JPH11297894A - 半導体回路構造体、半導体の接合構造と半導体の接合方法 - Google Patents
半導体回路構造体、半導体の接合構造と半導体の接合方法Info
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- JPH11297894A JPH11297894A JP10093337A JP9333798A JPH11297894A JP H11297894 A JPH11297894 A JP H11297894A JP 10093337 A JP10093337 A JP 10093337A JP 9333798 A JP9333798 A JP 9333798A JP H11297894 A JPH11297894 A JP H11297894A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体素子等の回路素子を組み込んだ回路基
板をはんだボールによるはんだ接合の際の熱履歴による
亀裂、回路破断を解決する。 【解決手段】 はんだボールと、該はんだボールと接続
する基板との間に熱応力発生に伴うはんだ接合部分の伸
縮性/柔軟性を確保し、熱によるはんだ接合部分の破断
抵抗力を備える。
板をはんだボールによるはんだ接合の際の熱履歴による
亀裂、回路破断を解決する。 【解決手段】 はんだボールと、該はんだボールと接続
する基板との間に熱応力発生に伴うはんだ接合部分の伸
縮性/柔軟性を確保し、熱によるはんだ接合部分の破断
抵抗力を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体の回路構造
体、及び、半導体素子を備えた基板と第二の基板との接
合構造に関する。
体、及び、半導体素子を備えた基板と第二の基板との接
合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等をフイルム基板上に樹脂封
止し、該フイルム基板を回路配線した配線の電極接続部
と電気接続して回路素子を高密度に実装する技術の必要
性が高まっており、種々方式の提案がある。
止し、該フイルム基板を回路配線した配線の電極接続部
と電気接続して回路素子を高密度に実装する技術の必要
性が高まっており、種々方式の提案がある。
【0003】半導体素子を封止した基板を回路基板に接
合する技術に関しては、従来より、QFP(Quad Flat
Package ),TCP(Tape Carrier Package),BGA
(Ball Grid Array),CSP(Chip Scale or Size Pa
ckage),CCB(Controlled Collapsed Bonding)な
どの呼称で言われている技術がある。
合する技術に関しては、従来より、QFP(Quad Flat
Package ),TCP(Tape Carrier Package),BGA
(Ball Grid Array),CSP(Chip Scale or Size Pa
ckage),CCB(Controlled Collapsed Bonding)な
どの呼称で言われている技術がある。
【0004】上記のBGAによる方法は、例えば、US
P5239198、5285352、5381307、
5397921等の公報に記載されている。
P5239198、5285352、5381307、
5397921等の公報に記載されている。
【0005】該BGA方式の構成は、回路基板上に半導
体素子をボンデイングした後に封止し、回路基板の半導
体素子搭載面と反対側の面上の配線電極部にはんだボー
ルを載せ、第二の回路基板の配線電極部を該はんだボー
ルを介してはんだ接合する構成である。
体素子をボンデイングした後に封止し、回路基板の半導
体素子搭載面と反対側の面上の配線電極部にはんだボー
ルを載せ、第二の回路基板の配線電極部を該はんだボー
ルを介してはんだ接合する構成である。
【0006】CSPによる方法は、USP534686
1、5592025等の公報に記載されている。
1、5592025等の公報に記載されている。
【0007】該CSP方式の構成は、半導体素子をボン
デイングし、樹脂封止したフレキシブル基板の電極部に
クリームはんだを印刷し、その上にはんだボールを載
