JPH11296085A - シール用熱転写受像シートおよびシール貼付物 - Google Patents
シール用熱転写受像シートおよびシール貼付物Info
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- JPH11296085A JPH11296085A JP10097111A JP9711198A JPH11296085A JP H11296085 A JPH11296085 A JP H11296085A JP 10097111 A JP10097111 A JP 10097111A JP 9711198 A JP9711198 A JP 9711198A JP H11296085 A JPH11296085 A JP H11296085A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像が形成された熱転写受像シートをシール
として貼着する際に、画像領域に気泡が伴うことのない
シール用熱転写受像シートを提供する。 【解決手段】 基材と、基材の背面側に設けられた粘着
剤層と、粘着剤層の背面側に剥離可能に設けられた剥離
シート5とを少なくとも備え、剥離シート5を剥がして
被貼付体に貼付されるシール用熱転写受像シート1であ
って、剥離シート5には、その剥離シート5の外周に沿
って周回状に形成されたハーフカット部10を有するシ
ール用熱転写受像シート1によって、上記課題を解決し
た。形成されたハーフカット部10、14によって、剥
離部13を容易に剥がすことができるので、剥離部13
を剥がした後に露出した粘着剤層によって、シール用熱
転写受像シート1をシールとして被貼着体上に気泡を伴
うことなく貼り合せることができる。
として貼着する際に、画像領域に気泡が伴うことのない
シール用熱転写受像シートを提供する。 【解決手段】 基材と、基材の背面側に設けられた粘着
剤層と、粘着剤層の背面側に剥離可能に設けられた剥離
シート5とを少なくとも備え、剥離シート5を剥がして
被貼付体に貼付されるシール用熱転写受像シート1であ
って、剥離シート5には、その剥離シート5の外周に沿
って周回状に形成されたハーフカット部10を有するシ
ール用熱転写受像シート1によって、上記課題を解決し
た。形成されたハーフカット部10、14によって、剥
離部13を容易に剥がすことができるので、剥離部13
を剥がした後に露出した粘着剤層によって、シール用熱
転写受像シート1をシールとして被貼着体上に気泡を伴
うことなく貼り合せることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール用として用
いられる熱転写受像シートおよびシール貼付物に関し、
更に詳しくは、シールとして被貼着体に貼り付ける際
に、画像領域に気泡を伴うことがないシール用熱転写受
像シートおよびシール貼付物に関する。
いられる熱転写受像シートおよびシール貼付物に関し、
更に詳しくは、シールとして被貼着体に貼り付ける際
に、画像領域に気泡を伴うことがないシール用熱転写受
像シートおよびシール貼付物に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写受像シートは、その用途の多様化
に伴って、任意の対象物にシールとして貼り付けること
ができるシール用熱転写受像シートが開発されている。
シール用熱転写受像シートは、通常、基材と、該基材の
前面側に設けられた色材受容層と、該基材の背面側に設
けられた粘着剤層と、該粘着剤層の背面側に設けられた
剥離可能な剥離シートとから構成されている。こうした
シール用熱転写受像シートの色材受容層には、熱転写
法、例えば昇華熱転写法によって熱転写シートから色材
が移行し、任意の画像が形成される。画像が形成された
熱転写受像シートは、その背面に設けられた剥離シート
が剥がされ、露出した粘着剤層によって被貼着体上にシ
ールとして貼り付けられる。
に伴って、任意の対象物にシールとして貼り付けること
ができるシール用熱転写受像シートが開発されている。
シール用熱転写受像シートは、通常、基材と、該基材の
前面側に設けられた色材受容層と、該基材の背面側に設
けられた粘着剤層と、該粘着剤層の背面側に設けられた
剥離可能な剥離シートとから構成されている。こうした
シール用熱転写受像シートの色材受容層には、熱転写
法、例えば昇華熱転写法によって熱転写シートから色材
が移行し、任意の画像が形成される。画像が形成された
熱転写受像シートは、その背面に設けられた剥離シート
が剥がされ、露出した粘着剤層によって被貼着体上にシ
ールとして貼り付けられる。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら、図4に示すよ
うに、上述したような熱転写受像シート41をシールと
して被貼着体42に貼り付けていく際、熱転写受像シー
ト41と被貼着体42との間に空気が取り込まれると、
得られた貼着物43の画像領域Aに気泡44を伴うた
め、貼着物43の品位が著しく低下する。そのため、貼
り付け時に、被貼着体42と熱転写受像シート41との
間の空気を排しながら貼り付けていかなければならず、
こうしたシールの貼着は面倒なものであった。
うに、上述したような熱転写受像シート41をシールと
して被貼着体42に貼り付けていく際、熱転写受像シー
ト41と被貼着体42との間に空気が取り込まれると、
得られた貼着物43の画像領域Aに気泡44を伴うた
め、貼着物43の品位が著しく低下する。そのため、貼
り付け時に、被貼着体42と熱転写受像シート41との
間の空気を排しながら貼り付けていかなければならず、
こうしたシールの貼着は面倒なものであった。
【0004】そこで、本発明の目的は、画像が形成され
た熱転写受像シートをシールとして貼着する際に、画像
領域に気泡が伴うことのないシール用熱転写受像シート
およびシール貼付物を提供することにある。
た熱転写受像シートをシールとして貼着する際に、画像
領域に気泡が伴うことのないシール用熱転写受像シート
およびシール貼付物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材と、該基
材の背面側に設けられた粘着剤層と、該粘着剤層の背面
側に剥離可能に設けられた剥離シートとを少なくとも備
えたシール用熱転写受像シートであって、前記剥離シー
