JPH11307687A - パッケージ基板 - Google Patents

パッケージ基板

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JPH11307687A
JPH11307687A JP12294398A JP12294398A JPH11307687A JP H11307687 A JPH11307687 A JP H11307687A JP 12294398 A JP12294398 A JP 12294398A JP 12294398 A JP12294398 A JP 12294398A JP H11307687 A JPH11307687 A JP H11307687A
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JP
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package substrate
layer
substrate
integrated circuit
circuit chip
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JP12294398A
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English (en)
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Yasuji Hiramatsu
靖二 平松
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサから瞬間的に大電流を集積回路チ
ップへ供給することができるパッケージ基板を提供す
る。 【解決手段】 パッケージ基板10の下面側の表面であ
って集積回路チップ90の直下にチップコンデンサCを
実装してあるので、該チップコンデンサCから集積回路
チップ90までの配線の距離が短くなり、該配線のイン
ダクタンス分を低下させれるため、該集積回路チップ9
0へ瞬時に大電流を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上面に集積回路
チップを載置し、下面が基板側に取り付けられるパッケ
ージ基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CPU等の集積回路チップを載置するパ
ッケージを構成するパッケージ基板には、コンデンサが
設けられることがある。即ち、高速化に伴い、CPUが
瞬間的に大きな電流を必要とするために、パッケージ基
板にコンデンサを設け、該コンデンサに電荷を蓄えてお
き、大電流を供給できるようにしている。
【0003】ここで、セラミックの多層線板において
は、図8(A)に示すように絶縁層250の両面に導体
層252、254を形成することで、コンデンサとして
いた。一方、樹脂基板を用いるパッケージ基板において
は、図8(B)に示すように、パッケージ基板の上面に
チップコンデンサCを載置していた。これは、該パッケ
ージ基板は、樹脂基板にて構成してあり、樹脂の誘電率
がセラミックと比較して低いため、樹脂基板の上面と下
面に導体層を設けることでパッケージ基板内部にコンデ
ンサを形成しても、高い容量を得ることができないため
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(B)に示すようにパッケージ基板の上面にチップコン
デンサCを配設すると、該チップコンデンサCから集積
回路チップ90への距離が離れ、該集積回路チップ90
までの配線のインダクタンス分が大きくなるため、集積
回路チップ90へ瞬間的に供給し得る電流量を大きくす
ることが困難であった。
【0005】このため、本発明者は、特願平9年227
232号にて、パッケージ基板の内部にチップコンデン
サを配設する技術を提案した。この技術では、集積回路
チップ90からコンデンサまでの距離を短くできるもの
の、製造が困難であった。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、コンデ
ンサから瞬間的に大電流を供給することができるパッケ
