JPH1130188A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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Publication number
JPH1130188A
JPH1130188A JP19915997A JP19915997A JPH1130188A JP H1130188 A JPH1130188 A JP H1130188A JP 19915997 A JP19915997 A JP 19915997A JP 19915997 A JP19915997 A JP 19915997A JP H1130188 A JPH1130188 A JP H1130188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner end
boss
scroll
housing
slide groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP19915997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Miura
茂樹 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング1内に固定スクロール10及び旋回
スクロール14を相互に偏心し、かつ、位相をずらせて噛
み合わせて配設する。ハウジング1を貫通する回転軸7
の内端大径部7aをハウジング1に回転自在に軸支する主
軸受9の外側にハウジング1と回転軸7との隙間を密接
するリップシール35を配置する。そして、旋回スクロー
ル14の端板15の外面中央に突設されたボス20の内部にド
ライブブッシュ21を旋回軸受23を介して回動自在に嵌装
し、このドライブブッシュ21に穿設されたスライド溝24
内に内端大径部7aの内端面に偏心して突設された偏心駆
動ピン25をスライド可能に嵌合する。そして、ハウジン
グ1内に吸入されたガスに含まれるミスト状の油によっ
て主軸受9、リップシール35、ドライブブッシュ21及び
旋回軸受23を潤滑するスクロール型圧縮機において、リ
ップシール35の潤滑不良を防止する。 【解決手段】 回転軸7の内端大径部7aにこれを貫通し
て外方から内方に向かって次第に拡開するように傾斜す
る給油穴38を穿設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機等に搭載
されるスクロール型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の1例が図3
に示されている。1はハウジングで、カップ状本体2と
これに図示しないボルトによって締結されたフロントハ
ウジング6とからなる。回転軸7はフロントハウジング
6を貫通し、その内端大径部7aは主軸受9を介して軸支
され、外端はベアリング8を介して軸支されている。そ
して、この回転軸7とフロントハウジング6との隙間は
主軸受9の外側においてリップシール35によって密封さ
れている。
【0003】ハウジング1の内部には固定スクロール10
及び旋回スクロール14が配設されている。この固定スク
ロール10は端板11とその内面に立設されたうず巻状ラッ
プ12とを備え、この端板11はボルト13によってカップ状
本体2に締結されている。端板11の外周面をカップ状本
体2の内周面に密接させることによってハウジング1内
が仕切られ、端板11の外側には吐出キャビティ31が限界
され、端板11の内側には吸入室28が限界されている。
【0004】また、端板11の中央には吐出ポート29が穿
設され、この吐出ポート29は吐出弁30によって開閉され
る。吐出弁30の揚程は弁押さえ32によって規制され、吐
出弁30及び弁押さえ32の一端はボルト33によって端板11
に締結されている。
【0005】旋回スクロール14は端板15とその内面に立
設されたうず巻状ラップ16とを備え、このうず巻状ラッ
プ16は固定スクロール10のうず巻状ラップ12と実質的に
同一の形状を有している。旋回スクロール14と固定スク
ロール10とは相互に所定距離だけ偏心し、かつ、180 °
だけ位相をずらせて図示のように噛み合わされる。
【0006】かくして、うず巻状ラップ12の先端面に埋
設されたチップシール17は端板15の内面に密接し、うず
巻状ラップ16の先端面に埋設されたチップシール18は端
板11の内面に密接し、うず巻状ラップ12と16の側面は複
数個所で線接触してうず巻の中心に対してほぼ点対称を
なす複数の圧縮室19a 、19b が形成される。
【0007】端板15の外面中央部に突設された円筒状の
ボス20の内部にはドライブブッシュ21が旋回軸受23を介
して回動自在に嵌装され、このドライブブッシュ21に穿
設されたスライド溝24内には回転軸7の内端大径部7aの
内端面に偏心して突設された偏心駆動ピン25がスライド
可能に嵌合されている。
【0008】端板15の外面の外周縁とフロントハウジン
グ6の内端面との間にはスラスト軸受36及びオルダムリ
ンク26が介装され、旋回スクロール14の公転旋回運動に
よる動的アンバランスを平衡させるためにドライブブッ
シュ21にはバランスウェイト27が固定され、回転軸7に
はバランスウェイト37が固定されている。
【0009】しかして、回転軸7を回転させると、偏心
駆動ピン25、スライド溝24、ドライブブッシュ21、旋回
軸受23、ボス20等からなる旋回駆動機構を介して旋回ス
クロール14が駆動され、旋回スクロール14はオルダムリ
ンク26によってその自転を阻止されながら公転旋回半径
を半径とする円軌道上を公転旋回運動する。
【0010】すると、うず巻状ラップ12と16の側面の線
接触部が次第にうず巻の中心方向に移動し、この結果、
圧縮室19a 、19b はその容積を減少しながら、うず巻の
中心方向へ移動する。これに伴って、吸入通路37を通っ
て吸入室28へ流入したガスがうず巻状ラップ12と16との
外終端開口部から圧縮室19a 、19b 内へ取り込まれて圧
縮されながら中央の室22に至り、ここから吐出ポート29
を通り吐出弁30を押し開いて吐出キャビティ31へ吐出さ
れ、そこから図示しない吐出口を経て流出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記スクロール型圧縮
機においては、吸入通路37から吸入室28内に吸い込まれ
たガスに含まれるミスト状の油によってベアリング8、
主軸受9、リップシール35、ドライブブッシュ21及び旋
回軸受23を潤滑しているが、主軸受9の隙間を通ってそ
の前方の室34内に入るガスの量が少ないためリップシー
ル35を充分に潤滑することができないという問題があっ
た。
【0012】また、ボス20の内部は袋小路となっている
ので、旋回軸受23及び偏心駆動ピン25とスライド溝24と
の摺動部を充分に潤滑することができないという問題が
あった。
【0013】更に、スクロール型圧縮機を長時間停止す
ると、吸入通路37を経てハウジング1内に流入する液冷
媒によってキー溝41内の潤滑油が洗い流されるため、ス
クロール型圧縮機の再起動時、このキー溝41とオルダム
リンク26の旋回側キー26a との潤滑不良により異常摩
耗、かじり、焼き付き等が発生するおそれがあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、ハウジング内に固定スクロール及び旋
回スクロールを相互に偏心し、かつ、位相をずらせて噛
み合わせて配設し、上記ハウジングを貫通する回転軸の
内端大径部を上記ハウジングに回転自在に軸支する主軸
受の外側に上記ハウジングと回転軸との隙間を密封する
リップシールを配置し、上記旋回スクロールの端板の外
面中央部に突設されたボスの内部にドライブブッシュを
旋回軸受を介して回動自在に嵌装し、このドライブブッ
シュに穿設されたスライド溝内に上記内端大径部の内端
面に偏心して突設された偏心駆動ピンをスライド可能に
嵌合し、上記ハウジング内に吸入されたガスに含まれる
ミスト状の油によって上記主軸受、リップシール、ドラ
イブブッシュ及び旋回軸受を潤滑するスクロール型圧縮
機において、上記回転軸の内端大径部にこれを貫通して
外方から内方に向かって次第に拡開するように傾斜する
給油穴を穿設したことを特徴とするスクロール型圧縮機
にある。
【0015】他の特徴とするところは、上記給油穴の内
端開口を上記スライド溝に連通させたことにある。
【0016】第2の発明の要旨とするところは、固定ス
クロール及び旋回スクロールを相互に偏心し、かつ、位
相をずらせて噛み合わせて横置きのハウジング内に配設
し、上記旋回スクロールの端板の外面中央部にボスを突
設するとともにこのボスの外周側にオルダムリンクの旋
回側キーがスライド可能に嵌合するキー溝を実質的に鉛
直方向に穿設し、上記ボスの内部に旋回軸受を介してド
ライブブッシュを回動自在に嵌装し、このドライブブッ
シュに穿設されたスライド溝内に水平に伸びる回転軸の
内端に偏心して突設された偏心駆動ピンをスライド可能
に嵌合し、上記オルダムリンクの上方からガスが上記ハ
ウジング内に吸入されるスクロール型圧縮機において、
上記ボスの基部にこれを貫通して上記キー溝に開口する
給油穴を穿設したことを特徴とするスクロール型圧縮機
にある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1に
示されている。回転軸7の内端大径部7aにはこれを貫通
して外方から内方に向かって、即ち、回転軸7に沿って
その内端に向かうに従って次第に拡開するように傾斜す
る給油穴38が穿設され、この給油穴38の内端開口はスラ
イド溝24に連通している。他の構成は図3に示す従来の
ものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付して
その説明を省略する。
【0018】しかして、スクロール型圧縮機の運転時、
回転軸7の回転によって室34内のガスが給油穴38内に吸
い込まれ、給油穴38を流過する過程で付勢されてスライ
ド溝24内に強制的に送り込まれる。そして、スライド溝
24内を通ってボス20内奥部に限界された室40を経て旋回
軸受23の隙間を通って流出する。
【0019】かくして、主軸受9の隙間を通って室34内
に流入するガスの量が増大するので、このガスに伴われ
て室34に入る潤滑油の量が増大し、従って、リップシー
ル35を充分に潤滑することができる。
【0020】また、給油穴38を流過することによって付
勢されたガスがスライド溝24、室40及び旋回軸受23を流
過するので、このガスに含まれる油によってスライド溝
24と偏心駆動ピン25との摺動部及び旋回軸受23を効果的
に潤滑できる。
【0021】本発明の第2の実施形態が図2に示されて
いる。この第2の実施形態においては、ボス20の基部に
これを貫通してキー溝41に開口する給油穴39が穿設され
ている。他の構成は図1に示す第1の実施形態と同様で
あり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省
略する。
【0022】しかして、スクロール型圧縮機の長時間停
止後の再起動時、回転軸7の回転によって室34内のガス
が給油穴38内に吸い込まれ、給油穴38を流過する過程で
付勢されてスライド溝24内に強制的に送り込まれる。そ
して、スライド溝24内を通ってボス20内奥部に限界され
た室40内に入り、この室40の公転旋回運動によって室40
内のガスが付勢された後、その一部は旋回軸受23の隙間
を通って流出するが、残部は給油穴39を経てキー溝41に
流出する。
【0023】かくして、ミストを含むガスが給油穴39を
通ってキー溝41に入るので、キー溝41とこれに嵌合する
オルダムリンク26の旋回側キー26a との摺動部を強制的
に潤滑できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
回転軸の内端大径部にこれを貫通して外方から内方に向
かって次第に拡開するように傾斜する給油穴を穿設した
ため、回転軸の回転時この給油穴によってガスを付勢す
ることができるので、主軸受の隙間を通ってその外側の
室に入るガスの量を増大することができ、この結果、主
軸受の外側に配置されたリップシールを効果的に潤滑す
ることができる。
【0025】給油穴の内端開口をスライド溝に連通させ
れば、給油穴を流過することによって付勢されたガスが
スライド溝及び旋回軸受を通るので、このガスに含まれ
る油によってスライド溝とこれに嵌合された偏心駆動ピ
ンとの摺動面及び旋回軸受を効果的に潤滑することがで
きる。
【0026】請求項3記載の第2の発明においては、ボ
スの基部にこれを貫通してキー溝に開口する給油穴を穿
設したため、旋回スクロールの公転旋回時、ボス内奥部
に形成された室内のガスが付勢されて給油穴を通ってキ
ー溝に流出するので、このキー溝とこれに嵌合するオル
ダムリンクの旋回側キーとの摺動面をガスに含まれる油
によって潤滑することができ、従って、長時間停止後の
再起動時、これら摺動面の潤滑不良及びこれに基づく異
常摩耗、かじり、焼き付きを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図3】従来のスクロール型圧縮機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 10 固定スクロール 14 旋回スクロール 15 端板 20 ボス 7 回転軸 7a 内端大径部 25 偏心駆動ピン 9 主軸受 35 リップシール 21 ドライブブッシュ 23 旋回軸受 24 スライド溝 38 給油穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に固定スクロール及び旋回
    スクロールを相互に偏心し、かつ、位相をずらせて噛み
    合わせて配設し、上記ハウジングを貫通する回転軸の内
    端大径部を上記ハウジングに回転自在に軸支する主軸受
    の外側に上記ハウジングと回転軸との隙間を密封するリ
    ップシールを配置し、上記旋回スクロールの端板の外面
    中央部に突設されたボスの内部にドライブブッシュを旋
    回軸受を介して回動自在に嵌装し、このドライブブッシ
    ュに穿設されたスライド溝内に上記内端大径部の内端面
    に偏心して突設された偏心駆動ピンをスライド可能に嵌
    合し、上記ハウジング内に吸入されたガスに含まれるミ
    スト状の油によって上記主軸受、リップシール、ドライ
    ブブッシュ及び旋回軸受を潤滑するスクロール型圧縮機
    において、 上記回転軸の内端大径部にこれを貫通して外方から内方
    に向かって次第に拡開するように傾斜する給油穴を穿設
    したことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 上記給油穴の内端開口を上記スライド溝
    に連通させたことを特徴とする請求項1記載のスクロー
    ル型圧縮機。
  3. 【請求項3】 固定スクロール及び旋回スクロールを相
    互に偏心し、かつ、位相をずらせて噛み合わせて横置き
    のハウジング内に配設し、上記旋回スクロールの端板の
    外面中央部にボスを突設するとともにこのボスの外周側
    にオルダムリンクの旋回側キーがスライド可能に嵌合す
    るキー溝を実質的に鉛直方向に穿設し、上記ボスの内部
    に旋回軸受を介してドライブブッシュを回動自在に嵌装
    し、このドライブブッシュに穿設されたスライド溝内に
    水平に伸びる回転軸の内端に偏心して突設された偏心駆
    動ピンをスライド可能に嵌合し、上記オルダムリンクの
    上方からガスが上記ハウジング内に吸入されるスクロー
    ル型圧縮機において、 上記ボスの基部にこれを貫通して上記キー溝に開口する
    給油穴を穿設したことを特徴とするスクロール型圧縮
    機。
JP19915997A 1997-07-10 1997-07-10 スクロール型圧縮機 Pending JPH1130188A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117600A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三洋電機株式会社 スクロール圧縮機
JP2018040293A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 開放型圧縮機

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