JPH11296887A - 二群対物レンズの制振装置 - Google Patents

二群対物レンズの制振装置

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JPH11296887A
JPH11296887A JP10091510A JP9151098A JPH11296887A JP H11296887 A JPH11296887 A JP H11296887A JP 10091510 A JP10091510 A JP 10091510A JP 9151098 A JP9151098 A JP 9151098A JP H11296887 A JPH11296887 A JP H11296887A
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JP
Japan
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objective lens
conductor
optical axis
permanent magnet
vibration
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Application number
JP10091510A
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English (en)
Inventor
Kokichi Terajima
厚吉 寺嶋
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Akai Electric Co Ltd
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Akai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1対物レンズに対する第2対物レンズの振
動を効率良く制振できる二群対物レンズの制振装置を提
供する。 【解決手段】 第1対物レンズ51と、この第1対物レン
ズ51と光軸方向に直列関係に配列され、第1対物レンズ
51に対して変位可能に支持された第2対物レンズ52とを
有する二群対物レンズ50において、光軸L方向で相互に
対向するように、第1対物レンズ51および第2対物レン
ズ52の一方の側に配設した制振用永久磁石20と、他方の
側に配設した導電体30とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、コンパ
クトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク
(DVD)等の光ディスクや、ミニディスク(MD)等
の光磁気ディスクのような記録媒体に対して情報の記録
や再生を行う光ヘッドに用いられる対物レンズの制動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク等の大容量化に向け
て、記録ピットのサイズやトラックピッチの微小化が進
められ、光ヘッドとしてもスポットサイズを縮小して解
像度を高めるために、レーザ光の短波長化とともに対物
レンズの開口数(NA)の増大を目指した技術の開発が
進められている。しかし、単レンズで高NAを実現しよ
うとすると、ディスクチルトやディスク厚の変動に対し
てのマージンが僅かしかなくなり、また部品寸法公差や
組み立て寸法公差に対する余裕も極めて少なくなるとい
う不具合がある。
【0003】そこで、最近、K.Yamamoto et al:"0.8-Nu
merical-Aperture Two-Element Objective Lens for th
e Optical Disk,"Jpn.J.Appl.Phys.36(1997)456.におい
て、高NAであって、しかもディスクチルトやディスク
厚の変動に対するマージンを大きくとれ、部品や組み立
て時の公差に対する余裕度も大きい構造の二群対物レン
ズを有する光ヘッドが提案された。
【0004】図6は、かかる二群対物レンズを有する光
ヘッドの構成を示すものである。この光ヘッドは、二群
対物レンズ50として、それぞれNAが0.5前後の第
1対物レンズ51と第2対物レンズ52とを有し、これ
らを空間を隔ててほぼ同一の光軸L上で直列に並べて配
列して、総合的に0.8以上のNAを得るようにしたも
のである。第1対物レンズ51は、駆動用永久磁石21
との相互作用によりフォーカシング方向やトラッキング
方向へ駆動可能な、例えばフォーカシングコイル等によ
り構成される駆動コイル71を装着したレンズホルダ4
に保持されている。また、第2対物レンズ52は、第1
対物レンズ51とディスク1との間で、制御用コイル7
2および制御用永久磁石22により、第1対物レンズ5
1に対して光軸L方向に可動自在に図示せぬ弾性部材等
を介して懸架支持されている。
【0005】かかる二群対物レンズ50は、ディスク1
の保護層1p側に配置される。ここで、保護層1pは、
ディスク基板1s上に形成された記録層1r上に厚さ1
00μm程度に薄く形成され、これによりコマ収差の原
因となるディスクチルトに対するマージンを大きく確保
できるようにしている。また、第2対物レンズ52とデ
ィスク1の保護層1p表面とのワーキングディスタンス
(WD)は、数十μm程度に狭く設定され、これにより
組み立て工程において生じる第2対物レンズ52のチル