ージ基板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、上面に集積回路チップを載置し、
下面が基板側に取り付けられるパッケージ基板におい
て、下面側の表面であって、集積回路チップの直下に実
装部品を取り付けたことを技術的特徴とする。
【0008】また、請求項2では、上面に集積回路チッ
プを載置し、下面が基板側に取り付けられるパッケージ
基板であって、層間樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層
され、各導体層間がバイアホールにて接続されたビルド
アップ配線層が、コア基板の両面に形成されてなるパッ
ケージ基板において、前記コア基板に形成されたスルー
ホールには、充填剤が充填されるとともに該充填剤のス
ルーホールからの露出面を覆う導体層が形成されてな
り、その導体層にはバイアホールが接続され、前記パッ
ケージ基板の下面側の表面であって、集積回路チップの
直下に実装部品を取り付けたことを技術的特徴とする。
【0009】また、請求項3では、請求項1又は2にお
いて、前記実装部品が、誘電材料としてセラミックを用
いるチップコンデンサであることを技術的特徴とする。
【0010】請求項1では、下面側の表面であって集積
回路チップの直下に実装部品(チップコンデンサ)を実
装してあるので、該実装部品から集積回路チップまでの
配線の距離が短くなり、該配線のインダクタンス分を低
下させれるため、該集積回路チップへ瞬時に大電流を供
給することができる。
【0011】請求項2では、スルーホール直上に設けた
導体層を内層パッドとして機能せしめることで、当該バ
イアホールへバイアホールを直接接続し、スルーホール
とバイアホールとの配線距離を短くする。そして、集積
回路チップの直下に実装部品(チップコンデンサ)を実
装することで、該実装部品から集積回路チップまでの配
線の距離を短くし、該配線のインダクタンス分を低下さ
せ、該集積回路チップへ瞬時に大電流を供給することを
可能にする。
【0012】請求項3では、チップコンデンサの誘電材
料として高誘電率のセラミックを用いるため、高い容量
を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態に係る
パッケージ基板について図を参照して説明する。先ず、
パッケージ基板10の構成について、図6及び図7を参
照して説明する。図6は、集積回路チップ90搭載前の
パッケージ基板10の断面を示し、図7は、集積回路チ
ップ90を搭載した状態のパッケージ基板10の断面を
示している。図7に示すように、パッケージ基板10の
上面側には、集積回路チップ90が搭載され、下面側
は、ドータボード94へ接続されている。該パッケージ
基板の下面側の表面であって集積回路チップ90の直下
に電源用チップコンデンサC、及び、集積回路チップ9
0の終端用のチップ抵抗(図示せず)が実装されてい
る。該チップコンデンサCとしては、セラミックから成
る高容量のものが選択されている。
【0014】図6を参照してパッケージ基板の構成につ
いて詳細に説明する。該パッケージ基板10では、多層
コア基板30の表面及び裏面にビルドアップ配線層80
A、80Bが形成されている。該ビルトアップ層80A
は、バイアホール60U及び導体回路58の形成された
層間樹脂絶縁層50と、バイアホール160U及び導体
回路158の形成された層間樹脂絶縁層150とからな
る。また、ビルドアップ配線層80Bは、バイアホール
60D及び導体回路58の形成された層間樹脂絶縁層5
0と、バイアホール160D及び導体回路158の形成
された層間樹脂絶縁層150とからなる。
【0015】上面側には、集積回路チップ90のランド
92(図7参照)に接続するための半田バンプ76Uが
配設されている。該半田バンプ76Uは、バイアホール
160U及びバイアホール60Uを介してスルーホール
16へ接続されている。一方、下面側には、ドータボー
ド(サブボード)94のランド96(図7参照)に接続
するための半田バンプ76Dが配設されている。該半田
バンプ76Dは、バイアホール160D及びバイアホー
ル60Dを介してスルーホール16へ接続されている。
また、チップコンデンサCは、ドータボード94からの
電源ライン(図示せず)に接続され、集積回路チップ9
0にバイアホール160D、60D、スルーホール1