せ、リフロはんだ工程に流し、前記はんだボールを前記
フレキシブル基板の電極部と一体的に構成し、そのはん
だボールの上に第二の回路基板の配線電極部とを位置合
せしてリフロはんだ工程を経てフレキシブル基板と第二
の回路基板の電気的機械的接合を図るものである。
デイングし、樹脂封止したフレキシブル基板の電極部に
クリームはんだを印刷し、その上にはんだボールを載
せ、リフロはんだ工程に流し、前記はんだボールを前記
フレキシブル基板の電極部と一体的に構成し、そのはん
だボールの上に第二の回路基板の配線電極部とを位置合
せしてリフロはんだ工程を経てフレキシブル基板と第二
の回路基板の電気的機械的接合を図るものである。
【0008】CCBによる方法は、USP329224
0、3303393などの公報に記載されている。
0、3303393などの公報に記載されている。
【0009】該usp‘393には、電気回路素子を電
気接続するための回路パターンを形成した回路基板と、
半導体を載せたチップエレメント基板とを電気/機械的
接合するために、ボール形状のターミナルエレメントを
ソルダー コウテイングを介して前記チップエレメント
上に載せ、前記回路基板の回路パターンのターミナル部
と前記ターミナルエレメントとを位置合せしてはんだリ
フロ工程に流してはんだ接合する構成の開示がある。
気接続するための回路パターンを形成した回路基板と、
半導体を載せたチップエレメント基板とを電気/機械的
接合するために、ボール形状のターミナルエレメントを
ソルダー コウテイングを介して前記チップエレメント
上に載せ、前記回路基板の回路パターンのターミナル部
と前記ターミナルエレメントとを位置合せしてはんだリ
フロ工程に流してはんだ接合する構成の開示がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のBGA方式の半
導体素子を載せた基板とはんだボールを介して回路基板
と接続結合する方法による場合に、半導体素子を樹脂封
止する樹脂材料と、半導体を載せる基板及びはんだボー
ルの各材料の違いによる各部の熱膨張係数の差異による
問題がある。
導体素子を載せた基板とはんだボールを介して回路基板
と接続結合する方法による場合に、半導体素子を樹脂封
止する樹脂材料と、半導体を載せる基板及びはんだボー
ルの各材料の違いによる各部の熱膨張係数の差異による
問題がある。
【0011】BGA方式による回路素子の接合構造によ
る電気回路構造体は多くの電子/電気機器、通信機器、
事務機器、などの製品内に組み込まれて使用されてお
り、その使用環境は使用する外部環境による熱的影響を
受ける。
る電気回路構造体は多くの電子/電気機器、通信機器、
事務機器、などの製品内に組み込まれて使用されてお
り、その使用環境は使用する外部環境による熱的影響を
受ける。
【0012】そしてBGA方式の電気回路構造体は使用
環境の寒暖による熱変化による熱履歴による熱応力スト
レスが生じる。
環境の寒暖による熱変化による熱履歴による熱応力スト
レスが生じる。
【0013】そして、この熱応力ストレスは前記BGA
方式の電気回路構造体を構成する各部材の材料の熱膨張
係数の差異によりはんだ接合部分に集中し、はんだボー
ル部分の亀裂を誘発する。
方式の電気回路構造体を構成する各部材の材料の熱膨張
係数の差異によりはんだ接合部分に集中し、はんだボー
ル部分の亀裂を誘発する。
【0014】この亀裂は結果的に電気回路の破断に繋が
り、回路機能を停止させる。
り、回路機能を停止させる。
【0015】上記の問題点を具体的に説明する。
【0016】図5 はBGA方式の半導体接合構造の回
路要部の断面構造を示す。
路要部の断面構造を示す。
【0017】図において、符号100はポリイミド樹脂
のフイルム基板101上に形成した回路配線部を構成す
る銅箔である。
のフイルム基板101上に形成した回路配線部を構成す
る銅箔である。
【0018】102は銅箔の配線部上の絶縁皮膜、10
3は半導体素子で半導体素子の電極部と前記配線部10
2とはボンデイング接合し、半導体素子はフイルム基板
101上に樹脂材料104により封止されている。
3は半導体素子で半導体素子の電極部と前記配線部10
2とはボンデイング接合し、半導体素子はフイルム基板
101上に樹脂材料104により封止されている。
【0019】前記フイルム基板101の配線部100を
