JPH11297651A - 枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置 - Google Patents
枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置Info
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- JPH11297651A JPH11297651A JP10116698A JP10116698A JPH11297651A JP H11297651 A JPH11297651 A JP H11297651A JP 10116698 A JP10116698 A JP 10116698A JP 10116698 A JP10116698 A JP 10116698A JP H11297651 A JPH11297651 A JP H11297651A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェーハを洗浄する際に、ウェーハ保持具の
回転に伴う乱流の発生を抑制して、ミストや薬品ガス等
のウェーハへの付着を防止することができる枚葉スピン
式ウェーハ洗浄装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 洗浄チャンバ12内の中央部に外周チャ
ック方式のウェーハ保持具14が設置され、洗浄の対象
となるウェーハ16を保持しつつ回転させるようになっ
ている。洗浄チャンバ12の底部には排出口20が設け
られている。ウェーハ保持具14の6本のスポーク部1
4bの先端部にはそれぞれ羽根22が傾倒可能に設置さ
れ、これら6個の羽根22からファンが構成されてい
る。これらの羽根22がウェーハ保持具14と共に回転
することにより、回転しているウェーハ16の周囲から
下方の排出口20へ向かう整流された気流が発生して、
ウェーハ保持具14の回転に伴う乱流の発生が抑制され
る。
回転に伴う乱流の発生を抑制して、ミストや薬品ガス等
のウェーハへの付着を防止することができる枚葉スピン
式ウェーハ洗浄装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 洗浄チャンバ12内の中央部に外周チャ
ック方式のウェーハ保持具14が設置され、洗浄の対象
となるウェーハ16を保持しつつ回転させるようになっ
ている。洗浄チャンバ12の底部には排出口20が設け
られている。ウェーハ保持具14の6本のスポーク部1
4bの先端部にはそれぞれ羽根22が傾倒可能に設置さ
れ、これら6個の羽根22からファンが構成されてい
る。これらの羽根22がウェーハ保持具14と共に回転
することにより、回転しているウェーハ16の周囲から
下方の排出口20へ向かう整流された気流が発生して、
ウェーハ保持具14の回転に伴う乱流の発生が抑制され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置に係り、特に半導体装置の製造プロセスのウ
ェーハ洗浄工程において使用される枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置に関するものである。
ハ洗浄装置に係り、特に半導体装置の製造プロセスのウ
ェーハ洗浄工程において使用される枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置
を、図8を用いて説明する。この従来の枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置60においては、洗浄チャンバ62内の
中央部に、ウェーハ保持具64が設置されている。この
ウェーハ保持具64は、モータ(図示せず)に接続さ
れ、図8中の矢印R1に示す方向に回転すると共に、洗
浄の対象となるウェーハ66を水平に保持するようにな
っている。なお、このウェーハ保持具64は、回転する
回転支柱から放射状に延びるスポーク部の先端部の段差
部によってウェーハ66の周辺部のみを保持し、段差部
の上の突起形状のチャック部によって回転するウェーハ
66を固定する、いわゆる外周チャック方式となってい
る。このため、ウェーハ66の裏面が大きく露出し、ウ
ェーハ14の表裏両面を同時に洗浄することができるよ
うになっている。
を、図8を用いて説明する。この従来の枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置60においては、洗浄チャンバ62内の
中央部に、ウェーハ保持具64が設置されている。この
ウェーハ保持具64は、モータ(図示せず)に接続さ
れ、図8中の矢印R1に示す方向に回転すると共に、洗
浄の対象となるウェーハ66を水平に保持するようにな
っている。なお、このウェーハ保持具64は、回転する
回転支柱から放射状に延びるスポーク部の先端部の段差
部によってウェーハ66の周辺部のみを保持し、段差部
の上の突起形状のチャック部によって回転するウェーハ
66を固定する、いわゆる外周チャック方式となってい
る。このため、ウェーハ66の裏面が大きく露出し、ウ
ェーハ14の表裏両面を同時に洗浄することができるよ
うになっている。
【0003】また、ウェーハ保持具64の上方には、回
転するウェーハ66の表面を洗浄するための薬液や純水
等の洗浄液を供給する洗浄液供給口68が設置されてい
る。また、洗浄チャンバ62の底部には、洗浄チャンバ
62内に供給された洗浄液の蒸発ガス(以下、適宜「薬
品ガス」と呼ぶ)等の気体と洗浄液等の液体を外部に排
出するための排出口70が設けられている。そして、洗
浄チャンバ62内の気体及び液体がこの排出口70から
容易に排出されるように、この排出口70は別置された
排気装置(図示せず)に接続され、洗浄チャンバ62内
の下部に負圧を導くようになっている。
転するウェーハ66の表面を洗浄するための薬液や純水
等の洗浄液を供給する洗浄液供給口68が設置されてい
る。また、洗浄チャンバ62の底部には、洗浄チャンバ
62内に供給された洗浄液の蒸発ガス(以下、適宜「薬
品ガス」と呼ぶ)等の気体と洗浄液等の液体を外部に排
出するための排出口70が設けられている。そして、洗
浄チャンバ62内の気体及び液体がこの排出口70から
容易に排出されるように、この排出口70は別置された
排気装置(図示せず)に接続され、洗浄チャンバ62内
の下部に負圧を導くようになっている。
【0004】次に、図8に示す従来の枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置を用いて例えばウェーハ66の表面を洗浄
する動作について説明する。先ず、洗浄すべきウェーハ
66をウェーハ保持具64上に1枚ずつ水平に搭載す
る。続いて、モータを作動させ、ウェーハ保持具64を
図8中の矢印R1に示す方向に回転させる。こうして、
ウェーハ保持具64上に保持したウェーハ66を回転さ
せる。また、排気装置を作動させ、排出口70を介して
洗浄チャンバ62内の下部に負圧を導く。
ーハ洗浄装置を用いて例えばウェーハ66の表面を洗浄
する動作について説明する。先ず、洗浄すべきウェーハ
66をウェーハ保持具64上に1枚ずつ水平に搭載す
る。続いて、モータを作動させ、ウェーハ保持具64を
図8中の矢印R1に示す方向に回転させる。こうして、
ウェーハ保持具64上に保持したウェーハ66を回転さ
せる。また、排気装置を作動させ、排出口70を介して
洗浄チャンバ62内の下部に負圧を導く。
【0005】そして、ウェーハ66の回転が所定の速度
に達して安定化したところで、洗浄液供給口68から所
定の薬液や純水等の洗浄液を回転するウェーハ66の表
面に供給する。こうして、ウェーハ66の表面を所定の
洗浄液によって洗浄する。このようなウェーハ66の表
面の洗浄が終了した後、ウェーハ66の回転を更に高速
化する。そして、この高速回転によって振り切り乾燥を
行い、ウェーハ66の表面を乾燥させる。
に達して安定化したところで、洗浄液供給口68から所
定の薬液や純水等の洗浄液を回転するウェーハ66の表
面に供給する。こうして、ウェーハ66の表面を所定の
洗浄液によって洗浄する。このようなウェーハ66の表
面の洗浄が終了した後、ウェーハ66の回転を更に高速
化する。そして、この高速回転によって振り切り乾燥を
行い、ウェーハ66の表面を乾燥させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置を用いてウェーハ66を
洗浄する場合、このウェーハ66を保持したウェーハ保
持具64が回転するために、洗浄液供給口68から回転
するウェーハ66の表面に供給した薬液や純水等の洗浄
液が飛び散り、上記図8中のB部に示すウェーハ保持具
64の外周部近傍にミスト(mist;霧状の微小な水
滴)が発生する。
枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置を用いてウェーハ66を
洗浄する場合、このウェーハ66を保持したウェーハ保
持具64が回転するために、洗浄液供給口68から回転
するウェーハ66の表面に供給した薬液や純水等の洗浄
液が飛び散り、上記図8中のB部に示すウェーハ保持具
64の外周部近傍にミスト(mist;霧状の微小な水
滴)が発生する。
【0007】また、このB部においては、ウェーハ保持
具64の回転に伴って、乱流も発生する。特に、上記図
8を用いて説明した外周チャック方式の場合、ウェーハ
保持具64の外周部にウェーハ66の周辺部を保持・固
定するための段差部及びチャック部が突起状に設けられ
ているため、ウェーハの裏面の中心部を真空吸着する真
空チャック方式と比較すると、図8中の矢印F8に示さ
れるように、このB部にはかなり大きな乱流が発生す
る。そして、このB部に発生した乱流は、図8中のC部
に示すウェーハ66の表面近傍に次第に伝搬していく傾
向がある。
具64の回転に伴って、乱流も発生する。特に、上記図
8を用いて説明した外周チャック方式の場合、ウェーハ
保持具64の外周部にウェーハ66の周辺部を保持・固
定するための段差部及びチャック部が突起状に設けられ
ているため、ウェーハの裏面の中心部を真空吸着する真
空チャック方式と比較すると、図8中の矢印F8に示さ
れるように、このB部にはかなり大きな乱流が発生す
る。そして、このB部に発生した乱流は、図8中のC部
に示すウェーハ66の表面近傍に次第に伝搬していく傾
向がある。
【0008】そして、回転するウェーハ66の外周部近
傍において発生したミストは、上記図8中のB部及びC
部、即ちウェーハ66の外周部近傍及び表面近傍に発生
した乱流によってウェーハ66の表面に付着する。ま
た、ミストのみならず、洗浄チャンバ62内の薬品ガス
や浮遊するパーティクル(微粒子)等も、この乱流に巻
き込まれてウェーハ66の表面に付着する。このように
して、ウェーハ66の洗浄工程において、そのウェーハ
66の表面に付着したミストや薬品ガスやパーティクル
等は、半導体装置の製造歩留りを低下させる原因とな
る。
傍において発生したミストは、上記図8中のB部及びC
部、即ちウェーハ66の外周部近傍及び表面近傍に発生
した乱流によってウェーハ66の表面に付着する。ま
た、ミストのみならず、洗浄チャンバ62内の薬品ガス
や浮遊するパーティクル(微粒子)等も、この乱流に巻
き込まれてウェーハ66の表面に付着する。このように
して、ウェーハ66の洗浄工程において、そのウェーハ
66の表面に付着したミストや薬品ガスやパーティクル
等は、半導体装置の製造歩留りを低下させる原因とな
る。
【0009】そのため、従来の枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を用いてウェーハ洗浄を行う場合においても、そ
の洗浄工程においてウェーハ表面にミストや薬品ガスや
パーティクル等が付着しないように、種々の工夫がなさ
れている。例えば、ウェーハ66の表面から薬液や純水
等の洗浄液が飛び散り、それが乱流に巻き込まれないよ
うに、ウェーハ保持具64の外周部近傍にガイド(図示
せず)を設けている。
浄装置を用いてウェーハ洗浄を行う場合においても、そ
の洗浄工程においてウェーハ表面にミストや薬品ガスや
パーティクル等が付着しないように、種々の工夫がなさ
れている。例えば、ウェーハ66の表面から薬液や純水
等の洗浄液が飛び散り、それが乱流に巻き込まれないよ
うに、ウェーハ保持具64の外周部近傍にガイド(図示
せず)を設けている。
【0010】また、ウェーハ66の表面にパーティクル
やミストや薬品ガス等が付着することを防止するために
は、周知のように、洗浄チャンバ62内を流れる気流の
方向やその気体を排出する排気量が重要であることか
ら、洗浄チャンバ62の内壁の形状を気体がスムーズに
流れるように改良すると共に、洗浄チャンバ62の排出
口70を別置された排気装置(図示せず)に接続して、
洗浄チャンバ62内の下部に負圧を導くようにし、図8
中の矢印F9に示されるように、ウェーハ66の上方か
らその外周部近傍に向かう気流が、スムーズにその外周
部近傍を通り抜けて下方の排出口70に向かうように
し、この気流にパーティクルやミストや薬品ガス等を乗
せて排出口70から外部に排出しようとしている。
やミストや薬品ガス等が付着することを防止するために
は、周知のように、洗浄チャンバ62内を流れる気流の
方向やその気体を排出する排気量が重要であることか
ら、洗浄チャンバ62の内壁の形状を気体がスムーズに
流れるように改良すると共に、洗浄チャンバ62の排出
口70を別置された排気装置(図示せず)に接続して、
洗浄チャンバ62内の下部に負圧を導くようにし、図8
中の矢印F9に示されるように、ウェーハ66の上方か
らその外周部近傍に向かう気流が、スムーズにその外周
部近傍を通り抜けて下方の排出口70に向かうように
し、この気流にパーティクルやミストや薬品ガス等を乗
せて排出口70から外部に排出しようとしている。
【0011】しかしながら、洗浄チャンバ62の内壁の
形状を改良したり、洗浄チャンバ62内の下部に負圧を
導くようにしたり、更にはこの負圧の強弱を調整したり
しても、前述したように、上記図8中のB部及びC部、
即ちウェーハ66の外周部近傍及び表面近傍に乱流が発
生することを防止することは困難であった。
形状を改良したり、洗浄チャンバ62内の下部に負圧を
導くようにしたり、更にはこの負圧の強弱を調整したり
しても、前述したように、上記図8中のB部及びC部、
即ちウェーハ66の外周部近傍及び表面近傍に乱流が発
生することを防止することは困難であった。
【0012】また、洗浄チャンバ62内の下部の負圧を
強くして排出口70からの排出量を増大させると、洗浄
に使用する薬液の種類によっては、ウェーハの洗浄処理
に悪い影響が出る場合がある。例えば、排気量を増加さ
せると、エッチングレートのウェーハ面内における均一
性の悪化などが発生する場合がある。このため、ウェー
ハ66の上方からその外周部近傍を通り抜けて下方の排
出口70に向かう安定した気流を作り出し、ウェーハ保
持具64の回転に伴う乱流の発生を抑制して、製造歩留
り低下の原因となるウェーハ66へのパーティクルやミ
ストや薬品ガス等の付着を防止することは、現状の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置によっては困難であった。
強くして排出口70からの排出量を増大させると、洗浄
に使用する薬液の種類によっては、ウェーハの洗浄処理
に悪い影響が出る場合がある。例えば、排気量を増加さ
せると、エッチングレートのウェーハ面内における均一
性の悪化などが発生する場合がある。このため、ウェー
ハ66の上方からその外周部近傍を通り抜けて下方の排
出口70に向かう安定した気流を作り出し、ウェーハ保
持具64の回転に伴う乱流の発生を抑制して、製造歩留
り低下の原因となるウェーハ66へのパーティクルやミ
ストや薬品ガス等の付着を防止することは、現状の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置によっては困難であった。
【0013】そこで本発明は、上記事情を鑑みてなされ
たものであり、ウェーハを洗浄する際に、たとえ外周チ
ャック方式であっても、ウェーハ保持具の回転に伴う乱
流の発生を抑制して、ミストや薬品ガス等のウェーハへ
の付着を防止することができる枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を提供することを目的とする。
たものであり、ウェーハを洗浄する際に、たとえ外周チ
ャック方式であっても、ウェーハ保持具の回転に伴う乱
流の発生を抑制して、ミストや薬品ガス等のウェーハへ
の付着を防止することができる枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置によって達成さ
れる。即ち、請求項1に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄
装置は、洗浄チャンバと、この洗浄チャンバ内に設置さ
れ、ウェーハを保持しつつ回転するウェーハ保持具と、
洗浄チャンバの下方に設置され、洗浄チャンバ内の気体
又は液体を外部に排出するための排出口とを有する枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置であって、ウェーハ保持具上
に保持されつつ回転するウェーハの周囲から排出口へ向
かう整流された気体の流れ(以下、適宜「気流」とい
う)を発生させるファン(fan;送風装置)が洗浄チ
ャンバ内に設置されていることを特徴とする。
明に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置によって達成さ
れる。即ち、請求項1に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄
装置は、洗浄チャンバと、この洗浄チャンバ内に設置さ
れ、ウェーハを保持しつつ回転するウェーハ保持具と、
洗浄チャンバの下方に設置され、洗浄チャンバ内の気体
又は液体を外部に排出するための排出口とを有する枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置であって、ウェーハ保持具上
に保持されつつ回転するウェーハの周囲から排出口へ向
かう整流された気体の流れ(以下、適宜「気流」とい
う)を発生させるファン(fan;送風装置)が洗浄チ
ャンバ内に設置されていることを特徴とする。
【0015】このように請求項1に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置においては、洗浄チャンバ内にファンが
設置され、ウェーハ保持具上に保持されつつ回転するウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生
させることにより、ウェーハ保持具の回転に伴ってその
外周部近傍に乱流が発生しようとしても、ファンが作り
出す整流された気流によって乱流の発生が抑制される。
従って、回転するウェーハに供給した薬液や純水等の洗
