JPH11297202A - カラー陰極線管用蛍光面の作製方法 - Google Patents
カラー陰極線管用蛍光面の作製方法Info
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- JPH11297202A JPH11297202A JP10099454A JP9945498A JPH11297202A JP H11297202 A JPH11297202 A JP H11297202A JP 10099454 A JP10099454 A JP 10099454A JP 9945498 A JP9945498 A JP 9945498A JP H11297202 A JPH11297202 A JP H11297202A
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- photosensitive film
- pattern
- exposure
- front panel
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラー陰極線管の前面パネル内面に相反則不
軌特性材料よりなる感光膜パターンを作製する際に、パ
ターン精度を損なうことなく、露光時間を短縮する。 【解決手段】 PVP−DAS系の感光液をパネル内面
に塗布し、乾燥して感光膜20を形成する。次に、前面
パネル10の内面にマスクを配置して、内面から紫外線
による三色選択露光を行う。そして、これと同時に、パ
ネルの外面側から、パネルガラスを通して感光膜20の
全体を露光する。これにより、感光膜20の高感度化を
達成でき、露光時間を短縮する。この後、感光膜20を
現像して、感光膜パターン30を形成し、これを覆うよ
うにしてカーボン膜40を形成する。そして、感光膜パ
ターン30とカーボン膜40を選択的に除去し、カーボ
ンパターン50を形成する。この後、蛍光体パターンの
作製工程に移行する。
軌特性材料よりなる感光膜パターンを作製する際に、パ
ターン精度を損なうことなく、露光時間を短縮する。 【解決手段】 PVP−DAS系の感光液をパネル内面
に塗布し、乾燥して感光膜20を形成する。次に、前面
パネル10の内面にマスクを配置して、内面から紫外線
による三色選択露光を行う。そして、これと同時に、パ
ネルの外面側から、パネルガラスを通して感光膜20の
全体を露光する。これにより、感光膜20の高感度化を
達成でき、露光時間を短縮する。この後、感光膜20を
現像して、感光膜パターン30を形成し、これを覆うよ
うにしてカーボン膜40を形成する。そして、感光膜パ
ターン30とカーボン膜40を選択的に除去し、カーボ
ンパターン50を形成する。この後、蛍光体パターンの
作製工程に移行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー陰極線管の
前面パネルの内面に蛍光面を作製するためのカラー陰極
線管用蛍光面の作製方法に関する。
前面パネルの内面に蛍光面を作製するためのカラー陰極
線管用蛍光面の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー陰極線管において、前
面パネルの蛍光面を作製する場合、前面パネルの内面に
感光液を塗布して感光膜を形成し、前面パネルの内面に
シャドウマスク(あるいはアパーチャグリル)を配置
し、前記感光膜を前面パネルの内面から紫外線露光を行
い、この後、感光膜を水洗い等によって現像し、感光膜
パターンを形成する。
面パネルの蛍光面を作製する場合、前面パネルの内面に
感光液を塗布して感光膜を形成し、前面パネルの内面に
シャドウマスク(あるいはアパーチャグリル)を配置
し、前記感光膜を前面パネルの内面から紫外線露光を行
い、この後、感光膜を水洗い等によって現像し、感光膜
パターンを形成する。
【0003】次に、この感光膜パターンを覆うようにし
てカーボン等の光吸収物質膜を形成した後、感光膜パタ
ーンをその上を覆う光吸収物質膜とともに選択的に除去
し、光吸収物質膜パターンを形成する。次に、この光吸
収物質膜パターンの間に蛍光体パターンを形成し、この
後、メタルバック等の処理に移行する。
てカーボン等の光吸収物質膜を形成した後、感光膜パタ
ーンをその上を覆う光吸収物質膜とともに選択的に除去
し、光吸収物質膜パターンを形成する。次に、この光吸
収物質膜パターンの間に蛍光体パターンを形成し、この
後、メタルバック等の処理に移行する。
【0004】そして、上述のような感光膜を形成する材
料として、例えばPVP−DAS系(高分子材料として
のポリビニルピロリドン+架橋剤としての4,4´−ジ
アジドスチルベン−2,2´−ジスルホン酸ニナトリウ
