JPH11303892A - ダンパーディスク組立体 - Google Patents
ダンパーディスク組立体Info
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- JPH11303892A JPH11303892A JP10108349A JP10834998A JPH11303892A JP H11303892 A JPH11303892 A JP H11303892A JP 10108349 A JP10108349 A JP 10108349A JP 10834998 A JP10834998 A JP 10834998A JP H11303892 A JPH11303892 A JP H11303892A
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- friction
- hub
- plate
- axial direction
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/123—Wound springs
- F16F15/12353—Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations
- F16F15/1236—Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations resulting in a staged spring characteristic, e.g. with multiple intermediate plates
- F16F15/12366—Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations resulting in a staged spring characteristic, e.g. with multiple intermediate plates acting on multiple sets of springs
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16F15/123—Wound springs
- F16F15/1238—Wound springs with pre-damper, i.e. additional set of springs between flange of main damper and hub
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分離ハブ型のダンパーディスク組立体におい
て、一段目の特性を実現するバネ及び摩擦発生機構の構
造を簡略化する。 【解決手段】 第2ダンパー機構9は、出力ハブ3と分
離フランジ18とを回転方向に弾性的に連結するための
機構であり、ブッシュ19と固定プレート20と第2バ
ネ21とを有している。ブッシュ19はハブ3の外周に
相対回転不能にかつ軸方向に移動自在に係合し環状部8
9に形成された第1摩擦面を有している。また、ブッシ
ュ19はバネ収容部90を有している。固定プレート2
0は分離フランジ18に相対回転不能に係合し第1摩擦
面に当接可能な第2摩擦面が形成された第1円板状部7
3を有している。さらに、固定プレート20は、バネ収
容部90に対応する切り起こし部76を有している。第
2バネ21は、バネ収容部90と切り起こし部76に回
転方向端部を支持され、ブッシュ19と固定プレート2
0とを回転方向に連結している。
て、一段目の特性を実現するバネ及び摩擦発生機構の構
造を簡略化する。 【解決手段】 第2ダンパー機構9は、出力ハブ3と分
離フランジ18とを回転方向に弾性的に連結するための
機構であり、ブッシュ19と固定プレート20と第2バ
ネ21とを有している。ブッシュ19はハブ3の外周に
相対回転不能にかつ軸方向に移動自在に係合し環状部8
9に形成された第1摩擦面を有している。また、ブッシ
ュ19はバネ収容部90を有している。固定プレート2
0は分離フランジ18に相対回転不能に係合し第1摩擦
面に当接可能な第2摩擦面が形成された第1円板状部7
3を有している。さらに、固定プレート20は、バネ収
容部90に対応する切り起こし部76を有している。第
2バネ21は、バネ収容部90と切り起こし部76に回
転方向端部を支持され、ブッシュ19と固定プレート2
0とを回転方向に連結している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパーディスク
組立体、特に、分離ハブ型ダンパーディスク組立体に関
する。
組立体、特に、分離ハブ型ダンパーディスク組立体に関
する。
【0002】
【従来の技術】車輌のクラッチに用いられるクラッチデ
ィスク組立体(ダンパーディスク組立体)は、フライホ
イールに連結及び連結解除するためのクラッチ機能と、
フライホイールから伝達された捩り振動を吸収・減衰す
るためのダンパー機能とを有している。クラッチディス
ク組立体は、クラッチディスクと、クラッチディスクに
固定された1対の入力プレートと、入力プレートの内周
側に配置されたハブと、ハブと入力プレートとを回転方
向に弾性的に連結する弾性部材とを備えいてる。弾性部
材は入力プレートとハブとの間に配置され両者が相対回
転すると回転方向に圧縮されるようになっている。クラ
ッチディスクがフライホイールに連結されると、フライ
ホイールからクラッチディスク組立体の入力プレートに
トルクが入力される。トルクは弾性部材を介してハブに
伝達され、さらにトランスミッションから延びるシャフ
トに出力される。エンジンからのトルク変動がクラッチ
ディスク組立体に入力されると、1対の入力プレートと
ハブとの間で相対回転が生じ、弾性部材が円周方向に繰
り返し圧縮される。
ィスク組立体(ダンパーディスク組立体)は、フライホ
イールに連結及び連結解除するためのクラッチ機能と、
フライホイールから伝達された捩り振動を吸収・減衰す
るためのダンパー機能とを有している。クラッチディス
ク組立体は、クラッチディスクと、クラッチディスクに
固定された1対の入力プレートと、入力プレートの内周
側に配置されたハブと、ハブと入力プレートとを回転方
向に弾性的に連結する弾性部材とを備えいてる。弾性部
材は入力プレートとハブとの間に配置され両者が相対回
転すると回転方向に圧縮されるようになっている。クラ
ッチディスクがフライホイールに連結されると、フライ
ホイールからクラッチディスク組立体の入力プレートに
トルクが入力される。トルクは弾性部材を介してハブに
伝達され、さらにトランスミッションから延びるシャフ
トに出力される。エンジンからのトルク変動がクラッチ
ディスク組立体に入力されると、1対の入力プレートと
ハブとの間で相対回転が生じ、弾性部材が円周方向に繰
り返し圧縮される。
【0003】クラッチディスク組立体は摩擦機構をさら
に備えている。摩擦機構は、入力プレートとハブとの間
に配置され、両部材が相対回転するときに摩擦抵抗を発
生する。摩擦機構は複数のワッシャーや付勢部材から構
成されている。分離ハブ型クラッチディスク組立体は、
ハブの従来のフランジをボスから分離してハブフランジ
(分離フランジ)にするとともに、ボスとハブフランジ
を低剛性の弾性部材により回転方向に連結したものであ
る。このクラッチディスク組立体では、入力プレートと
ハブとの捩り角度が広くなり、さらに2段階の剛性(低
剛性・高剛性)が得られる。
に備えている。摩擦機構は、入力プレートとハブとの間
に配置され、両部材が相対回転するときに摩擦抵抗を発
生する。摩擦機構は複数のワッシャーや付勢部材から構
成されている。分離ハブ型クラッチディスク組立体は、
ハブの従来のフランジをボスから分離してハブフランジ
(分離フランジ)にするとともに、ボスとハブフランジ
を低剛性の弾性部材により回転方向に連結したものであ
る。このクラッチディスク組立体では、入力プレートと
ハブとの捩り角度が広くなり、さらに2段階の剛性(低
剛性・高剛性)が得られる。
【0004】前記従来の分離ハブ型クラッチディスク組
立体では、例えば、リテーニングプレート(1対の入力
プレートの一方)とハブのボスとの間に小摩擦機構が設
けられ、リテーニングプレートとハブフランジとの間に
大摩擦機構が設けられている。大摩擦機構は、ハブフラ
ンジに当接しさらにリテーニングプレートに相対回転不
能にかつ軸方向に移動可能に係合する第1摩擦部材と、
第1摩擦部材とリテーニングプレートとの間に配置され
第1摩擦部材をハブフランジ側に付勢する第1付勢部材
とから構成されている。小摩擦機構は、ハブのフランジ
に当接しかつリテーニングプレートに相対回転不能にか
つ軸方向に移動可能に係合する第2摩擦部材と、第2摩
擦部材とリテーニングプレートとの間に配置され第2摩
擦部材をフランジ側に付勢する第2付勢部材とから構成
されている。一般に、第1摩擦部材は第2摩擦部材より
摩擦係数が高く、第1付勢部材は第2付勢部材より付勢
力が大きく設定されている。このため、大摩擦機構は小
摩擦機構より大きな摩擦(高ヒステリシストルク)を発
生する。
立体では、例えば、リテーニングプレート(1対の入力
プレートの一方)とハブのボスとの間に小摩擦機構が設
けられ、リテーニングプレートとハブフランジとの間に
大摩擦機構が設けられている。大摩擦機構は、ハブフラ
ンジに当接しさらにリテーニングプレートに相対回転不
能にかつ軸方向に移動可能に係合する第1摩擦部材と、
第1摩擦部材とリテーニングプレートとの間に配置され
第1摩擦部材をハブフランジ側に付勢する第1付勢部材
とから構成されている。小摩擦機構は、ハブのフランジ
に当接しかつリテーニングプレートに相対回転不能にか
つ軸方向に移動可能に係合する第2摩擦部材と、第2摩
擦部材とリテーニングプレートとの間に配置され第2摩
擦部材をフランジ側に付勢する第2付勢部材とから構成
されている。一般に、第1摩擦部材は第2摩擦部材より
摩擦係数が高く、第1付勢部材は第2付勢部材より付勢
力が大きく設定されている。このため、大摩擦機構は小
摩擦機構より大きな摩擦(高ヒステリシストルク)を発
生する。
【0005】ハブフランジとハブとが相対回転する1段
目の捩り角度範囲では、低剛性の弾性部材が圧縮され、
小摩擦機構において第2摩擦部材がボスのフランジに対
して摺動する。ここでは、低剛性・低ヒステリシストル
クの特性が得られる。ハブフランジがボスと一体回転し
だすと、それ以後はハブフランジと1対の入力プレート
との間で相対回転が生じる。この2段目範囲では、高剛
性の弾性部材がハブフランジと1対の入力プレートとの
間で圧縮され、大摩擦機構において第2摩擦部材がハブ
フランジに対して摺動する。そのため、高剛性・高ヒス
テリシストルクの特性が得られる。
目の捩り角度範囲では、低剛性の弾性部材が圧縮され、
小摩擦機構において第2摩擦部材がボスのフランジに対
して摺動する。ここでは、低剛性・低ヒステリシストル
クの特性が得られる。ハブフランジがボスと一体回転し
だすと、それ以後はハブフランジと1対の入力プレート
との間で相対回転が生じる。この2段目範囲では、高剛
性の弾性部材がハブフランジと1対の入力プレートとの
間で圧縮され、大摩擦機構において第2摩擦部材がハブ
フランジに対して摺動する。そのため、高剛性・高ヒス
テリシストルクの特性が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の分離フラン
ジ型クラッチディスク組立体では、低剛性弾性部材とし
てのコイルスプリングは、ハブの外周歯と分離フランジ
の内周歯付近に形成された凹部内に配置されている。そ
して、一段目の摩擦機構を構成する部材としては、リテ
ーニングプレートと一体回転かつ軸方向に移動可能に配
置された摩擦部材と、摩擦部材とリテーニングプレート
の間に配置された付勢部材とから構成されている。付勢
部材は摩擦部材とリテーニングプレートとの間で軸方向
に圧縮され、摩擦部材をフランジ側に付勢している。こ
のクラッチディスク組立体では、バネを配置するために
ハブと分離フランジとに所定の切り欠きを形成しなけれ
ばならない。さらに切欠きを形成することによって、ハ
ブの外周歯と分離フランジの内周歯の数が減ってしま
う。すなわち、両部材の当接面積が減少し、面圧が低下
する。このため、両歯の摩耗や破損のおそれが高まる。
ジ型クラッチディスク組立体では、低剛性弾性部材とし
てのコイルスプリングは、ハブの外周歯と分離フランジ
の内周歯付近に形成された凹部内に配置されている。そ
して、一段目の摩擦機構を構成する部材としては、リテ
ーニングプレートと一体回転かつ軸方向に移動可能に配
置された摩擦部材と、摩擦部材とリテーニングプレート
の間に配置された付勢部材とから構成されている。付勢
部材は摩擦部材とリテーニングプレートとの間で軸方向
に圧縮され、摩擦部材をフランジ側に付勢している。こ
のクラッチディスク組立体では、バネを配置するために
ハブと分離フランジとに所定の切り欠きを形成しなけれ
ばならない。さらに切欠きを形成することによって、ハ
ブの外周歯と分離フランジの内周歯の数が減ってしま
う。すなわち、両部材の当接面積が減少し、面圧が低下
する。このため、両歯の摩耗や破損のおそれが高まる。
【0007】本発明の目的は、分離ハブ型のダンパーデ
ィスク組立体において、一段目の特性を実現するバネ及
び摩擦発生機構での構造を簡略化することにある。
ィスク組立体において、一段目の特性を実現するバネ及
び摩擦発生機構での構造を簡略化することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ーディスク組立体は、1対の入力プレートと中間プレー
トと第1弾性部材とダンパーとを備えている。中間プレ
ートは1対の入力プレートの間に配置されている。第1
弾性部材は1対の入力プレートと中間プレートを回転方
向に弾性的に連結する。出力ハブは1対の入力プレート
と中間プレートの内周側に配置されている。ダンパー
は、出力ハブと中間プレートとを回転方向に弾性的に連
結するための機構であり、第1部材と第2部材と弾性部
材とを有する。第1部材は、出力ハブの外周に相対回転
不能にかつ軸方向に移動自在に係合し第1摩擦面と第1
支持部とを有する。第2部材は、中間プレートに相対回
転不能に係合し第1摩擦面に当接可能な第2摩擦面と第
1支持部に対応する第2支持部とを有する。弾性部材は
第1及び第2支持部材に回転方向端を支持され第1部材
と第2部材とを回転方向に連結する。
ーディスク組立体は、1対の入力プレートと中間プレー
トと第1弾性部材とダンパーとを備えている。中間プレ
ートは1対の入力プレートの間に配置されている。第1
弾性部材は1対の入力プレートと中間プレートを回転方
向に弾性的に連結する。出力ハブは1対の入力プレート
と中間プレートの内周側に配置されている。ダンパー
は、出力ハブと中間プレートとを回転方向に弾性的に連
結するための機構であり、第1部材と第2部材と弾性部
材とを有する。第1部材は、出力ハブの外周に相対回転
不能にかつ軸方向に移動自在に係合し第1摩擦面と第1
支持部とを有する。第2部材は、中間プレートに相対回
転不能に係合し第1摩擦面に当接可能な第2摩擦面と第
1支持部に対応する第2支持部とを有する。弾性部材は
第1及び第2支持部材に回転方向端を支持され第1部材
と第2部材とを回転方向に連結する。
【0009】請求項1に記載のダンパーディスク組立体
では、1対の入力プレートにトルクが入力されると、そ
のトルクは第1弾性部材を介して中間プレートに伝達さ
れる。トルクは中間プレートからダンパーを介して出力
ハブに伝達される。ダンパー内ではトルクは第2部材か
ら弾性部材を介して第1部材に伝達されている。捩り角
度の小さな一段目範囲では、中間プレートと出力ハブと
が相対回転し、第2弾性部材が第1部材と第2部材との
間で回転方向に圧縮される。このとき第1部材と第2部
材との間で摩擦面同士が摺動し所定のヒステリシストル
クを発生する。
では、1対の入力プレートにトルクが入力されると、そ
のトルクは第1弾性部材を介して中間プレートに伝達さ
れる。トルクは中間プレートからダンパーを介して出力
ハブに伝達される。ダンパー内ではトルクは第2部材か
ら弾性部材を介して第1部材に伝達されている。捩り角
度の小さな一段目範囲では、中間プレートと出力ハブと
が相対回転し、第2弾性部材が第1部材と第2部材との
間で回転方向に圧縮される。このとき第1部材と第2部
材との間で摩擦面同士が摺動し所定のヒステリシストル
クを発生する。
【0010】このように従来のハブと中間プレートでは
なく、別個の第1及び第2部材によって第2弾性部材の
支持を行っているため、加工の容易な部材を採用するこ
とで簡単な構造を実現できる。さらにこのダンパーディ
スク組立体では、第1部材と第2部材との間に摩擦面を
形成しているため、部品点数を低減できる。請求項2に
記載のダンパーディスク組立体は、請求項1において、
第1部材は環状の樹脂本体を有している。
なく、別個の第1及び第2部材によって第2弾性部材の
支持を行っているため、加工の容易な部材を採用するこ
とで簡単な構造を実現できる。さらにこのダンパーディ
スク組立体では、第1部材と第2部材との間に摩擦面を
形成しているため、部品点数を低減できる。請求項2に
記載のダンパーディスク組立体は、請求項1において、
第1部材は環状の樹脂本体を有している。
【0011】請求項3に記載のダンパーディスク組立体
では、請求項2において、第1部材は第2弾性部材の軸
方向内側を支持している。請求項4に記載のダンパーデ
ィスク組立体では、請求項3において、第1支持部は樹
脂本体に形成された凹部である。請求項5に記載のダン
パーディスク組立体では、請求項4において、第1支持
部は第2弾性部材の内周側を支持する内周側支持部を有
している。
では、請求項2において、第1部材は第2弾性部材の軸
方向内側を支持している。請求項4に記載のダンパーデ
ィスク組立体では、請求項3において、第1支持部は樹
脂本体に形成された凹部である。請求項5に記載のダン
パーディスク組立体では、請求項4において、第1支持
部は第2弾性部材の内周側を支持する内周側支持部を有
している。
【0012】請求項6に記載のダンパーディスク組立体
では、請求項1〜3のいずれかにおいて、第1部材は、
