JPH11299084A - 過電流保護装置および過電流保護装置を備えた受電設備 - Google Patents
過電流保護装置および過電流保護装置を備えた受電設備Info
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- JPH11299084A JPH11299084A JP10667198A JP10667198A JPH11299084A JP H11299084 A JPH11299084 A JP H11299084A JP 10667198 A JP10667198 A JP 10667198A JP 10667198 A JP10667198 A JP 10667198A JP H11299084 A JPH11299084 A JP H11299084A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各過電流継電器や各電流検出器などに個体差
があっても、下位側の遮断器が遮断される前に、上位側
の遮断器が遮断されないようにし、これによって各遮断
器の協調性を高くする。 【解決手段】 過電流保護装置17によって各系統に設
けられた各電流検出器6、10、15のうち、下位側の
各電流検出器10、15で検出された電流の値を加算し
て下位側総電流値を計算した後、この下位側総電流値
と、上位側の電流検出器5で検出された電流値とが一致
しているとき、遮断禁止指令を生成して、接点18を開
状態にし、これによって上位側の遮断器4が不用意に遮
断されないようにする。
があっても、下位側の遮断器が遮断される前に、上位側
の遮断器が遮断されないようにし、これによって各遮断
器の協調性を高くする。 【解決手段】 過電流保護装置17によって各系統に設
けられた各電流検出器6、10、15のうち、下位側の
各電流検出器10、15で検出された電流の値を加算し
て下位側総電流値を計算した後、この下位側総電流値
と、上位側の電流検出器5で検出された電流値とが一致
しているとき、遮断禁止指令を生成して、接点18を開
状態にし、これによって上位側の遮断器4が不用意に遮
断されないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、系統の過電流保護
協調を行なう際の協調性をより高めた過電流保護装置お
よび過電流保護装置を備えた受電設備に関する。
協調を行なう際の協調性をより高めた過電流保護装置お
よび過電流保護装置を備えた受電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルなどの受電設備では、受電した電力
を各系統に分配する際、各系統毎に過電流継電器を配置
して各系統を保護している。
を各系統に分配する際、各系統毎に過電流継電器を配置
して各系統を保護している。
【0003】図11はこのような各系統毎に過電流継電
器を配置した受電設備の一例を示すブロック図である。
器を配置した受電設備の一例を示すブロック図である。
【0004】この図に示す受電設備151は、送電線な
どを介して供給された電力を受電する受電端152と、
この受電端152に電線153を介して接続され、遮断
指令が入力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器1
54と、この遮断器154に一端が接続された電線15
5に流れる電流の値を検出する電流検出器156と、こ
の電流検出器156から出力される電流検出信号の値が
予め設定されている値より大きい状態になり、この状態
が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成して
遮断器154を遮断状態にし、この遮断器154に過大
な電流が流れないようにする過電流継電器157と、一
端が前記電線155の他端に接続され、遮断指令が入力
されたとき、電流の通過を遮断する遮断器158と、一
端が遮断器158の他端に接続され、他端が電力機器
(図示は省略する)に接続される電線159と、この電
線159に流れる電流の値を検出する電流検出器160
とを備えている。
どを介して供給された電力を受電する受電端152と、
この受電端152に電線153を介して接続され、遮断
指令が入力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器1
54と、この遮断器154に一端が接続された電線15
5に流れる電流の値を検出する電流検出器156と、こ
の電流検出器156から出力される電流検出信号の値が
予め設定されている値より大きい状態になり、この状態
が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成して
遮断器154を遮断状態にし、この遮断器154に過大
な電流が流れないようにする過電流継電器157と、一
端が前記電線155の他端に接続され、遮断指令が入力
されたとき、電流の通過を遮断する遮断器158と、一
端が遮断器158の他端に接続され、他端が電力機器
(図示は省略する)に接続される電線159と、この電
線159に流れる電流の値を検出する電流検出器160
とを備えている。
【0005】さらに、この受電設備151は、電流検出
器160から出力される電流検出信号の値が予め設定さ
れている値より大きい状態になり、この状態が一定時間
以上継続しているとき、遮断指令を生成して遮断器15
8を遮断状態にし、この遮断器158に過大な電流が流
れないようにする過電流継電器161と、一端が電線1
55の途中に接続される電線162と、一端が電線16
2の他端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流
の通過を遮断する遮断器163と、一端が遮断器163
の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略する)
に接続される電線164と、この電線164に流れる電
流の値を検出する電流検出器165と、この電流検出器
165から出力される電流検出信号の値が予め設定され
ている値より大きい状態になり、この状態が一定時間以
上継続しているとき、遮断指令を生成して遮断器163
を遮断状態にし、この遮断器163に過大な電流が流れ
ないようにする過電流継電器166とを備えている。
器160から出力される電流検出信号の値が予め設定さ
れている値より大きい状態になり、この状態が一定時間
以上継続しているとき、遮断指令を生成して遮断器15
8を遮断状態にし、この遮断器158に過大な電流が流
れないようにする過電流継電器161と、一端が電線1
55の途中に接続される電線162と、一端が電線16
2の他端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流
の通過を遮断する遮断器163と、一端が遮断器163
の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略する)
に接続される電線164と、この電線164に流れる電
流の値を検出する電流検出器165と、この電流検出器
165から出力される電流検出信号の値が予め設定され
ている値より大きい状態になり、この状態が一定時間以
上継続しているとき、遮断指令を生成して遮断器163
を遮断状態にし、この遮断器163に過大な電流が流れ
ないようにする過電流継電器166とを備えている。
【0006】上記構成の受電設備において、受電端15
2で受電された電力を電線153→遮断器154→電線
155なる経路で導くとともに、この電線155上で分
岐させて、その一方を電線155→遮断器158→電線
159なる経路で1つの電力機器に供給し、また他方を
電線162→遮断器163→電線164なる経路で他の
電力機器に供給する。その際に、各電流検出器156、
160、165によって各電線155、159、164
に流れる電流の値を検出するとともに、各過電流継電器
157、161、166によって各電流の値が予め設定
されている電流値(定格電流値)より大きい状態にな
り、この状態が一定時間以上継続しているかどうかを判
定し、定格電流値より大きな値の電流が一定時間以上、
流れているとき、過電流継電器157、161、166
によってこれを検出して、遮断指令を生成し、対応する
遮断器を遮断状態にして、この遮断器から下流側に過大
な電流が流れないようにする。
2で受電された電力を電線153→遮断器154→電線
155なる経路で導くとともに、この電線155上で分
岐させて、その一方を電線155→遮断器158→電線
159なる経路で1つの電力機器に供給し、また他方を
電線162→遮断器163→電線164なる経路で他の
電力機器に供給する。その際に、各電流検出器156、
160、165によって各電線155、159、164
に流れる電流の値を検出するとともに、各過電流継電器
157、161、166によって各電流の値が予め設定
されている電流値(定格電流値)より大きい状態にな
り、この状態が一定時間以上継続しているかどうかを判
定し、定格電流値より大きな値の電流が一定時間以上、
流れているとき、過電流継電器157、161、166
によってこれを検出して、遮断指令を生成し、対応する
遮断器を遮断状態にして、この遮断器から下流側に過大
な電流が流れないようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
受電設備151では、各電流検出器156、160、1
65によって各系統毎の電流値を検出し、この検出結果
に基づき、各遮断器154、158、163を独立して
動作させるようにしているので、各系統毎に、各過電流
継電器157、161、166の設定条件、各電流検出
器156、160、165、各遮断器154、158、
163の設定条件を調整して各系統に流れる電流の値を
調整しなければならない。
受電設備151では、各電流検出器156、160、1
65によって各系統毎の電流値を検出し、この検出結果
に基づき、各遮断器154、158、163を独立して
動作させるようにしているので、各系統毎に、各過電流
継電器157、161、166の設定条件、各電流検出
器156、160、165、各遮断器154、158、
163の設定条件を調整して各系統に流れる電流の値を
調整しなければならない。
【0008】しかしながら、各過電流継電器157、1
61、166の設定条件、各電流検出器156、16
0、165、各遮断器154、158、163の設定条
件を調整しても、各過電流継電器157、161、16
6の個体差、各電流検出器156、160、165の個
体差などによって、各系統のいずれかで過電流が発生し
たとき、設定した通りに電流を遮断できなくなってしま
う現象や同時に遮断されてしまう現象を完全に無くすこ
とができないという問題があった。
61、166の設定条件、各電流検出器156、16
0、165、各遮断器154、158、163の設定条
件を調整しても、各過電流継電器157、161、16
6の個体差、各電流検出器156、160、165の個
体差などによって、各系統のいずれかで過電流が発生し
たとき、設定した通りに電流を遮断できなくなってしま
う現象や同時に遮断されてしまう現象を完全に無くすこ
とができないという問題があった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、請求項1で
は、各過電流継電器や各電流検出器などに個体差があっ
ても、各系統のいずれかで過電流が発生したとき、上位
側の遮断器が遮断される前に、下位側の遮断器を遮断す
ることができ、これによって各遮断器の協調性を高くす
ることができる過電流保護装置を提供することを目的と
している。
は、各過電流継電器や各電流検出器などに個体差があっ
ても、各系統のいずれかで過電流が発生したとき、上位
側の遮断器が遮断される前に、下位側の遮断器を遮断す
ることができ、これによって各遮断器の協調性を高くす
ることができる過電流保護装置を提供することを目的と
している。
【0010】請求項2では、下位側に過電流継電器を使
用することなく、各系統の過電流保護を行なうことがで
き、これによってシステムの構築コストを低く抑えるこ
とができる過電流保護装置を提供することを目的として
いる。
用することなく、各系統の過電流保護を行なうことがで
き、これによってシステムの構築コストを低く抑えるこ
とができる過電流保護装置を提供することを目的として
いる。
【0011】請求項3では、過電流継電器を1つも使用
することなく、各系統の過電流保護を行なうことがで
き、これによってシステムの構築コストをさらに低く抑
えることができる過電流保護装置を提供することを目的
としている。
することなく、各系統の過電流保護を行なうことがで
き、これによってシステムの構築コストをさらに低く抑
えることができる過電流保護装置を提供することを目的
としている。
【0012】請求項4では、上位側の過電流継電器を使
用することなく、各系統の過電流保護を行なうことがで
きる過電流保護装置を提供することを目的としている。
用することなく、各系統の過電流保護を行なうことがで
きる過電流保護装置を提供することを目的としている。
【0013】請求項5では、各過電流継電器や各電流検
出器などに個体差があっても、各系統のいずれかで過電
流が発生したとき、上位側の遮断器が遮断される前に、
下位側の遮断器を遮断することができるとともに、万が
一、これによって下位側の遮断器を遮断できないときで
も、過電流継電器によって遮断することができ、これに
よって各遮断器の協調性と、システムの安全性と両立さ
せることができる受電設備を提供することを目的として
いる。
出器などに個体差があっても、各系統のいずれかで過電
流が発生したとき、上位側の遮断器が遮断される前に、
下位側の遮断器を遮断することができるとともに、万が
一、これによって下位側の遮断器を遮断できないときで
も、過電流継電器によって遮断することができ、これに
よって各遮断器の協調性と、システムの安全性と両立さ
せることができる受電設備を提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、受電された電力を複数の
系統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する
受電設備における過電流保護装置であって、下位側に配
置された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と
上位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値
