JPH11301562A - 自動二輪車のステアリング装置 - Google Patents
自動二輪車のステアリング装置Info
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- JPH11301562A JPH11301562A JP10516398A JP10516398A JPH11301562A JP H11301562 A JPH11301562 A JP H11301562A JP 10516398 A JP10516398 A JP 10516398A JP 10516398 A JP10516398 A JP 10516398A JP H11301562 A JPH11301562 A JP H11301562A
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Abstract
ることができ、しかも部品価格の上昇を招くことなくフ
ロントフォークを軸支するベアリングを高い精度と剛性
を備えて支持できる自動二輪車のステアリング装置を提
供する。 【解決手段】本発明に係る自動二輪車のステアリング装
置10は、車体フレーム2の前頭部に設けられたヘッドパ
イプ3と、上記ヘッドパイプ3の内径部に密に嵌合可能
な外径寸法を有する直管状に形成され、ヘッドパイプ3
に対して着脱可能に固定されるベアリングハウジング16
と、上記ベアリングハウジング16の上下端部の内周部に
装着されてフロントフォーク8のステアリングコラム45
を回転自在に軸支する上下一対のベアリング21,22とを
備えてなり、ベアリングハウジング16は、その中心軸C
に対する上記ベアリング21,22の軸芯Caが一致したも
のと変位したものを用意したことを特徴とする。
Description
ロントフォークを車体フレームの前頭部に左右に回動自
在に支持する自動二輪車のステアリング装置に係り、詳
しくはフロントフォークのキャスター角やホイールベー
スを変更可能にした自動二輪車のステアリング装置に関
するものである。
ォークには、直進安定性の向上を図るためにキャスター
角が付与されている。このキャスター角は、ヘッドパイ
プの角度によって定められるもので、一般の自動二輪車
では容易に変更することができない。また、前輪と後輪
の間隔、即ちホイールベースも変更することができな
い。
変更を可能にしたステアリング装置が多数開発されてい
る。例えば、特公昭51− 22264号公報、実開昭56− 354
92号公報および特許公報第 2690863号等に記載されてい
るものがそうである。
体フレームのヘッドパイプ上端と下端に別体のベアリン
グハウジングが着脱可能に設けられ、これらのベアリン
グハウジングにそれぞれベアリングが装着(圧入)さ
れ、この上下のベアリングにフロントフォークが軸支さ
れる構成となっている。
対するベアリングの軸芯が変位したものが用意されてお
り、このようなベアリングハウジングの向きを変えた
り、変位量の異なるベアリングハウジングに交換するこ
とにより、キャスター角やホイールベースの変更を可能
にしている。
うな従来のステアリング装置は、上述のように上下のベ
アリングが圧入されるベアリングハウジングが上下別体
であったため、ベアリングハウジングの工作精度を余程
良くしない限り、上下のベアリングの軸芯を同軸上に合
わせるのは不可能である。工作精度を良くすればベアリ
ングハウジングの部品価格が上昇してしまい、工作精度
を落とせばフロントフォークの回動性不良や直進安定性
の劣化等に陥る。
の短いベアリングハウジングを介してヘッドパイプに取
り付けられる構造であるため、ベアリングの支持剛性が
低いばかりか、走行中に各ベアリング間(ベアリングハ
ウジング間)の距離が縮まることも考えられ、フロント
フォークの軸支部にガタが発生する懸念があった。
により部品点数が多くなることと、ベアリングハウジン
グがヘッドパイプに圧入される構造であることから、分
解、組立作業性が極めて悪かった。特にベアリングハウ
ジングの圧入時には、その圧入方向を充分に確認しなが
