JPH11308081A - 二値化回路 - Google Patents

二値化回路

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JPH11308081A
JPH11308081A JP10113615A JP11361598A JPH11308081A JP H11308081 A JPH11308081 A JP H11308081A JP 10113615 A JP10113615 A JP 10113615A JP 11361598 A JP11361598 A JP 11361598A JP H11308081 A JPH11308081 A JP H11308081A
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高宏 朴井
Toshihiko Sakashita
俊彦 阪下
Koji Kanai
浩司 金井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個のD/A変換器のみでスライスレベル上
限値およびスライスレベル下限値を設定してスライス用
の比較器へ与えることができ、安価な二値化回路を提供
する。 【解決手段】 D/A変換器16でスライスレベル上限
値およびスライスレベル下限値を時分割で設定し、D/
A変換器16でスライスレベル上限値が設定された時に
D/A変換器16の出力をサンプルホールド回路6で取
り込んで保持し、D/A変換器16でスライスレベル下
限値が設定された時にD/A変換器16の出力をサンプ
ルホールド回路7で取り込んで保持し、サンプルホール
ド回路6の出力電圧を比較器1へスライスレベル上限値
として与えるとともに、サンプルホールド回路7の出力
電圧を比較器2へスライスレベル下限値として与え、比
較器1,2でアナログ信号とそれぞれ比較することで、
アナログ信号を二値化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDVD−R
AMなどの光ディスクから読み出されたアナログ信号を
二値化する際に、スライスレベル上限値およびスライス
レベル下限値(閾値レベル)を1個のD/A変換器のみ
でスライス用の比較器に設定することを可能とした二値
化回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の二値化回路について図4を
参照しながら説明する。図4は従来の二値化回路の構成
を示す回路図である。図4において、1はアナログ信号
とスライスレベル上限値とを比較する比較器、2はアナ
ログ信号とスライスレベル下限値とを比較する比較器、
3は比較器1の出力がセット入力端子Sに加えられると
ともに第2の比較器2の出力がリセット入力端子Rに加
えられ、出力端子Qよりアナログ信号をスライスレベル
上限値およびスライスレベル下限値でスライスした二値
化信号を出力するRSフリップフロップ、4はスライス
レベル上限値を設定し、比較器1に対してスライスレベ
ル上限値として与えるD/A変換器、5はスライスレベ
ル下限値を設定し、比較器2に対してスライスレベル下
限値として与えるD/A変換器、14はアナログ信号入
力端子、15は二値化信号出力端子である。
【0003】この二値化回路では、アナログ信号入力端
子14が比較器1の非反転入力端子と比較器2の反転入
力端子とに接続されている。また、D/A変換器4の出
力端子が比較器1の反転入力端子に接続され、D/A変
換器5の出力端子が比較器2の非反転入力端子に接続さ
れている。また、比較器1の出力端子がRSフリップフ
ロップ3のセット入力端子Sに接続され、比較器2の出
力端子がRSフリップフロップ3のリセット入力端子R
に接続され、RSフリップフロップ3の出力端子Qが二
値化信号出力端子15に接続されている。
【0004】以上のように構成された二値化回路につい
て、以下、その動作を説明する。まず、D/A変換器4
にスライスレベル上限値に相当するデジタル値を入力す
ることにより、D/A変換器4が出力電圧をスライスレ
ベル上限値に設定し、このスライスレベル上限値を比較
器1の反転入力端子に与える。また、D/A変換器5に
スライスレベル下限値に相当するデジタル値を入力する
ことにより、D/A変換器5が出力電圧をスライスレベ
ル下限値に設定し、このスライスレベル上限値を比較器
2の非反転入力端子に与える。なおその際、比較器1の
反転入力端子に与えるスライスレベル上限値が、比較器
2の非反転入力端子に与えるスライスレベル下限値より
大きくなるように設定する。
【0005】このように、スライスレベル上限値および
スライスレベル下限値を設定した状態において、アナロ
グ信号入力端子14に入力されるアナログ信号の電圧
