JPH11300763A - 離型剤塗布方法および金型 - Google Patents

離型剤塗布方法および金型

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JPH11300763A
JPH11300763A JP11110898A JP11110898A JPH11300763A JP H11300763 A JPH11300763 A JP H11300763A JP 11110898 A JP11110898 A JP 11110898A JP 11110898 A JP11110898 A JP 11110898A JP H11300763 A JPH11300763 A JP H11300763A
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JP
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mold
release agent
nozzle
cavity
sprayed
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JP11110898A
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Takeshi Yamaguchi
武志 山口
Juichi Morinaga
寿一 森永
Tetsuya Ohashi
哲也 大橋
Keizo Naganuma
敬三 長沼
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Canon Inc
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Publication date
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    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26—Moulds
    • B29C45/33—Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/56—Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/58—Applying the releasing agents
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形における離型性を向上させるため
に、金型表面に離型剤を塗布して成形材料の金型への固
着を防止するようにしているが、離型剤の塗膜が成形品
に転移して離型塗膜が無くなって離型性が悪く、離型剤
を各ショット毎にスプレーガン、刷毛、ウエス等を型内
に挿入して塗布するために、成形サイクルが遅くなり、
生産性が悪くなり、金型の奧の方は離型剤が塗布しきれ
ずに成形品の一部分だけが離型性が悪くなるという問題
がある。 【解決手段】 金型や型板あるいは中空のエジェクタピ
ンに、離型剤を噴霧するノズルを設けて金型のキャビテ
ィ内に離型剤を噴霧して離型性を良くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂や合成ゴ
ム等の成形材料を金型で成形する方法において、金型の
キャビティに離型剤を噴霧して塗布するための離型剤塗
布方法および金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂や合成ゴム等を加工する
方法として種々の成形方法が知られており、成形方法と
して射出成形法、押出し成形法、中空成形法、真空成形
法、圧延成形法等の様々な成形方法が用いられている。
【0003】成形方法の原理としては、成形材料を、溶
融し、流し、固める、の3つの基本動作の変化から成っ
ていて合理的で、生産性も高く、高品質な生産が可能で
ある。
【0004】例えば、射出成形法においては、成形品は
成形サイクルの最終工程で金型から突出されて離型され
なければならず、この時に、成形品が金型とあまりに密
着していると、突出された時に成形品に傷を付け、白化
し、最悪の場合には破壊されてしまうことがある。この
ような離型性の向上を図るための方法の1つに、金型と
成形材料が接する金型表面に離型剤を塗布して、金型表
面に離型抵抗を小さくする膜を作り、成形材料の金型へ
の固着を防止する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな成形方法においては、通常、金型に塗布された離型
剤の塗膜が成形品に転移するために、連続成形すると離
型塗膜が無くなってしまい、離型性は徐々に悪くなって
いく。従って、離型剤を毎ショット、または数ショット
毎に金型に塗布することが標準工程となる。
【0006】そして、型開き時に、スプレーガン、刷
毛、ウエス等を金型内に挿入して離型剤を塗布するため
に、成形サイクルが遅く長くなって、生産性が悪くなる
等といった問題が見られる。また、型開き時に開いてい
る方の側から離型剤を塗布するために、金型の奧の方や
隅部は離型剤が塗布しきれないところがあり、成形品の
一部分における離型性が悪くなるという問題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題を解決するために、離型剤を金型のキャビ
ティに向けて噴霧して離型性を向上する離型剤塗布方法
および金型を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明によれば、離型剤塗布方法は、成形材料を
成形する金型の少なくとも可動側の金型に離型剤噴霧用
ノズルを設け、該離型剤噴霧用ノズルによって離型剤を
金型に向けて噴霧することを特徴とする。
【0009】また、本発明の離型剤塗布方法は、前記ノ
ズルによって金型のキャビティに向かって離型剤を霧状
に噴霧することを特徴とする。
【0010】更に、本発明の離型剤塗布方法は、スライ
ドコアを用いて成形する型板に離型剤を噴霧するための
ノズルを設け、金型を開いて成形品を取り出す際に、前
記スライドコアの型開移動の開始と共に前記スライドコ
アを移動しながら前記ノズルによって前記スライドコア
のキャビティ内に離型剤を噴霧することを特徴とする。
【0011】更にまた、本発明の離型剤塗布方法は、中
空に形成されたエジェクタピンの先端部側面に離型剤を
噴霧するためのノズルを設け、金型から成形品を取り出
すようエジェクタピンにより成形品を離型する際に、エ
ジェクタピンのノズルよりキャビティ内に離型剤を噴霧
することを特徴とする。
【0012】また、本発明の離型剤塗布方法は、ノズル
の先端に微細孔の開いた部材が設けられたことを特徴と
する。
【0013】本発明の金型は、成形材料を成形する金型
の少なくとも可動側の金型に離型剤噴霧用ノズルを設
け、該離型剤噴霧用ノズルによって離型剤を前記可動側
の金型および固定側の金型に向けて噴霧することを特徴
とする。
【0014】また、本発明の金型は、前記ノズルによっ
て金型のキャビティに向かって離型剤を霧状に噴霧する
ことを特徴とする。
【0015】更に、本発明の金型は、スライドコアを用
いて成形する型板に離型剤を噴霧するためのノズルを設
け、金型を開いて成形品を取り出す際に、前記スライド
コアの型開移動の開始と共に前記スライドコアを移動し
ながら前記ノズルによって前記スライドコアのキャビテ
ィ内に離型剤を噴霧することを特徴とする。
【0016】更にまた、本発明の金型は、中空に形成さ
れたエジェクタピンの先端部側面に離型剤を噴霧するた
めのノズルを設け、金型から成形品を取り出すよう前記
エジェクタピンにより成形品を離型する際に、前記エジ
ェクタピンを移動しながら前記ノズルによって前記金型
のキャビティ内に離型剤を噴霧することを特徴とする。
【0017】本発明の金型は、前記ノズルの先端に微細
孔の開いた部材が設けられたことを特徴とする。
【0018】このように、本発明によれば、離型剤塗布
方法および金型は、金型や型板あるいは中空のエジェク
タピンに、離型剤を噴霧するノズルを設けて金型のキャ
ビティ内に離型剤を噴霧するようにしているので、離型
性を向上することができ、好適な成形方法および金型が
得られる。
【0019】本発明の他の目的や特徴は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
【0020】
【発明の実施の形態】図7乃至図11は、本発明の金型
を用いる離型剤塗布方法が実施される成形方法の1つで
ある押出射出成形機による射出成形方法を示すものであ
る。
【0021】図示されるように、成形材料である樹脂を
成形する金型60は固定金型61と可動金型62とから
成り、固定金型61に押出射出成形機63が連結されて
おり、固定金型61に押出射出成形機63のノズルが連
結されている。押出射出成形機63は樹脂材料を可塑化
する加熱シリンダ64と、加熱シリンダ64内に設けら
れたスクリュウ65と、加熱シリンダ64の外周に巻回
されたヒータ66と、樹脂材料を加熱シリンダ64に供
給するよう設けられた貯蔵容器であるホッパ67と、ス
クリュウ65を前進させる油圧シリンダ68と、スクリ
ュウ65を回転させる油圧モータ69とから構成されて
おり、油圧シリンダ68に供給される作動油の圧力と流
量を調整して射出圧力と射出速度が決められる。
【0022】このような射出成形機63において、図7
に示されるように、先ず、型締め工程時の状態は、金型
60の固定金型61と可動金型62を閉じるために行わ
れる工程で、射出成形は成形材料の金型注入圧力が高圧
であるので、非常に強力な型締め力が必要とされ、これ
によって固定金型61に可動金型62が締着されて固定
される。
【0023】図8は射出工程時の状態を示す図で、加熱
シリンダ64で溶融された一定温度の成形材料がスクリ