ムを含む)等のような相反則不軌特性を有するものが用
いられている。
料として、例えばPVP−DAS系(高分子材料として
のポリビニルピロリドン+架橋剤としての4,4´−ジ
アジドスチルベン−2,2´−ジスルホン酸ニナトリウ
ムを含む)等のような相反則不軌特性を有するものが用
いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な相反則不軌特性を有するPVP−DAS系の感光膜で
は、低照度のときは感度が低く、高照度になると感度が
高くなる。しかし、上記従来技術のように、マスクを介
して行う内面選択露光による方法では、露光装置のシス
テム上高照度化に限界があり、露光時間の短縮が困難で
あるとともに、感光膜の薄膜化に対応した感光膜パター
ンの精度の向上等が困難である。
な相反則不軌特性を有するPVP−DAS系の感光膜で
は、低照度のときは感度が低く、高照度になると感度が
高くなる。しかし、上記従来技術のように、マスクを介
して行う内面選択露光による方法では、露光装置のシス
テム上高照度化に限界があり、露光時間の短縮が困難で
あるとともに、感光膜の薄膜化に対応した感光膜パター
ンの精度の向上等が困難である。
【0006】そこで本発明の目的は、カラー陰極線管の
前面パネル内面に相反則不軌特性材料よりなる感光膜パ
ターンを作製するための露光作業を短時間で行うことが
できるとともに、高精度の感光膜パターンの作製を可能
とし、蛍光面を作製する上での設計条件の許容範囲を拡
大することができるカラー陰極線管用蛍光面の作製方法
を提供することにある。
前面パネル内面に相反則不軌特性材料よりなる感光膜パ
ターンを作製するための露光作業を短時間で行うことが
できるとともに、高精度の感光膜パターンの作製を可能
とし、蛍光面を作製する上での設計条件の許容範囲を拡
大することができるカラー陰極線管用蛍光面の作製方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、カラー陰極線管の前面パネルの内面に蛍光面
を作製するためのカラー陰極線管用蛍光面の作製方法に
おいて、前記前面パネルの内面に相反則不軌特性を有す
る感光材料よりなる感光膜を形成する工程と、前記感光
膜に対し、前面パネルの内面より選択露光を行う工程
と、前記選択露光後の感光膜を現像して、感光膜パター
ンを形成する工程と、前記感光膜パターンを覆うように
して光吸収物質膜を形成した後、感光膜パターンをその
上を覆う光吸収物質膜とともに選択的に除去し、光吸収
物質膜パターンを形成する工程と、前記光吸収物質膜パ
ターンの間に蛍光体パターンを形成する工程とを有し、
前記感光膜の内面選択露光時に、同時に前面パネルの外
面側から感光膜に露光を行うことを特徴とする。
するため、カラー陰極線管の前面パネルの内面に蛍光面
を作製するためのカラー陰極線管用蛍光面の作製方法に
おいて、前記前面パネルの内面に相反則不軌特性を有す
る感光材料よりなる感光膜を形成する工程と、前記感光
膜に対し、前面パネルの内面より選択露光を行う工程
と、前記選択露光後の感光膜を現像して、感光膜パター
ンを形成する工程と、前記感光膜パターンを覆うように
して光吸収物質膜を形成した後、感光膜パターンをその
上を覆う光吸収物質膜とともに選択的に除去し、光吸収
物質膜パターンを形成する工程と、前記光吸収物質膜パ
ターンの間に蛍光体パターンを形成する工程とを有し、
前記感光膜の内面選択露光時に、同時に前面パネルの外
面側から感光膜に露光を行うことを特徴とする。
【0008】本発明のカラー陰極線管用蛍光面の作製方
法では、まず、前面パネルの内面に相反則不軌特性を有
する感光材料よりなる感光膜を形成する。次に、この感
光膜に対し、前面パネルの内面にマスクを配置して、内
面からの選択露光を行う。そして、このパネル内面から
の選択露光と同時に、前面パネルの外面側から感光膜に
露光を行う。
法では、まず、前面パネルの内面に相反則不軌特性を有
する感光材料よりなる感光膜を形成する。次に、この感
光膜に対し、前面パネルの内面にマスクを配置して、内
面からの選択露光を行う。そして、このパネル内面から
の選択露光と同時に、前面パネルの外面側から感光膜に
露光を行う。
【0009】次に、選択露光後の感光膜を現像して、感
光膜パターンを形成し、この感光膜パターンを覆うよう
にして光吸収物質膜を形成する。そして、感光膜パター
ンをその上を覆う光吸収物質膜とともに選択的に除去
し、光吸収物質膜パターンを形成する。この後、光吸収
物質膜パターンの間に蛍光体パターンを形成する。
光膜パターンを形成し、この感光膜パターンを覆うよう
にして光吸収物質膜を形成する。そして、感光膜パター
ンをその上を覆う光吸収物質膜とともに選択的に除去
し、光吸収物質膜パターンを形成する。この後、光吸収
物質膜パターンの間に蛍光体パターンを形成する。
【0010】以上のような工程において、感光膜に対す
るパネル内面からの選択露光時に、同時に、前面パネル
の外面側から感光膜に露光を行うことから、相反則不軌
特性を有する感光材料に対して、高照度化を達成でき、
露光時間の短縮を図り得るとともに、感光膜の薄膜化に
も対応可能となり感光膜パターンの精度の向上等を図る
ことができる。
るパネル内面からの選択露光時に、同時に、前面パネル
の外面側から感光膜に露光を行うことから、相反則不軌
特性を有する感光材料に対して、高照度化を達成でき、
露光時間の短縮を図り得るとともに、感光膜の薄膜化に
も対応可能となり感光膜パターンの精度の向上等を図る
ことができる。
【0011】相反則不軌特性を有する感光材料では、低
照度部分は感度が低くなり、高照度部分は感度が高い。
このため、マスクを介して内面露光されている部分は、
外面露光により高照度化し、感度が高くなるが、マスク
によって内面露光されていない部分は、外面露光のみの
ため感度が低く、パターン形状に対する影響が少ない。
したがって、相反則不軌特性を有する感光材料に対し、
内面選択露光と同時に外面露光を行うことで、パターン
形状を損なうことなく、高感度化を達成でき、露光時間
を短縮することができる。
照度部分は感度が低くなり、高照度部分は感度が高い。
このため、マスクを介して内面露光されている部分は、
外面露光により高照度化し、感度が高くなるが、マスク
によって内面露光されていない部分は、外面露光のみの
ため感度が低く、パターン形状に対する影響が少ない。
したがって、相反則不軌特性を有する感光材料に対し、
内面選択露光と同時に外面露光を行うことで、パターン
形状を損なうことなく、高感度化を達成でき、露光時間
を短縮することができる。
【0012】なお、通常の蛍光体パターンの作成時にお
いても、前面パネルの外面からの露光が行われるが、こ
れは光吸収質膜パターンを一種のマスクとして使用する
ものであり、本発明のように、感光膜パターンの作製時
に、前面パネルの内側からのマスクによる選択露光と同
時に、前面パネルの外側から感光膜全体に対して露光を
行うものとは異なるものである。
いても、前面パネルの外面からの露光が行われるが、こ
れは光吸収質膜パターンを一種のマスクとして使用する
ものであり、本発明のように、感光膜パターンの作製時
に、前面パネルの内側からのマスクによる選択露光と同
時に、前面パネルの外側から感光膜全体に対して露光を
行うものとは異なるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるカラー陰極線
管用蛍光面の作製方法の実施の形態について説明する。
図1(A)〜(E)は、本実施の形態におけるカラー陰
極線管用蛍光面の作製方法による作業工程を示す部分断
面図である。本実施の形態では、感光膜を形成する相反
則不軌特性材料として、PVP−DAS系(高分子材料
としてのポリビニルピロリドン+架橋剤としての4,4
´−ジアジドスチルベン−2,2´−ジスルホン酸ニナ
トリウムを含む)を採用し、また、光吸収物質としてカ
ーボンを採用するものとする。また、図1において、基
板10は、前面パネルの断面の一部を示しており、図
中、上側がパネル内面であり、下側がパネル外面である
ものとする。
管用蛍光面の作製方法の実施の形態について説明する。
図1(A)〜(E)は、本実施の形態におけるカラー陰
極線管用蛍光面の作製方法による作業工程を示す部分断
面図である。本実施の形態では、感光膜を形成する相反
則不軌特性材料として、PVP−DAS系(高分子材料
としてのポリビニルピロリドン+架橋剤としての4,4
´−ジアジドスチルベン−2,2´−ジスルホン酸ニナ
トリウムを含む)を採用し、また、光吸収物質としてカ
ーボンを採用するものとする。また、図1において、基
板10は、前面パネルの断面の一部を示しており、図
中、上側がパネル内面であり、下側がパネル外面である
ものとする。
【0014】図1において、まず、図1(A)は、前面
パネルの内面にPVP−DAS系の感光膜(ホトレジス
ト層)を形成する工程である。この工程では、PVP−
DAS系の感光液をパネル内面に塗布し、乾燥して感光
膜20を形成する。次に、図1(B)は、前面パネル
(基板10)の内面にマスク(シャドウマスクまたはア
パーチャグリル)2を配置して、内面から紫外線UV
R、UVG、UVBによる選択露光を行う。これは図示
のように、赤(R)、緑(G)、青(B)の3本の電子
ビームに対応する方向からの三色露光であり、蛍光体が
パターン化される位置に行う。
パネルの内面にPVP−DAS系の感光膜(ホトレジス
ト層)を形成する工程である。この工程では、PVP−
DAS系の感光液をパネル内面に塗布し、乾燥して感光
膜20を形成する。次に、図1(B)は、前面パネル
(基板10)の内面にマスク(シャドウマスクまたはア
パーチャグリル)2を配置して、内面から紫外線UV
R、UVG、UVBによる選択露光を行う。これは図示
のように、赤(R)、緑(G)、青(B)の3本の電子
ビームに対応する方向からの三色露光であり、蛍光体が
パターン化される位置に行う。
【0015】そして、このパネル内面からの選択露光と
同時に、パネルの外面側からの紫外線露光を行う。これ
は、パネルガラスを通して感光膜20の全体を露光する
ものであり、全面にほぼ均一な紫外線UVが照射される
ようにする。このように、内面選択露光と同時に外面側
からの紫外線露光を行うことにより、感光膜20の高感
度化を達成でき、露光時間を短縮することができる。す
なわち、本例で用いるPVP−DAS系感光膜は、相反
則不軌特性を有しているため、低照度部分は感度が低く
なり、露光時間が長くなってしまう。この時、同時にパ
ネル外面からも紫外線による露光を行うことにより、高
照度化し、比較的感度を高くすることができる。
同時に、パネルの外面側からの紫外線露光を行う。これ
は、パネルガラスを通して感光膜20の全体を露光する
ものであり、全面にほぼ均一な紫外線UVが照射される
ようにする。このように、内面選択露光と同時に外面側
からの紫外線露光を行うことにより、感光膜20の高感
度化を達成でき、露光時間を短縮することができる。す
なわち、本例で用いるPVP−DAS系感光膜は、相反
則不軌特性を有しているため、低照度部分は感度が低く
なり、露光時間が長くなってしまう。この時、同時にパ
ネル外面からも紫外線による露光を行うことにより、高
照度化し、比較的感度を高くすることができる。
【0016】これに対し、PVA−ADC(ポリビニル
アルコール−重クロム酸アンモニウム)系のような相反
則特性を有する感光膜では、内面選択露光と同時に外面
からの露光を行った場合、感光膜全体のベースを上げる
効果となり、あまり有効ではない。すなわち、本来露光
されてはいけない部分も感光してしまう。しかし、PV
P−DAS系感光膜は、相反則不軌特性を有しているた
め、低照度部分は感度が低く、高照度部分は感度が高い
ので、マスクを介して内面露光されている部分は、外面
露光により高照度化し、感度が高くなるが、マスクによ
って内面露光されていない部分は、外面露光のみのため
感度が低く、パターン形状に対する影響が少ない。
アルコール−重クロム酸アンモニウム)系のような相反
則特性を有する感光膜では、内面選択露光と同時に外面
からの露光を行った場合、感光膜全体のベースを上げる
効果となり、あまり有効ではない。すなわち、本来露光
されてはいけない部分も感光してしまう。しかし、PV
P−DAS系感光膜は、相反則不軌特性を有しているた
め、低照度部分は感度が低く、高照度部分は感度が高い
ので、マスクを介して内面露光されている部分は、外面
露光により高照度化し、感度が高くなるが、マスクによ
って内面露光されていない部分は、外面露光のみのため
感度が低く、パターン形状に対する影響が少ない。
【0017】したがって、相反則不軌特性を有するPV
P−DAS系感光膜に対し、内面選択露光と同時に外面
露光を行うことで、パターン形状を損なうことなく、高
感度化を達成でき、露光時間を短縮することができる。
以上のような露光により、内面選択露光された部分が固
化される。そこで、図1(C)において、選択露光後の
感光膜を現像して、感光膜パターン30を形成する。こ
れは、前面パネル(基板10)を回転させながら、図示
しないジェットノズルより純水を射出し、感光膜20の
固化されない部分を洗い落とすようにする。そして、こ
の水洗いの後、残った感光膜パターン30を乾燥する。
感光膜パターン30は、シャドウマスクを用いた陰極線
管では、多数のスポットパターン状に形成され、アパー
チャグリルを用いた陰極線管では、ストライプパターン
状に形成される。
P−DAS系感光膜に対し、内面選択露光と同時に外面
露光を行うことで、パターン形状を損なうことなく、高
感度化を達成でき、露光時間を短縮することができる。
以上のような露光により、内面選択露光された部分が固
化される。そこで、図1(C)において、選択露光後の
感光膜を現像して、感光膜パターン30を形成する。こ
れは、前面パネル(基板10)を回転させながら、図示
しないジェットノズルより純水を射出し、感光膜20の
固化されない部分を洗い落とすようにする。そして、こ
の水洗いの後、残った感光膜パターン30を乾燥する。
感光膜パターン30は、シャドウマスクを用いた陰極線
管では、多数のスポットパターン状に形成され、アパー
チャグリルを用いた陰極線管では、ストライプパターン
状に形成される。
【0018】次に図1(D)では、感光膜パターン30
を覆うようにして光吸収物質としてのカーボン膜40を
形成する。そして、図1(E)に示すように、感光膜パ
ターン30と、カーボン膜40のうちの感光膜パターン
30上を覆う部分とを選択的に除去し、カーボンパター
ン50を形成する。これは、例えば感光膜パターン30
に剥離剤を含浸した後、前面パネル(基板10)を回転
させながら、図示しないジェットノズルより純水を射出
し、感光膜パターン30とその上のカーボン膜40を洗
い落とすようにする。そして、この水洗いの後、残った
カーボンパターン50を乾燥する。
を覆うようにして光吸収物質としてのカーボン膜40を
形成する。そして、図1(E)に示すように、感光膜パ
ターン30と、カーボン膜40のうちの感光膜パターン
30上を覆う部分とを選択的に除去し、カーボンパター
ン50を形成する。これは、例えば感光膜パターン30
に剥離剤を含浸した後、前面パネル(基板10)を回転
させながら、図示しないジェットノズルより純水を射出
し、感光膜パターン30とその上のカーボン膜40を洗
い落とすようにする。そして、この水洗いの後、残った
カーボンパターン50を乾燥する。
【0019】以上により、カーボンパターン50の作製
工程を終了する。この後、カーボンパターンの間に蛍光
体パターンを形成し、メタルバック等の処理に移行す
る。以上のように本例においては、感光膜20に対する
パネル内面からの選択露光時に、同時に、前面パネルの
外面側から感光膜20に露光を行うことから、相反則不
軌特性を有するPVP−DAS系感光膜に対して、高照
度化を達成でき、露光時間の短縮を図り得るとともに、
感光膜パターンの精度の向上等を図ることができる。
工程を終了する。この後、カーボンパターンの間に蛍光
体パターンを形成し、メタルバック等の処理に移行す
る。以上のように本例においては、感光膜20に対する
パネル内面からの選択露光時に、同時に、前面パネルの
外面側から感光膜20に露光を行うことから、相反則不
軌特性を有するPVP−DAS系感光膜に対して、高照
度化を達成でき、露光時間の短縮を図り得るとともに、
感光膜パターンの精度の向上等を図ることができる。
【0020】また、PVP−DAS系感光膜は、薄膜化
すると相反則不軌領域が高照度−短時間露光方向に変化
する。また、相反則不軌特性を示す領域も拡大する。し
たがって、このようなPVP−DAS系感光膜の薄膜化
と上述のような露光工程とを組み合わせることにより、
さらに好適な感光膜パターンの作製作業を行うことがで
きる。
すると相反則不軌領域が高照度−短時間露光方向に変化
する。また、相反則不軌特性を示す領域も拡大する。し
たがって、このようなPVP−DAS系感光膜の薄膜化
と上述のような露光工程とを組み合わせることにより、
さらに好適な感光膜パターンの作製作業を行うことがで
きる。
【0021】なお、通常の蛍光体パターンの作製時にお
いても、前面パネルの外面からの露光が行われるが、こ
れはカーボンパターンを一種のマスクとして使用するも
のであり、本例のように、感光膜パターンの作成時に、
前面パネルの内側からのマスクによる選択露光と同時
に、前面パネルの外側から感光膜全体に対して露光を行
うものとは異なるものである。
いても、前面パネルの外面からの露光が行われるが、こ
れはカーボンパターンを一種のマスクとして使用するも
のであり、本例のように、感光膜パターンの作成時に、
前面パネルの内側からのマスクによる選択露光と同時
に、前面パネルの外側から感光膜全体に対して露光を行
うものとは異なるものである。
【0022】また、以上の例では、相反則不軌特性を有
する感光材料として、PVP−DAS系感光材料を用い
た例を説明したが、他の相反則不軌特性を有する感光材
料を用いたものにおいても同様に本発明は適用可能であ
る。また、光吸収物質としてカーボンを用いた例を説明
したが、他の光吸収物質を用いたものであってもよい。
する感光材料として、PVP−DAS系感光材料を用い
た例を説明したが、他の相反則不軌特性を有する感光材
料を用いたものにおいても同様に本発明は適用可能であ
る。また、光吸収物質としてカーボンを用いた例を説明
したが、他の光吸収物質を用いたものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカラー陰極
線管用蛍光面の作製方法では、前面パネルの内面に相反
則不軌特性感光材料による感光膜パターンを作製する場
合に、感光膜に対するパネル内面からの選択露光時に、
同時に、前面パネルの外面側から感光膜に露光を行うよ
うにした。
線管用蛍光面の作製方法では、前面パネルの内面に相反
則不軌特性感光材料による感光膜パターンを作製する場
合に、感光膜に対するパネル内面からの選択露光時に、
同時に、前面パネルの外面側から感光膜に露光を行うよ
うにした。
【0024】したがって、本発明によれば、相反則不軌
特性を有する感光膜に対して、パターン形状を損なうこ
となく、高照度化を達成でき、露光時間の短縮を図り得
るとともに、感光膜パターンの精度の向上等を図ること
ができる。また、このような本発明により、感光膜の薄
膜化に対応できるため感光膜の相反則不軌特性領域を拡
大することができ、蛍光面作製条件の許容範囲を拡大で
き、設計上の自由度を向上することができる。
特性を有する感光膜に対して、パターン形状を損なうこ
となく、高照度化を達成でき、露光時間の短縮を図り得
るとともに、感光膜パターンの精度の向上等を図ること
ができる。また、このような本発明により、感光膜の薄
膜化に対応できるため感光膜の相反則不軌特性領域を拡
大することができ、蛍光面作製条件の許容範囲を拡大で
き、設計上の自由度を向上することができる。
【図1】本発明におけるカラー陰極線管用蛍光面の作製
方法による作業工程の例を示す部分断面図である。
方法による作業工程の例を示す部分断面図である。
10……基板(パネルガラス)、20……感光膜、30
……感光膜パターン、40……カーボン膜、50……カ
ーボンパターン。
……感光膜パターン、40……カーボン膜、50……カ
ーボンパターン。
Claims (4)
- 【請求項1】 カラー陰極線管の前面パネルの内面に蛍
光面を作製するためのカラー陰極線管用蛍光面の作製方
法において、 前記前面パネルの内面に相反則不軌特性を有する感光材
料よりなる感光膜を形成する工程と、 前記感光膜に対し、前面パネルの内面より選択露光を行
う工程と、 前記選択露光後の感光膜を現像して、感光膜パターンを
形成する工程と、 前記感光膜パターンを覆うようにして光吸収物質膜を形
成した後、感光膜パターンをその上を覆う光吸収物質膜
とともに選択的に除去し、光吸収物質膜パターンを形成
する工程と、 前記光吸収物質膜パターンの間に蛍光体パターンを形成
する工程とを有し、 前記感光膜の内面選択露光時に、同時に前面パネルの外
面側から感光膜に露光を行う、 ことを特徴とするカラー陰極線管用蛍光面の作製方法。 - 【請求項2】 前記相反則不軌特性を有する感光材料
は、高分子材料としてのポリビニルピロリドンと、架橋
剤としての4,4´−ジアジドスチルベン−2,2´−
ジスルホン酸ニナトリウムを含むものであることを特徴
とする請求項1記載のカラー陰極線管用蛍光面の作製方
法。 - 【請求項3】 前記露光は、紫外線による露光であるこ
とを特徴とする請求項1記載のカラー陰極線管用蛍光面
の作製方法。 - 【請求項4】 前記内面選択露光は、前面パネルの内面
にマスクを配置して露光を行い、前記外面側からの露光
は、感光膜全体に露光を行うことを特徴とする請求項1
記載のカラー陰極線管用蛍光面の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099454A JPH11297202A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | カラー陰極線管用蛍光面の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099454A JPH11297202A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | カラー陰極線管用蛍光面の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297202A true JPH11297202A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14247784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099454A Pending JPH11297202A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | カラー陰極線管用蛍光面の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11297202A (ja) |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099454A patent/JPH11297202A/ja active Pending
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