6、バイアホール60U、160Uを介してして電流を
供給するように構成されている。
【0016】該スルーホール16には充填剤22が充填
され、該充填剤22のスルーホール16からの露出面を
覆うように導体層26aが形成されている。該導体層2
6aは、円形に形成され、スルーホール16内の充填剤
22の上側及び下側に形成される。上層側の該導体層2
6aには、上記バイアホール60Uが直接接続され、下
層側の導体層26aには、上記バイアホール60Dが直
接接続されている。このようにバイアホールへバイアホ
ールを直接接続することで、従来技術のようにスルーホ
ールのランドにパッドを付加し、該パッドにバイアホー
ルを接続するのと比較して、スルーホール16とバイア
ホール60U、60Dとの配線長を短くしている。
【0017】この第1実施形態のパッケージ基板10
は、パッケージ基板の下面側の表面であって集積回路チ
ップ90の直下に電源用チップコンデンサC、及び、集
積回路チップ90の終端用のチップ抵抗(図示せず)が
実装されている。また、スルーホール16へバイアホー
ル60U、60Dを直接接続することで、配線長を短く
している。このため、チップコンデンサCから該パッケ
ージ基板に搭載される集積回路チップ90までの配線長
が短くなり、該配線のインダクタンス分を低下させれる
ので、該チップコンデンサCから集積回路チップ90へ
瞬時的に大電流を供給することができる。同様に図示し
ないチップ抵抗(終端抵抗)から集積回路チップ90ま
での距離が短くなるので、配線上での反射を抑えること
ができ、インピーダンス整合し易くなる。
【0018】引き続き、図6に示すパッケージ基板を製
造する方法について一例を挙げて具体的に説明する。な
お、以下に述べる方法は、セミアディティブ法によるパ
ッケージ基板の製造方法に関するものであるが、本発明
におけるパッケージ基板の製造方法では、フルアディテ
ィブ法やマルチラミネーション法、ピンラミネーション
法を採用することができる。 (1)厚さ0.5mmのガラスエポキシ樹脂またはBT
(ビスマレイミドトリアジン)樹脂からなるコア基板3
0の両面に18μmの銅箔12がラミネートされている
銅張積層板30Aを出発材料とする(図1(A)参
照)。この両面にエッチングレジストを設け、硫酸−過
酸化水素水溶液でエッチング処理し、導体回路14を有
するコア基板30を得た(図1(B))。
【0019】(2)次に、コア基板30にピッチ間隔6
00μmで直径300μmの貫通孔16をドリルで削孔
し(図1(C)参照)、次いで、パラジウム−スズコロ
イドを付着させ、下記組成で無電解めっきを施して、基
板30の全面に2μmの無電解めっき膜18を形成した
(図1(D)参照)。 〔無電解めっき水溶液〕 EDTA 150 g/l 硫酸銅 20 g/l HCHO 30 ml/l NaOH 40 g/l α、α’−ビピリジル 80 mg/l PEG 0.1g/l 〔無電解めっき条件〕 70℃の液温度で30分
【0020】(3)前記(2)で無電解銅めっき膜18
からなる導体(スルーホール16を含む)を形成した基
板30を、水洗いし、乾燥した後、NaOH(10g/
l)、NaClO2 (40g/l)、Na3 PO4 (6
g/l)を酸化浴(黒化浴)、NaOH(10g/
l)、NaBH4 (6g/l)を還元浴とする酸化還元
処理に供し、そのスルーホール16を含む導体18の全
表面に粗化層20を設けた(図1(E)参照)。
【0021】(4)次に、平均粒径10μmの銅粒子を
含む充填剤22(タツタ電線製の非導電性穴埋め銅ペー
スト、商品名:DDペースト)を、スルーホール16へ
スクリーン印刷によって充填し、乾燥、硬化させた(図
2(F))。そして、導体18上面の粗化層20および
スルーホール16からはみ出した充填剤22を、#60
0のベルト研磨紙(三共理化学製)を用いたベルトサン
ダー研磨により除去し、さらにこのベルトサンダー研磨
による傷を取り除くためのバフ研磨を行い、基板30の
表面を平坦化した(図2(G)参照)。このようにし
て、スルーホール16の内壁面と樹脂充填剤22とが粗
化層20を介して強固に密着した基板30を得る。
【0022】(5)前記(4)で平坦化した基板30表
面に、パラジウム触媒(アトテック製)を付与し、前記
(2)の条件に従って無電解銅めっきを施すことによ