露出した穴101Aにはんだペーストを印刷塗布し、そ
の上にはんだボール105を載せ、リフロ工程を通過さ
せると、はんだボール105は配線部100の銅箔と溶
着結合し、図 に示すような第一の回路基板106の構
成となる。
露出した穴101Aにはんだペーストを印刷塗布し、そ
の上にはんだボール105を載せ、リフロ工程を通過さ
せると、はんだボール105は配線部100の銅箔と溶
着結合し、図 に示すような第一の回路基板106の構
成となる。
【0020】そして、図6 に示すように、基板107
上に銅箔の配線部108を備えた第二の回路基板109
を用意し、第一回路基板106の前記はんだボール10
5と第二回路基板109の配線部とを位置合せしてリフ
ロ工程を通過させることによりはんだボール105を介
して第一の基板側の半導体素子103と第二の基板側の
電気回路との電気的及び機械的な接合構造が得られる。
上に銅箔の配線部108を備えた第二の回路基板109
を用意し、第一回路基板106の前記はんだボール10
5と第二回路基板109の配線部とを位置合せしてリフ
ロ工程を通過させることによりはんだボール105を介
して第一の基板側の半導体素子103と第二の基板側の
電気回路との電気的及び機械的な接合構造が得られる。
【0021】上記の工程で構成される図6に示す半導体
回路構造体は機器に組み込まれて使用環境の温度履歴を
受けると、構成材料の熱膨張係数の差異による熱応力ス
トレスを受ける。
回路構造体は機器に組み込まれて使用環境の温度履歴を
受けると、構成材料の熱膨張係数の差異による熱応力ス
トレスを受ける。
【0022】一例では、シリコンの半導体素子の熱膨張
係数2〜3ppm/℃,回路基板の熱膨張係数13〜1
7ppm/℃程度であり、使用環境の温度変化に伴う各
部の伸び率が一様でなく、基板101、107との間で
の曲げ作用が生じる。
係数2〜3ppm/℃,回路基板の熱膨張係数13〜1
7ppm/℃程度であり、使用環境の温度変化に伴う各
部の伸び率が一様でなく、基板101、107との間で
の曲げ作用が生じる。
【0023】例えば、図6 において、該回路構造体の
中心線位置A−A位置を中心として周辺位置の接合部分
のはんだボール105Aの間の距離Lとした場合、温度
変化による伸びΔLは、ΔL=L×Δα×ΔTとなる。
中心線位置A−A位置を中心として周辺位置の接合部分
のはんだボール105Aの間の距離Lとした場合、温度
変化による伸びΔLは、ΔL=L×Δα×ΔTとなる。
【0024】∵ Δαは熱膨張係数の差ΔTは温度差
【0025】従って、回路基板の面積が大きくなれば中
心部分と周辺部分との伸びの変化は大きくなり曲げによ
る力がはんだボール105に作用し、はんだボールと配
線部との間に応力が働く結果になる。
心部分と周辺部分との伸びの変化は大きくなり曲げによ
る力がはんだボール105に作用し、はんだボールと配
線部との間に応力が働く結果になる。
【0026】前記はんだボール105はリフロ工程を通
過し、冷却される過程で、樽状になり、樽状の上部と下
部に熱応力ストレスが集中する。
過し、冷却される過程で、樽状になり、樽状の上部と下
部に熱応力ストレスが集中する。
【0027】そして、樽状のはんだボールの上部105
A1は下部105A2より細くなる傾向があり、該熱応力
ストレスは下部より上部105A1により多く集中し、
この部分からの亀裂の発生が多く認められる。
A1は下部105A2より細くなる傾向があり、該熱応力
ストレスは下部より上部105A1により多く集中し、
この部分からの亀裂の発生が多く認められる。
【0028】BGA方式以外の上記した他の方式の場合
も、基本的にボール状はんだ接合方式を採用しており、
各部材の材料の熱膨張係数の差異による熱応力ストレス
が発生し、回路機能を損傷させる。
も、基本的にボール状はんだ接合方式を採用しており、
各部材の材料の熱膨張係数の差異による熱応力ストレス
が発生し、回路機能を損傷させる。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のBGA方
式等のボール状はんだを使用する回路構造体における熱
履歴による熱応力ストレスからのはんだボール部分の亀
裂を回避するために、はんだボールと、該はんだボール
と接続する基板との間に熱応力発生に伴うはんだ接合部
