JPH11296757A - 電波式侵入判定装置及び侵入判定方法 - Google Patents
電波式侵入判定装置及び侵入判定方法Info
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- JPH11296757A JPH11296757A JP10136998A JP10136998A JPH11296757A JP H11296757 A JPH11296757 A JP H11296757A JP 10136998 A JP10136998 A JP 10136998A JP 10136998 A JP10136998 A JP 10136998A JP H11296757 A JPH11296757 A JP H11296757A
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Abstract
するようにした電波式侵入判定装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 送受信アンテナ10A、10Bは自励式
発振回路20A、20Bの発振信号を受け周波数F1、
F2の電波を車室内に送信する。これら電波が移動物体
により反射されると、当該各反射電波は送受信アンテナ
10A、10Bにより受信信号として受信され、これら
受信信号は発振回路20A、20Bにより周波数F1、
F2の発振信号とそれぞれ混合されてドップラシフト信
号として出力され、増幅回路30A、30Bにより増幅
信号として増幅され、フィルタ回路40A、40Bから
フィルタ信号として出力される。コンパレータ50A、
50Bの比較信号がハイレベルでコンパレータ50Bの
比較信号がローレベルのときマイクロコンピュータ70
により車室内への侵入物体ありと判定される。
Description
や建物のセキュリティシステム等に採用するに適した電
波式侵入判定装置及び侵入判定方法に関するものであ
る。
置においては、車室内への人の侵入の判定を電波を利用
して行うようにしたものがある。
侵入判定装置においては、上述のごとく、人の侵入を判
定するのに電波を用いている。この電波はその性質上車
両の窓ガラスを透過し易い。このため、車室の内部を侵
入判定範囲とした場合でも、窓ガラスを透過する電波で
もって、車外での物体の移動を車室内への人の侵入と誤
判定するという不具合がある。
する誤判定を防止するために、判定感度を絞ることも考
えられる。この場合、判定感度を絞り過ぎると、本来の
人の侵入の判定が不可能となり、盗難防止に役立たない
という不具合が生ずる。そこで、本発明は、このような
ことに対処するため、車室内や建物内への物体の侵入を
正しく判定するようにした電波式侵入判定装置及び侵入
判定方法を提供することを目的とする。
電波と車両内への物体の侵入や車外における物体の移動
との関係につき詳細に検討してみた。電波はある波長を
もつ。この波長は電波の周波数によって長くも短くもな
る。対象となる物体の大きさが波長よりも短いと、電波
は当該物体において反射しにくい。
定の分解能が高いので小さな物体の動きをも判定でき
る。逆に、波長の長い電波を用いる場合は判定の分解能
が低くなるため、大きな物体の移動しか判定できない。
このような電波の特性を利用すれば、異なる波長の電波
を組み合わせることで、目的の物体の侵入のみの判定が
可能となる。ここで、小さい物体とは車両の窓から侵入
可能な大きさのものをいい、大きな物体とは車両やその
ドアのようなものをいう。
細に説明する。物体1aは車両の搭載の電波式侵入判定
装置の電波送受信部であるアンテナ1c近傍に位置する
ものとする。また、物体1bは物体1aよりもアンテナ
1cから離れた位置にあるものとする。なお、両物体1
a、1bは同じ材質からなるものとする。
a、1bの各断面積をそれぞれA1、A2とし、物体1
aとアンテナ1cとの間の距離及び物体1bとアンテナ
1cとの間の距離をそれぞれD1、D2とする。さら
に、両物体1a、1bがその共通中心軸を基準にアンテ
ナ1cに対しはる立体角は角度θに対応する。この条件
を前提にすれば、物体1bの断面積A2は、物体1aの
断面積A1及び両距離D1、D2との関係において次の
数1の式により与えられる。
2に対して十分に短いとすれば、電波の減衰を考慮しな
い場合、電波に対する各物体1a、1bからの反射量が
相互に同じになってしまう。つまり、物体1aと物体1
bとの間に、車室による境界があっても、車室内に侵入
する物体であるのか車外の移動物体であるのかの区別が
できないということになる。
1よりも長い場合、物体1aの電波に対する反射量は十
分には得られないが、断面積A2が断面積A1よりも大