ら組み付けないと、フロントフォークの取り付けが不可
能になる恐れがあり、しかも万一圧入角度を損じた場合
にはベアリングハウジングやヘッドパイプの損傷に繋が
り、交換を余儀無くされる場合がある。
ついては、必ず上下セットで保管しないと、数種類用意
されているキャスター角やホイールベースの種類が不明
になるというスペアパーツ管理上の不便さもあった。
になされたもので、キャスター角やホイールベースを容
易に変更することができ、しかも部品価格の上昇を招く
ことなくフロントフォークを軸支するベアリングを高い
精度と剛性を備えて支持することができ、かつ部品点数
が少なくて分解、組立が容易であり、スペアパーツの管
理もしやすい自動二輪車のステアリング装置を提供する
ことを目的とする。
め、本発明に係る自動二輪車のステアリング装置は、請
求項1に記載したように、車体フレームの前頭部に設け
られたヘッドパイプと、上記ヘッドパイプの内径部に密
に嵌合可能な外径寸法を有する直管状に形成され、ヘッ
ドパイプに対して着脱可能に固定されるベアリングハウ
ジングと、上記ベアリングハウジングの上下端部の内周
部に装着されてフロントフォークのステアリングコラム
を回転自在に軸支する上下一対のベアリングとを備えて
なり、ベアリングハウジングは、その中心軸に対する上
記ベアリングの軸芯が一致したものと変位したものを個
別に用意した。
ング装置は、請求項2に記載したように、前記ベアリン
グハウジングの全長を前記ヘッドパイプよりも長く形成
し、ベアリングハウジングの下端にヘッドパイプの下面
に当接するストッパーフランジを形成する一方、ベアリ
ングハウジングの上端外周面に雄ねじを形成し、ベアリ
ングハウジングをヘッドパイプの内径部に下方から挿入
してヘッドパイプの上端から突出した雄ねじにロックナ
ットを締結することによってベアリングハウジングをヘ
ッドパイプに固定するようにした。
リング装置は、請求項3に記載したように、前記ヘッド
パイプと前記ロックナットの密着面を、ヘッドパイプの
中心軸を中心とするテーパー面に形成した。
リング装置は、請求項4に記載したように、前記ヘッド
パイプ内周部の上下端部にそれぞれ外側上部嵌合面と外
側下部嵌合面を形成して間に拡径部を形成する一方、前
記ベアリングハウジング外周部の上下端部にそれぞれ内
側上部嵌合面と内側下部嵌合面を形成して間に縮径部を
形成し、上記外側上部嵌合面に上記内側上部嵌合面を密
に嵌合させる一方、上記外側下部嵌合面に上記内側下部
嵌合面を密に嵌合させるようにし、外側上部嵌合面およ
び内側上部嵌合面の嵌合径を外側下部嵌合面および内側
下部嵌合面の嵌合径よりも小さく設定した。
ング装置は、請求項5に記載したように、前記ヘッドパ
イプに対する前記ベアリングハウジングの軸回りの位置
を規定する位置決め手段を設けた。
リング装置は、請求項6に記載したように、前記位置決
め手段のベアリングハウジング側の要素を、ベアリング
ハウジングの円周方向に 180゜間隔で2か所に設けた。
グ装置を構成すれば、ベアリングハウジングの交換によ
ってヘッドパイプの中心軸に対するベアリングの軸芯位
置が変位し、キャスター角やホイールベースが変更され
る。この構成において、上下のベアリングは1本の直管
状のベアリングハウジングの上下両端に装着されるが、
ベアリングハウジングのベアリング装着部は上下同時に
加工ができるため、極めて高い精度で上下のベアリング
の軸芯が同軸上に合わせられ、しかも各ベアリングが高
い剛性をもって支持される。
アリング装置を構成した場合、前記ロックナットを着脱
するだけでベアリングハウジング全体をヘッドパイプに
対して着脱できるため、ステアリング装置の分解、組立
性が向上する。
テアリング装置を構成すれば、ロックナットを締め込む
に連れてロックナットとベアリングハウジングがヘッド
パイプに対して芯出しされ、ベアリングハウジングがヘ
ッドパイプに精度良く組み付けられる。
テアリング装置を構成すれば、ベアリングハウジングを
ヘッドパイプの内径部に下方から着脱する際において、
ベアリングハウジングの内側上部嵌合面と内側下部嵌合
面が、それぞれヘッドパイプの外側上部嵌合面と外側下
