JPH11304084A - 断熱材の基材への保持方法とこれを用いた断熱パネル - Google Patents

断熱材の基材への保持方法とこれを用いた断熱パネル

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JPH11304084A
JPH11304084A JP10111893A JP11189398A JPH11304084A JP H11304084 A JPH11304084 A JP H11304084A JP 10111893 A JP10111893 A JP 10111893A JP 11189398 A JP11189398 A JP 11189398A JP H11304084 A JPH11304084 A JP H11304084A
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heat insulating
insulating material
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metal wire
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JP10111893A
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Yasuyuki Nakano
泰行 中野
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Sanwa Packing Industry Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/12Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/24Heat or noise insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02K1/822Heat insulating structures or liners, cooling arrangements, e.g. post combustion liners; Infrared radiation suppressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱材を基材に簡単な構造および作業で沿わ
せて保持でき、低コスト化が図れるようにすることを目
的とする。 【解決手段】 シート状の断熱材4をその一面側から所
定の形状に受ける基材5に取り付けた金属線材6を、基
材5が受ける断熱材4の背部に回り込ませることによ
り、断熱材4を基材5との間で基材5に沿う所定の形状
に保持するようにして、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてガスター
ビンの排気管などの熱源に当てがって環境への遮熱を行
い、また配管などの保護対象に当てがって環境からの断
熱を行うのに用いられる断熱材の基材への保持方法とこ
れを用いた断熱パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような用途の断熱材には無機繊維が
多く用いられている。具体的には、シリカファイバ、セ
ラミックファイバ、グラスウール、ロックウールよりな
る不織布などのシート状断熱材として提供されている。
このようなシート状断熱材は多くの場合、所定の形状を
した基材に沿わせて保持し、平板形状、あるいは熱源や
保護対象の外面に適合する立体形状への保形性を持つよ
うにして使用されている。
【0003】従来、例えばガスタービンからの排気管を
外まわりで遮熱するのに、図27〜図29に示すような
断熱パネルaが用いられている。断熱パネルaは円筒を
4つ割りした形状に形成され、使用時には必要数を周方
向に連結することで排気管の全周を覆えるようにしてい
る。
【0004】断熱パネルaは、排気管の立体的な円筒面
を覆うための円筒の一部形状をした板金材よりなる基材
bと、これの内面に沿わせた無機繊維よりなる平板状の
断熱材cとで構成されるが、断熱材cを基材bの内面に
沿わせるために、基材bの軸線方向の両端に開口が互い
に対向し合う向きのチャンネル材dをスポット溶接など
で溶接接合して設け、このチャンネル材dの溝内に断熱
材cの端部を嵌め合わせることにより、断熱材cを基材
bの内面に沿う状態に保持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チャンネル材
