JPH11297788A - 基板位置検出装置及びこれを備えた基板処理装置 - Google Patents

基板位置検出装置及びこれを備えた基板処理装置

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JPH11297788A
JPH11297788A JP10600398A JP10600398A JPH11297788A JP H11297788 A JPH11297788 A JP H11297788A JP 10600398 A JP10600398 A JP 10600398A JP 10600398 A JP10600398 A JP 10600398A JP H11297788 A JPH11297788 A JP H11297788A
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circular substrate
circular
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で面内の中心位置を検出して位置
合わせを行うことができる基板位置検出装置を提供す
る。 【解決手段】 基台1と、支持アーム9と、進退用モー
タ1bと、円形基板Wの外形に合わせて円弧状に、か
つ、支持アーム9に支持された円形基板Wを搬送して、
その中心位置が搬送先の目標位置に一致する場合の円形
基板Wの中心位置に前記円弧の中心が一致するように配
設され、円形基板Wの周縁を検出する周縁検出部17a
〜17dとを備え、各周縁検出部17a〜17dが周縁
を検出した時点における駆動距離と、各周縁検出部17
a〜17dの取り付け位置とに基づき円形基板Wの中心
位置と基準中心位置からの偏差を求め、この偏差を打ち
消すように進退用モータ1b及び基台1を制御して搬送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハなど
の平面視円形状に形成されている円形基板の面内におけ
る中心位置を検出する基板位置検出装置及びこれを備え
た基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板位置検出装置(プリ
アライメントステーションとも呼ばれる)では、例え
ば、回転支持部に円形基板を支持させ、この円形基板を
回転させながら周縁部のぶれを一次元イメージセンサで
検出することによって面内における中心位置を求めた
り、撮像デバイスを用いて円形基板の表面全体を撮影
し、画像処理を行って中心位置を求めることが行われて
いる。このようにして求められた中心位置が、そのまま
の状態で円形基板を搬送すれば搬送先の目標位置に一致
する基準中心位置にあればよいが、これらは種々の要因
によってずれている場合がある。この場合には、基板処
理装置などに配備されている基板処理部や基板収納部な
どの搬送先において不都合が生じるので、これを防止す
るために円形基板の中心位置を基準中心位置に整合させ
る位置合わせを行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、基板を回転させる
機構や、一次元イメージセンサやビデオカメラなどのデ
バイスを必要とするので、装置構成が複雑化するという
欠点がある。
【0004】また、このような基板位置検出装置を備え
た基板処理装置は、未処理の円形基板や処理済みの円形
基板を収納する基板収納部と、円形基板を回転させつつ
行う塗布処理や現像処理、または加熱処理などを行う複
数個の基板処理部と、基板収納部と基板処理部の間や、
基板処理部の間で円形基板を搬送する基板搬送機構とを
備えているのが一般的である。
【0005】基板搬送機構は、搬送途中において、一
旦、支持している円形基板を基板位置検出装置に搬送す
る。ここで検出された円形基板の中心位置が基準中心位
置からずれている場合には、回転処理時のぶれや、収納
時に円形基板の周縁部が基板収納部の部材と摺動してパ
ーティクルが生じる不都合を防止するため、円形基板の
中心位置が基準中心位置に一致するように位置合わせを
行った上で基板搬送機構に支持させる。このように円形
基板を処理する際には、搬送途中で位置合わせを行うた
めに必ず基板位置検出装置を経由する必要があるので、