部嵌合面に嵌合される位置を除いてヘッドパイプとベア
リングハウジングとの間の嵌合が緩くなるため、ベアリ
ングハウジングの抜き差しを容易かつ迅速に行うことが
でき、ベアリングハウジングの着脱性が向上する。
アリング装置を構成することにより、ヘッドパイプに対
する前記ベアリングハウジングの軸回りの位置が迅速か
つ正確に位置決めされ、ステアリング装置の組立性が向
上する。
テアリング装置を構成することにより、ベアリングハウ
ジングをヘッドパイプに対し 180゜回転させて2方向か
ら使用することができるため、ベアリングの軸芯を変位
させたベアリングハウジングにおいては、その変位量を
2通りに使い分けることができ、スペアパーツとしての
ベアリングハウジングの数量を減少させることができ
る。
に基づいて説明する。図1は、本発明に係るステアリン
グ装置が適用された自動二輪車の車体構成を示す左側面
図である。
頭部に設けられたヘッドパイプ3から左右一対の太いメ
インパイプ4が後斜め下方に延びて左右一対のフレーム
ボディー5に繋がり、フレームボディー5の上部から後
方にリヤフレーム6が延びた構成となっている。左右の
メインパイプ4の間およびフレームボディー5の間は車
幅方向に延びる図示しないブリッジ部材により連結され
ている。
斜するように設けられており、このヘッドパイプ3にフ
ロントフォーク8が左右旋回自在に軸支され、その先端
に前輪9が軸支される。ヘッドパイプ3は後述するステ
アリング装置10の構成要素となるものであり、その傾斜
角は鉛直線に対して例えば24゜に設定されている。な
お、フロントフォーク8の上部には操舵用のハンドルバ
ー11が一体的に設けられる。
車幅方向に延びるピボット軸12が架設されており、この
ピボット軸12にスイングアーム13が回動自在に軸支さ
れ、その後端に後輪14が軸支される。スイングアーム13
の基部にはクッションユニット15が設けられており、こ
れによってスイングアーム13の回動ショックが減衰さ
れ、スイングアーム13は定位置に復元される。なお、図
示しないエンジンはメインパイプ4とフレームボディー
5に跨がるように搭載され、その出力がチェーン等で後
輪14に伝達される。
の一実施形態を示す縦断面図である。このステアリング
装置10は以下のように構成されている。
内径部には、直管状に形成されたベアリングハウジング
16が着脱可能に固定される。図3と図4は、それぞれヘ
ッドパイプ3とベアリングハウジング16を単体で示した
縦断面図である。また、図5と図6は、それぞれ図2の
V矢視図、VI矢視図である。
イプ3よりも長く設定されており、その下端にストッパ
ーフランジ17が形成される一方、上端の外周面に雄ねじ
18が形成されている。また、ベアリングハウジング16の
上下端部の内周部には、内径が一段拡げられたベアリン
グ装着部19,20が形成され、それぞれにベアリング21,
22が圧入等により装着される。
端部には外側上部嵌合面24が形成され、下端部には外側
下部嵌合面25が形成されている。そして、その間におけ
る内径は拡張されて拡径部26とされている。
径がヘッドパイプ3の内径部に密に嵌合可能な寸法に設
定されている。即ち、ベアリングハウジング16の上端外
周部にはヘッドパイプ3の外側上部嵌合面24に密に嵌合
される内側上部嵌合面27が形成され、下端外周部にはヘ
ッドパイプ3の外側下部嵌合面25に密に嵌合される内側
下部嵌合面28が形成されている。この内側上部嵌合面27
と内側下部嵌合面28との間における外径は縮小されて縮
径部29とされている。
嵌合面27の嵌合径D1は、外側下部嵌合面25および内側
下部嵌合面28の嵌合径D2よりも僅かに小さく(例えば
0.5mm〜 1.0mm程度小さく)設定されている。な
お、前記雄ねじ18は内側上部嵌合面27の上側の外周面に
形成される。
の内径部に下方から挿入され、そのストッパーフランジ
17がヘッドパイプ3の下面に当接するまで押し込まれ
る。そして、ヘッドパイプ3の上端から突出する雄ねじ
18の部分にロックナット31が締結され、これによってベ
アリングハウジング16はヘッドパイプ3の内径部に堅固