分の伸縮性/柔軟性を確保し、熱によるはんだ接合部分
の破断抵抗力を備えるようにして上記問題の解決を図る
ものである。
式等のボール状はんだを使用する回路構造体における熱
履歴による熱応力ストレスからのはんだボール部分の亀
裂を回避するために、はんだボールと、該はんだボール
と接続する基板との間に熱応力発生に伴うはんだ接合部
分の伸縮性/柔軟性を確保し、熱によるはんだ接合部分
の破断抵抗力を備えるようにして上記問題の解決を図る
ものである。
【0030】特に、本発明は、はんだボールによるはん
だ接合部分のはんだ部分と半導体を載せる基板との近傍
位置のはんだ内に熱応力による伸縮による破断作用をは
んだ接合部分の柔軟性を持たせる事により回避させよう
としたものである。
だ接合部分のはんだ部分と半導体を載せる基板との近傍
位置のはんだ内に熱応力による伸縮による破断作用をは
んだ接合部分の柔軟性を持たせる事により回避させよう
としたものである。
【0031】本発明の1つは、前記はんだ接合部分の柔
軟性の確保のためにはんだ接合内部に柔軟性確保のため
の部材を埋め込むことで上記課題の解決を図る。
軟性の確保のためにはんだ接合内部に柔軟性確保のため
の部材を埋め込むことで上記課題の解決を図る。
【0032】本発明は上記課題解決のために、1以上の
電極部を有し前記電極部にはんだを介して他の電気回路
と電気接続する半導体回路構造体において、前記電極部
上に前記はんだの引張り強さより大きい引張り強さの材
料から成る部材を設けたことを特徴とした半導体回路構
造体を提案する。
電極部を有し前記電極部にはんだを介して他の電気回路
と電気接続する半導体回路構造体において、前記電極部
上に前記はんだの引張り強さより大きい引張り強さの材
料から成る部材を設けたことを特徴とした半導体回路構
造体を提案する。
【0033】更に、発明の1つとして、半導体素子を取
り付けた第一基板と前記第一基板と電気接続する第二の
基板との各電極部を接合するはんだ内に前記はんだの引
張強さより大きい引張り強さの物体を含ませたことを特
徴とした半導体回路構造体を提案する。
り付けた第一基板と前記第一基板と電気接続する第二の
基板との各電極部を接合するはんだ内に前記はんだの引
張強さより大きい引張り強さの物体を含ませたことを特
徴とした半導体回路構造体を提案する。
【0034】又、半導体素子をボンデイング結合した第
一基板の配線部と第二の基板の配線部との間をはんだボ
ールではんだ接合した半導体構造において、前記はんだ
ボールの前記第一基板の配線部と接合する配線部に前記
はんだの引張り強さより大きい材料から成る突起物を含
むことを特徴とした半導体回路構造体の提案により上記
課題を解決する。
一基板の配線部と第二の基板の配線部との間をはんだボ
ールではんだ接合した半導体構造において、前記はんだ
ボールの前記第一基板の配線部と接合する配線部に前記
はんだの引張り強さより大きい材料から成る突起物を含
むことを特徴とした半導体回路構造体の提案により上記
課題を解決する。
【0035】又、本発明の態様の1つとして、半導体素
子をボンデイング結合した第一基板の配線部と第二の基
板の配線部との間をはんだボールではんだ接合した半導
体構造において、前記はんだボール内に前記はんだボー
ルの引張り強さよりも大きい引張り強さを有する材料か
ら成る材料を混入して前記第一基板の配線部と接合する
ことを特徴とした半導体回路構造体を提案する。
子をボンデイング結合した第一基板の配線部と第二の基
板の配線部との間をはんだボールではんだ接合した半導
体構造において、前記はんだボール内に前記はんだボー
ルの引張り強さよりも大きい引張り強さを有する材料か
ら成る材料を混入して前記第一基板の配線部と接合する
ことを特徴とした半導体回路構造体を提案する。
【0036】更に、上記課題を解決する方法の1つとし
て、半導体の接合方法であって; a.配線部と電気結合した半導体素子を備えた第一の基
板を樹脂材料による封止し、 b.前記第一基板の前記配線部に対応する位置に配線部
を設けた第二の基板を用意し、 c.前記第一基板の前記配線部上にはんだの引張り強さ
より大きい引張り強さの部材を設け、 d.前記第一基板の前記配線部にはんだペーストを塗布
し、 e.前記はんだペースト材と前記第二基板の配線部との
間にはんだボールを介挿し、 f.前記第一基板と第二基板をリフロ工程に流して第一
基板と第二基板とを接合するようにしたことを特徴とし
た半導体の接合方法を提案する。
て、半導体の接合方法であって; a.配線部と電気結合した半導体素子を備えた第一の基
板を樹脂材料による封止し、 b.前記第一基板の前記配線部に対応する位置に配線部
を設けた第二の基板を用意し、 c.前記第一基板の前記配線部上にはんだの引張り強さ
より大きい引張り強さの部材を設け、 d.前記第一基板の前記配線部にはんだペーストを塗布
し、 e.前記はんだペースト材と前記第二基板の配線部との
間にはんだボールを介挿し、 f.前記第一基板と第二基板をリフロ工程に流して第一
基板と第二基板とを接合するようにしたことを特徴とし
た半導体の接合方法を提案する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0038】図1は本発明に使用する半導体素子1を搭
載した半導体回路構造体である。
載した半導体回路構造体である。
【0039】図1において、ポリイミド樹脂でシート状
に作られた厚さが60 μmのフイルム基板2に、レー
ザ加工により回路配線電極予定位置に直径が0.4mm
の穴2aを加工する。
に作られた厚さが60 μmのフイルム基板2に、レー
ザ加工により回路配線電極予定位置に直径が0.4mm
の穴2aを加工する。
【0040】続いて、厚さ18μmの銅箔4をラミネー
ト処理する。
ト処理する。
【0041】その後、前記穴2aにレジストマスキング
を行い、穴部分の銅箔をエッチング加工して回路パター
ンを形成する。
を行い、穴部分の銅箔をエッチング加工して回路パター
ンを形成する。
【0042】レジストマスキングを剥離し、銅箔部分に
Niメッキ、Auメッキ等の処理を行い、絶縁層6を形
成してフレキシブル回路基板2を仕上げる。
Niメッキ、Auメッキ等の処理を行い、絶縁層6を形
成してフレキシブル回路基板2を仕上げる。
【0043】上記のフレキシブル回路基板2の上に半導
体素子1を載せ、ボンデイング8処理し、樹脂材料10
で封止する。
体素子1を載せ、ボンデイング8処理し、樹脂材料10
で封止する。
【0044】次に、前記第一の回路基板2の前記配線部
4の電極部となる周辺部分の電極部4A,4B上に埋め
込み部材12、12を形成する。
4の電極部となる周辺部分の電極部4A,4B上に埋め
込み部材12、12を形成する。
【0045】該埋め込み部材12は従来の銅線ワイヤボ
ンデイングする方法で、1stボンド後にワイヤを切断
し、前記電極部4A,4B上に接続する。
ンデイングする方法で、1stボンド後にワイヤを切断
し、前記電極部4A,4B上に接続する。
【0046】前記埋め込み部材としては、はんだボール
の引張り強さよりも大きい値の引張り強さを有する材料
を選定する。
の引張り強さよりも大きい値の引張り強さを有する材料
を選定する。
【0047】例えば、はんだボール14の材質をSn―
Pb共晶はんだを用いる場合、該はんだの引っ張り強さ
は常温で、5〜6Kg/mm2であるので、6Kg/m
m2以上の引っ張り強さを有する材料を選択する。
Pb共晶はんだを用いる場合、該はんだの引っ張り強さ
は常温で、5〜6Kg/mm2であるので、6Kg/m
m2以上の引っ張り強さを有する材料を選択する。
【0048】例として、Cu、Ni,Ti,Zn,A
g,Ta,Pd,Mo等の金属及び、それらの合金があ
る。
g,Ta,Pd,Mo等の金属及び、それらの合金があ
る。
【0049】その後、前記回路基板2の前記穴2aを開
けた側の前記銅箔の電極部4上にクリームはんだ印刷を
行い、その上に直径0.5mmのはんだボール14を載
せて、リフロ工程に流す。
けた側の前記銅箔の電極部4上にクリームはんだ印刷を
行い、その上に直径0.5mmのはんだボール14を載
せて、リフロ工程に流す。
【0050】リフロ工程でははんだボールは溶融し、は
んだの一部は前記埋め込み部材12を埋め込む形で銅箔
電極部に融着結合し、図1に示す半導体素子を備えた第
一の回路基板が出来上がる。
んだの一部は前記埋め込み部材12を埋め込む形で銅箔
電極部に融着結合し、図1に示す半導体素子を備えた第
一の回路基板が出来上がる。
【0051】次に、第二の回路基板16を用意する。
【0052】該第二回路基板16は前記第一の回路基板