きく電波の波長に近ければ、物体1bの電波に対する反
射量のみが十分に得られる。従って、波長の異なる電波
を組み合わせれば、物体1aのみを判定することが可能
となる。
いることで、車室内や建物内への人やその腕等の物体の
侵入を、車両や建物外の車両や人の移動と区別して、正
しく判定し得ることが分かる。
り、請求項1、2に記載の発明によれば、車両や建物等
の被侵入対象に設けた第1及び第2の送受信アンテナ
(10A、10B)と、第1アンテナから第1周波数に
て電波を送信させるように当該第1周波数にて第1発振
信号を出力する第1発振手段(20A)と、第2アンテ
ナから前記第1周波数よりも低い第2周波数にて電波を
送信させるようにこの第2周波数にて第2発振信号を出
力する第2発振手段(20B)とを備え、第1アンテナ
の送信電波が移動物体によりドップラ効果のもとに反射
されて第1アンテナにより受信信号として受信されたと
きこの受信信号及び第1発振信号に基づき第1ドップラ
シフト信号を発生し、第2アンテナの送信電波が移動物
体によりドップラ効果のもとに反射されて第2アンテナ
により受信信号として受信されたときこの受信信号及び
前記第2発振信号に基づき第2ドップラシフト信号を発
生する送受信系統と、第1及び第2のドップラシフト信
号に基づき被侵入対象への物体の侵入を判定する侵入判
定手段(30A乃至50A、30B乃至50B、110
乃至130)とを具備する電波式侵入判定装置が提供さ
れる。
周波数の各電波を利用して、被侵入対象への物体の侵入
を、車両や建物外の車両や人の移動等と区別して、正し
く判定できる。ここで、請求項2に記載の発明のよう
に、侵入判定手段は、第1アンテナの受信信号のレベル
が所定閾値以上であって第2アンテナの受信信号のレベ
ルが上記所定閾値よりも低いとき被侵入対象への侵入と
判定するようにしても、請求項1に記載の発明と同様の
作用効果を達成できる。
ば、車両や建物等の被侵入対象に設けた第1及び第2の
送受信アンテナ(10A、10B)と、第1アンテナか
ら第1周波数にて電波を送信させるように当該第1周波
数にて第1発振信号を出力する第1発振手段(20A)
と、第2アンテナから第1周波数よりも低い第2周波数
にて電波を送信させるようにこの第2周波数にて第2発
振信号を出力する第2発振手段(20B)とを備え、第
1アンテナの送信電波が移動物体によりドップラ効果の
もとに反射されて第1アンテナにより受信信号として受
信されたときこの受信信号及び第1発振信号に基づき第
1ドップラシフト信号を発生し、第2アンテナの送信電
波が移動物体によりドップラ効果のもとに反射されて第
2アンテナにより受信信号として受信されたときこの受
信信号及び第2発振信号に基づき第2ドップラシフト信
号を発生する送受信系統と、第1ドップラシフト信号の
継続時間及び周波数が第2所定時間以上及び移動物体の
移動に対応する第2所定周波数範囲内のとき、移動物体
の被侵入対象内への侵入と判定し、第2ドップラシフト
信号の継続時間及び周波数が上記第1所定時間以上及び
第2所定周波数範囲内でないとき、移動物体の被侵入対
象内への侵入と判定する侵入判定手段(30A乃至80
A、30B乃至80B、210、220、120、13
0)とを具備することを特徴とする電波式侵入判定装置
が提供される。
同様の作用効果を達成できる。ここで、請求項4に記載
の発明によれば、侵入判定手段は、第1アンテナの受信
信号のレベルが所定閾値以上であって第2アンテナの受
信信号のレベルが所定閾値よりも低いとき被侵入対象へ
の侵入と判定する。これにより、請求項1と請求項3の
両作用効果を相乗的に達成できる。
数の互いに異なる周波数の電波を送信し、これら各電波
を移動物体によりドップラ効果のもと反射して受信信号
として受信し、これら受信信号に基づきドップラシフト
信号をそれぞれ発生し、当該各ドップラシフト信号に基
づき被侵入対象への物体の侵入を判定する電波式侵入判
定方法が提供される。
周波数の各電波を利用して、被侵入対象への物体の侵入
を、車両や建物外の車両や人の移動等と区別して、正し
く判定できる。
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は、車両用盗難防止装置の電波式
侵入判定装置に本発明が適用された例を示している。
アンテナ10A、10Bと、送受信アンテナ10Aに接
続した自励式発振回路20A及び送受信アンテナ10B
に接続した自励式発振回路20Bとを備えている。両送
受信アンテナ10A、10Bは、図2にて示すごとく、
当該車両の車室内にてその天井内壁中央に共に支持され
ている。なお、両送受信アンテナ10A、10Bの配置
位置は、車室内のコンソールボックスであってもよい。
20Aからの発振信号を受けて周波数F1(例えば2.
