点を
順次求めていき、最終的にSLn=SRnとなる点Qn
の位置が重心位置となる。
成が中心付近のみでよいので、処理能力の低いCPUを
用いても容易かつ迅速に正確な重心位置を求めることが
可能となる。 (2)また、上記各実施の形態において、形成する各色
のレジストマークの個数をさらに多くして、これらの検
出データの平均値を取ることによりレジスト補正やMT
F補正をより確実に行うことができるが、この際、各色
のレジストマークの最初のマーク間の間隔Dは、駆動ロ
ーラの偏心などに起因する搬送速度の周期的な変動を考
慮して決定するようにすればよい。すなわち、当該変動
周期をT、搬送速度をUとした場合に、Dを、U・Tも
しくはこの2以上の整数倍とすれば、それらの検出値の
平均を取ることにより当該周期的変動に起因する検出誤
差を相殺もしくは最小とすることができる。
て形成する場合に、その副走査方向の形成範囲は、搬送
系以外の周期的変動要因を考慮して決定する方が望まし
い。例えば、当該周期的変動の要因が感光体ドラムの偏
心に起因するのであれば、その周長の整数倍の距離に等
しい範囲となるように形成する方が望ましい。これによ
り当該感光体ドラムの偏心に起因するレジストマークの
ピッチムラによる検出誤差を上記と同じく相殺もしくは
最小とすることができる。なお、実施の形態2における
MTF補正条件決定用のパターンIのレジストマークに
ついては、エッジ形状さえ検出できればよいので、この
ような周期的変動をあまり考慮する必要はない。 (3)上記実施の形態においては、図3にも示したよう
にレジストマークは、転写ベルト10の一方の縁部付近
に形成したが、他方の縁部付近および両縁部の中央部に
も形成すると共にそれらのレジストマークを検出すため
の光学センサユニットを設け、各位置でのレジストマー
クの主・副走査方向における位置ずれ量を検出するよう
にしてもよい。これらの3個所での位置ずれ量を比較す
ることにより、画像の湾曲(ボウ)や傾き(スキュ)の
量が検出でき、これらの相対的な位置ずれ量を算出し
て、ボウ補正やスキュ補正を実行するようにしてもよ
い。
ストマークを基準にして他の色のレジストマークの相対
的位置ずれ量を算出したが、ブラック自身のレジストマ
ークの位置ずれを検出して補正することも可能である。
これは、何か基準となる信号、例えば、レジストローラ
の駆動開始信号の発生時からブラックのレジストマーク
を検出するまでのクロックをカウントし、これと予め設
定されていた基準クロックとを比較することにより当該
ブラックのレジストマークの副走査方向の位置ずれ量を
知ることができる。
当該転写ベルトにより搬送される転写材上に形成して、
これを検出するようにしてもよい。 (4)なお、上記実施の形態においては、タンデム型の
デジタル複写機を例に挙げて説明したが、本発明はタン
デム型に限らずカラー画像を形成するものであれば、プ
リンタ、ファックス等種々の画像形成装置に適用するこ
とも可能である。また、単色の画像形成装置の場合には
色ずれは問題にならないが、上記(3)のボウ補正やス
キュ補正を行うことにより直線性の優れた再現画像を再
生することが可能となる。
マークの位置を光電センサで検出して、レジスト補正す
る画像形成装置であって、前記光電センサによる前記レ
ジストマークの検出信号の波形が、最低値からピーク値
に至るまでなだらかに変化するピーク波形状となるよう
に、検出ライン方向における前記光電センサの検出幅と
前記レジストマークの線幅との相関関係を設定し、ある
いは、前記レジストマークの検出ライン方向における濃
度を変化させるようにしたので、当該検出信号をサンプ
リングしてサンプリング波形を形成してからその重心位
置を求める場合に、サンプリング間隔を広くしてもその
間の波形の推定が容易となり、高周波ノイズの発生を防
止しながら、サンプリング点間を補間演算しても精度が
損なわれず、正確な重心位置を求めることができる。
のピーク値の1/2および1/e2の出力値となる位置
での波形幅をそれぞれw1、w2としたときに、w1/
w2の値が0.8以下となるように設定されているの
で、上述したサンプリング点間の波形の推定をますます
容易とする。また、本発明は、前記レジストマークの検
出ライン方向の線幅が、前記光電センサの検出ライン方
向における検出幅のほぼ3倍以下とすることにより、検
出信号の波形が上記条件に適合するピーク波形状となる
ようにしている。
クを、その検出ライン方向におけるエッジ部の濃度がそ
の中央部の濃度より低くなるように形成することによ
り、上記条件に適合するピーク波形状となるようにして
いる。また、さらに本発明は、少なくとも当該検出信号
の波形の中心付近において、サンプリング点間を補間し
ながら重心位置を求めるようにしており、サンプリング
間隔を粗くしても、正確な重心位置を求めることができ
る。
ターンを転写対象上に形成させて、その検出結果に基づ
きMTF補正条件を決定し、前記決定されたMTF補正
条件に基づき、レジストマーク用の印字データにMTF
補正を加えから当該レジストマークを形成するので、環
境変化などに影響されず、常にその検出信号の波形が上
記条件を満たすピーク波形状として得ることができる。
略断面図である。
御部の機能ブロック図である。
例を示す図である。
図である。
示すフローチャートである。
トマークの線幅との関係を示す図である。
を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
制御動作を示すフローチャートである。