浄液が飛び散り、その周囲にミストが発生しても、その
ミストはウェーハの周囲から排出口へ向かう整流された
気流に乗って排出口から外部に排出されるため、乱流に
巻き込まれてウェーハに付着することは防止される。ま
た、ミストのみならず、洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、同様にファンが作り出す整流
された気流に乗って排出口から外部に排出されるため、
乱流に巻き込まれてウェーハに付着することは防止され
る。
ェーハ洗浄装置においては、洗浄チャンバ内にファンが
設置され、ウェーハ保持具上に保持されつつ回転するウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生
させることにより、ウェーハ保持具の回転に伴ってその
外周部近傍に乱流が発生しようとしても、ファンが作り
出す整流された気流によって乱流の発生が抑制される。
従って、回転するウェーハに供給した薬液や純水等の洗
浄液が飛び散り、その周囲にミストが発生しても、その
ミストはウェーハの周囲から排出口へ向かう整流された
気流に乗って排出口から外部に排出されるため、乱流に
巻き込まれてウェーハに付着することは防止される。ま
た、ミストのみならず、洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、同様にファンが作り出す整流
された気流に乗って排出口から外部に排出されるため、
乱流に巻き込まれてウェーハに付着することは防止され
る。
【0016】また、請求項2に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
外周部に設置され、このウェーハ保持具と共に同一の速
度で同一の方向に回転する複数個の羽根からなることを
特徴とする。このように請求項2に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置においては、ファンがウェーハ保持具の
外周部に設置された複数個の羽根から構成され、これら
複数個の羽根はウェーハ保持具と共に同一の速度で同一
の方向に回転することにより、ウェーハ保持具の回転に
伴ってその外周部近傍に乱流が発生しようとする一方、
複数個の羽根の回転によってウェーハの周囲から排出口
へ向かう整流された気流を発生させるため、全体として
は乱流の発生が抑制される。従って、洗浄チャンバ内に
発生したミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等
も、ファンを構成する羽根の回転が作り出す整流された
気流に乗って排出口から外部に排出されるため、乱流に
巻き込まれてウェーハに付着することは防止される。
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
外周部に設置され、このウェーハ保持具と共に同一の速
度で同一の方向に回転する複数個の羽根からなることを
特徴とする。このように請求項2に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置においては、ファンがウェーハ保持具の
外周部に設置された複数個の羽根から構成され、これら
複数個の羽根はウェーハ保持具と共に同一の速度で同一
の方向に回転することにより、ウェーハ保持具の回転に
伴ってその外周部近傍に乱流が発生しようとする一方、
複数個の羽根の回転によってウェーハの周囲から排出口
へ向かう整流された気流を発生させるため、全体として
は乱流の発生が抑制される。従って、洗浄チャンバ内に
発生したミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等
も、ファンを構成する羽根の回転が作り出す整流された
気流に乗って排出口から外部に排出されるため、乱流に
巻き込まれてウェーハに付着することは防止される。
【0017】また、請求項3に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
回転と同軸上に回転する支柱から延びているスポークの
先端部に設置され、所定の速度で所定の方向に回転する
複数個の羽根からなることを特徴とする。このように請
求項3に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置において
は、ファンがウェーハ保持具とは別個独立に設置された
複数個の羽根から構成され、これら複数個の羽根はウェ
ーハ保持具の回転と同軸上に回転することにより、ウェ
ーハ保持具の回転に伴ってその外周部近傍に乱流が発生
しようとする一方、複数個の羽根の回転によってウェー
ハの周囲から排出口へ向かう整流された気流が発生する
ため、全体としては乱流の発生が抑制される。従って、
洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊する
パーティクル等も、ファンを構成する羽根の回転が作り
出す整流された気流に乗って排出口から外部に排出され
るため、乱流に巻き込まれてウェーハに付着することは
防止される。
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
回転と同軸上に回転する支柱から延びているスポークの
先端部に設置され、所定の速度で所定の方向に回転する
複数個の羽根からなることを特徴とする。このように請
求項3に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置において
は、ファンがウェーハ保持具とは別個独立に設置された
複数個の羽根から構成され、これら複数個の羽根はウェ
ーハ保持具の回転と同軸上に回転することにより、ウェ
ーハ保持具の回転に伴ってその外周部近傍に乱流が発生
しようとする一方、複数個の羽根の回転によってウェー
ハの周囲から排出口へ向かう整流された気流が発生する
ため、全体としては乱流の発生が抑制される。従って、
洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊する
パーティクル等も、ファンを構成する羽根の回転が作り
出す整流された気流に乗って排出口から外部に排出され
るため、乱流に巻き込まれてウェーハに付着することは
防止される。
【0018】なお、ここでの複数個の羽根はウェーハ保
持具の回転と同軸上に回転するものの、その回転方向に
ついては、ウェーハ保持具の回転と同一方向に回転する
ことも、反対方向に回転することも可能である。また、
その回転速度についても、ウェーハ保持具の回転と同一
の速度で回転することも、より低速で回転することも、
より高速で回転することも可能である。更に、洗浄工程
の途中において、回転方向や回転速度を変更することも
可能である。実際の場合には、乱流の発生を抑制してウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生
させるに適した回転方向や回転速度は、洗浄チャンバの
内壁の形状やウェーハ保持具の回転速度等、個々の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置特有の条件や洗浄の際の条件
等によって左右されるため、個々の装置及び洗浄の際の
条件等に対応する最適条件に調整することが可能とな
る。
持具の回転と同軸上に回転するものの、その回転方向に
ついては、ウェーハ保持具の回転と同一方向に回転する
ことも、反対方向に回転することも可能である。また、
その回転速度についても、ウェーハ保持具の回転と同一
の速度で回転することも、より低速で回転することも、
より高速で回転することも可能である。更に、洗浄工程
の途中において、回転方向や回転速度を変更することも
可能である。実際の場合には、乱流の発生を抑制してウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生
させるに適した回転方向や回転速度は、洗浄チャンバの
内壁の形状やウェーハ保持具の回転速度等、個々の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置特有の条件や洗浄の際の条件
等によって左右されるため、個々の装置及び洗浄の際の
条件等に対応する最適条件に調整することが可能とな
る。
【0019】また、請求項4に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
回転と同軸上に回転する洗浄チャンバの内壁に設置さ
れ、この洗浄チャンバと共に所定の速度で所定の方向に
回転する複数個の羽根からなることを特徴とする。この
ように請求項4に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置に
おいては、ファンが回転可能な洗浄チャンバの内壁に設
置された複数個の羽根から構成され、これら複数個の羽
根は洗浄チャンバと共にウェーハ保持具の回転と同軸上
に回転することにより、ウェーハ保持具の回転に伴って
その外周部近傍に乱流が発生しようとする一方、複数個
の羽根の回転によってウェーハの周囲から排出口へ向か
う整流された気流を発生させるため、全体としては乱流
の発生が抑制される。従って、洗浄チャンバ内に発生し
たミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等も、ファ
ンを構成する羽根の回転が作り出す整流された気流に乗
って排出口から外部に排出されるため、乱流に巻き込ま
れてウェーハに付着することは防止される。
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
回転と同軸上に回転する洗浄チャンバの内壁に設置さ
れ、この洗浄チャンバと共に所定の速度で所定の方向に
回転する複数個の羽根からなることを特徴とする。この
ように請求項4に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置に
おいては、ファンが回転可能な洗浄チャンバの内壁に設
置された複数個の羽根から構成され、これら複数個の羽
根は洗浄チャンバと共にウェーハ保持具の回転と同軸上
に回転することにより、ウェーハ保持具の回転に伴って
その外周部近傍に乱流が発生しようとする一方、複数個
の羽根の回転によってウェーハの周囲から排出口へ向か
う整流された気流を発生させるため、全体としては乱流
の発生が抑制される。従って、洗浄チャンバ内に発生し
たミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等も、ファ
ンを構成する羽根の回転が作り出す整流された気流に乗
って排出口から外部に排出されるため、乱流に巻き込ま
れてウェーハに付着することは防止される。
【0020】なお、ここでの複数個の羽根も、上記請求
項3に係る場合と同様に、ウェーハ保持具の回転と同軸
上に回転するものの、ウェーハ保持具の回転と同一方向
に回転することも、反対方向に回転することも可能であ
り、また、ウェーハ保持具の回転と同一の速度で回転す
ることも、より低速で回転することも、より高速で回転
することも可能である。更に、洗浄工程の途中におい
て、回転方向や回転速度を変更することも可能である。
従って、実際の場合には、個々の枚葉スピン式ウェーハ
洗浄装置及び洗浄の際の条件等に対応する最適条件に調
整することが可能になる。
項3に係る場合と同様に、ウェーハ保持具の回転と同軸
上に回転するものの、ウェーハ保持具の回転と同一方向
に回転することも、反対方向に回転することも可能であ
り、また、ウェーハ保持具の回転と同一の速度で回転す
ることも、より低速で回転することも、より高速で回転
することも可能である。更に、洗浄工程の途中におい
て、回転方向や回転速度を変更することも可能である。
従って、実際の場合には、個々の枚葉スピン式ウェーハ
洗浄装置及び洗浄の際の条件等に対応する最適条件に調
整することが可能になる。
【0021】また、請求項5に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
外周部と洗浄チャンバの内壁との間に設置され、所定の
速度で所定の方向に回転する複数個の羽根車からなるこ
とを特徴とする。ここで、「羽根車」とは、複数の羽根
が例えば扇風機や飛行機のプロペラのように同一円周上
に配置された回転体をいう。このように請求項5に係る
枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置においては、ファンがウ
ェーハ保持具や洗浄チャンバとは別個独立に設置された
複数個の羽根車から構成され、これら複数個の羽根車は
所定の速度で所定の方向に回転することにより、ウェー
ハ保持具の回転に伴ってその外周部近傍に乱流が発生し
ようする一方、複数個の羽根車の回転によってウェーハ
の周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生させる
ため、全体としては乱流の発生が抑制される。従って、
洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊する
パーティクル等も、ファンを構成する羽根の回転が作り
出す整流された気流に乗って排出口から外部に排出され
るため、乱流に巻き込まれてウェーハに付着することは
防止される。
ハ洗浄装置は、上記請求項1に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記ファンが、ウェーハ保持具の
外周部と洗浄チャンバの内壁との間に設置され、所定の
速度で所定の方向に回転する複数個の羽根車からなるこ
とを特徴とする。ここで、「羽根車」とは、複数の羽根
が例えば扇風機や飛行機のプロペラのように同一円周上
に配置された回転体をいう。このように請求項5に係る
枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置においては、ファンがウ
ェーハ保持具や洗浄チャンバとは別個独立に設置された
複数個の羽根車から構成され、これら複数個の羽根車は
所定の速度で所定の方向に回転することにより、ウェー
ハ保持具の回転に伴ってその外周部近傍に乱流が発生し
ようする一方、複数個の羽根車の回転によってウェーハ
の周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生させる
ため、全体としては乱流の発生が抑制される。従って、
洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊する
パーティクル等も、ファンを構成する羽根の回転が作り
出す整流された気流に乗って排出口から外部に排出され
るため、乱流に巻き込まれてウェーハに付着することは
防止される。
【0022】なお、ここでの複数個の羽根車は、ウェー
ハ保持具の回転とは全く別に回転するものであるため、
乱流の発生を抑制してウェーハの周囲から排出口へ向か
う整流された気流を発生させるに適した回転方向や回転
速度は、個々の枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置特有の条
件や洗浄の際の条件等に対応する最適条件に調整するこ
とが可能になる。
ハ保持具の回転とは全く別に回転するものであるため、
乱流の発生を抑制してウェーハの周囲から排出口へ向か
う整流された気流を発生させるに適した回転方向や回転
速度は、個々の枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置特有の条
件や洗浄の際の条件等に対応する最適条件に調整するこ
とが可能になる。
【0023】また、請求項6に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項2〜4に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置において、前記羽根が、ウェーハ保持具
の外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおいて配置され
ている構成とすることにより、この羽根の回転によって
発生する気流が洗浄チャンバ内において均一に整流され
た気流となるため、乱流の発生がより効果的に抑制され
る。
ハ洗浄装置は、上記請求項2〜4に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置において、前記羽根が、ウェーハ保持具
の外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおいて配置され
ている構成とすることにより、この羽根の回転によって
発生する気流が洗浄チャンバ内において均一に整流され
た気流となるため、乱流の発生がより効果的に抑制され
る。
【0024】また、請求項7に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項5に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記羽根車が、ウェーハ保持具の
外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおいて配置されて
いる構成とすることにより、この羽根車の回転によって
発生する気流が洗浄チャンバ内において均一に整流され
た気流となるため、乱流の発生がより効果的に抑制され
る。
ハ洗浄装置は、上記請求項5に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置において、前記羽根車が、ウェーハ保持具の
外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおいて配置されて
いる構成とすることにより、この羽根車の回転によって
発生する気流が洗浄チャンバ内において均一に整流され
た気流となるため、乱流の発生がより効果的に抑制され
る。
【0025】また、請求項8に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項2〜4に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置において、前記羽根が傾倒可能に設置さ
れている構成とすることにより、羽根の傾きと方向が自
由に調整される。なお、ここで、「傾倒可能に設置」と
は、羽根を固定して取り付けるのではなく、羽根の傾き
と方向を調節することができるように取り付けることを
意味する。実際の場合には、乱流の発生を抑制してウェ
ーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生さ
せるに適した羽根の傾きと方向は、洗浄チャンバの内壁
の形状やウェーハ保持具の回転速度等、個々の枚葉スピ
ン式ウェーハ洗浄装置特有の条件や洗浄の際の条件等に
よって左右されるため、個々の装置及び洗浄の際の条件
等に対応して羽根の傾きと方向を最適なものに調整する
ことが可能になる。また、使用する洗浄液の種類によっ