フランジ側に延びフランジに相対回転不能にかつ軸方向
に移動可能に係合する突起を有している。
では、請求項1〜3のいずれかにおいて、第1部材は、
フランジ側に延びフランジに相対回転不能にかつ軸方向
に移動可能に係合する突起を有している。
【0013】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1〜図5に、本発明の一実施形態としてのクラッチデ
ィスク組立体1を示す。クラッチディスク組立体1は車
輌のクラッチに用いられる。図3〜図5のクラッチディ
スク組立体の左側には図示しないエンジン及びフライホ
イールが配置され、図3〜図5の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図3〜図5
の左側を第1軸方向側(エンジン側)と呼び、図3〜図
5の右側を第2軸方向側(トランスミッション側)と呼
ぶ。各図のO−Oはクラッチディスク組立体1の回転軸
線すなわち回転中心であり、図1に示す矢印R1はフラ
イホイール及びクラッチディスク組立体1の回転方向
(正側)であり、R2はその反対回転方向(負側)であ
る。
ィスク組立体1を示す。クラッチディスク組立体1は車
輌のクラッチに用いられる。図3〜図5のクラッチディ
スク組立体の左側には図示しないエンジン及びフライホ
イールが配置され、図3〜図5の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図3〜図5
の左側を第1軸方向側(エンジン側)と呼び、図3〜図
5の右側を第2軸方向側(トランスミッション側)と呼
ぶ。各図のO−Oはクラッチディスク組立体1の回転軸
線すなわち回転中心であり、図1に示す矢印R1はフラ
イホイール及びクラッチディスク組立体1の回転方向
(正側)であり、R2はその反対回転方向(負側)であ
る。
【0014】概略説明 クラッチディスク組立体1は、図6の機械回路図に示す
ように、主に、入力回転体2と、ハブ3(出力回転体)
と、その中間に配置されたダンパー機構4とから構成さ
れている。ダンパー機構4は、さらに、捩り角度の2段
目特性をもたらす第1ダンパー機構5と、捩り特性の1
段目の特性をもたらす第2ダンパー機構6とから構成さ
れている。第1ダンパー機構5と第2ダンパー機構6と
は間にハブフランジ18(中間プレート)を介して入力
回転体2とハブ3との間に直列に作用するように配置さ
れている。
ように、主に、入力回転体2と、ハブ3(出力回転体)
と、その中間に配置されたダンパー機構4とから構成さ
れている。ダンパー機構4は、さらに、捩り角度の2段
目特性をもたらす第1ダンパー機構5と、捩り特性の1
段目の特性をもたらす第2ダンパー機構6とから構成さ
れている。第1ダンパー機構5と第2ダンパー機構6と
は間にハブフランジ18(中間プレート)を介して入力
回転体2とハブ3との間に直列に作用するように配置さ
れている。
【0015】第1ダンパー機構5は、第1バネ16やバ
ネ17からなる第1弾性機構7と、ハブフランジ18と
入力回転体2とが相対回転するときに摩擦を発生する第
1摩擦機構8と、ハブフランジ18と入力回転体2との
相対回転角度を規制するための機構であり捩じり角度θ
2+θ3だけ入力回転体2とハブフランジ18との相対
回転を許容している第1ストッパー11とから構成され
ている。第1弾性機構7、第1摩擦機構8及び第1スト
ッパー11はハブフランジ18と入力回転体2との間に
並列に作用するように配置されている。
ネ17からなる第1弾性機構7と、ハブフランジ18と
入力回転体2とが相対回転するときに摩擦を発生する第
1摩擦機構8と、ハブフランジ18と入力回転体2との
相対回転角度を規制するための機構であり捩じり角度θ
2+θ3だけ入力回転体2とハブフランジ18との相対
回転を許容している第1ストッパー11とから構成され
ている。第1弾性機構7、第1摩擦機構8及び第1スト
ッパー11はハブフランジ18と入力回転体2との間に
並列に作用するように配置されている。
【0016】第2ダンパー機構6は、主に、第2弾性機
構9と、第2摩擦機構10と、第2ストッパー12とか
ら構成されている。第2弾性機構9の第2バネ21は第
1弾性機構7の第1バネ16よりバネ定数が小さく設定
されている。第2摩擦機構10は第1摩擦機構8で発生
する摩擦より小さな摩擦を発生するように設定されてい
る。第2ストッパー12はハブ3とハブフランジ18と
の相対回転を規制するための機構であり、捩り角度θ1
だけハブ3とハブフランジ18との相対回転を許容して
いる。第2弾性機構9,第2摩擦機構10及び第2スト
ッパー12はハブ3とハブフランジ18との間で並列に
作用するように配置されている。
構9と、第2摩擦機構10と、第2ストッパー12とか
ら構成されている。第2弾性機構9の第2バネ21は第
1弾性機構7の第1バネ16よりバネ定数が小さく設定
されている。第2摩擦機構10は第1摩擦機構8で発生
する摩擦より小さな摩擦を発生するように設定されてい
る。第2ストッパー12はハブ3とハブフランジ18と
の相対回転を規制するための機構であり、捩り角度θ1
だけハブ3とハブフランジ18との相対回転を許容して
いる。第2弾性機構9,第2摩擦機構10及び第2スト
ッパー12はハブ3とハブフランジ18との間で並列に
作用するように配置されている。
【0017】詳細説明 次に、クラッチディスク組立体1の各構造について詳細
に説明する。入力回転体2は、クラッチプレート31
と、リテーニングプレート32と、クラッチディスク3
3とから構成されている。クラッチプレート31及びリ
テーニングプレート32は円板状又は環状のプレート部
材であり、互いに対して軸方向に所定距離だけ離れて配
置されている。クラッチプレート31は第1軸方向側に
配置されており、リテーニングプレート32は第2軸方
向側に配置されている。クラッチプレート31とリテー
ニングプレート32の外周部は円周方向に並んで配置さ
れた複数のストップピン40により互いに固定されてい
る。これにより、クラッチプレート31とリテーニング
プレート32との軸方向距離が定められ、さらに両プレ
ート31, 32は一体回転する。クラッチプレート31
の外周部には、クラッチディスク33のクッショニング
プレート41が複数のリベット43により固定されてい
る。クッショニングプレート41の両側に環状の摩擦フ
ェーシング42が固定されている。
に説明する。入力回転体2は、クラッチプレート31
と、リテーニングプレート32と、クラッチディスク3
3とから構成されている。クラッチプレート31及びリ
テーニングプレート32は円板状又は環状のプレート部
材であり、互いに対して軸方向に所定距離だけ離れて配
置されている。クラッチプレート31は第1軸方向側に
配置されており、リテーニングプレート32は第2軸方
向側に配置されている。クラッチプレート31とリテー
ニングプレート32の外周部は円周方向に並んで配置さ
れた複数のストップピン40により互いに固定されてい
る。これにより、クラッチプレート31とリテーニング
プレート32との軸方向距離が定められ、さらに両プレ
ート31, 32は一体回転する。クラッチプレート31
の外周部には、クラッチディスク33のクッショニング
プレート41が複数のリベット43により固定されてい
る。クッショニングプレート41の両側に環状の摩擦フ
ェーシング42が固定されている。
【0018】クラッチプレート31及びリテーニングプ
レート32には、円周方向に等間隔で複数の第1収容部
34が形成されている。第1収容部34は軸方向に僅か
に膨らんだ部分であり、円周方向両側に第1支持部35
を有している。第1支持部35は円周方向に互いに対向
している。さらに、クラッチプレート31及びリテーニ
ングプレート32には、円周方向に等間隔で複数の第2
収容部36が形成されている。第2収容部36は各第1
収容部34のR1側に隣接して配置されている。第2収
容部36は円周方向両側に第2支持部37を有してい
る。各第2収容部36は第1収容部34に対して半径方
向及び円周方向に長く形成されている。
レート32には、円周方向に等間隔で複数の第1収容部
34が形成されている。第1収容部34は軸方向に僅か
に膨らんだ部分であり、円周方向両側に第1支持部35
を有している。第1支持部35は円周方向に互いに対向
している。さらに、クラッチプレート31及びリテーニ
ングプレート32には、円周方向に等間隔で複数の第2
収容部36が形成されている。第2収容部36は各第1
収容部34のR1側に隣接して配置されている。第2収
容部36は円周方向両側に第2支持部37を有してい
る。各第2収容部36は第1収容部34に対して半径方
向及び円周方向に長く形成されている。
【0019】リテーニングプレート32の外周縁には第
2軸方向側に折り曲げられた複数の折り曲げ部51が形
成されている。折り曲げ部51はストップピン40に対
応して形成されている。折り曲げ部51によりストップ
ピン40周辺及びストップピン40の強度が向上してい
る。このためストップピン40をクラッチプレート31
及びリテーニングプレート32に対して最も半径方向外
側に配置でき、その結果ストッパートルクを高くでき
る。さらに折り曲げ部51はリテーニングプレート32
の半径方向を長くしないため、従来の同じ強度のものに
比べて半径方向のスペースを小さくできる。半径方向の
スペースを従来と同様に保つ場合には、ストップピンを
従来よりさらに半径方向外方に配置できる。折り曲げ部
51は部分的にしか形成されていないため、板金材料を
節約できる。
2軸方向側に折り曲げられた複数の折り曲げ部51が形
成されている。折り曲げ部51はストップピン40に対
応して形成されている。折り曲げ部51によりストップ
ピン40周辺及びストップピン40の強度が向上してい
る。このためストップピン40をクラッチプレート31
及びリテーニングプレート32に対して最も半径方向外
側に配置でき、その結果ストッパートルクを高くでき
る。さらに折り曲げ部51はリテーニングプレート32
の半径方向を長くしないため、従来の同じ強度のものに
比べて半径方向のスペースを小さくできる。半径方向の
スペースを従来と同様に保つ場合には、ストップピンを
従来よりさらに半径方向外方に配置できる。折り曲げ部
51は部分的にしか形成されていないため、板金材料を
節約できる。
【0020】ハブフランジ18はクラッチプレート31
及びリテーニングプレート32の間すなわち両部材の軸
方向間に配置されている。ハブフランジ18は入力回転
体2とハブ3との間の中間部材として機能する。ハブフ
ランジ18はプレート31,32に比べて厚肉の円板状
又は環状の部材である。ハブフランジ18には、第1収
容部34に対応して第1窓孔57が形成されている。第
1窓孔57は第1収容部34に対して形成されている。
第1窓孔57の円周方向角度は第1収容部34の第1支
持部35間の円周方向角度より小さくなっている。そし
て第1窓孔57の回転方向中心は第1収容部34の回転
方向中心とほぼ一致している。このため、第1窓孔57
の円周方向両端と第1収容部34の第1支持部35との
間には円周方向両側にそれぞれ捩り角度θ2だけの隙間
が確保されている。第1窓孔57内にはバネ17が配置
されている。バネ17はコイルスプリングであり、円周
方向両端が第1窓孔57の円周方向両端に当接してい
る。この状態で、バネ17の円周方向両端は第1収容部
34の第1支持部35に対してそれぞれ捩り角度θ2だ
け隙間をあけている。
及びリテーニングプレート32の間すなわち両部材の軸
方向間に配置されている。ハブフランジ18は入力回転
体2とハブ3との間の中間部材として機能する。ハブフ
ランジ18はプレート31,32に比べて厚肉の円板状
又は環状の部材である。ハブフランジ18には、第1収
容部34に対応して第1窓孔57が形成されている。第
1窓孔57は第1収容部34に対して形成されている。
第1窓孔57の円周方向角度は第1収容部34の第1支
持部35間の円周方向角度より小さくなっている。そし
て第1窓孔57の回転方向中心は第1収容部34の回転
方向中心とほぼ一致している。このため、第1窓孔57
の円周方向両端と第1収容部34の第1支持部35との
間には円周方向両側にそれぞれ捩り角度θ2だけの隙間
が確保されている。第1窓孔57内にはバネ17が配置
されている。バネ17はコイルスプリングであり、円周
方向両端が第1窓孔57の円周方向両端に当接してい
る。この状態で、バネ17の円周方向両端は第1収容部
34の第1支持部35に対してそれぞれ捩り角度θ2だ
け隙間をあけている。
【0021】ハブフランジ18には、第2収容部36に
対応した位置に第2窓孔56が形成されている。第2窓
孔56は半径方向及び円周方向長さが第2収容部36に
ほぼ一致している。第1バネ16は第2窓孔56内に配
置されている。第1バネ16は2組のコイルスプリング
が組み合わされてなる弾性部材であり、円周方向両端が
第2窓孔56の円周方向両端に当接している。また、第
1バネ16の円周方向両端は第2収容部36の第2支持
部37に当接している。ハブフランジ18の内周部に
は、軸方向両側に延びる筒状部59が形成されている。
筒状部59には、半径方向内側に延びる複数の内周歯6
1が形成されている。
対応した位置に第2窓孔56が形成されている。第2窓
孔56は半径方向及び円周方向長さが第2収容部36に
ほぼ一致している。第1バネ16は第2窓孔56内に配
置されている。第1バネ16は2組のコイルスプリング
が組み合わされてなる弾性部材であり、円周方向両端が
第2窓孔56の円周方向両端に当接している。また、第
1バネ16の円周方向両端は第2収容部36の第2支持
部37に当接している。ハブフランジ18の内周部に
は、軸方向両側に延びる筒状部59が形成されている。
筒状部59には、半径方向内側に延びる複数の内周歯6
1が形成されている。
【0022】ハブ3は、プレート31, 32及びハブフ
ランジ18の内周部すなわち各部材の中心孔内に配置さ
れた筒状の部材である。ハブ3は主に筒状のボス62か
ら構成されている。ボス62の中心孔には複数のスプラ
イン63が形成されている。このスプライン63がトラ
ンスミッションから延びるシャフトのスプラインに係合
することで、ハブ3からシャフトに出力が可能となって
いる。ボス62には半径方向外方に延びるフランジ64
が形成されている。この実施形態ではフランジ64の半
径方向幅は僅かである。フランジ64には、さらに半径
方向外方に延びている複数の外周歯65が形成されてい
る。外周歯65はボス62から半径方向外側に延びるフ
ランジの一部を形成していると考えてもよい。外周歯6
5はハブフランジ18の筒状部59に対応する半径方向
長さを有している。外周歯65は内周歯61の円周方向
間に延びており、円周方向両側にそれぞれ所定の捩じり
角度θ1だけ隙間を有している。また、外周歯65から
見てそのR2側の捩り角度θ1はR1側の捩り角度θ1
に比べてやや大きく設定されている。内周歯61及び外
周歯65はそれぞれ半径方向先端に向かって円周方向幅
が狭くなる形状である。
ランジ18の内周部すなわち各部材の中心孔内に配置さ
れた筒状の部材である。ハブ3は主に筒状のボス62か
ら構成されている。ボス62の中心孔には複数のスプラ
イン63が形成されている。このスプライン63がトラ
ンスミッションから延びるシャフトのスプラインに係合
することで、ハブ3からシャフトに出力が可能となって
いる。ボス62には半径方向外方に延びるフランジ64
が形成されている。この実施形態ではフランジ64の半
径方向幅は僅かである。フランジ64には、さらに半径
方向外方に延びている複数の外周歯65が形成されてい
る。外周歯65はボス62から半径方向外側に延びるフ
ランジの一部を形成していると考えてもよい。外周歯6
5はハブフランジ18の筒状部59に対応する半径方向
長さを有している。外周歯65は内周歯61の円周方向
間に延びており、円周方向両側にそれぞれ所定の捩じり
角度θ1だけ隙間を有している。また、外周歯65から
見てそのR2側の捩り角度θ1はR1側の捩り角度θ1
に比べてやや大きく設定されている。内周歯61及び外
周歯65はそれぞれ半径方向先端に向かって円周方向幅
が狭くなる形状である。
【0023】内周歯61と外周歯65は円周方向全体に
わたって形成されており、両者の当接可能な面積が増大
している。つまり従来とは異なり、歯の一部を省略して
低剛性弾性部材配置用の切欠きを形成していない。この
結果、内周歯61と外周歯65との接触面積が増大して
いる。すなわち、両部材間での面圧が下がり、摩耗や破
損が生じにくくなっている。このため歯の一部を切り欠
いたものに対し、省スペースで高トルクの特性を実現で
きる。
わたって形成されており、両者の当接可能な面積が増大
している。つまり従来とは異なり、歯の一部を省略して
低剛性弾性部材配置用の切欠きを形成していない。この
結果、内周歯61と外周歯65との接触面積が増大して
いる。すなわち、両部材間での面圧が下がり、摩耗や破
損が生じにくくなっている。このため歯の一部を切り欠
いたものに対し、省スペースで高トルクの特性を実現で
きる。
【0024】次に第2ダンパー機構6について説明す
る。第2ダンパー機構6は、ハブ3とハブフランジ18
との間でトルクを伝達するとともに、捩り振動を吸収・
減衰するためのものである。第2ダンパー機構6の第2
弾性機構9は主に第2バネ21から構成されている。第
2ダンパー機構6の第2摩擦機構10はブッシュ19
と、固定プレート20と第2コーンスプリング78とか
ら構成されている。すなわち、第2ダンパー機構6はハ
ブ3とハブフランジ18の係合部である内周歯61及び
外周歯65から軸方向にずれた位置にある。より具体的
に述べると、第2ダンパー機構6は内周歯61及び外周
歯65からトランスミッション側にずれて配置されてい
る。これにより外周歯65と内周歯61の接触面積を充
分に確保できる。また、第2ダンパー機構6が内周歯6
1と外周歯65との間に配置されていないため、従来と
は異なり、第2バネ21の掛かり代を充分に確保でき
る。この結果、スプリングシートを省略でき、そのため
第2バネ21の組み付け性が向上している。
る。第2ダンパー機構6は、ハブ3とハブフランジ18
との間でトルクを伝達するとともに、捩り振動を吸収・
減衰するためのものである。第2ダンパー機構6の第2