トには、該剥離シートの外周に沿って周回状にハーフカ
ット部が形成されていることに特徴を有する。
材の背面側に設けられた粘着剤層と、該粘着剤層の背面
側に剥離可能に設けられた剥離シートとを少なくとも備
えたシール用熱転写受像シートであって、前記剥離シー
トには、該剥離シートの外周に沿って周回状にハーフカ
ット部が形成されていることに特徴を有する。
【0006】この発明によれば、ハーフカット部が、剥
離シートの外周に沿って周回状に形成されているので、
ハーフカット部から剥離シートの外周端部までの剥離シ
ートだけ(以下「剥離部」という。)を剥がすことがで
きる。そして、剥離部を剥がした後に露出した粘着剤層
によって、本発明のシール用熱転写受像シートをシール
として被貼着体上に貼り合せることができる。ハーフカ
ット部を、形成される画像領域とは重ならないようにそ
の外側に形成することにより、貼り合わされたシール用
熱転写受像シートの画像領域には、気泡を伴った部分は
現われない。こうして得られた貼着物は、従来のよう
に、画像領域に気泡を伴うことがないため、貼着物の品
位を低下させることはない。また、貼り合わせも容易に
行なうことができる。
離シートの外周に沿って周回状に形成されているので、
ハーフカット部から剥離シートの外周端部までの剥離シ
ートだけ(以下「剥離部」という。)を剥がすことがで
きる。そして、剥離部を剥がした後に露出した粘着剤層
によって、本発明のシール用熱転写受像シートをシール
として被貼着体上に貼り合せることができる。ハーフカ
ット部を、形成される画像領域とは重ならないようにそ
の外側に形成することにより、貼り合わされたシール用
熱転写受像シートの画像領域には、気泡を伴った部分は
現われない。こうして得られた貼着物は、従来のよう
に、画像領域に気泡を伴うことがないため、貼着物の品
位を低下させることはない。また、貼り合わせも容易に
行なうことができる。
【0007】前記ハーフカット部の一点から前記剥離シ
ートの外周端部の一点を結ぶハーフカット部がさらに形
成されていることが好ましい。この発明によれば、剥離
シートの外周端部の一点からハーフカット部の一点を結
ぶように形成されたハーフカット部による切り込みが設
けられているので、この切り込み部分を起点として、剥
離部をリボン状に容易に引き剥がすことができる。
ートの外周端部の一点を結ぶハーフカット部がさらに形
成されていることが好ましい。この発明によれば、剥離
シートの外周端部の一点からハーフカット部の一点を結
ぶように形成されたハーフカット部による切り込みが設
けられているので、この切り込み部分を起点として、剥
離部をリボン状に容易に引き剥がすことができる。
【0008】また、前記ハーフカット部は、少なくとも
前記剥離シートに施されていることが好ましい。これに
より、剥離部を容易に剥がすことができる。
前記剥離シートに施されていることが好ましい。これに
より、剥離部を容易に剥がすことができる。
【0009】本発明のシール貼付物は、上述のシール用
熱転写受像シートと、表面平滑性のある媒体とが、前記
ハーフカット部から該剥離シートの外周端部までの剥離
シートを剥がすことによって露出した粘着剤層により貼
り合わされてなるものである。このシール貼着物は、剥
離部を剥がしたシール用熱転写受像シートを被貼付体で
ある表面平滑性の媒体上に貼り付けて得られるものであ
るので、貼り合わされたシール用熱転写受像シートの画
像領域には、気泡を伴った部分は現われない。こうして
得られたシール貼着物は、画像領域に気泡を伴うことが
ないため、シール貼着物の品位は低下しない。
熱転写受像シートと、表面平滑性のある媒体とが、前記
ハーフカット部から該剥離シートの外周端部までの剥離
シートを剥がすことによって露出した粘着剤層により貼
り合わされてなるものである。このシール貼着物は、剥
離部を剥がしたシール用熱転写受像シートを被貼付体で
ある表面平滑性の媒体上に貼り付けて得られるものであ
るので、貼り合わされたシール用熱転写受像シートの画
像領域には、気泡を伴った部分は現われない。こうして
得られたシール貼着物は、画像領域に気泡を伴うことが
ないため、シール貼着物の品位は低下しない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のシール用熱転写
受像シートの一例を示す断面図である。シール用熱転写
受像シート1は、基材2と、基材2の前面側に設けられ
たプライマー層6と、プライマー層6の前面側に設けら
れた色材受容層3と、基材2の背面側に設けられた粘着
剤層4と、粘着剤層4の背面側に剥離可能に設けられた
剥離シート5と、剥離シート5の背面側に設けられたス
リップ層7とによって構成されている。これらのうち、
基材2と粘着剤層4と剥離シート5は、必須の層として
設けられ、色材受容層3とプライマー層6とスリップ層
7は、適宜必要に応じて設けられる。また、これらの層
に加えて、従来公知の熱転写受像シートに設けられる他
の層を必要に応じて設けることもできる。これらの各層
の詳細については後述する。
受像シートの一例を示す断面図である。シール用熱転写
受像シート1は、基材2と、基材2の前面側に設けられ
たプライマー層6と、プライマー層6の前面側に設けら
れた色材受容層3と、基材2の背面側に設けられた粘着
剤層4と、粘着剤層4の背面側に剥離可能に設けられた
剥離シート5と、剥離シート5の背面側に設けられたス
リップ層7とによって構成されている。これらのうち、
基材2と粘着剤層4と剥離シート5は、必須の層として
設けられ、色材受容層3とプライマー層6とスリップ層
7は、適宜必要に応じて設けられる。また、これらの層
に加えて、従来公知の熱転写受像シートに設けられる他
の層を必要に応じて設けることもできる。これらの各層
の詳細については後述する。
【0011】図2は、本発明のシール用熱転写受像シー
トの一例を背面からみたとき斜視図である。シール用熱
転写受像シート1の背面側に設けられた剥離シート5に
は、剥離シート5の外周に沿って周回状にハーフカット
部10が形成されている。すなわち、剥離シート5の外
周端部12から一定の間隔Dを隔てて、且つ、剥離シー
ト5の外周部の全周に沿って、ハーフカット部10が形
成されている。
トの一例を背面からみたとき斜視図である。シール用熱
転写受像シート1の背面側に設けられた剥離シート5に
は、剥離シート5の外周に沿って周回状にハーフカット
部10が形成されている。すなわち、剥離シート5の外
周端部12から一定の間隔Dを隔てて、且つ、剥離シー
ト5の外周部の全周に沿って、ハーフカット部10が形
成されている。
【0012】ハーフカットは、形成されるハーフカット
部10から剥離シート5の外周端部12までの一定間隔
D幅の剥離シート(以下、この一定間隔幅Dのリボン状
の部分を「剥離部13」という。)を、粘着剤層4との
界面から容易に剥がすために施される。ハーフカット部
10は、図1に示すように、少なくとも剥離シート5を
完全にカットすることが好ましい。こうすることによ
り、剥離部13のみをシール用熱転写受像シート1から
容易に剥ぎ取ることができる。また、ハーフカット部1
0を粘着剤層4に至るまで、または、粘着剤層4と基材
2の境界面に至るまでカットしても差し支えない。
部10から剥離シート5の外周端部12までの一定間隔
D幅の剥離シート(以下、この一定間隔幅Dのリボン状
の部分を「剥離部13」という。)を、粘着剤層4との
界面から容易に剥がすために施される。ハーフカット部
10は、図1に示すように、少なくとも剥離シート5を
完全にカットすることが好ましい。こうすることによ
り、剥離部13のみをシール用熱転写受像シート1から
容易に剥ぎ取ることができる。また、ハーフカット部1
0を粘着剤層4に至るまで、または、粘着剤層4と基材
2の境界面に至るまでカットしても差し支えない。
【0013】剥離シート5の外周に沿って周回状に形成
されたハーフカット部10は、シール用熱転写受像シー
ト1に形成される画像領域Aと重ならないようにその外
側に設けられることが好ましい。また、ハーフカット部
10の形成位置は、外周端部12から任意の一定間隔D
幅を隔てて形成され、シール用熱転写受像シート1に形
成される画像領域Aの大きさによって適宜変化させるこ
とができる。
されたハーフカット部10は、シール用熱転写受像シー
ト1に形成される画像領域Aと重ならないようにその外
側に設けられることが好ましい。また、ハーフカット部
10の形成位置は、外周端部12から任意の一定間隔D
幅を隔てて形成され、シール用熱転写受像シート1に形
成される画像領域Aの大きさによって適宜変化させるこ
とができる。
【0014】また、このハーフカット部10の一点から
剥離シート5の外周端部12の一点を結ぶようなハーフ
カット部14をさらに1個所以上形成することが好まし
い。このハーフカット部14は、剥離シート5の外周端
部12からハーフカット部10までの切り込みとして作
用するので、このハーフカット部14を起点として、剥
離部13をリボン状に引き剥がすことができる。
剥離シート5の外周端部12の一点を結ぶようなハーフ
カット部14をさらに1個所以上形成することが好まし
い。このハーフカット部14は、剥離シート5の外周端
部12からハーフカット部10までの切り込みとして作
用するので、このハーフカット部14を起点として、剥
離部13をリボン状に引き剥がすことができる。
【0015】ハーフカットは、平刃抜き方式やロータリ
ーダイカット方式という方法によって、ハーフカット部
10を形成することができる。また、形成するハーフカ
ット部10、14の形状は、直線状でも波形状でも矩形
状でもよく特に限定されない。
ーダイカット方式という方法によって、ハーフカット部
10を形成することができる。また、形成するハーフカ
ット部10、14の形状は、直線状でも波形状でも矩形
状でもよく特に限定されない。
【0016】シール用熱転写受像シート1は、剥離部1
3が剥がされた後に露出した粘着剤層4によって、シー
ルとして被貼着体上に貼り合わされる。図3は、こうし
て得られたシール貼着物31の一例を前面からみたとき
の斜視図である。ハーフカット部10は、シール用熱転
写受像シート1の画像領域Aと重ならないようにその外
側に設けれられているので、粘着剤層4が気泡を伴って
被貼着体33上に貼り付けられても、画像領域Aが気泡
を伴うことはない。また、貼り合せに係る粘着剤層4の
面積が、従来の貼り合せに係る粘着剤層4の面積に比べ
て著しく小さいので、粘着剤層4とシール用熱転写受像
シート1の間に気泡が伴うことはない。こうして得られ
た貼着物31は、従来のように、画像領域Aに気泡を伴
うことがないため、貼着物31の品位を低下させること
はない。また、貼り合わせを簡易に行なうことができ
る。
3が剥がされた後に露出した粘着剤層4によって、シー
ルとして被貼着体上に貼り合わされる。図3は、こうし
て得られたシール貼着物31の一例を前面からみたとき
の斜視図である。ハーフカット部10は、シール用熱転
写受像シート1の画像領域Aと重ならないようにその外
側に設けれられているので、粘着剤層4が気泡を伴って
被貼着体33上に貼り付けられても、画像領域Aが気泡
を伴うことはない。また、貼り合せに係る粘着剤層4の
面積が、従来の貼り合せに係る粘着剤層4の面積に比べ
て著しく小さいので、粘着剤層4とシール用熱転写受像
シート1の間に気泡が伴うことはない。こうして得られ
た貼着物31は、従来のように、画像領域Aに気泡を伴
うことがないため、貼着物31の品位を低下させること
はない。また、貼り合わせを簡易に行なうことができ
る。
【0017】本発明のシール用熱転写受像シート1が貼
り付けられる被貼着体33としては、天然紙、合成紙、
金属、樹脂、ガラス、木材等で、良好な接着面が得られ
るものが挙げられる。特に、表面平滑性があり、硬度の
ある媒体を貼着体とした貼着物とすることが、シール貼
着物の品位を保持する上で好ましい。得られたシール貼
着物は、画像領域に気泡を伴うことがないため、シール
貼着物の品位は低下することはない。
り付けられる被貼着体33としては、天然紙、合成紙、
金属、樹脂、ガラス、木材等で、良好な接着面が得られ
るものが挙げられる。特に、表面平滑性があり、硬度の
ある媒体を貼着体とした貼着物とすることが、シール貼
着物の品位を保持する上で好ましい。得られたシール貼
着物は、画像領域に気泡を伴うことがないため、シール
貼着物の品位は低下することはない。
【0018】次に、本発明のシール用熱転写受像シート
を構成する各層について説明する。
を構成する各層について説明する。
【0019】[基材]基材2としては、従来の熱転写受
像シートに使用されるものと同様の基材を使用すること
ができ、特に制限されない。例えば、合成紙、上質紙、
アート紙、コート紙、キャスト紙、プラスチックフィル
ム、ミクロボイドを有するフィルム等を使用することが
できる。また、これらの材料を2種以上使用し、多層に
貼り合わせた複合基材を使用することもできる。
像シートに使用されるものと同様の基材を使用すること
ができ、特に制限されない。例えば、合成紙、上質紙、
アート紙、コート紙、キャスト紙、プラスチックフィル
ム、ミクロボイドを有するフィルム等を使用することが
できる。また、これらの材料を2種以上使用し、多層に
貼り合わせた複合基材を使用することもできる。
【0020】プラスチックフィルムを基材2とする場合
には、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレートなどのポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネー
ト、セロハン、酢酸セルロース、ポリアリレート、ポリ
エーテルスルホン等を使用することができる。
には、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレートなどのポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネー
ト、セロハン、酢酸セルロース、ポリアリレート、ポリ
エーテルスルホン等を使用することができる。
【0021】透明性を必要としたシールとして用いる場
合には、これらのプラスチックフィルムの中で、透明性
のある基材が使用されるが、透明性を必要としないシー
ルとして用いる場合には、不透明プラスチックフィルム
または紙等が用いられる。透明性を必要としないとき
は、特に2種以上貼り合わせた複合基材が有効である。
具体的には、紙もしくはプラスチックフィルムの片面ま
たは両面に、ミクロボイドを有するポリプロピレンフィ
ルムを貼り合わせたもの、または、ミクロボイドを有さ
ない薄い層をミクロボイドを有するポリプロピレンの両
面に設けたフィルムと、紙またはプラスチックフィルム
とを貼り合わせものを使用することができる。
合には、これらのプラスチックフィルムの中で、透明性
のある基材が使用されるが、透明性を必要としないシー
ルとして用いる場合には、不透明プラスチックフィルム
または紙等が用いられる。透明性を必要としないとき
は、特に2種以上貼り合わせた複合基材が有効である。
具体的には、紙もしくはプラスチックフィルムの片面ま
たは両面に、ミクロボイドを有するポリプロピレンフィ
ルムを貼り合わせたもの、または、ミクロボイドを有さ
ない薄い層をミクロボイドを有するポリプロピレンの両
面に設けたフィルムと、紙またはプラスチックフィルム
とを貼り合わせものを使用することができる。
【0022】シール用として特に好ましい基材2の具体
例として、例えば東洋紡績株式会社製の「トヨパールS
S P4255」(厚さ35μm)またはモービルプラ
スチックヨーロッパ製の「MW247」(厚さ35μ
m)等のミクロボイドを有するポリプロピレンフィル
ム、或いは、ダイヤホイル株式会社製の「W−900」
(厚さ50μm)または東レ株式会社製の「E−60」
(厚さ50μm)等のミクロボイドを有するポリエチレ
ンテレフタレートを挙げることができる。
例として、例えば東洋紡績株式会社製の「トヨパールS
S P4255」(厚さ35μm)またはモービルプラ
スチックヨーロッパ製の「MW247」(厚さ35μ
m)等のミクロボイドを有するポリプロピレンフィル
ム、或いは、ダイヤホイル株式会社製の「W−900」
(厚さ50μm)または東レ株式会社製の「E−60」
(厚さ50μm)等のミクロボイドを有するポリエチレ
ンテレフタレートを挙げることができる。
【0023】基材2の厚さは、特に制限されないが、シ
ールの特徴および強度等を考慮して適宜選択され、通常
50〜200μm程度である。
ールの特徴および強度等を考慮して適宜選択され、通常
50〜200μm程度である。
【0024】また、基材2の片面または両面に、必要に
応じて易接着処理してもよい。例えば、基材2の前面側
に、従来公知のプライマー処理を行なって、プライマー
層6を設けることができる。また、コロナ放電処理を行
ってもよい。
応じて易接着処理してもよい。例えば、基材2の前面側
に、従来公知のプライマー処理を行なって、プライマー
層6を設けることができる。また、コロナ放電処理を行
ってもよい。
【0025】[色材受容層]色材受容層3は、基材2の
前面側に必要に応じて設けられたプライマー層6上に、
適宜必要に応じて設けられ、少なくともバインダー樹脂
からなり、必要に応じて離型剤等の各種添加剤等が添加
された樹脂によって形成される。
前面側に必要に応じて設けられたプライマー層6上に、
適宜必要に応じて設けられ、少なくともバインダー樹脂
からなり、必要に応じて離型剤等の各種添加剤等が添加
された樹脂によって形成される。
【0026】上述した基材2が色材受容性を有する場合
には、熱溶融転写法によって直接基材2上に画像を形成
することができ、色材受容層3は必ずしも必要とはされ
ない。一方、基材2が色材受容性に乏しい場合またはよ
り優れた階調画像を形成したい場合には、色材受容層3
を設けることが好ましい。色材受容層3は色材受容性に
優れているので、熱転写シートからの色材の熱移行によ
って、高濃度で階調性のよいカラー画像等を転写形成す
ることができる。特に、昇華性染料を色材として用いた
昇華熱転写法では、優れた画像を形成することができる
ので好ましい。
には、熱溶融転写法によって直接基材2上に画像を形成
することができ、色材受容層3は必ずしも必要とはされ
ない。一方、基材2が色材受容性に乏しい場合またはよ
り優れた階調画像を形成したい場合には、色材受容層3
を設けることが好ましい。色材受容層3は色材受容性に
優れているので、熱転写シートからの色材の熱移行によ
って、高濃度で階調性のよいカラー画像等を転写形成す
ることができる。特に、昇華性染料を色材として用いた
昇華熱転写法では、優れた画像を形成することができる
ので好ましい。
【0027】色材受容層3を構成するバインダー樹脂
は、適用される熱転写法の種類に応じて適切なものが使
用される。例えば、昇華熱転写を行いたい場合には、昇
華性染料の染着性がよい樹脂を使用し、熱溶融転写を行
いたい場合には、熱溶融性インキの移行性がよい樹脂を
使用する。昇華熱転写を行いたい場合、色材受容層用の
バインダー樹脂としては、飽和ポリエステル樹脂、ポリ
アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂等の従来
から色材受容層形成用に使用されている材料を単独また
は混合系として使用することができる。特に、エチレン
−酢酸ビニル共重合体とポリ塩化ビニルとの混合物が好
ましい。
は、適用される熱転写法の種類に応じて適切なものが使
用される。例えば、昇華熱転写を行いたい場合には、昇
華性染料の染着性がよい樹脂を使用し、熱溶融転写を行
いたい場合には、熱溶融性インキの移行性がよい樹脂を
使用する。昇華熱転写を行いたい場合、色材受容層用の
バインダー樹脂としては、飽和ポリエステル樹脂、ポリ
アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂等の従来
から色材受容層形成用に使用されている材料を単独また
は混合系として使用することができる。特に、エチレン
−酢酸ビニル共重合体とポリ塩化ビニルとの混合物が好
ましい。
【0028】色材受容層3は、上記の樹脂に必要に応じ
て各種助剤を添加し、適当な溶剤に溶解または分散して
調整した組成物を、通常の方法、例えばグラビアコー
ト、グラビアリバースコートまたはロールコート等によ
り塗工、乾燥して形成することができる。色材受容層3
の厚さは、乾燥状態で通常0.1〜10μmである。
て各種助剤を添加し、適当な溶剤に溶解または分散して
調整した組成物を、通常の方法、例えばグラビアコー
ト、グラビアリバースコートまたはロールコート等によ
り塗工、乾燥して形成することができる。色材受容層3
の厚さは、乾燥状態で通常0.1〜10μmである。
【0029】色材受容層3と熱転写シートとの熱融着を
防止するため、必要に応じて色材受容層3上にの前面側
に、離型剤を薄く塗布して離型層(図示しない)を設け
たり、離型剤を色材受容層3中に含有させることもでき
る。離型剤としては、シリコーンオイル(例えばエポキ
シ変性シリコーンとアミノ変性シリコーンとの併用)、
フッ素系またはリン酸エステル系の界面活性剤等を用い
ることができる。
防止するため、必要に応じて色材受容層3上にの前面側
に、離型剤を薄く塗布して離型層(図示しない)を設け
たり、離型剤を色材受容層3中に含有させることもでき
る。離型剤としては、シリコーンオイル(例えばエポキ
シ変性シリコーンとアミノ変性シリコーンとの併用)、
フッ素系またはリン酸エステル系の界面活性剤等を用い
ることができる。
【0030】[粘着剤層]粘着剤層4は、基材2の背面
側に必須の層として設けられ、剥離シート5が剥がされ
た後のシール用熱転写受像シート1を、被貼着体に好適
に貼り合せるために設けられる。
側に必須の層として設けられ、剥離シート5が剥がされ
た後のシール用熱転写受像シート1を、被貼着体に好適
に貼り合せるために設けられる。
【0031】粘着剤層4を構成する材料としては、従来
公知の溶剤系粘着剤および水系粘着剤のいずれも使用す
ることができる。例えば酢酸ビニル樹脂、アクリル樹
脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化
ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
ウレタン樹脂、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリル
ゴム等が挙げられる。本発明に用いられる粘着剤は、後
述する基材2との接着力が良好で、かつ、後述する剥離
シート5との剥離強度が所定の範囲内になるようなもの
を選択して使用することが好ましい。
公知の溶剤系粘着剤および水系粘着剤のいずれも使用す
ることができる。例えば酢酸ビニル樹脂、アクリル樹
脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化
ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
ウレタン樹脂、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリル
ゴム等が挙げられる。本発明に用いられる粘着剤は、後
述する基材2との接着力が良好で、かつ、後述する剥離
シート5との剥離強度が所定の範囲内になるようなもの
を選択して使用することが好ましい。
【0032】粘着剤層4は、粘着剤層用塗工液を従来公
知の方法、例えばグラビアコート、グラビアリバースコ
ート、ロールコート等の方法で、基材2の背面側に塗
布、乾燥して形成することができる。粘着剤層4の厚さ
は、乾燥状態で、通常1〜50μmである。
知の方法、例えばグラビアコート、グラビアリバースコ
ート、ロールコート等の方法で、基材2の背面側に塗
布、乾燥して形成することができる。粘着剤層4の厚さ
は、乾燥状態で、通常1〜50μmである。
【0033】[剥離シート]剥離シート5は、上述の粘
着剤層4の背面側に必須の層として設けられる。剥離シ
ート5としては、上述の基材2と同様の各種単層フィル
ムや複合フィルムを使用することができると共に、普通
紙、合成紙またはセルロース系繊維紙等も使用すること
ができる。セルロース系繊維紙の例としては、上質紙、
コート紙、アート紙、キャストコート紙または構成樹脂
もしくはゴムを含浸、塗工、内添した加工紙等が挙げら
れる。特に、ポリエチレンテレフタレートフィルムおよ
びポリエチレン等のラミネート紙が好ましい。
着剤層4の背面側に必須の層として設けられる。剥離シ
ート5としては、上述の基材2と同様の各種単層フィル
ムや複合フィルムを使用することができると共に、普通
紙、合成紙またはセルロース系繊維紙等も使用すること
ができる。セルロース系繊維紙の例としては、上質紙、
コート紙、アート紙、キャストコート紙または構成樹脂
もしくはゴムを含浸、塗工、内添した加工紙等が挙げら
れる。特に、ポリエチレンテレフタレートフィルムおよ
びポリエチレン等のラミネート紙が好ましい。
【0034】剥離シート5として、表面無処理のポリオ
レフィンフィルム、例えばポリエチレンもしくはポリプ
ロピレンの延伸または無延伸のフィルムを用いることも
でき、特に延伸または無延伸のポリプロピレンフィルム
を用いることが好ましい。具体例としては、東洋紡績株
式会社製の「パイレン」または東レ株式会社製の「トレ
ファン」等がある。
レフィンフィルム、例えばポリエチレンもしくはポリプ
ロピレンの延伸または無延伸のフィルムを用いることも
でき、特に延伸または無延伸のポリプロピレンフィルム
を用いることが好ましい。具体例としては、東洋紡績株
式会社製の「パイレン」または東レ株式会社製の「トレ
ファン」等がある。
【0035】剥離シート5の厚さは、その強度およびシ
ール用熱転写受像シート1全体の厚さに及ぼす影響等を
考慮して、通常35〜150μm程度である。剥離シー
ト5が薄すぎると、得られるシール用熱転写受像シート
1のコシが弱くなるため、熱転写プリンター内でシール
用熱転写受像シート1を搬送することができなくなった
り、シール用熱転写受像シート1にシワが発生したりす
る場合がある。一方、剥離シート5が厚すぎると、得ら
れるシール用熱転写受像シート1が厚くなるため、熱転
写プリンター内でシール用熱転写受像シート1を搬送駆
動させるのに大きな力が必要となり、プリンターが故障
したり、シール用熱転写受像シート1を正常に搬送する
ことができなくなる場合がある。
ール用熱転写受像シート1全体の厚さに及ぼす影響等を
考慮して、通常35〜150μm程度である。剥離シー
ト5が薄すぎると、得られるシール用熱転写受像シート
1のコシが弱くなるため、熱転写プリンター内でシール
用熱転写受像シート1を搬送することができなくなった
り、シール用熱転写受像シート1にシワが発生したりす
る場合がある。一方、剥離シート5が厚すぎると、得ら
れるシール用熱転写受像シート1が厚くなるため、熱転
写プリンター内でシール用熱転写受像シート1を搬送駆
動させるのに大きな力が必要となり、プリンターが故障
したり、シール用熱転写受像シート1を正常に搬送する
ことができなくなる場合がある。
【0036】延伸または無延伸のポリプロピレンフィル
ムと粘着剤層4との剥離強度(JIS−Z−237準拠
の180゜による剥離強度測定による)は、100〜2
500g、好ましくは700〜2000gの範囲である
ことが好ましい。こうした剥離強度は、従来のような離
型処理を施さなくても、粘着剤層4を形成する材料を選
択することによって容易に調節することができる。剥離
シート5の剥離強度を上記範囲に調節することによっ
て、ハーフカット処理された剥離部13を、容易に剥が
してシールとして使用することができると共に、ハーフ
カット処理された剥離部13が、画像形成中に剥離する
ことがない。
ムと粘着剤層4との剥離強度(JIS−Z−237準拠
の180゜による剥離強度測定による)は、100〜2
500g、好ましくは700〜2000gの範囲である
ことが好ましい。こうした剥離強度は、従来のような離
型処理を施さなくても、粘着剤層4を形成する材料を選
択することによって容易に調節することができる。剥離
シート5の剥離強度を上記範囲に調節することによっ
て、ハーフカット処理された剥離部13を、容易に剥が
してシールとして使用することができると共に、ハーフ
カット処理された剥離部13が、画像形成中に剥離する
ことがない。
【0037】剥離シート5の前面側、すなわち粘着剤層
4と向合う側に、剥離シート5を粘着剤層4から容易に
剥離することができるように、離型層(図示しない)を
形成することができる。離型層を形成するための材料と
しては、ポリメチルシロキサン等を主体とするシリコー
ン系離型剤またはポリオレフィン等を挙げることができ
る。離型層は、離型層用塗工液を従来公知の方法で塗
工、乾燥して形成することができる。離型層の厚さは、
乾燥状態で通常0.01〜15μmである。
4と向合う側に、剥離シート5を粘着剤層4から容易に
剥離することができるように、離型層(図示しない)を
形成することができる。離型層を形成するための材料と
しては、ポリメチルシロキサン等を主体とするシリコー
ン系離型剤またはポリオレフィン等を挙げることができ
る。離型層は、離型層用塗工液を従来公知の方法で塗
工、乾燥して形成することができる。離型層の厚さは、
乾燥状態で通常0.01〜15μmである。
【0038】また、剥離シート5背面側に、得られるシ
ール用熱転写受像シートの機械搬送性の向上やカールの
防止等のためのスリップ層7を設けることもできる。ス
リップ層7を形成するための材料としては、例えば、ア
クリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ハリゲン化ポリマー等の樹脂中に、添加剤
としてアクリル系フィラー、ナイロン系フィラー、テフ
ロン系フィラー、ポリエチレンワックス等の有機系フィ
ラー、および二酸化珪素や金属酸化物等の無機フィラー
を加えたものが使用できる。また、剥離シート5が紙の
場合、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス
等のエマルジョンを含浸塗布して使用することができ
る。また、剥離シート5背面上または離型層上には、検
知マーク等を形成してもよい。スリップ層7は、スリッ
プ層用塗工液を従来公知の方法、例えばグラビアコー
ト、グラビアリバースコート、ダイコート等の方法によ
って塗工、乾燥して形成することができる。スリップ層
7の厚さは、通常1〜50μmである。
ール用熱転写受像シートの機械搬送性の向上やカールの
防止等のためのスリップ層7を設けることもできる。ス
リップ層7を形成するための材料としては、例えば、ア
クリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ハリゲン化ポリマー等の樹脂中に、添加剤
としてアクリル系フィラー、ナイロン系フィラー、テフ
ロン系フィラー、ポリエチレンワックス等の有機系フィ
ラー、および二酸化珪素や金属酸化物等の無機フィラー
を加えたものが使用できる。また、剥離シート5が紙の
場合、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス
等のエマルジョンを含浸塗布して使用することができ
る。また、剥離シート5背面上または離型層上には、検
知マーク等を形成してもよい。スリップ層7は、スリッ
プ層用塗工液を従来公知の方法、例えばグラビアコー
ト、グラビアリバースコート、ダイコート等の方法によ
って塗工、乾燥して形成することができる。スリップ層
7の厚さは、通常1〜50μmである。
【0039】
【実施例】以下に本発明のシール用熱転写受像シートお
よびその製造方法について具体的に説明する。
よびその製造方法について具体的に説明する。
【0040】(実施例1)先ず、基材2として厚さ50
μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用
し、その前面側に、プライマー処理によって厚さ3μm
のプライマー層6を形成した。このプライマー層6の前
面側に、下記組成の色材受容層用塗工液を、乾燥後の厚
さが5μmとなるように塗工、乾燥して色材受容層3を
形成した。
μmの透明ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用
し、その前面側に、プライマー処理によって厚さ3μm
のプライマー層6を形成した。このプライマー層6の前
面側に、下記組成の色材受容層用塗工液を、乾燥後の厚
さが5μmとなるように塗工、乾燥して色材受容層3を
形成した。
【0041】 色材受容層用塗工液(合計100重量部); ポリエステル樹脂(バイロン200:東洋紡績株式会社製) 20重量部 有機シリコーン(X−22−3000T:信越化学工業株式会社製) 2重量部 トルエン 39重量部 メチルエチルケトン 39重量部
【0042】次いで、基材2の背面側に、下記組成の粘
着剤層用塗工液を、乾燥後の厚さが10μmとなるよう
に塗工、乾燥して粘着剤層4を形成した。
着剤層用塗工液を、乾燥後の厚さが10μmとなるよう
に塗工、乾燥して粘着剤層4を形成した。
【0043】 粘着剤層用塗工液; アクリル系樹脂(SKダイン1310L) 50重量部 酢酸エチル 50重量部
【0044】さらに、厚さ約100μmの白色ポリエチ
レンテレフタレートフィルムを剥離シート5として使用
し、粘着剤層4の背面に貼着してシール用熱転写受像シ
ート1を作製した。なお、剥離シート5の背面側には、
さらに厚さ1μmのスリップ層7を設けた。
レンテレフタレートフィルムを剥離シート5として使用
し、粘着剤層4の背面に貼着してシール用熱転写受像シ
ート1を作製した。なお、剥離シート5の背面側には、
さらに厚さ1μmのスリップ層7を設けた。
【0045】得られたシール用熱転写受像シート1のス
リップ層7から粘着剤層4まで、ロータリーダイカット
方式によって、ハーフカットを施した。ハーフカットの
パターンは、図2に示すように、剥離シート5の外周部
に、剥離シート5の外周端部12から一定の間隔Dを隔
てて且つ剥離シート5の外周部の全周に沿ったハーフカ
ット部10を形成し、さらに、このハーフカット部10
から外周端部12に至るまでのハーフカット部14を形
成した。
リップ層7から粘着剤層4まで、ロータリーダイカット
方式によって、ハーフカットを施した。ハーフカットの
パターンは、図2に示すように、剥離シート5の外周部
に、剥離シート5の外周端部12から一定の間隔Dを隔
てて且つ剥離シート5の外周部の全周に沿ったハーフカ
ット部10を形成し、さらに、このハーフカット部10
から外周端部12に至るまでのハーフカット部14を形
成した。
【0046】ハーフカット部10、14が形成されたシ
ール用熱転写受像シート1の色材受容層3に、昇華転写
法によって画像を形成した。画像形成後、ハーフカット
部14を起点として、剥離シート5の剥離部13をリボ
ン状に引き剥がした。剥離部13を剥がしたシール用熱
転写受像シート1を、露出した粘着剤層4によって、シ
ールとして被貼着体33上に貼り合わせた。ハーフカッ
ト部10、14は、シール用熱転写受像シート1の画像
領域Aと重ならないようにその外側に設けれられている
ので、粘着剤層4が気泡を伴って被貼着体33上に貼り
付けられても、画像領域Aが気泡を伴うことはなかっ
た。
ール用熱転写受像シート1の色材受容層3に、昇華転写
法によって画像を形成した。画像形成後、ハーフカット
部14を起点として、剥離シート5の剥離部13をリボ
ン状に引き剥がした。剥離部13を剥がしたシール用熱
転写受像シート1を、露出した粘着剤層4によって、シ
ールとして被貼着体33上に貼り合わせた。ハーフカッ
ト部10、14は、シール用熱転写受像シート1の画像
領域Aと重ならないようにその外側に設けれられている
ので、粘着剤層4が気泡を伴って被貼着体33上に貼り
付けられても、画像領域Aが気泡を伴うことはなかっ
た。
【0047】(比較例1)実施例1と同様のシール用熱
転写受像シートを作製した。ハーフカット処理は行なわ
ず、シール用熱転写受像シートの色材受容層3に、昇華
転写法によって画像を形成した。画像形成後、剥離シー
ト5の全てを引き剥がし、シール用熱転写受像シート1
を、露出した粘着剤層4によって、シールとして被貼着
体33上に貼り合わせた。貼合わせの際に、シール用熱
転写受像シート1と被貼着体33との間に気泡を伴うシ
ール貼着物が得られた。
転写受像シートを作製した。ハーフカット処理は行なわ
ず、シール用熱転写受像シートの色材受容層3に、昇華
転写法によって画像を形成した。画像形成後、剥離シー
ト5の全てを引き剥がし、シール用熱転写受像シート1
を、露出した粘着剤層4によって、シールとして被貼着
体33上に貼り合わせた。貼合わせの際に、シール用熱
転写受像シート1と被貼着体33との間に気泡を伴うシ
ール貼着物が得られた。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のシール用熱
転写受像シートによれば、形成されたハーフカット部に
より、剥離シートの外周部に形成された剥離部を剥がす
ことができ、この剥離部を剥がした後に露出した粘着剤
層によって、本発明のシール用熱転写受像シートをシー
ルとして被貼着体上に貼り合せることができる。また、
ハーフカットを、形成される画像領域と重ならないよう
にその外側に施すことにより、貼り合わされたシール用
熱転写受像シートの画像領域には、気泡を伴った部分は
現われない。こうして得られた貼着物は、従来のよう
に、画像領域に気泡を伴うことがないため、貼着物の品
位を低下させることはない。また、貼り合わせを容易に
行なうことができる。
転写受像シートによれば、形成されたハーフカット部に
より、剥離シートの外周部に形成された剥離部を剥がす
ことができ、この剥離部を剥がした後に露出した粘着剤
層によって、本発明のシール用熱転写受像シートをシー
ルとして被貼着体上に貼り合せることができる。また、
ハーフカットを、形成される画像領域と重ならないよう
にその外側に施すことにより、貼り合わされたシール用
