JPH11309385A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH11309385A
JPH11309385A JP11796198A JP11796198A JPH11309385A JP H11309385 A JPH11309385 A JP H11309385A JP 11796198 A JP11796198 A JP 11796198A JP 11796198 A JP11796198 A JP 11796198A JP H11309385 A JPH11309385 A JP H11309385A
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dust collection
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JP11796198A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hasegawa
正明 長谷川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉塵を捕集する集塵紙の交換が容易な空気清
浄機を提供する。 【解決手段】 ヒンジ(支持部)25結合した二つの保
持体26,26を二つ折り状態から同一平面状に並ぶよ
うに開くことで、集塵紙30はその一面となる集塵電極
27,27の上に容易に装着することができるようにな
る。集塵紙は保持体の端部と、そこに近設したローラ状
の紙押さえ40,40との間に挟み付けて装着保持す
る。取付後、保持体を再び二つ折りし、互いの合わせ端
側に設けたフック42aと係合突起42bとで結合保持
するとユニット構造となり、これにより本体1に組み込
むことも簡単な構造の集塵ユニット10となり、集塵紙
の定期的交換やメンテナンスなども改善される空気清浄
機を提供できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電により粉塵を
帯電させて集塵する空気清浄機に関し、特にその帯電し
た粉塵を捕集するための集塵紙の取付構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、住居や職場の環境を快適な空間と
するために、放電(コロナ放電)により粉塵を帯電させ
て集塵する空気を清浄にする空気清浄機が普及しつつあ
る。このものは、放電による電子流に伴って生じるイオ
ン風を利用し、送風ファンを用いないで運転することが
できるようにもなっているので、特に夜間の低騒音化や
省電力にとって有効である。
【0003】この集塵方法は、放電によって帯電させた
粉塵を引き寄せる集塵電極に集塵紙を被着して捕集する
ことによって行われる。この場合、集塵紙は一定量捕集
すると交換しなければならないので、集塵電極に着脱可
能に被着されるようになっている。
【0004】集塵紙を集塵電極に被着する従来技術とし
ては、例えば特開平8−196938号公報に開示され
たものがある。これは、立設された平板状の集塵電極に
上から被せるようにして集塵紙を被着し、その下端部を
永久磁石付きの紙押さえで押さえるか、バネにより弾性
的に押さえるか、あるいはローラー式の紙押さで押さえ
ている。
【0005】また、出願人においても、提案した集塵紙
の取り付け構造がある(平成9年特許願第244850
号)。このものは、集塵電極が装着された断面U字型を
した集塵ユニットの保持体に、集塵紙を前記集塵電極を
覆うように被着し、集塵紙の両端を、回動自在な断面J
字状をした紙押さえで挟み込んでしかっりと取り付るよ
うにしている。
【0006】ここで、いずれの集塵紙取り付け方法であ
っても、集塵の捕集性を高めるには、集塵紙が集塵電極
に隙間なく密着して取り付けられることが大事である。
また、集塵紙は定期的に新しいものと交換されるので、
その取り外し、取り付けが容易なことが望まれる。
【0007】本発明は、上記従来の集塵紙取り付け構造
をさらに改良し、集塵紙の集塵電極への確実な装着と、
集塵紙の取り付け交換が頗る容易に行えるように図った
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、本体内に設けたファンにより吸気口から
吸い込んだ空気中の粉塵を放電により帯電させるための
放電ユニットと、該放電ユニットの風下側に設けられ、
帯電した粉塵を捕集する集塵ユニットとを備え、前記集
塵ユニットは、それぞれ外面に集塵電極を装着し、互い
が端部の軸着部により開閉自在とされた二つの保持体
と、前記集塵電極を覆うように保持体の集塵紙取付面に
装着した集塵紙の端を保持体端部との間に挟み固定する
ために各保持体に対応して設けたローラ状の紙押さえと
より成り、前記集塵紙を装着する時は、保持体を開きそ
の集塵紙取付面を平面状に展開させた状態にて取り付
け、取付け後、保持体を閉じ集塵紙取付面を二つ折りに
して、本体への取付状態とすることを特徴とする空気清
浄機としたものである。
【0009】また、前記紙押さえは、集塵紙装着の際
に、紙押さえと保持体との間に集塵紙を入れるための隙
間を形成できるように移動可能に設けられていることを
特徴とするものである。
【0010】また、前記紙押さえは、集塵紙を保持体と
の間に挟み固定する保持位置と、保持体との間に集塵紙
を入れるための隙間を作る釈放位置とに移動可能に設け
られていると共に、保持位置では、常時紙押さえは集塵
紙を保持体に押しつけるように附勢されて取り付けられ
ていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0012】図10乃至図17は、本発明の実施形態に
よる空気清浄機の全体構成図である。この空気清浄機
は、前ケース2Aと、後ケース2Bと前カバー3とか
ら、本体1が形成されている。また本体1内部には、後
述する集塵ユニットなどの構造部品を取り付けるための
中ケース4が設けられている。本体1の一側部(図11
中の右側)には、電源をオンオフするための電源スイッ
チ5が設けられていると共に、前記前ケース2Aの片側
にはリモコン操作可能な表示部6が設けられている。ま
た前記前カバー3は、着脱自在に取り付けられており、
本体両側部に設けたクランプボタン7(図13参照)を
押すと取り外しができるようになってる。
【0013】そして、本体1の上面にはスリット状に形
成された開口から成る排気口8が設けられていると共
に、下面部には同じくスリット状に形成された開口から
成る吸気口9が設けられている。
【0014】また図14に示すように本体1前側でその
半分高さくらいの位置には、本体内の通風路10と通気
口11で連通し、ファン13の運転時には吸気口とな
り、イオン風運転時には排気口となる上方に開口したス
リット状の開口部14が設けられている。なお、この開
口部14は詳しくは、図11に示すように、前ケース2
Aの前面側が中央部分が窪むように凹面形状に形成さ
れ、この凹面部に前カバー3の中央部分に取り付けた凸
面状の化粧カバー3aが組み合うことによってそれらの
間に形成される隙間の上方口である。
【0015】13は、前記本体1内の上方部にファンカ
バー16で覆われて配された送風ファンで、ファンモー
タ13Mによって運転されると、室内空気が吸気口9か
ら本体内に吸い込まれ排気口8から吹き出される。そし
てこの本体1内の通風路10には、下側から順にプレフ
ィルタ17、放電ユニット18、集塵ユニット19、静
電フィルタ20、紫外線ランプユニット21、そして前
記送風ファン13とが配置されている 。また、図16
に示すように、本体1の片側には、前記放電ユニット1
8に高電圧(+6,5kV)を印加するための高電圧発
生装置22が、後ケース2Bに収納されて設けられてい
る。
【0016】上記プレフィルタ17は、本体底部に形成
された吸気口9の内側に着脱自在に取り付けられ、吸い
込まれる室内空気中に含まれる粉塵のうち比較的大きな
ものを除去する。
【0017】放電ユニット18は、図14に示すよう
に、コロナ放電を発生させる放電線23と該放電線23
のやや上側に配置された対向電極24、24よりなり、
放電線23から点線矢印に示すようなコロナ放電が生じ
ることにより、対向電極24、24間にある空気中の粉
塵が帯電するとともに、一点鎖線矢印で示すような上方
へのイオン風が生じる。
【0018】集塵ユニット19は、後で詳述するが、支
持部25で開閉する二つの保持体26、26を有し、該
保持体26,26に集塵電極27、27が保持体26、
26を開いたときに同一平面上に並ぶように取り付けら
れており、そして接地電極となる前記集塵電極27、2
7に密着するように、集塵紙30(図1、2等参照)が
取り付けられている構成である。従って、前記放電ユニ
ット18により帯電した粉塵が、イオン風で上方へ流れ
る時に、集塵電極27,27に吸い寄せられて集塵紙3
0に吸着されるのである。
【0019】集塵ユニット19の上部側(下流側)に配
置される静電フィルタ20は、静電気を帯びた不織布等
の繊維材に活性炭等の消臭剤を含ませたフィルタ部材が
使われ、フィルタケース20Yに、図示しないが、集塵
面積を大きくするためにジグザグに折り畳まれた状態で
取り付けられている。静電フィルタ20では、ファン運
転が行われ、放電ユニット18が非作動となり、室内空
気が下部の吸気口9から通気口11を介し開口部14か
ら排出されるように流れるファン運転時に、細かな粉塵
や煙草の煙等も捕集し、また活性炭により煙草の臭い等
も消臭される。
【0020】紫外線ランプユニット21は、紫外線ラン
プ28が紫外線を外部に漏らさずに通風可能とした箱形
のランプユニットケース29の中央部に収納されて、本
体1の内側に張り出したボス29Bに取り付けられてい
る。紫外線ランプユニット21の通風はユニットケース
の上蓋と底板にそれぞれ開けたスリット孔31で行わ
れ、また紫外線の外部漏洩は、同じく上蓋と底板に紫外
線ランプ28を取り囲むように内側に切り起こした切り
起こし片32で阻止されるようになっている。従って、
送風ファン13の吸引により、下から上に向かってユニ
ットケース29内を通る通風を可能にして、通過する空
気を殺菌できるようになっている。また、このとき前カ
バー3側にある開口部14も室内空気の吸い込み口とな
り、通気口11を介し通風路10→静電ユニット20→
ランプユニットケース29へと通風され、その通過する
空気を殺菌する。
【0021】なお、ランプユニットケース29の内面に
は、紫外線を反射しにくい塗料(例えば、フッ素樹脂系
塗料)を塗装することにより、上記紫外線の直接光のみ
ならずユニットケース29内面で反射する反射光も漏れ
出ないようにすることができ、合成樹脂で形成されてい
る本体1のその内壁が紫外線で劣化しないように効果的
に防げる。
【0022】そして紫外線ランプユニット21の上部側
に、貫流式の送風ファン13が設けられており、後ケー
ス2B内部の左側に設置したファンモータ13Mにより
回転駆動される。ファン13の回転軸は、後ケース2B
の内部壁に取り付けた軸受け33により回転自在に支持
されている。この送風ファン13の回転によって吸引さ
れた空気は、本体最上部に形成された排気口8から室内
に排出される。
【0023】さて、イオン風運転時に粉塵を捕集する集
塵ユニット19に付いて説明する。
【0024】図1乃至図5に示すように、集塵ユニット
19は支持部25を軸にして、二つ折り状態と180度
に開いた状態とに開閉可能な二つの函体35,35を備
えている。函体35、35は左右に立設した側板36,
36を有し、その側板36,36間に箱体状をした保持
体26,26が横架された構造に形成されている。
【0025】そして、保持体26,26の平面部に、集
塵電極27,27がそのほぼ全域を覆うように取り付け
られ、その集塵電極27,27のある面側を後述する集
塵紙30の取り付け面37、37としている。なお、保
持体26,26を開閉自在にに支持する前記支持部25
は、函体35,35より夫々軸穴部25cと軸25dと
を側板36、36に一対形成して、両者を嵌合させてヒ
ンジを構成したものである。
【0026】前記各集塵電極27,27はその一端が図
17に示すように保持体26,26の端部に巻き付けら
れるように取り付けられており、保持体26,26が二
つ折りされた時には、互いの集塵電極27,27は、D
部の箇所で接触し共通通電部となると共に、かつ側板3
6,36に形成した窓穴38(図3参照)から露出する
接点部27b、27bが、本体1側の後ケース2Bに設
置されている接地ターミナル39(図17)に接触し給
電状態が形成されるようになっている。
【0027】また、図4に示すようにそれぞれの保持体
26,26に対応させて、ローラ状の紙押さえ40,4
0が側板36,36間に渡した回動軸41に取り付けら
れて、保持体26,26の支持部25とは反対側の端部
に近接した状態で設けられている。すなわち、紙押さえ
40,40は、保持体26,26の端縁部との間に集塵
紙30を入れ、挟み付け固定できる程度の隙間を持つよ
うな近接さで取り付けられている。
【0028】また、保持体26,26を二つ折り状態に
したときに、一方の保持体26に設けたフック42a
が、他方の保持体26に設けた係止突起42bに掛け止
められて、保持体26,26を二つ折り状態に固定保持
するようにするための固定手段が設けられている。
【0029】従って、保持体26,26を支持部25を
支点に開いた時、保持体26,26は図1のように展開
し、その集塵紙取付面37,37が同一平面上に並ぶよ
うになる。このように開いた保持体26,26に、集塵
紙30を集塵紙取付面37,37に張り渡し、そして集
塵紙30の片方の端を一方の紙押さえ40と保持体26
との間の隙間に差し入れる。また、集塵紙30の他方の
端も、もう一方の紙押さえ40と保持体26との間の隙
間に差し入れる。差し入れた集塵紙30の両端は、紙押
さえ40,40で保持体26,26との間に挟み付け固
定される。その際、紙押さえ40,40が回転して、集
塵紙30を動かしぴーんと張って、集塵紙30を集塵電
極27,27に密着させて取り付けることができる。
【0030】こうして、集塵紙30を保持体26,26
に装着したら、保持体26,26を支持部25を支点に
して閉じるように回動させ、二つ折り状態にする。する
と、保持体26,26の合わせ部端側には、フック42
aと係止突起42bとが対設形成されているので、両者
の係合により保持体26,26は二つ折り状態に保持固
定される。その結果、図2のように、集塵紙30は保持
体26,26の外面をU字状にぐるりと取り巻いて、か
つその両端が紙押さえ40,40と保持体26,26と
で挟み込まれて止着されることによって、集塵紙30を
集塵電極27,27に被着固定できる。
【0031】このようにして集塵紙30をセットした集
塵ユニット19が形成されが、その組み上がった集塵ユ
ニット19は本体1に組み込みできる形体となってい
る。よって、集塵ユニット19を本体1に装着する時
は、前カバー3を外し、側板36,36の下部に固定用
突起44が設けられている保持体26の方を後側として
本体1内に挿入する。すると、図16に示すように、前
側に来る保持体26の方に備わっている側板上方の外向
きの固定用突起45、45が、本体1内部に形成されて
いる固定用の凹段部46、46に嵌まり込み、また保持
体26側の前記固定用突起44、44が、内ケース4に
切欠溝にて形成した弾性壁47,47の下端に設けた弾
性突起47g、47gと弾性的に係合して、集塵ユニッ
ト19を本体1に着脱自在に取り付けることができるよ
うになっている。
【0032】こうして、集塵ユニット19を本体1にセ
ットすれば、図14の構成になる。よって、放電ユニッ
ト18により帯電される粉塵は、イオン風に乗って集塵
ユニット19の通風路10を通る間に接地電極である集
塵電極板27,27に引き寄せられ、その表面に被着さ
れた集塵紙30に捕集される。粉塵を多量に捕集して真
っ黒に成った集塵紙30は、フック42aと係止突起4
2bとの係合を外し、保持体26,26を、図1のよう
に180度に開き、 紙押さえ40,40から集塵紙3
0を引き抜いて新しい集塵紙を再び紙押さえ40,40
と保持体26,26との間に差し入れることにより交換
される。
【0033】このように集塵ユニット19は開閉自在の
二つ折り構成の保持体26,26を備え、保持体26,
26を開くとそれに設けた集塵電極27,27が同一平
面上に並び、集塵紙30はこの一面的に並ぶ集塵紙取付
面37,37に取り付けることとなるので、集塵紙30
の装着がしやすい。そして、集塵電極27,27に被着
させた集塵紙30の両端を紙押さえ40,40で保持体
26,26との間に挟み込めば、簡単に取り付けること
ができ、集塵紙30の交換作業が容易に行える。
【0034】次に図6及び図7は、集塵ユニット19の
他の実施例にかかる構成である。
【0035】この実施例では、紙押さえ40,40を取
り付けている回動軸49、49を移動可能に設ける構成
とすることにより、紙押さえ40,40と保持体26,
26との間に集塵紙を入れるための隙間ができるように
して、集塵紙30を取り付け易くしたものである。
【0036】すなわち、保持体26,26の左右の側板
36,36には、L字形状をしたスライド溝48、48
を形成し、そのスライド溝48、48に紙押さえ40,
40の支持部材である回動軸49、49の両端部を挿通
し、移動自在に支持する。また、スライド溝48、48
には、AとBで示す両端の位置に入り口側をすぼまらせ
て回動軸43が入り込んだ時にその位置A,Bに保持す
るような保持用突起50a、50bを形成している。
【0037】こうした構成により、回動軸49がスライ
ド溝48、48の下端部(位置B)にある時は、紙押さ
え40、40が集塵紙30を保持体26,26との間に
挟み付け固定する紙保持状態になり、一方この位置から
回動軸49、49をスライド溝48、48に沿って移動
させ、その横溝部48cの奥部(位置A)に移動させれ
ば、ローラ状の紙押さえ40,40は保持体26,26
から離間し、紙押さえ40,40と保持体26,26と
の間に集塵紙30を入れるのに十分な隙間Sを作れる釈
放状態とすることができるようになっている。
【0038】集塵紙30の装着は、図7に示す通りであ
って、先の実施例と同様に保持体26,26同士のフッ
ク42aと係止突起42bとの係合を外し、二つの保持
体26,26を180度に開いて同一平面上に並ばせ
る。そして、次に集塵紙30を装着する前に、回動軸4
9をスライド溝48に沿ってA位置まで移動する。これ
により、紙押さえ40と保持体26との間に集塵紙30
を入れるための十分に余裕のある隙間ができる。移動し
た回動軸49は保持用突起50aで位置Aに保持される
ので、そのまま開いている隙間に集塵紙30を容易に差
し入れることができる。そして集塵紙30を差し込んだ
ら、回動軸49をスライド溝46に沿って反対側の位置
Bの方に移動することによって、集塵紙30の片端が紙
押さえ40と保持体26との間に挟み込まれて保持され
る。このとき、回動軸49は保持用突起50bで動かな
いように位置Bに保持されるので、集塵紙30は確実に
取り付けられる。同様に集塵紙30の他方の端も、回動
軸49を位置Aに動かし、次いで位置Bに戻す操作をす
ることで、保持体26との間に保持される。
【0039】この後、保持体26,26を閉じると、回
動軸49は位置Bにて回転し、集塵紙30を引っ張るよ
うに動かされ保持体26,26にしっかりと張られて保
持される。それぞれの回動軸49,49はスライド溝4
8,48に形成した保持用突起50b、50bで抜け止
めされ、位置Bに保持されるので、集塵紙30は保持体
に確実にかつ安定して取り付けられる。なお、スライド
溝48,48に差し込んだ回動軸49,49の両端に
は、側板36,36の内側に当接するストッパーを5
1,51を設けて、回動軸49,49が軸方向に動いて
がたつくかないようにしている。
【0040】このように紙押さえ40,40を集塵紙3
0が取り付け易いように、保持体26,26との間に隙
間Sができる位置と、集塵紙30を保持体26,26と
の間に挟み込む位置とに移動可能としてあるので、集塵
紙30の取り付けが容易に行えると共に、集塵紙30の
安定した装着を行えるものとなっている。
【0041】また、図8および図9に示すものは、さら
に他の実施例を示している。
【0042】この実施例では、側板36,36にストレ
ートな形状のスライド溝52,52を形成する。一方、
ローラ状の紙押さえ40,40は、円柱状の支持軸5
3,53に回転自在に取り付けられている。そして、ス
ライド溝52,52に嵌まる前記支持軸53,53の両
端は、その対抗する端部を直線状にカットした軸部53
b、53bとして、スライド溝52,52に合わせた形
状としている。よって、この非円形の軸部53b、53
bにより、支持軸53、53は、スライド溝52,52
にそれ自身は回転しない状態でもって、図9中、上下方
向に移動自在に取り付けられている。
【0043】また、各支持軸53,53の両端にバネ
(合計4ケ)54,54を、側板36,36に設けたバ
ネ取付座55、55との間に張設し、このバネ54,5
4の引っ張り力により支持軸53,53をスライド溝5
2,52のCの位置に引っ張り保持し、これにより、常
時紙押さえ40,40が集塵紙30を保持体26,26
との間に挟みつけるような附勢力を作用させて、紙固定
状態を維持させる構成としてある。また、バネ54,5
4で紙保持状態に引っ張られている支持軸53,53を
安定して支承できるように、側板36,36の内側に半
円弧状の承け座56,56を設けている。
【0044】集塵紙30を取り付けるときは、この実施
例でも、フック42aを係止突起42bから外し、保持
体26,26を180度に先ず開く。そして、支持軸5
3をバネ54に抗して、スライド溝52の位置Cから位
置Dの方へと移動させ(図9の左図の状態)、その位置
に手で押さえて保持し、紙押さえ40,40と保持体2
6,26との間に隙間Sを作る。
【0045】こうしてできた隙間Sに集塵紙30を差し
入れて、支持軸53を元の位置Cに戻せば(図9の右図
の状態)、バネ54、54で引き戻った紙押さえ40と
保持体26との間に集塵紙30の端が挟み込まれて取り
付けられる。支持軸53は、常にバネ54,54で同9
図中、下方に引っ張られ、位置Cに止められているの
で、紙押さえ40にはバネ54,54による集塵紙を押
さえ付ける方向の附勢力が働き、集塵紙30を保持体2
6との間で安定してかつ確実に挟み固定することができ
る。集塵紙30の他方の端も同様な支持軸53の移動操
作によって、保持体26との間に挟み固定される。この
後、保持体26,26を二つ折りにして、フック42a
を係止突起42bに掛ければ、紙押さえ40、40は回
転し、集塵紙30をスムーズに動かし、保持体26,2
6の表面にしっかりと張られて、集塵ユニット19への
セットは完了する。
【0046】こうして紙押さえ40,40は集塵紙30
を取り付け易いように保持体26,26との間に隙間S
を作れるように移動自在とし、また集塵紙30を挟み込
んだら、その挟み込み状態を維持するように紙押さえ4
0,40をバネ54,54で集塵紙30に附勢保持し
て、集塵紙30は保持体26,26にU字状にしっかり
と張られて安定した装着を達成させている。
【0047】次に、上記のように構成された本実施形態
の動作について、簡単に説明する。
【0048】先ず、イオン風運転による集塵について説
明する。空気があまり汚れていない夜間等において、リ
モコン操作等によりイオン風運転をモードを選択する
と、送風ファン13と紫外線ランプユニット21は停止
したままの状態で、高圧発生装置22の電源のみがオン
となる。
【0049】高圧発生装置22がオンとなると、放電ユ
ニット18の放電線23に+6.5KVの高電圧が印加
され、接地電極である対向電極24,24へ向かってコ
ロナ放電が発生する。このコロナ放電によりイオン風が
発生し、吸気口9から室内空気が吸い込まれる。
【0050】吸い込まれた空気は、プレフィルタ17を
通過することにより、比較的大きな粉塵が除去されてか
ら放電ユニット18に入り、放電線23と対向電極2
4,24との間で空気中の粉塵がプラスに帯電する。帯
電した粉塵は、集塵ユニット19の通風路10を通過中
に接地電極である集塵電極板27,27に引き寄せられ
て、その表面に被着された集塵紙30に捕集される。
【0051】粉塵が取り除かれて、きれいになった空気
は、集塵ユニット19と静電フィルタ20間の前カバー
3に形成された通気口11を介して、その上部側に形成
された吸排気口である開口部14から室内に排出され
る。
【0052】このように、イオン風運転時には、送風フ
ァン13や紫外線ランプユニット21が動作しないの
で、静音で省電力な集塵を行うことができる。
【0053】次に、ファン運転による集塵について説明
する。空気が汚れ易い日中や喫煙時において、リモコン
操作によりファン運転モードを選択すると、ファンモー
タ13Mと共に、紫外線ランプ28にも通電される。な
お、高電圧発生装置22へは、通電せず、放電ユニット
18は作動させない。
【0054】送風ファン13が回転すると、その吸引力
により、図14の実線矢印で示すように、室内下方の空
気が本体底部の吸気口9を介して、また室内上方の空気
が前記イオン風運転時に排気口として機能した開口部1
4より、それぞれ本体1部に取り込まれる。
【0055】吸気口9から吸い込まれた空気は、プレフ
ィルタ17で比較的大きな粉塵が除去された後、放電ユ
ニット18及び集塵ユニット19を素通りして、静電フ
ィルタ20に吸い込まれる。また、開口部14より吸い
込まれた室内上方の空気は、前カバー3に形成された通
気口11を通して、静電フィルタ20に吸い込まれる。
【0056】静電フィルタ20では、細かな粉塵や煙草
の煙等も捕集され、また活性炭により煙草の臭いも消臭
され、それらを除去された空気は、その一部が紫外線ラ
ンプユニット21へと誘導され、殺菌される。紫外線ラ
ンプ28で殺菌された空気及びその前後を通過した空気
は、送風ファン13を介して、上部の排気口8から排出
される。なお、一部の空気しか紫外線ランプ28を通ら
なくても、殺菌されなかった空気が循環して再び吸い込
まれるので、時間経過とともに室内全体の空気が殺菌さ
れる。
【0057】なお、上記実施形態では、放電ユニット1
8のみを動作させるイオン風運転モードと、送風ファン
13及び紫外線ランプユニット21を動作させるファン
運転モードのみを設けたが、ファン運転時にさらに放電
ユニット18を動作させるモードを設けても良く、この
場合は、集塵ユニット19と静電フィルタ20の両方
で、方式の異なった集塵動作が行われるため、集塵性能
の向上が期待できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、開いた状
態と合体した二つ折り状態とに開閉自在な二つの保持体
の外面に、集塵電極を取り付けた構造の集塵ユニットで
あり、保持体を開くと集塵電極のある集塵紙取付面が平
面状に並ぶようになるため、集塵紙を集塵電極に被着す
るように取り付ける作業が容易に行えるようになる。
【0059】そして、取り付けた集塵紙は、保持体の端
部に近接配置したローラ状の紙押さえで、保持体との間
に挟み固定される構造となっているので、集塵紙を集塵
電極に密着させて取り付けることが確実にできる。
【0060】さらに集塵紙取付け後、保持体を二つ折り
すれば、集塵紙が保持体の周りをぐるりとたるみなく取
り巻くように集塵電極に装着され、かつ本体にすぐ組み
入れできるユニット構造になるので、集塵ユニットを本
体に装着することも簡単になる。これにより、集塵紙交
換作業を能率的に済ませることができるようになる。
【0061】また、ローラ状の紙押さえを、保持体から
離れる方向に移動可能に設けるような構造とすること
で、集塵紙を紙押さえと保持体との間に入れ易くする隙
間を作れるようになり、集塵紙の取り付けが一層容易に
行えるようになる。
【0062】さらに、紙押さえが集塵紙を入れ易いやす
いように保持体との間に隙間を作る釈放位置から、紙を
保持体との間に挟み付ける保持位置とに移動したとき
に、紙押さえには常時、バネ手段等で紙押さえが紙を保
持体に押さえ付けるような附勢力が働くようにしたの
で、集塵紙取り付け後も、紙はしっかりと取り付けら
れ、脱落するようなこともないので、塵埃の確実な捕集
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集塵ユニットを開き集塵紙を取り付け
た状態の様相を示す縦断面図。
【図2】集塵紙の取り付けを完了した状態を示す上記集
塵ユニットの縦断面図。
【図3】集塵ユニットの斜視図。
【図4】集塵ユニットを紙押さえ側から見た状態に斜視
図。
【図5】集塵ユニットの平面図。
【図6】他の実施例に係る集塵ユニットの斜視図。
【図7】上記集塵ユニットによる集塵紙の取り付けの様
相を示す縦断面図。
【図8】さらに、別の実施例に係る集塵ユニットの斜視
図。
【図9】上記集塵ユニットによる集塵紙の取り付けの様
相を示す縦断面図。
【図10】本発明の空気清浄機の正面図。
【図11】同じく、その上面図。
【図12】同じく、その下面図。
【図13】同じく、その側面図。
【図14】同じく、その内部構成を示す その側断面
図。
【図15】上記実施形態に内部構成を示す正面図。
【図16】上記図14のA−A断面図。
【図17】上記図14のB−B部断面の拡大断面図。
【符号の説明】
1 本体 8 排気口 9 吸気口 13 ファン 14 開口部(吸排気口) 18 放電ユニット 19 集塵ユニット 20 静電フィルタ 21 紫外線ランプユニット 25 支持部 26,26 保持体 27,27 集塵電極 30 集塵紙 40 ローラー状の紙押さえ 41、49 回動軸 42a フック 42b 係止突起 48、52 スライド溝 53 支持軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設けたファンにより吸気口から
    吸い込んだ空気中の粉塵を放電により帯電させるための
    放電ユニットと、該放電ユニットの風下側に設けられ、
    帯電した粉塵を捕集する集塵ユニットとを備え、 前記集塵ユニットは、それぞれ外面に集塵電極を装着
    し、互いが端部の軸着部により開閉自在とされた二つの
    保持体と、前記集塵電極を覆うように保持体の集塵紙取
    付面に装着した集塵紙の端を保持体端部との間に挟み固
    定するために各保持体に対応して設けたローラ状の紙押
    さえとより成り、前記集塵紙を装着する時は、保持体を
    開きその集塵紙取付面を平面状に展開させた状態にて取
    り付け、取付け後、保持体を閉じ集塵紙取付面を二つ折
    りにして、本体への取付状態とすることを特徴とする空
    気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記紙押さえは、集塵紙装着の際に、紙
    押さえと保持体との間に集塵紙を入れるための隙間を形
    成できるように移動可能に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記紙押さえは、集塵紙を保持体との間
    に挟み固定する保持位置と、保持体との間に集塵紙を入
    れるための隙間を作る釈放位置とに移動可能に設けられ
    ていると共に、保持位置では、常時紙押さえは集塵紙を
    保持体に押しつけるように附勢されて取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項1および2のいずれかに記載
    する空気清浄機。
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