てウェーハ保持具の回転速度が変わったり、洗浄方法に
規定されてウェーハ保持具の回転速度が段階的に変化し
たりする場合においても、それに対応して羽根の傾きと
方向を適宜変化させることが可能になる。
ハ洗浄装置は、上記請求項2〜4に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置において、前記羽根が傾倒可能に設置さ
れている構成とすることにより、羽根の傾きと方向が自
由に調整される。なお、ここで、「傾倒可能に設置」と
は、羽根を固定して取り付けるのではなく、羽根の傾き
と方向を調節することができるように取り付けることを
意味する。実際の場合には、乱流の発生を抑制してウェ
ーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を発生さ
せるに適した羽根の傾きと方向は、洗浄チャンバの内壁
の形状やウェーハ保持具の回転速度等、個々の枚葉スピ
ン式ウェーハ洗浄装置特有の条件や洗浄の際の条件等に
よって左右されるため、個々の装置及び洗浄の際の条件
等に対応して羽根の傾きと方向を最適なものに調整する
ことが可能になる。また、使用する洗浄液の種類によっ
てウェーハ保持具の回転速度が変わったり、洗浄方法に
規定されてウェーハ保持具の回転速度が段階的に変化し
たりする場合においても、それに対応して羽根の傾きと
方向を適宜変化させることが可能になる。
【0026】また、請求項9に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置は、上記請求項2〜4に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置において、前記羽根の断面が航空機の翼
の断面と略同一の形状となっている構成とすることによ
り、この航空機の翼の断面形状と同一の断面形状をもつ
羽根の回転によって整流された気流が安定的に発生す
る。このため、乱流の発生が効果的に抑制される。な
お、羽根の形状は、航空機の翼の形状に限られるもので
はなく、扇風機の羽根の形状や航空機のプロペラの形状
等であってもよいし、シロッコバキュームファンのよう
な形状であってもよい。即ち、回転によって整流された
気流が発生する形状であれば、どのような形状であって
もよい。
ハ洗浄装置は、上記請求項2〜4に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置において、前記羽根の断面が航空機の翼
の断面と略同一の形状となっている構成とすることによ
り、この航空機の翼の断面形状と同一の断面形状をもつ
羽根の回転によって整流された気流が安定的に発生す
る。このため、乱流の発生が効果的に抑制される。な
お、羽根の形状は、航空機の翼の形状に限られるもので
はなく、扇風機の羽根の形状や航空機のプロペラの形状
等であってもよいし、シロッコバキュームファンのよう
な形状であってもよい。即ち、回転によって整流された
気流が発生する形状であれば、どのような形状であって
もよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態に係る枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置は、洗浄対象のウェーハを保
持しつつ回転するウェーハ保持具の外周部に設置された
複数の羽根から構成されるファンを具備している点に特
徴がある。
本発明の実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態に係る枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置は、洗浄対象のウェーハを保
持しつつ回転するウェーハ保持具の外周部に設置された
複数の羽根から構成されるファンを具備している点に特
徴がある。
【0028】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を、図1〜図4を用いて説明する。ここで、図1
は本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主
要部を示す概略断面図、図2は図1の枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置のウェーハ保持具及びファンを示す上面
図、図3は図2のA部のウェーハ保持具及びファンの部
分拡大側面図、図4は図3の右面図である。但し、図2
においては、ウェーハの図示を省略している。
浄装置を、図1〜図4を用いて説明する。ここで、図1
は本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主
要部を示す概略断面図、図2は図1の枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置のウェーハ保持具及びファンを示す上面
図、図3は図2のA部のウェーハ保持具及びファンの部
分拡大側面図、図4は図3の右面図である。但し、図2
においては、ウェーハの図示を省略している。
【0029】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置10においては、洗浄チャンバ12内の中央部
に、ウェーハ保持具14が設置されている。このウェー
ハ保持具14は、モータ(図示せず)に接続されて回転
可能な回転支柱14aと、この回転支柱14aから放射
状に延びる6本のスポーク部14bと、これらのスポー
ク部14bの先端部にそれぞれ設けられ、ウェーハ16
を水平に搭載する段差部14cと、これらの段差部14
c上にそれぞれ突起状に設けられ、回転するウェーハ1
6を固定してその飛び出しを防止するためのチャック部
14dとから構成される。
浄装置10においては、洗浄チャンバ12内の中央部
に、ウェーハ保持具14が設置されている。このウェー
ハ保持具14は、モータ(図示せず)に接続されて回転
可能な回転支柱14aと、この回転支柱14aから放射
状に延びる6本のスポーク部14bと、これらのスポー
ク部14bの先端部にそれぞれ設けられ、ウェーハ16
を水平に搭載する段差部14cと、これらの段差部14
c上にそれぞれ突起状に設けられ、回転するウェーハ1
6を固定してその飛び出しを防止するためのチャック部
14dとから構成される。
【0030】即ち、このウェーハ保持具14は、洗浄の
対象となるウェーハ16を水平に保持しつつ回転するよ
うになっているが、その際に、ウェーハ16の周辺部の
みを段差部14cに接触させて保持すると共に、チャッ
ク部14dによって回転するウェーハ16を固定する、
いわゆる外周チャック方式となっている。このために、
ウェーハ16の裏面が大きく露出していると共に、ウェ
ーハ16と回転支柱14a及びスポーク部14bとの間
にも空隙があり、ウェーハ16の表面のみならずその裏
面をも同時に洗浄することができるようになっている。
対象となるウェーハ16を水平に保持しつつ回転するよ
うになっているが、その際に、ウェーハ16の周辺部の
みを段差部14cに接触させて保持すると共に、チャッ
ク部14dによって回転するウェーハ16を固定する、
いわゆる外周チャック方式となっている。このために、
ウェーハ16の裏面が大きく露出していると共に、ウェ
ーハ16と回転支柱14a及びスポーク部14bとの間
にも空隙があり、ウェーハ16の表面のみならずその裏
面をも同時に洗浄することができるようになっている。
【0031】また、ウェーハ保持具14の上方には、回
転するウェーハ16の表面を洗浄するための薬液や純水
等の洗浄液を供給する洗浄液供給口18が設置されてい
る。また、図示はしないが、回転するウェーハ16の裏
面を洗浄する場合、又はウェーハ16の表面及び裏面を
同時に洗浄する場合には、ウェーハ保持具14の上方の
洗浄液供給口18とは別の洗浄液供給口がウェーハ保持
具14の下方に設置されている。
転するウェーハ16の表面を洗浄するための薬液や純水
等の洗浄液を供給する洗浄液供給口18が設置されてい
る。また、図示はしないが、回転するウェーハ16の裏
面を洗浄する場合、又はウェーハ16の表面及び裏面を
同時に洗浄する場合には、ウェーハ保持具14の上方の
洗浄液供給口18とは別の洗浄液供給口がウェーハ保持
具14の下方に設置されている。
【0032】また、洗浄チャンバ12の底部には、洗浄
チャンバ12内に供給された薬品ガス等の気体と洗浄液
等の液体を外部に排出するための排出口20が設けられ
ている。そして、洗浄チャンバ12内の気体及び液体が
排出口20から容易に排出されるように、この排出口2
0は別置された排気装置(図示せず)に接続され、洗浄
チャンバ12内の下部に負圧を導くようになっている。
チャンバ12内に供給された薬品ガス等の気体と洗浄液
等の液体を外部に排出するための排出口20が設けられ
ている。そして、洗浄チャンバ12内の気体及び液体が
排出口20から容易に排出されるように、この排出口2
0は別置された排気装置(図示せず)に接続され、洗浄
チャンバ12内の下部に負圧を導くようになっている。
【0033】また、ウェーハ保持具14の6本のスポー
ク部14bの先端部には、それぞれ羽根22が傾倒可能
に設置されている。即ち、ウェーハ保持具14に保持さ
れたウェーハ16の外周部近傍に、6個の羽根22が同
一円周上に等間隔をおいて配置されており、これら6個
の羽根22からファンが構成されている点に本実施形態
の特徴がある。また、これら6個の羽根22の断面は、
航空機の翼の断面とほぼ同様の形状となっている。
ク部14bの先端部には、それぞれ羽根22が傾倒可能
に設置されている。即ち、ウェーハ保持具14に保持さ
れたウェーハ16の外周部近傍に、6個の羽根22が同
一円周上に等間隔をおいて配置されており、これら6個
の羽根22からファンが構成されている点に本実施形態
の特徴がある。また、これら6個の羽根22の断面は、
航空機の翼の断面とほぼ同様の形状となっている。
【0034】次に、本実施形態に係る枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置10を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。先ず、洗浄すべきウェーハ1
6をウェーハ保持具14の6本のスポーク部14bの先
端部の段差部14c上に1枚ずつ水平に搭載する。次い
で、モータを作動させ、ウェーハ保持具14の回転支柱
14aの図1中の矢印R1に示す方向に回転させる。こ
うして、ウェーハ保持具14の段差部14c上に保持し
たウェーハ16を回転させる。また、排気装置を作動さ
せ、排出口20を介して洗浄チャンバ12内の下部に負
圧を導く。
ーハ洗浄装置10を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。先ず、洗浄すべきウェーハ1
6をウェーハ保持具14の6本のスポーク部14bの先
端部の段差部14c上に1枚ずつ水平に搭載する。次い
で、モータを作動させ、ウェーハ保持具14の回転支柱
14aの図1中の矢印R1に示す方向に回転させる。こ
うして、ウェーハ保持具14の段差部14c上に保持し
たウェーハ16を回転させる。また、排気装置を作動さ
せ、排出口20を介して洗浄チャンバ12内の下部に負
圧を導く。
【0035】そして、ウェーハ保持具14の回転が所定
の速度に達して安定化したところで、洗浄液供給口18
から回転するウェーハ16の表面に所定の薬液を供給す
る。こうして、ウェーハ16の表面を所定の洗浄液によ
って洗浄する。続いて、このウェーハ16の表面の洗浄
が終了した後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速度
に変化させ、その回転速度の変化に対応して、傾倒可能
に設置されている羽根22の傾きを変更した後、洗浄液
供給口18から回転するウェーハ16の表面に純水を供
給して、ウェーハ16の表面を純水によってリンスす
る。
の速度に達して安定化したところで、洗浄液供給口18
から回転するウェーハ16の表面に所定の薬液を供給す
る。こうして、ウェーハ16の表面を所定の洗浄液によ
って洗浄する。続いて、このウェーハ16の表面の洗浄
が終了した後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速度
に変化させ、その回転速度の変化に対応して、傾倒可能
に設置されている羽根22の傾きを変更した後、洗浄液
供給口18から回転するウェーハ16の表面に純水を供
給して、ウェーハ16の表面を純水によってリンスす
る。
【0036】次いで、このウェーハ16の表面のリンス
が終了した後、ウェーハ16の回転を更に高速化する。
そして、この高速回転によって振り切り乾燥を行い、ウ
ェーハ16の表面を乾燥させる。このときも、このウェ
ーハ16の回転の高速化に対応して、傾倒可能に設置さ
れている羽根22の傾きを変更する。このような一連の
洗浄工程において、ウェーハ16の表面の洗浄、リン
ス、及び振り切り乾燥を行う際に、回転しているウェー
ハ16の表面に供給した薬液や純水が飛び散り、図1中
のB部に示すウェーハ16の外周部近傍にミストが発生
する。
が終了した後、ウェーハ16の回転を更に高速化する。
そして、この高速回転によって振り切り乾燥を行い、ウ
ェーハ16の表面を乾燥させる。このときも、このウェ
ーハ16の回転の高速化に対応して、傾倒可能に設置さ
れている羽根22の傾きを変更する。このような一連の
洗浄工程において、ウェーハ16の表面の洗浄、リン
ス、及び振り切り乾燥を行う際に、回転しているウェー
ハ16の表面に供給した薬液や純水が飛び散り、図1中
のB部に示すウェーハ16の外周部近傍にミストが発生
する。
【0037】また、突起状のチャック部14dを有する
ウェーハ保持具14が回転しているため、通常の場合、
同じB部においてかなり大きな乱流が発生する。しか
し、本実施形態の場合は、ウェーハ16の外周部近傍
に、航空機の翼の断面とほぼ同様の断面形状をもつ6個
の羽根22が同一円周上に等間隔をおいて配置されてお
り、ウェーハ保持具14と共に同一の速度で同一の方向
に回転しているため、回転しているウェーハ16の周囲
から下方の排出口20へ向かう整流された気流が発生し
て、羽根22が設置されていない通常の場合に発生する
乱流を抑制してしまう。
ウェーハ保持具14が回転しているため、通常の場合、
同じB部においてかなり大きな乱流が発生する。しか
し、本実施形態の場合は、ウェーハ16の外周部近傍
に、航空機の翼の断面とほぼ同様の断面形状をもつ6個
の羽根22が同一円周上に等間隔をおいて配置されてお
り、ウェーハ保持具14と共に同一の速度で同一の方向
に回転しているため、回転しているウェーハ16の周囲
から下方の排出口20へ向かう整流された気流が発生し
て、羽根22が設置されていない通常の場合に発生する
乱流を抑制してしまう。
【0038】このようにして、ウェーハ保持具14と共
に羽根22が回転することにより、ウェーハ保持具14
の回転に伴う乱流の発生を抑制するために、排気装置
(図示せず)に接続された排出口20を介して洗浄チャ
ンバ12内の下部に負圧を導いていることと相まって、
図1中の矢印F1に示されるように、ウェーハ16の上
方からその外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込ま
れることなく、ウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、
更に矢印F2に示されるように、羽根22から下方の排
出口20に向かう安定した気流が作り出される。
に羽根22が回転することにより、ウェーハ保持具14
の回転に伴う乱流の発生を抑制するために、排気装置
(図示せず)に接続された排出口20を介して洗浄チャ
ンバ12内の下部に負圧を導いていることと相まって、
図1中の矢印F1に示されるように、ウェーハ16の上
方からその外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込ま
れることなく、ウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、
更に矢印F2に示されるように、羽根22から下方の排
出口20に向かう安定した気流が作り出される。
【0039】このため、図1中のB部に示すウェーハ保
持具14のチャック部14dの外周部近傍にミストが発
生しても、そのミストはウェーハ16の周囲から回転す
る羽根22によって作り出された整流された気流に乗っ
て排出口20から外部に排出される。また、洗浄チャン
バ12内の薬品ガスや浮遊するパーティクル等も、ミス
トと同様に回転する羽根22によって作り出された整流
された気流に乗って排出口20から外部に排出される。
このようにして、ミストや薬品ガスやパーティクル等が
乱流に巻き込まれてウェーハ16の表面に付着すること
はなくなる。
持具14のチャック部14dの外周部近傍にミストが発
生しても、そのミストはウェーハ16の周囲から回転す
る羽根22によって作り出された整流された気流に乗っ
て排出口20から外部に排出される。また、洗浄チャン
バ12内の薬品ガスや浮遊するパーティクル等も、ミス
トと同様に回転する羽根22によって作り出された整流
された気流に乗って排出口20から外部に排出される。
このようにして、ミストや薬品ガスやパーティクル等が
乱流に巻き込まれてウェーハ16の表面に付着すること
はなくなる。
【0040】このように本実施形態によれば、洗浄の対
象となるウェーハ16を保持しつつ回転するウェーハ保
持具14がその外周部に段差部14c及びチャック部1
4dを突起状に有する外周チャック方式であって、通常
はその回転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発
生する場合であっても、ウェーハ保持具14の6本のス
ポーク部14bの先端部にそれぞれ羽根22が設置さ
れ、これらの羽根22がウェーハ保持具14と共に同一
の速度で同一の方向に回転することにより、ウェーハ1
6の周囲から下方の排出口20へ向かう整流された気流
が発生して、羽根22が設置されていない通常の場合に
発生する乱流を抑制することができる。
象となるウェーハ16を保持しつつ回転するウェーハ保
持具14がその外周部に段差部14c及びチャック部1
4dを突起状に有する外周チャック方式であって、通常
はその回転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発
生する場合であっても、ウェーハ保持具14の6本のス
ポーク部14bの先端部にそれぞれ羽根22が設置さ
れ、これらの羽根22がウェーハ保持具14と共に同一
の速度で同一の方向に回転することにより、ウェーハ1
6の周囲から下方の排出口20へ向かう整流された気流
が発生して、羽根22が設置されていない通常の場合に
発生する乱流を抑制することができる。
【0041】このため、回転するウェーハ14に供給し
た薬液や純水等の洗浄液が飛び散ってその周囲に発生し
たミストや、洗浄チャンバ12内の薬品ガスや浮遊する
