JPH11308024A - 方向性結合器 - Google Patents
方向性結合器Info
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- JPH11308024A JPH11308024A JP12678398A JP12678398A JPH11308024A JP H11308024 A JPH11308024 A JP H11308024A JP 12678398 A JP12678398 A JP 12678398A JP 12678398 A JP12678398 A JP 12678398A JP H11308024 A JPH11308024 A JP H11308024A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 結合度を容易に設定できると共に、結合度の
ばらつきを少なくする。 【解決手段】 2層の誘電体層5,6によって誘電体多
層基板4を形成すると共に、誘電体層6の裏面側には誘
電体層6をほぼ全面に亘って覆うグランド電極9を配設
する。また、誘電体層5の表面側5Aには直線状に延び
る第1のストリップ線路7を配設すると共に、誘電体層
5,6間には誘電体多層基板4を斜めに横切る第2のス
トリップ線路12を配設する。そして、第2のストリッ
プ線路12は、ストリップ線路7に対して予め決められ
た捩れの角度をもって配置する。
ばらつきを少なくする。 【解決手段】 2層の誘電体層5,6によって誘電体多
層基板4を形成すると共に、誘電体層6の裏面側には誘
電体層6をほぼ全面に亘って覆うグランド電極9を配設
する。また、誘電体層5の表面側5Aには直線状に延び
る第1のストリップ線路7を配設すると共に、誘電体層
5,6間には誘電体多層基板4を斜めに横切る第2のス
トリップ線路12を配設する。そして、第2のストリッ
プ線路12は、ストリップ線路7に対して予め決められ
た捩れの角度をもって配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば移動体端末
の親機、基地局等の高周波回路に用いて好適な方向性結
合器に関する。
の親機、基地局等の高周波回路に用いて好適な方向性結
合器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話、PHS等の移動体通
信用端末に向けて電波を送信等する基地局が多数設けら
れている。このような基地局では、送信用アンテナから
の反射波を検出することによって、基地局が正常に作動
しているか否かを監視している。このため、このような
基地局では、アンテナからの送信波と反射波とのうち反
射波を取り出すために例えば特開平5−152814号
公報、特開平6−61709号公報等に示す方向性結合
器が用いられている。
信用端末に向けて電波を送信等する基地局が多数設けら
れている。このような基地局では、送信用アンテナから
の反射波を検出することによって、基地局が正常に作動
しているか否かを監視している。このため、このような
基地局では、アンテナからの送信波と反射波とのうち反
射波を取り出すために例えば特開平5−152814号
公報、特開平6−61709号公報等に示す方向性結合
器が用いられている。
【0003】そこで、この種の従来技術による方向性結
合器を図9ないし図11に基づいて説明する。
合器を図9ないし図11に基づいて説明する。
【0004】図において、1は後述する方向性結合器3
が適用された基地局を示し、該基地局1は図9に示すよ
うに変調器1A、増幅器1B、アンテナ1C等からな
り、変調器1Aによって変調した信号を増幅器1Bによ
って増幅し、アンテナ1Cを通じて送信波として出力す
るものである。また、増幅器1Bとアンテナ1Cとの間
には後述の方向性結合器3が接続されると共に、該方向
性結合器3には検出器2が接続されている。
が適用された基地局を示し、該基地局1は図9に示すよ
うに変調器1A、増幅器1B、アンテナ1C等からな
り、変調器1Aによって変調した信号を増幅器1Bによ
って増幅し、アンテナ1Cを通じて送信波として出力す
るものである。また、増幅器1Bとアンテナ1Cとの間
には後述の方向性結合器3が接続されると共に、該方向
性結合器3には検出器2が接続されている。
【0005】3は方向性結合器で、該方向性結合器3
は、図10に示すように後述する誘電体多層基板4、第
1,第2のストリップ線路7,8、グランド電極9から
構成されている。
は、図10に示すように後述する誘電体多層基板4、第
1,第2のストリップ線路7,8、グランド電極9から
構成されている。
【0006】4は方向性結合器の基板となる誘電体多層
基板で、該誘電体多層基板4は、例えば樹脂材料、セラ
ミック材料等の誘電体材料からなる2層の誘電体層5,
6が積層されることによって構成されている。このと
き、誘電体層5の表面側5Aには第1のストリップ線路
7が配設されている。また、誘電体層6の表面側6Aに
は第2のストリップ線路8が配設され、裏面側6Bには
裏面側6Bをほぼ全面に亘って覆うグランド電極9が配
設されている。
基板で、該誘電体多層基板4は、例えば樹脂材料、セラ
ミック材料等の誘電体材料からなる2層の誘電体層5,
6が積層されることによって構成されている。このと
き、誘電体層5の表面側5Aには第1のストリップ線路
7が配設されている。また、誘電体層6の表面側6Aに
は第2のストリップ線路8が配設され、裏面側6Bには
裏面側6Bをほぼ全面に亘って覆うグランド電極9が配
設されている。
【0007】7は主線路となる第1のストリップ線路
で、該ストリップ線路7は、誘電体層5の表面側5Aに
沿って直線状に延び、銅、アルミニウム等の導電性材料
によって形成されている。そして、ストリップ線路7
は、その両端が端子P1 ,P2 となり、端子P1 には増
幅器1B接続されると共に、端子P2 にはアンテナ1C
に接続されている。
で、該ストリップ線路7は、誘電体層5の表面側5Aに
沿って直線状に延び、銅、アルミニウム等の導電性材料
によって形成されている。そして、ストリップ線路7
は、その両端が端子P1 ,P2 となり、端子P1 には増
幅器1B接続されると共に、端子P2 にはアンテナ1C
に接続されている。
【0008】8は結合線路となる第2のストリップ線路
で、該ストリップ線路8は2つの誘電体層5,6間に配
設され、第1のストリップ線路7と同様に導電性材料に
よって形成されている。そして、第2のストリップ線路
8は、略コ字状に形成され、例えば送信波の1/4波長
程度となる予め決められた長さ寸法Lに亘って第1のス
