JPH11299902A - 薬剤塗布具 - Google Patents
薬剤塗布具Info
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- JPH11299902A JPH11299902A JP10113614A JP11361498A JPH11299902A JP H11299902 A JPH11299902 A JP H11299902A JP 10113614 A JP10113614 A JP 10113614A JP 11361498 A JP11361498 A JP 11361498A JP H11299902 A JPH11299902 A JP H11299902A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保管時や運搬時に薬剤の漏洩が生じないだけ
ではなく、薬剤の汚染や薬剤の塗布部の破損を防止する
ことができ、かさばらずに携帯することができ、さら
に、衛生的かつ簡便に使用し得る薬剤塗布具を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも、棒状もしくは管状の薬剤塗
布部材2、該薬剤塗布部材のキャップ3及び薬剤4から
構成される薬剤塗布具1であって、薬剤塗布部材2と薬
剤塗布部材のキャップ3とを接合することにより形成さ
れる密封空間に薬剤4が貯蔵されており、さらに上記キ
ャップ3に開封手段5が備えられていることを特徴とす
る薬剤塗布具1。
ではなく、薬剤の汚染や薬剤の塗布部の破損を防止する
ことができ、かさばらずに携帯することができ、さら
に、衛生的かつ簡便に使用し得る薬剤塗布具を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも、棒状もしくは管状の薬剤塗
布部材2、該薬剤塗布部材のキャップ3及び薬剤4から
構成される薬剤塗布具1であって、薬剤塗布部材2と薬
剤塗布部材のキャップ3とを接合することにより形成さ
れる密封空間に薬剤4が貯蔵されており、さらに上記キ
ャップ3に開封手段5が備えられていることを特徴とす
る薬剤塗布具1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬剤を患部に適用
するのに用いられる薬剤塗布具に関し、より詳細には、
保存に際しては薬剤を外界と遮断した状態で安定に保存
することができ、使用に際しては薬剤を衛生的かつ簡便
に、確実に患部に適用することができる薬剤塗布具に関
する。
するのに用いられる薬剤塗布具に関し、より詳細には、
保存に際しては薬剤を外界と遮断した状態で安定に保存
することができ、使用に際しては薬剤を衛生的かつ簡便
に、確実に患部に適用することができる薬剤塗布具に関
する。
【0002】
【従来の技術】薬剤を皮膚等に塗布する塗布具として、
一般に綿棒、脱脂綿などがよく使用される。中でも、綿
棒は適用箇所に手を触れることなく操作し得るため衛生
的であり、幅広く用いられている。
一般に綿棒、脱脂綿などがよく使用される。中でも、綿
棒は適用箇所に手を触れることなく操作し得るため衛生
的であり、幅広く用いられている。
【0003】ところで、綿棒などに薬液を含浸させ、皮
膚などに塗布するに際しては、従来、綿棒と薬液が収
納されている容器とを用意し、適用の都度、綿棒に薬
液を滴下したり、または綿棒を薬液に浸漬して綿棒に薬
液を吸収させ薬液が吸収された綿棒を患部に適用して
いた。従って、操作が煩雑であるだけでなく、綿棒及び
薬液収納容器を適用の都度探さねばならず、加えて、綿
棒や残りの薬液が汚染される可能性があり、衛生上の点
においても問題があった。
膚などに塗布するに際しては、従来、綿棒と薬液が収
納されている容器とを用意し、適用の都度、綿棒に薬
液を滴下したり、または綿棒を薬液に浸漬して綿棒に薬
液を吸収させ薬液が吸収された綿棒を患部に適用して
いた。従って、操作が煩雑であるだけでなく、綿棒及び
薬液収納容器を適用の都度探さねばならず、加えて、綿
棒や残りの薬液が汚染される可能性があり、衛生上の点
においても問題があった。
【0004】そこで、予め綿棒に薬液が含浸された薬剤
塗布具が提案されている。例えば、実開昭57−262
47号公報には、綿棒の綿球に予め薬液を含浸させたも
のが開示されている。しかしながら、綿球に含浸させた
薬液が使用時までに蒸散してしまわないようにする必要
があり、上記公報のように綿球部のみを包装する方法で
は、綿棒の軸曲面に沿って完全に密封することは難し
く、特に薬液がアルコール等の場合は完全に蒸散を抑え
ることは難しかった。一方、綿棒の軸棒を含めた全体を
密封包装する方法は、綿球に含浸された薬液や余剰の薬
液が袋内を自由に流れるために綿棒の軸棒が汚染される
問題があった。また、携帯時には長い軸棒部分のために
かさばったり、軸棒が折れたりすることもあった。
塗布具が提案されている。例えば、実開昭57−262
47号公報には、綿棒の綿球に予め薬液を含浸させたも
のが開示されている。しかしながら、綿球に含浸させた
薬液が使用時までに蒸散してしまわないようにする必要
があり、上記公報のように綿球部のみを包装する方法で
は、綿棒の軸曲面に沿って完全に密封することは難し
く、特に薬液がアルコール等の場合は完全に蒸散を抑え
ることは難しかった。一方、綿棒の軸棒を含めた全体を
密封包装する方法は、綿球に含浸された薬液や余剰の薬
液が袋内を自由に流れるために綿棒の軸棒が汚染される
問題があった。また、携帯時には長い軸棒部分のために
かさばったり、軸棒が折れたりすることもあった。
【0005】また、特公平4−12147号公報には、
液剤を密封収納した液剤塗布容器が開示されている。該
液剤塗布容器は、プラスチックからなり容器本体と封止
部材との破断分離部が破断可能な肉薄部で形成されてい
る。しかし、液剤の蒸散を完全に抑えようとすれば、プ
ラスチックにある程度の厚みが必要であり、破断可能な
肉薄部とすることと相反し、両者のバランスを取ること
は容易でない。特に内容物がアルコールを含むような揮
発性の高い液剤の場合は特に難しい。また、使い勝手の
面から、破断部は比較的弱い力で破断するように設計さ
れる必要があり、使用時までに外力が加わって肉薄部の
不慮の破断が生じる恐れがあった。
液剤を密封収納した液剤塗布容器が開示されている。該
液剤塗布容器は、プラスチックからなり容器本体と封止
部材との破断分離部が破断可能な肉薄部で形成されてい
る。しかし、液剤の蒸散を完全に抑えようとすれば、プ
ラスチックにある程度の厚みが必要であり、破断可能な
肉薄部とすることと相反し、両者のバランスを取ること
は容易でない。特に内容物がアルコールを含むような揮
発性の高い液剤の場合は特に難しい。また、使い勝手の