の銅箔電極部4Aに対応する位置に電極部16aを備え
る。
の銅箔電極部4Aに対応する位置に電極部16aを備え
る。
【0053】該基板16は樹脂等の硬質材でもよい。
【0054】前記電極部16a以外の表面は絶縁皮膜1
8処理する。
8処理する。
【0055】その後、図1に示す第一回路基板2の電極
部4A上のはんだボール14と前記第二回路基板16の
電極部16aとを前記粒子入りクリームはんだを介して
位置合せしてリフロ工程に流す。
部4A上のはんだボール14と前記第二回路基板16の
電極部16aとを前記粒子入りクリームはんだを介して
位置合せしてリフロ工程に流す。
【0056】リフロ工程を経た第一回路基板2と第二回
路基板16は図2に示すようにはんだボール14で電気
的及び機械的接合関係が維持される。
路基板16は図2に示すようにはんだボール14で電気
的及び機械的接合関係が維持される。
【0057】上記構成による本発明の半導体回路構造体
は該回路体を組み込んだ機器の使用環境温度の上昇によ
る該回路構造体周辺温度が上昇した状況において、例え
ば、図2において、温度上昇により第一回路基板、第二
回路基板、はんだボール等の主要構成部材の温度が上昇
すると、それらの材料の熱膨張係数に応じて各部の寸法
関係が伸び、熱膨張係数の差による歪みが生じる。
は該回路体を組み込んだ機器の使用環境温度の上昇によ
る該回路構造体周辺温度が上昇した状況において、例え
ば、図2において、温度上昇により第一回路基板、第二
回路基板、はんだボール等の主要構成部材の温度が上昇
すると、それらの材料の熱膨張係数に応じて各部の寸法
関係が伸び、熱膨張係数の差による歪みが生じる。
【0058】この時、はんだボールの上部14Aを検証
すると、該はんだボール14内部には電極部上に部材1
2が配置されており、部材12の引張り強さρ1は、は
んだボール14の引張り強さρ2より大きい材料で構成
しているために、はんだボールの伸び又は歪みε2より
小さい伸び又は歪みε1となるので、はんだボールの上
部の位置からの亀裂の発生を抑えることができる。
すると、該はんだボール14内部には電極部上に部材1
2が配置されており、部材12の引張り強さρ1は、は
んだボール14の引張り強さρ2より大きい材料で構成
しているために、はんだボールの伸び又は歪みε2より
小さい伸び又は歪みε1となるので、はんだボールの上
部の位置からの亀裂の発生を抑えることができる。
【0059】次に図1、2に示した工程で製作した半導
体素子の回路構造体22のテストを実施した。
体素子の回路構造体22のテストを実施した。
【0060】テストは環境温度−25℃と+125 ℃
の温度範囲を各30分、1000 〜2000サイクル
のヒート サイクル試験を行った。
の温度範囲を各30分、1000 〜2000サイクル
のヒート サイクル試験を行った。
【0061】試験後、はんだボール14部分の亀裂、破
断の症状の発生を認めることはなかった。
断の症状の発生を認めることはなかった。
【0062】また、電気回路の電気的性能への影響も認
められなかった。
められなかった。
【0063】以上のように、本発明はボール状はんだを
使用する回路構造体における熱履歴による熱応力ストレ
スからのはんだボール部分の亀裂を回避するために、は
んだボールと、該はんだボールと接続する基板との間に
熱応力発生に伴うはんだ接合部分の伸縮性/柔軟性を確
保し、熱によるはんだ接合部分の破断抵抗力を備えるよ
うにしたことにより、使用環境の熱応力のストレスに伴
う回路不良の問題の解決を図ることができた。
使用する回路構造体における熱履歴による熱応力ストレ
スからのはんだボール部分の亀裂を回避するために、は
んだボールと、該はんだボールと接続する基板との間に
熱応力発生に伴うはんだ接合部分の伸縮性/柔軟性を確
保し、熱によるはんだ接合部分の破断抵抗力を備えるよ
うにしたことにより、使用環境の熱応力のストレスに伴
う回路不良の問題の解決を図ることができた。
【0064】特に、本発明は、はんだボールによるはん
だ接合部分のはんだ部分と半導体を載せる基板との近傍
位置のはんだ内に熱応力による伸縮による破断作用をは
んだ接合部分の柔軟性を持たせる事により回避させるこ
とができた。
だ接合部分のはんだ部分と半導体を載せる基板との近傍
位置のはんだ内に熱応力による伸縮による破断作用をは
んだ接合部分の柔軟性を持たせる事により回避させるこ
とができた。
【0065】図3、4は本発明の他の例を示す。
【0066】本例は前記第一回路基板2の配線部の電極
部の総てにはんだボール14の引っ張り強さより大きい
値の部材24を結合させた例である。
部の総てにはんだボール14の引っ張り強さより大きい
値の部材24を結合させた例である。
【0067】部材24はフォトリソ、銅メッキ等の方法
により電極部上に形成する。
により電極部上に形成する。
【0068】また、部材24は溶射、ろう付け等の手段
でも可能である。
でも可能である。
【0069】図3のように、各電極部4上に前記部材2
4を結合し、その上にはんだペーストを印刷し、更に、
前記電極部上にはんだボール14を載せて、リフロ工程
を通過させて第一の回路基板を構成する。
4を結合し、その上にはんだペーストを印刷し、更に、
前記電極部上にはんだボール14を載せて、リフロ工程
を通過させて第一の回路基板を構成する。
【0070】次に、第二の回路基板16を用意する。
【0071】該第二回路基板16は前記第一の回路基板
の銅箔電極部4Aに対応する位置に電極部16aを備え
る。
の銅箔電極部4Aに対応する位置に電極部16aを備え
る。
【0072】該基板16は樹脂等の硬質材でもよい。
【0073】前記電極部16a以外の表面は絶縁皮膜1
8処理する。
8処理する。
【0074】その後、図3に示す第一回路基板2の電極
部4A上のはんだボール14と前記第二回路基板16の
電極部16aとを前記粒子入りクリームはんだを介して
位置合せしてリフロ工程に流す。
部4A上のはんだボール14と前記第二回路基板16の
電極部16aとを前記粒子入りクリームはんだを介して
位置合せしてリフロ工程に流す。
【0075】リフロ工程を経た第一回路基板2と第二回
路基板16は図4に示すようにはんだボール14で電気
的及び機械的接合関係が維持される。
路基板16は図4に示すようにはんだボール14で電気
的及び機械的接合関係が維持される。
【0076】次に図3、4に示した工程で製作した半導
体素子の回路構造体22のテストを実施した。
体素子の回路構造体22のテストを実施した。
【0077】テストは環境温度−25℃と+125 ℃
の温度範囲を各30分、1000 〜2000サイクル
のヒート サイクル試験を行った。
の温度範囲を各30分、1000 〜2000サイクル
のヒート サイクル試験を行った。
【0078】試験後、はんだボール14部分の亀裂、破
断の症状の発生を認めることはなかった。
断の症状の発生を認めることはなかった。
【0079】また、電気回路の電気的性能への影響も認
められなかった。
められなかった。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明はボール状はんだ
を使用する回路構造体における熱履歴による熱応力スト
レスからのはんだボール部分の亀裂を回避するために、
はんだボールと、該はんだボールと接続する基板との間
に熱応力発生に伴うはんだ接合部分の伸縮性/柔軟性を
確保し、熱によるはんだ接合部分の破断抵抗力を備える
ようにしたことにより、使用環境の熱応力のストレスに
伴う回路不良の問題の解決を図ることができた。
を使用する回路構造体における熱履歴による熱応力スト
レスからのはんだボール部分の亀裂を回避するために、
はんだボールと、該はんだボールと接続する基板との間
に熱応力発生に伴うはんだ接合部分の伸縮性/柔軟性を
確保し、熱によるはんだ接合部分の破断抵抗力を備える
ようにしたことにより、使用環境の熱応力のストレスに
伴う回路不良の問題の解決を図ることができた。
【図1】本発明の第一の実施例を説明する図面であり、
第一基板の要部の断面図の構成の説明図。
第一基板の要部の断面図の構成の説明図。
【図2】本発明の第一の実施例を説明する図面であり、
第一基板と第二基板をはんだボールで電気的/機械的接
合した状態を説明する図。
第一基板と第二基板をはんだボールで電気的/機械的接
合した状態を説明する図。
【図3】本発明の第二の実施例の説明図であり、第一基
板の要部断面の説明図。
板の要部断面の説明図。
【図4】本発明の第二の実施例の説明図であり、製造工
程の説明図。
程の説明図。
【図5】従来技術の説明図。
【図6】従来技術の説明図。
