JPH11309785A - プラスチックチューブ容器の製造方法および装置 - Google Patents
プラスチックチューブ容器の製造方法および装置Info
- Publication number
- JPH11309785A JPH11309785A JP13450798A JP13450798A JPH11309785A JP H11309785 A JPH11309785 A JP H11309785A JP 13450798 A JP13450798 A JP 13450798A JP 13450798 A JP13450798 A JP 13450798A JP H11309785 A JPH11309785 A JP H11309785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical portion
- printing
- tube container
- plastic tube
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチックチューブ容器の製造において、
チューブ容器の胴部となるべき円筒部分に対して、印刷
や塗装を施す前に、断面円形から大きく変形した円筒部
分のそれぞれについて、個々の円筒部分毎にその向きを
揃えるための人手や装置を必要とすることなく、また、
その外面を傷付けるようなことなく、容易に断面円形の
状態に戻しておくことができるようにする。 【解決手段】 プラスチックチューブ容器の胴部となる
円筒部分10に対し、該円筒部分10の中空部にマンド
レルを挿入した状態で、該円筒部分10の外面に所望の
印刷や塗装を施すような、円筒部分10の印刷・塗装工
程を有するプラスチックチューブ容器の製造方法におい
て、プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分1
0を、印刷や塗装を施す前に、ピン付き無端チェーン1
のピン12に挿入して搬送しながら、70℃±5℃とな
るように(加熱装置3で)加熱することによって、断面
円形から変形した該円筒部分10を断面円形の状態に戻
しておく。
チューブ容器の胴部となるべき円筒部分に対して、印刷
や塗装を施す前に、断面円形から大きく変形した円筒部
分のそれぞれについて、個々の円筒部分毎にその向きを
揃えるための人手や装置を必要とすることなく、また、
その外面を傷付けるようなことなく、容易に断面円形の
状態に戻しておくことができるようにする。 【解決手段】 プラスチックチューブ容器の胴部となる
円筒部分10に対し、該円筒部分10の中空部にマンド
レルを挿入した状態で、該円筒部分10の外面に所望の
印刷や塗装を施すような、円筒部分10の印刷・塗装工
程を有するプラスチックチューブ容器の製造方法におい
て、プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分1
0を、印刷や塗装を施す前に、ピン付き無端チェーン1
のピン12に挿入して搬送しながら、70℃±5℃とな
るように(加熱装置3で)加熱することによって、断面
円形から変形した該円筒部分10を断面円形の状態に戻
しておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の胴部を押圧
することにより容器内に収容されている高粘度の内容物
を押し出すようなプラスチックチューブ容器を製造する
ための方法および装置に関し、特に、そのようなプラス
チックチューブ容器を製造するのに際して、プラスチッ
クチューブ容器の胴部となる予定の円筒部分に対して、
その外面に印刷や塗装を施す前に、当初は断面円形に形
成されてから変形した該円筒部分の形状を、本来の断面
円形に戻しておくための方法および装置に関する。
することにより容器内に収容されている高粘度の内容物
を押し出すようなプラスチックチューブ容器を製造する
ための方法および装置に関し、特に、そのようなプラス
チックチューブ容器を製造するのに際して、プラスチッ
クチューブ容器の胴部となる予定の円筒部分に対して、
その外面に印刷や塗装を施す前に、当初は断面円形に形
成されてから変形した該円筒部分の形状を、本来の断面
円形に戻しておくための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クリーム状になった化粧品や洗顔料や薬
品や接着剤等のような高粘度の製品を収容するためのプ
ラスチック製の押出しチューブ容器においては、その製
造に際して、通常は、先ず、熱可塑性樹脂を押出機に供
給して、加熱溶融しながらパイプ状に押し出し、直ちに
冷却して断面円形のプラスチックチューブ(パイプ)に
成形することで、最終的にはプラスチックチューブ容器
の胴部となるべき円筒部分を形成している。
品や接着剤等のような高粘度の製品を収容するためのプ
ラスチック製の押出しチューブ容器においては、その製
造に際して、通常は、先ず、熱可塑性樹脂を押出機に供
給して、加熱溶融しながらパイプ状に押し出し、直ちに
冷却して断面円形のプラスチックチューブ(パイプ)に
成形することで、最終的にはプラスチックチューブ容器
の胴部となるべき円筒部分を形成している。
【0003】なお、そのような断面円形のプラスチック
チューブを成形する際に使用する樹脂としては、熱融着
性の良いポリエチレンやポリプロピレンが一般的に使用
されているが、容器内に収容する内容物によっては、耐
気体透過性や耐薬品性等の優れた樹脂層を一層以上使用
した多層構造(外層又は中間層に耐気体透過性や耐薬品
性等の優れた樹脂を使用し、最内層にはポリオレフィン
樹脂を使用する)に形成することがある。
チューブを成形する際に使用する樹脂としては、熱融着
性の良いポリエチレンやポリプロピレンが一般的に使用
されているが、容器内に収容する内容物によっては、耐
気体透過性や耐薬品性等の優れた樹脂層を一層以上使用
した多層構造(外層又は中間層に耐気体透過性や耐薬品
性等の優れた樹脂を使用し、最内層にはポリオレフィン
樹脂を使用する)に形成することがある。
【0004】断面円形のプラスチックチューブを成形し
た次の工程については、頭部(肩部と口頸部)を該チュ