45GHz)の電波として送信する。この周波数F1の
電波が移動物体により周波数F1+ΔF1の電波として
反射されたとき、送受信アンテナ10Aは、当該反射電
波を受信し受信信号として自励式発振回路20Aに入力
される。但し、送受信アンテナ10Aは、周波数F1の
電波の1/4波長の寸法に形成されている。なお、この
送受信アンテナ10Aはその接続回路(後述する)をも
含めて8cm×8cm×2cm程度のケーシング内に収
容されている。
振回路20Bからの発振信号を受けて周波数F2(例え
ば314.35MHz)の電波として送信する。この周
波数F2の電波が移動物体により周波数F2+ΔF2の
電波として反射されたとき、送受信アンテナ10Bは、
当該反射電波を受信し受信信号として自励式発振回路2
0Bに入力される。但し、送受信アンテナ10Bは、周
波数F2の電波の1/2波長の寸法に形成されている。
なお、この送受信アンテナ10Bはその接続回路(後述
する)をも含めて上記ケーシング内に収容されている。
るから、送受信アンテナ10Aの送信電波の波長は約1
2cmと短い。従って、反射物体が小さくても、十分な
電波反射量を確保できる。このため、送受信アンテナ1
0Aの送信電波はある大きさ(例えば100mm×10
0mm)以上の移動物体により反射された際にドップラ
効果を受ける。
波数F1+ΔF1の電波になるのは、当該車両が停止し
ていることを前提に移動物体の移動速度に応じてΔF1
だけ周波数がドップラ効果により増大するからである。
一方、周波数F2は上述のごとく小さく設定されている
から、送受信アンテナ10Bの送信電波の波長は長い。
従って、小さな物体(例えば100mm×100mm)
では十分な電波反射量は得られない。しかし、ある大き
さ(例えば800mm×800mm)以上の移動物体に
より反射された際にはドップラ効果を受ける。
波数F2+ΔF2の電波になるのは、当該車両が停止し
ていることを前提に移動物体の移動速度に応じてΔF2
だけ周波数がドップラ効果により増大するからである。
また、両送受信アンテナ10A、20Aの送信電力を同
一とした場合、電波の周波数が高い程、電波は、空気中
の水分ために減衰するから、その到達距離が短くなる。
タ70による処理上、周波数F2の電波の方がより遠く
まで届くことが望ましく、かつ、周波数F2の電波の到
達範囲Ra(図2参照)は少なくとも当該車両の外側ま
で含む方がよい。このため、周波数F2は上述のごとく
設定されている。なお、到達範囲Raは、周波数F2の
電波を用いて1000mm×1000mmの物体を判定
できる範囲に相当する。また、図2にて、符号Rbは、
周波数F1の電波で1000mm×1000mmの物体
を判定できる範囲に相当し、符号Rcは、周波数F1の
電波で100mm×100mmの物体を判定できる範囲
に相当する。
F1を有する発振信号を自励発振して送受信アンテナ1
0Aに出力する。また、送受信アンテナ10Aが周波数
F1+ΔF1の反射電波を受信信号として自励式発振回
路20Aに入力すると、自励式発振回路20Aは、ドッ
プラシフト効果のもとに、周波数F1+ΔF1の受信信
号を周波数F1の発振信号と混合し、ドップラシフト周
波数(送信電波の周波数F1と反射電波の周波数F1+
ΔF1との差ΔF1に相当する)を有するドップラシフ
ト信号を発生する。例えば、周波数F1に対してΔF1
=0Hz乃至33Hzである。
周波数周波数F2を有する発振信号を自励発振して送受
信アンテナ10Bに出力する。また、送受信アンテナ1
0Bが周波数F2+ΔF2の反射電波を受信信号として
自励式発振回路20Bに入力すると、自励式発振回路2
0Bは、ドップラシフト効果のもとに、周波数F2+Δ
F2の受信信号を周波数F2の発振信号と混合し、ドッ
プラシフト周波数(送信電波の周波数F2と反射電波の
周波数F2+ΔF2との差ΔF2に相当する)を有する
ドップラシフト信号を発生する。例えば、周波数F2に
対してΔF2=0Hz乃至4.2Hzである。
からのドップラシフト信号を増幅して増幅信号を発生
し、一方、増幅回路30Bは、自励式発振回路20Bか
らのドップラシフト信号を増幅して増幅信号を発生す
る。フィルタ回路40Aは、増幅回路30Aの増幅信号
の周波数成分からノイズを除去するとともに当該周波数
成分のうち窓から車室内への侵入物体等の小さな物体以
上の大きさに対応する周波数成分を抽出しフィルタ信号
を発生する。一方、フィルタ回路40Bは、増幅回路3
