JPH11309748A - 射出成形同時絵付方法及び装置 - Google Patents
射出成形同時絵付方法及び装置Info
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- JPH11309748A JPH11309748A JP12089398A JP12089398A JPH11309748A JP H11309748 A JPH11309748 A JP H11309748A JP 12089398 A JP12089398 A JP 12089398A JP 12089398 A JP12089398 A JP 12089398A JP H11309748 A JPH11309748 A JP H11309748A
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- JP
- Japan
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- sheet
- painting
- tension
- shot
- female
- Prior art date
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- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雌型パーティング面上に供給された1ショッ
ト分の絵付シートの弛みを合理的かつ確実に取ることが
できるようにされ、もって、得られる積層製品にシワ等
の不具合が生じないようにされた射出成形同時絵付装置
を提供する。 【解決手段】 クランプ手段20における雌型12に対
接する面側に、1ショット分の絵付シートSにテンショ
ンを付与するためのテンション調整用凸部50が設けら
れ、かつ、前記雌型12に、前記テンション調整用凸部
50によって前記1ショット分の絵付シートSの外周部
が押し込まれるようにシート押し込み用凹部30が設け
られてなる。
ト分の絵付シートの弛みを合理的かつ確実に取ることが
できるようにされ、もって、得られる積層製品にシワ等
の不具合が生じないようにされた射出成形同時絵付装置
を提供する。 【解決手段】 クランプ手段20における雌型12に対
接する面側に、1ショット分の絵付シートSにテンショ
ンを付与するためのテンション調整用凸部50が設けら
れ、かつ、前記雌型12に、前記テンション調整用凸部
50によって前記1ショット分の絵付シートSの外周部
が押し込まれるようにシート押し込み用凹部30が設け
られてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形と同時に
型内で図柄や文字等が施された絵付シートを射出樹脂成
形体の表面に一体的に接着積層して加飾積層品(製品)
を得るようにした射出成形同時絵付装置に関する。
型内で図柄や文字等が施された絵付シートを射出樹脂成
形体の表面に一体的に接着積層して加飾積層品(製品)
を得るようにした射出成形同時絵付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形と同時に射出樹脂成形体の表面
に絵付シートを一体的に接着する射出成形同時絵付方法
としては、従来より幾つもの態様が提案されているが、
それらの大半は、次の(a)〜(i)の工程の全部又は
幾つかを記述順に又はその順番を入れ換えて、順次、又
は複数の工程を同時に重複してもしくは並列的に行うよ
うにされている(特公昭50−19132号、実公平3
−56344号、特公平7−41637号公報等を参
照)。
に絵付シートを一体的に接着する射出成形同時絵付方法
としては、従来より幾つもの態様が提案されているが、
それらの大半は、次の(a)〜(i)の工程の全部又は
幾つかを記述順に又はその順番を入れ換えて、順次、又
は複数の工程を同時に重複してもしくは並列的に行うよ
うにされている(特公昭50−19132号、実公平3
−56344号、特公平7−41637号公報等を参
照)。
【0003】(a)絵付シートを射出成形に用いられる
雌型のパーティング面上に供給するシート供給工程。 (b)絵付シートを雌型のパーティング面に固定保持す
るクランプ工程。 (c)絵付シートを熱盤等により加熱軟化させる加熱軟
化工程。 (d)絵付シートを真空吸引及び/又は圧空供給等によ
り雌型のキャビティに沿わせるように延伸させる延伸工
程(予備成形工程)。 (e)雌型と雄型の一方(通常は雌型)を他方(通常は
雄型)側へ移動させて型締めを行う型締め工程。 (f)雌型と雄型との間に形成されるキャビティ内に雄
型側から流動状態の樹脂(熔融樹脂)を注入充填して射
出成形を行う射出成形工程。 (g)雌型と雄型とを離間させる型開き工程。 (h)絵付シートのうちの射出樹脂成形体に接着付随さ
せるべき部分を他の部分(余剰部分)から切り離すシー
トトリミング工程。 (i)絵付シートが接着積層された積層品を雄雌両成形
型から取り出す取出工程。
雌型のパーティング面上に供給するシート供給工程。 (b)絵付シートを雌型のパーティング面に固定保持す
るクランプ工程。 (c)絵付シートを熱盤等により加熱軟化させる加熱軟
化工程。 (d)絵付シートを真空吸引及び/又は圧空供給等によ
り雌型のキャビティに沿わせるように延伸させる延伸工
程(予備成形工程)。 (e)雌型と雄型の一方(通常は雌型)を他方(通常は
雄型)側へ移動させて型締めを行う型締め工程。 (f)雌型と雄型との間に形成されるキャビティ内に雄
型側から流動状態の樹脂(熔融樹脂)を注入充填して射
出成形を行う射出成形工程。 (g)雌型と雄型とを離間させる型開き工程。 (h)絵付シートのうちの射出樹脂成形体に接着付随さ
せるべき部分を他の部分(余剰部分)から切り離すシー
トトリミング工程。 (i)絵付シートが接着積層された積層品を雄雌両成形
型から取り出す取出工程。
【0004】なお、複数の工程を同時に重複して行うと
は、複数の工程が一工程に含まれることをいい、例え
ば、前記(e)の型締め工程において絵付シートを雌型
と雄型との間に挟んで固定保持するようになせば、該型
締め工程と同時に重複して前記(b)のクランプ工程が
行われたことになり、また、前記(f)の射出成形工程
において絵付シートを射出された熔融樹脂の熱と圧力に
より延伸させるようになせば、該射出成形工程と同時に
重複して前記(d)の延伸工程が行われたことになる場
合をいう。
は、複数の工程が一工程に含まれることをいい、例え
ば、前記(e)の型締め工程において絵付シートを雌型
と雄型との間に挟んで固定保持するようになせば、該型
締め工程と同時に重複して前記(b)のクランプ工程が
行われたことになり、また、前記(f)の射出成形工程
において絵付シートを射出された熔融樹脂の熱と圧力に
より延伸させるようになせば、該射出成形工程と同時に
重複して前記(d)の延伸工程が行われたことになる場
合をいう。
【0005】また、絵付シートとしては、製品種別に応
じて貼合わせ積層シート(ラミネートシート)と転写シ
ートのいずれかが用いられ、ラミネートシートである場
合には、射出成形によりそのままで絵付けが行われたこ
とになり、射出樹脂成形体の表面にシート全層が接着一
体化して化粧層となる。それに対し、絵付シートが転写
シートである場合には、射出樹脂成形体の表面に一体化
した絵付シートのうちの支持体シートを剥離し、装飾層
等の転写層のみを射出樹脂成形体側に残留させて化粧層
となすことにより絵付けが完了する。
じて貼合わせ積層シート(ラミネートシート)と転写シ
ートのいずれかが用いられ、ラミネートシートである場
合には、射出成形によりそのままで絵付けが行われたこ
とになり、射出樹脂成形体の表面にシート全層が接着一
体化して化粧層となる。それに対し、絵付シートが転写
シートである場合には、射出樹脂成形体の表面に一体化
した絵付シートのうちの支持体シートを剥離し、装飾層
等の転写層のみを射出樹脂成形体側に残留させて化粧層
となすことにより絵付けが完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出成形同
時絵付方法においては、前記したように、絵付シートの
1ショット分を雌型のパーティング面上に供給する必要
があるが、このシート供給方式としては、ロール状に
巻き取られた長尺帯状の絵付シートの1ショット分を雌
型上流から巻出機で巻き出すとともに、雌型下流にて巻
き取る巻き出し巻き取り方式(ロール/ロール方式)、
ロール状に巻き取られた長尺帯状の絵付シートの先端
を搬送チャック等で把持して雌型のパーティング面上に
供給するとともに、1ショット分毎に切断して枚葉シー
トとなす方式、枚葉シートの状態に切断されている1
ショット分の絵付シートの搬送方向前後端あるいは幅方
向両端をチャック等で把持して雌型パーティング面上に
供給する方式、等が知られているが、いずれの方式で
も、雌型パーティング面上に供給された直後の絵付シー
トには弛みが生じやすく、この弛みに起因して、得られ
た積層製品の表面(絵付シート)にシワ等の不具合が生
じてしまうことがあった。
時絵付方法においては、前記したように、絵付シートの
1ショット分を雌型のパーティング面上に供給する必要
があるが、このシート供給方式としては、ロール状に
巻き取られた長尺帯状の絵付シートの1ショット分を雌
型上流から巻出機で巻き出すとともに、雌型下流にて巻
き取る巻き出し巻き取り方式(ロール/ロール方式)、
ロール状に巻き取られた長尺帯状の絵付シートの先端
を搬送チャック等で把持して雌型のパーティング面上に
供給するとともに、1ショット分毎に切断して枚葉シー
トとなす方式、枚葉シートの状態に切断されている1
ショット分の絵付シートの搬送方向前後端あるいは幅方
向両端をチャック等で把持して雌型パーティング面上に
供給する方式、等が知られているが、いずれの方式で
も、雌型パーティング面上に供給された直後の絵付シー
トには弛みが生じやすく、この弛みに起因して、得られ
た積層製品の表面(絵付シート)にシワ等の不具合が生
じてしまうことがあった。
【0007】前記絵付シートの弛みのうちの、絵付シー
ト搬送方向(長手方向)に沿う方向の弛みは、前記、
の絵付シートを巻出機から巻き出す方式の場合は、前
記巻出機を逆転させて絵付シートを巻き戻して絵付シー
トにテンションを付与することで取ることができるが、
前記のように、予め枚葉シートの状態に切断されてい
る絵付シートでは、上記のように絵付シートにテンショ
ンを付与して弛みを取ることは難しい。
ト搬送方向(長手方向)に沿う方向の弛みは、前記、
の絵付シートを巻出機から巻き出す方式の場合は、前
記巻出機を逆転させて絵付シートを巻き戻して絵付シー
トにテンションを付与することで取ることができるが、
前記のように、予め枚葉シートの状態に切断されてい
る絵付シートでは、上記のように絵付シートにテンショ
ンを付与して弛みを取ることは難しい。
【0008】また、いずれの方式でも、絵付シート供給
手段のみによって絵付シートの幅方向の弛みを取ること
は困難であった。本発明は、上述の如くの問題を解消す
べくなされたもので、その目的とするところは、雌型パ
ーティング面上に供給された1ショット分の絵付シート
の弛みを合理的かつ確実に取ることができるようにさ
れ、もって、得られる積層製品にシワ等の不具合が生じ
ないようにされた射出成形同時絵付装置を提供すること
にある。
手段のみによって絵付シートの幅方向の弛みを取ること
は困難であった。本発明は、上述の如くの問題を解消す
べくなされたもので、その目的とするところは、雌型パ
ーティング面上に供給された1ショット分の絵付シート
の弛みを合理的かつ確実に取ることができるようにさ
れ、もって、得られる積層製品にシワ等の不具合が生じ
ないようにされた射出成形同時絵付装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る射出成形同時絵付装置は、基本的に
は、雄雌両成形型を備え、前記雌型のパーティング面上
に1ショット分の絵付シートを供給するとともに、供給
された絵付シートをクランプ手段によって前記パーティ
ング面上に押圧固定するとともに、前記雌型キャビティ
に沿って密着させるべく延伸させ、その後、前記雄雌両
成形型の型締めを行って、射出成形機からの流動状態の
樹脂を前記雄型から前記雌型と雄型との間に形成される
成形キャビティへ射出充填し、この樹脂が固化した後、
前記雄雌両成形型の型開きを行い、前記雄雌両成形型か
ら絵付シートが接着積層された積層製品を取り出すよう
にされてなる。
く、本発明に係る射出成形同時絵付装置は、基本的に
は、雄雌両成形型を備え、前記雌型のパーティング面上
に1ショット分の絵付シートを供給するとともに、供給
された絵付シートをクランプ手段によって前記パーティ
ング面上に押圧固定するとともに、前記雌型キャビティ
に沿って密着させるべく延伸させ、その後、前記雄雌両
成形型の型締めを行って、射出成形機からの流動状態の
樹脂を前記雄型から前記雌型と雄型との間に形成される
成形キャビティへ射出充填し、この樹脂が固化した後、
前記雄雌両成形型の型開きを行い、前記雄雌両成形型か
ら絵付シートが接着積層された積層製品を取り出すよう
にされてなる。
【0010】そして、前記クランプ手段における前記雌
型に対接する面側に、前記1ショット分の絵付シートに
テンションを付与するためのテンション調整用凸部が設
けられ、かつ、前記雌型に、前記テンション調整用凸部
によって前記絵付シートの外周部が押し込まれるように
シート押し込み用凹部が設けられていることを特徴とし
ている。
型に対接する面側に、前記1ショット分の絵付シートに
テンションを付与するためのテンション調整用凸部が設
けられ、かつ、前記雌型に、前記テンション調整用凸部
によって前記絵付シートの外周部が押し込まれるように
シート押し込み用凹部が設けられていることを特徴とし
ている。
【0011】このような構成とされた本発明装置におい
ては、雌型のパーティング面上に1ショット分の絵付シ
ートが供給された後、この絵付シートを雌型パーティン
グ面に押圧固定すべく、例えば矩形枠状のクランパーか
らなるクランプ手段を雌型側に前進させる。
ては、雌型のパーティング面上に1ショット分の絵付シ
ートが供給された後、この絵付シートを雌型パーティン
グ面に押圧固定すべく、例えば矩形枠状のクランパーか
らなるクランプ手段を雌型側に前進させる。
【0012】この際、前記クランプ手段に設けられてい
るテンション調整用凸部の突端部が1ショット分の絵付
シートの外周部の全周又はその一部に圧接し、この圧接
状態で前記雌型に設けられシート押し込み用凹部に向け
て前進し、最終的には、前記テンション調整用凸部が前
記1ショット分の絵付シートの外周部の全周又はその一
部を伴って前記シート押し込み用凹部に入り込み、それ
に従い、前記1ショット分の絵付シートの外周部の全周
又はその一部が前記シート押し込み用凹部内に押し込ま
れる。
るテンション調整用凸部の突端部が1ショット分の絵付
シートの外周部の全周又はその一部に圧接し、この圧接
状態で前記雌型に設けられシート押し込み用凹部に向け
て前進し、最終的には、前記テンション調整用凸部が前
記1ショット分の絵付シートの外周部の全周又はその一
部を伴って前記シート押し込み用凹部に入り込み、それ
に従い、前記1ショット分の絵付シートの外周部の全周
又はその一部が前記シート押し込み用凹部内に押し込ま
れる。
【0013】これにより、前記絵付シートの内周部(中
央部)は、前記テンション調整用凸部が設けられている
外周側に向けて引っ張られて、該テンション調整用凸部
の高さに応じたテンションが付与され、それに生じてい
る弛みが合理的かつ確実に取られることになる。この結
果、当該装置により得られる積層製品の表面(絵付シー
ト)には、シワ等の不具合が生じない。
央部)は、前記テンション調整用凸部が設けられている
外周側に向けて引っ張られて、該テンション調整用凸部
の高さに応じたテンションが付与され、それに生じてい
る弛みが合理的かつ確実に取られることになる。この結
果、当該装置により得られる積層製品の表面(絵付シー
ト)には、シワ等の不具合が生じない。
【0014】本発明装置の好ましい態様では、前記テン
ション調整用凸部は、前記クランプ手段とは別体に作製
されて、前記クランプ手段に着脱自在に取り付けられる
ようにされ、さらに好ましくは、その突出高さを変更で
きるようにされる。突出高さの変更は、高さの異なる複
数種類のテンション調整用凸部を用意しておいて、適宜
にクランプ手段に付け代える、クランプ手段とテンショ
ン調整用凸部との間に突出高さ調整用のスペーサ類を介
装する、等の方策が採られる。
ション調整用凸部は、前記クランプ手段とは別体に作製
されて、前記クランプ手段に着脱自在に取り付けられる
ようにされ、さらに好ましくは、その突出高さを変更で
きるようにされる。突出高さの変更は、高さの異なる複
数種類のテンション調整用凸部を用意しておいて、適宜
にクランプ手段に付け代える、クランプ手段とテンショ
ン調整用凸部との間に突出高さ調整用のスペーサ類を介
装する、等の方策が採られる。
【0015】このように、テンション調整用凸部の突出
高さを変更できるようになすことにより、絵付シートに
付与されるテンションを微妙に調整でき、絵付シートに
最適のテンションを付与することが可能となる。また、
前記テンション調整用凸部は、好ましくは、ウレタンゴ
ム等の弾性体で作製され、そのの突端部には丸みが付け
られ、さらに好ましくは、前記シート押し込み用凹部の
開口端縁部にはアールが施される。このようにされるこ
とにより、絵付シートの外周部をシート押し込み用凹部
に押し込む際に、その押し込み操作が円滑かつ確実に行
われ、該押し込み操作によって絵付シートが前記凸部や
凹部に引っ掛かったり、擦れて傷ついたりする事態を効
果的に回避できる。
高さを変更できるようになすことにより、絵付シートに
付与されるテンションを微妙に調整でき、絵付シートに
最適のテンションを付与することが可能となる。また、
前記テンション調整用凸部は、好ましくは、ウレタンゴ
ム等の弾性体で作製され、そのの突端部には丸みが付け
られ、さらに好ましくは、前記シート押し込み用凹部の
開口端縁部にはアールが施される。このようにされるこ
とにより、絵付シートの外周部をシート押し込み用凹部
に押し込む際に、その押し込み操作が円滑かつ確実に行
われ、該押し込み操作によって絵付シートが前記凸部や
凹部に引っ掛かったり、擦れて傷ついたりする事態を効
果的に回避できる。
【0016】また、別の一つの好ましい態様では、前記
テンション調整用凸部は、1ショット分の絵付シートの
外周部全周を前記押し込み用凹部に押し込めるように、
環状に形成され、他の好ましい態様では、前記テンショ
ン調整用凸部は、1ショット分の絵付シートの外周部の
一部のみを前記押し込み用凹部に押し込むように非環
状、すなわち、テンションを付与したい方向にだけ設け
られる。このようにされることにより、絵付シートの弛
み状態や得るべき積層製品形状等に応じて適切にテンシ
ョンバランスを調整することができる。
テンション調整用凸部は、1ショット分の絵付シートの
外周部全周を前記押し込み用凹部に押し込めるように、
環状に形成され、他の好ましい態様では、前記テンショ
ン調整用凸部は、1ショット分の絵付シートの外周部の
一部のみを前記押し込み用凹部に押し込むように非環
状、すなわち、テンションを付与したい方向にだけ設け
られる。このようにされることにより、絵付シートの弛
み状態や得るべき積層製品形状等に応じて適切にテンシ
ョンバランスを調整することができる。
【0017】本発明において、雄雌両成形型は、鉄等の
金属あるいはセラミックス等で作製され、それらに必要
に応じて、予備成形を行うための真空吸引や圧空供給用
に小孔(真空吸引孔等)を設ける。また、雌型を複数の
分割部分の集合体で構成(いわゆる入れ子構造に)し、
隣合う分割部分間にスリット状の隙間を形成してこの隙
間を真空吸引孔として用いて真空吸引を行うようにして
もよい。
金属あるいはセラミックス等で作製され、それらに必要
に応じて、予備成形を行うための真空吸引や圧空供給用
に小孔(真空吸引孔等)を設ける。また、雌型を複数の
分割部分の集合体で構成(いわゆる入れ子構造に)し、
隣合う分割部分間にスリット状の隙間を形成してこの隙
間を真空吸引孔として用いて真空吸引を行うようにして
もよい。
【0018】そして、この雌型には、前記したシート押
し込み用凹部を設ける。このシート押し込み用凹部は、
前記絵付シートの外周部と前記テンション調整用凸部が
入り込める程度の幅及び深さを持ち、テンション調整用
凸部の外形に応じて例えば環状に、あるいは、2本平行
に、等の形態をもって凹溝状に穿設する。前記雄型に
は、流動状態の樹脂を射出するためのランナーと所要本
のゲートを設ける。ゲートの本数、位置、形状等は、得
るべき製品の形状等を勘案して自由に設定することがで
きる。
し込み用凹部を設ける。このシート押し込み用凹部は、
前記絵付シートの外周部と前記テンション調整用凸部が
入り込める程度の幅及び深さを持ち、テンション調整用
凸部の外形に応じて例えば環状に、あるいは、2本平行
に、等の形態をもって凹溝状に穿設する。前記雄型に
は、流動状態の樹脂を射出するためのランナーと所要本
のゲートを設ける。ゲートの本数、位置、形状等は、得
るべき製品の形状等を勘案して自由に設定することがで
きる。
【0019】また、絵付シートを雌型パーティング面に
固定保持すべくクランプ手段を付設する。クランプ手段
としては、枠状ないし井桁状の押さえ板等を用いること
ができ、その駆動は、型締め動作等の成形用駆動力を用
いたり、イジェクターピン駆動機構の動力を利用したり
することができる他、別途に流体圧アクチュエーター等
の駆動手段を設けることによりなされる。そして、この
クランプ手段にテンション調整用凸部を設ける。テンシ
ョン調整用凸部はクランプ手段と一体に設けてもよい
が、前記したように別体に作製して後付けする方が好ま
しい。テンション調整用凸部をクランプ手段に取り付け
る態様は、いかなる手法を用いてもよく、例えば、クラ
ンプ手段の雌型に対接する面に取付溝を穿設して、これ
に前記テンション調整用凸部を圧入する等の方策を採用
できる。
固定保持すべくクランプ手段を付設する。クランプ手段
としては、枠状ないし井桁状の押さえ板等を用いること
ができ、その駆動は、型締め動作等の成形用駆動力を用
いたり、イジェクターピン駆動機構の動力を利用したり
することができる他、別途に流体圧アクチュエーター等
の駆動手段を設けることによりなされる。そして、この
クランプ手段にテンション調整用凸部を設ける。テンシ
ョン調整用凸部はクランプ手段と一体に設けてもよい
が、前記したように別体に作製して後付けする方が好ま
しい。テンション調整用凸部をクランプ手段に取り付け
る態様は、いかなる手法を用いてもよく、例えば、クラ
ンプ手段の雌型に対接する面に取付溝を穿設して、これ
に前記テンション調整用凸部を圧入する等の方策を採用
できる。
【0020】絵付シートの供給方法としては、(イ)ロ
ール状に巻き取られた長尺帯状の絵付シートの1ショッ
ト分を雌型上流から巻出機で巻き出すとともに、雌型下
流にて巻き取る巻き出し巻き取り方式(ロール/ロール
方式)、(ロ)ロール状に巻き取られた長尺帯状の絵付
シートの先端を搬送チャック等で把持して雌型のパーテ
ィング面上に供給するとともに、1ショット分毎に切断
して枚葉シートとなす方式、(ハ)枚葉シートの状態に
切断されている1ショット分の絵付シートの前後端ある
いは幅方向両端をチャック等で把持して雌型パーティン
グ面上に供給する方式等、いずれの供給方式も採用でき
るが、本発明の効果は、特に、前記(ハ)の方式よう
に、絵付シートの搬送方向及び幅方向のいずれにもテン
ションを付与することが難しい方式の供給方法が採られ
る場合に発揮される。
ール状に巻き取られた長尺帯状の絵付シートの1ショッ
ト分を雌型上流から巻出機で巻き出すとともに、雌型下
流にて巻き取る巻き出し巻き取り方式(ロール/ロール
方式)、(ロ)ロール状に巻き取られた長尺帯状の絵付
シートの先端を搬送チャック等で把持して雌型のパーテ
ィング面上に供給するとともに、1ショット分毎に切断
して枚葉シートとなす方式、(ハ)枚葉シートの状態に
切断されている1ショット分の絵付シートの前後端ある
いは幅方向両端をチャック等で把持して雌型パーティン
グ面上に供給する方式等、いずれの供給方式も採用でき
るが、本発明の効果は、特に、前記(ハ)の方式よう
に、絵付シートの搬送方向及び幅方向のいずれにもテン
ションを付与することが難しい方式の供給方法が採られ
る場合に発揮される。
【0021】なお、絵付シートの装飾層のパターンと型
(成型品)形状との位置を相互に正確に見当合わせする
場合には、型に光電管等のセンサーを設け、また絵付シ
ートにもトンボマーク等のセンサーマークを設け、セン
サーが該センサーマークを読み取った位置で絵付シート
が停止するよう、絵付シートの流れ方向及び/又は幅方
向の送りを調整する。また、本発明装置では、好ましく
は、予備成形を行うべく、熱盤を備える。熱盤として
は、伝導熱を用いる接触加熱方式、あるいは輻射熱や誘
電加熱を用いる非接触加熱方式のいずれを採用してもよ
い。
(成型品)形状との位置を相互に正確に見当合わせする
場合には、型に光電管等のセンサーを設け、また絵付シ
ートにもトンボマーク等のセンサーマークを設け、セン
サーが該センサーマークを読み取った位置で絵付シート
が停止するよう、絵付シートの流れ方向及び/又は幅方
向の送りを調整する。また、本発明装置では、好ましく
は、予備成形を行うべく、熱盤を備える。熱盤として
は、伝導熱を用いる接触加熱方式、あるいは輻射熱や誘
電加熱を用いる非接触加熱方式のいずれを採用してもよ
い。
【0022】前記熱盤移送手段としては、エアーシリン
ダ等の流体圧シリンダ、ラック・ピニオンあるいはねじ
送り等による直線移送機構、案内レール上を走行する台
車機構等、種々の形態を採用できる。絵付シートは、基
材シートとその上に積層された装飾層からなり、基材シ
ートを成形品と密着一体化させたまま最終製品として使
用する貼り合わせ積層シート(ラミネートシート)、あ
るいは一旦絵付シートと成形品とを一体化させた後、装
飾層(転写層)のみを成形品側に残して基材シート(支
持体シート)を剥離する転写シートのいずれも使用する
ことができる。
ダ等の流体圧シリンダ、ラック・ピニオンあるいはねじ
送り等による直線移送機構、案内レール上を走行する台
車機構等、種々の形態を採用できる。絵付シートは、基
材シートとその上に積層された装飾層からなり、基材シ
ートを成形品と密着一体化させたまま最終製品として使
用する貼り合わせ積層シート(ラミネートシート)、あ
るいは一旦絵付シートと成形品とを一体化させた後、装
飾層(転写層)のみを成形品側に残して基材シート(支
持体シート)を剥離する転写シートのいずれも使用する
ことができる。
【0023】前記貼合わせ積層シートの場合、基材シー
トとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリス
チレン、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。基材
シートの厚さは、通常20〜500μm程度である。装
飾層としては、印刷絵柄、着色又は透明塗装、金属薄膜
(部分又は全面)、あるいは、硬質塗膜、防曇塗膜、導
電性層等の機能性層等を用いることができる。
トとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリス
チレン、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。基材
シートの厚さは、通常20〜500μm程度である。装
飾層としては、印刷絵柄、着色又は透明塗装、金属薄膜
(部分又は全面)、あるいは、硬質塗膜、防曇塗膜、導
電性層等の機能性層等を用いることができる。
【0024】前記転写シートの場合は、一旦剥離性の支
持体シート上に形成した絵柄層等よりなる転写層を、別
の被転写体に転移させるためのもので、支持体シート上
には必要に応じて離型層を設けても良く、転写層として
は、剥離層、装飾層、接着剤層、等からなり、装飾層以
外の層は必要に応じて選択する。装飾層としては、絵柄
層、金属薄膜層(部分又は全面)あるいは硬質塗膜、防
曇塗膜、導電性層等の機能性層から選ばれる。
持体シート上に形成した絵柄層等よりなる転写層を、別
の被転写体に転移させるためのもので、支持体シート上
には必要に応じて離型層を設けても良く、転写層として
は、剥離層、装飾層、接着剤層、等からなり、装飾層以
外の層は必要に応じて選択する。装飾層としては、絵柄
層、金属薄膜層(部分又は全面)あるいは硬質塗膜、防
曇塗膜、導電性層等の機能性層から選ばれる。
【0025】支持体シートは、ナイロン6、ナイロン6
6等のポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル等、可撓性を
有する熱可塑性樹脂フィルムあるいはそれらの積層体が
好ましい。射出成形用の樹脂としては、ABS(アクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂を
加熱熔融して液状ないし流動状態となったもの、あるい
は、二液硬化型、触媒硬化型の樹脂、例えば、ウレタン
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の未硬化液等
の射出成形同時絵付用として従来より知られている材料
を使用でき、製品の要求物性やコスト等に応じて選定さ
れる。
6等のポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル等、可撓性を
有する熱可塑性樹脂フィルムあるいはそれらの積層体が
好ましい。射出成形用の樹脂としては、ABS(アクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂を
加熱熔融して液状ないし流動状態となったもの、あるい
は、二液硬化型、触媒硬化型の樹脂、例えば、ウレタン
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の未硬化液等
の射出成形同時絵付用として従来より知られている材料
を使用でき、製品の要求物性やコスト等に応じて選定さ
れる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る射出
成形同時絵付装置の一実施形態を示す全体構成図であ
り、図2は図1に示される雌型のX方向から見た平面図
である。本実施形態の射出成形同時絵付装置10により
得るべき積層製品は、平面視では矩形状で断面がコ字状
のパネルであり、射出樹脂成形体の表面に絵付シートS
を接着積層したものである。なお、前記絵付シートSと
して、ここでは、メチルメタクリレート−ブチルメタク
リレート共重合体にアクリロニトリル−ブタジエンゴム
と脂肪族アルコール系滑剤を添加してなるアクリル樹脂
製の基材シート(厚みは125μm)と、その上にグラ
ビア印刷法により積層された装飾層(アクリル樹脂と塩
化ビニル酢酸ビニル共重合体の1:1重量比混合物のバ
インダーと、弁柄、カーボンブラック、及び黄鉛の顔料
からなるインキでグラビア印刷された木目の絵柄層)
と、接着剤層(塩化ビニル酢酸ビニル共重合体系)とか
らなり、基材シートを射出樹脂成形体Paと密着一体化
させたまま最終製品として使用する貼り合わせ積層シー
ト(ラミネートシート)を用いている。前記装飾層(絵
柄層)は、柄版を3色組み合わせた木目模様となってお
り、また、前記接着剤層は、スクリーン線数40線/c
mのグラビアベタ印刷版(版深60μm)を2度用いて
(グラビア印刷2色刷りして)形成した厚みが2μmの
層である。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る射出
成形同時絵付装置の一実施形態を示す全体構成図であ
り、図2は図1に示される雌型のX方向から見た平面図
である。本実施形態の射出成形同時絵付装置10により
得るべき積層製品は、平面視では矩形状で断面がコ字状
のパネルであり、射出樹脂成形体の表面に絵付シートS
を接着積層したものである。なお、前記絵付シートSと
して、ここでは、メチルメタクリレート−ブチルメタク
リレート共重合体にアクリロニトリル−ブタジエンゴム
と脂肪族アルコール系滑剤を添加してなるアクリル樹脂
製の基材シート(厚みは125μm)と、その上にグラ
ビア印刷法により積層された装飾層(アクリル樹脂と塩
化ビニル酢酸ビニル共重合体の1:1重量比混合物のバ
インダーと、弁柄、カーボンブラック、及び黄鉛の顔料
からなるインキでグラビア印刷された木目の絵柄層)
と、接着剤層(塩化ビニル酢酸ビニル共重合体系)とか
らなり、基材シートを射出樹脂成形体Paと密着一体化
させたまま最終製品として使用する貼り合わせ積層シー
ト(ラミネートシート)を用いている。前記装飾層(絵
柄層)は、柄版を3色組み合わせた木目模様となってお
り、また、前記接着剤層は、スクリーン線数40線/c
mのグラビアベタ印刷版(版深60μm)を2度用いて
(グラビア印刷2色刷りして)形成した厚みが2μmの
層である。
【0027】本実施形態の射出成形同時絵付装置10
は、前記した得るべき積層製品に対応した凹凸形状の雌
型12と雄型25とを備え、雌型12は、図示はされて
いないが、その底部が可動盤に固定されていて、流体圧
シリンダのラム等により水平方向(図1のX方向)、言
い換えれば、雄型25に対して接近−離隔する方向に進
退動するようされている。なお、本実施形態では、上記
のように雌型12が可動型とされていて水平方向に移動
するようにされているが、これに限定される訳ではな
く、例えば、雄型、雌型を上下に対向配置してそれらの
一方を鉛直方向に移動させる等の形態を採用することも
できる。
は、前記した得るべき積層製品に対応した凹凸形状の雌
型12と雄型25とを備え、雌型12は、図示はされて
いないが、その底部が可動盤に固定されていて、流体圧
シリンダのラム等により水平方向(図1のX方向)、言
い換えれば、雄型25に対して接近−離隔する方向に進
退動するようされている。なお、本実施形態では、上記
のように雌型12が可動型とされていて水平方向に移動
するようにされているが、これに限定される訳ではな
く、例えば、雄型、雌型を上下に対向配置してそれらの
一方を鉛直方向に移動させる等の形態を採用することも
できる。
【0028】前記雌型12は、ここでは複数の分割型か
らなる入れ子構造のものが採用されており、この雌型1
2には、前記積層製品に対応するキャビティ13が形成
されるとともに、このキャビティ13の外周側にパーテ
ィング面14が形成されている。このパーティング面1
4におけるキャビティ13の周りに、該キャビティ13
を囲むように絵付シートSを真空吸引するための環状の
連続した断面矩形のシート固定用吸引溝16が形成され
るとともに、このシート固定用吸引溝16に所定本の真
空吸引孔17が所定のピッチで開口せしめられている。
らなる入れ子構造のものが採用されており、この雌型1
2には、前記積層製品に対応するキャビティ13が形成
されるとともに、このキャビティ13の外周側にパーテ
ィング面14が形成されている。このパーティング面1
4におけるキャビティ13の周りに、該キャビティ13
を囲むように絵付シートSを真空吸引するための環状の
連続した断面矩形のシート固定用吸引溝16が形成され
るとともに、このシート固定用吸引溝16に所定本の真
空吸引孔17が所定のピッチで開口せしめられている。
【0029】そして、前記雌型12における分割型間に
は、真空吸引孔として働くスリット状の隙間15が形成
されている。このスリット状の隙間15は、前記キャビ
ティ13の隅角部を形成する角丸(アール)部分とそれ
に続く平面部分との境目部分に開口せしめられている。
なお、スリット状の隙間15を前記境目部分に開口させ
ているのは、前記境目部分が、真空吸引孔として用いら
れる前記隙間15が存在することによって積層製品Pに
残される線条の痕跡が最も目立たない箇所であるとの理
由による。
は、真空吸引孔として働くスリット状の隙間15が形成
されている。このスリット状の隙間15は、前記キャビ
ティ13の隅角部を形成する角丸(アール)部分とそれ
に続く平面部分との境目部分に開口せしめられている。
なお、スリット状の隙間15を前記境目部分に開口させ
ているのは、前記境目部分が、真空吸引孔として用いら
れる前記隙間15が存在することによって積層製品Pに
残される線条の痕跡が最も目立たない箇所であるとの理
由による。
【0030】前記シート固定用吸引溝16に開口せしめ
られた真空吸引孔17と前記スリット状の隙間15と
は、前記雌型12内部に穿設された真空吸引通路18及
び導管19を介して外部の真空ポンプに接続されてお
り、本実施形態では、前記真空吸引孔17、前記シート
固定用吸引溝16、前記スリット状の隙間15、前記真
空吸引通路18、前記導管19、及び外部の真空ポンプ
等で真空吸引手段が構成されている。
られた真空吸引孔17と前記スリット状の隙間15と
は、前記雌型12内部に穿設された真空吸引通路18及
び導管19を介して外部の真空ポンプに接続されてお
り、本実施形態では、前記真空吸引孔17、前記シート
固定用吸引溝16、前記スリット状の隙間15、前記真
空吸引通路18、前記導管19、及び外部の真空ポンプ
等で真空吸引手段が構成されている。
【0031】さらに、前記雌型12のパーティング面1
4には、前記シート固定用吸引溝16の外周側にOリン
グ22が装着された環状の装着溝23が設けられてい
る。前記Oリング22は、後述する矩形枠状ないし井桁
状のクランパー20(図2に仮想線で示す)が、間に絵
付シートSを挟んで雌型12のパーティング面14に押
し付けられた際、前記キャビティ12と外部とを気密的
に遮断する役目を果たす。一方、前記雄型25は、図示
はされていないが、射出成形機のノズルが装着される固
定盤に固定されており、この雄型25には、前記積層製
品形状に対応した凸部(コア部)26が設けられるとと
もに、その内部には、熔融樹脂射出用のランナー27及
びそれに連なるゲート28が設けられている。
4には、前記シート固定用吸引溝16の外周側にOリン
グ22が装着された環状の装着溝23が設けられてい
る。前記Oリング22は、後述する矩形枠状ないし井桁
状のクランパー20(図2に仮想線で示す)が、間に絵
付シートSを挟んで雌型12のパーティング面14に押
し付けられた際、前記キャビティ12と外部とを気密的
に遮断する役目を果たす。一方、前記雄型25は、図示
はされていないが、射出成形機のノズルが装着される固
定盤に固定されており、この雄型25には、前記積層製
品形状に対応した凸部(コア部)26が設けられるとと
もに、その内部には、熔融樹脂射出用のランナー27及
びそれに連なるゲート28が設けられている。
【0032】また、前記雌型12には、絵付シートSを
そのパーティング面14に押圧固定するための、図2
(A)に示される如くの、図1のX方向から見た平面視
外形が矩形枠状ないし井桁状のクランパー20が付設さ
れている。そして、このクランパー20における前記雌
型12に対接する面20a側に、図1に加えて図3を参
照すればよくわかるように、1ショット分の絵付シート
にテンションを付与するためのテンション調整用凸部5
0が配設されている。
そのパーティング面14に押圧固定するための、図2
(A)に示される如くの、図1のX方向から見た平面視
外形が矩形枠状ないし井桁状のクランパー20が付設さ
れている。そして、このクランパー20における前記雌
型12に対接する面20a側に、図1に加えて図3を参
照すればよくわかるように、1ショット分の絵付シート
にテンションを付与するためのテンション調整用凸部5
0が配設されている。
【0033】このテンション調整用凸部50は、ウレタ
ンゴム、シリコンゴム等の弾性体で概略矩形環状に作製
されており、前記クランパー20の前記雌型12に対接
する面20a側に設けられた概略矩形環状の取付用凹溝
51に脱着可能に圧入されて保持されている。前記取付
用凹溝51の底部側には、図5(A)に示される如く
に、前記テンション調整用凸部50の前記雌型12側の
面20aからの突出高さを変更することができるよう
に、矩形環状で断面角丸付き矩形の突出高さ調整用のス
ペーサ52が嵌挿されている。
ンゴム、シリコンゴム等の弾性体で概略矩形環状に作製
されており、前記クランパー20の前記雌型12に対接
する面20a側に設けられた概略矩形環状の取付用凹溝
51に脱着可能に圧入されて保持されている。前記取付
用凹溝51の底部側には、図5(A)に示される如く
に、前記テンション調整用凸部50の前記雌型12側の
面20aからの突出高さを変更することができるよう
に、矩形環状で断面角丸付き矩形の突出高さ調整用のス
ペーサ52が嵌挿されている。
【0034】すなわち、本実施形態では、前記スペーサ
52を前記取付用凹溝51に挿入した状態で、前記テン
ション調整用凸部50を前記取付用凹溝51内に、前記
スペーサ52に当たって止められるまで圧入する。これ
により、前記テンション調整用凸部50の突出高さがH
aとなる。それに対し、図5(B)に示される如くに、
前記スペーサ52を前記取付用凹溝51内に挿入しない
状態で、前記テンション調整用凸部50を前記取付用凹
溝51内に、その底にに当たって止まるまで圧入する
と、前記テンション調整用凸部50の突出高さは、前記
Haよりも低いHbとなる。また、図5(C)に示され
る如くに、前記スペーサ52に代えてそれより長い別の
スペーサ53を挿入した状態で、前記テンション調整用
凸部50を前記取付用凹溝51内に、前記スペーサ53
に当たって止められるまで圧入すると、前記テンション
調整用凸部50の突出高さは、前記Haよりも高いHc
となる。
52を前記取付用凹溝51に挿入した状態で、前記テン
ション調整用凸部50を前記取付用凹溝51内に、前記
スペーサ52に当たって止められるまで圧入する。これ
により、前記テンション調整用凸部50の突出高さがH
aとなる。それに対し、図5(B)に示される如くに、
前記スペーサ52を前記取付用凹溝51内に挿入しない
状態で、前記テンション調整用凸部50を前記取付用凹
溝51内に、その底にに当たって止まるまで圧入する
と、前記テンション調整用凸部50の突出高さは、前記
Haよりも低いHbとなる。また、図5(C)に示され
る如くに、前記スペーサ52に代えてそれより長い別の
スペーサ53を挿入した状態で、前記テンション調整用
凸部50を前記取付用凹溝51内に、前記スペーサ53
に当たって止められるまで圧入すると、前記テンション
調整用凸部50の突出高さは、前記Haよりも高いHc
となる。
【0035】一方、前記雌型12のパーティング面14
における、前記シート固定用吸引溝16と前記Oリング
22が挿着された装着溝23との間の、前記テンション
調整用凸部50に対面する部位には、1ショット分の絵
付シートSの外周部が押し込まれるように、矩形環状の
シート押し込み用凹部30が設けられている。このシー
ト押し込み用凹部30は、前記テンション調整用凸部5
0の幅より幾分広い幅を持ち、その深さも前記テンショ
ン調整用凸部50がとり得る最大突出高さよりも深く穿
設されている。また、前記テンション調整用凸部50の
突端部には丸みが付けられ、また、前記シート押し込み
用凹部30の開口端縁部にはアールが施されている。
における、前記シート固定用吸引溝16と前記Oリング
22が挿着された装着溝23との間の、前記テンション
調整用凸部50に対面する部位には、1ショット分の絵
付シートSの外周部が押し込まれるように、矩形環状の
シート押し込み用凹部30が設けられている。このシー
ト押し込み用凹部30は、前記テンション調整用凸部5
0の幅より幾分広い幅を持ち、その深さも前記テンショ
ン調整用凸部50がとり得る最大突出高さよりも深く穿
設されている。また、前記テンション調整用凸部50の
突端部には丸みが付けられ、また、前記シート押し込み
用凹部30の開口端縁部にはアールが施されている。
【0036】上記に加え、本実施形態装置10では、絵
付シートSを前記雌型12のパーティング面14と前記
クランパー20との間に供給すべく、枚葉シートの状態
に切断されている1ショット分の絵付シートSの搬送方
向(図1のZ方向)前後端を把持する搬送チャック3
1、32を備えた絵付シート供給手段が備えられてい
る。さらに、図示はされていないが、予備成形を行うべ
く、従来より周知の熱盤を備える。熱盤は、エアーシリ
ンダ等の熱盤移送手段により、雄雌両成形型外の待機位
置から雌型12のパーティング面14の絵付シート加熱
位置まで移動せしめられて、絵付シートSを加熱軟化さ
せるようになっている。
付シートSを前記雌型12のパーティング面14と前記
クランパー20との間に供給すべく、枚葉シートの状態
に切断されている1ショット分の絵付シートSの搬送方
向(図1のZ方向)前後端を把持する搬送チャック3
1、32を備えた絵付シート供給手段が備えられてい
る。さらに、図示はされていないが、予備成形を行うべ
く、従来より周知の熱盤を備える。熱盤は、エアーシリ
ンダ等の熱盤移送手段により、雄雌両成形型外の待機位
置から雌型12のパーティング面14の絵付シート加熱
位置まで移動せしめられて、絵付シートSを加熱軟化さ
せるようになっている。
【0037】このような構成とされた本実施形態装置1
0においては、前記搬送チャック31、32によりその
前後端が把持された1ショット分の枚葉シート状態の絵
付シートSが、図1に示される如くに、雌型12のパー
ティング面14と前記クランパー20との間に供給され
た後、この絵付シートSを雌型パーティング面14に押
圧固定すべく、雌型12のキャビティの外周部の四隅に
嵌挿された摺動ロッド24を雌型内部に引き込むことに
よって、前記クランパー20を雌型12側に前進させ
る。
0においては、前記搬送チャック31、32によりその
前後端が把持された1ショット分の枚葉シート状態の絵
付シートSが、図1に示される如くに、雌型12のパー
ティング面14と前記クランパー20との間に供給され
た後、この絵付シートSを雌型パーティング面14に押
圧固定すべく、雌型12のキャビティの外周部の四隅に
嵌挿された摺動ロッド24を雌型内部に引き込むことに
よって、前記クランパー20を雌型12側に前進させ
る。
【0038】この際、図3に示される如くに、前記クラ
ンパー20に設けられているテンション調整用凸部50
の突端部が1ショット分の絵付シートSの外周部の全周
に圧接し、この圧接状態で前記雌型12に設けられシー
ト押し込み用凹部30に向けて前進し、最終的(クラン
プ工程完了時)には、図4に示される如くに、前記テン
ション調整用凸部50が前記1ショット分の絵付シート
Sの外周部の全周を伴って前記シート押し込み用凹部3
0に入り込み、それに従い、前記1ショット分の絵付シ
ートSの外周部の全周が前記シート押し込み用凹部30
内に押し込まれる。
ンパー20に設けられているテンション調整用凸部50
の突端部が1ショット分の絵付シートSの外周部の全周
に圧接し、この圧接状態で前記雌型12に設けられシー
ト押し込み用凹部30に向けて前進し、最終的(クラン
プ工程完了時)には、図4に示される如くに、前記テン
ション調整用凸部50が前記1ショット分の絵付シート
Sの外周部の全周を伴って前記シート押し込み用凹部3
0に入り込み、それに従い、前記1ショット分の絵付シ
ートSの外周部の全周が前記シート押し込み用凹部30
内に押し込まれる。
【0039】これにより、前記1ショット分の絵付シー
トSの内周部(中央部)は、前記テンション調整用凸部
50が設けられている外周側に向けて引っ張られて、該
テンション調整用凸部50の高さに応じたテンションが
付与され、それに生じている弛みが合理的かつ確実に取
られることになる。この結果、当該装置10により得ら
れる積層製品の表面(絵付シート)には、シワ等の不具
合が生じない。また、前記テンション調整用凸部50
が、前記クランパー20とは別体に作製されて、前記ク
ランパー20に設けられている取付用凹溝51に圧入す
ることによって着脱自在に取り付けられるようにされて
いて、その突出高さを前記スペーサ52を取り替えるこ
と等により変更できるようにされているので、絵付シー
トSに付与されるテンションを微妙に調整でき、絵付シ
ートSに最適のテンションを付与することが可能とな
る。
トSの内周部(中央部)は、前記テンション調整用凸部
50が設けられている外周側に向けて引っ張られて、該
テンション調整用凸部50の高さに応じたテンションが
付与され、それに生じている弛みが合理的かつ確実に取
られることになる。この結果、当該装置10により得ら
れる積層製品の表面(絵付シート)には、シワ等の不具
合が生じない。また、前記テンション調整用凸部50
が、前記クランパー20とは別体に作製されて、前記ク
ランパー20に設けられている取付用凹溝51に圧入す
ることによって着脱自在に取り付けられるようにされて
いて、その突出高さを前記スペーサ52を取り替えるこ
と等により変更できるようにされているので、絵付シー
トSに付与されるテンションを微妙に調整でき、絵付シ
ートSに最適のテンションを付与することが可能とな
る。
【0040】また、前記テンション調整用凸部50が、
ウレタンゴム等の弾性体で作製され、そのの突端部には
丸みが付けられ、さらに前記シート押し込み用凹部30
の開口端縁部にはアールが施されていることにより、絵
付シートSの外周部をシート押し込み用凹部30に押し
込む際に、その押し込み操作が円滑かつ確実に行われ、
該押し込み操作によって絵付シートSが前記凸部50や
凹部30に引っ掛かったり、擦れて傷ついたりする事態
を効果的に回避できる。
ウレタンゴム等の弾性体で作製され、そのの突端部には
丸みが付けられ、さらに前記シート押し込み用凹部30
の開口端縁部にはアールが施されていることにより、絵
付シートSの外周部をシート押し込み用凹部30に押し
込む際に、その押し込み操作が円滑かつ確実に行われ、
該押し込み操作によって絵付シートSが前記凸部50や
凹部30に引っ掛かったり、擦れて傷ついたりする事態
を効果的に回避できる。
【0041】なお、本実施形態では、前記テンション調
整用凸部50は、1ショット分の絵付シートSの外周部
全周を前記押し込み用凹部30に押し込めるように、環
状に形成されているが、それに代えて、テンション調整
用凸部50を、1ショット分の絵付シートの外周部の一
部のみを前記押し込み用凹部30に押し込むように非環
状、すなわち、テンションを付与したい方向にだけ設け
るようにしてもよい。このようにされることにより、絵
付シートの弛み状態や得るべき積層製品形状等に応じて
適切にテンションバランスを調整することができる。
整用凸部50は、1ショット分の絵付シートSの外周部
全周を前記押し込み用凹部30に押し込めるように、環
状に形成されているが、それに代えて、テンション調整
用凸部50を、1ショット分の絵付シートの外周部の一
部のみを前記押し込み用凹部30に押し込むように非環
状、すなわち、テンションを付与したい方向にだけ設け
るようにしてもよい。このようにされることにより、絵
付シートの弛み状態や得るべき積層製品形状等に応じて
適切にテンションバランスを調整することができる。
【0042】なお、上記した如くにして絵付シートSの
弛み取り及びクランプ工程が完了した後は、従来と同様
に、前記熱盤により絵付シートの加熱軟化させるととも
に、前記真空吸引手段により絵付シートSを真空吸引し
て前記雌型キャビティに沿って密着させるべく延伸さ
せ、その後、前記雄雌両成形型12、25の型締めを行
って、射出成形機からの流動状態の樹脂を前記雄型から
前記雌型12と雄型25との間に形成される成形キャビ
ティへ射出充填し、この樹脂が固化した後、前記雄雌両
成形型12、25の型開きを行い、前記雄雌両成形型1
2、25から絵付シートが接着積層された積層製品を取
り出すようにされる。
弛み取り及びクランプ工程が完了した後は、従来と同様
に、前記熱盤により絵付シートの加熱軟化させるととも
に、前記真空吸引手段により絵付シートSを真空吸引し
て前記雌型キャビティに沿って密着させるべく延伸さ
せ、その後、前記雄雌両成形型12、25の型締めを行
って、射出成形機からの流動状態の樹脂を前記雄型から
前記雌型12と雄型25との間に形成される成形キャビ
ティへ射出充填し、この樹脂が固化した後、前記雄雌両
成形型12、25の型開きを行い、前記雄雌両成形型1
2、25から絵付シートが接着積層された積層製品を取
り出すようにされる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る射出成形同時絵付装置によれば、クランプ手段
に設けられているテンション調整用凸部の突端部が1シ
ョット分の絵付シートの外周部の全周又はその一部に圧
接し、この圧接状態で前記雌型に設けられシート押し込
み用凹部に向けて前進して、最終的には、テンション調
整用凸部が前記1ショット分の絵付シートの外周部の全
周又はその一部を伴って雌型に設けられたシート押し込
み用凹部に入り込み、それに従い、前記1ショット分の
絵付シートの外周部の全周又はその一部が前記シート押
し込み用凹部内に押し込まれ、これにより、前記絵付シ
ートの内周部(中央部)は、前記テンション調整用凸部
が設けられている外周側に向けて引っ張られて、該テン
ション調整用凸部の高さに応じたテンションが付与さ
れ、それに生じている弛みが合理的かつ確実に取られる
ので、当該装置により得られる積層製品の表面(絵付シ
ート)には、シワ等の不具合を生じないようにできる。
明に係る射出成形同時絵付装置によれば、クランプ手段
に設けられているテンション調整用凸部の突端部が1シ
ョット分の絵付シートの外周部の全周又はその一部に圧
接し、この圧接状態で前記雌型に設けられシート押し込
み用凹部に向けて前進して、最終的には、テンション調
整用凸部が前記1ショット分の絵付シートの外周部の全
周又はその一部を伴って雌型に設けられたシート押し込
み用凹部に入り込み、それに従い、前記1ショット分の
絵付シートの外周部の全周又はその一部が前記シート押
し込み用凹部内に押し込まれ、これにより、前記絵付シ
ートの内周部(中央部)は、前記テンション調整用凸部
が設けられている外周側に向けて引っ張られて、該テン
ション調整用凸部の高さに応じたテンションが付与さ
れ、それに生じている弛みが合理的かつ確実に取られる
ので、当該装置により得られる積層製品の表面(絵付シ
ート)には、シワ等の不具合を生じないようにできる。
【図1】本発明に係る射出成形同時絵付装置の一実施形
態を示す全体構成図。
態を示す全体構成図。
【図2】図1に示される雌型のX方向から見た平面図。
【図3】図1に示される装置のクランプ工程時における
絵付シートの弛み取りの説明に供される拡大図。
絵付シートの弛み取りの説明に供される拡大図。
【図4】図1に示される装置のクランプ工程時における
絵付シートの弛み取りの説明に供される拡大図。
絵付シートの弛み取りの説明に供される拡大図。
【図5】図1に示される装置に備えられるテンション調
整用凸部の突出高さの説明に供される図。
整用凸部の突出高さの説明に供される図。
S 絵付シート 10 射出成形同時絵付装置 12 雌型 13 キャビティ 14 パーティング面 15 スリット状の隙間 16 シート固定用吸引溝 17 真空吸引孔 20 枠状のクランパー 22 Oリング 30 シート押し込み用凹部 31、32 搬送用チャック 50 テンション調整用凸部 51 取付用凹溝 52 突出高さ調整用のスペーサ
Claims (8)
- 【請求項1】 雄雌両成形型を備え、前記雌型のパーテ
ィング面上に1ショット分の絵付シートを供給するとと
もに、供給された絵付シートをクランプ手段によって前
記パーティング面上に押圧固定するとともに、前記雌型
キャビティに沿って密着させるべく延伸させ、その後、
前記雄雌両成形型の型締めを行って、射出成形機からの
流動状態の樹脂を前記雄型から前記雌型と雄型との間に
形成される成形キャビティへ射出充填し、この樹脂が固
化した後、前記雄雌両成形型の型開きを行い、前記雄雌
両成形型から絵付シートが接着積層された積層製品を取
り出すようにされてなる射出成形同時絵付装置におい
て、 前記クランプ手段における前記雌型に対接する面側に、
前記1ショット分の絵付シートにテンションを付与する
ためのテンション調整用凸部が設けられ、かつ、前記雌
型に、前記テンション調整用凸部によって前記1ショッ
ト分の絵付シートの外周部が押し込まれるようにシート
押し込み用凹部が設けられていることを特徴とする射出
成形同時絵付装置。 - 【請求項2】 前記テンション調整用凸部は、前記クラ
ンプ手段とは別体に作製されて、前記クランプ手段に着
脱自在に取り付けられるようにされていることを特徴と
する請求項1に記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項3】 前記テンション調整用凸部は、その突出
高さを変更できるようにされていることを特徴とする請
求項2に記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項4】 前記テンション調整用凸部は、ウレタン
ゴム等の弾性体で作製されていることを特徴とする請求
項2又は3に記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項5】 前記テンション調整用凸部は、1ショッ
ト分の絵付シートの外周部全周を前記押し込み用凹部に
押し込めるように、環状に形成されていることを特徴と
する請求項1ないし4のいずれかに記載の射出成形同時
絵付装置。 - 【請求項6】 前記テンション調整用凸部は、1ショッ
ト分の絵付シートの外周部の一部のみを前記押し込み用
凹部に押し込むようにされていることを特徴とする請求
項1ないし6のいずれかに記載の射出成形同時絵付装
置。 - 【請求項7】 前記テンション調整用凸部の突端部には
丸みが付けられていることを特徴とする請求項1ないし
6のいずれかに記載の射出成形同時絵付装置。 - 【請求項8】 前記シート押し込み用凹部の開口端縁部
にはアールが施されていることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれかに記載の射出成形同時絵付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12089398A JPH11309748A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 射出成形同時絵付方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12089398A JPH11309748A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 射出成形同時絵付方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11309748A true JPH11309748A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14797606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12089398A Pending JPH11309748A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 射出成形同時絵付方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11309748A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355845A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | T S Tec Kk | 自動車用内装ライニング部品に加飾部材を一体成形する方法及び装置 |
| JP2011000880A (ja) * | 2009-05-20 | 2011-01-06 | Panasonic Corp | インモールド成形方法およびインモールド成形金型 |
| JP2011005834A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nissha Printing Co Ltd | 成形同時転写用金型及び転写シート送り方法 |
| CN104029334A (zh) * | 2013-03-07 | 2014-09-10 | 松下电器产业株式会社 | 模内注塑成形方法、通过该模内注塑成形方法制造出的成形件及模内注塑成形装置 |
| CN105658401A (zh) * | 2013-10-31 | 2016-06-08 | 积水技术成型株式会社 | 模内成型方法 |
| CN110549650A (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-10 | 丰田自动车株式会社 | 成形装置及成形品的制造方法 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12089398A patent/JPH11309748A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355845A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | T S Tec Kk | 自動車用内装ライニング部品に加飾部材を一体成形する方法及び装置 |
| JP2011000880A (ja) * | 2009-05-20 | 2011-01-06 | Panasonic Corp | インモールド成形方法およびインモールド成形金型 |
| JP2011005834A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nissha Printing Co Ltd | 成形同時転写用金型及び転写シート送り方法 |
| CN104029334A (zh) * | 2013-03-07 | 2014-09-10 | 松下电器产业株式会社 | 模内注塑成形方法、通过该模内注塑成形方法制造出的成形件及模内注塑成形装置 |
| JP2014172227A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Panasonic Corp | インモールド成形方法、そのインモールド成形方法により製造される成形品、及びインモールド成形装置 |
| CN105658401A (zh) * | 2013-10-31 | 2016-06-08 | 积水技术成型株式会社 | 模内成型方法 |
| CN105658401B (zh) * | 2013-10-31 | 2018-01-09 | 积水技术成型株式会社 | 模内成型方法 |
| CN110549650A (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-10 | 丰田自动车株式会社 | 成形装置及成形品的制造方法 |
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