に固定される。図7,8は、ロックナット31単体を部分
的に縦断面で示した側面図と下面図である。
密着する密着面32,33(図3,7参照)は、ヘッドパイ
プ3の中心軸Cを中心とするテーパー面状に形成されて
いる。このため、例え外側上部嵌合面24と内側上部嵌合
面27との間に隙間があっても、ロックナット31を締め込
むに連れてロックナット31とベアリングハウジング16が
ヘッドパイプ3に対して芯出しされ、ベアリングハウジ
ング16がヘッドパイプ3に精度良く組み付けられる。な
お、ストッパーフランジ17の上面とヘッドパイプ3の下
面をテーパー面に形成しても同様な芯出し作用を得るこ
とができる。
ト31には回り止め34が付設される。この回り止め34は、
図9,10にも示すように、例えば板金プレス製の部品で
あり、2本のスクリュー35によってヘッドパイプ3の後
部に固定される。回り止め34にはロックナット31の外周
に隣接する複数の爪36が形成されており、これらの爪36
がロックナット31の外周に形成された溝37(締結用工具
の爪が係合される溝)に嵌合されてロックナット31の緩
み止めがなされる。
グハウジング16の軸回りの位置を規定する位置決め手段
として、図2および図6に示すように、例えばヘッドパ
イプ3の下面にノックピン39が突設され、ベアリングハ
ウジング16のストッパーフランジ17には上記ノックピン
39に嵌合するU字形の切欠40が形成されている。ノック
ピン39に切欠40が嵌合されることにより、ベアリングハ
ウジング16がヘッドパイプ3に対して正確に位置決めさ
れるとともに、ロックナット31の締結時におけるベアリ
ングハウジング16の共回りが規制され、組立性が大きく
向上する。
フォークパイプ42(図1参照)が上下2枚のアッパーブ
ラケット43とロアーブラケット44により平行に固定さ
れ、アッパーブラケット43とロアーブラケット44との間
にステアリングコラム45が固定された構造になってい
る。
アリングハウジング16の内径部に挿入され、ベアリング
ハウジング16の上下端部に設けられたベアリング21,22
により支持される。これにより、フロントフォーク8全
体が車体フレーム2のヘッドパイプ3に対して旋回自在
に取り付けられる。なお、ロックナット31の上部にはダ
ストキャップ46が装着される。
16は、その中心軸Cに対する上下のベアリング21,22の
軸芯Caが一致したものとされている。このため、フロ
ントフォーク8のキャスター角αはヘッドパイプ3の傾
斜角度と同角度に、即ち本実施形態では24゜に設定され
る。
ウジング16A,16Bは、その中心軸Cに対するベアリン
グ21,22の軸芯Caが変位したものとされている。
いては、その中心軸Cに対してベアリング21,22の軸芯
Caが前方にθ゜傾斜している。この傾斜の基準点は、
例えばベアリングハウジング16Aの下端における中心点
Pとされている。上記θの角度が1゜であるとすれば、
フロントフォーク8のキャスター角αは、ヘッドパイプ
3の傾斜角である24゜から1゜を差し引いた23゜に設定
される。
位置決め手段の要素となるU字形の切欠40が、ストッパ
ーフランジ17の円周方向に 180゜の角度間隔で前後2か
所に形成されている。したがって、ベアリングハウジン
グ16Aをヘッドパイプ3に対し 180゜回転させて2方向
から使用することができる。
ら 180゜反転させた場合、中心軸Cに対してベアリング
の軸芯Caが後方にθ゜傾斜することになり、θの値が
例えば1゜であれば、フロントフォーク8のキャスター
角αは通常の24゜から1゜追加されて25゜に設定され
る。
Bにおいては、その中心軸Cに対してベアリングの軸芯
Caが前方に寸法xだけ平行に変位している。上記xの
値が例えば5mmであるとすれば、自動二輪車1のホイ
ールベースは、図2(図4)に示すベアリングハウジン
グ16の場合に比べ、5/ cos 24 ゜= 5.5mmの延長と
なる。
U字形の切欠40がストッパーフランジ17の円周方向に 1
80゜の角度間隔で前後2か所に形成されているため、ベ
アリングハウジング16Bをヘッドパイプ3に対して 180