とを比較し、これらが所定の対応関係にあるかを判定す
る上位側遮断条件判定部と、この上位側遮断条件判定部
によって前記下位側電流値の総和と上位側電流値とが所
定の対応関係にあると判定されているとき、上位側の遮
断器が遮断されるのを禁止する遮断禁止制御部とを備え
たことを特徴としている。
めに本発明は、請求項1では、受電された電力を複数の
系統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する
受電設備における過電流保護装置であって、下位側に配
置された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と
上位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値
とを比較し、これらが所定の対応関係にあるかを判定す
る上位側遮断条件判定部と、この上位側遮断条件判定部
によって前記下位側電流値の総和と上位側電流値とが所
定の対応関係にあると判定されているとき、上位側の遮
断器が遮断されるのを禁止する遮断禁止制御部とを備え
たことを特徴としている。
【0015】請求項2では、受電された電力を複数の系
統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する受
電設備における過電流保護装置であって、下位側に配置
された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上
位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値と
が所定の対応関係にある状態で、各下位側電流値のいず
れかが設定電流値を越えているかどうかを判定する下位
側遮断条件判定部と、この下位側遮断条件判定部によっ
て前記各下位側電流値のいずれかが前記設定電流値を越
えていると判定されたとき、過電流となっている下位側
の遮断器を遮断する遮断制御部とを備えたことを特徴と
している。
統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する受
電設備における過電流保護装置であって、下位側に配置
された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上
位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値と
が所定の対応関係にある状態で、各下位側電流値のいず
れかが設定電流値を越えているかどうかを判定する下位
側遮断条件判定部と、この下位側遮断条件判定部によっ
て前記各下位側電流値のいずれかが前記設定電流値を越
えていると判定されたとき、過電流となっている下位側
の遮断器を遮断する遮断制御部とを備えたことを特徴と
している。
【0016】請求項3では、受電された電力を複数の系
統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する受
電設備における過電流保護装置であって、下位側に配置
された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上
位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値と
が所定の対応関係にある状態で、各下位側電流値のいず
れかが各下位側設定電流値を越えているかどうかを判定
する下位側遮断条件判定部と、この下位側遮断条件判定
部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位側
設定電流値を越えていると判定されたとき、過電流とな
っている下位側の遮断器を遮断する下位側遮断制御部
と、上位側に配置された電流検出器で得られた上位側電
流値が上位側設定電流値を越えているかどうかを判定す
る上位側遮断条件判定部と、この上位側遮断条件判定部
によって前記上位側電流値が前記上位側設定電流値を越
えていると判定されたとき、過電流となっている上位側
の遮断器を遮断する上位側遮断制御部とを備えたことを
特徴としている。
統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する受
電設備における過電流保護装置であって、下位側に配置
された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上
位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値と
が所定の対応関係にある状態で、各下位側電流値のいず
れかが各下位側設定電流値を越えているかどうかを判定
する下位側遮断条件判定部と、この下位側遮断条件判定
部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位側
設定電流値を越えていると判定されたとき、過電流とな
っている下位側の遮断器を遮断する下位側遮断制御部
と、上位側に配置された電流検出器で得られた上位側電
流値が上位側設定電流値を越えているかどうかを判定す
る上位側遮断条件判定部と、この上位側遮断条件判定部
によって前記上位側電流値が前記上位側設定電流値を越
えていると判定されたとき、過電流となっている上位側
の遮断器を遮断する上位側遮断制御部とを備えたことを
特徴としている。
【0017】請求項4では、受電された電力を複数の系
統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する受
電設備における過電流保護装置であって、下位側に配置
された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上
位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値と
が所定の対応関係にある状態で、各下位側電流値のいず
れかが各下位側設定電流値を越えているかどうかを判定
する下位側遮断条件判定部と、この下位側遮断条件判定
部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位側
設定電流値を越えていると判定されたとき、過電流とな
っている下位側の遮断器を遮断する下位側遮断制御部
と、下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側
電流値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られ
た上位側電流値とが所定の対応関係にある状態で、上位
側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値が上
位側設定電流値を越えているかどうかを判定する上位側
遮断条件判定部と、この上位側遮断条件判定部によって
前記上位側電流値が前記上位側設定電流値を越えている
と判定されたとき、過電流となっている上位側の遮断器
を遮断する上位側遮断制御部とを備えたことを特徴とし
ている。
統に分配して各系統に設けられた電力機器に供給する受
電設備における過電流保護装置であって、下位側に配置
された各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上
位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値と
が所定の対応関係にある状態で、各下位側電流値のいず
れかが各下位側設定電流値を越えているかどうかを判定
する下位側遮断条件判定部と、この下位側遮断条件判定
部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位側
設定電流値を越えていると判定されたとき、過電流とな
っている下位側の遮断器を遮断する下位側遮断制御部
と、下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側
電流値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られ
た上位側電流値とが所定の対応関係にある状態で、上位
側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値が上
位側設定電流値を越えているかどうかを判定する上位側
遮断条件判定部と、この上位側遮断条件判定部によって
前記上位側電流値が前記上位側設定電流値を越えている
と判定されたとき、過電流となっている上位側の遮断器
を遮断する上位側遮断制御部とを備えたことを特徴とし
ている。
【0018】請求項5に記載の受電設備では、請求項2
記載の過電流保護装置と、下位側に配置された各電流検
出器で得られた各下位側電流値が予め決められた一定時
間以上、設定電流値を越えていると判定されたとき、過
電流となっている下位側の遮断器を遮断する複数の過電
流継電器とを備えたことを特徴としている。
記載の過電流保護装置と、下位側に配置された各電流検
出器で得られた各下位側電流値が予め決められた一定時
間以上、設定電流値を越えていると判定されたとき、過
電流となっている下位側の遮断器を遮断する複数の過電
流継電器とを備えたことを特徴としている。
【0019】上記請求項1の構成において、上位側遮断
条件判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得
られた下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検
出器で得られた上位側電流値とを比較し、これらが所定
の対応関係にあるかどうかを判定する。この上位側遮断
条件判定部によって前記下位側電流値の総和と前記上位
側電流値とが所定の対応関係にあると判定されていると
き、遮断禁止制御部では、上位側の遮断器が遮断される
のを禁止する。これにより、各過電流継電器や各電流検
出器などに個体差があっても、各系統のいずれかで過電
流が発生したとき、上位側の遮断器が遮断される前に、
下位側の遮断器を遮断し、各遮断器の協調性を高くす
る。
条件判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得
られた下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検
出器で得られた上位側電流値とを比較し、これらが所定
の対応関係にあるかどうかを判定する。この上位側遮断
条件判定部によって前記下位側電流値の総和と前記上位
側電流値とが所定の対応関係にあると判定されていると
き、遮断禁止制御部では、上位側の遮断器が遮断される
のを禁止する。これにより、各過電流継電器や各電流検
出器などに個体差があっても、各系統のいずれかで過電
流が発生したとき、上位側の遮断器が遮断される前に、
下位側の遮断器を遮断し、各遮断器の協調性を高くす
る。
【0020】請求項2の構成において、下位側遮断条件
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが設定電流値を越えてい
るかどうかを判定する。この下位側遮断条件判定部によ
って前記各下位側電流値のいずれかが設定電流値を越え
ていると判定されたとき、遮断制御部では、過電流とな
っている下位側の遮断器を遮断する。これにより、下位
側に過電流継電器を使用することなく、各系統の過電流
保護を行ない、これによってシステムの構築コストを低
く抑えるとともに、各系統のいずれかで過電流が発生し
たとき、各過電流継電器や各電流検出器などに個体差が
あっても、上位側の遮断器が遮断される前に下位側の遮
断器を遮断し、各遮断器の協調性を高くする。
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが設定電流値を越えてい
るかどうかを判定する。この下位側遮断条件判定部によ
って前記各下位側電流値のいずれかが設定電流値を越え
ていると判定されたとき、遮断制御部では、過電流とな
っている下位側の遮断器を遮断する。これにより、下位
側に過電流継電器を使用することなく、各系統の過電流
保護を行ない、これによってシステムの構築コストを低
く抑えるとともに、各系統のいずれかで過電流が発生し
たとき、各過電流継電器や各電流検出器などに個体差が
あっても、上位側の遮断器が遮断される前に下位側の遮
断器を遮断し、各遮断器の協調性を高くする。
【0021】請求項3の構成において、下位側遮断条件
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが各下位側設定電流値を
越えているかどうかを判定する。この下位側遮断条件判
定部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位
側設定電流値を越えていると判定されたとき、下位側遮
断制御部では、過電流となっている下位側の遮断器を遮
断するとともに、上位側遮断条件判定部によって、上位
側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値が上
位側設定電流値を越えているかどうかを判定し、この上
位側遮断条件判定部によって前記上位側電流値が前記上
位側設定電流値を越えていると判定されたとき、上位側
遮断制御部では、過電流となっている上位側の遮断器を
遮断する。これにより、過電流継電器を1つも使用する
ことなく、各系統の過電流保護を行ない、これによって
システムの構築コストをさらに低く抑えるとともに、各
系統のいずれかで過電流が発生したとき、各電流検出器
などに個体差があっても、上位側の遮断器が遮断される
前に、下位側の遮断器を遮断し、各遮断器の協調性を高
くする。
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが各下位側設定電流値を
越えているかどうかを判定する。この下位側遮断条件判
定部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位
側設定電流値を越えていると判定されたとき、下位側遮
断制御部では、過電流となっている下位側の遮断器を遮
断するとともに、上位側遮断条件判定部によって、上位
側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値が上
位側設定電流値を越えているかどうかを判定し、この上
位側遮断条件判定部によって前記上位側電流値が前記上
位側設定電流値を越えていると判定されたとき、上位側
