JPH11295067A - 測量機 - Google Patents
測量機Info
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- JPH11295067A JPH11295067A JP10099688A JP9968898A JPH11295067A JP H11295067 A JPH11295067 A JP H11295067A JP 10099688 A JP10099688 A JP 10099688A JP 9968898 A JP9968898 A JP 9968898A JP H11295067 A JPH11295067 A JP H11295067A
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- Japan
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- lens
- distance
- focusing lens
- telescope
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/14—Viewfinders
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C1/00—Measuring angles
- G01C1/02—Theodolites
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
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- Optics & Photonics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Telescopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】望遠鏡に組み込まれたオートフォーカス機構が
反射プリズムに写った測距儀の像に望遠鏡のピントを合
わせてしまった時にも、容易に、望遠鏡のピントの位置
を反射プリズムに合わせることができる測量機を、提供
する。 【解決手段】オートフォーカス制御部17の合焦レンズ
位置検出部174は、エンコーダ検出装置18からのエ
ンコーダ情報に基づいて合焦レンズ113の現在位置p
1を認識する。物体距離算出部175は、ハーフスイッ
チ172が押下されると、合焦レンズ位置検出部174
が認識した合焦レンズ113の現在位置p1に基づい
て、ピントが合う物体距離Lを算出する。レンズ位置算
出部176は、合焦レンズ位置検出部174が算出した
物体距離Lの半分の物体距離を算出して、その物体距離
に対応した合焦レンズ113の位置p2を算出する。合
焦レンズ第2駆動量算出部177は、レンズ位置算出部
176が算出した位置p2まで合焦レンズ113を移動
させることを、合焦レンズ駆動ユニット15に対して指
示する。
反射プリズムに写った測距儀の像に望遠鏡のピントを合
わせてしまった時にも、容易に、望遠鏡のピントの位置
を反射プリズムに合わせることができる測量機を、提供
する。 【解決手段】オートフォーカス制御部17の合焦レンズ
位置検出部174は、エンコーダ検出装置18からのエ
ンコーダ情報に基づいて合焦レンズ113の現在位置p
1を認識する。物体距離算出部175は、ハーフスイッ
チ172が押下されると、合焦レンズ位置検出部174
が認識した合焦レンズ113の現在位置p1に基づい
て、ピントが合う物体距離Lを算出する。レンズ位置算
出部176は、合焦レンズ位置検出部174が算出した
物体距離Lの半分の物体距離を算出して、その物体距離
に対応した合焦レンズ113の位置p2を算出する。合
焦レンズ第2駆動量算出部177は、レンズ位置算出部
176が算出した位置p2まで合焦レンズ113を移動
させることを、合焦レンズ駆動ユニット15に対して指
示する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、オートフォーカス
機構を有する望遠鏡を組み込んだ測量機に関する。
機構を有する望遠鏡を組み込んだ測量機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、2点間の距離を測量する測量機
として、光波測距儀などの測距儀が用いられている。ま
た、電子セオドライトのような測角器と一体に組み合わ
されたトータルステーションも広く使用されている。
として、光波測距儀などの測距儀が用いられている。ま
た、電子セオドライトのような測角器と一体に組み合わ
されたトータルステーションも広く使用されている。
【0003】従来の光波測距儀による測量方法の原理を
以下に示す。まず、測定の基準点(以下、測点と表記す
る)となる位置に設置された光波測距儀からは、振幅変
調された赤外光が出射され、その赤外光(測距用変調
光)は、測定の目標点となる位置に設置された反射プリ
ズム(コーナーキューブ)によって反射され、再び光波
測距儀に入射する。このときの出射光と入射光との位相
差を求めることにより、2点間の距離が求められる。
以下に示す。まず、測定の基準点(以下、測点と表記す
る)となる位置に設置された光波測距儀からは、振幅変
調された赤外光が出射され、その赤外光(測距用変調
光)は、測定の目標点となる位置に設置された反射プリ
ズム(コーナーキューブ)によって反射され、再び光波
測距儀に入射する。このときの出射光と入射光との位相
差を求めることにより、2点間の距離が求められる。
【0004】作業者は、このような測量を行う前に、光
波測距儀に備えられた望遠鏡を用いて測距目標である反
射プリズムを視準して、出射光の方向を反射プリズムに
合致させる。
波測距儀に備えられた望遠鏡を用いて測距目標である反
射プリズムを視準して、出射光の方向を反射プリズムに
合致させる。
【0005】ところで、近年におけるカメラ等のオート
フォーカス技術の発展を背景として、オートフォーカス
機構を組み込んだ望遠鏡も、提案されるに至っている。
このようにして望遠鏡にオートフォーカス機構が組み込
まれていれば、望遠鏡の視野内の中心(クロスヘアーの
中心)に入っている物体に対しては常にピントが合った
状態(当該物体の対物レンズによる実像が、クロスヘア
ー焦点板上に結像する状態)になるので、作業者は、ピ
ント合わせを行う煩わしさから解放され、望遠鏡の視野
内の中心に測定対象点(又は測定対象点に設置された反
射プリズム)を入れるべく望遠鏡の方向を調整する事
に、集中できるようになる。
フォーカス技術の発展を背景として、オートフォーカス
機構を組み込んだ望遠鏡も、提案されるに至っている。
このようにして望遠鏡にオートフォーカス機構が組み込
まれていれば、望遠鏡の視野内の中心(クロスヘアーの
中心)に入っている物体に対しては常にピントが合った
状態(当該物体の対物レンズによる実像が、クロスヘア
ー焦点板上に結像する状態)になるので、作業者は、ピ
ント合わせを行う煩わしさから解放され、望遠鏡の視野
内の中心に測定対象点(又は測定対象点に設置された反
射プリズム)を入れるべく望遠鏡の方向を調整する事
に、集中できるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、視準対
象である反射プリズムとしては、入射光の方向と同じ方
向へ反射光を戻すコーナーキューブが用いられているの
で、望遠鏡の位置からコーナーキューブを見ると、光波
測距儀自体の姿がコーナーキューブに写って見えてしま
う。そのため、オートフォーカス機構を組み込んだ望遠
鏡によって反射プリズムを視準していくと、望遠鏡の光
軸(視準線)が反射プリズムの反射面に合致した瞬間に
オートフォーカス機構が、光波測距儀と反射プリズムと
の間の距離の2倍の距離だけ離れた位置に存在している
(反射プリズムに写った)測距儀の像にピントを合わせ
てしまって、反射プリズムの像がボケてしまうために、
正確に視準ができず、マニュアルでピント合わせし直さ
なくてはならないという問題があった。
象である反射プリズムとしては、入射光の方向と同じ方
向へ反射光を戻すコーナーキューブが用いられているの
で、望遠鏡の位置からコーナーキューブを見ると、光波
測距儀自体の姿がコーナーキューブに写って見えてしま
う。そのため、オートフォーカス機構を組み込んだ望遠
鏡によって反射プリズムを視準していくと、望遠鏡の光
軸(視準線)が反射プリズムの反射面に合致した瞬間に
オートフォーカス機構が、光波測距儀と反射プリズムと
の間の距離の2倍の距離だけ離れた位置に存在している
(反射プリズムに写った)測距儀の像にピントを合わせ
てしまって、反射プリズムの像がボケてしまうために、
正確に視準ができず、マニュアルでピント合わせし直さ
なくてはならないという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、望遠鏡に組み込まれた
オートフォーカス機構が反射部材に写った測量機自身の
像に望遠鏡のピントを合わせてしまった時にも、容易
に、望遠鏡のピントの位置を反射部材に合わせることが
できる測量機の提供を、課題とする。
オートフォーカス機構が反射部材に写った測量機自身の
像に望遠鏡のピントを合わせてしまった時にも、容易
に、望遠鏡のピントの位置を反射部材に合わせることが
できる測量機の提供を、課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、反射プリズム
に写った測量機にピントが合った場合には望遠鏡から反
射プリズムまでの距離の2倍の距離だけ離れた位置にピ