スループットが低下するという問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、円形基板を移動した際に円弧状の少な
くとも3箇所の位置を検出することにより、簡易な構成
で面内の中心位置を検出して位置合わせを行うことがで
きる基板位置検出装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明のもう一つの目的は、位置合
わせのために特定の場所へ円形基板を搬送することなく
搬送時に位置合わせを行うことによってスループットを
向上させることができる基板処理装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の基板位置検出装置は、円形基板の
面内における中心位置を検出する基板位置検出装置であ
って、円形基板の外形に合わせて円弧状に、かつ、円形
基板が目標位置にある場合に円形基板の中心位置に前記
円弧の中心が一致するように配設され、円形基板の周縁
を検出する少なくとも3個の周縁検出手段と、円形基板
が移動した際に、前記各周縁検出手段が円形基板の周縁
を検出した時点における円形基板の移動距離と、前記各
周縁検出手段の取り付け位置とに基づいて円形基板の中
心位置を求めるとともに、前記円弧の中心を基準とした
基準中心位置からの偏差を求める制御手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に記載の基板位置検出装置
は、請求項1に記載の基板位置検出装置において、前記
周縁検出手段を4個備えていることを特徴とするもので
ある。
【0010】また、請求項3に記載の基板処理装置は、
円形基板に対して所定の処理を施す基板処理装置であっ
て、水平面内で移動自在に構成された基台と、前記基台
に配設され、円形基板を水平姿勢で支持する支持アーム
と、前記支持アームを進退駆動する進退駆動手段とを有
する基板搬送機構と、円形基板に対して所定の処理を施
す基板処理部と、円形基板の外形に合わせて円弧状に、
かつ、前記支持アームに支持された円形基板が搬送先の
目標位置にある場合に円形基板の中心位置に前記円弧の
中心が一致するように配設され、円形基板の周縁を検出
する少なくとも3個の周縁検出手段と、前記基板搬送機
構の支持アームを進退させた際に、前記各周縁検出手段
が前記支持アームに支持されている円形基板の周縁を検
出した時点における前記進退駆動手段の駆動距離と、前
記各周縁検出手段の取り付け位置とに基づいて前記支持
アームに支持されている円形基板の中心位置を求めると
ともに、前記円弧の中心を基準とした基準中心位置から
の偏差を求め、この偏差を打ち消すように前記基板搬送
機構を制御して前記円形基板を前記基板処理部に搬送さ
せる制御手段とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0011】また、請求項4に記載の基板処理装置は、
請求項3に記載の基板処理装置において、前記各周縁検
出手段を前記基台に配設したことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。周縁検出手段は、目標位置にある円形基板の外形に
合わせて円弧状に配設され、その個数は少なくとも3個
であるので、これらの位置関係から予め円弧の中心が決
まっている。さらに円弧の中心は、円形基板が目標位置
にある場合の円形基板の中心位置に一致する基準中心位
置となるように設定されている。円形基板が移動する
と、円形基板の周縁が各周縁検出手段によって検出され
る。制御手段は、各周縁検出手段が円形基板の周縁を検
出した時点における円形基板の移動距離と、予め位置が
判っている各周縁検出手段の取り付け位置とに基づいて
円形基板の中心位置を求め、予め判っている基準中心位
置からの偏差を求める。そして、この偏差を打ち消すよ
うに円形基板を搬送すれば、円形基板の中心位置が基準
中心位置に一致した状態で搬送した場合と同じ結果とな
るように搬送することができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、円
形基板の周縁部には結晶方位などを示すVの字状の切欠
き(ノッチ)が形成されているため、3個の端縁検出手
段のうちのいずれかが円形基板の周縁を間違って検出す