パーティクル等は、回転する羽根22が作り出すウェー
ハ14の周囲から排出口20へ向かう整流された気流に
乗って排出口20から外部に排出される。従って、乱流
に巻き込まれてウェーハに付着することが防止され、洗
浄工程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパ
ーティクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防
止することができる。
た薬液や純水等の洗浄液が飛び散ってその周囲に発生し
たミストや、洗浄チャンバ12内の薬品ガスや浮遊する
パーティクル等は、回転する羽根22が作り出すウェー
ハ14の周囲から排出口20へ向かう整流された気流に
乗って排出口20から外部に排出される。従って、乱流
に巻き込まれてウェーハに付着することが防止され、洗
浄工程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパ
ーティクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防
止することができる。
【0042】また、このウェーハ16の周囲から下方の
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、例えばエッチングレートのウェーハ面内におけ
る均一性が悪化するなどのウェーハ16の洗浄処理に悪
い影響が出ることを防止することができる。このとき、
ウェーハ保持具14の6本のスポーク部14bの先端部
にそれぞれ設置された6個の羽根22は、ウェーハ16
の外周部近傍に同一円周上に等間隔をおいて配置されて
いることにより、これら6個の羽根22の回転によって
発生する気流は洗浄チャンバ12内において均一に整流
された気流となるため、ウェーハ保持具14の回転に伴
う乱流の発生をより効果的に抑制することが可能にな
り、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェ
ーハへの付着を防止して、更なる製造歩留まりの向上に
寄与することができる。
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、例えばエッチングレートのウェーハ面内におけ
る均一性が悪化するなどのウェーハ16の洗浄処理に悪
い影響が出ることを防止することができる。このとき、
ウェーハ保持具14の6本のスポーク部14bの先端部
にそれぞれ設置された6個の羽根22は、ウェーハ16
の外周部近傍に同一円周上に等間隔をおいて配置されて
いることにより、これら6個の羽根22の回転によって
発生する気流は洗浄チャンバ12内において均一に整流
された気流となるため、ウェーハ保持具14の回転に伴
う乱流の発生をより効果的に抑制することが可能にな
り、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェ
ーハへの付着を防止して、更なる製造歩留まりの向上に
寄与することができる。
【0043】また、これら6個の羽根22は傾倒可能に
設置されていることにより、ウェーハ16の洗浄工程に
おける所定の洗浄液による洗浄、純水によるリンス、振
り切り乾燥の各段階においてウェーハ保持具14の回転
速度が変化する際、その変化に対応して6個の羽根22
の傾きを変更して、最適な傾きに調整することが可能に
なるため、ウェーハ保持具14の回転に伴う乱流の発生
をより効果的に抑制し、ミストや薬品ガスや浮遊するパ
ーティクル等のウェーハへの付着を防止して、更なる製
造歩留まりの向上に寄与することができる。
設置されていることにより、ウェーハ16の洗浄工程に
おける所定の洗浄液による洗浄、純水によるリンス、振
り切り乾燥の各段階においてウェーハ保持具14の回転
速度が変化する際、その変化に対応して6個の羽根22
の傾きを変更して、最適な傾きに調整することが可能に
なるため、ウェーハ保持具14の回転に伴う乱流の発生
をより効果的に抑制し、ミストや薬品ガスや浮遊するパ
ーティクル等のウェーハへの付着を防止して、更なる製
造歩留まりの向上に寄与することができる。
【0044】また、これら6個の羽根22の断面は、航
空機の翼の断面と同様の形状となっていることにより、
このような断面形状をもつ羽根22の回転によって整流
された気流を安定的に発生させることが可能になるた
め、乱流の発生をより効果的に抑制してミストや薬品ガ
スや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着を防止
し、更なる製造歩留まりの向上に寄与することができ
る。
空機の翼の断面と同様の形状となっていることにより、
このような断面形状をもつ羽根22の回転によって整流
された気流を安定的に発生させることが可能になるた
め、乱流の発生をより効果的に抑制してミストや薬品ガ
スや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着を防止
し、更なる製造歩留まりの向上に寄与することができ
る。
【0045】なお、上記第1の実施形態においては、6
個の羽根22が具備されているが、羽根22の数は6個
に限定されるものではない。乱流の発生を抑制する整流
された気流を発生させる観点から、必要に応じて増減す
ることが可能である。羽根22の数を増加する場合に
は、ウェーハ保持具14の回転支柱14aから放射状に
延びるスポーク部14bの数を増加して、それらのスポ
ーク部14bの先端部にそれぞれ羽根22を設置すれば
よい。
個の羽根22が具備されているが、羽根22の数は6個
に限定されるものではない。乱流の発生を抑制する整流
された気流を発生させる観点から、必要に応じて増減す
ることが可能である。羽根22の数を増加する場合に
は、ウェーハ保持具14の回転支柱14aから放射状に
延びるスポーク部14bの数を増加して、それらのスポ
ーク部14bの先端部にそれぞれ羽根22を設置すれば
よい。
【0046】また、上記第1の実施形態においては、ウ
ェーハ保持具14の6本のスポーク部14bの先端部に
それぞれ羽根22を設置しているが、スポーク部14b
の先端部の形状自体を羽根の形状に加工しても、同様の
作用・効果を奏することが可能である。但し、この場合
は、スポーク部14bの先端部に羽根22を固定して設
置した場合と同様となるため、傾倒可能に設置する場合
と異なり、ウェーハ保持具14の回転速度の変化に対応
して羽根22の傾きを変更する等の調整はできない。
ェーハ保持具14の6本のスポーク部14bの先端部に
それぞれ羽根22を設置しているが、スポーク部14b
の先端部の形状自体を羽根の形状に加工しても、同様の
作用・効果を奏することが可能である。但し、この場合
は、スポーク部14bの先端部に羽根22を固定して設
置した場合と同様となるため、傾倒可能に設置する場合
と異なり、ウェーハ保持具14の回転速度の変化に対応
して羽根22の傾きを変更する等の調整はできない。
【0047】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置は、上記第1の
実施形態におけるファン、即ちウェーハ保持具14の外
周部に設置された6個の羽根22から構成されるファン
の代わりに、ウェーハ保持具とは別個に設置され、ウェ
ーハ保持具の回転と同軸上に回転する複数個の羽根から
構成されるファンを具備している点に特徴がある。
態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置は、上記第1の
実施形態におけるファン、即ちウェーハ保持具14の外
周部に設置された6個の羽根22から構成されるファン
の代わりに、ウェーハ保持具とは別個に設置され、ウェ
ーハ保持具の回転と同軸上に回転する複数個の羽根から
構成されるファンを具備している点に特徴がある。
【0048】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を、図5を用いて説明する。ここで、図5は本実
施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部を
示す概略断面図である。なお、上記第1の実施形態にお
ける図1〜図4に示す枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の
構成要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
浄装置を、図5を用いて説明する。ここで、図5は本実
施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部を
示す概略断面図である。なお、上記第1の実施形態にお
ける図1〜図4に示す枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の
構成要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
【0049】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置30においては、上記第1の実施形態の場合と同
様に、洗浄チャンバ12内の中央部に、外周チャック方
式のウェーハ保持具14が設置されている。即ち、この
ウェーハ保持具14は、モータ(図示せず)に接続され
て回転可能な回転支柱と、この回転支柱から放射状に延
びる6本のスポーク部と、これらのスポーク部の先端に
それぞれ設けられ、ウェーハ16を水平に保持する段差
部と、これらの段差部上にそれぞれ突起状に設けられ、
回転するウェーハ16を固定してその飛び出しを防止す
るためのチャック部とから構成される。
浄装置30においては、上記第1の実施形態の場合と同
様に、洗浄チャンバ12内の中央部に、外周チャック方
式のウェーハ保持具14が設置されている。即ち、この
ウェーハ保持具14は、モータ(図示せず)に接続され
て回転可能な回転支柱と、この回転支柱から放射状に延
びる6本のスポーク部と、これらのスポーク部の先端に
それぞれ設けられ、ウェーハ16を水平に保持する段差
部と、これらの段差部上にそれぞれ突起状に設けられ、
回転するウェーハ16を固定してその飛び出しを防止す
るためのチャック部とから構成される。
【0050】また、ウェーハ保持具14の上方には、回
転するウェーハ16の表面を洗浄するための洗浄液を供
給する洗浄液供給口18が設置されている。また、洗浄
チャンバ12の底部には、洗浄チャンバ12内に供給さ
れた洗浄液等の液体と薬品ガス等の気体を外部に排出す
るための排出口20が設けられ、別置された排気装置
(図示せず)に接続されている。
転するウェーハ16の表面を洗浄するための洗浄液を供
給する洗浄液供給口18が設置されている。また、洗浄
チャンバ12の底部には、洗浄チャンバ12内に供給さ
れた洗浄液等の液体と薬品ガス等の気体を外部に排出す
るための排出口20が設けられ、別置された排気装置
(図示せず)に接続されている。
【0051】また、ウェーハ保持具14の回転支柱の周
囲に、このウェーハ保持具14の回転支柱の回転と同軸
上に回転する円筒状の回転支柱32が設置され、この円
筒状の回転支柱32から複数本のスポーク部34が放射
状に延び、この複数本のスポーク部34の先端部にそれ
ぞれ羽根36が傾倒可能に設置されている。即ち、ウェ
ーハ保持具14に保持されたウェーハ16の外周部近傍
に、複数個の羽根36が同一円周上に等間隔をおいて配
置されており、これら複数個の羽根36からファンが構
成されている点に本実施形態の特徴がある。また、これ
ら複数個の羽根36の断面は、上記第1の実施形態にお
ける羽根22の場合と同様に、航空機の翼の断面と同様
の形状となっている。
囲に、このウェーハ保持具14の回転支柱の回転と同軸
上に回転する円筒状の回転支柱32が設置され、この円
筒状の回転支柱32から複数本のスポーク部34が放射
状に延び、この複数本のスポーク部34の先端部にそれ
ぞれ羽根36が傾倒可能に設置されている。即ち、ウェ
ーハ保持具14に保持されたウェーハ16の外周部近傍
に、複数個の羽根36が同一円周上に等間隔をおいて配
置されており、これら複数個の羽根36からファンが構
成されている点に本実施形態の特徴がある。また、これ
ら複数個の羽根36の断面は、上記第1の実施形態にお
ける羽根22の場合と同様に、航空機の翼の断面と同様
の形状となっている。
【0052】次に、本実施形態に係る枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置30を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。上記第1の実施形態の場合と
同様にして、先ず、洗浄すべきウェーハ16をウェーハ
保持具14上に1枚ずつ水平に保持した後、モータを作
動させてウェーハ保持具14を図5中の矢印R1に示す
方向に回転させ、ウェーハ保持具14に保持したウェー
ハ16を回転させる。また、円筒状の回転支柱32を図
5中の矢印R2に示す方向に回転させ、複数個の羽根3
6をウェーハ保持具14の回転と同一の方向に回転させ
る。更に、排気装置を作動させ、排出口20を介して洗
浄チャンバ12内の下部に負圧を導く。
ーハ洗浄装置30を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。上記第1の実施形態の場合と
同様にして、先ず、洗浄すべきウェーハ16をウェーハ
保持具14上に1枚ずつ水平に保持した後、モータを作
動させてウェーハ保持具14を図5中の矢印R1に示す
方向に回転させ、ウェーハ保持具14に保持したウェー
ハ16を回転させる。また、円筒状の回転支柱32を図
5中の矢印R2に示す方向に回転させ、複数個の羽根3
6をウェーハ保持具14の回転と同一の方向に回転させ
る。更に、排気装置を作動させ、排出口20を介して洗
浄チャンバ12内の下部に負圧を導く。
【0053】その後、洗浄液供給口18から回転するウ
ェーハ16の表面に所定の薬液を供給して、ウェーハ1
6の表面を所定の洗浄液によって洗浄する。続いて、こ
の洗浄の終了後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速
度に変化させ、その回転速度の変化に対応して、複数個
の羽根36の回転速度を変化させると共に、傾倒可能に
設置されている羽根36の傾きを変更した後、洗浄液供
給口18から回転するウェーハ16の表面に純水を供給
して、ウェーハ16の表面を純水によってリンスする。
ェーハ16の表面に所定の薬液を供給して、ウェーハ1
6の表面を所定の洗浄液によって洗浄する。続いて、こ
の洗浄の終了後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速
度に変化させ、その回転速度の変化に対応して、複数個
の羽根36の回転速度を変化させると共に、傾倒可能に
設置されている羽根36の傾きを変更した後、洗浄液供
給口18から回転するウェーハ16の表面に純水を供給
して、ウェーハ16の表面を純水によってリンスする。
【0054】次いで、このリンスの終了後、ウェーハ1
6の回転を更に高速化し、この高速回転によって振り切
り乾燥を行い、ウェーハ16の表面を乾燥させる。この
ときも、このウェーハ16の回転の高速化に対応して、
複数個の羽根36の回転速度を変化させると共に、傾倒
可能に設置されている羽根36の傾きを変更する。
6の回転を更に高速化し、この高速回転によって振り切
り乾燥を行い、ウェーハ16の表面を乾燥させる。この
ときも、このウェーハ16の回転の高速化に対応して、
複数個の羽根36の回転速度を変化させると共に、傾倒
可能に設置されている羽根36の傾きを変更する。
【0055】このような一連の洗浄工程において、ウェ
ーハ16の表面の洗浄、リンス、及び振り切り乾燥を行
う際に、回転しているウェーハ16の表面に供給した薬
液や純水が飛び散り、ウェーハ16の外周部近傍にミス
トが発生する。
ーハ16の表面の洗浄、リンス、及び振り切り乾燥を行
う際に、回転しているウェーハ16の表面に供給した薬
液や純水が飛び散り、ウェーハ16の外周部近傍にミス
トが発生する。
【0056】また、突起状のチャック部を有するウェー
ハ保持具14が回転しているため、通常の場合、同じ場
所にかなり大きな乱流が発生する。しかし、本実施形態
の場合は、ウェーハ16の外周部近傍に、航空機の翼の
断面と同様の断面形状をもつ羽根36がの同一円周上に
等間隔をおいて配置されており、ウェーハ保持具14の
回転と同軸上で同一の方向に所定の速度で回転している
ため、ウェーハ16の周囲から下方の排出口20へ向か
う整流された気流が発生し、羽根36が設置されていな
い通常の場合に発生する乱流を抑制してしまう。
ハ保持具14が回転しているため、通常の場合、同じ場
所にかなり大きな乱流が発生する。しかし、本実施形態
の場合は、ウェーハ16の外周部近傍に、航空機の翼の
断面と同様の断面形状をもつ羽根36がの同一円周上に
等間隔をおいて配置されており、ウェーハ保持具14の
回転と同軸上で同一の方向に所定の速度で回転している
ため、ウェーハ16の周囲から下方の排出口20へ向か
う整流された気流が発生し、羽根36が設置されていな
い通常の場合に発生する乱流を抑制してしまう。
【0057】このようにして、ウェーハ保持具14の回
転とは別個であるが、同軸上、同一の方向に所定の速度
で羽根36が回転することにより、ウェーハ保持具14
の回転に伴う乱流の発生を抑制するため、排気装置(図
示せず)に接続された排出口20を介して洗浄チャンバ
12内の下部に負圧を導いていることと相まって、図5
中の矢印F3に示されるように、ウェーハ16の上方か
らその外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込まれる
ことなくウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、矢印F
4に示されるように、羽根36から下方の排出口20に
向かう安定した気流が作り出される。
転とは別個であるが、同軸上、同一の方向に所定の速度
で羽根36が回転することにより、ウェーハ保持具14
の回転に伴う乱流の発生を抑制するため、排気装置(図
示せず)に接続された排出口20を介して洗浄チャンバ
12内の下部に負圧を導いていることと相まって、図5
中の矢印F3に示されるように、ウェーハ16の上方か
らその外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込まれる
ことなくウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、矢印F
4に示されるように、羽根36から下方の排出口20に
向かう安定した気流が作り出される。
【0058】このため、ウェーハ保持具14の外周部近
傍にミストが発生しても、そのミストはウェーハ16の
周囲から回転する羽根36によって作り出された整流さ
れた気流に乗って排出口20から外部に排出される。ま
た、洗浄チャンバ12内の薬品ガスや浮遊するパーティ
クル等も、同様に回転する羽根36によって作り出され
た整流された気流に乗って排出口20から外部に排出さ
れる。このようにして、ミストや薬品ガスやパーティク
ル等が乱流に巻き込まれてウェーハ16の表面に付着す
ることはなくなる。
傍にミストが発生しても、そのミストはウェーハ16の
周囲から回転する羽根36によって作り出された整流さ
れた気流に乗って排出口20から外部に排出される。ま
た、洗浄チャンバ12内の薬品ガスや浮遊するパーティ
クル等も、同様に回転する羽根36によって作り出され
た整流された気流に乗って排出口20から外部に排出さ
れる。このようにして、ミストや薬品ガスやパーティク
ル等が乱流に巻き込まれてウェーハ16の表面に付着す
ることはなくなる。
【0059】このように本実施形態によれば、洗浄の対
象となるウェーハ16を保持しつつ回転させるウェーハ
保持具14が外周チャック方式であって、通常はその回
転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発生する場
合であっても、ウェーハ保持具14の回転と同軸上に回
転する円筒状の回転支柱32から放射状に延びた複数本
のスポーク部34の先端部にそれぞれ羽根36が設置さ
れ、これら複数の羽根36がウェーハ保持具14の回転
と同軸上に、同一の方向に、所定の速度で回転すること
により、ウェーハ16の周囲から下方の排出口20へ向
かう整流された気流が発生して、羽根36が設置されて
いない通常の場合に発生する乱流を抑制することができ
る。
象となるウェーハ16を保持しつつ回転させるウェーハ
保持具14が外周チャック方式であって、通常はその回
転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発生する場
合であっても、ウェーハ保持具14の回転と同軸上に回
転する円筒状の回転支柱32から放射状に延びた複数本
のスポーク部34の先端部にそれぞれ羽根36が設置さ
れ、これら複数の羽根36がウェーハ保持具14の回転
と同軸上に、同一の方向に、所定の速度で回転すること
により、ウェーハ16の周囲から下方の排出口20へ向
かう整流された気流が発生して、羽根36が設置されて
いない通常の場合に発生する乱流を抑制することができ
る。
【0060】このため、上記第1の実施形態の場合と同
様にして、回転するウェーハ14の周囲に発生するミス
トや洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパーティクル
等は複数の羽根36の回転が作り出す整流された気流に
乗って排出口20から外部に排出され、乱流に巻き込ま
れてウェーハに付着することが防止されるため、洗浄工
程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパーテ
ィクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防止す
ることができる。
様にして、回転するウェーハ14の周囲に発生するミス
トや洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパーティクル
等は複数の羽根36の回転が作り出す整流された気流に
乗って排出口20から外部に排出され、乱流に巻き込ま
れてウェーハに付着することが防止されるため、洗浄工
程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパーテ
ィクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防止す
ることができる。
【0061】また、このウェーハ16の周囲から下方の
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、ウェーハ16の洗浄処理に悪い影響が出ること
を防止することができる。このとき、円筒状の回転支柱
32から放射状に延びた複数本のスポーク部34の先端
部にそれぞれ設置された複数個の羽根36は、ウェーハ
16の外周部近傍に同一円周上に等間隔をおいて配置さ
れていることにより、上記第1の実施形態の場合と同様
に、これら複数個の羽根36の回転によって発生する気
流は洗浄チャンバ12内において均一に整流された気流
となるため、乱流の発生をより効果的に抑制して、ミス
トや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの
付着を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄与するこ
とができる。
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、ウェーハ16の洗浄処理に悪い影響が出ること
を防止することができる。このとき、円筒状の回転支柱
32から放射状に延びた複数本のスポーク部34の先端
部にそれぞれ設置された複数個の羽根36は、ウェーハ
16の外周部近傍に同一円周上に等間隔をおいて配置さ
れていることにより、上記第1の実施形態の場合と同様
に、これら複数個の羽根36の回転によって発生する気
流は洗浄チャンバ12内において均一に整流された気流
となるため、乱流の発生をより効果的に抑制して、ミス
トや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの
付着を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄与するこ
とができる。
【0062】また、これら複数個の羽根36は傾倒可能
に設置されていることにより、上記第1の実施形態の場
合と同様に、例えばウェーハ保持具14の回転速度の変
化に対応して複数個の羽根36の傾きを変更して、最適
な傾きに調整することが可能になるため、乱流の発生を
より効果的に抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパ
ーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる製造
歩留まりの向上に寄与することができる。
に設置されていることにより、上記第1の実施形態の場
合と同様に、例えばウェーハ保持具14の回転速度の変
化に対応して複数個の羽根36の傾きを変更して、最適
な傾きに調整することが可能になるため、乱流の発生を
より効果的に抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパ
ーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる製造
歩留まりの向上に寄与することができる。
【0063】また、これら複数個の羽根36の断面は、
航空機の翼の断面と同様の形状となっていることによ
り、上記第1の実施形態の場合と同様に、整流された気
流を安定的に発生させることが可能になるため、乱流の
発生をより効果的に抑制してミストや薬品ガスや浮遊す
るパーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる
製造歩留まりの向上に寄与することができる。
航空機の翼の断面と同様の形状となっていることによ
り、上記第1の実施形態の場合と同様に、整流された気
流を安定的に発生させることが可能になるため、乱流の
発生をより効果的に抑制してミストや薬品ガスや浮遊す
るパーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる
製造歩留まりの向上に寄与することができる。
【0064】更に、本実施形態においては、複数の羽根
36がウェーハ保持具14と同一の方向に回転する場合
について述べたが、これら複数の羽根36はウェーハ保
持具14と別個独立に設置されているため、ウェーハ保
持具14の回転と反対方向に回転することも可能であ
る。また、これら複数の羽根36の回転速度について
も、ウェーハ保持具14の回転と同一の速度で回転する
ことも、より低速で回転することも、より高速で回転す
ることも可能である。このため、ウェーハ16の洗浄工
程における所定の洗浄液による洗浄、純水によるリン
ス、振り切り乾燥の各段階においてウェーハ保持具14
の回転速度が変化する際、その変化に対応して複数個の
羽根36の回転速度の変化させて、最適な回転速度に調
整することが可能になる。従って、上記第1の実施形態
における羽根22がウェーハ保持具14と共に同一の速
度で同一の方向に回転する場合と比較すると、羽根36
の回転方向及び回転速度についての選択の幅が広くな
り、その分だけ洗浄条件の変化等に対応して乱流の発生
をより効果的に抑制することが可能になり、ミストや薬
品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着を
防止して、更なる製造歩留まりの向上に寄与することが
できる。
36がウェーハ保持具14と同一の方向に回転する場合
について述べたが、これら複数の羽根36はウェーハ保
持具14と別個独立に設置されているため、ウェーハ保
持具14の回転と反対方向に回転することも可能であ
る。また、これら複数の羽根36の回転速度について
も、ウェーハ保持具14の回転と同一の速度で回転する
ことも、より低速で回転することも、より高速で回転す
ることも可能である。このため、ウェーハ16の洗浄工
程における所定の洗浄液による洗浄、純水によるリン
ス、振り切り乾燥の各段階においてウェーハ保持具14
の回転速度が変化する際、その変化に対応して複数個の
羽根36の回転速度の変化させて、最適な回転速度に調
整することが可能になる。従って、上記第1の実施形態
における羽根22がウェーハ保持具14と共に同一の速
度で同一の方向に回転する場合と比較すると、羽根36
の回転方向及び回転速度についての選択の幅が広くな
り、その分だけ洗浄条件の変化等に対応して乱流の発生
をより効果的に抑制することが可能になり、ミストや薬
品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着を
防止して、更なる製造歩留まりの向上に寄与することが
できる。
【0065】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置は、上記第1の
実施形態におけるファン、即ちウェーハ保持具14の外
周部に設置された6個の羽根22から構成されるファン
の代わりに、ウェーハ保持具の回転と同軸上に回転する
洗浄チャンバの内壁に設置され、この洗浄チャンバと共
に回転する複数個の羽根から構成されるファンを具備し
ている点に特徴がある。
態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置は、上記第1の
実施形態におけるファン、即ちウェーハ保持具14の外
周部に設置された6個の羽根22から構成されるファン
の代わりに、ウェーハ保持具の回転と同軸上に回転する
洗浄チャンバの内壁に設置され、この洗浄チャンバと共
に回転する複数個の羽根から構成されるファンを具備し
ている点に特徴がある。
【0066】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を、図6を用いて説明する。ここで、図6は本実
施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部を
示す概略断面図である。なお、上記第1の実施形態にお
ける図1〜図4に示す枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の
構成要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
浄装置を、図6を用いて説明する。ここで、図6は本実
施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部を
示す概略断面図である。なお、上記第1の実施形態にお
ける図1〜図4に示す枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の
構成要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
【0067】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置40においては、洗浄チャンバ42内の中央部
に、外周チャック方式のウェーハ保持具14が設置され
ているが、この洗浄チャンバ42は上下2つに分割され
ており、下のチャンバ42aは通常のように固定されて
いるものの、上のチャンバ42bは、ウェーハ保持具1
4の回転支柱の回転と同軸上に回転できるようになって
いる。
浄装置40においては、洗浄チャンバ42内の中央部
に、外周チャック方式のウェーハ保持具14が設置され
ているが、この洗浄チャンバ42は上下2つに分割され
ており、下のチャンバ42aは通常のように固定されて
いるものの、上のチャンバ42bは、ウェーハ保持具1
4の回転支柱の回転と同軸上に回転できるようになって
いる。
【0068】また、ウェーハ保持具14は、モータ(図
示せず)に接続されて回転可能な回転支柱と、この回転
支柱から放射状に延びる6本のスポーク部と、これらの
スポーク部の先端にそれぞれ設けられ、ウェーハ16を
水平に保持する段差部と、これらの段差部上にそれぞれ
突起状に設けられ、回転するウェーハ16を固定してそ
の飛び出しを防止するためのチャック部とから構成され
る。
示せず)に接続されて回転可能な回転支柱と、この回転
支柱から放射状に延びる6本のスポーク部と、これらの
スポーク部の先端にそれぞれ設けられ、ウェーハ16を
水平に保持する段差部と、これらの段差部上にそれぞれ
突起状に設けられ、回転するウェーハ16を固定してそ
の飛び出しを防止するためのチャック部とから構成され
る。
【0069】また、ウェーハ保持具14の上方には、回
転するウェーハ16の表面を洗浄するための洗浄液を供
給する洗浄液供給口18が設置されている。また、洗浄
チャンバ42の底部には、洗浄チャンバ42内に供給さ
れた洗浄液等の液体と薬品ガス等の気体を外部に排出す
るための排出口20が設けられ、別置された排気装置
(図示せず)に接続されている。
転するウェーハ16の表面を洗浄するための洗浄液を供
給する洗浄液供給口18が設置されている。また、洗浄
チャンバ42の底部には、洗浄チャンバ42内に供給さ
れた洗浄液等の液体と薬品ガス等の気体を外部に排出す
るための排出口20が設けられ、別置された排気装置
(図示せず)に接続されている。
【0070】また、洗浄チャンバ42の回転可能な上の
チャンバ42bの内壁には、複数個の羽根44が等間隔
をおいて傾倒可能に設置されている。即ち、ウェーハ保
持具14に保持されるウェーハ16の外周部近傍に、複
数個の羽根44が同一円周上に等間隔をおいて配置され
ており、これら複数個の羽根44からファンが構成され
ている点に本実施形態の特徴がある。また、これら複数
個の羽根44の断面は、上記第1の実施形態における羽
根22の場合と同様に、航空機の翼の断面と同様の形状
となっている。
チャンバ42bの内壁には、複数個の羽根44が等間隔
をおいて傾倒可能に設置されている。即ち、ウェーハ保
持具14に保持されるウェーハ16の外周部近傍に、複
数個の羽根44が同一円周上に等間隔をおいて配置され
ており、これら複数個の羽根44からファンが構成され
ている点に本実施形態の特徴がある。また、これら複数
個の羽根44の断面は、上記第1の実施形態における羽
根22の場合と同様に、航空機の翼の断面と同様の形状
となっている。
【0071】次に、本実施形態に係る枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置40を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。上記第1の実施形態の場合と
同様にして、先ず、洗浄すべきウェーハ16をウェーハ
保持具14上に1枚ずつ水平に保持した後、モータを作
動させてウェーハ保持具14を図6中の矢印R1に示す
方向に回転させ、ウェーハ保持具14に保持したウェー
ハ16を回転させる。また、洗浄チャンバ42の上のチ
ャンバ42bを図6中の矢印R3に示す方向に回転さ
せ、ウェーハ16の外周部近傍に同一円周上に等間隔を
おいて配置されている複数個の羽根44をウェーハ保持
具14の回転と同一の方向に回転させる。更に、排気装
置を作動させ、排出口20を介して洗浄チャンバ42内
の下部に負圧を導く。
ーハ洗浄装置40を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。上記第1の実施形態の場合と
同様にして、先ず、洗浄すべきウェーハ16をウェーハ
保持具14上に1枚ずつ水平に保持した後、モータを作
動させてウェーハ保持具14を図6中の矢印R1に示す
方向に回転させ、ウェーハ保持具14に保持したウェー
ハ16を回転させる。また、洗浄チャンバ42の上のチ
ャンバ42bを図6中の矢印R3に示す方向に回転さ
せ、ウェーハ16の外周部近傍に同一円周上に等間隔を
おいて配置されている複数個の羽根44をウェーハ保持
具14の回転と同一の方向に回転させる。更に、排気装
置を作動させ、排出口20を介して洗浄チャンバ42内
の下部に負圧を導く。
【0072】その後、洗浄液供給口18から回転するウ
ェーハ16の表面に所定の薬液を供給して、ウェーハ1
6の表面を所定の洗浄液によって洗浄する。続いて、こ
の洗浄の終了後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速
度に変化させ、その回転速度の変化に対応して、洗浄チ
ャンバ42の上のチャンバ42bの回転速度、即ち複数
個の羽根44の回転速度を変化させると共に、傾倒可能
に設置されている羽根44の傾きを変更した後、洗浄液
供給口18から回転するウェーハ16の表面に純水を供
給して、ウェーハ16の表面を純水によってリンスす
る。
ェーハ16の表面に所定の薬液を供給して、ウェーハ1
6の表面を所定の洗浄液によって洗浄する。続いて、こ
の洗浄の終了後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速
度に変化させ、その回転速度の変化に対応して、洗浄チ
ャンバ42の上のチャンバ42bの回転速度、即ち複数
個の羽根44の回転速度を変化させると共に、傾倒可能
に設置されている羽根44の傾きを変更した後、洗浄液
供給口18から回転するウェーハ16の表面に純水を供
給して、ウェーハ16の表面を純水によってリンスす
る。
【0073】次いで、このリンスの終了後、ウェーハ1
6の回転を更に高速化し、この高速回転によって振り切
り乾燥を行い、ウェーハ16の表面を乾燥させる。この
ときも、このウェーハ16の回転の高速化に対応して、
洗浄チャンバ42の上のチャンバ42bの回転速度、即
ち複数個の羽根44の回転速度を変化させると共に、傾
倒可能に設置されている羽根44の傾きを変更する。
6の回転を更に高速化し、この高速回転によって振り切
り乾燥を行い、ウェーハ16の表面を乾燥させる。この
ときも、このウェーハ16の回転の高速化に対応して、
洗浄チャンバ42の上のチャンバ42bの回転速度、即
ち複数個の羽根44の回転速度を変化させると共に、傾
倒可能に設置されている羽根44の傾きを変更する。
【0074】このような一連の洗浄工程において、ウェ
ーハ16の表面の洗浄、リンス、及び振り切り乾燥を行
う際に、回転しているウェーハ16の表面に供給した薬
液や純水が飛び散り、ウェーハ16の外周部近傍にミス
トが発生する。また、突起状のチャック部を有するウェ
ーハ保持具14が回転しているため、通常の場合、同じ
場所にかなり大きな乱流が発生する。しかし、本実施形
態の場合は、ウェーハ16の外周部近傍に、航空機の翼
の断面と同様の断面形状をもつ羽根44が同一円周上に
等間隔をおいて配置されており、洗浄チャンバ42の上
のチャンバ42bの回転に伴って、ウェーハ保持具14
の回転と同軸上で同一の方向に所定の速度で回転してい
るため、ウェーハ16の周囲から下方の排出口20へ向
かう整流された気流が発生し、羽根44が設置されてい
ない通常の場合に発生する乱流を抑制してしまう。
ーハ16の表面の洗浄、リンス、及び振り切り乾燥を行
う際に、回転しているウェーハ16の表面に供給した薬
液や純水が飛び散り、ウェーハ16の外周部近傍にミス
トが発生する。また、突起状のチャック部を有するウェ
ーハ保持具14が回転しているため、通常の場合、同じ
場所にかなり大きな乱流が発生する。しかし、本実施形
態の場合は、ウェーハ16の外周部近傍に、航空機の翼
の断面と同様の断面形状をもつ羽根44が同一円周上に
等間隔をおいて配置されており、洗浄チャンバ42の上
のチャンバ42bの回転に伴って、ウェーハ保持具14
の回転と同軸上で同一の方向に所定の速度で回転してい
るため、ウェーハ16の周囲から下方の排出口20へ向
かう整流された気流が発生し、羽根44が設置されてい
ない通常の場合に発生する乱流を抑制してしまう。
【0075】このようにして、ウェーハ保持具14の回
転とは別個であるが、同軸上、同一の方向に、所定の速
度で羽根44が回転することにより、ウェーハ保持具1
4の回転に伴う乱流の発生を抑制するため、排気装置
(図示せず)に接続された排出口20を介して洗浄チャ
ンバ42内の下部に負圧を導いていることと相まって、
図6中の矢印F5に示されるように、ウェーハ16の上
方からその外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込ま
れることなくウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、矢
印F6に示されるように、羽根44から下方の排出口2
0に向かう安定した気流が作り出される。
転とは別個であるが、同軸上、同一の方向に、所定の速
度で羽根44が回転することにより、ウェーハ保持具1
4の回転に伴う乱流の発生を抑制するため、排気装置
(図示せず)に接続された排出口20を介して洗浄チャ
ンバ42内の下部に負圧を導いていることと相まって、
図6中の矢印F5に示されるように、ウェーハ16の上
方からその外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込ま
れることなくウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、矢
印F6に示されるように、羽根44から下方の排出口2
0に向かう安定した気流が作り出される。
【0076】このため、ウェーハ保持具14の外周部近
傍にミストが発生しても、そのミストはウェーハ16の
周囲から回転する羽根44によって作り出された整流さ
れた気流に乗って排出口20から外部に排出される。ま
た、洗浄チャンバ42内の薬品ガスや浮遊するパーティ
クル等も、同様に回転する羽根44によって作り出され
た整流された気流に乗って排出口20から外部に排出さ
れる。このようにして、ミストや薬品ガスやパーティク
ル等が乱流に巻き込まれてウェーハ16の表面に付着す
ることはなくなる。
傍にミストが発生しても、そのミストはウェーハ16の
周囲から回転する羽根44によって作り出された整流さ
れた気流に乗って排出口20から外部に排出される。ま
た、洗浄チャンバ42内の薬品ガスや浮遊するパーティ
クル等も、同様に回転する羽根44によって作り出され
た整流された気流に乗って排出口20から外部に排出さ
れる。このようにして、ミストや薬品ガスやパーティク
ル等が乱流に巻き込まれてウェーハ16の表面に付着す
ることはなくなる。
【0077】このように本実施形態によれば、洗浄の対
象となるウェーハ16を保持しつつ回転させるウェーハ
保持具14が外周チャック方式であって、通常はその回
転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発生する場
合であっても、ウェーハ保持具14の回転と同軸上に回
転する洗浄チャンバ42の上のチャンバ42bの内壁に
複数個の羽根44が設置され、これら複数個の羽根44
がウェーハ保持具14の回転と同軸上に、同一の方向
に、所定の速度で回転することにより、ウェーハ16の
周囲から下方の排出口20へ向かう整流された気流が発
生して、羽根44が設置されていない通常の場合に発生
する乱流を抑制することができる。
象となるウェーハ16を保持しつつ回転させるウェーハ
保持具14が外周チャック方式であって、通常はその回
転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発生する場
合であっても、ウェーハ保持具14の回転と同軸上に回
転する洗浄チャンバ42の上のチャンバ42bの内壁に
複数個の羽根44が設置され、これら複数個の羽根44
がウェーハ保持具14の回転と同軸上に、同一の方向
に、所定の速度で回転することにより、ウェーハ16の
周囲から下方の排出口20へ向かう整流された気流が発
生して、羽根44が設置されていない通常の場合に発生
する乱流を抑制することができる。
【0078】このため、上記第1の実施形態の場合と同
様にして、回転するウェーハ14の周囲に発生するミス
トや洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパーティクル
等は複数の羽根44の回転が作り出す整流された気流に
乗って排出口20から外部に排出され、乱流に巻き込ま
れてウェーハに付着することが防止されるため、洗浄工
程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパーテ
ィクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防止す
ることができる。
様にして、回転するウェーハ14の周囲に発生するミス
トや洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパーティクル
等は複数の羽根44の回転が作り出す整流された気流に
乗って排出口20から外部に排出され、乱流に巻き込ま
れてウェーハに付着することが防止されるため、洗浄工
程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパーテ
ィクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防止す
ることができる。
【0079】また、このウェーハ16の周囲から下方の
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、ウェーハ16の洗浄処理に悪い影響が出ること
を防止することができる。このとき、洗浄チャンバ42
の回転可能な上のチャンバ42bの内壁に設置された複
数個の羽根44は、ウェーハ16の外周部近傍に同一円
周上に等間隔をおいて配置されていることにより、上記
第1の実施形態の場合と同様に、これら複数個の羽根4
4の回転によって発生する気流は洗浄チャンバ12内に
おいて均一に整流された気流となるため、乱流の発生を
より効果的に抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパ
ーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる製造
歩留まりの向上に寄与することができる。
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、ウェーハ16の洗浄処理に悪い影響が出ること
を防止することができる。このとき、洗浄チャンバ42
の回転可能な上のチャンバ42bの内壁に設置された複
数個の羽根44は、ウェーハ16の外周部近傍に同一円
周上に等間隔をおいて配置されていることにより、上記
第1の実施形態の場合と同様に、これら複数個の羽根4
4の回転によって発生する気流は洗浄チャンバ12内に
おいて均一に整流された気流となるため、乱流の発生を
より効果的に抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパ
ーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる製造
歩留まりの向上に寄与することができる。
【0080】また、これら複数個の羽根44は傾倒可能
に設置されていることにより、上記第1の実施形態の場
合と同様に、ウェーハ保持具14の回転速度の変化に対
応して複数個の羽根44の傾きを変更して、最適な傾き
に調整することが可能になるため、乱流の発生をより効
果的に抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティ
クル等のウェーハへの付着を防止し、更なる製造歩留ま
りの向上に寄与することができる。
に設置されていることにより、上記第1の実施形態の場
合と同様に、ウェーハ保持具14の回転速度の変化に対
応して複数個の羽根44の傾きを変更して、最適な傾き
に調整することが可能になるため、乱流の発生をより効
果的に抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティ
クル等のウェーハへの付着を防止し、更なる製造歩留ま
りの向上に寄与することができる。
【0081】また、これら複数個の羽根44の断面は、
航空機の翼の断面と同様の形状となっていることによ
り、上記第1の実施形態の場合と同様に、整流された気
流を安定的に発生させることが可能になるため、乱流の
発生をより効果的に抑制してミストや薬品ガスや浮遊す
るパーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる
製造歩留まりの向上に寄与することができる。
航空機の翼の断面と同様の形状となっていることによ
り、上記第1の実施形態の場合と同様に、整流された気
流を安定的に発生させることが可能になるため、乱流の
発生をより効果的に抑制してミストや薬品ガスや浮遊す
るパーティクル等のウェーハへの付着を防止し、更なる
製造歩留まりの向上に寄与することができる。
【0082】更に、これら複数の羽根44はウェーハ保
持具14と別個独立に設置されているため、上記第2の
実施形態の場合と同様に、複数の羽根44の回転方向及
び回転速度についても、ウェーハ保持具14の回転と同
一又は反対のいずれの方向にも回転することも可能であ
り、ウェーハ保持具14の回転と同一の速度、より低速
度、より高速度のいずれの速度で回転することも可能で
あるため、上記第1の実施形態の場合と比較すると、羽
根44の回転方向及び回転速度についての選択の幅が広
くなり、その分だけ洗浄条件の変化等に対応して乱流の
発生をより効果的に抑制することが可能になり、ミスト
や薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付
着を防止して、更なる製造歩留まりの向上に寄与するこ
とができる。
持具14と別個独立に設置されているため、上記第2の
実施形態の場合と同様に、複数の羽根44の回転方向及
び回転速度についても、ウェーハ保持具14の回転と同
一又は反対のいずれの方向にも回転することも可能であ
り、ウェーハ保持具14の回転と同一の速度、より低速
度、より高速度のいずれの速度で回転することも可能で
あるため、上記第1の実施形態の場合と比較すると、羽
根44の回転方向及び回転速度についての選択の幅が広
くなり、その分だけ洗浄条件の変化等に対応して乱流の
発生をより効果的に抑制することが可能になり、ミスト
や薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付
着を防止して、更なる製造歩留まりの向上に寄与するこ
とができる。
【0083】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置は、上記第1の
実施形態におけるファン、即ちウェーハ保持具14の外
周部に設置された6個の羽根22から構成されるファン
の代わりに、ウェーハ保持具の外周部と洗浄チャンバの
内壁との間に設置され、所定の速度で所定の方向に回転
する複数個の羽根車から構成されるファンを具備してい
る点に特徴がある。
態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置は、上記第1の
実施形態におけるファン、即ちウェーハ保持具14の外
周部に設置された6個の羽根22から構成されるファン
の代わりに、ウェーハ保持具の外周部と洗浄チャンバの
内壁との間に設置され、所定の速度で所定の方向に回転
する複数個の羽根車から構成されるファンを具備してい
る点に特徴がある。
【0084】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置を、図7を用いて説明する。ここで、図7は本実
施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部を
示す概略断面図である。なお、上記第1の実施形態にお
ける図1〜図4に示す枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の
構成要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
浄装置を、図7を用いて説明する。ここで、図7は本実
施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部を
示す概略断面図である。なお、上記第1の実施形態にお
ける図1〜図4に示す枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の
構成要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
【0085】本実施形態に係る枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置50においては、上記第1の実施形態の場合と同
様に、洗浄チャンバ12内の中央部に、外周チャック方
式のウェーハ保持具14が設置されている。即ち、この
ウェーハ保持具14は、モータ(図示せず)に接続され
て回転可能な回転支柱と、この回転支柱から放射状に延
びる6本のスポーク部と、これらのスポーク部の先端に
それぞれ設けられ、ウェーハ16を水平に保持する段差
部と、これらの段差部上にそれぞれ突起状に設けられ、
回転するウェーハ16を固定してその飛び出しを防止す
るためのチャック部とから構成される。
浄装置50においては、上記第1の実施形態の場合と同
様に、洗浄チャンバ12内の中央部に、外周チャック方
式のウェーハ保持具14が設置されている。即ち、この
ウェーハ保持具14は、モータ(図示せず)に接続され
て回転可能な回転支柱と、この回転支柱から放射状に延
びる6本のスポーク部と、これらのスポーク部の先端に
それぞれ設けられ、ウェーハ16を水平に保持する段差
部と、これらの段差部上にそれぞれ突起状に設けられ、
回転するウェーハ16を固定してその飛び出しを防止す
るためのチャック部とから構成される。
【0086】また、ウェーハ保持具14の上方には、回
転するウェーハ16の表面を洗浄するための洗浄液を供
給する洗浄液供給口18が設置されている。また、洗浄
チャンバ12の底部には、洗浄チャンバ12内に供給さ
れた洗浄液等の液体と薬品ガス等の気体を外部に排出す
るための排出口20が設けられ、別置された排気装置
(図示せず)に接続されている。
転するウェーハ16の表面を洗浄するための洗浄液を供
給する洗浄液供給口18が設置されている。また、洗浄
チャンバ12の底部には、洗浄チャンバ12内に供給さ
れた洗浄液等の液体と薬品ガス等の気体を外部に排出す
るための排出口20が設けられ、別置された排気装置
(図示せず)に接続されている。
【0087】また、ウェーハ保持具12の外周部と洗浄
チャンバ12の内壁との間には、複数個の羽根車52が
等間隔をおいて設置されている。即ち、ウェーハ保持具
14に保持されるウェーハ16の外周部近傍に、複数個
の羽根車52が同一円周上に等間隔をおいて配置されて
いる。この羽根車52は、複数個の羽根54と、これら
複数個の羽根54を回転させるための小型モータ56を
有し、これら複数個の羽根54の回転により、図7中の
矢印F5に示されるように、下方に流れる気流を発生す
るようになっている。そして、これら複数個の羽根車5
2からファンが構成されている点に本実施形態の特徴が
ある。
チャンバ12の内壁との間には、複数個の羽根車52が
等間隔をおいて設置されている。即ち、ウェーハ保持具
14に保持されるウェーハ16の外周部近傍に、複数個
の羽根車52が同一円周上に等間隔をおいて配置されて
いる。この羽根車52は、複数個の羽根54と、これら
複数個の羽根54を回転させるための小型モータ56を
有し、これら複数個の羽根54の回転により、図7中の
矢印F5に示されるように、下方に流れる気流を発生す
るようになっている。そして、これら複数個の羽根車5
2からファンが構成されている点に本実施形態の特徴が
ある。
【0088】次に、本実施形態に係る枚葉スピン式ウェ
ーハ洗浄装置50を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。上記第1の実施形態の場合と
同様にして、先ず、洗浄すべきウェーハ16をウェーハ
保持具14上に1枚ずつ水平に保持した後、モータを作
動させてウェーハ保持具14を図7中の矢印R1に示す
方向に回転させ、ウェーハ保持具14に保持したウェー
ハ16を回転させる。また、小型モータ56を作動させ
て、ウェーハ16の外周部近傍に同一円周上に等間隔を
おいて配置されている複数個の羽根車52の各羽根54
を回転させる。更に、排気装置を作動させ、排出口20
を介して洗浄チャンバ12内の下部に負圧を導く。
ーハ洗浄装置50を用いてウェーハ16の表面を洗浄す
る動作について説明する。上記第1の実施形態の場合と
同様にして、先ず、洗浄すべきウェーハ16をウェーハ
保持具14上に1枚ずつ水平に保持した後、モータを作
動させてウェーハ保持具14を図7中の矢印R1に示す
方向に回転させ、ウェーハ保持具14に保持したウェー
ハ16を回転させる。また、小型モータ56を作動させ
て、ウェーハ16の外周部近傍に同一円周上に等間隔を
おいて配置されている複数個の羽根車52の各羽根54
を回転させる。更に、排気装置を作動させ、排出口20
を介して洗浄チャンバ12内の下部に負圧を導く。
【0089】その後、洗浄液供給口18から回転するウ
ェーハ16の表面に所定の薬液を供給して、ウェーハ1
6の表面を所定の洗浄液によって洗浄する。続いて、こ
の洗浄の終了後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速
度に変化させ、その回転速度の変化に対応して、複数個
の羽根車52の各羽根54の回転速度の変化させた後、
洗浄液供給口18から回転するウェーハ16の表面に純
水を供給して、ウェーハ16の表面を純水によってリン
スする。
ェーハ16の表面に所定の薬液を供給して、ウェーハ1
6の表面を所定の洗浄液によって洗浄する。続いて、こ
の洗浄の終了後、ウェーハ保持具14の回転を所定の速
度に変化させ、その回転速度の変化に対応して、複数個
の羽根車52の各羽根54の回転速度の変化させた後、
洗浄液供給口18から回転するウェーハ16の表面に純
水を供給して、ウェーハ16の表面を純水によってリン
スする。
【0090】次いで、このリンスの終了後、ウェーハ1
6の回転を更に高速化し、この高速回転によって振り切
り乾燥を行い、ウェーハ16の表面を乾燥させる。この
ときも、このウェーハ16の回転の高速化に対応して、
複数個の羽根車52の各羽根54の回転速度を変化させ
る。
6の回転を更に高速化し、この高速回転によって振り切
り乾燥を行い、ウェーハ16の表面を乾燥させる。この
ときも、このウェーハ16の回転の高速化に対応して、
複数個の羽根車52の各羽根54の回転速度を変化させ
る。
【0091】このような一連の洗浄工程において、ウェ
ーハ16の表面の洗浄、リンス、及び振り切り乾燥を行
う際に、回転しているウェーハ16の表面に供給した薬
液や純水が飛び散り、ウェーハ16の外周部近傍にミス
トが発生する。また、突起状のチャック部を有するウェ
ーハ保持具14が回転しているため、通常の場合、同じ
場所にかなり大きな乱流が発生する。しかし、本実施形
態の場合は、ウェーハ16の外周部近傍に、複数個の羽
根車52が同一円周上に等間隔をおいて配置されてお
り、洗浄チャンバ12の上のチャンバ12bの回転に伴
って所定の速度で回転しているため、ウェーハ16の周
囲から下方の排出口20へ向かう整流された気流が発生
し、羽根車52が設置されていない通常の場合に発生す
る乱流を抑制してしまう。
ーハ16の表面の洗浄、リンス、及び振り切り乾燥を行
う際に、回転しているウェーハ16の表面に供給した薬
液や純水が飛び散り、ウェーハ16の外周部近傍にミス
トが発生する。また、突起状のチャック部を有するウェ
ーハ保持具14が回転しているため、通常の場合、同じ
場所にかなり大きな乱流が発生する。しかし、本実施形
態の場合は、ウェーハ16の外周部近傍に、複数個の羽
根車52が同一円周上に等間隔をおいて配置されてお
り、洗浄チャンバ12の上のチャンバ12bの回転に伴
って所定の速度で回転しているため、ウェーハ16の周
囲から下方の排出口20へ向かう整流された気流が発生
し、羽根車52が設置されていない通常の場合に発生す
る乱流を抑制してしまう。
【0092】このようにして、ウェーハ保持具14の回
転とは別個であるが、所定の速度で羽根車52の各羽根
54が回転することにより、ウェーハ保持具14の回転
に伴う乱流の発生を抑制するため、排気装置(図示せ
ず)に接続された排出口20を介して洗浄チャンバ12
内の下部に負圧を導いていることと相まって、図7中の
矢印F7に示されるように、ウェーハ16の上方からそ
の外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込まれること
なくウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、矢印F8に
示されるように、羽根車52の各羽根54から下方の排
出口20に向かう安定した気流が作り出される。
転とは別個であるが、所定の速度で羽根車52の各羽根
54が回転することにより、ウェーハ保持具14の回転
に伴う乱流の発生を抑制するため、排気装置(図示せ
ず)に接続された排出口20を介して洗浄チャンバ12
内の下部に負圧を導いていることと相まって、図7中の
矢印F7に示されるように、ウェーハ16の上方からそ
の外周部近傍に向かう気流は、乱流に巻き込まれること
なくウェーハ16の外周部近傍を通り抜け、矢印F8に
示されるように、羽根車52の各羽根54から下方の排
出口20に向かう安定した気流が作り出される。
【0093】このため、ウェーハ保持具14の外周部近
傍にミストが発生しても、そのミストはウェーハ16の
周囲から回転する羽根車52の各羽根54によって作り
出された整流された気流に乗って排出口20から外部に
排出される。また、洗浄チャンバ12内の薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、同様に回転する羽根車52の
各羽根54によって作り出された整流された気流に乗っ
て排出口20から外部に排出される。このようにして、
ミストや薬品ガスやパーティクル等が乱流に巻き込まれ
てウェーハ16の表面に付着することはなくなる。
傍にミストが発生しても、そのミストはウェーハ16の
周囲から回転する羽根車52の各羽根54によって作り
出された整流された気流に乗って排出口20から外部に
排出される。また、洗浄チャンバ12内の薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、同様に回転する羽根車52の
各羽根54によって作り出された整流された気流に乗っ
て排出口20から外部に排出される。このようにして、
ミストや薬品ガスやパーティクル等が乱流に巻き込まれ
てウェーハ16の表面に付着することはなくなる。
【0094】このように本実施形態によれば、洗浄の対
象となるウェーハ16を保持しつつ回転させるウェーハ
保持具14が外周チャック方式であって、通常はその回
転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発生する場
合であっても、ウェーハ保持具12の外周部と洗浄チャ
ンバ12の内壁との間に複数個の羽根車52が設置さ
れ、これら複数個の羽根車52が所定の速度で所定の方
向に回転することにより、ウェーハ16の周囲から下方
の排出口20へ向かう整流された気流が発生して、羽根
44が設置されていない通常の場合に発生する乱流を抑
制することができる。
象となるウェーハ16を保持しつつ回転させるウェーハ
保持具14が外周チャック方式であって、通常はその回
転によって外周部近傍にかなり大きな乱流が発生する場
合であっても、ウェーハ保持具12の外周部と洗浄チャ
ンバ12の内壁との間に複数個の羽根車52が設置さ
れ、これら複数個の羽根車52が所定の速度で所定の方
向に回転することにより、ウェーハ16の周囲から下方
の排出口20へ向かう整流された気流が発生して、羽根
44が設置されていない通常の場合に発生する乱流を抑
制することができる。
【0095】このため、上記第1の実施形態の場合と同
様にして、回転するウェーハ14の周囲に発生するミス
トや洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパーティクル
等は複数の羽根車52の回転が作り出す整流された気流
に乗って排出口20から外部に排出され、乱流に巻き込
まれてウェーハに付着することが防止されるため、洗浄
工程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパー
ティクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防止
することができる。
様にして、回転するウェーハ14の周囲に発生するミス
トや洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパーティクル
等は複数の羽根車52の回転が作り出す整流された気流
に乗って排出口20から外部に排出され、乱流に巻き込
まれてウェーハに付着することが防止されるため、洗浄
工程におけるウェーハ14へのミストや薬品ガスやパー
ティクル等の付着に起因する製造歩留まりの低下を防止
することができる。
【0096】また、このウェーハ16の周囲から下方の
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、ウェーハ16の洗浄処理に悪い影響が出ること
を防止することができる。このとき、ウェーハ保持具1
2の外周部と洗浄チャンバ12の内壁との間に設置され
た複数個の羽根車52は、ウェーハ16の外周部近傍に
同一円周上に等間隔をおいて配置されていることによ
り、上記第1の実施形態の場合と同様に、これら複数個
の羽根車52の回転によって発生する気流は洗浄チャン
バ12内において均一に整流された気流となるため、乱
流の発生をより効果的に抑制して、ミストや薬品ガスや
浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着を防止し、
更なる製造歩留まりの向上に寄与することができる。
排出口20へ向かう整流された気流が発生することによ
り、洗浄チャンバ12内の下部の負圧を必要以上に強く
して排出口20からの排出量を増大させなくともよくな
るため、ウェーハ16の洗浄処理に悪い影響が出ること
を防止することができる。このとき、ウェーハ保持具1
2の外周部と洗浄チャンバ12の内壁との間に設置され
た複数個の羽根車52は、ウェーハ16の外周部近傍に
同一円周上に等間隔をおいて配置されていることによ
り、上記第1の実施形態の場合と同様に、これら複数個
の羽根車52の回転によって発生する気流は洗浄チャン
バ12内において均一に整流された気流となるため、乱
流の発生をより効果的に抑制して、ミストや薬品ガスや
浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着を防止し、
更なる製造歩留まりの向上に寄与することができる。
【0097】更に、これら複数の羽根車52はウェーハ
保持具14と別個独立に設置されているため、上記第2
の実施形態の場合と同様に、複数の羽根車52の回転方
向及び回転速度についても、ウェーハ保持具14の回転
と同一又は反対のいずれの方向にも回転することも可能
であり、ウェーハ保持具14の回転と同一の速度、より
低速度、より高速度のいずれの速度で回転することも可
能であるため、上記第1の実施形態の場合と比較する
と、羽根車52の回転方向及び回転速度についての選択
の幅が広くなり、その分だけ洗浄条件の変化等に対応し
て乱流の発生をより効果的に抑制することが可能にな
り、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェ
ーハへの付着を防止して、更なる製造歩留まりの向上に
寄与することができる。
保持具14と別個独立に設置されているため、上記第2
の実施形態の場合と同様に、複数の羽根車52の回転方
向及び回転速度についても、ウェーハ保持具14の回転
と同一又は反対のいずれの方向にも回転することも可能
であり、ウェーハ保持具14の回転と同一の速度、より
低速度、より高速度のいずれの速度で回転することも可
能であるため、上記第1の実施形態の場合と比較する
と、羽根車52の回転方向及び回転速度についての選択
の幅が広くなり、その分だけ洗浄条件の変化等に対応し
て乱流の発生をより効果的に抑制することが可能にな
り、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェ
ーハへの付着を防止して、更なる製造歩留まりの向上に
寄与することができる。
【0098】なお、上記第1〜3の実施形態において
は、羽根22、36、44の形状として、航空機の翼の
断面と同様の断面形状となっている場合について述べた
が、これら羽根22、36、44の形状は、こうした航
空機の翼の形状に限られるものではない。例えば扇風機
の羽根の形状や航空機のプロペラの形状等であってもよ
いし、シロッコバキュームファンのような形状であって
もよい。即ち、その回転によって整流された気流が発生
する形状であれば、どのような形状であってもよい。
は、羽根22、36、44の形状として、航空機の翼の
断面と同様の断面形状となっている場合について述べた
が、これら羽根22、36、44の形状は、こうした航
空機の翼の形状に限られるものではない。例えば扇風機
の羽根の形状や航空機のプロペラの形状等であってもよ
いし、シロッコバキュームファンのような形状であって
もよい。即ち、その回転によって整流された気流が発生
する形状であれば、どのような形状であってもよい。
【0099】また、上記第1〜3の実施形態における羽
根22、36、44又は上記第4の実施形態における羽
根車52の回転によって発生する整流された気流は、い
ずれも下方に向かう場合について述べているが、例えば
羽根22、36、44等の傾きを変えて例えば斜め下方
に向かうようにしてもよい。この場合は、上記上記第1
〜4の実施形態において洗浄チャンバ12、42の底部
に設けている排出口20を洗浄チャンバ12、42の側
面に設けて、羽根22、36、44又は羽根車52から
斜め下方に向かう整流された気流が洗浄チャンバ12、
42の側面の排出口20に達するようにすることが望ま
しい。
根22、36、44又は上記第4の実施形態における羽
根車52の回転によって発生する整流された気流は、い
ずれも下方に向かう場合について述べているが、例えば
羽根22、36、44等の傾きを変えて例えば斜め下方
に向かうようにしてもよい。この場合は、上記上記第1
〜4の実施形態において洗浄チャンバ12、42の底部
に設けている排出口20を洗浄チャンバ12、42の側
面に設けて、羽根22、36、44又は羽根車52から
斜め下方に向かう整流された気流が洗浄チャンバ12、
42の側面の排出口20に達するようにすることが望ま
しい。
【0100】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置によれば、次のような
効果を奏することができる。即ち、請求項1に係る枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置によれば、洗浄チャンバ内に
ファンが設置され、ウェーハ保持具上に保持されつつ回
転するウェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気
流を発生させることにより、ウェーハ保持具の回転に伴
ってその外周部近傍に乱流が発生しようとしても、ファ
ンが作り出す整流された気流によって乱流の発生を抑制
することができる。従って、回転するウェーハに供給し
た薬液や純水等の洗浄液が飛び散ってその周囲に発生し
たミストや、洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパー
ティクル等が、ファンが作り出す整流された気流に乗っ
て排出口から外部に排出され、乱流に巻き込まれてウェ
ーハに付着することが防止されるため、洗浄工程におけ
るウェーハへのミストや薬品ガスやパーティクル等の付
着に起因する製造歩留まりの低下を防止することができ
る。
る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置によれば、次のような
効果を奏することができる。即ち、請求項1に係る枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置によれば、洗浄チャンバ内に
ファンが設置され、ウェーハ保持具上に保持されつつ回
転するウェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気
流を発生させることにより、ウェーハ保持具の回転に伴
ってその外周部近傍に乱流が発生しようとしても、ファ
ンが作り出す整流された気流によって乱流の発生を抑制
することができる。従って、回転するウェーハに供給し
た薬液や純水等の洗浄液が飛び散ってその周囲に発生し
たミストや、洗浄チャンバ内の薬品ガスや浮遊するパー
ティクル等が、ファンが作り出す整流された気流に乗っ
て排出口から外部に排出され、乱流に巻き込まれてウェ
ーハに付着することが防止されるため、洗浄工程におけ
るウェーハへのミストや薬品ガスやパーティクル等の付
着に起因する製造歩留まりの低下を防止することができ
る。
【0101】また、請求項2に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンがウェーハ保持具の外周部
に設置された複数個の羽根から構成され、これら複数個
の羽根はウェーハ保持具と共に同一の速度で同一の方向
に回転することにより、これら複数個の羽根の回転がウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を作り
出すため、ウェーハ保持具の回転に伴ってその外周部近
傍に発生しようとする乱流を抑制することができる。従
って、洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、ファンを構成する複数個の羽
根の回転が作り出す整流された気流に乗って排出口から
外部に排出され、乱流に巻き込まれてウェーハに付着す
ることを防止することができ、製造歩留まりの向上に寄
与することができる。
ハ洗浄装置によれば、ファンがウェーハ保持具の外周部
に設置された複数個の羽根から構成され、これら複数個
の羽根はウェーハ保持具と共に同一の速度で同一の方向
に回転することにより、これら複数個の羽根の回転がウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を作り
出すため、ウェーハ保持具の回転に伴ってその外周部近
傍に発生しようとする乱流を抑制することができる。従
って、洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、ファンを構成する複数個の羽
根の回転が作り出す整流された気流に乗って排出口から
外部に排出され、乱流に巻き込まれてウェーハに付着す
ることを防止することができ、製造歩留まりの向上に寄
与することができる。
【0102】また、請求項3に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンがウェーハ保持具とは別個
に設置された複数個の羽根から構成され、これら複数個
の羽根はウェーハ保持具の回転と同軸上に回転すること
により、これら複数個の羽根の回転がウェーハの周囲か
ら排出口へ向かう整流された気流を作り出すため、ウェ
ーハ保持具の回転に伴ってその外周部近傍に発生しよう
する乱流を抑制することができる。従って、洗浄チャン
バ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊するパーティク
ル等も、ファンを構成する複数個の羽根の回転が作り出
す整流された気流に乗って排出口から外部に排出され、
乱流に巻き込まれてウェーハに付着することを防止する
ことができ、製造歩留まりの向上に寄与することができ
る。
ハ洗浄装置によれば、ファンがウェーハ保持具とは別個
に設置された複数個の羽根から構成され、これら複数個
の羽根はウェーハ保持具の回転と同軸上に回転すること
により、これら複数個の羽根の回転がウェーハの周囲か
ら排出口へ向かう整流された気流を作り出すため、ウェ
ーハ保持具の回転に伴ってその外周部近傍に発生しよう
する乱流を抑制することができる。従って、洗浄チャン
バ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊するパーティク
ル等も、ファンを構成する複数個の羽根の回転が作り出
す整流された気流に乗って排出口から外部に排出され、
乱流に巻き込まれてウェーハに付着することを防止する
ことができ、製造歩留まりの向上に寄与することができ
る。
【0103】また、請求項4に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンが洗浄チャンバの内壁に設
置された複数個の羽根から構成され、これら複数個の羽
根は洗浄チャンバと共にウェーハ保持具の回転と同軸上
に回転することにより、これら複数個の羽根の回転がウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を作り
出すため、ウェーハ保持具の回転に伴ってその外周部近
傍に発生しようする乱流を抑制することができる。従っ
て、洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊
するパーティクル等も、ファンを構成する複数個の羽根
の回転が作り出す整流された気流に乗って排出口から外
部に排出され、乱流に巻き込まれてウェーハに付着する
ことを防止することができ、製造歩留まりの向上に寄与
することができる。
ハ洗浄装置によれば、ファンが洗浄チャンバの内壁に設
置された複数個の羽根から構成され、これら複数個の羽
根は洗浄チャンバと共にウェーハ保持具の回転と同軸上
に回転することにより、これら複数個の羽根の回転がウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を作り
出すため、ウェーハ保持具の回転に伴ってその外周部近
傍に発生しようする乱流を抑制することができる。従っ
て、洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮遊
するパーティクル等も、ファンを構成する複数個の羽根
の回転が作り出す整流された気流に乗って排出口から外
部に排出され、乱流に巻き込まれてウェーハに付着する
ことを防止することができ、製造歩留まりの向上に寄与
することができる。
【0104】また、請求項5に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンがウェーハ保持具や洗浄チ
ャンバとは別個に設置された複数個の羽根車から構成さ
れ、これら複数個の羽根車は所定の速度で所定の方向に
回転することにより、これら複数個の羽根車の回転がウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を作り
出すため、ウェーハ保持具の回転に伴ってその外周部近
傍に発生しようとする乱流を抑制することができる。従
って、洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、ファンを構成する複数個の羽
根車の回転が作り出す整流された気流に乗って排出口か
ら外部に排出され、乱流に巻き込まれてウェーハに付着
することを防止することができ、製造歩留まりの向上に
寄与することができる。
ハ洗浄装置によれば、ファンがウェーハ保持具や洗浄チ
ャンバとは別個に設置された複数個の羽根車から構成さ
れ、これら複数個の羽根車は所定の速度で所定の方向に
回転することにより、これら複数個の羽根車の回転がウ
ェーハの周囲から排出口へ向かう整流された気流を作り
出すため、ウェーハ保持具の回転に伴ってその外周部近
傍に発生しようとする乱流を抑制することができる。従
って、洗浄チャンバ内に発生したミストや薬品ガスや浮
遊するパーティクル等も、ファンを構成する複数個の羽
根車の回転が作り出す整流された気流に乗って排出口か
ら外部に排出され、乱流に巻き込まれてウェーハに付着
することを防止することができ、製造歩留まりの向上に
寄与することができる。
【0105】また、請求項6に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根が、ウェー
ハ保持具の外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおいて
配置されていることにより、この羽根の回転が作り出す
気流が洗浄チャンバ内において均一に整流された気流と
なるため、乱流の発生をより効果的に抑制してミストや
薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着
を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄与することが
できる。
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根が、ウェー
ハ保持具の外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおいて
配置されていることにより、この羽根の回転が作り出す
気流が洗浄チャンバ内において均一に整流された気流と
なるため、乱流の発生をより効果的に抑制してミストや
薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの付着
を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄与することが
できる。
【0106】また、請求項7に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根車が、ウェ
ーハ保持具の外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおい
て配置されていることにより、この羽根車の回転が作り
出す気流が洗浄チャンバ内において均一に整流された気
流となるため、乱流の発生をより効果的に抑制してミス
トや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの
付着を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄与するこ
とができる。
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根車が、ウェ
ーハ保持具の外周部近傍の同一円周上に略等間隔をおい
て配置されていることにより、この羽根車の回転が作り
出す気流が洗浄チャンバ内において均一に整流された気
流となるため、乱流の発生をより効果的に抑制してミス
トや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェーハへの
付着を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄与するこ
とができる。
【0107】また、請求項8に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根が傾倒可能
に設置され、羽根の傾きと方向を自由に調整することが
可能になることにより、個々の装置及び洗浄の際の条件
等に対応して羽根の傾きと方向を最適なものに調整する
ことが可能になるため、乱流の発生をより効果的に抑制
してミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェ
ーハへの付着を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄
与することができる。
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根が傾倒可能
に設置され、羽根の傾きと方向を自由に調整することが
可能になることにより、個々の装置及び洗浄の際の条件
等に対応して羽根の傾きと方向を最適なものに調整する
ことが可能になるため、乱流の発生をより効果的に抑制
してミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等のウェ
ーハへの付着を防止し、更なる製造歩留まりの向上に寄
与することができる。
【0108】また、請求項9に係る枚葉スピン式ウェー
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根の断面が航
空機の翼の断面と略同一の形状となっていることによ
り、こうした断面形状をもつ羽根の回転が整流された気
流が安定的に作り出すため、乱流の発生をより効果的に
抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等
のウェーハへの付着を防止し、更なる製造歩留まりの向
上に寄与することができる。
ハ洗浄装置によれば、ファンを構成する羽根の断面が航
空機の翼の断面と略同一の形状となっていることによ
り、こうした断面形状をもつ羽根の回転が整流された気
流が安定的に作り出すため、乱流の発生をより効果的に
抑制して、ミストや薬品ガスや浮遊するパーティクル等
のウェーハへの付着を防止し、更なる製造歩留まりの向
上に寄与することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
【図2】図1の枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置のウェー
ハ保持具及びファンを示す上面図である。
ハ保持具及びファンを示す上面図である。
【図3】図2のA部のウェーハ保持具及びファンの部分
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図4】図3の右面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る枚葉スピン式ウ
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
ェーハ洗浄装置の主要部を示す概略断面図である。
【図8】従来の枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置の主要部
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
10…枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置、12…洗浄チャ
ンバ、14…ウェーハ保持具、14a…回転支柱、14
b…スポーク部、14c…段差部、14d…チャック
部、16…ウェーハ、18…洗浄液供給口、20…排出
口、22…羽根、30…枚葉スピン式ウェーハ洗浄装
置、32…円筒状の回転支柱、34…スポーク部、36
…羽根、40…枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置、42…
洗浄チャンバ、42a…下のチャンバ、42b…上のチ
ャンバ、44…羽根、50…枚葉スピン式ウェーハ洗浄
装置、52…羽根車、54…羽根、56…モータ。
ンバ、14…ウェーハ保持具、14a…回転支柱、14
b…スポーク部、14c…段差部、14d…チャック
部、16…ウェーハ、18…洗浄液供給口、20…排出
口、22…羽根、30…枚葉スピン式ウェーハ洗浄装
置、32…円筒状の回転支柱、34…スポーク部、36
…羽根、40…枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置、42…
洗浄チャンバ、42a…下のチャンバ、42b…上のチ
ャンバ、44…羽根、50…枚葉スピン式ウェーハ洗浄
装置、52…羽根車、54…羽根、56…モータ。
Claims (9)
- 【請求項1】 洗浄チャンバと、前記洗浄チャンバ内に
設置され、ウェーハを保持しつつ回転するウェーハ保持
具と、前記洗浄チャンバの下方に設置され、前記洗浄チ
ャンバ内の気体又は液体を外部に排出するための排出口
と、を有する枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置であって、 前記ウェーハ保持具上に保持されつつ回転する前記ウェ
ーハの周囲から前記排出口へ向かう整流された気体の流
れを発生させるファンが、前記洗浄チャンバ内に設置さ
れていることを特徴とする枚葉スピン式ウェーハ洗浄装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置において、 前記ファンが、前記ウェーハ保持具の外周部に設置さ
れ、前記ウェーハ保持具と共に同一の速度で同一の方向
に回転する複数個の羽根からなることを特徴とする枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置において、 前記ファンが、前記ウェーハ保持具の回転と同軸上に回
転する支柱から延びているスポークの先端部に設置さ
れ、所定の速度で所定の方向に回転する複数個の羽根か
らなることを特徴とする枚葉スピン式ウェーハ洗浄装
置。 - 【請求項4】 請求項1記載の枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置において、 前記ファンが、前記ウェーハ保持具の回転と同軸上に回
転する前記洗浄チャンバの内壁に設置され、前記洗浄チ
ャンバと共に所定の速度で所定の方向に回転する複数個
の羽根からなることを特徴とする枚葉スピン式ウェーハ
洗浄装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置において、 前記ファンが、前記ウェーハ保持具の外周部と前記洗浄
チャンバの内壁との間に設置され、所定の速度で所定の
方向に回転する複数個の羽根車からなることを特徴とす
る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置。 - 【請求項6】 請求項2乃至4のいずれかに記載の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置において、 前記羽根が、前記ウェーハ保持具の外周部近傍の同一円
周上に略等間隔をおいて配置されていることを特徴とす
る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置。 - 【請求項7】 請求項5記載の枚葉スピン式ウェーハ洗
浄装置において、 前記羽根車が、前記ウェーハ保持具の外周部近傍の同一
円周上に略等間隔をおいて配置されていることを特徴と
する枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置。 - 【請求項8】 請求項2乃至4のいずれかに記載の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置において、 前記羽根が、傾倒可能に設置されていることを特徴とす
る枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置。 - 【請求項9】 請求項2乃至4のいずれかに記載の枚葉
スピン式ウェーハ洗浄装置において、 前記羽根の断面が、航空機の翼の断面と略同一の形状と
なっていることを特徴とする枚葉スピン式ウェーハ洗浄
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10116698A JPH11297651A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10116698A JPH11297651A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297651A true JPH11297651A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14293454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10116698A Pending JPH11297651A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 枚葉スピン式ウェーハ洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11297651A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100414022B1 (ko) * | 2001-06-30 | 2004-01-07 | 동부전자 주식회사 | 웨이퍼 세정장치의 매엽식 챔버 |
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| CN102580938A (zh) * | 2011-01-05 | 2012-07-18 | 株式会社迪思科 | 旋转清洗装置 |
| CN102652947A (zh) * | 2011-03-02 | 2012-09-05 | 承澔科技股份有限公司 | 元件清洗机 |
| JP2015035441A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-19 | 株式会社荏原製作所 | 基板洗浄及び乾燥装置 |
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| US12322578B2 (en) | 2017-12-05 | 2025-06-03 | Tokyo Electron Limited | Exhaust device, processing apparatus, and exhausting method |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10116698A patent/JPH11297651A/ja active Pending
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| TWI871514B (zh) * | 2021-05-26 | 2025-02-01 | 南韓商細美事有限公司 | 用於處理基板之設備 |
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