JPH11302191A - ハタケシメジ抽出物を活性成分とする免疫賦活剤及び抗腫瘍剤 - Google Patents
ハタケシメジ抽出物を活性成分とする免疫賦活剤及び抗腫瘍剤Info
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- JPH11302191A JPH11302191A JP10109812A JP10981298A JPH11302191A JP H11302191 A JPH11302191 A JP H11302191A JP 10109812 A JP10109812 A JP 10109812A JP 10981298 A JP10981298 A JP 10981298A JP H11302191 A JPH11302191 A JP H11302191A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 新規な免疫賦活性及び抗腫瘍剤の提供。
【解決手段】 高分子多糖類を含んで成るハタケシメジ
抽出物又はその精製物を活性成分とする免疫賦活剤及び
抗腫瘍剤。
抽出物又はその精製物を活性成分とする免疫賦活剤及び
抗腫瘍剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハタケシメジ抽出物
又はその精製物を主成分とした免疫賦活剤・抗腫瘍剤、
及びその製造方法に関するものである。
又はその精製物を主成分とした免疫賦活剤・抗腫瘍剤、
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】担子菌由来の種々の多糖体や蛋白多糖体
が抗腫瘍効果を示すことが知られている(伊藤均、新圭
志郎:抗腫瘍性多糖、感染症75号18−22頁、19
84年)。これらの中には、免疫系を主とする生体防御
機構の機能を調節する作用を有することが示されている
物質があり、この調節作用(免疫調節作用)を介して抗
腫瘍効果を発現すると考えられている。
が抗腫瘍効果を示すことが知られている(伊藤均、新圭
志郎:抗腫瘍性多糖、感染症75号18−22頁、19
84年)。これらの中には、免疫系を主とする生体防御
機構の機能を調節する作用を有することが示されている
物質があり、この調節作用(免疫調節作用)を介して抗
腫瘍効果を発現すると考えられている。
【0003】現在では、これらの物質は生物学的応答修
飾物質(Biological Response Modifier:BRM )の一つ
と位置づけられている。既存の免疫療法剤としては、カ
ワラタケ抽出物の「クレスチン」、シイタケ抽出物の
「レンチナン」、スエヒロタケ抽出物の「シゾフィラ
ン」が認可、実用化されている。しかし、それぞれ単独
では、万人の免疫賦活活性を上昇させ、十分な抗腫瘍効
果を期待することが出来ないため、多剤免疫療法(いく
つかのBRM を併用する)が採用されるようになってきて
いる。
飾物質(Biological Response Modifier:BRM )の一つ
と位置づけられている。既存の免疫療法剤としては、カ
ワラタケ抽出物の「クレスチン」、シイタケ抽出物の
「レンチナン」、スエヒロタケ抽出物の「シゾフィラ
ン」が認可、実用化されている。しかし、それぞれ単独
では、万人の免疫賦活活性を上昇させ、十分な抗腫瘍効
果を期待することが出来ないため、多剤免疫療法(いく
つかのBRM を併用する)が採用されるようになってきて
いる。
【0004】ハタケシメジの抽出物については、王子製
紙(株)森林資源研究所が制癌効果を発表(第17回全国
育樹祭育林技術交流集会要旨集:p11−13(199
3)、三井グラフ97:p8−9(1994))している。
そして、金沢大学の池川らのグループが「やまびこ宝し
めじ」(ハタケシメジの人工栽培品)にマウスの腹腔内
のSarcoma180移植ガンに対し抗腫瘍活性を持っているこ
とを報告した(日本癌学会要旨集、1997)。同時に池川
らのグループは、アミラーゼ処理したハタケシメジをマ
ウスに経口で投与することによっても抗腫瘍効果があっ
たことを報告している。
紙(株)森林資源研究所が制癌効果を発表(第17回全国
育樹祭育林技術交流集会要旨集:p11−13(199
3)、三井グラフ97:p8−9(1994))している。
そして、金沢大学の池川らのグループが「やまびこ宝し
めじ」(ハタケシメジの人工栽培品)にマウスの腹腔内
のSarcoma180移植ガンに対し抗腫瘍活性を持っているこ
とを報告した(日本癌学会要旨集、1997)。同時に池川
らのグループは、アミラーゼ処理したハタケシメジをマ
ウスに経口で投与することによっても抗腫瘍効果があっ
たことを報告している。
【0005】一方、ハタケシメジの抽出物の精製物につ
いては、その製造方法も制癌効果についてもまだ報告さ
れていない。また、人工栽培品の担子菌の場合、培地成
分や培養方法によって担子菌中の成分が大きく変わるこ
とが知られており、天然物品や栽培方法の違った人工栽
培品と同様の生理活性効果が期待できるとは限らない。
そして、ハタケシメジの「亀山1号」を種菌とする人工
栽培品の抽出物ならびにその精製物が非常に高い抗腫瘍
活性を持つことについては知られていなかった。
いては、その製造方法も制癌効果についてもまだ報告さ
れていない。また、人工栽培品の担子菌の場合、培地成
分や培養方法によって担子菌中の成分が大きく変わるこ
とが知られており、天然物品や栽培方法の違った人工栽
培品と同様の生理活性効果が期待できるとは限らない。
そして、ハタケシメジの「亀山1号」を種菌とする人工
栽培品の抽出物ならびにその精製物が非常に高い抗腫瘍
活性を持つことについては知られていなかった。
【0006】ハタケシメジの高収穫かつ効率的な人工栽
培方法は、王子製紙(株)森林資源研究所により、既に
確立されており(特公平5−15404号公報、特許1
969534号)、本法を用いてハタケシメジの「亀山
1号」を種菌とする人工栽培品を安価に供給できるよう
になっている。
培方法は、王子製紙(株)森林資源研究所により、既に
確立されており(特公平5−15404号公報、特許1
969534号)、本法を用いてハタケシメジの「亀山
1号」を種菌とする人工栽培品を安価に供給できるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】様々な患者に対応でき
る多剤免疫療法の成功のためには、新規で強力なBRM
が求められており、実際の使用にあたっては従来の抗癌
剤のような急性毒性や変異原性などの副作用が無く、安
価な物質が求められていた。担子菌由来のBRMでは、
コストの面から栽培期間が短く、大量に人工栽培できる
品種で高い免疫賦活活性・抗腫瘍活性を持ったものが求
められていた。
る多剤免疫療法の成功のためには、新規で強力なBRM
が求められており、実際の使用にあたっては従来の抗癌
剤のような急性毒性や変異原性などの副作用が無く、安
価な物質が求められていた。担子菌由来のBRMでは、
コストの面から栽培期間が短く、大量に人工栽培できる
品種で高い免疫賦活活性・抗腫瘍活性を持ったものが求
められていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者らが鋭意探索した
結果、食用として長年親しまれてきたハタケシメジ、特
に、大量かつ効率的に人工栽培可能なハタケシメジの
「亀山1号」を種菌とする人工栽培品の抽出物に強力な
免疫賦活活性・抗腫瘍活性があることを見出した。ま
た、ハタケシメジ抽出物の精製物にも免疫賦活活性・抗
腫瘍活性があることを見出し発明を完成した。従って本
発明は、高分子多糖類を含んで成るハタケシメジ抽出物
又はその精製物を活性成分とする免疫賦活剤を提供す
る。本発明は、好ましい態様において、前記ハタケシメ
ジが「亀山1号」を種菌とする人工栽培品である免疫賦
活剤を提供する。
結果、食用として長年親しまれてきたハタケシメジ、特
に、大量かつ効率的に人工栽培可能なハタケシメジの
「亀山1号」を種菌とする人工栽培品の抽出物に強力な
免疫賦活活性・抗腫瘍活性があることを見出した。ま
た、ハタケシメジ抽出物の精製物にも免疫賦活活性・抗
腫瘍活性があることを見出し発明を完成した。従って本
発明は、高分子多糖類を含んで成るハタケシメジ抽出物
又はその精製物を活性成分とする免疫賦活剤を提供す
る。本発明は、好ましい態様において、前記ハタケシメ
ジが「亀山1号」を種菌とする人工栽培品である免疫賦
活剤を提供する。
【0009】本発明は他の態様において、前記活性成分
が、次の性質: (イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量30〜90%、蛋白質含量5〜
15% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物である免疫賦活剤を提供する。本発明
は、別の態様において、前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:白色〜黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含有60〜100%、蛋白質含有0
〜10% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物の精製物である免疫賦活剤を提供する。
が、次の性質: (イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量30〜90%、蛋白質含量5〜
15% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物である免疫賦活剤を提供する。本発明
は、別の態様において、前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:白色〜黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含有60〜100%、蛋白質含有0
〜10% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物の精製物である免疫賦活剤を提供する。
【0010】本発明はまた、高分子多糖類を含んで成る
ハタケシメジ抽出物又はその精製物を活性成分とする抗
腫瘍剤を提供する。本発明は、好ましい態様において、
前記ハタケシメジが「亀山1号」を種菌とする人工栽培
品である抗腫瘍剤を提供する。本発明は、他の態様にお
いて、前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量30〜90%、蛋白質含量5〜
15% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物である抗腫瘍剤を提供する。
ハタケシメジ抽出物又はその精製物を活性成分とする抗
腫瘍剤を提供する。本発明は、好ましい態様において、
前記ハタケシメジが「亀山1号」を種菌とする人工栽培
品である抗腫瘍剤を提供する。本発明は、他の態様にお
いて、前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量30〜90%、蛋白質含量5〜
15% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物である抗腫瘍剤を提供する。
【0011】本発明は、別の態様において、前記活性成
分が、次の性質: (イ)色と形態:白色〜黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量60〜100%、蛋白質含量0
〜10% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物の精製物である抗腫瘍剤を提供する。本
発明はさらに、ハタケシメジの子実体を熱水抽出して抽
出物を得、所望によりさらに該抽出物を精製することを
特徴とする、免疫賦活剤の製造方法に関する。本発明は
さらに、ハタケシメジの子実体を熱水抽出して抽出物を
得、所望によりさらに該抽出物を精製することを特徴と
する、抗腫瘍剤の製造方法に関する。
分が、次の性質: (イ)色と形態:白色〜黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量60〜100%、蛋白質含量0
〜10% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物の精製物である抗腫瘍剤を提供する。本
発明はさらに、ハタケシメジの子実体を熱水抽出して抽
出物を得、所望によりさらに該抽出物を精製することを
特徴とする、免疫賦活剤の製造方法に関する。本発明は
さらに、ハタケシメジの子実体を熱水抽出して抽出物を
得、所望によりさらに該抽出物を精製することを特徴と
する、抗腫瘍剤の製造方法に関する。
【0012】以下に、本発明を詳細に説明する。ハタケ
シメジ(Lyophyllum decastes(Fr.) Sing.)はキシメジ
科シメジ属のキノコで、マツタケより味が良いといわれ
るホンシメジに最も近縁のキノコであり、ホンシメジと
同様に歯ごたえが良く美味である。天然品は、庭先や畑
などの比較的身近な場所に株状に発生する(今関六也、
本郷次雄:原色日本菌類図鑑(1)、保育社、1987
年)。
シメジ(Lyophyllum decastes(Fr.) Sing.)はキシメジ
科シメジ属のキノコで、マツタケより味が良いといわれ
るホンシメジに最も近縁のキノコであり、ホンシメジと
同様に歯ごたえが良く美味である。天然品は、庭先や畑
などの比較的身近な場所に株状に発生する(今関六也、
本郷次雄:原色日本菌類図鑑(1)、保育社、1987
年)。
【0013】本発明に使用されるハタケシメジは、人工
栽培可能なハタケシメジの「亀山1号」(種苗法品種登
録出願番号6811号、農林水産植物の種類:はたけし
めじ、出願品種の名称:亀山1号)を種菌として使用す
ることが最適である。さらに、栽培用培地成分としてB
RM様効果が報告されているキチン質(カニ殻)、ビー
ル酵母粕等を用いたものが良い。ハタケシメジは王子製
紙(株)森林資源研究所が確立した栽培方法(特公平5
−15404号公報、特許1969534号)で「亀山
1号」を種菌として使用することがのぞましい。また
は、同方法で栽培し、市販している登録商標「しゃきん
こ」のハタケシメジを原料として利用することも出来
る。
栽培可能なハタケシメジの「亀山1号」(種苗法品種登
録出願番号6811号、農林水産植物の種類:はたけし
めじ、出願品種の名称:亀山1号)を種菌として使用す
ることが最適である。さらに、栽培用培地成分としてB
RM様効果が報告されているキチン質(カニ殻)、ビー
ル酵母粕等を用いたものが良い。ハタケシメジは王子製
紙(株)森林資源研究所が確立した栽培方法(特公平5
−15404号公報、特許1969534号)で「亀山
1号」を種菌として使用することがのぞましい。また
は、同方法で栽培し、市販している登録商標「しゃきん
こ」のハタケシメジを原料として利用することも出来
る。
【0014】本発明の抽出物は、ハタケシメジ子実体を
熱水抽出することにより得られる。子実体は生のまま熱
水抽出しても、乾燥させて保存可能とした物を熱水抽出
しても良い。また、子実体は株状のまま熱水抽出して
も、予め粉砕して細かくしたものを熱水抽出しても良
い。加熱方法は減圧下、常圧下、加圧下のいずれでも良
いが、抽出効率は加圧下で高温処理する方が良い。加熱
温度は、70〜260度の範囲で実施可能である。抽出
時間は常圧の場合2〜4時間で良く、高温加圧下で実施
すれば15分〜2時間の処理時間で良い。熱水抽出処理
後、ハタケシメジ抽出物は、固形分が0.5%〜10%
の抽出エキスとして得られる。
熱水抽出することにより得られる。子実体は生のまま熱
水抽出しても、乾燥させて保存可能とした物を熱水抽出
しても良い。また、子実体は株状のまま熱水抽出して
も、予め粉砕して細かくしたものを熱水抽出しても良
い。加熱方法は減圧下、常圧下、加圧下のいずれでも良
いが、抽出効率は加圧下で高温処理する方が良い。加熱
温度は、70〜260度の範囲で実施可能である。抽出
時間は常圧の場合2〜4時間で良く、高温加圧下で実施
すれば15分〜2時間の処理時間で良い。熱水抽出処理
後、ハタケシメジ抽出物は、固形分が0.5%〜10%
の抽出エキスとして得られる。
【0015】本発明のハタケシメジ抽出物は上記抽出エ
キスを濃縮・乾燥することにより得ることが出来る。抽
出エキスの濃縮は加熱濃縮法、減圧加熱濃縮法、エタノ
ール沈殿による濃縮方法のいずれの方法でも良い。濃縮
された抽出物エキスの乾燥は、風乾法、加熱乾燥法、ス
プレードライ法、凍結乾燥法のいずれでも良い。
キスを濃縮・乾燥することにより得ることが出来る。抽
出エキスの濃縮は加熱濃縮法、減圧加熱濃縮法、エタノ
ール沈殿による濃縮方法のいずれの方法でも良い。濃縮
された抽出物エキスの乾燥は、風乾法、加熱乾燥法、ス
プレードライ法、凍結乾燥法のいずれでも良い。
【0016】本発明のハタケシメジ抽出物の精製物は、
通常の高分子多糖類の精製方法に準じて行なえば良い。
ハタケシメジ抽出物を純水に溶解し、イオン交換カラム
(Q-Sepharose 等)に吸着させる。次にイオン交換カラ
ムに吸着したハタケシメジ抽出物を塩化カリウムの濃度
を変えたグラジエント溶出することにより精製すること
が出来る。分画されたハタケシメジ抽出物の精製物は、
分子量の違いを利用したゲル濾過法により分画すること
によりさらに精製することができる。精製したハタケシ
メジ抽出物は、透析やエタノール沈殿などで精製法に使
用した塩類や緩衝液を除き、上記の方法で濃縮・乾燥す
る。
通常の高分子多糖類の精製方法に準じて行なえば良い。
ハタケシメジ抽出物を純水に溶解し、イオン交換カラム
(Q-Sepharose 等)に吸着させる。次にイオン交換カラ
ムに吸着したハタケシメジ抽出物を塩化カリウムの濃度
を変えたグラジエント溶出することにより精製すること
が出来る。分画されたハタケシメジ抽出物の精製物は、
分子量の違いを利用したゲル濾過法により分画すること
によりさらに精製することができる。精製したハタケシ
メジ抽出物は、透析やエタノール沈殿などで精製法に使
用した塩類や緩衝液を除き、上記の方法で濃縮・乾燥す
る。
【0017】本発明のハタケシメジ抽出物およびその精
製物は、疾患の症状に応じて薬効を得るのに都合のよい
形状で使用でき、単独または製薬上許容し得る希釈剤お
よび他の薬剤との混合物として使用できる。また、ハタ
ケシメジ抽出物およびその精製物は投薬単位形で提供す
ることが出来る。有効薬量の有効成分が含有され、その
形態としては経口用として散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠
剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳
剤などである。非経口用として注射液のアンプル、ビン
形態などにすることが出来る。また、座薬とすることも
出来る。
製物は、疾患の症状に応じて薬効を得るのに都合のよい
形状で使用でき、単独または製薬上許容し得る希釈剤お
よび他の薬剤との混合物として使用できる。また、ハタ
ケシメジ抽出物およびその精製物は投薬単位形で提供す
ることが出来る。有効薬量の有効成分が含有され、その
形態としては経口用として散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠
剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳
剤などである。非経口用として注射液のアンプル、ビン
形態などにすることが出来る。また、座薬とすることも
出来る。
【0018】希釈剤としては固体、液体、半固体でもよ
く、たとえば次のものがあげられる。すなわち、賦形
剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、表面活性剤、滑
沢剤、分散剤、緩衝剤、香料、保存料、溶解補助剤、溶
剤等である。具体的には、乳糖、ショ糖、ソルビット、
マンニット、澱粉、沈降性炭酸カルシウム、重質酸化マ
グネシウム、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸マグネシウム、セルロースまたはその誘導体、ア
ミロペクチン、ポリビニルアルコール、ゼラチン、界面
活性剤、水、生理食塩水、エタノール、グリセリン、プ
ロピレングリコール、カカオ脂、ラウリン脂、ワセリ
ン、パラフィン、高級アルコール等である。
く、たとえば次のものがあげられる。すなわち、賦形
剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、表面活性剤、滑
沢剤、分散剤、緩衝剤、香料、保存料、溶解補助剤、溶
剤等である。具体的には、乳糖、ショ糖、ソルビット、
マンニット、澱粉、沈降性炭酸カルシウム、重質酸化マ
グネシウム、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸マグネシウム、セルロースまたはその誘導体、ア
ミロペクチン、ポリビニルアルコール、ゼラチン、界面
活性剤、水、生理食塩水、エタノール、グリセリン、プ
ロピレングリコール、カカオ脂、ラウリン脂、ワセリ
ン、パラフィン、高級アルコール等である。
【0019】本発明の免疫賦活剤、抗腫瘍剤の組成物中
に用いられるハタケシメジの抽出物ならびにその精製物
の割合は、一般に1〜100wt%であり、5〜80w
t%含むことが望ましい。ハタケシメジの抽出物ならび
にその精製物は、人間ならびに動物に経口的または非経
口的に投与されるが、経口投与が好ましい。経口投与
は、舌下投与を包含し、非経口投与(例えば皮下、筋
肉、静脈注射、点滴)、直腸投与によって行われる。ハ
タケシメジの抽出物ならびにその精製物の投与量は、動
物か人間により、また、年齢、個人差、病状などに影響
されるので、下記の範囲外の量を投与する場合もある
が、一般に人間を対象にする場合には、体重1kg、1
日あたり1mg〜10g、好ましくは、10mg〜10
0mgを1回〜4回に分けて投与する。
に用いられるハタケシメジの抽出物ならびにその精製物
の割合は、一般に1〜100wt%であり、5〜80w
t%含むことが望ましい。ハタケシメジの抽出物ならび
にその精製物は、人間ならびに動物に経口的または非経
口的に投与されるが、経口投与が好ましい。経口投与
は、舌下投与を包含し、非経口投与(例えば皮下、筋
肉、静脈注射、点滴)、直腸投与によって行われる。ハ
タケシメジの抽出物ならびにその精製物の投与量は、動
物か人間により、また、年齢、個人差、病状などに影響
されるので、下記の範囲外の量を投与する場合もある
が、一般に人間を対象にする場合には、体重1kg、1
日あたり1mg〜10g、好ましくは、10mg〜10
0mgを1回〜4回に分けて投与する。
【0020】本発明のハタケシメジの抽出物ならびにそ
の精製物は、急性毒性、変異原性が無く免疫賦活活性、
抗腫瘍活性を有するのでそれらの医薬品として有用であ
る。本発明のハタケシメジの抽出物ならびにその精製物
は、そのまま使用しても良く、また、賦形剤あるいはそ
の他の医薬品と混合しても良い。混合する場合は、30
〜80wt%の割合で混合することが好ましい。
の精製物は、急性毒性、変異原性が無く免疫賦活活性、
抗腫瘍活性を有するのでそれらの医薬品として有用であ
る。本発明のハタケシメジの抽出物ならびにその精製物
は、そのまま使用しても良く、また、賦形剤あるいはそ
の他の医薬品と混合しても良い。混合する場合は、30
〜80wt%の割合で混合することが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0022】実施例1.ハタケシメジの人工栽培 バーク堆肥(中日本農産(株)社製):米ぬか:カニ殻
を絶乾重量比100 :20:4 の割合で混合した後、含水率
を62%にした培養基を850 ml容のポリプロピレン製
栽培ビンに620g充填した。ビン内の培養基全体に空
気を補給し、菌糸の生育を良好にするために、ビン開口
部から底部まで直径2cmの大きさの穴をあけ、高圧殺
菌釜(120℃、1時間)で殺菌した。培養基の温度を
25℃以下に冷却した後、クリーンルーム内でハタケシ
メジ「亀山1号」を植菌した。
を絶乾重量比100 :20:4 の割合で混合した後、含水率
を62%にした培養基を850 ml容のポリプロピレン製
栽培ビンに620g充填した。ビン内の培養基全体に空
気を補給し、菌糸の生育を良好にするために、ビン開口
部から底部まで直径2cmの大きさの穴をあけ、高圧殺
菌釜(120℃、1時間)で殺菌した。培養基の温度を
25℃以下に冷却した後、クリーンルーム内でハタケシ
メジ「亀山1号」を植菌した。
【0023】室温23℃、湿度70%(RH)に調整した
室内で50日培養し、培養基に菌糸を充分に蔓延させ
た。菌掻きを行い、水分を補給した後、前記のバーク堆
肥で開口部を1〜2cmの厚さになるように被覆した。
さらに被覆した培養ビンを室温23℃、湿度95%(R
H)の室内で7日培養した。次に菌糸が侵入していない
表層部の被覆部を除去し、室温17℃、湿度95%(R
H)、照度150ルックスの条件に調整した室内で栽培
を継続し、種菌接種後85日の培養で1ビン当り120
gの子実体を収穫した。
室内で50日培養し、培養基に菌糸を充分に蔓延させ
た。菌掻きを行い、水分を補給した後、前記のバーク堆
肥で開口部を1〜2cmの厚さになるように被覆した。
さらに被覆した培養ビンを室温23℃、湿度95%(R
H)の室内で7日培養した。次に菌糸が侵入していない
表層部の被覆部を除去し、室温17℃、湿度95%(R
H)、照度150ルックスの条件に調整した室内で栽培
を継続し、種菌接種後85日の培養で1ビン当り120
gの子実体を収穫した。
【0024】前記収穫した人工栽培のハタケシメジの子
実体100g をホーロー鍋に入れ、1L の水を加え、3
時間加熱抽出し、ハタケシメジ残渣を除くことにより褐
色のハタケシメジ抽出エキスを得た。このハタケシメジ
抽出エキスに等量のエタノールを加え、沈殿物を回収
し、その沈殿物に蒸留水を加えて再度溶解した。次に減
圧下で加熱濃縮し、固形分15%の濃縮エキスを得た。
濃縮エキスを凍結乾燥することにより黄褐色の抽出エキ
ス粉末2gを得た。抽出エキスの物理化学的特性は、キ
ノコの状態により若干のばらつきがあるが概ね下記のご
とくである。
実体100g をホーロー鍋に入れ、1L の水を加え、3
時間加熱抽出し、ハタケシメジ残渣を除くことにより褐
色のハタケシメジ抽出エキスを得た。このハタケシメジ
抽出エキスに等量のエタノールを加え、沈殿物を回収
し、その沈殿物に蒸留水を加えて再度溶解した。次に減
圧下で加熱濃縮し、固形分15%の濃縮エキスを得た。
濃縮エキスを凍結乾燥することにより黄褐色の抽出エキ
ス粉末2gを得た。抽出エキスの物理化学的特性は、キ
ノコの状態により若干のばらつきがあるが概ね下記のご
とくである。
【0025】(イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量70%、蛋白質含量10% (ハ)溶解性:水溶性
【0026】実施例2.実施例1のハタケシメジ抽出物
を純水に溶解し、イオン交換カラム(Q-Sepharose 等)
に吸着させた。次にイオン交換カラムに吸着したハタケ
シメジ抽出物を塩化カリウムの濃度を5mM 〜350m
M まで段階的に変えて溶出することにより精製した。分
画されたハタケシメジ抽出物の精製物は、分子量の違い
を利用したゲル濾過法により分画することによりさらに
11個の画分に精製した。精製したハタケシメジ抽出物
の精製物を透析し、上記精製法に使用した塩類や緩衝液
を除き、減圧加熱濃縮後、凍結乾燥した。11個の画分
の物理化学的性質は、表1に示す。
を純水に溶解し、イオン交換カラム(Q-Sepharose 等)
に吸着させた。次にイオン交換カラムに吸着したハタケ
シメジ抽出物を塩化カリウムの濃度を5mM 〜350m
M まで段階的に変えて溶出することにより精製した。分
画されたハタケシメジ抽出物の精製物は、分子量の違い
を利用したゲル濾過法により分画することによりさらに
11個の画分に精製した。精製したハタケシメジ抽出物
の精製物を透析し、上記精製法に使用した塩類や緩衝液
を除き、減圧加熱濃縮後、凍結乾燥した。11個の画分
の物理化学的性質は、表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例3.マクロファージの活性化試験 実施例1のハタケシメジ抽出エキス(EX)と、実施例
3のハタケシメジ抽出エキスの精製物(F−5)を試料
として用い、生理食塩水に0.2%のデキストランを溶
解したものを対照群として用いた。
3のハタケシメジ抽出エキスの精製物(F−5)を試料
として用い、生理食塩水に0.2%のデキストランを溶
解したものを対照群として用いた。
【0029】マウスは15週齢のマウス(ICR/SL
C系、♀)を用いた。生理食塩水にEX(0.5%)、
F−5(0.1%)を溶解し、マウス腹腔内に各々0.
3ml投与した。2時間後、麻酔下で採血した。腹腔内
にPBS(3ml)を注入し、よく揉んでから一部開腹
して腹腔浸出細胞(主としてマクロファージ)を採取し
た。腹腔浸出細胞を洗浄後、血清培地に浮遊させ細胞数
を計測した。次に37℃のCO2インキュベーターで2
時間培養後、ELISA法でC3抗原を定量した。
C系、♀)を用いた。生理食塩水にEX(0.5%)、
F−5(0.1%)を溶解し、マウス腹腔内に各々0.
3ml投与した。2時間後、麻酔下で採血した。腹腔内
にPBS(3ml)を注入し、よく揉んでから一部開腹
して腹腔浸出細胞(主としてマクロファージ)を採取し
た。腹腔浸出細胞を洗浄後、血清培地に浮遊させ細胞数
を計測した。次に37℃のCO2インキュベーターで2
時間培養後、ELISA法でC3抗原を定量した。
【0030】その結果を表2に示した。コントロールで
はC3抗原の放出はほとんど認められないがハタケシメ
ジ抽出物(EX)ならびにその精製物(F−5)を投与
したマウスではC3抗原の放出が最高15倍に上昇し
た。一般にalternative pathway (免疫反応の副経路。
多糖体が補体と反応をすることにより開始する免疫機
構)を導く物質で刺激されたマクロファージは、マクロ
ファージの活性化に伴いC3抗原の放出が速やかに上昇す
ることが認められ、この活性の強さは抗腫瘍活性の強さ
と一致することが認められている。
はC3抗原の放出はほとんど認められないがハタケシメ
ジ抽出物(EX)ならびにその精製物(F−5)を投与
したマウスではC3抗原の放出が最高15倍に上昇し
た。一般にalternative pathway (免疫反応の副経路。
多糖体が補体と反応をすることにより開始する免疫機
構)を導く物質で刺激されたマクロファージは、マクロ
ファージの活性化に伴いC3抗原の放出が速やかに上昇す
ることが認められ、この活性の強さは抗腫瘍活性の強さ
と一致することが認められている。
【0031】
【表2】
【0032】実施例4.抗腫瘍活性試験 実施例1のハタケシメジ抽出エキス(EX)と、実施例
2のハタケシメジ抽出エキスの精製物(F−1〜11)
を試料として用い、生理食塩水を対照群として用いた。
2のハタケシメジ抽出エキスの精製物(F−1〜11)
を試料として用い、生理食塩水を対照群として用いた。
【0033】マウスは5週齢のマウス(ICR/SLC
系、♀)6〜11匹を一群として試験に用いた。これに
移植後7日目のマウスから採取したSarcoma18
0ガン細胞(5x105 個)を移植した。移植24時間
後から、各試料の一定量を注射した場合は、毎日1回、
10日間にわたって腹腔内(i.p.)に投与した。経
口投与(p.o.)の場合は、毎日朝・夕2回胃ゾンデ
にて投与した。移植21目にガンの大きさを測定し、対
照群と比較してガン抑制率(%)を測定した。また、移
植28日目におけるガンの完全消失率、マウス生存率を
対照群と比較した。その結果を表3に示した。
系、♀)6〜11匹を一群として試験に用いた。これに
移植後7日目のマウスから採取したSarcoma18
0ガン細胞(5x105 個)を移植した。移植24時間
後から、各試料の一定量を注射した場合は、毎日1回、
10日間にわたって腹腔内(i.p.)に投与した。経
口投与(p.o.)の場合は、毎日朝・夕2回胃ゾンデ
にて投与した。移植21目にガンの大きさを測定し、対
照群と比較してガン抑制率(%)を測定した。また、移
植28日目におけるガンの完全消失率、マウス生存率を
対照群と比較した。その結果を表3に示した。
【0034】
【表3】
【0035】実施例5.ハタケシメジ抽出エキスならび
にその精製物の粉末製剤 ハタケシメジ抽出エキスならびにその精製物は、濃縮乾
燥することにより水溶性高分子多糖体が主成分の粉体と
なるが、吸湿性が非常に高く、室内に放置するだけで吸
湿し、べとついたり、表面が固化する問題点がある。そ
こで賦型剤としてデキストリン(松谷化学社製パインデ
ックス)を33%添加した後、スプレードライで濃縮乾
燥することにより、吸湿による劣化を押さえたハタケシ
メジ抽出エキスならびに精製物の粉末製剤を製造した。
にその精製物の粉末製剤 ハタケシメジ抽出エキスならびにその精製物は、濃縮乾
燥することにより水溶性高分子多糖体が主成分の粉体と
なるが、吸湿性が非常に高く、室内に放置するだけで吸
湿し、べとついたり、表面が固化する問題点がある。そ
こで賦型剤としてデキストリン(松谷化学社製パインデ
ックス)を33%添加した後、スプレードライで濃縮乾
燥することにより、吸湿による劣化を押さえたハタケシ
メジ抽出エキスならびに精製物の粉末製剤を製造した。
【0036】
【発明の効果】本発明のハタケシメジ抽出物ならびにそ
の精製物は、Sarcoma180移植ガンに対し強い抗腫瘍活性
を持っており、抗腫瘍剤(新規なBRM )として有用であ
る。本抗腫瘍活性は、免疫賦活効果(マクロファージの
活性化)によるもので免疫活性低下による様々な疾病に
対しても有効である。また、食品として常用されている
ハタケシメジの抽出物ならびにその精製物は、従来の抗
癌剤と比べ毒性がなく安全である。さらに、人工栽培品
は、安価で安定した品質の原料としてハタケシメジ抽出
物ならびにその精製物の製造に利用できる。
の精製物は、Sarcoma180移植ガンに対し強い抗腫瘍活性
を持っており、抗腫瘍剤(新規なBRM )として有用であ
る。本抗腫瘍活性は、免疫賦活効果(マクロファージの
活性化)によるもので免疫活性低下による様々な疾病に
対しても有効である。また、食品として常用されている
ハタケシメジの抽出物ならびにその精製物は、従来の抗
癌剤と比べ毒性がなく安全である。さらに、人工栽培品
は、安価で安定した品質の原料としてハタケシメジ抽出
物ならびにその精製物の製造に利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 卯川 裕一 埼玉県深谷市櫛引98番地 株式会社永昌源 総合研究所内 (72)発明者 原 弘 三重県亀山市能褒野町24番9号 王子製紙 株式会社森林資源研究所内 (72)発明者 伊藤 均 三重県津市城山2丁目3番10号 (72)発明者 久松 眞 三重県津市観音寺町448番27号
Claims (10)
- 【請求項1】 高分子多糖類を含んで成るハタケシメジ
抽出物又はその精製物を活性成分とする免疫賦活剤。 - 【請求項2】 前記ハタケシメジが「亀山1号」を種菌
とする人工栽培品である、請求項1に記載の免疫賦活
剤。 - 【請求項3】 前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量30〜90%、蛋白質含量5〜
15% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物である、請求項1又は2に記載の免疫賦
活剤。 - 【請求項4】 前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:白色〜黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量60〜100%、蛋白質含量0
〜10% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物の精製物である、請求項1又は2に記載
の免疫賦活剤。 - 【請求項5】 高分子多糖類を含んで成るハタケシメジ
抽出物又はその精製物を活性成分とする抗腫瘍剤。 - 【請求項6】 前記ハタケシメジが「亀山1号」を種菌
とする人工栽培品である、請求項5に記載の抗腫瘍剤。 - 【請求項7】 前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量30〜90%、蛋白質含量5〜
15% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物である、請求項5又は6に記載の抗腫瘍
剤。 - 【請求項8】 前記活性成分が、次の性質: (イ)色と形態:白色〜黄褐色の粉末 (ロ)化学成分:糖含量60〜100%、蛋白質含量0
〜10% (ハ)溶解性:水溶性 を有する抽出物の精製物である、請求項5又は6に記載
の抗腫瘍剤。 - 【請求項9】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の免
疫賦活剤の製造方法において、ハタケシメジの子実体を
熱水抽出して抽出物を得、所望によりさらに該抽出物を
精製することを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項5〜8のいずれか1項に記載の
抗腫瘍剤の製造方法において、ハタケシメジの子実体を
熱水抽出して抽出物を得、所望によりさらに該抽出物を
精製することを特徴とする方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10109812A JPH11302191A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ハタケシメジ抽出物を活性成分とする免疫賦活剤及び抗腫瘍剤 |
| PCT/JP1999/002074 WO1999053937A1 (fr) | 1998-04-20 | 1999-04-19 | Agents immunostimulants et antitumoraux |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10109812A JPH11302191A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ハタケシメジ抽出物を活性成分とする免疫賦活剤及び抗腫瘍剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302191A true JPH11302191A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14519841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10109812A Pending JPH11302191A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | ハタケシメジ抽出物を活性成分とする免疫賦活剤及び抗腫瘍剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302191A (ja) |
| WO (1) | WO1999053937A1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003073298A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Fumiharu Eguchi | 免疫調整剤 |
| WO2005040179A1 (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-06 | Takara Bio Inc. | ハタケシメジ子実体由来組成物 |
| WO2006095457A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Michio Tani | 悪性腫瘍治療剤及びそれを含む飲食品 |
| JP2007277164A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Oji Paper Co Ltd | 内服用アレルギー性鼻炎改善剤 |
| JP2008208093A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Oji Paper Co Ltd | 抗腫瘍剤 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001051070A1 (fr) * | 2000-01-12 | 2001-07-19 | Life Science Laboratories Co., Ltd. | Substance eem-s physiologiquement active issue de champignons, methode de production de ladite substance et medicaments |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244632B1 (ja) * | 1976-12-27 | 1977-11-09 | ||
| JPS53109919A (en) * | 1977-01-29 | 1978-09-26 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Preparation of anti-tumor polysaccharides |
| JPH0714351B2 (ja) * | 1987-05-18 | 1995-02-22 | 野田食菌工業株式会社 | 菌糸体培養物から薬効成分を抽出する方法 |
| JP3129751B2 (ja) * | 1991-01-11 | 2001-01-31 | 長野県経済事業農業協同組合連合会 | ブナシメジ子実体熱水抽出物 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10109812A patent/JPH11302191A/ja active Pending
-
1999
- 1999-04-19 WO PCT/JP1999/002074 patent/WO1999053937A1/ja not_active Ceased
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003073298A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Fumiharu Eguchi | 免疫調整剤 |
| WO2005040179A1 (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-06 | Takara Bio Inc. | ハタケシメジ子実体由来組成物 |
| JPWO2005040179A1 (ja) * | 2003-10-23 | 2008-02-14 | タカラバイオ株式会社 | ハタケシメジ子実体由来組成物 |
| WO2006095457A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Michio Tani | 悪性腫瘍治療剤及びそれを含む飲食品 |
| JP2006273835A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-10-12 | Michishi Tani | 悪性腫瘍治療剤及びそれを含む飲食品 |
| JP2007277164A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Oji Paper Co Ltd | 内服用アレルギー性鼻炎改善剤 |
| JP2008208093A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Oji Paper Co Ltd | 抗腫瘍剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1999053937A1 (fr) | 1999-10-28 |
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|---|---|---|---|
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