トや光軸ずれ等の誤差に対して余裕が得られるようにし
ている。
【0006】このようにして、第2対物レンズ52を、
第1対物レンズ51のフォーカシング動作やトラッキン
グ動作に連動して移動させながら、第1対物レンズ51
との微妙な距離Dを可変制御することにより、保護層1
pに起因して生じる球面収差を打ち消した良好な状態
で、記録や再生ができるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造の二群対物レンズ50にあっては、外部から衝撃
や振動を受けると、仮に第1対物レンズ51側に制振手
段が設けられていたとしても、衝撃や振動は第1対物レ
ンズ51を経て第2対物レンズ52に伝播することにな
る。ここで、第2対物レンズ52は、既に説明したよう
に、第1対物レンズ51に対して可動自在に懸架支持さ
れ、簡単に変位し易いため、衝撃や振動の外力が加わる
と図示せぬ弾性部材の固有振動数で大きく振動すること
になる。このため、第2対物レンズ52が収差補償位置
から移動して収差が増大し、隣接トラックからのクロス
トークが増えたりするだけでなく、ディスク1の保護層
1pが薄い上にWDが小さいために、ディスク1と接触
して記録層1rや第2対物レンズ52の表面に傷を付け
たりする恐れがある。
【0008】この発明の目的は、このような問題点に着
目してなされたもので、第1対物レンズに対する第2対
物レンズの振動を効率良く制振できるよう適切に構成し
た二群対物レンズの制振装置を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る制振装置は、第1対物レンズと、こ
の第1対物レンズと光軸方向に直列関係に配列され、該
第1対物レンズに対して変位可能に支持された第2対物
レンズとを有する二群対物レンズにおいて、光軸方向で
相互に対向するように、前記第1対物レンズおよび前記
第2対物レンズの一方の側に配設した制振用永久磁石
と、他方の側に配設した導電体とを有することを特徴と
するものである。
【0010】この発明の一実施形態においては、前記制
振用永久磁石および前記導電体を、それぞれ光軸周りに
リング状に配設する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1は、この発明の第
1実施形態を示す図で、図2はその要部の構成を示す図
である。この光ヘッドは、図6と同様に、二群対物レン
ズ50として、空間を隔ててほぼ同一の光軸L上に直列
に並べて配列した第1対物レンズ51と第2対物レンズ
52とを有する。第1対物レンズ51は、駆動用永久磁
石21との相互作用によりフォーカシング方向やトラッ
キング方向へ駆動可能な、例えばフォーカシングコイル
等により構成される駆動コイル71を装着したレンズホ
ルダ4に保持する。また、第2対物レンズ52は、第1
対物レンズ51とディスク1との間で、制御用コイル7
2および制御用永久磁石22により、第1対物レンズ5
1に対して光軸L方向に可動自在に図示せぬ弾性部材等
を介して懸架支持する。
【0012】この実施形態では、光軸L方向に対向させ
て、第1対物レンズ51側となるレンズホルダ4に制振
用永久磁石20を、第2対物レンズ52側に導電体30
をそれぞれ配設して制振装置6を構成する。ここで、制
振用永久磁石20および導電体30は、それぞれ光線を
遮らない位置に、例えば図示するようにそれぞれリング
形状として光軸Lの周囲に設けると共に、制振用永久磁
石20は、図2に示すように、光軸Lとほぼ平行な方向
に磁化するように着磁して、該制振用永久磁石20から
湧き出た磁場が導電体30の内部を貫通するようにす
る。
【0013】図1に示す構成において、外部から衝撃や
振動が加わって、第2対物レンズ52が、導電体30と
ともに光軸L方向に振動を開始して、導電体30と第1
対物レンズ51側に固定された制振用永久磁石20との
距離が伸縮変化しようとすると、その距離変化の開始と
ともに、導電体30を貫く磁場の強度は、導電体30が
制動用永久磁石20から遠ざかろうとすれば減少し、逆
に近づこうとすれば増加する。これにより、導電体30
には、磁場の強度変化に応じた渦電流が誘導され、この
渦電流によって導電体30を貫く磁場の変化を抑制する
方向の誘導磁場が発生する。この誘導磁場は、導電体3
0を貫く磁場との相互作用により、上記の衝撃や振動等
の外力に対して制動力として作用し、これにより導電体
30と制振用永久磁石20との相対変位が阻止され、ひ
いては第1対物レンズ51に対する第2対物レンズ52
の相対変位を抑制することができる。
【0014】図3は、この発明の第2実施形態の要部の
構成を示すものである。この実施形態は、図2に示す第
1実施形態の制振装置6において、制振用永久磁石20
を、光軸Lとほぼ平行な方向に磁化され、導電体30と
の対向面において磁極が同心円配置となるように多極着
磁して構成したもので、その他の構成は第1実施形態と
同様である。
【0015】この実施形態においても、外部から衝撃や
振動が加わって、第2対物レンズ52側に固定された導
電体30と第1対物レンズ51側に固定された制振用永
久磁石20との光軸L方向の距離が伸縮変化しようとす
ると、導電体30には貫通する磁場の強度変化に応じた
渦電流が誘導され、この渦電流によって導電体30を貫
く磁場の変化を抑制する方向の誘導磁場が発生し、この
誘導磁場と導電体30を貫く磁場との相互作用により、
上記の衝撃や振動等の外力に対して制動力が作用して、