る場合があるが、4個の周縁検出手段を設けておけば少
なくとも3箇所の周縁位置を正常に検出できる。
【0014】また、請求項3に記載の発明によれば、円
形基板を支持している基板搬送機構の支持アームが進退
駆動手段によって進退されると、円形基板の周縁が各周
縁検出手段によって検出される。制御手段は、各周縁検
出手段が円形基板の周縁を検出した時点における進退駆
動手段による駆動距離と、各周縁検出手段の取り付け位
置とに基づいて支持アームに支持されている円形基板の
中心位置を求めることができる。そこで、予め判ってい
る基準中心位置からの偏差を求め、この偏差を打ち消す
ように基板搬送機構を制御して円形基板を基板処理部に
搬送することにより、円形基板の中心位置が基準中心位
置に一致した状態で搬送した場合と同じ結果となるよう
に搬送することができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明によれば、支
持アームと共に移動する基台に各周縁検出手段を配設し
たので、水平面内で移動自在の基台がどのような位置に
あっても支持アームを進退すれば中心位置を検出するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。 <基板位置検出装置>図1は本発明に係る基板位置検出
装置の概略構成を示す平面図であり、図2はその側面
図、図3はその正面図である。
【0017】平面視で円形状を呈する円形基板Wは、基
台1の上部に配備された屈伸アーム3によって水平姿勢
で支持される。基台1は、旋回用モータ1aを駆動する
ことにより屈伸アーム3ごと旋回軸P0周りに旋回可能
に構成されている。屈伸アーム3は、基台1の上部に回
転軸P1周りで回転自在に取り付けられた第1アーム5
と、この第1アーム5の先端部の回転軸P2にて回転自
在に取り付けられた第2アーム7と、この第2アーム7
の先端部の回転軸P3周りに回転自在に取り付けられた
支持アーム9とを備えている。基台1に内蔵された進退
用モータ1bを回転駆動することにより、第1アーム5
が回転軸P1周りに回転し、第2アーム7が回転軸P2
周りに第1アーム5と反対方向に回転し、支持アーム9
が回転軸P3周りに第2アーム7と反対方向に回転する
ように、第1アーム5と、第2アーム7と、支持アーム
9にはタイミングベルト(図示省略)が架け渡されてい
る。その結果、支持アーム9が直線的に進退(図中の二
点鎖線)するようになっている。支持アーム9の先端側
には、Uの字状の支持部9aが形成されている。この支
持部9aの上面には4個の突起9bが形成されており、
円形基板Wを点接触で当接支持するようになっている。
【0018】なお、上記の進退用モータ1bと、第1ア
ーム5と、第2アーム7とは、本発明の進退駆動手段に
相当するものである。
【0019】基台1の上面で支持アーム9が進退する方
向には、門型フレーム11が取り付けられている。この
門型フレーム11の中央部分は、円形基板Wの周縁部分
を覆うように平面視円弧状に形成され、この部分に4個
の投光部13が下方に向けて光を照射するように埋設さ
れている。また、各投光部13に対向する位置には、上
方からの照射光を受光する4個の受光部15が埋設され
ている。対向している投光部13と受光部15は、一対
で周縁検出部17(図1中に示すように上部から第1〜
第4検出部17a〜17d)を構成し、各周縁検出部1
7は本発明における周縁検出手段に相当する。なお、周
縁検出部17は、円形基板Wの周縁が検出できればよ
く、その構成は、上記の投光部13と受光部15とを互
いに逆に取り付けた構成でもよく、また反射型センサで
構成するようにしてもよい。
【0020】周縁検出部17の構成について図4を参照
して説明する。投光部13は、赤外発光ダイオードやレ
ーザーなどの光源部13aと、光源部13aからの照射
光を収束するレンズ13bとを備えている。また、受光
部15は、照射光を収束するレンズ15aと、収束され
た照射光を受ける2分割センサ15bとを備えている。
この2分割センサ15bは、図5(a)に示すように、
その受光部分が第1受光部15baと第2受光部15b
bの2つに分割されている。
【0021】各周縁検出部17(17a〜17d)は、
図6に示すように制御部21に接続されており、各受光
部15の信号が制御部21に与えられるようになってい