トリップ線路7と対向し、ストリップ線路8はストリッ
プ線路7に対して平行に延びている。また、ストリップ
線路8は、図11に示すようにほぼ誘電体層5の厚さ寸
法程度となる離間寸法Dだけ第1のストリップ線路7か
ら離間している。
で、該ストリップ線路8は2つの誘電体層5,6間に配
設され、第1のストリップ線路7と同様に導電性材料に
よって形成されている。そして、第2のストリップ線路
8は、略コ字状に形成され、例えば送信波の1/4波長
程度となる予め決められた長さ寸法Lに亘って第1のス
トリップ線路7と対向し、ストリップ線路8はストリッ
プ線路7に対して平行に延びている。また、ストリップ
線路8は、図11に示すようにほぼ誘電体層5の厚さ寸
法程度となる離間寸法Dだけ第1のストリップ線路7か
ら離間している。
【0009】そして、第2のストリップ線路8は、その
両端が端子P3 ,P4 となり、端子P3 にはアンテナ1
Cからの反射波を検出するための検出器2が接続される
と共に、端子P4 には抵抗Rが接続され、端子P4 は無
反射終端となっている。
両端が端子P3 ,P4 となり、端子P3 にはアンテナ1
Cからの反射波を検出するための検出器2が接続される
と共に、端子P4 には抵抗Rが接続され、端子P4 は無
反射終端となっている。
【0010】従来技術による方向性結合器3は上述の如
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0011】基地局1のアンテナ1Cから信号を送信す
るため、増幅器1Bは変調器1Aによる信号を増幅し、
端子P1 に向けて増幅した信号を送信波として出力す
る。そして、この送信波は、ストリップ線路7を通じて
アンテナ1Cに向けて伝播する。
るため、増幅器1Bは変調器1Aによる信号を増幅し、
端子P1 に向けて増幅した信号を送信波として出力す
る。そして、この送信波は、ストリップ線路7を通じて
アンテナ1Cに向けて伝播する。
【0012】このとき、アンテナ1Cに断線等の不具合
が生じたときには、アンテナ1C側から増幅器1Bに向
けて伝播する反射波が発生する。そして、この反射波
は、端子P2 から端子P1 に向けてストリップ線路7を
送信波とは逆方向に伝播する。
が生じたときには、アンテナ1C側から増幅器1Bに向
けて伝播する反射波が発生する。そして、この反射波
は、端子P2 から端子P1 に向けてストリップ線路7を
送信波とは逆方向に伝播する。
【0013】ここで、第1のストリップ線路7は第2の
ストリップ線路8と長さ寸法Lに亘って対向しているか
ら、2つのストリップ線路7,8に電界結合、磁界結合
が生じる。そして、端子P2 から端子P1 に向けてスト
リップ線路7に反射波が伝播すると、ストリップ線路8
には、この反射波によって生じる磁界を打ち消す方向の
磁界を発生する電流、即ち端子P4 から端子P3 に向け
て流れる電流が発生する。このため、端子P2 から端子
P1 に向う反射波に対応した信号が、端子P3には出力
されるが、端子P4 には出力されない。
ストリップ線路8と長さ寸法Lに亘って対向しているか
ら、2つのストリップ線路7,8に電界結合、磁界結合
が生じる。そして、端子P2 から端子P1 に向けてスト
リップ線路7に反射波が伝播すると、ストリップ線路8
には、この反射波によって生じる磁界を打ち消す方向の
磁界を発生する電流、即ち端子P4 から端子P3 に向け
て流れる電流が発生する。このため、端子P2 から端子
P1 に向う反射波に対応した信号が、端子P3には出力
されるが、端子P4 には出力されない。
【0014】なお、端子P1 から端子P2 に向けてスト
リップ線路7に送信波が伝播するときには、ストリップ
線路8には、この送信波によって生じる磁界を打ち消す
方向の磁界を発生する電流、即ち端子P3 から端子P4
に向けて流れる電流が発生する。このため、端子P1 か
ら端子P2 に向う送信波に対応した信号が、端子P4に
は出力されるが、端子P3 には出力されない。
リップ線路7に送信波が伝播するときには、ストリップ
線路8には、この送信波によって生じる磁界を打ち消す
方向の磁界を発生する電流、即ち端子P3 から端子P4
に向けて流れる電流が発生する。このため、端子P1 か
ら端子P2 に向う送信波に対応した信号が、端子P4に
は出力されるが、端子P3 には出力されない。
【0015】このように、端子P3 には反射波に対応し
た信号だけが出力されるから、検出器2によって端子P
3 から出力される信号の強度を検出することによって、
基地局1に不具合が生じたか否かを容易に知ることがで
きる。
た信号だけが出力されるから、検出器2によって端子P
3 から出力される信号の強度を検出することによって、
基地局1に不具合が生じたか否かを容易に知ることがで
きる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、ストリップ線路7,8間の離間寸法D、ス
トリップ線路7,8が互いに対向している長さ寸法Lに
よってストリップ線路7,8間の結合度を調整してい
る。即ち、離間寸法D、長さ寸法Lを調整することによ
ってストリップ線路7を伝播する反射波の電流の大きさ
に対して、どの程度の大きさの電流がストリップ線路8
に流れるかを決めている。
来技術では、ストリップ線路7,8間の離間寸法D、ス
トリップ線路7,8が互いに対向している長さ寸法Lに
よってストリップ線路7,8間の結合度を調整してい
る。即ち、離間寸法D、長さ寸法Lを調整することによ
ってストリップ線路7を伝播する反射波の電流の大きさ
に対して、どの程度の大きさの電流がストリップ線路8
に流れるかを決めている。
【0017】しかし、2つのストリップ線路7,8を正
確に位置合せすることは難しく、各ストリップ線路7,
8の幅方向となる図11中の矢示A方向に位置ずれした
ときには、結合度が減少することがある。また、誘電体
層5等を均一の厚さに形成することも難しいため、方向
性結合器3毎に結合度にばらつきが生じる傾向がある。
確に位置合せすることは難しく、各ストリップ線路7,
8の幅方向となる図11中の矢示A方向に位置ずれした
ときには、結合度が減少することがある。また、誘電体
層5等を均一の厚さに形成することも難しいため、方向
性結合器3毎に結合度にばらつきが生じる傾向がある。
【0018】このため、従来技術による方向性結合器3
では反射波の強度を知るためには、各方向性結合器3毎
に端子P3 から出力された信号を調整するための回路を
別途設ける必要があるという問題がある。
では反射波の強度を知るためには、各方向性結合器3毎
に端子P3 から出力された信号を調整するための回路を