が、スライスレベル下限値つまりD/A変換器5の出力
電圧より低いときには、比較器2の出力がハイレベルと
なる。このとき、スライスレベル上限値つまりD/A変
換器4の出力電圧の方が、アナログ信号の電圧より高い
ので、比較器1の出力はローレベルとなる。結局、RS
フリップフロップ3のセット入力端子Sには比較器1の
出力つまりローレベルが加えられ、またリセット入力端
子Rには比較器2の出力つまりハイレベルが加えられる
ので、RSフリップフロップ3の出力端子Qから出力さ
れて二値化信号出力端子15へ送られる二値化信号はロ
ーレベルとなる。
【0006】一方、アナログ信号入力端子14に入力さ
れるアナログ信号の電圧が、スライスレベル上限値つま
りD/A変換器4の出力電圧より高いときには、比較器
1の出力がハイレベルとなる。このとき、スライスレベ
ル下限値つまりD/A変換器5の出力電圧の方が、アナ
ログ信号の電圧より低いので、比較器2の出力はローレ
ベルとなる。結局、RSフリップフロップ3のセット入
力端子Sには比較器1の出力つまりハイレベルが加えら
れ、またリセット入力端子Rには比較器2の出力つまり
ローレベルが加えられるので、RSフリップフロップ3
の出力端子Qから出力されて二値化信号出力端子15へ
送られる二値化信号はハイレベルとなる。
【0007】なお、アナログ信号の二値化を行う際、D
/A変換器4の出力電圧を変化させることにより、スラ
イスレベル上限値の設定変更が可能であり、D/A変換
器5の出力電圧を変化させることによりスライスレベル
下限値の設定変更が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、スライスレベル上限値およびスライスレ
ベル下限値を設定するには、2個のD/A変換器4,5
が必要であり、高価になるという問題があった。本発明
は上記従来の問題点を解決するもので、1個のD/A変
換器のみでスライスレベル上限値およびスライスレベル
下限値を設定してスライス用の比較器へ与えることがで
き、安価な二値化回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の二値化回路は、D/A変換器を1個に削減
し、このD/A変換器でスライスレベル上限値およびス
ライスレベル下限値を時分割で設定し、D/A変換器で
スライスレベル上限値が設定された時にD/A変換器の
出力を第1のサンプルホールド回路で取り込んで保持
し、D/A変換器でスライスレベル下限値が設定された
時にD/A変換器の出力を第2のサンプルホールド回路
で取り込んで保持し、第1のサンプルホールド回路の出
力電圧を第1の比較器へスライスレベル上限値として与
えるとともに、第2のサンプルホールド回路の出力電圧
を第2の比較器へスライスレベル下限値として与え、第
1および第2の比較器でアナログ信号とそれぞれ比較す
るように構成したものである。
【0010】この構成によって、1個のD/A変換器を
用いるだけでスライスレベル上限値およびスライスレベ
ル下限値を設定してスライス用の第1および第2の比較
器へ与えることができ、安価な二値化回路を得ることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態における二値化回路の構成を示す回路図であ
る。図1において、1はアナログ信号と上側スライスレ
ベルとを比較する比較器、2はアナログ信号と下側スラ
イスレベルとを比較する比較器、3は比較器1の出力が
セット入力端子Sに加えられるとともに第2の比較器2
の出力がリセット入力端子Rに加えられ、出力端子Qよ
りアナログ信号をスライスレベル上限値およびスライス
レベル下限値でスライスした二値化信号を出力するRS
フリップフロップ、16はスライスレベル上限値および
スライスレベル下限値を時分割で設定するD/A変換
器、6はD/A変換器16でスライスレベル上限値が設
定された時にD/A変換器16の出力電圧を取り込んで
保持し、比較器1に対してスライスレベル上限値として
与えるサンプルホールド回路、7はD/A変換器16で
スライスレベル下限値が設定された時にD/A変換器1
6の出力電圧を取り込んで保持し、比較器2に対してス
ライスレベル下限値として与えるサンプルホールド回
路、14はアナログ信号入力端子、15は二値化信号出
力端子である。
【0012】この二値化回路では、アナログ信号入力端
子14が比較器1の非反転入力端子と比較器2の反転入
力端子とに接続されている。また、D/A変換器16の
出力端子がサンプルホールド回路6,7の入力端子にそ
れぞれ接続され、サンプルホールド回路6の出力端子が
比較器1の反転入力端子に接続され、サンプルホールド
回路7の出力端子が比較器2の非反転入力端子に接続さ
れている。また、比較器1の出力端子がRSフリップフ
ロップ3のセット入力端子Sに接続され、比較器2の出