゜回転させることにより、中心軸Cに対しベアリングの
軸芯Caを後方にも寸法xだけ平行に変位させることも
できる。この場合はxの値が5mmであれば自動二輪車
1のホイールベースが5.5mm短縮される。
10は、そのベアリングハウジング16を(16Aや16Bに)
交換することによってヘッドパイプ3の中心軸Cに対す
るベアリング21,22の軸芯Caの位置を変化させ、フロ
ントフォーク8のキャスター角αやホイールベースを容
易に変更することができる。
ング21,22が1本の直管状のベアリングハウジング16
(16A,16B)の上下両端に装着される構造となってお
り、各ベアリング21,22が保持されるベアリング装着部
19,20は旋削加工等により同時に加工可能なため、極め
て高い工作精度で各ベアリング21,22の軸芯Caを同軸
上に合わせることができ、しかもベアリングハウジング
16の価格上昇を招くことがない。
いベアリングハウジング16(16A,16B)の両端に保持
されるため、ベアリング21,22の支持剛性が飛躍的に高
められている。また、ベアリングハウジング16(16A,
16B)が単一部品であることからステアリング装置10の
構成部品点数が少なく、分解、組立作業性が良い上に、
使用しないベアリングハウジング16(16A,16B)をス
ペアパーツとして保管する際の管理もしやすい。
B)は、ロックナット31によってヘッドパイプ3に固定
されるようになっており、従来のような圧入等による固
定ではないため、この点もステアリング装置10の分解、
組立作業性の向上に大きく貢献している。
プ3の外側上部嵌合面24と外側下部嵌合面25との間には
拡径部26が形成され、ベアリングハウジング16(16A,
16B)の内側上部嵌合面27と内側下部嵌合面28との間に
は縮径部29が形成されている。また、外側上部嵌合面24
および内側上部嵌合面27の嵌合径D1は外側下部嵌合面
25および内側下部嵌合面28の嵌合径D2よりも小さく設
定されている。
A,16B)をヘッドパイプ3の内径部に下方から着脱す
る際において、ベアリングハウジング16(16A,16B)
の内側上部嵌合面27がヘッドパイプ3の外側下部嵌合面
25および拡径部26の内側を通過しやすく、同様にヘッド
パイプ3の外側下部嵌合面25もベアリングハウジング16
(16A,16B)の内側上部嵌合面27および縮径部29の外
側を通過しやすい。
ハウジング16(16A,16B)との嵌合を密に設定しなが
らも、ベアリングハウジング16(16A,16B)をヘッド
パイプ3に着脱する際におけるかじり付き等を防止し、
ベアリングハウジング16(16A,16B)を容易かつ迅速
にヘッドパイプ3に着脱することができる。
においては、前述したようにU字形の切欠40がストッパ
ーフランジ17の円周方向に 180゜の角度間隔で前後2か
所に設けられており、ベアリングハウジング16A,16B
をヘッドパイプ3に対して 180゜回転させればベアリン
グ軸芯Caの変位量を2通りに使えるため、1本のベア
リングハウジング16Aまたは16Bで2通りの設定を行う
ことができ、スペアパーツとしてのベアリングハウジン
グ16A,16Bの数量を減少させてコストダウンを図ると
ともに、スペアパーツ管理を容易にすることができる。
二輪車のステアリングヘッド装置は、車体フレームのヘ
ッドパイプと、上記ヘッドパイプに密に嵌合されて着脱
可能に固定されるベアリングハウジングと、上記ベアリ
ングハウジングの上下端部に装着されてフロントフォー
クのステアリングコラムを回転自在に軸支する上下一対
のベアリングとを備えてなり、ベアリングハウジング
は、その中心軸に対する上記ベアリングの軸芯が一致し
たものと変位したものを個別に用意したため、ベアリン
グハウジングを交換することによってヘッドパイプの中
心軸に対するベアリングの軸芯位置を変位させ、キャス
ター角やホイールベースを容易に変更することができる
とともに、部品価格の上昇を招くことなくフロントフォ
ークを軸支するベアリングを高い精度と剛性を備えて支
持することができる。
ングヘッド装置は、前記ベアリングハウジングの全長を