面から、破断部は比較的弱い力で破断するように設計さ
れる必要があり、使用時までに外力が加わって肉薄部の
不慮の破断が生じる恐れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来技術の欠点を解消し、保管時や運搬時に薬剤の
漏洩が生じないだけではなく、薬剤の汚染や薬剤の塗布
部の破損を防止することができ、かさばらずに携帯する
ことができ、さらに、衛生的かつ簡便に使用し得る薬剤
塗布具を提供することにある。
した従来技術の欠点を解消し、保管時や運搬時に薬剤の
漏洩が生じないだけではなく、薬剤の汚染や薬剤の塗布
部の破損を防止することができ、かさばらずに携帯する
ことができ、さらに、衛生的かつ簡便に使用し得る薬剤
塗布具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
薬剤塗布具は、少なくとも、棒状もしくは管状の薬剤塗
布部材、該薬剤塗布部材のキャップ及び薬剤から構成さ
れる薬剤塗布具であって、薬剤塗布部材と薬剤塗布部材
のキャップとを接合することにより形成される密封空間
に薬剤が貯蔵されており、さらに上記キャップに開封手
段が備えられていることを特徴とする。
薬剤塗布具は、少なくとも、棒状もしくは管状の薬剤塗
布部材、該薬剤塗布部材のキャップ及び薬剤から構成さ
れる薬剤塗布具であって、薬剤塗布部材と薬剤塗布部材
のキャップとを接合することにより形成される密封空間
に薬剤が貯蔵されており、さらに上記キャップに開封手
段が備えられていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2記載の薬剤塗布具は、上
記キャップの開封手段が、該キャップに着脱自在のキャ
ップ開封部品であることを特徴とする請求項1記載の薬
剤塗布具である。
記キャップの開封手段が、該キャップに着脱自在のキャ
ップ開封部品であることを特徴とする請求項1記載の薬
剤塗布具である。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。 (薬剤塗布部材)本発明で用いられる薬剤塗布部材の形
状は、略棒状もしくは略管状であるが、径は全長に渡っ
て同一でなくてもよく、また、横断面形状も全長に渡っ
て同一でなくてもよい。すなわち、2種以上の異なる径
や異なる横断面形状の組み合わせであったり、また、主
たる棒状体もしくは管状体に突起物や修飾物等が接合さ
れていたり付設されていてもよい。
状は、略棒状もしくは略管状であるが、径は全長に渡っ
て同一でなくてもよく、また、横断面形状も全長に渡っ
て同一でなくてもよい。すなわち、2種以上の異なる径
や異なる横断面形状の組み合わせであったり、また、主
たる棒状体もしくは管状体に突起物や修飾物等が接合さ
れていたり付設されていてもよい。
【0010】上記薬剤塗布部材には、少なくとも把持部
と塗布部が備わっている。把持部は、薬剤を塗布する上
で操作しやすい形状、大きさとされる。例えば、把持部
の形状は円柱や角柱などが挙げられ、例えば円柱である
場合、その径は1〜20mm程度、長さは5〜50mm
程度とすることが好ましいが、特に限定はされない。把
持部には、必要に応じて凹凸等の滑り止めを設けてもよ
い。
と塗布部が備わっている。把持部は、薬剤を塗布する上
で操作しやすい形状、大きさとされる。例えば、把持部
の形状は円柱や角柱などが挙げられ、例えば円柱である
場合、その径は1〜20mm程度、長さは5〜50mm
程度とすることが好ましいが、特に限定はされない。把
持部には、必要に応じて凹凸等の滑り止めを設けてもよ
い。
【0011】塗布部は所定量の薬剤を保持し、皮膚等に
塗布する部分である。尤も、塗布に際して、皮膚等の被
塗面に接触する塗布面は、主として塗布部の先端面であ
る。塗布部の先端面は、塗布部が薬剤と接触されて表面
に付着された薬剤をそのまま皮膚に転写する機能をもつ
ように構成されてもよいが、表面が適度にあらされた
り、凹凸がつけられて表面積が増大されたり、薬剤が液
体であれば表面張力を利用して薬剤保持量が多くされる
ように構成されるのが好ましい。また、塗布部の先端部
分に薬剤を吸収するような吸収材を設け、該吸収材を被
塗面に接触させて塗布するように構成してもよい。吸収
材としては、例えば、綿などの天然素材や合成樹脂等の
繊維集合体、スポンジ体などの多孔物質が使用できる
が、これらに何ら限定されない。
塗布する部分である。尤も、塗布に際して、皮膚等の被
塗面に接触する塗布面は、主として塗布部の先端面であ
る。塗布部の先端面は、塗布部が薬剤と接触されて表面
に付着された薬剤をそのまま皮膚に転写する機能をもつ
ように構成されてもよいが、表面が適度にあらされた
り、凹凸がつけられて表面積が増大されたり、薬剤が液
体であれば表面張力を利用して薬剤保持量が多くされる
ように構成されるのが好ましい。また、塗布部の先端部
分に薬剤を吸収するような吸収材を設け、該吸収材を被
塗面に接触させて塗布するように構成してもよい。吸収
材としては、例えば、綿などの天然素材や合成樹脂等の
繊維集合体、スポンジ体などの多孔物質が使用できる
が、これらに何ら限定されない。
【0012】薬剤塗布部材の材質は、特に限定されない
が、各種合成樹脂や金属等が使用できる。例えば、合成
樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂;ポリ塩化ビニル;ポリオキシメチ
レンなどのポリアセタール系樹脂;ポリメチルメタクリ
レートなどのアクリル系樹脂;ポリエチレンテレフタレ
ート;ポリカーボネート;ポリメチルペンテン;ポリス
チレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)などのスチレン系樹脂などを挙げるこ
とができる。
が、各種合成樹脂や金属等が使用できる。例えば、合成
樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂;ポリ塩化ビニル;ポリオキシメチ
レンなどのポリアセタール系樹脂;ポリメチルメタクリ
レートなどのアクリル系樹脂;ポリエチレンテレフタレ
ート;ポリカーボネート;ポリメチルペンテン;ポリス
チレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)などのスチレン系樹脂などを挙げるこ
とができる。
【0013】(薬剤塗布部材のキャップ)本発明で用い
られる薬剤塗布部材のキャップの形状は特に限定されな
いが、胴体部としては、例えば、有底の略円筒形;有底
であって、横断面が略三角形、略四角形、略多角形;略
球形などが挙げられる。上記キャップには、該キャップ
を容易に開封するために開封手段(後述)が備えられて
いる。上記キャップ内には薬剤が収納され、上記キャッ
