JPH11299182A - スリップリング及びスリップリングの駆動方法 - Google Patents
スリップリング及びスリップリングの駆動方法Info
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- JPH11299182A JPH11299182A JP10764098A JP10764098A JPH11299182A JP H11299182 A JPH11299182 A JP H11299182A JP 10764098 A JP10764098 A JP 10764098A JP 10764098 A JP10764098 A JP 10764098A JP H11299182 A JPH11299182 A JP H11299182A
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- Japan
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- rotating shaft
- slip ring
- housing
- rotating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】一定の回動範囲を往復動作する部位と静止系と
の間の連結部に用いられた場合でも、予め定められた使
用限界回転数までパーツを交換することなく使用するこ
とのできるスリップリング及びスリップリングの駆動方
法を提供すること。 【解決手段】 第1支持ローラ3が固定的に取り付けら
れて回転軸1と、この回転軸1を覆うように設けられた
ハウジング15との間に、第2支持ローラ7を設ける。
第2支持ローラ7は、軸受8a,8b及び軸受16a,
16bにより、回転軸1とハウジング15の双方に対し
て回転自在に設ける。また、第2支持ローラ7には、第
1支持ローラ3に埋設された集電リング4と接触するブ
ラシ6と、ハウジング15に設けたブラシ18と接触す
る集電リング9とを設ける。更に、第2支持ローラ7と
プーリ13とにベルト12を張設し、モータ14により
一定の回転数で回転させる。
の間の連結部に用いられた場合でも、予め定められた使
用限界回転数までパーツを交換することなく使用するこ
とのできるスリップリング及びスリップリングの駆動方
法を提供すること。 【解決手段】 第1支持ローラ3が固定的に取り付けら
れて回転軸1と、この回転軸1を覆うように設けられた
ハウジング15との間に、第2支持ローラ7を設ける。
第2支持ローラ7は、軸受8a,8b及び軸受16a,
16bにより、回転軸1とハウジング15の双方に対し
て回転自在に設ける。また、第2支持ローラ7には、第
1支持ローラ3に埋設された集電リング4と接触するブ
ラシ6と、ハウジング15に設けたブラシ18と接触す
る集電リング9とを設ける。更に、第2支持ローラ7と
プーリ13とにベルト12を張設し、モータ14により
一定の回転数で回転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転系と静止系と
の間で信号等を伝送するためのスリップリング及びスリ
ップリングの駆動方法の技術分野に属するものである。
の間で信号等を伝送するためのスリップリング及びスリ
ップリングの駆動方法の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機等のように、回転系と静止
系との間で信号伝送または電源供給の必要な装置におい
ては、接触型のスリップリングが用いられている。この
ようなスリップリングの一例を図3(A),(B)に示
す。
系との間で信号伝送または電源供給の必要な装置におい
ては、接触型のスリップリングが用いられている。この
ようなスリップリングの一例を図3(A),(B)に示
す。
【0003】図3(A),(B)に示すスリップリング
は、静止系にて固定的に取り付けられる中空円筒状のハ
ウジング50と、回転系に接続されて回転する回転軸5
1とが備えられており、回転軸51は軸受52a,52
bにより前記ハウジング50に回転自在に備えられてい
る。この回転軸51には、中空部が設けられており、中
空部には信号伝送のためのリード線53が配置される。
また、回転軸51の外周部であって、前記ハウジング5
0に覆われる領域には、絶縁性部材で構成された支持ロ
ーラ54が回転軸51に固定的に取り付けられている。
更に、この支持ローラ54の外周には、金属製の集電リ
ング55が嵌め込まれており、集電リング55と前記リ
ード線53は支持ローラ54内で電気的に接続されてい
る。一方、前記ハウジング50には、前記集電リング5
5と接触するように、導電性部材で構成されたブラシ5
6が取り付けられ、ブラシ56は、ハウジング50の外
周面に取り付けられた端子57と電気的に接続されてい
る。
は、静止系にて固定的に取り付けられる中空円筒状のハ
ウジング50と、回転系に接続されて回転する回転軸5
1とが備えられており、回転軸51は軸受52a,52
bにより前記ハウジング50に回転自在に備えられてい
る。この回転軸51には、中空部が設けられており、中
空部には信号伝送のためのリード線53が配置される。
また、回転軸51の外周部であって、前記ハウジング5
0に覆われる領域には、絶縁性部材で構成された支持ロ
ーラ54が回転軸51に固定的に取り付けられている。
更に、この支持ローラ54の外周には、金属製の集電リ
ング55が嵌め込まれており、集電リング55と前記リ
ード線53は支持ローラ54内で電気的に接続されてい
る。一方、前記ハウジング50には、前記集電リング5
5と接触するように、導電性部材で構成されたブラシ5
6が取り付けられ、ブラシ56は、ハウジング50の外
周面に取り付けられた端子57と電気的に接続されてい
る。
【0004】このような構成において、回転軸51を回
転系の部材と接続すると共に、この部材に取り付けられ
たセンサー等とリード線53とを接続すると、この部材
の回転中に前記センサー等から出力された信号は、リー
ド線53を介して集電リング55に供給され、集電リン
グ55に接触するブラシ56を介して端子57に供給さ
れることになる。また逆に、回転動作中において端子5
7に供給された信号は、同様な経路をにより回転系の手
段に伝送される。
転系の部材と接続すると共に、この部材に取り付けられ
たセンサー等とリード線53とを接続すると、この部材
の回転中に前記センサー等から出力された信号は、リー
ド線53を介して集電リング55に供給され、集電リン
グ55に接触するブラシ56を介して端子57に供給さ
れることになる。また逆に、回転動作中において端子5
7に供給された信号は、同様な経路をにより回転系の手
段に伝送される。
【0005】従って、スリップリングを用いることによ
り、所定の期間は静止系と回転系の間の信号等の伝送を
良好に行うことができる。但し、スリップリングは集電
リング55とブラシ56との接触部が存在し、接触部は
長期の使用において摩耗する。従って、スリップリング
には予め使用限界となる回転数(以下、使用限界回転数
とする)が決められており、累積回転数がこの使用限界
回転数に達した場合には、ブラシ交換あるいは全体交換
等の処理が必要である。
り、所定の期間は静止系と回転系の間の信号等の伝送を
良好に行うことができる。但し、スリップリングは集電
リング55とブラシ56との接触部が存在し、接触部は
長期の使用において摩耗する。従って、スリップリング
には予め使用限界となる回転数(以下、使用限界回転数
とする)が決められており、累積回転数がこの使用限界
回転数に達した場合には、ブラシ交換あるいは全体交換
等の処理が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用限
界回転数は、連続的に回転が行われ、リングとブラシが
一様に片寄りなく摺擦することを想定した場合の数値で
あり、使用態様によってはこの使用限界回転数に達する
前にブラシ等の交換を要する場合がある。
界回転数は、連続的に回転が行われ、リングとブラシが
一様に片寄りなく摺擦することを想定した場合の数値で
あり、使用態様によってはこの使用限界回転数に達する
前にブラシ等の交換を要する場合がある。
【0007】例えば、胴部に対して回動自在なアーム部
を有するマニピュレータ型産業用ロボットにおいては、
アーム部の先端に設けられたハンド部を動作させるため
の信号を胴部側からケーブルを用いて伝送する必要があ
るが、このケーブルの断線防止対策として、胴部とアー
ム部との連結部に上述したようなスリップリングが使用
されることがある。
を有するマニピュレータ型産業用ロボットにおいては、
アーム部の先端に設けられたハンド部を動作させるため
の信号を胴部側からケーブルを用いて伝送する必要があ
るが、このケーブルの断線防止対策として、胴部とアー
ム部との連結部に上述したようなスリップリングが使用
されることがある。
【0008】この場合、アーム部の回動角度は予めプロ
グラムにより定められており、アーム部は常に所定の動
作開始位置と停止位置との間を往復動作することにな
る。従って、このようなアーム部と胴部との連結部に設
けられたスリップリングにおいては、ブラシがリングの
所定領域のみと摺擦することになり、リングの片減りが
生ずる可能性がある。
グラムにより定められており、アーム部は常に所定の動
作開始位置と停止位置との間を往復動作することにな
る。従って、このようなアーム部と胴部との連結部に設
けられたスリップリングにおいては、ブラシがリングの
所定領域のみと摺擦することになり、リングの片減りが
生ずる可能性がある。
【0009】その結果、長期間の動作後には、ブラシと
リングの接触部における電気抵抗が局部的に大となった
り、接触不良によるデータ飛び等が生じるため、本来の
使用限界回転数に達する以前にパーツ交換が必要とな
り、スリップリングを効率的に使用することができなか
った。
リングの接触部における電気抵抗が局部的に大となった
り、接触不良によるデータ飛び等が生じるため、本来の
使用限界回転数に達する以前にパーツ交換が必要とな
り、スリップリングを効率的に使用することができなか
った。
【0010】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
一定の回動範囲を往復動作する部位と静止系との間の連
結部に用いられた場合でも、予め定められた使用限界回
転数までパーツを交換することなく使用することのでき
るスリップリング及びスリップリングの駆動方法を提供
することを課題としている。
一定の回動範囲を往復動作する部位と静止系との間の連
結部に用いられた場合でも、予め定められた使用限界回
転数までパーツを交換することなく使用することのでき
るスリップリング及びスリップリングの駆動方法を提供
することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスリッ
プリングは、前記課題を解決するために、該ハウジング
に対して回転自在に設けられた回転軸と、前記ハウジン
グ側と前記回転軸側の夫々に設けられ、互い接触するこ
により信号の伝送を行う接触手段対とを備えたスリップ
リングであって、前記ハウジング側の接触手段及び前記
回転軸側の接触手段との間で夫々接触手段対を形成する
中間接触手段を備える中間回転体を、前記ハウジングと
前記回転軸との間に回転自在に設けることを特徴とす
る。
プリングは、前記課題を解決するために、該ハウジング
に対して回転自在に設けられた回転軸と、前記ハウジン
グ側と前記回転軸側の夫々に設けられ、互い接触するこ
により信号の伝送を行う接触手段対とを備えたスリップ
リングであって、前記ハウジング側の接触手段及び前記
回転軸側の接触手段との間で夫々接触手段対を形成する
中間接触手段を備える中間回転体を、前記ハウジングと
前記回転軸との間に回転自在に設けることを特徴とす
る。
【0012】請求項1に記載のスリップリングによれ
ば、ハウジング側の接触手段に供給された信号は、ハウ
ジング側の接触手段から、該接触手段と接触手段対を形
成する中間回転体の中間接触手段へと伝送され、更に該
中間接触手段から、中間回転体に備えられたもう一方の
中間接触手段へと伝送される。このように伝送される信
号は、更に、該中間接触手段から、該中間接触手段と接
触手段対を形成する回転軸側の接触手段へと伝送され
る。また、回転軸側の接触手段に供給された信号は、同
様の経路を通ってハウジング側の接触手段へと伝送され
る。このようにして、静止系に取り付けられるハウジン
グ側と、回転系に取り付けられる回転軸側との間で信号
の伝送が行われる。ここで、中間回転体は、回転軸及び
ハウジングの夫々に対して回転自在に設けられており、
中間回転体を回転または回動させることにより、回転軸
及びハウジングに対する中間回転体の位置を変えること
が可能である。そして、このように中間回転体の位置を
変えることにより、回転軸側に設けられる接触手段と、
該接触手段との間で接触手段対を形成する中間回転体の
中間接触手段との接触位置を変えることができ、回転軸
を常に所定の回動角度で回動動作を繰り返すように使用
した場合でも、当該接触位置が固定されることがないの
で、接触手段の片減りが防止されることになる。また、
ハウジング側と中間回転体との間の信号伝送は、ハウジ
ング側の接触手段と、当該接触手段との間で接触手段対
を形成する中間接触手段とにより確実に行われることに
なる。以上のように、回転軸を常に所定の回動角度で回
動動作を繰り返すように使用した場合であっても、接触
手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の
間の信号伝送を良好に行うことができる。
ば、ハウジング側の接触手段に供給された信号は、ハウ
ジング側の接触手段から、該接触手段と接触手段対を形
成する中間回転体の中間接触手段へと伝送され、更に該
中間接触手段から、中間回転体に備えられたもう一方の
中間接触手段へと伝送される。このように伝送される信
号は、更に、該中間接触手段から、該中間接触手段と接
触手段対を形成する回転軸側の接触手段へと伝送され
る。また、回転軸側の接触手段に供給された信号は、同
様の経路を通ってハウジング側の接触手段へと伝送され
る。このようにして、静止系に取り付けられるハウジン
グ側と、回転系に取り付けられる回転軸側との間で信号
の伝送が行われる。ここで、中間回転体は、回転軸及び
ハウジングの夫々に対して回転自在に設けられており、
中間回転体を回転または回動させることにより、回転軸
及びハウジングに対する中間回転体の位置を変えること
が可能である。そして、このように中間回転体の位置を
変えることにより、回転軸側に設けられる接触手段と、
該接触手段との間で接触手段対を形成する中間回転体の
中間接触手段との接触位置を変えることができ、回転軸
を常に所定の回動角度で回動動作を繰り返すように使用
した場合でも、当該接触位置が固定されることがないの
で、接触手段の片減りが防止されることになる。また、
ハウジング側と中間回転体との間の信号伝送は、ハウジ
ング側の接触手段と、当該接触手段との間で接触手段対
を形成する中間接触手段とにより確実に行われることに
なる。以上のように、回転軸を常に所定の回動角度で回
動動作を繰り返すように使用した場合であっても、接触
手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の
間の信号伝送を良好に行うことができる。
【0013】請求項2に記載のスリップリングは、前記
課題を解決するために、請求項1に記載のスリップリン
グにおいて、前記中間回転体に駆動手段の駆動力を伝達
する駆動力伝達手段を備えることを特徴とする。
課題を解決するために、請求項1に記載のスリップリン
グにおいて、前記中間回転体に駆動手段の駆動力を伝達
する駆動力伝達手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項2に記載のスリップリングによれ
ば、ギアまたはベルト等の駆動力伝達手段により、モー
タ等の駆動手段の駆動力を、前記中間回転体に伝達する
ことにより、前記中間回転体は所定の回転数で回転し、
または所定の回動角度で回動することになる。従って、
回転軸及びハウジングに対する中間回転体の位置が変化
するので、回転軸側に設けられる接触手段と、該接触手
段との間で接触手段対を形成する中間回転体の中間接触
手段との接触位置が変えられることになる。その結果、
回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を繰り返すよう
に使用した場合でも、当該接触位置が固定されることが
ないので、接触手段の片減りが防止されることになる。
また、ハウジング側と中間回転体との間の信号伝送は、
ハウジング側の接触手段と、当該接触手段との間で接触
手段対を形成する中間接触手段とにより確実に行われる
ことになる。以上のように、回転軸を常に所定の回動角
度で回動動作を繰り返すように使用した場合であって
も、接触手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回
転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができる。
ば、ギアまたはベルト等の駆動力伝達手段により、モー
タ等の駆動手段の駆動力を、前記中間回転体に伝達する
ことにより、前記中間回転体は所定の回転数で回転し、
または所定の回動角度で回動することになる。従って、
回転軸及びハウジングに対する中間回転体の位置が変化
するので、回転軸側に設けられる接触手段と、該接触手
段との間で接触手段対を形成する中間回転体の中間接触
手段との接触位置が変えられることになる。その結果、
回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を繰り返すよう
に使用した場合でも、当該接触位置が固定されることが
ないので、接触手段の片減りが防止されることになる。
また、ハウジング側と中間回転体との間の信号伝送は、
ハウジング側の接触手段と、当該接触手段との間で接触
手段対を形成する中間接触手段とにより確実に行われる
ことになる。以上のように、回転軸を常に所定の回動角
度で回動動作を繰り返すように使用した場合であって
も、接触手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回
転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができる。
【0015】請求項3に記載のスリップリングは、前記
課題を解決するために、請求項1または請求項2に記載
のスリップリングにおいて、前記ハウジング側に設けら
れた接触手段は導電性のブラシ部材であり、前記回転軸
側に設けられた接触手段は導電性のリング部材であり、
前記中間回転体に設けられた中間接触手段は、前記ハウ
ジング側の導電性のブラシ部材と接触手段対を形成する
中間接触手段が導電性のリング部材であり、前記回転軸
側の導電性のリング部材と接触手段対を形成する中間接
触手段が導電性のブラシ部材であることを特徴とする。
課題を解決するために、請求項1または請求項2に記載
のスリップリングにおいて、前記ハウジング側に設けら
れた接触手段は導電性のブラシ部材であり、前記回転軸
側に設けられた接触手段は導電性のリング部材であり、
前記中間回転体に設けられた中間接触手段は、前記ハウ
ジング側の導電性のブラシ部材と接触手段対を形成する
中間接触手段が導電性のリング部材であり、前記回転軸
側の導電性のリング部材と接触手段対を形成する中間接
触手段が導電性のブラシ部材であることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載のスリップリングによれ
ば、ハウジング側のブラシ部材に供給された信号は、ハ
ウジング側のブラシ部材から、該ブラシ部材と接触手段
対を形成する中間回転体の中間接触手段としてリング部
材へと伝送され、更に該中間接触手段から、中間回転体
に備えられたもう一方の中間接触手段としてのブラシ部
材へと伝送される。このように伝送される信号は、更
に、該中間接触手段としてのブラシ部材から、該ブラシ
部材と接触手段対を形成する回転軸側のリング部材へと
伝送される。また、回転軸側のリング部材に供給された
信号は、同様の経路を通ってハウジング側のブラシ部材
へと伝送される。このようにして、静止系に取り付けら
れるハウジング側と、回転系に取り付けられる回転軸側
との間で信号の伝送が行われる。ここで、中間回転体
は、回転軸及びハウジングの夫々に対して回転自在に設
けられており、中間回転体を回転または回動させること
により、回転軸及びハウジングに対する中間回転体の位
置を変えることが可能である。そして、このように中間
回転体の位置を変えることにより、回転軸側のリング部
材と、中間回転体側のブラシ部材との接触位置を変える
ことができ、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を
繰り返すように使用した場合でも、当該接触位置が固定
されることがないので、回転軸側のリング部材の片減り
が防止されることになる。また、ハウジング側と中間回
転体との間の信号伝送は、ハウジング側のブラシ部材
と、中間回転体のリング部材とにより確実に行われるこ
とになる。以上のように、回転軸を常に所定の回動角度
で回動動作を繰り返すように使用した場合であっても、
リング部材の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転
軸側の間の信号伝送を良好に行うことができる。
ば、ハウジング側のブラシ部材に供給された信号は、ハ
ウジング側のブラシ部材から、該ブラシ部材と接触手段
対を形成する中間回転体の中間接触手段としてリング部
材へと伝送され、更に該中間接触手段から、中間回転体
に備えられたもう一方の中間接触手段としてのブラシ部
材へと伝送される。このように伝送される信号は、更
に、該中間接触手段としてのブラシ部材から、該ブラシ
部材と接触手段対を形成する回転軸側のリング部材へと
伝送される。また、回転軸側のリング部材に供給された
信号は、同様の経路を通ってハウジング側のブラシ部材
へと伝送される。このようにして、静止系に取り付けら
れるハウジング側と、回転系に取り付けられる回転軸側
との間で信号の伝送が行われる。ここで、中間回転体
は、回転軸及びハウジングの夫々に対して回転自在に設
けられており、中間回転体を回転または回動させること
により、回転軸及びハウジングに対する中間回転体の位
置を変えることが可能である。そして、このように中間
回転体の位置を変えることにより、回転軸側のリング部
材と、中間回転体側のブラシ部材との接触位置を変える
ことができ、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を
繰り返すように使用した場合でも、当該接触位置が固定
されることがないので、回転軸側のリング部材の片減り
が防止されることになる。また、ハウジング側と中間回
転体との間の信号伝送は、ハウジング側のブラシ部材
と、中間回転体のリング部材とにより確実に行われるこ
とになる。以上のように、回転軸を常に所定の回動角度
で回動動作を繰り返すように使用した場合であっても、
リング部材の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転
軸側の間の信号伝送を良好に行うことができる。
【0017】請求項4に記載のスリップリングの駆動方
法は、前記課題を解決するために、夫々が回転自在なハ
ウジングと回転軸と中間回転体とを備え、中間回転体に
備えられた中間接触手段により前記ハウジング側に備え
られた接触手段及び前記回転軸側に備えられた接触手段
との間で夫々接触手段対が形成されるスリップリングの
駆動方法であって、前記中間回転体を所定速度で連続回
転させる工程を備えることを特徴とする。
法は、前記課題を解決するために、夫々が回転自在なハ
ウジングと回転軸と中間回転体とを備え、中間回転体に
備えられた中間接触手段により前記ハウジング側に備え
られた接触手段及び前記回転軸側に備えられた接触手段
との間で夫々接触手段対が形成されるスリップリングの
駆動方法であって、前記中間回転体を所定速度で連続回
転させる工程を備えることを特徴とする。
【0018】請求項4に記載のスリップリングの駆動方
法によれば、前記中間回転体を所定速度で連続回転させ
ることにより、回転軸及びハウジングに対する中間回転
体の位置を変化させることができるので、回転軸側に設
けられる接触手段と、該接触手段との間で接触手段対を
形成する中間回転体の中間接触手段との接触位置が変え
られることになる。その結果、回転軸を常に所定の回動
角度で回動動作を繰り返すように使用した場合でも、当
該接触位置が固定されることがないので、接触手段の片
減りが防止されることになる。また、ハウジング側と中
間回転体との間の信号伝送は、ハウジング側の接触手段
と、当該接触手段との間で接触手段対を形成する中間接
触手段とにより確実に行われることになる。以上のよう
に、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を繰り返す
ように使用した場合であっても、接触手段の片減りを防
止しつつ、ハウジング側と回転軸側の間の信号伝送を良
好に行うことができる。
法によれば、前記中間回転体を所定速度で連続回転させ
ることにより、回転軸及びハウジングに対する中間回転
体の位置を変化させることができるので、回転軸側に設
けられる接触手段と、該接触手段との間で接触手段対を
形成する中間回転体の中間接触手段との接触位置が変え
られることになる。その結果、回転軸を常に所定の回動
角度で回動動作を繰り返すように使用した場合でも、当
該接触位置が固定されることがないので、接触手段の片
減りが防止されることになる。また、ハウジング側と中
間回転体との間の信号伝送は、ハウジング側の接触手段
と、当該接触手段との間で接触手段対を形成する中間接
触手段とにより確実に行われることになる。以上のよう
に、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を繰り返す
ように使用した場合であっても、接触手段の片減りを防
止しつつ、ハウジング側と回転軸側の間の信号伝送を良
好に行うことができる。
【0019】請求項5に記載のスリップリングの駆動方
法は、前記課題を解決するために、夫々が回転自在なハ
ウジングと回転軸と中間回転体とを備え、中間回転体に
備えられた中間接触手段により前記ハウジング側に備え
られた接触手段及び前記回転軸側に備えられた接触手段
との間で夫々接触手段対が形成されるスリップリングの
駆動方法であって、前記中間回転体を所定の回動角度で
断続的に回動させる工程を備えることを特徴とする。
法は、前記課題を解決するために、夫々が回転自在なハ
ウジングと回転軸と中間回転体とを備え、中間回転体に
備えられた中間接触手段により前記ハウジング側に備え
られた接触手段及び前記回転軸側に備えられた接触手段
との間で夫々接触手段対が形成されるスリップリングの
駆動方法であって、前記中間回転体を所定の回動角度で
断続的に回動させる工程を備えることを特徴とする。
【0020】請求項5に記載のスリップリングの駆動方
法によれば、前記中間回転体を所定の回動角度で断続的
に回動させることにより、回転軸及びハウジングに対す
る中間回転体の位置を変化させることができるので、回
転軸側に設けられる接触手段と、該接触手段との間で接
触手段対を形成する中間回転体の中間接触手段との接触
位置が変えられることになる。その結果、回転軸を常に
所定の回動角度で回動動作を繰り返すように使用した場
合でも、当該接触位置が固定されることがないので、接
触手段の片減りが防止されることになる。また、ハウジ
ング側と中間回転体との間の信号伝送は、ハウジング側
の接触手段と、当該接触手段との間で接触手段対を形成
する中間接触手段とにより確実に行われることになる。
以上のように、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作
を繰り返すように使用した場合であっても、接触手段の
片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の間の信
号伝送を良好に行うことができる。
法によれば、前記中間回転体を所定の回動角度で断続的
に回動させることにより、回転軸及びハウジングに対す
る中間回転体の位置を変化させることができるので、回
転軸側に設けられる接触手段と、該接触手段との間で接
触手段対を形成する中間回転体の中間接触手段との接触
位置が変えられることになる。その結果、回転軸を常に
所定の回動角度で回動動作を繰り返すように使用した場
合でも、当該接触位置が固定されることがないので、接
触手段の片減りが防止されることになる。また、ハウジ
ング側と中間回転体との間の信号伝送は、ハウジング側
の接触手段と、当該接触手段との間で接触手段対を形成
する中間接触手段とにより確実に行われることになる。
以上のように、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作
を繰り返すように使用した場合であっても、接触手段の
片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の間の信
号伝送を良好に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1(A)は、本実施形態に
おけるスリップリングを、図1(B)に示す側面方向か
らB−B’線の位置で切断した断面図であり、図1
(B)は、本実施形態におけるスリップリングを、図1
(A)に示す平面方向からA−A’線の位置で切断した
断面図である。
図面に基づいて説明する。図1(A)は、本実施形態に
おけるスリップリングを、図1(B)に示す側面方向か
らB−B’線の位置で切断した断面図であり、図1
(B)は、本実施形態におけるスリップリングを、図1
(A)に示す平面方向からA−A’線の位置で切断した
断面図である。
【0022】図1(A),(B)に示すように、本実施
形態のスリップリングは、回転軸1を備えている。回転
軸1は、金または銀等の合金で形成された中空円筒状の
部材であり、中空部には信号伝送用のリード線2が設け
られる。
形態のスリップリングは、回転軸1を備えている。回転
軸1は、金または銀等の合金で形成された中空円筒状の
部材であり、中空部には信号伝送用のリード線2が設け
られる。
【0023】回転軸1には、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の絶縁体で形成された第1支持ローラ3が固定的
に取り付けられており、該第1支持ローラ3の外周部に
は、該第1支持ローラ3の全周に亘って集電リング4が
埋設されている。集電リング4は、金合金等で形成され
た導電性の部材であり、前記回転軸1の中空部に設けら
れたリード線2に対し、前記第1支持ローラ3に埋設さ
れた接続部5を介して電気的に接続されている。また、
集電リング4の表面は、全周に亘って溝部が設けられて
おり、前記第1支持ローラ3の外部に設けられたブラシ
6と確実に接触するように構成されている。
レン等の絶縁体で形成された第1支持ローラ3が固定的
に取り付けられており、該第1支持ローラ3の外周部に
は、該第1支持ローラ3の全周に亘って集電リング4が
埋設されている。集電リング4は、金合金等で形成され
た導電性の部材であり、前記回転軸1の中空部に設けら
れたリード線2に対し、前記第1支持ローラ3に埋設さ
れた接続部5を介して電気的に接続されている。また、
集電リング4の表面は、全周に亘って溝部が設けられて
おり、前記第1支持ローラ3の外部に設けられたブラシ
6と確実に接触するように構成されている。
【0024】集電リング4を備えた第1支持ローラ3の
外周側には、第1支持ローラ3よりも大径の第2支持ロ
ーラ7が、軸受8a,8bを介して取り付けられてお
り、第1支持ローラ3と第2支持ローラ7は互いに相対
的に回転するように構成されている。第2支持ローラ7
は、第1支持ローラ3と同様にポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の絶縁体で形成された中空円筒状の部材であ
り、その外周部には、第2支持ローラ7の全周に亘って
集電リング9が埋設されている。集電リング9は、前記
第1支持ローラ3に設けられた集電リング4と同様に、
金合金等で形成された導電性の部材であり、第2支持ロ
ーラ7に埋設された接続部10を介して、第2支持ロー
ラ7の内壁に取り付けられた端子11と電気的に接続さ
れている。端子11は金また銀等で形成された部材であ
り、該端子11には、カーボン等の導電性の部材で形成
されたブラシ6が取り付けられている。ブラシ6は、弾
性を有するように構成され、前記第1支持ローラ3の集
電リング4に対して押圧接触している。
外周側には、第1支持ローラ3よりも大径の第2支持ロ
ーラ7が、軸受8a,8bを介して取り付けられてお
り、第1支持ローラ3と第2支持ローラ7は互いに相対
的に回転するように構成されている。第2支持ローラ7
は、第1支持ローラ3と同様にポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の絶縁体で形成された中空円筒状の部材であ
り、その外周部には、第2支持ローラ7の全周に亘って
集電リング9が埋設されている。集電リング9は、前記
第1支持ローラ3に設けられた集電リング4と同様に、
金合金等で形成された導電性の部材であり、第2支持ロ
ーラ7に埋設された接続部10を介して、第2支持ロー
ラ7の内壁に取り付けられた端子11と電気的に接続さ
れている。端子11は金また銀等で形成された部材であ
り、該端子11には、カーボン等の導電性の部材で形成
されたブラシ6が取り付けられている。ブラシ6は、弾
性を有するように構成され、前記第1支持ローラ3の集
電リング4に対して押圧接触している。
【0025】また、第2支持ローラ7の後端部には、ゴ
ム等で形成されたベルト12が取り付けられており、該
ベルト12はモータ13の軸部に取り付けられたプーリ
14と前記第2支持ローラ7の後端部との間に張設され
ている。本実施形態では、モータ13を1rpm程度の
一定速度で回転するように設定しており、このモータ1
3の駆動力がベルト12を介して前記第2支持ローラ7
に伝達される。本実施形態においては、このように第2
支持ローラ7を1rpm程度の一定速度で回転させるよ
うに構成されている。
ム等で形成されたベルト12が取り付けられており、該
ベルト12はモータ13の軸部に取り付けられたプーリ
14と前記第2支持ローラ7の後端部との間に張設され
ている。本実施形態では、モータ13を1rpm程度の
一定速度で回転するように設定しており、このモータ1
3の駆動力がベルト12を介して前記第2支持ローラ7
に伝達される。本実施形態においては、このように第2
支持ローラ7を1rpm程度の一定速度で回転させるよ
うに構成されている。
【0026】リング9が設けられた第2支持ローラ7の
外周側には、第2支持ローラ7よりも大径のハウジング
15が、軸受16a,16bを介して取り付けられてお
り、ハウジング15と第2支持ローラ7とは互いに相対
的に回転するように構成されている。ハウジング15
は、金または銀等の合金で形成された中空円筒状の部材
であり、静止系にて固定的に取り付けられる。このハウ
ジング15の外周には、金または銀等の合金で形成され
た端子17が取り付けられており、該端子17には、カ
ーボン等の導電性の部材で形成されたブラシ18が取り
付けられている。ブラシ18は、ブラシ6と同様に弾性
を有するように構成され、前記第2支持ローラ7の集電
リング9に対して押圧接触している。
外周側には、第2支持ローラ7よりも大径のハウジング
15が、軸受16a,16bを介して取り付けられてお
り、ハウジング15と第2支持ローラ7とは互いに相対
的に回転するように構成されている。ハウジング15
は、金または銀等の合金で形成された中空円筒状の部材
であり、静止系にて固定的に取り付けられる。このハウ
ジング15の外周には、金または銀等の合金で形成され
た端子17が取り付けられており、該端子17には、カ
ーボン等の導電性の部材で形成されたブラシ18が取り
付けられている。ブラシ18は、ブラシ6と同様に弾性
を有するように構成され、前記第2支持ローラ7の集電
リング9に対して押圧接触している。
【0027】以上のように構成される本実施形態のスリ
ップリングは、例えば図2に示すようなマニピュレータ
型の産業用ロボットに用いられる。図2に示す産業用ロ
ボットは、固定部20と、可動部21とを有しており、
可動部21は、複数のアクチュエータを備えている。各
アクチュエータの接続部等には、モータ等の駆動手段が
設けられており、プログラムにより図2に示す矢印の方
向に一定の角度で回動するように構成されている。この
ような産業用ロボットにおいては、このプログラムに基
づいて制御部から出力される制御信号を、前記接続部等
に設けられたモータ等の駆動手段に供給する必要がある
ため、例えば固定部20と第1アクチュエータ21aと
の間に前記スリップリングを取り付ける。この場合、ス
リップリングのハウジング15は産業用ロボットの固定
部20に取り付けられ、回転軸1は第1アクチュエータ
21aに固定的に取り付けられる。そして、産業用ロボ
ットの固定部20に設けた制御部と、スリップリングの
ハウジング15に設けた端子17とをリード線等により
電気的に接続し、制御信号等を出力する。
ップリングは、例えば図2に示すようなマニピュレータ
型の産業用ロボットに用いられる。図2に示す産業用ロ
ボットは、固定部20と、可動部21とを有しており、
可動部21は、複数のアクチュエータを備えている。各
アクチュエータの接続部等には、モータ等の駆動手段が
設けられており、プログラムにより図2に示す矢印の方
向に一定の角度で回動するように構成されている。この
ような産業用ロボットにおいては、このプログラムに基
づいて制御部から出力される制御信号を、前記接続部等
に設けられたモータ等の駆動手段に供給する必要がある
ため、例えば固定部20と第1アクチュエータ21aと
の間に前記スリップリングを取り付ける。この場合、ス
リップリングのハウジング15は産業用ロボットの固定
部20に取り付けられ、回転軸1は第1アクチュエータ
21aに固定的に取り付けられる。そして、産業用ロボ
ットの固定部20に設けた制御部と、スリップリングの
ハウジング15に設けた端子17とをリード線等により
電気的に接続し、制御信号等を出力する。
【0028】その結果、制御信号等は端子17からブラ
シ18に供給されることになるが、ブラシ18は、上述
したように第2支持ローラ7の集電リング9に押圧接触
されているので、第2支持ローラ7と共に一定速度で回
転する集電リング9と摺擦しながら集電リング9に対し
て前記制御信号等が供給される。また、前記制御信号等
は、この集電リング9から接続部10を介して第2支持
ローラ7の内壁に取り付けた端子11に供給され、更に
端子11からブラシ6に供給される。このブラシ6は、
上述したように第1支持ローラ3の集電リング4に押圧
接触されているので、産業用ロボットの第1アクチュエ
ータと共に一定の角度で回動する集電リング4と摺擦し
ながら集電リング4に対して前記制御信号等が供給され
ることになる。そして、集電リング4に供給された前記
制御信号等は、接続部5を介してリード線2に供給さ
れ、アクチュエータの駆動手段等に供給されることにな
る。この時、リード線2は、回転軸1側に固定的に取り
付けられ、回転軸1と共に回動するため、断線等を生じ
させることになく、静止系から回転系に対しての前記制
御信号等の供給を良好に行うことができる。
シ18に供給されることになるが、ブラシ18は、上述
したように第2支持ローラ7の集電リング9に押圧接触
されているので、第2支持ローラ7と共に一定速度で回
転する集電リング9と摺擦しながら集電リング9に対し
て前記制御信号等が供給される。また、前記制御信号等
は、この集電リング9から接続部10を介して第2支持
ローラ7の内壁に取り付けた端子11に供給され、更に
端子11からブラシ6に供給される。このブラシ6は、
上述したように第1支持ローラ3の集電リング4に押圧
接触されているので、産業用ロボットの第1アクチュエ
ータと共に一定の角度で回動する集電リング4と摺擦し
ながら集電リング4に対して前記制御信号等が供給され
ることになる。そして、集電リング4に供給された前記
制御信号等は、接続部5を介してリード線2に供給さ
れ、アクチュエータの駆動手段等に供給されることにな
る。この時、リード線2は、回転軸1側に固定的に取り
付けられ、回転軸1と共に回動するため、断線等を生じ
させることになく、静止系から回転系に対しての前記制
御信号等の供給を良好に行うことができる。
【0029】しかしながら、上述したように、第1アク
チュエータ21aは、プログラムに従って固定部20に
対して常に一定の角度で回動するように設定されている
ため、仮にブラシ6が固定部20に対して固定的に取り
付けられている場合には、集電リング4はブラシ6との
摺擦によって常に同じ箇所が摩耗することになり、片減
りによる接触不良が発生する恐れがある。
チュエータ21aは、プログラムに従って固定部20に
対して常に一定の角度で回動するように設定されている
ため、仮にブラシ6が固定部20に対して固定的に取り
付けられている場合には、集電リング4はブラシ6との
摺擦によって常に同じ箇所が摩耗することになり、片減
りによる接触不良が発生する恐れがある。
【0030】そこで、本実施形態においては、ブラシ6
を固定部20に対して固定的に設けるのではなく、固定
部20に対して一定の速度で回転させる第2支持ローラ
7を設け、この第2支持ローラ7にブラシ6を取り付け
るように構成した。従って、リング4が第1アクチュエ
ータ20aに伴って常に一定の角度で回動する場合であ
っても、ブラシ6の集電リング4に対する摺擦位置は、
第2支持ローラ7の回転に伴って常に変化しており、集
電リング4の同じ箇所だけが摩耗することを防止するこ
とができる。また、第2支持ローラ7に対する信号の供
給は、固定部20に対して固定的に取り付けられるブラ
シ18により行われるが、このブラシ18が摺擦する集
電リング9は第2支持ローラ7と共に固定部20に対し
て常に一定の回転しているので、ブラシ18の集電リン
グ9に対する摺擦位置も常に変化しており、集電リング
9の片減りを確実に防止することができる。
を固定部20に対して固定的に設けるのではなく、固定
部20に対して一定の速度で回転させる第2支持ローラ
7を設け、この第2支持ローラ7にブラシ6を取り付け
るように構成した。従って、リング4が第1アクチュエ
ータ20aに伴って常に一定の角度で回動する場合であ
っても、ブラシ6の集電リング4に対する摺擦位置は、
第2支持ローラ7の回転に伴って常に変化しており、集
電リング4の同じ箇所だけが摩耗することを防止するこ
とができる。また、第2支持ローラ7に対する信号の供
給は、固定部20に対して固定的に取り付けられるブラ
シ18により行われるが、このブラシ18が摺擦する集
電リング9は第2支持ローラ7と共に固定部20に対し
て常に一定の回転しているので、ブラシ18の集電リン
グ9に対する摺擦位置も常に変化しており、集電リング
9の片減りを確実に防止することができる。
【0031】このように、本実施形態によれば、スリッ
プリングにおいて、一定の速度で回転する集電リング9
とブラシ6を設けることにより、回転軸1が常に一定の
角度で回動する場合でも、集電リング4の片減りを確実
に防止しながら信号を静止系から回転系に供給すること
ができる。
プリングにおいて、一定の速度で回転する集電リング9
とブラシ6を設けることにより、回転軸1が常に一定の
角度で回動する場合でも、集電リング4の片減りを確実
に防止しながら信号を静止系から回転系に供給すること
ができる。
【0032】従って、産業用ロボットのアクチュエータ
のように、常に一定の角度で回動する場合であっても、
本実施形態のスリップリングを用いることにより、ブラ
シとリングとを互いに連続的に回転させることになるの
で、連続的に回転が行われ、リングとブラシが一様に片
寄りなく摺擦することを想定して設定されたスリップリ
ングの使用限界回転数に至るまでパーツ交換を行うこと
なくスリップリングを使用することができ、効率的な使
用が可能である。
のように、常に一定の角度で回動する場合であっても、
本実施形態のスリップリングを用いることにより、ブラ
シとリングとを互いに連続的に回転させることになるの
で、連続的に回転が行われ、リングとブラシが一様に片
寄りなく摺擦することを想定して設定されたスリップリ
ングの使用限界回転数に至るまでパーツ交換を行うこと
なくスリップリングを使用することができ、効率的な使
用が可能である。
【0033】なお、本実施形態においては、第2支持ロ
ーラ7の回転速度を1rpmに設定したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、使用態様に応じて適宜変更
することが可能である。但し、回転速度が高速の場合に
は、集電リング4の摩耗が促進されるので、所定の低速
であることが好ましい。また、第2支持ローラ7は、常
に必ずしも一定の速度で回転させる必要はなく、例えば
1日毎あるいは数時間毎に断続的に回動するように構成
しても良い。また、本実施形態では、第2支持ローラ7
をモータ13を用いて回転させるようにしたが、本発明
はこれに限られるものではなく、手動で回動させるよう
にしても良い。例えば、定期的に第2支持ローラ7を一
定の角度づつ回動させることにより、集電リング4の片
減りを防止することができる。
ーラ7の回転速度を1rpmに設定したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、使用態様に応じて適宜変更
することが可能である。但し、回転速度が高速の場合に
は、集電リング4の摩耗が促進されるので、所定の低速
であることが好ましい。また、第2支持ローラ7は、常
に必ずしも一定の速度で回転させる必要はなく、例えば
1日毎あるいは数時間毎に断続的に回動するように構成
しても良い。また、本実施形態では、第2支持ローラ7
をモータ13を用いて回転させるようにしたが、本発明
はこれに限られるものではなく、手動で回動させるよう
にしても良い。例えば、定期的に第2支持ローラ7を一
定の角度づつ回動させることにより、集電リング4の片
減りを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載のスリップリングによれ
ば、ハウジング側の接触手段及び回転軸側の接触手段と
の間で夫々接触手段対を形成する中間接触手段を備える
中間回転体を、ハウジングと回転軸との間に回転自在に
設けたので、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を
繰り返すように使用した場合であっても、接触手段の片
減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の間の信号
伝送を良好に行うことができる。
ば、ハウジング側の接触手段及び回転軸側の接触手段と
の間で夫々接触手段対を形成する中間接触手段を備える
中間回転体を、ハウジングと回転軸との間に回転自在に
設けたので、回転軸を常に所定の回動角度で回動動作を
繰り返すように使用した場合であっても、接触手段の片
減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の間の信号
伝送を良好に行うことができる。
【0035】請求項2に記載のスリップリングによれ
ば、中間回転体に駆動手段の駆動力を伝達する駆動力伝
達手段を備えたので、回転軸及びハウジングに対する中
間回転体の位置を、使用者の手を煩わすことなく変化さ
せることができるので、回転軸を常に所定の回動角度で
回動動作を繰り返すように使用した場合であっても、接
触手段の片減りをより一層確実に防止しつつ、ハウジン
グ側と回転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができ
る。
ば、中間回転体に駆動手段の駆動力を伝達する駆動力伝
達手段を備えたので、回転軸及びハウジングに対する中
間回転体の位置を、使用者の手を煩わすことなく変化さ
せることができるので、回転軸を常に所定の回動角度で
回動動作を繰り返すように使用した場合であっても、接
触手段の片減りをより一層確実に防止しつつ、ハウジン
グ側と回転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができ
る。
【0036】請求項3に記載のスリップリングによれ
ば、ハウジング側に導電性のブラシ部材、回転軸側に導
電性のリング部材、中間回転体に導電性のブラシ部材と
導電性のリング部材とを備えたので、回転軸を常に所定
の回動角度で回動動作を繰り返すように使用した場合で
あっても、リング部材の片減りを防止しつつ、ハウジン
グ側と回転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができ
る。
ば、ハウジング側に導電性のブラシ部材、回転軸側に導
電性のリング部材、中間回転体に導電性のブラシ部材と
導電性のリング部材とを備えたので、回転軸を常に所定
の回動角度で回動動作を繰り返すように使用した場合で
あっても、リング部材の片減りを防止しつつ、ハウジン
グ側と回転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができ
る。
【0037】請求項4に記載のスリップリングの駆動方
法によれば、請求項1乃至請求項3に記載のスリップリ
ングにおいて、前記中間回転体を所定速度で連続回転さ
せるようにしたので、回転軸を常に所定の回動角度で回
動動作を繰り返すように使用した場合であっても、接触
手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の
間の信号伝送を良好に行うことができる。
法によれば、請求項1乃至請求項3に記載のスリップリ
ングにおいて、前記中間回転体を所定速度で連続回転さ
せるようにしたので、回転軸を常に所定の回動角度で回
動動作を繰り返すように使用した場合であっても、接触
手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と回転軸側の
間の信号伝送を良好に行うことができる。
【0038】請求項5に記載のスリップリングの駆動方
法によれば、請求項1乃至請求項3に記載のスリップリ
ングにおいて、前記中間回転体を所定の回動角度で断続
的に回動させるようにしたので、回転軸を常に所定の回
動角度で回動動作を繰り返すように使用した場合であっ
ても、接触手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と
回転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができる。
法によれば、請求項1乃至請求項3に記載のスリップリ
ングにおいて、前記中間回転体を所定の回動角度で断続
的に回動させるようにしたので、回転軸を常に所定の回
動角度で回動動作を繰り返すように使用した場合であっ
ても、接触手段の片減りを防止しつつ、ハウジング側と
回転軸側の間の信号伝送を良好に行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態にスリップリングの概略構
成を示す断面図であり、(A)は本発明の一実施形態に
おけるスリップリングを、(B)に示す側面方向からB
−B’線の位置で切断した断面図、(B)は、本発明の
一実施形態におけるスリップリングを、(A)に示す平
面方向からA−A’線の位置で切断した断面図である。
成を示す断面図であり、(A)は本発明の一実施形態に
おけるスリップリングを、(B)に示す側面方向からB
−B’線の位置で切断した断面図、(B)は、本発明の
一実施形態におけるスリップリングを、(A)に示す平
面方向からA−A’線の位置で切断した断面図である。
【図2】図1のスリップリングが用いられる装置の一例
としてのマニピュレータ型の産業用ロボットの概略構成
を示す斜視図である。
としてのマニピュレータ型の産業用ロボットの概略構成
を示す斜視図である。
【図3】従来のスリップリングの概略構成を示す断面図
であり、(A)は従来のスリップリングの内部を示す正
面図、(B)は、(A)の断面図である。
であり、(A)は従来のスリップリングの内部を示す正
面図、(B)は、(A)の断面図である。
1…回転軸 2…リード線 3…第1支持ローラ 4…集電リング 5…接続部 6…ブラシ 7…第2支持ローラ 8a,8b…軸受 9…集電リング 10…接続部 11…端子 12…ベルト 13…モータ 14…プーリ 15…ハウジング 16a,16b…軸受 17…端子 18…ブラシ 20…固定部 21…可動部 21a…第1アクチュエータ
Claims (5)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに対して回
転自在に設けられた回転軸と、前記ハウジング側と前記
回転軸側の夫々に設けられ、互い接触するこにより信号
の伝送を行う接触手段対とを備えたスリップリングであ
って、 前記ハウジング側の接触手段及び前記回転軸側の接触手
段との間で夫々接触手段対を形成する中間接触手段を備
える中間回転体を、前記ハウジングと前記回転軸との間
に回転自在に設ける、 ことを特徴とするスリップリング。 - 【請求項2】 前記中間回転体に駆動手段の駆動力を伝
達する駆動力伝達手段を備えることを特徴とする請求項
1に記載のスリップリング。 - 【請求項3】 前記ハウジング側に設けられた接触手段
は導電性のブラシ部材であり、前記回転軸側に設けられ
た接触手段は導電性のリング部材であり、前記中間回転
体に設けられた中間接触手段は、前記ハウジング側の導
電性のブラシ部材と接触手段対を形成する中間接触手段
が導電性のリング部材であり、前記回転軸側の導電性の
リング部材と接触手段対を形成する中間接触手段が導電
性のブラシ部材であることを特徴とする請求項1または
請求項2に記載のスリップリング。 - 【請求項4】 夫々が回転自在なハウジングと回転軸と
中間回転体とを備え、中間回転体に備えられた中間接触
手段により前記ハウジング側に備えられた接触手段及び
前記回転軸側に備えられた接触手段との間で夫々接触手
段対が形成されるスリップリングの駆動方法であって、 前記中間回転体を所定速度で連続回転させる工程を備え
る、 ことを特徴とするスリップリングの駆動方法。 - 【請求項5】 夫々が回転自在なハウジングと回転軸と
中間回転体とを備え、中間回転体に備えられた中間接触
手段により前記ハウジング側に備えられた接触手段及び
前記回転軸側に備えられた接触手段との間で夫々接触手
段対が形成されるスリップリングの駆動方法であって、 前記中間回転体を所定の回動角度で断続的に回動させる
工程を備える、 ことを特徴とするスリップリングの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10764098A JPH11299182A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | スリップリング及びスリップリングの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10764098A JPH11299182A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | スリップリング及びスリップリングの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299182A true JPH11299182A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14464326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10764098A Pending JPH11299182A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | スリップリング及びスリップリングの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299182A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1295829A1 (en) * | 2001-09-21 | 2003-03-26 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Paper web feeder in rotary press |
| KR100643870B1 (ko) | 2005-03-18 | 2006-11-10 | (주) 우성하이테크 | 전기공급용 슬립링 |
| JP2008066235A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 回転式接続装置および作業機 |
| JP2010242573A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Nippon Soken Inc | 燃料噴射弁及び燃料噴射弁の内部電気接続方法 |
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1998
- 1998-04-17 JP JP10764098A patent/JPH11299182A/ja active Pending
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