熱転写受像シートの画像領域には、気泡を伴った部分は
現われない。こうして得られた貼着物は、従来のよう
に、画像領域に気泡を伴うことがないため、貼着物の品
位を低下させることはない。また、貼り合わせを容易に
行なうことができる。
【0049】また、本発明のシール貼付物は、剥離部を
剥がしたシール用熱転写受像シートを被貼付体上に貼り
付けて得られるので、貼り合わされたシール用熱転写受
像シートの画像領域には、気泡を伴った部分は現われな
い。こうして得られたシール貼着物は、画像領域に気泡
を伴うことがないため、シール貼着物の品位は低下しな
い。
剥がしたシール用熱転写受像シートを被貼付体上に貼り
付けて得られるので、貼り合わされたシール用熱転写受
像シートの画像領域には、気泡を伴った部分は現われな
い。こうして得られたシール貼着物は、画像領域に気泡
を伴うことがないため、シール貼着物の品位は低下しな
い。
【図1】本発明のシール用熱転写受像シート一例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明のシール用熱転写受像シートの一例を背
面からみたとき斜視図である。
面からみたとき斜視図である。
【図3】本発明の貼着物の一例を示す斜視図である。
【図4】シール用熱転写受像シートを被貼着体上に貼り
つける態様の一例を示す模式図である。
つける態様の一例を示す模式図である。
1、41 シール用熱転写受像シート 2 基材 3 色材受容層 4 粘着剤層 5 剥離シート 6 プライマー層 7 スリップ層 10、11、14 ハーフカット部 12 外周端部 13 剥離部 31、43 貼着物 32 貼着部 33、42 被貼着体 44 気泡 A 画像領域 D 一定間隔
Claims (4)
- 【請求項1】 基材と、該基材の背面側に設けられた粘
着剤層と、該粘着剤層の背面側に剥離可能に設けられた
剥離シートとを少なくとも備えたシール用熱転写受像シ
ートであって、 前記剥離シートには、該剥離シートの外周に沿って周回
状にハーフカット部が形成されていることを特徴とする
シール用熱転写受像シート。 - 【請求項2】 前記ハーフカット部の一点から前記剥離
シートの外周端部の一点を結ぶハーフカット部がさらに
形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシー
ル用熱転写受像シート。 - 【請求項3】 前記ハーフカット部は、少なくとも前記
剥離シートに施されていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載のシール用熱転写受像シート。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
シール用熱転写受像シートと、表面平滑性のある媒体と
が、前記ハーフカット部から該剥離シートの外周端部ま
での剥離シートを剥がすことによって露出した粘着剤層
により貼り合わされてなるシール貼付物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10097111A JPH11296085A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | シール用熱転写受像シートおよびシール貼付物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10097111A JPH11296085A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | シール用熱転写受像シートおよびシール貼付物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11296085A true JPH11296085A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14183482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10097111A Pending JPH11296085A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | シール用熱転写受像シートおよびシール貼付物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11296085A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007010881A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Optrex Corp | 光学フィルム保護方法および光学フィルム用保護シート |
| KR101056295B1 (ko) * | 2005-12-27 | 2011-08-11 | 현대중공업 주식회사 | 컨테이너선의 베이 넘버 마킹용 필름 및 그 부착 방법 |
| JP2012046713A (ja) * | 2010-01-07 | 2012-03-08 | Power Support:Kk | フィルムシート |
| JP2017136748A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 大日本印刷株式会社 | シール型熱転写受像シートおよび印画物の製造方法 |
| WO2018179505A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-10-04 | 大日本印刷株式会社 | シール型熱転写受像シート |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP10097111A patent/JPH11296085A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007010881A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Optrex Corp | 光学フィルム保護方法および光学フィルム用保護シート |
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