プが薬剤塗布部材と接合されることにより、薬剤塗布部
材と薬剤塗布部材のキャップで形成される空間に薬剤が
密封収納される。上記空間に薬剤が収納されていること
により、使用に際して、薬剤塗布部材に新たに薬剤を供
給する必要がない。本発明の薬剤塗布具は、薬剤塗布部
材のキャップをはずし、薬剤塗布部材の塗布部を用いて
皮膚等への薬剤塗布が可能とされている。薬剤塗布部材
のキャップには、この他、薬剤塗布部材の塗布部の汚染
防止や損傷防止といった保護的な働きもある。
られる薬剤塗布部材のキャップの形状は特に限定されな
いが、胴体部としては、例えば、有底の略円筒形;有底
であって、横断面が略三角形、略四角形、略多角形;略
球形などが挙げられる。上記キャップには、該キャップ
を容易に開封するために開封手段(後述)が備えられて
いる。上記キャップ内には薬剤が収納され、上記キャッ
プが薬剤塗布部材と接合されることにより、薬剤塗布部
材と薬剤塗布部材のキャップで形成される空間に薬剤が
密封収納される。上記空間に薬剤が収納されていること
により、使用に際して、薬剤塗布部材に新たに薬剤を供
給する必要がない。本発明の薬剤塗布具は、薬剤塗布部
材のキャップをはずし、薬剤塗布部材の塗布部を用いて
皮膚等への薬剤塗布が可能とされている。薬剤塗布部材
のキャップには、この他、薬剤塗布部材の塗布部の汚染
防止や損傷防止といった保護的な働きもある。
【0014】薬剤塗布部材のキャップの材質は特に限定
されないが、例えば、各種合成樹脂が使用できる。合成
樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリ
デン;ポリメチルペンテン;エチレン−酢酸ビニル共重
合体;ポリオキシメチレンなどのポリアセタール系樹
脂;ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂;
ポリエチレンテレフタレート;ポリカーボネート;ポリ
スチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS
樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体(ABS樹脂)などのスチレン系合成樹脂;各種エ
ラストマー;ゴムなどを挙げることができる。これらの
うち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペン
テンなどをはじめとする比較的軟質のものが特に好まし
い。キャップに収納される薬剤の異物混入や汚染の有
無、充填量等を確認するため、キャップは無色透明であ
ることがさらに好ましい。
されないが、例えば、各種合成樹脂が使用できる。合成
樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリ
デン;ポリメチルペンテン;エチレン−酢酸ビニル共重
合体;ポリオキシメチレンなどのポリアセタール系樹
脂;ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂;
ポリエチレンテレフタレート;ポリカーボネート;ポリ
スチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS
樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体(ABS樹脂)などのスチレン系合成樹脂;各種エ
ラストマー;ゴムなどを挙げることができる。これらの
うち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペン
テンなどをはじめとする比較的軟質のものが特に好まし
い。キャップに収納される薬剤の異物混入や汚染の有
無、充填量等を確認するため、キャップは無色透明であ
ることがさらに好ましい。
【0015】(薬剤塗布部材と薬剤塗布部材のキャップ
との接合)薬剤塗布部材と薬剤塗布部材のキャップとの
接合方法は、テーパー面同士による嵌合、ネジ、はめ込
み、接着等いかなる方法も用いることができる。保管中
に薬剤を外部と遮断し、また薬剤を外部に蒸散させない
ためにも薬剤塗布部材とキャップとの接合は十分に気密
であることが好ましい。例えば、注射筒と注射針の嵌合
のようなテーパー面同士の嵌合やパッキングを使用した
ネジによる方法等が挙げられる。他の好ましい例として
は、テーパー嵌合に更にネジによる固定やルアーロック
による固定を組み合わせた方法も挙げられる。一般にテ
ーパー嵌合の場合、強く嵌合されることが多い。
との接合)薬剤塗布部材と薬剤塗布部材のキャップとの
接合方法は、テーパー面同士による嵌合、ネジ、はめ込
み、接着等いかなる方法も用いることができる。保管中
に薬剤を外部と遮断し、また薬剤を外部に蒸散させない
ためにも薬剤塗布部材とキャップとの接合は十分に気密
であることが好ましい。例えば、注射筒と注射針の嵌合
のようなテーパー面同士の嵌合やパッキングを使用した
ネジによる方法等が挙げられる。他の好ましい例として
は、テーパー嵌合に更にネジによる固定やルアーロック
による固定を組み合わせた方法も挙げられる。一般にテ
ーパー嵌合の場合、強く嵌合されることが多い。
【0016】(キャップの開封手段)薬剤塗布部材と薬
剤塗布部材のキャップが、気密性を得るために強く接合
された場合、キャップの開封時には、かなりの力を必要
とする場合が多かった。本発明でいうキャップの開封手
段とは、キャップを容易に開封するための手段のことを
いうものであり、キャップの胴体部のみを持ってキャッ
プを開封するときよりも開封が容易となる手段であれば
特に限定されない。キャップの開封手段としては、例え
ば、キャップ開封時の把持部をキャップの胴体部よりも
大きな外径としたものが挙げられる。把持部の形状とし
ては、例えば、任意の厚みの円柱状や角柱状などが挙げ
られるがこれに限定されない。また、把持部に中空とな
る部分があってもよい。上記把持部の外周面上には滑り
止めが設けられることが好ましい。また、キャップの胴
体部から放射状に羽根形状のものを設けて、これを把持
して開封することにより開封を容易としたものであって
もよい。
剤塗布部材のキャップが、気密性を得るために強く接合
された場合、キャップの開封時には、かなりの力を必要
とする場合が多かった。本発明でいうキャップの開封手
段とは、キャップを容易に開封するための手段のことを
いうものであり、キャップの胴体部のみを持ってキャッ
プを開封するときよりも開封が容易となる手段であれば
特に限定されない。キャップの開封手段としては、例え
ば、キャップ開封時の把持部をキャップの胴体部よりも
大きな外径としたものが挙げられる。把持部の形状とし
ては、例えば、任意の厚みの円柱状や角柱状などが挙げ