力端子がRSフリップフロップ3のリセット入力端子R
に接続され、RSフリップフロップ3の出力端子Qが二
値化信号出力端子15に接続されている。
【0013】以上のように構成された二値化回路につい
て、以下、その動作を説明する。まず、D/A変換器1
6にスライスレベル上限値に相当するデジタル値を入力
することにより、D/A変換器16が出力電圧をスライ
スレベル上限値に設定する。この時に、D/A変換器1
6の出力電圧をサンプルホールド回路6が取り込んで保
持することにより、比較器1の反転入力端子にスライス
レベル上限値を与える。つぎに、D/A変換器16にス
ライスレベル下限値に相当するデジタル値を入力するこ
とにより、D/A変換器16が出力電圧をスライスレベ
ル下限値に設定する。この時に、D/A変換器16の出
力電圧をサンプルホールド回路7が取り込んで保持する
ことにより、比較器2の非反転入力端子にスライスレベ
ル下限値を与える。なお、サンプルホールド回路6とサ
ンプルホールド回路7は、同時に値を取り込まないよう
にする以外には、値の取り込みの順番は特に問わない。
また、比較器1の反転入力端子の電圧つまりスライスレ
ベル上限値が比較器2の非反転入力端子の電圧値つまり
スライスレベル下限値より高くなるように設定する。
【0014】このように、スライスレベル上限値および
スライスレベル下限値を設定した状態において、アナロ
グ信号入力端子14に入力されるアナログ信号の電圧
が、スライスレベル下限値つまりサンプルホールド回路
7の出力電圧より低いときには、比較器2の出力がハイ
レベルとなる。このとき、スライスレベル上限値つまり
サンプルホールド回路6の出力電圧の方が、アナログ信
号の電圧より高いので、比較器1の出力はローレベルと
なる。結局、RSフリップフロップ3のセット入力端子
Sには比較器1の出力つまりローレベルが加えられ、ま
たリセット入力端子Rには比較器2の出力つまりハイレ
ベルが加えられるので、RSフリップフロップ3の出力
端子Qから出力されて二値化信号出力端子15へ送られ
る二値化信号はローレベルとなる。
【0015】一方、アナログ信号入力端子14に入力さ
れるアナログ信号の電圧が、スライスレベル上限値つま
りサンプルホールド回路6の出力電圧より高いときに
は、比較器1の出力がハイレベルとなる。このとき、ス
ライスレベル下限値つまりサンプルホールド回路7の出
力電圧の方が、アナログ信号の電圧より低いので、比較
器2の出力はローレベルとなる。結局、RSフリップフ
ロップ3のセット入力端子Sには比較器1の出力つまり
ハイレベルが加えられ、またリセット入力端子Rには比
較器2の出力つまりローレベルが加えられるので、RS
フリップフロップ3の出力端子Qから出力されて二値化
信号出力端子15へ送られる二値化信号はハイレベルと
なる。
【0016】なお、アナログ信号の二値化を行う際、D
/A変換器16の出力電圧を変化させることにより、ス
ライスレベル上限値およびスライスレベル下限値の変更
が可能である。具体的に説明すると、スライスレベル上
限値の変更を行う場合は、D/A変換器16の出力電圧
の設定後、サンプルホールド回路6を動作させることで
D/A変換器16の出力を取り込んで保持し、比較器1
の反転入力端子にスライスレベル上限値を与えるように
する。また、スライスレベル下限値の変更を行う場合に
は、D/A変換器16の出力電圧の設定後、サンプルホ
ールド回路7を動作させることでD/A変換器16の出
力を取り込み保持し、比較器2の非反転入力端子にスラ
イスレベル下限値を与えるようにする。
【0017】以上のように、この実施の形態によれば、
サンプルホールド回路6,7を設けたことによりスライ
スレベル上限値およびスライスレベル下限値を1個のD
/A変換器16で設定してスライス用の比較器1,2へ
与えることが可能になる。その結果、安価な二値化回路
を得ることができる。以下、本発明の第2の実施の形態
について図面を参照しながら説明する。
【0018】図2は本発明の第2の実施の形態における
二値化回路の構成を示す回路図で、図1におけるサンプ
ルホールド回路6,7を具体化した二値化回路の例を示
すものであり、それ以外の構成は図1と同じである。図
2において、8はアナログ信号を断続可能なスイッチ、
9は電圧保持用の容量で、以上の構成で図1のサンプル
ホールド回路6を構成している。10はアナログ信号を
断続可能なスイッチ、11は電圧保持用の容量であり、
以上の構成で図1のサンプルホールド回路7を構成して
いる。
【0019】この二値化回路では、D/A変換器16の
出力端子がスイッチ8を介して容量9の一端と比較器1
の反転入力端子とに接続され、容量9の他端がグランド
GNDに接続されている。また、D/A変換器16の出
力端子がスイッチ10を介して容量11の一端と比較器