別途設ける必要があるという問題がある。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、結合度のばらつきの少ない方向性結合器
を提供することを目的とする。
されたもので、結合度のばらつきの少ない方向性結合器
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、誘電体材料を母材とする少
なくとも1層以上の誘電体層と、該誘電体層に沿って直
線状に延びる状態で設けられた導電性の主線路と、前記
誘電体層を挟んで該主線路と対向し直線状に延びる導電
性の結合線路とを備えた方向性結合器であって、前記結
合線路と主線路とは捩れの位置に形成され、前記結合線
路と主線路とは任意の捩れの角度をもって配置する構成
としたことにある。
ために、請求項1の発明は、誘電体材料を母材とする少
なくとも1層以上の誘電体層と、該誘電体層に沿って直
線状に延びる状態で設けられた導電性の主線路と、前記
誘電体層を挟んで該主線路と対向し直線状に延びる導電
性の結合線路とを備えた方向性結合器であって、前記結
合線路と主線路とは捩れの位置に形成され、前記結合線
路と主線路とは任意の捩れの角度をもって配置する構成
としたことにある。
【0021】このように構成したことにより、主線路と
結合線路とが電界結合、磁界結合し、主線路を伝播する
信号に応じた信号を結合線路側に伝播させることができ
る。また、主線路と結合線路とを任意の捩れの角度をも
って配置することによって、捩れの角度に応じて主線路
と結合線路との結合度を調整することができる。
結合線路とが電界結合、磁界結合し、主線路を伝播する
信号に応じた信号を結合線路側に伝播させることができ
る。また、主線路と結合線路とを任意の捩れの角度をも
って配置することによって、捩れの角度に応じて主線路
と結合線路との結合度を調整することができる。
【0022】また、請求項2の発明は、誘電体材料を母
材とする少なくとも1層以上の誘電体層と、該誘電体層
に沿って直線状に延びる状態で設けられた導電性の主線
路と、前記誘電体層を挟んで該主線路と対向し少なくと
も2本以上の直線状に延びる導電性の結合線路とを備え
た方向性結合器であって、前記各結合線路と主線路とは
捩れの位置に形成され、前記各結合線路と主線路とは任
意の捩れの角度をもって配置する構成としたことにあ
る。
材とする少なくとも1層以上の誘電体層と、該誘電体層
に沿って直線状に延びる状態で設けられた導電性の主線
路と、前記誘電体層を挟んで該主線路と対向し少なくと
も2本以上の直線状に延びる導電性の結合線路とを備え
た方向性結合器であって、前記各結合線路と主線路とは
捩れの位置に形成され、前記各結合線路と主線路とは任
意の捩れの角度をもって配置する構成としたことにあ
る。
【0023】これにより、2本以上の結合線路に主線路
を伝播する信号に応じた信号を伝播させることができ
る。このため、これらの結合線路のうち一の結合線路側
には主線路を一方向に伝播する信号に対応した信号を伝
播させ、他の結合線路側には主線路を他方向に伝播する
信号に対応した信号を伝播させることができる。従っ
て、これらの結合線路のうち2本の結合線路によって主
線路を互いに逆方向に伝播する2つの信号に応じた信号
を同時に取り出すことができる。
を伝播する信号に応じた信号を伝播させることができ
る。このため、これらの結合線路のうち一の結合線路側
には主線路を一方向に伝播する信号に対応した信号を伝
播させ、他の結合線路側には主線路を他方向に伝播する
信号に対応した信号を伝播させることができる。従っ
て、これらの結合線路のうち2本の結合線路によって主
線路を互いに逆方向に伝播する2つの信号に応じた信号
を同時に取り出すことができる。
【0024】また、請求項3の発明は、誘電体層には第
1の結合線路と第2の結合線路とが設けられ、前記主線
路に対して第1の結合線路と第2の結合線路とがほぼ等
しい捩れの角度をもって配置する構成としたことにあ
る。
1の結合線路と第2の結合線路とが設けられ、前記主線
路に対して第1の結合線路と第2の結合線路とがほぼ等
しい捩れの角度をもって配置する構成としたことにあ
る。
【0025】これにより、第1,第2の結合線路の結合
度をほぼ等しくすることができ、第1,第2の結合線路
から取り出した信号の強度を検出することによって、主
線路を互いに逆方向に伝播する2つの信号の強度を同時
に検出することができる。
度をほぼ等しくすることができ、第1,第2の結合線路
から取り出した信号の強度を検出することによって、主
線路を互いに逆方向に伝播する2つの信号の強度を同時
に検出することができる。
【0026】さらに、請求項4の発明は、捩れの角度を
20度以上60度以下の角度に設定したことにある。
20度以上60度以下の角度に設定したことにある。
【0027】これにより、主線路と結合線路とが電界結
合、磁界結合し、主線路を一方向に向って伝播する信号
に対応した信号を結合線路側から取り出すことができ、
方向性を維持することができる。また、捩れの角度に応
じて主線路と結合線路との結合度を調整することができ
る。
合、磁界結合し、主線路を一方向に向って伝播する信号
に対応した信号を結合線路側から取り出すことができ、
方向性を維持することができる。また、捩れの角度に応
じて主線路と結合線路との結合度を調整することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
方向性結合器を、図1ないし図8に基づき詳細に説明す
る。なお、本実施の形態では前記従来技術と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
方向性結合器を、図1ないし図8に基づき詳細に説明す
る。なお、本実施の形態では前記従来技術と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0029】図1ないし図5は第1の実施の形態に係
り、11は本実施の形態による方向性結合器で、該方向
性結合器11は2層の誘電体層5,6からなる誘電体多
層基板4と、誘電体層5の表面側5Aに形成された主線
路としての第1のストリップ線路7と、誘電体層6の裏
面側6Bに形成されたグランド電極9と、誘電体層5,
6間に形成された結合線路としての第2のストリップ線
路12とから構成されている。そして、ストリップ線路
7は、その両端が端子P1 ,P2 となり、端子P1 が例
えば増幅器1B接続されると共に、端子P2 がアンテナ
1Cに接続されている。
り、11は本実施の形態による方向性結合器で、該方向