られるがこれに限定されない。また、把持部に中空とな
る部分があってもよい。上記把持部の外周面上には滑り
止めが設けられることが好ましい。また、キャップの胴
体部から放射状に羽根形状のものを設けて、これを把持
して開封することにより開封を容易としたものであって
もよい。
【0017】これらの開封手段はキャップの胴体部に一
体的に設けられてもよいし、請求項2に記載のように、
着脱自在の別部品としての、キャップ開封部品としても
よい。キャップ開封部品としては、キャップに装着する
ことにより開封を容易にするものであれば、特に限定さ
れないが、例えば、キャップの胴体部よりも径を大きく
したものが挙げられ、一般的な形状例としては、前述の
通り、円柱状のもの、角柱状のもの、放射状の羽根形状
などが挙げられる。キャップ開封部品にはキャップ胴体
部との装着に関わる部分(例えば、嵌合のための中空
部)が備えられる。
体的に設けられてもよいし、請求項2に記載のように、
着脱自在の別部品としての、キャップ開封部品としても
よい。キャップ開封部品としては、キャップに装着する
ことにより開封を容易にするものであれば、特に限定さ
れないが、例えば、キャップの胴体部よりも径を大きく
したものが挙げられ、一般的な形状例としては、前述の
通り、円柱状のもの、角柱状のもの、放射状の羽根形状
などが挙げられる。キャップ開封部品にはキャップ胴体
部との装着に関わる部分(例えば、嵌合のための中空
部)が備えられる。
【0018】着脱自在のキャップ開封部品とすることの
利点は例えば以下のようなことがある。前述したよう
に、キャップに収納される薬剤は異物混入や汚染の有
無、充填量等をキャップに収納された後にキャップの外
側から確認するため、キャップ胴体部とキャップ開封時
の把持部(開封手段)を一体化する場合、収納された薬
剤の検査に支障がないように配慮しなければならない。
キャップ開封部品は、着脱自在であるため検査後にキャ
ップ胴体部に装着が可能であり、収納された薬剤の検査
に支障をきたさない。キャップ開封部品は製品出荷時か
ら装着した状態としてもよいし、他部品の組立品ととも
に付属させておき使用時に装着するようにしてもよい。
また、着脱自在であるため、開封部品の再利用も可能で
ある。
利点は例えば以下のようなことがある。前述したよう
に、キャップに収納される薬剤は異物混入や汚染の有
無、充填量等をキャップに収納された後にキャップの外
側から確認するため、キャップ胴体部とキャップ開封時
の把持部(開封手段)を一体化する場合、収納された薬
剤の検査に支障がないように配慮しなければならない。
キャップ開封部品は、着脱自在であるため検査後にキャ
ップ胴体部に装着が可能であり、収納された薬剤の検査
に支障をきたさない。キャップ開封部品は製品出荷時か
ら装着した状態としてもよいし、他部品の組立品ととも
に付属させておき使用時に装着するようにしてもよい。
また、着脱自在であるため、開封部品の再利用も可能で
ある。
【0019】キャップ開封部品のキャップとの装着固定
方法については特に限定されないが、例えば、はめ込み
による嵌合方法を挙げることができる。このとき、装着
後にキャップ開封部品が空回り等しないように、キャッ
プとキャップ開封部品の嵌合部の形状を雄雌の関係とな
るように合わせる必要がある。例えば、キャップに凸
部、キャップ開封部品に凹部を設けることなどが挙げら
れる。装着固定方法は、嵌合のみならず、ネジ式の固
定、熱、高周波、超音波等による溶着や、溶剤や接着剤
による接着などを用いることもできる。
方法については特に限定されないが、例えば、はめ込み
による嵌合方法を挙げることができる。このとき、装着
後にキャップ開封部品が空回り等しないように、キャッ
プとキャップ開封部品の嵌合部の形状を雄雌の関係とな
るように合わせる必要がある。例えば、キャップに凸
部、キャップ開封部品に凹部を設けることなどが挙げら
れる。装着固定方法は、嵌合のみならず、ネジ式の固
定、熱、高周波、超音波等による溶着や、溶剤や接着剤
による接着などを用いることもできる。
【0020】キャップの把持部(開封手段)及びキャッ
プ開封部品の材質は、特に限定されず、前述のキャップ
に使用できる材質が使用可能である。キャップと同一の
材質であっても、異なる材質であってもよい。例えば、
各種合成樹脂や金属、セラミック等の無機材、木や紙等
が使用できる。合成樹脂としては、例えば、ポリエチレ
ンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリ
塩化ビニル;エチレン−酢酸ビニル共重合体;ポリオキ
シメチレンなどのポリアセタール系樹脂;ポリメチルメ
タクリレートなどのアクリル系樹脂;ポリエチレンテレ
フタレート;ポリカーボネート;ポリメチルペンテン;
ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体
(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体(ABS樹脂)などのスチレン系樹脂などが
挙げられる。また、各種エラストマーやゴムでもよい。
プ開封部品の材質は、特に限定されず、前述のキャップ
に使用できる材質が使用可能である。キャップと同一の
材質であっても、異なる材質であってもよい。例えば、
各種合成樹脂や金属、セラミック等の無機材、木や紙等
が使用できる。合成樹脂としては、例えば、ポリエチレ
ンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリ
塩化ビニル;エチレン−酢酸ビニル共重合体;ポリオキ
シメチレンなどのポリアセタール系樹脂;ポリメチルメ
タクリレートなどのアクリル系樹脂;ポリエチレンテレ
フタレート;ポリカーボネート;ポリメチルペンテン;
ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体
(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体(ABS樹脂)などのスチレン系樹脂などが
挙げられる。また、各種エラストマーやゴムでもよい。
【0021】(薬剤)本発明で用いられる薬剤について
は、特に限定されるものではなく、皮膚等に塗布するの
に適した全ての薬剤を用いることができる。薬剤として
は、薬液、ローション、軟膏、クリームなどが挙げられ
る。また薬液は、薬効等を示す主成分の水溶液であって
もよく、他の溶媒での溶液であってもよい。さらに、薬
液は、溶液ではなく分散液であってもよい。薬液は水
性、油性のどちらでもよい。薬効等を示す主成分につい
ても特に限定されるものではなく、例えば、消毒薬、キ
ズ薬、かゆみ止め薬、水虫薬、検査・診断薬などが挙げ
られ、その他、洗浄液や化粧液などを用いることも可能