ーブの一端側に一体的に溶着した後でも該チューブの部
分が断面円形の円筒部分となっているようなチューブ容
器を製造するか、或いは、該チューブに頭部を溶着した
後では該チューブの部分が断面楕円形等となるようなチ
ューブ容器を製造するかによって、二通りに分かれてい
る。
た次の工程については、頭部(肩部と口頸部)を該チュ
ーブの一端側に一体的に溶着した後でも該チューブの部
分が断面円形の円筒部分となっているようなチューブ容
器を製造するか、或いは、該チューブに頭部を溶着した
後では該チューブの部分が断面楕円形等となるようなチ
ューブ容器を製造するかによって、二通りに分かれてい
る。
【0005】すなわち、頭部を溶着しても胴部が円筒部
分となっていて、その外面に印刷や塗装を施し易い前者
の場合には、一端側に頭部が溶着(頭部を射出成形等で
製造しながらチューブに溶着する場合と、予め成形して
おいた頭部をチューブと溶着する場合とがある)されて
他端側が開放された状態のチューブ容器とした後、オフ
セット印刷機等によりチューブ容器の胴部外面に装飾や
内容物の説明等のための印刷を施している。
分となっていて、その外面に印刷や塗装を施し易い前者
の場合には、一端側に頭部が溶着(頭部を射出成形等で
製造しながらチューブに溶着する場合と、予め成形して
おいた頭部をチューブと溶着する場合とがある)されて
他端側が開放された状態のチューブ容器とした後、オフ
セット印刷機等によりチューブ容器の胴部外面に装飾や
内容物の説明等のための印刷を施している。
【0006】そして、印刷後の該チューブ容器を、ピン
付き無端チェーンにより熱風が循環しているオーブン
(加熱炉)内を搬送させながら、印刷インキを乾燥させ
た後、更に、該チューブ容器の印刷インキ層の上からロ
ール塗装機により透明塗料を塗装して、ピン付き無端チ
ェーンにより熱風が循環しているオーブン内を搬送させ
ながら、塗膜を乾燥させてから、オートキャッパーによ
りチューブ容器の頭部(口頸部)にキャップを嵌合させ
た後、内容物充填工場に出荷するための容器製品として
出荷用の袋や箱等に入れている。
付き無端チェーンにより熱風が循環しているオーブン
(加熱炉)内を搬送させながら、印刷インキを乾燥させ
た後、更に、該チューブ容器の印刷インキ層の上からロ
ール塗装機により透明塗料を塗装して、ピン付き無端チ
ェーンにより熱風が循環しているオーブン内を搬送させ
ながら、塗膜を乾燥させてから、オートキャッパーによ
りチューブ容器の頭部(口頸部)にキャップを嵌合させ
た後、内容物充填工場に出荷するための容器製品として
出荷用の袋や箱等に入れている。
【0007】一方、頭部を溶着すると胴部が断面楕円形
状等となって、その外面に印刷や塗装を施し難くなる後
者の場合には、頭部を溶着する前のプラスチックチュー
ブを円筒部分として、その外面に印刷を施して乾燥さ
せ、更に、塗装を施して乾燥させた後で、該印刷・塗装
済みの円筒部分(チューブ)の一端側に頭部を溶着し
て、他端側が開放された状態のチューブ容器とした後、
オートキャッパーによりチューブ容器の頭部(口頸部)
にキャップを嵌合させてから、内容物充填工場に出荷す
るための容器製品として出荷用の袋や箱等に入れてい
る。
状等となって、その外面に印刷や塗装を施し難くなる後
者の場合には、頭部を溶着する前のプラスチックチュー
ブを円筒部分として、その外面に印刷を施して乾燥さ
せ、更に、塗装を施して乾燥させた後で、該印刷・塗装
済みの円筒部分(チューブ)の一端側に頭部を溶着し
て、他端側が開放された状態のチューブ容器とした後、
オートキャッパーによりチューブ容器の頭部(口頸部)
にキャップを嵌合させてから、内容物充填工場に出荷す
るための容器製品として出荷用の袋や箱等に入れてい
る。
【0008】ところで、上記のような何れの場合におい
ても、印刷や塗装が施されて最終的にはチューブ容器の
胴部となるプラスチックの円筒部分(頭部が溶着されて
いない円筒状のチューブ、または、頭部が溶着されたチ
ューブ容器の円筒状チューブ部分)については、押出し
チューブ容器という機能を発揮させるために、比較的肉
薄(厚さが0.30〜0.45mm)であり可撓性に富
んだものであることが必要である。
ても、印刷や塗装が施されて最終的にはチューブ容器の
胴部となるプラスチックの円筒部分(頭部が溶着されて
いない円筒状のチューブ、または、頭部が溶着されたチ
ューブ容器の円筒状チューブ部分)については、押出し
チューブ容器という機能を発揮させるために、比較的肉
薄(厚さが0.30〜0.45mm)であり可撓性に富
んだものであることが必要である。
【0009】そのため、プラスチックチューブ容器の製
造において、容器の胴部となる円筒部分の外面に対して
押圧力が働くような印刷工程および塗装工程では、該円
筒部分が内方へ撓んで印刷や塗装が不完全とならないよ
うに、該円筒部分の内径よりも僅かに小径の円柱状のマ
ンドレルに円筒部分を嵌挿させた状態で、該円筒部分の
外面に印刷や塗装を行っている。
造において、容器の胴部となる円筒部分の外面に対して
押圧力が働くような印刷工程および塗装工程では、該円
筒部分が内方へ撓んで印刷や塗装が不完全とならないよ
うに、該円筒部分の内径よりも僅かに小径の円柱状のマ
ンドレルに円筒部分を嵌挿させた状態で、該円筒部分の
外面に印刷や塗装を行っている。
【0010】すなわち、プラスチックチューブ容器の製
造における印刷工程と塗装工程は、何れも、該円筒部分
をマンドレルに略隙間なく(密着状態で)嵌挿すること
から始まるのである。ところが、熱可塑性樹脂を押し出
し成形することで製造されている該円筒部分について
は、押し出し成形する際には、断面円形の円筒形状に成
形されているのであるが、以下に挙げるような幾つかの
原因によって、印刷工程に入る前に潰れて断面楕円形や
断面ハート形の如く変形していることで、マンドレルに
容易に嵌挿できなくなるようなことがある。
造における印刷工程と塗装工程は、何れも、該円筒部分
をマンドレルに略隙間なく(密着状態で)嵌挿すること
から始まるのである。ところが、熱可塑性樹脂を押し出
し成形することで製造されている該円筒部分について
は、押し出し成形する際には、断面円形の円筒形状に成
形されているのであるが、以下に挙げるような幾つかの