遮断制御部では、過電流となっている上位側の遮断器を
遮断する。これにより、過電流継電器を1つも使用する
ことなく、各系統の過電流保護を行ない、これによって
システムの構築コストをさらに低く抑えるとともに、各
系統のいずれかで過電流が発生したとき、各電流検出器
などに個体差があっても、上位側の遮断器が遮断される
前に、下位側の遮断器を遮断し、各遮断器の協調性を高
くする。
【0022】請求項4の構成において、下位側遮断条件
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが各下位側設定電流値を
越えているかどうかを判定する。この下位側遮断条件判
定部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位
側設定電流値を越えていると判定されたとき、下位側遮
断制御部では、過電流となっている下位側の遮断器を遮
断するとともに、下位側に配置された各電流検出器で得
られた下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検
出器で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にある
とき、上位側遮断条件判定部によって、上位側に配置さ
れた電流検出器で得られた上位側電流値が上位側設定電
流値を越えているかどうかを判定する。この上位側遮断
条件判定部によって前記上位側電流値が前記上位側設定
電流値を越えていると判定されたとき、上位側遮断制御
部では、過電流となっている上位側の遮断器を遮断す
る。これにより、上位側の過電流継電器を使用すること
なく、各系統の過電流保護を行ない、これによってシス
テムの構築コストを低く抑えるとともに、各系統のいず
れかで過電流が発生したとき、各過電流継電器や各電流
検出器などに個体差があっても、上位側の遮断器が遮断
される前に、下位側の遮断器を遮断し、各遮断器の協調
性を高くする。
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが各下位側設定電流値を
越えているかどうかを判定する。この下位側遮断条件判
定部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記下位
側設定電流値を越えていると判定されたとき、下位側遮
断制御部では、過電流となっている下位側の遮断器を遮
断するとともに、下位側に配置された各電流検出器で得
られた下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検
出器で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にある
とき、上位側遮断条件判定部によって、上位側に配置さ
れた電流検出器で得られた上位側電流値が上位側設定電
流値を越えているかどうかを判定する。この上位側遮断
条件判定部によって前記上位側電流値が前記上位側設定
電流値を越えていると判定されたとき、上位側遮断制御
部では、過電流となっている上位側の遮断器を遮断す
る。これにより、上位側の過電流継電器を使用すること
なく、各系統の過電流保護を行ない、これによってシス
テムの構築コストを低く抑えるとともに、各系統のいず
れかで過電流が発生したとき、各過電流継電器や各電流
検出器などに個体差があっても、上位側の遮断器が遮断
される前に、下位側の遮断器を遮断し、各遮断器の協調
性を高くする。
【0023】請求項5の構成において、下位側遮断条件
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが上位側に設けられた各
遮断器の設定電流値より小さな値となる設定電流値を越
えているかどうかを判定する。この下位側遮断条件判定
部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記設定電
流値を越えていると判定されたとき、遮断制御部では、
過電流となっている下位側の遮断器を遮断するととも
に、複数の過電流継電器では、下位側に配置された各電
流検出器で得られた各下位側電流値が予め決められた一
定時間以上、設定電流値を越えていると判定されたと
き、過電流となっている下位側の遮断器を遮断する。こ
れにより、各過電流継電器や各電流検出器などに個体差
があっても、各系統のいずれかで過電流が発生したと
き、上位側の遮断器が遮断される前に、下位側の遮断器
を遮断するとともに、万が一、これによって下位側の遮
断器を遮断できないときでも、過電流継電器によって下
位側の遮断器を遮断し、これによって各遮断器の協調性
と、システムの安全性と両立させる。
判定部では、下位側に配置された各電流検出器で得られ
た下位側電流値の総和と上位側に配置された電流検出器
で得られた上位側電流値とが所定の対応関係にあると
き、各下位側電流値のいずれかが上位側に設けられた各
遮断器の設定電流値より小さな値となる設定電流値を越
えているかどうかを判定する。この下位側遮断条件判定
部によって前記各下位側電流値のいずれかが前記設定電
流値を越えていると判定されたとき、遮断制御部では、
過電流となっている下位側の遮断器を遮断するととも
に、複数の過電流継電器では、下位側に配置された各電
流検出器で得られた各下位側電流値が予め決められた一
定時間以上、設定電流値を越えていると判定されたと
き、過電流となっている下位側の遮断器を遮断する。こ
れにより、各過電流継電器や各電流検出器などに個体差
があっても、各系統のいずれかで過電流が発生したと
き、上位側の遮断器が遮断される前に、下位側の遮断器
を遮断するとともに、万が一、これによって下位側の遮
断器を遮断できないときでも、過電流継電器によって下
位側の遮断器を遮断し、これによって各遮断器の協調性
と、システムの安全性と両立させる。
【0024】
【発明の実施の形態】《第1の実施の形態の説明》図1
は本発明による過電流保護装置が適用された受電設備の
うち、請求項1に対応する第1の実施の形態を示す概略
構成図である。
は本発明による過電流保護装置が適用された受電設備の
うち、請求項1に対応する第1の実施の形態を示す概略
構成図である。
【0025】この図に示す受電設備1は、送電線などを
介して供給された電力を受電する受電端2と、受電端2
に接続された電線3を介して接続され、遮断指令が入力
されたとき、電流の通過を遮断する遮断器4と、一端が
遮断器4の他端に接続される電線5と、この電線5に流
れる電流の値を検出する電流検出器6と、この電流検出
器6から出力される電流検出信号の値が予め設定されて
いる値より大きい状態になり、この状態が一定時間以上
継続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器4を遮
断状態にし、この遮断器4に過大な電流が流れないよう
にする過電流継電器7と、一端が電線5の他端に接続さ
れ、遮断指令が入力されたとき、電流の通過を遮断する
遮断器8と、一端が遮断器8の他端に接続され、他端が
電力機器(図示は省略する)に接続される電線9と、こ
の電線9に流れる電流の値を検出する電流検出器10
と、この電流検出器10から出力される電流検出信号の
値が予め設定されている値より大きい状態になり、この
状態が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成
して、遮断器8を遮断状態にし、この遮断器8に過大な
電流が流れないようにする過電流継電器11とを備えて
いる。
介して供給された電力を受電する受電端2と、受電端2
に接続された電線3を介して接続され、遮断指令が入力
されたとき、電流の通過を遮断する遮断器4と、一端が
遮断器4の他端に接続される電線5と、この電線5に流
れる電流の値を検出する電流検出器6と、この電流検出
器6から出力される電流検出信号の値が予め設定されて
いる値より大きい状態になり、この状態が一定時間以上
継続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器4を遮
断状態にし、この遮断器4に過大な電流が流れないよう
にする過電流継電器7と、一端が電線5の他端に接続さ
れ、遮断指令が入力されたとき、電流の通過を遮断する
遮断器8と、一端が遮断器8の他端に接続され、他端が
電力機器(図示は省略する)に接続される電線9と、こ
の電線9に流れる電流の値を検出する電流検出器10
と、この電流検出器10から出力される電流検出信号の
値が予め設定されている値より大きい状態になり、この
状態が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成
して、遮断器8を遮断状態にし、この遮断器8に過大な
電流が流れないようにする過電流継電器11とを備えて
いる。
【0026】さらに、受電設備1は、一端が電線5の途
中に接続される電線12と、一端が電線12の他端に接
続され、遮断指令が入力されたとき、電流の通過を遮断
する遮断器13と、一端が遮断器13の他端に接続さ
れ、他端が電力機器(図示は省略する)に接続される電
線14と、この電線14に流れる電流の値を検出する電
流検出器15と、この電流検出器15から出力される電
流検出信号の値が予め設定されている値より大きい状態
になり、この状態が一定時間以上継続しているとき、遮
断指令を生成する過電流継電器16と、各電流検出器
6、10、15から出力される電流検出信号の値に基づ
き、上位側に配置された遮断器4の遮断条件が整ってい
るかどうかを判定し、遮断条件が整っていないとき、遮
断禁止指令を生成する過電流保護装置17と、過電流継
電器7の出力側に介挿され、過電流保護装置17から遮
断禁止指令が出力されているとき、過電流継電器7から
出力される遮断指令を遮断して、遮断器4が遮断されな
いようにする接点18とを備えている。
中に接続される電線12と、一端が電線12の他端に接
続され、遮断指令が入力されたとき、電流の通過を遮断
する遮断器13と、一端が遮断器13の他端に接続さ
れ、他端が電力機器(図示は省略する)に接続される電
線14と、この電線14に流れる電流の値を検出する電
流検出器15と、この電流検出器15から出力される電
流検出信号の値が予め設定されている値より大きい状態
になり、この状態が一定時間以上継続しているとき、遮
断指令を生成する過電流継電器16と、各電流検出器
6、10、15から出力される電流検出信号の値に基づ
き、上位側に配置された遮断器4の遮断条件が整ってい
るかどうかを判定し、遮断条件が整っていないとき、遮
断禁止指令を生成する過電流保護装置17と、過電流継
電器7の出力側に介挿され、過電流保護装置17から遮
断禁止指令が出力されているとき、過電流継電器7から
出力される遮断指令を遮断して、遮断器4が遮断されな
いようにする接点18とを備えている。
【0027】この場合、過電流保護装置17は、各電流
検出器6、10、15から出力される電流検出信号を取
り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定し、
突入電流が収束しているとき、下位側の各電流検出器1
0、15から出力される電流検出信号で示される各電流
値を加算して、下位側総電流値を計算するとともに、こ
の下位側総電流値と上位側の電流検出器6から出力され
る電流検出信号で示される電流値(上位側電流値)とを
比較し、これらが一致しているかどうかを判定する演算
回路19と、この演算回路19によって下位側総電流値
と上位側電流値とが一致していると判定されたとき、遮
断禁止指令を生成して、接点18を開状態にする出力回
路20とを備えている。
検出器6、10、15から出力される電流検出信号を取
り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定し、
突入電流が収束しているとき、下位側の各電流検出器1
0、15から出力される電流検出信号で示される各電流
値を加算して、下位側総電流値を計算するとともに、こ
の下位側総電流値と上位側の電流検出器6から出力され
る電流検出信号で示される電流値(上位側電流値)とを
比較し、これらが一致しているかどうかを判定する演算
回路19と、この演算回路19によって下位側総電流値
と上位側電流値とが一致していると判定されたとき、遮
断禁止指令を生成して、接点18を開状態にする出力回
路20とを備えている。
【0028】上記の構成の受電設備1では、受電端2で
受電された電力を電線3→遮断器4→電線5なる経路で
導くとともに、この電線5上で分岐させて、その一方を
電線5→遮断器8→電線9なる経路で1つの電力機器に
供給し、また他方を電線12→遮断器13→電線14な
る経路で他の電力機器に供給する。その際に、各電流検
出器6、10、15によって各電線5、9、14に流れ
る電流の値を検出するとともに、各電流の値が予め設定
されている電流値より大きい状態になり、この状態が一
定時間以上継続しているとき、各過電流継電器7、1
1、16によってこれを検出して、遮断指令を生成し、
対応する遮断器を遮断状態にして、この遮断器から下流
側に過大な電流が流れないようにする。
受電された電力を電線3→遮断器4→電線5なる経路で
導くとともに、この電線5上で分岐させて、その一方を
電線5→遮断器8→電線9なる経路で1つの電力機器に
供給し、また他方を電線12→遮断器13→電線14な
る経路で他の電力機器に供給する。その際に、各電流検
出器6、10、15によって各電線5、9、14に流れ
る電流の値を検出するとともに、各電流の値が予め設定
されている電流値より大きい状態になり、この状態が一
定時間以上継続しているとき、各過電流継電器7、1
1、16によってこれを検出して、遮断指令を生成し、
対応する遮断器を遮断状態にして、この遮断器から下流
側に過大な電流が流れないようにする。
【0029】また、この動作と並行し、図2のフローチ
ャートに示すように、過電流保護装置17によって各系
統に設けられた各電流検出器6、10、15から出力さ
れる各電流検出信号を取り込んで、各系統の突入電流が
収束したかどうかをチェックする。チェックの結果、各
系統の突入電流が収束しているとき(ステップST
1)、下位側の系統に設けられた各電流検出器10、1
5で検出された電流の値を加算して、下位側総電流値を
計算した後、この下位側総電流値と、上位側の系統に設
けられた電流検出器6で検出された電流値とが一致して
いるかどうかをチェックし、これら一致しているとき
(ステップST2)、遮断禁止指令を生成して、接点1
8を開状態にする(ステップST3)。
ャートに示すように、過電流保護装置17によって各系