2の非反転入力端子とに接続され、容量11の他端がグ
ランドGNDに接続されている。
【0020】以上のように構成された二値化回路につい
て、以下、その動作を説明する。スライスレベル上限値
の設定は以下のようにして行われる。すなわち、D/A
変換器16で出力電圧をスライスレベル上限値に設定し
た後、スイッチ8を閉じることにより、D/A変換器1
6の出力電圧によって容量9がD/A変換器16の出力
電圧まで充電される。そして、D/A変換器16の出力
電圧による容量9の充電後、スイッチ8を開くことによ
りスライスレベル上限値が保持される。
【0021】また、スライスレベル下限値の設定は以下
のようにして行われる。すなわち、D/A変換器16で
出力電圧をスライスレベル下限値に設定した後、スイッ
チ10を閉じることにより、D/A変換器16の出力電
圧によって容量11がD/A変換器16の出力電圧まで
充電される。そして、D/A変換器16の出力電圧によ
る容量11の充電後、スイッチ10を開くことによりス
ライスレベル下限値が保持される。
【0022】スライスレベル上限値およびスライスレベ
ル下限値を設定した後の動作は、第1の実施の形態と同
じであるので、説明を省略する。ただし、この構成の場
合、サンプルホールド容量(容量9,11)の値と、比
較器1,2の非反転入力端子および反転入力端子間の寄
生容量の値とを適切にとらないと、ホールド時に容量の
再配分が生じるため、スライスレベル上限値およびスラ
イスレベル下限値が変化して、その精度が保てないおそ
れがある。
【0023】以下、この点について説明する。アナログ
信号の電圧値をV1H、スライスレベル上限値(ホール
ド時)をV2H、スライスレベル上限値の初期値(サン
プル時)をV20H、比較器1の非反転入力端子と反転
入力端子との間の寄生容量値をC1H、容量9の容量値
をC2Hとすると、スライスレベル上限値V2Hは、 V2H=(C1H*V1H+C2H*V20H)/(C
1H+C2H) となる。つまり、スライスレベル上限値は、サンプル時
からホールド時へ移行するときにV1HからV2Hへ変
化することになる。
【0024】また、アナログ信号値の電圧値をV1L、
スライスレベル下限値(ホールド時)をV2L、スライ
スレベル下限値の初期値(サンプル時)をV20L、比
較器2の非反転入力端子と反転入力端子との間の寄生容
量値をC1L、容量11の容量値をC2Lとすると、ス
ライスレベル下限値V2Lは、 V2L=(C1L*V1L+C2L*V20L)/(C
1L+C2L) となる。つまり、スライスレベル下限値は、サンプル時
からホールド時へ移行するときにV1LからV2Lへ変
化することになる。
【0025】ここで、容量9の容量値C2Hを、比較器
1の非反転入力端子と反転入力端子との間の寄生容量値
C1Hよりも十分大きくとることにより、サンプル時か
らホールド時へ移行するときの電圧変化を少なくでき、
スライスレベル上限値を精度よく保持することができ
る。また、容量11の容量値C2Lを、比較器1の非反
転入力端子と反転入力端子との間の寄生容量値C1Lよ
りも十分大きくとることにより、サンプル時からホール
ド時へ移行するときの電圧変化を少なくでき、スライス
レベル上限値を精度よく保持することができる。
【0026】以下、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第3の実
施の形態における二値化回路の構成を示す回路図であ
る。この二値化回路は、図2の構成において、サンプル
ホールド回路6と比較器1の反転入力端子との間にオペ
アンプからなるバッファ12を挿入し、サンプルホール
ド回路7と比較器2の非反転入力端子との間にオペアン
プからなるバッファ13を挿入したもので、その他の構
成は図2と同じである。
【0027】具体的に説明すると、バッファ12の入力
端子は容量9のVH端子(非グランド側端子)につなが
れており、バッファ12の出力端子は比較器1の反転入
力端子に接続されている。バッファ13の入力端子は容
量11のVL端子(非グランド側端子)につながれてお
り、バッファ13の出力端子は比較器2の非反転入力端
子に接続されている。
【0028】以上のように構成された二値化回路につい
て、以下、その動作を説明する。容量9のVH端子の電
圧が、バッファ12を通じて同じ値の電圧として比較器
1の反転入力端子へ与えられる。また、容量11のVL
端子の電圧が、バッファ13を通じて同じ値の電圧とし
て比較器2の非反転入力端子へ与えられる。その他は、
第2の実施の形態と同じ動作をする。
【0029】この構成をとることにより、比較器1の反
転入力端子に容量9の電圧を直接与えるのではなくバッ
ファ12を介して電圧を与え、比較器2の非反転入力端
子に容量11の電圧を直接与えるのではなく、バッファ