0Bの増幅信号の周波数成分からノイズを除去するとと
もに当該周波数成分のうち当該車両の外側の移動物体等
の大きな物体に対応する周波数成分のみを抽出しフィル
タ信号を発生する。
Aからのフィルタ信号のレベルを基準レベル設定器60
Aからの設定基準レベルREF1と比較する。そして、
フィルタ回路40Aからのフィルタ信号のレベルが設定
基準レベルREF1よりも高いとき、コンパレータ50
Aはハイレベルにて比較信号を発生する。この比較信号
は、フィルタ回路40Aからのフィルタ信号のレベルが
設定基準レベルREF1以下のとき、ローレベルにな
る。ここで、基準レベル設定器60Aからの設定基準レ
ベルREF1は、窓から車室内への侵入物体等の小さな
物体の移動に対応するレベルにある。
路40Bからのフィルタ信号のレベルを基準レベル設定
器60Bからの設定基準レベルREF2と比較する。そ
して、フィルタ回路40Bからのフィルタ信号のレベル
が設定基準レベルREF2よりも高いとき、コンパレー
タ50Bはハイレベルにて比較信号を発生する。この比
較信号は、フィルタ回路40Bからのフィルタ信号のレ
ベルが設定基準レベルREF2以下のとき、ローレベル
になる。ここで、基準レベル設定器60Bからの設定基
準レベルREF2は、当該車両の外側の移動物体等の大
きな物体の移動に対応するレベルにある。
すフローチャートに従い、コンピュータプログラムを実
行し、この実行中において、両コンパレータ50A、5
0Bの各出力に基づき車室内への物体の侵入の有無判定
処理及びブザー回路80の駆動処理を行う。なお、マイ
クロコンピュータ70は、バッテリBaから常時給電さ
れて作動状態にある。また、上記コンピュータプログラ
ムはマイクロコンピュータ70のROMに予め記憶され
ている。
ザー82とを備えている。トランジスタ81は、マイク
ロコンピュータ70により制御されてオン或いはオフす
る。ブザー82は、トランジスタ81のオンにより、鳴
動する。このように構成した本第1実施形態において、
当該車両が停止状態にあるものとする。このとき、マイ
クロコンピュータ70は、バッテリBaからの給電によ
り常時作動状態にあり、コンピュータプログラムを図3
のフローチャートに従い実行している。
振信号を発振するとともに、自励式発振回路20Bが周
波数F2にて発振信号を発振すると、送受信アンテナ1
0Aは自励式発振回路20Aの発振信号を受けて周波数
F1の電波を車室内に送信するとともに、送受信アンテ
ナ10Bは自励式発振回路20Bの発振信号を受けて周
波数F2の電波を車室内に送信する。
に沿い他の車両が移動するものとする。すると、両送受
信アンテナ10A、20Aの各送信電波は当該車両の窓
を透過して他の車両に入射して反射される。このとき、
各反射電波の周波数は、他の車両の移動速度に基づくド
ップラ効果によりF1+ΔF1及びF2+ΔF2にな
る。
当該車両の窓を通り送受信アンテナ10Aにより受信さ
れ受信信号として自励式発振回路20Aに入力される。
一方、周波数F2+ΔF2の電波は、当該車両の窓を通
り送受信アンテナ10Bにより受信され受信信号を自励
式発振回路20Bに入力される。すると、自励式発振回
路20Aは、周波数F1+ΔF1を有する受信信号を周
波数F1の発振信号と混合して、ドップラシフト信号を
発生し、一方、自励式発振回路20Bは、周波数F2+
ΔF2を有する受信信号を周波数F2の発振信号と混合
して、ドップラシフト信号を発生する。
路20Aからのドップラシフト信号を増幅して増幅信号
として発生し、一方、自励式発振回路20Bからのドッ
プラシフト信号を増幅して増幅信号として発生する。つ
いで、フィルタ回路40Aは、増幅回路30Aからの増
幅信号に基づきフィルタ信号を発生し、一方、フィルタ
回路40Bは、増幅回路30Bからの増幅信号に基づき
フィルタ信号を発生する。
と、コンパレータ50Aは、フィルタ回路40Aからの
フィルタ信号を基準レベル設定器60Aの設定基準レベ
ルREF1と比較し、一方、コンパレータ50Aは、フ
ィルタ回路40Aからのフィルタ信号を基準レベル設定
器60Aの設定基準レベルREF1と比較する。ここ
で、上述のごとく、当該車両の一側に沿い他の車両が移
動する。このため、フィルタ回路40Aのフィルタ信号
のレベルは設定基準レベルREF1以上であり、フィル
タ回路40Bのフィルタ信号のレベルは設定基準レベル
REF2以上である。従って、両コンパレータ50A、