前記ヘッドパイプよりも長く形成し、ベアリングハウジ
ングの下端にストッパーフランジを形成する一方、ベア
リングハウジングの上端外周面に雄ねじを形成し、ベア
リングハウジングをヘッドパイプの内径部に下方から挿
入して上記雄ねじにロックナットを締結することによっ
てベアリングハウジングをヘッドパイプに固定するよう
にしたため、上記ロックナットを着脱するだけでベアリ
ングハウジング全体をヘッドパイプに対して着脱でき、
これによってステアリング装置の分解、組立性を向上さ
せることができる。
リングヘッド装置は、前記ヘッドパイプと前記ロックナ
ットの密着面を、ヘッドパイプの中心軸を中心とするテ
ーパー面に形成したため、ロックナットを締め込む際に
芯出し作用を奏させてベアリングハウジングをヘッドパ
イプに対して精度良く組み付けることができる。
リングヘッド装置は、前記ヘッドパイプ内周部の上下端
部にそれぞれ外側上部嵌合面と外側下部嵌合面を形成し
て間に拡径部を形成する一方、前記ベアリングハウジン
グ外周部の上下端部にそれぞれ内側上部嵌合面と内側下
部嵌合面を形成して間に縮径部を形成し、上記外側上部
嵌合面に上記内側上部嵌合面を密に嵌合させる一方、上
記外側下部嵌合面に上記内側下部嵌合面を密に嵌合させ
るようにし、外側上部嵌合面および内側上部嵌合面の嵌
合径を外側下部嵌合面および内側下部嵌合面の嵌合径よ
りも小さく設定したため、ベアリングハウジングをヘッ
ドパイプの内径部に下方から着脱する際における着脱性
を向上させてステアリングヘッド装置の分解、組立性を
一層向上させることができる。
ングヘッド装置は、前記ヘッドパイプに対する前記ベア
リングハウジングの軸回りの位置を規定する位置決め手
段を設けたため、ヘッドパイプに対する前記ベアリング
ハウジングの軸回りの位置を迅速かつ正確に位置決めす
ることができ、組立性の向上に一段と貢献できる。
リングヘッド装置は、前記位置決め手段のベアリングハ
ウジング側の要素を、ベアリングハウジングの円周方向
に 180゜間隔で2か所に設けたため、ベアリングの軸芯
を変位させたベアリングハウジングにおいては、その変
位量を2通りに使い分けることができ、これによりスペ
アパーツとしてのベアリングハウジングの数量を減少さ
せてコストダウンとスペアパーツ管理の容易化を図るこ
とができる。
動二輪車の車体構成を示す左側面図。
縦断面図。
図。
面図。
ハウジングの使用例を示す縦断面図。
ハウジングの変形使用例を示す縦断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 車体フレーム2の前頭部に設けられたヘ
ッドパイプ3と、上記ヘッドパイプ3の内径部に密に嵌
合可能な外径寸法を有する直管状に形成され、ヘッドパ
イプ3に対して着脱可能に固定されるベアリングハウジ
ング16と、上記ベアリングハウジング16の上下端部の内
周部に装着されてフロントフォーク8のステアリングコ
ラム45を回転自在に軸支する上下一対のベアリング21,
22とを備えてなり、ベアリングハウジング16は、その中
心軸Cに対する上記ベアリング21,22の軸芯Caが一致
したものと変位したものを個別に用意したことを特徴と
する自動二輪車のステアリング装置。 - 【請求項2】 前記ベアリングハウジング16の全長を前
記ヘッドパイプ3よりも長く形成し、ベアリングハウジ
ング16の下端にヘッドパイプ3の下面に当接するストッ
パーフランジ17を形成する一方、ベアリングハウジング
16の上端外周面に雄ねじ18を形成し、ベアリングハウジ
ング16をヘッドパイプ3の内径部に下方から挿入してヘ
ッドパイプ3の上端から突出した雄ねじ18にロックナッ
ト31を締結することによってベアリングハウジング16を
ヘッドパイプ3に固定するようにした請求項1に記載の
自動二輪車のステアリング装置。 - 【請求項3】 前記ヘッドパイプ3と前記ロックナット
31の密着面32,33を、ヘッドパイプ3の中心軸Cを中心
とするテーパー面に形成した請求項2に記載の自動二輪
車のステアリング装置。 - 【請求項4】 前記ヘッドパイプ3内周部の上下端部に