dは基材bとともに湾曲している必要があるので成形は
容易でなくそれ自体高価な部品になるし、上記のように
周方向に4分割して形成されると、断熱パネルaは排気
管の全周を覆うための部品点数および連結工数が多くな
って、コスト上昇の原因になる上、図27に示す従来例
のように一端と他端とで径が異なるような場合は、2種
類のチャンネル材dが要るのでさらにコスト高になる。
【0006】本発明の目的は、断熱材を基材に簡単な構
造および作業で沿わせて保持でき、低コスト化が図れ
る、断熱材の基材への保持方法およびこれを用いた断熱
パネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の断熱材の基材への保持方法は、シ
ート状の断熱材をその一面側から所定の形状に受ける基
材に取り付けた金属線材を、基材が受ける断熱材の背部
に回り込ませることにより、断熱材を基材との間で基材
に沿う所定の形状に保持することを1つの特徴としてい
る。
【0008】このように基材は断熱材をその一面側から
所定の形状に受けるものであれば板材よりなるもので
も、金属線材により形成されたものでも、枠状のもので
もよく、上記のように基材に取り付けた金属線材を基材
が受ける断熱材の背部に回り込ませることにより、断熱
材がその一面側で基材に接するようにバックアップする
ことができるので、金属線材の断熱材背部への回り込み
箇所やその箇所数などを配慮することにより、金属線材
が断熱材の背部を横断してもしなくても、断熱材を基材
との間の必要箇所で金属線材の弾性や曲げ剛性によって
挟み付けて基材に沿わせて保持することが、金属線材の
取付けだけで簡易に低コストで達成される。
【0009】断熱材の背部を横断する金属線材は、少な
くとも断熱材を一方向に横断するように複数平行に配す
るか、交差する2つの方向、例えば、展開形状が四角形
な断熱材にたいし、その辺と平行になる方向に、あるい
はその対角線方向となる方向に配するかして、それぞれ
の両端部を、基材の断熱材の保持域まわりに取り付けれ
ばよい。断熱材の背部を横断しない金属線材は、少なく
とも基材の断熱材に対する保持域まわりに一端側を取付
けて、断熱材の周辺背部に回り込ませたものを、断熱材
の相対向する両側に配すればよい。これらの場合、金属
線材の基材への取付け部から断熱材の背部に回り込むた
めの基材からの立ち上がり部によって、断熱材の面方向
の位置保持を行うことができ、この位置保持を、断熱材
の四周にて行えば、断熱材を面方向のどの方向にもい位
置保持できる。
【0010】金属線材または/および基材に設けた突起
を断熱材に突き刺して保持するようにすると、断熱材の
繊維の自重や振動などによる経時的な片寄りを防止しや
すい。
【0011】上記のような方法により得られた、シート
状の断熱材と、これをその一面側から所定の形状に受け
る基材と、この基材に取付けられ、基材に受けられた断
熱材の背部に回り込み、断熱材を基材との間で基材に沿
う所定の形状に保持する種々な状態の金属線材とを備え
た所定の形状の断熱パネルは、平板状として大量に提供
されるシート状の断熱材を、平板状のままに、あるいは
必要な立体形状に保形された断熱パネルとして取り扱い
使用することができる。 なお、金属
線材は、基材に対して、溶接、鋲螺止め、または溝や孔
などへの差し込みによって取付けることができる。しか
し、これに限られることはない。
【0012】本発明の上記の各特徴は、可能なかぎりに
おいて、それぞれ単独で、あるいは種々な組み合わで複
合して用いることができる。本発明のそれ以上の目的お
よび特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明ら
かになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な実施の形
態について図を参照しながら詳細に説明する。
【0014】本実施の形態は、図26に示すように、ガ
スタービン1の排気管2などのように、管形状の熱源を
環境に対して遮熱する場合に適用した場合の一例であ
り、図1〜26に示す各実施例のそれぞれは、排気管2
を所定長さ分ずつ半周部を覆う半円筒形状をした断熱パ
ネル3についてだけ示している。しかし、これに限られ
ることはなく、どのような数や形に分割したものでもよ
いし、熱源の外面側ないしは内面側の環境への遮熱のほ
か、配管などの環境からの断熱による保護を図る場合な
ど各種の用途を含め、平板状のものを含み、遮熱や断熱
を行う対象物に最適な分割数や二次元的なあるいは三次
元的な種々な形状が選択されればよい。それは、製作、