り、厚さ0.6μmの無電解銅めっき膜23を形成した
(図2(H)参照)。
【0023】(6)ついで、以下の条件で電解銅めっき
を施し、厚さ15μmの電解銅めっき膜24を形成し、
導体回路14となる部分の厚付け、およびスルーホール
16に充填された充填剤22を覆う導体層(円形のスル
ーホールランドとなる)26aとなる部分を形成した
(図2(I))。 〔電解めっき水溶液〕 硫酸 180 g/l 硫酸銅 80 g/l 添加剤(アトテックジャパン製、商品名:カパラシドGL) 1 ml/l 〔電解めっき条件〕 電流密度 1A/dm2 時間 30分 温度 室温
【0024】(7)導体回路14および導体層26aと
なる部分を形成した基板30の両面に、市販の感光性ド
ライフィルムを張り付け、マスクを載置して、100m
J/cm2 で露光、0.8%炭酸ナトリウムで現像処理
し、厚さ15μmのエッチングレジスト25を形成した
(図2(J)参照)。
【0025】(8)そして、エッチングレジスト25を
形成してない部分のめっき膜23、24を、硫酸と過酸
化水素の混合液を用いるエッチングにて溶解除去し、さ
らに、エッチングレジスト8を5%KOHで剥離除去し
て、独立した導体回路14aおよび充填剤22を覆う導
体層26aを形成した(図3(K)参照)。
【0026】(9)次に、導体回路14aおよび充填剤
22を覆う導体層26aの表面にCu−Ni−P合金か
らなる厚さ2.5μmの粗化層(凹凸層)27を形成
し、さらにこの粗化層27の表面に厚さ0.3μmのS
n層を形成した(図3(L)参照、但し、Sn層につい
ては図示しない)。その形成方法は以下のようである。
即ち、基板30を酸性脱脂してソフトエッチングし、次
いで、塩化パラジウムと有機酸からなる触媒溶液で処理
して、Pd触媒を付与し、この触媒を活性化した後、硫
酸銅8g/l、硫酸ニッケル0.6g/l、クエン酸1
5g/l、次亜リン酸ナトリウム29g/l、ホウ酸3
1g/l、界面活性剤0.1g/l、pH=9からなる
無電解めっき浴にてめっきを施し、導体回路14aおよ
び充填剤22を覆う導体層26aの表面にCu−Ni−
P合金の粗化層27を設けた。ついで、ホウフッ化スズ
0.1mol/l、チオ尿素1.0mol/l、温度5
0℃、pH=1.2の条件でCu−Sn置換反応させ、
粗化層10の表面に厚さ0.3μmのSn層を設けた
(Sn層については図示しない)。
【0027】なお、工程(9)に代えて、導体回路14
aおよび充填剤22を覆う導体層26aの表面にいわゆ
る黒化−還元層を形成し、導体回路間にビスフェノール
F型エポキシ樹脂などの樹脂を充填し、表面研磨、さら
に(9)のめっきによりCu−Ni−P合金の粗化層を
形成してもよい。(図6に断面を示すパッケージ断面図
は、この工程を使用して製造している)
【0028】(10)基板表面を平滑化するための樹脂
充填剤を調整する。ここでは、ビスフェノールF型エポ
キシモノマー(油化シェル製、分子量310、YL98
3U)100重量部、イミダゾール硬化剤(四国化成
製、2E4MZ−CN)6重量部を混合し、これらの混
合物に対し、表面にシランカップリング剤がコーティン
グされた平均粒径1.6μmのSiO2 球状粒子(アド
マテック製、CRS1101−CE、ここで、最大粒子
の大きさは後述する導体回路14aの厚み以下とする)
170重量部、消泡剤(サンノプコ製、ペレノールS
4)0.5重量部を混合し、3本ロールにて混練するこ
とにより、その混合物の粘度を23±1℃で45, 00
0〜49,000cpsに調整して、樹脂充填剤を得
る。この樹脂充填剤は無溶剤である。もし溶剤入りの樹
脂充填剤を用いると、後工程において層間剤を塗布して
加熱・乾燥させる際に、樹脂充填剤の層から溶剤が揮発
して、樹脂充填剤の層と層間材との間で剥離が発生する
からである。
【0029】(11)上記(10)で得た樹脂充填剤2
8を、基板30の両面にロールコータを用いて塗布する
ことにより、上面の導体層26a間に充填し、70℃,
20分間で乾燥させ、下面についても同様にして樹脂充
填剤30を導体層26a間あるいは導体回路14a間に
充填し、70℃,20分間で乾燥させる(図3(M)参
照)。
【0030】(12)上記(11)の処理を終えた基板
30の片面を、♯600のベルト研磨紙(三共理化学
製)を用いたベルトサンダー研磨により、導体層26a
の表面や導体回路14aの表面に樹脂充填剤28が残ら
ないように研磨し、次いで、上記ベルトサンダー研磨に
よる傷を取り除くためのバフ研磨を行う(図3(N)参
照)。次いで、100℃で1時間、120℃で3時間、
150℃で1時間、180℃で7時間の加熱処理を行っ
て樹脂充填剤28を硬化させる。
【0031】このようにして、導体層26a、導体回路
14aの表面の粗化層27を除去して基板両面を平滑化
することで、樹脂充填剤28と導体層26a、導体回路
14aの側面とが粗化層27を介して強固に密着させ
る。
【0032】(13)上記(12)の処理で露出した導
体層26a、導体回路14a上面に、厚さ2.5μmの
Cu−Ni−P合金からなる粗化層(凹凸層)29を形
成し、さらに、その粗化層29の表面に厚さ0.3μm
のSn層を設ける(図3(O)参照、但し、Sn層につ
いては図示しない)。その形成方法は以下のようであ
る。即ち、基板30を酸性脱脂してソフトエッチング
し、次いで、塩化パラジウムと有機酸からなる触媒溶液
で処理して、Pd触媒を付与し、この触媒を活性化した
後、硫酸銅8g/l、硫酸ニッケル0.6g/l、クエ
ン酸15g/l、次亜リン酸ナトリウム29g/l、ホ
ウ酸31g/l、界面活性剤0.1g/l、pH=9か
らなる無電解めっき浴にてめっきを施し、銅導体回路4
およびスルーホール9のランド上面にCu−Ni−P合
金の粗化層29を形成する。ついで、ホウフッ化スズ
0.1mol/l、チオ尿素1.0mol/l、温度5
0℃、pH=1.2の条件でCu−Sn置換反応させ、
粗化層29の表面に厚さ0.3μmのSn層を設ける
(Sn層については図示しない)。
【0033】(14)層間樹脂絶縁層を形成する無電解
めっき用接着剤A、Bを以下の方法で調製した。 A.上層の無電解めっき用接着剤の調製 .クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬
製、分子量2500)の25%アクリル化物を35重量
部(固形分80%)、感光性モノマー(東亜合成製、ア
ロニックスM315)3.15重量部、消泡剤(サンノ
プコ製、S−65)0.5重量部、NMPを3.6重量
部を撹拌混合した。 .ポリエーテルスルフォン(PES)12重量部、エ
ポキシ樹脂粒子(三洋化成製、ポリマーポール)の平均
粒径1.0μmのものを7.2重量部、平均粒径0.5
μmのものを3.09重量部、を混合した後、さらにN
MP30重量部を添加し、ビーズミルで撹拌混合した。 .イミダゾール硬化剤(四国化成製、2E4MZ−C
N)2重量部、光開始剤(チバガイギー製、イルガキュ
ア I−907)2重量部、光増感剤(日本化薬製、D
ETX−S)0.2重量部、NMP1.5重量部を撹拌
混合した。これらを混合して無電解めっき用接着剤組成
物Aを調製した。
【0034】B.下層の無電解めっき用接着剤の調製 .クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬
製、分子量2500)の25%アクリル化物を35重量
部(固形分80%)、感光性モノマー(東亜合成製、ア
ロニックスM315)4重量部、消泡剤(サンノプコ
製、S−65)0.5重量部、NMPを3.6重量部を
撹拌混合した。 .ポリエーテルスルフォン(PES)12重量部、エ
ポキシ樹脂粒子(三洋化成製、ポリマーポール)の平均
粒径0.5μmのものを14.49重量部、を混合した
後、さらにNMP20重量部を添加し、ビーズミルで撹
拌混合した。
【0035】.イミダゾール硬化剤(四国化成製、2
E4MZ−CN)2重量部、光開始剤(チバガイギー
製、イルガキュア I−907)2重量部、光増感剤
(日本化薬製、DETX−S)0.2重量部、NMP
1.5重量部を撹拌混合した。これらを混合して下層の
無電解めっき用接着剤Bを調製した。
【0036】(15)基板の両面に、まず、前記(1
4)で調製したBの無電解めっき用接着剤(粘度1.5
Pa・s)44をロールコータを用いて塗布し、水平状
態で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥を行
い、次いで、Aの無電解めっき用接着剤(粘度1.0P
a・s)46をロールコ一夕を用いて塗布し、水平状態
で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥を行
い、厚さ40μmの接着剤層50を形成した(図4
(P)参照)。
【0037】(16)接着剤層50を形成した基板の両
面に、85μmφの黒円が印刷されたフォトマスクフィ
ルムを密着させ、超高圧水銀灯により500mJ/cm
2 で露光した。これをDMDG(ジエチレングリコール
ジメチルエーテル)溶液でスプレー現像することによ
り、接着剤層に85μmφのバイアホールとなる開口を
形成した。さらに、当該基板を超高圧水銀灯により30
00mJ/cm2 で露光し、100℃で1時間、その後
150℃で5時間の加熱処理をすることにより、フォト
マスクフィルムに相当する寸法精度に優れた開口(バイ
アホール形成用開口48)を有する厚さ35μmの層間
絶縁材層(接着剤層)50を形成した(図4(Q)参
照)。なお、バイアホールとなる開口には、スズめっき
層を部分的に露出させた。
【0038】(17)バイアホール形成用開口48を形
成した基板を、クロム酸に20分間浸漬し、接着剤層表
面に存在するエポキシ樹脂粒子を溶解除去して、当該接
着剤層50の表面をRmax=1〜5μm程度の深さで
粗化することで粗化面51を形成し、その後、中和溶液
(シプレイ社製)に浸漬してから水洗した(図4
(R))。
【0039】(18)接着剤層表面の粗化(粗化深さ5
μm)を行った基板30に対し、パラジウム触媒(アト
テック製)を付与することにより、接着剤層50および
バイアホール用開口48の表面に触媒核を付与した。
【0040】(19)前記(2)と同じ組成の無電解銅
めっき浴中に基板を浸漬して、粗化面51全体に厚さ
0.6μmの無電解銅めっき膜52を形成した(図4
(S)参照)。このとき、無電解銅めっき膜52は薄い
ために、この無電解めっき膜52の表面には、接着剤層
50の粗化面51に追従した凹凸が観察された。
【0041】(20)市販の感光性ドライフィルムを無
電解銅めっき膜52に張り付け、マスクを載置して、1
00mJ/cm2 で露光、0.8%炭酸ナトリウムで現
像処理し、厚さ15μmのめっきレジスト54を設けた
(図4(T)参照)。
【0042】(21)次いで、前記(6)の条件に従っ
て電解銅めっきを施し、厚さ15μmの電解銅めっき膜
56を形成した(図5(U)参照)。
【0043】(22)めっきレジスト56を5%KOH
で剥離除去した後、そのめっきレジスト56下の無電解
めっき膜52を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング
処理して溶解除去し、無電解銅めっき膜52と電解銅め
っき膜56からなる厚さ16μmの導体回路58及びバ
イアホール60U、60Dを形成する(図5(V))。
引き続き、該導体回路58及びバイアホール60U、6
0Dの表面に粗化層62を形成して、片面3層のパッケ
ージ基板とした(図5(W)参照)。なお、接着剤層5
0の粗化面に残っているPdをクロム酸(800g/
l)に1〜10分浸漬して除去した。
【0044】(23)(15)〜(22)の工程を繰り
返して、バイアホール160Uを有する層間樹脂絶縁層
150及びバイアホール160Dを有する層間樹脂絶縁
層150をさらに1層積層した(図5(X))。
【0045】(24)上記(23)で得た配線板の両面
に、市販のソルダーレジスト組成物を20μmの厚さで
塗布した。次いで、70℃で20分間、70℃で30分
間の乾燥処理を行った後、1000mJ/cm2 の紫外
線で露光し、DMTG現像処理した。そしてさらに、8
0℃で1時間、100℃で1時間、120℃で1時間、
150℃で3時間の条件で加熱処理し、パッド部分71
が開口した(開口径200μm)ソルダーレジスト層
(厚み20μm)70を形成した(図6参照)。
【0046】(25)次に、ソルダーレジスト層70を
形成した基板30を、塩化ニッケル30g/l、次亜リ
ン酸ナトリウム10g/l、クエン酸ナトリウム10g
/lからなるpH=5の無電解ニッケルめっき液に20
分間浸漬して、開口部71に厚さ5μmのニッケルめっ
き層72を形成した。さらに、その基板30を、シアン
化金カリウム2g/l、塩化アンモニウム75g/l、
クエン酸ナトリウム50g/l、次亜リン酸ナトリウム
10g/lからなる無電解金めっき液に93℃の条件で
23秒間浸漬して、ニッケルめっき層72上に厚さ0.