2 フイルム基板(第一回路基板) 2a フイルム基板2に加工した貫通穴 4 フイルム基板上に設けた回路パターン 4A 回路パターンの電極部 8 半導体素子 10 ボンデイング線 12 封止樹脂 14 はんだボール 16 第二回路基板
Claims (7)
- 【請求項1】 1以上の電極部を有し前記電極部にはん
だを介して他の電気回路と電気接続する半導体回路構造
体において、前記電極部上に前記はんだの引張り強さよ
り大きい引張り強さの材料から成る部材を設けたことを
特徴とした半導体回路構造体。 - 【請求項2】 半導体素子を取り付けた第一基板と前記
第一基板と電気接続する第二の基板との各電極部を接合
するはんだ内に前記はんだの引張強さより大きい引張り
強さの部材を含ませたことを特徴とした半導体回路構造
体。 - 【請求項3】 半導体素子をボンデイング結合した第一
基板の配線部と第二の基板の配線部との間をはんだボー
ルではんだ接合した半導体構造において、前記はんだボ
ールの前記第一基板の配線部と接合する配線部に前記は
んだの引張り強さより大きい材料から成る部材を含むこ
とを特徴とした半導体回路構造体。 - 【請求項4】 前記部材は前記第一回路基板の配線電極
部の周辺部の電極部に設けたことを特徴とした請求項2
乃至3記載の半導体回路構造体。 - 【請求項5】 前記部材は前記第一回路基板の配線電極
部の全部の電極部に設けたことを特徴とした請求項2乃
至3記載の半導体回路構造体。 - 【請求項6】 半導体素子をボンデイング結合した第一
基板の配線部と第二の基板の配線部との間をはんだボー
ルではんだ接合した半導体構造において、前記はんだボ
ール内に前記はんだボールの引張り強さよりも大きい引
張り強さを有する材料から成る材料を混入して前記第一
基板の配線部と接合することを特徴とした半導体回路構
造体。 - 【請求項7】 半導体の接合方法であって; a.配線部と電気結合した半導体素子を備えた第一の基
板を樹脂材料による封止し、 b.前記第一基板の前記配線部に対応する位置に配線部
を設けた第二の基板を用意し、 c.前記第一基板の前記配線部上にはんだの引張り強さ
より大きい引張り強さの部材を設け、 d.前記第一基板の前記配線部にはんだペーストを塗布
し、 e.前記はんだペースト材と前記第二基板の配線部との
間にはんだボールを介挿し、 f.前記第一基板と第二基板をリフロ工程に流して第一
基板と第二基板とを接合するようにしたことを特徴とし
た半導体の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10093337A JPH11297894A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 半導体回路構造体、半導体の接合構造と半導体の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10093337A JPH11297894A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 半導体回路構造体、半導体の接合構造と半導体の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297894A true JPH11297894A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14079464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10093337A Withdrawn JPH11297894A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 半導体回路構造体、半導体の接合構造と半導体の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11297894A (ja) |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP10093337A patent/JPH11297894A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |