JPH11301691A - 球根類用包装袋 - Google Patents

球根類用包装袋

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JPH11301691A
JPH11301691A JP10102598A JP10259898A JPH11301691A JP H11301691 A JPH11301691 A JP H11301691A JP 10102598 A JP10102598 A JP 10102598A JP 10259898 A JP10259898 A JP 10259898A JP H11301691 A JPH11301691 A JP H11301691A
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JP
Japan
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methyl
pentene
bulbs
film
polymer
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Withdrawn
Application number
JP10102598A
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English (en)
Inventor
Takuzo Okumura
拓造 奥村
Akio Morii
昭穂 森井
Tatsuya Tanizaki
達也 谷崎
Shintaro Araki
信太郎 荒木
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THERMO KK
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
THERMO KK
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒートシールによって実用に耐え得る安定した
ヒートシール強度を発現し、4−メチル−1−ペンテン
樹脂が本来有する、優れた気体透過性を活かして、百
合、チューリップ等の球根類を密封包装して、球根類の
鮮度を良好に保持することができる球根類用包装袋の提
供。 【解決手段】4−メチル−1−ペンテン系重合体99〜
70重量部と、ブテン−1系固体重合体1〜30重量部
とを含む4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物を、結晶
化度が25〜35%の範囲となるようにフィルム状に成
形した後、ヒートシール法によって袋状に成形してなる
球根類用包装袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球根類用包装袋に
関し、特に、ヒートシールによって実用に耐え得る安定
したヒートシール強度を発現し、4−メチル−1−ペン
テン樹脂が本来有する、優れた気体透過性を活かして、
百合、チューリップ等の球根類を密封包装して、球根類
の鮮度を良好に保持することができる球根類用包装袋に
関する。
【0002】
【従来の技術】百合、チューリップ等の球根類は、収穫
後、所定の低温貯蔵をした後、個別に包装された状態
で、常温で流通に供されている。この球根類の包装にお
いて、ポリエチレンフィルム等を用いて密封包装する
と、呼吸が阻害され、包装された球根類の活力が低下す
る。そのため、球根類が微生物におかされ易くなり、腐
敗や黴が発生するおそれがあった。そこで、従来は、包
装資材として、ネット状素材を袋状に成形したもの、あ
るいは、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用合成樹
脂からなるフィルムに所定の数と大きさの貫通孔を設け
てなる素材を袋状に成形したものが用いられている。し
かし、ネット状素材からなる袋を用いて包装した場合、
呼吸は阻害されないが、球根類自体からの水分の蒸散を
制御することができず、球根類が萎縮し、商品価値が低
下してしまうことがあった。また、球根類の種類によっ
ては、保存中の水分の欠乏によって、著しく発芽率が低
下し、使用できないものとなることがあった。
【0003】一方、貫通孔を設けた汎用合成樹脂製のフ
ィルムからなる袋を用いる場合は、水分を含ませたおが
屑やこけ類等の保湿材を一緒に包装して、球根類の乾燥
を防止することが行われている。しかし、保存、輸送あ
るいは店頭陳列中に、貫通孔から保湿材が飛散し、周囲
を汚損することがあった。そこで、貫通孔の設置位置が
検討され、袋の上半分の部位に、直径5mm程度の円形
の貫通孔を2箇所程度設ける場合が多い。しかし、この
ような貫通孔を上半分の部位に有する袋においても、保
湿剤の飛散を完全に防止することはできず、また、貫通
孔に隣接する部分では、貫通孔によって水分の蒸散を適
切に制御することができるが、貫通孔から離れた部分で
は、水分が滞留し、過剰な水分に球根類が長期間曝され
る結果、腐敗に至る場合もあるなどの不都合がある。
【0004】ところで、4−メチル−1−ペンテン樹脂
は、耐熱性および透明性に優れるとともに、気体透過性
に優れる熱可塑性樹脂であるため、この気体透過性に優
れる特性を活かせば、球根類の包装資材として前記問題
を解決することが期待される。しかし、4−メチル−1
−ペンテン樹脂は、下記に示す欠点を有するため、包装
用資材への用途展開が困難なものであった。
【0005】フィルム強度 4−メチル−1−ペンテン樹脂製のフィルムは、インパ
クト強度が弱く、包装袋として使用する時に破れ易く、
実用性に乏しい。 製袋加工 一般に、熱可塑性樹脂製のフィルム状あるいはチューブ
状フィルムを袋状に加工するためには、線状に熱融着さ
せる、いわゆるヒートシール法が採用されている。この
ヒートシール法には、熱可塑性樹脂製のフィルムあるい
はチューブ状フィルムを加熱加圧し融着させる熱板シー
ル法やインパルスシール法と、熱可塑性樹脂製のフィル
ムあるいはチューブを加熱した刃に接触させて溶着、溶
断させる溶断シール法とがある。しかし、4−メチル−
1−ペンテン樹脂は、溶融粘度が低いため、熱板シール
法やインパルスシール法でヒートシールすると、加熱加
圧された部分の樹脂が溶融した際、容易に流動し、周辺
部分に比べて肉厚が薄くなること、および樹脂自体のイ
ンパクト強度が弱いため、袋に内容物を装入した際、シ
ール部分が破れ、実用に供せないという問題があった。
また、溶断シール法を採用する場合は、温度条件、溶断
刃の形状等のシール条件によって、得られるシールの強
度が大きく変動し、安定的に製袋することが難しく、用
途が限定される問題がある。 製膜方法 4−メチル−1−ペンテン樹脂は、前述したとおり、そ
の溶融粘度が低いため、チューブ状フィルムを製造する
汎用の技術であるインフレーション製膜法での製膜が極
めて難しい。
【0006】したがって、4−メチル−1−ペンテン樹
脂を、インフレーション法によってチューブ状フィルム
に成形でき、かつ得られるフィルムが、熱板シール法や
インパルスシール法でヒートシールが可能であるか、も
しくは、溶断シール法によって、実用に耐え得る安定し
たヒートシール強度を有する袋に加工することができれ
ば、4−メチル−1−ペンテン樹脂が本来有する気体透
過性に優れる特性を活かして、球根類の包装に好適な包
装袋が得られることが期待される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、ヒートシールによって実用に耐え得る安定したヒー
トシール強度を発現し、4−メチル−1−ペンテン樹脂
が本来有する、優れた気体透過性によって、包装された
球根類の呼吸を阻害せず、かつ、その水蒸気透過性が、
球根類の水分蒸散を制御できる範囲にあるため、百合、
チューリップ等の球根類を密封包装して、球根類の鮮度
を良好に保持することができる球根類用包装袋を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために、鋭意検討の結果、4−メチル−1−
ペンテン系重合体とブテン−1系固体重合体とを特定の
割合で含む樹脂組成物を、結晶化度が25〜35%とな
るように成形したフィルムが、球根類用包装袋として好
適であることを見出し、本発明を想到するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、前記課題を解決する
ために、4−メチル−1−ペンテン系重合体99〜70
重量部と、ブテン−1系固体重合体1〜30重量部とを
含む4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物を、結晶化度
が25〜35%の範囲となるようにフィルム状に成形し
た後、ヒートシール法によって袋状に成形してなる球根
類用包装袋を提供するものである。
【0010】以下、本発明の球根類用包装袋(以下、
「本発明の包装袋」という)について詳細に説明する。
【0011】本発明の包装袋の素材である4−メチル−
1−ペンテン樹脂組成物は、4−メチル−1−ペンテン
系重合体と、ブテン−1系固体重合体とを含むものであ
る。
【0012】4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物の必
須成分である4−メチル−1−ペンテン系重合体は、4
−メチル−1−ペンテンを主成分とする重合体であり、
例えば、4−メチル−1−ペンテンの単独重合体、4−
メチル−1−ペンテンと、4−メチル−1−ペンテン以
外のα−オレフィンとの共重合体が挙げられる。4−メ
チル−1−ペンテン以外のα−オレフィンとしては、例
えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘプテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ド
デセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オ
クタデセン、1−エイコセン等の炭素数2〜20のα−
オレフィン等が挙げられ、4−メチル−1−ペンテン系
重合体中にこれらのα−オレフィンは1種単独でも2種
以上が含まれていてもよい。4−メチル−1−ペンテン
系重合体が、これらのα−オレフィンを含む場合、その
含有量は、通常、1〜10重量%程度である。
【0013】また、この4−メチル−1−ペンテン系重
合体のデカリン溶媒中、135℃で測定される極限粘度
[η]は、通常、1.0〜3.0dl/g程度であり、
好ましくは2.0〜2.5dl/g程度である。
【0014】また、4−メチル−1−ペンテン樹脂組成
物のもう1つの必須成分であるブテン−1系固体重合体
は、ブテン−1を主成分とする結晶性重合体であり、例
えば、ブテン−1の単独重合体、あるいはブテン−1
と、ブテン−1以外の他のα−オレフィンとの共重合体
などが挙げられる。ブテン−1以外の他のα−オレフィ
ンとしては、例えば、エチレン、プロピレン等が挙げら
れる。これらのα−オレフィンは、ブテン−1系固体重
合体中に1種単独でも2種以上が含まれていてもよい。
また、ブテン−1系固体重合体が、このα−オレフィン
を含む場合、その含有量は、通常、30モル%以下、特
に好ましくは20モル%以下である。このブテン−1系
固体重合体は、前記ブテン−1単独、またはブテン−1
と前記他のα−オレフィンとを、チーグラー触媒の存在
下に重合させることにより得ることができるものであ
る。
【0015】4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物にお
ける4−メチル−1−ペンテン系重合体と、ブテン−1
系固体重合体との含有割合は、4−メチル−1−ペンテ
ン系重合体99〜70重量部に対して、ブテン−1系固
体重合体1〜30重量部の割合であり、好ましくは4−
メチル−1−ペンテン系重合体95〜85重量部に対し
て、ブテン−1系固体重合体5〜15重量部の割合であ
る。
【0016】この4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物
は、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、無機充填剤、
帯電防止剤、防曇剤、耐熱安定剤等の各種配合剤を、必
要に応じて含んでいてもよい。
【0017】本発明の包装袋は、前記4−メチル−1−
ペンテン樹脂組成物を結晶化度が25〜35%、好まし
くは27〜33%になるように、フィルム状に成形した
後、ヒートシール法によって袋状に成形することによ
り、フィルムインパクト強度、ヒートシール性に優れる
とともに、包装袋に適する柔軟性をも有するものであ
る。
【0018】本発明の包装袋の製造において、4−メチ
ル−1−ペンテン樹脂組成物をフィルム状に成形する方
法は、特に制限されず、結晶化度が前記範囲となるよう
にフィルム状に成形できる方法であれば、いずれの方法
にしたがって行ってもよい。例えば、図1に示す水冷イ
ンフレーションフィルム成形法が挙げられる。この方法
は、4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物を、押出成形
機1に供給して溶融混練した後、溶融物を押出成形機1
の出口に装着されたインフレーションダイ2の環状スリ
ットから下向きに円筒状に押出す。次に、円筒状に押し
出された溶融物の内側に、インフレーションダイ2に設
けた空気吹き込み孔から加圧空気を吹き込んで膨張(ブ
ローアップ)させて形成されるチューブ状フィルム3
を、ガイドプレート4によって折り、引取装置5によっ
て引き取る。このとき、形成されるチューブ状フィルム
4は、エアーリング6によって冷却され、さらに冷却水
槽7を通過して、冷却水に直接接触して急冷される。こ
のとき、ブローアップ比は、通常、0.8〜3、好まし
くは1.1〜2.5である。冷却水の温度は、40℃以
下、好ましくは10〜40℃、特に好ましくは15〜3
5℃である。また、チューブ状フィルムの急冷は、冷却
水を霧状にしてチューブ状フィルムに接触させて行うこ
ともできる。
【0019】また、本発明において、フィルム状に成形
された4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物を袋状に成
形するヒートシール法は、特に限定されず、従来、4−
メチル−1−ペンテン樹脂製のフィルムでは、実用に耐
える強度が得られなかった、熱板シール法、インパルス
シール法あるいは溶断シール法のいずれの方法によって
も、十分なシール強度を有する袋を成形することができ
る。また、ヒートシールの温度は、280〜300℃の
範囲である。
【0020】さらに、本発明の包装袋は、その形状、寸
法等は、包装対象である球根類の形状、大きさ、保存形
態、輸送形態等に応じて適宜選択され、特に限定されな
い。例えば、百合を包装する場合には、0.03mm×
150mm×200mm、もしくは0.03mm×20
0mm×300mmである。
【0021】本発明の包装袋は、4−メチル−1−ペン
テン樹脂が本来有する、優れた気体透過性によって、包
装された球根類の呼吸を阻害せず、かつ、その水蒸気透
過性が、球根類の水分蒸散を制御できる範囲にあるた
め、百合、チューリップ等の球根類を密封包装して、従
来、袋内を保湿するため用いられていた、おが屑、苔類
等の保湿材を球根類と一緒に封入する必要性は少ない
が、包装する球根類の品種、保存期間、輸送時間、ユー
ザーからの要請等に応じて、保湿材を用いてもよい。保
湿材を用いた場合でも、従来のネット状素材や、ポリエ
チレンやポリプロピレンなど汎用合成樹脂製フィルムに
貫通孔を設けた素材のように、保湿材が、包装外部に飛
散する危険がないため、輸送中、保管中あるいは店頭展
示中に周辺を汚損しないという利点がある。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を示し、
本発明をより具体的に説明するが、本発明は、これらの
実施例に何ら限定されるものではない。なお、実施例お
よび比較例における結晶化度、酸素透過性、水蒸気透過
性、インパクト強度、曇価およびヒートシール強度の測
定は、下記の方法にしたがって行った。
【0023】結晶化度の測定 X線回折装置(理学電気(株)製、RU300)を用
い、透過法により回折角とX線強度の関係図を求め、結
晶部に由来する回折ピークと、非晶部に由来する回折ピ
ークとをそれぞれ分離し、回折ピークの面積比により結
晶化度を求めた。
【0024】酸素透過性の測定 酸素透過度は、OX−TRAN(MOCON社製)の測
定器を用いて、温度23℃、湿度0%の条件で測定し
た。
【0025】水蒸気透過性の測定 水蒸気透過性は、PERMATRAN−W600(MO
CON社製)の測定器を用いて、温度40℃、湿度90
%の条件で測定した。
【0026】インパクト強度 フィルムインパクト強度を、フィルムインパクトテスタ
ー(東洋精機社製)の測定器を用いて、温度23℃、ダ
ート直径0.5インチの条件で測定した。
【0027】曇価 ASTM D1003に準じて行った。 ヒートシール強度の測定 ヒートシール強度の測定は、製袋機でヒートシールした
後のサンプルを、Tピール法により、試験速度300m
m/min、剥離幅15mm、温度23℃の条件で行っ
た。
【0028】(実施例1)図1に示す構成の水冷インフ
レーションフィルム成形機において、4−メチル−1−
ペンテン系重合体(極限粘度[η]:3.0dl/g)
90重量部、ブテン−1系固体重合体(極限粘度
[η]:3.0dl/g)10重量部を含む4−メチル
−1−ペンテン樹脂組成物を、押出機((株)山口製作
所製、スクリュー径:400mm)に供給し、270℃
で溶融混練し、溶融物をダイス温度:300℃のインフ
レーションダイ(ダイス径:100mm、リップ間隙:
1.5mm)から円筒状に押出すとともに、空気吹込孔
から空気を吹き込み、ブローアップ比:1.27の円筒
状のフィルムを形成した。このとき、形成された円筒状
フィルムの外側にエアーリングによって空気を吹きつけ
るとともに、冷却水槽からオーバーフローさせた24℃
の水を接触させて急冷し、引取機で引取り、平均厚さが
35μm、かつ折径が200mmのチューブ状フィルム
を製造した。
【0029】得られたチューブ状フィルムの結晶化度、
酸素透過性、水蒸気透過性、引裂き強度および曇価を測
定した結果を表1に示す。次に、このチューブ状フィル
ムを、シールバーの温度を280℃に設定した、野崎工
業(株)製のサーボロール式KRS−845L型製袋機
で、毎分12袋の速度で、幅200mm、長さ300m
mのサイズの袋を製造した。得られた袋のヒートシール
強度を測定したところ、7N/15mmであり、十分実
用に耐えられるものであった。
【0030】球根保存テスト この袋に、重量85gの、百合(カサブランカ種)の球
根を2個入れ、上部をひねり、その部分をビニールテー
プで止めて封止した。この状態で、7月から1月まで、
6ヶ月間、常温で放置した後、開封し、包装していた球
根を観察したところ、水分欠乏による萎縮もなく、腐敗
や黴の発生も認められなかった。
【0031】(比較例1)溶融押出した、チューブ状フ
ィルムの表面に、冷却水槽からオーバーフローさせた水
を接触させなかった以外、実施例1と同様にして、平均
厚さ39μm、かつ折径が200mmのチューブ状フィ
ルムを得た。このチューブ状フィルムについて、結晶化
度、酸素透過性、水蒸気透過性、引裂き強度および曇価
を測定し、さらに、袋を製造してヒートシール強度を測
定した。結果を表1に示す。
【0032】
【0033】
【発明の効果】本発明の球根類用包装袋は、ヒートシー
ルによって実用に耐え得る安定したヒートシール強度を
発現し、4−メチル−1−ペンテン樹脂が本来有する、
優れた気体透過性によって、包装された球根類の呼吸を
阻害せず、かつ、その水蒸気透過性が、球根類の水分蒸
散を制御できる範囲にあるため、百合、チューリップ等
の球根類を密封包装して、球根類の鮮度を良好に保持す
ることができる。
【0034】そのため、本発明の球根類用包装袋は、百
合、チューリップ等の球根類を長期間密封包装しても、
呼吸阻害を起こさず、かつ、水分蒸散による萎縮や、発
芽率の減少などが発生しないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水冷インフレーションフィルム成形法を説明
する概念図。
【符号の説明】
1 押出成形機 2 インフレーションダイ 3 チューブ状フィルム 4 ガイドプレート 5 引取装置 6 エアーリング 7 冷却水槽
フロントページの続き (72)発明者 谷崎 達也 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井化学株式会社内 (72)発明者 荒木 信太郎 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井化学株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4−メチル−1−ペンテン系重合体99〜
    70重量部と、ブテン−1系固体重合体1〜30重量部
    とを含む4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物を、結晶
    化度が25〜35%の範囲となるようにフィルム状に成
    形した後、ヒートシール法によって袋状に成形してなる
    球根類用包装袋。
  2. 【請求項2】4−メチル−1−ペンテン樹脂組成物を、
    水冷インフレーションフィルム成形法によってフィルム
    状に成形する請求項1に記載の球根類用包装袋。
JP10102598A 1998-04-14 1998-04-14 球根類用包装袋 Withdrawn JPH11301691A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201392A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Mitsui Chemicals Inc 包装用フィルム、積層包装用フィルム、前記フィルムの製造方法、および前記フィルムを用いた包装方法
WO2022186208A1 (ja) 2021-03-02 2022-09-09 三井化学株式会社 多層フィルム、容器、細胞培養用パック及び多層フィルムの製造方法
WO2023095618A1 (ja) 2021-11-24 2023-06-01 三井化学株式会社 積層フィルム、容器、細胞培養容器、細胞培養方法及び細胞培養用容器の製造方法

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WO2023095618A1 (ja) 2021-11-24 2023-06-01 三井化学株式会社 積層フィルム、容器、細胞培養容器、細胞培養方法及び細胞培養用容器の製造方法

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