性結合器11は2層の誘電体層5,6からなる誘電体多
層基板4と、誘電体層5の表面側5Aに形成された主線
路としての第1のストリップ線路7と、誘電体層6の裏
面側6Bに形成されたグランド電極9と、誘電体層5,
6間に形成された結合線路としての第2のストリップ線
路12とから構成されている。そして、ストリップ線路
7は、その両端が端子P1 ,P2 となり、端子P1 が例
えば増幅器1B接続されると共に、端子P2 がアンテナ
1Cに接続されている。
【0030】12は第2のストリップ線路で、該ストリ
ップ線路12は従来技術によるストリップ線路8とほぼ
同様に2つの誘電体層5,6間に配設され、導電性材料
によって形成されている。そして、ストリップ線路12
は、誘電体層6の表面側6Aに沿って直線状に延びると
共に、誘電体多層基板4を斜めに横切っている。このた
め、ストリップ線路12は、誘電体層5の表面側5Aに
形成されたストリップ線路7に対して捩れの位置に配設
されている。そして、第2のストリップ線路12は、第
1のストリップ線路7との間に誘電体層5を挟むと共
に、その長さ方向の中心部分が第1のストリップ線路7
と対向面積Sをもって互いに対向している。
ップ線路12は従来技術によるストリップ線路8とほぼ
同様に2つの誘電体層5,6間に配設され、導電性材料
によって形成されている。そして、ストリップ線路12
は、誘電体層6の表面側6Aに沿って直線状に延びると
共に、誘電体多層基板4を斜めに横切っている。このた
め、ストリップ線路12は、誘電体層5の表面側5Aに
形成されたストリップ線路7に対して捩れの位置に配設
されている。そして、第2のストリップ線路12は、第
1のストリップ線路7との間に誘電体層5を挟むと共
に、その長さ方向の中心部分が第1のストリップ線路7
と対向面積Sをもって互いに対向している。
【0031】また、ストリップ線路12は、その両端が
端子P3 ,P4 となり、端子P3 には例えばアンテナ1
Cからの反射波の電流の大きさを検出するための検出器
2が接続されると共に、端子P4 には抵抗Rが接続さ
れ、端子P4 は無反射終端となっている。
端子P3 ,P4 となり、端子P3 には例えばアンテナ1
Cからの反射波の電流の大きさを検出するための検出器
2が接続されると共に、端子P4 には抵抗Rが接続さ
れ、端子P4 は無反射終端となっている。
【0032】そして、本実施の形態によるストリップ線
路12は、予め決められた捩れの角度θ1 をもってスト
リップ線路7と対向している点が従来技術によるストリ
ップ線路8とは異なる。ここで、捩れの角度θ1 は、図
2に示すように第1のストリップ線路7が形成された誘
電体層5の表面側5Aに第2のストリップ線路12を投
影したときに、第1のストリップ線路7と第2のストリ
ップ線路12の投影図との交点Oを中心にし、第1のス
トリップ線路7を反時計方向に回転させて第2のストリ
ップ線路12の投影図と重なるまでの回転角度である。
そして、この捩れの角度θ1 は、ストリップ線路7,1
2間の結合度Cによって決定され、0度よりも大きく9
0度よりも小さい角度に設定されている。
路12は、予め決められた捩れの角度θ1 をもってスト
リップ線路7と対向している点が従来技術によるストリ
ップ線路8とは異なる。ここで、捩れの角度θ1 は、図
2に示すように第1のストリップ線路7が形成された誘
電体層5の表面側5Aに第2のストリップ線路12を投
影したときに、第1のストリップ線路7と第2のストリ
ップ線路12の投影図との交点Oを中心にし、第1のス
トリップ線路7を反時計方向に回転させて第2のストリ
ップ線路12の投影図と重なるまでの回転角度である。
そして、この捩れの角度θ1 は、ストリップ線路7,1
2間の結合度Cによって決定され、0度よりも大きく9
0度よりも小さい角度に設定されている。
【0033】即ち、図4中の特性線13に示すように、
捩れの角度θ1 が小さいときにはストリップ線路7,1
2が互いに対向する部分の対向面積Sが大きくなる。こ
のとき、ストリップ線路7,12間の電界結合、磁界結
合が強くなるから、ストリップ線路7,12間の結合度
Cは、図5中の特性線14に示すように大きな値とな
る。
捩れの角度θ1 が小さいときにはストリップ線路7,1
2が互いに対向する部分の対向面積Sが大きくなる。こ
のとき、ストリップ線路7,12間の電界結合、磁界結
合が強くなるから、ストリップ線路7,12間の結合度
Cは、図5中の特性線14に示すように大きな値とな
る。
【0034】一方、図4中の特性線13に示すように、
捩れの角度θ1 が大きいときにはストリップ線路7,1
2が互いに対向する部分の対向面積Sが小さくなる。こ
のとき、ストリップ線路7,12間の電界結合、磁界結
合が弱くなるから、ストリップ線路7,12間の結合度
Cは、図5中の特性線14に示すように小さな値とな
る。
捩れの角度θ1 が大きいときにはストリップ線路7,1
2が互いに対向する部分の対向面積Sが小さくなる。こ
のとき、ストリップ線路7,12間の電界結合、磁界結
合が弱くなるから、ストリップ線路7,12間の結合度
Cは、図5中の特性線14に示すように小さな値とな
る。
【0035】このため、ストリップ線路7,12がなす
捩れの角度θ1 は、結合度Cを大きくするときには、小
さい角度に設定され、結合度Cを小さくするときには、
大きい角度に設定されるものである。
捩れの角度θ1 は、結合度Cを大きくするときには、小
さい角度に設定され、結合度Cを小さくするときには、
大きい角度に設定されるものである。
【0036】また、ストリップ線路7,12がなす捩れ
の角度θ1 が90度のときには、ストリップ線路12に
は磁界結合による電流が流れなくなるため、方向性が悪
化し、端子P3 には反射波に対応した信号以外に送信波
に対応した信号が出力される。このため、捩れの角度θ
1 は90度程度に設定されることはない。
の角度θ1 が90度のときには、ストリップ線路12に
は磁界結合による電流が流れなくなるため、方向性が悪
化し、端子P3 には反射波に対応した信号以外に送信波
に対応した信号が出力される。このため、捩れの角度θ
1 は90度程度に設定されることはない。
【0037】これらの点から、捩れの角度θ1 は下記数
1の範囲に設定される。
1の範囲に設定される。
【0038】
【数1】20°≦θ1 ≦60°
【0039】また、捩れの角度θ1 は好ましくは数2の
範囲に設定される。
範囲に設定される。
【0040】
【数2】25°≦θ1 ≦50°
【0041】本実施の形態による方向性結合器11は上
述の如く構成されるものであり、その基本的な作動につ