である。
は、特に限定されるものではなく、皮膚等に塗布するの
に適した全ての薬剤を用いることができる。薬剤として
は、薬液、ローション、軟膏、クリームなどが挙げられ
る。また薬液は、薬効等を示す主成分の水溶液であって
もよく、他の溶媒での溶液であってもよい。さらに、薬
液は、溶液ではなく分散液であってもよい。薬液は水
性、油性のどちらでもよい。薬効等を示す主成分につい
ても特に限定されるものではなく、例えば、消毒薬、キ
ズ薬、かゆみ止め薬、水虫薬、検査・診断薬などが挙げ
られ、その他、洗浄液や化粧液などを用いることも可能
である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に実施例をあげて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明はこれのみに限定されるわ
けではない。
に詳しく説明するが、本発明はこれのみに限定されるわ
けではない。
【0023】実施例1 図1及び図2は本発明の薬剤塗布具1の一実施例を示す
図であり、(イ)はその斜視図、(ロ)はその縦断面
図、図2は図1(イ)の薬剤塗布具1の薬剤塗布部材と
薬剤塗布部材のキャップとが分離された状態を示す図で
あり、(イ)は薬剤塗布部材、(ロ)は薬剤塗布部材の
キャップを示す斜視図である。
図であり、(イ)はその斜視図、(ロ)はその縦断面
図、図2は図1(イ)の薬剤塗布具1の薬剤塗布部材と
薬剤塗布部材のキャップとが分離された状態を示す図で
あり、(イ)は薬剤塗布部材、(ロ)は薬剤塗布部材の
キャップを示す斜視図である。
【0024】図1(イ)のように、薬剤塗布具1は薬剤
塗布部材2と薬剤塗布部材のキャップ3とが接合されて
おり、上記キャップ3にはキャップの開封手段5が一体
的に設けられている。図1(ロ)に示すように、薬剤塗
布部材2と上記キャップ3とを接合することにより形成
される密封空間に薬剤4が貯蔵されている。
塗布部材2と薬剤塗布部材のキャップ3とが接合されて
おり、上記キャップ3にはキャップの開封手段5が一体
的に設けられている。図1(ロ)に示すように、薬剤塗
布部材2と上記キャップ3とを接合することにより形成
される密封空間に薬剤4が貯蔵されている。
【0025】図1(ロ)及び図2に示すように、薬剤塗
布部材2は棒状であり、把持部21、雄ネジ部22、テ
ーパ部23及び塗布部24とから構成されている。塗布
部24の先端面241は薬剤を保持しやすいように適度
にあらされている。図1(ロ)及び図2に示すように、
薬剤塗布部材のキャップ3は、頭部31、胴体部32及
び開封手段5とから構成され、胴体部32には開封手段
5が一体的に設けられている。キャップ3は有底の円筒
体であり、キャップ3の内部は、頭部31の内周面には
上記雄ネジ部22に適合する雌ネジ部33が設けられ、
雌ネジ部33から胴体部32の内部にかけて縮径されテ
ーパー部34とされ、テーパー部34は上記テーパ部2
3と気密に接触して嵌合されている。
布部材2は棒状であり、把持部21、雄ネジ部22、テ
ーパ部23及び塗布部24とから構成されている。塗布
部24の先端面241は薬剤を保持しやすいように適度
にあらされている。図1(ロ)及び図2に示すように、
薬剤塗布部材のキャップ3は、頭部31、胴体部32及
び開封手段5とから構成され、胴体部32には開封手段
5が一体的に設けられている。キャップ3は有底の円筒
体であり、キャップ3の内部は、頭部31の内周面には
上記雄ネジ部22に適合する雌ネジ部33が設けられ、
雌ネジ部33から胴体部32の内部にかけて縮径されテ
ーパー部34とされ、テーパー部34は上記テーパ部2
3と気密に接触して嵌合されている。
【0026】薬剤塗布部材2と薬剤塗布部材のキャップ
3とは、それぞれのテーパー部23と34により気密に
嵌合し、薬剤塗布部材2の雄ネジ部22とキャップ3の
雌ネジ部33がネジ止めされることにより更に固定され
ている。
3とは、それぞれのテーパー部23と34により気密に
嵌合し、薬剤塗布部材2の雄ネジ部22とキャップ3の
雌ネジ部33がネジ止めされることにより更に固定され
ている。
【0027】薬剤塗布部材2の把持部21の外面には滑
り止め25として凹凸が設けられている。胴体部32と
一体的に設けられている開封手段5としての把持部は円
柱状であり、その外径は胴体部32の外径よりも大きく
され、その外面には滑り止め51として凹凸が設けられ
ている。
り止め25として凹凸が設けられている。胴体部32と
一体的に設けられている開封手段5としての把持部は円
柱状であり、その外径は胴体部32の外径よりも大きく
され、その外面には滑り止め51として凹凸が設けられ
ている。
【0028】上記薬剤塗布具1を使用するには、開封手
段5を回転させてネジ止めを外し、テーパー部23と3
4の嵌合を外すことにより、薬剤塗布部材2と薬剤塗布
部材のキャップ3とを分離し、薬剤塗布部材2の塗布部
24の主として先端面241を皮膚などに接触させて薬
剤4を塗布する。
段5を回転させてネジ止めを外し、テーパー部23と3
4の嵌合を外すことにより、薬剤塗布部材2と薬剤塗布
部材のキャップ3とを分離し、薬剤塗布部材2の塗布部
24の主として先端面241を皮膚などに接触させて薬
剤4を塗布する。
【0029】実施例2 図3は薬剤塗布部材のキャップの他の例を示す斜視図で
ある。この薬剤塗布部材のキャップ3Aは、キャップの
胴体部32Aが一体的に設けられた開封手段5Aとして
の把持部にかけて徐々に外径が増大している。頭部31
Aの内面には雌ネジ部33Aが設けられている。開封手
段5Aは円柱状であり、その外面には滑り止め51Aと
して凹凸が設けられている。このキャップ3Aを用いた
薬剤塗布具は、キャップ3A以外の構成は実施例1の薬
剤塗布具と同様である。
ある。この薬剤塗布部材のキャップ3Aは、キャップの
胴体部32Aが一体的に設けられた開封手段5Aとして
の把持部にかけて徐々に外径が増大している。頭部31
Aの内面には雌ネジ部33Aが設けられている。開封手
段5Aは円柱状であり、その外面には滑り止め51Aと
して凹凸が設けられている。このキャップ3Aを用いた
薬剤塗布具は、キャップ3A以外の構成は実施例1の薬
剤塗布具と同様である。
【0030】実施例3 図4は薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜視
図である。この薬剤塗布部材のキャップ3Bには、キャ
ップの胴体部32Bから開封手段5Bとしての羽根部分
52Bが放射状に設けられている。キャップ3Bの開封
手段5B以外の形状は、実施例1のキャップ3と同様で
あり、頭部31Bの内周面には雌ネジ部33Bが設けら
れている。このキャップ3Bを開封するには、羽根部分
52Bに指をかけてキャップ3Bを回転すればよい。本