50Bは、共に、ハイレベルにて比較信号を発生しマイ
クロコンピュータ70にステップ100にて入力する。
タ50A、50Bの各比較信号は共にハイレベルにある
ため、ステップ110にてNOとの判定がなされ、か
つ、ステップ120にて、当該車両の車室内への侵入物
体なしとの判定がなされる。また、上述のように他の車
両が当該車両の一側に沿い移動することに代えて、当該
車両の窓から物体が侵入する場合には、両送受信アンテ
ナ10A、20Aの各送信電波は当該侵入物体に入射し
て反射される。
路40A、40Bが共にフィルタ信号を発生する。ここ
で、上述のごとく、当該車両の窓から物体が侵入し、こ
の侵入物体は小さい。このため、フィルタ回路40Aの
フィルタ信号のレベルは設定基準レベルREF1以上で
あるが、フィルタ回路40Bのフィルタ信号のレベルは
設定基準レベルREF2よりも低い。従って、コンパレ
ータ50Aの比較信号はハイレベルになるが、コンパレ
ータ50Bの比較信号はローレベルになる。
の比較信号及びコンパレータ50Bのローレベルの比較
信号がステップ100にてマイクロコンピュータ70に
入力される。現段階では、上述のごとく、コンパレータ
50Aの比較信号はハイレベルであるがコンパレータ5
0Bの比較信号はローレベルにあるため、ステップ11
0にてYESとの判定がなされ、かつ、ステップ130
にて、当該車両の窓から車室内への侵入物体ありとの判
定がなされる。これに伴い、ステップ140において、
ブザー鳴動処理がなされる。このため、ブザー回路80
は、そのトランジスタ81のオンによりブザー82を鳴
動させて警報する。
F1、F2の電波を利用することで、車室内への物体の
侵入のみを正しく判定して警報することができ、その結
果、車両の盗難や車室内の物品の盗難防止に適切に役立
つ。また、本第1実施形態では、両送受信アンテナ10
A、20Aは共に同一タイミングで電波を送信するか
ら、車室内への物体の侵入の有無をリアルタイムにて判
定できる。なお、両周波数F1、F2の差が大きいの
で、両送受信アンテナ10A、20Aの各送信電波が相
互に影響しあうことは殆どない。
の電波ではなく周波数F1の電波によって車室内への物
体の侵入を判定する場合には、同一物体を判定する範囲
は、周波数F1の電波の到達範囲を狭くするように周波
数F1の値を周波数F2の値に対して設定することが望
ましい。 (第2実施形態)図4及び図5は本発明の第2実施形態
を示している。
0A、80Bが、上記第1実施形態にて述べた両フィル
タ回路40A、40B及び両基準レベル設定器60A、
60Bに代えて、採用されている。波形整形回路80A
は、フィルタ回路40Aのフィルタ信号を波形整形して
矩形波状のパルス信号を発生してマイクロコンピュータ
70に入力し、一方、波形整形回路80Bは、フィルタ
回路40Bのフィルタ信号を波形整形して矩形波状のパ
ルス信号を発生してマイクロコンピュータ70に入力す
る。
ーチャートに代わる図5のフローチャートに従いコンピ
ュータプログラムを実行する。その他の構成は上記第1
実施形態と同様である。このように構成した本第2実施
形態において、上記第1実施形態と同様に両フィルタ回
路40A、40Bが共にフィルタ信号を発生すると、フ
ィルタ回路40Aのフィルタ信号が波形整形回路80A
によりパルス信号に波形整形されるとともに、フィルタ
回路40Bのフィルタ信号が波形整形回路80Bにより
パルス信号に波形整形される。そして、両波形整形回路
80A、80Bの各パルス信号は、図5のステップ20
0にて、マイクロコンピュータ70に入力される。
回路80Aからのパルス信号の発生時間及び周波数に対
する判定がなされる。ここで、波形整形回路80Aから
のパルス信号の発生時間が所定時間T1以上で当該パル
ス信号の周波数が所定周波数範囲Δf1以内にあれば、
ステップ210における判定がYESとなる。
f1は、窓から車室内への侵入物体等の小さな物体以上
の大きさの移動物体の反射電波(周波数F1を有する)
に起因して波形整形回路80Aから順次発生するパルス
信号の継続時間及び周波数範囲に相当する。なお、本実
施形態では、所定時間T1は、車室内で物が転がったり
突然倒れたりするような外乱時間を排除するため、例え
ば、0.3secと設定されており、所定周波数範囲Δ
f1は、例えば、0.1m/s乃至0.5m/sの波長
範囲に対応する周波数範囲に設定されている。