原因によって、印刷工程に入る前に潰れて断面楕円形や
断面ハート形の如く変形していることで、マンドレルに
容易に嵌挿できなくなるようなことがある。
【0011】例えば、加熱溶融状態の樹脂が、押出機の
金型から円筒形状のチューブとして押し出される際に、
チューブの外面側は、上からかける冷却水によって冷却
され、チューブの内面側は、チューブと接触する押出口
の内側の金型の内部に通される冷却水によって冷却され
るのであるが、どうしても内外面が均一に冷却されない
ことから、チューブに内部歪みが残って時間の経過と共
に次第に変形が起こることがある。
金型から円筒形状のチューブとして押し出される際に、
チューブの外面側は、上からかける冷却水によって冷却
され、チューブの内面側は、チューブと接触する押出口
の内側の金型の内部に通される冷却水によって冷却され
るのであるが、どうしても内外面が均一に冷却されない
ことから、チューブに内部歪みが残って時間の経過と共
に次第に変形が起こることがある。
【0012】また、多層構造のチューブの場合には、外
面側と内面側で樹脂の性質が異なることにより、歪みが
著しく出るものがあり、内側にカールしたり外側にカー
ルしたりするので、チューブが潰れやすく、特に、外側
にカールした場合には、変形が著しい。
面側と内面側で樹脂の性質が異なることにより、歪みが
著しく出るものがあり、内側にカールしたり外側にカー
ルしたりするので、チューブが潰れやすく、特に、外側
にカールした場合には、変形が著しい。
【0013】また、印刷装置の版替え等の理由で、チュ
ーブを製造してから袋や箱等に入れて保管していたよう
な場合には、保管中に下積みのチューブは他のチューブ
の重みで潰れる(変形する)ことがある。
ーブを製造してから袋や箱等に入れて保管していたよう
な場合には、保管中に下積みのチューブは他のチューブ
の重みで潰れる(変形する)ことがある。
【0014】そして、上記のような各原因が複合したよ
うな場合、印刷装置や塗装装置のマンドレルの先端部
が、印刷や塗装を施すための円筒部分の中空部内に挿入
しやすいように、少しテーパー状になっているとして
も、潰れて大きく変形している円筒部分には挿入できな
いので、そのように大きく変形したチューブによる円筒
部分に対しては印刷や塗装ができないこととなる。
うな場合、印刷装置や塗装装置のマンドレルの先端部
が、印刷や塗装を施すための円筒部分の中空部内に挿入
しやすいように、少しテーパー状になっているとして
も、潰れて大きく変形している円筒部分には挿入できな
いので、そのように大きく変形したチューブによる円筒
部分に対しては印刷や塗装ができないこととなる。
【0015】そのような問題に対して、例えば、特公昭
52−47223号公報には、送り込みコンベヤーによ
り両側を押圧されながら搬送されたプラスチックチュー
ブは少し断面楕円形状に変形するが、送りローラーを通
過させる際に変形を矯正する方向からの押圧力を加える
ことで、変形を矯正できる旨記載されている。
52−47223号公報には、送り込みコンベヤーによ
り両側を押圧されながら搬送されたプラスチックチュー
ブは少し断面楕円形状に変形するが、送りローラーを通
過させる際に変形を矯正する方向からの押圧力を加える
ことで、変形を矯正できる旨記載されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にチューブの外面をローラーで押圧して断面円形に戻す
ような従来公知のプラスチックチューブの変形矯正方法
によれば、チューブ外面のローラーと接触する部分に傷
の付く恐れがあると共に、プラスチックチューブを矯正
ローラーに送り込む際に、変形方向と直交する側に矯正
ローラーが接触するように、個々のチューブについてそ
の向きを揃えるための人手や装置が必要となってくる。
にチューブの外面をローラーで押圧して断面円形に戻す
ような従来公知のプラスチックチューブの変形矯正方法
によれば、チューブ外面のローラーと接触する部分に傷
の付く恐れがあると共に、プラスチックチューブを矯正
ローラーに送り込む際に、変形方向と直交する側に矯正
ローラーが接触するように、個々のチューブについてそ
の向きを揃えるための人手や装置が必要となってくる。
【0017】すなわち、チューブ外面の傷付きについて
は、チューブ容器の胴部の外面は手触り性を考慮して、
柔らかい低密度ポリエチレン樹脂が採用されることが多
いので、外面を強く押圧すると傷付き易く、特に、多層
構造のチューブの場合には、中間層に用いられる耐気体
透過性に優れた塩化ビニリデン樹脂やポリアミド樹脂等
は比較的硬い樹脂であるので、変形を矯正するのに比較
的強く押圧する必要があるが、最外層に用いられること
の多い低密度ポリエチレンは柔らかい樹脂であるので、
変形を矯正するために強く押圧するとチューブ外面に傷
が付き易い。
は、チューブ容器の胴部の外面は手触り性を考慮して、
柔らかい低密度ポリエチレン樹脂が採用されることが多
いので、外面を強く押圧すると傷付き易く、特に、多層
構造のチューブの場合には、中間層に用いられる耐気体
透過性に優れた塩化ビニリデン樹脂やポリアミド樹脂等
は比較的硬い樹脂であるので、変形を矯正するのに比較
的強く押圧する必要があるが、最外層に用いられること
の多い低密度ポリエチレンは柔らかい樹脂であるので、
変形を矯正するために強く押圧するとチューブ外面に傷
が付き易い。
【0018】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、プラスチックチューブ
容器の製造において、チューブ容器の胴部となるべき円
筒部分に対して、印刷や塗装を施す前に、断面円形から
大きく変形した円筒部分のそれぞれについて、個々の円
筒部分毎にその向きを揃えるための人手や装置を必要と
することなく、また、その外面を傷付けるようなことな
く、容易に断面円形の状態に戻しておくことができるよ
うにすることを課題とするものである。
とするものであり、具体的には、プラスチックチューブ
容器の製造において、チューブ容器の胴部となるべき円
筒部分に対して、印刷や塗装を施す前に、断面円形から
大きく変形した円筒部分のそれぞれについて、個々の円
筒部分毎にその向きを揃えるための人手や装置を必要と