ントが合っていることに着目して、なされたものであ
る。
に写った測量機にピントが合った場合には望遠鏡から反
射プリズムまでの距離の2倍の距離だけ離れた位置にピ
ントが合っていることに着目して、なされたものであ
る。
【0009】即ち、請求項1記載の測量機は、対物レン
ズを有するとともに測量対象点を視準するために用いら
れる望遠鏡と、前記対物レンズの光軸上に位置する物体
の前記対物レンズによる像が所定の焦点面に結像するよ
うにその結像位置を調整するオートフォーカス機構と、
このオートフォーカス機構によって像の結像位置が調整
された物体までの距離を検出する物体距離検出手段と、
起動信号に応じて、前記物体距離検出手段によって検出
された距離の半分の距離に位置する物体の像が前記焦点
面に結像するようにその結像位置を補正する補正手段と
を、備えたことを特徴とする。
ズを有するとともに測量対象点を視準するために用いら
れる望遠鏡と、前記対物レンズの光軸上に位置する物体
の前記対物レンズによる像が所定の焦点面に結像するよ
うにその結像位置を調整するオートフォーカス機構と、
このオートフォーカス機構によって像の結像位置が調整
された物体までの距離を検出する物体距離検出手段と、
起動信号に応じて、前記物体距離検出手段によって検出
された距離の半分の距離に位置する物体の像が前記焦点
面に結像するようにその結像位置を補正する補正手段と
を、備えたことを特徴とする。
【0010】このように構成されると、オートフォーカ
ス機構は、望遠鏡の対物レンズの光軸上に位置する物体
の当該対物レンズによる像が所定の焦点面に結像するよ
うに、その結像位置を調整する。このようにして結像位
置の調整がなされると、物体距離検出手段は、その像の
結像位置が調整された物体までの距離を検出する。補正
手段は、起動信号の入力がない場合には何も行わない
が、起動信号の入力があった場合には、物体距離検出手
段によって検出された距離の半分の距離を算出し、その
距離に位置する物体の像が前記焦点面に結像するよう
に、その結像位置を補正する。従って、オートフォーカ
ス機構が反射プリズムや反射鏡等の反射部材に写った当
該測量機自身の像に対して結像位置の調整を行った場合
には、物体距離検出手段が反射部材に写った当該測量機
までの距離(当該測量機から反射部材までの距離の2
倍)を検出し、起動信号に応じて補正手段が、検出され
た距離の半分の距離(即ち、当該測量機から反射部材ま
での距離)を算出し、算出された半分の距離に位置する
物体(即ち、反射部材)の像が焦点面に結像するように
結像位置の補正を行う。その結果、望遠鏡によって反射
部材を明瞭に観察することができる。
ス機構は、望遠鏡の対物レンズの光軸上に位置する物体
の当該対物レンズによる像が所定の焦点面に結像するよ
うに、その結像位置を調整する。このようにして結像位
置の調整がなされると、物体距離検出手段は、その像の
結像位置が調整された物体までの距離を検出する。補正
手段は、起動信号の入力がない場合には何も行わない
が、起動信号の入力があった場合には、物体距離検出手
段によって検出された距離の半分の距離を算出し、その
距離に位置する物体の像が前記焦点面に結像するよう
に、その結像位置を補正する。従って、オートフォーカ
ス機構が反射プリズムや反射鏡等の反射部材に写った当
該測量機自身の像に対して結像位置の調整を行った場合
には、物体距離検出手段が反射部材に写った当該測量機
までの距離(当該測量機から反射部材までの距離の2
倍)を検出し、起動信号に応じて補正手段が、検出され
た距離の半分の距離(即ち、当該測量機から反射部材ま
での距離)を算出し、算出された半分の距離に位置する
物体(即ち、反射部材)の像が焦点面に結像するように
結像位置の補正を行う。その結果、望遠鏡によって反射
部材を明瞭に観察することができる。
【0011】本発明を適用する測量機は、望遠鏡を有し
ている限りどんな測量機であっても良いが、本発明の効
果を確認するためには、本発明が適用された測量機を反
射部材とともに用いることが望ましい。オートフォーカ
ス機構は、物体像の焦点面からのズレ量(デフォーカス
量)を検出するピント位置検出センサ(位相差検出方
式,コントラスト検出方式,等による)を有するもので
あっても良いし、物体までの距離を直接測距する測距セ
ンサ(三角測距法,等による)を有するものであっても
良い。後者の場合、このセンサを物体距離算出手段とし
て兼用することができる。補正手段は、オートフォーカ
ス機構中の合焦レンズを駆動する機構を利用して、結像
位置を移動させても良い。なお、起動信号は、作業者に
よって手動で入力されても良いし、自動的に入力されて
も良い。
ている限りどんな測量機であっても良いが、本発明の効
果を確認するためには、本発明が適用された測量機を反
射部材とともに用いることが望ましい。オートフォーカ
ス機構は、物体像の焦点面からのズレ量(デフォーカス
量)を検出するピント位置検出センサ(位相差検出方
式,コントラスト検出方式,等による)を有するもので
あっても良いし、物体までの距離を直接測距する測距セ
ンサ(三角測距法,等による)を有するものであっても
良い。後者の場合、このセンサを物体距離算出手段とし
て兼用することができる。補正手段は、オートフォーカ
ス機構中の合焦レンズを駆動する機構を利用して、結像
位置を移動させても良い。なお、起動信号は、作業者に
よって手動で入力されても良いし、自動的に入力されて
も良い。
【0012】請求項2記載の測量機は、請求項1の望遠
鏡が、前記対物レンズとともに前記物体の像を結像させ
る合焦レンズを有し、前記オートフォーカス機構が、前
記合焦レンズを前記対物レンズの光軸に沿って駆動する
ことで、特定したものである。
鏡が、前記対物レンズとともに前記物体の像を結像させ
る合焦レンズを有し、前記オートフォーカス機構が、前
記合焦レンズを前記対物レンズの光軸に沿って駆動する
ことで、特定したものである。
【0013】請求項3記載の測量機は、請求項1の望遠
鏡が、前記焦点面の位置を示す指標を有することで、特
定したものである。
鏡が、前記焦点面の位置を示す指標を有することで、特
定したものである。
【0014】請求項4記載の測量機は、請求項2のオー
トフォーカス機構が、前記対物レンズによる像の結像位
置を検出するピント位置検出機構と、このピント位置検
出機構によって検出された前記像の結像位置を前記焦点
面へ移動させるように前記合焦レンズを駆動する駆動ユ
ニットとを備えることで、特定したものである。
トフォーカス機構が、前記対物レンズによる像の結像位
置を検出するピント位置検出機構と、このピント位置検
出機構によって検出された前記像の結像位置を前記焦点
面へ移動させるように前記合焦レンズを駆動する駆動ユ
ニットとを備えることで、特定したものである。
【0015】請求項5記載の測量機は、請求項4の物体
距離検出手段が、前記オートフォーカス機構によって駆
動された前記合焦レンズの位置に基づいて、前記物体ま
での距離を検出することで、特定したものである。
距離検出手段が、前記オートフォーカス機構によって駆
動された前記合焦レンズの位置に基づいて、前記物体ま
での距離を検出することで、特定したものである。
【0016】請求項6記載の測量機は、請求項5の補正
手段が、前記物体距離検出手段によって検出された距離
の半分の距離を算出する除算手段と、この除算手段によ
って算出された距離の位置にある物体の像を前記焦点面
に結像させるための前記合焦レンズの位置を算出するレ
ンズ位置算出手段と、このレンズ位置算出手段によって
算出された位置へ前記合焦レンズを移動させるよう前記
駆動ユニットに指示する指示手段とを有することで、特
定したものである。
手段が、前記物体距離検出手段によって検出された距離
の半分の距離を算出する除算手段と、この除算手段によ
って算出された距離の位置にある物体の像を前記焦点面
に結像させるための前記合焦レンズの位置を算出するレ
ンズ位置算出手段と、このレンズ位置算出手段によって
算出された位置へ前記合焦レンズを移動させるよう前記
駆動ユニットに指示する指示手段とを有することで、特
定したものである。
【0017】請求項7記載の測量機は、請求項1におい
て、前記起動信号を前記補正手段に入力するためのスイ
ッチを更に備えたことで、特定したものである。
て、前記起動信号を前記補正手段に入力するためのスイ
ッチを更に備えたことで、特定したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。本実施形態は、本発明による測
量機をトータルステーションとして適用した例を、示す
ものである。 <トータルステーションの機械構成>図1は、このトー
タルステーションの外観を示す正面図であり、図2は、
図1のII-II線に沿った縦断面を一部示す側面図であ
り、図3は、一部破断正面図である。これら各図から明
らかなように、トータルステーションは、整準ブロック
4,基台部3,支柱部2,及び、取手部5を、下方から
順に積載して構成されている。また、略U字状の形状を
有している支柱部2のU字状凹部2a内には、望遠鏡部
1が回転自在に保持されている。以下、これら各構成部
分の説明を行う。望遠鏡部1は、測角対象地点に配置さ
れた反射プリズム(コーナキューブ)やターゲットを視
準させるための望遠鏡11,及びこの望遠鏡11の対物
レンズ111を介して測距のための変調光を送受光して
望遠鏡11の光軸上に存する物体までの距離を測定する
光波測距ユニット12を、内蔵している。
実施の形態を説明する。本実施形態は、本発明による測
量機をトータルステーションとして適用した例を、示す
ものである。 <トータルステーションの機械構成>図1は、このトー