形回路80Bからのパルス信号の発生時間及び周波数に
対する判定がなされる。ここで、波形整形回路80Bか
らのパルス信号の発生時間が所定時間T2以上で当該パ
ルス信号の周波数が所定周波数範囲Δf2外であれば、
ステップ220における判定がNOとなる。
f2は、当該車両の外側の移動物体等の大きな物体の反
射電波(周波数F2を有する)に起因して波形整形回路
80Bから順次発生するパルス信号の継続時間及び周波
数範囲に相当する。なお、本実施形態では、所定時間T
2は、例えば、0.1secであり、所定周波数範囲Δ
f2は、0.1m/s以上の波長範囲に対応する周波数
範囲である。
NOとなると、上記第1実施形態と同様に両ステップ1
30、140の処理がなされる。また、上記ステップ2
10において、波形整形回路80Aからのパルス信号の
発生時間が所定時間T1未満か或いは当該パルス信号の
周波数が所定周波数範囲Δf1外にあるために、NOと
の判定がなされた場合や、上記ステップ220におい
て、波形整形回路80Bからのパルス信号の発生時間が
所定時間T2未満か或いは当該パルス信号の周波数が所
定周波数範囲Δf2以内にあるために、YESとの判定
がなされた場合には、上記第1実施形態と同様に、ステ
ップ120にて、車室内への侵入物体なしと判定され
る。
上記第1実施形態と同様に、車室内への侵入物体のみを
正しく判定して警報することができ、その結果、車両の
盗難や車室内の物品の盗難防止に適切に役立つ。その他
の作用効果は上記第1実施形態と同様である。なお、本
発明の実施にあたり、車両に限ることなく、建物への人
の侵入の判定に際し本発明を適用して実施してもよい。
ある。
置及び電波の到達範囲を示す平面図である。
ーチャートである。
ある。
ーチャートである。
と物体の位置との関係を示す模式図である。
励式発振回路、30A、30B…増幅回路、40A、4
0B…フィルタ回路、50A、50B…コンパレータ、
60A、60B…基準レベル設定器、70…マイクロコ
ンピュータ、80A、80B…波形整形回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 車両や建物等の被侵入対象に設けた第1
及び第2の送受信アンテナ(10A、10B)と、 前記第1アンテナから第1周波数にて電波を送信させる
ように当該第1周波数にて第1発振信号を出力する第1
発振手段(20A)と、 前記第2アンテナから前記第1周波数よりも低い第2周
波数にて電波を送信させるようにこの第2周波数にて第
2発振信号を出力する第2発振手段(20B)とを備
え、 前記第1アンテナの送信電波が移動物体によりドップラ
効果のもとに反射されて前記第1アンテナにより受信信
号として受信されたときこの受信信号及び前記第1発振
信号に基づき第1ドップラシフト信号を発生し、前記第
2アンテナの送信電波が前記移動物体によりドップラ効
果のもとに反射されて前記第2アンテナにより受信信号
として受信されたときこの受信信号及び前記第2発振信
号に基づき第2ドップラシフト信号を発生する送受信系
統と、 前記第1及び第2のドップラシフト信号に基づき前記被
侵入対象への物体の侵入を判定する侵入判定手段(30
A乃至50A、30B乃至50B、110乃至130)
とを具備する電波式侵入判定装置。 - 【請求項2】 前記侵入判定手段は、前記第1アンテナ
の受信信号のレベルが所定閾値以上であって前記第2ア
ンテナの受信信号のレベルが前記所定閾値よりも低いと
き被侵入対象への侵入と判定することを特徴とする請求
項1に記載の電波式侵入判定装置。 - 【請求項3】 車両や建物等の被侵入対象に設けた第1
及び第2の送受信アンテナ(10A、10B)と、 前記第1アンテナから第1周波数にて電波を送信させる
ように当該第1周波数にて第1発振信号を出力する第1
発振手段(20A)と、 前記第2アンテナから前記第1周波数よりも低い第2周
波数にて電波を送信させるようにこの第2周波数にて第
2発振信号を出力する第2発振手段(20B)とを備
え、 前記第1アンテナの送信電波が移動物体によりドップラ
効果のもとに反射されて前記第1アンテナにより受信信
号として受信されたときこの受信信号及び前記第1発振
信号に基づき第1ドップラシフト信号を発生し、前記第
2アンテナの送信電波が前記移動物体によりドップラ効
果のもとに反射されて前記第2アンテナにより受信信号
として受信されたときこの受信信号及び前記第2発振信