いては従来技術によるものと格別差異はない。
述の如く構成されるものであり、その基本的な作動につ
いては従来技術によるものと格別差異はない。
【0042】即ち、端子P1 から端子P2 に向けてスト
リップ線路7に送信波が伝播するときには、端子P1 か
ら端子P2 に向う送信波に対応した信号が、端子P4 に
は出力されるが、端子P3 には出力されない。
リップ線路7に送信波が伝播するときには、端子P1 か
ら端子P2 に向う送信波に対応した信号が、端子P4 に
は出力されるが、端子P3 には出力されない。
【0043】このように、端子P3 には反射波に対応し
た信号だけが出力されるから、検出器2によって端子P
3 から出力される信号の強度を検出することによって、
反射波の電流の大きさを検出することができ、基地局1
に不具合が生じたか否かを容易に知ることができる。
た信号だけが出力されるから、検出器2によって端子P
3 から出力される信号の強度を検出することによって、
反射波の電流の大きさを検出することができ、基地局1
に不具合が生じたか否かを容易に知ることができる。
【0044】しかし、本実施の形態による方向性結合器
11では、ストリップ線路7,12が捩れの角度θ1 を
もって配設されているから、捩れの角度θ1 を設定する
ことによって、ストリップ線路7,12間の結合度Cを
容易に設定することができる。このため、従来技術によ
る方向性結合器3のように、結合度Cによってストリッ
プ線路7,8とが対向する長さ寸法L等を変更する必要
がなくなる。
11では、ストリップ線路7,12が捩れの角度θ1 を
もって配設されているから、捩れの角度θ1 を設定する
ことによって、ストリップ線路7,12間の結合度Cを
容易に設定することができる。このため、従来技術によ
る方向性結合器3のように、結合度Cによってストリッ
プ線路7,8とが対向する長さ寸法L等を変更する必要
がなくなる。
【0045】また、方向性結合器11の作製時にストリ
ップ線路7,12が位置ずれしたときでも、ストリップ
線路7,12の対向面積Sが変わることがない。このた
め、方向性結合器11毎にストリップ線路7,12間の
結合度Cが異なることがなく、ほぼ一定の結合度Cとな
った方向性結合器11を容易に製造することができる。
ップ線路7,12が位置ずれしたときでも、ストリップ
線路7,12の対向面積Sが変わることがない。このた
め、方向性結合器11毎にストリップ線路7,12間の
結合度Cが異なることがなく、ほぼ一定の結合度Cとな
った方向性結合器11を容易に製造することができる。
【0046】また、捩れの角度θ1 を20度以上60度
以下、好ましくは25度以上50度以下に設定したか
ら、方向性結合器11の方向性を維持しつつ、所望の結
合度Cを設定することができる。
以下、好ましくは25度以上50度以下に設定したか
ら、方向性結合器11の方向性を維持しつつ、所望の結
合度Cを設定することができる。
【0047】さらに、ストリップ線路7,12間の結合
度Cを比較的小さい値に設定することができるから、送
信波に影響を与えることなく反射波の電流の大きさを検
出することができる。また、捩れの角度θ1 は90度程
度に設定されることはないから、例えば90度程度の捩
れの角度θ1 をもってストリップ線路7,12を配置し
た場合に比してストリップ線路12から取り出すことが
可能となる反射波の帯域を広げることができる。
度Cを比較的小さい値に設定することができるから、送
信波に影響を与えることなく反射波の電流の大きさを検
出することができる。また、捩れの角度θ1 は90度程
度に設定されることはないから、例えば90度程度の捩
れの角度θ1 をもってストリップ線路7,12を配置し
た場合に比してストリップ線路12から取り出すことが
可能となる反射波の帯域を広げることができる。
【0048】かくして、本実施の形態によれば、ストリ
ップ線路7,12が捩れの角度θ1をもって配置されて
いるから、捩れの角度θ1 を設定することによって、ス
トリップ線路7,12間の結合度Cを容易に設定するこ
とができる。また、方向性結合器11毎のストリップ線
路7,12間の結合度Cをほぼ一定の値に維持すること
ができるから、結合度Cのばらつきの少ない方向性結合
器11を容易かつ安価に製造することができる。
ップ線路7,12が捩れの角度θ1をもって配置されて
いるから、捩れの角度θ1 を設定することによって、ス
トリップ線路7,12間の結合度Cを容易に設定するこ
とができる。また、方向性結合器11毎のストリップ線
路7,12間の結合度Cをほぼ一定の値に維持すること
ができるから、結合度Cのばらつきの少ない方向性結合
器11を容易かつ安価に製造することができる。
【0049】次に、図6ないし図8は本発明の第2の実
施の形態による方向性結合器を示し、本実施の形態によ
る方向性結合器の特徴は、第1のストリップ線路に対し
て捩れの位置で2本のストリップ線路を設けたことにあ
る。なお、本実施の形態では前記従来技術と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
施の形態による方向性結合器を示し、本実施の形態によ
る方向性結合器の特徴は、第1のストリップ線路に対し
て捩れの位置で2本のストリップ線路を設けたことにあ
る。なお、本実施の形態では前記従来技術と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0050】21は本実施の形態による方向性結合器
で、該方向性結合器21は2層の誘電体層5,6からな
る誘電体多層基板4と、誘電体層5の表面側5Aに形成
された主線路としての第1のストリップ線路7と、誘電
体層6の裏面側6Bに形成されたグランド電極9と、誘
電体層5,6間に形成された結合線路としての第2,第
3のストリップ線路22,23とから構成されている。
そして、ストリップ線路7は、その両端が端子P1 ,P
2 となり、端子P1 が例えば増幅器1B接続されると共
に、端子P2 がアンテナ1Cに接続されている。
で、該方向性結合器21は2層の誘電体層5,6からな
る誘電体多層基板4と、誘電体層5の表面側5Aに形成
された主線路としての第1のストリップ線路7と、誘電
体層6の裏面側6Bに形成されたグランド電極9と、誘
電体層5,6間に形成された結合線路としての第2,第
3のストリップ線路22,23とから構成されている。
そして、ストリップ線路7は、その両端が端子P1 ,P
2 となり、端子P1 が例えば増幅器1B接続されると共
に、端子P2 がアンテナ1Cに接続されている。
【0051】22は第1の結合線路としての第2のスト