13を介して電圧を与えることができるため、第2の実
施の形態のような容量の再配分による電圧変化が生じな
い。このため、スライスレベル上限値およびスライスレ
ベル下限値を高精度に設定することが可能となる。
【0030】以上のように、この実施の形態によれば、
サンプルホールド回路6と比較器1の反転入力端子との
間にオペアンプからなるバッファ12を挿入し、サンプ
ルホールド回路7と比較器2の非反転入力端子との間に
オペアンプからなるバッファ13を挿入したことによ
り、スライスレベル上限値およびスライスレベル下限値
の高精度化の実現が可能となる。
【0031】なお、第3の実施の形態においては、オペ
アンプからなるバッファ12,13を用いて説明した
が、その代わりにオペアンプからなる増幅回路を用いて
もよい。
【0032】
【発明の効果】本発明の二値化回路によれば、D/A変
換器でスライスレベル上限値およびスライスレベル下限
値を時分割で設定し、それらの値を第1および第2のサ
ンプルホールド回路で取り込んで保持するようにしたの
で、1個のD/A変換器を設けるだけでスライスレベル
上限値およびスライスレベル下限値を設定してスライス
用の第1および第2の比較器へ与えることができ、安価
に製造できる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における二値化回路
の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における二値化回路
の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における二値化回路
の構成を示す回路図である。
【図4】従来の二値化回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 比較器 2 比較器 3 フリップフロップ 4 D/A変換器 5 D/A変換器 6 サンプルホールド回路 7 サンプルホールド回路 8 スイッチ 9 容量 10 スイッチ 11 容量 12 バッファ 13 バッファ 14 アナログ信号入力端子 15 二値化信号出力端子 16 D/A変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号とスライスレベル上限値とを
    比較する第1の比較器と、前記アナログ信号とスライス
    レベル下限値とを比較する第2の比較器と、前記スライ
    スレベル上限値および前記スライスレベル下限値を時分
    割で設定するD/A変換器と、前記D/A変換器で前記
    スライスレベル上限値が設定された時に前記D/A変換
    器の出力電圧を取り込んで保持し、前記第1の比較器に
    対して前記スライスレベル上限値として与える第1のサ
    ンプルホールド回路と、前記D/A変換器で前記スライ
    スレベル下限値が設定された時に前記D/A変換器の出
    力を取り込んで保持し、前記第2の比較器に対して前記
    スライスレベル下限値として与える第2のサンプルホー
    ルド回路と、前記第1の比較器の出力が一方の入力端子
    に加えられるとともに前記第2の比較器の出力が他方の
    入力端子に加えられ出力端子より前記アナログ信号をス
    ライスレベル上限値およびスライスレベル下限値でスラ
    イスした二値化信号を出力するフリップフロップとを備
    えた二値化回路。
  2. 【請求項2】 第1のサンプルホールド回路が前記D/
    A変換器の出力端子と前記第1の比較器との間に接続さ
    れた第1のスイッチと、前記第1のスイッチの前記第1
    の比較器側の端子とグランドとの間に接続された第1の
    容量とからなり、第2のサンプルホールド回路が前記D
    /A変換器の出力端子と前記第2の比較器との間に接続
    された第2のスイッチと、前記第2のスイッチの前記第
    2の比較器側の端子とグランドとの間に接続された第2
    の容量とからなる請求項1記載の二値化回路。
  3. 【請求項3】 第1のスイッチと第1の容量の接続点と
    第1の比較器との間に第1のオペアンプを挿入し、第2
    のスイッチと第2の容量の接続点と第2の比較器との間
    に第2のオペアンプを挿入した請求項2記載の二値化回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098650A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Anritsu Corp フェージングシミュレータおよび無線通信機器試験システム

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