JPH11301452A - 車両用作動液リザーバ - Google Patents

車両用作動液リザーバ

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JPH11301452A
JPH11301452A JP12176898A JP12176898A JPH11301452A JP H11301452 A JPH11301452 A JP H11301452A JP 12176898 A JP12176898 A JP 12176898A JP 12176898 A JP12176898 A JP 12176898A JP H11301452 A JPH11301452 A JP H11301452A
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hydraulic fluid
wall
fluid reservoir
internal space
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Keiji Nakagawa
啓二 中川
Noriyuki Imanishi
紀之 今西
Ichiro Ishiwatari
一郎 石渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の制動時、加速時に旋回等が行なわれて
も、内部空間に貯溜されている作動液が注入口から外部
に漏れる可能性を低減させることができる車両用作動液
リザーバを提供すること。 【解決手段】 注入口15と内部空間14との間を連絡
する液通路16の中には、内部空間14側から注入口1
5側に向かう作動液の移動を規制する隔壁17、19が
設けられているので、作動液が注入口15から外部に漏
れるのを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のマスタシリ
ンダなどに供給する作動液を貯溜する車両用作動液リザ
ーバに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば特開平
9−86389号公報に記載のものがある。
【0003】従来の作動液リザーバは、複数の内部隔壁
により区画され作動液を貯溜可能な内部空間を形成する
リザーバ本体と、このリザーバ本体の側部からこの側部
に対し反対側に回り込んで延伸し内部に液通路を形成す
る延伸部とを備えている。延伸部の一端は開口を介して
前記内部空間と連通しており、他端側の上方には作動液
を注入する注入口が設けられており、この注入口はキャ
ップにより覆われている。そして、この作動液リザーバ
は延伸部の長さ方向を車両の前後方向に沿わせかつ前記
注入口側を前側に、前記開口側を後側に配置した状態で
車両に取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えば車両が
左右方向の加速度に加え前後方向の加速度が生じる挙動
(カーブを走行中の急加減速等)を起こした場合では、
内部空間内に蓄えられている作動液が延伸部の液通路へ
と流出する可能性が高くなる。そして、この従来の作動
液リザーバでは、一旦液通路に作動液が流出すると、こ
の作動液が注入口側に向けて移動し、キャップへ作動液
が付着してしまう、更には注入口とこれを覆っているキ
ャップとの隙間などを介して外部に漏れ出す恐れがあ
る。
【0005】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、車両
の制動時、加速時に旋回等が行なわれても、内部空間に
貯溜されている作動液のキャップへの付着及び注入口か
ら外部に漏れる可能性を低減させる車両用作動液リザー
バを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、作動液を
貯溜可能な内部空間を形成するリザーバ本体と、このリ
ザーバ本体の側部から外方に向かって略水平方向に延び
出る中空の延伸部と、キャップにより覆われ前記内部空
間に作動液を注入するための注入口とを備え、前記注入
口を前記延伸部の先端側に設けて前記延伸部により前記
注入口と前記内部空間との間を連絡する液通路を形成し
た車両用作動液リザーバにおいて、前記液通路の中に
は、前記内部空間側から前記注入口側に向かう作動液の
移動を規制する隔壁が設けられていることを特徴とする
車両用作動液リザーバ、によって解決される。
【0007】すなわち本発明は、注入口と内部空間との
間を連絡する液通路の中には、内部空間側から注入口側
に向かう作動液の移動を規制する隔壁が設けられている
ので、作動液が注入口から外部に漏れる可能性を低減さ
せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1、図2を参照して説明する。
【0009】本実施の形態による車両用作動液リザーバ
は、接続口26a、26bを介して図示しないマスタシ
リンダの2つの液圧室に接続される。上本体11aと下
本体11bとを溶着させてなるリザーバ本体11には作
動液を貯溜可能な内部空間14が形成されている。内部
空間14内には、下本体11bの底部から上方に所定高
さだけ延びて略円筒状の案内部27が形成されており、
この内周壁面で図示しない液面検出用の、底部に永久磁
石を取りつけたフロートをガイドするようにしている。
【0010】リザーバ本体11の側部からは外方に向か
って略水平方向に中空の延伸部12が延出して形成され
ている。また、リザーバ本体11の側壁面からは延伸部
12の長手方向に対して直交する方向で内部空間14内
に延びる連絡部24が形成されている。連絡部24の内
部空間14側の端部は、開口24aが形成され、他方側
は、延伸部12に開口している。また、内部空間14に
は、連絡部24の開口24aに対向して、開口24aを
介しての延伸部12への作動液の移動を規制するための
規制壁25が設けられている。一方、延伸部12の先端
側の上方には、キャップ13により覆われ内部空間14
に作動液を注入するための注入口15が形成されてい
る。そして、延伸部12は注入口15と内部空間14と
の間を連絡する液通路16を形成する。
【0011】延伸部12には、延伸部12の長手方向に
延びる一対の壁部17a、17bと、注入口15側でこ
の一対の壁部17a、17bを連絡する接続壁部17c
と、壁部17aと接続壁部17cとの接続位置より更に
延伸部12の先端側に延び、注入口15からの作動液の
注入を妨げないよう注入口15とは、延伸部12の横断
方向に見て反対側にオフセットされて形成されている延
長部17dとからなる略コ字状の第1隔壁17が設けら
れている。これら、一対の壁部17a、17b、接続壁
部17c及び延長部17dは一体的に形成されている。
【0012】更に、延伸部12には、延伸部12の内部
空間14側の側壁面18から一体的に延伸部12の長手
方向に沿って延び出るとともに、先端部19aが一対の
壁部17a、17b間に入り込んでいる第2隔壁19が
形成されている。この第2隔壁19の先端部19aは、
一対の壁部17a、17b間の中央に対してオフセット
されて壁部17aに近接して配置されている。また、上
本体11a側の第2隔壁19の側壁面18側の端部には
スリット部21が形成されている。なお、図2は下本体
11b側を示した図であるので、上本体11a側に形成
されているスリット部21は図2において破線で図示し
ている。スリット部21は第2隔壁19の両側間の液連
通を可能としかつ作動液の注入時における内部空間14
内のエア抜きも可能とする。
【0013】上述した第1及び第2隔壁17、19は、
上本体11a、下本体11bそれぞれに形成されてお
り、上本体11aと下本体11bとの溶着時に第1及び
第2隔壁17、19も溶着されて、延伸部12の底部分
から上壁へと延びる隔壁として形成される。
【0014】延伸部12の底部分には、第1水平底面2
2と、この第1水平底面22よりも底が高くなっている
第2水平底面23が形成されており、壁部17bと第2
隔壁19は第1水平底面22と第2水平底面23との境
界に位置しており、接続壁部17c、壁部17a及び延
長部17dは第2水平底面23上に位置している。第2
水平底面23の高さ位置は、リザーバ本体11に最大貯
溜可能な作動液の液面よりも上方に位置して、作動液の
延伸部12側への移動を規制している。また、第2隔壁
19の先端部19aの近傍には、図2において延伸部1
2の先端側からリザーバ本体11側に向かう方向に下向
きに傾斜する傾斜面28が形成されており、その傾斜の
上側に位置する第2水平底面23と傾斜の下側に位置す
る第1水平底面22とを連結している。また、注入口1
5の下方の延伸部12の底部分には、図において、それ
ぞれ延伸部12の先端側からリザーバ本体11側へと向
かう方向に下向きに傾斜する傾斜面29、30と、これ
ら2つの傾斜面29、30に挟まれた水平底面31が形
成されている。傾斜面30の下側は第1水平底面22と
連結している。注入口15は、ほぼ傾斜面29と水平底
面31との境の上方に位置している。そして、以上述べ
たように構成される本実施の形態による作動液リザーバ
は、延伸部12の長さ方向を車両の前後方向に沿わせ
て、注入口15側を前側に、連絡部24を後側に配置し
た状態で車両に取り付けられる。
【0015】以上本実施の形態による車両用作動液リザ
ーバの構成について説明したが、次にこの作用について
説明する。
【0016】車両が前後方向の加減速度を受ける挙動を
した場合、内部空間14内の作動液が、図2において矢
印A方向に傾き、移動したとしても、連絡部24の内部
空間14側端部はこのA方向に対して垂直方向に開口し
ているので、開口24aを介しての作動液の内部空間1
4からの流出を規制することができる。また、車両が旋
回をして、内部空間14内の作動液が図2においてB方
向への移動が生じても、開口24aに対向して設けられ
ている規制壁25により、やはり開口24aを介しての
作動液の内部空間14からの流出を規制することができ
る。
【0017】また、車両が前後方向の加減速時に旋回な
どをして、前後方向に加え左右方向の加減速度が生じる
ような挙動を起こした場合では、内部空間14に蓄えら
れている作動液が開口24aを介して延伸部12への流
出が起こりやすくなるが、本実施の形態による車両用作
動液リザーバでは、延伸部12へ流出した作動液が注入
口15側へと移動するのを規制する隔壁が設けられてい
る。つまり、内部空間14から連絡部24を介して延伸
部12の液通路16に作動液が流出したとしても、液通
路16に形成されている第2隔壁19の先端部19a
は、略コ字状の第1隔壁17により囲まれる空所32へ
と向かう作動液の流路面積を大きくとれるように、壁部
17a側へとオフセットされて形成されているので、流
出した作動液は空所32へと入り込みやすくなる。そし
て、第1隔壁17は、図2に示すように略コ字状の形状
をしているため、空所32内の作動液は注入口15側へ
の移動を規制される。更に、傾斜面29、30によって
も作動液の注入口15側への移動が規制され、かつ延伸
部12に流出した作動液を内部空間14へと戻しやすく
している。また、通路16aは内部空間14内のエア抜
きを行うためのいわば空気抜き通路の役割をするが、延
長部17dによって、作動液注入時に空気抜き通路16
aに作動液が流れ込まないようにしている。また、作動
液の戻り時に空所32から壁部17aと先端部19aと
の間を通って出た作動液は、スリット部21を介して内
部空間14内に戻される。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の車両用作動
液リザーバによれば、注入口と内部空間との間を連絡す
る液通路の中に、内部空間側から作動液が流出しても、
液通路には注入口側に向かう作動液の移動を規制する隔
壁が設けられているので、作動液が注入口とキャップと
の隙間から外部に漏れる可能性を低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による車両用作動液リザー
バの側断面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 リザーバ本体 12 延伸部 13 キャップ 14 内部空間 15 注入口 16 液通路 17 第1隔壁 19 第2隔壁 24 連絡部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動液を貯溜可能な内部空間を形成する
    リザーバ本体と、このリザーバ本体の側部から外方に向
    かって略水平方向に延び出る中空の延伸部と、キャップ
    により覆われ前記内部空間に作動液を注入するための注
    入口とを備え、前記注入口を前記延伸部の先端側に設け
    て前記延伸部により前記注入口と前記内部空間との間を
    連絡する液通路を形成した車両用作動液リザーバにおい
    て、 前記液通路の中には、前記内部空間側から前記注入口側
    に向かう作動液の移動を規制する隔壁が設けられている
    ことを特徴とする車両用作動液リザーバ。
  2. 【請求項2】 前記隔壁は、前記延伸部の底部分から上
    壁に向けて形成した請求項1に記載の車両用作動液リザ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 前記隔壁は、前記延伸部の長手方向に延
    びる一対の壁部と、その注入口側で前記一対の壁部間を
    連絡する接続壁部とからなる略コ字状の第1隔壁を含む
    請求項1又は請求項2に記載の車両用作動液リザーバ。
  4. 【請求項4】 前記隔壁は、前記第1隔壁の他に、前記
    延伸部の前記内部空間側の側壁面から前記延伸部の長手
    方向に沿って延び出るとともに、先端部が前記一対の壁
    部間に入り込む第2隔壁を備えている請求項3に記載の
    車両用作動液リザーバ。
  5. 【請求項5】 前記一対の壁部の一方には、前記接続壁
    部との連設位置よりさらに前記注入口側に延びる延長部
    が設けられている請求項3に記載の車両用作動液リザー
    バ。
  6. 【請求項6】 前記隔壁は、前記第1隔壁の他に、前記
    延伸部の前記内部空間側の側壁面から前記延伸部の長手
    方向に沿って延び出るとともに、先端部が前記一対の壁
    部間に入り込む第2隔壁を備え、 更に前記一対の壁部の一方には、前記接続壁部との連接
    位置よりさらに前記注入口側に延びる延長部が設けられ
    ている請求項3に記載の車両用作動液リザーバ。
  7. 【請求項7】 前記延長部が前記延伸部の横断方向に見
    て前記注入口とは反対側にオフセットされて設けられて
    いる請求項5又は請求項6に記載の車両用作動液リザー
    バ。
  8. 【請求項8】 前記第2隔壁の先端部は、前記内部空間
    から前記略コ字状の第1隔壁により囲まれる空所に向か
    う作動液の流路面積を拡大可能に、前記一対の壁部間の
    中央に対してオフセット配置される請求項4、請求項6
    及び請求項7の何れかに記載の車両用作動液リザーバ。
  9. 【請求項9】 前記第2隔壁の先端部は、前記一対の壁
    部の内、前記延長部を設けた一方の壁部に近接させた請
    求項6乃至請求項8の何れかに記載の車両用作動液リザ
    ーバ。
  10. 【請求項10】 前記第2隔壁の前記内部空間側の端部
    には、当該第2隔壁の両側間の液連通を可能とするスリ
    ット部が形成されている請求項4、請求項6、請求項
    7、請求項8及び請求項9の何れかに記載の車両用作動
    液リザーバ。
  11. 【請求項11】 前記延伸部の底部分には、第1水平底
    面とこの第1水平底面より上壁側に設けた第2水平底面
    とが形成され、前記一対の壁部の内の一つと前記第2隔
    壁とは、前記第1水平底面と前記第2水平底面との境界
    に位置させて、前記一対の壁部の内のもう一つと前記接
    続壁部とは、前記第2水平底面上に配置された請求項
    4、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9及び請求
    項10の何れかに記載の車両用作動液リザーバ。
  12. 【請求項12】 前記第2水平底面は、前記リザーバ本
    体に最大貯溜可能な作動液の液面より上方に位置する請
    求項11に記載の車両用作動液リザーバ。
  13. 【請求項13】 前記リザーバ本体と前記延伸部とを連
    絡する部分には、前記延伸部の長手方向に対して直交す
    る方向で側壁面から前記内部空間内に延びる連絡部が設
    けられ、この連絡部の前記内部空間側端により形成され
    る開口を介して前記液通路と前記内部空間とを連通させ
    ている請求項1乃至請求項12の何れかに記載の車両用
    作動液リザーバ。
  14. 【請求項14】 前記内部空間には、前記開口と対向
    し、当該開口を介して作動液の移動を規制する規制壁を
    設けた請求項13に記載の車両用作動液リザーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008265561A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Hitachi Ltd リザーバ
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