弾性機構9は主に第2バネ21から構成されている。第
2ダンパー機構6の第2摩擦機構10はブッシュ19
と、固定プレート20と第2コーンスプリング78とか
ら構成されている。すなわち、第2ダンパー機構6はハ
ブ3とハブフランジ18の係合部である内周歯61及び
外周歯65から軸方向にずれた位置にある。より具体的
に述べると、第2ダンパー機構6は内周歯61及び外周
歯65からトランスミッション側にずれて配置されてい
る。これにより外周歯65と内周歯61の接触面積を充
分に確保できる。また、第2ダンパー機構6が内周歯6
1と外周歯65との間に配置されていないため、従来と
は異なり、第2バネ21の掛かり代を充分に確保でき
る。この結果、スプリングシートを省略でき、そのため
第2バネ21の組み付け性が向上している。
【0025】固定プレート20は、第2ダンパー機構6
において入力側の部材として機能する。すなわち、固定
プレート20はハブフランジ18からのトルクが入力さ
れる部材である。固定プレート20は、ハブフランジ1
8の内周部とリテーニングプレート32の内周部との間
に配置された板金製の薄肉プレート部材である。固定プ
レート20は、図8〜11に示すように、第1円板状部
71と、第1円板状部71の内周縁から第2軸方向(ト
ランスミッション側)に延びる筒状部72と、筒状部7
2からさらに半径方向内側に延びる第2円板状部73と
から構成されている。
において入力側の部材として機能する。すなわち、固定
プレート20はハブフランジ18からのトルクが入力さ
れる部材である。固定プレート20は、ハブフランジ1
8の内周部とリテーニングプレート32の内周部との間
に配置された板金製の薄肉プレート部材である。固定プ
レート20は、図8〜11に示すように、第1円板状部
71と、第1円板状部71の内周縁から第2軸方向(ト
ランスミッション側)に延びる筒状部72と、筒状部7
2からさらに半径方向内側に延びる第2円板状部73と
から構成されている。
【0026】固定プレート20の第1円板状部71とハ
ブフランジ18との間にはスペーサ80が配置されてい
る。スペーサ80は、ハブフランジ18に固定プレート
20を回転方向に連結するとともに、固定プレート20
からハブフランジ18側へ作用する力を受ける役割を有
している。スペーサ80は環状の樹脂製部材であり、軽
量化のために多数の肉抜き部を有している。スペーサ8
0は、環状部81と、環状部81から半径方向外側に突
出する複数の突出部82とを有している。突出部82に
は、外周縁に2つの切欠き83が形成されている。ま
た、突出部82から第1軸方向側に延び、ハブフランジ
18に形成された係合孔58に挿入された突起84が延
びている。突起84は、係合孔58に対して半径方向に
は僅かに移動可能にかつ回転方向には相対移動不能に係
合している。
ブフランジ18との間にはスペーサ80が配置されてい
る。スペーサ80は、ハブフランジ18に固定プレート
20を回転方向に連結するとともに、固定プレート20
からハブフランジ18側へ作用する力を受ける役割を有
している。スペーサ80は環状の樹脂製部材であり、軽
量化のために多数の肉抜き部を有している。スペーサ8
0は、環状部81と、環状部81から半径方向外側に突
出する複数の突出部82とを有している。突出部82に
は、外周縁に2つの切欠き83が形成されている。ま
た、突出部82から第1軸方向側に延び、ハブフランジ
18に形成された係合孔58に挿入された突起84が延
びている。突起84は、係合孔58に対して半径方向に
は僅かに移動可能にかつ回転方向には相対移動不能に係
合している。
【0027】固定プレート20の第1円板状部71に
は、円周方向に等間隔で半径方向外方に突出する複数の
突出部74が形成されている。この突出部74は、スペ
ーサ80の突出部82に対応して形成されている。固定
プレート20の突出部74には、スペーサ80の突出部
82に形成された切欠き83に係合する爪75が形成さ
れている。以上に述べた構造において、固定プレート2
0はスペーサ80を介してハブフランジ18に相対回転
不能となるようにすなわちハブフランジ18からトルク
が入力され得るようになっている。また、固定プレート
20はスペーサ80を介してハブフランジ18に第1軸
方向側を支持されるようになっている。なお、固定プレ
ート20はスペーサ80及びハブフランジ18から第2
軸方向側には移動可能となっている。
は、円周方向に等間隔で半径方向外方に突出する複数の
突出部74が形成されている。この突出部74は、スペ
ーサ80の突出部82に対応して形成されている。固定
プレート20の突出部74には、スペーサ80の突出部
82に形成された切欠き83に係合する爪75が形成さ
れている。以上に述べた構造において、固定プレート2
0はスペーサ80を介してハブフランジ18に相対回転
不能となるようにすなわちハブフランジ18からトルク
が入力され得るようになっている。また、固定プレート
20はスペーサ80を介してハブフランジ18に第1軸
方向側を支持されるようになっている。なお、固定プレ
ート20はスペーサ80及びハブフランジ18から第2
軸方向側には移動可能となっている。
【0028】次に、固定プレート20とリテーニングプ
レート32との間に形成された第1摩擦機構8について
説明する。第1摩擦機構8は、第1摩擦ワッシャー48
と、第1コーンスプリング49とから構成されている。
第1摩擦ワッシャー48は、リテーニングプレート32
に対して相対回転不能かつ軸方向に移動自在に係合し、
固定プレート20に対して摺動することで摩擦を発生す
るための摩擦部材である。第1摩擦ワッシャー48は主
に環状の樹脂部材からなる。第1摩擦ワッシャー48は
樹脂製の環状部85を有している。
レート32との間に形成された第1摩擦機構8について
説明する。第1摩擦機構8は、第1摩擦ワッシャー48
と、第1コーンスプリング49とから構成されている。
第1摩擦ワッシャー48は、リテーニングプレート32
に対して相対回転不能かつ軸方向に移動自在に係合し、
固定プレート20に対して摺動することで摩擦を発生す
るための摩擦部材である。第1摩擦ワッシャー48は主
に環状の樹脂部材からなる。第1摩擦ワッシャー48は
樹脂製の環状部85を有している。
【0029】樹脂の種類としては一般にゴム系樹脂とナ
イロン系樹脂とがあるが、環状部85に用いられている
樹脂はポリアミド系ナイロン樹脂であるPPS(ポリフ
ェニレンスルフィド)又はPA46である。モールドを
行わない場合にはPPSが好ましく、モールドを行う場
合にはPA46が好ましい。なお、以上の樹脂の説明は
以下に記載の他の環状樹脂部材に適用できる。
イロン系樹脂とがあるが、環状部85に用いられている
樹脂はポリアミド系ナイロン樹脂であるPPS(ポリフ
ェニレンスルフィド)又はPA46である。モールドを
行わない場合にはPPSが好ましく、モールドを行う場
合にはPA46が好ましい。なお、以上の樹脂の説明は
以下に記載の他の環状樹脂部材に適用できる。
【0030】環状部85において固定プレート20側に
は摩擦材86がモールド又は接着されている。摩擦材8
6は第1摩擦ワッシャー48と固定プレート20との間
の摩擦係数を高めるための部材であり、環状又は円板状
に延びている。環状部85の内周部には、第2軸方向側
に延びる複数の回転方向係合部87が形成されている。
回転方向係合部87は、リテーニングプレート32の中
心孔52(内周縁)に形成された複数の切欠き53内に
挿入されている。これにより、第1摩擦ワッシャー48
はリテーニングプレート32に対して相対回転不能にか
つ軸方向に移動自在に係合している。さらに、環状部8
5には、外周縁から半径方向外側に延びさらにそこから
第2軸方向側に延びる係合部88が形成されている。係
合部88は比較的細い形状であり、先端に爪部が形成さ
れている。係合部88はリテーニングプレート32に形
成された孔54内に挿入され、爪部がリテーニングプレ
ート32に係合している。係合部88は係合状態で半径
方向外方に自らを付勢しており、孔54に圧接してい
る。このためサブアッシー組み付け後にも第1摩擦ワッ
シャー48はリテーニングプレート32から外れにく
い。このように第1摩擦ワッシャー48においてトルク
を伝達するための係合部(回転方向係合部87)とリテ
ーニングプレート32に対して部材を仮止めするための
係合部(係合部88)とを別々に設け、係合部88を細
く撓み可能な形状にしている。係合部88は剛性が低い
ためサブアッシー時に折れにくい。このため、回転方向
係合部87にはサブアッシー組立時に力が作用せず、従
来の樹脂製摩擦ワッシャーにおいて半径方向係合部にリ
テーニングプレートへの係合の爪部を持たせたものに比
べても破損しにくい。また、サブアッシー組立時に圧入
機が不要になり、設備費が低減できる。
は摩擦材86がモールド又は接着されている。摩擦材8
6は第1摩擦ワッシャー48と固定プレート20との間
の摩擦係数を高めるための部材であり、環状又は円板状
に延びている。環状部85の内周部には、第2軸方向側
に延びる複数の回転方向係合部87が形成されている。
回転方向係合部87は、リテーニングプレート32の中
心孔52(内周縁)に形成された複数の切欠き53内に
挿入されている。これにより、第1摩擦ワッシャー48
はリテーニングプレート32に対して相対回転不能にか
つ軸方向に移動自在に係合している。さらに、環状部8
5には、外周縁から半径方向外側に延びさらにそこから
第2軸方向側に延びる係合部88が形成されている。係
合部88は比較的細い形状であり、先端に爪部が形成さ
れている。係合部88はリテーニングプレート32に形
成された孔54内に挿入され、爪部がリテーニングプレ
ート32に係合している。係合部88は係合状態で半径
方向外方に自らを付勢しており、孔54に圧接してい
る。このためサブアッシー組み付け後にも第1摩擦ワッ
シャー48はリテーニングプレート32から外れにく
い。このように第1摩擦ワッシャー48においてトルク
を伝達するための係合部(回転方向係合部87)とリテ
ーニングプレート32に対して部材を仮止めするための
係合部(係合部88)とを別々に設け、係合部88を細
く撓み可能な形状にしている。係合部88は剛性が低い
ためサブアッシー時に折れにくい。このため、回転方向
係合部87にはサブアッシー組立時に力が作用せず、従
来の樹脂製摩擦ワッシャーにおいて半径方向係合部にリ
テーニングプレートへの係合の爪部を持たせたものに比
べても破損しにくい。また、サブアッシー組立時に圧入
機が不要になり、設備費が低減できる。
【0031】第1コーンスプリング49は、第1摩擦ワ
ッシャー48とリテーニングプレート32の内周部との
間に配置されており、両部材間で軸方向に圧縮された配
置となっている。第1コーンスプリング49は、外周端
がリテーニングプレート32に支持され、内周端が第1
摩擦ワッシャー48の環状部85に当接している。第1
コーンスプリング49の内周側には、複数の切欠き49
aが形成されている。この切欠き49aによって複数の
突起が内周縁に形成されていると見なしてもよい。切欠
き49a内には第1摩擦ワッシャー48の回転方向係合
部87の外周側に形成された突起部分が挿入されてい
る。これにより、第1コーンスプリング49は第1摩擦
ワッシャー48と相対回転不能に係合している。
ッシャー48とリテーニングプレート32の内周部との
間に配置されており、両部材間で軸方向に圧縮された配
置となっている。第1コーンスプリング49は、外周端
がリテーニングプレート32に支持され、内周端が第1
摩擦ワッシャー48の環状部85に当接している。第1
コーンスプリング49の内周側には、複数の切欠き49
aが形成されている。この切欠き49aによって複数の
突起が内周縁に形成されていると見なしてもよい。切欠
き49a内には第1摩擦ワッシャー48の回転方向係合
部87の外周側に形成された突起部分が挿入されてい
る。これにより、第1コーンスプリング49は第1摩擦
ワッシャー48と相対回転不能に係合している。
【0032】固定プレート20の第2円板状部73に
は、円周方向に等間隔で複数の切り起こし部76が形成
されている。切り起こし部76は、第2円板状部73の
内周側から軸方向に切り起こされた形状であり、第2円
板状部73における他の部分に比べて第2軸方向側に配
置されている。この切り起こし部76が形成された部分
には、第2円板状部73において切欠き部分が形成され
ている。切欠き部分の円周方向両端には支持部77が形
成されている。
は、円周方向に等間隔で複数の切り起こし部76が形成
されている。切り起こし部76は、第2円板状部73の
内周側から軸方向に切り起こされた形状であり、第2円
板状部73における他の部分に比べて第2軸方向側に配
置されている。この切り起こし部76が形成された部分
には、第2円板状部73において切欠き部分が形成され
ている。切欠き部分の円周方向両端には支持部77が形
成されている。
【0033】ブッシュ19は、第2ダンパー機構6にお
いて出力側の部材として機能し、ハブ3に相対回転不能
に係合している。さらに詳細に説明すると、ブッシュ1
9は、ハブフランジ18の内周歯61及びハブ3の外周
歯65の第2軸方向側で固定プレート20の筒状部72
の内周側、さらにはボス62の第2軸方向側部分の外周
側の空間に配置された環状の樹脂製部材である。ブッシ
ュ19は、図12〜19に示すように環状部89から主
に構成されている。環状部89には、第2軸方向側面に
円周方向に等間隔で複数のバネ収容部90が形成されて
いる。バネ収容部90は固定プレート20の切り起こし
部76すなわち切欠き部分に対応して形成されている。
バネ収容部90はブッシュ19の第2軸方向側面に形成
された凹部である。この凹部は図14及び15に示すよ
うに断面で円の一部を構成するように滑らかに形成され
ている。また、各バネ収容部90の半径方向及び円周方
向中心には軸方向に貫通する孔が形成されている。さら
には、環状部89の内周部には、第2軸方向側に延びる
筒状の内周支持部91が形成されている。この内周支持
部91を含めたブッシュ19の内周面91aは、ボス6
2の外周面に当接又は近接している。さらに、ブッシュ
19の環状部89に形成された第2軸方向側面89aは
固定プレート20の第2円板状部73の第1軸方向側面
に当接している。ここでは、ブッシュ19の環状部89
と固定プレート20の第2円板状部73との間で第2摩
擦機構10が形成されている。
いて出力側の部材として機能し、ハブ3に相対回転不能
に係合している。さらに詳細に説明すると、ブッシュ1
9は、ハブフランジ18の内周歯61及びハブ3の外周
歯65の第2軸方向側で固定プレート20の筒状部72
の内周側、さらにはボス62の第2軸方向側部分の外周
側の空間に配置された環状の樹脂製部材である。ブッシ
ュ19は、図12〜19に示すように環状部89から主
に構成されている。環状部89には、第2軸方向側面に
円周方向に等間隔で複数のバネ収容部90が形成されて
いる。バネ収容部90は固定プレート20の切り起こし
部76すなわち切欠き部分に対応して形成されている。
バネ収容部90はブッシュ19の第2軸方向側面に形成
された凹部である。この凹部は図14及び15に示すよ
うに断面で円の一部を構成するように滑らかに形成され
ている。また、各バネ収容部90の半径方向及び円周方
向中心には軸方向に貫通する孔が形成されている。さら
には、環状部89の内周部には、第2軸方向側に延びる
筒状の内周支持部91が形成されている。この内周支持
部91を含めたブッシュ19の内周面91aは、ボス6
2の外周面に当接又は近接している。さらに、ブッシュ
19の環状部89に形成された第2軸方向側面89aは
固定プレート20の第2円板状部73の第1軸方向側面
に当接している。ここでは、ブッシュ19の環状部89
と固定プレート20の第2円板状部73との間で第2摩
擦機構10が形成されている。
【0034】各バネ収容部90内には第2バネ21が配
置されている。第2バネ21は、第1バネ16やバネ1
7に対して小型のコイルスプリングであり、バネ定数が
小さい。第2バネ21は、バネ収容部90内に配置さ
れ、円周方向両端がバネ収容部90の円周方向両端に当
接又は近接している。第2バネ21は、バネ収容部90
内において、ブッシュ19によって軸方向内側(第1軸
方向側)及び内周側を支持されている。
置されている。第2バネ21は、第1バネ16やバネ1
7に対して小型のコイルスプリングであり、バネ定数が
小さい。第2バネ21は、バネ収容部90内に配置さ
れ、円周方向両端がバネ収容部90の円周方向両端に当
接又は近接している。第2バネ21は、バネ収容部90
内において、ブッシュ19によって軸方向内側(第1軸
方向側)及び内周側を支持されている。
【0035】第2バネ21の円周方向両端には、固定プ
レート20の支持部77が回転方向に係合(当接)して
いる。これにより、固定プレート20からのトルクは第
2バネ21を介してブッシュ19に伝達されるようにな
っている。第2バネ21の円周方向端面はバネ収容部9
0の円周方向端部によって第1軸方向側が全面的に支持
されている。また、第2バネ21の円周方向端面は支持
部77が半径方向にわたって支持している。このように
第2バネ21は円周方向両端の掛かり代が大きくなって
いる。言い換えると、第2バネ21の円周方向両端にお
いて支持される部分の面積が増えている。これは第2バ
ネを従来のハブとハブフランジの間から軸方向にずらし
た位置に配置することで可能になっている。以上の結果
スプリングシートを廃止することができ、部品点数が減
っている。
レート20の支持部77が回転方向に係合(当接)して
いる。これにより、固定プレート20からのトルクは第
2バネ21を介してブッシュ19に伝達されるようにな
っている。第2バネ21の円周方向端面はバネ収容部9
0の円周方向端部によって第1軸方向側が全面的に支持
されている。また、第2バネ21の円周方向端面は支持
部77が半径方向にわたって支持している。このように
第2バネ21は円周方向両端の掛かり代が大きくなって
いる。言い換えると、第2バネ21の円周方向両端にお
いて支持される部分の面積が増えている。これは第2バ
ネを従来のハブとハブフランジの間から軸方向にずらし
た位置に配置することで可能になっている。以上の結果
スプリングシートを廃止することができ、部品点数が減