実施例では羽根部分は4本設けられているが、羽根の数
や形状はこの限りではない。このキャップ3Bを用いた
薬剤塗布具は、キャップ3B以外の構成は実施例1の薬
剤塗布具と同様である。
図である。この薬剤塗布部材のキャップ3Bには、キャ
ップの胴体部32Bから開封手段5Bとしての羽根部分
52Bが放射状に設けられている。キャップ3Bの開封
手段5B以外の形状は、実施例1のキャップ3と同様で
あり、頭部31Bの内周面には雌ネジ部33Bが設けら
れている。このキャップ3Bを開封するには、羽根部分
52Bに指をかけてキャップ3Bを回転すればよい。本
実施例では羽根部分は4本設けられているが、羽根の数
や形状はこの限りではない。このキャップ3Bを用いた
薬剤塗布具は、キャップ3B以外の構成は実施例1の薬
剤塗布具と同様である。
【0031】実施例4 図5は薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜視
図である。薬剤塗布部材のキャップ3Cには、開封手段
5Cとして、胴体部32Cから放射状にリブ52Cが十
字状に一体的に設けられ、リブ52Cの先端部には、リ
ブ52Cを囲むようにリング53Cが設けられている。
リング53Cの外径は胴体部32Cの外径よりも大きく
され、その外周面には滑り止め51Cとしての凹凸が設
けられている。キャップ3Cの開封手段5C以外の形状
は、実施例1のキャップ3と同様であり、頭部31Cの
内周面には雌ネジ部33Cが設けられている。上記のよ
うに、開封手段5Cのリング53Cの内側は、リブ52
C以外の部分は中空となっている。これにより、外観を
よくする目的のほかに、原材料を節約したり、製品の軽
量化もはかることができる。このように形状は自由であ
り、その他いろいろなデザインとすることができる。例
えば、格子模様としたり文字をかたどったりすることも
できる。このキャップ3Cを用いた薬剤塗布具は、キャ
ップ3C以外の構成は実施例1の薬剤塗布具と同様であ
る。
図である。薬剤塗布部材のキャップ3Cには、開封手段
5Cとして、胴体部32Cから放射状にリブ52Cが十
字状に一体的に設けられ、リブ52Cの先端部には、リ
ブ52Cを囲むようにリング53Cが設けられている。
リング53Cの外径は胴体部32Cの外径よりも大きく
され、その外周面には滑り止め51Cとしての凹凸が設
けられている。キャップ3Cの開封手段5C以外の形状
は、実施例1のキャップ3と同様であり、頭部31Cの
内周面には雌ネジ部33Cが設けられている。上記のよ
うに、開封手段5Cのリング53Cの内側は、リブ52
C以外の部分は中空となっている。これにより、外観を
よくする目的のほかに、原材料を節約したり、製品の軽
量化もはかることができる。このように形状は自由であ
り、その他いろいろなデザインとすることができる。例
えば、格子模様としたり文字をかたどったりすることも
できる。このキャップ3Cを用いた薬剤塗布具は、キャ
ップ3C以外の構成は実施例1の薬剤塗布具と同様であ
る。
【0032】実施例5 図6及び図7は、薬剤塗布部材のキャップの更に他の例
を示す斜視図である。この例はキャップの開封手段を別
部品とした例である。図6に示すように、キャップ3D
の胴体部32Dの先端部には十字状にリブ35Dが設け
られており、別部品としてキャップ開封部品6が用意さ
れ、開封部品6は円柱状であり、その中央部には胴体部
32Dの先端部と上記リブ35Dが嵌合される嵌合部6
2が設けられている。キャップ3Dの開封手段以外の形
状は、実施例1のキャップ3と同様であり、頭部31D
の内周面には雌ネジ部33Dが設けられている。開封部
品6の外径は胴体部32Dの外径よりも大きくされ、そ
の外周面には滑り止め61としての凹凸が設けられてい
る。図7に示すようにキャップ3Dの胴体部32Dをキ
ャップ開封部品6に嵌合することにより、両者が固定さ
れる。キャップ開封部品6は検査後に装着が可能である
ため、胴体部32Dを透明材質で構成することにより、
キャップ内に収納された内容物の検査が容易に行える。
また、キャップ開封部品6は着脱自在であるため、キャ
ップ3Dを開封後に取り外し再利用することも可能であ
る。また、キャップ開封部品6は装着後はずれないよう
に、胴体部32Dの先端部とリブ35Dに熱溶着や接着
剤等で接着固定することも可能である。このキャップ3
Dを用いた薬剤塗布具は、キャップ3D以外の構成は実
施例1の薬剤塗布具と同様である。
を示す斜視図である。この例はキャップの開封手段を別
部品とした例である。図6に示すように、キャップ3D
の胴体部32Dの先端部には十字状にリブ35Dが設け
られており、別部品としてキャップ開封部品6が用意さ
れ、開封部品6は円柱状であり、その中央部には胴体部
32Dの先端部と上記リブ35Dが嵌合される嵌合部6
2が設けられている。キャップ3Dの開封手段以外の形
状は、実施例1のキャップ3と同様であり、頭部31D
の内周面には雌ネジ部33Dが設けられている。開封部
品6の外径は胴体部32Dの外径よりも大きくされ、そ
の外周面には滑り止め61としての凹凸が設けられてい
る。図7に示すようにキャップ3Dの胴体部32Dをキ
ャップ開封部品6に嵌合することにより、両者が固定さ
れる。キャップ開封部品6は検査後に装着が可能である
ため、胴体部32Dを透明材質で構成することにより、
キャップ内に収納された内容物の検査が容易に行える。
また、キャップ開封部品6は着脱自在であるため、キャ
ップ3Dを開封後に取り外し再利用することも可能であ
る。また、キャップ開封部品6は装着後はずれないよう
に、胴体部32Dの先端部とリブ35Dに熱溶着や接着
剤等で接着固定することも可能である。このキャップ3
Dを用いた薬剤塗布具は、キャップ3D以外の構成は実
施例1の薬剤塗布具と同様である。
【0033】実施例6 図8はキャップ開封部品の他の例を示す斜視図である。
キャップ開封部品6Aは角柱状であり、その中央部には
キャップの胴体部の先端部とリブが嵌合される嵌合部6
2Aが設けられている。このキャップ開封部品6Aを用
いた薬剤塗布具は、キャップ開封部品6A以外の構成は
実施例5の薬剤塗布具と同様である。この実施例のキャ
ップ開封部品の断面形状は4角形であるが、実施例5の
キャップ開封部品の断面形状が円形であったように、そ
の断面形状は、これら以外に種々の変形例が考えられ
る。
キャップ開封部品6Aは角柱状であり、その中央部には
キャップの胴体部の先端部とリブが嵌合される嵌合部6
2Aが設けられている。このキャップ開封部品6Aを用
いた薬剤塗布具は、キャップ開封部品6A以外の構成は
実施例5の薬剤塗布具と同様である。この実施例のキャ
ップ開封部品の断面形状は4角形であるが、実施例5の
キャップ開封部品の断面形状が円形であったように、そ