タルステーションの外観を示す正面図であり、図2は、
図1のII-II線に沿った縦断面を一部示す側面図であ
り、図3は、一部破断正面図である。これら各図から明
らかなように、トータルステーションは、整準ブロック
4,基台部3,支柱部2,及び、取手部5を、下方から
順に積載して構成されている。また、略U字状の形状を
有している支柱部2のU字状凹部2a内には、望遠鏡部
1が回転自在に保持されている。以下、これら各構成部
分の説明を行う。望遠鏡部1は、測角対象地点に配置さ
れた反射プリズム(コーナキューブ)やターゲットを視
準させるための望遠鏡11,及びこの望遠鏡11の対物
レンズ111を介して測距のための変調光を送受光して
望遠鏡11の光軸上に存する物体までの距離を測定する
光波測距ユニット12を、内蔵している。
【0019】望遠鏡11は、図2に示すように、物体側
(図2の左側)から順に、対物レンズ111,ダイクロ
イックプリズム112,合焦レンズ113,AFセンサ
用ビームスプリッタ114,カバーガラス115,クロ
スヘアー焦点板116,及び、接眼レンズ117から、
構成されている。
(図2の左側)から順に、対物レンズ111,ダイクロ
イックプリズム112,合焦レンズ113,AFセンサ
用ビームスプリッタ114,カバーガラス115,クロ
スヘアー焦点板116,及び、接眼レンズ117から、
構成されている。
【0020】対物レンズ111は、その光軸(視準線)
L1上に存在している物体の像(物体像)を形成する正
レンズである。
L1上に存在している物体の像(物体像)を形成する正
レンズである。
【0021】ダイクロイックプリズム112は、視準線
L1に対して45度傾いた分離面112aを有してい
る。この分離面112aは、赤外光を100%反射する
とともに、可視光を100%透過する特性を有してい
る。
L1に対して45度傾いた分離面112aを有してい
る。この分離面112aは、赤外光を100%反射する
とともに、可視光を100%透過する特性を有してい
る。
【0022】合焦レンズ113は、対物レンズ111よ
りも焦点距離が短い負レンズであり、視準線L1に沿っ
てのみ進退可能な鏡筒14内に保持されている。この鏡
筒14の外周面には、視準線L1と平行なラックギア1
4aが形成されている。このラックギア14aは、オー
トフォーカス制御回路17によって制御される合焦レン
ズ駆動ユニット15が回転駆動するピニオンギア15a
に噛合している。従って、合焦レンズ駆動ユニット15
がピニオンギア15aを回転させることによって、合焦
レンズ113は、視準線L1に沿って進退する。このよ
うにして合焦レンズ113が進退することにより、対物
レンズ111によって結ばれた物体の実像(物体像)の
結像位置が、視準線L1に沿って移動する。なお、鏡筒
14の表面には、視準線L1と平行に、アブソリュート
式エンコーダ14bが描かれている。このアブソリュー
ト式エンコーダ14bは、望遠鏡部1内に固定されたエ
ンコーダ検出装置18によって読み取られ、読み取られ
たエンコーダ情報(対物レンズ113の位置を示す)は
オートフォーカス制御回路17に入力される。
りも焦点距離が短い負レンズであり、視準線L1に沿っ
てのみ進退可能な鏡筒14内に保持されている。この鏡
筒14の外周面には、視準線L1と平行なラックギア1
4aが形成されている。このラックギア14aは、オー
トフォーカス制御回路17によって制御される合焦レン
ズ駆動ユニット15が回転駆動するピニオンギア15a
に噛合している。従って、合焦レンズ駆動ユニット15
がピニオンギア15aを回転させることによって、合焦
レンズ113は、視準線L1に沿って進退する。このよ
うにして合焦レンズ113が進退することにより、対物
レンズ111によって結ばれた物体の実像(物体像)の
結像位置が、視準線L1に沿って移動する。なお、鏡筒
14の表面には、視準線L1と平行に、アブソリュート
式エンコーダ14bが描かれている。このアブソリュー
ト式エンコーダ14bは、望遠鏡部1内に固定されたエ
ンコーダ検出装置18によって読み取られ、読み取られ
たエンコーダ情報(対物レンズ113の位置を示す)は
オートフォーカス制御回路17に入力される。
【0023】AFセンサ用ビームスプリッタ114は、
視準線L1に対して45度傾いた分離面を有している。
この分離面は、入射光の一部を反射して残りを透過する
特性を有している。
視準線L1に対して45度傾いた分離面を有している。
この分離面は、入射光の一部を反射して残りを透過する
特性を有している。
【0024】クロスヘアー焦点板116は、視準線L1
の位置を示すクロスヘアー(指標としての十字線)がカ
バーガラス115側の面(焦点面)に描かれた平行平面
ガラス板である。このカバーガラス115は、クロスヘ
アー焦点板116の焦点面に埃等が付着するのを防止す
るための平行平面ガラス板である。
の位置を示すクロスヘアー(指標としての十字線)がカ
バーガラス115側の面(焦点面)に描かれた平行平面
ガラス板である。このカバーガラス115は、クロスヘ
アー焦点板116の焦点面に埃等が付着するのを防止す
るための平行平面ガラス板である。
【0025】接眼レンズ117は、クロスヘアー焦点板
116の焦点面に描かれたクロスヘアー及びこの焦点面
に結像された物体像を、拡大して観察させるための正レ
ンズ群である。
116の焦点面に描かれたクロスヘアー及びこの焦点面
に結像された物体像を、拡大して観察させるための正レ
ンズ群である。
【0026】一方、ダイクロイックプリズム112によ
って分離された光路上には、光波測距ユニット12が配
置されている。この光波測距ユニット12は、図3に示
す測量制御回路26による制御に応じて、所定周期で振
幅変調された赤外光(測距用変調光)をダイクロイック
プリズム112に向けて出射するとともに、視準線L1
上に位置する反射プリズムによって反射されたこの測距
用変調光の反射光を受光し、測距用変調光の出射時と受
光時における位相差を検出し、検出された位相差情報を
測量制御回路26へ送信する。なお、上述の対物レンズ
111は、この光波測距ユニット12から出射される測
距用変調光を照射するためのコリメータレンズ及び測距
用変調光の反射光を集光するための集光レンズとして
も、機能する。
って分離された光路上には、光波測距ユニット12が配
置されている。この光波測距ユニット12は、図3に示
す測量制御回路26による制御に応じて、所定周期で振
幅変調された赤外光(測距用変調光)をダイクロイック
プリズム112に向けて出射するとともに、視準線L1
上に位置する反射プリズムによって反射されたこの測距
用変調光の反射光を受光し、測距用変調光の出射時と受
光時における位相差を検出し、検出された位相差情報を
測量制御回路26へ送信する。なお、上述の対物レンズ
111は、この光波測距ユニット12から出射される測
距用変調光を照射するためのコリメータレンズ及び測距
用変調光の反射光を集光するための集光レンズとして
も、機能する。
【0027】また、AFセンサ用ビームスプリッタ11
4によって分離された光路上には、ピント位置検出機構
としてのピント位置検出センサ16が、配置されてい
る。このピント位置検出センサ16は、一眼レフカメラ
等において一般に用いられている位相差検出方式による
センサであり、クロスヘアー焦点板116の焦点面(と
共役な面)に対する物体像のズレ量(デフォーカス量)
を検出する。このピント位置検出センサ16によって検
出されたデフォーカス量を示すデフォーカス信号は、オ
ートフォーカス制御回路17に入力される。
4によって分離された光路上には、ピント位置検出機構
としてのピント位置検出センサ16が、配置されてい
る。このピント位置検出センサ16は、一眼レフカメラ
等において一般に用いられている位相差検出方式による
センサであり、クロスヘアー焦点板116の焦点面(と
共役な面)に対する物体像のズレ量(デフォーカス量)
を検出する。このピント位置検出センサ16によって検
出されたデフォーカス量を示すデフォーカス信号は、オ
ートフォーカス制御回路17に入力される。
【0028】オートフォーカス制御回路17は、上述し
た合焦レンズ駆動ユニット15,ピント位置検出センサ
16,及びエンコーダ検出装置18の他、支柱部2の外
表面に設けられたAFスイッチ171及びハーフスイッ
チ172に、接続されている。なお、このハーフスイッ
チ172は、入力表示部6のスイッチを使用しても良
い。このオートフォーカス制御回路17は、具体的に
は、図4のブロック図に示すように、合焦レンズ第1駆
動量算出部173,合焦レンズ位置検出部174,物体
距離算出部175,レンズ位置算出部176,及び合焦
レンズ第2駆動量算出部177から、構成されている。
合焦レンズ第1駆動量算出部173は、AFスイッチ1
71が押下されるとピント位置検出センサ16を作動さ
せるとともに、ピント位置検出センサ16から入力され
たデフォーカス信号に基づいて、このデフォーカス信号
によって示されるデフォーカス量を打ち消すための合焦
レンズ113の移動量及び移動方向を算出する。そし
て、この「移動方向」の方へ「移動量」だけ合焦レンズ
113を移動させることを、合焦レンズ駆動ユニット1
5に指示する。即ち、この合焦レンズ第1駆動量算出部
173及び合焦レンズ駆動ユニット15が駆動ユニット
を構成し、ピント位置検出機構としてのピント位置検出
センサ16とともに、オートフォーカス機構を構成して
いる。
た合焦レンズ駆動ユニット15,ピント位置検出センサ
16,及びエンコーダ検出装置18の他、支柱部2の外
表面に設けられたAFスイッチ171及びハーフスイッ
チ172に、接続されている。なお、このハーフスイッ