リップ線路で、該ストリップ線路22は第1の実施の形
態によるストリップ線路12とほぼ同様に2つの誘電体
層5,6間に配設され、誘電体層6の表面側6Aに沿っ
て直線状に延びると共に、誘電体多層基板4を斜めに横
切っている。このため、ストリップ線路22は、誘電体
層5の表面側5Aに形成されたストリップ線路7に対し
て捩れの位置となっている。そして、ストリップ線路2
2は、誘電体層5を挟んで第1のストリップ線路7に対
向し、ストリップ線路7に対して捩れの角度θ2 をもっ
て配置されている。
リップ線路で、該ストリップ線路22は第1の実施の形
態によるストリップ線路12とほぼ同様に2つの誘電体
層5,6間に配設され、誘電体層6の表面側6Aに沿っ
て直線状に延びると共に、誘電体多層基板4を斜めに横
切っている。このため、ストリップ線路22は、誘電体
層5の表面側5Aに形成されたストリップ線路7に対し
て捩れの位置となっている。そして、ストリップ線路2
2は、誘電体層5を挟んで第1のストリップ線路7に対
向し、ストリップ線路7に対して捩れの角度θ2 をもっ
て配置されている。
【0052】また、ストリップ線路22は、その両端が
端子P3 ,P4 となり、端子P3 には例えばアンテナ1
Cからの反射波の大きさを検出するための検出器2が接
続されると共に、端子P4 には抵抗Rが接続され、端子
P4 は無反射終端となっている。
端子P3 ,P4 となり、端子P3 には例えばアンテナ1
Cからの反射波の大きさを検出するための検出器2が接
続されると共に、端子P4 には抵抗Rが接続され、端子
P4 は無反射終端となっている。
【0053】23は第2の結合線路としての第3のスト
リップ線路で、該ストリップ線路23は第2のストリッ
プ線路22と同様に2つの誘電体層5,6間に配設さ
れ、誘電体層6の表面側6Aに沿って直線状に延びると
共に、誘電体多層基板4を斜めに横切っている。
リップ線路で、該ストリップ線路23は第2のストリッ
プ線路22と同様に2つの誘電体層5,6間に配設さ
れ、誘電体層6の表面側6Aに沿って直線状に延びると
共に、誘電体多層基板4を斜めに横切っている。
【0054】そして、第3のストリップ線路23は第2
のストリップ線路22と平行に設けられ、第2のストリ
ップ線路22とは異なる位置でストリップ線路7に対向
している。ここで、第3のストリップ線路23も第1の
ストリップ線路7に対して捩れの位置となり、ストリッ
プ線路7との間に誘電体層5を挟んでいる。そして、第
3のストリップ線路23は、第2のストリップ線路22
と同様に第1のストリップ線路7に対して捩れの角度θ
2 をもって配置されている。また、第2,第3のストリ
ップ線路22,23は、例えばストリップ線路22,2
3等の幅寸法Wの3倍以上の寸法だけ離間している。こ
れにより、ストリップ線路22,23間で相互に結合す
ることがなくなっている。
のストリップ線路22と平行に設けられ、第2のストリ
ップ線路22とは異なる位置でストリップ線路7に対向
している。ここで、第3のストリップ線路23も第1の
ストリップ線路7に対して捩れの位置となり、ストリッ
プ線路7との間に誘電体層5を挟んでいる。そして、第
3のストリップ線路23は、第2のストリップ線路22
と同様に第1のストリップ線路7に対して捩れの角度θ
2 をもって配置されている。また、第2,第3のストリ
ップ線路22,23は、例えばストリップ線路22,2
3等の幅寸法Wの3倍以上の寸法だけ離間している。こ
れにより、ストリップ線路22,23間で相互に結合す
ることがなくなっている。
【0055】また、ストリップ線路23は、その両端が
端子P5 ,P6 となり、端子P5 には抵抗Rが接続さ
れ、端子P5 は無反射終端となると共に、端子P6 には
例えばアンテナ1Cからの送信波の電流の大きさを検出
するための検出器(図示せず)が接続されている。
端子P5 ,P6 となり、端子P5 には抵抗Rが接続さ
れ、端子P5 は無反射終端となると共に、端子P6 には
例えばアンテナ1Cからの送信波の電流の大きさを検出
するための検出器(図示せず)が接続されている。
【0056】さらに、第2のストリップ線路22、第3
のストリップ線路23と第1のストリップ線路7とがな
す捩れの角度θ2 は、前述した第1の実施の形態と同様
に数1、数2の関係を満たすものである。
のストリップ線路23と第1のストリップ線路7とがな
す捩れの角度θ2 は、前述した第1の実施の形態と同様
に数1、数2の関係を満たすものである。
【0057】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができるが、特に本実施の形態では、第1の
ストリップ線路7に対して捩れの位置で2本のストリッ
プ線路22,23を設けたから、第2のストリップ線路
22によって第1のストリップ線路7を伝播する反射波
の電流の大きさを検出することができると共に、これと
同時に第3のストリップ線路23によって第1のストリ
ップ線路7を伝播する送信波の電流の大きさを検出する
ことができる。
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができるが、特に本実施の形態では、第1の
ストリップ線路7に対して捩れの位置で2本のストリッ
プ線路22,23を設けたから、第2のストリップ線路
22によって第1のストリップ線路7を伝播する反射波
の電流の大きさを検出することができると共に、これと
同時に第3のストリップ線路23によって第1のストリ
ップ線路7を伝播する送信波の電流の大きさを検出する
ことができる。
【0058】これにより、第2のストリップ線路22の
端子P3 からの出力を検出することによって、アンテナ
1C等の不具合を監視することができると共に、第3の
ストリップ線路23の端子P6 からの出力を検出するこ
とによって、アンテナ1Cから出力される送信波の電力
を計測することができる。このため、端子P6 からの検
出された出力に基づき、アンテナ1Cから出力される送
信波の電力を調整することができる。
端子P3 からの出力を検出することによって、アンテナ
1C等の不具合を監視することができると共に、第3の
ストリップ線路23の端子P6 からの出力を検出するこ
とによって、アンテナ1Cから出力される送信波の電力
を計測することができる。このため、端子P6 からの検
出された出力に基づき、アンテナ1Cから出力される送
信波の電力を調整することができる。
【0059】また、ストリップ線路22,23はほぼ等
しい捩れの角度θ2 をもってストリップ線路7と対向し
ているから、ストリップ線路7,22間の結合度とスト