03μmの金めっき層74を形成した。
【0047】(26)そして、ソルダーレジスト層70
の開口部71、チップコンデンサC及びチップ抵抗(図
示せず)を実装する導体回路158Dの部位に、はんだ
ペーストを印刷する。ここで、はんだとしては、9:1
はんだが望ましい。この後、該導体回路158Dにチッ
プコンデンサC(村田製作所製、GRM36 長さ1m
m、幅0.5mm、厚さ0.5mm)及びチップ抵抗を載置
する。そして、200℃でリフローすることにより半田
バンプ76U、76Dを形成すると共に、該導体回路1
58DにチップコンデンサC及びチップ抵抗を取り付け
る。その後、基板20を洗浄してチップコンデンサ下の
はんだ64及び半田バンプ76U、76Dから溶け出し
たフラックス等を除去する。このように、チップコンデ
ンサCを基板内に埋め込むのではなく、表面に実装する
ため容易に取り付けることができる。
【0048】その後、図7に示すように該パッケージ基
板10に集積回路チップ90を取り付けた後、ドータボ
ード94に該パッケージ基板10を組み付ける。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1では、下面側の
表面であって集積回路チップの直下にチップコンデンサ
を実装してあるので、該チップコンデンサから集積回路
チップまでの配線の距離が短くなり、該配線のインダク
タンス分を低下させれるため、該集積回路チップに瞬時
に大電流を供給することができる。
【0050】請求項2では、スルーホールへバイアホー
ルを直接接続することで、スルーホールとバイアホール
との配線距離が短くなる。そして、集積回路チップの直
下に実装部品(チップコンデンサ)を実装してあるの
で、該チップコンデンサから集積回路チップまでの配線
の距離が短くなり、該配線のインダクタンス分を低下さ
せれるため、該集積回路チップへ瞬時に大電流を供給す
ることができる。
【0051】請求項3では、チップコンデンサの誘電材
料として高誘電率のセラミックを用いるため、高い容量
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパッケージ基板の製造
工程を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るパッケージ基板の製造
工程を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るパッケージ基板の製造
工程を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係るパッケージ基板の製造
工程を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るパッケージ基板の製造
工程を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係るパッケージ基板を示す
断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るパッケージ基板に集積
回路チップを搭載した状態を示す断面図である。
【図8】図8(A)及び図8(B)は、従来技術に係る
パッケージ基板の断面図である。
【符号の説明】 10 パッケージ基板 16 スルーホール 22 充填剤 26a 導体層 30 コア基板 50 層間樹脂絶縁層 58 導体回路(導体層) 60U、60D バイアホール 80A、80B ビルドアップ配線層 90 集積回路チップ 94 ドータボード(基板) 150 層間樹脂絶縁層 160U、160D バイアホール C チップコンデンサ(実装部品)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に集積回路チップを載置し、下面が
    基板側に取り付けられるパッケージ基板において、 下面側の表面であって、集積回路チップの直下に実装部
    品を取り付けたことを特徴とするパッケージ基板。
  2. 【請求項2】 上面に集積回路チップを載置し、下面が
    基板側に取り付けられるパッケージ基板であって、層間
    樹脂絶縁層と導体層とが交互に積層され、各導体層間が
    バイアホールにて接続されたビルドアップ配線層が、コ
    ア基板の両面に形成されてなるパッケージ基板におい
    て、 前記コア基板に形成されたスルーホールには、充填剤が
    充填されるとともに該充填剤のスルーホールからの露出
    面を覆う導体層が形成されてなり、 その導体層にはバイアホールが接続され、 前記パッケージ基板の下面側の表面であって、集積回路
    チップの直下に実装部品を取り付けたことを特徴とする
    パッケージ基板。
  3. 【請求項3】 前記実装部品が、誘電材料としてセラミ
    ックを用いるチップコンデンサであることを特徴とする
    請求項1又は2のパッケージ基板。
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