チ172は、入力表示部6のスイッチを使用しても良
い。このオートフォーカス制御回路17は、具体的に
は、図4のブロック図に示すように、合焦レンズ第1駆
動量算出部173,合焦レンズ位置検出部174,物体
距離算出部175,レンズ位置算出部176,及び合焦
レンズ第2駆動量算出部177から、構成されている。
合焦レンズ第1駆動量算出部173は、AFスイッチ1
71が押下されるとピント位置検出センサ16を作動さ
せるとともに、ピント位置検出センサ16から入力され
たデフォーカス信号に基づいて、このデフォーカス信号
によって示されるデフォーカス量を打ち消すための合焦
レンズ113の移動量及び移動方向を算出する。そし
て、この「移動方向」の方へ「移動量」だけ合焦レンズ
113を移動させることを、合焦レンズ駆動ユニット1
5に指示する。即ち、この合焦レンズ第1駆動量算出部
173及び合焦レンズ駆動ユニット15が駆動ユニット
を構成し、ピント位置検出機構としてのピント位置検出
センサ16とともに、オートフォーカス機構を構成して
いる。
【0029】合焦レンズ位置検出部174は、エンコー
ダ検出装置18から入力されるエンコーダ情報に基づい
て、合焦レンズ113の現在位置p1を認識する。そし
て、認識した合焦レンズ113の現在位置p1を、物体
距離算出部175及び合焦レンズ第2駆動量算出部17
7に通知する。
ダ検出装置18から入力されるエンコーダ情報に基づい
て、合焦レンズ113の現在位置p1を認識する。そし
て、認識した合焦レンズ113の現在位置p1を、物体
距離算出部175及び合焦レンズ第2駆動量算出部17
7に通知する。
【0030】物体距離算出部175は、ハーフスイッチ
172が押下されて起動信号が入力されると、合焦レン
ズ位置検出部174から通知された合焦レンズ113の
現在位置p1に基づいて、対物レンズ111及び合焦レ
ンズ113によってピントが合う物体距離(即ち、その
時点でクロスヘアー焦点板16の焦点面に像が結像する
であろう物体までの距離)Lを算出する。そして、算出
した物体距離Lをレンズ位置算出部176に通知する。
これら合焦レンズ位置検出部174,物体距離算出部1
75,エンコーダ検出装置18,及びアブソリュート式
エンコーダ14bが、物体距離検出手段を構成する。
172が押下されて起動信号が入力されると、合焦レン
ズ位置検出部174から通知された合焦レンズ113の
現在位置p1に基づいて、対物レンズ111及び合焦レ
ンズ113によってピントが合う物体距離(即ち、その
時点でクロスヘアー焦点板16の焦点面に像が結像する
であろう物体までの距離)Lを算出する。そして、算出
した物体距離Lをレンズ位置算出部176に通知する。
これら合焦レンズ位置検出部174,物体距離算出部1
75,エンコーダ検出装置18,及びアブソリュート式
エンコーダ14bが、物体距離検出手段を構成する。
【0031】除算手段及びレンズ位置算出手段としての
レンズ位置算出部176は、物体距離算出部175から
通知された物体距離Lの1/2の距離(L/2)を算出
し(算出手段に相当)、算出した距離(L/2)にピン
トを合わせる合焦レンズ113の位置(即ち、算出した
距離(L/2)だけ望遠鏡11から離れた物体の像をク
ロスヘアー焦点板16の焦点面に結像させることができ
る合焦レンズ113の位置)p2を算出する(レンズ位
置算出手段に相当)。そして、算出した合焦レンズ11
3の位置を、合焦レンズ第2駆動量算出部177に通知
する。
レンズ位置算出部176は、物体距離算出部175から
通知された物体距離Lの1/2の距離(L/2)を算出
し(算出手段に相当)、算出した距離(L/2)にピン
トを合わせる合焦レンズ113の位置(即ち、算出した
距離(L/2)だけ望遠鏡11から離れた物体の像をク
ロスヘアー焦点板16の焦点面に結像させることができ
る合焦レンズ113の位置)p2を算出する(レンズ位
置算出手段に相当)。そして、算出した合焦レンズ11
3の位置を、合焦レンズ第2駆動量算出部177に通知
する。
【0032】指示手段としての合焦レンズ第2駆動量算
出部177は、合焦レンズ位置検出部174から通知さ
れた合焦レンズ113の現在位置p1とレンズ位置算出
部176から通知された合焦レンズ113の位置p2と
の差分を算出し、この差分(その極性は移動方向を示
す)に相当する方向及び距離だけ合焦レンズ113を移
動させる事を、合焦レンズ駆動ユニット15に指示す
る。以上の物体距離算出部175,レンズ位置算出部1
76,合焦レンズ第2駆動量算出部177,及び、合焦
レンズ駆動ユニット15が、補正手段に相当する。な
お、予めレンズ位置P1での差分P1−P2をメモリ等
に記憶させておき、物体距離算出部175,レンズ位置
算出部176,及び合焦レンズ第2駆動量算出部177
を省いて補正することも可能である。
出部177は、合焦レンズ位置検出部174から通知さ
れた合焦レンズ113の現在位置p1とレンズ位置算出
部176から通知された合焦レンズ113の位置p2と
の差分を算出し、この差分(その極性は移動方向を示
す)に相当する方向及び距離だけ合焦レンズ113を移
動させる事を、合焦レンズ駆動ユニット15に指示す
る。以上の物体距離算出部175,レンズ位置算出部1
76,合焦レンズ第2駆動量算出部177,及び、合焦
レンズ駆動ユニット15が、補正手段に相当する。な
お、予めレンズ位置P1での差分P1−P2をメモリ等
に記憶させておき、物体距離算出部175,レンズ位置
算出部176,及び合焦レンズ第2駆動量算出部177
を省いて補正することも可能である。
【0033】一方、望遠鏡部1の外側について説明する
と、この望遠鏡部1における視準線L1と平行な上下両
面には、視準線L1と平行な光軸を有する照準器13,
13が取り付けられている。また、この望遠鏡部1の両
側面には、同軸の一対の垂直回動軸1a,1bが、この
望遠鏡部1の筐体から突出形成されている。
と、この望遠鏡部1における視準線L1と平行な上下両
面には、視準線L1と平行な光軸を有する照準器13,
13が取り付けられている。また、この望遠鏡部1の両
側面には、同軸の一対の垂直回動軸1a,1bが、この
望遠鏡部1の筐体から突出形成されている。
【0034】この望遠鏡部1を垂直方向に回転自在に支
持する支柱部2のU字状凹部2aの内側面の一方(図1
の右側内面)には、望遠鏡部1の一方の垂直回転軸1b
を軸支するための軸受(図示略)が形成されている。ま
た、図3に示すように、U字状凹部2aの内側面の他方
において、支柱部2の筐体には、上記垂直回転軸1aが
貫通する円型穴2bが穿たれている。この円形穴2b内
には、略円筒状のスリーブ21が挿入されている。さら
に、このスリーブ21内には、このスリーブ21の内径
と略同じ外形を有する有底円筒部22a及びこの有底円
筒部22aの開口に対して一体に連なるリング状の外方
フランジ部22bからなる回転部材22の上記有底円筒
部22aが、回転自在にはめ込まれている。なお、この
回転部材22の有底円筒部22aにおける底側の端面に
は、この有底円筒部22と同軸且つ上記垂直回転軸1a
の外径と同じ内径を有する嵌合円筒22cが、突出形成
されている。そして、この嵌合円筒22cの外面に形成
された雄ねじには、スリーブ21からの有底円筒部22
aの抜けを防止するため、スリーブ21の内径よりも大
きい外径を有する抜け止めリング25が、螺合してい
る。また、この嵌合円筒22c内には上記垂直回転軸1
aが嵌入しており、両者が一体に固定されている。以上
の構成により、望遠鏡部1は、支柱部2のU字状凹部2
a内において垂直方向(図3の上下方向)に回転自在に
支持されているとともに、望遠鏡1が垂直方向に回転す
ると、回転部材22も一体に回転する。
持する支柱部2のU字状凹部2aの内側面の一方(図1
の右側内面)には、望遠鏡部1の一方の垂直回転軸1b
を軸支するための軸受(図示略)が形成されている。ま
た、図3に示すように、U字状凹部2aの内側面の他方
において、支柱部2の筐体には、上記垂直回転軸1aが
貫通する円型穴2bが穿たれている。この円形穴2b内
には、略円筒状のスリーブ21が挿入されている。さら
に、このスリーブ21内には、このスリーブ21の内径
と略同じ外形を有する有底円筒部22a及びこの有底円
筒部22aの開口に対して一体に連なるリング状の外方
フランジ部22bからなる回転部材22の上記有底円筒
部22aが、回転自在にはめ込まれている。なお、この
回転部材22の有底円筒部22aにおける底側の端面に
は、この有底円筒部22と同軸且つ上記垂直回転軸1a
の外径と同じ内径を有する嵌合円筒22cが、突出形成
されている。そして、この嵌合円筒22cの外面に形成
された雄ねじには、スリーブ21からの有底円筒部22
aの抜けを防止するため、スリーブ21の内径よりも大
きい外径を有する抜け止めリング25が、螺合してい
る。また、この嵌合円筒22c内には上記垂直回転軸1
aが嵌入しており、両者が一体に固定されている。以上
の構成により、望遠鏡部1は、支柱部2のU字状凹部2
a内において垂直方向(図3の上下方向)に回転自在に
支持されているとともに、望遠鏡1が垂直方向に回転す
ると、回転部材22も一体に回転する。
【0035】回転部材22の外方フランジ部22bの外
縁には、平行平面透明部材からなるリング状の回転スケ
ール板23が填められている。この回転スケール板23
には、放射状のコードパターンが、均一ピッチで描かれ
ている。
縁には、平行平面透明部材からなるリング状の回転スケ
ール板23が填められている。この回転スケール板23
には、放射状のコードパターンが、均一ピッチで描かれ
ている。
【0036】また、スリーブ21の外面に一体形成され
た外方フランジには、この回転スケール板23のコード
パターンを読み取るための垂直エンコーダユニット24
が、固着されている。この垂直エンコーダユニット24
は、回転スケール板23に対してその片面側から光を照
射するための発光ダイオード244及びコリメータレン
ズ243と、回転スケール板23を挟んでコリメータレ
ンズ243とは逆側に位置するサブスケール板241
と、これら回転スケール板23及びサブスケール板24
2を透過した光を受光する受光回路242とを、フレー
ムによって保持する構造を有している。上記サブスケー
ル板241は、平行平面透明部材から構成され、回転ス
ケール板23上のコードパターンと同じピッチのコード
パターンが描かれている。このコードパターンは、回転
スケール板23の回転中心軸から放射した形状であり、
径方向に二分されており、内側のコードパターンの位相
と外側のコードパターンの位相とは、1/4周期ずらし
て形成されている。また、上記受光回路242には、以
上のようにして径方向に二分されたコードパターンを夫
々透過した光を個別に受光する2つの受光素子が、搭載
されている。これら2つの受光素子からの出力信号は、
夫々、測量制御回路26に入力される。
た外方フランジには、この回転スケール板23のコード
パターンを読み取るための垂直エンコーダユニット24
が、固着されている。この垂直エンコーダユニット24
は、回転スケール板23に対してその片面側から光を照
射するための発光ダイオード244及びコリメータレン
ズ243と、回転スケール板23を挟んでコリメータレ
ンズ243とは逆側に位置するサブスケール板241
と、これら回転スケール板23及びサブスケール板24
2を透過した光を受光する受光回路242とを、フレー
ムによって保持する構造を有している。上記サブスケー
ル板241は、平行平面透明部材から構成され、回転ス
ケール板23上のコードパターンと同じピッチのコード
パターンが描かれている。このコードパターンは、回転
スケール板23の回転中心軸から放射した形状であり、
径方向に二分されており、内側のコードパターンの位相
と外側のコードパターンの位相とは、1/4周期ずらし
て形成されている。また、上記受光回路242には、以
上のようにして径方向に二分されたコードパターンを夫
々透過した光を個別に受光する2つの受光素子が、搭載
されている。これら2つの受光素子からの出力信号は、
夫々、測量制御回路26に入力される。
【0037】以上の構成により、望遠鏡部1と一体に回
転スケール板23が回転すると、1/4周期ずれた2つ
の正弦波状の出力信号が、垂直エンコーダユニット24
から測量制御回路26に入力される。測量制御回路26
は、入力された二つの出力信号の位相差及び変化量(位
相)を検知することにより、回転スケール板23,従っ
て望遠鏡部1の回転方向及び回転量を、知ることができ
る。
転スケール板23が回転すると、1/4周期ずれた2つ
の正弦波状の出力信号が、垂直エンコーダユニット24
から測量制御回路26に入力される。測量制御回路26
は、入力された二つの出力信号の位相差及び変化量(位
相)を検知することにより、回転スケール板23,従っ
て望遠鏡部1の回転方向及び回転量を、知ることができ
る。
【0038】一方、上記基台部3の中心には、垂直方向
を向いた円形穴3aが、上面側から穿たれている。この
円形穴3aには、その上端にリング状の外方フランジ部
30aが一体に形成されている円筒部材30の下端が挿
入されて固定されている。この円筒部材30における外
方フランジ部30aの外縁には、平行平面透明部材から
なるリング状のメインスケール板31が填められてい
る。このメインスケール板31には、放射状のコードパ
ターンが、均一ピッチで描かれている。
を向いた円形穴3aが、上面側から穿たれている。この
円形穴3aには、その上端にリング状の外方フランジ部
30aが一体に形成されている円筒部材30の下端が挿
入されて固定されている。この円筒部材30における外
方フランジ部30aの外縁には、平行平面透明部材から
なるリング状のメインスケール板31が填められてい
る。このメインスケール板31には、放射状のコードパ
ターンが、均一ピッチで描かれている。
【0039】上記円筒部材30内には、この円筒部材3
0の内径と略同じ外径を有する回転軸部材27が、回転
自在に挿入されている。この回転軸部材27の下端は、
円筒部材30の下端から突出して、基台部3の円形穴3
a内に露出している。この回転軸部材27における円筒
部材30の下端から突出した部分には、雄ねじが形成さ
れており、この雄ねじには、円筒部材30の内径よりも
大きい外形を有する抜止リング32が螺合している。ま
た、この円筒部材30の上端は、支柱部2の筐体の内面
に形成された嵌合凹部2cにはめ込まれて固定されてい
る。以上の構成により、支柱部2は、基台部3に対して
水平方向(図3の左右方向)に回転自在に支持されてい
るとともに、支柱部2が水平方向に回転すると、回転ス
ケール板31が回転軸部材27に対して相対的に回転す
る。
0の内径と略同じ外径を有する回転軸部材27が、回転
自在に挿入されている。この回転軸部材27の下端は、
円筒部材30の下端から突出して、基台部3の円形穴3
a内に露出している。この回転軸部材27における円筒
部材30の下端から突出した部分には、雄ねじが形成さ
れており、この雄ねじには、円筒部材30の内径よりも
大きい外形を有する抜止リング32が螺合している。ま
た、この円筒部材30の上端は、支柱部2の筐体の内面
に形成された嵌合凹部2cにはめ込まれて固定されてい
る。以上の構成により、支柱部2は、基台部3に対して
水平方向(図3の左右方向)に回転自在に支持されてい
るとともに、支柱部2が水平方向に回転すると、回転ス
ケール板31が回転軸部材27に対して相対的に回転す
る。
【0040】この回転軸部材27の上端近傍には、円筒
部材30の外方フランジ部30aに重なる外方フランジ
部27aが、一体に形成されている。この外方フランジ
部27aの外縁には、メインスケール板31と略同型状
の平行平面透明板からなるサブスケール板28がはめ込
まれている。このサブスケール板28には、メインスケ
ール板31上のコードパターンと同じピッチの放射状の
コードパターンが描かれている。このコードパターン
は、径方向に二分されており、内側のコードパターンの
位相と外側のコードパターンの位相とは、1/4周期ず
らして形成されている。
部材30の外方フランジ部30aに重なる外方フランジ
部27aが、一体に形成されている。この外方フランジ
部27aの外縁には、メインスケール板31と略同型状
の平行平面透明板からなるサブスケール板28がはめ込
まれている。このサブスケール板28には、メインスケ
ール板31上のコードパターンと同じピッチの放射状の
コードパターンが描かれている。このコードパターン
は、径方向に二分されており、内側のコードパターンの
位相と外側のコードパターンの位相とは、1/4周期ず
らして形成されている。
【0041】また、回転軸部材27の外方フランジ部2
7aには、このメインスケール板31上のコードパター
ンを読み取るための水平エンコーダユニット29が、固
着されている。この水平エンコーダユニット29は、メ
インスケール板31に対してその片面側(外方フランジ
部27aとは逆の側)から光を照射するための発光ダイ
オード291及びコリメータレンズ292と、メインス
ケール板31及びサブスケール板28を透過した光を受
光する受光回路293とを、フレームによって保持する
構造を有している。この受光回路293には、上述した
ようにして径方向に二分されたコードパターンを夫々透
過した光を個別に受光する2つの受光素子が、搭載され
ている。これら2つの受光素子からの出力信号は、夫
々、測量制御回路26に入力される。
7aには、このメインスケール板31上のコードパター
ンを読み取るための水平エンコーダユニット29が、固
着されている。この水平エンコーダユニット29は、メ
インスケール板31に対してその片面側(外方フランジ
部27aとは逆の側)から光を照射するための発光ダイ
オード291及びコリメータレンズ292と、メインス
ケール板31及びサブスケール板28を透過した光を受
光する受光回路293とを、フレームによって保持する
構造を有している。この受光回路293には、上述した
ようにして径方向に二分されたコードパターンを夫々透
過した光を個別に受光する2つの受光素子が、搭載され
ている。これら2つの受光素子からの出力信号は、夫
々、測量制御回路26に入力される。
【0042】以上の構成により、支柱部2と一体に水平
エンコーダユニット29がメインスケール板31に対し
て相対回転すると、1/4周期ずれた2つの正弦波状の
出力信号が、水平エンコーダユニット29から測量制御
回路26に入力される。測量制御回路26は、入力され
た二つの出力信号の位相差及び変化量(位相)を検知す
ることにより、水平エンコーダユニット29,従って支
柱部2の回転方向及び回転量を、知ることができる。
エンコーダユニット29がメインスケール板31に対し
て相対回転すると、1/4周期ずれた2つの正弦波状の
出力信号が、水平エンコーダユニット29から測量制御
回路26に入力される。測量制御回路26は、入力され
た二つの出力信号の位相差及び変化量(位相)を検知す
ることにより、水平エンコーダユニット29,従って支
柱部2の回転方向及び回転量を、知ることができる。
【0043】支柱部2の前後両面には、図1及び図2に
示すように、制御回路26に各種データや操作コマンド
を入力したり制御回路26によって出力される各種デー
タや操作指示を表示するための入力表示部6,6が、設
けられている。
示すように、制御回路26に各種データや操作コマンド