る。この制御部21には、上述した旋回用モータ1a
と、進退用モータ1bと、後述する数式や制御プログラ
ムなどを格納したメモリ23も接続されている。
【0022】2分割センサ15bの第1受光部15ba
と、第2受光部15bbからの信号A,Bは、図5
(b)に示すように円形基板Wの周縁(二点鎖線で示
す)と2分割センサ15bとの位置関係に応じて変化す
る。
【0023】すなわち、円形基板Wの周縁がt1の位置
にある場合には、第1受光部15ba,第2受光部15
bbともに全面に投光部13からの照射光が入射するの
で、図5(b)に示すように第1受光部15baからの
信号A(図中の実線)も第2受光部15bbからの信号
B(図中の点線)とも同じ信号レベルである。円形基板
Wの周縁がt1からt2の位置に移動してくると、第2
受光部15bbの受光面積が次第に減って遂にはゼロと
なるので、信号Aは不変であるが信号Bが次第に減少し
てゼロとなる。さらに円形基板Wの周縁がt2からt3
の位置にくると、第1受光部15baの受光面積が次第
になってゼロとなるため、第1受光部15baからの信
号Aも次第に減少してゼロとなる。
【0024】制御部21は、上記の信号A,Bに基づい
て出力信号R=(A−B)/(A+B)を求める。この
出力信号Rは、図5(b)中に一点鎖線で示した信号
(A−B)および二点鎖線で示した信号(A+B)から
明らかなように、図5(c)のようになる。このように
して2分割センサ15bの第1受光部15baと第2受
光部15bbとの信号A,Bから求めた出力信号Rを監
視し、信号レベルが『1』となった時点で制御部21は
円形基板Wの周縁検出時と判断するようになっている。
このように制御部21は、2分割センサ15bからの信
号A,Bを正規化して周縁検出を判断する出力信号Rを
求めているので、経時変化などで投光部13の光強度が
変動してもその影響を受けることなく正確に周縁を検出
することができる。
【0025】なお、投光部13の光強度変化を補償でき
るのであれば、受光部15の2分割センサ15bに代え
て受光部が1つのものを採用してもよい。
【0026】図7を参照する。第1周縁検出部17a〜
第4周縁検出部17dは、円形基板Wの外形に合わせ
て、半径rの円弧状となるように門型フレーム11に取
り付けられているが、それらの中心位置は、支持アーム
9に支持された円形基板Wを搬送した際に、その中心位
置CPが搬送先の目標位置CPo に一致する場合におけ
る中心位置CPの軌跡上に位置する基準中心位置CP
ref となるように設定されている。なお、第1周縁検出
部17a,第2周縁検出部17b,第3周縁検出部17
c,第4周縁検出部17dの各取り付け位置は、L1
(x1,y1)、L2(x2,y2)、L3(x3,y
3)、L4(x4,y4)であるものとする。
【0027】上記の基準中心位置CPref (x,y)
は、各周縁検出部17a〜17dの取り付け位置L1〜
L4から次のようにして求めることができる。
【0028】第1周縁検出部17aと、第2周縁検出部
17bと、第3周縁検出部17cとを用い、中心位置C
ref から第1周縁検出部17aと第2周縁検出部17
bまでのそれぞれの距離が半径rに等しく同じ距離であ
るとすると、次の(1)式が成り立つ。 (x1−x)2 −(y1−y)2 =(x2−x)2 −(y2−y)2 ……… (1)
【0029】同様に、中心位置CPref から第2周縁検
出部17bと第3周縁検出部17cまでのそれぞれの距
離が半径rに等しく同じ距離であるとすると、次の
(2)式が成り立つ。 (x2−x)2 −(y2−y)2 =(x3−x)2 −(y3−y)2 ……… (2)
【0030】さらに、中心位置CPref から第1周縁検
出部17aと第3周縁検出部17cまでのそれぞれの距
離が半径rに等しく同じ距離であるとすると、次の
(3)式が成り立つ。 (x1−x)2 −(y1−y)2 =(x3−x)2 −(y3−y)2 ……… (3)
【0031】上記の(1)〜(3)式の関係から基準中
心位置CPref のx座標,y座標及びその半径rは、次
の式によって求めることができる。
【0032】
【数1】
【0033】上記のようにして求められる基準中心位置
CPref は、メモリ23に予め格納されている。また、
メモリ23には、位置ずれがない状態で円形基板Wを搬