フィール検出の制御動作を示すフローチャートである。
方向・副走査方向における位置ずれ量の算出を説明する
ための図である。
ジ形状とのその検出信号の波形を示す図である。
作を示すフローチャートである。
ためのパターンIと、レジスト補正のためのパターンII
の形状を示す図である。
図である。
ためのパターンIの別の例を示す図である。
示すフローチャートである。
正の制御動作を示すフローチャートである。
係数選択の制御動作を示すフローチャートである。
グ点を補間しながら重心位置を求める方法を説明する図
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 画像書込み手段を用いて像担持体上に形
成した画像を転写して画像を形成する画像形成装置であ
って、 前記画像書込み手段を制御して所定の転写対象にレジス
トマークを形成させる制御手段と、 前記レジストマークを光電センサを用いて検出する検出
手段と、 前記検出手段の検出信号に基づき当該レジストマークの
位置情報を得る位置情報取得手段と、 前記レジストマークの位置情報に基づいて当該レジスト
マークの位置ずれ量を求め、前記画像書込み手段の画像
書込み位置を補正する補正手段とを備え、 前記検出手段によるレジストマークの検出信号の波形
が、その最低値からピーク値に至るまでなだらかに変化
するピーク波形状となるように、当該検出方向における
光電センサの検出幅とレジストマークの線幅との関係を
設定し、あるいは、当該検出方向における前記レジスト
マークの濃度を変化させたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記ピーク波形状は、そのピーク値の1
/2および1/e2の出力値における波形幅をそれぞれ
w1、w2としたときに、w1/w2の値が0.8以下
となるように設定されていることを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記レジストマークの検出方向における
線幅は、前記光電センサの検出方向における検出幅のほ
ぼ3倍以下となっていることを特徴とする請求項1記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記レジストマークは、その検出方向に
おけるエッジ部の濃度がその中央部の濃度より低くなる
ように形成されることを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。 - 【請求項5】 前記位置情報取得手段は、レジストマー
クの検出信号の波形の重心の位置を求めこの重心位置を
当該レジストマークの位置情報とするように構成され、 一定のサンプリング間隔で前記検出手段の検出信号をサ
ンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング点間の信号値を補間する補間手段とを
備え、 少なくとも当該検出信号の波形の中心付近において、サ
ンプリング点間を前記補間手段により補間しながら重心
位置を求めるようにしたことを特徴とする請求項1ない
し4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記画像書き込み手段
を制御して、まず、テスト用パターンを所定の転写対象
上に形成させると共に、 当該テスト用パターンを前記検出手段により検出した結
果に基づきMTF補正条件を決定するMTF補正条件決
定手段と、 前記決定されたMTF補正条件に基づき、レジストマー
ク用の印字データにMTF補正を加えるMTF補正手段
とを備え、 当該MTF補正後の印字データに基づき、画像書き込み
手段を制御して前記レジストマークを形成させるように
したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の画像形成装置。 - 【請求項7】 画像書込み手段を用いて像担持体上に形
成した画像を転写して画像を形成する画像形成装置にお
ける画像書き込み位置を補正する方法であって、 前記画像書込み手段を制御して所定の転写対象にレジス
トマークを形成するレジストマーク生成ステップと、 前記レジストマークを光電センサを用いて検出する検出
ステップと、 前記検出手段の検出信号に基づき当該レジストマークの
位置情報を得る位置情報取得ステップと、 前記レジストマークの位置情報に基づき当該レジストマ
ークの位置ずれ量を求め、前記画像書込み手段の画像書
込み位置を補正する補正ステップとを備え、 前記レジストマーク生成ステップは、前記検出手段によ
るレジストマークの検出信号の波形が、その最低値から
ピーク値に至るまでなだらかに変化するピーク波形状と
なるように前記レジストマークを形成することを特徴と
する画像書き込み位置補正方法。 - 【請求項8】 前記レジストマーク生成ステップは、 前記画像書き込み手段を制御して、テスト用パターンを
所定の転写対象上に形成するテストパターン生成ステッ
プと、 当該テスト用パターンを光電センサにより検出した結果
に基づきMTF補正条件を決定し、レジストマーク用の
印字データに当該MTF補正を加えるMTF補正ステッ
プとを備え、 当該MTF補正後の印字データに基づき、画像書き込み
手段を制御して前記レジストマークを形成するようにし
たことを特徴とする請求項7に記載の画像書き込み位置
補正方法。
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