JPH11297662A - 基板処理方法及び装置 - Google Patents
基板処理方法及び装置Info
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Landscapes
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Abstract
ることを防止すると共に、仮に、支持部分に付着した場
合であっても、処理液の基板への飛散を防止できる基板
処理方法を提供することにある。 【解決手段】 純水内で満たされた処理槽1内におい
て、基板ガイド41は下限位置LEPから速度V1 で上
昇を開始する。基板ガイド41は、純水内を一定速度V
1 で上昇していくと、やがてその最上端から減圧チャン
バ2の雰囲気中に露出し、さらに、純水面から所定距離
だけ離れた位置である中間位置IPに到達する。基板ガ
イド41は、さらに上昇し続けるが、中間位置IPを越
えると、速度V2 (V1 <V2 )で上昇する。逆に、基
板ガイド41は、上限位置UEPから速度V4 (=−V
2 )で下降を開始するが、中間位置IPを越えると、速
度V5(|V1 |<|V5 |<|V2 |)でさらに下降
する、
Description
装置に関し、より特定的には、半導体デバイス製造プロ
セス、液晶ディスプレイ製造プロセス、電子部品関連製
造プロセス等において、シリコンウェハ、FPD(Flat
Panel Display)用基板、フォトマスク用ガラス基板、電
子部品等の各種基板を処理する基板処理方法及び装置に
関する。
部を支持部材で支持した状態で、処理槽に貯留された所
定の処理液内に基板を降下させ、基板を処理液中に浸漬
させて処理するものが知られている。そして、基板処理
装置は基板を処理液に所定時間、浸漬させた後、基板を
処理液から引き上げつつ、処理液面にIPA(イソプロ
ピルアルコール)蒸気等の乾燥蒸気を供給して基板を乾
燥させる。また、上述のように基板を処理液の液面に対
して引き上げるのではなく、処理槽の下部から処理液を
排出して処理槽内の処理液の液面を降下させつつ、処理
液の液面に乾燥気体を供給して基板を乾燥させる基板処
理装置も知られている。
板処理装置によると、乾燥処理を終えた基板と支持部材
との隙間に残留した処理液が十分に乾燥されず、その隙
間に処理液がそのまま残存し、基板を均一に乾燥できな
いという問題が発生する。また、このような隙間に処理
液が付着した基板が支持部材上から次工程に搬送された
後も支持部材には処理液が付着している。処理液が付着
した支持部材に新たな基板を載置して、処理液に向けて
降下させると、支持部材が液面に達したときに支持部材
に付着した処理液が基板の主面に飛散する。その結果、
処理液が飛散した個所にパーティクルが発生するという
問題が発生する。
が残留することを防止して基板を均一に乾燥できる基板
処理方法及び装置を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、支持部材に付着した処理液を基板に飛散
させず、基板にパーティクルが発生することを防止でき
る基板処理方法及び装置を提供することにある。
発明は、基板を支持部により支持した状態で処理液に浸
漬させ、当該基板を当該処理液により処理する方法であ
って、支持部を、基板を処理液に浸漬させるために供給
される当該処理液の液面に対して相対的に昇降させる場
合において、液面から一定距離だけ上方に予め設定され
る基準の位置に、支持部が到達する前に、当該支持部と
当該液面との相対速度を第1の速度に設定し、基準の位
置に支持部が到達した時に、第1の速度と異なる第2の
速度に相対速度を設定する。支持部及び処理槽の相対移
動が一定の速い速度で行われると、当該支持部において
実際に基板を支持する部分に処理液が残り易くなった
り、処理部分に予め残留していた処理液が基板表面に飛
散したりする。そこで、第1の発明によれば、相対速度
を2種類用意して、基準の位置に基づいて、互いに異な
る第1及び第2の速度を使い分ける。そのため、この支
持部分に残留しようとする処理液を、貯留された処理液
に、その表面張力の作用により取り込めるようになる。
したがって、この支持部分には処理液が残り難くなり、
パーティクルが付着する可能性を低くすることができ
る。また、支持部分に処理液が残り難いので、処理液が
基板表面に飛散する可能性も自然と低くなる。これによ
って、本基板処理装置は高品質に基板を処理できる。
部が処理液中から液面に相対的に上昇する場合、第1の
速度が第2の速度よりも小さいことを特徴とする。第2
の発明によれば、支持部が処理液から露出する直前に相
対速度が小さくなるので、上記支持部分には処理液が残
り難くなる。
て、支持部が基準よりも高い位置から液面に相対的に下
降する場合、第2の速度が第1の速度よりも小さいこと
を特徴とする。第3の発明によれば、支持部が処理液に
着水する直前に相対速度が小さくなるので、処理液が基
板表面に飛散する可能性も自然と低くなる。
当該基板を当該処理液により処理する装置であって、基
板を支持する支持部と、基板を処理液に浸漬させるため
に、支持部を当該処理液の液面に対して相対的に昇降さ
せる昇降部と、昇降部により相対的に昇降させられる支
持部と液面との位置関係を検出する検出部と、検出部が
検出した位置関係に基づいて、液面から一定距離だけ上
方に予め設定された基準の位置に支持部が到達する前に
は、当該支持部と当該液面との相対速度を第1の速度に
制御すると共に、当該基準に当該支持部が到達した時に
は、当該第1の速度と異なる第2の速度に当該相対速度
を制御する制御部とを備える。第4の発明によれば、第
1の発明と同様に、この支持部分には処理液が残り難く
なり、パーティクルが付着する可能性を低くすることが
できる。また、支持部分に処理液が残り難いので、処理
液が基板表面に飛散する可能性も自然と低くなる。
部が処理液中から液面に相対的に上昇する場合、制御部
が、第1の速度を第2の速度よりも小さく制御すること
を特徴とする。上記第5の発明によれば、第2の発明と
同様に、上記支持部分には処理液が残り難くなる。
て、支持部が基準よりも高い位置から液面に相対的に下
降する場合、制御部が、第2の速度を第1の速度よりも
小さく制御することを特徴とする。上記第6の発明によ
れば、第3の発明と同様に、処理液が基板表面に飛散す
る可能性も自然と低くなる。
て処理液に浸漬させた後、当該処理液の液面近傍に乾燥
蒸気を供給して、当該基板を乾燥させる方法であって、
供給された乾燥蒸気で基板を乾燥させるために、支持部
が基板を支持した状態で処理液中から液面に対して相対
的に上昇する場合において、液面から一定距離だけ上方
に予め設定される基準の位置に、支持部が到達する前
に、当該支持部と当該液面との相対速度を第1の速度に
設定し、基準の位置に支持部が到達した時に、相対速度
を第2の速度に設定し、第1の速度は、第2の速度より
も小さいことを特徴とする。
後、当該処理液の液面近傍に乾燥蒸気を供給して、当該