送した場合に、各周縁検出部17によって周縁が同時に
検出されたときの進退用モータ1bの駆動量も記憶され
ている。
【0034】詳細は後述するが、制御部21は、上記の
ように取り付けられている第1周縁検出部17a〜第4
周縁検出部17dの4個の周縁検出部17の位置関係L
1〜L4と、それらが円形基板Wの周縁を検出した時点
における進退用モータ1bの駆動量の各々と、上記の数
式とに基づいて、支持アーム9に支持されている円形基
板Wの中心位置(CP’)を求めることができる。そこ
で、予め判っている基準中心位置CPref からの偏差
(ΔCP)を求め、この偏差(ΔCP)を打ち消すよう
に基台1と進退用モータ1bを制御することにより、円
形基板Wを進出させた際にその中心位置(CP’)が基
準中心位置CPref とずれた状態であったとしても、そ
れらが一致した状態の円形基板Wを搬送した場合と同じ
結果にすることができる。
【0035】次に、図8のフローチャートを参照して、
上記のように構成された基板位置検出装置の動作につい
て説明する。
【0036】なお、円形基板Wは、図9に示すように支
持アーム9に支持されているが、その中心位置CP’
は、搬送した際に目標位置CPO に一致する中心位置
(CP)とX,Yのそれぞれの方向にある距離だけずれ
ているものとし、このずれがΔCPであるとする。
【0037】ステップS1(周縁検出) 制御部21は、第1周縁検出部17a〜第4周縁検出部
17dの全ての周縁検出部17が円形基板Wの周縁を検
出するまで、進退用モータ1bを駆動して円形基板Wを
門型フレーム11側に進出させる。上述したように円形
基板Wが支持部9aに位置ずれした状態で支持されてい
るため、この例では、まず第1周縁検出部17aが周縁
を検出し(図9に示した状態)、次いで第2周縁検出部
17b、第3周縁検出部17c、第4周縁検出部17d
の順に周縁を検出してゆくことになる。
【0038】ステップS2(中心位置と半径を求める) 第1周縁検出部17aが周縁を検出した時点の進退用モ
ータ1bの駆動量と、メモリ23に格納されている位置
ずれが無い場合の駆動量との差分を求め、同様に第2周
縁検出部17b、第3周縁検出部17c、第4周縁検出
部17dについても駆動量の差分を求める。これらのY
座標の差分を、上述した基準中心位置CPref を求める
数式の各周縁検出部17のY座標(y1〜y4)から差
し引いた新たな座標値を用いて中心位置CP’のx,y
座標と半径rを求める。周縁検出部17が4個配設され
ているため、中心を求めるのに必要な3個の組み合わせ
は4通りである。そこで、中心位置および半径を上述し
た数式に基づく4通りの式から求めておく。
【0039】ステップS3(半径が誤差範囲を越える
?) 円形基板Wの周縁にはノッチが形成されている場合があ
るが、この部分に周縁検出部17が位置すると、正確に
中心を求めることができない。そこで、ノッチの影響を
除去するために、求めた4つの半径rを比較する。そし
て、求めた半径rが誤差範囲を越えている場合にはステ
ップS4に処理を移行し、それとともに求めた中心位置
を後の処理から除外する。
【0040】ステップS5(偏差を求める) ステップS3から処理が移行してきた場合には4個の中
心位置CP’、ステップS4から処理が移行したきた場
合には3個の中心位置CP’のうちのいずれかを用いて
基準中心位置CPref との偏差ΔCPを求める。
【0041】ステップS6(偏差を打ち消すように搬送
する) 制御部21は、上記のようにして求めた偏差ΔCPを打
ち消すように旋回用モータ1aと進退用モータ1bとを
制御し、位置ずれした状態で支持アーム9に支持されて
いる円形基板Wを搬送する(図10参照)。具体的に
は、図9に示すように位置ずれした状態における目標位
置CPO と回転軸P0との角度偏差がΔθであるので、
この角度偏差Δθを打ち消すように制御部21が旋回用
モータ1aを駆動する。次いで、偏差ΔCPに応じて進
退用アーム1bの進出距離を制御することにより、円形
基板Wの中心位置CP’が目標位置CPO に一致するよ
うに搬送することができる。
【0042】なお、上記の実施例では、基台1を旋回用
モータ1aにより旋回するように構成したが、水平方向
(左右/前後)に移動自在に構成してもよい。この場合
には、偏差ΔCPに応じて基台1を左右に移動するとと