ュウ65の前進によって金型60内に射出される。
【0024】次いで、図9は保圧工程時の状態を示す図
であり、射出が終了してから、金型60内の溶融した成
形材料が一定の硬さになるまで、射出圧力をかけたまま
で保持される。
【0025】図10は冷却工程時の状態を示す図で、射
出された成形材料は金型60内を流通する冷却水によっ
て間接的に良好に冷却固化される。また、これと平行し
て材料の溶融と計量が同時に行われ、材料はホッパ67
内に入れられており、スクリュウ65の回転によって加
熱シリンダ64内に導かれる。導かれた材料は加熱シリ
ンダ64のヒータ66と、スクリュウ65の回転による
樹脂自体の発熱により溶融を開始してスクリュウ65の
先端部へと移送される。
【0026】図11は型開き工程時の状態を示す図で、
金型60内に射出された材料は金型60内で所要の形状
に成形されて、金型60は固定金型61と可動金型62
とに分離される。成形品70は可動金型62に付いたま
ま型開きされる。そして型開きされて、金型60の可動
金型62に残った成形品70は、油圧力と金型60内部
の突出し機構で自動的に金型60から取出される。この
時に、可動金型62のキャビティに開口するよう設けら
れたノズルから離型剤が噴霧される。こうして成形品7
0が金型60から取り出された後も、可動金型62に設
けられたノズルから離型剤がキャビティ内に噴霧されて
十分に塗布される。
【0027】このように構成された本発明の離型剤塗布
方法および金型に依れば、金型の固定金型乃至は可動金
型の少なくともいずれか、好適には可動金型に離型剤を
塗布するためのノズルを設けているので、金型のキャビ
ティ内に均一に離型剤を噴霧して塗布することができ
る。特に、ノズルの位置をキャビティの奧側や隅部に合
わせると、ノズルから噴霧された離型剤がキャビティの
奧側や隅部まで良好に霧状に噴霧されて離型剤の塗布に
非常に有効である。更に、成形サイクルの途中で、型開
時の途中でスライドコア等が型開移動する間に離型剤が
キャビティ内に噴霧されるので、特別に噴霧工程を設け
る必要がなく、生産性も向上され一層好適である。
【0028】(実施形態1)図1乃至図5は本発明の離
型剤塗布方法を実施するための装置の一例を示すもので
あり、アンギュラピンを用いてスライドコアを移動する
方式の金型の成形工程における動作を説明する図であ
る。
【0029】図1には型閉時の金型が断面で示されてお
り、図示されるように、金型1は固定側金型2と可動側
金型3とから成る。固定側金型2はアンギュラピン5が
取付けられた固定側取付板4と、固定側取付板4に固着
された固定側型板6とから成り、一方、可動側金型3は
可動側取付板7と、スペーサブロック8と、受け板9
と、エジェクタプレート10と、突出し用スリーブ11
と、コアピン12と、成形品20のためのキャビティ1
9を形成するスライドコア14、14とから構成されて
いる。従って、アンギュラピン5に沿って案内されるス
ライドコア14、14によって形成されるキャビティ1
9内に溶融された成形材料が射出されて、所要の形状の
成形品20が成形されるように成っている。
【0030】このように構成された金型1において、離
型剤18は、スライドコア14、14によって形成され
るキャビティ19に対して噴霧されるもので、このため
にノズル16、17は可動側の受け板10に夫々設けれ
ており、図4に示されるように所要の角度をもって受け
板10に形成されている。
【0031】このような金型1において、離型剤18を
塗布するためのノズル16、17は、型閉時にはスライ
ドコア14、14によって塞がれている。離型剤18を
噴霧するためのノズル16、17は、図1および図5に
明示されるように金型1のキャビティ19の奧や隅部に
向かって離型剤18が好適に噴霧されるように金型1の
一方、好適には可動側金型3の受け板9に設けられてい
る。
【0032】このように構成された金型1において、図
1に示されるように、合成樹脂材を射出成形するために
可動側金型3が固定側金型2に対して閉鎖されて射出押
出成形機から溶融樹脂材料が金型1のキャビティ19内
に射出されて成形品20が射出成形される。
【0033】図1に示されるこのような型閉時の状態に
おいて、成形が終了して成形品20が十分硬化されたな
らば、図2に示されるように金型1が開かれる。すなわ
ち、可動金型3が固定金型2に対して矢印B方向に移動
すると同時に、スライドコア14、14が矢印A方向に
移動して金型1が開かれる。このように、型開きが始ま
ると同時に、ノズル16、17から離型剤18がキャビ
ティ19に対して噴霧し始められる。図2の型開きの途
中の矢印B方向への型開きストロークにおいては、アン
ギュラピン5、5をカムとしてスライドコア14、14
を金型1の外方に向かって夫々矢印A方向に開き、更
に、型開きが進行すると、スライドコア14、14が完
全に開放されて、アンギュラピン5がスライドコア1
4、14から夫々完全に抜け出て離れるようになる(図
3)。この間、ノズル16、17からは離型剤18がキ
ャビティ19に向かって噴霧され続けられる。従って、
離型剤18は始めはノズル16、17付近のキャビティ
19に向かって噴霧されて、次第に、キャビティ19の
奧の方の隅部にまで十分に離型剤18が噴霧されるよう
になる。同時に、成形品20は突出し用スリーブ11に
よってコアピン12から押し出されて、図3に示される
ようにキャビティ19から完全に離型される。
【0034】図3はアンギュラピン5がスライドコア1
5、15から夫々抜け出た型開き後に成形品20を突出
した状態を示す図で、この状態において、スライドコア
15、15によっていままで塞がれていたノズル16、
17は完全に開放される。従って、成形品20を金型1
から取り除いた後も、図4に示されるように、ノズル1
6、17から離型剤18がスライドコア15、15のキ
ャビティ19に対して夫々噴霧され続けられる。この時
に、図4、特に図5に明示されるように、従来では離型
剤が塗布し難くい隅部もノズル16、17によって離型
剤18が十分に塗布されるので、離型効果を向上するこ
とができる。また、このようなノズル16、17の先端
部にポーラス体等の微細孔の開いた部材を必要に応じて
設けることによって離型剤18が霧状に好適に噴霧され
て一層良好である。
【0035】このように構成された本発明の離型剤塗布
方法に依れば、金型1の可動側に離型剤18を塗布する
ためのノズル16、17を設けているので、キャビティ
19内に均一に離型剤18を塗布することができる。特
に、ノズル16、17の位置、すなわち向きをキャビテ
ィ19の奧側や隅部に合わせると塗布する場合に有効で
ある。更に、成形サイクルの途中で離型剤18をキャビ
ティ19内に塗布するので生産性も向上され一層好適で
ある。
【0036】(実施形態2)図6には本発明の離型剤塗
布方法を実施するための装置の別の金型の例が示されて
おり、ノズルが、中空に形成されたエジェクタピンに設
けられている他は先の実施例と実質的に同じである。
【0037】図6に示されるように、金型30は固定側
金型31と可動側金型32とから成り、固定側金型31
はアンギュラピン35が取付けられた固定側取付板34
と、固定側取付板34に固着された固定側型板36とか
ら成っており、可動側金型32は可動側取付板37と、
スペーサブロック38と、受け板39と、エジェクタプ
レート40と、エジェクタピン41と、コアピン42
と、成形品50のためのキャビティ49を形成するスラ
イドコア44、45とから構成されていて、アンギュラ
ピン35に沿って案内されるスライドコア44、45に
よって形成されるキャビティ49内に溶融された成形材
料が射出されて所要の形状の成形品50が成形されるよ
うに成っている。
【0038】このように構成された金型30において、
離型剤48は、スライドコア44、45によって形成さ
れるキャビティ49に対して噴霧されるもので、このた
めにノズル46、47は中空に形成されたエジェクタピ
ン41、41に夫々設けられており、離型剤48がキャ
ビティ49の隅々まで良好に行き渡るように噴霧される
ので、成形品50の離型性を一層向上することができ
る。また、これらノズル46、47はキャビティ49に
対する離型剤48の噴霧を良好に行うことができるよう
にキャビティ49に対して所要の角度をもって噴霧する
ようエジェクタピン41、41に形成することができ
る。
【0039】このような金型30において、離型剤48
を噴霧するためのノズル46、47は、型閉時にはエジ
ェクタピン41、41が受け板40内に引き込まれてい
て、スライドコア44、45によって塞がれているが、
型開時には成形品50を放出するようエジェクタピン4
1、41が突出して、図示されるようにノズル46、4
7が現出されるので、これによって離型剤48がノズル
46、47から噴霧され、金型30のキャビティ49の
奧や隅部に向かって離型剤48が好適に噴霧される。
【0040】このように構成された本発明の離型剤塗布
方法および金型に依れば、金型30の固定金型31乃至
は可動金型32の少なくともいずれかに離型剤48を塗
布するためのノズル46、47を設けているので、キャ
ビティ49内に均一に離型剤48を霧状に噴霧して塗布
することができる。特に、ノズル46、47の位置をキ
ャビティ49の奧側や隅部に合わせると、ノズル46、
47から噴霧された離型剤48がキャビティ49の奧側
や隅部まで良好に霧状に噴霧されるので、離型剤48の
塗布に非常に有効である。更に、成形サイクルの途中で
離型剤48がキャビティ49内に噴霧されるので、噴霧
工程を特別に設ける必要もなく、生産性を向上すること
ができ一層好適である。また、必要に応じてノズルの数
を所要の数に増減することができる。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の請求項
1記載の離型剤塗布方法は、成形材料を成形する金型の
少なくとも可動側の金型に離型剤噴霧用ノズルを設け、
該離型剤噴霧用ノズルによって離型剤を金型に向けて噴
霧するので、離型剤が金型のキャビティの奧側や隅部に
まで良好に噴霧されて行き渡って好適に塗布され、これ
によって離型性が向上され、かつ生産性も良くなる。
【0042】また、本発明の請求項2記載の離型剤塗布
方法は、前記ノズルによって金型のキャビティに向かっ
て離型剤が霧状に噴霧されるので、成形品の離型性を向
上して生産性を高めることができる。
【0043】更に、本発明の請求項3記載の離型剤塗布
方法は、スライドコアを用いて成形する型板に離型剤を
噴霧するためのノズルを設け、型を開いて成形品を取り
出した後に前記ノズルによってキャビティ内に離型剤を
噴霧するので、離型剤が、塗布され難い隅部でもノズル
によって十分に塗布されて金型のキャビティ内全体に均
一に離型剤を塗布することができ、離型性を良くして生
産性を向上することができる。
【0044】更にまた、本発明の請求項4記載の離型剤
塗布方法は、中空に形成されたエジェクタピンの先端部
側面に離型剤を噴霧するためのノズルを設け、金型から
成形品を取り出すようエジェクタピンにより成形品を離
型する際に、エジェクタピンのノズルよりキャビティ内
に離型剤を噴霧するので、離型剤を金型のキャビティ内
全体に亘って良好に塗布することができ、成形品の離型
性を良くして生産性を向上できる。
【0045】本発明の請求項5記載の離型剤塗布方法
は、ノズルの先端に微細孔の開いた部材が設けられるの
で、噴霧される離型剤が金型に好適に塗布されることに
よって離型性を一層向上することができ、生産性が向上
される。
【0046】また、本発明の請求項6記載の金型は、成
形材料を成形する金型の少なくとも可動側の金型に離型
剤噴霧用ノズルを設け、該離型剤噴霧用ノズルによって
離型剤を前記可動側の金型および固定側の金型に向けて
噴霧するので、成形品の離型性を高めることができる。
【0047】更に、本発明の請求項7記載の金型は、前
記ノズルによって金型のキャビティに向かって離型剤を
霧状に噴霧するので、離型性を向上することができる。
【0048】更にまた、本発明の請求項8記載の金型
は、スライドコアを用いて成形する型板に離型剤を噴霧
するためのノズルを設け、金型を開いて成形品を取り出
す際に、前記スライドコアの型開移動の開始と共に前記
スライドコアを移動しながら前記ノズルによって前記ス
ライドコアのキャビティ内に離型剤を噴霧するので、成
形品の離型性を向上して生産性を高めることができる。
【0049】本発明の請求項9記載の金型は、中空に形
成されたエジェクタピンの先端部側面に離型剤を噴霧す
るためのノズルを設け、金型から成形品を取り出すよう
前記エジェクタピンにより成形品を離型する際に、前記
エジェクタピンを移動しながら前記ノズルによって前記
金型のキャビティ内に離型剤を噴霧するので、成形中に
離型剤を金型のキャビティ内に噴霧することができ、特
別に噴霧工程を設ける必要がなく、生産性を向上するこ
とができる。
【0050】また、本発明の請求項10記載の金型は、
前記ノズルの先端に微細孔の開いた部材が設けられてい
るので、金型のキャビティの奧側や隅部にまで離型剤を
霧状に良好に噴霧して塗布することができ、成形品の離
型性を向上して生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の離型剤塗布方法を実施するための装置
の一例を示す図で、アンギュラピンを用いてスライドコ
アを移動する方式の金型の成形工程における動作を説明
する型閉時の金型の断面図である。
【図2】成形が終了して成形品が十分硬化されて型が開
かれる時の型開きの途中における金型の断面図である。
【図3】アンギュラピンがスライドコアから抜け出た型
開き後に成形品を突出した状態を示す断面図である。
【図4】型開き後に成形品を突出して取り除いた状態を
示す断面図である。
【図5】図4のノズル部分の拡大断面図である。
【図6】型開き後、ノズルから離型剤が噴霧される状態
を示す、本発明の離型剤噴霧方法を実施するための変形
例での金型の断面図である。
【図7】本発明の離型剤塗布方法を実施するための装置
の別の例を示す図で、押出射出成形機における型締め工
程時の状態を示す縦断面図である。
【図8】図7の押出射出成形機における射出工程時の状
態を示す断面図である。
【図9】押出射出成形機における保圧工程時の状態を示
す断面図である。
【図10】押出射出成形機における冷却工程時の状態を
示す断面図である。
【図11】押出射出成形機における成形完了後に型開き
して成形品を取り出す状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金型 2 固定側金型 3 可動側金型 4 固定側取付板 5 アンギュラピン 6 固定側型板 7 可動側取付板 8 スペーサブロック 9 受け板 10 エジェクタブロック 11 突出し用スリーブ 12 ピン 14 スライドコア 15 スライドコア 16 ノズル 17 ノズル 18 離型剤 19 キャビティ 20 成形品 30 金型 31 固定側金型 32 可動側金型 34 固定側取付板 35 アンギュラピン 36 固定側型板 37 可動側取付板 38 スペーサブロック 39 受け板 40 エジェクタブロック 41 エジェクタピン 42 コアピン 44 スライドコア 45 スライドコア 46 ノズル 47 ノズル 48 離型剤 49 キャビティ 50 成形品 60 金型 61 固定金型 62 可動金型 63 押出射出成形機 64 加熱シリンダ 65 スクリュウ 66 ヒータ 67 ホッパ 68 油圧シリンダ 69 油圧モータ 70 成形品
フロントページの続き (72)発明者 長沼 敬三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形材料を成形する金型の少なくとも可
    動側の金型に離型剤噴霧用ノズルを設け、該離型剤噴霧
    用ノズルによって離型剤を金型に向けて噴霧することを
    特徴とする離型剤塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記ノズルによって金型のキャビティに
    向かって離型剤が霧状に噴霧されることを特徴とする請
    求項1に記載の離型剤塗布方法。
  3. 【請求項3】 スライドコアを用いて成形する型板に離
    型剤を噴霧するためのノズルを設け、金型を開いて成形
    品を取り出す際に、前記スライドコアの型開移動の開始
    と共に前記スライドコアを移動しながら前記ノズルによ
    って前記スライドコアのキャビティ内に離型剤を噴霧す
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    の離型剤塗布方法。
  4. 【請求項4】 中空に形成されたエジェクタピンの先端
    部側面に離型剤を噴霧するためのノズルを設け、金型か
    ら成形品を取り出すよう前記エジェクタピンにより成形
    品を離型する際に、エジェクタピンを移動しながら前記
    ノズルによって前記金型のキャビティ内に離型剤を噴霧
    することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
    載の離型剤塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記ノズルの先端に微細孔の開いた部材
    が設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の離型剤塗布方法。
  6. 【請求項6】 成形材料を成形する金型の少なくとも可
    動側の金型に離型剤噴霧用ノズルを設け、該離型剤噴霧
    用ノズルによって離型剤を前記可動側の金型および固定
    側の金型に向けて噴霧することを特徴とする金型。
  7. 【請求項7】 前記ノズルによって金型のキャビティに
    向かって離型剤を霧状に噴霧することを特徴とする請求
    項6に記載の金型。
  8. 【請求項8】 スライドコアを用いて成形する型板に離
    型剤を噴霧するためのノズルを設け、金型を開いて成形
    品を取り出す際に、前記スライドコアの型開移動の開始
    と共に前記スライドコアを移動しながら前記ノズルによ
    って前記スライドコアのキャビティ内に離型剤を噴霧す
    ることを特徴とする請求項6または7に記載の金型。
  9. 【請求項9】 中空に形成されたエジェクタピンの先端
    部側面に離型剤を噴霧するためのノズルを設け、金型か
    ら成形品を取り出すよう前記エジェクタピンにより成形
    品を離型する際に、前記エジェクタピンを移動しながら
    前記ノズルによって前記金型のキャビティ内に離型剤を
    噴霧することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに
    記載の金型。
  10. 【請求項10】 前記ノズルの先端に微細孔の開いた部
    材が設けられたことを特徴とする請求項6乃至9のいず
    れかに記載の金型。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407102A (zh) * 2013-07-14 2013-11-27 太仓市上阳机械有限公司 一种后模注塑行位模具
CN120606494A (zh) * 2025-07-18 2025-09-09 广州毅远塑胶五金模具有限公司 一种车灯壳体一体化注塑抛光模具及变温成型工艺

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CN120606494B (zh) * 2025-07-18 2026-01-09 广州毅远塑胶五金模具有限公司 一种车灯壳体一体化注塑抛光模具及变温成型工艺

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