持ち運び、収納、組付け、補修、交換などあらゆる取り
扱いや機能の面などから判断すればよい。
【0015】断熱パネル3を構成する基本的な要素は、
図1〜図6に示す第1〜第6の実施例の断熱パネル3に
見られるように、用途を問わず、シート状の断熱材4を
その一面側から所定の形状に受ける基材5に取り付けた
金属線材6を、基材5が受ける断熱材4の背部に回り込
ませることにより、断熱材4を基材5との間で基材5に
沿う所定の形状に保持するようにする。
【0016】断熱材4は従来からシート状で提供される
あらゆるものを適用できるし、これから新たに提供され
るものも含む。具体的には上記したシリカファイバ、セ
ラミックファイバ、グラスウール、ロックウールよりな
る不織布が代表として挙げられる。基材5は遮熱用や断
熱用としてはアルミニウムめっき鋼板であるのが好適で
あり、遮音や吸音性能も得られる。しかし、他の用途を
含め金属板である必要はなく、少なくとも断熱材4を、
耐熱性と、一面側からの所定の形状への保形性とを持っ
て受けられればよく、枠状でも、あるいは金属線材を種
々に編んだり、あるいは組んだりしたものでもよく、場
合によってエキスパンド金属網などでもよい。金属線材
6は適当な曲げ剛性があればよいが、弾性が加わればな
お好適である。従って、ステンレス鋼線材や鋼線材が好
適であるがこれに限られることなない。
【0017】上記のような基材5に取り付けた金属線材
6は、基材5が受ける断熱材4の背部に、例えば図1〜
図6に示すように種々な状態で回り込むことにより、断
熱材4がその一面側で基材5に接するようにバックアッ
プすることができるので、金属線材6の断熱材4背部へ
の回り込み箇所やその箇所数などを配慮することによ
り、金属線材6が断熱材4の背部を図1〜図4に示すよ
うに横断しても、図5、図6に示すように横断しなくて
も、断熱材4を基材5との間の必要箇所で金属線材6の
弾性や曲げ剛性によって挟み付けて基材5に沿わせて保
持することが、金属線材6の少なくとも端部6aでの図
13に示した第12の実施例のスポット溶接部7のよう
に溶接などして取付けるだけで簡易に低コストで達成で
きる。 図1〜図4に示すように断熱材4の背部を横断
する金属線材6の場合、少なくとも断熱材4を図1に示
す第1の実施例、あるいは図2に示す実施例のように、
半円筒状に保形する断熱材4の周方向、または軸線方向
と言った、各種の一方向に横断するように複数平行に配
するか、また、図3、図4に示す第3、第4の各実施例
のように、交差する2つの方向、例えば、展開形状が四
角形な断熱材4に対し、その対角線方向となる方向に配
するか、あるいはその辺4aと平行になる方向に配する
かして、それぞれの両端部6aを、基材5の図1〜図4
に一部に斜線を施して示した、断熱材4に対する保持域
8のまわりに取り付ければ前記保持ができる。特に、図
3に示す第3の実施例では断熱パネル3の捩じれ剛性を
高めるのに好適である。しかも、両端部6aが基材5に
取り付けられる両持ち支持タイプの金属線材6により図
1〜図4に示す第1〜第4の各実施例のように断熱材4
の内側で保持するタイプにすると、外側で保持するタイ
プよりも金属線材の突っ張りによる曲げ剛性が保持力と
して作用しやすい。しかし、外側での保持にも同様に適
用できる。
【0018】図5、図6の第5の実施例に示すように断
熱材4の背部を横断しない片持ちタイプになる金属線材
6の場合は、少なくとも基材5の断熱材4に対する保持
域8まわりに取付け用の端部6a側を取付けて、先端6
b側を断熱材4の周辺背部に回り込ませたものを、断熱
材4の相対向する両側に配するようにしても、前記特徴
ある断熱材4の保持ができる。図に示す実施例では金属
線材6は2つ折りの2本タイプのものを示したが、これ
に限られることはなく、1本タイプのものでもよい。し
かし、2本タイプにするほど金属線材6の曲がり剛性や
弾性が強く得られるので、断熱材4を安定に保持しやす
い。もっとも、半円筒形状の断熱パネル3を形成する場
合、前記一対の金属線材6による保持を断熱材4の周方
向での相対向する辺に対して行うと、断熱材4を平板状
から強制的に湾曲させていることによる復元力で、相対
向し合う金属線材6の間で突っ張らせて、断熱材4に自
らが基材5に沿う保形力を発揮させられるので、断熱材
4をその周辺でバックアップするだけで安定した保持が
できる。もっとも、2つ折りの金属線材6により、図6
に仮想線で示すように断熱材4のコーナ部4bに対して
行うと、断熱材4を基材5に沿わせるのと同時に、断熱
材4の面方向のどの方向にも立ち上がり部6cによって
位置保持することができる。これを4つのコーナ部4b
