JPH11303765A - スクリューポンプ - Google Patents

スクリューポンプ

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Publication number
JPH11303765A
JPH11303765A JP10113733A JP11373398A JPH11303765A JP H11303765 A JPH11303765 A JP H11303765A JP 10113733 A JP10113733 A JP 10113733A JP 11373398 A JP11373398 A JP 11373398A JP H11303765 A JPH11303765 A JP H11303765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
screw pump
thin film
rotor
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP10113733A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yasuda
裕次 安田
Satoshi Muramatsu
智 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10113733A priority Critical patent/JPH11303765A/ja
Publication of JPH11303765A publication Critical patent/JPH11303765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rotary Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大幅な長寿命化を可能にしたスクリューポンプ
を提供することである。 【解決手段】ステータの少なくともロータと接触する面
に、構成元素C,Hからなるアモルファス構造を有する
ダイヤモンドライクカーボン(DLC)のフレキシブル
低摩擦薄膜をコーティングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体、粉体、特に
粉体トナーの移送に適したスクリューポンプに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタあるいはファク
シミリ装置等の画像形成装置において、内部にダブルピ
ッチの螺旋溝を設けた雌ねじ形ステータ、該ステータ内
に回動自在に嵌挿された雄ねじ形ロータより構成された
一軸偏心スクリューポンプ(通称モーノポンプ)を用い
たトナー移送装置を付設することが知られている。この
スクリューポンプを用いたトナー移送装置では、貯蔵し
たトナーまたはクリーニング等で回収トナーを、フレキ
シブルパイプ等を介して移送することができるため、ト
ナー貯蔵部やトナー回収部の設置に何ら制約を受けず、
簡単な構成でトナー移送を確実に行い得るという利点が
ある。さらに、スクリューポンプを用いたトナーの移送
装置は空気供給手段によって空気との混合気状態で移送
することで、トナーの安定した移送が得られるととも
に、移送するトナーに無用なストレスをより与えずに、
移送トナーの凝集、熱融着等がほぼ抑えられるものであ
る。
【0003】このように、スクリューポンプを用いたト
ナーの移送装置は他の搬送スクリュー等を用いる他のト
ナー移送方式に比べて特に優れていることが判る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スクリュー
ポンプを用いた粉体移送装置では、ステータが弾性を必
要とするため、ゴム材から作られており、このステータ
内を金属のロータが摺接しながら回動するので、ステー
タはゴム材質の高摩擦係数による高回転負荷を受ける。
このため、ステータは経時使用により内径が徐々に拡大
するという寸法変化を生じ、また経時使用によって弾性
変化を生じることもある。ステータ内径の拡大等が生じ
てしまうと、スクリューポンプの吐き出し後に供給して
いるエアーがステータとロータの間を通り抜けてポンプ
の入力側へ出るという逆流現象が発生するという問題が
あり、このような問題が発生すれば、スクリューポンプ
が寿命に達したと判断して新しいものに交換しなければ
ならない。
【0005】このようにして寿命になるスクリューポン
プは、その稼動期間が比較的短く、その長寿命化が望ま
れていた。本発明は、上記した事情を鑑み、大幅な長寿
命化を可能にしたスクリューポンプを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、内部にダブルピッチの螺旋溝を設けた雌
ねじ形ステータと、該ステータ内に回動自在に嵌挿され
た雄ねじ形ロータとを有するスクリューポンプにおい
て、前記ステータの少なくとも前記ロータと接触する面
を、フレキシブルな低摩擦面とすることを特徴としてい
る。
【0007】なお、本発明は、前記低摩擦面がステータ
本体の前記ロータと接触する面にコーティングされたフ
レキシブル低摩擦薄膜であると、効果的である。
【0008】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、内部にダブルピッチの螺旋溝を設けた雌ねじ形ステ
ータと、該ステータ内に回動自在に嵌挿された雄ねじ形
ロータとを有するスクリューポンプにおいて、前記ステ
ータはその全面にフレキシブル低摩擦薄膜がコーティン
グされていることを特徴としている。
【0009】さらに、本発明は、前記フレキシブル低摩
擦薄膜は、構成元素C,Hからなるアモルファス構造を
有するダイヤモンドライクカーボン(DLC)である
と、効果的である。
【0010】さらにまた、本発明は、前記フレキシブル
低摩擦薄膜は、厚さを3μm以下とすると、効果的であ
る。
【発明の実施の形態】
【0011】以下、本発明の実施の形態を添付図面に従
って説明する。図1は、本発明に係るスクリューポンプ
の構成を示す断面斜視図である。
【0012】図1において、スクリューポンプ1はゴム
等の弾性体で作られたダブルピッチの螺旋溝を形成した
雌ねじ形ステータ2と、該ステータ2内に回動自在に嵌
挿され、金属等から作られた雄ねじ形ロータ3とを有し
ている。このロータ3は、上流側で横搬送スクリュー1
0の軸11の一端とカップリング12によって連結され
ており、横搬送スクリュー10の軸の他端はトナーの入
力側ハウジング5の外部に飛び出して図示していない駆
動源と駆動連結されるギヤ13が固定されている。
【0013】ステータ2は、上記入力側ハウジング5と
出力側ハウジング4とに覆われるようにして支持されて
おり、その出力側ハウジング4の内周面とステータ2の
外周面との間には隙間7が設けられている。この隙間7
は、ロータ3の出力側に設けられたトナー吐き出し口6
に連通されている。そして、出力側ハウジング4には隙
間7に通ずる空気供給口8が設けられており、空気供給
口8はエアポンプ(図示せず)等のエアー供給源からの
エアー供給チューブ(図示せず)が嵌挿されている。エ
アポンプからのエアーは、空気供給口8から隙間7を通
ってトナー吐き出し口6に供給され、トナーを流動化さ
せてスムーズ、かつ確実に矢印方向へ吐き出す用をなし
ている。
【0014】上記した一軸偏心スクリューポンプ1に
は、入力側ハウジング5の開口部9から入力されたトナ
ーが搬送スクリュー10によりポンプの入力側に送り込
まれる。このとき、ロータ3も回転しており、そのロー
タ3の回転によりポンプ内に形成される斬進する空洞部
15にトナーが充填され、そしてトナーが図の右から左
へ移送されていくことになる。
【0015】ところで、ステータ2はゴム材から作られ
ており、ステータ2内には金属のロータ3が摺接しなが
ら回転するため、ステータ2の内径は摩耗等により経時
使用で徐々に拡大し、早期に寿命に達していた。
【0016】そこで、本発明のスクリューポンプ1はス
テータ2のロータ3と摺接する面を低摩擦薄膜(図示せ
ず)としている。本例の低摩擦薄膜としては、ダイヤモ
ンドライクカーボン(Diamond Like Carbon)(以下、D
LCという。)の薄膜をコーティングしたものがであ
る。
【0017】ところで、このDLCは1970年代にイ
オンビーム蒸着法により合成されたのが最初で、構造的
には炭素が四配位の結合(SP結合)をもつが、部分
的にSP結合や水素との結合を含むため、全般的には
決まった結晶構造を持たない構成元素C,Hのアモルフ
ァス構造となっている。従って、特性的には多くの点で
ダイヤモンドと類似しているが、酸化介し温度が低い、
また膜表面がきわめて平滑である特徴を有する。
【0018】DLC薄膜の特徴として、低摩擦係数、低
摩耗性、衝撃に対する柔軟性、相手方基材へのダメージ
低減、樹脂、ゴムへの高密着性等があげられる。よっ
て、DLC薄膜は粉体、流体の移送用スクリューポンプ
のステータ2へのコーティングとして最適なものといえ
る。なお、DLC薄膜のコーティングはロータ3との摺
動面だけでなく、ステータ2の全面に施してもよく、こ
の場合、ステータ2がトナー等の粉体や環境等から変質
してしまうことを防止することができる。
【0019】図2は、ゴム基材(EPTゴム(エチレン
プロピレンゴム)、シリコーンゴム)とそのゴム基材に
DLC処理を施したものとを摩擦係数について調べた結
果を示すグラフである。
【0020】図2において、実験結果はゴム基材の表面
粗さ、ゴム硬度等の条件で多少異なってくると考えられ
るが、任意のテストピースのテストでは図示するよう
に、DLC処理されたものの摩擦係数は未処理のものの
それと比べて大幅な摩擦係数が改善されている。特に、
EPTゴムではDLC処理をしたものが未処理の約18
%まで摩擦係数が減少している。
【0021】また、DLC薄膜は基材の弾性特性に影響
を及ぼすことはないが、薄膜自身のフレキシビリティを
たもつために、厚さを設定しなければならない。さら
に、DLC薄膜の厚さはトナー等の粉体の遮断、摩耗寿
命等を考慮して1μm以上、3μm以下を目標とした。
【0022】ところで、ステータ2のゴム基材にDLC
薄膜をコーティングする場合、コストも考慮しなければ
ならない。DLC薄膜のコストはその処理時間が大きく
影響する。図3は、ステータ2のゴム基材として使用さ
れ得るPTFE,CRゴム、NBRゴム、EPTゴムの
単位時間当たりにおいて成形されるDLC膜厚について
行ったテストの結果であり、EPTゴムが最も経済的で
あることが判明した。
【0023】以上の結果から、ステータ2のゴム基材と
してEPT系のゴムを採用し、DLC薄膜の厚さを3μ
m以下とすることが有益であることが判った。ちなみ
に、ロータ3をステンレス、ステータ2をEPTゴムの
基材に1〜2μmのDLC薄膜をコーティングしたスク
リューポンプ1を使用したところ、回転負荷が従来のも
のの約1/3以下、摩擦によるステータの変形推移は約
1/2以下となり、スクリューポンプの寿命が飛躍的に
向上した。
【0024】
【発明の効果】請求項1および2の構成によれば、摩擦
係数低減による回転負荷が減少し、ステータの摩耗を大
幅に遅らせられ、スクリューポンプの長寿命化が得られ
た。
【0025】請求項3の構成によれば、回転負荷が減少
し、ステータ摩耗の遅延が可能となり、さらにステータ
をトナー等の粉体や環境によるゴム変質を防止すること
が可能となった。
【0026】請求項4の構成によれば、ステータのゴム
基材の密着性に優れ、低摩耗、低摩擦係数であり、相手
攻撃性も小さい。よって、移送される流体、粉体への影
響が小さく、長寿命なスクリューーポンプが提供するこ
とができる。
【0027】請求項5の構成によれば、フレキシブル低
摩擦薄膜のフレキシブル性を確保し、しかも成膜時間の
短縮化からコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリューポンプの構成を示す断
面図である。
【図2】DLC膜厚の有無によるゴム基材の摩擦係数を
比較したテスト結果を示すグラフである。
【図3】ゴム基材毎のDLCの成膜時間を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 スクリューポンプ 2 ステータ 3 ロータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にダブルピッチの螺旋溝を設けた雌
    ねじ形ステータと、該ステータ内に回動自在に嵌挿され
    た雄ねじ形ロータとを有するスクリューポンプにおい
    て、 前記ステータの少なくとも前記ロータと接触する面を、
    フレキシブルな低摩擦面とすることを特徴とするスクリ
    ューポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスクリューポンプにお
    いて、 前記低摩擦面がステータ本体の前記ロータと接触する面
    にコーティングされたフレキシブル低摩擦薄膜であるこ
    とを特徴とするスクリューポンプ。
  3. 【請求項3】 内部にダブルピッチの螺旋溝を設けた雌
    ねじ形ステータと、該ステータ内に回動自在に嵌挿され
    た雄ねじ形ロータとを有するスクリューポンプにおい
    て、 前記ステータはその全面にフレキシブル低摩擦薄膜がコ
    ーティングされていることを特徴とするスクリューポン
    プ。
  4. 【請求項4】 前記フレキシブル低摩擦薄膜は、構成元
    素C,Hからなるアモルファス構造を有するダイヤモン
    ドライクカーボン(DLC)であることを特徴とする請
    求項2または3に記載ののスクリューポンプ。
  5. 【請求項5】 前記フレキシブル低摩擦薄膜の厚さを3
    μm以下とすることを特徴とする請求項1ないし3の何
    れか1つのスクリューポンプ。
JP10113733A 1998-04-23 1998-04-23 スクリューポンプ Pending JPH11303765A (ja)

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Publications (1)

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Family

ID=14619768

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JP10113733A Pending JPH11303765A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 スクリューポンプ

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JP (1) JPH11303765A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287497A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Ricoh Co Ltd 現像剤移送装置
JP2011080419A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Heishin Engineering & Equipment Co Ltd ステータ及び一軸偏心ねじポンプ
JP4886028B2 (ja) * 2006-05-11 2012-02-29 ネッチュ−モーノプンペン ゲーエムベーハー 偏心ウォームポンプのためのステータケーシング

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Effective date: 20051116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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