第1対物レンズ51に対する第2対物レンズ52の相対
変位を抑制することができる。
【0016】図4は、この発明の第3実施形態の要部の
構成を示すものである。この実施形態は、図2に示す第
1実施形態の制振装置6において、制振用永久磁石20
を、光軸Lとほぼ平行な方向に磁化され、導電体30と
の対向面において磁極が放射状配置となるように多極着
磁して構成したもので、その他の構成は第1実施形態と
同様である。
【0017】この実施形態においても、外部から衝撃や
振動が加わって、第2対物レンズ52側に固定された導
電体30と第1対物レンズ51側に固定された制振用永
久磁石20との光軸L方向の距離が伸縮変化しようとす
ると、導電体30には貫通する磁場の強度変化に応じた
渦電流が誘導され、この渦電流によって導電体30を貫
く磁場の変化を抑制する方向の誘導磁場が発生し、この
誘導磁場と導電体30を貫く磁場との相互作用により、
上記の衝撃や振動等の外力に対して制動力が作用して、
第1対物レンズ51に対する第2対物レンズ52の相対
変位を抑制することができる。
【0018】図5は、この発明の第4実施形態の要部の
構成を示すものである。この実施形態は、図2に示す第
1実施形態の制振装置6において、制振用永久磁石20
を、光軸Lとほぼ直交する放射方向に磁化され、磁極が
内外周側面配置となるように着磁して構成したもので、
その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0019】この実施形態においても、上述した実施形
態と同様に、外部から衝撃や振動が加わって、第2対物
レンズ52側に固定された導電体30と第1対物レンズ
51側に固定された制振用永久磁石20との光軸L方向
の距離が伸縮変化しようとすると、導電体30には貫通
する磁場の強度変化に応じた渦電流が誘導され、この渦
電流によって導電体30を貫く磁場の変化を抑制する方
向の誘導磁場が発生し、この誘導磁場と導電体30を貫
く磁場との相互作用により、上記の衝撃や振動等の外力
に対して制動力が作用して、第1対物レンズ51に対す
る第2対物レンズ52の相対変位を抑制することができ
る。
【0020】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可
能である。例えば、制振用永久磁石20や導電体30
は、リング形状に限らず、光線を遮らないように光軸方
向に対向して任意の形状として設けることができる。し
たがって、例えば、制振用永久磁石20および導電体3
0のそれぞれを、光軸周囲に分割して円弧状に設けた
り、光軸周囲の一部にのみ設けることもできる。また、
制振装置6は、第1対物レンズ51寄りだけでなく、デ
ィスク1寄りにも設けたり、あるいはディスク1寄りだ
けに設ける等の変形も可能である。さらに、制御用コイ
ル72をレンズホルダ4側に設けて、制振用永久磁石2
0を第2対物レンズ52側に、導電体30をレンズホル
ダ4側、すなわち第1対物レンズ51側にそれぞれ配設
する構成とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、第1対物レンズに対
して変位可能に支持された第2対物レンズを有する二群
対物レンズにおいて、第1対物レンズおよび第2対物レ
ンズの一方の側に制振用永久磁石を、他方の側に導電体
をそれぞれ光軸方向で相互に対向するように配設したの
で、二群対物レンズが外部から衝撃や振動を受けても、
制振用永久磁石と導電体との間に外力に抗した制動力が
働き、結果として第1対物レンズと第2対物レンズとの
相対変位を抑制することができる。したがって、衝撃や
振動等による第2対物レンズの収差補償位置からの移動
量を少なくできるので、隣接トラック間のクロストーク
の発生を抑えることができると共に、第2対物レンズと
記録媒体との接触による記録層や第2対物レンズの損傷
の危険性も有効に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】その要部の構成を示す図である。
【図3】この発明の第2実施形態の要部の構成を示す図
である。
【図4】同じく、第3実施形態の要部の構成を示す図で
ある。
【図5】同じく、第4実施形態の要部の構成を示す図で
ある。
【図6】従来の二群対物レンズを有する光ヘッドを示す
図である。
【符号の説明】
4 レンズホルダ 6 制振装置 20 制振用永久磁石 30 導電体 51 第1対物レンズ 52 第2対物レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1対物レンズと、この第1対物レンズ
    と光軸方向に直列関係に配列され、該第1対物レンズに
    対して変位可能に支持された第2対物レンズとを有する
    二群対物レンズにおいて、 光軸方向で相互に対向するように、前記第1対物レンズ
    および前記第2対物レンズの一方の側に配設した制振用
    永久磁石と、他方の側に配設した導電体とを有すること
    を特徴とする二群対物レンズの制振装置。
  2. 【請求項2】 前記制振用永久磁石および前記導電体
    を、それぞれ光軸周りにリング状に配設したことを特徴
    とする請求項1記載の二群対物レンズの制振装置。
JP10091510A 1998-04-03 1998-04-03 二群対物レンズの制振装置 Pending JPH11296887A (ja)

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