もに偏差ΔCPに応じて支持アーム9を進出させればよ
い。また、上記のような屈伸アーム3に代えて屈伸する
ことなく直線的に進退する支持アーム9で構成してもよ
い。
【0043】また、上記の説明では、円形基板Wを目標
位置CPO に進出させる際に中心位置CP’を検出する
ようにしているが、円形基板Wを目標位置CPO から退
出させる際に中心位置CP’を検出し、次なる目標位置
CPO に円形基板Wを進出させる際に位置調整をするよ
うにしてもよい。
【0044】また、基板1と、周縁検出部17を備えた
門型フレーム11とを別体にして基板位置検出装置を構
成するようにしてもよい。
【0045】<基板処理装置>上記のような基板位置検
出装置を備えた基板処理装置について図11を参照して
説明する。なお、この図は基板処理装置の概略構成を示
す平面図である。
【0046】この基板処理装置100は、上述した基板
位置検出装置を備えた基板搬送機構110を中央部に有
し、その周囲に、未処理あるいは処理済みの円形基板W
を積層収納する基板収納部130と、回転塗布処理や回
転現像処理などを行う基板処理部150を配備して構成
されている。
【0047】このように構成されている基板処理装置1
00では、円形基板Wを基板搬送機構110が搬送する
際に、円形基板Wが必ず周縁検出部17を備えた門型フ
レーム11の下方を通過するので、この時に上述したよ
うにして円形基板Wの中心位置CP’を求め、偏差ΔC
Pを求める。そして、その偏差ΔCPを打ち消すように
搬送することによって、搬送途中で位置検出をしながら
位置ずれを補正して搬送することができ、円形基板Wの
中心位置CP’と目標中心位置CPO とを一致させるこ
とができる。したがって、基板搬送機構110が基板処
理装置100のどの位置にあっても円形基板Wの位置検
出が可能であり、従来装置のように位置検出を行うため
に特定の位置(アライメントユニット)に移動する必要
がなく、スループットを向上させることができる。
【0048】なお、上記装置では、基板搬送機構110
が基板位置検出装置と一体となっているが、これらが図
12に示す基板処理装置200のように別体で構成され
てもよい。
【0049】すなわち、基板搬送機構210と、基板収
納部230と、基板処理部250とを備え、周縁検出部
17を備えた門型フレーム11を基板収納部230と、
基板処理部250の搬送経路上に配備して構成する。こ
のように構成した装置では、例えば、基板搬送機構21
0が円形基板Wを基板収納装置230から搬出して、そ
の円形基板Wを基板処理部250に搬入する際に、偏差
ΔCPに応じて基台1および支持アーム9を制御すれば
よい。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の基板位置検出装置によれば、円形基板を移動
した際に円弧状の少なくとも3箇所の位置を検出するよ
うに構成したので、簡易な構成で面内の中心位置を検出
することができる。したがって、円形基板を搬送して中
心位置が目標位置に一致する場合の基準中心位置と中心
位置との偏差を求め、この偏差を打ち消すように円形基
板を搬送することによって円形基板の中心位置が目標位
置に一致するように位置合わせを行うことができる。
【0051】また、請求項2に記載の基板位置検出装置
によれば、4個の周縁検出手段を設けておけばノッチが
あっても少なくとも3箇所の周縁位置を正常に検出でき
るので、正常に円形基板の中心位置を検出することがで
きる。したがって、ノッチに起因する不都合を回避でき
る。
【0052】また、請求項3に記載の基板処理装置によ
れば、円形基板を搬送して中心位置が搬送先の目標位置
に一致する場合の基準中心位置との偏差を求め、この偏
差を打ち消すように基板処理部に円形基板を搬送するこ
とによって円形基板の中心位置が目標位置に一致するよ
うに位置合わせを行うことができる。したがって、位置
合わせのために一旦、特定の場所にまで円形基板を搬送
する必要がなく、スループットを向上させることができ
る。
【0053】また、請求項4に記載の基板処理装置によ
れば、基台がどのような位置にあっても支持アームを進
退すれば円形基板の中心位置を検出することができ、素
早く中心位置を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板位置検出装置の概略構成を示
