JPH11296158A - 立体表示方法及び装置 - Google Patents
立体表示方法及び装置Info
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- JPH11296158A JPH11296158A JP10104253A JP10425398A JPH11296158A JP H11296158 A JPH11296158 A JP H11296158A JP 10104253 A JP10104253 A JP 10104253A JP 10425398 A JP10425398 A JP 10425398A JP H11296158 A JPH11296158 A JP H11296158A
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Abstract
り合って見えるというファントム現象を回避することが
可能な立体表示方法を提供する。 【解決手段】 3次元立体像を奥行き標本化した個々の
2次元像を順次2次元表示装置に表示するステップを、
人間の眼の残像時間以内に高速に繰り返すことにより3
次元立体像を表示する立体表示方法において、前記ステ
ップは、表示すべき個々の2次元像が観察者から見て最
前面の2次元像でない場合に、観察者から見て当該最前
面以外の個々の2次元像より手前にある2次元像中の物
体像で、当該最前面以外の個々の2次元像の隠される部
分をマスク像として生成する第1のステップと、前記マ
スク像と当該最前面以外の個々の2次元像とを合成処理
し、当該最前面以外の個々の2次元像の隠される部分の
表示情報を削除して前記2次元表示装置に表示させる第
2のステップとを含む。
Description
び装置に係わり、特に、可変焦点型立体表示装置を含
む、奥行き標本化型立体表示装置において、観察者から
見て隠れるべき画像部分を覆い隠すことによって、立体
視における実際の像と奥行き標本化型立体表示装置によ
る画像との矛盾を解決することが可能な立体表示方法お
よび装置に関する。
奥行き方向に展開して3次元像を再現する立体表示装置
としては、可変焦点型立体表示装置(特願平8−182
222号)、あるいは奥行き標本化型立体表示装置
(「三次元映像」稲田修一編著、(株)昭晃堂、1991.
7.5,p13-24)が良く知られている。図9は、前記可変焦
点型立体表示装置の一例として、可変焦点レンズ型装置
の表示動作原理を説明するための図である。ここで、可
変焦点レンズ802は、フレネルレンズ液晶の層を透明
電極によって挾み、それに電界をかけることによって液
晶の屈折率が変化するという機能により、焦点距離が変
化するレンズである。この可変焦点レンズ型装置におい
ては、まず、図11に示すように、3次元物体1006
を奥行き標本化して、2次元像である奥行き標本化像の
集合1007に分解する。次に、図9に示すように、駆
動装置811により、この奥行き標本化像1007を時
分割で、2次元表示装置801に表示し、また、同期装
置810により、この表示に同期させて可変焦点レンズ
802の焦点距離を変化させる。これにより、レンズの
原理から、可変焦点レンズ802の焦点距離に対応し
て、2次元表示装置801に表示された奥行き標本化像
1007の像位置が奥行き方向に変化する。したがっ
て、これを人の眼の残像時間以内に高速に行えば、残像
効果により、図9に示す3次元画像803が観察でき
る。なお、図9(a)は、3次元像803が虚像の場合
(2次元表示装置801を可変焦点レンズ802の焦点
距離以内に配置)を、図9(b)は、3次元像803が
実像の場合(2次元表示装置801を可変焦点レンズ8
02の焦点距離より外に配置)を示す。
一例として、振動スクリーン型装置の表示動作原理を説
明するための図である。この振動スクリーン型装置にお
いても、まず、図11に示すように、3次元物体100
6を奥行き標本化して、2次元像である奥行き標本化像
の集合1007に分解する。次に、図10に示すよう
に、この奥行き標本化像1007を時分割で2次元表示
装置901に表示し、この表示に同期させて、2次元表
示装置901を駆動装置902により奥行き方向に高速
で移動させる。これを人の眼の残像時間以内に高速に行
えば、残像効果により図10に示す3次元像903が観
察できる。
表示像が奥行き方向に変化して表示されるため、人の立
体視の生理的要因(両眼視差、輻輳、ピント調節、動的
視差など)をほぼ満足できる利点を有している。
た従来の立体表示装置においては、奥行き方向を時分割
で表示し、残像現象により3次元像に統合するため、本
来ならば観察者(例えば、図9に示す804、あるいは
図10に示す904)の位置からでは見えることのない
(または、隠されている)、物体の裏側や内部の点(例
えば、図9に示す805、あるいは、図10に示す90
5など)、あるいは後方の物体などが透けて見えるファ
ントム現象を回避することが困難であるという欠点を有
していた。これは、自然な像を再現する上で大きな障害
となり、前記した従来の立体表示装置が実質的にワイヤ
ーフレームの像の再現にしか使えない大きな原因となっ
ていた。
し、かつファントム現象を回避できる立体表示方式とし
て、ホログラフィがよく知られている。しかし、ホログ
ラフィは、撮像にコヒーレント光が必要である他、必要
な情報量が膨大であるため、電気的な書き換えが困難で
あり、動的表示に適さないなどの欠点を有している。こ
のように、従来の立体表示装置では、立体視の生理的要
因をほぼ満足し、かつ、ファントム現象を回避して自然
な3次元像を動画再生することは困難であるという問題
点があった。
るためになされたものであり、本発明の目的は、立体表
示方法及び装置において、観察者から見て前後の表示画
像が互いに重なり合って見えるというファントム現象を
回避し、より自然に近い立体視を得ることが可能となる
技術を提供することにある。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
本化した個々の2次元像を順次2次元表示装置に表示す
