JPH11299566A - 椅 子 - Google Patents
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- JPH11299566A JPH11299566A JP12525698A JP12525698A JPH11299566A JP H11299566 A JPH11299566 A JP H11299566A JP 12525698 A JP12525698 A JP 12525698A JP 12525698 A JP12525698 A JP 12525698A JP H11299566 A JPH11299566 A JP H11299566A
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、芯材の主体を発泡スチレン樹脂と
した椅子において、リサイクルや廃棄処分等を容易に行
えるようにし、同時に快適なクッション性の得られる椅
子の提供を目的とする。 【解決手段】 平均密度が15kg/m3程度の発泡スチレ
ン樹脂製の断面L字型の芯体3の両サイドに、平均密度
が60kg/m3以上の発泡スチレン樹脂製の肘掛け部4を
接着して椅子本体1を構成し、この椅子本体1に座部ク
ッション体2を着脱自在にする。そしてこの座部クッシ
ョン体2として、平均密度が11kg/m3程度の発泡スチ
レン樹脂に圧縮荷重を加えて復元させたものとし、また
座部クッション体2が載置される芯体3の受け面3a上
に凹部dを形成してクッション性を良好にする。
した椅子において、リサイクルや廃棄処分等を容易に行
えるようにし、同時に快適なクッション性の得られる椅
子の提供を目的とする。 【解決手段】 平均密度が15kg/m3程度の発泡スチレ
ン樹脂製の断面L字型の芯体3の両サイドに、平均密度
が60kg/m3以上の発泡スチレン樹脂製の肘掛け部4を
接着して椅子本体1を構成し、この椅子本体1に座部ク
ッション体2を着脱自在にする。そしてこの座部クッシ
ョン体2として、平均密度が11kg/m3程度の発泡スチ
レン樹脂に圧縮荷重を加えて復元させたものとし、また
座部クッション体2が載置される芯体3の受け面3a上
に凹部dを形成してクッション性を良好にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡スチレン樹脂
製の椅子に関する。
製の椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡スチレン樹脂を芯材にした椅
子において、肘掛け部や部品取付部のように強度を必要
としたり固定具を打込むような箇所をベニヤ板等で補強
するような技術が知られており、樹脂表面に接着剤等に
よって接着固定したり、またはインサート成形等によっ
てベニヤ板等を一体に成形している。
子において、肘掛け部や部品取付部のように強度を必要
としたり固定具を打込むような箇所をベニヤ板等で補強
するような技術が知られており、樹脂表面に接着剤等に
よって接着固定したり、またはインサート成形等によっ
てベニヤ板等を一体に成形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に発泡スチレン樹脂の表面にベニヤ板等を接着したりイ
ンサート成形したりすると、リサイクル処分、廃棄処分
等において分別処理するのに手間がかかるという問題が
ある。
に発泡スチレン樹脂の表面にベニヤ板等を接着したりイ
ンサート成形したりすると、リサイクル処分、廃棄処分
等において分別処理するのに手間がかかるという問題が
ある。
【0004】そこで本発明は、芯材の主体を発泡スチレ
ン樹脂とした椅子において、リサイクルや廃棄処分等を
容易に行えるようにし、同時に快適なクッション性の得
られる椅子を提供することを目的とする。
ン樹脂とした椅子において、リサイクルや廃棄処分等を
容易に行えるようにし、同時に快適なクッション性の得
られる椅子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、請求項1において、断面L字型の芯体と、こ
の芯体の両サイドに取付けられる一対の肘掛け部によっ
て椅子本体を構成し、この椅子本体に対して発泡スチレ
ン樹脂製の座部クッション体を着脱自在にした椅子にお
いて、芯体を通常密度の発泡スチレン樹脂にて成形し、
肘掛け部を高密度の発泡スチレン樹脂にて成形するよう
にした。
本発明は、請求項1において、断面L字型の芯体と、こ
の芯体の両サイドに取付けられる一対の肘掛け部によっ
て椅子本体を構成し、この椅子本体に対して発泡スチレ
ン樹脂製の座部クッション体を着脱自在にした椅子にお
いて、芯体を通常密度の発泡スチレン樹脂にて成形し、
肘掛け部を高密度の発泡スチレン樹脂にて成形するよう
にした。
【0006】このように強度を要する肘掛け部を高密度
で硬い発泡スチレン樹脂にて成形することで、廃棄処分
時等において分別する必要のあるベニヤ板等の異質素材
の仕様を極力最小限に留め、分別処理を容易にする。こ
こで、通常密度の発泡スチレン樹脂としては、発泡倍率
が10〜20倍程度で、平均密度が10〜30kg/m3程
度のポリスチレン発泡体が該当し、高密度の発泡スチレ
ン樹脂としては、発泡倍率が3〜4倍の平均密度が50
kg/m3以上のポリスチレン発泡体が該当する。本発明で
使用される発泡ポリスチレン樹脂としては、発泡性ポリ
スチレン粒子を型成形して得られたポリスチレン発泡体
であっても、ポリスチレン樹脂を押出し機に投入して、
発泡剤を添加して、押出し成形して得られたポリスチレ
ン発泡体であっても良い。
で硬い発泡スチレン樹脂にて成形することで、廃棄処分
時等において分別する必要のあるベニヤ板等の異質素材
の仕様を極力最小限に留め、分別処理を容易にする。こ
こで、通常密度の発泡スチレン樹脂としては、発泡倍率
が10〜20倍程度で、平均密度が10〜30kg/m3程
度のポリスチレン発泡体が該当し、高密度の発泡スチレ
ン樹脂としては、発泡倍率が3〜4倍の平均密度が50
kg/m3以上のポリスチレン発泡体が該当する。本発明で
使用される発泡ポリスチレン樹脂としては、発泡性ポリ
スチレン粒子を型成形して得られたポリスチレン発泡体
であっても、ポリスチレン樹脂を押出し機に投入して、
発泡剤を添加して、押出し成形して得られたポリスチレ
ン発泡体であっても良い。
【0007】また発泡ポリスチレン樹脂から所望形状の
芯体等を得る方法としては、例えば予め成形された矩形
状のポリスチレン発泡体を、裁断加工や切削加工等によ
り加工しても良いし、成形型を使用して所望形状の芯体
等を得ても良い。さらに、型成形された半完成品状態の
発泡体を裁断加工や切削加工して所望の芯体形状を得て
も良い。デザイン性や生産コストを考慮すると、予め成
形された矩形状のポリスチレン発泡体を裁断加工や切削
加工等により加工した方が好ましい。
芯体等を得る方法としては、例えば予め成形された矩形
状のポリスチレン発泡体を、裁断加工や切削加工等によ
り加工しても良いし、成形型を使用して所望形状の芯体
等を得ても良い。さらに、型成形された半完成品状態の
発泡体を裁断加工や切削加工して所望の芯体形状を得て
も良い。デザイン性や生産コストを考慮すると、予め成
形された矩形状のポリスチレン発泡体を裁断加工や切削
加工等により加工した方が好ましい。
【0008】また請求項2では、座部クッション体とし
て、通常密度の発泡スチレン樹脂に対して、予め厚み方
向に荷重を加えて所定の厚みまで圧縮した後復元させた
ものを使用するようにした。
て、通常密度の発泡スチレン樹脂に対して、予め厚み方
向に荷重を加えて所定の厚みまで圧縮した後復元させた
ものを使用するようにした。
【0009】このように予め荷重を加えて全体を所定の
厚みまで圧縮し、ほぼ元の厚みまで復元させたものを使
用すれば曲げ強度が向上し、その後、着座荷重のような
局所的な荷重が加わっても破損しにくくなって耐久性が
向上し、しかも通常のポリスチレン発泡体と比較して、
クッション性を向上するためにポリウレタン発泡体をク
ッション材として使用しなくても必要なクッション性を
得ることができ、ポリエステル繊維等の固綿をクッショ
ン材として使用する場合も、その使用量を削減すること
が可能となる。
厚みまで圧縮し、ほぼ元の厚みまで復元させたものを使
用すれば曲げ強度が向上し、その後、着座荷重のような
局所的な荷重が加わっても破損しにくくなって耐久性が
向上し、しかも通常のポリスチレン発泡体と比較して、
クッション性を向上するためにポリウレタン発泡体をク
ッション材として使用しなくても必要なクッション性を
得ることができ、ポリエステル繊維等の固綿をクッショ
ン材として使用する場合も、その使用量を削減すること
が可能となる。
【0010】ここで、座部クッション体に使用される通
常密度の発泡スチレン樹脂としては、前記芯体と同程度
の平均密度のポリスチレン発泡体が適用出来るが、特に
8〜15kg/cm3程度のものが好適である。また圧縮の程
度は、発泡スチレン樹脂の厚みが、元の厚みの10〜3
0%程度になるまで圧縮することが好ましい。この際、
圧縮量が少ないと曲げ強度の向上がなく、使用時に破損
しやすくなる可能性があり、圧縮し過ぎてしまうと、圧
縮状態を開放しても、ほぼ元の厚みに復元しない虞れが
あり、素材破壊になる場合もある。
常密度の発泡スチレン樹脂としては、前記芯体と同程度
の平均密度のポリスチレン発泡体が適用出来るが、特に
8〜15kg/cm3程度のものが好適である。また圧縮の程
度は、発泡スチレン樹脂の厚みが、元の厚みの10〜3
0%程度になるまで圧縮することが好ましい。この際、
圧縮量が少ないと曲げ強度の向上がなく、使用時に破損
しやすくなる可能性があり、圧縮し過ぎてしまうと、圧
縮状態を開放しても、ほぼ元の厚みに復元しない虞れが
あり、素材破壊になる場合もある。
【0011】また請求項3では、座部クッション体が載
置される椅子本体の受け面上に凹部を形成し、座部クッ
ション体との間に空気層を形成するようにした。このよ
うに座部クッション体の下部に空気層を形成すれば、座
った時に座部クッション体が撓んでクッション性が良好
となり、座り心地を快適にすることが出来る。
置される椅子本体の受け面上に凹部を形成し、座部クッ
ション体との間に空気層を形成するようにした。このよ
うに座部クッション体の下部に空気層を形成すれば、座
った時に座部クッション体が撓んでクッション性が良好
となり、座り心地を快適にすることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は椅子の基本的
構成を示す説明図、図2は椅子本体の分解斜視図、図3
は椅子に外被材を被せる前の状態の縦断面図、図4は外
被材を被せた状態の縦断面図である。
した図面に基づき説明する。ここで図1は椅子の基本的
構成を示す説明図、図2は椅子本体の分解斜視図、図3
は椅子に外被材を被せる前の状態の縦断面図、図4は外
被材を被せた状態の縦断面図である。
【0013】本発明に係る椅子は、特にリサイクルや廃
棄処分等において分別処理が容易に行えるように構成さ
れ、図1に示すような椅子本体1と、この椅子本体1に
対して嵌め込み式に着脱可能な座部クッション体2はい
ずれも発泡ポリスチレン樹脂にて形成されている。
棄処分等において分別処理が容易に行えるように構成さ
れ、図1に示すような椅子本体1と、この椅子本体1に
対して嵌め込み式に着脱可能な座部クッション体2はい
ずれも発泡ポリスチレン樹脂にて形成されている。
【0014】前記椅子本体1は、図2に示すように、断
面L字型の芯体3と、この芯体3の両側部に接着等で固
定される一対の肘掛け部4を備えており、この芯体3と
肘掛け部4の発泡ポリスチレン樹脂の密度は異なった種
類のものが使用されている。
面L字型の芯体3と、この芯体3の両側部に接着等で固
定される一対の肘掛け部4を備えており、この芯体3と
肘掛け部4の発泡ポリスチレン樹脂の密度は異なった種
類のものが使用されている。
【0015】すなわち、芯体3は、平均密度が15kg/m
3の通常密度の矩体ブロックからL字型に切出されて構
成され、硬度等を要求される肘掛け部4は、平均密度が
60kg/m3以上の高密度のブロックから切出されて構成
されている。ここで、平均密度15kg/m3の発泡ポリス
チレン樹脂の圧縮強度(5%圧縮)は0.85kgf/cm2
程度であり、曲げ強度は2.1kgf/cm2程度であるのに
対して、平均密度60kg/m3以上の発泡ポリスチレン樹
脂の圧縮強度(5%圧縮)は5.5kgf/cm2程度であ
り、曲げ強度は10.4kgf/cm2程度である。
3の通常密度の矩体ブロックからL字型に切出されて構
成され、硬度等を要求される肘掛け部4は、平均密度が
60kg/m3以上の高密度のブロックから切出されて構成
されている。ここで、平均密度15kg/m3の発泡ポリス
チレン樹脂の圧縮強度(5%圧縮)は0.85kgf/cm2
程度であり、曲げ強度は2.1kgf/cm2程度であるのに
対して、平均密度60kg/m3以上の発泡ポリスチレン樹
脂の圧縮強度(5%圧縮)は5.5kgf/cm2程度であ
り、曲げ強度は10.4kgf/cm2程度である。
【0016】そして芯体3と肘掛け部4を接着する接着
剤としては、スチレンの溶解を防止するため溶剤タイプ
は好ましくなく、水性ウレタン系等のエマルションタイ
プの接着剤を用いるようにしている。
剤としては、スチレンの溶解を防止するため溶剤タイプ
は好ましくなく、水性ウレタン系等のエマルションタイ
プの接着剤を用いるようにしている。
【0017】尚、前記芯体3の発泡ポリスチレン樹脂
は、平均密度が10〜30kg/m3程度の通常密度のもの
が適用出来、肘掛け部4の発泡ポリスチレン樹脂は、平
均密度が50kg/m3以上のものが適用出来る。
は、平均密度が10〜30kg/m3程度の通常密度のもの
が適用出来、肘掛け部4の発泡ポリスチレン樹脂は、平
均密度が50kg/m3以上のものが適用出来る。
【0018】また、前記座部クッション体2は、平均密
度が11kg/m3の発泡ポリスチレン樹脂に、厚み方向に
圧縮荷重を加えたものを使用しており、実施形態では全
体の厚みが10%程度になるまで圧縮荷重を加えた後、
元の厚みの75%程度まで復元させたものとしている。
度が11kg/m3の発泡ポリスチレン樹脂に、厚み方向に
圧縮荷重を加えたものを使用しており、実施形態では全
体の厚みが10%程度になるまで圧縮荷重を加えた後、
元の厚みの75%程度まで復元させたものとしている。
【0019】そしてこのように圧縮荷重を加えて復元さ
せる圧縮工程を、座部クッション体の発泡ポリスチレン
樹脂に加えることにより、通常の曲げに対して脆さがあ
る発泡ポリスチレン発泡体を、柔軟性を向上させた発泡
ポリスチレン樹脂にすることが出来る。さらに、柔軟性
が向上することにより、クッション性も付与することが
出来る。
せる圧縮工程を、座部クッション体の発泡ポリスチレン
樹脂に加えることにより、通常の曲げに対して脆さがあ
る発泡ポリスチレン発泡体を、柔軟性を向上させた発泡
ポリスチレン樹脂にすることが出来る。さらに、柔軟性
が向上することにより、クッション性も付与することが
出来る。
【0020】尚、この座部クッション体2の発泡ポリス
チレン樹脂の平均密度としては、5〜15kg/m3のもの
が適用出来る。また厚み方向に対する圧縮荷重として
は、発泡ポリスチレン樹脂の厚みを当初の厚みに対して
10〜30%程度に圧縮し、80〜85%の厚みにまで
復元させたものを使用することが出来る。
チレン樹脂の平均密度としては、5〜15kg/m3のもの
が適用出来る。また厚み方向に対する圧縮荷重として
は、発泡ポリスチレン樹脂の厚みを当初の厚みに対して
10〜30%程度に圧縮し、80〜85%の厚みにまで
復元させたものを使用することが出来る。
【0021】ところで、前記芯体3のうち、座部クッシ
ョン体2が載置される受け面3aには、凹部dが形成さ
れている。そしてこの凹部dは、実施形態では受け面3
aの領域の中間部を横方向に貫く深さ20mm程度の溝と
して形成されている。
ョン体2が載置される受け面3aには、凹部dが形成さ
れている。そしてこの凹部dは、実施形態では受け面3
aの領域の中間部を横方向に貫く深さ20mm程度の溝と
して形成されている。
【0022】このため、この受け面3a上に座部クッシ
ョン体2を載置すると、凹部d部分に空気層が形成さ
れ、座部クッション体2上に座ると、座部クッション体
2の中間部が撓んで、クッション性が向上する。尚、こ
の溝の深さは10〜30mm程度の範囲が好適であり、1
0mm以下の場合はクッション性が低下し、30mm以上の
場合は、座部クッション体2の変形量が大きくなって耐
久性が劣るようになり好ましくない。
ョン体2を載置すると、凹部d部分に空気層が形成さ
れ、座部クッション体2上に座ると、座部クッション体
2の中間部が撓んで、クッション性が向上する。尚、こ
の溝の深さは10〜30mm程度の範囲が好適であり、1
0mm以下の場合はクッション性が低下し、30mm以上の
場合は、座部クッション体2の変形量が大きくなって耐
久性が劣るようになり好ましくない。
【0023】本発明に係る椅子の芯材の基本的構成は以
上の通りであるが、前記椅子本体1と座部クッション体
2の周囲にはクッション材や外被材等が装着される。す
なわち、図3に示すように、椅子本体1の芯体3の背部
周囲や前面部、肘掛け部4の周囲には、ポリエステル繊
維等の固綿からなるクッション材5が貼着され、また、
座部クッション体2の下面以外の周囲にも同様なクッシ
ョン材5が貼着される。また、この座部クッション体2
の下面には、受け面3aとの接触面を保護するため等の
布6が貼着されている。
上の通りであるが、前記椅子本体1と座部クッション体
2の周囲にはクッション材や外被材等が装着される。す
なわち、図3に示すように、椅子本体1の芯体3の背部
周囲や前面部、肘掛け部4の周囲には、ポリエステル繊
維等の固綿からなるクッション材5が貼着され、また、
座部クッション体2の下面以外の周囲にも同様なクッシ
ョン材5が貼着される。また、この座部クッション体2
の下面には、受け面3aとの接触面を保護するため等の
布6が貼着されている。
【0024】そして、このようなクッション材5等を貼
着した椅子本体1と座部クッション体2の周囲には、外
被材7が着脱自在にされている。そして椅子本体1の外
被材7は、芯体3の受け面3aと下面を除く全ての部分
を覆うことが出来るようにされ、裏側周縁部の所定箇所
に取付けた雄側の面ファスナー8の鉤状突起を、クッシ
ョン材5の繊維のループ等に係合させて固定するように
している。また座部クッション体2の外被材7は、全体
を包み込むことの出来るように袋状にされ、一部がファ
スナー機構によって開閉自在にされている。また座部ク
ッション体2の下面には、座部クッション体2の強度を
向上させる目的で織布や編布等の補強布6を貼着するこ
とも出来る。この補強布6を設けることで、受け面3a
に設ける凹部dの深さを通常より深くすることも可能と
なり、クッション性の向上を計ることが可能となる。
着した椅子本体1と座部クッション体2の周囲には、外
被材7が着脱自在にされている。そして椅子本体1の外
被材7は、芯体3の受け面3aと下面を除く全ての部分
を覆うことが出来るようにされ、裏側周縁部の所定箇所
に取付けた雄側の面ファスナー8の鉤状突起を、クッシ
ョン材5の繊維のループ等に係合させて固定するように
している。また座部クッション体2の外被材7は、全体
を包み込むことの出来るように袋状にされ、一部がファ
スナー機構によって開閉自在にされている。また座部ク
ッション体2の下面には、座部クッション体2の強度を
向上させる目的で織布や編布等の補強布6を貼着するこ
とも出来る。この補強布6を設けることで、受け面3a
に設ける凹部dの深さを通常より深くすることも可能と
なり、クッション性の向上を計ることが可能となる。
【0025】また椅子本体1の下面の四隅部には、アジ
ャスター脚9が設けられている。すなわち、肘掛け部4
の下面両端部には、ビス止め等によって木製板または金
属板等の板部材10が取付けられ、この板部材10にア
ジャスター脚9が着脱自在に取付けられている。この
際、肘掛け部4を利用してビス等を打込めば、同部の発
泡ポリスチレン樹脂は高密度で硬いため係止力は充分で
ある。
ャスター脚9が設けられている。すなわち、肘掛け部4
の下面両端部には、ビス止め等によって木製板または金
属板等の板部材10が取付けられ、この板部材10にア
ジャスター脚9が着脱自在に取付けられている。この
際、肘掛け部4を利用してビス等を打込めば、同部の発
泡ポリスチレン樹脂は高密度で硬いため係止力は充分で
ある。
【0026】以上のように構成された椅子において、板
部材10やアジャスター脚9は容易に分離することが出
来、また外被材7も容易に取り外すことが出来る。そし
て残された椅子本体1と座部クッション体2は、いずれ
も発泡ポリスチレン樹脂を主体にし、またリサイクルや
廃棄処分時の分別において、特に問題となるような異質
材料を含まないため、これらの処分を容易に行うことが
出来る。
部材10やアジャスター脚9は容易に分離することが出
来、また外被材7も容易に取り外すことが出来る。そし
て残された椅子本体1と座部クッション体2は、いずれ
も発泡ポリスチレン樹脂を主体にし、またリサイクルや
廃棄処分時の分別において、特に問題となるような異質
材料を含まないため、これらの処分を容易に行うことが
出来る。
【0027】この際、座部クッション体2として、圧縮
荷重を加えていない発泡ポリスチレン樹脂を使用する
と、曲げ強度が不足して耐久性が劣るが、本発明のよう
に圧縮荷重を加えていると、曲げ強度が向上し耐久性を
高めることが出来る。
荷重を加えていない発泡ポリスチレン樹脂を使用する
と、曲げ強度が不足して耐久性が劣るが、本発明のよう
に圧縮荷重を加えていると、曲げ強度が向上し耐久性を
高めることが出来る。
【0028】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば受け
面3a上の凹部dの形状等は任意であり、またクッショ
ン材5の材質、外被材7の止め付け構造、脚の種類及び
脚の取付構造等は任意である。
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば受け
面3a上の凹部dの形状等は任意であり、またクッショ
ン材5の材質、外被材7の止め付け構造、脚の種類及び
脚の取付構造等は任意である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明に係る椅子は、請求
項1のように、芯体と肘掛け部によって構成される椅子
本体と、この椅子本体に対して着脱自在な座部クッショ
ン体を発泡スチレン樹脂から成形するようにした椅子に
おいて、芯体を通常密度の発泡スチレン樹脂にて成形
し、肘掛け部を高密度の発泡スチレン樹脂にて成形する
ようにしたため、廃棄処分時等において分別処理する必
要のあるベニヤ板等の異質素材を含まない素材だけで構
成することが出来、分別処理が容易となる。
項1のように、芯体と肘掛け部によって構成される椅子
本体と、この椅子本体に対して着脱自在な座部クッショ
ン体を発泡スチレン樹脂から成形するようにした椅子に
おいて、芯体を通常密度の発泡スチレン樹脂にて成形
し、肘掛け部を高密度の発泡スチレン樹脂にて成形する
ようにしたため、廃棄処分時等において分別処理する必
要のあるベニヤ板等の異質素材を含まない素材だけで構
成することが出来、分別処理が容易となる。
【0030】また請求項2のように、座部クッション体
として、通常密度の発泡スチレン樹脂に荷重を加えて圧
縮した後復元させたものを使用するようにすれば、曲げ
強度を向上させることが出来、その後局所的な荷重を加
えても破損しにくくすることが出来る。また請求項3の
ように、座部クッション体が載置される椅子本体の受け
面上に凹部を形成すれば、座った時に座部クッション体
が撓んでクッション性が良好となり、座り心地を快適に
することが出来る。
として、通常密度の発泡スチレン樹脂に荷重を加えて圧
縮した後復元させたものを使用するようにすれば、曲げ
強度を向上させることが出来、その後局所的な荷重を加
えても破損しにくくすることが出来る。また請求項3の
ように、座部クッション体が載置される椅子本体の受け
面上に凹部を形成すれば、座った時に座部クッション体
が撓んでクッション性が良好となり、座り心地を快適に
することが出来る。
【図1】椅子の基本的構成を示す説明図
【図2】椅子本体の分解斜視図
【図3】椅子に外被材を被せる前の状態の縦断面図
【図4】外被材を被せた状態の縦断面図
1…椅子本体、2…座部クッション部、3…芯体、3a
…受け面、4…肘掛け部、d…凹部。
…受け面、4…肘掛け部、d…凹部。
Claims (3)
- 【請求項1】 断面L字型の芯体と、この芯体の両サイ
ドに取付けられる一対の肘掛け部によって椅子本体を構
成し、この椅子本体に対して発泡スチレン樹脂製の座部
クッション体を着脱自在にした椅子であって、前記芯体
を通常密度の発泡スチレン樹脂にて成形し、前記肘掛け
部を高密度の発泡スチレン樹脂にて成形することを特徴
とする椅子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の椅子において、前記座
部クッション体は、通常密度の発泡スチレン樹脂に対し
て、予め厚み方向に荷重を加えて全体を所定の厚みまで
圧縮した後復元させたものであることを特徴とする椅
子。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の椅子にお
いて、前記座部クッション体が載置される椅子本体の受
け面上には、座部クッション体の下面との間に空気層を
形成するための凹部が形成されることを特徴とする椅
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12525698A JPH11299566A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 椅 子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12525698A JPH11299566A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 椅 子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299566A true JPH11299566A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14905608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12525698A Pending JPH11299566A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 椅 子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299566A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012217681A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Taiyo Kogyo Corp | ソファ |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP12525698A patent/JPH11299566A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012217681A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Taiyo Kogyo Corp | ソファ |
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