の断面形状は、これら以外に種々の変形例が考えられ
る。
【0034】実施例7 図9は薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜視
図である。この例はキャップの開封手段を別部品とした
例である。図9に示すように、キャップ3Eの胴体部3
2Eの先端部には雄ネジ35Eが設けられており、別部
品としてキャップ開封部品6Bが用意され、開封部品6
Bは円柱状であり、その中央部は中空とされ、その内周
面には上記雄ネジ35Eに適合する雌ネジ62Eが切ら
れている。キャップ3Eの開封手段以外の形状は、実施
例1のキャップ3と同様であり、頭部31Eの内周面に
は雌ネジ部33Eが設けられている。開封部品6Bの外
径は胴体部32Eの外径よりも大きくされ、その外周面
には滑り止め61Bとしての凹凸が設けられている。胴
体部32Eの雄ネジ35Eと開封部品6Bの雌ネジ62
Eがネジ止めされることにより、両者が固定される。キ
ャップ開封部品6Bは検査後に装着が可能であるため、
胴体部32Eを透明材質で構成することにより、キャッ
プ内に収納された内容物の検査が容易に行える。また、
キャップ開封部品6Bは着脱自在であるため、キャップ
3Eを開封後に取り外し再利用することも可能である。
このキャップ3Eを用いた薬剤塗布具は、キャップ3E
以外の構成は実施例1の薬剤塗布具と同様である。な
お、本実施例のように薬剤塗布部材とキャップとの嵌合
方法のひとつとしてネジを用いる場合には、開封部品と
キャップとのネジは、薬剤塗布部材とキャップとのネジ
の方向と反対の逆ネジとする必要がある。そうでなけれ
ば、薬剤塗布部材からキャップを回転させてはずす際
に、キャップと開封部品のネジがゆるんでしまうためで
ある。これを防止するために胴体部32Eの雄ネジ35
Eと開封部品6Bの雌ネジ62Eをネジ止め後、接着し
てしまってもよい。
図である。この例はキャップの開封手段を別部品とした
例である。図9に示すように、キャップ3Eの胴体部3
2Eの先端部には雄ネジ35Eが設けられており、別部
品としてキャップ開封部品6Bが用意され、開封部品6
Bは円柱状であり、その中央部は中空とされ、その内周
面には上記雄ネジ35Eに適合する雌ネジ62Eが切ら
れている。キャップ3Eの開封手段以外の形状は、実施
例1のキャップ3と同様であり、頭部31Eの内周面に
は雌ネジ部33Eが設けられている。開封部品6Bの外
径は胴体部32Eの外径よりも大きくされ、その外周面
には滑り止め61Bとしての凹凸が設けられている。胴
体部32Eの雄ネジ35Eと開封部品6Bの雌ネジ62
Eがネジ止めされることにより、両者が固定される。キ
ャップ開封部品6Bは検査後に装着が可能であるため、
胴体部32Eを透明材質で構成することにより、キャッ
プ内に収納された内容物の検査が容易に行える。また、
キャップ開封部品6Bは着脱自在であるため、キャップ
3Eを開封後に取り外し再利用することも可能である。
このキャップ3Eを用いた薬剤塗布具は、キャップ3E
以外の構成は実施例1の薬剤塗布具と同様である。な
お、本実施例のように薬剤塗布部材とキャップとの嵌合
方法のひとつとしてネジを用いる場合には、開封部品と
キャップとのネジは、薬剤塗布部材とキャップとのネジ
の方向と反対の逆ネジとする必要がある。そうでなけれ
ば、薬剤塗布部材からキャップを回転させてはずす際
に、キャップと開封部品のネジがゆるんでしまうためで
ある。これを防止するために胴体部32Eの雄ネジ35
Eと開封部品6Bの雌ネジ62Eをネジ止め後、接着し
てしまってもよい。
【0035】実施例8 図10は、薬剤塗布部材の他の例を示す斜視図である。
薬剤塗布部材2Aは棒状であり、把持部21A、テーパ
部23A及び塗布部24Aとから構成されている。この
テーパー部23Aにより相対するキャップのテーパー部
と気密嵌合するようにされている。この場合、薬剤塗布
部材2Aにも、相対するキャップの頭部の内周面にもネ
ジは設けられない。従って、テーパー面同士による嵌合
を確実に行っておく必要がある。また、把持部21Aの
外周面には滑り止め25Aとしての凹凸が設けられてい
る。また、塗布部24Aの先端部分には吸収材26Aが
設けられている。この薬剤塗布部材2Aは、薬剤塗布具
とされるに際しては、前述のいずれの開封手段を有する
キャップ(但し、上記のようにキャップの頭部の内周面
にはネジは設けられない)と組み合わせてもよい。
薬剤塗布部材2Aは棒状であり、把持部21A、テーパ
部23A及び塗布部24Aとから構成されている。この
テーパー部23Aにより相対するキャップのテーパー部
と気密嵌合するようにされている。この場合、薬剤塗布
部材2Aにも、相対するキャップの頭部の内周面にもネ
ジは設けられない。従って、テーパー面同士による嵌合
を確実に行っておく必要がある。また、把持部21Aの
外周面には滑り止め25Aとしての凹凸が設けられてい
る。また、塗布部24Aの先端部分には吸収材26Aが
設けられている。この薬剤塗布部材2Aは、薬剤塗布具
とされるに際しては、前述のいずれの開封手段を有する
キャップ(但し、上記のようにキャップの頭部の内周面
にはネジは設けられない)と組み合わせてもよい。
【0036】なお、上記実施例は、薬剤塗布部材2Aに
も、相対するキャップの頭部の内周面にもネジは設けら
れないものであったが、必要に応じて両者にネジが設け
られ、実施例1のように両者をネジ止めする構成を付加
しても構わない。
も、相対するキャップの頭部の内周面にもネジは設けら
れないものであったが、必要に応じて両者にネジが設け
られ、実施例1のように両者をネジ止めする構成を付加
しても構わない。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の薬剤塗布具の
構成は、上記の通りであり、薬液貯蔵部を備えた薬剤塗
布具であり、薬剤が密封保存され得、保管時や運搬時に
薬剤の漏洩が生じない。薬剤の塗布部が衛生的に保護さ
れ、かつ薬剤に接触した状態で保管されるため、薬剤の
塗布部にあらためて薬剤を含浸させる必要がなく、薬剤
含浸操作の際の汚染等も防止でき、キャップを開封する
だけで速やかに簡便にかつ衛生的に薬剤を塗布すること
ができる。また、1回使用の使い切りを基本とするた
め、繰り返し使用による部材や薬剤の汚染が生じず衛生
的である。
構成は、上記の通りであり、薬液貯蔵部を備えた薬剤塗
布具であり、薬剤が密封保存され得、保管時や運搬時に
薬剤の漏洩が生じない。薬剤の塗布部が衛生的に保護さ
れ、かつ薬剤に接触した状態で保管されるため、薬剤の
塗布部にあらためて薬剤を含浸させる必要がなく、薬剤
含浸操作の際の汚染等も防止でき、キャップを開封する
だけで速やかに簡便にかつ衛生的に薬剤を塗布すること
ができる。また、1回使用の使い切りを基本とするた