を入力したり制御回路26によって出力される各種デー
タや操作指示を表示するための入力表示部6,6が、設
けられている。
【0044】支柱部2に内蔵された測量制御回路26に
は、回転部材22の有底円筒部22aの中心を貫通して
望遠鏡部1内まで引き通された信号線lを通じて、望遠
鏡部1内の光波測距ユニット12が接続されているとと
もに、垂直エンコーダユニット24及び水平エンコーダ
ユニット29,並びに、各入力表示部6,6が、接続さ
れている。この測量制御回路26は、各入力表示部6,
6から入力された各種データ及びコマンドに従って、光
波測距ユニット12を動作させ、視準線L1上に存在す
る物体までの距離に相当する位相差情報の入力を受け
る。そして、この位相差情報に基づいて、視準線L1上
に存在する物体までの距離を算出して、各入力表示部
6,6上に表示する。また、測量制御回路26は、垂直
エンコーダユニット24及び水平エンコーダユニット2
9から入力される出力信号に基づいて、視準線L1の高
度角及び水平角(リセットがなされた際の方向を基準方
向とした相対角)を算出する。
は、回転部材22の有底円筒部22aの中心を貫通して
望遠鏡部1内まで引き通された信号線lを通じて、望遠
鏡部1内の光波測距ユニット12が接続されているとと
もに、垂直エンコーダユニット24及び水平エンコーダ
ユニット29,並びに、各入力表示部6,6が、接続さ
れている。この測量制御回路26は、各入力表示部6,
6から入力された各種データ及びコマンドに従って、光
波測距ユニット12を動作させ、視準線L1上に存在す
る物体までの距離に相当する位相差情報の入力を受け
る。そして、この位相差情報に基づいて、視準線L1上
に存在する物体までの距離を算出して、各入力表示部
6,6上に表示する。また、測量制御回路26は、垂直
エンコーダユニット24及び水平エンコーダユニット2
9から入力される出力信号に基づいて、視準線L1の高
度角及び水平角(リセットがなされた際の方向を基準方
向とした相対角)を算出する。
【0045】支柱部2の後面に設けられた高度分度固定
ツマミ7は、望遠鏡部1の垂直回動軸1bの支柱部2に
対する回動を規制する図示せぬブレーキ機構を、作動さ
せるためのツマミである。この高度分度固定ツマミ7を
締めて図示せぬブレーキ機構を作動させると、手で掴ん
で望遠鏡部1を回転させることが、不可能となる。
ツマミ7は、望遠鏡部1の垂直回動軸1bの支柱部2に
対する回動を規制する図示せぬブレーキ機構を、作動さ
せるためのツマミである。この高度分度固定ツマミ7を
締めて図示せぬブレーキ機構を作動させると、手で掴ん
で望遠鏡部1を回転させることが、不可能となる。
【0046】同様に、支柱部2の側面に設けられた水平
分度固定ツマミ9は、基台部3の円筒部材30の支柱部
2に対する相対回動を規制する図示せぬブレーキ機構
を、作動させるためのツマミである。この水平分度固定
ツマミ9を締めて図示せぬブレーキ機構を作動させる
と、手で掴んで支柱部2を回転させることが、不可能と
なる。
分度固定ツマミ9は、基台部3の円筒部材30の支柱部
2に対する相対回動を規制する図示せぬブレーキ機構
を、作動させるためのツマミである。この水平分度固定
ツマミ9を締めて図示せぬブレーキ機構を作動させる
と、手で掴んで支柱部2を回転させることが、不可能と
なる。
【0047】また、高度分度固定ツマミ7と同軸に取り
付けられている高度分度微動ツマミ8は、上記した図示
せぬブレーキ機構自体を支柱部2に対して回転させる図
示せぬ垂直微調整機構を、作動させるためのツマミであ
る。この高度分度微動ツマミ8を捻って図示せぬ垂直微
調整機構を作動させると、望遠鏡部1が支柱部2に対し
て微調整される。
付けられている高度分度微動ツマミ8は、上記した図示
せぬブレーキ機構自体を支柱部2に対して回転させる図
示せぬ垂直微調整機構を、作動させるためのツマミであ
る。この高度分度微動ツマミ8を捻って図示せぬ垂直微
調整機構を作動させると、望遠鏡部1が支柱部2に対し
て微調整される。
【0048】同様に、水平分度固定ツマミ9と同軸に取
り付けられている水平分度微動ツマミ10は、上記した
図示せぬブレーキ機構自体を支柱部2に対して回転させ
る図示せぬ水平微調整機構を、作動させるためのツマミ
である。この水平分度微動ツマミ10を捻って図示せぬ
水平微調整機構を作動させると、支柱部2が基台部3に
対して微調整される。
り付けられている水平分度微動ツマミ10は、上記した
図示せぬブレーキ機構自体を支柱部2に対して回転させ
る図示せぬ水平微調整機構を、作動させるためのツマミ
である。この水平分度微動ツマミ10を捻って図示せぬ
水平微調整機構を作動させると、支柱部2が基台部3に
対して微調整される。
【0049】支柱部2の上部には、そのU字状凹部2a
をまたぐように、取手部5が着脱自在に取り付けられて
いる。即ち、トータルステーションの上方に位置する地
点を測距する場合には、この取手部5が視準線L1を遮
ってしまうので、この取手部5を取り外す。また、トー
タルステーションの上方後側に位置する点と上方前側に
位置する点との間の角度を測角する場合には、望遠鏡1
1の接眼レンズ117が支柱部2の前面と同じ側を向く
状態から後面と同じ側を向く状態へ移動するように、望
遠鏡11を回転させねばならない。従って、この回転操
作の邪魔にならないよう、この取手部5を取り外す。
をまたぐように、取手部5が着脱自在に取り付けられて
いる。即ち、トータルステーションの上方に位置する地
点を測距する場合には、この取手部5が視準線L1を遮
ってしまうので、この取手部5を取り外す。また、トー
タルステーションの上方後側に位置する点と上方前側に
位置する点との間の角度を測角する場合には、望遠鏡1
1の接眼レンズ117が支柱部2の前面と同じ側を向く
状態から後面と同じ側を向く状態へ移動するように、望
遠鏡11を回転させねばならない。従って、この回転操
作の邪魔にならないよう、この取手部5を取り外す。
【0050】整準ブロック4は、上部板4a及び下部板
4bから構成されて、下部板4bからの突出量が微調整
可能な3個の整準ネジ40をその周方向における等角度
間隔位置に有している。そして、これら整準ネジ40の
突出量を微調整することにより、上部板4aを下部板4
bに対して任意の向き及び角度に相対傾動させて、回転
軸部材27の回転中心軸L2を、鉛直方向に向けさせる
ことができる。
4bから構成されて、下部板4bからの突出量が微調整
可能な3個の整準ネジ40をその周方向における等角度
間隔位置に有している。そして、これら整準ネジ40の
突出量を微調整することにより、上部板4aを下部板4
bに対して任意の向き及び角度に相対傾動させて、回転
軸部材27の回転中心軸L2を、鉛直方向に向けさせる
ことができる。
【0051】以上の機械構成により、望遠鏡部1は、基
台部3に対してあらゆる方向を向くことができる。そし
て、この時の望遠鏡11の方向は、垂直エンコーダユニ
ット24及び水平エンコーダユニット29によって測角
される。 <トータルステーションの動作>次に、以上のように構
成されたトータルステーションを用いた測量の手順及
び、トータルステーションの動作を、図5のフローチャ
ートを参照して説明する。
台部3に対してあらゆる方向を向くことができる。そし
て、この時の望遠鏡11の方向は、垂直エンコーダユニ
ット24及び水平エンコーダユニット29によって測角
される。 <トータルステーションの動作>次に、以上のように構
成されたトータルステーションを用いた測量の手順及
び、トータルステーションの動作を、図5のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0052】最初に、作業者は、測定対象点に反射プリ
ズムを設置するとともに、トータルステーションを側転
に設置する。そして、作業者は、トータルステーション
に主電源を投入する。
ズムを設置するとともに、トータルステーションを側転
に設置する。そして、作業者は、トータルステーション
に主電源を投入する。
【0053】次に、作業者は、望遠鏡11の視準作業を
行う。但し、望遠鏡11は、高倍率故に視野が狭いの
で、視準作業の初期においては、望遠鏡11そのものは
用いずに、視野が広い照準器13を用いる。また、各微
調整ツマミ8,10による調整量は僅かであるので、各
固定ツマミ7,9を緩めて、手で支柱部2及び望遠鏡部
1を掴んで、望遠鏡11の向きを調整する。
行う。但し、望遠鏡11は、高倍率故に視野が狭いの
で、視準作業の初期においては、望遠鏡11そのものは
用いずに、視野が広い照準器13を用いる。また、各微
調整ツマミ8,10による調整量は僅かであるので、各
固定ツマミ7,9を緩めて、手で支柱部2及び望遠鏡部
1を掴んで、望遠鏡11の向きを調整する。
【0054】この視準コリメータを用いた視準の結果、
望遠鏡11の方向がおおよそ反射プリズムの方向に合う
と、作業者は、両固定ツマミ7,9を締めて、外力によ
って望遠鏡11の方向が変わらないようにする。
望遠鏡11の方向がおおよそ反射プリズムの方向に合う
と、作業者は、両固定ツマミ7,9を締めて、外力によ
って望遠鏡11の方向が変わらないようにする。
【0055】次に、作業者は、望遠鏡11の接眼レンズ
117を覗いてAFスイッチ171を押下する。する
と、オートフォーカス制御回路17の合焦レンズ第1駆
動量算出部173は、ピント位置検出センサ16を起動
して、デフォーカス量の検出を行わせる(S01)。そ
して、ピント位置検出センサ16から通知されたデフォ
ーカス量に基づいて、このデフォーカス量を打ち消すた
めの合焦レンズ113の駆動方向及び駆動量を算出し、
算出した「駆動方向」の方へ「駆動量」の分だけ合焦レ
ンズ113を駆動する事を合焦レンズ駆動ユニット15
に指示する(S02)。この指示に応じ合焦レンズ駆動
ユニット15が合焦レンズ113を駆動すると、視準線
L1上の物体がクロスヘアーと同位置で明瞭に観察でき
るようになる。但し、初期の段階では、望遠鏡11の視
野内に反射プリズムがないので、作業者は、AFスイッ
チ171を押下しつつ各微調整ツマミ8,10を適宜回
転させることによって、反射プリズムの像を望遠鏡11
の視野内に追い込む。このようにして反射プリズムが望
遠鏡の視野内に入った時点では、未だ視準線L1と反射
プリズムとが合致していないので、反射プリズムにはピ
ントが合わずにボケて見えている。そして、更に各微調
整ツマミ8,10を回転させて反射プリズムの像をクロ
スヘアーの中心に近づけてゆくと、ピント位置検出セン
サ16が反射プリズムに写った当該トータルステーショ
ン自身の像を検出してしまう。この場合、ピントが合う
物体距離は反射プリズムまでの距離の2倍となるので、
反射プリズムそのものはボケてしまう。
117を覗いてAFスイッチ171を押下する。する
と、オートフォーカス制御回路17の合焦レンズ第1駆
動量算出部173は、ピント位置検出センサ16を起動
して、デフォーカス量の検出を行わせる(S01)。そ
して、ピント位置検出センサ16から通知されたデフォ
ーカス量に基づいて、このデフォーカス量を打ち消すた
めの合焦レンズ113の駆動方向及び駆動量を算出し、
算出した「駆動方向」の方へ「駆動量」の分だけ合焦レ
ンズ113を駆動する事を合焦レンズ駆動ユニット15
に指示する(S02)。この指示に応じ合焦レンズ駆動
ユニット15が合焦レンズ113を駆動すると、視準線
L1上の物体がクロスヘアーと同位置で明瞭に観察でき
るようになる。但し、初期の段階では、望遠鏡11の視
野内に反射プリズムがないので、作業者は、AFスイッ
チ171を押下しつつ各微調整ツマミ8,10を適宜回
転させることによって、反射プリズムの像を望遠鏡11
の視野内に追い込む。このようにして反射プリズムが望
遠鏡の視野内に入った時点では、未だ視準線L1と反射
プリズムとが合致していないので、反射プリズムにはピ
ントが合わずにボケて見えている。そして、更に各微調
整ツマミ8,10を回転させて反射プリズムの像をクロ
スヘアーの中心に近づけてゆくと、ピント位置検出セン
サ16が反射プリズムに写った当該トータルステーショ
ン自身の像を検出してしまう。この場合、ピントが合う
物体距離は反射プリズムまでの距離の2倍となるので、
反射プリズムそのものはボケてしまう。
【0056】そこで、作業者は、目視に基づいて、トー
タルステーションにピントが合っているのか反射プリズ
ムにピントが合っているのかを判断する(S03)。そ
して、反射プリズムにピントが合っていると判断した時
には何の操作も行わないが、トータルステーション自身
にピントが合っていると判断した時にはハーフスイッチ
172を押下する(S04)。
タルステーションにピントが合っているのか反射プリズ
ムにピントが合っているのかを判断する(S03)。そ
して、反射プリズムにピントが合っていると判断した時
には何の操作も行わないが、トータルステーション自身
にピントが合っていると判断した時にはハーフスイッチ
172を押下する(S04)。
【0057】すると、オートフォーカス制御回路17の
合焦レンズ位置検出部174が、エンコーダ検出装置1
8から入力されるエンコーダ情報に基づいて、合焦レン
ズ113の現在位置p1を認識する(S05)。次に、
物体距離算出部175が、合焦レンズ位置検出部174
が認識した合焦レンズ113の現在位置p1に基づい
て、ピントが合う物体までの物体距離Lを算出する(S
06)。次に、レンズ位置算出部176が、物体距離算
出部175が算出した物体距離Lの1/2の距離(L/
2)を算出し(S07)、算出した距離(L/2)にピ
ントを合わせる合焦レンズ113の位置p2を算出する
(S08)。次に、合焦レンズ第2駆動量算出部177
が、レンズ位置算出部176によって算出された位置p
2まで合焦レンズ113を移動させることを、合焦レン
ズ駆動ユニット15に指示する。合焦レンズ駆動ユニッ
ト15は、この指示に応じて、合焦レンズ113を駆動
する(S09)。この結果、再度反射プリズムにピント
が合うので、反射プリズムの像がクロスヘアーの中心に
重なった状態で明瞭に見える(S10)。
合焦レンズ位置検出部174が、エンコーダ検出装置1
8から入力されるエンコーダ情報に基づいて、合焦レン
ズ113の現在位置p1を認識する(S05)。次に、
物体距離算出部175が、合焦レンズ位置検出部174
が認識した合焦レンズ113の現在位置p1に基づい
て、ピントが合う物体までの物体距離Lを算出する(S
06)。次に、レンズ位置算出部176が、物体距離算
出部175が算出した物体距離Lの1/2の距離(L/
2)を算出し(S07)、算出した距離(L/2)にピ
ントを合わせる合焦レンズ113の位置p2を算出する
(S08)。次に、合焦レンズ第2駆動量算出部177
が、レンズ位置算出部176によって算出された位置p
2まで合焦レンズ113を移動させることを、合焦レン
ズ駆動ユニット15に指示する。合焦レンズ駆動ユニッ
ト15は、この指示に応じて、合焦レンズ113を駆動
する(S09)。この結果、再度反射プリズムにピント
が合うので、反射プリズムの像がクロスヘアーの中心に
重なった状態で明瞭に見える(S10)。
【0058】この間に両エンコーダユニット24,29
から出力される受光信号に基づいて、測量制御回路26
は、測定対象点に設置した反射プリズムの向きを、視準
線L1の高度角及び水平角として算出しており、この算
出された高度角及び水平角を入力表示部6に表示してい
る。作業者は、更に、入力表示部6を介して測距開始コ
マンドを入力する。すると、測量制御回路26は、光波
測距ユニット12に対して測距開始を指示する。そし
て、この指示に応じて位相差信号が光波測距ユニット1
2から入力されると、測量制御回路26は、位相差信号
に基づいて、視準線L1上に存在する物体までの距離を
算出し、算出した距離を入力表示部6上に表示する。
から出力される受光信号に基づいて、測量制御回路26
は、測定対象点に設置した反射プリズムの向きを、視準
線L1の高度角及び水平角として算出しており、この算
出された高度角及び水平角を入力表示部6に表示してい
る。作業者は、更に、入力表示部6を介して測距開始コ
マンドを入力する。すると、測量制御回路26は、光波
測距ユニット12に対して測距開始を指示する。そし
て、この指示に応じて位相差信号が光波測距ユニット1
2から入力されると、測量制御回路26は、位相差信号
に基づいて、視準線L1上に存在する物体までの距離を
算出し、算出した距離を入力表示部6上に表示する。
【0059】このように、本実施形態のトータルステー
ションによれば、反射プリズムに写った自身の像に望遠
鏡11のピントが合ってしまったために反射プリズム自
体がボケて見える場合には、作業者がハーフスイッチ1
72を押下するだけで、合焦レンズ113の位置がそれ
までの半分の物体距離にピントが合う位置へ駆動される
ので、反射プリズムにピントが合うようになる。
ションによれば、反射プリズムに写った自身の像に望遠
鏡11のピントが合ってしまったために反射プリズム自
体がボケて見える場合には、作業者がハーフスイッチ1
72を押下するだけで、合焦レンズ113の位置がそれ
までの半分の物体距離にピントが合う位置へ駆動される
ので、反射プリズムにピントが合うようになる。
【0060】
【発明の効果】以上のように構成された本発明による測
量機によれば、望遠鏡に組み込まれたオートフォーカス
機構が反射プリズムに写った測距儀の像に望遠鏡のピン
トを合わせてしまった時にも、容易に、望遠鏡のピント
の位置を反射プリズムに合わせることができる。
量機によれば、望遠鏡に組み込まれたオートフォーカス
機構が反射プリズムに写った測距儀の像に望遠鏡のピン
トを合わせてしまった時にも、容易に、望遠鏡のピント
の位置を反射プリズムに合わせることができる。
【図1】 本発明の実施の形態によるトータルステーシ
ョンの正面図
ョンの正面図
【図2】 図1のII-II線に沿った断面を一部示す側面
図
図
【図3】 図1のトータルステーションの一部断面図
【図4】 図2のオートフォーカス制御回路の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図5】 作業手順及びオートフォーカス制御部の動作
を示すフローチャート
を示すフローチャート
1 望遠鏡部 2 支柱部 3 基台部 11 望遠鏡 15 合焦レンズ駆動ユニット 16 ピント位置検出センサ 17 オートフォーカス制御回路 18 検出装置 111 対物レンズ 113 合焦レンズ 116 クロスヘアー焦点板 117 接眼レンズ 171 ハーフスイッチ 173 合焦レンズ第1駆動量算出部 174 合焦レンズ位置検出部 175 物体距離算出部 176 レンズ位置算出部 177 合焦レンズ第2駆動量算出部
Claims (7)
- 【請求項1】対物レンズを有するとともに測量対象点を
視準するために用いられる望遠鏡と、 前記対物レンズの光軸上に位置する物体の前記対物レン
ズによる像が所定の焦点面に結像するようにその結像位
置を調整するオートフォーカス機構と、 このオートフォーカス機構によって像の結像位置が調整
された物体までの距離を検出する物体距離検出手段と、 起動信号に応じて、前記物体距離検出手段によって検出
された距離の半分の距離に位置する物体の像が前記焦点
面に結像するようにその結像位置を補正する補正手段と
を備えたことを特徴とする測量機。 - 【請求項2】前記望遠鏡は、前記対物レンズとともに前
記物体の像を結像させる合焦レンズを有し、 前記オートフォーカス機構は、前記合焦レンズを前記対
物レンズの光軸に沿って駆動することを特徴とする請求
項1記載の測量機。 - 【請求項3】前記望遠鏡は、前記焦点面の位置を示す指
標を有することを特徴とする請求項1記載の測量機。 - 【請求項4】前記オートフォーカス機構は、前記対物レ
ンズによる像の結像位置を検出するピント位置検出機構
と、 このピント位置検出機構によって検出された前記像の結
像位置を前記焦点面へ移動させるように前記合焦レンズ
を駆動する駆動ユニットとを備えたことを特徴とする請
求項2記載の測量機。 - 【請求項5】前記物体距離検出手段は、前記オートフォ
ーカス機構によって駆動された前記合焦レンズの位置に
基づいて、前記物体までの距離を検出することを特徴と
する請求項4記載の測量機。 - 【請求項6】前記補正手段は、 前記物体距離検出手段によって検出された距離の半分の
距離を算出する除算手段と、 この除算手段によって算出された距離の位置にある物体
の像を前記焦点面に結像させるための前記合焦レンズの
位置を算出するレンズ位置算出手段と、 このレンズ位置算出手段によって算出された位置へ前記
合焦レンズを移動させるよう前記駆動ユニットに指示す
る指示手段とを有することを特徴とする請求項5記載の
測量機。 - 【請求項7】前記起動信号を前記補正手段に入力するた
めのスイッチを更に備えたことを特徴とする請求項1記
載の測量機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09968898A JP3445491B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 測量機 |
| US09/288,566 US6194694B1 (en) | 1998-04-10 | 1999-04-09 | Surveying instrument |
| DE19916048A DE19916048B4 (de) | 1998-04-10 | 1999-04-09 | Vermessungsinstrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09968898A JP3445491B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 測量機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11295067A true JPH11295067A (ja) | 1999-10-29 |
| JP3445491B2 JP3445491B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=14253989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09968898A Expired - Lifetime JP3445491B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 測量機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6194694B1 (ja) |
| JP (1) | JP3445491B2 (ja) |
| DE (1) | DE19916048B4 (ja) |
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| JP2008522204A (ja) * | 2004-11-27 | 2008-06-26 | ライカ ジオシステムズ アクチェンゲゼルシャフト | 平凸レンズ又は平凹レンズとそれに接合した偏向手段とを含む望遠鏡及びパンフォーカル望遠鏡 |
| JP2016038291A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社トプコン | アブソリュートエンコーダ、測量装置 |
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| JP3564000B2 (ja) * | 1999-04-28 | 2004-09-08 | ペンタックス株式会社 | エンコーダ |
| JP2001317938A (ja) | 2000-05-01 | 2001-11-16 | Asahi Optical Co Ltd | 光波距離計を有する測量機 |
| JP3723721B2 (ja) | 2000-05-09 | 2005-12-07 | ペンタックス株式会社 | 光波測距儀及びaf機能を有する光波測距儀 |
| JP3590565B2 (ja) | 2000-05-11 | 2004-11-17 | ペンタックス株式会社 | 光波距離計を有する測量機 |
| JP3713185B2 (ja) | 2000-05-11 | 2005-11-02 | ペンタックス株式会社 | Af測量機 |
| JP2001324327A (ja) | 2000-05-12 | 2001-11-22 | Asahi Optical Co Ltd | 分岐光学系を用いたaf測量機 |
| JP3634719B2 (ja) | 2000-05-25 | 2005-03-30 | ペンタックス株式会社 | Af機能を有する光波測距儀 |
| JP3718411B2 (ja) | 2000-05-30 | 2005-11-24 | ペンタックス株式会社 | Af測量機 |
| US6734410B2 (en) * | 2000-08-30 | 2004-05-11 | Pentax Precision Co., Ltd. | Surveying instrument having an optical distance meter and an autofocus system, and a surveying instrument having a detachable autofocus system |
| CN106903612B (zh) * | 2017-03-27 | 2023-05-05 | 北京现代汽车有限公司 | 一种刀具检测仪及实现方法 |
| JP7767167B2 (ja) * | 2022-01-31 | 2025-11-11 | 富士フイルム株式会社 | 選択方法、撮像方法、及び撮像装置 |
| CN118999507B (zh) * | 2024-10-21 | 2024-12-20 | 湖南省土壤肥料研究所 | 一种土地整治用测量设备 |
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| JP2605282B2 (ja) | 1987-05-21 | 1997-04-30 | ミノルタ株式会社 | 自動焦点調節装置 |
| JP3708991B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2005-10-19 | ペンタックス株式会社 | インナーフォーカスの望遠鏡 |
| DE19710753C2 (de) * | 1996-03-15 | 2000-11-23 | Asahi Optical Co Ltd | Automatische Fokussiereinrichtung |
| DE19710752C2 (de) * | 1996-03-15 | 2003-06-05 | Pentax Corp | Fokussiereinrichtung |
| DE19710722C2 (de) * | 1996-03-15 | 2003-06-05 | Pentax Corp | Automatische Fokussiereinrichtung für ein Fernrohr |
| DE19710726C2 (de) * | 1996-03-15 | 2003-06-05 | Pentax Corp | Automatisch fokussierbares Vermessungsinstrument |
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-
1998
- 1998-04-10 JP JP09968898A patent/JP3445491B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-04-09 US US09/288,566 patent/US6194694B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-09 DE DE19916048A patent/DE19916048B4/de not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008522204A (ja) * | 2004-11-27 | 2008-06-26 | ライカ ジオシステムズ アクチェンゲゼルシャフト | 平凸レンズ又は平凹レンズとそれに接合した偏向手段とを含む望遠鏡及びパンフォーカル望遠鏡 |
| JP2016038291A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社トプコン | アブソリュートエンコーダ、測量装置 |
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