それぞれ外側上部嵌合面24と外側下部嵌合面25を形成し
て間に拡径部26を形成する一方、前記ベアリングハウジ
ング16外周部の上下端部にそれぞれ内側上部嵌合面27と
内側下部嵌合面28を形成して間に縮径部29を形成し、上
記外側上部嵌合面24に上記内側上部嵌合面27を密に嵌合
させる一方、上記外側下部嵌合面25に上記内側下部嵌合
面28を密に嵌合させるようにし、外側上部嵌合面24およ
び内側上部嵌合面27の嵌合径D1を外側下部嵌合面25お
よび内側下部嵌合面28の嵌合径D2よりも小さく設定し
た請求項1から3のいずれかに記載の自動二輪車のステ
アリング装置。 - 【請求項5】 前記ヘッドパイプ3に対する前記ベアリ
ングハウジング16の軸回りの位置を規定する位置決め手
段を設けた請求項1から4のいずれかに記載の自動二輪
車のステアリング装置。 - 【請求項6】 前記位置決め手段のベアリングハウジン
グ16側の要素(40)を、ベアリングハウジング16の円周
方向に 180゜間隔で2か所に設けた請求項5に記載の自
動二輪車のステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10516398A JP3692770B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 自動二輪車のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10516398A JP3692770B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 自動二輪車のステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301562A true JPH11301562A (ja) | 1999-11-02 |
| JP3692770B2 JP3692770B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=14400034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10516398A Expired - Lifetime JP3692770B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 自動二輪車のステアリング装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2006231958A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車のヘッドパイプ |
| DE102008011374A1 (de) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Lenkkopflager bzw. Motorrad mit einem Lenkkopflager |
| CN102813581A (zh) * | 2012-08-30 | 2012-12-12 | 明达铝业科技(太仓)有限公司 | 一体加工医疗轮椅用高精度转向体及其加工方法 |
| JP2014019187A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車の前輪操舵装置 |
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1998
- 1998-04-15 JP JP10516398A patent/JP3692770B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN102813581B (zh) * | 2012-08-30 | 2014-12-24 | 明达铝业科技(太仓)有限公司 | 一体加工医疗轮椅用高精度转向体及其加工方法 |
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