JPH11301593A - 3次元翼型成形部材を使用したパラグライダーのキャノピー - Google Patents

3次元翼型成形部材を使用したパラグライダーのキャノピー

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JPH11301593A
JPH11301593A JP14821998A JP14821998A JPH11301593A JP H11301593 A JPH11301593 A JP H11301593A JP 14821998 A JP14821998 A JP 14821998A JP 14821998 A JP14821998 A JP 14821998A JP H11301593 A JPH11301593 A JP H11301593A
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JP
Japan
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canopy
dimensional
wing
forming member
airfoil
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JP14821998A
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Tsurunosuke Ochiai
鶴之亮 落合
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パラグライダにおいて、3次元翼型成形部
材を使用してキャノピーをテーパー翼に成形して、滑空
比の向上を図り、分解すれば、容易に携帯できるキャノ
ピーを提供する。 【解決手段】 キャノピー1の形状をテーパー翼の形状
にし、キャノピー1の下面に開閉可能なる3次元翼型成
形部材の挿入口を設け、3次元翼型成形部材を挿着する
ことにより、柔軟なキャノピー1をテーパー翼に形成し
て滑空比の向上を図るとともに、格納時には、3次元翼
型成形部材を、テーパー翼の翼弦長の差を利用して、小
型の3次元翼型成形部材を、大型の3次元翼型成形部材
11内に積重し、キャノピー他装備品一切を最小の3次
元翼型成形部材内に収納するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラグライダーの
キャノピーの形状を固定翼機の翼の形状と同形にし、併
せて分解すれば、従来のものと同様の携帯性を保持した
キャノピーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパラグライダーのキャノピーは、
前縁部に空気を取り入れるために開口があり、後縁部は
閉じた恰好で、空気が溜まる構造になっていて、キャノ
ピー全体をより良い翼型に形成するために、スパン方向
に20〜50cm間隔でクロス製リブを設けてリームを
構成している。なお、リームをより良い翼型に形成する
ために、バテンを入れたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャノピーにあ
っては、滑空に当たり、リーム内の空気圧と下方からの
風圧とサスペンションラインによって、コード方向及び
スパン方向に展開しているが、キャノピー展開面積を拡
大するための剛性の骨格になる部材は、全く使用されて
いない。また、リームに空気を導入するための前縁部の
開口や長いサスペンションライン等は、空気抵抗となっ
て、滑空比を大きく低下させている。
【0004】本発明は、従来のパラグライダーを、現用
のハンググライダー並か、それ以上の滑空性能にし、携
帯性は従来のパラグライダーの携帯性の長所を保持する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、キャノピーの形状をテーパー翼の形状に
し、キャノピーの下面に、開閉可能な3次元翼型成形部
材の挿入口を設け、使用時は、3次元翼型成形部材をキ
ャノピー内に挿着することによって、キャノピーをテー
パー翼に形成し、格納時は、3次元翼型成形部材をテー
パー翼の翼弦長の差を利用して、小型の3次元翼型成形
部材を大型の3次元翼型成形部材内に積重し、更にキャ
ノピー等の装備品一切を最小の3次元翼型成形部材内に
収納するように構成したことにより、解決することがで
きる。
【0006】
【作用】本発明は、剛性の3次元翼型成形部材を使用し
ているので、キャノピーの断面を固定翼機のものと同様
のものに成形でき、従来のキャノピーのスパン方向に働
く圧縮力を吸収して、キャノピー翼面を完全に展開でき
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
ると、図1はキャノピーの下面を示す平面図であって、
キャノピー1はキャノピー1を構成する上下2枚のクロ
スを58ないし60Cm間隔で、クロス製リブ2でつな
ぎ合わせてリーム3を形成し、最大翼弦長の位置に開口
して、最大翼弦用3次元翼型成形部材挿入口11とする
とともに、左右両キャノピーを接合してテーパー翼を形
成している。翼端にはラダー9を設けるとともに、ラダ
ー9を除く翼端部には、最小翼弦用3次元翼型成形部材
6を、ラダー成形部材5と共に挿入する翼端3次元翼型
成形部材挿入口10を設け、ラダー成形部材5と最小翼
弦用3次元翼型成形部材6を挿入する。一部に可撓性部
材を有する3次元翼弦成形部材8は、最大翼弦用3次元
翼型成形部材挿入口11と翼端3次元翼型成形部材挿入
口10を有しないリーム3の中央に開口する十字形挿入
口12からリーム3内に挿着する。キャノピー1に設け
た全ての挿入口はファスナーにより開閉するようにして
いる。
【0008】図2に示す実施例は、最大翼弦用3次元翼
型成形部材8をコンテナとして使用した状態図であっ
て、内部にキャノピー1とラダー成形部材5を収納して
いる。最大翼弦用3次元翼型成形部材4は可撓性部材7
を使用していないので、上面と下面は同一形状に形成し
ている。なお、上面部分と下面部分の連結構造は、図4
の(A)、(B)、(C)の各図に示す方法と同じであ
る。
【0009】図3に示す実施例は、図2に於けるA−A
線断面図であって、最大翼弦用3次元翼型成形部材4の
中に、一部に可撓性部材7を有する3次元翼型成形部材
8を翼弦長の大小の順に積重し、更にキャノピー1を収
納した最小翼弦用3次元翼型成形部材6の状態図であ
る。
【0010】図4に示す実施例は、一部に可撓性部材7
を有する3次元翼型成形部材8を前縁部(A)と中央部
(B)と後縁部(C)とに分割した斜視図である。キャ
ノピー1の下面の耐圧縮骨格として、スパン方向では、
スパー13とステイ14と前縁材15と後縁材16とか
らなり、コード方向では小骨17があり、キャノピー1
の耐圧縮骨格としてスパン方向では、可撓性部材7と可
撓制限棒18とがあり、コード方向では小骨17と可動
小骨19と剛性リブ20がある。
【0011】一部に可撓性部材7を有する3次元翼型成
形部材8をキャノピー1内に挿着するには、キャノピー
1の上面を下にして、前縁部(A)、後縁部(C)、中
央部(B)の順に中央部(B)の十字形挿入口から挿入
し、上記各部にある相対向する可撓性部材7の弯曲箇所
を相対的に近ずくよう圧して、可動小骨19を可撓制限
棒18の制限一杯に圧し、接合突起21を接合座板22
の接合孔23に挿入して接合し、一方スパー13の先端
に設けた懸架片24を剛性リブ20の基部にある懸架凹
部30に懸架し、キャノピーの十字形挿入口12をファ
スナーにより閉鎖すれば、挿着は完了するとともに、ス
パン方向の挿着も完了できる。なお、一部に可撓性部材
7を利用した理由は、滑空時に突風等の急激な気流の、
キャノピーの先端が上方に弯曲する事態になった時、そ
れに対応するためのものである。
【0012】図5に示す実施例は、最小翼弦用3次元翼
型成形部材6を前縁部(A)と中央部(B)とラダー成
形部材5に分割した斜視図である。前縁部(A)と中央
部(B)は可撓性部材7は使用せず、翼端成形枠25を
設けて、小骨17及びスパー13からなる上面、下面の
翼型成形枠を連結している。なお、剛性リブ20はキャ
ノピー1を収納する空間を大きくするために、翼端成形
枠25に近づけて設けている。
【0013】ラダー成形部材5は、最小翼弦用3次元翼
型成形部材6の一部であるので、翼端成形枠25を有す
るほか、上面の複数の小骨17に肉厚を薄くしたヒンジ
26を設けるほか、下面の小骨17には、後縁と中央部
(B)との間に間隙を設けてラダー9の可動範囲を下方
に70度にまで作動できるようにしている。ラダー9の
操作は従来同様であるが、ラダー9の復帰力には、バネ
27を使用し、動作範囲を制限する作動制限枠28を設
けている。ラダー成形部材5は、ヒンジ26を有するの
で、制作材料としては、ポリプロピレンを使用すること
が望ましい。
【0014】図6に示す実施例は、最大翼弦枠29の平
面図であって、滑空時には、最大翼弦用3次元翼型成形
部材4の開口部に嵌合して、その上下方向の応力を分担
して、突風があっても翼型を強力に保持するとともに、
格納時は、最大翼弦用3次元翼型成形部材4内に収納さ
れた、各種3次元翼型成形部材及びキャノピー1等の収
納品の脱落を防止するため使用する。剛性リブ20は上
記の目的を達成するために設けたもので、接合突起21
は、最大翼弦用3次元翼型成形の対応位置に設け凹部に
嵌合して装着し、キャノピー等の装備を収納すればコン
テナの蓋としての機能を果たせる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
もので、次のような効果を奏する。
【0016】3次元翼型成形部材を リーム内に挿着す
ることにより、柔軟なキャノピーをテーパー翼に成形で
きるので、ねじり下げ、上反角等、空力学的に優れた翼
に成形できる。
【0017】固定翼機用に近いテーパー翼を得られるの
で、優れた滑空性能が得られるほか、操作が従来のパラ
グライダーと同じであるので、操作が容易である。
【0018】3次元翼型成形部材を使用しているので、
キャノピーの翼面積を完全に活用でき、従来のものに比
し、キャノピーの翼面積を70乃至60%に小さくでき
るので、キャノピー自体の重量は軽減でき、3次元翼型
成形部材は、軽量且つ強靭な発泡ABS樹脂等で制作す
れば、極めて軽量に制作でき、3次元翼型成形部材を使
用することで、重量増加があっても、キャノピーの翼面
積の縮小による重量軽減があるので、全体の重量増加は
少く、携帯して運搬できる。
【0019】各種3次元翼型成形部材及び、キャノピー
等の装備品は、最大翼弦用翼型成形部材内に収納してい
るので、携帯に便利であり、また、各種3次元翼型成形
部材は、前縁部及び中央部並びに後縁部に分割できるの
で、キャノピーを別にし、分割した状態にすれば、狭い
屋内にも格納でき、また、乗用車でも運搬できる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】キャノピーの下面を示す平面である。
【図2】最大翼弦用3次元翼型成形部材をコンテナとし
て使用した状態図である。
【図3】図2に於けるA−A線断面図である。
【図4】一部に可撓性部材を有する3次元翼型成形部材
を前縁部と中央部と後縁部とに分割した斜視図である。
【図5】最小翼弦用3次元翼型成形部材を前縁部と中央
部とラダー成形部材に分割した斜視図である。
【図6】最大翼弦枠を前縁部と中央部と後縁部とに分割
した平面図である。
【符号の説明】
1 キャノピー 4 最大翼弦用3次元翼型成形部材 5 ラダー成形部材 6 最小翼弦用3次元翼型成形部材 8 一部に可撓性部材を有する3次元翼型成形部材 9 ラダー 10 翼端3次元翼型成形部材挿入口 11 最大翼弦用3次元翼型成形部材挿入口 12 十字形挿入口 18 可撓制限棒 20 剛性リブ 25 翼端成形枠 26 ヒンジ 27 バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状をテーパー翼の形状に成形し、左右
    両翼に分離可能にし、クロス製リブ(2)により仕切ら
    れた複数の各リーム(3)に、3次元翼型成形部材を挿
    脱可能にした挿入口を有するキャノピー(1)と、パラ
    グライダー装備一切を収納するコンテナの機能を有する
    最大翼弦用3次元翼型成形部材(4)と、キャノピーを
    収納する部分とラダー成形部材(5)とからなる最小翼
    弦用3次元翼型成形部材(6)と、一部に可撓性部材
    (7)を有する翼弦長の異なる複数の3次元翼型成形部
    材(8)とより構成し、各3次元成形翼型部材は、全て
    複数個に分割し、使用時は、キャノピー(1)内に分割
    した上記種類の3次元翼型成形部材を挿着してテーパー
    翼に形成し、格納時は、最大最大翼弦用3次元翼型成形
    部材(4)内にテーパー翼の翼弦長の差を利用して、小
    型の3次元翼型成形部材を大型の3次元翼型成形部材の
    順に積重し、キャノピー(1)及び装備品の一切を最小
    翼弦用3次元翼型成形部材(6)内に収納するように構
    成したことを特徴とするパラグライダーのキャノピー。
JP14821998A 1998-04-22 1998-04-22 3次元翼型成形部材を使用したパラグライダーのキャノピー Pending JPH11301593A (ja)

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