リップ線路7,23間の結合度とをほぼ等しくすること
ができる。このため、ストリップ線路22の端子P3 か
らの出力の大きさとストリップ線路23の端子P6 から
の出力の大きさとを比較することによって、容易に反射
波と送信波との強度を比較することができる。従って、
反射波と送信波との比率を容易に計測でき、この比率に
よって基地局1等の不具合を確実に監視することができ
る。
しい捩れの角度θ2 をもってストリップ線路7と対向し
ているから、ストリップ線路7,22間の結合度とスト
リップ線路7,23間の結合度とをほぼ等しくすること
ができる。このため、ストリップ線路22の端子P3 か
らの出力の大きさとストリップ線路23の端子P6 から
の出力の大きさとを比較することによって、容易に反射
波と送信波との強度を比較することができる。従って、
反射波と送信波との比率を容易に計測でき、この比率に
よって基地局1等の不具合を確実に監視することができ
る。
【0060】なお、前記実施の形態では、2層の誘電体
層5,6を積層した誘電体多層基板4を用いるものとし
たが、本発明はこれに限らず、3層以上の誘電体層を積
層した誘電体多層基板を用いてもよく、1層だけの誘電
体層による誘電体基板を用い、該誘電体層の表面側、裏
面側に主線路、結合線路となるストリップ線路を形成す
る構成としてもよい。
層5,6を積層した誘電体多層基板4を用いるものとし
たが、本発明はこれに限らず、3層以上の誘電体層を積
層した誘電体多層基板を用いてもよく、1層だけの誘電
体層による誘電体基板を用い、該誘電体層の表面側、裏
面側に主線路、結合線路となるストリップ線路を形成す
る構成としてもよい。
【0061】また、誘電体多層基板4は、異なる誘電体
材料を母材とする誘電体層を積層することにより形成す
ることなく、同じ誘電体材料を積層することにより形成
してもよい。
材料を母材とする誘電体層を積層することにより形成す
ることなく、同じ誘電体材料を積層することにより形成
してもよい。
【0062】また、前記実施の形態では、誘電体層6の
裏面側6Bにグランド電極9を設ける構成としたが、誘
電体層6の裏面側6Bにはグランド電極9を設けない構
成としもよい。
裏面側6Bにグランド電極9を設ける構成としたが、誘
電体層6の裏面側6Bにはグランド電極9を設けない構
成としもよい。
【0063】また、前記実施の形態では、方向性結合器
を移動体通信の基地局に適用した場合を例に挙げて述べ
たが、本発明による方向性結合器を携帯電話、コードレ
ス電話等の移動体通信機器、衛星通信機器等に適用し、
これらの通信機器の不具合を監視する構成としてもよ
い。
を移動体通信の基地局に適用した場合を例に挙げて述べ
たが、本発明による方向性結合器を携帯電話、コードレ
ス電話等の移動体通信機器、衛星通信機器等に適用し、
これらの通信機器の不具合を監視する構成としてもよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、主線路と結合線路とが任意の捩れの角度をもって
配設されているから、この捩れの角度を設定することに
よって、主線路と結合線路との間の結合度を容易に設定
することができる。また、主線路と結合線路との間の結
合度をほぼ一定の値に維持することができるから、結合
度のばらつきの少ない方向性結合器を容易かつ安価に製
造することができる。
れば、主線路と結合線路とが任意の捩れの角度をもって
配設されているから、この捩れの角度を設定することに
よって、主線路と結合線路との間の結合度を容易に設定
することができる。また、主線路と結合線路との間の結
合度をほぼ一定の値に維持することができるから、結合
度のばらつきの少ない方向性結合器を容易かつ安価に製
造することができる。
【0065】また、請求項2の発明によれば、主線路に
対して捩れの位置で2本以上の結合線路を設けたから、
一の結合線路によって主線路を伝播する送信波を検出す
ることができると共に、これと同時に他の結合線路によ
って主線路を伝播する反射波を検出することができる。
対して捩れの位置で2本以上の結合線路を設けたから、
一の結合線路によって主線路を伝播する送信波を検出す
ることができると共に、これと同時に他の結合線路によ
って主線路を伝播する反射波を検出することができる。
【0066】また、請求項3の発明によれば、第1,第
2の結合線路はそれぞれ等しい捩れの角度をもって主線
路と対向しているから、第1の結合線路と主線路との間
の結合度と第2の結合線路と主線路との間の結合度とを
ほぼ等しくすることができる。このため、第1の結合線
路によって検出した送信波と、第2の結合線路によって
検出した反射波の強度を容易に比較することができ、反
射波と送信波との比率を容易に計測でき、この比率によ
って基地局等の不具合を確実に監視することができる。
2の結合線路はそれぞれ等しい捩れの角度をもって主線
路と対向しているから、第1の結合線路と主線路との間
の結合度と第2の結合線路と主線路との間の結合度とを
ほぼ等しくすることができる。このため、第1の結合線
路によって検出した送信波と、第2の結合線路によって
検出した反射波の強度を容易に比較することができ、反
射波と送信波との比率を容易に計測でき、この比率によ
って基地局等の不具合を確実に監視することができる。
【0067】さらに、請求項4の発明によれば、捩れの
角度を20度以上60度以下に設定したから、方向性結
合器の方向性を維持しつつ、所望の結合度を設定するこ
とができる。
角度を20度以上60度以下に設定したから、方向性結
合器の方向性を維持しつつ、所望の結合度を設定するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による方向性結合器
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態による方向性結合器を示す平
面図である。
面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向からみた縦断面図
である。
である。
【図4】第1,第2のストリップ線路による捩れの角度
と対向面積との関係を示す特性線図である。
と対向面積との関係を示す特性線図である。
【図5】第1,第2のストリップ線路による捩れの角度
と結合度との関係を示す特性線図である。
と結合度との関係を示す特性線図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による方向性結合器
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】第2の実施の形態による方向性結合器を示す平