っている。
【0036】また、第2バネ切り起こし部76は第2バ
ネ21の軸方向外側(第2軸方向側)を支持するように
配置されている。このようにして、第2バネ21は固定
プレート20によって外周側及び軸方向外側を支持され
ている。ブッシュ19には、環状部89から第1軸方向
側に延びる係合部99が形成されている。係合部99は
第2軸方向側に延びる突起であり、ブッシュ19のトル
クをハブ3に伝達するための構成である。係合部99は
断面が外周歯65間の隙間に合った形状をしており、ハ
ブ3の外周歯65の間に挿入され各外周歯65に対して
円周方向に移動不能に係合している。
ネ21の軸方向外側(第2軸方向側)を支持するように
配置されている。このようにして、第2バネ21は固定
プレート20によって外周側及び軸方向外側を支持され
ている。ブッシュ19には、環状部89から第1軸方向
側に延びる係合部99が形成されている。係合部99は
第2軸方向側に延びる突起であり、ブッシュ19のトル
クをハブ3に伝達するための構成である。係合部99は
断面が外周歯65間の隙間に合った形状をしており、ハ
ブ3の外周歯65の間に挿入され各外周歯65に対して
円周方向に移動不能に係合している。
【0037】第2コーンスプリング92は第2摩擦機構
10において第2円板状部73と環状部89とを軸方向
に互いに付勢するための付勢部材である。第2コーンス
プリング92は、ハブ3の外周歯65及びハブフランジ
18の内周歯61とブッシュ19との軸方向間に配置さ
れている。第2コーンスプリング92は内周部がハブ3
のフランジ64に支持され、外周部がブッシュ19の環
状部89に当接している。第2コーンスプリング92は
軸方向に圧縮された状態であり、ブッシュ19を第2軸
方向側に付勢している。この結果、ブッシュ19の環状
部89の第2軸方向側面89aと固定プレート20の第
2円板状部73の第1軸方向側面とが所定の力で軸方向
に互いに付勢されている。第2コーンスプリング92は
第1コーンスプリング49に比べて内外径共に小さく、
厚みも大幅に小さい。このようにして第2コーンスプリ
ング92は第1コーンスプリング49に対して付勢力が
大幅に小さくなっている。第2コーンスプリング92の
内周縁には複数の切欠き92aが形成されている。切欠
き92aによって内周縁に複数の突起が形成されている
と見なしてもよい。前述の係合部99は切欠き92a内
を延びている。
10において第2円板状部73と環状部89とを軸方向
に互いに付勢するための付勢部材である。第2コーンス
プリング92は、ハブ3の外周歯65及びハブフランジ
18の内周歯61とブッシュ19との軸方向間に配置さ
れている。第2コーンスプリング92は内周部がハブ3
のフランジ64に支持され、外周部がブッシュ19の環
状部89に当接している。第2コーンスプリング92は
軸方向に圧縮された状態であり、ブッシュ19を第2軸
方向側に付勢している。この結果、ブッシュ19の環状
部89の第2軸方向側面89aと固定プレート20の第
2円板状部73の第1軸方向側面とが所定の力で軸方向
に互いに付勢されている。第2コーンスプリング92は
第1コーンスプリング49に比べて内外径共に小さく、
厚みも大幅に小さい。このようにして第2コーンスプリ
ング92は第1コーンスプリング49に対して付勢力が
大幅に小さくなっている。第2コーンスプリング92の
内周縁には複数の切欠き92aが形成されている。切欠
き92aによって内周縁に複数の突起が形成されている
と見なしてもよい。前述の係合部99は切欠き92a内
を延びている。
【0038】以上に述べたように、固定プレート20
は、第2ダンパー機構6において第2バネ21に係合す
る入力側の部材及び第2摩擦機構10を構成する部材と
して、さらには第1摩擦機構8を構成する部材として機
能している。以下に、この固定プレート20を用いた利
点について説明する。固定プレート20は、前述のよう
に、第2ダンパー機構6において第2バネ21の円周方
向両端を支持する支持部材及び第2摩擦機構10を構成
する部材として機能している。このように1つの部材で
2つの機能を実現しているために部品点数が少なくな
る。さらには、固定プレート20は第2バネ21の軸方
向外側をも支持している。さらには、固定プレート20
は、捩り特性の1段目で摺動して摩擦を発生する第2摩
擦機構10と、捩り特性の2段目で摺動して摩擦を発生
する第1摩擦機構8の両方の摩擦面を構成している。こ
のように1つの部材で両摩擦面を形成しているため、両
摩擦面の摩擦特性を調整・管理するのが容易になってい
る。具体的には、従来のようにボスのフランジ及びハブ
フランジの両方の摺動面を管理する必要がなくなる。特
に、固定プレート20は従来のハブやハブフランジとは
異なり小型で単純な構成であるため摩擦面の管理が容易
である。以上に述べた固定プレート20は板金製であ
り、プレス加工により所望の形状を容易に実現でき、安
価に実現可能である。
は、第2ダンパー機構6において第2バネ21に係合す
る入力側の部材及び第2摩擦機構10を構成する部材と
して、さらには第1摩擦機構8を構成する部材として機
能している。以下に、この固定プレート20を用いた利
点について説明する。固定プレート20は、前述のよう
に、第2ダンパー機構6において第2バネ21の円周方
向両端を支持する支持部材及び第2摩擦機構10を構成
する部材として機能している。このように1つの部材で
2つの機能を実現しているために部品点数が少なくな
る。さらには、固定プレート20は第2バネ21の軸方
向外側をも支持している。さらには、固定プレート20
は、捩り特性の1段目で摺動して摩擦を発生する第2摩
擦機構10と、捩り特性の2段目で摺動して摩擦を発生
する第1摩擦機構8の両方の摩擦面を構成している。こ
のように1つの部材で両摩擦面を形成しているため、両
摩擦面の摩擦特性を調整・管理するのが容易になってい
る。具体的には、従来のようにボスのフランジ及びハブ
フランジの両方の摺動面を管理する必要がなくなる。特
に、固定プレート20は従来のハブやハブフランジとは
異なり小型で単純な構成であるため摩擦面の管理が容易
である。以上に述べた固定プレート20は板金製であ
り、プレス加工により所望の形状を容易に実現でき、安
価に実現可能である。
【0039】次に、ブッシュ19の利点について説明す
る。ブッシュ19は樹脂製であり所望の形状を容易に実
現できる。特に、樹脂製であるため係合部99を一体成
形でき、製造が容易である。係合部99はハブ3の外周
歯65の円周方向間に係合しているため、ハブ3に係合
のための特別な孔や凹部等を形成する必要がない。この
ため、ハブ3の加工工程が増えることはない。ブッシュ
19は、第2ダンパー機構6の出力側の部材として機能
し、第2バネ21の円周方向両側に係合するとともに第
2摩擦機構10の一部を構成している。このように単一
の部材でトルク伝達と摩擦発生部を実現しているため、
全体の部品点数が少なくなる。
る。ブッシュ19は樹脂製であり所望の形状を容易に実
現できる。特に、樹脂製であるため係合部99を一体成
形でき、製造が容易である。係合部99はハブ3の外周
歯65の円周方向間に係合しているため、ハブ3に係合
のための特別な孔や凹部等を形成する必要がない。この
ため、ハブ3の加工工程が増えることはない。ブッシュ
19は、第2ダンパー機構6の出力側の部材として機能
し、第2バネ21の円周方向両側に係合するとともに第
2摩擦機構10の一部を構成している。このように単一
の部材でトルク伝達と摩擦発生部を実現しているため、
全体の部品点数が少なくなる。
【0040】第2摩擦機構10において摩擦面同士を軸
方向に付勢する部材としての第2コーンスプリング78
はハブ3のフランジ64に支持されている。このように
第2コーンスプリング78が従来のようにリテーニング
プレートに支持されているのでなく他の部材によって支
持されることにより、1段目の特性におけるヒステリシ
ストルクが安定する。このため1段目のヒステリシスト
ルクの調整が容易である。従来は第1付勢部材と第2付
勢部材の両方がリテーニングプレートにより支持されて
いたため、第1弾性部材の付勢力によってリテーニング
プレートの変形が起こる可能性があり、そのため第2付
勢部材の姿勢が変化し第2付勢部材の付勢力が安定しな
いという問題があった。この実施形態では、第1コーン
スプリング49の付勢力と第2コーンスプリング78の
付勢力は固定プレート20に対して軸方向に互いに反対
に働いている。すなわち、第1コーンスプリング49は
第1摩擦ワッシャー48を介して固定プレート20を第
1軸方向側に付勢し、第2コーンスプリング78はブッ
シュ19を介して固定プレート20を第2軸方向側に付
勢している。
方向に付勢する部材としての第2コーンスプリング78
はハブ3のフランジ64に支持されている。このように
第2コーンスプリング78が従来のようにリテーニング
プレートに支持されているのでなく他の部材によって支
持されることにより、1段目の特性におけるヒステリシ
ストルクが安定する。このため1段目のヒステリシスト
ルクの調整が容易である。従来は第1付勢部材と第2付
勢部材の両方がリテーニングプレートにより支持されて
いたため、第1弾性部材の付勢力によってリテーニング
プレートの変形が起こる可能性があり、そのため第2付
勢部材の姿勢が変化し第2付勢部材の付勢力が安定しな
いという問題があった。この実施形態では、第1コーン
スプリング49の付勢力と第2コーンスプリング78の
付勢力は固定プレート20に対して軸方向に互いに反対
に働いている。すなわち、第1コーンスプリング49は
第1摩擦ワッシャー48を介して固定プレート20を第
1軸方向側に付勢し、第2コーンスプリング78はブッ
シュ19を介して固定プレート20を第2軸方向側に付
勢している。
【0041】第2ストッパー12はトルクの大きな領域
では第2ダンパー機構6の各部材にトルクを作用させな
い構造である。捩じり特性の2段目範囲ではブッシュ1
9,第2バネ21及び固定プレート20にはトルクが作
用しない。このため各部材の強度を極端に大きくする必
要がなく、設計が容易である。次に、クラッチプレート
の内周側に設けられたブッシュ93について説明する。
ブッシュ93はクラッチプレート31の内周部に設けら
れ、ハブ3の外周面、フランジ64の端面、外周歯6
5,ハブフランジ18の筒状部59及び内周歯61に当
接する部材である。ブッシュ93の機能としては、摩擦
を発生して回転方向の振動を減衰する、クラッチプレー
ト31をハブ3に対して半径方向に位置決めする、ハブ
フランジ18をハブ3に対して半径方向に位置決めする
などがある。ブッシュ93は、図20〜22に示すよう
に、主に、樹脂製の環状部94から主に構成されてい
る。環状部94は半径方向に所定の幅を有し軸方向の厚
みが薄い円板状の部材である。環状部94はクラッチプ
レート31の内周部とハブフランジ18の内周部との軸
方向間に配置されている。環状部94の第2軸方向側に
は環状の摩擦部材95がモールド若しくは接着又は単に
配置されている。摩擦部材95は環状であり、半径方向
に所定の幅を有し軸方向の厚みが薄い円板状の部材であ
る。摩擦部材95は高摩擦係数の例えばゴム系、ガラス
系の混紡もしくは含浸成形品や、セラミック等からな
る。摩擦部材95はブッシュ93に高摩擦係数の特性を
もたらものであり、また材料を選択することで摩擦の大
きさを調整できる。
では第2ダンパー機構6の各部材にトルクを作用させな
い構造である。捩じり特性の2段目範囲ではブッシュ1
9,第2バネ21及び固定プレート20にはトルクが作
用しない。このため各部材の強度を極端に大きくする必
要がなく、設計が容易である。次に、クラッチプレート
の内周側に設けられたブッシュ93について説明する。
ブッシュ93はクラッチプレート31の内周部に設けら
れ、ハブ3の外周面、フランジ64の端面、外周歯6
5,ハブフランジ18の筒状部59及び内周歯61に当
接する部材である。ブッシュ93の機能としては、摩擦
を発生して回転方向の振動を減衰する、クラッチプレー
ト31をハブ3に対して半径方向に位置決めする、ハブ
フランジ18をハブ3に対して半径方向に位置決めする
などがある。ブッシュ93は、図20〜22に示すよう
に、主に、樹脂製の環状部94から主に構成されてい
る。環状部94は半径方向に所定の幅を有し軸方向の厚
みが薄い円板状の部材である。環状部94はクラッチプ
レート31の内周部とハブフランジ18の内周部との軸
方向間に配置されている。環状部94の第2軸方向側に
は環状の摩擦部材95がモールド若しくは接着又は単に
配置されている。摩擦部材95は環状であり、半径方向
に所定の幅を有し軸方向の厚みが薄い円板状の部材であ
る。摩擦部材95は高摩擦係数の例えばゴム系、ガラス
系の混紡もしくは含浸成形品や、セラミック等からな
る。摩擦部材95はブッシュ93に高摩擦係数の特性を
もたらものであり、また材料を選択することで摩擦の大
きさを調整できる。
【0042】図20の平面図で示すように、環状部94
及び摩擦部材95は内外径が円形となっている。摩擦部
材95は、環状部94の第2軸方向側面に当接するよう
に配置されていると見なしても良いし、環状部94の第
2軸方向側面に形成された溝内に配置されていると見な
しても良い。すなわち、環状部94の内周縁には第2軸
方向側に延びる筒状部96が形成され、外周縁には第2
軸方向側に延びる筒状部97が形成されている。筒状部
96,97に囲まれた環状の空間が環状部94の溝を構
成している。この溝は内外径が円であり、この溝内に摩
擦部材95は配置されている。
及び摩擦部材95は内外径が円形となっている。摩擦部
材95は、環状部94の第2軸方向側面に当接するよう
に配置されていると見なしても良いし、環状部94の第
2軸方向側面に形成された溝内に配置されていると見な
しても良い。すなわち、環状部94の内周縁には第2軸
方向側に延びる筒状部96が形成され、外周縁には第2
軸方向側に延びる筒状部97が形成されている。筒状部
96,97に囲まれた環状の空間が環状部94の溝を構
成している。この溝は内外径が円であり、この溝内に摩
擦部材95は配置されている。
【0043】筒状部96はハブ3のフランジ64の第1
軸方向側面に当接している。この部分が1段目の捩じり
範囲で摺動するようになっている。摩擦部材95は、ハ
ブフランジ18の筒状部59及び内周歯61の第1軸方
向側端面に当接している。この部分が2段目の捩じり範
囲で摺動するようになっている。摩擦部材95とハブ3
の外周歯65の第1軸方向側面との間にはわずかな隙間
が確保されている。ハブフランジ18の筒状部59及び
内周歯61の第1軸方向側端面は摩擦部材95にのみ軸
方向に当接している。
軸方向側面に当接している。この部分が1段目の捩じり
範囲で摺動するようになっている。摩擦部材95は、ハ
ブフランジ18の筒状部59及び内周歯61の第1軸方
向側端面に当接している。この部分が2段目の捩じり範
囲で摺動するようになっている。摩擦部材95とハブ3
の外周歯65の第1軸方向側面との間にはわずかな隙間
が確保されている。ハブフランジ18の筒状部59及び
内周歯61の第1軸方向側端面は摩擦部材95にのみ軸
方向に当接している。
【0044】摩擦部材95には円周方向に並んだ複数の
孔95aが形成されており、この孔95a内に環状部9
4から突起94aが挿入されている。これにより、環状
部94と摩擦部材95の回り止めが実現されている。特
に、摩擦部材95は円形であるため、このような回り止
めが重要な役割を果たす。従来であれば摩擦部材が円形
の場合にはSPCCからなる裏板に接着しても剥離等の
強度に関する問題が生じる可能性があった。そのため摩
擦部材を四角形状化することで回り止めを図っていた。
本願に係る摩擦部材95では、摩擦部材95を円形とい
う簡単な構造に保ったまま、剥離等の問題も解消してい
る。特に、摩擦部材95の孔95aの形成、及び樹脂製
環状部94の突起94aの形成はともに容易であり、コ
スト低減が実現されている。
孔95aが形成されており、この孔95a内に環状部9
4から突起94aが挿入されている。これにより、環状
部94と摩擦部材95の回り止めが実現されている。特
に、摩擦部材95は円形であるため、このような回り止
めが重要な役割を果たす。従来であれば摩擦部材が円形
の場合にはSPCCからなる裏板に接着しても剥離等の
強度に関する問題が生じる可能性があった。そのため摩
擦部材を四角形状化することで回り止めを図っていた。
本願に係る摩擦部材95では、摩擦部材95を円形とい
う簡単な構造に保ったまま、剥離等の問題も解消してい
る。特に、摩擦部材95の孔95aの形成、及び樹脂製
環状部94の突起94aの形成はともに容易であり、コ
スト低減が実現されている。
【0045】なお、この実施形態では摩擦部材95は環
状部94に対して固定されておらず、軸方向に離脱可能
である。このため接着等の作業が不要である。ただし、
本願発明の構成においても摩擦部材95と環状部94と
を接着等していてもよい。さらには、環状部94には円
周方向に並んだ複数の孔94bが形成されている。孔9
4bは軸方向に延び環状部94の第1軸方向側と第2軸
方向側とを連絡しており、摩擦部材95の第1軸方向側
面の一部を露出させている。また、クラッチプレート3
1の内周部には、孔94bに対応して孔13が形成され
ている。孔13は孔94bより大径で孔94bの周囲に
さらに広がっている。このように同一位置に形成された
孔94b及び孔13によって摩擦部材95の一部がクラ
ッチディスク組立体1の外部に露出している。このた
め、摩擦部材95は充分に冷却され、すなわち摩擦部材
95はクラッチプレート31側への大気にも放熱し、摩
擦部材95の摩擦熱による摩擦特性の変化等が抑えられ
る。さらに、摩擦部材95の耐久強度が向上し、またハ
ブ3及びハブフランジ18の硬度低下が防止される。さ
らに突起94aには軸方向に延び貫通する孔94cが形
成されている。孔94cは環状部94の第1軸方向側と
第2軸方向側とを貫通させている。孔94b,94cは
ブッシュ93全体の体積を低減しており、これにより樹
脂の使用量が減り、コストが低減されている。
状部94に対して固定されておらず、軸方向に離脱可能
である。このため接着等の作業が不要である。ただし、
本願発明の構成においても摩擦部材95と環状部94と
を接着等していてもよい。さらには、環状部94には円
周方向に並んだ複数の孔94bが形成されている。孔9
4bは軸方向に延び環状部94の第1軸方向側と第2軸
方向側とを連絡しており、摩擦部材95の第1軸方向側
面の一部を露出させている。また、クラッチプレート3
1の内周部には、孔94bに対応して孔13が形成され
ている。孔13は孔94bより大径で孔94bの周囲に
さらに広がっている。このように同一位置に形成された
孔94b及び孔13によって摩擦部材95の一部がクラ
ッチディスク組立体1の外部に露出している。このた
め、摩擦部材95は充分に冷却され、すなわち摩擦部材
95はクラッチプレート31側への大気にも放熱し、摩
擦部材95の摩擦熱による摩擦特性の変化等が抑えられ
る。さらに、摩擦部材95の耐久強度が向上し、またハ
ブ3及びハブフランジ18の硬度低下が防止される。さ
らに突起94aには軸方向に延び貫通する孔94cが形
成されている。孔94cは環状部94の第1軸方向側と
第2軸方向側とを貫通させている。孔94b,94cは
ブッシュ93全体の体積を低減しており、これにより樹
脂の使用量が減り、コストが低減されている。
【0046】環状部94の内周縁には、第1軸方向側に
延びる筒状部98が形成されている。筒状部96,98
は内周面がボス62の外周面に当接している。これによ
り、クラッチプレート31及びリテーニングプレート3
2のハブ3に対する半径方向の位置決め(芯出し)が行
われている。また、筒状部98の外周面には、クラッチ
プレート31の内周縁に形成された複数の突起に係合す
る溝98aが形成されている。これにより、ブッシュ9
3はクラッチプレート31と一体回転してハブ3のフラ
ンジ64、さらにハブフランジ18の筒状部59に摺動
可能である。
延びる筒状部98が形成されている。筒状部96,98
は内周面がボス62の外周面に当接している。これによ
り、クラッチプレート31及びリテーニングプレート3
2のハブ3に対する半径方向の位置決め(芯出し)が行
われている。また、筒状部98の外周面には、クラッチ
プレート31の内周縁に形成された複数の突起に係合す
る溝98aが形成されている。これにより、ブッシュ9
3はクラッチプレート31と一体回転してハブ3のフラ
ンジ64、さらにハブフランジ18の筒状部59に摺動
可能である。
【0047】筒状部97には複数の切り欠き97aが形
成されている。筒状部97の半径方向内側面は、ハブフ
ランジ18の筒状部59の第1軸方向側外周面に当接し
ている。すなわち、ハブフランジ18はこのブッシュ9
3の筒状部97によってハブ3及びクラッチプレート3
1及びリテーニングプレート32に半径方向の位置決め
をされている。
成されている。筒状部97の半径方向内側面は、ハブフ
ランジ18の筒状部59の第1軸方向側外周面に当接し
ている。すなわち、ハブフランジ18はこのブッシュ9
3の筒状部97によってハブ3及びクラッチプレート3
1及びリテーニングプレート32に半径方向の位置決め
をされている。
【0048】環状部94の外周縁には第1軸方向に延び
る複数の係合部14が形成されている。係合部14は円
周方向に等間隔で形成されている。係合部14は爪形状
を有しており、クラッチプレート31に形成された孔1
5に係合している。これにより、ブッシュ93はクラッ
チプレート31に対して軸方向に仮止めされている。以
上に述べたブッシュ93は、ボス62の外周面に当接す
ることでクラッチプレート31をハブ3に対して半径方
向の位置決めをし、フランジ64及び筒状部59にそれ
ぞれ当接する摩擦面を有することで1段目と2段目のヒ
ステリシストルクを発生する。このように1つの部材に
複数の機能をもたすことで全体の部品点数が減ってい
る。
る複数の係合部14が形成されている。係合部14は円
周方向に等間隔で形成されている。係合部14は爪形状
を有しており、クラッチプレート31に形成された孔1
5に係合している。これにより、ブッシュ93はクラッ
チプレート31に対して軸方向に仮止めされている。以
上に述べたブッシュ93は、ボス62の外周面に当接す
ることでクラッチプレート31をハブ3に対して半径方
向の位置決めをし、フランジ64及び筒状部59にそれ
ぞれ当接する摩擦面を有することで1段目と2段目のヒ
ステリシストルクを発生する。このように1つの部材に
複数の機能をもたすことで全体の部品点数が減ってい
る。
【0049】入力回転体2のクラッチディスク33が図
示しないフライホイールに押し付けられると、クラッチ
ディスク組立体1にトルクが入力される。トルクは、ク
ラッチプレート31及びリテーニングプレート32から
第1バネ16,ハブフランジ18,スペーサ80,固定
プレート20,第2バネ21,ブッシュ19の順番で伝
達され、最後にハブ3から図示しないシャフトに出力さ
れる。
示しないフライホイールに押し付けられると、クラッチ
ディスク組立体1にトルクが入力される。トルクは、ク
ラッチプレート31及びリテーニングプレート32から
第1バネ16,ハブフランジ18,スペーサ80,固定
プレート20,第2バネ21,ブッシュ19の順番で伝
達され、最後にハブ3から図示しないシャフトに出力さ
れる。
【0050】エンジンからのトルク変動がクラッチディ
スク組立体1に入力されると、入力回転体2とハブ3と
の間で捩り振動すなわち相対回転が生じ、第1バネ1
6,バネ17及び第2バネ21が回転方向に圧縮され
る。次に、図6の機械回路図及び図7の捩り特性線図を
用いてクラッチディスク組立体1のダンパー機構として
の動作を説明する。図6に示す機械回路図は、入力回転
体2とハブ3との間に形成されるダンパー機構4を模式
的に描いたものであり、例えばハブ3を入力回転体2に
対して一回転方向(例えばR2方向)に捩じったときの
各部材の動作関係を説明するための図である。
スク組立体1に入力されると、入力回転体2とハブ3と
の間で捩り振動すなわち相対回転が生じ、第1バネ1
6,バネ17及び第2バネ21が回転方向に圧縮され
る。次に、図6の機械回路図及び図7の捩り特性線図を
用いてクラッチディスク組立体1のダンパー機構として
の動作を説明する。図6に示す機械回路図は、入力回転
体2とハブ3との間に形成されるダンパー機構4を模式
的に描いたものであり、例えばハブ3を入力回転体2に
対して一回転方向(例えばR2方向)に捩じったときの
各部材の動作関係を説明するための図である。
【0051】ハブ3を入力回転体2に対してR2側に捩
って行くと、捩り角度θ1までの角度では主に第2ダン
パー機構6が作動する。すなわち、第2バネ21が回転
方向に圧縮され、第2摩擦機構10で摺動が生じる。こ
こでは、第1摩擦機構8で摺動が生じないために、高ヒ
ステリシストルクの特性となることはない。この結果、
低剛性・低ヒステリシストルクの1段目特性が得られ
る。捩り角度が捩り角度θ1を超えると、第2ストッパ
ー12が当接し、ハブ3とハブフランジ18との相対回
転が停止する。すなわち、捩り角度θ1以上では第2ダ
ンパー機構6が作動しない。このように捩り角度θ1以
上では第2バネ21が圧縮されないため、第2バネ21
の破損が生じにくい。また第2バネ21の強度を心配し
なくて良くなるので設計が容易になる。捩り特性の2段
目では第1ダンパー機構5が作動する。すなわち、第1
バネ16がハブフランジ18と入力回転体2との間で回
転方向に圧縮され、第1摩擦機構8で摺動が生じる。こ
の結果、高剛性・高ヒステリシストルクの2段目特性が
得られる。捩り角度がθ1+θ2を超えると、バネ17
の円周方向端部が第2収容部36の第2支持部37に当
接する。すわなち、第2ダンパー機構6において第1バ
ネ16とバネ17とが並列に圧縮される。この結果、3
段目では2段目より高い剛性が得られる。捩り角度がθ
1+θ2+θ3となると第1ストッパー11が当接し、
入力回転体2とハブ3との相対回転が停止する。
って行くと、捩り角度θ1までの角度では主に第2ダン
パー機構6が作動する。すなわち、第2バネ21が回転
方向に圧縮され、第2摩擦機構10で摺動が生じる。こ
こでは、第1摩擦機構8で摺動が生じないために、高ヒ
ステリシストルクの特性となることはない。この結果、
低剛性・低ヒステリシストルクの1段目特性が得られ
る。捩り角度が捩り角度θ1を超えると、第2ストッパ
ー12が当接し、ハブ3とハブフランジ18との相対回
転が停止する。すなわち、捩り角度θ1以上では第2ダ
ンパー機構6が作動しない。このように捩り角度θ1以
上では第2バネ21が圧縮されないため、第2バネ21
の破損が生じにくい。また第2バネ21の強度を心配し
なくて良くなるので設計が容易になる。捩り特性の2段
目では第1ダンパー機構5が作動する。すなわち、第1
バネ16がハブフランジ18と入力回転体2との間で回
転方向に圧縮され、第1摩擦機構8で摺動が生じる。こ
の結果、高剛性・高ヒステリシストルクの2段目特性が
得られる。捩り角度がθ1+θ2を超えると、バネ17
の円周方向端部が第2収容部36の第2支持部37に当
接する。すわなち、第2ダンパー機構6において第1バ
ネ16とバネ17とが並列に圧縮される。この結果、3
段目では2段目より高い剛性が得られる。捩り角度がθ
1+θ2+θ3となると第1ストッパー11が当接し、
入力回転体2とハブ3との相対回転が停止する。
【0052】捩り特性の負側においても各捩り角度θ1
〜θ3の大きさは異なるものの同様の特性が得られる。
なお、捩り特性の1段目では、ブッシュ93とハブ3の
フランジ64及び外周歯65との間で摩擦が発生してい
る。さらには、2段目及び3段目ではブッシュ93とハ
ブフランジ18の内周部との間で摩擦が生じている。
〜θ3の大きさは異なるものの同様の特性が得られる。
なお、捩り特性の1段目では、ブッシュ93とハブ3の
フランジ64及び外周歯65との間で摩擦が発生してい
る。さらには、2段目及び3段目ではブッシュ93とハ
ブフランジ18の内周部との間で摩擦が生じている。
【0053】第2ダンパー機構6において環状部89と
第2円板状部73とによる摩擦面でブッシュ19の摩耗
が進むと、ブッシュ19が他の部材に対して第2軸方向
側に移動することが考えられる。この場合は、第2コー
ンスプリング78の姿勢が変化し、具体的には起き上が
った状態になる。このため、第2コーンスプリング78
の付勢力(セット荷重)が変化し、具体的には一旦増加
した後に減少する。このように第2摩擦機構10におけ
るヒステリシストルクの大きさが変化し安定しない。
第2円板状部73とによる摩擦面でブッシュ19の摩耗
が進むと、ブッシュ19が他の部材に対して第2軸方向
側に移動することが考えられる。この場合は、第2コー
ンスプリング78の姿勢が変化し、具体的には起き上が
った状態になる。このため、第2コーンスプリング78
の付勢力(セット荷重)が変化し、具体的には一旦増加
した後に減少する。このように第2摩擦機構10におけ
るヒステリシストルクの大きさが変化し安定しない。
【0054】しかし、本願発明では、第1コーンスプリ
ング49により固定プレート20を第1軸方向側に付勢
し、その付勢力はハブフランジ18及びブッシュ93に
作用している。そのため、第2摩擦機構10での摩耗量
とブッシュ93とハブフランジ18との間の摩擦面での
摩耗量とが対応又は一致していると、次のような効果が
得られる。ブッシュ93においてハブフランジ18の筒
状部59に対応する部分(摩擦部材95)か摩耗する
と、その摩耗量だけハブフランジ18、スペーサ80、
固定プレート20及び第1摩擦ワッシャー48は第1軸
方向側に移動する。このため、第2摩擦機構10の摩擦
面においても第2円板状部73が第1軸方向側へと移動
する。ブッシュ19のハブ3に対する軸方向の位置はほ
とんど変化せず、その結果フランジ64とブッシュ19
との間に配置された第2コーンスプリング78の姿勢も
ほとんど変化しない。このようにハブフランジ18や第
1摩擦機構8を用いた摩耗追従機構により、第2摩擦機
構10の摩擦面での摩耗に関わらず第2コーンスプリン
グ78の姿勢を一定に維持し、その結果第2摩擦機構1
0でのヒステリシストルクを安定的に発生させることが
できる。この結果、経時変化の少ないヒステリシストル
クが得られ、音振性能が向上する。また、第2コーンス
プリング78の摩耗代を考慮する必要が少なくなるた
め、第2コーンスプリング78の設計自由度が増大す
る。具体的には、第2コーンスプリング78の応力を低
くかつ荷重を高く設計することができる。
ング49により固定プレート20を第1軸方向側に付勢
し、その付勢力はハブフランジ18及びブッシュ93に
作用している。そのため、第2摩擦機構10での摩耗量
とブッシュ93とハブフランジ18との間の摩擦面での
摩耗量とが対応又は一致していると、次のような効果が
得られる。ブッシュ93においてハブフランジ18の筒
状部59に対応する部分(摩擦部材95)か摩耗する
と、その摩耗量だけハブフランジ18、スペーサ80、
固定プレート20及び第1摩擦ワッシャー48は第1軸
方向側に移動する。このため、第2摩擦機構10の摩擦
面においても第2円板状部73が第1軸方向側へと移動
する。ブッシュ19のハブ3に対する軸方向の位置はほ
とんど変化せず、その結果フランジ64とブッシュ19
との間に配置された第2コーンスプリング78の姿勢も
ほとんど変化しない。このようにハブフランジ18や第
1摩擦機構8を用いた摩耗追従機構により、第2摩擦機
構10の摩擦面での摩耗に関わらず第2コーンスプリン
グ78の姿勢を一定に維持し、その結果第2摩擦機構1
0でのヒステリシストルクを安定的に発生させることが
できる。この結果、経時変化の少ないヒステリシストル
クが得られ、音振性能が向上する。また、第2コーンス
プリング78の摩耗代を考慮する必要が少なくなるた
め、第2コーンスプリング78の設計自由度が増大す
る。具体的には、第2コーンスプリング78の応力を低
くかつ荷重を高く設計することができる。
【0055】第2コーンスプリング78のセット荷重を
コーンスプリングにおける荷重特性のピーク付近に設定
されている。ブッシュ19での摩耗量とブッシュ93で
の摩耗量が同等に維持される場合は、第2コーンスプリ
ング78の荷重は最大付近に維持される。ブッシュ19
での摩耗量とブッシュ93での摩耗量が異なる場合には
セット荷重は荷重特性のピークから両側に多少ずれる。
この場合でもセット荷重の変化量は最小限になるように
設定されており、またその変化は予測可能である。 [他の実施例]図23に示すように、前記実施形態のス
ペーサを廃止して、固定プレート20をハブフランジ1
8に直接係合させてもよい。固定プレート20の第1円
板状部71はハブフランジ18の筒状部59に直接支持
されている。また、第1円板状部71の外周縁からは、
ハブフランジ18の係合孔58内に係合爪28が延びて
いる。この構成では、スペーサを省略でき部品点数が少
なくなっている。
コーンスプリングにおける荷重特性のピーク付近に設定
されている。ブッシュ19での摩耗量とブッシュ93で
の摩耗量が同等に維持される場合は、第2コーンスプリ
ング78の荷重は最大付近に維持される。ブッシュ19
での摩耗量とブッシュ93での摩耗量が異なる場合には
セット荷重は荷重特性のピークから両側に多少ずれる。
この場合でもセット荷重の変化量は最小限になるように
設定されており、またその変化は予測可能である。 [他の実施例]図23に示すように、前記実施形態のス
ペーサを廃止して、固定プレート20をハブフランジ1
8に直接係合させてもよい。固定プレート20の第1円
板状部71はハブフランジ18の筒状部59に直接支持
されている。また、第1円板状部71の外周縁からは、
ハブフランジ18の係合孔58内に係合爪28が延びて
いる。この構成では、スペーサを省略でき部品点数が少
なくなっている。
【0056】さらには、図6の機械回路図においてスペ
ーサ80の位置に他の弾性部材すわなちバネを配置して
もよい。この場合は、全体で4段の特性が得られる。こ
の実施形態の説明で、「一体回転するように係合してい
る」又は「相対回転不能に係合している」などは、両部
材が円周方向にトルク伝達可能となっている構成を意味
している。すなわち、両部材の間に回転方向に隙間等が
形成され所定角度までは両部材がトルク伝達を行わない
場合も含む。第2実施形態 図24及び図25に、本発明の一実施形態としてのクラ
ッチディスク組立体101を示す。クラッチディスク組
立体101は車輌のクラッチに用いられる。図24のク
ラッチディスク組立体101の左側には図示しないフラ
イホィールが配置され、図24の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図24の左
側を第1軸方向側と呼び、図24の右側を第2軸方向側
と呼ぶ。図24のO−Oはクラッチディスク組立体10
1の回転軸線であり、図25に示すR1はフライホイー
ル及びクラッチディスク組立体101の回転方向であ
り、R2はその反対方向である。
ーサ80の位置に他の弾性部材すわなちバネを配置して
もよい。この場合は、全体で4段の特性が得られる。こ
の実施形態の説明で、「一体回転するように係合してい
る」又は「相対回転不能に係合している」などは、両部
材が円周方向にトルク伝達可能となっている構成を意味
している。すなわち、両部材の間に回転方向に隙間等が
形成され所定角度までは両部材がトルク伝達を行わない
場合も含む。第2実施形態 図24及び図25に、本発明の一実施形態としてのクラ
ッチディスク組立体101を示す。クラッチディスク組
立体101は車輌のクラッチに用いられる。図24のク
ラッチディスク組立体101の左側には図示しないフラ
イホィールが配置され、図24の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図24の左
側を第1軸方向側と呼び、図24の右側を第2軸方向側
と呼ぶ。図24のO−Oはクラッチディスク組立体10
1の回転軸線であり、図25に示すR1はフライホイー
ル及びクラッチディスク組立体101の回転方向であ
り、R2はその反対方向である。
【0057】クラッチディスク組立体101は、主に、
入力回転体102と、分離フランジ103と、出力回転
体104と、第3ばね105(第1弾性部材)と、第4
ばね106と、第2ばね110と、ダンパー108とか
ら構成されている。入力回転体102は、図示しないフ
ライホィールからトルクが入力される部材である。出力
回転体104は、この実施形態においてはハブであり、
図示しないトランスミッションから延びるシャフト(図
示せず)に相対回転不能にかつ軸方向移動可能に係合し
ている。分離フランジ103(中間プレート)は入力回
転体102と出力回転体104との間に配置された部材
である。第3ばね105と第4ばね106とは、入力回
転体102と分離フランジ103とを円周方向に弾性的
に連結するための部材である。ダンパー108は分離フ
ランジ103と出力回転体104とを円周方向に弾性的
に連結するための機構であり、第1ばね107を有して
いる。
入力回転体102と、分離フランジ103と、出力回転
体104と、第3ばね105(第1弾性部材)と、第4
ばね106と、第2ばね110と、ダンパー108とか
ら構成されている。入力回転体102は、図示しないフ
ライホィールからトルクが入力される部材である。出力
回転体104は、この実施形態においてはハブであり、
図示しないトランスミッションから延びるシャフト(図
示せず)に相対回転不能にかつ軸方向移動可能に係合し
ている。分離フランジ103(中間プレート)は入力回
転体102と出力回転体104との間に配置された部材
である。第3ばね105と第4ばね106とは、入力回
転体102と分離フランジ103とを円周方向に弾性的
に連結するための部材である。ダンパー108は分離フ
ランジ103と出力回転体104とを円周方向に弾性的
に連結するための機構であり、第1ばね107を有して
いる。
【0058】次に、クラッチディスク組立体101の各
構造について詳細に説明する。入力回転体102には、
摩擦部111(クラッチディスク)と第1プレート11
2及び第2プレート113とから主に構成されている。
摩擦部111はフライホィールの摩擦面近傍に配置され
た環状の部材である。摩擦部111は、主に1対のフェ
ーシングとクッショニングプレートとから構成されてい
る。
構造について詳細に説明する。入力回転体102には、
摩擦部111(クラッチディスク)と第1プレート11
2及び第2プレート113とから主に構成されている。
摩擦部111はフライホィールの摩擦面近傍に配置され
た環状の部材である。摩擦部111は、主に1対のフェ
ーシングとクッショニングプレートとから構成されてい
る。
【0059】第1プレート112と第2プレート113
は円板状又は環状のプレート部材であり、互いに対して
軸方向所定距離だけ離れている。第1プレート112は
第1軸方向に配置されており、第2プレート113は第
2軸方向側に配置されている。第1プレート112と第
2プレート113との外周部は円周方向に配置された複
数のピン115により互いに固定されている。これによ
り、第1プレート112と第2プレート113との軸方
向距離が定めされ、両プレート112, 113は一体回
転する。第1プレート112の外周部には、摩擦部11
1のクッショニングプレートが複数のリベット114に
より固定されている。
は円板状又は環状のプレート部材であり、互いに対して
軸方向所定距離だけ離れている。第1プレート112は
第1軸方向に配置されており、第2プレート113は第
2軸方向側に配置されている。第1プレート112と第
2プレート113との外周部は円周方向に配置された複
数のピン115により互いに固定されている。これによ
り、第1プレート112と第2プレート113との軸方
向距離が定めされ、両プレート112, 113は一体回
転する。第1プレート112の外周部には、摩擦部11
1のクッショニングプレートが複数のリベット114に
より固定されている。
【0060】第1プレート112には、円周方向に等間
隔で複数の第1収容部119が形成されている。第1収
容部119は軸方向にわずかに膨らんだ部分であり、円
周方向両側に第1当接部120を有している。第1当接
部120は円周方向に互いに当接している。また、第1
プレート112には、円周方向に並んだ複数の第2収容
部121が形成されている。第2収容部121は第1軸
方向側にわずかに膨らんだ形状であり、円周方向両側に
第2当接部122を有している。第2当接部122は円
周方向に互いに対向している。
隔で複数の第1収容部119が形成されている。第1収
容部119は軸方向にわずかに膨らんだ部分であり、円
周方向両側に第1当接部120を有している。第1当接
部120は円周方向に互いに当接している。また、第1
プレート112には、円周方向に並んだ複数の第2収容
部121が形成されている。第2収容部121は第1軸
方向側にわずかに膨らんだ形状であり、円周方向両側に
第2当接部122を有している。第2当接部122は円
周方向に互いに対向している。
【0061】第2プレート113には、円周方向に等間
隔で複数の第1収容部123が形成されている。第1収
容部123は、第1収容部119に対応して形成されて
おり、円周方向両側に第1当接部124を有している。
第2プレート113には、さらに円周方向に並んだ複数
の第2収容部125が形成されている。第2収容部12
5は、第2収容部121に対応しており、円周方向両側
に第2当接部126を有している。第1収容部119,
123は第2収容部121, 125に比べて円周方向及
び半径方向の長さが長い。
隔で複数の第1収容部123が形成されている。第1収
容部123は、第1収容部119に対応して形成されて
おり、円周方向両側に第1当接部124を有している。
第2プレート113には、さらに円周方向に並んだ複数
の第2収容部125が形成されている。第2収容部12
5は、第2収容部121に対応しており、円周方向両側
に第2当接部126を有している。第1収容部119,
123は第2収容部121, 125に比べて円周方向及
び半径方向の長さが長い。
【0062】第1プレート112の内周縁には環状のブ
ッシュ116が配置されている。ブッシュ116は出力
回転体104のボス156の外周面に回転自在に支持さ
れている。これにより、入力回転体102と出力回転体
104の半径方向位置決めがされている。ブッシュ11
6は後述の外周歯157の第1軸方向側面に当接してい
る。
ッシュ116が配置されている。ブッシュ116は出力
回転体104のボス156の外周面に回転自在に支持さ
れている。これにより、入力回転体102と出力回転体
104の半径方向位置決めがされている。ブッシュ11
6は後述の外周歯157の第1軸方向側面に当接してい
る。
【0063】分離フランジ103は第1プレート112
と第2プレート113との軸方向間に配置された円板状
又は環状の部材である。分離フランジ103は、第1及
び第2プレート112, 113に比べて軸方向厚みが大
きい。分離フランジ103には、図25に示すように、
円周方向に長く延びる第1窓孔191が形成されてい
る。第1窓孔191は、プレート112,113の第1
収容部123に対応している。さらに、分離フランジ1
03には、円周方向に並んだ第2窓孔192が形成され
ている。第2窓孔192は第2収容部121, 125に
対応している。
と第2プレート113との軸方向間に配置された円板状
又は環状の部材である。分離フランジ103は、第1及
び第2プレート112, 113に比べて軸方向厚みが大
きい。分離フランジ103には、図25に示すように、
円周方向に長く延びる第1窓孔191が形成されてい
る。第1窓孔191は、プレート112,113の第1
収容部123に対応している。さらに、分離フランジ1
03には、円周方向に並んだ第2窓孔192が形成され
ている。第2窓孔192は第2収容部121, 125に
対応している。
【0064】第1窓孔191内には第3ばね105が収
容されている。第3ばね105は図25から明らかなよ
うに大小のコイルスプリング105a,105bが組み合
わされてなるコイルスプリングである。第3ばね105
の円周方向両端は第1窓孔191の円周方向両端及び第
1及び第2プレート112, 113の第1当接部12
0, 124に当接している。第3ばね105は、収容部
119, 123により半径方向外方及び軸方向外方への
移動が規制されている。
容されている。第3ばね105は図25から明らかなよ
うに大小のコイルスプリング105a,105bが組み合
わされてなるコイルスプリングである。第3ばね105
の円周方向両端は第1窓孔191の円周方向両端及び第
1及び第2プレート112, 113の第1当接部12
0, 124に当接している。第3ばね105は、収容部
119, 123により半径方向外方及び軸方向外方への
移動が規制されている。
【0065】第2窓孔192内には第4ばね106が配
置されている。第4ばね106は、図25から明らかな
ようにコイルスプリングである。第4ばね106の円周
方向両端は第2窓孔192の円周方向両端に当接してい
る。第4ばね106の円周方向両端と当接部122, 1
26との間にはそれぞれ捩り角度θ3−θ2だけの隙間
が確保されている。
置されている。第4ばね106は、図25から明らかな
ようにコイルスプリングである。第4ばね106の円周
方向両端は第2窓孔192の円周方向両端に当接してい
る。第4ばね106の円周方向両端と当接部122, 1
26との間にはそれぞれ捩り角度θ3−θ2だけの隙間
が確保されている。
【0066】分離フランジ103の外周縁には円周方向
に並んだ複数の切欠き169が形成されている。切欠き
169は円周方向に長く延びており、その中を前述のピ
ン115が延びている。ピン115と切欠き169の円
周方向両端との間には捩り角度θ4−θ2だけの隙間が
円周方向両側にそれぞれ確保されている。分離フランジ
103には、隣接する第1窓孔191の間で第2窓孔1
92の内周側に第3窓孔193が形成されている。第3
窓孔193は円周方向に長く延びるほぼ長方形の形状で
ある。
に並んだ複数の切欠き169が形成されている。切欠き
169は円周方向に長く延びており、その中を前述のピ
ン115が延びている。ピン115と切欠き169の円
周方向両端との間には捩り角度θ4−θ2だけの隙間が
円周方向両側にそれぞれ確保されている。分離フランジ
103には、隣接する第1窓孔191の間で第2窓孔1
92の内周側に第3窓孔193が形成されている。第3
窓孔193は円周方向に長く延びるほぼ長方形の形状で
ある。
【0067】分離フランジ103の内周部には第1軸方
向側に延びる筒状部117が形成されている。筒状部1
17には半径方向内側に延びる複数の第1内周歯145
が形成されている。第1内周歯145の回転方向R1側
にはR1側面171が形成され、R2側にはR2側面1
72が形成されている。出力回転体104は軸方向に延
びる筒状のボス156から主に構成されている。ボス1
56は第1及び第2プレート112, 113の中心孔内
に延びている。ボス156の内周孔には複数のスプライ
ン溝194が形成されている。ボス156には半径方向
外方に延びる複数の外周歯157が形成されている。な
お、複数の外周歯157とボス156との間には半径方
向にわずかの長さであるが環状のフランジ部分も形成さ
れている。外周歯157は筒状部117に対応してい
る。外周歯157は第2内周歯137の円周方向間に延
びており、円周方向両側にそれぞれ所定の角度だけ隙間
を有している。外周歯157の回転方向R1側にはR1
側面181が形成され、R2側にはR2側面182が形
成されている。外周歯157の第2軸方向側面には1つ
おきに所定の深さを有する孔158が形成されている。
向側に延びる筒状部117が形成されている。筒状部1
17には半径方向内側に延びる複数の第1内周歯145
が形成されている。第1内周歯145の回転方向R1側
にはR1側面171が形成され、R2側にはR2側面1
72が形成されている。出力回転体104は軸方向に延
びる筒状のボス156から主に構成されている。ボス1
56は第1及び第2プレート112, 113の中心孔内
に延びている。ボス156の内周孔には複数のスプライ
ン溝194が形成されている。ボス156には半径方向
外方に延びる複数の外周歯157が形成されている。な
お、複数の外周歯157とボス156との間には半径方
向にわずかの長さであるが環状のフランジ部分も形成さ
れている。外周歯157は筒状部117に対応してい
る。外周歯157は第2内周歯137の円周方向間に延
びており、円周方向両側にそれぞれ所定の角度だけ隙間
を有している。外周歯157の回転方向R1側にはR1
側面181が形成され、R2側にはR2側面182が形
成されている。外周歯157の第2軸方向側面には1つ
おきに所定の深さを有する孔158が形成されている。
【0068】中間部材109は1対のプレート109
a, 109bから構成されている。プレート109aは
第1プレート112と分離フランジ103の内周部間に
配置された部材である。プレート109aは環状の部材
であり、環状部と、環状部から軸方向に折り曲げられる
とともにさらに半径方向外方に延びる突出部142とか
ら構成されている。突出部142には、窓孔143が形
成されている。窓孔143は分離フランジ103の第3
窓孔193に対応している。プレート109aの環状部
141は、第1プレート112に一体に固定されたブッ
シュ116と分離フランジ103の筒状部117の間に
延びている。
a, 109bから構成されている。プレート109aは
第1プレート112と分離フランジ103の内周部間に
配置された部材である。プレート109aは環状の部材
であり、環状部と、環状部から軸方向に折り曲げられる
とともにさらに半径方向外方に延びる突出部142とか
ら構成されている。突出部142には、窓孔143が形
成されている。窓孔143は分離フランジ103の第3
窓孔193に対応している。プレート109aの環状部
141は、第1プレート112に一体に固定されたブッ
シュ116と分離フランジ103の筒状部117の間に
延びている。
【0069】プレート109bは、分離フランジ103
の内周部と第2プレート113の内周部間に配置されて
いる。プレート109bは、環状部141と、環状部1
41から半径方向外方に突出する複数の突出部142と
から主に構成されている。突出部142は分離フランジ
103の第3窓孔193に対応して形成されている。突
出部142には、窓孔143が形成されている。第2ば
ね110は、分離フランジ103の第3窓孔193及び
プレート109a, 109bの窓孔143内に収容され
ている。なお、第2ばね110は、プレート109a,
109bによって半径方向外方及び軸方向外方への移動
を制限されている。プレート109bは、プレート10
9aと異なり、環状部141と突出部142は平坦に延
びており、環状部141は筒状部117の第2軸方向側
面に当接して配置されている。
の内周部と第2プレート113の内周部間に配置されて
いる。プレート109bは、環状部141と、環状部1
41から半径方向外方に突出する複数の突出部142と
から主に構成されている。突出部142は分離フランジ
103の第3窓孔193に対応して形成されている。突
出部142には、窓孔143が形成されている。第2ば
ね110は、分離フランジ103の第3窓孔193及び
プレート109a, 109bの窓孔143内に収容され
ている。なお、第2ばね110は、プレート109a,
109bによって半径方向外方及び軸方向外方への移動
を制限されている。プレート109bは、プレート10
9aと異なり、環状部141と突出部142は平坦に延
びており、環状部141は筒状部117の第2軸方向側
面に当接して配置されている。
【0070】プレート109a,109b の環状部14
1の内周側には複数の第1内周歯145が形成されてい
る。第1内周歯145は複数の第2内周歯137に対応
しており、外周歯157の円周方向間に配置されてい
る。第1内周歯145は第2内周歯137に比べて円周
方向幅が広く、第2内周歯137の円周方向両側にはみ
出して延びている。なお、第1内周歯145の回転方向
R1側面にはR1側面184が形成され、R2側にはR
2側面183が形成されている。
1の内周側には複数の第1内周歯145が形成されてい
る。第1内周歯145は複数の第2内周歯137に対応
しており、外周歯157の円周方向間に配置されてい
る。第1内周歯145は第2内周歯137に比べて円周
方向幅が広く、第2内周歯137の円周方向両側にはみ
出して延びている。なお、第1内周歯145の回転方向
R1側面にはR1側面184が形成され、R2側にはR
2側面183が形成されている。
【0071】外周歯157と両側の第1内周歯145と
の円周方向間には円周方向両側にそれぞれ第1捩り角度
θ1だけの隙間が確保されている。すなわち、外周歯1
57のR1側面181と第1内周歯145のR2側面1
83との間には第1捩り角度θ1の隙間が確保され、外
周歯157のR2側面182と第2内周歯145のR1
側面184との間には第1捩り角度θ1だけの隙間が確
保されている。
の円周方向間には円周方向両側にそれぞれ第1捩り角度
θ1だけの隙間が確保されている。すなわち、外周歯1
57のR1側面181と第1内周歯145のR2側面1
83との間には第1捩り角度θ1の隙間が確保され、外
周歯157のR2側面182と第2内周歯145のR1
側面184との間には第1捩り角度θ1だけの隙間が確
保されている。
【0072】外周歯157と両側の第2内周歯137と
の円周方向間には第2捩り角度θ2だけの隙間が円周方
向両側にそれぞれ確保されている。すなわち、外周歯1
57のR1側面181と第2内周歯137のR2側面1
85との間には第2捩り角度θ2の隙間が確保され、外
周歯157のR2側面182と第2内周歯137のR1
側面186との間には第2捩り角度θ2の隙間が確保さ
れている。
の円周方向間には第2捩り角度θ2だけの隙間が円周方
向両側にそれぞれ確保されている。すなわち、外周歯1
57のR1側面181と第2内周歯137のR2側面1
85との間には第2捩り角度θ2の隙間が確保され、外
周歯157のR2側面182と第2内周歯137のR1
側面186との間には第2捩り角度θ2の隙間が確保さ
れている。
【0073】外周歯157の円周方向各側において第2
捩じり角度θ2は第1捩り角度θ1より大きい。なお、
外周歯157の両側における第1捩り角度θ1同士を比
較するとR2側のものが大きく、外周歯157の両側に
おける第2捩り角度θ2同士を比較するとR2側のもの
が大きい。外周歯157,第1内周歯145及び第2内
周歯137は各々が全周にわたって形成されている。つ
まり従来とは異なり、歯の一部を省略して低剛性弾性部
材配置用の切り欠きを形成していない。この結果、外周
歯157と第1内周歯145及び第2内周歯137との
接触面積が増大し、面圧が下がることで摩耗や破損が生
じにくくなる。
捩じり角度θ2は第1捩り角度θ1より大きい。なお、
外周歯157の両側における第1捩り角度θ1同士を比
較するとR2側のものが大きく、外周歯157の両側に
おける第2捩り角度θ2同士を比較するとR2側のもの
が大きい。外周歯157,第1内周歯145及び第2内
周歯137は各々が全周にわたって形成されている。つ
まり従来とは異なり、歯の一部を省略して低剛性弾性部
材配置用の切り欠きを形成していない。この結果、外周
歯157と第1内周歯145及び第2内周歯137との
接触面積が増大し、面圧が下がることで摩耗や破損が生
じにくくなる。
【0074】また、前述の第4捩じり角度θ4は第3捩
じり角度θ3より大きく、第3捩じり角度θ3及び第4
捩じり角度θ4は各々が第2捩じり角度θ2より大き
い。中間部材109は出力回転体104と分離フランジ
103との間で第2ばね110とともにトルク伝達可能
に配置されている。なお、プレート109bは図28に
示すように外周縁に複数の切欠き144が形成されてい
る。この切欠き144は後述するダンパー108との係
合部となっている。
じり角度θ3より大きく、第3捩じり角度θ3及び第4
捩じり角度θ4は各々が第2捩じり角度θ2より大き
い。中間部材109は出力回転体104と分離フランジ
103との間で第2ばね110とともにトルク伝達可能
に配置されている。なお、プレート109bは図28に
示すように外周縁に複数の切欠き144が形成されてい
る。この切欠き144は後述するダンパー108との係
合部となっている。
【0075】次にダンパー108について説明する。ダ
ンパー108は、出力回転体104と中間部材109と
の間でトルク伝達をするとともに、捩り振動を吸収・減
衰するためのものである。ダンパー108は、第2部材
130と、第1部材131と、第2部材130と第1部
材131との間で円周方向に圧縮可能な第1ばね107
(第2弾性部材)とから構成されている。ダンパー10
8は、外周歯157,筒状部117及びプレート109
bの内周部と、第2プレート113の内周部との間に配
置されている。すなわち、ダンパー108は外周歯15
7及び第2内周歯137の連結部分から軸方向に変位し
ている。このため、外周歯157と第1及び第2内周歯
145, 137との接触面積を充分に確保できる。
ンパー108は、出力回転体104と中間部材109と
の間でトルク伝達をするとともに、捩り振動を吸収・減
衰するためのものである。ダンパー108は、第2部材
130と、第1部材131と、第2部材130と第1部
材131との間で円周方向に圧縮可能な第1ばね107
(第2弾性部材)とから構成されている。ダンパー10
8は、外周歯157,筒状部117及びプレート109
bの内周部と、第2プレート113の内周部との間に配
置されている。すなわち、ダンパー108は外周歯15
7及び第2内周歯137の連結部分から軸方向に変位し
ている。このため、外周歯157と第1及び第2内周歯
145, 137との接触面積を充分に確保できる。
【0076】ダンパー108の第2部材130は、環状
のプレート部材であり、プレート109bと第2プレー
ト113の軸方向間に配置されている。第2部材130
は、ダンパー108において入力側の部材として機能
し、プレート109bと一体回転するようになってい
る。さらに詳細に説明すると、第2部材130は主に環
状の本体166から構成されている。本体166の外周
側には、第1軸方向側に外周縁から折り曲げられて延び
る複数の係合部167が形成されている。係合部167
は、プレート109bの切欠き144内に軸方向に移動
自在に延び、円周方向両端が当接している。さらに、本
体166の内周縁側には、円周方向に等間隔で複数の切
欠きが形成されおり、切欠きの外周側円周方向両端に
は、第2軸方向側に切り起こされた形状の係合部168
が形成されている。
のプレート部材であり、プレート109bと第2プレー
ト113の軸方向間に配置されている。第2部材130
は、ダンパー108において入力側の部材として機能
し、プレート109bと一体回転するようになってい
る。さらに詳細に説明すると、第2部材130は主に環
状の本体166から構成されている。本体166の外周
側には、第1軸方向側に外周縁から折り曲げられて延び
る複数の係合部167が形成されている。係合部167
は、プレート109bの切欠き144内に軸方向に移動
自在に延び、円周方向両端が当接している。さらに、本
体166の内周縁側には、円周方向に等間隔で複数の切
欠きが形成されおり、切欠きの外周側円周方向両端に
は、第2軸方向側に切り起こされた形状の係合部168
が形成されている。
【0077】第1部材131はダンパー108において
出力側の部材として機能し、出力回転体104と一体回
転するようになっている。さらに詳細に説明すると、第
1部材131は環状の部材であり、例えば樹脂等から形
成されている。第1部材131は第2部材130の内周
側に配置されている。第1部材131は、主に、円板状
部161と、円板状部161の内周縁から第2軸方向側
に延びる筒状部162とから構成されている。円板状部
161の外周側第2軸方向側面は第2部材130の本体
166の第1軸方向側面内周部に当接している。筒状部
162の内周面はボス156の外周面に当接している。
出力側の部材として機能し、出力回転体104と一体回
転するようになっている。さらに詳細に説明すると、第
1部材131は環状の部材であり、例えば樹脂等から形
成されている。第1部材131は第2部材130の内周
側に配置されている。第1部材131は、主に、円板状
部161と、円板状部161の内周縁から第2軸方向側
に延びる筒状部162とから構成されている。円板状部
161の外周側第2軸方向側面は第2部材130の本体
166の第1軸方向側面内周部に当接している。筒状部
162の内周面はボス156の外周面に当接している。
【0078】円板状部161と外周歯157との間には
コーンスプリング132が配置されている。コーンスプ
リング132は、外周歯157と円板状部161との間
で軸方向に圧縮された状態であり、円板状部161を第
2軸方向側に付勢している。この結果、円板状部161
の外周側部が第2部材130の本体166内周部を第2
軸方向側に付勢しており、本体166の外周側第2軸方
向側面が第2プレート113の内周側部に当接してい
る。言い換えると、第2プレート113は第2部材13
0を軸方向に支持している。
コーンスプリング132が配置されている。コーンスプ
リング132は、外周歯157と円板状部161との間
で軸方向に圧縮された状態であり、円板状部161を第
2軸方向側に付勢している。この結果、円板状部161
の外周側部が第2部材130の本体166内周部を第2
軸方向側に付勢しており、本体166の外周側第2軸方
向側面が第2プレート113の内周側部に当接してい
る。言い換えると、第2プレート113は第2部材13
0を軸方向に支持している。
【0079】円板状部161からは、第1軸方向側に複
数の係合部163が突出している。係合部163はコー
ンスプリング132に形成された孔を貫通し、次に外周
歯157に形成された孔158内に挿入され係合してい
る。これにより第1部材131は出力回転体104と一
体回転するようになっている。なお、係合部163は孔
158に対して軸方向に移動可能に挿入されている。こ
の結果、第1部材131は出力回転体104に対して相
対回転は不能にかつ軸方向には移動自在に係合してい
る。
数の係合部163が突出している。係合部163はコー
ンスプリング132に形成された孔を貫通し、次に外周
歯157に形成された孔158内に挿入され係合してい
る。これにより第1部材131は出力回転体104と一
体回転するようになっている。なお、係合部163は孔
158に対して軸方向に移動可能に挿入されている。こ
の結果、第1部材131は出力回転体104に対して相
対回転は不能にかつ軸方向には移動自在に係合してい
る。
【0080】円板状部161の内周側すなわち筒状部1
62側には、円周方向に等間隔で複数対の当接部164
が形成されている。当接部164の各対は係合部168
に対応して形成され、円周方向に離れて形成されてい
る。第1ばね107は最も剛性の低いコイルスプリング
であり、第2部材130と第1部材131との間に配置
されている。各第1ばね107は第1部材131の1対
の当接部164間に配置されている。すなわち第1ばね
107は第1部材131の円板状部161により第1軸
方向側を支持され、筒状部162によって内周側を支持
されている。また、第1ばね107の円周方向両端には
当接部168及び当接部164がそれぞれ当接・係合し
ている。以上の構造により、第2部材130と第1部材
131とが相対回転するときに第1ばね107は両部材
間で円周方向に圧縮される。より具体的には、第1ばね
107は1対の当接部168の片側と1対の当接部16
4の反対側との間で圧縮される。
62側には、円周方向に等間隔で複数対の当接部164
が形成されている。当接部164の各対は係合部168
に対応して形成され、円周方向に離れて形成されてい
る。第1ばね107は最も剛性の低いコイルスプリング
であり、第2部材130と第1部材131との間に配置
されている。各第1ばね107は第1部材131の1対
の当接部164間に配置されている。すなわち第1ばね
107は第1部材131の円板状部161により第1軸
方向側を支持され、筒状部162によって内周側を支持
されている。また、第1ばね107の円周方向両端には
当接部168及び当接部164がそれぞれ当接・係合し
ている。以上の構造により、第2部材130と第1部材
131とが相対回転するときに第1ばね107は両部材
間で円周方向に圧縮される。より具体的には、第1ばね
107は1対の当接部168の片側と1対の当接部16
4の反対側との間で圧縮される。
【0081】また、第2部材130と第1部材131と
が相対回転するときには、コーンスプリング132によ
り圧接させられた第2部材130と第1部材131との
間で摩擦抵抗が生じる。ここでは、入力側部材及び出力
側部材として機能する第2及び第1部材130, 131
によって摩擦抵抗を発生させることで、他の特別な部材
を用いる必要がない。そのため、部品点数が減り、ダン
パー108の構造が簡単になる。
が相対回転するときには、コーンスプリング132によ
り圧接させられた第2部材130と第1部材131との
間で摩擦抵抗が生じる。ここでは、入力側部材及び出力
側部材として機能する第2及び第1部材130, 131
によって摩擦抵抗を発生させることで、他の特別な部材
を用いる必要がない。そのため、部品点数が減り、ダン
パー108の構造が簡単になる。
【0082】第2プレート113の内周部113aは、
第2軸方向側に湾曲した形状となっている。内周部11
3aは、第1ばね107の第2軸方向側すなわち筒状部
162及びボス156の外周面に近接する位置まで延び
ている。これにより、第1ばね107は第2軸方向側を
内周部113aにより支持されている。以上に述べたよ
うに、ダンパー108は第2プレート113により第2
軸方向側を支持されている。より具体的には、第2部材
130が第2プレート113の本体部分に支持され、第
1ばね107が内周部113aにより支持されている。
この結果部品点数が減少し、構造が簡単になる。
第2軸方向側に湾曲した形状となっている。内周部11
3aは、第1ばね107の第2軸方向側すなわち筒状部
162及びボス156の外周面に近接する位置まで延び
ている。これにより、第1ばね107は第2軸方向側を
内周部113aにより支持されている。以上に述べたよ
うに、ダンパー108は第2プレート113により第2
軸方向側を支持されている。より具体的には、第2部材
130が第2プレート113の本体部分に支持され、第
1ばね107が内周部113aにより支持されている。
この結果部品点数が減少し、構造が簡単になる。
【0083】また、コーンスプリング132により付勢
する構造は簡単で優れた効果が得られる。摩擦部材17
1は、分離フランジ103の第2軸方向側面内周部に当
接する環状の部材である。摩擦部材171は、付勢部材
172により分離フランジ103側に付勢されている。
摩擦部材171は第2プレート113に相対回転不能に
係合する係止アーム173を有している。
する構造は簡単で優れた効果が得られる。摩擦部材17
1は、分離フランジ103の第2軸方向側面内周部に当
接する環状の部材である。摩擦部材171は、付勢部材
172により分離フランジ103側に付勢されている。
摩擦部材171は第2プレート113に相対回転不能に
係合する係止アーム173を有している。
【0084】各ばねにおいて、第1ばね107が最もば
ね定数が小さく、次に第2ばね110が小さく、以下、
第3ばね105、第4ばね106の順番になる。ダンパ
ー108は、プレート109b及び出力回転体104に
対して第2軸方向側から1つのユニットとして装着可能
である。すなわち、予め第1部材131にコーンスプリ
ング132を装着しておき、第2部材130と第1部材
131とを係合させておく。その状態で第1ばね107
を第2部材130と第1部材131との間に装着させ
る。このようにして完成した1つのユニットとしてのダ
ンパー108を、出力回転体104及びプレート109
b側に接近させる。そして、係合部167を切欠き14
4内に挿入し、係合部163を孔158内に挿入する。
このようにして、1つのユニットとしてダンパー108
は軸方向片側から装着できるため、組付工程が簡単であ
る。
ね定数が小さく、次に第2ばね110が小さく、以下、
第3ばね105、第4ばね106の順番になる。ダンパ
ー108は、プレート109b及び出力回転体104に
対して第2軸方向側から1つのユニットとして装着可能
である。すなわち、予め第1部材131にコーンスプリ
ング132を装着しておき、第2部材130と第1部材
131とを係合させておく。その状態で第1ばね107
を第2部材130と第1部材131との間に装着させ
る。このようにして完成した1つのユニットとしてのダ
ンパー108を、出力回転体104及びプレート109
b側に接近させる。そして、係合部167を切欠き14
4内に挿入し、係合部163を孔158内に挿入する。
このようにして、1つのユニットとしてダンパー108
は軸方向片側から装着できるため、組付工程が簡単であ
る。
【0085】図29は、クラッチディスク組立体101
のダンパーディスク組立体の機械回路図である。この図
はダンパーディスク組立体を一方向に動作させるときの
各部材の関係を表している。図から明らかなように、ダ
ンパー108がクラッチディスク組立体1内に装着され
ていない場合は、捩り角度θ1までの間はばね及び摩擦
機構のない1段目の特性が得られるクラッチディスク組
立体となる。すなわち、このクラッチディスク組立体1
01は、ダンパー108があるものとないものとを必要
な特性に応じて選択して製造できる。
のダンパーディスク組立体の機械回路図である。この図
はダンパーディスク組立体を一方向に動作させるときの
各部材の関係を表している。図から明らかなように、ダ
ンパー108がクラッチディスク組立体1内に装着され
ていない場合は、捩り角度θ1までの間はばね及び摩擦
機構のない1段目の特性が得られるクラッチディスク組
立体となる。すなわち、このクラッチディスク組立体1
01は、ダンパー108があるものとないものとを必要
な特性に応じて選択して製造できる。
【0086】図24から明らかなように、第2ばね11
0及び中間部材109は2段目の特性を発揮するための
構成であり、これらを取り除いて第2部材130を分離
フランジ103に直接係合させた場合は全体で3段の捩
じり特性になる。入力回転体102の摩擦部111が図
示しないフライホイールに押しつけられると、クラッチ
ディスク組立体101にトルクが入力される。トルクは
第1及び第2プレート112,113から第3ばね10
5、分離フランジ103,第2ばね110、中間部材1
09、ダンパー108の順番で伝達され、最後に出力回
転体104から図示しないシャフトに出力される。ダン
パー108では、第2部材130から第1部材131に
第1ばね107を介してトルクが伝達される。
0及び中間部材109は2段目の特性を発揮するための
構成であり、これらを取り除いて第2部材130を分離
フランジ103に直接係合させた場合は全体で3段の捩
じり特性になる。入力回転体102の摩擦部111が図
示しないフライホイールに押しつけられると、クラッチ
ディスク組立体101にトルクが入力される。トルクは
第1及び第2プレート112,113から第3ばね10
5、分離フランジ103,第2ばね110、中間部材1
09、ダンパー108の順番で伝達され、最後に出力回
転体104から図示しないシャフトに出力される。ダン
パー108では、第2部材130から第1部材131に
第1ばね107を介してトルクが伝達される。
【0087】エンジンからのトルク変動がクラッチディ
スク組立体101に入力されると、入力回転体102と
出力回転体104との間で捩じり振動すなわち相対回転
が生じ、その間で第3ばね105、第4ばね106、第
2ばね110及び第1ばね107が圧縮される。次に、
図30の捩り特性線図に従ってクラッチディスク組立体
101の動作を説明する。この説明では、入力回転体1
02を他の装置に固定しておき、それに対して出力回転
体104を回転方向R2側に捩っていく動作として説明
する。
スク組立体101に入力されると、入力回転体102と
出力回転体104との間で捩じり振動すなわち相対回転
が生じ、その間で第3ばね105、第4ばね106、第
2ばね110及び第1ばね107が圧縮される。次に、
図30の捩り特性線図に従ってクラッチディスク組立体
101の動作を説明する。この説明では、入力回転体1
02を他の装置に固定しておき、それに対して出力回転
体104を回転方向R2側に捩っていく動作として説明
する。
【0088】外周歯157と第1内周歯145とが当接
するまでの第1捩り角度θ1までの間は主にダンパー1
08の第1ばね107が円周方向に圧縮され、低剛性の
特性が得られる。ここでは、第2部材130と第1部材
131との間で小さな摩擦抵抗が生じる。続いて、第1
捩り角度θ1になると、外周歯157と第1内周歯14
5とが当接し、出力回転体104と中間部材109との
間の相対回転が停止する。この結果第1ばね107の圧
縮はそれ以上行われない。第1捩り角度θ1から第2捩
り角度θ2までの間は、第2ばね110が中間部材10
9と分離フランジ103との間で円周方向に圧縮され
る。ここでは、1段目に比べて高い剛性が得られる。
するまでの第1捩り角度θ1までの間は主にダンパー1
08の第1ばね107が円周方向に圧縮され、低剛性の
特性が得られる。ここでは、第2部材130と第1部材
131との間で小さな摩擦抵抗が生じる。続いて、第1
捩り角度θ1になると、外周歯157と第1内周歯14
5とが当接し、出力回転体104と中間部材109との
間の相対回転が停止する。この結果第1ばね107の圧
縮はそれ以上行われない。第1捩り角度θ1から第2捩
り角度θ2までの間は、第2ばね110が中間部材10
9と分離フランジ103との間で円周方向に圧縮され
る。ここでは、1段目に比べて高い剛性が得られる。
【0089】第2捩り角度θ2になると、外周歯157
と第2内周歯137とが当接し、以後は第2ばね110
の圧縮が停止する。すなわち、出力回転体104と分離
フランジ103との相対回転が停止し、以後はそれらと
入力回転体102との間で相対回転が進む。したがっ
て、第3ばね105が圧縮され、分離フランジ103と
摩擦部材171との間で滑りが生じる。この結果、第2
捩り角度θ2から第3捩り角度θ3までは中剛性・低ヒ
ステリシストルクの特性が得られる。第3捩り角度θ3
となると、第4ばね106の圧縮が始まる。第4ばね1
06は第3ばね105と並列に圧縮されさらに高い剛性
が得られる。第4捩り角度θ4となると、ピン115と
切欠き169が当接し、出力回転体104と入力回転体
102との間の相対回転が停止する。
と第2内周歯137とが当接し、以後は第2ばね110
の圧縮が停止する。すなわち、出力回転体104と分離
フランジ103との相対回転が停止し、以後はそれらと
入力回転体102との間で相対回転が進む。したがっ
て、第3ばね105が圧縮され、分離フランジ103と
摩擦部材171との間で滑りが生じる。この結果、第2
捩り角度θ2から第3捩り角度θ3までは中剛性・低ヒ
ステリシストルクの特性が得られる。第3捩り角度θ3
となると、第4ばね106の圧縮が始まる。第4ばね1
06は第3ばね105と並列に圧縮されさらに高い剛性
が得られる。第4捩り角度θ4となると、ピン115と
切欠き169が当接し、出力回転体104と入力回転体
102との間の相対回転が停止する。
【0090】以上に説明したように、このクラッチディ
スク組立体101では、ダンパーディスク組立体として
1段から4段までの特性が得られ、異なる振動を適切に
吸収・減衰できる。特に、第1捩り角度θ1までの1段
目の特性に低剛性・低ヒステリシストルクの特性を実現
しているために、アイドリング時の歯打ち音が生じにく
くなっている。また、1段目と従来の2段目との間に中
間の中剛性の特性(第1捩り角度θ1から第2捩り角度
θ2まで)の特性を設けているため、ジャンピング現象
が生じにくい。
スク組立体101では、ダンパーディスク組立体として
1段から4段までの特性が得られ、異なる振動を適切に
吸収・減衰できる。特に、第1捩り角度θ1までの1段
目の特性に低剛性・低ヒステリシストルクの特性を実現
しているために、アイドリング時の歯打ち音が生じにく
くなっている。また、1段目と従来の2段目との間に中
間の中剛性の特性(第1捩り角度θ1から第2捩り角度
θ2まで)の特性を設けているため、ジャンピング現象
が生じにくい。
【0091】また、第1ばね107は捩じり特性の1段
目でのみ作用し、2段面では圧縮されない。第2ばね1
10は捩じり特性の2段面のみ作用し、3段目では圧縮
されない。このように1段目と2段目で作用するばねを
その段のみで圧縮させて以降の段で圧縮させていないた
め、各ばね107,110が疲労・破損等しにくい。本
発明のダンパーディスク組立体はクラッチディスク組立
体以外の動力伝達装置にも採用できる。
目でのみ作用し、2段面では圧縮されない。第2ばね1
10は捩じり特性の2段面のみ作用し、3段目では圧縮
されない。このように1段目と2段目で作用するばねを
その段のみで圧縮させて以降の段で圧縮させていないた
め、各ばね107,110が疲労・破損等しにくい。本
発明のダンパーディスク組立体はクラッチディスク組立
体以外の動力伝達装置にも採用できる。
【0092】
【発明の効果】本発明に係るダンパーディスク組立体で
は、従来のハブと中間プレートではなく、それらとは別
個の第1及び第2部材によって第2弾性部材の支持を行
っているため、加工の容易な部材を採用することができ
る。さらにこのダンパーディスク組立体では、第1部材
と第2部材との間に摩擦面を形成しているため、部品点
数を低減できる。
は、従来のハブと中間プレートではなく、それらとは別
個の第1及び第2部材によって第2弾性部材の支持を行
っているため、加工の容易な部材を採用することができ
る。さらにこのダンパーディスク組立体では、第1部材
と第2部材との間に摩擦面を形成しているため、部品点
数を低減できる。
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチディスク
組立体の平面図。
組立体の平面図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】図1のIII −III 断面図。
【図4】図1の0-IV断面図。
【図5】図1のO-V 断面図。
【図6】本発明のクラッチディスク組立体のダンパー機
構としての機械回路図。
構としての機械回路図。
【図7】クラッチディスク組立体の捩り特性線図。
【図8】固定プレートの平面図。
【図9】図8のIX-IX 断面図。
【図10】図8のX 矢視図。
【図11】図8のXI矢視図。
【図12】ブッシュの平面図。
【図13】図12のXIII矢視図。
【図14】図12のXIV-XIV 矢視図。
【図15】図14の部分拡大図。
【図16】図17のXVI-XVI 断面図。
【図17】ブッシュの裏面図。
【図18】図17のXVII矢視図。
【図19】図17のXIX 矢視図。
【図20】摩擦ブッシュの平面図。
【図21】図20のXXI-XXI 断面図。
【図22】図21の部分拡大図。
【図23】他の実施形態における図3に対応する図。
【図24】本発明の第2実施形態としてのクラッチディ
スク組立体の縦断面概略図。
スク組立体の縦断面概略図。
【図25】クラッチディスク組立体においてプレートを
取り去った状態の平面図。
取り去った状態の平面図。
【図26】図24の部分拡大図であり、ダンパーの縦断
面図。
面図。
【図27】ダンパーの構成を説明するための部分平面
図。
図。
【図28】出力回転体と中間体及び中間部材とのストッ
パー構造を示すための部分平面図。
パー構造を示すための部分平面図。
【図29】クラッチディスク組立体の機械回路図。
【図30】クラッチディスク組立体の捩り特性線図。
1 クラッチディスク組立体 2 入力回転体 3 ハブ 4 ダンパー機構 5 第1ダンパー機構 6 第2ダンパー機構 7 第1弾性機構 8 第1摩擦機構 9 第2弾性機構 10 第2摩擦機構 16 第1バネ 18 ハブフランジ 19 ブッシュ 20 固定プレート 21 第2バネ 31 クラッチプレート 32 リテーニングプレート 48 第1摩擦ワッシャー 49 第1コーンスプリング 78 第2コーンスプリング
Claims (6)
- 【請求項1】1対の入力プレートと、 前記1対の入力プレートの間に配置された中間プレート
と、 前記1対の入力プレートと前記中間プレートを回転方向
に弾性的に連結する第1弾性部材と、 前記1対の入力プレートと前記中間プレートの内周側に
配置された出力ハブと、 前記出力ハブと前記中間プレートとを回転方向に弾性的
に連結するための機構であり、前記出力ハブの外周に相
対回転不能にかつ軸方向に移動自在に係合し第1摩擦面
と第1支持部とを有する第1部材と、前記中間プレート
に相対回転不能に係合し前記第1摩擦面に当接可能な第
2摩擦面と前記第1支持部に対応する第2支持部とを有
する第2部材と、前記第1及び第2支持部に回転方向端
を支持され前記第1部材と前記第2部材とを回転方向に
連結する第2弾性部材とを有するダンパーと、を備えた
ダンパーディスク組立体。 - 【請求項2】前記第1部材は環状の樹脂本体を有してい
る、請求項1に記載のダンパーディスク組立体。 - 【請求項3】前記第1部材は前記第2弾性部材の軸方向
内側を支持している、請求項2に記載のダンパーディス
ク組立体。 - 【請求項4】前記第1支持部は前記樹脂本体に形成され
た凹部である、請求項3に記載のダンパーディスク組立
体。 - 【請求項5】前記第1支持部は前記第2弾性部材の内周
側を支持する内周側支持部を有している、請求項4に記
載のダンパーディスク組立体。 - 【請求項6】前記第1部材は、前記フランジ側に延び前
記フランジに相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に係
合する突起を有している、請求項1〜3のいずれかに記
載のダンパーディスク組立体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108349A JPH11303892A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | ダンパーディスク組立体 |
| DE19916871A DE19916871B4 (de) | 1998-04-17 | 1999-04-14 | Dämpfungsscheibenanordnung |
| US09/291,966 US6244963B1 (en) | 1998-04-17 | 1999-04-15 | Dampening disk assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108349A JPH11303892A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | ダンパーディスク組立体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11303892A true JPH11303892A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14482463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10108349A Pending JPH11303892A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | ダンパーディスク組立体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6244963B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11303892A (ja) |
| DE (1) | DE19916871B4 (ja) |
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| KR101147438B1 (ko) | 2003-07-07 | 2012-05-21 | 보르그워너 인코퍼레이티드 | 토션 진동 댐퍼와 토션 진동 댐퍼를 위한 마찰블록 |
| JP2019132288A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 株式会社エクセディ | 動力伝達装置 |
| JP2024512968A (ja) * | 2021-03-26 | 2024-03-21 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲー | 自動車のドライブトレイン用のトルク伝達装置 |
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|---|---|---|---|---|
| GB0301383D0 (en) * | 2003-01-22 | 2003-02-19 | Automotive Prod Italia | Clutch driven plates |
| JP2004278744A (ja) | 2003-03-18 | 2004-10-07 | Exedy Corp | ダンパー機構及びダンパーディスク組立体 |
| DE102012209472A1 (de) * | 2012-06-05 | 2013-12-05 | Zf Friedrichshafen Ag | Torsionsschwingungsdämpferanordnung, insbesondere in einer Kupplungsscheibe |
| DE102012209471A1 (de) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Zf Friedrichshafen Ag | Torsionsschwingungsdämpferanordnung, insbesondere in einer Kupplungsscheibe |
| FR3071571B1 (fr) * | 2017-09-22 | 2020-01-03 | Valeo Embrayages | Dispositif d'amortissement de torsion a amortisseur principal et amortisseur additionnel |
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| US4577742A (en) | 1982-04-27 | 1986-03-25 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Clutch disc |
| DE3313850A1 (de) | 1983-04-16 | 1984-10-18 | LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl | Kupplungsscheibe |
| JPS59194637U (ja) | 1983-06-09 | 1984-12-24 | 株式会社 大金製作所 | ダンパ−デイスク |
| DE3345409A1 (de) | 1983-12-15 | 1985-06-27 | Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt | Torsions-schwingungsdaempfer mit integriertem vordaempfer |
| DE3415927A1 (de) | 1984-04-28 | 1985-10-31 | Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt | Torsionsschwingungsdaempfer mit in beiden drehrichtungen beaufschlagbarer leerlauffederung |
| DE3415926A1 (de) | 1984-04-28 | 1985-10-31 | Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt | Torsionsschwingungsdaempfer mit zweistufiger reibeinrichtung fuer den lastbereich |
| DE3616301A1 (de) * | 1985-05-18 | 1986-11-20 | LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl | Torsionsschwingungsdaempfer |
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| DE3810922C2 (de) * | 1987-04-07 | 1998-07-23 | Valeo | Torsionsschwingungsdämpfer, insbesondere Reibscheibe für ein Kraftfahrzeug |
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| DE3818812A1 (de) | 1988-06-03 | 1989-12-14 | Fichtel & Sachs Ag | Kupplungsscheibe mit zweigeteilter nabe |
| GB2221281B (en) | 1988-06-04 | 1992-04-15 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Torsion vibration damper |
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-
1999
- 1999-04-14 DE DE19916871A patent/DE19916871B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-15 US US09/291,966 patent/US6244963B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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