基板を乾燥させる装置であって、処理液により浸漬され
る基板を支持する支持部と、基板を支持した支持部を、
処理液の液面に対して相対的に上昇させる上昇部と、上
昇部により支持部が処理液中から液面に対して相対的に
上昇している最中に、外部から供給される乾燥蒸気を液
面近傍に供給する供給部と、上昇部によって相対的に上
昇させられる支持部と液面との位置関係を検出する検出
部と、検出部が検出した位置関係に基づいて、液面から
一定距離だけ上方に予め設定される基準の位置に、支持
部が到達する前に、当該支持部と当該液面との相対速度
を第1の速度に制御し、当該基準に当該支持部が到達し
た時に、相対速度を第2の速度に制御する制御部とを備
え、第1の速度は、第2の速度よりも小さいことを特徴
とする。
と同様に、この支持部分には処理液が残り難くなり、パ
ーティクルが付着する可能性を低くすることができる。
また、支持部分に処理液が残り難いので、処理液が基板
表面に飛散する可能性も自然と低くなる。これによっ
て、本基板処理装置は高品質に基板を処理することがで
きる。
に係る基板処理装置の構成を示す断面図である。図2
は、図1に示す基板処理装置において、矢印Aの向きに
沿う断面を、矢印Bの方向から見たときの断面図であ
る。図1及び図2の基板処理装置は、処理槽1と、ケー
シング21とシャッター22とを含む減圧チャンバ2と
を備える。
いる箱状に形成されている。その内側面には、処理槽1
を完全にかつ固定的に収納するための取付け用部材24
が固着される。また、この内側面において処理槽1の上
端部の近傍には、前述のIPA蒸気等を導入する2本の
導入管25が取り付けられる。導入管25は、ケーシン
グ21の底面に対して平行にかつこの内側面に沿って延
びており、その両端部は、図示しないが、ケーシング2
1の側壁を貫通して、IPA蒸気等の供給源等(図示せ
ず)と接続されている。また、導入管25の所定位置に
は、供給されたIPA蒸気等を、処理槽1の上端部に吐
出する吐出口25aが複数形成される。シャッター22
は、開閉自在なケーシング21を蓋として機能し、閉じ
た際には減圧チャンバ2内の気密状態を保つことができ
る。
いて説明する。図3は、この処理槽1の構成を示す一部
破断斜視図である。処理槽1の形状は外板101により
規定され、その上端部は開口している略直方体である。
また、処理槽1の上部外周を取り囲むように、受け板1
03が設けられる。受け板103は、外板101の上部
周縁と協働して、処理槽1から溢れ出た液体を受けるオ
ーバーフロー溝104を形成する。処理槽1の前端近傍
であって、受け板103の底部には孔が開けられ、この
孔にはオーバーフロー排液管105(図3参照)の一端
が接続される。オーバーフロー排液管105の他端は、
図示しないが、ケーシング21の側面を貫通して外部へ
と導かれ、これによって、オーバーフロー溝104に溢
れ出た液体は、当該オーバーフロー排液管105を介し
て減圧チャンバ2の外部へと排出される。
ロー排液管105の下部には、アップフロー管106が
設けられる。このアップフロー管106の一端は、図示
しないが、ケーシング21の側壁を貫通して外部へと導
かれ、純水及び薬液の供給源(図示せず)に接続されて
いる。アップフロー管106の他端は処理槽1の左右両
側部に設けられた2本の注入管107と接続される。こ
れら注入管107は、処理槽1の両外側面に沿って延び
ており、処理槽1の底部と左右側部とを構成する外板1
10の間を連結している(詳しくは図1を参照)。注入
管107の外周には、その軸方向に沿ってかつ処理槽1
内に向けて複数の孔107aが所定間隔毎に形成されて
いる。なお、左右の注入管107は、処理槽1の後端近
傍において、終端されている。
07の斜め上方には、槽内排液管109が設けられる。
この槽内排液管109の一端は、外板101の左右側部
に開けられた孔110と接続されている。また、左右の
槽内排液管109は、処理槽1の前端近傍において統合
され、その他端は、減圧チャンバ2の本体21の側面を
貫通して外部へと導かれている。これによって、処理槽
内の液体が槽内排液管109を介して外部へと排出され
る。
11が並列する。これら基板支持部111の両端は、処
理槽1の対向する2つの内側面に固着される。各基板支
持部111には、所定間隔で複数の溝が形成されてお
り、この溝に基板Wが差し込まれることにより、処理槽
1内で基板Wが位置決めされて支持される。こうして、
処理槽1には、所定枚数の基板Wが互いに間隔を開け
て、かつ平行に配列される。また、基板支持部111の
両端は、上記2つの内側面上において、支持された各基
板Wが確実に処理液(薬液及び洗浄液)に浸漬される位
置に固着される。
昇降装置4が設けられる。この昇降装置4は、基板ガイ
ド41と、その下端部にフィン421を固着されたシャ
フト42と、連結板43と、タイミングベルト44と、
サーボモータ45と、第1〜第3のセンサ46〜48と
を備えている。基板ガイド41には、前述の基板支持部
111に形成された溝と同様のピッチで複数の溝が形成
されており、この溝に基板Wが差し込まれることによ
り、基板Wが支持される。この基板ガイド41は、連結
板43を介してシャフト42の上端部分に固定的に取り
付けられる。シャフト42は、鉛直方向に延びており、
減圧チャンバ2の気密性を保つようにケーシング21の
底を貫く。シャフト42の下端は、タイミングベルト4
4に固着される。サーボモータ45は、タイミングベル
ト44に固着されたシャフト42が鉛直方向に沿うよう
にかつ所定の可動範囲内で移動するような駆動力を発生
する。この駆動力により、基板ガイド41もまた、同様
の可動範囲内で鉛直方向に沿って上下移動する。ここ
で、この基板ガイド41が上下移動可能な下限位置を、
図1及び図2中に示すようにLEPと称し、また上限位
置をUEPと称する。また、LEP及びUEPの間に
は、IPを称する中間位置が予め規定されている。これ
らの3つの位置LEP、IP及びUEPは、後述より明
らかになるので、ここでは詳細を説明しない。
述)がこれら3つの位置LEP、IP及びUEPに基づ
いて、基板ガイド41の昇降速度を制御する。この3つ
の位置LEP、IP及びUEPを検出するために、第1
〜第3のセンサ46〜48と、フィン421とが用いら
れる。各センサ46〜48は、光学式のセンサで構成さ
れており、取り付け用部材を介して減圧チャンバ2に固
定される。ここで、図2中の二点鎖線で囲まれた部分に
は、同図中、矢印Cの向きに沿う断面を、矢印Dが示す
方向から見たときの断面図である。この断面図によれ
ば、第1のセンサ46の断面形状は、概ね「凹」の字型
をしており、ギャップが形成されていることが分かる。
このギャップ内では光の授受が行われている。他の第2
のセンサ47及び第3のセンサ48も、第1のセンサ4
6と同様に構成される。
する際に、各センサ46〜48のギャップ内を通過する
ように、シャフト42に固着される。第1のセンサ46
は、自身のギャップ内をフィン421が通過し、光の授
受が遮断された時に、基板ガイド41がLEPに到達し
たことを示す信号であるDET1 を出力する。第2のセ
ンサ47も同様にして、基板ガイド41がIPに到達し
たことを示す信号であるDET2 を出力する。第3のセ
ンサ48もまた同様にして、基板ガイド41がUEPに
到達したことを示す信号であるDET3 を出力する。
力される。制御部5は、図4において点線で囲まれた部
分に示されるように、CPU51と、ROM52と、モ
ータ制御回路53とを含んでいる。CPU51は、RO
M52内のプログラムに従って動作して、上記上下移動
の速度を制御する。この制御の詳細については後述する
ので、ここでは述べない。
ンバ2の外部には、排気系6、処理液供給部7及び処理
液排出部8が設けられている。排気系6は、必要に応じ
て減圧チャンバ2内を減圧する。処理液供給部7は、各
工程において必要な処理液(薬液又は洗浄液等)を処理
槽1に供給する。処理液排出部8は、槽内排液管109
を導かれてくる、各工程において不必要となった処理液
を処理槽1の外部に排出する。
態を、各工程別に示した図6〜図15に基づいて、図1
〜図4を参照しつつ説明する。また、図5に示される、
本基板処理装置の各工程(ステップS51〜S56)を
示すフローチャート、及び上記昇降速度の制御時にCP
U51が実行する動作(ステップS501〜S514)
を示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この
CPU51の動作は、ROM52内のプログラムに従う
ことを改めて注釈しておく。
程について説明する。準備工程では、減圧チャンバ2の
外部に設置される純水供給源(図示せず)から処理液供
給部7を介してアップフロー管106に純水が供給され
る。アップフロー管106は、供給された純水を注入管
107へと導く。注入管107内へと導かれた純水は図
中点線矢印で示されるように、各孔107a(図3参
照)から処理槽1内に噴出し、処理槽1内に貯留されて
いく。やがて、純水は、処理槽1の開口部分から溢れ出
し、オーバーフロー溝104内に流れ込み、そして、オ
ーバーフロー排液管105(図3参照)を介して減圧チ
ャンバ2の外部へと排出される。そのため、処理槽1内
を薬液処理や基板洗浄処理の直前に清潔にする。CPU
51は、基板ガイド41を予め定められた初期位置(本
説明では、LEPと同じ位置)に静止するように、モー
タ駆動回路53を介して、サーボモータ45を制御し
(図5;ステップS501)、これによって、基板処理
の準備工程は終了する(図5;ステップS51)。
ディング工程について説明する。この工程において、減
圧チャンバ2内は所定の不活性ガスによりパージされ
る。また、純水の供給は準備工程以降継続されている。
フィン421は、図7(b)に示すように、ステップS
501で基板ガイド41が初期位置(LEP)に静止す
るので、前述のDET1 がCPU51に出力される。C
PU51は、DET1 を入力されると第1の速度(以
下、V1 と称す)を選択し、選択したV1 をモータ駆動
回路53に通知するための信号であるMES1 を生成し
出力する(図5;ステップS502)。ここで、V1 と
しては、好ましくは12[mm/sec]以下の極力遅い速度が
選ばれる。この極力遅い速度は、サーボモータ45のト
ルクに依存する。なお、V1 は本願請求項2又は請求項
5に係る発明における第1の速度に相当し、V1 がこの
ように選ばれる理由は後述する。モータ駆動回路53
は、CPU51からMES1 を入力されると、サーボモ
ータ45を駆動するための信号であるDRV1 を生成し
出力する。このDRV1 は、500 [pps](pulse per
second)以下のパルス信号である。サーボモータ45
は、モータ駆動回路53からDRV1 を入力されると正
回転し、これに含まれるパルス数(≦500 [pps])に
応じた駆動力を発生する。これによって、基板ガイド4
1は、図7(a)に示すように、純水で満たされている
処理槽1内を、LEPからV1 で上昇し始める。基板ガ
イド41は、処理槽1内を上昇していくとやがて、その
最上端部分から減圧チャンバ2内の雰囲気に露出してく
る。
する溝は、上述及び図示からも明らかなように、入り組
んでいて複雑な形状をなしている。それゆえ、この溝に
は純水が残り易く、この溝に残留する純水がパーティク
ルの要因となる。しかしながら、本基板ガイド41が純
水で満たされた処理槽1内をV1 という低速で上昇する
ので、相対的に高速で上昇した場合にはこの溝に残留す
る純水が、その表面張力によって処理槽1側の純水に取
り込まれる。これによって、この溝には純水が残留し難
くなり、パーティクルが基板Wに付着し難くなる。ま
た、V1 の上限値である12[mm/sec]は実験結果により
得られた値である。本願出願人は、この実験において、
V1 としての様々な試験的な速度で基板ガイド41を純
水中から引き上げ、試験された各速度毎に、いわゆるパ
ーティクルマップを収集した。その結果、V1 が12[m
m/sec]以下であれば、基板Wにパーティクルが付着する
割合が極めて少ないことが判明した。以上が、V1 が1
2[mm/sec]以下に選ばれる理由である。
内に露出した後、当該基板ガイド41の最下端は、図8
(a)に示すように、純水面から鉛直上方向に所定距離
だけ離れた位置に到達する。この純水面からの所定距離
は、好ましくは2〜3[mm]である。本説明では、この純
水面は処理槽1の最上部と同じ高さを有する。IPは、
純水面から鉛直上方向にこの所定距離だけ離れた位置で
ある。フィン421は、基板ガイド41がIPに到達す
ると、図8(b)に示すように、第2のセンサ47のギ
ャップに位置するので、前述のDET2 がCPU51に
出力される。CPU51は、DET2 を入力されると、
第2の速度(以下、V2 と称す)を選択し、この選択さ
れたV2 をモータ駆動回路53に通知するための信号で
あるMES2 を生成し出力する(図5;ステップS50
3)。なお、V2 は本願請求項2又は請求項5に係る発
明における第2の速度に相当する。このV2 としては、
好ましくは168[mm/sec]程度の極力速い速度が選ば
れ、基板処理の高速化が図られる。モータ駆動回路53
は、CPU51からMES2 を入力されると、サーボモ
ータ45を駆動するための信号であるDRV2 を生成し
出力する。このDRV 2 は、7000 [pps]程度のパル
ス信号である。サーボモータ45は、モータ駆動回路5
3からDRV2 を入力されると正回転し、これに含まれ
るパルス数(≒7000 [pps])に応じた駆動力を発生
する。これによって、基板ガイド41は、IPからV2
(≒168[mm/sec])で上昇し始める。さらに、この
時、減圧チャンバ2のシャッター22が開けられる。
に、上記雰囲気内を上昇していき、ケーシング21の開
口部から減圧チャンバ2の外部に露出しつつ、UEPに
到達する。フィン421は、基板ガイド41がUEPに
到達すると、図9(b)に示すように、第3のセンサ4
8のギャップに位置するので、前述のDET3 がCPU
51に出力される。CPU51は、DET3 を入力され
ると、基板ガイド41を静止させるための第3の速度、
(=0[mm/sec];以下、V3 と称す)を選択し、この選
択されたV3 をモータ駆動回路53に通知するための信
号であるMES 3 を生成し出力する(図5;ステップS
504)。モータ駆動回路53は、CPU51からME
S3 を入力されると、サーボモータ45を停止させるた
めに、前述のDRV3 の生成を停止する。これによっ
て、サーボモータ45は停止し、基板ガイド41はUE
Pに静止する。
の実行を終了する頃、搬送ロボット7は、図10に示す
ように、他工程の終了した基板Wをチャック71によっ
て所定枚把持し、本基板処理装置の上部まで搬送してい
る。次に、搬送ロボット7は、UEPで静止中の基板ガ
イド41上に、搬送された基板Wを載置し、チャック7
1を矢印Aの向きに回動させて、基板Wを離す。これに
よって、基板Wは、基板ガイド41の支持部分に差し込
まれ、支持される。以上の説明からも明らかなように、
本説明においてUEPは、搬送ロボット7が基板Wを基
板ガイド41に受け渡す位置として規定される。
が終了すると(図5;ステップS505)、第4の速度
(以下、V4 (=−V2 )と称す)を選択し、選択され
たV 4 をモータ駆動回路53に通知するための信号であ
るMES4 を生成し出力する(図5;ステップS50
6)。モータ駆動回路53は、CPU51からMES4
を入力されると、サーボモータ45を駆動するための信
号であるDRV4 を生成し出力する。このDRV4 は、
7000 [pps]程度でサーボモータ45を負回転させ
る。サーボモータ45は、モータ駆動回路53からDR
V4 を入力されると、これに含まれるパルス数(≒70
00 [pps])に応じた駆動力を発生する。これによっ
て、基板ガイド41は、UEPから鉛直下方向にV4
(≒168[mm/sec])で下降し始める(図10中の矢印
B参照)。なお、V4 は本願請求項3又は請求項6に係
る発明の第1の速度に相当する。図11に示されるよう
に、基板ガイド41及び連結板43が完全に減圧チャン
バ2の雰囲気内に収まると、シャッター22が閉じられ
る。
ていくと、やがてIPに到達する。この時、図8(b)
と同様に、フィン421が第2のセンサ47のギャップ
に位置し、DET2 がCPU51に出力される。CPU
51は、DET2 を入力されると、第5の速度(以下、
V5 と称す)を選択し、選択されたV5 をモータ駆動回
路53に通知するための信号であるMES5 を生成し出
力する(図5;ステップS507)。このV5 として
は、鉛直下向きであって、48[mm/sec]以下の遅い速度
が選ばれる。なお、V5 は本願請求項3又は請求項6に
係る発明の第2の速度に相当し、V5 がこのように選ば
れる理由は後述する。モータ駆動回路53は、CPU5
1からMES5 を入力されると、サーボモータ45を駆
動するためのパルス信号であるDRV5 を生成し出力す
る。このDRV5 は、2000 [pps]以下でサーボモー
タ45を負回転させる。サーボモータ45は、モータ駆
動回路53から駆動信号DRV5 を入力されると負回転
すると共に、基板ガイド41は、中間位置IPから鉛直
下方向にV5 (≦48[mm/sec])で下降し始める。基板
ガイド41は、中間位置IPが処理槽1の上端部分から
所定距離だけ離れているので、V4 で下降し始めた直後
に、図11からも明らかなように、その最下端部分から
純水中に入っていく(同図中の矢印A参照)。
からUEPまで上昇する間、相対的に遅く上昇するよう
に制御され、基板Wの支持部分には純水が残りにくくな
っているが、実際には残る場合もある。この時に、純水
が基板ガイド41に残ってしまうと、パーティクルの要
因となるのは、前述した通りである。ここで、基板ガイ
ド41を高速に入水させる場合の弊害について検討す
る。基板ガイド41を高速に入水させればさせる程、処
理槽1内の純水が飛沫となって激しく飛散する。その上
で、パーティクルの要因となる純水が基板ガイド41に
残っていると、飛沫の飛散に伴って、当該基板ガイド4
1に残っていた純水が基板Wに飛散する。このように純
水が飛散した結果、基板処理後の基板Wにはパーティク
ルが付着していることが多くなる。このことから、基板
ガイド41が着水する直前に、当該基板ガイド41の下
降速度は遅くなるように制御されている。つまり、V5
は低速であることが好ましい。このようにV5 を低速に
選ぶことによって、処理槽1内の純水が飛沫となって飛
散することを防ぎ、この結果、基板処理後の基板Wには
パーティクルが付着し難くなる。また、昇降速度V5 の
上限値である48[mm/sec]は、V1 を選んだ場合と同様
に、本願出願人が実験した結果より得られた値である。
以上が、V5 が48[mm/sec]以下に選ばれる理由であ
る。
いき、処理槽1内の基板支持部111の間を通り抜ける
時、各基板Wが基板ガイド41から基板支持部111へ
と受け渡される。各基板Wは、基板支持部111の溝に
差し込まれ、そこで位置決められて支持される。これに
よって、各基板Wは、図12に示すように、処理槽1内
に収納される。その後、基板ガイド41はLEPに到達
し、フィン421は、図7(b)と同様に、第1のセン
サ46のギャップ内に位置する。そのため、DET1 が
CPU51に出力される。CPU51は、DET1 を入
力されると、V 3 (=0[mm/sec])を選択し、この選択
されたV3 をモータ駆動回路53に通知するための信号
であるMES3 を生成し出力する(図5;ステップS5
08)。モータ駆動回路53は、CPU51からMES
3 を入力されると、サーボモータ45を停止させるため
に、前述のDRV3 の生成を停止する。これによって、
サーボモータ45は停止し、図12に示すように、基板
ガイド41はUEPに静止する。これによって、搬送/
ローディング工程が終了する(図5;ステップS5
2)。
程について説明する。この薬液処理の間中、基板ガイド
41はLEPに静止しており、さらに、所定量の不活性
ガスにより減圧チャンバ2内がパージされる。このよう
な状況下で、減圧チャンバ2の外部の薬液供給源(図示
せず)からアップフロー管106(図2参照)に薬液と
してのエッチング液が供給される。供給された薬液は、
アップフロー管106から注入管107へと導びかれ、
当該注入管107の各孔107aから処理槽1内に噴出
する。アップフロー管106には、外部の薬液供給源か
ら一定時間継続的に薬液が供給されるため、処理槽1内
における薬液の濃度は、徐々に高くなり、やがて一定濃
度となる。また、その間に処理槽1から溢れ出す液体
(主として純水と薬液との混合液)は、オーバーフロー
溝104内に流れ込み、オーバーフロー排液管105を
介して減圧チャンバ2の外部へと排出される。これによ
って、基板Wは、常に新しい薬液に浸漬されることにな
る。そして、薬液供給源は、薬液処理工程の開始から一
定時間経過すると、薬液の供給を停止し、エッチング処
理工程等の薬液処理工程が終了する(図5;ステップS
53)。
について説明する。この洗浄工程が開始されると、基板
の洗浄液としての純水が外部の純水供給源(図示せず)
からアップフロー管106に純水が供給される。この供
給された純水は、アップフロー管106から注入管10
7へと導かれ、当該注入管107の各孔107aから処
理槽1内へと噴出する。この噴出した純水は、各基板W
の間へと流れ込み、各基板Wの表面をまんべんなく洗浄
する。また、純水が供給され続けている間に処理槽1か
ら溢れ出る液体(主として純水と薬液との混合液)は、
オーバーフロー溝104内に流れ込み、オーバーフロー
排液管105を介して減圧チャンバ2の外部へと排出さ
れる。これによって、薬液処理工程時に各基板Wを浸漬
していた薬液は、処理槽1内に滞留せず、溢れ出た液体
と共に外部へと排出される。純水は処理槽1内に継続的
に供給されるため、処理槽1内の薬液の濃度は徐々に薄
まり、やがて処理槽1内は純水のみに置換される。そし
て、処理槽1内の液体の比抵抗値が所定値(例えば、純
水の比抵抗値)になったことを比抵抗計(図示せず)が
検出すると、純水の供給が停止され、洗浄工程が終了す
る(図5;ステップS54)。なお、上記洗浄工程では
基板の洗浄液として純水を用いているが、基板を洗浄で
きる液体(例えば、ふっ酸添加純水)であれば、何を用
いても良い。
上げ乾燥工程について説明する。CPU51は、洗浄工
程が終了すると(図5;ステップS509)、第6の昇
降速度(以下、V6 と称す)を選択し、この選択したV
6 をモータ駆動回路53に通知するための信号であるM
ES6 を生成し出力する(ステップS510)。なお、
V6 は本願請求項7又は請求項8に係る発明における第
1の速度に相当する。ここで、V6 の大きさは、1[mm/
sec] から5[mm/sec] の範囲が好ましい。モータ駆動回
路53は、CPU51からMES6 を入力されると、サ
ーボモータ45を駆動するための信号であるDRV6 を
生成し出力する。このDRV6 は、上記V6 に比例する
パルス数を有しており、サーボモータ45を回転させ
る。サーボモータ45は、モータ駆動回路53から入力
されるDRV6 が含むパルス数に応じた駆動力を発生す
る。これによって、基板ガイド41は、LEPからV6
で上昇し始め、基板支持部111の間を通り抜ける時、
各基板Wが基板支持部111から基板ガイド41へと受
け渡される。各基板Wは、基板ガイド41の溝に差し込
まれ、そこで位置決められて支持される。これによっ
て、基板ガイド41に支持される各基板Wは、処理槽1
から引き上げられ、減圧チャンバ2内の雰囲気に露出し
てくる。
と、図示しない外部の供給源から、基板を乾燥させるた
めの蒸気としてのIPA蒸気が導入管25に供給され始
める。供給されたIPA蒸気は、図13において矢印で
示すように、導入管25の複数の吐出口25aから処理
槽1の上端部に向けて吐出され、処理槽1から引き上げ
られてくる各基板Wに吹き付けられる。その結果、各基
板WではIPA蒸気が凝縮し、当該各基板Wに付着して
いる液滴(主として純水)はIPAに置換される。この
ように、IPA蒸気を吹き付けながら各基板Wを引き上
げていくと、やがて、図8(b)と同様に、基板ガイド
41がIPに到達するので、DET2 がCPU51に出
力される。CPU51は、このDET2 を入力されると
V3 を(=0[mm/sec])選択し、前述のMES3 を生成
し、モータ駆動回路53に出力する(図5;ステップS
511)。モータ駆動回路53は、前述した通り、入力
されたMES3 に基づいて、DRV2 の生成を停止し、
その結果、基板ガイド41はIPで静止する。
ると、図14に示すように、IPA蒸気の供給が停止さ
れると共に、排気系6(図1参照)は、内部の真空ポン
プ(図示せず)を作動させ排気を行う。その結果、減圧
チャンバ2内は減圧され、現在静止中の各基板Wの表面
で凝縮して液滴と置換したIPAを蒸発させ、これによ
って、当該各基板Wは乾燥する。排気系6は、内部の真
空ポンプを、所定時間だけ動作させた後、停止させる。
これによって、引き上げ乾燥工程が終了する(図5;ス
テップS55)。ここで、この所定時間とは、各基板W
を乾燥させるのに十分な時間である。なお、蒸気引き上
げ乾燥工程では、乾燥蒸気としてIPAを用いている
が、これに限られず、水溶性でかつ基板上に残る水滴の
表面張力を低下させる性質を有する有機溶剤の蒸気であ
れば、何を用いても良い。
ディング/搬送工程について説明する。CPU51は、
上記所定時間が経過すると(図5;ステップS51
2)、前述のV2 を選択して、前述のMES2 を生成し
出力する(図5;ステップS513)。このV2 は、本
願請求項7又は請求項8に係る発明における第2の速度
に相当し、前述したように極力速い速度が選ばれるが、
このアンローディング/搬送工程において、このV2
は、基板を過剰に乾燥させないための速度でもある。モ
ータ駆動回路53は、CPU51からMES2 を入力さ
れると、DRV2 を生成し出力する。サーボモータ45
は、入力されるDRV2 に応じた駆動力を発生する。こ
れによって、基板ガイド41は、処理槽1内において中
間位置IPからV2 (≒168[mm/sec])で上昇し始め
る。さらに、この時、減圧チャンバ2のシャッター22
が開けられる。
囲気を上昇して、UEPに到達した時、DET3 がCP
U51に出力される。その結果、ステップS504と同
様の処理が実行され、その結果、基板ガイド41はUE
Pで静止する(ステップS514)。そして、図15の
矢印Aで示すように、搬送ロボット7はチャック71に
よって基板Wを把持し、他の位置へと搬送する。
数種類の速度Vで移動することが可能であった。しかし
ながら、少なくとも2つの速度、つまり相対的に速い速
度と遅い速度を準備しておけば、処理液面近傍で基板ガ
イド41の速度を変化させることができ、これによって
基板ガイド41と基板Wとの隙間に付着した純水を十分
に乾燥することができる。
処理装置について説明する。本基板処理装置は、原則と
して、第1の実施形態と同様であるため、本基板処理装
置において、第1の実施形態のものに相当する構成部分
には、同一の参照番号を付し、その説明を省略する。し
かしながら、本基板処理装置は、第4のセンサ(図示せ
ず)を備える点で相違し、さらにROM52内に書き込
まれているプログラムは部分的に相違する。より具体的
には、本基板処理装置のCPU51は、図5に示すステ
ップS501〜S514の内、ステップS510に代え
て、図16に示すようなステップS1601〜S160
2を実行する点で異なる。以下、本基板処理装置につい
て、この相違点を中心に説明する。
通り、図5のステップS509が実行されることにより
終了する。CPU51は、ステップS509の後、第7
の昇降速度(以下、V7 と称す)を選択し、この選択し
たV7 をモータ駆動回路53に通知するための信号であ
るMES7 を生成し出力する(図16;ステップS16
01)。このV7 の詳細については後述するので、ここ
では述べない。モータ駆動回路53は、CPU51から
MES7 を入力されると、サーボモータ45を駆動する
ための信号であるDRV7 を生成し出力する。このDR
V7 は、上記V 7 に比例するパルス数を有しており、サ
ーボモータ45を回転させる。サーボモータ45は、モ
ータ駆動回路53から入力されるDRV7 が含むパルス
数に応じた駆動力を発生する。これによって、基板ガイ
ド41は、LEPからV7 で上昇し始め、前述した通
り、やがて、各基板Wが基板支持部111から基板ガイ
ド41へと受け渡される。各基板Wは、基板ガイド41
の溝によって支持される。これによって、基板ガイド4
1に支持される各基板Wは、処理槽1から引き上げられ
る。
と、第1の実施形態での説明と同様の方法で、所定の有
機溶剤(IPA等)の蒸気が、引き上げられてくる各基
板Wに吹き付けられる(図13参照)。その結果、各基
板WではIPA蒸気が凝縮し、当該各基板Wに付着して
いる液滴(主として純水)は所定の有機溶剤に置換され
る。そのまま、有機溶剤の蒸気を吹き付けながら各基板
Wを引き上げていくと、やがて、基板ガイド41の上端
部が純水面の直下に到達する。上記第4のセンサは、第
1のセンサ46と同様に構成されており、基板ガイド4
1の上端部が純水面の直下に到達した時に、自身のギャ
ップ間をフィン421が通過するように予め取り付けら
れている。また、第4のセンサは、上端部が純水面の直
下に到達したことを示す信号であるDET4 をCPU5
1に出力する。CPU51は、このDET4 を入力され
るとV8 を選択し、この選択したV8 をモータ駆動回路
53に通知するための信号であるMES8 を生成し出力
する(図16;ステップS1602)。このV8 の詳細
についても後述するので、ここでは述べない。モータ駆
動回路53は、CPU51からMES8 を入力される
と、サーボモータ45を駆動するための信号であるDR
V8 を生成し出力する。このDRV8 は、上記V8 に比
例するパルス数を有しており、サーボモータ45を回転
させる。サーボモータ45は、モータ駆動回路53から
入力されるDRV8 が含むパルス数に応じた駆動力を発
生する。これによって、基板ガイド41の上昇速度は、
基板ガイド41の上端部が純水面の直下を境に、V7 か
らV8 でに変化する。
板ガイド41がIPに到達するので、DET2 がCPU
51に出力されるが、これ以降のCPU51の動作は、
図5のステップS511以降に示される通りであるた
め、その説明を省略する。
る基板処理装置では、基板ガイド41の上昇速度は、基
板ガイド41の上端部が純水面の直下を境に、V7 から
V8に変化する。ここで、V7 とV8 との関係について
説明する。第1の実施形態で説明した通り、基板ガイド
41の溝には基板Wの下部が差し込まれる。したがっ
て、支持された基板Wにおいて、溝に差し込まれている
部分よりも上側(つまり、基板ガイド41よりも上側)
では、当該基板Wを相対的に高速に引き上げても、パー
ティクルの要因とならないことは、第1の実施形態より
明らかである。しかしながら、溝に填り込んでいる部分
(基板ガイド41の溝部分)については、パーティクル
の要因となるので、基板Wを相対的に低速に引き上げる
必要がある。したがって、V7 とV8 のと関係は、V7
>V8 を満たすことが必要最低限の条件となる。V8
は、本願請求項7又は請求項8に係る発明における第1
の速度に相当する。また、V8 は1[mm/sec] から5[mm
/sec] の範囲であることが好ましい。このように、第2
の実施形態によれば、引き上げ乾燥を行う場合に、支持
された基板Wの位置に応じて速度を最適に制御できるよ
うになり、これによって、基板ガイド41と基板Wとの
隙間に付着した純水を十分に乾燥することができて基板
W表面にパーティクルが付着したり、ウォーターマーク
が発生したりすることを抑制できる。
処理装置について説明する。本実施形態の基板処理装置
はいわゆるドレン乾燥工程を実行するが、その処理槽の
構造は図3に示すものと同様であり、減圧チャンバの構
造も、図1及び図2に示したものと部分的に似ている。
そのため、本基板処理装置において、第1の実施形態の
ものに相当する構成部分には、同一の参照番号を付し、
その説明を省略する。図17は、本実施形態に係る基板
処理装置の構成を示す断面図である。図17に示す減圧
チャンバ2は、図1及び図2に示す減圧チャンバと比較
すると、その上端面を低くできる点と、導入管25の設
置位置と、第1〜第3のセンサ46〜48、フィン42
1及び制御部5に代えて制御部9を備える点で相違す
る。それ以外の相違点には異なる点は無い。まず、導入
管25は、ケーシング21内側の最上部近傍に設置され
る。なお、制御部9については後述するので、ここでは
説明しない。
係るものと同様に、準備工程→搬送/ローディング工程
→薬液処理工程→洗浄工程という一連の工程(図5参
照)を実行する。図17はさらに、洗浄工程終了時にお
ける基板処理装置の状態も示している。この基板処理終
了時には、洗浄液が十分に処理槽1に満たされている。
また、基板ガイド41は、前述のLEPに相当する位置
に静止している。このような状況下で、ドレン乾燥工程
が開始される。ドレン乾燥工程では、まず最初に、処理
槽1内の洗浄液面を微小量低下させるため、槽内排液管
109から洗浄液が微小量排出される。これは、洗浄液
面で凝縮する有機溶剤が処理槽1の外部へと流出するこ
とを防ぐためである。
示すように、処理槽1内に貯留されている洗浄液面に向
けて、外部の供給源から供給される有機溶剤(前述)の
蒸気をその吐出口25aから吐出する。その結果、有機
溶剤は洗浄液面上で凝縮する。制御部9は、有機溶剤の
供給開始から、凝縮した有機溶剤の層が一定の厚さにな
るような時間経過後、急速開放弁97を所定量開き、後
述する降下速度の制御を実行しつつ、処理槽1内の洗浄
液を槽内排液管109から排出させる。この排出の間
中、導入管25は有機溶剤の蒸気を供給し続けている。
また、制御された降下速度で洗浄液面がこの排出により
降下するにつれて、基板支持部111に支持された各基
板Wが減圧チャンバ2内の雰囲気に露出する共に、当該
各基板Wには洗浄液面で凝縮した有機溶剤が付着する。
したがって、各基板Wに付着している洗浄液の滴は、凝
縮した有機溶剤に置換される。これによって、各基板W
の表面にはこの滴が残ることなく、当該表面は十分に乾
燥する。そして、図19に示すように洗浄液面の位置が
各基板に対して十分に低下し、かつ各基板Wと基板支持
部111の溝との間に、残留する洗浄液が十分に乾燥す
ると、有機溶剤の蒸気の供給は終了する。
バ2内は所定量の不活性ガスによりパージされる。同時
に、減圧チャンバ2内は排気系6により減圧される。そ
の結果、有機溶剤の沸点が低下し、減圧チャンバ2内に
残留している有機溶剤は容易に蒸発し、各基板Wの表面
は短時間で乾燥する。排気系6は、減圧チャンバ2内の
不必要な有機溶剤が減圧により十分に乾燥するような時
間経過後、減圧を停止する。この減圧停止後、減圧チャ
ンバ2内では、再度パージが実行されて、減圧チャンバ
2内を大気圧まで戻す。こうしてドレン乾燥工程が終了
する。以上説明したように、本基板処理装置は減圧チャ
ンバ2及び排気系6によりLPD(Low Pressure Dryin
g) を実行でき、高品質な基板Wを生成できる。
終了後、アンローディング/搬送工程を実行するが、こ
れについては図5のステップS56で既に説明している
ので、その説明を省略する。
109から排出される洗浄液を導く配管上に設けられ
る。この急速開放弁97のオリフィス径がドレン乾燥工
程の間一定に制御されている場合、減圧チャンバ2の外
部に排出される洗浄液が当該オリフィスを通過する流量
は、処理槽1内に貯留された洗浄液の位置エネルギー、
つまり洗浄液面の高さに比例する。そのため、洗浄液面
の位置が低くなってくると、急速開放弁97から排出さ
れる洗浄液の流量が減り、その結果、洗浄液面の降下速
度は小さくなる。また、図示からも明らかなように、基
板支持部111の溝には基板Wの下部が差し込まれる。
したがって、支持された基板Wにおいて、溝に填り込ん
でいる部分よりも上側(つまり、基板支持部111より
も上側)では、当該基板Wを相対的に高速に引き上げて
も、パーティクルの要因とならないことは、第1の実施
形態より明らかである。
乾燥工程の間中、以下の洗浄液の降下速度の制御を実行
する。前述したように、制御部9は、液面センサ91
と、微圧計92と、CPU93と、ROM94と、電空
レギュレータ95と、圧力調整器96(アクチュエー
タ)と、急速開放弁97とを含んでいる。液面センサ9
1は、処理槽1内に配置されており、微圧計92により
微小量の不活性ガスをドレン乾燥工程の間中継続的に供
給される。液面センサ91は、供給された不活性ガス
を、その先端から排出する。排出された不活性ガスは、
気泡となって、液面センサ91を覆う中空円柱状のカバ
ー内を浮上していく(図18参照)。微圧計92は、液
面センサ91からの気泡の排出圧に基づいて、処理槽1
内における洗浄液面の現在の高さを測定する。ここで、
本実施形態では、この微圧計92が測定する洗浄液面の
高さは、上述のLEPに対応するものとする。微圧計9
2は、測定した洗浄液面の高さHを含む信号であるDE
TH を一定時間毎にCPU92に出力する。
めのプログラムが予め書き込まれている。CPU93
は、このプログラムに従って、図20に示す処理手順を
実行して、洗浄液の降下速度を制御する。CPU92
は、上述のDETH が入力されるのを待機している(ス
テップS201)。CPU92は、DETH が入力され
ると、ROM94に予め準備されているテーブルにアク
セスする(ステップS202)。このテーブルには、D
ETH が含む高さH毎に、最適なオリフィス径(D ori
と称す)が予め書き込まれている。より具体的には、洗
浄液面の高さHが、処理槽1の上端部の等しい高さ(以
下、H2 と称す)から、基板支持部111の最上端部か
ら所定距離だけ離れた直上部分に等しい高さ(以下、H
1 と称す)までの範囲内では、第2の実施形態のV7 に
相当する相対的に高速な降下速度(以下、V9 と称す)
が得られるようなDori がテーブルには書き込まれてい
る。それに対して、高さHがH1 からH0 (上述のLE
Pに相当する高さ)までの範囲内では、前述のV8 に相
当する相対的に低速な降下速度(以下、V10と称す)が
得られるようなDori がテーブルに書き込まれている。
クセスしたテーブルから、入力されたDETH に含まれ
る高さHに対応するDori を取り出し、電空レギュレー
タ95に出力して(ステップS203)、ステップS2
01に戻る。電空レギュレータ95は、所定の演算式に
基づいて、CPU92から入力されるDori を用いてパ
イロットエアー圧(以下、PPAと称す)を演算して、圧
力調整器96に出力する。圧力調整器96は、入力され
るPPAによって急速開放弁97の開度(オリフィス径)
を調節して、槽内排液管109から排出される洗浄液の
流量を制御する。これによって、ドレン乾燥工程におい
て、処理槽1の上端部から降下してくる洗浄液面の降下
速度は、H2 ≧H≧H1 では一定のV9 であり、H1 >
H≧H0では一定のV10である。こうして、ドレン乾燥
工程を実行する基板処理装置においても、第2の実施形
態と同様の効果を得ることができる。
基板処理装置は、減圧チャンバ2により減圧乾燥を実行
していた。しかしながら、減圧乾燥しないチャンバを備
える基板処理装置においても、各実施形態において特有
の効果を得ることができる。また、搬送/ローディング
工程(図5;ステップS52)において、基板ガイド4
1を固定して、液面を昇降させる場合に本発明を適用し
てもよい。
構成を示す断面図である。
示される矢印Aの方向に沿う断面を、矢印Bの方向から
見たときの断面図である。
破断斜視図である。
ある。
程を示すフローチャート、及び上記昇降速度の制御時に
CPU51の動作を示すフローチャートである。
備工程を説明する図である。
ローディング工程を説明する第1の図である。
る。
る。
る頃に、搬送ロボット7が実行する動作を説明する図で
ある。
た直後に、基板ガイド41がその最下端部分から純水中
に入っていく時の様子を説明する図である。
各基板Wが処理槽1内に収納された時の様子、及び基板
ガイド41がUEPに静止した時の様子を示す図であ
る。
燥工程を説明する第1の図である。
燥工程を説明する第2の図である。
/ローディング工程を説明する第2の図である。
のCPU51が実行する動作を説明する図である。
の構成を示す断面図である。
いて、導入管25の吐出口25aが処理槽1内の洗浄液
面に向けて、有機溶剤(前述)の蒸気を吐出する様子を
示す図である。
いて、有機溶剤の蒸気の供給は終了した時の様子を示す
図である。
行する処理の手順を示すフローチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 基板を支持部により支持した状態で処理
液に浸漬させ、当該基板を当該処理液により処理する方
法であって、 前記支持部を、前記基板を前記処理液に浸漬させるため
に供給される当該処理液の液面に対して相対的に昇降さ
せる場合において、 前記液面から一定距離だけ上方に予め設定される基準の
位置に、前記支持部が到達する前に、当該支持部と当該
液面との相対速度を第1の速度に設定し、 前記基準の位置に前記支持部が到達した時に、前記第1
の速度と異なる第2の速度に前記相対速度を設定する、
基板処理方法。 - 【請求項2】 前記支持部が前記処理液中から前記液面
に相対的に上昇する場合、前記第1の速度は前記第2の
速度よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の
基板処理方法。 - 【請求項3】 前記支持部が前記基準よりも高い位置か
ら前記液面に相対的に下降する場合、前記第2の速度
は、前記第1の速度よりも小さいことを特徴とする、請
求項1又は2に記載の基板処理方法。 - 【請求項4】 基板を処理液に浸漬させ、当該基板を当
該処理液により処理する装置であって、 前記基板を支持する支持部と、 前記基板を前記処理液に浸漬させるために、前記支持部
を当該処理液の液面に対して相対的に昇降させる昇降部
と、 前記昇降部により相対的に昇降させられる前記支持部と
前記液面との位置関係を検出する検出部と、 前記検出部が検出した位置関係に基づいて、前記液面か
ら一定距離だけ上方に予め設定された基準の位置に前記
支持部が到達する前には、当該支持部と当該液面との相
対速度を第1の速度に制御すると共に、当該基準に当該
支持部が到達した時には、当該第1の速度と異なる第2
の速度に当該相対速度を制御する制御部とを備える、基
板処理装置。 - 【請求項5】 前記支持部が前記処理液中から前記液面
に相対的に上昇する場合、前記制御部は、前記第1の速
度を、前記第2の速度よりも小さく制御することを特徴
とする、請求項4に記載の基板処理装置。 - 【請求項6】 前記支持部が前記基準よりも高い位置か
ら前記液面に相対的に下降する場合、前記制御部は、前
記第2の速度を、前記第1の速度よりも小さく制御する
ことを特徴とする、請求項4又は5に記載の基板処理装
置。 - 【請求項7】 基板を支持部により支持して処理液に浸
漬させた後、当該処理液の液面近傍に乾燥蒸気を供給し
て、当該基板を乾燥させる方法であって、 前記供給された乾燥蒸気で前記基板を乾燥させるため
に、前記支持部が前記基板を支持した状態で前記処理液
中から前記液面に対して相対的に上昇する場合におい
て、 前記液面から一定距離だけ上方に予め設定される基準の
位置に、前記支持部が到達する前に、当該支持部と当該
液面との相対速度を第1の速度に設定し、 前記基準の位置に前記支持部が到達した時に、前記相対
速度を第2の速度に設定し、 前記第1の速度は、前記第2の速度よりも小さいことを
特徴とする、基板処理方法。 - 【請求項8】 基板を処理液に浸漬させた後、当該処理
液の液面近傍に乾燥蒸気を供給して、当該基板を乾燥さ
せる装置であって、 前記処理液により浸漬される前記基板を支持する支持部
と、 前記基板を支持した支持部を、前記処理液の液面に対し
て相対的に上昇させる上昇部と、 前記上昇部により前記支持部が前記処理液中から前記液
面に対して相対的に上昇している最中に、外部から供給
される前記乾燥蒸気を前記液面近傍に供給する供給部
と、 前記上昇部によって相対的に上昇させられる前記支持部
と前記液面との位置関係を検出する検出部と、 前記検出部が検出した位置関係に基づいて、前記液面か
ら一定距離だけ上方に予め設定される基準の位置に、前
記支持部が到達する前に、当該支持部と当該液面との相
対速度を第1の速度に制御し、当該基準に当該支持部が
到達した時に、前記相対速度を第2の速度に制御する制
御部とを備え、 前記第1の速度は、前記第2の速度よりも小さいことを
特徴とする、基板処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09508398A JP3767839B2 (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 基板処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09508398A JP3767839B2 (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 基板処理方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297662A true JPH11297662A (ja) | 1999-10-29 |
| JP3767839B2 JP3767839B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=14128059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09508398A Expired - Fee Related JP3767839B2 (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 基板処理方法及び装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3767839B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005101572A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-04-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板洗浄方法及びその装置 |
| WO2007148470A1 (ja) * | 2006-06-22 | 2007-12-27 | River Bell Co. | 処理装置、処理方法及びプラズマ源 |
| WO2021024548A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | 株式会社荏原製作所 | 基板処理装置 |
| JP2022100010A (ja) * | 2020-12-23 | 2022-07-05 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置および基板処理方法 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP09508398A patent/JP3767839B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2005101572A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-04-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板洗浄方法及びその装置 |
| WO2007148470A1 (ja) * | 2006-06-22 | 2007-12-27 | River Bell Co. | 処理装置、処理方法及びプラズマ源 |
| WO2021024548A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | 株式会社荏原製作所 | 基板処理装置 |
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| JP3767839B2 (ja) | 2006-04-19 |
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