面図である。
面図である。
【図8】図7中の矢示VIII−VIII方向からみた縦断面図
である。
である。
【図9】従来技術による方向性結合器が適用された基地
局を示すブロック図である。
局を示すブロック図である。
【図10】従来技術による方向性結合器を示す斜視図で
ある。
ある。
【図11】図10中の矢示XI−XI方向からみた縦断面図
である。
である。
4 誘電体多層基板 5,6 誘電体層 7 ストリップ線路(主線路) 11,21 方向性結合器 12,22,23 ストリップ線路(結合線路) θ1 ,θ2 捩れの角度
Claims (4)
- 【請求項1】 誘電体材料を母材とする少なくとも1層
以上の誘電体層と、該誘電体層に沿って直線状に延びる
状態で設けられた導電性の主線路と、前記誘電体層を挟
んで該主線路と対向し直線状に延びる導電性の結合線路
とを備えた方向性結合器であって、前記結合線路と主線
路とは捩れの位置に形成され、前記結合線路と主線路と
は任意の捩れの角度をもって配置する構成としてなる方
向性結合器。 - 【請求項2】 誘電体材料を母材とする少なくとも1層
以上の誘電体層と、該誘電体層に沿って直線状に延びる
状態で設けられた導電性の主線路と、前記誘電体層を挟
んで該主線路と対向し少なくとも2本以上の直線状に延
びる導電性の結合線路とを備えた方向性結合器であっ
て、前記各結合線路と主線路とは捩れの位置に形成さ
れ、前記各結合線路と主線路とは任意の捩れの角度をも
って配置する構成としてなる方向性結合器。 - 【請求項3】 前記誘電体層には第1の結合線路と第2
の結合線路とが設けられ、前記主線路に対して第1の結
合線路と第2の結合線路とがほぼ等しい捩れの角度をも
って配置する構成としてなる請求項2に記載の方向性結
合器。 - 【請求項4】 前記捩れの角度は20度以上60度以下
の角度に設定してなる請求項1,2または3に記載の方
向性結合器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12678398A JPH11308024A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 方向性結合器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12678398A JPH11308024A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 方向性結合器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11308024A true JPH11308024A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14943836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12678398A Pending JPH11308024A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 方向性結合器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11308024A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1294044A3 (en) * | 2001-09-12 | 2003-10-22 | Radio Frequency Systems, Inc. | Coplanar directional coupler for hybrid geometry |
| US6972638B2 (en) | 2002-06-28 | 2005-12-06 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Directional coupler and electronic device using the same |
| JP2011010139A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Soshin Electric Co Ltd | 高周波スイッチ |
| JP2011010137A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Soshin Electric Co Ltd | 高周波スイッチ |
| JP2015146485A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | アンテナテクノロジー株式会社 | アンテナ装置及び無線通信システム |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP12678398A patent/JPH11308024A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1294044A3 (en) * | 2001-09-12 | 2003-10-22 | Radio Frequency Systems, Inc. | Coplanar directional coupler for hybrid geometry |
| US6972638B2 (en) | 2002-06-28 | 2005-12-06 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Directional coupler and electronic device using the same |
| JP2011010139A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Soshin Electric Co Ltd | 高周波スイッチ |
| JP2011010137A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Soshin Electric Co Ltd | 高周波スイッチ |
| JP2015146485A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | アンテナテクノロジー株式会社 | アンテナ装置及び無線通信システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |