JPH11297238A - ブラウン管の防爆テープ及び防爆構造 - Google Patents
ブラウン管の防爆テープ及び防爆構造Info
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- JPH11297238A JPH11297238A JP10108752A JP10875298A JPH11297238A JP H11297238 A JPH11297238 A JP H11297238A JP 10108752 A JP10108752 A JP 10108752A JP 10875298 A JP10875298 A JP 10875298A JP H11297238 A JPH11297238 A JP H11297238A
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- adhesive layer
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- ray tube
- cathode ray
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラウン管のパネル部の外周に付与した防爆
テープとその上に焼嵌めした金属バンドを容易かつ安全
に除去できて、ブラウン管の解体リサイクルや防爆処理
をミスしたブラウン管の再利用を効率よく行うことがで
き、かつブラウン管の帯電防止も容易に達成できる防爆
テープ及び防爆構造の開発。 【解決手段】 支持基材(11)の片面に粘着層(1
2)を有してその粘着層を介しブラウン管のパネル部の
外周に巻回し、その上に金属バンド(2)を焼嵌めする
ためのテープ(1)であり、前記支持基材が厚さ方向に
通電し、かつ前記金属バンドよりも広幅に形成されてい
て、その広幅部分のみに粘着層を有する防爆テープ、及
びその防爆テープの巻回層を形成する支持基材における
粘着層の上方に金属バンドを位置させない状態にてその
金属バンドを前記巻回層上に焼嵌めしてなるブラウン管
の防爆構造。
テープとその上に焼嵌めした金属バンドを容易かつ安全
に除去できて、ブラウン管の解体リサイクルや防爆処理
をミスしたブラウン管の再利用を効率よく行うことがで
き、かつブラウン管の帯電防止も容易に達成できる防爆
テープ及び防爆構造の開発。 【解決手段】 支持基材(11)の片面に粘着層(1
2)を有してその粘着層を介しブラウン管のパネル部の
外周に巻回し、その上に金属バンド(2)を焼嵌めする
ためのテープ(1)であり、前記支持基材が厚さ方向に
通電し、かつ前記金属バンドよりも広幅に形成されてい
て、その広幅部分のみに粘着層を有する防爆テープ、及
びその防爆テープの巻回層を形成する支持基材における
粘着層の上方に金属バンドを位置させない状態にてその
金属バンドを前記巻回層上に焼嵌めしてなるブラウン管
の防爆構造。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ブラウン管の外周に接着
した防爆テープとその上に焼嵌めした金属バンドを容易
に除去できてブラウン管を効率的にリサイクルでき、ブ
ラウン管の帯電も防止しうるブラウン管の防爆テープ及
び防爆構造に関する。
した防爆テープとその上に焼嵌めした金属バンドを容易
に除去できてブラウン管を効率的にリサイクルでき、ブ
ラウン管の帯電も防止しうるブラウン管の防爆テープ及
び防爆構造に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビの受像管やパーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ等のモニターなどとして多様され
ているブラウン管は、内部が真空のガラス管として形成
されるため爆縮の防止を目的に防爆処理が施されてい
る。その防爆処理としては、ブラウン管のパネル部の外
周に防爆テープを巻回し、その上に金属バンドを焼嵌め
した構造が一般的である。
タ、ワードプロセッサ等のモニターなどとして多様され
ているブラウン管は、内部が真空のガラス管として形成
されるため爆縮の防止を目的に防爆処理が施されてい
る。その防爆処理としては、ブラウン管のパネル部の外
周に防爆テープを巻回し、その上に金属バンドを焼嵌め
した構造が一般的である。
【0003】前記の防爆テープは、金属バンドの位置ズ
レの防止や金属バンドによるブラウン管の傷付きの防止
などを目的とし、かかる防爆構造によれば、内部が真空
であることによるブラウン管の前面に対する大気圧によ
る曲げモーメントが、金属バンドの締付け圧に基づいて
作用する逆方向の曲げモーメントで緩和、軽減され爆縮
が予防される。
レの防止や金属バンドによるブラウン管の傷付きの防止
などを目的とし、かかる防爆構造によれば、内部が真空
であることによるブラウン管の前面に対する大気圧によ
る曲げモーメントが、金属バンドの締付け圧に基づいて
作用する逆方向の曲げモーメントで緩和、軽減され爆縮
が予防される。
【0004】従来、前記の防爆テープとしては、ポリエ
ステルやポリエチレンからなる層をガラスや綿からなる
クロスにラミネートしてなる絶縁性の支持基材の片面の
全面に、ブラウン管に強力に接着するゴム系やアクリル
系等の粘着層を設けたものが知られていた。これによれ
ば、粘着層を介し防爆テープを接着してその上に金属バ
ンドを焼嵌めした際に、防爆テープの支持基材が溶融し
て金属バンドと強固に接着する。
ステルやポリエチレンからなる層をガラスや綿からなる
クロスにラミネートしてなる絶縁性の支持基材の片面の
全面に、ブラウン管に強力に接着するゴム系やアクリル
系等の粘着層を設けたものが知られていた。これによれ
ば、粘着層を介し防爆テープを接着してその上に金属バ
ンドを焼嵌めした際に、防爆テープの支持基材が溶融し
て金属バンドと強固に接着する。
【0005】しかしながら、地球環境の保全や資源の有
効活用等の観点から廃棄されたブラウン管を回収して、
そのガラス材料を再生するリサイクルを試みた場合に、
金属バンドの焼嵌めの際に発生した防爆テープの溶融固
化層、特に粘着層の加熱分解残渣を介して金属バンドが
ブラウン管と強固に接着しているためその除去が困難で
あり、また金属バンドよりはみ出した防爆テープの溶融
固化物がブラウン管に強固に接着していて、その削り取
り作業や研磨処理等の機械的処理を要してその処理に多
時間、多労力を要すると共に、その処理時にブラウン管
を傷付けやすい問題点があり、ブラウン管のリサイクル
を実質的に阻止する原因となっていた。
効活用等の観点から廃棄されたブラウン管を回収して、
そのガラス材料を再生するリサイクルを試みた場合に、
金属バンドの焼嵌めの際に発生した防爆テープの溶融固
化層、特に粘着層の加熱分解残渣を介して金属バンドが
ブラウン管と強固に接着しているためその除去が困難で
あり、また金属バンドよりはみ出した防爆テープの溶融
固化物がブラウン管に強固に接着していて、その削り取
り作業や研磨処理等の機械的処理を要してその処理に多
時間、多労力を要すると共に、その処理時にブラウン管
を傷付けやすい問題点があり、ブラウン管のリサイクル
を実質的に阻止する原因となっていた。
【0006】前記において、ブラウン管における防爆テ
ープの除去が不充分であると、ブラウン管をパネル部と
ファンネル部に分解してカレット状としそれを溶融して
再生ガラスを得る際に、防爆テープ成分が炭化し、その
還元作用で得られるガラス材料の品質が低下する。ブラ
ウン管のパネル部を形成する鉛ガラスには、特に高純度
であることが要求され、かかる不純物の混入はパネル形
成用の鉛ガラスとしての再生を困難とする。
ープの除去が不充分であると、ブラウン管をパネル部と
ファンネル部に分解してカレット状としそれを溶融して
再生ガラスを得る際に、防爆テープ成分が炭化し、その
還元作用で得られるガラス材料の品質が低下する。ブラ
ウン管のパネル部を形成する鉛ガラスには、特に高純度
であることが要求され、かかる不純物の混入はパネル形
成用の鉛ガラスとしての再生を困難とする。
【0007】また従来の防爆構造では、金属バンドの位
置ズレなどの接着ミスが生じた場合、金属バンドを切断
して除去したとしてもブラウン管に防爆テープの溶融固
化物が残存し、その除去は前記の如く困難であると共
に、ブラウン管に傷が付きやすい。かかるブラウン管
は、防爆テープ残存物の除去でサルベージして再利用で
きるものであるが、防爆テープ残存物の除去時に傷が付
くと応力集中で爆縮するおそれが生じ、実用には供せな
い。
置ズレなどの接着ミスが生じた場合、金属バンドを切断
して除去したとしてもブラウン管に防爆テープの溶融固
化物が残存し、その除去は前記の如く困難であると共
に、ブラウン管に傷が付きやすい。かかるブラウン管
は、防爆テープ残存物の除去でサルベージして再利用で
きるものであるが、防爆テープ残存物の除去時に傷が付
くと応力集中で爆縮するおそれが生じ、実用には供せな
い。
【0008】一方、ブラウン管では静電誘導によりその
表面がプラスに帯電しやすく、そのためブラウン管に対
しては通例、放電対策が講じられている。従来、その放
電対策としては、ブラウン管のパネル部に金属粒子を付
与して電極を形成し、その電極と防爆テープを金属テー
プで接続して、その金属テープを接地極に接続する方法
が採られていた。しかし、金属粒子の付与作業や金属テ
ープの接続作業に多時間、多労力を要する問題点があっ
た。
表面がプラスに帯電しやすく、そのためブラウン管に対
しては通例、放電対策が講じられている。従来、その放
電対策としては、ブラウン管のパネル部に金属粒子を付
与して電極を形成し、その電極と防爆テープを金属テー
プで接続して、その金属テープを接地極に接続する方法
が採られていた。しかし、金属粒子の付与作業や金属テ
ープの接続作業に多時間、多労力を要する問題点があっ
た。
【0009】
【発明の技術的課題】本発明は、防爆処理としてブラウ
ン管のパネル部の外周に付与した防爆テープと、その上
に焼嵌めした金属バンドを容易かつ安全に除去できて、
ブラウン管の解体リサイクルやサルベージによる再利用
を効率よく行うことができ、かつブラウン管の帯電防止
も容易に達成できるブラウン管の防爆テープ及び防爆構
造の開発を課題とする。
ン管のパネル部の外周に付与した防爆テープと、その上
に焼嵌めした金属バンドを容易かつ安全に除去できて、
ブラウン管の解体リサイクルやサルベージによる再利用
を効率よく行うことができ、かつブラウン管の帯電防止
も容易に達成できるブラウン管の防爆テープ及び防爆構
造の開発を課題とする。
【0010】
【課題の解決手段】本発明は、支持基材の片面に粘着層
を有してその粘着層を介しブラウン管のパネル部の外周
に巻回し、その上に金属バンドを焼嵌めするためのテー
プであり、前記支持基材が厚さ方向に通電し、かつ前記
金属バンドよりも広幅に形成されていて、その広幅部分
のみに粘着層を有することを特徴とする防爆テープ、及
びその防爆テープをブラウン管のパネル部の外周に巻回
し、その巻回層を形成する支持基材における粘着層の上
方に金属バンドを位置させない状態にてその金属バンド
を前記巻回層上に焼嵌めしてなることを特徴とするブラ
ウン管の防爆構造を提供するものである。
を有してその粘着層を介しブラウン管のパネル部の外周
に巻回し、その上に金属バンドを焼嵌めするためのテー
プであり、前記支持基材が厚さ方向に通電し、かつ前記
金属バンドよりも広幅に形成されていて、その広幅部分
のみに粘着層を有することを特徴とする防爆テープ、及
びその防爆テープをブラウン管のパネル部の外周に巻回
し、その巻回層を形成する支持基材における粘着層の上
方に金属バンドを位置させない状態にてその金属バンド
を前記巻回層上に焼嵌めしてなることを特徴とするブラ
ウン管の防爆構造を提供するものである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、粘着層上に焼嵌めの金
属バンドが位置しない広幅の支持基材とした構成によ
り、金属バンドの焼嵌めの際における粘着層の加熱分解
を抑制して加熱分解残渣化することを防止でき、粘着層
の初期特性を良好に維持することができてブラウン管よ
り金属バンドと防爆テープを容易に剥がすことができ
る。
属バンドが位置しない広幅の支持基材とした構成によ
り、金属バンドの焼嵌めの際における粘着層の加熱分解
を抑制して加熱分解残渣化することを防止でき、粘着層
の初期特性を良好に維持することができてブラウン管よ
り金属バンドと防爆テープを容易に剥がすことができ
る。
【0012】また支持基材が厚さ方向に通電性を示すこ
とより、ブラウン管の帯電が防爆テープの支持基材を介
して金属バンドに通電し、その金属バンドを外壁パネル
に設けた接地極に接続することにより放電することがで
きる。従って、防爆構造が放電機構を兼ねて少ない部品
数で防爆兼放電構造を形成することができる。
とより、ブラウン管の帯電が防爆テープの支持基材を介
して金属バンドに通電し、その金属バンドを外壁パネル
に設けた接地極に接続することにより放電することがで
きる。従って、防爆構造が放電機構を兼ねて少ない部品
数で防爆兼放電構造を形成することができる。
【0013】前記の結果、金属バンドを切断するなり、
焼嵌め時に準じ加熱膨脹させて手作業にても容易かつ効
率的に除去でき、またブラウン管上に残存した防爆テー
プも手作業等で容易かつ効率的に除去することができ
る。よって防爆テープの削取り等の機械的除去作業の必
要なく、ブラウン管をパネル部とファンネル部に解体
し、それを溶融処理して処理前の純度を高度に維持した
ガラス材料を再生でき、それを用いて再生前と同等品質
のガラス材料として効率的にリサイクルに供することが
できる。
焼嵌め時に準じ加熱膨脹させて手作業にても容易かつ効
率的に除去でき、またブラウン管上に残存した防爆テー
プも手作業等で容易かつ効率的に除去することができ
る。よって防爆テープの削取り等の機械的除去作業の必
要なく、ブラウン管をパネル部とファンネル部に解体
し、それを溶融処理して処理前の純度を高度に維持した
ガラス材料を再生でき、それを用いて再生前と同等品質
のガラス材料として効率的にリサイクルに供することが
できる。
【0014】また防爆処理時に金属ベルトの配置ズレ等
の接着ミスなどの製造ミスが生じた場合にも、金属バン
ドと防爆テープをブラウン管より簡単に、かつ損傷を与
えずに除去してブラウン管をサルベージでき、ブラウン
管を解体することなく能率的に再利用することができ
る。さらに防爆構造が放電機構を兼ねて別途の放電機構
を設ける必要を回避することができる。
の接着ミスなどの製造ミスが生じた場合にも、金属バン
ドと防爆テープをブラウン管より簡単に、かつ損傷を与
えずに除去してブラウン管をサルベージでき、ブラウン
管を解体することなく能率的に再利用することができ
る。さらに防爆構造が放電機構を兼ねて別途の放電機構
を設ける必要を回避することができる。
【0015】一方、支持基材に金属バンドの焼嵌め時に
融着しない耐熱性のものを用い、粘着層にタールやカー
ボン等の残渣を生じないか、その発生量が少ない易加熱
分解性や水溶性のものを用いた場合には、低温短時間の
加熱処理で分解、ガス化して品質の低下原因となる残渣
を実質的に発生しない良好な消失性により、又は水洗に
よる良好な消失性により、仮に金属バンドや防爆テープ
の除去後にブラウン管上に粘着層や支持基材の残骸が残
存したとしても、ブラウン管上での加熱処理やブラウン
管の溶融処理又はブラウン管の水洗処理でその残骸を容
易に消失させることができ、目的とする材料の純度をよ
り高度に維持した状態での回収リサイクルや、より損傷
を与えないサルベージによる再利用を達成することがで
きる。
融着しない耐熱性のものを用い、粘着層にタールやカー
ボン等の残渣を生じないか、その発生量が少ない易加熱
分解性や水溶性のものを用いた場合には、低温短時間の
加熱処理で分解、ガス化して品質の低下原因となる残渣
を実質的に発生しない良好な消失性により、又は水洗に
よる良好な消失性により、仮に金属バンドや防爆テープ
の除去後にブラウン管上に粘着層や支持基材の残骸が残
存したとしても、ブラウン管上での加熱処理やブラウン
管の溶融処理又はブラウン管の水洗処理でその残骸を容
易に消失させることができ、目的とする材料の純度をよ
り高度に維持した状態での回収リサイクルや、より損傷
を与えないサルベージによる再利用を達成することがで
きる。
【0016】
【発明の実施形態】本発明の防爆テープは、支持基材の
片面に粘着層を有してその粘着層を介しブラウン管のパ
ネル部の外周に巻回し、その上に金属バンドを焼嵌めす
るためのテープであり、前記支持基材が厚さ方向に通電
し、かつ前記金属バンドよりも広幅に形成されていて、
その広幅部分のみに粘着層を有するものである。
片面に粘着層を有してその粘着層を介しブラウン管のパ
ネル部の外周に巻回し、その上に金属バンドを焼嵌めす
るためのテープであり、前記支持基材が厚さ方向に通電
し、かつ前記金属バンドよりも広幅に形成されていて、
その広幅部分のみに粘着層を有するものである。
【0017】本発明による防爆テープの例を図1
(a)、(b)、図2(a)、(b)に示した。また図
3に本発明による防爆構造の例を示した。なお図1
(a)、図2(a)は正面断面図、図1(b)、図2
(b)は平面図である。1が防爆テープで、11はその
支持基材、12は粘着層、13は必要に応じて設けられ
る導電性繊維である。また2は金属バンドであり、3は
パネル部31とファンネル部32からなるブラウン管で
ある。なお図1では、防爆テープ1上に焼嵌めされる金
属バンド2を仮想線で示した。
(a)、(b)、図2(a)、(b)に示した。また図
3に本発明による防爆構造の例を示した。なお図1
(a)、図2(a)は正面断面図、図1(b)、図2
(b)は平面図である。1が防爆テープで、11はその
支持基材、12は粘着層、13は必要に応じて設けられ
る導電性繊維である。また2は金属バンドであり、3は
パネル部31とファンネル部32からなるブラウン管で
ある。なお図1では、防爆テープ1上に焼嵌めされる金
属バンド2を仮想線で示した。
【0018】支持基材としては、ブラウン管の帯電の放
電機構の形成を目的に、厚さ方向に通電性を示すものが
用いられる。その例としては、アルミニウムや銅、鉄や
ニッケル等の適宜な導電性金属からなる箔、導電性繊維
からなる織布や不織布等の布、あるいは図2に例示した
如く絶縁性の支持基材11への導電性繊維13の縫い込
みなどがあげられる。従って支持基材における厚さ方向
の通電性は、金属箔や導電性繊維の具備体、あるいはそ
れらの複合体などの如く、ブラウン管と金属バンドの間
を通電できる適宜な方式で達成されていてよい。
電機構の形成を目的に、厚さ方向に通電性を示すものが
用いられる。その例としては、アルミニウムや銅、鉄や
ニッケル等の適宜な導電性金属からなる箔、導電性繊維
からなる織布や不織布等の布、あるいは図2に例示した
如く絶縁性の支持基材11への導電性繊維13の縫い込
みなどがあげられる。従って支持基材における厚さ方向
の通電性は、金属箔や導電性繊維の具備体、あるいはそ
れらの複合体などの如く、ブラウン管と金属バンドの間
を通電できる適宜な方式で達成されていてよい。
【0019】また前記の導電性繊維としても、例えば直
径0.01〜2mm、就中0.1〜1mm、特に0.2〜
0.8mmの銅線の如き金属繊維、カーボン繊維、金属粉
末やカーボン粉末等の導電性粉末を混合したプラスチッ
ク繊維、プラスチック繊維に金属膜等の導電膜を蒸着や
メッキ方式等により付着させたものなどの適宜なものを
用いうる。
径0.01〜2mm、就中0.1〜1mm、特に0.2〜
0.8mmの銅線の如き金属繊維、カーボン繊維、金属粉
末やカーボン粉末等の導電性粉末を混合したプラスチッ
ク繊維、プラスチック繊維に金属膜等の導電膜を蒸着や
メッキ方式等により付着させたものなどの適宜なものを
用いうる。
【0020】金属箔以外の支持基材としては、例えばポ
リエステルやポリイミド、(芳香族)ポリアミドやポリ
スルホン、ポリエーテルスルホンやポリアミドイミドの
如き樹脂類、フッ素ゴムやシリコーンゴムの如きゴム系
ポリマー類等からなるフィルムやシート、アクリル繊維
等の焼成炭化繊維(炭化繊維ないしカーボン繊維)や石
英ないしその他のガラス繊維、溶融シリカ繊維やセラミ
ック繊維、アラミド繊維やセルロース繊維等からなる織
布や不織布などの適宜なものを用いうる。ブラウン管よ
りの除去性などの点よりは、金属バンドの焼嵌め時にブ
ラウン管に融着しない耐熱性や強靱性等に優れる支持基
材が好ましく用いうる。
リエステルやポリイミド、(芳香族)ポリアミドやポリ
スルホン、ポリエーテルスルホンやポリアミドイミドの
如き樹脂類、フッ素ゴムやシリコーンゴムの如きゴム系
ポリマー類等からなるフィルムやシート、アクリル繊維
等の焼成炭化繊維(炭化繊維ないしカーボン繊維)や石
英ないしその他のガラス繊維、溶融シリカ繊維やセラミ
ック繊維、アラミド繊維やセルロース繊維等からなる織
布や不織布などの適宜なものを用いうる。ブラウン管よ
りの除去性などの点よりは、金属バンドの焼嵌め時にブ
ラウン管に融着しない耐熱性や強靱性等に優れる支持基
材が好ましく用いうる。
【0021】支持基材の厚さは、ブラウン管の大きさな
どに応じて2mm以上とすることもできるが、一般には1
0μm〜1mm、就中20〜800μm、特に30〜500
μmのフィルムや、目付量が50〜400g/m2、就中
60〜200g/m2、特に70〜100g/m2の布や
不織布等が用いられる。支持基材の粘着層付設面には、
粘着層との密着力の向上を目的としたコロナ処理やプラ
ズマ処理、スパッタエッチング処理や火炎処理、下塗剤
等によるプライマー処理などの適宜な表面処理を必要に
応じて施すことができる。
どに応じて2mm以上とすることもできるが、一般には1
0μm〜1mm、就中20〜800μm、特に30〜500
μmのフィルムや、目付量が50〜400g/m2、就中
60〜200g/m2、特に70〜100g/m2の布や
不織布等が用いられる。支持基材の粘着層付設面には、
粘着層との密着力の向上を目的としたコロナ処理やプラ
ズマ処理、スパッタエッチング処理や火炎処理、下塗剤
等によるプライマー処理などの適宜な表面処理を必要に
応じて施すことができる。
【0022】粘着層は、ゴム系やアクリル系等の適宜な
粘着性物質を用いて形成しうる。本発明においては、防
爆テープの除去性などの点より金属バンドの焼嵌め温度
以下の加熱処理による加熱分解残渣が3重量%以下のベ
ースポリマー又は水溶性のベースポリマーからなる粘着
性物質を用いて形成した粘着層が好ましい。
粘着性物質を用いて形成しうる。本発明においては、防
爆テープの除去性などの点より金属バンドの焼嵌め温度
以下の加熱処理による加熱分解残渣が3重量%以下のベ
ースポリマー又は水溶性のベースポリマーからなる粘着
性物質を用いて形成した粘着層が好ましい。
【0023】前記加熱消失性の粘着層の形成に用いうる
ベースポリマーの例としては、例えば分子鎖中に−O−
O−基を有するポリマー、ポリメチレンマロン酸ジメチ
ルやポリメチレンマロン酸ジエチルやポリメチレンマロ
ン酸ジプロピルの如きポリメチレンマロン酸ジエステ
ル、ブチレン系ポリマー、ニトロセルロース系ポリマ
ー、α−メチルスチレン系ポリマー、プロピレンカーボ
ネート系ポリマー、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル系ポリマー、ヒドラジド基含有モノマーとイソシアネ
ート基含有モノマーの共重合体などがあげられる。
ベースポリマーの例としては、例えば分子鎖中に−O−
O−基を有するポリマー、ポリメチレンマロン酸ジメチ
ルやポリメチレンマロン酸ジエチルやポリメチレンマロ
ン酸ジプロピルの如きポリメチレンマロン酸ジエステ
ル、ブチレン系ポリマー、ニトロセルロース系ポリマ
ー、α−メチルスチレン系ポリマー、プロピレンカーボ
ネート系ポリマー、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル系ポリマー、ヒドラジド基含有モノマーとイソシアネ
ート基含有モノマーの共重合体などがあげられる。
【0024】前記した分子鎖中に−O−O−基を有する
ポリマーは、例えば(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル、側鎖にカルボン酸誘導基を有する(メタ)アクリル
酸誘導体、スチレン、スチレン誘導体の如きモノマーを
反応系に酸素ガスを供給しつつラジカル重合させて、分
子鎖中に1個又は2個以上の−O−O−基をランダムに
導入する方法などにより調製することができる。
ポリマーは、例えば(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル、側鎖にカルボン酸誘導基を有する(メタ)アクリル
酸誘導体、スチレン、スチレン誘導体の如きモノマーを
反応系に酸素ガスを供給しつつラジカル重合させて、分
子鎖中に1個又は2個以上の−O−O−基をランダムに
導入する方法などにより調製することができる。
【0025】またポリメチレンマロン酸ジエステルは、
例えばエトキシメチレンマロン酸ジエステルをメタノー
ルの如き溶媒中で二酸化白金等の触媒の存在下に水添処
理して溶媒を除去し、加熱下にエトキシ基を脱離させ
て、得られたメチレンマロン酸ジエステルを精製して大
気中等の水分を介し重合させる方法などにより調製する
ことができる。
例えばエトキシメチレンマロン酸ジエステルをメタノー
ルの如き溶媒中で二酸化白金等の触媒の存在下に水添処
理して溶媒を除去し、加熱下にエトキシ基を脱離させ
て、得られたメチレンマロン酸ジエステルを精製して大
気中等の水分を介し重合させる方法などにより調製する
ことができる。
【0026】さらにヒドラジド基含有モノマーとイソシ
アネート基含有モノマーの共重合体は、例えばアジピン
酸ジヒドラジドやイソフタル酸ジヒドラジド、セバシン
酸ジヒドラジドやドデカン二酸ジヒドラジド、1,3−
ビス(ヒドラジノカルボエチル)−5−イソプロピルヒ
ダントインやエイコサン二酸ジヒドラジド、7,11−
オクタデカジエン−1,18−ジカルボヒドラジドの如
きジヒドラジド類と、ヘキサメチレンジイソシアネート
やトリレンジイソシアネート、メチレン−ビス(4−フ
ェニルイソシアネート)やキシリレンジイソシアネー
ト、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアネートの如きジイソシアネー
ト類を重付加重合させる方法などにより調製することが
できる。
アネート基含有モノマーの共重合体は、例えばアジピン
酸ジヒドラジドやイソフタル酸ジヒドラジド、セバシン
酸ジヒドラジドやドデカン二酸ジヒドラジド、1,3−
ビス(ヒドラジノカルボエチル)−5−イソプロピルヒ
ダントインやエイコサン二酸ジヒドラジド、7,11−
オクタデカジエン−1,18−ジカルボヒドラジドの如
きジヒドラジド類と、ヘキサメチレンジイソシアネート
やトリレンジイソシアネート、メチレン−ビス(4−フ
ェニルイソシアネート)やキシリレンジイソシアネー
ト、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアネートの如きジイソシアネー
ト類を重付加重合させる方法などにより調製することが
できる。
【0027】加熱消失性などの点より粘着層の形成に好
ましく用いうるベースポリマーは、ポリイソブチレン等
のブテン系ポリマー、メタクリル酸ブチルやメタクリル
酸オクチルやメタクリル酸ラウリル等のガラス転移温度
が30℃以下、就中−20℃のメタクリル酸エステルを
主成分とするメタクリル酸系ポリマーである。また接着
力も加味したベースポリマーの好ましい重量平均分子量
は、500万以下、就中10万〜400万、特に20万
〜300万である。粘着層のベースポリマーには、1種
又は2種以上のポリマーを併用してよい。
ましく用いうるベースポリマーは、ポリイソブチレン等
のブテン系ポリマー、メタクリル酸ブチルやメタクリル
酸オクチルやメタクリル酸ラウリル等のガラス転移温度
が30℃以下、就中−20℃のメタクリル酸エステルを
主成分とするメタクリル酸系ポリマーである。また接着
力も加味したベースポリマーの好ましい重量平均分子量
は、500万以下、就中10万〜400万、特に20万
〜300万である。粘着層のベースポリマーには、1種
又は2種以上のポリマーを併用してよい。
【0028】特に好ましく用いうるベースポリマーは、
重量平均分子量が50万〜150万、就中80万〜12
0万の高分子量ポリイソブチレン、その高分子量ポリイ
ソブチレンと重量平均分子量が20万以下、就中10万
以下の低分子量ポリイソブチレンとの混合物、ポリイソ
プレン、ブチルゴム、天然ゴムの1種又は2種以上を用
いたものであり、就中ポリイソブチレンを主成分に用い
たものが好ましい。
重量平均分子量が50万〜150万、就中80万〜12
0万の高分子量ポリイソブチレン、その高分子量ポリイ
ソブチレンと重量平均分子量が20万以下、就中10万
以下の低分子量ポリイソブチレンとの混合物、ポリイソ
プレン、ブチルゴム、天然ゴムの1種又は2種以上を用
いたものであり、就中ポリイソブチレンを主成分に用い
たものが好ましい。
【0029】一方、粘着層の水洗除去等を目的とする水
溶性の粘着層の形成に用いるベースポリマーとしては、
例えばポリ(メタ)アクリル酸の如き分子中にカルボキ
シル基を有するポリマーや、そのポリマーのアルカリ金
属塩、アミン塩、アルカノールアミン塩などの水溶性ポ
リマー塩などがあげられる。
溶性の粘着層の形成に用いるベースポリマーとしては、
例えばポリ(メタ)アクリル酸の如き分子中にカルボキ
シル基を有するポリマーや、そのポリマーのアルカリ金
属塩、アミン塩、アルカノールアミン塩などの水溶性ポ
リマー塩などがあげられる。
【0030】粘着層形成用の粘着性物質の調製は、ベー
スポリマーに必要に応じてテルペン系樹脂やテルペンフ
ェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂やスチレン系
樹脂、ロジン系樹脂やキシレン系樹脂、フェノール系樹
脂や石油系樹脂の如き粘着付与剤、ヒンダードフェノー
ル類やヒンダードアミン類の如き老化防止剤、ジブチル
フタレートやジオクチルフタレートの如き可塑剤、キシ
レンオイルやテルペンオイル、プロセスオイルやポリエ
ステル系可塑剤、ポリブテンや液状ゴム、パラフィンや
ワックスの如き軟化剤、シリカや炭酸カルシウムの如き
充填剤などを配合して行うことができる。
スポリマーに必要に応じてテルペン系樹脂やテルペンフ
ェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂やスチレン系
樹脂、ロジン系樹脂やキシレン系樹脂、フェノール系樹
脂や石油系樹脂の如き粘着付与剤、ヒンダードフェノー
ル類やヒンダードアミン類の如き老化防止剤、ジブチル
フタレートやジオクチルフタレートの如き可塑剤、キシ
レンオイルやテルペンオイル、プロセスオイルやポリエ
ステル系可塑剤、ポリブテンや液状ゴム、パラフィンや
ワックスの如き軟化剤、シリカや炭酸カルシウムの如き
充填剤などを配合して行うことができる。
【0031】接着力等の点より前記粘着性物質は、常温
での剪断弾性率が105〜106dyne/cm2程度となるよ
うに調製したものが好ましい。また熱賦活性の粘着層、
すなわち加熱により粘着性を発現する粘着層とする場合
には、常温での剪断弾性率が108dyne/cm2以上で、1
00℃での剪断弾性率が105〜106dyne/cm2程度と
なるように調製したものが好ましい。
での剪断弾性率が105〜106dyne/cm2程度となるよ
うに調製したものが好ましい。また熱賦活性の粘着層、
すなわち加熱により粘着性を発現する粘着層とする場合
には、常温での剪断弾性率が108dyne/cm2以上で、1
00℃での剪断弾性率が105〜106dyne/cm2程度と
なるように調製したものが好ましい。
【0032】なお前記において加熱消失性の粘着層で
は、金属バンドの焼嵌め温度が通例400〜600℃で
あることを加味して低温短時間の加熱処理による消失性
などの点より、熱分解温度が150〜600℃、就中2
00〜500℃、特に250〜400℃であり、かかる
加熱温度による30分間以下、就中3〜20分間、特に
5〜15分間の加熱時間で、残渣が3重量%以下、就中
2重量%以下、特に1重量%以下となる消失性を示すベ
ースポリマーを用いたものが好ましい。
は、金属バンドの焼嵌め温度が通例400〜600℃で
あることを加味して低温短時間の加熱処理による消失性
などの点より、熱分解温度が150〜600℃、就中2
00〜500℃、特に250〜400℃であり、かかる
加熱温度による30分間以下、就中3〜20分間、特に
5〜15分間の加熱時間で、残渣が3重量%以下、就中
2重量%以下、特に1重量%以下となる消失性を示すベ
ースポリマーを用いたものが好ましい。
【0033】前記加熱消失性の粘着層の形成に際して
は、必要に応じて熱分解の促進等を目的に解重合性ポリ
マーに対して例えば硫酸鉄や亜硝酸ナトリウム、重金属
イオンやハイドロキノン、リノレイン酸やアスコルビン
酸、システイン等の熱分解促進剤、またヒドラジド基含
有モノマー・イソシアネート基含有モノマー共重合体等
のランダム分解性ポリマーに対して一般式:H2NCO
N=NCONH2で表されるアゾジカルボンアミドなど
の熱分解促進剤を配合することもできる。
は、必要に応じて熱分解の促進等を目的に解重合性ポリ
マーに対して例えば硫酸鉄や亜硝酸ナトリウム、重金属
イオンやハイドロキノン、リノレイン酸やアスコルビン
酸、システイン等の熱分解促進剤、またヒドラジド基含
有モノマー・イソシアネート基含有モノマー共重合体等
のランダム分解性ポリマーに対して一般式:H2NCO
N=NCONH2で表されるアゾジカルボンアミドなど
の熱分解促進剤を配合することもできる。
【0034】一方、水溶性の粘着層の形成に際しては、
ベースポリマーに必要に応じてポリエーテルポリオール
や多価アルコール、酸性ロジンのアルカノールアミン塩
などの水溶性又は水分散性の可塑剤を配合することがで
きる。
ベースポリマーに必要に応じてポリエーテルポリオール
や多価アルコール、酸性ロジンのアルカノールアミン塩
などの水溶性又は水分散性の可塑剤を配合することがで
きる。
【0035】図例の如く本発明において粘着層12は、
支持基材11の片面の幅方向における両端部のみに長さ
方向に沿って、その上に装着する金属バンド2と重畳し
ない幅で設けられる。これにより、金属バンドを焼嵌め
した際にその温度が支持基材を介して粘着層に伝導し、
粘着層が加熱分解して加熱分解残渣となることが防止さ
れる。
支持基材11の片面の幅方向における両端部のみに長さ
方向に沿って、その上に装着する金属バンド2と重畳し
ない幅で設けられる。これにより、金属バンドを焼嵌め
した際にその温度が支持基材を介して粘着層に伝導し、
粘着層が加熱分解して加熱分解残渣となることが防止さ
れる。
【0036】粘着層の支持基材への付設は、例えばベー
スポリマー等の配合成分を必要に応じトルエンや酢酸エ
チル等の溶媒を介し混合して、その混合液からなる粘着
剤液を支持基材の所定部分上にドクターブレード法等の
適宜な方式で塗布して乾燥させる方式や、それに準じて
セパレータ上に設けた帯状の粘着層を支持基材に移着す
る方式などの適宜な方式で行うことができる。粘着層の
厚さは、適宜に決定してよいが、一般には1〜500μ
m、就中3〜200μm、特に5〜100μmとされる。
スポリマー等の配合成分を必要に応じトルエンや酢酸エ
チル等の溶媒を介し混合して、その混合液からなる粘着
剤液を支持基材の所定部分上にドクターブレード法等の
適宜な方式で塗布して乾燥させる方式や、それに準じて
セパレータ上に設けた帯状の粘着層を支持基材に移着す
る方式などの適宜な方式で行うことができる。粘着層の
厚さは、適宜に決定してよいが、一般には1〜500μ
m、就中3〜200μm、特に5〜100μmとされる。
【0037】本発明によるブラウン管の防爆構造は、図
3に例示した如く防爆テープ1をブラウン管3のパネル
部31の外周に巻回し、その巻回層を形成する支持基材
11における粘着層12の上方に、金属バンド2を位置
させない状態にてその金属バンドを前記巻回層上に焼嵌
めしてなるものである。これにより、ブラウン管の帯電
を厚さ方向に通電する支持基材を介しその上に焼嵌めし
た金属バンドに通電して放電でき、放電兼用の防爆構造
を形成することができる。なお放電は、ブラウン管に設
けた防爆構造の金属バンドを外壁パネルに設けた接地極
に接続することにより達成される。
3に例示した如く防爆テープ1をブラウン管3のパネル
部31の外周に巻回し、その巻回層を形成する支持基材
11における粘着層12の上方に、金属バンド2を位置
させない状態にてその金属バンドを前記巻回層上に焼嵌
めしてなるものである。これにより、ブラウン管の帯電
を厚さ方向に通電する支持基材を介しその上に焼嵌めし
た金属バンドに通電して放電でき、放電兼用の防爆構造
を形成することができる。なお放電は、ブラウン管に設
けた防爆構造の金属バンドを外壁パネルに設けた接地極
に接続することにより達成される。
【0038】前記防爆構造の形成は、例えば防爆テープ
をその粘着層を介してブラウン管のパネル部の外周に巻
回し、その巻回層を介して防爆テープよりも狭幅のスチ
ール等からなる金属バンドを防爆テープの中央部に焼嵌
めする方式などの、上記した点を除いて従来に準じて行
うことができる。
をその粘着層を介してブラウン管のパネル部の外周に巻
回し、その巻回層を介して防爆テープよりも狭幅のスチ
ール等からなる金属バンドを防爆テープの中央部に焼嵌
めする方式などの、上記した点を除いて従来に準じて行
うことができる。
【0039】防爆テープにおける粘着層端と、金属バン
ド端との間隙は、金属バンドの焼嵌め温度などより適宜
に決定しうるが、一般には金属バンドの焼嵌め温度が4
00〜600℃であり、かかる温度による粘着層の加熱
分解防止や防爆テープの無用な広幅化防止などの点よ
り、0.5〜10mm、就中1〜8mm、特に2〜6mmが好
ましい。
ド端との間隙は、金属バンドの焼嵌め温度などより適宜
に決定しうるが、一般には金属バンドの焼嵌め温度が4
00〜600℃であり、かかる温度による粘着層の加熱
分解防止や防爆テープの無用な広幅化防止などの点よ
り、0.5〜10mm、就中1〜8mm、特に2〜6mmが好
ましい。
【0040】本発明では、支持基材の一部に粘着層を設
けた防爆テープを用いるが、ブラウン管の防爆処理に要
求される力は、上記したように内部が真空のブラウン管
に大気圧を介して作用する曲げモーメントを緩和、軽減
しうる、金属バンドを介した締付け力(図3、F)であ
るから、その締付け力は金属バンドのみにて充分に発生
させることができ、従来と同様の防爆効果を発現させる
ことができる。
けた防爆テープを用いるが、ブラウン管の防爆処理に要
求される力は、上記したように内部が真空のブラウン管
に大気圧を介して作用する曲げモーメントを緩和、軽減
しうる、金属バンドを介した締付け力(図3、F)であ
るから、その締付け力は金属バンドのみにて充分に発生
させることができ、従来と同様の防爆効果を発現させる
ことができる。
【0041】本発明において粘着層が加熱消失性の防爆
テープの場合には、防爆処理の金属ベルトを焼嵌時に準
じ例えば400〜600℃に加熱して膨脹させブラウン
管より脱離した後、そのブラウン管を加熱処理して粘着
層を消失させて支持基材を回収する方式や、金属ベルト
を付着させたままブラウン管を加熱処理し粘着層を消失
させて金属ベルトと支持基材とブラウン管を分離する方
式などにより、ブラウン管に加えて金属ベルトも回収す
ることができる。
テープの場合には、防爆処理の金属ベルトを焼嵌時に準
じ例えば400〜600℃に加熱して膨脹させブラウン
管より脱離した後、そのブラウン管を加熱処理して粘着
層を消失させて支持基材を回収する方式や、金属ベルト
を付着させたままブラウン管を加熱処理し粘着層を消失
させて金属ベルトと支持基材とブラウン管を分離する方
式などにより、ブラウン管に加えて金属ベルトも回収す
ることができる。
【0042】また粘着層が水溶性の防爆テープの場合に
も、前記に準じ金属ベルトをブラウン管より加熱脱離し
た後、そのブラウン管を水洗処理して粘着層を消失させ
て支持基材を回収する方式や、金属ベルトを付着させた
ままブラウン管を水洗処理し粘着層を消失させて金属ベ
ルトと支持基材とブラウン管を分離する方式などによ
り、ブラウン管に加えて金属ベルトも回収することがで
きる。
も、前記に準じ金属ベルトをブラウン管より加熱脱離し
た後、そのブラウン管を水洗処理して粘着層を消失させ
て支持基材を回収する方式や、金属ベルトを付着させた
ままブラウン管を水洗処理し粘着層を消失させて金属ベ
ルトと支持基材とブラウン管を分離する方式などによ
り、ブラウン管に加えて金属ベルトも回収することがで
きる。
【0043】従って前記の方式などにより粘着層を消失
させて、金属ベルトを接着ミスしたブラウン管を容易に
サルベージして効率的に再利用することができ、またブ
ラウン管を解体溶融して高品質のガラス材料等を容易に
回収でき、効率よくリサイクルすることができ、その場
合にブラウン管を傷付けやすい削取り作業等を不要とす
ることができる。
させて、金属ベルトを接着ミスしたブラウン管を容易に
サルベージして効率的に再利用することができ、またブ
ラウン管を解体溶融して高品質のガラス材料等を容易に
回収でき、効率よくリサイクルすることができ、その場
合にブラウン管を傷付けやすい削取り作業等を不要とす
ることができる。
【0044】なお耐熱性の支持基材を用いた防爆テープ
では、ブラウン管を溶融処理する前にその支持基材が剥
離除去されるが、その場合、支持基材と共に粘着層も除
去されると考えられるが、粘着層が加熱消失性又は水溶
性である場合には、支持基材と一体的な粘着層の除去は
目的とせず、ブラウン管上に粘着層が残存することは何
の支障もない。かかるブラウン管上に残存した粘着層
は、上記の如く容易に除去することができる。
では、ブラウン管を溶融処理する前にその支持基材が剥
離除去されるが、その場合、支持基材と共に粘着層も除
去されると考えられるが、粘着層が加熱消失性又は水溶
性である場合には、支持基材と一体的な粘着層の除去は
目的とせず、ブラウン管上に粘着層が残存することは何
の支障もない。かかるブラウン管上に残存した粘着層
は、上記の如く容易に除去することができる。
【0045】
【実施例】実施例1 厚さ20μm、幅60mmのアルミニウム箔の片面の両端
部に、厚さ50μmのポリイソブチレン系粘着層を幅1
0mmで設けて防爆テープを得、その防爆テープを粘着層
側を介して、ブラウン管のパネル部の外周に巻回して接
着し、その上に幅30mmのスチールバンドを防爆テープ
の粘着層上に位置ないように500℃に誘導加熱して焼
嵌めし、防爆構造を形成した。なお前記のポリイソブチ
レン系粘着層は、重量平均分子量100万のポリイソブ
チレンをトルエンに溶解させてそれをライナー上に所定
幅で塗工し、オーブン内で乾燥させたものを移着したも
のである。
部に、厚さ50μmのポリイソブチレン系粘着層を幅1
0mmで設けて防爆テープを得、その防爆テープを粘着層
側を介して、ブラウン管のパネル部の外周に巻回して接
着し、その上に幅30mmのスチールバンドを防爆テープ
の粘着層上に位置ないように500℃に誘導加熱して焼
嵌めし、防爆構造を形成した。なお前記のポリイソブチ
レン系粘着層は、重量平均分子量100万のポリイソブ
チレンをトルエンに溶解させてそれをライナー上に所定
幅で塗工し、オーブン内で乾燥させたものを移着したも
のである。
【0046】実施例2 カーボン繊維からなる目付量70g/m2、幅60mmの
不織布と、重量平均分子量100万のポリイソブチレン
50重量部及び重量平均分子量約20万のポリイソブチ
レン50重量部からなる粘着層を用いたほかは実施例1
に準じて防爆テープを得、それを用いて防爆構造を形成
した。
不織布と、重量平均分子量100万のポリイソブチレン
50重量部及び重量平均分子量約20万のポリイソブチ
レン50重量部からなる粘着層を用いたほかは実施例1
に準じて防爆テープを得、それを用いて防爆構造を形成
した。
【0047】実施例3 ポリアクリル酸溶液(固形分濃度25重量%、粘度10
0ポイズ)100重量部に、水溶性可塑剤(三洋化成社
製、サンニックスSP750)400重量部を添加した
水溶性の粘着層を用いたほかは実施例1に準じて防爆テ
ープを得、それを用いて防爆構造を形成した。
0ポイズ)100重量部に、水溶性可塑剤(三洋化成社
製、サンニックスSP750)400重量部を添加した
水溶性の粘着層を用いたほかは実施例1に準じて防爆テ
ープを得、それを用いて防爆構造を形成した。
【0048】実施例4 アクリル繊維を200〜300℃にて空気中で焼成炭化
した耐炎化繊維からなる目付量70g/m2、幅60mm
の不織布の幅方向の中央部に、直径0.5mmの銅線を長
さ方向に連続線として縫い込み、それを支持基材として
用いたほかは実施例1に準じて防爆テープを得、それを
用いて防爆構造を形成した。
した耐炎化繊維からなる目付量70g/m2、幅60mm
の不織布の幅方向の中央部に、直径0.5mmの銅線を長
さ方向に連続線として縫い込み、それを支持基材として
用いたほかは実施例1に準じて防爆テープを得、それを
用いて防爆構造を形成した。
【0049】比較例 支持基材の片面の全面に粘着層を設けたほかは実施例3
に準じて防爆テープを得、それを用いて防爆構造を形成
した。
に準じて防爆テープを得、それを用いて防爆構造を形成
した。
【0050】評価試験1 実施例、比較例で得たブラウン管より、スチールバンド
を導通加熱により膨脹させて取外した後、さらに防爆テ
ープを剥離して、ブラウン管の表面及びスチールバンド
の内周面における防爆テープ成分の残存状態を調べた。
を導通加熱により膨脹させて取外した後、さらに防爆テ
ープを剥離して、ブラウン管の表面及びスチールバンド
の内周面における防爆テープ成分の残存状態を調べた。
【0051】前記の結果は、以下のものであった。 実施例1,2,4:ブラウン管及びスチールバンドに防
爆テープ成分の残存は、全く認められなかった。 実施例3 :ブラウン管及びスチールバンドに防
爆テープの粘着層の加熱分解残渣と認められる残骸が少
量認められたが、その加熱分解状態が軽微で水洗により
容易に除去できた。 比較例1 :ブラウン管及びスチールバンドに防
爆テープの粘着層の加熱分解残渣と認められる残骸が多
量に認められ、その加熱分解状態の進行が大きくて炭化
しており、水洗での除去が困難であった。
爆テープ成分の残存は、全く認められなかった。 実施例3 :ブラウン管及びスチールバンドに防
爆テープの粘着層の加熱分解残渣と認められる残骸が少
量認められたが、その加熱分解状態が軽微で水洗により
容易に除去できた。 比較例1 :ブラウン管及びスチールバンドに防
爆テープの粘着層の加熱分解残渣と認められる残骸が多
量に認められ、その加熱分解状態の進行が大きくて炭化
しており、水洗での除去が困難であった。
【0052】評価試験2 実施例1〜4で得た防爆構造の金属ベルトにアースを設
置し、そのブラウン管を一週間稼動させて帯電状態を調
べたが、帯電は生じなかった。
置し、そのブラウン管を一週間稼動させて帯電状態を調
べたが、帯電は生じなかった。
【図1】防爆テープ例の説明図
【図2】他の防爆テープ例の説明図
【図3】防爆構造例の部分断面説明図
1:防爆テープ 11:支持基材 12:粘着層 13:導電性繊維 2:金属バンド 3:ブラウン管 31:パネル部 32:ファンネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 和成 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 長谷川 美次 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 田巻 和洲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 永田 俊夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 支持基材の片面に粘着層を有してその粘
着層を介しブラウン管のパネル部の外周に巻回し、その
上に金属バンドを焼嵌めするためのテープであり、前記
支持基材が厚さ方向に通電し、かつ前記金属バンドより
も広幅に形成されていて、その広幅部分のみに粘着層を
有することを特徴とする防爆テープ。 - 【請求項2】 請求項1において、支持基材が導電性繊
維の具備体又は金属箔からなる耐熱性のものである防爆
テープ。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、粘着層が金属
バンドの焼嵌め温度以下の加熱処理による加熱分解残渣
が3重量%以下のものである防爆テープ。 - 【請求項4】 請求項1〜3において、粘着層がポリブ
テン又はポリメタクリル酸ラウリルを成分とするもので
ある防爆テープ。 - 【請求項5】 請求項1〜3において、粘着層が水溶性
である防爆テープ。 - 【請求項6】 請求項1〜5に記載の防爆テープをブラ
ウン管のパネル部の外周に巻回し、その巻回層を形成す
る支持基材における粘着層の上方に金属バンドを位置さ
せない状態にてその金属バンドを前記巻回層上に焼嵌め
してなることを特徴とするブラウン管の防爆構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108752A JPH11297238A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ブラウン管の防爆テープ及び防爆構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108752A JPH11297238A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ブラウン管の防爆テープ及び防爆構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297238A true JPH11297238A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14492617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10108752A Pending JPH11297238A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ブラウン管の防爆テープ及び防爆構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11297238A (ja) |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP10108752A patent/JPH11297238A/ja active Pending
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