JPH1130244A - 動力伝達機構 - Google Patents
動力伝達機構Info
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- JPH1130244A JPH1130244A JP18641597A JP18641597A JPH1130244A JP H1130244 A JPH1130244 A JP H1130244A JP 18641597 A JP18641597 A JP 18641597A JP 18641597 A JP18641597 A JP 18641597A JP H1130244 A JPH1130244 A JP H1130244A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/20—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
- F16D43/21—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure with friction members
- F16D43/211—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure with friction members with radially applied torque-limiting friction surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D9/00—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member
- F16D9/02—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member by thermal means, e.g. melting member
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/124—Elastomeric springs
- F16F15/126—Elastomeric springs consisting of at least one annular element surrounding the axis of rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16H—GEARING
- F16H35/00—Gearings or mechanisms with other special functional features
- F16H35/10—Arrangements or devices for absorbing overload or preventing damage by overload
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
- F16H2055/366—Pulleys with means providing resilience or vibration damping
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動力伝達機構において、設定値を超過したト
ルクの伝達遮断の信頼性を向上させると共に、トルクの
伝達遮断時の騒音及び振動の発生を解消し、更に、部品
点数を減少し、組み付けを容易に行う。 【解決手段】 プーリ3に固定されたアウターリング5
と圧縮機のシャフト6に固定されたインナーボス7との
間に、ゴム製弾性リング体9を圧入する。プーリ3のト
ルクは、弾性リング体9の内部圧縮反力と摩擦係数とに
より決定される摩擦力により、アウターリング5、ゴム
製弾性リング体9及びインナーボス7を経て圧縮機のシ
ャフト6へと伝達される。圧縮機が回転不能になると、
アウターリング5とゴム製弾性リング体9との間でスリ
ップが起き、発生した摩擦熱によりゴムが溶断され、瞬
時にトルク伝達が遮断される。
ルクの伝達遮断の信頼性を向上させると共に、トルクの
伝達遮断時の騒音及び振動の発生を解消し、更に、部品
点数を減少し、組み付けを容易に行う。 【解決手段】 プーリ3に固定されたアウターリング5
と圧縮機のシャフト6に固定されたインナーボス7との
間に、ゴム製弾性リング体9を圧入する。プーリ3のト
ルクは、弾性リング体9の内部圧縮反力と摩擦係数とに
より決定される摩擦力により、アウターリング5、ゴム
製弾性リング体9及びインナーボス7を経て圧縮機のシ
ャフト6へと伝達される。圧縮機が回転不能になると、
アウターリング5とゴム製弾性リング体9との間でスリ
ップが起き、発生した摩擦熱によりゴムが溶断され、瞬
時にトルク伝達が遮断される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクリミッタの
機能を有する動力伝達機構に関するものであり、圧縮機
及び一般産業用機器等の分野に広範に用いることができ
る。
機能を有する動力伝達機構に関するものであり、圧縮機
及び一般産業用機器等の分野に広範に用いることができ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の動力伝達機構は、多数提案され
ているが、一例として特開平8−135752号公報に
記載された動力伝達装置について図7を参照して説明す
る。
ているが、一例として特開平8−135752号公報に
記載された動力伝達装置について図7を参照して説明す
る。
【0003】図7(b)に示されるように、圧縮機21
のフロントハウジング22の内筒突出部22Aには、ベ
アリング24の内輪が固定され、ベアリング24の外輪
には、ロータ25が固定されている。ロータ25には、
プーリ26が固定され、プーリ26には、リベット27
により第1保持部材28が固定されている。
のフロントハウジング22の内筒突出部22Aには、ベ
アリング24の内輪が固定され、ベアリング24の外輪
には、ロータ25が固定されている。ロータ25には、
プーリ26が固定され、プーリ26には、リベット27
により第1保持部材28が固定されている。
【0004】圧縮機21のシャフト23には、ハブ29
がナット30により固定され、ハブ29には、リベット
31により第2保持部材32が固定されている。
がナット30により固定され、ハブ29には、リベット
31により第2保持部材32が固定されている。
【0005】第1保持部材28と第2保持部材32との
間には、弾性リング体33が圧入されている。
間には、弾性リング体33が圧入されている。
【0006】図7(a)に示されるように、弾性リング
体33は、花びら状であり、弾性リング体33の内外両
周面には、複数の凸部33A及び凹部33Bが形成され
ている。また、第1保持部材28の外周面には、複数の
凹部28A及び凸部28Bが、それぞれ弾性リング体3
3の複数の凸部33A及び凹部33Bに対応して形成さ
れている。更に、第2保持部材32の内周面には、複数
の凹部32A及び凸部32Bが、それぞれ弾性リング体
33の複数の凸部33A及び凹部33Bに対応して形成
されている。
体33は、花びら状であり、弾性リング体33の内外両
周面には、複数の凸部33A及び凹部33Bが形成され
ている。また、第1保持部材28の外周面には、複数の
凹部28A及び凸部28Bが、それぞれ弾性リング体3
3の複数の凸部33A及び凹部33Bに対応して形成さ
れている。更に、第2保持部材32の内周面には、複数
の凹部32A及び凸部32Bが、それぞれ弾性リング体
33の複数の凸部33A及び凹部33Bに対応して形成
されている。
【0007】プーリ26から圧縮機21のシャフト23
に通常の回転力を伝達する際には、弾性リング体33の
複数の凸部33A及び凹部33Bが、それぞれ第1保持
部材28の複数の凹部28A及び凸部28Bと第2保持
部材32の複数の凹部32A及び凸部32Bとの間で圧
縮変形し、その反力によりトルクを伝達する。そして、
圧縮機21の焼付き事故等に起因して設定値を超過した
トルクが発生した際には、弾性リング体33が変形し、
その径方向肉厚が減小する。この結果、弾性リング体3
3は、第2保持部材32の凹部32A及び凸部32Bに
対してスリップするので、トルクの伝達が遮断される。
に通常の回転力を伝達する際には、弾性リング体33の
複数の凸部33A及び凹部33Bが、それぞれ第1保持
部材28の複数の凹部28A及び凸部28Bと第2保持
部材32の複数の凹部32A及び凸部32Bとの間で圧
縮変形し、その反力によりトルクを伝達する。そして、
圧縮機21の焼付き事故等に起因して設定値を超過した
トルクが発生した際には、弾性リング体33が変形し、
その径方向肉厚が減小する。この結果、弾性リング体3
3は、第2保持部材32の凹部32A及び凸部32Bに
対してスリップするので、トルクの伝達が遮断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の動力伝達装
置では、第1保持部材及び第2保持部材に回転方向に沿
ってそれぞれ複数の凹部及び凸部が設けられているた
め、弾性リング体が一度スリップして、その凸部及び凹
部が第2保持部材の凹部及び凸部から脱出しても、第2
保持部材の隣接する凹部及び凸部にはまり込み、再びト
ルクを伝達する可能性がある。
置では、第1保持部材及び第2保持部材に回転方向に沿
ってそれぞれ複数の凹部及び凸部が設けられているた
め、弾性リング体が一度スリップして、その凸部及び凹
部が第2保持部材の凹部及び凸部から脱出しても、第2
保持部材の隣接する凹部及び凸部にはまり込み、再びト
ルクを伝達する可能性がある。
【0009】また、弱い押圧力により弾性リング体の径
方向肉厚を減小させるには、弾性リング体の硬度を小さ
くしなければならないが、弾性リング体の凸部及び凹部
が局部的な繰り返し圧縮に耐えるには、逆に硬度を大き
くしなければならない。したがって、耐久性を優先させ
ると、すなわち、硬度を大きくすると、伝達遮断のトル
クを大きくすることになり、保護機能としての信頼性が
低下する。
方向肉厚を減小させるには、弾性リング体の硬度を小さ
くしなければならないが、弾性リング体の凸部及び凹部
が局部的な繰り返し圧縮に耐えるには、逆に硬度を大き
くしなければならない。したがって、耐久性を優先させ
ると、すなわち、硬度を大きくすると、伝達遮断のトル
クを大きくすることになり、保護機能としての信頼性が
低下する。
【0010】更に、弾性リング体と両保持部材との組付
けには、凹部と凸部とを正確に合わせる必要があり、位
置決めが煩雑である。
けには、凹部と凸部とを正確に合わせる必要があり、位
置決めが煩雑である。
【0011】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、動力伝達機構において、設定値を超過したト
ルクの伝達遮断の信頼性を向上させると共に、トルクの
伝達遮断時の騒音及び振動の発生を解消し、更に、部品
点数を減少し、組み付けを容易に行うことを図るもので
ある。
を改良し、動力伝達機構において、設定値を超過したト
ルクの伝達遮断の信頼性を向上させると共に、トルクの
伝達遮断時の騒音及び振動の発生を解消し、更に、部品
点数を減少し、組み付けを容易に行うことを図るもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【0013】(1)駆動部材に固定されたアウターリン
グと、従動部材に固定されたインナーボスと、前記アウ
ターリングの内筒面と前記インナーボスの外筒面との間
に圧縮反力が生じるように介在されたゴム製弾性リング
体とから構成され、前記駆動部材の回転力が設定値を超
過したとき、前記ゴム製弾性リング体が前記アウターリ
ングの前記内筒面で溶断されることによりトルク伝達を
遮断する動力伝達機構。
グと、従動部材に固定されたインナーボスと、前記アウ
ターリングの内筒面と前記インナーボスの外筒面との間
に圧縮反力が生じるように介在されたゴム製弾性リング
体とから構成され、前記駆動部材の回転力が設定値を超
過したとき、前記ゴム製弾性リング体が前記アウターリ
ングの前記内筒面で溶断されることによりトルク伝達を
遮断する動力伝達機構。
【0014】(2)前記駆動部材がプーリであって、前
記ゴム製弾性リング体には、前記プーリの平面に当接す
る突出部が形成されている前記(1)記載の動力伝達機
構。
記ゴム製弾性リング体には、前記プーリの平面に当接す
る突出部が形成されている前記(1)記載の動力伝達機
構。
【0015】(3)前記アウターリングの前記内筒面に
は、微細な凹凸が形成されている前記(1)記載の動力
伝達機構。
は、微細な凹凸が形成されている前記(1)記載の動力
伝達機構。
【0016】(4)前記アウターリングの平面に設けら
れた複数の陥入係合部と、前記ゴム製弾性リングの平面
に設けられた複数の突出係合部とを係合させた前記
(1)記載の動力伝達機構。
れた複数の陥入係合部と、前記ゴム製弾性リングの平面
に設けられた複数の突出係合部とを係合させた前記
(1)記載の動力伝達機構。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の4つの実施の形態例につ
いて図1〜図6を参照して説明する。
いて図1〜図6を参照して説明する。
【0018】まず、本発明の第1実施の形態例について
図1〜図4を参照して説明する。
図1〜図4を参照して説明する。
【0019】圧縮機のフロントハウジング1の円筒突出
部1Aには、ベアリング2の内輪が固定され、ベアリン
グ2の外輪には、プーリ3が固定されている。プーリ3
には、3本のボルト4によりアウターリング5が固定さ
れている。
部1Aには、ベアリング2の内輪が固定され、ベアリン
グ2の外輪には、プーリ3が固定されている。プーリ3
には、3本のボルト4によりアウターリング5が固定さ
れている。
【0020】圧縮機のシャフト6には、インナーボス7
がナット8により固定されている。アウターリング5に
は、インナーボス7に加硫接着されたゴム製弾性リング
体9が圧入されている。
がナット8により固定されている。アウターリング5に
は、インナーボス7に加硫接着されたゴム製弾性リング
体9が圧入されている。
【0021】圧入には、アウターリング5の内筒径に対
して、ゴム製弾性リング体9の外筒径を若干大きくし、
つまりハメアイ代をもってアウターリング5にゴム製弾
性リング体9を圧入する方法を採用する。
して、ゴム製弾性リング体9の外筒径を若干大きくし、
つまりハメアイ代をもってアウターリング5にゴム製弾
性リング体9を圧入する方法を採用する。
【0022】他の圧入方法としては、図2と図3に示さ
れるように、アウターリング5とインナーボス7とゴム
製弾性リング体9とを一体成形後に、アウターリング5
の外筒径を絞りすぼめる方法を採用する。この方法で
は、径方向に一様な絞り代を生じさせることができる。
れるように、アウターリング5とインナーボス7とゴム
製弾性リング体9とを一体成形後に、アウターリング5
の外筒径を絞りすぼめる方法を採用する。この方法で
は、径方向に一様な絞り代を生じさせることができる。
【0023】図2は、ゴム加硫成形後のラバー組立体1
0を示す斜視図である。外筒面に接着剤を塗布されたイ
ンナーボス7とアウターリング5とをゴム加硫型にセッ
トし、溶解したゴムを注入しインナーボス7を加硫接着
させる。このとき、アウターリング5の内筒面とゴムと
は、接触しているが、接着していない。
0を示す斜視図である。外筒面に接着剤を塗布されたイ
ンナーボス7とアウターリング5とをゴム加硫型にセッ
トし、溶解したゴムを注入しインナーボス7を加硫接着
させる。このとき、アウターリング5の内筒面とゴムと
は、接触しているが、接着していない。
【0024】次に、図3に示される絞り治具11を使用
し、アウターリング5の外筒径をすぼめる。絞り治具1
1のガイド径D1 は、加硫成形後のアウターリング5の
外筒径D0 に対して適切なクリアランスを有している
(D1 >D0 )ため、絞り治具11とアウターリング5
とがかじり付くことは、生じない。
し、アウターリング5の外筒径をすぼめる。絞り治具1
1のガイド径D1 は、加硫成形後のアウターリング5の
外筒径D0 に対して適切なクリアランスを有している
(D1 >D0 )ため、絞り治具11とアウターリング5
とがかじり付くことは、生じない。
【0025】また、絞り治具11には、外筒面にテーパ
11Aが形成されており、かつ、等分位置にスリット1
1Bが設けられている。したがって、パンチ13が下降
し、ラバー組立体10と絞り治具11を内筒面にテーパ
12Aを有する押え治具12に押し込むことにより、そ
れぞれの分割片11Cを内側に押し寄せる。したがっ
て、アウターリング5は、所望の径D2 に成形される。
これにより、ゴム製弾性リング体9に一様な圧縮反力を
生じさせている。
11Aが形成されており、かつ、等分位置にスリット1
1Bが設けられている。したがって、パンチ13が下降
し、ラバー組立体10と絞り治具11を内筒面にテーパ
12Aを有する押え治具12に押し込むことにより、そ
れぞれの分割片11Cを内側に押し寄せる。したがっ
て、アウターリング5は、所望の径D2 に成形される。
これにより、ゴム製弾性リング体9に一様な圧縮反力を
生じさせている。
【0026】絞り工程の完了後のパンチ13の上昇に伴
い、スプリング(図示せず)にて支持された絞り治具1
1は上昇する。その際、絞り治具11はばね鋼等から製
作されているため、それぞれの分割片11Cは当初の径
D1 に復元する。ここで、絞り代はD0 −D2 である。
い、スプリング(図示せず)にて支持された絞り治具1
1は上昇する。その際、絞り治具11はばね鋼等から製
作されているため、それぞれの分割片11Cは当初の径
D1 に復元する。ここで、絞り代はD0 −D2 である。
【0027】図4は、絞り代又はハメアイ代と遮断トル
クとの関係を示したグラフである。伝達トルクが6〜7
kgfm程度になると、駆動ベルトはスリップを開始す
る。したがって、遮断トルクを最大6kgfmとして、
アウターリングとゴム製弾性リング体との接触面積を設
定し、それに対して適正な絞り代又はハメアイ代を決定
した。また、圧縮機の通常負荷トルクに対しても、十分
な安全率を持たなければならないため、最小伝達トルク
を4.5kgfmとした。以上から、絞り代又はハイア
イ代は、5〜10%が適切であることが判明する。
クとの関係を示したグラフである。伝達トルクが6〜7
kgfm程度になると、駆動ベルトはスリップを開始す
る。したがって、遮断トルクを最大6kgfmとして、
アウターリングとゴム製弾性リング体との接触面積を設
定し、それに対して適正な絞り代又はハメアイ代を決定
した。また、圧縮機の通常負荷トルクに対しても、十分
な安全率を持たなければならないため、最小伝達トルク
を4.5kgfmとした。以上から、絞り代又はハイア
イ代は、5〜10%が適切であることが判明する。
【0028】プーリ3の回転力は、ゴム製弾性リング体
9の内部圧縮反力と摩擦係数とにより決定される摩擦力
により、アウターリング5、ゴム製弾性リング体9及び
インナーボス7を経て圧縮機のシャフト6へと伝達され
る。また、通常負荷時のトルク変動は、ゴム製弾性リン
グ体9により緩和される。
9の内部圧縮反力と摩擦係数とにより決定される摩擦力
により、アウターリング5、ゴム製弾性リング体9及び
インナーボス7を経て圧縮機のシャフト6へと伝達され
る。また、通常負荷時のトルク変動は、ゴム製弾性リン
グ体9により緩和される。
【0029】ゴム製弾性リング体9の内部圧縮反力は、
アウターリング5の接触面全周において一様であり、か
つ、アウターリング5は、形状的拘束部を持たないた
め、遮断トルクを一定に維持することができる。
アウターリング5の接触面全周において一様であり、か
つ、アウターリング5は、形状的拘束部を持たないた
め、遮断トルクを一定に維持することができる。
【0030】圧縮機の負荷トルクが、増大して遮断トル
クの設定値に接近すると、アウターリング5の内筒面と
ゴム製弾性リング体9の外筒面との間で発生している摩
擦力が回転力に打ち勝つことができず、スリップが起き
るが、ゴム製弾性リング体9の剛性により一気にはスリ
ップせずに固着とスリップとを繰り返す。
クの設定値に接近すると、アウターリング5の内筒面と
ゴム製弾性リング体9の外筒面との間で発生している摩
擦力が回転力に打ち勝つことができず、スリップが起き
るが、ゴム製弾性リング体9の剛性により一気にはスリ
ップせずに固着とスリップとを繰り返す。
【0031】そして、圧縮機がロックされて回転不能に
なると、アウターリング5とゴム製弾性リング体9との
間でスリップが起き、発生した摩擦熱によりゴムが溶断
され、瞬時にトルク伝達が遮断される。したがって、プ
ーリ3の駆動ベルトの損傷を防止することができる。
なると、アウターリング5とゴム製弾性リング体9との
間でスリップが起き、発生した摩擦熱によりゴムが溶断
され、瞬時にトルク伝達が遮断される。したがって、プ
ーリ3の駆動ベルトの損傷を防止することができる。
【0032】次に、本発明の第2実施の形態例について
図5を参照して説明する。
図5を参照して説明する。
【0033】本実施の形態例は、第1実施の形態例と対
比して、ゴム製弾性リング体9のプーリ3の平面に対向
する面側に軸方向突出部9Aを設けた点で相違し、その
他の点では同様である。本実施の形態例は、振動及び回
転振れを吸収するから、耐久性が向上する。
比して、ゴム製弾性リング体9のプーリ3の平面に対向
する面側に軸方向突出部9Aを設けた点で相違し、その
他の点では同様である。本実施の形態例は、振動及び回
転振れを吸収するから、耐久性が向上する。
【0034】続いて、本発明の第3実施の形態例につい
て説明する。
て説明する。
【0035】本実施の形態例は、アウターリングの内筒
面にショットブラスト又はローレット加工による微細な
凹凸を施し、ゴム製弾性リング体と一体成形した構造で
ある。したがって、アウターリングの内筒面凹部にゴム
凸部が形成され、アウターリングの内筒面凸部にゴム凹
部が形成されるから、アウターリングの内筒面とゴム外
筒面とは、微細な凹凸結合を呈する。
面にショットブラスト又はローレット加工による微細な
凹凸を施し、ゴム製弾性リング体と一体成形した構造で
ある。したがって、アウターリングの内筒面凹部にゴム
凸部が形成され、アウターリングの内筒面凸部にゴム凹
部が形成されるから、アウターリングの内筒面とゴム外
筒面とは、微細な凹凸結合を呈する。
【0036】よって、凹凸結合により容易にスリップが
阻止される。そして、圧縮機がロックされて回転不能に
なると、ゴムの微細な凸部の根本に急激なトルクが加わ
るので、ゴムの凸部が瞬時にせん断されて、トルク伝達
が遮断される。
阻止される。そして、圧縮機がロックされて回転不能に
なると、ゴムの微細な凸部の根本に急激なトルクが加わ
るので、ゴムの凸部が瞬時にせん断されて、トルク伝達
が遮断される。
【0037】更に、本発明の第4実施の形態例について
図6を参照して説明する。
図6を参照して説明する。
【0038】アウターリング5の平面部にプレスにより
複数の陥入係合部5Aを設け、また、インナーボス7に
一体成形したゴム製弾性リング体9の平面部に突出係合
部9Bを設ける。陥入係合部5Aと突出係合部9Bとを
係合させることにより、一層確実にスリップを抑止する
ことができる。なお、陥入係合部5Aは台形状凸部断面
を有し、また、突出係合部9Bは台形状断面を有してい
るため、遮断トルクを増大させる不都合は生じない。つ
まり、主要なトルク伝達は、アウターリング5の内筒面
とゴム製弾性リング体9の外筒面との間で行われ、微小
なスリップは、アウターリング5の陥入係合部5Aとゴ
ム製弾性リング体9の突出係合部9Bとの間で阻止する
ことができる。
複数の陥入係合部5Aを設け、また、インナーボス7に
一体成形したゴム製弾性リング体9の平面部に突出係合
部9Bを設ける。陥入係合部5Aと突出係合部9Bとを
係合させることにより、一層確実にスリップを抑止する
ことができる。なお、陥入係合部5Aは台形状凸部断面
を有し、また、突出係合部9Bは台形状断面を有してい
るため、遮断トルクを増大させる不都合は生じない。つ
まり、主要なトルク伝達は、アウターリング5の内筒面
とゴム製弾性リング体9の外筒面との間で行われ、微小
なスリップは、アウターリング5の陥入係合部5Aとゴ
ム製弾性リング体9の突出係合部9Bとの間で阻止する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
によれば、次の効果を奏することができる。
【0040】(1)絞り代又はハメアイ代と遮断トルク
とが一定の相関関係にあるので、絞り代又はハメアイ代
の管理により、設定値を超過したトルク伝達を確実に遮
断することができる。
とが一定の相関関係にあるので、絞り代又はハメアイ代
の管理により、設定値を超過したトルク伝達を確実に遮
断することができる。
【0041】(2)アウターリングが円形状であるか
ら、ゴム製弾性リング体に一様な力が作用するので、局
部的な応力集中部が存在しない。したがって、耐久性が
向上する。
ら、ゴム製弾性リング体に一様な力が作用するので、局
部的な応力集中部が存在しない。したがって、耐久性が
向上する。
【0042】(3)伝達トルクが設定値を超過すると、
アウターリングとゴム製弾性リング体との間にスリップ
が起きるが、従来の技術のような回転方向の係合構造を
持たないため、再度トルクを伝達することがない。した
がって、トルク伝達の遮断時に、騒音及び振動が発生し
ない。
アウターリングとゴム製弾性リング体との間にスリップ
が起きるが、従来の技術のような回転方向の係合構造を
持たないため、再度トルクを伝達することがない。した
がって、トルク伝達の遮断時に、騒音及び振動が発生し
ない。
【0043】(4)部品点数が少なく、組み付けが簡易
である。
である。
【0044】(5)構成部品に回転方向に沿った凹凸が
ないため、インナーボスとアウターリングとの位置決め
が不要であり、組立工程が簡素化する。
ないため、インナーボスとアウターリングとの位置決め
が不要であり、組立工程が簡素化する。
【0045】(6)ゴム製弾性リング体とインナーボス
との一体成形時に、アウターリングは既に組み込まれて
いるため、ワークの取り扱いが容易である。
との一体成形時に、アウターリングは既に組み込まれて
いるため、ワークの取り扱いが容易である。
【図1】本発明の第1実施の形態例の動力伝達機構を有
する圧縮機の要部を示し、(a)は正面図、(b)は断
面図である。
する圧縮機の要部を示し、(a)は正面図、(b)は断
面図である。
【図2】本発明の第1実施の形態例の動力伝達機構の圧
入前の状態における斜視図である。
入前の状態における斜視図である。
【図3】本発明の第1実施の形態例の動力伝達機構の圧
入工程を示す斜視図である。
入工程を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施の形態例の動力伝達機構にお
ける絞り代又はハメアイ代と遮断トルクとの関係を示す
グラフである。
ける絞り代又はハメアイ代と遮断トルクとの関係を示す
グラフである。
【図5】本発明の第2実施の形態例の動力伝達機構を有
する圧縮機の要部を示し、(a)は正面図、(b)は断
面図である。
する圧縮機の要部を示し、(a)は正面図、(b)は断
面図である。
【図6】本発明の第4実施の形態例の動力伝達機構の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】従来の動力伝達装置を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるA−O−A線による断面図であ
る。
(b)は(a)におけるA−O−A線による断面図であ
る。
1 フロントハウジング 1A 円筒突出部 2 ベアリング 3 プーリ 4 ボルト 5 アウターリング 5A 陥入係合部 6 シャフト 7 インナーボス 8 ナット 9 ゴム製弾性リング体 9A 軸方向突出部 9B 突出係合部 10 ラバー組立体 11 絞り治具 11A テーパ 11B スリット 11C 分割片 12 押え治具 12A テーパ 13 パンチ
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動部材に固定されたアウターリング
と、従動部材に固定されたインナーボスと、前記アウタ
ーリングの内筒面と前記インナーボスの外筒面との間に
圧縮反力が生じるように介在されたゴム製弾性リング体
とから構成され、前記駆動部材の回転力が設定値を超過
したとき、前記ゴム製弾性リング体が前記アウターリン
グの前記内筒面で溶断されることによりトルク伝達を遮
断することを特徴とする動力伝達機構。 - 【請求項2】 前記駆動部材がプーリであって、前記ゴ
ム製弾性リング体には、前記プーリの平面に当接する突
出部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
動力伝達機構。 - 【請求項3】 前記アウターリングの前記内筒面には、
微細な凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1
記載の動力伝達機構。 - 【請求項4】 前記アウターリングの平面に設けられた
複数の陥入係合部と、前記ゴム製弾性リングの平面に設
けられた複数の突出係合部とを係合させたことを特徴と
する請求項1記載の動力伝達機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18641597A JPH1130244A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 動力伝達機構 |
| EP19980112655 EP0890760B1 (en) | 1997-07-11 | 1998-07-08 | Power transmission mechanism having an elastic ring member compressed between an outer ring and an inner boss |
| DE1998600479 DE69800479T2 (de) | 1997-07-11 | 1998-07-08 | Leistungsgetriebe mit komprimiertem, elastischem Ringelement zwischen äusserem Ring und innerer Nabe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18641597A JPH1130244A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 動力伝達機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1130244A true JPH1130244A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16188031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18641597A Pending JPH1130244A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 動力伝達機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0890760B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1130244A (ja) |
| DE (1) | DE69800479T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10066236B4 (de) * | 1999-06-21 | 2016-12-15 | Denso Corporation | Umlauf-Übertragungsvorrichtung mit Drehmoment-Begrenzungseinrichtung |
| JP4024979B2 (ja) * | 2000-02-18 | 2007-12-19 | カルソニックカンセイ株式会社 | 動力伝達装置 |
| JP2002054662A (ja) | 2000-08-11 | 2002-02-20 | Toyota Industries Corp | 動力伝達機構 |
| JP2002098213A (ja) * | 2000-09-22 | 2002-04-05 | Toyota Industries Corp | 動力伝達機構 |
| JP2004293713A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Fuji Kiko Co Ltd | 動力伝達装置 |
| JP6040844B2 (ja) * | 2013-04-05 | 2016-12-07 | 株式会社デンソー | 動力伝達装置 |
| CN103670958B (zh) * | 2013-12-20 | 2015-11-11 | 北车风电有限公司 | 具有减震功能的风力发电机组传动系统 |
| CN103629057B (zh) * | 2013-12-20 | 2015-12-09 | 北车风电有限公司 | 一种柔性风力发电机组传动系统 |
| CN113280096A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-08-20 | 重庆海德世拉索系统(集团)有限公司 | 组合式双联齿轮结构 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR965155A (ja) * | 1950-09-05 | |||
| US5377962A (en) * | 1992-08-08 | 1995-01-03 | Firma Carl Freudenberg | Rotational vibration damper |
| JPH08135752A (ja) | 1994-09-14 | 1996-05-31 | Nippondenso Co Ltd | 動力伝達装置 |
| US5683299A (en) * | 1994-09-14 | 1997-11-04 | Nippondenso Co., Ltd. | Device for transmitting rotational power |
| JP3476164B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2003-12-10 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機における動力伝達構造 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18641597A patent/JPH1130244A/ja active Pending
-
1998
- 1998-07-08 DE DE1998600479 patent/DE69800479T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-08 EP EP19980112655 patent/EP0890760B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0890760A2 (en) | 1999-01-13 |
| DE69800479D1 (de) | 2001-02-15 |
| EP0890760B1 (en) | 2001-01-10 |
| DE69800479T2 (de) | 2001-06-13 |
| EP0890760A3 (en) | 1999-01-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020417 |