で行うと断熱材4を四周で位置保持でき、どの方向にも
移動できないようにすることができる。
【0019】このように、金属線材6の立ち上がり部6
cによって、断熱材4の面方向の位置保持を行うこと
は、図1〜図4に示す第1〜第4の各実施例でも必要に
応じて行える。図1、図3の第1、第3の各実施例は断
熱パネル3の周方向に断熱材4を位置保持している例を
示しているし、図2の第2の実施例は断熱パネル3の軸
線方向に断熱材4を位置保持している例を示している。
図4の第4の実施例は断熱材4の四周にて位置保持し、
どの方向にも移動できないようにした例を示している。
もっとも、図1〜図3に示す第1〜第3の各実施例で
も、金属線材6の先端6aを二股にしてコーナ部4bに
隣れる双方の辺4aに立ち上がり部6cが当接するよう
にすれば四周での位置保持ができる。
【0020】上記のようにして得られた、シート状の断
熱材4と、これをその一面側から所定の形状に受ける基
材5と、この基材5に取付けられ、基材5に受けられた
断熱材4の背部に回り込み、断熱材4を基材5との間で
基材5に沿う所定の形状に保持する種々な状態の金属線
材6とを備えた所定の形状の断熱パネル3は、平板状と
して大量に提供されるシート状の断熱材4を、平板状の
ままに、あるいは必要な立体形状に保形された断熱パネ
ル3として従来の場合同様に取り扱い使用することがで
きる。もっとも、金属線材6の取付けは施工前でも、施
工時でもよいし、図1〜図3に示す第1〜第3の各実施
例のように位置保持されない方向がある場合、断熱材4
を位置保持されない方向から基材5とそれに取り付けら
れた金属線材6との間に、施工時などに後から差し入れ
ることもできる。
【0021】さらに、金属線材6に図7に示す第6の実
施例のように折り曲げ形成され、あるいは図8に示す第
7の実施例のように溶接部11などで取り付けられた突
起12や、図9に示す第8の実施例のように基材5に溶
接部11などで取り付けた突起13を、断熱材4に突き
刺して保持するようにすると、断熱材4の繊維の自重や
振動などによる経時的な片寄りを防止しやすい。もっと
も、これら突起12や13は必要に応じて併用すること
もできる。しかも、これら突起12、13は、必要に応
じて金属線材6の途中と基材5とをスポット溶接や引っ
かけなどにて連結することにも適用できる。
【0022】上記のような各状態の金属線材6を、図1
0、図11に示す第9、第10の各実施例のように、基
材5の断熱材4を保持する面に対し、上下2段になるよ
うに設けると、図10の第9の実施例のように断熱材4
を2段の金属線材6の間に保持して基材5に沿ってはい
るがそれから浮かせて保持したり、図11の第10の実
施例のように、下段の金属線材6と基材5との間に断熱
材4を保持して、上段の金属線材6と下段の金属線材6
との間で断熱材4と熱源や断熱などを行う対象物から浮
かせるようにしたりすることができ、浮いてできる空間
Sを断熱などに役立たせたり、断熱材4を前記対象物や
環境から遠ざけたりするのに好適である。場合によって
は図12に示す第11の実施例のように、断熱パネル3
にリード線14の引き出し孔15を設けて、これが被さ
る配管などに接触させた温度センサなどからのリード線
14を引き出せるようにし、基材5の外面にスポット溶
接などして取り付けた金具16によりリード線14を保
持するようにすれば、この種リード線の支持ブラケット
としても断熱パネル3は共用でき配線を伴う使用に便利
である。
【0023】金属線材6の基材5への取付けは、上記し
た図13に示す第12の実施例のようなスポット溶接の
ほか種々な方法が適用できる。スポット溶接して取り付
ける場合も、図13に仮想線で示すように端部6aを2
つ折りにして行うと、溶接部分が大きくなり作業しやす
いし、接合強度を高められる。特に、金属線材6がステ
ンレス鋼線材であると、スポット溶接による折損がなく
好適である。また、同じ理由で線径は2mm程度に設定
するのが好適である。
【0024】他の取付け方法例を示すと、図14に示す
第13の実施例は、金属線材6の端部6aをU字状や環
状に折り曲げて、鋲21を通して基材5にかしめ付けて
ある。しかし、金属線材6の端部6aを基材5の取付け
孔5aに嵌め合わせてかしめ付けてもよい。
【0025】図15に示す第14の実施例は、鋲の代わ
りに螺子20とナット22とで取り付けてある。この場
合、金属線材6の着脱ができるし、そのための道具は最
も簡易なものでよい。
【0026】図16に示す第15の実施例は、金属線材
6の端部6aに2つの環状部を設けて、前記のような鋲
螺による取付け位置を調節できるようにしてある。