号に基づき第2ドップラシフト信号を発生する送受信系
統と、 前記第1ドップラシフト信号の継続時間及び周波数が第
2所定時間以上及び移動物体の移動に対応する第2所定
周波数範囲内のとき、移動物体の被侵入対象内への侵入
と判定し、前記第2ドップラシフト信号の継続時間及び
周波数が前記第1所定時間以上及び第2所定周波数範囲
内でないとき、移動物体の被侵入対象内への侵入と判定
する侵入判定手段(30A乃至80A、30B乃至80
B、210、220、120、130)とを具備する電
波式侵入判定装置。 - 【請求項4】 前記侵入判定手段は、前記第1アンテナ
の受信信号のレベルが所定閾値以上であって前記第2ア
ンテナの受信信号のレベルが前記所定閾値よりも低いと
き被侵入対象への侵入と判定することを特徴とする請求
項3に記載の電波式侵入判定装置。 - 【請求項5】 複数の互いに異なる周波数の電波を送信
し、 これら各電波を移動物体によりドップラ効果のもと反射
して受信信号として受信し、 これら受信信号に基づきドップラシフト信号をそれぞれ
発生し、 当該各ドップラシフト信号に基づき前記被侵入対象への
物体の侵入を判定する電波式侵入判定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10136998A JP3882329B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 電波式侵入判定装置及び侵入判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10136998A JP3882329B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 電波式侵入判定装置及び侵入判定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11296757A true JPH11296757A (ja) | 1999-10-29 |
| JP3882329B2 JP3882329B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=14298917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10136998A Expired - Fee Related JP3882329B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 電波式侵入判定装置及び侵入判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3882329B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007232407A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Toyota Motor Corp | 電波ビームの指向性制御装置および電波式車内侵入検知装置 |
| EP1826732A3 (en) * | 2006-02-28 | 2008-02-13 | E2V Technologies (UK) Limited | Intruder alarm |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10136998A patent/JP3882329B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007232407A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Toyota Motor Corp | 電波ビームの指向性制御装置および電波式車内侵入検知装置 |
| EP1826732A3 (en) * | 2006-02-28 | 2008-02-13 | E2V Technologies (UK) Limited | Intruder alarm |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3882329B2 (ja) | 2007-02-14 |
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