す平面図である。
【図2】基板位置検出装置の側面図である。
【図3】基板位置検出装置の正面図である。
【図4】周縁検出部の概略構成を示す図である。
【図5】2分割センサと円形基板の位置関係による出力
変化を説明する図である。
【図6】制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図7】各周縁検出部の配置を説明する図である。
【図8】動作を示すフローチャートである。
【図9】円形基板が位置ずれした状態を説明する図であ
る。
【図10】搬送の説明に供する図である。
【図11】本発明に係る基板処理装置の概略構成を示す
平面図である。
【図12】基板処理装置の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
W … 円形基板 1 … 基台 1b … 進退用モータ(進退駆動手段) 5 … 第1アーム(進退駆動手段) 7 … 第2アーム(進退駆動手段) 9 … 支持アーム 11 … 門型フレーム 13 … 投光部 15 … 受光部 17 … 周縁検出部(周縁検出手段) 17a … 第1周縁検出部 17b … 第2周縁検出部 17c … 第3周縁検出部 17d … 第4周縁検出部 21 … 制御部(制御手段) 23 … メモリ CP … 中心位置 CPref … 基準中心位置 CPO … 目標位置 100,200 … 基板処理装置 110,210 … 基板搬送機構 130,230 … 基板収納部 150,250 … 基板処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形基板の面内における中心位置を検出
    する基板位置検出装置であって、 円形基板の外形に合わせて円弧状に、かつ、円形基板が
    目標位置にある場合に円形基板の中心位置に前記円弧の
    中心が一致するように配設され、円形基板の周縁を検出
    する少なくとも3個の周縁検出手段と、 円形基板が移動した際に、前記各周縁検出手段が円形基
    板の周縁を検出した時点における円形基板の移動距離
    と、前記各周縁検出手段の取り付け位置とに基づいて円
    形基板の中心位置を求めるとともに、前記円弧の中心を
    基準とした基準中心位置からの偏差を求める制御手段と
    を備えていることを特徴とする基板位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板位置検出装置にお
    いて、前記周縁検出手段を4個備えていることを特徴と
    する基板位置検出装置。
  3. 【請求項3】 円形基板に対して所定の処理を施す基板
    処理装置であって、 水平面内で移動自在に構成された基台と、前記基台に配
    設され、円形基板を水平姿勢で支持する支持アームと、
    前記支持アームを進退駆動する進退駆動手段とを有する
    基板搬送機構と、 円形基板に対して所定の処理を施す基板処理部と、 円形基板の外形に合わせて円弧状に、かつ、前記支持ア
    ームに支持された円形基板が搬送先の目標位置にある場
    合に円形基板の中心位置に前記円弧の中心が一致するよ
    うに配設され、円形基板の周縁を検出する少なくとも3
    個の周縁検出手段と、 前記基板搬送機構の支持アームを進退させた際に、前記
    各周縁検出手段が前記支持アームに支持されている円形
    基板の周縁を検出した時点における前記進退駆動手段の
    駆動距離と、前記各周縁検出手段の取り付け位置とに基
    づいて前記支持アームに支持されている円形基板の中心
    位置を求めるとともに、前記円弧の中心を基準とした基
    準中心位置からの偏差を求め、この偏差を打ち消すよう
    に前記基板搬送機構を制御して前記円形基板を前記基板
    処理部に搬送させる制御手段とを備えていることを特徴
    とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の基板処理装置におい
    て、前記各周縁検出手段を前記基台に配設したことを特
    徴とする基板処理装置。
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