JPH11297524A - 超電導装置用電流リード - Google Patents

超電導装置用電流リード

Info

Publication number
JPH11297524A
JPH11297524A JP10098821A JP9882198A JPH11297524A JP H11297524 A JPH11297524 A JP H11297524A JP 10098821 A JP10098821 A JP 10098821A JP 9882198 A JP9882198 A JP 9882198A JP H11297524 A JPH11297524 A JP H11297524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
low
terminal
superconductor
superconducting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10098821A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Takita
清 滝田
Yukio Yasukawa
保川  幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP10098821A priority Critical patent/JPH11297524A/ja
Publication of JPH11297524A publication Critical patent/JPH11297524A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】極低温部への熱侵入量を低減することのできる
超電導装置用電流リードを提供する。 【解決手段】超電導装置用電流リードの低温側リードの
低温端子21に形成された溝30に高温超電導体222
を設置して半田付けし、かつ低温端子21の1面ないし
複数面に形成された溝または孔61に、超電導コイルの
コイル端子からの1ないし数本の金属系超電導体60を
高温超電導体222と軸方向でラップするように設置し
て半田付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気浮上列車、磁
気共鳴画像診断装置等の超電導装置において、真空断熱
容器に収納され液体ヘリウムに浸漬された超電導コイル
等に外部電源から電流を供給するための超電導装置用電
流リードに関する。
【0002】
【従来の技術】超電導装置の超電導コイルは、液体ヘリ
ウム等の極低温冷媒により冷却されることにより超電導
状態を保持するので、通常、極低温の窒素を用いた輻射
シールドや多層断熱層を備えた真空断熱容器中に、液体
ヘリウムに浸漬した状態で収納される。この超電導コイ
ルを励磁するためには、真空断熱容器に電流リードを組
み込み、外部電源と接続して励磁電流を通電する。この
とき、常温部と極低温部とを連結することになるので、
この電流リードを介して極低温部へ侵入する熱が多い
と、高価な液体ヘリウムを大量に消費することになる。
したがって、電流リードは自身による熱侵入により気化
した低温のヘリウムガスを利用して自己冷却され、常温
側からの伝導による熱侵入、および通電に伴うジュール
発熱が極低温部へ侵入するのを極力抑制するように配慮
して構成されている。常温部からの熱侵入を抑えるため
には、電流リードの導体の断面積を小さくすることが有
効であるが、導体の断面積を小さくすると電流リードの
電気抵抗が大きくなるので、ジュール発熱が大きくな
る。従って冷却効果を勘案し、これらのバランスのとれ
た構成とすることが重要である。
【0003】電流リードの導体には、一般に、銅あるい
は銅合金等の良電導体の金属が使用されてきたが、高温
超電導体が発見されてから、高温超電導体が液体窒素温
度状態でも超電導状態を保持できるため、ジュール発熱
がなく、かつ銅導体に比べ低熱伝導性を有することか
ら、電流リードの低温側リード部の導体としての応用が
期待される。このため、極低温部への熱侵入を低減でき
る超電導装置用電流リードの開発が行われている。
【0004】(参考資料:セラミックス高温超電導体を
用いた電流リード、出典:EMC(電磁環境工学情報)
1994.7.5(NO.75 )P32 〜(1994))この参考資料で用
いているシース型高温超電導体は、シース材料を合金化
(例えば金を添加)することにより、純銀の熱伝導性に
比べ熱伝導性を低く抑えることが現在の技術で可能であ
る。また、シース型高温超電導体はバルク型超電導体に
比べ、導体部にクエンチ(超電導状態から常電導状態に
移行する現象)が発生した場合に、電流がシース材(銀
または銀合金)にバイパスして流れるため、安全性が高
いことから、大容量電流リードの低温側リードへの応用
が期待される。現在では、10kA級超電導電流リード
の開発例がある。このため、超電導装置の経済的な運転
を実現するために、高温超電導体を用いた電流リードの
開発が活発化している。
【0005】図3は、従来技術による超電導装置用電流
リードを用いた超電導装置の一例を示す概念図であり、
電流リードの部分断面図を含めて示している。図3にお
いて、1は超電導コイル、2は電流リード、3は真空容
器、4は液体ヘリウム、10は液体ヘリウム容器、11
は引出しリード、20は中間接続金具、21は低温端
子、22は低温側リード、23は高温側リード、24は
常温端子、41はヘリウムガス、221は筒状容器、2
22は高温超電導体、223は中空部、231は筒状容
器、232は導体束、233は中空部、241は出口
管、242は端子金具である。
【0006】電流リード2は、下から低温端子21、低
温側リード22、高温側リード23および常温端子24
から構成され、低温側リード22と高温側リード23は
中間接続金具20により電気的機械的に接続されてい
る。低温端子21は、引出しリード11を介して、真空
で断熱された液体ヘリウム容器10に収納された液体ヘ
リウム4に浸漬されている超電導コイル1に接続されて
いる。常温端子24は、一部だけを示す真空容器3の外
部の大気中にあり、端子金具242を介して図示されて
いない外部電源に接続されている。電流リード2の導体
を冷却したヘリウムガス41は、常温端子24に設置し
た出口管241より外部に放出されるか、場合によって
は回収される。低温側リード22は、筒状容器221と
この内部に配置された高温超電導体222とならなり、
これらの間に中空部223がある。この中空部223を
ヘリウムガス41が流れることにより、高温超電導体2
22が超電導状態に保持される。ヘリウムガス41は、
低温端子21に設置された流通孔から電流リード2の内
部へ流入する。一般に、高温超電導体222は、バルク
体、シース型のいずれでも良い。また、形状も多角形、
円筒、円柱などがある。図では、高温超電導体222が
平板状(シース型)で構成したものを示している。高温
側リード23は、筒状容器231とこの中を通る導体束
232とから構成され、中空部233を導体冷却のため
のヘリウムガス41が流れる。
【0007】図4は、従来技術による超電導装置用電流
リードの低温端子の詳細図である。図4において、30
は溝、40はボルト孔であり、その他の構成要素は図3
と同じであり同じ符号を付してある。銅導体等で構成さ
れた低温端子21に形成された溝30に高温超電導体2
22が設置され半田付けにより電気的機械的に接続され
ている。また、低温端子21には、図示しない超電導コ
イルのコイル端子に接続するためのボルト孔40が設け
てある。
【0008】図5は、従来技術による超電導装置用電流
リードの低温端子の接続部概念図である。図5におい
て、1は超電導コイル、50はコイル端子、51はボル
ト孔であり、その他の構成要素は図4と同じであり同じ
符号を付してある。低温端子21とコイル端子50と
は、図示しない複数本のボルトによって固定結合され
る。外部電源からの電流は、常温端子、高温側リード、
中間接続金具、低温側リード、低温端子21、コイル端
子50、超電導コイル1の経路で通電される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の低温端子の構造
では、銅導体からなる低温端子に溝を形成し、この溝に
シース型高温超電導体からなる低温側リード導体を半田
により接続しており、この低温端子と超電導コイルのコ
イル端子とをねじ等により結合している。従って、電流
が流れることにより、ジュール発熱および端子間接触抵
抗による発熱により温度上昇を招くばかりか、大容量型
の電流リードの場合、極低温部への熱侵入量が増大する
という問題があった。
【0010】本発明の目的は、低温側リードの低温端子
と超電導コイルのコイル端子の構造に関するもので、極
低温部への熱侵入量を低減することのできる超電導装置
用電流リードを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、真空断熱容器に収納され液体ヘ
リウムにより極低温に冷却された超電導コイルに外部電
源から電流を供給するための、銅または銅合金導体から
なる高温側リードと高温超電導体からなる低温側リード
とが直列に接続された超電導装置用電流リードにおい
て、前記低温側リードの低温端子に形成された溝部に高
温超電導体を設置して半田付けし、かつ前記低温端子の
1面ないし複数面に形成された溝部または孔部に、前記
超電導コイルのコイル端子からの1ないし複数本の金属
系超電導体を前記高温超電導体と軸方向でラップするよ
うに設置して半田付けした構造とする。
【0012】また、低温端子と高温超電導体との接続用
半田と、低温端子と金属系超電導体との接続用半田との
融点温度を異なるものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、この発明の実施例を示す
超電導装置用電流リードの低温端子の接続部概念図であ
る。図2において、60は金属系超電導体、61は溝で
あり、その他の構成要素は図5と同じであり同じ符号を
付してある。図5と異なる点は、低温端子21に溝61
を形成し、この溝61にコイル端子50からのNbTi
やNb 3 Snなどからなる金属系超電導体60を、高温
超電導体222と軸方向で重なるように接続したことで
ある。接続は半田によって電気的機械的に接続する。こ
のとき、低温端子21と高温超電導体222との接続に
用いる半田および低温端子21と金属系超電導体60と
の接続に用いる半田として、それぞれ融点温度が異なる
半田を用いる。
【0014】これらの構成によれば、電流は、常温端
子、高温側リード、中間接続金具、低温側リード、低温
端子21、金属系超電導体60、コイル端子50、超電
導コイル1の経路で通電される。図1は、この発明の実
施例を示す超電導装置用電流リードの低温端子の詳細図
である。図1において、30は溝であり、その他の構成
要素は図2と同じであり同じ符号を付してある。図4と
の相違点は、低温端子21の複数の面に溝61または孔
部を形成し、この部分に金属系超電導体60を設置し半
田付けして電気的、機械的に結合する。このような構成
にすることにより、電流リードに安定して通電すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、低温端子とコイル端子
間の電気的な抵抗は、各端子の面接触による接触抵抗
と、金属系超電導体の抵抗(各半田付け部の抵抗分を含
む)との並列抵抗となり、電気的な抵抗を低減すること
ができる。また、低温端子において、高温超電導体と金
属系超電導体とを軸方向にラップして半田付けしてある
ので、これらの間の電気的抵抗も低減することができ
る。従って、端子間の接触抵抗による発熱および低温端
子のジュール発熱を低減することができ、極低温部への
熱侵入量を軽減できるため、超電導装置の経済的な運転
が期待できる。
【0016】また、低温端子と高温超電導体の半田付
け、および低温端子と金属系超電導体の半田付けを同時
に行うことは難しい。従って、それぞれの接続部に用い
る半田として融点温度の異なるものを用い、半田の融点
を考慮して接続部の温度管理を行うことにより、組立作
業時の作業性を改善することができるとともに、信頼性
の高い接続部を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す超電導装置用電流リー
ドの低温端子の詳細図
【図2】この発明の実施例を示す超電導装置用電流リー
ドの低温端子の接続部概念図
【図3】従来技術による超電導装置用電流リードを用い
た超電導装置の概念図
【図4】従来技術による超電導装置用電流リードの低温
端子の詳細図
【図5】従来技術による超電導装置用電流リードの低温
端子の接続部概念図
【符号の説明】
1…超電導コイル、21…低温端子、30,61…溝、
40,51…ボルト用孔、50…コイル端子、60…金
属系超電導体、222…高温超電導体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空断熱容器に収納され液体ヘリウムによ
    り極低温に冷却された超電導コイルに外部電源から電流
    を供給するための、銅または銅合金導体からなる高温側
    リードと高温超電導体からなる低温側リードとが直列に
    接続された超電導装置用電流リードにおいて、前記低温
    側リードの低温端子に形成された溝部に高温超電導体を
    設置して半田付けし、かつ前記低温端子の1面ないし複
    数面に形成された溝部または孔部に、前記超電導コイル
    のコイル端子からの1ないし複数本の金属系超電導体を
    前記高温超電導体と軸方向でラップするように設置して
    半田付けしたことを特徴とする超電導装置用電流リー
    ド。
  2. 【請求項2】低温端子と高温超電導体との接続用半田
    と、低温端子と金属系超電導体との接続用半田との融点
    温度が異なることを特徴とする請求項1記載の超電導装
    置用電流リード。
JP10098821A 1998-04-10 1998-04-10 超電導装置用電流リード Withdrawn JPH11297524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10098821A JPH11297524A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 超電導装置用電流リード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10098821A JPH11297524A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 超電導装置用電流リード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11297524A true JPH11297524A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14229981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10098821A Withdrawn JPH11297524A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 超電導装置用電流リード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11297524A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005183941A (ja) * 2003-11-28 2005-07-07 Dowa Mining Co Ltd 複合導体、超電導機器システム、および複合導体の製造方法
KR100755896B1 (ko) 2006-09-22 2007-09-06 한국전기연구원 초전도 전류 리드 접속장치
KR100855034B1 (ko) 2007-06-14 2008-08-29 한국전기연구원 초전도 전류 리드 접속장치
EP4530655A1 (en) * 2023-09-28 2025-04-02 Koninklijke Philips N.V. Connector for a connector system of a magnetic resonance examination apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005183941A (ja) * 2003-11-28 2005-07-07 Dowa Mining Co Ltd 複合導体、超電導機器システム、および複合導体の製造方法
KR100755896B1 (ko) 2006-09-22 2007-09-06 한국전기연구원 초전도 전류 리드 접속장치
KR100855034B1 (ko) 2007-06-14 2008-08-29 한국전기연구원 초전도 전류 리드 접속장치
EP4530655A1 (en) * 2023-09-28 2025-04-02 Koninklijke Philips N.V. Connector for a connector system of a magnetic resonance examination apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5917393A (en) Superconducting coil apparatus and method of making
EP0596249B1 (en) Compact superconducting magnet system free from liquid helium
US5742217A (en) High temperature superconductor lead assembly
EP2439754A1 (en) Refrigerator cooling-type superconducting magnet
JPS60189207A (ja) 超電導マグネツト装置
JP5531664B2 (ja) 超電導電流リード
JP2756551B2 (ja) 伝導冷却型超電導磁石装置
JPH11112043A (ja) 超電導装置用電流リード
JP4599807B2 (ja) 超電導装置用電流リード
JP3569997B2 (ja) 超電導装置用電流リード
JP2004111581A (ja) 超電導マグネット装置
JPH10247532A (ja) 超電導装置用電流リード
JP2981810B2 (ja) 超電導コイル装置の電流リード
JP3020140B2 (ja) 冷凍機冷却型超電導磁石用永久電流スイッチ装置
JP3715002B2 (ja) 超電導装置用電流リード及びその運転方法
JP3127705B2 (ja) 酸化物超電導体を用いた電流リード
JP2000082851A (ja) 超電導装置用電流リード
JP2943032B2 (ja) 高温超電導体電流リード
JPH0494105A (ja) 超電導コイル用電流リード
JP2883697B2 (ja) 超電導コイル用電流リード
JP5749126B2 (ja) 伝導冷却型超電導マグネット装置
JP3284656B2 (ja) 酸化物超電導体を用いた電流リード
JP2002093615A (ja) 超電導電流リード
JP4734004B2 (ja) 超電導電流リード
JPH06224025A (ja) 電流リード

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050218