統に設けられた各電流検出器6、10、15から出力さ
れる各電流検出信号を取り込んで、各系統の突入電流が
収束したかどうかをチェックする。チェックの結果、各
系統の突入電流が収束しているとき(ステップST
1)、下位側の系統に設けられた各電流検出器10、1
5で検出された電流の値を加算して、下位側総電流値を
計算した後、この下位側総電流値と、上位側の系統に設
けられた電流検出器6で検出された電流値とが一致して
いるかどうかをチェックし、これら一致しているとき
(ステップST2)、遮断禁止指令を生成して、接点1
8を開状態にする(ステップST3)。
【0030】これによって、下位側の過電流継電器1
1、16によって遮断指令が生成される前に、上位側の
過電流継電器7によって遮断指令が生成されても、接点
18によってこの遮断指令を遮断して、上位側の遮断器
4が遮断されるのを防止する。
1、16によって遮断指令が生成される前に、上位側の
過電流継電器7によって遮断指令が生成されても、接点
18によってこの遮断指令を遮断して、上位側の遮断器
4が遮断されるのを防止する。
【0031】このように、この第1の実施の形態では、
過電流保護装置17によって各系統に設けられた各電流
検出器6、10、15のうち、下位側の各電流検出器1
0、15で検出された電流の値を加算して下位側総電流
値を計算した後、この下位側総電流値と、上位側の電流
検出器5で検出された電流値とが一致しているとき、遮
断禁止指令を生成して、接点18を開状態にし、これに
よって上位側の遮断器4が不用意に遮断されないように
しているので、各過電流継電器7、11、16や各電流
検出器6、10、15などに個体差があっても、下位側
の遮断器8、13が遮断される前に、上位側の遮断器4
が遮断されるのが防止でき、これによって各遮断器4、
8、13の協調性を高くすることができる。
過電流保護装置17によって各系統に設けられた各電流
検出器6、10、15のうち、下位側の各電流検出器1
0、15で検出された電流の値を加算して下位側総電流
値を計算した後、この下位側総電流値と、上位側の電流
検出器5で検出された電流値とが一致しているとき、遮
断禁止指令を生成して、接点18を開状態にし、これに
よって上位側の遮断器4が不用意に遮断されないように
しているので、各過電流継電器7、11、16や各電流
検出器6、10、15などに個体差があっても、下位側
の遮断器8、13が遮断される前に、上位側の遮断器4
が遮断されるのが防止でき、これによって各遮断器4、
8、13の協調性を高くすることができる。
【0032】《第2の実施の形態の説明》図3は本発明
による過電流保護装置が適用された受電設備のうち、請
求項2に対応する第2の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
による過電流保護装置が適用された受電設備のうち、請
求項2に対応する第2の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
【0033】この図に示す受電設備25は、送電線など
を介して供給された電力を受電する受電端26と、この
受電端26に電線27を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器28と、一
端が遮断器28の他端に接続される電線29と、この電
線29に流れる電流の値を検出する電流検出器30と、
この電流検出器30から出力される電流検出信号の値が
予め設定されている値より大きい状態になり、この状態
が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成し
て、遮断器28を遮断状態にし、この遮断器28に過大
な電流が流れないようにする過電流継電器31と、一端
が電線29の他端に接続され、遮断指令が入力されたと
き、電流の通過を遮断する遮断器32と、一端が遮断器
32の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略す
る)に接続される電線33とを備えている。
を介して供給された電力を受電する受電端26と、この
受電端26に電線27を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器28と、一
端が遮断器28の他端に接続される電線29と、この電
線29に流れる電流の値を検出する電流検出器30と、
この電流検出器30から出力される電流検出信号の値が
予め設定されている値より大きい状態になり、この状態
が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成し
て、遮断器28を遮断状態にし、この遮断器28に過大
な電流が流れないようにする過電流継電器31と、一端
が電線29の他端に接続され、遮断指令が入力されたと
き、電流の通過を遮断する遮断器32と、一端が遮断器
32の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略す
る)に接続される電線33とを備えている。
【0034】さらに、この受電設備25は、電線33に
流れる電流の値を検出する電流検出器34と、一端が電
線29の途中に接続される電線35と、一端が電線35
の他端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流の
通過を遮断する遮断器36と、一端が遮断器36の他端
に接続され、他端が電力機器(図示は省略する)に接続
される電線37と、この電線37に流れる電流の値を検
出する電流検出器38と、各電流検出器30、34、3
8から出力される電流検出信号の値に基づき、下位側に
配置された遮断器32、36の遮断条件が整っているか
どうかを判定し、遮断条件が整っているとき、遮断指令
を生成して、各遮断器32、36のうち、遮断条件が整
っている方を遮断させる過電流保護装置39とを備えて
いる。
流れる電流の値を検出する電流検出器34と、一端が電
線29の途中に接続される電線35と、一端が電線35
の他端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流の
通過を遮断する遮断器36と、一端が遮断器36の他端
に接続され、他端が電力機器(図示は省略する)に接続
される電線37と、この電線37に流れる電流の値を検
出する電流検出器38と、各電流検出器30、34、3
8から出力される電流検出信号の値に基づき、下位側に
配置された遮断器32、36の遮断条件が整っているか
どうかを判定し、遮断条件が整っているとき、遮断指令
を生成して、各遮断器32、36のうち、遮断条件が整
っている方を遮断させる過電流保護装置39とを備えて
いる。
【0035】この場合、過電流保護装置39は、各電流
検出器30、34、38から出力される電流検出信号を
取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定
し、突入電流が収束しているとき、下位側の各電流検出
器34、38から出力される電流検出信号で示される各
電流値を加算して、下位側総電流値を計算する演算処
理、この演算処理にって得られる下位側総電流値と上位
側の電流検出器30から出力される電流検出信号で示さ
れる電流値(上位側電流値)とを比較し、これらが一致
しているかどうかを判定する判定処理、この判定処理に
よって、上位側電流値と下位側総電流値とが一致してい
ると判定されているとき、下位側の各遮断器32、36
に定格電流値を越える電流が流れているかどうかを判定
する過電流判定処理などの処理を行なう演算回路40
と、この演算回路40によって過電流と判定された遮断
器が存在するとき、遮断指令を生成して、過電流となっ
ている遮断器を遮断させる出力回路41とを備えてい
る。
検出器30、34、38から出力される電流検出信号を
取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定
し、突入電流が収束しているとき、下位側の各電流検出
器34、38から出力される電流検出信号で示される各
電流値を加算して、下位側総電流値を計算する演算処
理、この演算処理にって得られる下位側総電流値と上位
側の電流検出器30から出力される電流検出信号で示さ
れる電流値(上位側電流値)とを比較し、これらが一致
しているかどうかを判定する判定処理、この判定処理に
よって、上位側電流値と下位側総電流値とが一致してい
ると判定されているとき、下位側の各遮断器32、36
に定格電流値を越える電流が流れているかどうかを判定
する過電流判定処理などの処理を行なう演算回路40
と、この演算回路40によって過電流と判定された遮断
器が存在するとき、遮断指令を生成して、過電流となっ
ている遮断器を遮断させる出力回路41とを備えてい
る。
【0036】上記の構成の受電設備25では、受電端2
6で受電された電力を電線27→遮断器28→電線29
なる経路で導くとともに、この電線29上で分岐させ
て、その一方を電線29→遮断器32→電線33なる経
路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線35→遮
断器36→電線37なる経路で他の電力機器に供給す
る。その際に、各電流検出器30、34、38によって
各電線29、33、37に流れる電流の値を検出すると
ともに、上位側の電流値が予め設定されている電流値よ
り大きい状態になり、この状態が一定時間以上継続して
いるとき、過電流継電器31によってこれを検出して、
遮断指令を生成し、上位側の遮断器28を遮断状態にし
て、この遮断器28から下流側に過大な電流が流れない
ようにする。
6で受電された電力を電線27→遮断器28→電線29
なる経路で導くとともに、この電線29上で分岐させ
て、その一方を電線29→遮断器32→電線33なる経
路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線35→遮
断器36→電線37なる経路で他の電力機器に供給す
る。その際に、各電流検出器30、34、38によって
各電線29、33、37に流れる電流の値を検出すると
ともに、上位側の電流値が予め設定されている電流値よ
り大きい状態になり、この状態が一定時間以上継続して
いるとき、過電流継電器31によってこれを検出して、
遮断指令を生成し、上位側の遮断器28を遮断状態にし
て、この遮断器28から下流側に過大な電流が流れない
ようにする。
【0037】また、この動作と並行し、図4のフローチ
ャートに示すように、過電流保護装置39によって各系
統に設けられた各電流検出器30、34、38から出力
される各電流検出信号を取り込んで、各系統の突入電流
が収束したかどうかをチェックし、各系統の突入電流が
収束しているとき(ステップST5)、下位側の系統に
設けられた各電流検出器34、38で検出された電流の
値を加算して、下位側総電流値を計算した後、この下位
側総電流値と、上位側の系統に設けられた電流検出器3
0で検出された電流値とが一致しているかどうかをチェ
ックし、これら一致しているとき(ステップST6)、
下位側の各電流検出器34、38で検出された電流値が
各遮断器32、36の定格電流値を越えているかどうか
を判定する。
ャートに示すように、過電流保護装置39によって各系
統に設けられた各電流検出器30、34、38から出力
される各電流検出信号を取り込んで、各系統の突入電流
が収束したかどうかをチェックし、各系統の突入電流が
収束しているとき(ステップST5)、下位側の系統に
設けられた各電流検出器34、38で検出された電流の
値を加算して、下位側総電流値を計算した後、この下位
側総電流値と、上位側の系統に設けられた電流検出器3
0で検出された電流値とが一致しているかどうかをチェ
ックし、これら一致しているとき(ステップST6)、
下位側の各電流検出器34、38で検出された電流値が
各遮断器32、36の定格電流値を越えているかどうか
を判定する。
【0038】そして、各遮断器32、36に流れている
各電流値のいずれかが定格電流値を越えているとき(ス
テップST7)、過電流保護装置39によって遮断指令
を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断する(ス
テップST8)。
各電流値のいずれかが定格電流値を越えているとき(ス
テップST7)、過電流保護装置39によって遮断指令
を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断する(ス
テップST8)。
【0039】このように、この第2の実施の形態では、
各電流検出器30、34、38のうち、下位側の各電流
検出器34、38で検出された電流の値を加算して下位
側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位側の
電流検出器30で検出された電流値とが一致している状
態で、下位側の各電流検出器34、38で検出された各
電流値のいずれかが定格電流値を越えているとき、これ
を検出して、過電流状態となっている遮断器を遮断する
ようにしているので、各系統に設けられた電流検出器3
0、34、38のいずれかによって、過大な電流が検出
されたとき、上位側の遮断器28が遮断される前に、過
電流保護装置39によってこれを検出して、過電流状態
となっている下位側の遮断器32や遮断器36を先に遮
断することができる。
各電流検出器30、34、38のうち、下位側の各電流
検出器34、38で検出された電流の値を加算して下位
側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位側の
電流検出器30で検出された電流値とが一致している状
態で、下位側の各電流検出器34、38で検出された各
電流値のいずれかが定格電流値を越えているとき、これ
を検出して、過電流状態となっている遮断器を遮断する
ようにしているので、各系統に設けられた電流検出器3
0、34、38のいずれかによって、過大な電流が検出
されたとき、上位側の遮断器28が遮断される前に、過
電流保護装置39によってこれを検出して、過電流状態
となっている下位側の遮断器32や遮断器36を先に遮
断することができる。
【0040】これによって、過電流継電器31や各電流
検出器30、34、38などに個体差があっても、上位
側の遮断器28が遮断する前に、下位側の遮断器32、
36を遮断して、各遮断器28、32、36の協調性を
高くすることができる。
検出器30、34、38などに個体差があっても、上位
側の遮断器28が遮断する前に、下位側の遮断器32、
36を遮断して、各遮断器28、32、36の協調性を
