JPH11302840A - スパッタ装置 - Google Patents
スパッタ装置Info
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- JPH11302840A JPH11302840A JP11354698A JP11354698A JPH11302840A JP H11302840 A JPH11302840 A JP H11302840A JP 11354698 A JP11354698 A JP 11354698A JP 11354698 A JP11354698 A JP 11354698A JP H11302840 A JPH11302840 A JP H11302840A
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- JP
- Japan
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- target
- atoms
- target member
- kinetic energy
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターゲット原子の埋め込み性を向上したスパ
ッタ装置を提供する。 【解決手段】 密閉可能な略円筒状のチャンバ10内に
チャンバ10と同軸に設けた円筒状のターゲット部材1
2を駆動手段22により回動させることによりプラズマ
の衝突によってターゲット部材12から放出されるター
ゲット原子にさらなる運動エネルギーを与える。
ッタ装置を提供する。 【解決手段】 密閉可能な略円筒状のチャンバ10内に
チャンバ10と同軸に設けた円筒状のターゲット部材1
2を駆動手段22により回動させることによりプラズマ
の衝突によってターゲット部材12から放出されるター
ゲット原子にさらなる運動エネルギーを与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタ装置に関
し、特に、微細パターンが形成された基板の微細パター
ン上に薄膜を形成するスパッタ装置に関するものであ
る。
し、特に、微細パターンが形成された基板の微細パター
ン上に薄膜を形成するスパッタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属配線の形成や、コンタク
トホールやビアホールなどのような基板表面に形成され
たパターンの段差をなくすために、スパッタ法が用いら
れている。このスパッタ法は、グロー放電等により発生
させたプラスイオンをターゲットに衝突させて、ターゲ
ットを構成するターゲット原子をターゲットから放出さ
せ、これにより飛散したターゲット原子を基板表面に付
着させて積層する方法である。
トホールやビアホールなどのような基板表面に形成され
たパターンの段差をなくすために、スパッタ法が用いら
れている。このスパッタ法は、グロー放電等により発生
させたプラスイオンをターゲットに衝突させて、ターゲ
ットを構成するターゲット原子をターゲットから放出さ
せ、これにより飛散したターゲット原子を基板表面に付
着させて積層する方法である。
【0003】ターゲットから放出されたターゲット原子
は、運動エネルギーが大きいことに加えて、成膜中に雰
囲気ガスとの弾性衝突による散乱を受け、基板に対し多
くの異なる射角で入射するため、この方法により形成さ
れる薄膜は、蒸着法により形成した薄膜と比較して粒径
が均一でステップカバレッジがよいものとなる。
は、運動エネルギーが大きいことに加えて、成膜中に雰
囲気ガスとの弾性衝突による散乱を受け、基板に対し多
くの異なる射角で入射するため、この方法により形成さ
れる薄膜は、蒸着法により形成した薄膜と比較して粒径
が均一でステップカバレッジがよいものとなる。
【0004】近年、半導体装置の小型化に伴って半導体
素子のパターンの微細化が進んでいる。そのため、従来
よりも微細な配線パターンなどの設計がなされ、それに
伴ってコンタクトホールやビアホールなどの径の縮小化
が進んでいる。
素子のパターンの微細化が進んでいる。そのため、従来
よりも微細な配線パターンなどの設計がなされ、それに
伴ってコンタクトホールやビアホールなどの径の縮小化
が進んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
パッタ法は、ターゲットに衝突した高速粒子の運動エネ
ルギーによりターゲットを構成するターゲット原子をタ
ーゲットから放出して基板表面に付着させる構成であ
り、高速粒子がターゲットからターゲット原子を放出す
ときにターゲット原子に与えるエネルギーは一定である
ため、基板表面に形成されたパターンが微細になればな
るほどステップカバレッジが悪くなる。ステップカバレ
ッジの悪化は、特に、コンタクトホールやビアホール等
の孔状パターンにおいて顕著である。
パッタ法は、ターゲットに衝突した高速粒子の運動エネ
ルギーによりターゲットを構成するターゲット原子をタ
ーゲットから放出して基板表面に付着させる構成であ
り、高速粒子がターゲットからターゲット原子を放出す
ときにターゲット原子に与えるエネルギーは一定である
ため、基板表面に形成されたパターンが微細になればな
るほどステップカバレッジが悪くなる。ステップカバレ
ッジの悪化は、特に、コンタクトホールやビアホール等
の孔状パターンにおいて顕著である。
【0006】以上のことから本発明は、ターゲット原子
の埋め込み性を向上したスパッタ装置を提供することを
目的としている。
の埋め込み性を向上したスパッタ装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明のスパッタ装置は、高速粒子を発生
させる高速粒子発生手段からの高速粒子の衝突によりタ
ーゲット原子を放出するターゲット部材と、前記ターゲ
ット部材から放出されたターゲット原子が基板表面に付
着するように基板を保持する基板保持手段と、前記ター
ゲット部材を少なくとも回転または振動させて、前記タ
ーゲット原子が持つ運動エネルギーに対して影響が与え
られる大きさの運動エネルギーをさらに与えるターゲッ
ト駆動手段と、を備えている。
に、請求項1の発明のスパッタ装置は、高速粒子を発生
させる高速粒子発生手段からの高速粒子の衝突によりタ
ーゲット原子を放出するターゲット部材と、前記ターゲ
ット部材から放出されたターゲット原子が基板表面に付
着するように基板を保持する基板保持手段と、前記ター
ゲット部材を少なくとも回転または振動させて、前記タ
ーゲット原子が持つ運動エネルギーに対して影響が与え
られる大きさの運動エネルギーをさらに与えるターゲッ
ト駆動手段と、を備えている。
【0008】本請求項1の発明のスパッタ装置は、ター
ゲット駆動手段がターゲット部材を回転させたり、振動
させたり、振動させながら回転させることにより、ター
ゲット部材から放出されたターゲット原子に対し、ター
ゲット原子が持つ運動エネルギーに影響が与えられる大
きさの運動エネルギーを一時的または継続的に与えるも
のである。特に、ターゲット原子が持つ運動エネルギー
に影響が与えられる大きさの運動エネルギーを、ターゲ
ット原子が高速粒子の衝突により放出されたときに与え
られる運動エネルギーに対して5%以上の大きさとすれ
ば、充分な影響が与えられるので好ましい。
ゲット駆動手段がターゲット部材を回転させたり、振動
させたり、振動させながら回転させることにより、ター
ゲット部材から放出されたターゲット原子に対し、ター
ゲット原子が持つ運動エネルギーに影響が与えられる大
きさの運動エネルギーを一時的または継続的に与えるも
のである。特に、ターゲット原子が持つ運動エネルギー
に影響が与えられる大きさの運動エネルギーを、ターゲ
ット原子が高速粒子の衝突により放出されたときに与え
られる運動エネルギーに対して5%以上の大きさとすれ
ば、充分な影響が与えられるので好ましい。
【0009】すなわち、ターゲット原子が高速粒子の衝
突により放出されたときに与えられる運動エネルギーに
対してターゲット原子に与える運動エネルギーが極端に
小さいとあまり効果が期待できないことから、ターゲッ
ト駆動手段はターゲット原子に対して影響が出る大きさ
のエネルギー、好ましくは、ターゲット原子が持つ運動
エネルギーの5%以上の大きさの運動エネルギーを一時
的または継続的にターゲット原子に与えられるように、
ターゲット部材の回転状態や、振動状態、または振動状
態と回転状態の状態を制御する。
突により放出されたときに与えられる運動エネルギーに
対してターゲット原子に与える運動エネルギーが極端に
小さいとあまり効果が期待できないことから、ターゲッ
ト駆動手段はターゲット原子に対して影響が出る大きさ
のエネルギー、好ましくは、ターゲット原子が持つ運動
エネルギーの5%以上の大きさの運動エネルギーを一時
的または継続的にターゲット原子に与えられるように、
ターゲット部材の回転状態や、振動状態、または振動状
態と回転状態の状態を制御する。
【0010】一般に、ターゲット原子が高速粒子の衝突
により放出されたときに与えられる運動エネルギーは2
(ev)程度であるため、ターゲット駆動手段は、ター
ゲット原子に対して0.1(ev)以上の運動エネルギ
ーを付与するように、振動の条件や、回転の条件を決定
する。
により放出されたときに与えられる運動エネルギーは2
(ev)程度であるため、ターゲット駆動手段は、ター
ゲット原子に対して0.1(ev)以上の運動エネルギ
ーを付与するように、振動の条件や、回転の条件を決定
する。
【0011】例えば、ターゲット駆動手段がターゲット
部材を回転させてターゲット部材から放出された瞬間に
さらに遠心力による運動エネルギーを与えるように構成
した場合、回転中心からターゲット部材の表面までの距
離をr0 (m)、ターゲット駆動手段によるターゲット
部材の角速度ω(rad/s)、ターゲット部材から放
出されるターゲット原子の質量をM(kg)とすると、
ターゲット部材から放出されたターゲット原子が、回転
中心から距離x(m)離れた位置にあるときに付与され
る遠心力F(J)は、F=Mxω2 …式(1)と表すこ
とができる。1(ev)=1.6×10-19 (J)であ
るため、遠心力Fによる運動エネルギーE(ev)は、
E=Mxω2 /1.6×10-19 …式(2)と表すこと
ができる。
部材を回転させてターゲット部材から放出された瞬間に
さらに遠心力による運動エネルギーを与えるように構成
した場合、回転中心からターゲット部材の表面までの距
離をr0 (m)、ターゲット駆動手段によるターゲット
部材の角速度ω(rad/s)、ターゲット部材から放
出されるターゲット原子の質量をM(kg)とすると、
ターゲット部材から放出されたターゲット原子が、回転
中心から距離x(m)離れた位置にあるときに付与され
る遠心力F(J)は、F=Mxω2 …式(1)と表すこ
とができる。1(ev)=1.6×10-19 (J)であ
るため、遠心力Fによる運動エネルギーE(ev)は、
E=Mxω2 /1.6×10-19 …式(2)と表すこと
ができる。
【0012】したがって、ターゲット原子がターゲット
部材から放出される瞬間にターゲット部材の回転によっ
て加わる遠心力による運動エネルギーE0 (ev)は、
上記式(2)よりE0 =Mr0 ω2 /1.6×10-19
…式(3)と表すことができる。また、遠心力による運
動エネルギーE0 (ev)は、高速粒子の衝突によりタ
ーゲット原子がターゲット部材から放出されたときに与
えられる運動エネルギー(2(ev)程度)の5%以上
とすることから、E0 ≧0.1(ev)…式(4)と表
すことができる。
部材から放出される瞬間にターゲット部材の回転によっ
て加わる遠心力による運動エネルギーE0 (ev)は、
上記式(2)よりE0 =Mr0 ω2 /1.6×10-19
…式(3)と表すことができる。また、遠心力による運
動エネルギーE0 (ev)は、高速粒子の衝突によりタ
ーゲット原子がターゲット部材から放出されたときに与
えられる運動エネルギー(2(ev)程度)の5%以上
とすることから、E0 ≧0.1(ev)…式(4)と表
すことができる。
【0013】上記式(3)と式(4)とから遠心力によ
る運動エネルギーE0 (ev)は、E0 =Mr0 ω2 /
1.6×10-19 ≧0.1…式(5)と表せるため、実
際に用いるターゲット原子の質量M(kg)と回転中心
からターゲット表面までの距離r0 (m)とターゲット
駆動手段がターゲット部材を回転させる角速度ω(ra
d/s)とを決定する。
る運動エネルギーE0 (ev)は、E0 =Mr0 ω2 /
1.6×10-19 ≧0.1…式(5)と表せるため、実
際に用いるターゲット原子の質量M(kg)と回転中心
からターゲット表面までの距離r0 (m)とターゲット
駆動手段がターゲット部材を回転させる角速度ω(ra
d/s)とを決定する。
【0014】また、ターゲット駆動手段がターゲット部
材を振動させてターゲット部材から放出された瞬間にさ
らにターゲット原子に運動エネルギーを与えるように構
成する場合、ターゲットの振幅をA(m)、振動数をf
(Hz)、時間をt(s)としたとき、ターゲット部材
の振動yはy=Asin2πft…式(6)と表すこと
ができる。
材を振動させてターゲット部材から放出された瞬間にさ
らにターゲット原子に運動エネルギーを与えるように構
成する場合、ターゲットの振幅をA(m)、振動数をf
(Hz)、時間をt(s)としたとき、ターゲット部材
の振動yはy=Asin2πft…式(6)と表すこと
ができる。
【0015】ターゲット部材が振動していないときにタ
ーゲット部材から放出されたターゲット原子に与えられ
る運動エネルギーをUとしたとき、上記式(5)よりタ
ーゲット部材が振動しているときにターゲット部材から
放出されるターゲット原子に与えられる運動エネルギー
U’は以下の式(7)のように表すことができる。
ーゲット部材から放出されたターゲット原子に与えられ
る運動エネルギーをUとしたとき、上記式(5)よりタ
ーゲット部材が振動しているときにターゲット部材から
放出されるターゲット原子に与えられる運動エネルギー
U’は以下の式(7)のように表すことができる。
【0016】
【数1】 したがって、ターゲット部材の振動によりターゲット部
材から放出されたターゲット原子に与えられる運動エネ
ルギーΔUは以下の式(8)のように表すことができ
る。
材から放出されたターゲット原子に与えられる運動エネ
ルギーΔUは以下の式(8)のように表すことができ
る。
【0017】
【数2】 上記式(8)よりターゲット部材の振動によりターゲッ
ト部材から放出されたターゲット原子に与えられる運動
エネルギーΔUが最大となる場合の運動エネルギーΔU
max は以下の式(9)のように表すことができる。
ト部材から放出されたターゲット原子に与えられる運動
エネルギーΔUが最大となる場合の運動エネルギーΔU
max は以下の式(9)のように表すことができる。
【0018】
【数3】 また、ターゲット部材の振動によりターゲット部材から
放出されたターゲット原子に与えられる運動エネルギー
ΔUは、高速粒子の衝突によりターゲット原子がターゲ
ット部材から放出されたときに与えられる運動エネルギ
ー(2(ev)程度)の5%以上とすることから、ΔU
max ≧0.1×1.6×10-19 (J){1(ev)=
1.6×10-19 (J)}を満たすように、実際に用い
るターゲット原子の質量M(kg)とターゲット駆動手
段によってターゲット部材に与える振幅A(m)と振動
数f(Hz)とを決定する。
放出されたターゲット原子に与えられる運動エネルギー
ΔUは、高速粒子の衝突によりターゲット原子がターゲ
ット部材から放出されたときに与えられる運動エネルギ
ー(2(ev)程度)の5%以上とすることから、ΔU
max ≧0.1×1.6×10-19 (J){1(ev)=
1.6×10-19 (J)}を満たすように、実際に用い
るターゲット原子の質量M(kg)とターゲット駆動手
段によってターゲット部材に与える振幅A(m)と振動
数f(Hz)とを決定する。
【0019】なお、ターゲット部材を回転させるととも
に振動させる場合は回転による遠心力によって与えられ
る運動エネルギーと振動によって与えられる運動エネル
ギーとの両方を考慮してそれぞれの条件を決定すればよ
い。
に振動させる場合は回転による遠心力によって与えられ
る運動エネルギーと振動によって与えられる運動エネル
ギーとの両方を考慮してそれぞれの条件を決定すればよ
い。
【0020】このように、請求項1の発明では、ターゲ
ット駆動手段がターゲット部材に対して振動や回転又は
回転と振動を与えてターゲット原子にさらに運動エネル
ギーを付与するため、ターゲット原子が持つ運動エネル
ギーの大きさが大きくなって微細なコンタクトホールや
ビアホールであってもターゲット原子が内部深くまで到
達できるようになり、埋め込み性の向上したスパッタ装
置となる。
ット駆動手段がターゲット部材に対して振動や回転又は
回転と振動を与えてターゲット原子にさらに運動エネル
ギーを付与するため、ターゲット原子が持つ運動エネル
ギーの大きさが大きくなって微細なコンタクトホールや
ビアホールであってもターゲット原子が内部深くまで到
達できるようになり、埋め込み性の向上したスパッタ装
置となる。
【0021】なお、ターゲット駆動手段として、ターゲ
ット部材のみを縦振動や横振動などの振動を与えること
によりターゲット原子が放出される瞬間に運動エネルギ
ーを与える構成のものや、ターゲット部材と基板保持手
段とを相対位置を変えずに回転させることにより遠心力
を生じさせて、ターゲット原子がターゲット部材から放
出されてから基板に到達するまでの間継続して運動エネ
ルギーを与える構成のものなどが挙げられる。
ット部材のみを縦振動や横振動などの振動を与えること
によりターゲット原子が放出される瞬間に運動エネルギ
ーを与える構成のものや、ターゲット部材と基板保持手
段とを相対位置を変えずに回転させることにより遠心力
を生じさせて、ターゲット原子がターゲット部材から放
出されてから基板に到達するまでの間継続して運動エネ
ルギーを与える構成のものなどが挙げられる。
【0022】また、請求項2の発明は、請求項1の記載
のスパッタ装置において、前記ターゲット駆動手段は、
前記ターゲット部材と前記基板保持手段との相対配置を
変えずに、予め定めた特定の軸を中心に前記ターゲット
部材と前記基板保持手段との両方を同軸回転させるもの
である。
のスパッタ装置において、前記ターゲット駆動手段は、
前記ターゲット部材と前記基板保持手段との相対配置を
変えずに、予め定めた特定の軸を中心に前記ターゲット
部材と前記基板保持手段との両方を同軸回転させるもの
である。
【0023】すなわち、請求項2の発明では、ターゲッ
ト駆動手段が、ターゲット部材と基板保持手段との相対
位置を変えずに同軸回転させる構成とすることにより、
ターゲット部材と基板との間の空間に遠心力が働くた
め、ターゲット部材から放出されたターゲット原子には
ターゲット原子が放出された位置から基板に到達するま
での間継続して運動エネルギーが加わる、言い換える
と、加速度が与えられることとなる。そのため、ターゲ
ット部材から放出されたターゲット原子に対して効率的
に運動エネルギーを与えることができる。
ト駆動手段が、ターゲット部材と基板保持手段との相対
位置を変えずに同軸回転させる構成とすることにより、
ターゲット部材と基板との間の空間に遠心力が働くた
め、ターゲット部材から放出されたターゲット原子には
ターゲット原子が放出された位置から基板に到達するま
での間継続して運動エネルギーが加わる、言い換える
と、加速度が与えられることとなる。そのため、ターゲ
ット部材から放出されたターゲット原子に対して効率的
に運動エネルギーを与えることができる。
【0024】上述したように、ターゲット原子が高速粒
子の衝突により放出されたときに与えられる運動エネル
ギーは2(ev)程度であるため、ターゲット駆動手段
は、ターゲット原子に対して0.1(ev)程度以上の
運動エネルギーを付与するように、回転の条件を決定す
る。
子の衝突により放出されたときに与えられる運動エネル
ギーは2(ev)程度であるため、ターゲット駆動手段
は、ターゲット原子に対して0.1(ev)程度以上の
運動エネルギーを付与するように、回転の条件を決定す
る。
【0025】すなわち、回転中心からターゲット部材の
表面までの距離をr0 (m)、回転中心から基板表面ま
での距離をr1 (m)、ターゲット駆動手段によるター
ゲット部材の角速度ω(rad/s)、ターゲット部材
から放出されるターゲット原子の質量をM(kg)とす
ると、ターゲット原子がターゲット部材から放出されて
から基板表面に到達するまでの間ターゲット原子にかか
る遠心力F(r0 ,r 1 )は、上述の式(1)から以下
の式(10)のように表すことができる。
表面までの距離をr0 (m)、回転中心から基板表面ま
での距離をr1 (m)、ターゲット駆動手段によるター
ゲット部材の角速度ω(rad/s)、ターゲット部材
から放出されるターゲット原子の質量をM(kg)とす
ると、ターゲット原子がターゲット部材から放出されて
から基板表面に到達するまでの間ターゲット原子にかか
る遠心力F(r0 ,r 1 )は、上述の式(1)から以下
の式(10)のように表すことができる。
【0026】
【数4】 1(ev)=1.6×10-19 (J)であるため、遠心
力F(r0 ,r1 )を運動エネルギーE(r0 ,r1 )
に換算すると、以下の式(11)のように表すことがで
きる。
力F(r0 ,r1 )を運動エネルギーE(r0 ,r1 )
に換算すると、以下の式(11)のように表すことがで
きる。
【0027】
【数5】 上記式(11)で得られる値が0.1(ev)以上とな
るように、実際に用いるターゲット原子の質量M(k
g)と回転中心からターゲット表面までの距離r
0 (m)と回転中心から基板表面までの距離をr
1 (m)とターゲット駆動手段がターゲット部材を回転
させる角速度ω(rad/s)とを決定する。
るように、実際に用いるターゲット原子の質量M(k
g)と回転中心からターゲット表面までの距離r
0 (m)と回転中心から基板表面までの距離をr
1 (m)とターゲット駆動手段がターゲット部材を回転
させる角速度ω(rad/s)とを決定する。
【0028】このように、請求項2の発明のスパッタ装
置は、ターゲット部材から放出されたターゲット原子
に、ターゲット部材から放出されて基板に到達するまで
の間継続して、ターゲット原子の持つ運動エネルギーに
影響が出る大きさの運動エネルギーを与える構成である
ため、基板に到達するターゲット原子の運動エネルギー
がより一層大きくなり、微細なコンタクトホールやビア
ホールであってもターゲット原子の到達率が更に向上す
る。それに加えて、ターゲットから基板に向かう向きの
力がターゲット原子に与えられるため、ターゲット原子
は基板表面に対してさらに小さい入射角度で到達するこ
ととなり、基板表面に形成された微細な凹凸の表面に合
わせて均一に付着する。
置は、ターゲット部材から放出されたターゲット原子
に、ターゲット部材から放出されて基板に到達するまで
の間継続して、ターゲット原子の持つ運動エネルギーに
影響が出る大きさの運動エネルギーを与える構成である
ため、基板に到達するターゲット原子の運動エネルギー
がより一層大きくなり、微細なコンタクトホールやビア
ホールであってもターゲット原子の到達率が更に向上す
る。それに加えて、ターゲットから基板に向かう向きの
力がターゲット原子に与えられるため、ターゲット原子
は基板表面に対してさらに小さい入射角度で到達するこ
ととなり、基板表面に形成された微細な凹凸の表面に合
わせて均一に付着する。
【0029】さらに、請求項3の発明は、請求項1又は
2に記載のスパッタ装置において、前記基板保持手段は
基板表面に垂直な軸を中心として基板を回転させるもの
である。これにより、ターゲットから放出されたターゲ
ット原子が基板に対して均一に付着することとなるので
より一層ステップカバレッジのよいものとなる。
2に記載のスパッタ装置において、前記基板保持手段は
基板表面に垂直な軸を中心として基板を回転させるもの
である。これにより、ターゲットから放出されたターゲ
ット原子が基板に対して均一に付着することとなるので
より一層ステップカバレッジのよいものとなる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。
〜図5を参照して説明する。
【0031】(第1の実施形態)図1(a)及び図1
(b)に示すように、本第1の実施形態のスパッタ装置
は、タンクTと連結されタンクTからアルゴンガスが導
入される導入口10aとバルブを介して真空吸引ポンプ
Pと連結された導出口10bとが設けられた密閉可能な
略円筒状のチャンバ10と、チャンバ10の中心軸を中
心とする同心円上に配置された半径0.8(m)の円筒
状のCuよりなるターゲット部材12と、チャンバ10
の中心軸上に設けられた柱状部材14によりチャンバ1
0のほぼ中央に保持された円盤状の金属板16と、チャ
ンバ10の内側面に設けられ基板18の主面がターゲッ
ト部材12の外側面に対して垂直に配置されるように、
かつ、ターゲット部材の表面からの距離が0.7(m)
となるように、それぞれ基板18を保持する複数の基板
保持具20(基板保持手段)と、円筒状のターゲット部
材12を金属板16と共にチャンバ10の中心軸を中心
とする軸を中心として回動させる駆動手段22(ターゲ
ット駆動手段)とを備えている。
(b)に示すように、本第1の実施形態のスパッタ装置
は、タンクTと連結されタンクTからアルゴンガスが導
入される導入口10aとバルブを介して真空吸引ポンプ
Pと連結された導出口10bとが設けられた密閉可能な
略円筒状のチャンバ10と、チャンバ10の中心軸を中
心とする同心円上に配置された半径0.8(m)の円筒
状のCuよりなるターゲット部材12と、チャンバ10
の中心軸上に設けられた柱状部材14によりチャンバ1
0のほぼ中央に保持された円盤状の金属板16と、チャ
ンバ10の内側面に設けられ基板18の主面がターゲッ
ト部材12の外側面に対して垂直に配置されるように、
かつ、ターゲット部材の表面からの距離が0.7(m)
となるように、それぞれ基板18を保持する複数の基板
保持具20(基板保持手段)と、円筒状のターゲット部
材12を金属板16と共にチャンバ10の中心軸を中心
とする軸を中心として回動させる駆動手段22(ターゲ
ット駆動手段)とを備えている。
【0032】円筒状のターゲット部材12には図示しな
い電源の陰極、円盤状の金属板16には図示しない電源
の陽極にそれぞれ接続されて高速粒子発生手段を構成し
ている。この高速粒子発生手段は、電源からの高周波電
圧の印加によりグロー放電を生じさせてチャンバ10内
に充電されたアルゴンガスを遊離し、高速粒子としてプ
ラズマを発生させる。
い電源の陰極、円盤状の金属板16には図示しない電源
の陽極にそれぞれ接続されて高速粒子発生手段を構成し
ている。この高速粒子発生手段は、電源からの高周波電
圧の印加によりグロー放電を生じさせてチャンバ10内
に充電されたアルゴンガスを遊離し、高速粒子としてプ
ラズマを発生させる。
【0033】また、駆動手段22は、円筒状のターゲッ
ト部材12を保持する回転可能な保持部22aをチャン
バ10内に備え、この保持部22aをチャンバ10の中
心軸を回転軸として回動させることにより保持部を22
aにより保持された円筒状のターゲット部材12を回動
する。この保持部の回転軸上には金属板16を保持する
柱状部材14が固定されているため、金属板16も円筒
状のターゲット部材12と共に回動される。
ト部材12を保持する回転可能な保持部22aをチャン
バ10内に備え、この保持部22aをチャンバ10の中
心軸を回転軸として回動させることにより保持部を22
aにより保持された円筒状のターゲット部材12を回動
する。この保持部の回転軸上には金属板16を保持する
柱状部材14が固定されているため、金属板16も円筒
状のターゲット部材12と共に回動される。
【0034】それぞれ基板18を保持する複数の基板保
持具20は、ターゲット部材12の表面から放出される
ターゲット原子に対して与えられる運動エネルギーの向
きに対して基板18の主面が垂直に配置される角度で円
筒状のチャンバ10の内側面に設けられている。
持具20は、ターゲット部材12の表面から放出される
ターゲット原子に対して与えられる運動エネルギーの向
きに対して基板18の主面が垂直に配置される角度で円
筒状のチャンバ10の内側面に設けられている。
【0035】このようなスパッタ装置を用いて基板表面
に薄膜を形成するには、まず、基板保持具20に基板1
8を取り付ける。その後、チャンバ10内を密閉してポ
ンプPにより吸引して真空状態とした後、アルゴンガス
をタンクTからチャンバ10内に導入する。
に薄膜を形成するには、まず、基板保持具20に基板1
8を取り付ける。その後、チャンバ10内を密閉してポ
ンプPにより吸引して真空状態とした後、アルゴンガス
をタンクTからチャンバ10内に導入する。
【0036】駆動手段22によりターゲット部材12及
び金属板16を角速度ωが250πrad/sで回動さ
せてから図示しない電源によってターゲット部材12と
金属板16とに高周波電圧を印加してプラズマを発生さ
せる。
び金属板16を角速度ωが250πrad/sで回動さ
せてから図示しない電源によってターゲット部材12と
金属板16とに高周波電圧を印加してプラズマを発生さ
せる。
【0037】発生したプラズマはターゲット部材12に
あらゆる方向から衝突してターゲット部材12からCu
原子を放出させる。このとき、ターゲット部材12は駆
動手段22により回動されているため、この回動によっ
てCu原子がターゲット部材12の表面から放出される
瞬間にさらなる運動エネルギーが与えられる。
あらゆる方向から衝突してターゲット部材12からCu
原子を放出させる。このとき、ターゲット部材12は駆
動手段22により回動されているため、この回動によっ
てCu原子がターゲット部材12の表面から放出される
瞬間にさらなる運動エネルギーが与えられる。
【0038】Cu原子の質量M1 は1.06×10-25
(kg)であることから、Cu原子に与えられる遠心力
による運動エネルギーE0.8 は、上述の式(3)からE
0.8=1.06×10-25 (kg)×0.8(m)×
{250π(rad/s)}2/1.6×10-19 ≒
0.3269(ev)となる。この値は、ターゲット原
子が持つ運動エネルギーである2(ev)の5%以上で
あり、Cu原子の持つ運動エネルギーに対して充分に影
響のある値と言える。
(kg)であることから、Cu原子に与えられる遠心力
による運動エネルギーE0.8 は、上述の式(3)からE
0.8=1.06×10-25 (kg)×0.8(m)×
{250π(rad/s)}2/1.6×10-19 ≒
0.3269(ev)となる。この値は、ターゲット原
子が持つ運動エネルギーである2(ev)の5%以上で
あり、Cu原子の持つ運動エネルギーに対して充分に影
響のある値と言える。
【0039】このように、ターゲット部材12から放出
されたCu原子に対してさらなる運動エネルギーが与え
られることにより、微細な凹凸パターンにも良好に入り
込めるので、ステップカバレッジの良好な薄膜が基板1
8の主面に形成されることとなる。もちろん、複数の基
板保持具20を備えているため、多数の基板18の表面
を同時に薄膜を形成することができる。
されたCu原子に対してさらなる運動エネルギーが与え
られることにより、微細な凹凸パターンにも良好に入り
込めるので、ステップカバレッジの良好な薄膜が基板1
8の主面に形成されることとなる。もちろん、複数の基
板保持具20を備えているため、多数の基板18の表面
を同時に薄膜を形成することができる。
【0040】なお、第1の実施形態において、駆動手段
22は円筒状のターゲット部材12を回動させることに
よりCu原子に対して運動エネルギーを与える構成とし
ているが、例えば、駆動手段22が円筒状のターゲット
部材12を回動させるとともに振動させることによりC
u原子が持つ運動エネルギーに対して影響を及ぼす大き
さの運動エネルギーをさらに与える構成等のように他の
構成とすることもできる。
22は円筒状のターゲット部材12を回動させることに
よりCu原子に対して運動エネルギーを与える構成とし
ているが、例えば、駆動手段22が円筒状のターゲット
部材12を回動させるとともに振動させることによりC
u原子が持つ運動エネルギーに対して影響を及ぼす大き
さの運動エネルギーをさらに与える構成等のように他の
構成とすることもできる。
【0041】(第2の実施形態)図2は、第1の実施形
態で示したスパッタ装置において、それぞれの基板保持
具20が基板18を回転させるモータ24を備えた構成
のものである。このモータ24により基板18自身が回
転されることによってターゲット部材12から放出され
たCu原子を基板18の主面に対してさらに均一に付着
させることができるので、より一層ステップカバレッジ
の良い薄膜を形成できる。なお、その他の構成は、上記
第1の実施形態のスパッタ装置と同様であるので説明は
省略する。
態で示したスパッタ装置において、それぞれの基板保持
具20が基板18を回転させるモータ24を備えた構成
のものである。このモータ24により基板18自身が回
転されることによってターゲット部材12から放出され
たCu原子を基板18の主面に対してさらに均一に付着
させることができるので、より一層ステップカバレッジ
の良い薄膜を形成できる。なお、その他の構成は、上記
第1の実施形態のスパッタ装置と同様であるので説明は
省略する。
【0042】(第3の実施形態)図3(a)及び図3
(b)に示すように、本第3の実施形態のスパッタ装置
は、タンクTと連結されタンクTからアルゴンガスが導
入される導入口10aとバルブを介して真空吸引ポンプ
Pと連結された導出口10bとが設けられた密閉可能な
略円筒状のチャンバ10と、チャンバ10の中心軸を中
心とする同心円上に配置され、内側面に基板18の主面
がターゲット部材12の外側面に対して垂直に配置され
るように、かつ、ターゲット部材の表面からの距離が
0.7(m)となるように、それぞれ基板18を保持す
る複数の基板保持具20を備えた円筒状の基板保持部材
21と、基板保持部材21の内側にチャンバ10の中心
軸を中心とする同心円上に配置された半径0.8(m)
の円筒状のCuよりなるターゲット部材12と、チャン
バ10の中心軸上に設けられた柱状部材14によりチャ
ンバ10のほぼ中央に保持された円盤状の金属板16
と、円筒状の基板保持部材21と円筒状のターゲット部
材12とを金属板16と共にチャンバ10の中心軸を中
心とする軸を中心として回動させる駆動手段22とを備
えている。
(b)に示すように、本第3の実施形態のスパッタ装置
は、タンクTと連結されタンクTからアルゴンガスが導
入される導入口10aとバルブを介して真空吸引ポンプ
Pと連結された導出口10bとが設けられた密閉可能な
略円筒状のチャンバ10と、チャンバ10の中心軸を中
心とする同心円上に配置され、内側面に基板18の主面
がターゲット部材12の外側面に対して垂直に配置され
るように、かつ、ターゲット部材の表面からの距離が
0.7(m)となるように、それぞれ基板18を保持す
る複数の基板保持具20を備えた円筒状の基板保持部材
21と、基板保持部材21の内側にチャンバ10の中心
軸を中心とする同心円上に配置された半径0.8(m)
の円筒状のCuよりなるターゲット部材12と、チャン
バ10の中心軸上に設けられた柱状部材14によりチャ
ンバ10のほぼ中央に保持された円盤状の金属板16
と、円筒状の基板保持部材21と円筒状のターゲット部
材12とを金属板16と共にチャンバ10の中心軸を中
心とする軸を中心として回動させる駆動手段22とを備
えている。
【0043】基板保持具20は、それぞれ保持する基板
18の主面がチャンバ10の中心軸に対して平行となる
ように円筒状の基板保持部材21の内側面に沿って設け
られている。
18の主面がチャンバ10の中心軸に対して平行となる
ように円筒状の基板保持部材21の内側面に沿って設け
られている。
【0044】第3の実施形態では、駆動手段22の保持
部22bが、円筒状の基板保持部材21と円筒状のター
ゲット部材12とが固定された状態で駆動手段22によ
り回転する構成としているので、円筒状の基板保持部材
21と円筒状のターゲット部材12との間の空間に遠心
力が働くこととなる。したがって、プラズマの衝突によ
ってターゲット部材12から放出されたCu原子には、
ターゲット部材12から放出された瞬間から基板18に
到達するまでの間、常に運動エネルギーが加えられて加
速する、言い換えると、加速度が与えられることとな
る。
部22bが、円筒状の基板保持部材21と円筒状のター
ゲット部材12とが固定された状態で駆動手段22によ
り回転する構成としているので、円筒状の基板保持部材
21と円筒状のターゲット部材12との間の空間に遠心
力が働くこととなる。したがって、プラズマの衝突によ
ってターゲット部材12から放出されたCu原子には、
ターゲット部材12から放出された瞬間から基板18に
到達するまでの間、常に運動エネルギーが加えられて加
速する、言い換えると、加速度が与えられることとな
る。
【0045】例えば、駆動手段22が角速度250πr
ad/sで基板保持部材21とターゲット部材12とを
回動させる場合に、ターゲット部材12から放出される
Cu原子に対して与えられる運動エネルギーE
(0.8,1.5) は、上記(7)式よりE(0 .8,1.5) ={1/
2×1.06×10-25 ×(250π)2 ×(1.52
−0.82 )}/1.6×10-19 ≒0.3290とな
る。この値は、ターゲット原子が持つ運動エネルギーで
ある2(ev)の5%以上であり、Cu原子の持つ運動
エネルギーに対して充分に影響のある値と言える。
ad/sで基板保持部材21とターゲット部材12とを
回動させる場合に、ターゲット部材12から放出される
Cu原子に対して与えられる運動エネルギーE
(0.8,1.5) は、上記(7)式よりE(0 .8,1.5) ={1/
2×1.06×10-25 ×(250π)2 ×(1.52
−0.82 )}/1.6×10-19 ≒0.3290とな
る。この値は、ターゲット原子が持つ運動エネルギーで
ある2(ev)の5%以上であり、Cu原子の持つ運動
エネルギーに対して充分に影響のある値と言える。
【0046】このように、ターゲット部材12から放出
されたCu原子に対して運動エネルギーE(0.8,1.5) の
加速度がさらに与えられることにより、Cu原子の持つ
運動エネルギーはより一層大きくなり、微小なホールで
あっても底部まで到達できる。それに加えて、ターゲッ
ト部材12から基板18に向かう向きの力が、多数方向
に放出された複数のCu原子のそれぞれに対して与えら
れるため、Cu原子は基板表面に対してさらに小さい入
射角度で到達することとなり、基板表面に形成された微
細な凹凸の表面に合わせてCu原子が均一に付着し、ス
テップカバレッジの良好な薄膜が形成されることとな
る。
されたCu原子に対して運動エネルギーE(0.8,1.5) の
加速度がさらに与えられることにより、Cu原子の持つ
運動エネルギーはより一層大きくなり、微小なホールで
あっても底部まで到達できる。それに加えて、ターゲッ
ト部材12から基板18に向かう向きの力が、多数方向
に放出された複数のCu原子のそれぞれに対して与えら
れるため、Cu原子は基板表面に対してさらに小さい入
射角度で到達することとなり、基板表面に形成された微
細な凹凸の表面に合わせてCu原子が均一に付着し、ス
テップカバレッジの良好な薄膜が形成されることとな
る。
【0047】もちろん、複数の基板保持具20を備えて
いるため、同時に多数の基板18の表面に薄膜を形成す
ることができる。なお、その他の構成は上記第1の実施
形態と同様であるので説明は省略する。
いるため、同時に多数の基板18の表面に薄膜を形成す
ることができる。なお、その他の構成は上記第1の実施
形態と同様であるので説明は省略する。
【0048】なお、第1〜第3の実施形態では、陽極を
構成する金属板16を円筒状のターゲット部材12と共
に回動する構成としたが、この構成に限らず、例えば、
チャンバ10内の予め定めた位置に固定するような構成
としてもよい。
構成する金属板16を円筒状のターゲット部材12と共
に回動する構成としたが、この構成に限らず、例えば、
チャンバ10内の予め定めた位置に固定するような構成
としてもよい。
【0049】また、本第1〜第3の実施形態では円筒状
のターゲット部材12と金属板16とによりプラズマを
発生させる構成としたが、これに限らず、例えば、イオ
ンプラズマ発生装置あるいはマグネトロスパッタ法にお
けるプラズマ発生装置などのプラズマを発生させる手段
をチャンバ10内に設ける構成としてもよい。
のターゲット部材12と金属板16とによりプラズマを
発生させる構成としたが、これに限らず、例えば、イオ
ンプラズマ発生装置あるいはマグネトロスパッタ法にお
けるプラズマ発生装置などのプラズマを発生させる手段
をチャンバ10内に設ける構成としてもよい。
【0050】(第4の実施形態)図4に示すように、本
第4の実施形態のスパッタ装置は、タンクTと連結され
タンクTからアルゴンガスが導入される導入口11aと
バルブを介して真空吸引ポンプPと連結された導出口1
1bとが設けられた密閉可能なチャンバ11と、チャン
バ11内で基板28を保持する基板保持具30と、基板
保持具30から対向して設けられ、プラズマを発生させ
る電極の陰極となるとともに、プラズマの衝突によりC
u原子を放出するCuよりなる平板状のターゲット部材
32と、基板28の主面に対して対向配置するようにタ
ーゲット部材32を保持すると共にターゲット部材32
に対して振動数105 (Hz)、振幅10-2(m)の縦
振動を与えるピエゾ素子36(ターゲット駆動手段)を
備えたターゲット保持部材34と、プラズマを発生させ
る電極の陽極となるリング部材38と、リング部材38
とターゲット部材32と接続し、高周波電圧の印加によ
りグロー放電を生じさせる第1の電源40と、ピエゾ素
子36に電圧を印加する第2の電源42とを備えてい
る。
第4の実施形態のスパッタ装置は、タンクTと連結され
タンクTからアルゴンガスが導入される導入口11aと
バルブを介して真空吸引ポンプPと連結された導出口1
1bとが設けられた密閉可能なチャンバ11と、チャン
バ11内で基板28を保持する基板保持具30と、基板
保持具30から対向して設けられ、プラズマを発生させ
る電極の陰極となるとともに、プラズマの衝突によりC
u原子を放出するCuよりなる平板状のターゲット部材
32と、基板28の主面に対して対向配置するようにタ
ーゲット部材32を保持すると共にターゲット部材32
に対して振動数105 (Hz)、振幅10-2(m)の縦
振動を与えるピエゾ素子36(ターゲット駆動手段)を
備えたターゲット保持部材34と、プラズマを発生させ
る電極の陽極となるリング部材38と、リング部材38
とターゲット部材32と接続し、高周波電圧の印加によ
りグロー放電を生じさせる第1の電源40と、ピエゾ素
子36に電圧を印加する第2の電源42とを備えてい
る。
【0051】このような構成のスパッタ装置を用いて基
板28表面に薄膜を形成するには、まず、基板保持具3
0に基板28を取り付ける。その後、チャンバ11内を
密閉してポンプPにより吸引して真空状態とした後、ア
ルゴンガスをタンクTからチャンバ11内に導入する。
板28表面に薄膜を形成するには、まず、基板保持具3
0に基板28を取り付ける。その後、チャンバ11内を
密閉してポンプPにより吸引して真空状態とした後、ア
ルゴンガスをタンクTからチャンバ11内に導入する。
【0052】第2の電源42によりピエゾ素子36に電
圧を印加してターゲット部材32に対して振動数105
(Hz)、振幅10-2(m)の縦振動を与えた状態で、
第1の電源40によりターゲット部材32とリング部材
38とに高周波電圧を印可する。これによりグロー放電
が生じてアルゴンガスが遊離され、プラズマが発生す
る。
圧を印加してターゲット部材32に対して振動数105
(Hz)、振幅10-2(m)の縦振動を与えた状態で、
第1の電源40によりターゲット部材32とリング部材
38とに高周波電圧を印可する。これによりグロー放電
が生じてアルゴンガスが遊離され、プラズマが発生す
る。
【0053】発生したプラズマはターゲット部材32に
あらゆる方向から衝突してターゲット部材32からCu
原子を放出させる。このとき、ターゲット部材32はピ
エゾ素子36により振動数105 (Hz)、振幅10-2
(m)の縦振動が与えられているため、この縦振動によ
ってCu原子には、ターゲット部材32の表面から放出
される瞬間にさらなる運動エネルギーが与えられる。
あらゆる方向から衝突してターゲット部材32からCu
原子を放出させる。このとき、ターゲット部材32はピ
エゾ素子36により振動数105 (Hz)、振幅10-2
(m)の縦振動が与えられているため、この縦振動によ
ってCu原子には、ターゲット部材32の表面から放出
される瞬間にさらなる運動エネルギーが与えられる。
【0054】ここでCu原子に与えられる運動エネルギ
ーΔUmax は、Cu原子の質量M1が1.06×10
-25 (kg)、ターゲット部材32の振動数が10
5 (Hz)、振幅が10-2(m)であり、ターゲット部
材が振動していないときにターゲット部材から放出され
たターゲット原子に与えられる運動エネルギーUが2
(ev)であることから、上記(9)式よりΔUmax ≒
3.7289×10-18 (J)≒23.3(ev)とな
る。この値は、ターゲット原子が持つ運動エネルギーで
ある2evの5%以上であり、Cu原子の持つ運動エネ
ルギーに対して充分に影響のある値と言える。
ーΔUmax は、Cu原子の質量M1が1.06×10
-25 (kg)、ターゲット部材32の振動数が10
5 (Hz)、振幅が10-2(m)であり、ターゲット部
材が振動していないときにターゲット部材から放出され
たターゲット原子に与えられる運動エネルギーUが2
(ev)であることから、上記(9)式よりΔUmax ≒
3.7289×10-18 (J)≒23.3(ev)とな
る。この値は、ターゲット原子が持つ運動エネルギーで
ある2evの5%以上であり、Cu原子の持つ運動エネ
ルギーに対して充分に影響のある値と言える。
【0055】このように、ターゲット部材12を縦振動
させることによりターゲット部材12から放出されたC
u原子に対して基板の向かう向きの運動エネルギーを更
に与えるため、ターゲット部材32から放出されたCu
原子は、微細な凹凸パターンの奥深くまで入り込めるよ
うになるので、ステップカバレッジの良好な薄膜を形成
できる。
させることによりターゲット部材12から放出されたC
u原子に対して基板の向かう向きの運動エネルギーを更
に与えるため、ターゲット部材32から放出されたCu
原子は、微細な凹凸パターンの奥深くまで入り込めるよ
うになるので、ステップカバレッジの良好な薄膜を形成
できる。
【0056】(第5の実施形態)第5の実施形態は第4
の実施形態の変形例であり、ターゲット駆動手段として
ピエゾ素子36を用いる代わりにバネ部材37と電磁石
35とを用いて、上述した第4の実施形態と同様に振動
数105 (Hz)、振幅10-2(m)の縦振動をターゲ
ット部材32に与えることにより、ターゲット部材から
放出されたCu原子に基板に向かう向きの運動エネルギ
ーUを与える構成である。
の実施形態の変形例であり、ターゲット駆動手段として
ピエゾ素子36を用いる代わりにバネ部材37と電磁石
35とを用いて、上述した第4の実施形態と同様に振動
数105 (Hz)、振幅10-2(m)の縦振動をターゲ
ット部材32に与えることにより、ターゲット部材から
放出されたCu原子に基板に向かう向きの運動エネルギ
ーUを与える構成である。
【0057】すなわち、図5に示すように、ターゲット
部材32を基板28の主面に対向した状態で保持するタ
ーゲット保持部材34は、複数のバネ部材(図では説明
のため2つのみ示す)により上下揺動可能にチャンバ1
1内に設けられている。バネ部材37は一端はターゲッ
ト保持部材34に固定され、他端がチャンバ11内に設
けられた固定板39に固定されており、この固定板39
にはターゲット保持部材34側に電磁石35が設けられ
ている。電磁石35には、第3の電源41が接続されて
おり、この第3の電源41によって電磁石35のオンオ
フ状態が制御される。また、ターゲット保持部材34電
磁石35がオン状態となったときに電磁石35に引き付
けられる材質、例えば、Feなどの金属より構成されて
いる。
部材32を基板28の主面に対向した状態で保持するタ
ーゲット保持部材34は、複数のバネ部材(図では説明
のため2つのみ示す)により上下揺動可能にチャンバ1
1内に設けられている。バネ部材37は一端はターゲッ
ト保持部材34に固定され、他端がチャンバ11内に設
けられた固定板39に固定されており、この固定板39
にはターゲット保持部材34側に電磁石35が設けられ
ている。電磁石35には、第3の電源41が接続されて
おり、この第3の電源41によって電磁石35のオンオ
フ状態が制御される。また、ターゲット保持部材34電
磁石35がオン状態となったときに電磁石35に引き付
けられる材質、例えば、Feなどの金属より構成されて
いる。
【0058】第3の電源41により与えられるパルス電
圧によって電磁石35はオンオフ状態を繰り返すが、電
磁石35がオン状態となるとターゲット保持部材34が
電磁石35に引き付けられてバネ部材37が縮み、電磁
石35がオフ状態となるとターゲット保持部材34は重
力により電磁石35から離れてバネ部材37が伸びる。
この繰り返しによりターゲット保持部材34が上下に動
かされるので、ターゲット保持部材34が保持するター
ゲット部材32は縦振動されることになる。なお、その
他の構成は上記第4の実施形態と同様であるので説明は
省略する。また、Cu原子に与える運動エネルギーの大
きさについても第4の実施例と同様であるので詳細な計
算式は省略する。
圧によって電磁石35はオンオフ状態を繰り返すが、電
磁石35がオン状態となるとターゲット保持部材34が
電磁石35に引き付けられてバネ部材37が縮み、電磁
石35がオフ状態となるとターゲット保持部材34は重
力により電磁石35から離れてバネ部材37が伸びる。
この繰り返しによりターゲット保持部材34が上下に動
かされるので、ターゲット保持部材34が保持するター
ゲット部材32は縦振動されることになる。なお、その
他の構成は上記第4の実施形態と同様であるので説明は
省略する。また、Cu原子に与える運動エネルギーの大
きさについても第4の実施例と同様であるので詳細な計
算式は省略する。
【0059】第5の実施形態においても第4の実施形態
と同様に、ターゲット部材32から放出されたCu原子
は、基板28の主面に対して平均的に付着すると共にさ
らなる運動エネルギーが与えられることにより、微細な
凹凸パターンにも良好に入り込めるので、ステップカバ
レッジの良好な薄膜を形成できる。
と同様に、ターゲット部材32から放出されたCu原子
は、基板28の主面に対して平均的に付着すると共にさ
らなる運動エネルギーが与えられることにより、微細な
凹凸パターンにも良好に入り込めるので、ステップカバ
レッジの良好な薄膜を形成できる。
【0060】なお、ターゲット駆動手段は、ターゲット
部材32に縦振動を与える構成であれば上述した構成に
限らず、クランク機構などの機械的機構によりターゲッ
ト部材32に縦振動を与えるようにしてもよい。
部材32に縦振動を与える構成であれば上述した構成に
限らず、クランク機構などの機械的機構によりターゲッ
ト部材32に縦振動を与えるようにしてもよい。
【0061】以上述べた第4の実施形態と第5の実施形
態では、ターゲット保持部材34を縦振動させる構成と
しているが、ターゲット保持部材34から放出されるC
u原子に対して基板28に向かう向きの運動エネルギー
を与える構成であれば、その他の構成を用いることがで
きる。
態では、ターゲット保持部材34を縦振動させる構成と
しているが、ターゲット保持部材34から放出されるC
u原子に対して基板28に向かう向きの運動エネルギー
を与える構成であれば、その他の構成を用いることがで
きる。
【0062】なお、以上述べた第1の実施形態〜第5の
実施形態において開示した数値は一例であり、高速粒子
の衝突によってターゲット部材から放出されたターゲッ
ト原子に対し、ターゲット原子が持つ運動エネルギーに
影響が与えられる大きさの運動エネルギーを一時的また
は継続的に与えられるのであれば、本発明は上記数値に
限定されるものではない。
実施形態において開示した数値は一例であり、高速粒子
の衝突によってターゲット部材から放出されたターゲッ
ト原子に対し、ターゲット原子が持つ運動エネルギーに
影響が与えられる大きさの運動エネルギーを一時的また
は継続的に与えられるのであれば、本発明は上記数値に
限定されるものではない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の発
明によれば、高速粒子の衝突によってターゲット部材か
ら放出されたターゲット原子に対し、ターゲット原子が
持つ運動エネルギーに影響が与えられる大きさの運動エ
ネルギーを一時的または継続的に与えてターゲット原子
の持つ運動エネルギーを大きくするため、微細なコンタ
クトホールやビアホールであってもターゲット原子が内
部深くまで到達することが可能となるので、埋め込み性
が向上したスパッタ装置が得られる、という効果を達成
する。
明によれば、高速粒子の衝突によってターゲット部材か
ら放出されたターゲット原子に対し、ターゲット原子が
持つ運動エネルギーに影響が与えられる大きさの運動エ
ネルギーを一時的または継続的に与えてターゲット原子
の持つ運動エネルギーを大きくするため、微細なコンタ
クトホールやビアホールであってもターゲット原子が内
部深くまで到達することが可能となるので、埋め込み性
が向上したスパッタ装置が得られる、という効果を達成
する。
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態のスパッタ装
置の上面図であり、(b)は図1(a)のA- A線断面
図である。
置の上面図であり、(b)は図1(a)のA- A線断面
図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のスパッタ装置の上面
図である。
図である。
【図3】(a)は第3の実施形態のスパッタ装置の上面
図であり、(b)は図3(a)のB- B線断面図であ
る。
図であり、(b)は図3(a)のB- B線断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の第5の実施形態を示す説明図である。
10 チャンバ 10a 導入口 10b 導出口 12 ターゲット部材 14 柱状部材 16 金属板 18 基板 20 基板保持具 22 駆動手段 22a 保持部
Claims (3)
- 【請求項1】 高速粒子を発生させる高速粒子発生手段
からの高速粒子の衝突によりターゲット原子を放出する
ターゲット部材と、 前記ターゲット部材から放出されたターゲット原子が基
板表面に付着するように基板を保持する基板保持手段
と、 前記ターゲット部材を少なくとも回転または振動させ
て、前記ターゲット原子が持つ運動エネルギーに対して
影響が与えられる大きさの運動エネルギーをさらに与え
るターゲット駆動手段と、 を備えたことを特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項2】 前記ターゲット駆動手段は、 前記ターゲット部材と前記基板保持手段との相対配置を
変えずに、予め定めた特定の軸を中心に前記ターゲット
部材と前記基板保持手段との両方を同軸回転させること
を特徴とする請求項1に記載のスパッタ装置。 - 【請求項3】 前記基板保持手段は基板表面に垂直な軸
を中心として基板を回転させることを特徴とする請求項
1又は2に記載のスパッタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11354698A JPH11302840A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | スパッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11354698A JPH11302840A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | スパッタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302840A true JPH11302840A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14615060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11354698A Pending JPH11302840A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | スパッタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302840A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010066275A (ko) * | 1999-12-31 | 2001-07-11 | 이금영 | 플라즈마를 이용한 전자파 차폐 자동코팅 방법 및 장치 |
| JP2012149340A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Canon Anelva Corp | スパッタリング装置 |
| KR101444188B1 (ko) * | 2012-07-04 | 2014-10-02 | 영남대학교 산학협력단 | 태양전지 광흡수층 제조장치 |
| WO2016152395A1 (ja) * | 2015-03-20 | 2016-09-29 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 成膜装置及び成膜ワーク製造方法 |
| CN114717531A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-08 | 浙江水晶光电科技股份有限公司 | 一种立式镀膜装置 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11354698A patent/JPH11302840A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010066275A (ko) * | 1999-12-31 | 2001-07-11 | 이금영 | 플라즈마를 이용한 전자파 차폐 자동코팅 방법 및 장치 |
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| US9299544B2 (en) | 2010-12-28 | 2016-03-29 | Canon Anelva Corporation | Sputtering apparatus |
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| CN114717531A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-08 | 浙江水晶光电科技股份有限公司 | 一种立式镀膜装置 |
| CN114717531B (zh) * | 2022-04-18 | 2025-03-28 | 浙江水晶光电科技股份有限公司 | 一种立式镀膜装置 |
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