【0027】図17に示す第16の実施例は、基材5の
金属線材6の端部6aと対向する端部に2つ折り部5b
を形成し、これが形成する溝5c内に金属線材6の端部
6aを差し込んで取り付けるようにすることができる。
この場合、2つ折り部5bにおける端部6aの差し込み
部の少なくとも両側を密着状態かこれに近い状態に変形
させておけば、前記差し込んで取り付けた金属線材6の
図に示す矢印方向の倒れを防止することができる。
【0028】図18、図19に示す第17の実施例は、
第16の実施例の変形例を示し、金属線材6の2つ折り
部5bに差し込む端部6aに、2つ折り部5bが形成す
る溝5cの長手方向に向く折り曲げ片6dを設けて、溝
5c内に入れ込むことで、金属線材6の倒れを防止して
いる。
【0029】図20に示す第18の実施例は、金属線材
6の端部6aを立ち上がり部6cから直角に折り曲げた
状態で、基材5の取付け孔5dに内側から外側へ通して
引っかけるか、通してから曲げて引っかけるかし、抜け
止め状態にして端部6aを基材5に取り付けている。も
っとも、倒れ防止には、この取付け後などに形成した端
部6aの先端の図示しない折り曲げ部を他の孔や切り欠
きに係合させるなどすることができる。
【0030】図21、図22に示す第19の実施例は、
基材5に金属線材6を配する方向と直角な方向で、打ち
起こし形成した打ち起こし筒5eを設け、これに金属線
材6の端部6aを差し込んで取り付け、矢印方向の倒れ
も同時に防止できるようにしてある。端部6aは基材5
の打ち起こし筒5eを形成している前後での、特に手前
の落ち込み部5fへの弾性的な嵌まり込みによって抜け
止めされるようにしている。
【0031】図13〜図16に示す第12〜第15の各
実施例の取付け構造は、金属線材6の端部6aを取り付
ける際の、端部6aの安定性確保の面から、金属線材6
は予め必要な形状かそれに近い形状に成形されているこ
とが好ましい。しかし、図17〜図22に示す第16〜
第19の実施例では、金属線材6の一方の端部6aを嵌
め合わせたり、差し込んだり、引っかけたりして取り付
けた後、金属線材6を基材5、または断熱材4に沿うよ
うに曲げながら他方の端部6aを所定の取付け位置に持
って行って、嵌め合わせたり、差し込んだり、引っかけ
たりして取り付けることができ、しかも、このときの金
属線材6の復元力が断熱材4を保持する突っ張り力に役
立ち、断熱材4の保持がより確固になされる。もっと
も、このような保持特性は所定の形状に近い状態に成形
された金属線材6を所定の形状に変形させながら行うと
きも、取付けに際しての変形量に応じて得られる。
【0032】図23〜図26は第20の実施例を示し、
上記したガスタービン1のヒートインシュレータとして
の断熱パネル3を構成した場合の1つの具体例である。
図23に示すように基材5は半円筒形状をしており、使
用する箇所によって異なるが図示するものは排気管2が
細くストレートな形状になる部分のもので、実施例デー
タを示すと外形が約355mm、長さが約498mmで
ある。比較的大きいが断熱材4の保持が単純で容易に行
えるので、大きさは組付けなどの作業にしやすい重さ範
囲に抑えることを主体にして大きさを決定したが、断熱
材4の保持だけであればさらに大きなものにも容易に対
応できる。図1の第1の実施例と同じ方法、構造にて断
熱材4を金属線材6によって内面に保持している。この
保持のための金属線材6の取付けや断熱材4の保持は、
施工現場にて行っても、工場などで予め行っておいても
よい。
【0033】断熱パネル3は、2つのものを図24、図
25に示すように螺子20とナット22とによって連結
する連結部23、24が左右に設けられている。連結部
23、24の双方は共に前記螺子20とナット22とに
よる取付け孔25を有しているが、一方は短く、他方は
長い。同じ断熱パネル3を突き合わせると、一方の短い
連結部23に、他方の長い連結部24が、下あるいは上
に重なり合って、双方の取付け孔25が一致し、これら
取付け孔25に通した螺子20とこれに螺合させたナッ
ト22との締結によって連結するようにしている。従っ
て、この連結は、必要に応じて分解でき、取り外して補
修や交換ができる。上記のように大きく重いことに関連
して断熱パネル3に取手26を設け、取り扱いやすいよ
うにしてある。また、上記のような左右に異なった連結
部23、24を持った断熱パネル3は同じものを突き合
わせればよく、部品点数が多くならないのでコストの低
減に役立つ。
【0034】
【発明の効果】本発明の断熱材の基材への保持方法によ
れば、基材に種々に取り付けた金属線材を基材が受ける
断熱材の背部に回り込ませることにより、断熱材がその
一面側で基材に接するようにバックアップすることがで
きるので、金属線材の断熱材背部への回り込み箇所やそ
の箇所数などを配慮することにより、金属線材が断熱材
の背部を横断してもしなくても、断熱材を基材との間の
必要箇所で金属線材の弾性や曲げ剛性によって挟み付け
て基材に沿わせて保持することが、金属線材の取付けだ
けで簡易に低コストで達成される。
【0035】金属線材または/および基材に設けた突起
を断熱材に突き刺して保持するようにすると、断熱材の
繊維の自重や振動などによる経時的な片寄りを防止しや
すい。
【0036】このような方法により得られた、所定の形
状の断熱パネルは、平板状として大量に提供されるシー
ト状の断熱材を、平板状のままに、あるいは必要な立体
形状に保形された断熱パネルとして取り扱い使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な1つの実施の形態における第
1の実施例を示すヒートインシュレータの斜視図であ
る。
【図2】第2の実施例のヒートインシュレータを示す斜
視図である。
【図3】第3の実施例のヒートインシュレータを示す斜
視図である。
【図4】第4の実施例のヒートインシュレータを示す斜
視図である。
【図5】第5の実施例のヒートインシュレータを示す端
面図である。
【図6】第5の実施例のヒートインシュレータの一部を
示す斜視図である。
【図7】第6の実施例のヒートインシュレータを示す一
部の断面図である。
【図8】第7の実施例のヒートインシュレータを示す一
部の断面図である。
【図9】第8の実施例のヒートインシュレータを示す一
部の断面図である。
【図10】第9の実施例のヒートインシュレータを示す
端面図である。
【図11】第10の実施例のヒートインシュレータを示
す端面図である。
【図12】第11の実施例のヒートインシュレータを示
す斜視図である。
【図13】第12の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す斜視図である。
【図14】第13の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す斜視図である。
【図15】第14の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す斜視図である。
【図16】第15の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け端部を示す斜視図である。
【図17】第16の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す斜視図である。
【図18】第17の実施例のヒートインシュレータの金
属線材を示す斜視図である。
【図19】第17の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す斜視図である。
【図20】第18の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す斜視図である。
【図21】第19の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を分解して示す斜視図である。
【図22】第19の実施例のヒートインシュレータの金
属線材の取付け状態を示す断面図である。
【図23】第20の実施例のヒートインシュレータを突
き合わせ状態で示す斜視図である。
【図24】第20の実施例の突き合わせたヒートインシ
ュレータを連結した状態を示す端面図である。
【図25】第20の実施例の突き合わせたヒートインシ
ュレータを連結した状態を示す側面図である。
【図26】第20の実施例のヒートインシュレータの使
用状態を示す斜視図である。
【図27】従来の突き合わせ連結した状態のヒートイン
シュレータを示す斜視図である。
【図28】図27のヒートインシュレータの連結部を分
解して示す斜視図である。
【図29】図27のヒートインシュレータの連結状態を
示す一部を断面して見た端面図である。
【符号の説明】
2 排気管 3 断熱パネル 4 断熱材 4a 辺 4b コーナ部 5 基材 5a、5d 取付け孔 5b 2つ折り部 5c 溝 5e 打ち起こし筒 5f 落ち込み部 6 金属線材 6a 端部 6b 先端 6c 立ち上がり部 6d 折り曲げ片 7 スポット溶接部 11 溶接部 12、13 突起 21 鋲 20 螺子 22 ナット 23、24 連結部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の断熱材をその一面側から所定
    の形状に受ける基材に取り付けた金属線材を、基材が受
    ける断熱材の背部に回り込ませることにより、断熱材を
    基材との間で基材に沿う所定の形状に保持することを特
    徴とする断熱材の基材への保持方法。
  2. 【請求項2】 金属線材は断熱材の背部にそれを一方向
    に横断するように複数平行に配し、それぞれの両端部
    を、基材の断熱材の保持域まわりに取り付けることによ
    り断熱材を基材との間に保持する請求項1に記載の断熱
    材の基材への保持方法。
  3. 【請求項3】 金属線材は断熱材の背部にそれを交差す
    る2つの方向に横断するように配し、それぞれの両端部
    を、基材の断熱材に対する保持域まわりに取り付けるこ
    とにより断熱材を基材との間に保持する請求項1に記載
    の断熱材の基材への保持方法。
  4. 【請求項4】 断熱材は展開形状が四角形であり、金属
    線材はこれの辺と平行に配した請求項3に記載の断熱材
    の基材への保持方法。
  5. 【請求項5】 断熱材は展開形状が四角形であり、金属
    線材はこれの対角線方向に配した請求項3に記載の断熱
    材の基材への保持方法。
  6. 【請求項6】 金属線材は基材の断熱材の保持域まわり
    に一端側を取付けて、断熱材の周辺背部に回り込ませた
    ものを、断熱材の相対向する両側に配して、断熱材を基
    材との間に保持する請求項1に記載の断熱材の基材への
    保持方法。
  7. 【請求項7】 金属線材または/および基材に設けた突
    起を断熱材に突き刺して保持する請求項1〜6のいずれ
    か一項に記載の断熱材の基材への保持方法。
  8. 【請求項8】 金属線材の基材への取付け部から断熱材
    の背部に回り込むための基材からの立ち上がり部によっ
    て、断熱材の面方向の位置保持を行う請求項1〜7のい
    ずれか一項に記載の断熱材の基材への保持方法。
  9. 【請求項9】 断熱材の面方向の位置保持は、断熱材の
    四周にて行う請求項8に記載の断熱材の基材への保持方
    法。
  10. 【請求項10】 シート状の断熱材と、これをその一面
    側から所定の形状に受ける基材と、この基材に取付けら
    れ、基材に受けられた断熱材の背部に回り込み、断熱材
    を基材との間で基材に沿う所定の形状に保持する金属線
    材とを備えたことを特徴とする断熱パネル。
  11. 【請求項11】 金属線材は断熱材の背部にそれを一方
    向に横断するように複数平行に配され、それぞれの両端
    部を、基材の断熱材に対する保持域まわりに取り付けら
    れている請求項10に記載の断熱パネル。
  12. 【請求項12】 金属線材は断熱材の背部にそれを交差
    する2つの方向に横断するように配され、それぞれの両
    端部を、基材の断熱材の保持域まわりに取り付けられて
    いる請求項10に記載の断熱パネル。
  13. 【請求項13】 断熱材は展開形状が四角形であり、金
    属線材はこれの辺と平行に配されている請求項11に記
    載の断熱パネル。
  14. 【請求項14】 断熱材は展開形状が四角形であり、金
    属線材はこれの対角線方向に配した請求項12に記載の
    断熱パネル。
  15. 【請求項15】 金属線材は基材の断熱材の保持域まわ
    りに一端側を取付けて、断熱材の周辺背部に回り込まさ
    れたものが、断熱材の相対向する両側に配されている請
    求項10に記載の断熱パネル。
  16. 【請求項16】 金属線材または/および基材に設けた
    突起が断熱材に突き刺っている請求項10〜15のいず
    れか一項に記載の断熱パネル。
  17. 【請求項17】 金属線材の基材への取付け部から断熱
    材の背部に回り込むための基材からの立ち上がり部が、
    断熱材の外周面に当接している請求項10〜16のいず
    れか一項に記載の断熱パネル。
  18. 【請求項18】 金属線材の立ち上がり部は断熱材の四
    周でその外周面に当接している請求項17に記載の断熱
    パネル。
  19. 【請求項19】 金属線材は、基材に対して、溶接、鋲
    螺止め、または溝や孔などへの差し込みによって取付け
    られている請求項10〜18のいずれか一項に記載の断
    熱パネル。
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