高くすることができる。
【0041】さらに、この第2の実施の形態では、過電
流保護装置39に、下位側の過電流継電器の機能を持た
せているので、下位側の遮断器32、36に過電流継電
器などを接続する作業や各過電流継電器の動作電流値を
設定する作業などを省略することができ、これによって
システム全体の経済性を向上させることができる。
流保護装置39に、下位側の過電流継電器の機能を持た
せているので、下位側の遮断器32、36に過電流継電
器などを接続する作業や各過電流継電器の動作電流値を
設定する作業などを省略することができ、これによって
システム全体の経済性を向上させることができる。
【0042】《第3の実施の形態の説明》図5は本発明
による受電設備を示しており、請求項5に対応する第3
の実施の形態を示す概略構成図である。
による受電設備を示しており、請求項5に対応する第3
の実施の形態を示す概略構成図である。
【0043】この図に示す受電設備45は、送電線など
を介して供給された電力を受電する受電端46と、この
受電端46に電線47を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器48と、一
端が遮断器48の他端に接続される電線49と、この電
線49に流れる電流の値を検出する電流検出器50と、
この電流検出器50から出力される電流検出信号の値が
予め設定されている値より大きい状態になり、この状態
が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成し
て、遮断器48を遮断状態にし、この遮断器48に過大
な電流が流れないようにする過電流継電器51と、一端
が電線49の他端に接続され、遮断指令が入力されたと
き、電流の通過を遮断する遮断器52と、一端が遮断器
52の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略す
る)に接続される電線53と、この電線53に流れる電
流の値を検出する電流検出器54と、この電流検出器5
4から出力される電流検出信号の値が予め設定されてい
る値より大きい状態になり、この状態が一定時間以上継
続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器52を遮
断状態にし、この遮断器52に過大な電流が流れないよ
うにする過電流継電器55とを備えている。
を介して供給された電力を受電する受電端46と、この
受電端46に電線47を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器48と、一
端が遮断器48の他端に接続される電線49と、この電
線49に流れる電流の値を検出する電流検出器50と、
この電流検出器50から出力される電流検出信号の値が
予め設定されている値より大きい状態になり、この状態
が一定時間以上継続しているとき、遮断指令を生成し
て、遮断器48を遮断状態にし、この遮断器48に過大
な電流が流れないようにする過電流継電器51と、一端
が電線49の他端に接続され、遮断指令が入力されたと
き、電流の通過を遮断する遮断器52と、一端が遮断器
52の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略す
る)に接続される電線53と、この電線53に流れる電
流の値を検出する電流検出器54と、この電流検出器5
4から出力される電流検出信号の値が予め設定されてい
る値より大きい状態になり、この状態が一定時間以上継
続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器52を遮
断状態にし、この遮断器52に過大な電流が流れないよ
うにする過電流継電器55とを備えている。
【0044】さらに、受電設備45は、一端が電線49
の途中に接続される電線56と、一端が電線56の他端
に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流の通過を
遮断する遮断器57と、一端が遮断器57の他端に接続
され、他端が電力機器(図示は省略する)に接続される
電線58と、この電線58に流れる電流の値を検出する
電流検出器59と、この電流検出器59から出力される
電流検出信号の値が予め設定されている値より大きい状
態になり、この状態が一定時間以上継続しているとき、
遮断指令を生成して、遮断器57を遮断状態にし、この
遮断器57に過大な電流が流れないようにする過電流継
電器60と、各電流検出器50、54、59から出力さ
れる電流検出信号の値に基づき、下位側に配置された遮
断器52、57の遮断条件が整っているかどうかを判定
し、遮断条件が整っているとき、遮断指令を生成して、
各遮断器52、57のうち、遮断条件が整っている方を
遮断させる過電流保護装置61とを備えている。
の途中に接続される電線56と、一端が電線56の他端
に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流の通過を
遮断する遮断器57と、一端が遮断器57の他端に接続
され、他端が電力機器(図示は省略する)に接続される
電線58と、この電線58に流れる電流の値を検出する
電流検出器59と、この電流検出器59から出力される
電流検出信号の値が予め設定されている値より大きい状
態になり、この状態が一定時間以上継続しているとき、
遮断指令を生成して、遮断器57を遮断状態にし、この
遮断器57に過大な電流が流れないようにする過電流継
電器60と、各電流検出器50、54、59から出力さ
れる電流検出信号の値に基づき、下位側に配置された遮
断器52、57の遮断条件が整っているかどうかを判定
し、遮断条件が整っているとき、遮断指令を生成して、
各遮断器52、57のうち、遮断条件が整っている方を
遮断させる過電流保護装置61とを備えている。
【0045】この場合、過電流保護装置61は、各電流
検出器50、54、59から出力される電流検出信号を
取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定
し、突入電流が収束しているとき、下位側の各電流検出
器54、59から出力される電流検出信号で示される各
電流値を加算して、下位側総電流値を計算する演算処
理、この演算処理にって得られる下位側総電流値と上位
側の電流検出器50から出力される電流検出信号で示さ
れる電流値(上位側電流値)とを比較し、これらが一致
しているかどうかを判定する判定処理、この判定処理に
よって、上位側電流値と下位側総電流値とが一致してい
ると判定されているとき、下位側の各遮断器52、57
のうち、定格電流値(上位側の過電流継電器51の定格
電流値よりも小さな電流値)を越える電流が流れている
遮断器があるかどうかを判定する過電流判定処理などの
処理を行なう演算回路62と、この演算回路62によっ
て下位側の遮断器52、57が過電流になっていると判
定されたとき、遮断指令を生成して、過電流となってい
る遮断器を遮断させる出力回路63とを備えている。
検出器50、54、59から出力される電流検出信号を
取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定
し、突入電流が収束しているとき、下位側の各電流検出
器54、59から出力される電流検出信号で示される各
電流値を加算して、下位側総電流値を計算する演算処
理、この演算処理にって得られる下位側総電流値と上位
側の電流検出器50から出力される電流検出信号で示さ
れる電流値(上位側電流値)とを比較し、これらが一致
しているかどうかを判定する判定処理、この判定処理に
よって、上位側電流値と下位側総電流値とが一致してい
ると判定されているとき、下位側の各遮断器52、57
のうち、定格電流値(上位側の過電流継電器51の定格
電流値よりも小さな電流値)を越える電流が流れている
遮断器があるかどうかを判定する過電流判定処理などの
処理を行なう演算回路62と、この演算回路62によっ
て下位側の遮断器52、57が過電流になっていると判
定されたとき、遮断指令を生成して、過電流となってい
る遮断器を遮断させる出力回路63とを備えている。
【0046】上記の構成の受電設備45において、受電
端46で受電された電力を電線47→遮断器48→電線
49なる経路で導くとともに、この電線49上で分岐さ
せて、その一方を電線49→遮断器52→電線53なる
経路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線56→
遮断器57→電線58なる経路で他の電力機器に供給す
るとき、各電流検出器50、54、59によって各電線
49、53、58に流れる電流の値を検出するととも
に、各電流の値が予め設定されている電流値より大きい
状態になり、この状態が一定時間以上継続していると
き、各過電流継電器51、55、60によってこれを検
出して、遮断指令を生成し、対応する遮断器を遮断状態
にして、この遮断器から下流側に過大な電流が流れない
ようにする。
端46で受電された電力を電線47→遮断器48→電線
49なる経路で導くとともに、この電線49上で分岐さ
せて、その一方を電線49→遮断器52→電線53なる
経路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線56→
遮断器57→電線58なる経路で他の電力機器に供給す
るとき、各電流検出器50、54、59によって各電線
49、53、58に流れる電流の値を検出するととも
に、各電流の値が予め設定されている電流値より大きい
状態になり、この状態が一定時間以上継続していると
き、各過電流継電器51、55、60によってこれを検
出して、遮断指令を生成し、対応する遮断器を遮断状態
にして、この遮断器から下流側に過大な電流が流れない
ようにする。
【0047】また、この動作と並行し、図6のフローチ
ャートに示すように、過電流保護装置61によって各系
統に設けられた各電流検出器50、54、59から出力
される各電流検出信号を取り込んで、各系統の突入電流
が収束したかどうかをチェックし、各系統の突入電流が
収束しているとき(ステップST10)、下位側の系統
に設けられた各電流検出器54、59で検出された電流
の値を加算して、下位側総電流値を計算した後、この下
位側総電流値と、上位側の系統に設けられた電流検出器
50で検出された電流値とが一致しているかどうかをチ
ェックし、これら一致しているとき(ステップST1
1)、各電流検出器54、59で検出された電流値が各
遮断器52、57の定格電流値を越えているかどうかを
判定する。
ャートに示すように、過電流保護装置61によって各系
統に設けられた各電流検出器50、54、59から出力
される各電流検出信号を取り込んで、各系統の突入電流
が収束したかどうかをチェックし、各系統の突入電流が
収束しているとき(ステップST10)、下位側の系統
に設けられた各電流検出器54、59で検出された電流
の値を加算して、下位側総電流値を計算した後、この下
位側総電流値と、上位側の系統に設けられた電流検出器
50で検出された電流値とが一致しているかどうかをチ
ェックし、これら一致しているとき(ステップST1
1)、各電流検出器54、59で検出された電流値が各
遮断器52、57の定格電流値を越えているかどうかを
判定する。
【0048】そして、各遮断器52、57のいずれか
に、定格電流値を越えた電流値の電流が流れているとき
(ステップST12)、過電流保護装置61によって遮
断指令を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断す
る(ステップST13)。
に、定格電流値を越えた電流値の電流が流れているとき
(ステップST12)、過電流保護装置61によって遮
断指令を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断す
る(ステップST13)。
【0049】このように、この第3の実施の形態では、
各電流検出器50、54、59のうち、下位側の各電流
検出器54、59で検出された電流の値を加算して下位
側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位側の
電流検出器50で検出された電流値とが一致している状
態で、下位側の各電流検出器54、59で検出された各
電流値のいずれかが各遮断器52、57の定格電流値
(上位側の過電流継電器51の定格電流値よりも小さな
電流値)を越えているとき、これを検出して、過電流状
態となっている遮断器を遮断するようにしているので、
各系統に設けられた電流検出器50、54、59のいず
れかによって、過大な電流が検出されたとき、上位側の
遮断器48が遮断される前に、過電流保護装置61によ
ってこれを検出して、過電流状態となっている下位側の
遮断器を先に遮断することができる。
各電流検出器50、54、59のうち、下位側の各電流
検出器54、59で検出された電流の値を加算して下位
側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位側の
電流検出器50で検出された電流値とが一致している状
態で、下位側の各電流検出器54、59で検出された各
電流値のいずれかが各遮断器52、57の定格電流値
(上位側の過電流継電器51の定格電流値よりも小さな
電流値)を越えているとき、これを検出して、過電流状
態となっている遮断器を遮断するようにしているので、
各系統に設けられた電流検出器50、54、59のいず
れかによって、過大な電流が検出されたとき、上位側の
遮断器48が遮断される前に、過電流保護装置61によ
ってこれを検出して、過電流状態となっている下位側の
遮断器を先に遮断することができる。
【0050】これによって、各過電流継電器51、5
5、60や各電流検出器50、54、59などに個体差
があっても、上位側の遮断器48が遮断される前に、下
位側の遮断器52、57を遮断して、各遮断器48、5
2、57の協調性を高くすることができる。
5、60や各電流検出器50、54、59などに個体差
があっても、上位側の遮断器48が遮断される前に、下
位側の遮断器52、57を遮断して、各遮断器48、5
2、57の協調性を高くすることができる。
【0051】また、この第3の実施の形態では、万が
一、過電流保護装置61によって上位側の遮断器48が
遮断される前に、下位側の各遮断器52、57を遮断す
ることができないときでも、各過電流継電器55、60
によって、各遮断器52、57を遮断することができ、
これによって各遮断器48、52、57の協調性と、シ
ステムの安全性と両立させることができる。
一、過電流保護装置61によって上位側の遮断器48が
遮断される前に、下位側の各遮断器52、57を遮断す
ることができないときでも、各過電流継電器55、60
によって、各遮断器52、57を遮断することができ、
これによって各遮断器48、52、57の協調性と、シ
ステムの安全性と両立させることができる。
【0052】《第4の実施の形態の説明》図7は本発明
による過電流保護装置が適用された受電設備のうち、請
求項3に対応する第4の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
による過電流保護装置が適用された受電設備のうち、請
求項3に対応する第4の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
【0053】この図に示す受電設備70は、送電線など
を介して供給された電力を受電する受電端71と、この
受電端71に電線72を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器73と、一
端が遮断器73の他端に接続される電線74と、この電
線74に流れる電流の値を検出する電流検出器75と、
一端が電線74の他端に接続され、遮断指令が入力され
たとき、電流の通過を遮断する遮断器76と、一端が遮
断器76の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省
略する)に接続される電線77と、この電線77に流れ
る電流の値を検出する電流検出器78と、一端が電線7
7の途中に接続される電線79と、一端が電線79の他
端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流の通過
を遮断する遮断器80と、一端が遮断器80の他端に接
続され、他端が電力機器(図示は省略する)に接続され
る電線81と、この電線81に流れる電流の値を検出す
る電流検出器82と、各電流検出器75、78、82か
ら出力される電流検出信号の値に基づき、各遮断器7
3、76、80の遮断条件が整っているかどうかを判定
し、遮断条件が整っているとき、遮断指令を生成して、
各遮断器73、76、80のうち、遮断条件が整ってい
る遮断器を遮断させる過電流保護装置83とを備えてい
る。
を介して供給された電力を受電する受電端71と、この
受電端71に電線72を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器73と、一
端が遮断器73の他端に接続される電線74と、この電
線74に流れる電流の値を検出する電流検出器75と、
一端が電線74の他端に接続され、遮断指令が入力され
たとき、電流の通過を遮断する遮断器76と、一端が遮
断器76の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省
略する)に接続される電線77と、この電線77に流れ
る電流の値を検出する電流検出器78と、一端が電線7
7の途中に接続される電線79と、一端が電線79の他
端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流の通過
を遮断する遮断器80と、一端が遮断器80の他端に接
続され、他端が電力機器(図示は省略する)に接続され
る電線81と、この電線81に流れる電流の値を検出す
る電流検出器82と、各電流検出器75、78、82か
ら出力される電流検出信号の値に基づき、各遮断器7
3、76、80の遮断条件が整っているかどうかを判定
し、遮断条件が整っているとき、遮断指令を生成して、
各遮断器73、76、80のうち、遮断条件が整ってい
る遮断器を遮断させる過電流保護装置83とを備えてい
る。
【0054】この場合、過電流保護装置83は、各電流
検出器75、78、82から出力される電流検出信号を
取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定す
る突入終了判定処理、この突入終了判定処理によって突
入電流が収束していると判定されたとき、上位側の遮断
器73が過電流状態になっているかかどうかを判定する
上位側過電流判定処理、突入終了判定処理によって突入
電流が収束していると判定されたとき、下位側の各電流
検出器78、82から出力される電流検出信号で示され
る各電流値を加算して、下位側総電流値を計算する演算
処理、この演算処理にって得られる下位側総電流値と上
位側の電流検出器75から出力される電流検出信号で示
される電流値(上位側電流値)とを比較し、これらが一
致しているかどうかを判定する判定処理、この判定処理
によって、上位側電流値と下位側総電流値とが一致して
いると判定されているとき、下位側の各遮断器76、8
0のうち、定格電流値(上位側に設けられた遮断器73
の定格電流値よりも小さな電流値)を越える電流が流れ
ている遮断器があるかどうかを判定する過電流判定処理
などの処理を行なう演算回路84と、この演算回路84
によって過電流と判定された遮断器が存在するとき、遮
断指令を生成して、各遮断器73、76、80のうち、
過電流となっている遮断器を遮断させる出力回路85と
を備えている。
検出器75、78、82から出力される電流検出信号を
取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判定す
る突入終了判定処理、この突入終了判定処理によって突
入電流が収束していると判定されたとき、上位側の遮断
器73が過電流状態になっているかかどうかを判定する
上位側過電流判定処理、突入終了判定処理によって突入
電流が収束していると判定されたとき、下位側の各電流
検出器78、82から出力される電流検出信号で示され
る各電流値を加算して、下位側総電流値を計算する演算
処理、この演算処理にって得られる下位側総電流値と上
位側の電流検出器75から出力される電流検出信号で示
される電流値(上位側電流値)とを比較し、これらが一
致しているかどうかを判定する判定処理、この判定処理
によって、上位側電流値と下位側総電流値とが一致して
いると判定されているとき、下位側の各遮断器76、8
0のうち、定格電流値(上位側に設けられた遮断器73
の定格電流値よりも小さな電流値)を越える電流が流れ
ている遮断器があるかどうかを判定する過電流判定処理
などの処理を行なう演算回路84と、この演算回路84
によって過電流と判定された遮断器が存在するとき、遮
断指令を生成して、各遮断器73、76、80のうち、
過電流となっている遮断器を遮断させる出力回路85と
を備えている。
【0055】上記の構成の受電設備70では、受電端7
1で受電された電力を電線72→遮断器73→電線74
なる経路で導くとともに、この電線74上で分岐させ
て、その一方を電線74→遮断器76→電線77なる経
路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線79→遮
断器80→電線81なる経路で他の電力機器に供給す
る。その際に、図8のフローチャートに示すように、過
電流保護装置83によって各電流検出器75、78、8
2から出力される電流検出信号を取り込んで、各系統の
突入電流が収束したかどうかをチェックし、各系統の突
入電流が収束しているとき(ステップST15)、下位
側の系統に設けられた各電流検出器78、82で検出さ
れた電流の値を加算して、下位側総電流値を計算した
後、この下位側総電流値と、上位側の系統に設けられた
電流検出器75で検出された電流値とが一致しているか
どうかをチェックし、これら一致しているとき(ステッ
プST16)、各電流検出器78、82で検出された電
流値が各遮断器76、80の定格電流値を越えているか
どうかを判定する。
1で受電された電力を電線72→遮断器73→電線74
なる経路で導くとともに、この電線74上で分岐させ
て、その一方を電線74→遮断器76→電線77なる経
路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線79→遮
断器80→電線81なる経路で他の電力機器に供給す
る。その際に、図8のフローチャートに示すように、過
電流保護装置83によって各電流検出器75、78、8
2から出力される電流検出信号を取り込んで、各系統の
突入電流が収束したかどうかをチェックし、各系統の突
入電流が収束しているとき(ステップST15)、下位
側の系統に設けられた各電流検出器78、82で検出さ
れた電流の値を加算して、下位側総電流値を計算した
後、この下位側総電流値と、上位側の系統に設けられた
電流検出器75で検出された電流値とが一致しているか
どうかをチェックし、これら一致しているとき(ステッ
プST16)、各電流検出器78、82で検出された電
流値が各遮断器76、80の定格電流値を越えているか
どうかを判定する。
【0056】そして、各遮断器76、80のいずれか
に、定格電流値を越えた電流値の電流が流れているとき
(ステップST17)、過電流保護装置83によって遮
断指令を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断す
る(ステップST18)。
に、定格電流値を越えた電流値の電流が流れているとき
(ステップST17)、過電流保護装置83によって遮
断指令を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断す
る(ステップST18)。
【0057】また、この動作と並行し、各系統の突入電
流が収束した段階で、過電流保護装置83によって上位
側の遮断器73に流れる電流の値が定格電流値を越えて
いるかどうかをチェックし、上位側の遮断器73に流れ
ている電流が定格電流値を越えていれば(ステップST
19)、遮断指令を生成して、上位側の遮断器73を遮
断する(ステップST20)。
流が収束した段階で、過電流保護装置83によって上位
側の遮断器73に流れる電流の値が定格電流値を越えて
いるかどうかをチェックし、上位側の遮断器73に流れ
ている電流が定格電流値を越えていれば(ステップST
19)、遮断指令を生成して、上位側の遮断器73を遮
断する(ステップST20)。
【0058】このように、この第4の実施の形態では、
各電流検出器75、78、82のうち、下位側の各電流
検出器78、82で検出された電流の値を加算して下位
側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位側の
電流検出器75で検出された電流値とが一致している状
態で、下位側の各電流検出器78、82で検出された各
電流値のいずれかが定格電流値を越えているとき、これ
を検出して、過電流状態となっている下位側の遮断器を
遮断させるとともに、上位側の電流検出器75で検出さ
れた電流値が定格電流値を越えているとき、上位側の遮
断器73を遮断させるようにしているので、各系統に設
けられた各遮断器73、76、80のいずれかに過大な
電流が流れたとき、これを検出して、下位側の遮断器7
6、80、上位側の遮断器73なる順序で、各遮断器7
3、76、80を遮断することができ、これによって各
電流検出器75、78、82などに個体差があっても、
下位側の遮断器76、80を遮断した後、上位側の遮断
器73を遮断して、各遮断器73、76、80の協調性
を高くすることができる。
各電流検出器75、78、82のうち、下位側の各電流
検出器78、82で検出された電流の値を加算して下位
側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位側の
電流検出器75で検出された電流値とが一致している状
態で、下位側の各電流検出器78、82で検出された各
電流値のいずれかが定格電流値を越えているとき、これ
を検出して、過電流状態となっている下位側の遮断器を
遮断させるとともに、上位側の電流検出器75で検出さ
れた電流値が定格電流値を越えているとき、上位側の遮
断器73を遮断させるようにしているので、各系統に設
けられた各遮断器73、76、80のいずれかに過大な
電流が流れたとき、これを検出して、下位側の遮断器7
6、80、上位側の遮断器73なる順序で、各遮断器7
3、76、80を遮断することができ、これによって各
電流検出器75、78、82などに個体差があっても、
下位側の遮断器76、80を遮断した後、上位側の遮断
器73を遮断して、各遮断器73、76、80の協調性
を高くすることができる。
【0059】また、この第4の実施の形態では、過電流
保護装置83に、過電流継電器の機能を持たせているの
で、過電流継電器を1つも使用することなく、各系統の
過電流保護を行なうことができ、これによってシステム
の構築コストを低く抑えることができるとともに、各遮
断器73、76、80に過電流継電器などを接続する作
業や各過電流継電器の動作電流値を設定する作業などを
省略することができ、これによってシステム全体の経済
性を向上させることができる。
保護装置83に、過電流継電器の機能を持たせているの
で、過電流継電器を1つも使用することなく、各系統の
過電流保護を行なうことができ、これによってシステム
の構築コストを低く抑えることができるとともに、各遮
断器73、76、80に過電流継電器などを接続する作
業や各過電流継電器の動作電流値を設定する作業などを
省略することができ、これによってシステム全体の経済
性を向上させることができる。
【0060】《第5の実施の形態の説明》図9は本発明
による過電流保護装置が適用された受電設備のうち、請
求項4に対応する第5の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
による過電流保護装置が適用された受電設備のうち、請
求項4に対応する第5の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
【0061】この図に示す受電設備90は、送電線など
を介して供給された電力を受電する受電端91と、この
受電端91に電線92を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器93と、一
端が遮断器93の他端に接続される電線94と、この電
線94に流れる電流の値を検出する電流検出器95と、
一端が電線94の他端に接続され、遮断指令が入力され
たとき、電流の通過を遮断する遮断器96と、一端が遮
断器96の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省
略する)に接続される電線97と、この電線97に流れ
る電流の値を検出する電流検出器98と、この電流検出
器98から出力される電流検出信号の値が予め設定され
ている値より大きい状態になり、この状態が一定時間以
上継続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器96
を遮断状態にし、この遮断器96に過大な電流が流れな
いようにする過電流継電器99とを備えている。
を介して供給された電力を受電する受電端91と、この
受電端91に電線92を介して接続され、遮断指令が入
力されたとき、電流の通過を遮断する遮断器93と、一
端が遮断器93の他端に接続される電線94と、この電
線94に流れる電流の値を検出する電流検出器95と、
一端が電線94の他端に接続され、遮断指令が入力され
たとき、電流の通過を遮断する遮断器96と、一端が遮
断器96の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省
略する)に接続される電線97と、この電線97に流れ
る電流の値を検出する電流検出器98と、この電流検出
器98から出力される電流検出信号の値が予め設定され
ている値より大きい状態になり、この状態が一定時間以
上継続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器96
を遮断状態にし、この遮断器96に過大な電流が流れな
いようにする過電流継電器99とを備えている。
【0062】さらに、この受電設備90は、一端が電線
94の途中に接続される電線100と、一端が電線10
0の他端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流
の通過を遮断する遮断器101と、一端が遮断器101
の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略する)
に接続される電線102と、この電線102に流れる電
流の値を検出する電流検出器103と、この電流検出器
103から出力される電流検出信号の値が予め設定され
ている値より大きい状態になり、この状態が一定時間以
上継続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器10
1を遮断状態にし、この遮断器101に過大な電流が流
れないようにする過電流継電器104と、各電流検出器
95、98、103から出力される電流検出信号の値に
基づき、各遮断器93、96、101の遮断条件が整っ
ているかどうかを判定し、遮断条件が整っているとき、
遮断指令を生成して、各遮断器93、96、101のう
ち、遮断条件が整っている遮断器を遮断させる過電流保
護装置105とを備えている。
94の途中に接続される電線100と、一端が電線10
0の他端に接続され、遮断指令が入力されたとき、電流
の通過を遮断する遮断器101と、一端が遮断器101
の他端に接続され、他端が電力機器(図示は省略する)
に接続される電線102と、この電線102に流れる電
流の値を検出する電流検出器103と、この電流検出器
103から出力される電流検出信号の値が予め設定され
ている値より大きい状態になり、この状態が一定時間以
上継続しているとき、遮断指令を生成して、遮断器10
1を遮断状態にし、この遮断器101に過大な電流が流
れないようにする過電流継電器104と、各電流検出器
95、98、103から出力される電流検出信号の値に
基づき、各遮断器93、96、101の遮断条件が整っ
ているかどうかを判定し、遮断条件が整っているとき、
遮断指令を生成して、各遮断器93、96、101のう
ち、遮断条件が整っている遮断器を遮断させる過電流保
護装置105とを備えている。
【0063】この場合、過電流保護装置105は、各電
流検出器95、98、103から出力される電流検出信
号を取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判
定する突入終了判定処理、この突入終了判定処理によっ
て突入電流が収束していると判定されたとき、下位側の
各電流検出器98、103から出力される電流検出信号
で示される各電流値を加算して、下位側総電流値を計算
する演算処理、この演算処理にって得られる下位側総電
流値と上位側の電流検出器95から出力される電流検出
信号で示される電流値(上位側電流値)とを比較し、こ
れらが一致しているかどうかを判定する判定処理、この
判定処理によって、上位側電流値と下位側総電流値とが
一致していると判定されているとき、下位側の各遮断器
96、101のうち、定格電流値を越える電流が流れて
いる遮断器があるかどうかを判定する過電流判定処理、
判定処理が終了したとき、上位側の遮断器93が過電流
状態になっているかかどうかを判定する上位側過電流判
定処理などの処理を行なう演算回路106と、この演算
回路106によって各遮断器93、96、101のう
ち、過電流と判定された遮断器が存在するとき、遮断指
令を生成して、過電流となっている遮断器を遮断させる
出力回路107とを備えている。
流検出器95、98、103から出力される電流検出信
号を取り込んで、突入電流が収束しているかどうかを判
定する突入終了判定処理、この突入終了判定処理によっ
て突入電流が収束していると判定されたとき、下位側の
各電流検出器98、103から出力される電流検出信号
で示される各電流値を加算して、下位側総電流値を計算
する演算処理、この演算処理にって得られる下位側総電
流値と上位側の電流検出器95から出力される電流検出
信号で示される電流値(上位側電流値)とを比較し、こ
れらが一致しているかどうかを判定する判定処理、この
判定処理によって、上位側電流値と下位側総電流値とが
一致していると判定されているとき、下位側の各遮断器
96、101のうち、定格電流値を越える電流が流れて
いる遮断器があるかどうかを判定する過電流判定処理、
判定処理が終了したとき、上位側の遮断器93が過電流
状態になっているかかどうかを判定する上位側過電流判
定処理などの処理を行なう演算回路106と、この演算
回路106によって各遮断器93、96、101のう
ち、過電流と判定された遮断器が存在するとき、遮断指
令を生成して、過電流となっている遮断器を遮断させる
出力回路107とを備えている。
【0064】上記の構成の受電設備90では、そして、
受電端91で受電された電力を電線92→遮断器93→
電線94なる経路で導くとともに、この電線94上で分
岐させて、その一方を電線94→遮断器96→電線97
なる経路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線1
00→遮断器101→電線102なる経路で他の電力機
器に供給するとき、各電流検出器95、98、103に
よって各電線94、97、102に流れる電流の値を検
出するとともに、各電流の値が予め設定されている電流
値より大きい状態になり、この状態が一定時間以上継続
しているとき、下位側の各過電流継電器99、104に
よってこれを検出して、遮断指令が生成し、対応する遮
断器を遮断状態にして、この遮断器から下流側に過大な
電流が流れないようにする。
受電端91で受電された電力を電線92→遮断器93→
電線94なる経路で導くとともに、この電線94上で分
岐させて、その一方を電線94→遮断器96→電線97
なる経路で1つの電力機器に供給し、また他方を電線1
00→遮断器101→電線102なる経路で他の電力機
器に供給するとき、各電流検出器95、98、103に
よって各電線94、97、102に流れる電流の値を検
出するとともに、各電流の値が予め設定されている電流
値より大きい状態になり、この状態が一定時間以上継続
しているとき、下位側の各過電流継電器99、104に
よってこれを検出して、遮断指令が生成し、対応する遮
断器を遮断状態にして、この遮断器から下流側に過大な
電流が流れないようにする。
【0065】また、この動作と並行し、図10のフロー
チャートに示すように、過電流保護装置105によって
各電流検出器95、98、103から出力される電流検
出信号を取り込んで、各系統の突入電流が収束したかど
うかをチェックし、各系統の突入電流が収束していると
き(ステップST20)、下位側の系統に設けられた各
電流検出器98、103で検出された電流の値を加算し
て、下位側総電流値を計算した後、この下位側総電流値
と、上位側の系統に設けられた電流検出器95で検出さ
れた電流値とが一致しているかどうかをチェックし、こ
れら一致しているとき(ステップST21)、下位側の
各電流検出器98、103で検出された電流値が各遮断
器96、101の定格電流値を越えているかどうかを判
定する。
チャートに示すように、過電流保護装置105によって
各電流検出器95、98、103から出力される電流検
出信号を取り込んで、各系統の突入電流が収束したかど
うかをチェックし、各系統の突入電流が収束していると
き(ステップST20)、下位側の系統に設けられた各
電流検出器98、103で検出された電流の値を加算し
て、下位側総電流値を計算した後、この下位側総電流値
と、上位側の系統に設けられた電流検出器95で検出さ
れた電流値とが一致しているかどうかをチェックし、こ
れら一致しているとき(ステップST21)、下位側の
各電流検出器98、103で検出された電流値が各遮断
器96、101の定格電流値を越えているかどうかを判
定する。
【0066】そして、各遮断器96、101のいずれか
に、定格電流値を越えた電流値の電流が流れているとき
(ステップST22)、過電流保護装置105によって
遮断指令を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断
する(ステップST23)。
に、定格電流値を越えた電流値の電流が流れているとき
(ステップST22)、過電流保護装置105によって
遮断指令を生成して、過電流が流れている遮断器を遮断
する(ステップST23)。
【0067】また、この動作と並行し、下位側総電流値
と、上位側の系統に設けられた電流検出器95で検出さ
れた電流値とが一致しているとき(ステップST2
1)、過電流保護装置105によって上位側の遮断器9
3に流れる電流の値が定格電流値を越えているかどうか
を判定し、上位側の遮断器93に流れている電流が定格
電流値を越えていれば(ステップST24)、遮断指令
を生成して、上位側の遮断器93を遮断する(ステップ
ST25)。
と、上位側の系統に設けられた電流検出器95で検出さ
れた電流値とが一致しているとき(ステップST2
1)、過電流保護装置105によって上位側の遮断器9
3に流れる電流の値が定格電流値を越えているかどうか
を判定し、上位側の遮断器93に流れている電流が定格
電流値を越えていれば(ステップST24)、遮断指令
を生成して、上位側の遮断器93を遮断する(ステップ
ST25)。
【0068】このように、この第5の実施の形態では、
各電流検出器95、98、103のうち、下位側の各電
流検出器98、103で検出された電流の値を加算して
下位側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位
側の電流検出器95で検出された電流値とが一致してい
る状態で、下位側の各電流検出器98、103で検出さ
れた各電流値のいずれかが設定電流値を越えていると
き、これを検出して、過電流状態となっている下位側の
遮断器を遮断させるとともに、上位側の電流検出器95
で検出された電流値が定格電流値を越えているとき、上
位側の遮断器93を遮断させるようにしているので、各
系統に設けられた各遮断器93、96、101のいずれ
かに過大な電流が流れたとき、これを検出して、下位側
の遮断器96、101、上位側の遮断器93なる順序
で、各遮断器93、96、101を遮断することがで
き、これによって各過電流継電器99、104や各電流
検出器95、98、103などに個体差があっても、下
位側の遮断器96、101を遮断させた後、上位側の遮
断器93を遮断させることができ、これによって各遮断
器93、96、101の協調性を高くすることができ
る。
各電流検出器95、98、103のうち、下位側の各電
流検出器98、103で検出された電流の値を加算して
下位側総電流値を計算し、この下位側総電流値と、上位
側の電流検出器95で検出された電流値とが一致してい
る状態で、下位側の各電流検出器98、103で検出さ
れた各電流値のいずれかが設定電流値を越えていると
き、これを検出して、過電流状態となっている下位側の
遮断器を遮断させるとともに、上位側の電流検出器95
で検出された電流値が定格電流値を越えているとき、上
位側の遮断器93を遮断させるようにしているので、各
系統に設けられた各遮断器93、96、101のいずれ
かに過大な電流が流れたとき、これを検出して、下位側
の遮断器96、101、上位側の遮断器93なる順序
で、各遮断器93、96、101を遮断することがで
き、これによって各過電流継電器99、104や各電流
検出器95、98、103などに個体差があっても、下
位側の遮断器96、101を遮断させた後、上位側の遮
断器93を遮断させることができ、これによって各遮断
器93、96、101の協調性を高くすることができ
る。
【0069】さらに、この第5の実施の形態では、過電
流保護装置105に、上位側の過電流継電器の機能を持
たせているので、上位側の遮断器93に過電流継電器な
どを接続する作業やこの過電流継電器の動作電流値を設
定する作業などを省略することができ、これによってシ
ステム全体の経済性を向上させることができる。
流保護装置105に、上位側の過電流継電器の機能を持
たせているので、上位側の遮断器93に過電流継電器な
どを接続する作業やこの過電流継電器の動作電流値を設
定する作業などを省略することができ、これによってシ
ステム全体の経済性を向上させることができる。
【0070】以上、各実施の形態では、下位側に配置さ
れた各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上位
側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値とを
比較し、これらが一致するかどうかを判定するようにし
たが、一致しなくとも、これらが所定の対応関係にあれ
ばよい。
れた各電流検出器で得られた下位側電流値の総和と上位
側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値とを
比較し、これらが一致するかどうかを判定するようにし
たが、一致しなくとも、これらが所定の対応関係にあれ
ばよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1の過電流保護装置では、各過電流継電器や各電流
検出器などに個体差があっても、各系統のいずれかで過
電流が発生したとき、上位側の遮断器が遮断される前
に、下位側の遮断器を遮断することができ、これによっ
て各遮断器の協調性を高くすることができる。
求項1の過電流保護装置では、各過電流継電器や各電流
検出器などに個体差があっても、各系統のいずれかで過
電流が発生したとき、上位側の遮断器が遮断される前
に、下位側の遮断器を遮断することができ、これによっ
て各遮断器の協調性を高くすることができる。
【0072】請求項2の過電流保護装置では、下位側に
過電流継電器を使用することなく、各系統の過電流保護
を行なうことができ、これによってシステムの構築コス
トを低く抑えることができるとともに、各系統のいずれ
かで過電流が発生したとき、各過電流継電器や各電流検
出器などに個体差があっても、上位側の遮断器が遮断さ
れる前に、下位側の遮断器を遮断することができ、これ
によって各遮断器の協調性を高くすることができる。
過電流継電器を使用することなく、各系統の過電流保護
を行なうことができ、これによってシステムの構築コス
トを低く抑えることができるとともに、各系統のいずれ
かで過電流が発生したとき、各過電流継電器や各電流検
出器などに個体差があっても、上位側の遮断器が遮断さ
れる前に、下位側の遮断器を遮断することができ、これ
によって各遮断器の協調性を高くすることができる。
【0073】請求項3の過電流保護装置では、過電流継
電器を1つも使用することなく、各系統の過電流保護を
行なうことができ、これによってシステムの構築コスト
をさらに低く抑えることができるとともに、各系統のい
ずれかで過電流が発生したとき、各電流検出器などに個
体差があっても、上位側の遮断器が遮断される前に、下
位側の遮断器を遮断することができ、これによって各遮
断器の協調性を高くすることができる。
電器を1つも使用することなく、各系統の過電流保護を
行なうことができ、これによってシステムの構築コスト
をさらに低く抑えることができるとともに、各系統のい
ずれかで過電流が発生したとき、各電流検出器などに個
体差があっても、上位側の遮断器が遮断される前に、下
位側の遮断器を遮断することができ、これによって各遮
断器の協調性を高くすることができる。
【0074】また、請求項4の過電流保護装置では、上
位側の過電流継電器を使用することなく、各系統の過電
流保護を行なうことができ、これによってシステムの構
築コストを低く抑えることができるとともに、各系統の
いずれかで過電流が発生したとき、各過電流継電器や各
電流検出器などに個体差があっても、上位側の遮断器が
遮断される前に、下位側の遮断器を遮断することがで
き、これによって各遮断器の協調性を高くすることがで
きる。
位側の過電流継電器を使用することなく、各系統の過電
流保護を行なうことができ、これによってシステムの構
築コストを低く抑えることができるとともに、各系統の
いずれかで過電流が発生したとき、各過電流継電器や各
電流検出器などに個体差があっても、上位側の遮断器が
遮断される前に、下位側の遮断器を遮断することがで
き、これによって各遮断器の協調性を高くすることがで
きる。
【0075】また、請求項5の受電設備では、各過電流
継電器や各電流検出器などに個体差があっても、各系統
のいずれかで過電流が発生したとき、上位側の遮断器が
遮断される前に、下位側の遮断器を遮断することができ
るとともに、万が一、これによって下位側の遮断器を遮
断できないときでも、過電流継電器によって遮断するこ
とができ、これによって各遮断器の協調性と、システム
の安全性と両立させることができる。
継電器や各電流検出器などに個体差があっても、各系統
のいずれかで過電流が発生したとき、上位側の遮断器が
遮断される前に、下位側の遮断器を遮断することができ
るとともに、万が一、これによって下位側の遮断器を遮
断できないときでも、過電流継電器によって遮断するこ
とができ、これによって各遮断器の協調性と、システム
の安全性と両立させることができる。
【図1】本発明による過電流保護装置が適用された受電
設備の第1の実施の形態を示す概略構成図である。
設備の第1の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す受電設備の動作例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】本発明による過電流保護装置が適用された受電
設備の第2の実施の形態を示す概略構成図である。
設備の第2の実施の形態を示す概略構成図である。
【図4】図3に示す受電設備の動作例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】本発明による受電設備の実施の形態(第3の実
施の形態)を示す概略構成図である。
施の形態)を示す概略構成図である。
【図6】図5に示す受電設備の動作例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】本発明による過電流保護装置が適用された受電
設備の第4の実施の形態を示す概略構成図である。
設備の第4の実施の形態を示す概略構成図である。
【図8】図7に示す受電設備の動作例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】本発明による過電流保護装置が適用された受電
設備の第5の実施の形態を示す概略構成図である。
設備の第5の実施の形態を示す概略構成図である。
【図10】図9に示す受電設備の動作例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】従来から知られている受電設備の一例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
1、25、45、70、90:受電設備 2、26、46、71、91:受電端 4、8、13、28、32、36、48、52、57、
73、76、80、93、96、101:遮断器 6、10、15、30、34、38、50、54、5
9、75、78、82、95、98、103:電流検出
器 7、11、16、31、51、55、60、99、10
4:過電流継電器 17、39、61、83、105:過電流保護装置 18:接点 19:演算回路(上位側遮断条件判定部) 20:出力回路(遮断禁止制御部) 40、62:演算回路(下位側遮断条件判定部) 41、63:出力回路(遮断制御部) 84、106:演算回路(下位側遮断条件判定部、上位
側遮断条件判定部) 85、107:出力回路(下位側遮断制御部、上位側遮
断制御部)
73、76、80、93、96、101:遮断器 6、10、15、30、34、38、50、54、5
9、75、78、82、95、98、103:電流検出
器 7、11、16、31、51、55、60、99、10
4:過電流継電器 17、39、61、83、105:過電流保護装置 18:接点 19:演算回路(上位側遮断条件判定部) 20:出力回路(遮断禁止制御部) 40、62:演算回路(下位側遮断条件判定部) 41、63:出力回路(遮断制御部) 84、106:演算回路(下位側遮断条件判定部、上位
側遮断条件判定部) 85、107:出力回路(下位側遮断制御部、上位側遮
断制御部)
Claims (5)
- 【請求項1】 受電された電力を複数の系統に分配して
各系統に設けられた電力機器に供給する受電設備におけ
る過電流保護装置であって、 下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側電流
値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られた上
位側電流値とを比較し、これらが所定の対応関係にある
かを判定する上位側遮断条件判定部と、 この上位側遮断条件判定部によって前記下位側電流値の
総和と上位側電流値とが所定の対応関係にあると判定さ
れているとき、上位側の遮断器が遮断されるのを禁止す
る遮断禁止制御部と、 を備えたことを特徴とする過電流保護装置。 - 【請求項2】 受電された電力を複数の系統に分配して
各系統に設けられた電力機器に供給する受電設備におけ
る過電流保護装置であって、 下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側電流
値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られた上
位側電流値とが所定の対応関係にある状態で、各下位側
電流値のいずれかが設定電流値を越えているかどうかを
判定する下位側遮断条件判定部と、 この下位側遮断条件判定部によって前記各下位側電流値
のいずれかが前記設定電流値を越えていると判定された
とき、過電流となっている下位側の遮断器を遮断する遮
断制御部と、 を備えたことを特徴とする過電流保護装置。 - 【請求項3】 受電された電力を複数の系統に分配して
各系統に設けられた電力機器に供給する受電設備におけ
る過電流保護装置であって、 下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側電流
値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られた上
位側電流値とが所定の対応関係にある状態で、各下位側
電流値のいずれかが各下位側設定電流値を越えているか
どうかを判定する下位側遮断条件判定部と、 この下位側遮断条件判定部によって前記各下位側電流値
のいずれかが前記下位側設定電流値を越えていると判定
されたとき、過電流となっている下位側の遮断器を遮断
する下位側遮断制御部と、 上位側に配置された電流検出器で得られた上位側電流値
が上位側設定電流値を越えているかどうかを判定する上
位側遮断条件判定部と、 この上位側遮断条件判定部によって前記上位側電流値が
前記上位側設定電流値を越えていると判定されたとき、
過電流となっている上位側の遮断器を遮断する上位側遮
断制御部と、 を備えたことを特徴とする過電流保護装置。 - 【請求項4】 受電された電力を複数の系統に分配して
各系統に設けられた電力機器に供給する受電設備におけ
る過電流保護装置であって、 下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側電流
値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られた上
位側電流値とが所定の対応関係にある状態で、各下位側
電流値のいずれかが各下位側設定電流値を越えているか
どうかを判定する下位側遮断条件判定部と、 この下位側遮断条件判定部によって前記各下位側電流値
のいずれかが前記下位側設定電流値を越えていると判定
されたとき、過電流となっている下位側の遮断器を遮断
する下位側遮断制御部と、 下位側に配置された各電流検出器で得られた下位側電流
値の総和と上位側に配置された電流検出器で得られた上
位側電流値とが所定の対応関係にある状態で、上位側に
配置された電流検出器で得られた上位側電流値が上位側
設定電流値を越えているかどうかを判定する上位側遮断
条件判定部と、 この上位側遮断条件判定部によって前記上位側電流値が
前記上位側設定電流値を越えていると判定されたとき、
過電流となっている上位側の遮断器を遮断する上位側遮
断制御部と、 を備えたことを特徴とする過電流保護装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の過電流保護装置と、 下位側に配置された各電流検出器で得られた各下位側電
流値が予め決められた一定時間以上、設定電流値を越え
ていると判定されたとき、過電流となっている下位側の
遮断器を遮断する複数の過電流継電器と、 を備えたことを特徴とする受電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10667198A JPH11299084A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 過電流保護装置および過電流保護装置を備えた受電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10667198A JPH11299084A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 過電流保護装置および過電流保護装置を備えた受電設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299084A true JPH11299084A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14439547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10667198A Pending JPH11299084A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 過電流保護装置および過電流保護装置を備えた受電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299084A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013097696A1 (zh) * | 2011-12-26 | 2013-07-04 | 上海电科电器科技有限公司 | 低压电器的控制及保护装置 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10667198A patent/JPH11299084A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013097696A1 (zh) * | 2011-12-26 | 2013-07-04 | 上海电科电器科技有限公司 | 低压电器的控制及保护装置 |
| US9350157B2 (en) | 2011-12-26 | 2016-05-24 | Seari Electric Technology Co., Ltd. | Control and protection device for low-voltage electrical appliance |
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