るステップを、人間の眼の残像時間以内に高速に繰り返
すことにより3次元立体像を表示する立体表示方法にお
いて、前記ステップは、表示すべき個々の2次元像が観
察者から見て最前面の2次元像でない場合に、観察者か
ら見て当該最前面以外の個々の2次元像より手前にある
2次元像中の物体像で、当該最前面以外の個々の2次元
像の隠される部分をマスク像として生成する第1のステ
ップと、前記マスク像と当該最前面以外の個々の2次元
像とを合成処理し、当該最前面以外の個々の2次元像の
隠される部分の表示情報を削除して前記2次元表示装置
に表示させる第2のステップとを含むことを特徴とす
る。
示される2次元像の結像位置を変化させる焦点可変手段
を有し、前記焦点可変手段により焦点位置を変化させ
て、前記3次元立体像を奥行き標本化した個々の2次元
像を順次2次元表示装置に表示させることを特徴とす
る。
数個用い、前記3次元立体像を奥行き標本化した個々の
2次元像を、前記複数の2次元表示装置の対応する2次
元表示装置に表示させることを特徴とする。
に、それぞれ異なる結像位置の2次元像を表示させるこ
とを特徴とする。
り、観察者から見て当該最前面以外の個々の2次元像よ
り手前にある2次元像中の物体像で、当該最前面以外の
個々の2次元像の隠される部分をそれぞれマスク像とし
て生成し、また、前記第2のステップにより、前記マス
ク像と当該最前面以外の個々の2次元像とを合成処理
し、当該最前面以外の個々の2次元像の隠される部分の
表示情報を削除して、前記最前面の2次元像以外の2次
元像を表示する2次元表示装置に表示させることを特徴
とする。
よる前記手前にある2次元像の物体の上下左右の移動に
対して、その移動量に比例した平行移動処理を、また、
観察者の視点位置移動による前記手前にある2次元像の
物体の前後の移動に対して、その移動量に比例した拡大
・縮小処理を施すことを特徴とする。
当該2次元像の隠される部分を、所望の輝度、あるいは
所望の色調で表示させることを特徴とする。
本化した個々の2次元像中の表示すべき2次元像が、立
体表示装置において、観察者から見て最前面の2次元像
でない場合に、観察者から見て当該最前面以外の個々の
2次元像より手前にある2次元像中の物体像で、当該最
前面以外の個々の2次元像の隠される部分をマスク像と
して生成するマスク像生成装置と、前記マスク像生成装
置で生成されたマスク像を観察者の視点位置の移動に応
じて移動・変形させる移動装置と、前記移動装置で生成
されたマスク像と当該最前面以外の個々の2次元像とを
合成処理し、当該最前面以外の個々の2次元像の隠され
る部分の表示情報を、削除、所望の輝度、あるいは所望
の色調に変化させる合成装置と、前記最前面の2次元像
および前記合成装置から出力される2次元像を表示する
2次元表示装置とを具備することを特徴とする。
示像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示される
表示像の結像位置を変化させる焦点可変手段と、前記焦
点可変手段の焦点位置の変化に同期して前記2次元表示
装置の表示像を表示あるいは遮断するシャッター装置と
を、さらに具備することを特徴とする。
本化した個々の2次元像を表示する複数の2次元表示装
置と、前記複数の2次元表示装置の各表示像を表示する
表示手段と、前記表示手段に表示される表示像の結像位
置を変化させる焦点可変手段と、前記焦点可変手段の焦
点位置の変化に同期して前記複数の2次元表示装置の表
示像の中の該当する表示像を選択するシャッター装置と
を具備する立体表示装置であって、前記最前面の2次元
像以外の2次元像を表示する各2次元表示装置は、当該
各2次元表示装置で表示すべき2次元像より観察者から
見て手前にある各2次元像中の物体像で、当該各2次元
表示装置で表示すべき2次元像の隠される部分をマスク
像として生成する前記表示すべき2次元像より手前にあ
る2次元像と同数のマスク像生成装置と、前記各マスク
像生成装置で生成されたマスク像を、観察者の視点位置
の移動に応じて移動・変形させる前記マスク像生成装置
と同数の移動装置と、前記各移動装置で生成されたマス
ク像と、当該各2次元表示装置で表示すべき2次元像を
合成処理し、当該各2次元表示装置で表示すべき2次元
像の隠される部分の表示情報を、削除、所望の輝度、あ
るいは所望の色調に変化させる合成装置とを具備し、前
記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各2次元
表示装置は、前記合成装置から出力される2次元像を表
示することを特徴とする。
スクリーンと、前記各2次元表示装置毎に設けられ、前
記各2次元表示装置に表示される表示像を前記投影用ス
クリーンに投射する投影光学系とで構成されることを特
徴とする。
スクリーンと、同一光軸上に並べられ、前記各2次元表
示装置から投射される像を前面に反射し、後面の像はそ
のまま透過させる複数の反射装置と、前記各2次元表示
装置毎に設けられ、前記各2次元表示装置に表示される
表示像を前記反射装置に反射させて前記投影用スクリー
ンに投射する投影光学系とで構成されることを特徴とす
る。
軸上に並べられ、前記2次元表示装置から投射される像
を前面に反射し、後面の像はそのまま透過させる複数の
反射装置からなることを特徴とする。
本化した個々の2次元像を表示する複数の透過型2次元
表示装置と、前記各透過型2次元表示装置の背面に設置
され、前方や側方からの光源の光を観察者の方向へ反射
させ、また背面からの光を透過させる複数の反射装置
と、前記複数の透過型2次元表示装置と同一光軸上に配
置され、前記各透過型2次元表示装置に表示される表示
像の結像位置を変化させる焦点可変手段とを具備する立
体表示装置であって、前記最前面の2次元像以外の2次
元像を表示する各透過型2次元表示装置は、当該各透過
型2次元表示装置で表示すべき2次元像より観察者から
見て手前にある各2次元像中の物体像で、当該各透過型
2次元表示装置で表示すべき2次元像の隠される部分を
マスク像として生成する前記表示すべき2次元像より手
前にある2次元像と同数のマスク像生成装置と、前記各
マスク像生成装置で生成されたマスク像を、観察者の視
点位置の移動に応じて移動・変形させる前記マスク像生
成装置と同数の移動装置と、前記各移動装置で生成され
たマスク像と、当該各透過型2次元表示装置で表示すべ
き2次元像とを合成処理し、当該各透過型2次元表示装
置で表示すべき2次元像の隠される部分の表示情報を、
削除、所望の輝度あるいは所望の色調に変化させる合成
装置とを具備し、前記最前面の2次元像以外の2次元像
を表示する各透過型2次元表示装置は、前記合成装置か
ら出力される2次元像を表示することを特徴とする。
本化した個々の2次元像を表示する複数の透過型2次元
表示装置と、前記複数の透過型2次元表示装置と同一光
軸上に配置され、前記各透過型2次元表示装置に表示さ
れる表示像の結像位置を変化させる焦点可変手段とを具
備する立体表示装置であって、前記最前面の2次元像以
外の2次元像を表示する各透過型2次元表示装置は、当
該各透過型2次元表示装置で表示すべき2次元像より観
察者から見て手前にある各2次元像中の物体像で、当該
各透過型2次元表示装置で表示すべき2次元像の隠され
る部分をマスク像として生成する前記表示すべき2次元
像より手前にある2次元像と同数のマスク像生成装置
と、前記各マスク像生成装置で生成されたマスク像を、
観察者の視点位置の移動に応じて移動・変形させる前記
マスク像生成装置と同数の移動装置と、前記各移動装置
で生成されたマスク像と、当該各透過型2次元表示装置
に表示すべき2次元像とを合成処理し、当該各透過型2
次元表示装置で表示すべき2次元像の隠される部分の表
示情報を、削除、所望の輝度、あるいは所望の色調に変
化させる合成装置とを具備し、前記最前面の2次元像以
外の2次元像を表示する各透過型2次元表示装置は、前
記合成装置から出力される2次元像を表示することを特
徴とする。
前記移動装置に検出した移動量の情報を送る手段を、さ
らに有することを特徴とする。
施例を詳細に説明する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
形態1の立体表示装置の概略システム構成を示す図であ
る。本実施の形態の立体表示装置は、2次元表示装置
(101〜104)、投影用スクリーン105、可変焦
点レンズ106、シャッター装置(107〜110)、
投影光学系(111〜114)、マスク像生成装置(1
20〜122,133〜135)、移動装置(123〜
125,136〜138)、および合成装置(126,
131,132)から構成される。この2次元表示装置
(101〜104)としては、CRT、プロジェクタ
ー、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELデ
ィスプレイ等を用いることができる。
変焦点レンズ106の焦点位置(即ち、像(115〜1
18)の結像位置)の変化と同期して奥行き画像を順番
に時分割で投影用スクリーン105に表示させるための
装置であり、機械的なメカニカルシャッターや液晶を用
いたシャッターを用いることができる。また、2次元表
示装置が透過型あるいは反射型の場合には、このシャッ
ター装置(107〜110)の代わりに、光源自体を画
像に同期し点滅させてもよく、さらに、光源の光を透過
/遮断させるシャッター装置を光源の前面に配置し、当
該シャッター装置を時分割で制御するようにしてもよ
い。可変焦点レンズ106は、焦点位置(即ち、像(1
15〜118)の結像位置)を周期的に変化させるもの
であり、高周波と低周波の切り替えにて駆動する二周波
液晶を用いているので、この周波数は毎秒60Hz以上
と高速である。
1〜104)に、それぞれ所望の標本化2次元像を表示
させておき、シャッター装置(107〜110)は初め
は閉じておく。可変焦点レンズ106の焦点位置を周期
的に変化させたとき、標本化2次元像の結像位置が11
5の位置になるタイミングと同期してシャッター装置1
07を開け、2次元表示装置101より投影用スクリー
ン105に像を投射して像115を表示し、直ちにシャ
ッター装置107を閉じる。次に、標本化2次元像の結
像位置が116の位置になるタイミングと同期してシャ
ッター装置108を開け、2次元表示装置102より投
影用スクリーン105に像を投射して像116を表示
し、直ちにシャッター装置108を閉じる。この手順
を、可変焦点レンズ106の周期的な焦点位置の変化に
同期して、2次元表示装置(103,104)において
も同様に行う。このとき可変焦点レンズの1周期の速度
は60Hz以上であるので、人間の眼の残像時間以内で
あり、観察者には結像位置の異なる像(115〜11
8)がほぼ同時に観察され、空間上にある立体として認
識される。
の陰になって見えるはずのない像(116,117,1
18)の一部分が透けて見えてしまう。そこで、前面の
像に隠れて見えないはずの部分を覆い隠すためのマスク
像を生成するマスク像生成装置(120〜122,13
3〜135)と合成装置(126,131,132)と
を配置し、例えば、合成装置126において、マスク像
生成装置(120〜122)により生成されたマスク像
を、2次元表示装置103に表示される2次元画像11
9に重ね合わせ、2次元表示装置(101,102,1
03)から表示される像(115,116,117)に
隠されていなければないない部分を、マスク像により消
去あるいは透過率を変化させる。
を投影して投影用スクリーン105に表示される像(後
ろの像)118のうち、像(115,116,117)
に隠れていなければならない部分が透けて見えることが
なくなる。この場合に、表示する物体がガラス製品のよ
うに半透明なものの場合、マスク像の透過率を高く変化
させたものを合成装置126で重ね合わせることによ
り、半透明な物質を再現することができる。また、合成
装置126において、マスク像生成装置(120〜12
2)により生成されたマスク像の色調を変化させるよう
にしてもよい。ここで、マスク像生成装置(120〜1
22,133〜135)で生成されるマスク像は、より
前面に表示される像の画像信号を単純に2値化あるいは
階調表現に変換されたものである。このマスク像生成装
置(120〜122,133〜135)、移動装置(1
23〜125,136〜138)、および合成装置(1
26,131,132)は、専用の電子回路あるいはコ
ンピュータ上の処理で実現することができる。
ク像生成装置120により生成されたマスク像、像11
6に対応するマスク像生成装置121により生成された
マスク像、像115に対応するマスク像生成装置122
により生成されたマスク像を、観察者の位置を検出する
センサ127からの観察者の視点の移動に応じて、移動
装置(123,124,125)によって移動させ、そ
れを合成装置126によって2次元表示装置103に表
示する2次元画像119に重ね合わせ、重なった部分の
画像を消去あるいは透過率を変化させ、2次元表示装置
103によって投影される。また、合成装置(126,
131,132)として、例えば、元になる2次元画像
119に、他の画像(マスク像生成装置(120,12
1,122)で生成される画像)が重なる画素だけを消
去する装置、コンピュータによる画像処理によって他の
画像が重なった画素だけを消去する装置などを用いてい
る。
より前面にある標本化2次元画像数と同数の移動装置と
マスク像生成装置が必要であり、また、合成装置は、
(全標本化2次元画像数−1)(図1の場合では3個)
必要となる。例えば、図1の2次元画像119の場合に
は、3組のマスク像生成装置(120〜122)と移動
装置(123〜125)とが、また、2次元画像130
の場合には、2組のマスク像生成装置(134,13
5)と移動装置(137,138)とが必要となる。
ーン105に対して直角でない角度で投影すると投影像
に台形ひずみができることが予想されるが、これが問題
にならないくらい2次元表示装置(101〜104)と
投影用スクリーン105との距離を大きくとり、投影す
る角度は小さいものとする、または2次元表示装置(1
01〜104)の表示画像を台形歪みを考慮し変形した
ものを表示する、あるいはレンズ系によって変形させる
などの方法により、この台形ひずみの問題を解決するこ
とができる。
133〜135)により生成されるマスク像の概念を、
図6を用いて説明する。図6(a)に示すように、例え
ば、表示画像501は最前面に表示されるので、前面に
画像がないためマスク像なしでそのまま投影像510と
して投影される。また、図6(b)に示すように、次の
表示画像502は、その前面にある表示画像501に隠
れる部分を隠すためにマスク像507を重ねることによ
り、マスク像507に隠されない部分のみの投影像51
1が投影される。同様に、図6(c)に示すように、次
の表示画像503は、すぐ前面の表示画像を隠すマスク
像508を重ね、また最前面の表示画像を覆い隠すマス
ク像507を重ねることにより、投影像512が投影さ
れる。同様に、図6(d)に示すように、次の表示画像
504は、すぐ前面の表示画面を隠すマスク像509を
重ね、またもう1つの前面の表示画像を覆い隠すマスク
像508を重ね、さらに、最前面の表示画像を覆い隠す
マスク像507を重ねることにより、投影像513が投
影される。従来の立体表示装置で4枚の奥行きをもった
立体表示画像を表示したものは、図6に示す表示画像5
05のように後ろが透けて見えるが、本実施の形態によ
り表示されたものは、図6に示す投影像514のよう
に、各標本化2次元画像が重なる(または、後ろが透け
て見える)ことなく表示することが可能となる。
に追従してマスク像を移動装置(123〜125,13
6〜138)によって移動させることによって、観察者
からは前面の画像によって隠されていなければならない
後方の画像の一部分は観察者の位置に応じて隠される。
この移動装置(123〜125,136〜138)の概
念を、図7を用いて説明する。図7は、正面の像605
から各方向へ動かしたときの像(像601から像60
9)を示すものである。例えば、左右方向の場合、観察
者が立体表示装置に向かって正面から右に移動したとき
には、マスク像610を正面の像605から右の像60
6のように左方向へ移動することにより、2次元画像6
11の観察者の位置から見える必要のある部分は見るこ
とができ、隠れていなければないない部分は、マスク像
610によって隠されている。上下方向の場合は正面の
像605から上の像602へ、あるいは下の像608へ
移動させる。さらに、上下左右方向を同時に動かすこと
により、右上の像603や右下の像609などにも移動
することができる。
した量を移動し、前後方向に対しても、観察者の前後位
置の移動量に比例して、表示するマスク像の大きさを拡
大、縮小する。観察者の移動による位置の検出方法とし
て、センサ類によって移動位置を検出する方法を図8に
示す。本実施の形態においては、図8(a)に示すよう
な、複数の赤外線センサ702をある角度毎に観察者7
10を検出できるように並べ、観察者710の前方ある
いは後方からどのセンサの範囲に観察者710がいるの
かを検知する赤外線センサ方式、図8(b)に示すよう
な、観察者710の側方あるいは前方、あるいは後方、
あるいはその両方に距離センサ(超音波距離センサまた
はレーザ距離センサ)703を配置し、距離センサ70
3から観察者710までの距離を計測し観察者710の
位置を検出する距離計測方式、図8(c)に示すよう
な、床面、あるいは観察者710の前後、左右に光セン
サ704を配置し、観察者710によって光が遮られた
場所を検知する光センサ方式、図8(d)に示すよう
な、固定されたカメラ705の画像から画像処理により
観察者710の位置を計算する、あるいはマーカーを付
けた観察者710のマーカーの位置を画像から検出する
カメラ方式のいずれかを採用することができる。なお、
本実施の形態は、従来の立体表示装置にマスク像生成装
置(120〜122,133〜135)、移動装置(1
23〜125,136〜138)、および合成装置(1
26,131,132)を追加するのみであり、かつ、
画像の複雑な加工が必要ないという利点を有している。
このため、本実施の形態は、動画のような表示の高速性
を要求するものに対しても適用が可能であるという利点
を有する。
形態2の立体表示装置の概略システム構成を示す図であ
る。本実施の形態の立体表示装置は、投影用スクリーン
205に対して前面から投影するようにした点で、前記
実施の形態1と相違する。なお、本実施の形態において
も、マスク像生成装置、移動装置、合成装置は、前記実
施の形態1と同じものを使用するが、図2では省略して
いる。即ち、各像(215〜218)より前に結像され
る像によって隠される部分を覆い隠すために、各2次元
表示装置(201〜204)に観察者から見てその像よ
り前面に表示される画像と重なる部分を隠すためのマス
ク像を生成するマスク像生成装置と、そのマスク像を移
動させるための移動装置とを、その表示画像より前面に
ある画像の数だけ各々配し、各2次元表示装置(201
〜204)の画像に、各マスク像生成装置で生成された
マスク像を重ね合わせることにより、複数枚の奥行きが
ある場合でも透けて見えるという問題を解決する。
示装置201から投影用スクリーン205に投影された
画像は、可変焦点レンズ206によって像215として
結像される。次の2次元表示装置202からの像は、2
次元表示装置201からの像215によって隠される部
分を覆い隠すためのマスク像を重ね合わせた後、像21
6として結像される。次の2次元表示装置203からの
像は、2次元表示装置(201,202)からの像(2
15,216)によって隠される部分を覆い隠すための
マスク像を重ね合わせた後、像217として結像され
る。このように、本実施の形態も、前記実施の形態と同
様、表示したい2次元表示装置(201〜204)に、
観察者から見て前面に表示される画像によって隠される
部分を覆い隠すマスク像を必要な数だけ重ね合わせる構
成である。
型あるいは反射型(例えば、液晶ディスプレイなどでバ
ックライトを必要とするものや反射を利用したもの)の
場合に限り、バックライトなどの照明(EL,LED,
蛍光管,放電管,電球を含む)の前面にシャッター装置
を配し、バックライトの光源からの光を透過/遮断す
る、あるいはシャッター装置の変わりにバックライトの
光源を直接点滅させることによって時分割を行うことが
できる。
形態3の立体表示装置の概略システム構成を示す図であ
る。前記各実施の形態において、2次元表示装置を複数
台用いた理由は、立体の動画表示には、毎秒の表示枚数
が「フレーム数×奥行標本化数」を満たすだけの高速な
表示の切り換えが必要で、現実の2次元表示装置では難
しいためである。しかし、表示/消去の速度が非常に高
速にできるものを用いる場合には、この複数台の2次元
表示装置に代えて、1台の2次元表示装置を使用し、当
該1台の2次元表示装置に時分割で各2次元画像を表示
することにより、複数台の2次元表示装置の役割を1台
の2次元表示装置で行うことが可能である。本実施の形
態は、前記した1台の2次元表示装置を使用する立体表
示装置である。なお、図3に示すマスク像生成装置(1
20〜122,133〜135)、移動装置(123〜
125,136〜138)、および合成装置(126,
131,132)は、図1と同じである。
置(即ち、結像位置)を周期的に変化させるものであ
り、高周波と低周波の切り替えにて駆動する二周波液晶
を用いているので、この周波数は毎秒60Hz以上と高
速である。
により所望の標本化2次元像、例えば、1106の像を
表示するための表示信号を選択し、2次元表示装置11
01に1106の像を表示させておき、シャッター装置
1102は初めは閉じておく。可変焦点レンズ1105
の焦点位置を周期的に変化させたとき、結像位置が11
06の位置になるタイミングと同期してシャッター装置
1102を開け、2次元表示装置1101より投影用ス
クリーン1104に像を投射して像1106を表示し、
直ちにシャッター装置1102を閉じる。次に、切り替
え装置1110により所望の標本化2次元像、例えば、
1107の像を表示するための表示信号を選択し、2次
元表示装置1101に1107の像を表示させておき、
シャッター装置1102は閉じておく。結像位置が11
07の位置になるタイミングと同期してシャッター装置
1102を開け、2次元表示装置1101より投影用ス
クリーン1104に像を投射して像1107を表示、直
ちにシャッター装置1102を閉じる。可変焦点レンズ
1105の周期的な焦点位置の変化に同期して、像11
08,1109に対しても、これと同様の手順を行う。
このとき可変焦点レンズ1105の1周期の速度は60
Hz以上であるので、人間の眼の残像時間以内であり、
観察者には結像位置の異なる像(1106,1107,
1108,1109)がほぼ同時に観察され、空間上に
ある立体として認識される。なお、2次元表示装置11
01に表示する像へのマスク像の合成などの処理は実施
の形態1と同様である。
形態4の立体表示装置の概略システム構成を示す図であ
る。本実施の形態の立体表示装置は、投影あるいは透過
する全ての画像の光束の中心を同じにするように構成し
たものである。なお、本実施の形態においても、マスク
像生成装置、移動装置、合成装置は、前記実施の形態1
と同じものを使用するが、図4では省略している。図4
に示す可変焦点レンズ306は、焦点位置(即ち、結像
位置)を周期的に変化させるものであり、高周波と低周
波の切り替えにて駆動する二周波液晶を用いているの
で、この周波数は毎秒60Hz以上と高速である。
次元表示装置(301,302,303,304)に
は、それぞれ所望の標本化2次元像を表示させておき、
シャッター装置(307,308,309,310)は
初めは閉じておく。可変焦点レンズ306の焦点位置を
周期的に変化させたとき、結像位置が318の位置にな
るタイミングと同期してシャッター装置307を開け、
2次元表示装置301から反射装置315により、投影
用スクリーン305に像を投射して像318を表示し、
直ちにシャッター装置307を閉じる。次に、結像位置
が319の位置になるタイミングと同期してシャッター
装置308を開け、2次元表示装置302から反射装置
316により、投影用スクリーン305に像を投射して
像319を表示し、直ちにシャッター装置308を閉じ
る。可変焦点レンズ306の周期的な焦点位置の変化に
同期して、2次元表示装置(303,304)に対して
も、前記した手順を同様に行う。このとき可変焦点レン
ズ306の1周期の速度は60Hz以上であるので、人
間の眼の残像時間以内であり、観察者には結像位置の異
なる像(318,319,320,321)がほぼ同時
に観察され、空間上にある立体として認識される。そし
て例えば、2次元表示装置303に表示する像は、像
(318,319)と重なる部分を隠すためのマスク像
を重ね合わせたものを表示し、像320として結像され
る。このように観察者から見て後方の像は、その像より
も前面の像を隠すマスク像生成装置からのマスク像を重
ね合わせることにより再現される。
(a)に示すように、2次元画像を投影用スクリーン3
05に投影し、その投影像を可変焦点レンズ306によ
って結像する方式と、図4(b)に示すように、直接、
2次元表示装置からの画像を可変焦点レンズ306によ
って結像する方式とがある。例えば、2次元表示装置3
01に表示された画像はシャッター装置307と投影光
学系311を通過し、反射装置315によって投影用ス
クリーン305に投射される。その投射された像を可変
焦点レンズ306によって像318として結像させる。
マスク像生成装置によってマスクされ、2次元表示装置
302に表示される画像は、シャッター装置308と投
影光学系312を通過し、反射装置316によって投影
用スクリーン305に投射される。その投射された像を
可変焦点レンズ306によって像319として結像され
る。同様に、マスク像生成装置によってマスクされ、2
次元表示装置303に表示される画像は像320とし
て、また、マスク像生成装置によってマスクされ、2次
元表示装置304に表示される画像は像321として結
像される。
4)からの像の光軸を一致させるために、背面からの光
は透過し前面から光を反射する反射装置(315,31
6,317)として、ハーフミラー、HOE(ホログラ
フィック・オプティカル・エレメント:ある一方向から
の光だけを反射させ、それ以外の方向の光は透過させる
もの)等が使用可能である。なお、反射装置(315,
316,317)として、HPDLC(ホログラフィッ
ク高分子分散型液晶:高速で反射/透過あるいは遮断/
透過の動作を駆動できる液晶)を利用することにより、
反射装置とシャッター装置の機能を1つの反射装置で共
用化することが可能である。
形態5の立体表示装置の概略システム構成を示す図であ
る。本実施の形態の立体表示装置は、2次元表示装置
(401〜404)として、透過性のある装置(例え
ば、液晶ディスプレイ等)を用いて、複数の2次元表示
装置を積層させたものである。なお、本実施の形態にお
いても、マスク像生成装置、移動装置、合成装置は、前
記実施の形態1と同じものを使用するが、図5では省略
している。本実施の形態の構成方法としては、図5
(a)に示すように、反射装置(405〜408)を使
用する方式と、図5(b)に示すように、反射装置を使
用しない方式とがある。図5(a)に示す方式は、HO
E等で構成される反射装置(405〜408)を配置
し、この反射装置(405〜408)で前方や側方から
の光源410の光を観察者の方向へ反射させ、また、背
面からの光を透過させるようにしている。図5(b)に
示す方式は、各2次元表示装置(401〜404)の後
ろに光源410を配置するようにしたものである。ここ
で、各2次元表示装置(401〜404)は、像を表示
しないときは透過性を有し、可変焦点レンズ409に同
期して各2次元表示装置(401〜404)に像を表示
させる。また、各2次元表示装置(401〜404)に
表示される画像は、前面の2次元表示装置の画像と重な
る部分を覆い隠すマスク像生成装置からのマスク像を後
面の2次元表示装置に重ね合わせることにより、前面の
2次元表示装置の画像に隠れていなければならない、後
側になる2次元表示装置の画像の一部分が隠されたもの
である。
焦点位置すなわち結像位置を周期的に変化させるもので
あり、高周波と低周波の切り替えにて駆動する二周波液
晶を用いているので、この周波数は毎秒60Hz以上と
高速である。
の焦点位置を周期的に変化させたとき、結像位置が41
4の位置になるタイミングと同期して2次元表示装置4
01を表示し、直ちに2次元表示装置401を消去す
る。次に、結像位置が413の位置になるタイミングと
同期して2次元表示装置402を表示し、直ちに2次元
表示装置402を消去する。可変焦点レンズ409の周
期的な焦点位置の変化に同期して、2次元表示装置(4
03,404)に対しても、前記と同様の手順を行う。
このとき可変焦点レンズ409の1周期の速度は60H
z以上であるので、人間の眼の残像時間以内であり、観
察者には結像位置の異なる像(411,412,41
3,414)がほぼ同時に観察され、空間上にある立体
として認識される。例えば、2次元表示装置401から
投影された画像は、可変焦点レンズ409によって像4
14として結像する。次の2次元表示装置402からの
画像は、2次元表示装置401からの像414を覆い隠
すためのマスク像を重ね合わせた後、像413として結
像する。この次の2次元表示装置403からの像412
は、2次元表示装置(401,402)からの像(41
3,414)を覆い隠すためのマスク像を重ね合わせた
後、像412として結像する。
示したい2次元表示装置に、観察者から見て前面に表示
される画像を隠すマスク像を必要な数だけ重ね合わせる
ようにしたものである。
装置として、可変焦点型立体表示装置を使用した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、本
発明は、奥行き標本化型立体表示装置にも適用可能であ
ることはいうまでもない。以上、本発明者によってなさ
れた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
ク像装置と、2次元画像と複数枚のマスク像を重ね合わ
せる合成装置とを設け、観察者から見て本来隠されてい
なければならない部分を隠し、かつ、移動装置を設け、
観察者の移動にともなってマスク像を移動させるように
したので、観察者の位置を特定せず、自然な3次元像、
あるいは3次元動画像を表示することが可能となる。
ステム構成を示す図である。
ステム構成を示す図である。
ステム構成を示す図である。
ステム構成を示す図である。
ステム構成を示す図である。
成されるマスク像の概念を説明するための図である。
するための図である。
方法を説明するための図である。
表示動作原理を説明するための図である。
作原理を説明するための図である。
めの図である。
01〜404,801,901,1101…2次元表示
装置、105,205,305,1104…投影用スク
リーン、106,206,306,409,802,1
105…可変焦点レンズ、107〜110,207〜2
10,307〜310,1102…シャッター装置、1
11〜114,211〜214,311〜314,11
03…投影光学系、120〜122,133〜135…
マスク像生成装置、123〜125,136〜138…
移動装置、126,131,132…合成装置、127
…センサ、315〜317,405〜408…反射装
置、410…光源、701…立体表示装置、702…赤
外線センサ、703…距離センサ、704…光センサ、
705…カメラ、710,804,904…観察者、8
10…同期装置、811,902…駆動装置、1110
…切り替え装置。
Claims (18)
- 【請求項1】 3次元立体像を奥行き標本化した個々の
2次元像を順次2次元表示装置に表示するステップを、
人間の眼の残像時間以内に高速に繰り返すことにより3
次元立体像を表示する立体表示方法において、 前記ステップは、表示すべき個々の2次元像が観察者か
ら見て最前面の2次元像でない場合に、観察者から見て
当該最前面以外の個々の2次元像より手前にある2次元
像中の物体像で、当該最前面以外の個々の2次元像の隠
される部分をマスク像として生成する第1のステップ
と、 前記マスク像と当該最前面以外の個々の2次元像とを合
成処理し、当該最前面以外の個々の2次元像の隠される
部分の表示情報を削除して前記2次元表示装置に表示さ
せる第2のステップとを含むことを特徴とする立体表示
方法。 - 【請求項2】 前記2次元表示装置に表示される2次元
像の結像位置を変化させる焦点可変手段を有し、 前記焦点可変手段により焦点位置を変化させて、前記3
次元立体像を奥行き標本化した個々の2次元像を順次2
次元表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に
記載の立体表示方法。 - 【請求項3】 前記2次元表示装置を複数個用い、 前記3次元立体像を奥行き標本化した個々の2次元像
を、前記複数の2次元表示装置の対応する2次元表示装
置に表示させることを特徴とする請求項2に記載の立体
表示方法。 - 【請求項4】 前記各2次元表示装置に、それぞれ異な
る結像位置の2次元像を表示させることを特徴とする請
求項3に記載の立体表示方法。 - 【請求項5】 前記第1ステップにより、観察者から見
て当該最前面以外の個々の2次元像より手前にある2次
元像中の物体像で、当該最前面以外の個々の2次元像の
隠される部分をそれぞれマスク像として生成し、 また、前記第2のステップにより、前記マスク像と当該
最前面以外の個々の2次元像とを合成処理し、当該最前
面以外の個々の2次元像の隠される部分の表示情報を削
除して、前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示す
る2次元表示装置に表示させることを特徴とする請求項
3または請求項4に記載の立体表示方法。 - 【請求項6】 観察者の視点位置移動による前記手前に
ある2次元像の物体の上下左右の移動に対して、その移
動量に比例した平行移動処理を、また、観察者の視点位
置移動による前記手前にある2次元像の物体の前後の移
動に対して、その移動量に比例した拡大・縮小処理を施
すことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
1項に記載の立体表示方法。 - 【請求項7】 前記マスク像と重なった当該2次元像の
隠される部分を、所望の輝度、あるいは所望の色調で表
示させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のい
ずれか1項に記載の立体表示方法。 - 【請求項8】 3次元立体像を奥行き標本化した個々の
2次元像中の表示すべき2次元像が、観察者から見て最
前面の2次元像でない場合に、観察者から見て当該最前
面以外の個々の2次元像より手前にある2次元像中の物
体像で、当該最前面以外の個々の2次元像の隠される部
分をマスク像として生成するマスク像生成装置と、 前記マスク像生成装置で生成されたマスク像を観察者の
視点位置の移動に応じて移動・変形させる移動装置と、 前記移動装置で生成されたマスク像と当該最前面以外の
個々の2次元像とを合成処理し、当該最前面以外の個々
の2次元像の隠される部分の表示情報を、削除、所望の
輝度、あるいは所望の色調に変化させる合成装置と、 前記最前面の2次元像および前記合成装置から出力され
る2次元像を表示する2次元表示装置とを具備すること
を特徴とする立体表示装置。 - 【請求項9】 前記2次元表示装置の表示像を表示する
表示手段と、 前記表示手段に表示される表示像の結像位置を変化させ
る焦点可変手段と、 前記焦点可変手段の焦点位置の変化に同期して前記2次
元表示装置の表示像を表示あるいは遮断するシャッター
装置とを、さらに具備することを特徴とする請求項8に
記載の立体表示装置。 - 【請求項10】 3次元立体像を奥行き標本化した個々
の2次元像を表示する複数の2次元表示装置と、 前記複数の2次元表示装置の各表示像を表示する表示手
段と、 前記表示手段に表示される表示像の結像位置を変化させ
る焦点可変手段と、 前記焦点可変手段の焦点位置の変化に同期して前記複数
の2次元表示装置の表示像の中の該当する表示像を選択
するシャッター装置とを具備する立体表示装置であっ
て、 前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各2次
元表示装置は、当該各2次元表示装置で表示すべき2次
元像より観察者から見て手前にある各2次元像中の物体
像で、当該各2次元表示装置で表示すべき2次元像の隠
される部分をマスク像として生成する前記表示すべき2
次元像より手前にある2次元像と同数のマスク像生成装
置と、 前記各マスク像生成装置で生成されたマスク像を、観察
者の視点位置の移動に応じて移動・変形させる前記マス
ク像生成装置と同数の移動装置と、 前記各移動装置で生成されたマスク像と、当該各2次元
表示装置で表示すべき2次元像を合成処理し、当該各2
次元表示装置で表示すべき2次元像の隠される部分の表
示情報を、削除、所望の輝度、あるいは所望の色調に変
化させる合成装置とを具備し、 前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各2次
元表示装置は、前記合成装置から出力される2次元像を
表示することを特徴とする立体表示装置。 - 【請求項11】 前記表示手段は、投影用スクリーン
と、 前記各2次元表示装置毎に設けられ、前記各2次元表示
装置に表示される表示像を前記投影用スクリーンに投射
する投影光学系とで構成されることを特徴とする請求項
10に記載の立体表示装置。 - 【請求項12】 前記表示手段は、投影用スクリーン
と、 同一光軸上に並べられ、前記各2次元表示装置から投射
される像を前面に反射し、後面の像はそのまま透過させ
る複数の反射装置と、 前記各2次元表示装置毎に設けられ、前記各2次元表示
装置に表示される表示像を前記反射装置に反射させて前
記投影用スクリーンに投射する投影光学系とで構成され
ることを特徴とする請求項10に記載の立体表示装置。 - 【請求項13】 前記表示手段は、同一光軸上に並べら
れ、前記2次元表示装置から投射される像を前面に反射
し、後面の像はそのまま透過させる複数の反射装置から
なることを特徴とする請求項10に記載の立体表示装
置。 - 【請求項14】 3次元立体像を奥行き標本化した個々
の2次元像を表示する複数の透過型2次元表示装置と、 前記各透過型2次元表示装置の背面に設置され、前方や
側方からの光源の光を観察者の方向へ反射させ、また背
面からの光を透過させる複数の反射装置と、 前記複数の透過型2次元表示装置と同一光軸上に配置さ
れ、前記各透過型2次元表示装置に表示される表示像の
結像位置を変化させる焦点可変手段とを具備する立体表
示装置であって、 前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各透過
型2次元表示装置は、当該各透過型2次元表示装置で表
示すべき2次元像より観察者から見て手前にある各2次
元像中の物体像で、当該各透過型2次元表示装置で表示
すべき2次元像の隠される部分をマスク像として生成す
る前記表示すべき2次元像より手前にある2次元像と同
数のマスク像生成装置と、 前記各マスク像生成装置で生成されたマスク像を、観察
者の視点位置の移動に応じて移動・変形させる前記マス
ク像生成装置と同数の移動装置と、 前記各移動装置で生成されたマスク像と、当該各透過型
2次元表示装置で表示すべき2次元像とを合成処理し、
当該各透過型2次元表示装置で表示すべき2次元像の隠
される部分の表示情報を、削除、所望の輝度あるいは所
望の色調に変化させる合成装置とを具備し、 前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各透過
型2次元表示装置は、前記合成装置から出力される2次
元像を表示することを特徴とする立体表示装置。 - 【請求項15】 前記反射装置は、ホログラフィック・
オプティカル・エレメントからなることを特徴とする請
求項12ないし請求項14のいずれか1項に記載の立体
表示装置。 - 【請求項16】 3次元立体像を奥行き標本化した個々
の2次元像を表示する複数の透過型2次元表示装置と、 前記複数の透過型2次元表示装置と同一光軸上に配置さ
れ、前記各透過型2次元表示装置に表示される表示像の
結像位置を変化させる焦点可変手段とを具備する立体表
示装置であって、 前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各透過
型2次元表示装置は、当該各透過型2次元表示装置で表
示すべき2次元像より観察者から見て手前にある各2次
元像中の物体像で、当該各透過型2次元表示装置で表示
すべき2次元像の隠される部分をマスク像として生成す
る前記表示すべき2次元像より手前にある2次元像と同
数のマスク像生成装置と、 前記各マスク像生成装置で生成されたマスク像を、観察
者の視点位置の移動に応じて移動・変形させる前記マス
ク像生成装置と同数の移動装置と、 前記各移動装置で生成されたマスク像と、当該各透過型
2次元表示装置に表示すべき2次元像とを合成処理し、
当該各透過型2次元表示装置で表示すべき2次元像の隠
される部分の表示情報を、削除、所望の輝度、あるいは
所望の色調に変化させる合成装置とを具備し、 前記最前面の2次元像以外の2次元像を表示する各透過
型2次元表示装置は、前記合成装置から出力される2次
元像を表示することを特徴とする立体表示装置。 - 【請求項17】 観察者の移動を検出して前記移動装置
に検出した移動量の情報を送る手段を、さらに有するこ
とを特徴とする請求項8ないし請求項16のいずれか1
項に記載の立体表示装置。 - 【請求項18】 前記焦点可変手段が、可変焦点レンズ
であることを特徴とする請求項9ないし請求項17のい
ずれか1項に記載の立体表示装置。
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|---|---|---|---|
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