め、繰り返し使用による部材や薬剤の汚染が生じず衛生
的である。
【0038】さらに、キャップの開封においてもキャッ
プを容易に開封するための開封手段が備わっており、力
の弱い女性や子供、高齢者にとっても容易にキャップを
開封して使用することが可能である。
プを容易に開封するための開封手段が備わっており、力
の弱い女性や子供、高齢者にとっても容易にキャップを
開封して使用することが可能である。
【0039】また、かさばらずに携帯することもでき
る。
る。
【0040】本発明の請求項2に記載の薬剤塗布具の構
成は、上記の通りであり、上記請求項1に記載の薬剤塗
布具の効果の全てを奏するとともに、キャップ開封部品
は検査後に装着が可能であるため、キャップの胴体部を
透明材質で構成することにより、キャップ内に収納され
た内容物の検査が容易に行える。また、キャップ開封部
品は着脱自在であるため、キャップを開封後に取り外し
再利用することも可能である。
成は、上記の通りであり、上記請求項1に記載の薬剤塗
布具の効果の全てを奏するとともに、キャップ開封部品
は検査後に装着が可能であるため、キャップの胴体部を
透明材質で構成することにより、キャップ内に収納され
た内容物の検査が容易に行える。また、キャップ開封部
品は着脱自在であるため、キャップを開封後に取り外し
再利用することも可能である。
【図1】本発明の薬剤塗布具の一実施例を示す図であ
り、(イ)はその斜視図、(ロ)はその縦断面図。
り、(イ)はその斜視図、(ロ)はその縦断面図。
【図2】実施例1の薬剤塗布具の薬剤塗布部材と薬剤塗
布部材のキャップとが分離された状態を示す図であり、
(イ)は薬剤塗布部材、(ロ)は薬剤塗布部材のキャッ
プを示すそれぞれ斜視図。
布部材のキャップとが分離された状態を示す図であり、
(イ)は薬剤塗布部材、(ロ)は薬剤塗布部材のキャッ
プを示すそれぞれ斜視図。
【図3】薬剤塗布部材のキャップの他の例を示す斜視
図。
図。
【図4】薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜
視図。
視図。
【図5】薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜
視図。
視図。
【図6】薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜
視図。
視図。
【図7】図6の薬剤塗布部材のキャップにおけるキャッ
プ開封部品が嵌合した状態を示す斜視図。
プ開封部品が嵌合した状態を示す斜視図。
【図8】キャップ開封部品の他の例を示す斜視図。
【図9】薬剤塗布部材のキャップの更に他の例を示す斜
視図。
視図。
【図10】薬剤塗布部材の他の例を示す斜視図。
1 薬剤塗布具 2、2A 薬剤塗布部材 3、3A、3B、3C、3D、3E 薬剤塗布部材のキ
ャップ 4 薬剤 5、5A、5B、5C 開封手段 6、6A、6B キャップ開封部品 21、21A 把持部 22 雄ネジ部 23、23A テーパ部 24、24A 塗布部 241 先端面 26A 吸収材 31、31A、31B、31C、31D、31E 頭部 32、32A、32B、32C、32D、32E 胴体
部 33、33A、33B、33C、33D、33E 雌ネ
ジ部 34 テーパー部 35D リブ 35E 雄ネジ 52B 羽根部分 52C リブ 53C リング 62、62A 嵌合部 62E 雌ネジ
ャップ 4 薬剤 5、5A、5B、5C 開封手段 6、6A、6B キャップ開封部品 21、21A 把持部 22 雄ネジ部 23、23A テーパ部 24、24A 塗布部 241 先端面 26A 吸収材 31、31A、31B、31C、31D、31E 頭部 32、32A、32B、32C、32D、32E 胴体
部 33、33A、33B、33C、33D、33E 雌ネ
ジ部 34 テーパー部 35D リブ 35E 雄ネジ 52B 羽根部分 52C リブ 53C リング 62、62A 嵌合部 62E 雌ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも、棒状もしくは管状の薬剤塗
布部材、該薬剤塗布部材のキャップ及び薬剤から構成さ
れる薬剤塗布具であって、薬剤塗布部材と薬剤塗布部材
のキャップとを接合することにより形成される密封空間
に薬剤が貯蔵されており、さらに上記キャップに開封手
段が備えられていることを特徴とする薬剤塗布具。 - 【請求項2】 上記キャップの開封手段が、該キャップ
に着脱自在のキャップ開封部品であることを特徴とする
請求項1記載の薬剤塗布具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10113614A JPH11299902A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 薬剤塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10113614A JPH11299902A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 薬剤塗布具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299902A true JPH11299902A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14616689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10113614A Withdrawn JPH11299902A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 薬剤塗布具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299902A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003101370A1 (en) * | 2002-06-04 | 2003-12-11 | Woo-Geun Chung | Ampoule for antiseptic solution or injection |
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-
1998
- 1998-04-23 JP JP10113614A patent/JPH11299902A/ja not_active Withdrawn
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