することなく、また、その外面を傷付けるようなことな
く、容易に断面円形の状態に戻しておくことができるよ
うにすることを課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分を
マンドレルに嵌挿した状態で、該円筒部分の外面に所望
の印刷や塗装を施すような印刷・塗装工程を有するプラ
スチックチューブ容器の製造方法において、プラスチッ
クチューブ容器の胴部となる円筒部分を、印刷や塗装を
施すためにマンドレルに嵌挿するよりも前に、ピン付き
無端チェーンのピンを挿入して搬送しながら、70℃±
5℃となるように加熱することによって、断面円形から
変形した該円筒部分を断面円形の状態に戻しておくこと
を特徴とするものである。
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分を
マンドレルに嵌挿した状態で、該円筒部分の外面に所望
の印刷や塗装を施すような印刷・塗装工程を有するプラ
スチックチューブ容器の製造方法において、プラスチッ
クチューブ容器の胴部となる円筒部分を、印刷や塗装を
施すためにマンドレルに嵌挿するよりも前に、ピン付き
無端チェーンのピンを挿入して搬送しながら、70℃±
5℃となるように加熱することによって、断面円形から
変形した該円筒部分を断面円形の状態に戻しておくこと
を特徴とするものである。
【0020】また、上記の請求項1に記載したプラスチ
ックチューブ容器の製造方法において、上記の請求項2
に記載したように、プラスチックの円筒部分を70℃±
5℃となるように加熱するための加熱条件として、該円
筒部分を100〜300℃の温度雰囲気内で9〜26秒
間だけ加熱することを特徴とするものである。
ックチューブ容器の製造方法において、上記の請求項2
に記載したように、プラスチックの円筒部分を70℃±
5℃となるように加熱するための加熱条件として、該円
筒部分を100〜300℃の温度雰囲気内で9〜26秒
間だけ加熱することを特徴とするものである。
【0021】また、上記の請求項3に記載したように、
プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分をマン
ドレルに嵌挿した状態で、該円筒部分の外面に所望の印
刷や塗装を施すような印刷・塗装装置を有するプラスチ
ックチューブ容器の製造方法において、プラスチックチ
ューブ容器の胴部となる円筒部分を、ピン付き無端チェ
ーンのピンを挿入して搬送しながら、70℃±5℃とな
るように加熱するような加熱装置が、断面円形から変形
した該円筒部分を断面円形の状態に戻しておくために、
印刷・塗装装置よりも前工程の装置として設置されてい
ることを特徴とするものである。
プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分をマン
ドレルに嵌挿した状態で、該円筒部分の外面に所望の印
刷や塗装を施すような印刷・塗装装置を有するプラスチ
ックチューブ容器の製造方法において、プラスチックチ
ューブ容器の胴部となる円筒部分を、ピン付き無端チェ
ーンのピンを挿入して搬送しながら、70℃±5℃とな
るように加熱するような加熱装置が、断面円形から変形
した該円筒部分を断面円形の状態に戻しておくために、
印刷・塗装装置よりも前工程の装置として設置されてい
ることを特徴とするものである。
【0022】また、上記の請求項3に記載したプラスチ
ックチューブ容器の製造装置において、上記の請求項4
に記載したように、プラスチックの円筒部分を70℃±
5℃となるように加熱するための加熱装置が、熱板によ
る輻射熱を円筒部分の外面に照射することで、該円筒部
分を100〜300℃の温度雰囲気内で短時間に加熱す
るような、遠赤外線ヒーターであることを特徴とするも
のである。
ックチューブ容器の製造装置において、上記の請求項4
に記載したように、プラスチックの円筒部分を70℃±
5℃となるように加熱するための加熱装置が、熱板によ
る輻射熱を円筒部分の外面に照射することで、該円筒部
分を100〜300℃の温度雰囲気内で短時間に加熱す
るような、遠赤外線ヒーターであることを特徴とするも
のである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプラスチックチュ
ーブ容器の製造方法および装置の実施形態について、図
面に基づいて詳細に説明する。
ーブ容器の製造方法および装置の実施形態について、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明のプラスチックチューブ容
器の製造方法を実施するための装置の一実施形態に係る
容器製造ラインの印刷・塗装工程の部分を概略的に示す
ものであって、本実施形態では、この印刷・塗装工程に
おいて、頭部(肩部と口頸部)が一端側に溶着されたチ
ューブ容器の円筒状の胴部、又は、頭部が未だ溶着され
ていない円筒状のチューブ(容器の胴部となる部分)に
対して、その外面に印刷と塗装を施すことがそれぞれ可
能なものとなっている。
器の製造方法を実施するための装置の一実施形態に係る
容器製造ラインの印刷・塗装工程の部分を概略的に示す
ものであって、本実施形態では、この印刷・塗装工程に
おいて、頭部(肩部と口頸部)が一端側に溶着されたチ
ューブ容器の円筒状の胴部、又は、頭部が未だ溶着され
ていない円筒状のチューブ(容器の胴部となる部分)に
対して、その外面に印刷と塗装を施すことがそれぞれ可
能なものとなっている。
【0025】この印刷・塗装工程には、頭部が一端側に
溶着されて胴部が円筒状のチューブ容器、又は、頭部が
未だ溶着されていない円筒状のチューブ(以下、両者を
共に単に円筒部分と言う)を搬送するために、ピン付き
無端チェーンであるピンコンベア1が、印刷・塗装工程
内を循環するように配設されている。
溶着されて胴部が円筒状のチューブ容器、又は、頭部が
未だ溶着されていない円筒状のチューブ(以下、両者を
共に単に円筒部分と言う)を搬送するために、ピン付き
無端チェーンであるピンコンベア1が、印刷・塗装工程
内を循環するように配設されている。
【0026】ピンコンベア1による循環搬送路には、該
搬送路に円筒部分を連続的に導入するための供給装置2
が配置され、この供給装置2により循環搬送路に導入さ
れた未処理の円筒部分は、断面円形から変形した円筒部
分を断面円形の状態に戻しておくための加熱装置3と、
円筒部分の外面に所望の印刷を施すための印刷装置4
と、円筒部分の外面に施された印刷インキを乾燥させる
ための印刷乾燥装置5と、印刷インキの上から円筒部分
の外面に透明塗料を塗装するための塗装装置6と、印刷
インキの上から塗装された塗膜層を乾燥させるための塗
装乾燥装置7と、加熱装置3や各乾燥装置5,7により
熱せられた円筒部分を冷却するためのクーリングゾーン
8を順次通ってから、供給装置2の位置に戻る前に、印
刷・塗装済みの円筒部分として循環搬送路から排出され
ることとなる。
搬送路に円筒部分を連続的に導入するための供給装置2
が配置され、この供給装置2により循環搬送路に導入さ
れた未処理の円筒部分は、断面円形から変形した円筒部
分を断面円形の状態に戻しておくための加熱装置3と、
円筒部分の外面に所望の印刷を施すための印刷装置4
と、円筒部分の外面に施された印刷インキを乾燥させる
ための印刷乾燥装置5と、印刷インキの上から円筒部分
の外面に透明塗料を塗装するための塗装装置6と、印刷
インキの上から塗装された塗膜層を乾燥させるための塗
装乾燥装置7と、加熱装置3や各乾燥装置5,7により
熱せられた円筒部分を冷却するためのクーリングゾーン
8を順次通ってから、供給装置2の位置に戻る前に、印
刷・塗装済みの円筒部分として循環搬送路から排出され
ることとなる。
【0027】円筒部分を搬送するためのピンコンベア1
については、図2に示すように、無端チェーンとして連
結された各リンク11の所定個数毎にリンク11の一側
に細い棒状の耐熱性グラスファイバー入り樹脂製ピン1
2をそれぞれ固着したものであって(例えば、1個のリ
ンクが19.05mmで、4個のリンク毎に1つのピン
を設置する)、円筒部分10をピン12により支承した
状態で、各リンク11を連結した無端チェーンが循環移
動することにより、複数の円筒部分10を連続的に搬送
するものである。
については、図2に示すように、無端チェーンとして連
結された各リンク11の所定個数毎にリンク11の一側
に細い棒状の耐熱性グラスファイバー入り樹脂製ピン1
2をそれぞれ固着したものであって(例えば、1個のリ
ンクが19.05mmで、4個のリンク毎に1つのピン
を設置する)、円筒部分10をピン12により支承した
状態で、各リンク11を連結した無端チェーンが循環移
動することにより、複数の円筒部分10を連続的に搬送
するものである。
【0028】ピンコンベア1による循環搬送路に円筒部
分10を導入するための供給装置2については、図3に
示すように、遠心力を利用して円筒部分10を一定方向
に整列させてから連続的に送り出すような、アンスクラ
ンブラーと言われる整列供給装置が使用されている。
分10を導入するための供給装置2については、図3に
示すように、遠心力を利用して円筒部分10を一定方向
に整列させてから連続的に送り出すような、アンスクラ
ンブラーと言われる整列供給装置が使用されている。
【0029】変形した円筒部分を断面円形の状態に戻し
ておくための加熱装置3については、図4に示すよう
に、ピンコンベア1のピン12が通過可能なように片側
が開放された小型の遠赤外線ヒーターが使用されてお
り、断面円形から大きく変形している円筒部分10は、
ピンコンベア1により搬送されながら加熱装置3により
短時間(9〜26秒間)に高温(100〜300℃)で
加熱される(例えば、200℃±10℃で13秒間だけ
加熱される)ことによって、殺菌されると共に、プラス
チック成形加工時の形状記憶を加熱により呼び覚まされ
ることで、成形当初の断面円形の状態に戻されることと
なる。
ておくための加熱装置3については、図4に示すよう
に、ピンコンベア1のピン12が通過可能なように片側
が開放された小型の遠赤外線ヒーターが使用されてお
り、断面円形から大きく変形している円筒部分10は、
ピンコンベア1により搬送されながら加熱装置3により
短時間(9〜26秒間)に高温(100〜300℃)で
加熱される(例えば、200℃±10℃で13秒間だけ
加熱される)ことによって、殺菌されると共に、プラス
チック成形加工時の形状記憶を加熱により呼び覚まされ
ることで、成形当初の断面円形の状態に戻されることと
なる。
【0030】加熱装置3となる遠赤外線ヒーターは、搬
送される円筒部分10の上下両側に沿って、セラミック
の内部に金属発熱線を埋設した熱板13を配置したもの
であり、熱板13から放射される遠赤外線の輻射熱を各
円筒部分10の表面に照射するものであって、本実施形
態では、波長が3〜7μを主体とする暗赤外線を多量に
放射する超遠赤外線ヒーターが加熱装置3として使用さ
れている。
送される円筒部分10の上下両側に沿って、セラミック
の内部に金属発熱線を埋設した熱板13を配置したもの
であり、熱板13から放射される遠赤外線の輻射熱を各
円筒部分10の表面に照射するものであって、本実施形
態では、波長が3〜7μを主体とする暗赤外線を多量に
放射する超遠赤外線ヒーターが加熱装置3として使用さ
れている。
【0031】円筒部分の外面に所望の印刷を施すための
印刷装置4については、図5に示すように、回転基板1
4の上に円周方向に沿って設置された複数の印刷用マン
ドレル15と印刷ドラム16を備えたものであって、加
熱装置3により断面円形の状態に戻された円筒部分10
を、ピンコンベア1からマンドレル15に移して、マン
ドレル15に略隙間なく嵌挿した状態で、印刷ドラム1
6により円筒部分10の外面に印刷を施した後、印刷済
みの円筒部分10をマンドレル15から取外して再びピ
ンコンベア1に戻すものである。
印刷装置4については、図5に示すように、回転基板1
4の上に円周方向に沿って設置された複数の印刷用マン
ドレル15と印刷ドラム16を備えたものであって、加
熱装置3により断面円形の状態に戻された円筒部分10
を、ピンコンベア1からマンドレル15に移して、マン
ドレル15に略隙間なく嵌挿した状態で、印刷ドラム1
6により円筒部分10の外面に印刷を施した後、印刷済
みの円筒部分10をマンドレル15から取外して再びピ
ンコンベア1に戻すものである。
【0032】印刷装置4により円筒部分10の外面に施
された印刷インキを乾燥させるための印刷乾燥装置5に
ついては、印刷乾燥用のオーブン室17の内部にピンコ
ンベア1による搬送路を蛇行させて通過させるようにし
たものであって、外面に印刷が施された各円筒部分10
は、ピンコンベア1により蛇行して搬送されながら乾燥
オーブン室内を所定の時間だけかけて通過する間に、外
面に施された印刷インキが乾燥されることとなる。
された印刷インキを乾燥させるための印刷乾燥装置5に
ついては、印刷乾燥用のオーブン室17の内部にピンコ
ンベア1による搬送路を蛇行させて通過させるようにし
たものであって、外面に印刷が施された各円筒部分10
は、ピンコンベア1により蛇行して搬送されながら乾燥
オーブン室内を所定の時間だけかけて通過する間に、外
面に施された印刷インキが乾燥されることとなる。
【0033】印刷インキ層の上から円筒部分10の外面
に透明塗料を塗装するための塗装装置6については、図
5に示すように、回転基板18の上に円周方向に沿って
設置された複数の塗装用マンドレル19と塗装ロール2
0を備えたものであって、印刷乾燥装置5により印刷イ
ンキが乾燥された円筒部分10を、ピンコンベア1から
マンドレル19に移して、マンドレル19に略隙間なく
嵌挿した状態で、塗装ロール20により円筒部分10の
印刷インキ層の上から塗装を施した後、塗装済みの円筒
部分10をマンドレル19から取外して再びピンコンベ
ア1に戻すものである。
に透明塗料を塗装するための塗装装置6については、図
5に示すように、回転基板18の上に円周方向に沿って
設置された複数の塗装用マンドレル19と塗装ロール2
0を備えたものであって、印刷乾燥装置5により印刷イ
ンキが乾燥された円筒部分10を、ピンコンベア1から
マンドレル19に移して、マンドレル19に略隙間なく
嵌挿した状態で、塗装ロール20により円筒部分10の
印刷インキ層の上から塗装を施した後、塗装済みの円筒
部分10をマンドレル19から取外して再びピンコンベ
ア1に戻すものである。
【0034】印刷インキ層の上に施された塗料を乾燥さ
せるための塗装乾燥装置7については、印刷乾燥装置5
の場合と同様に、塗装乾燥用のオーブン室21の内部に
ピンコンベア1による搬送路を蛇行させて通過させるよ
うにしたものであって、印刷インキ層の上から塗装が施
された各円筒部分10は、ピンコンベア1により蛇行し
て搬送されながら乾燥オーブン室内を所定の時間だけか
けて通過する間に、印刷インキ層の上に塗布された透明
塗料が乾燥されることとなる。
せるための塗装乾燥装置7については、印刷乾燥装置5
の場合と同様に、塗装乾燥用のオーブン室21の内部に
ピンコンベア1による搬送路を蛇行させて通過させるよ
うにしたものであって、印刷インキ層の上から塗装が施
された各円筒部分10は、ピンコンベア1により蛇行し
て搬送されながら乾燥オーブン室内を所定の時間だけか
けて通過する間に、印刷インキ層の上に塗布された透明
塗料が乾燥されることとなる。
【0035】なお、本実施形態では、上記の印刷装置4
および塗装装置6において、ピンコンベア1のピン12
とマンドレル15(19)の間で円筒部分10を移載す
るに際して、対象となる円筒部分10が、頭部が溶着さ
れていない円筒状のチューブであっても、円筒状の胴部
の一端側に頭部が溶着されたチューブ容器であっても、
装置自体の構造を何ら変えることなく、何れについても
移載することができるように構成されている。
および塗装装置6において、ピンコンベア1のピン12
とマンドレル15(19)の間で円筒部分10を移載す
るに際して、対象となる円筒部分10が、頭部が溶着さ
れていない円筒状のチューブであっても、円筒状の胴部
の一端側に頭部が溶着されたチューブ容器であっても、
装置自体の構造を何ら変えることなく、何れについても
移載することができるように構成されている。
【0036】すなわち、ピンコンベア1からマンドレル
15(19)に円筒部分10を移載する箇所と、マンド
レル15(19)からピンコンベア1に円筒部分10を
移載する箇所のそれぞれにおいて、本実施形態では、図
6および図7に示すように、円筒状のチューブ10A、
又は、胴部が円筒状のチューブ容器10Bを、それぞれ
ピン12とマンドレル15(19)の間で移載するため
に、ピンコンベア1のピン12と、回転基板14(1
8)の上に設置されたマンドレル15(19)が、互い
に並列状態となるように配置されている。
15(19)に円筒部分10を移載する箇所と、マンド
レル15(19)からピンコンベア1に円筒部分10を
移載する箇所のそれぞれにおいて、本実施形態では、図
6および図7に示すように、円筒状のチューブ10A、
又は、胴部が円筒状のチューブ容器10Bを、それぞれ
ピン12とマンドレル15(19)の間で移載するため
に、ピンコンベア1のピン12と、回転基板14(1
8)の上に設置されたマンドレル15(19)が、互い
に並列状態となるように配置されている。
【0037】そして、それぞれの移載箇所において、ピ
ン12からマンドレル15(19)へ、或いは、マンド
レル15(19)からピン12へ、円筒部分10(10
A,10B)を保持して受渡しするために、円周方向に
沿って配置された複数(3〜4個)の爪部をエアーチャ
ックによって同心円的に拡縮させるようなタイプのグリ
ッパー22が、ピン12の先端部とマンドレル15(1
9)の先端部とにそれぞれ対向できるように、軸23に
沿って水平移動が可能で、且つ、軸23を中心に回動可
能なように設置されている。
ン12からマンドレル15(19)へ、或いは、マンド
レル15(19)からピン12へ、円筒部分10(10
A,10B)を保持して受渡しするために、円周方向に
沿って配置された複数(3〜4個)の爪部をエアーチャ
ックによって同心円的に拡縮させるようなタイプのグリ
ッパー22が、ピン12の先端部とマンドレル15(1
9)の先端部とにそれぞれ対向できるように、軸23に
沿って水平移動が可能で、且つ、軸23を中心に回動可
能なように設置されている。
【0038】グリッパー22を可動的に支持している軸
23については、図示していないが、マンドレル15
(19)を設置した回転基板14(18)と対向するよ
うに配置されたターレット上に複数個(2〜4個程度)
設置されているものであって、軸23に沿ってグリッパ
ー22を移動させるように各軸に対してそれぞれエアシ
リンダが付設されており、軸23に沿って水平移動が可
能で且つ軸23の回動に連れて回動するように、各軸2
3に対してそれぞれグリッパー22がスプライン係合で
嵌挿されている。
23については、図示していないが、マンドレル15
(19)を設置した回転基板14(18)と対向するよ
うに配置されたターレット上に複数個(2〜4個程度)
設置されているものであって、軸23に沿ってグリッパ
ー22を移動させるように各軸に対してそれぞれエアシ
リンダが付設されており、軸23に沿って水平移動が可
能で且つ軸23の回動に連れて回動するように、各軸2
3に対してそれぞれグリッパー22がスプライン係合で
嵌挿されている。
【0039】そして、例えば、ある軸23において、図
6(A)および図7(A)に示すように、ピン12とグ
リッパー22の間で円筒部分10(10A,10B)を
受渡しすると同時に、他の軸23において、図6(A)
および図7(A)に示すように、グリッパー22とマン
ドレル15(19)の間で円筒部分10(10A,10
B)を受渡しするというように、ターレット上に設置さ
れた複数の軸23で同時的に円筒部分10(10A,1
0B)の受渡しを行なうように、各軸23およびグリッ
パー22は間欠的に作動される。
6(A)および図7(A)に示すように、ピン12とグ
リッパー22の間で円筒部分10(10A,10B)を
受渡しすると同時に、他の軸23において、図6(A)
および図7(A)に示すように、グリッパー22とマン
ドレル15(19)の間で円筒部分10(10A,10
B)を受渡しするというように、ターレット上に設置さ
れた複数の軸23で同時的に円筒部分10(10A,1
0B)の受渡しを行なうように、各軸23およびグリッ
パー22は間欠的に作動される。
【0040】円筒部分を受渡しするためのグリッパー2
2については、図示していないが、先端部に円周方向に
沿って配置された複数(3〜4個)の爪部22aを、基
部22bに内蔵されたエアチャックにより同心円的に拡
縮させるようなタイプのものであって、先端部の爪部2
2aが、図8(B)に示すように、円筒状のチューブ1
0Aに対しては、爪部22aの外側でチューブ10Aの
端部内面を内側から掴むことで、また、図9(B)に示
すように、頭部が溶着されたチューブ容器10Bに対し
ては、爪部22aの内側でチューブ容器10Bの頭部
(口頸部)を外側から掴むことで、チューブ10Aとチ
ューブ容器10Bのそれぞれを保持することができるよ
うになっている。
2については、図示していないが、先端部に円周方向に
沿って配置された複数(3〜4個)の爪部22aを、基
部22bに内蔵されたエアチャックにより同心円的に拡
縮させるようなタイプのものであって、先端部の爪部2
2aが、図8(B)に示すように、円筒状のチューブ1
0Aに対しては、爪部22aの外側でチューブ10Aの
端部内面を内側から掴むことで、また、図9(B)に示
すように、頭部が溶着されたチューブ容器10Bに対し
ては、爪部22aの内側でチューブ容器10Bの頭部
(口頸部)を外側から掴むことで、チューブ10Aとチ
ューブ容器10Bのそれぞれを保持することができるよ
うになっている。
【0041】なお、グリッパー22の爪部22aについ
ては、必ずしも図示したような構造のものに限られるも
のではなく、円筒状チューブ10Aの端部内面を内側か
ら掴むことができると共に、チューブ容器10Bの頭部
(口頸部)を外側から掴むことができるようなものであ
れば、どのような構造のものであっても良い。
ては、必ずしも図示したような構造のものに限られるも
のではなく、円筒状チューブ10Aの端部内面を内側か
ら掴むことができると共に、チューブ容器10Bの頭部
(口頸部)を外側から掴むことができるようなものであ
れば、どのような構造のものであっても良い。
【0042】また、円筒状のチューブ10Aの場合に対
応して、マンドレル15(19)からピン12にチュー
ブ10Aを移載する箇所に、図10に示すように、マン
ドレル15(19)からチューブ10Aを外す場合のグ
リッパー22の爪部22aの掴み代を確保するために、
マンドレル15(19)に沿って往復移動するようにス
トリッパー25を設けることも可能である。
応して、マンドレル15(19)からピン12にチュー
ブ10Aを移載する箇所に、図10に示すように、マン
ドレル15(19)からチューブ10Aを外す場合のグ
リッパー22の爪部22aの掴み代を確保するために、
マンドレル15(19)に沿って往復移動するようにス
トリッパー25を設けることも可能である。
【0043】上記のようにピンコンベア1のピン12
と、回転基板14(18)の上に設置したマンドレル1
5(19)を、互いに並列状態となるように配置すると
共に、内側と外側のどちらからでも円筒部分10を掴む
ことができるようなグリッパー22を使用することによ
って、図6および図7に示すように、円筒状のチューブ
10Aとチューブ容器10Bの両方について、移載のた
めの構造自体を変更することなく、ピンコンベア1とマ
ンドレル15(19)の間で移載することができる。
と、回転基板14(18)の上に設置したマンドレル1
5(19)を、互いに並列状態となるように配置すると
共に、内側と外側のどちらからでも円筒部分10を掴む
ことができるようなグリッパー22を使用することによ
って、図6および図7に示すように、円筒状のチューブ
10Aとチューブ容器10Bの両方について、移載のた
めの構造自体を変更することなく、ピンコンベア1とマ
ンドレル15(19)の間で移載することができる。
【0044】なお、従来は、ピンコンベア1とマンドレ
ル15(19)の間で円筒状のチューブ10Aを移載す
るために、図11に示すように、ピンコンベア1のピン
12とマンドレル15(19)を対向させて配置すると
共に、直列的に位置したピン12とマンドレル15(1
9)の間で、ストリッパー26により円筒状のチューブ
10Aを移載しており、そのような構造では、頭部が一
端側に溶着されたチューブ容器10Bを移載することが
できない。
ル15(19)の間で円筒状のチューブ10Aを移載す
るために、図11に示すように、ピンコンベア1のピン
12とマンドレル15(19)を対向させて配置すると
共に、直列的に位置したピン12とマンドレル15(1
9)の間で、ストリッパー26により円筒状のチューブ
10Aを移載しており、そのような構造では、頭部が一
端側に溶着されたチューブ容器10Bを移載することが
できない。
【0045】そこで、対象となる円筒部分10が円筒状
のチューブ10Aであるかチューブ容器10Bであるか
によって、ピンコンベア1のピン12とマンドレル15
(19)の配置関係や、ピン12とマンドレル15(1
9)の間で円筒部分10を受渡しするための手段を、そ
の都度変更しなければならなかったが、上記のような本
実施形態の装置によれば、そのような装置自体の変更を
必要とすることなく、円筒状のチューブ10Aとチュー
ブ容器10Bの何れについても移載することが可能とな
る。
のチューブ10Aであるかチューブ容器10Bであるか
によって、ピンコンベア1のピン12とマンドレル15
(19)の配置関係や、ピン12とマンドレル15(1
9)の間で円筒部分10を受渡しするための手段を、そ
の都度変更しなければならなかったが、上記のような本
実施形態の装置によれば、そのような装置自体の変更を
必要とすることなく、円筒状のチューブ10Aとチュー
ブ容器10Bの何れについても移載することが可能とな
る。
【0046】上記のような各装置からなる印刷・塗装工
程に備えた容器製造ラインによって実施される本発明の
プラスチックチューブ容器の製造方法の一実施形態につ
いて以下に説明する。
程に備えた容器製造ラインによって実施される本発明の
プラスチックチューブ容器の製造方法の一実施形態につ
いて以下に説明する。
【0047】上記のような容器製造ラインの印刷・塗装
工程では、ピンコンベア1で搬送している円筒部分10
(頭部が一端側に溶着されたチューブ容器の円筒状の胴
部、または、頭部が未だ溶着されていない円筒状のチュ
ーブ)を、印刷工程では、円筒部分10をマンドレル1
5に嵌挿してから、該円筒部分10の外面に所望の印刷
を施した後、ピンコンベア1に戻して搬送しながら印刷
インキを乾燥させており、塗装工程でも、円筒部分10
をマンドレル19に嵌挿してから、円筒部分10の外面
に印刷インキ層の上から透明塗料を塗装した後、ピンコ
ンベア1に戻して搬送しながら塗料を乾燥させるように
している。
工程では、ピンコンベア1で搬送している円筒部分10
(頭部が一端側に溶着されたチューブ容器の円筒状の胴
部、または、頭部が未だ溶着されていない円筒状のチュ
ーブ)を、印刷工程では、円筒部分10をマンドレル1
5に嵌挿してから、該円筒部分10の外面に所望の印刷
を施した後、ピンコンベア1に戻して搬送しながら印刷
インキを乾燥させており、塗装工程でも、円筒部分10
をマンドレル19に嵌挿してから、円筒部分10の外面
に印刷インキ層の上から透明塗料を塗装した後、ピンコ
ンベア1に戻して搬送しながら塗料を乾燥させるように
している。
【0048】そのような印刷・塗装工程を有するプラス
チックチューブ容器の製造方法において、本実施形態で
は、印刷工程で円筒部分10をマンドレル15に挿入す
るよりも前に、全部の円筒部分10をピンコンベア1で
搬送しながら、図4に示すような、搬送路の上下両側に
沿って熱板を設置した小型の遠赤外線ヒーター(加熱装
置3)により、円筒部分が70℃±5℃となるように加
熱することによって、断面円形から大きく変形した円筒
部分を、当該部分をプラスチック成形加工した当初の断
面円形の状態に再び戻すようにしている。(なお、変形
していなかった円筒部分については、加熱されても断面
円形のままである。)
チックチューブ容器の製造方法において、本実施形態で
は、印刷工程で円筒部分10をマンドレル15に挿入す
るよりも前に、全部の円筒部分10をピンコンベア1で
搬送しながら、図4に示すような、搬送路の上下両側に
沿って熱板を設置した小型の遠赤外線ヒーター(加熱装
置3)により、円筒部分が70℃±5℃となるように加
熱することによって、断面円形から大きく変形した円筒
部分を、当該部分をプラスチック成形加工した当初の断
面円形の状態に再び戻すようにしている。(なお、変形
していなかった円筒部分については、加熱されても断面
円形のままである。)
【0049】その際、円筒部分10(円筒状チューブ又
はチューブ容器)のプラスチックが過熱されて融けたり
変形したりするのを防止するために、遠赤外線の輻射熱
による円筒部分10の加熱が、100〜300℃の温度
雰囲気内で9〜26秒間(200〜300℃の温度雰囲
気内の場合には、約9〜13秒間)だけ行なわれるよう
に、加熱装置3(遠赤外線ヒーター)の加熱温度や、ピ
ンコンベア1による搬送速度や、加熱装置3(遠赤外線
ヒーター)の長さをそれぞれ設定している。
はチューブ容器)のプラスチックが過熱されて融けたり
変形したりするのを防止するために、遠赤外線の輻射熱
による円筒部分10の加熱が、100〜300℃の温度
雰囲気内で9〜26秒間(200〜300℃の温度雰囲
気内の場合には、約9〜13秒間)だけ行なわれるよう
に、加熱装置3(遠赤外線ヒーター)の加熱温度や、ピ
ンコンベア1による搬送速度や、加熱装置3(遠赤外線
ヒーター)の長さをそれぞれ設定している。
【0050】上記のように円筒部分10が70℃±5℃
となるように加熱されることで、断面円形から大きく変
形した円筒部分10が、断面円形の状態に戻されること
によって、印刷や塗装を施すために円筒部分10をマン
ドレル15(19)に嵌挿する際に、マンドレル15
(19)の先端部を円筒部分10の中空部内に確実に挿
入することができ、円筒部分10をマンドレル15(1
9)に嵌挿できないことで円筒部分10の外面に対して
印刷や塗装ができなくなるというような問題を回避する
ことができる。
となるように加熱されることで、断面円形から大きく変
形した円筒部分10が、断面円形の状態に戻されること
によって、印刷や塗装を施すために円筒部分10をマン
ドレル15(19)に嵌挿する際に、マンドレル15
(19)の先端部を円筒部分10の中空部内に確実に挿
入することができ、円筒部分10をマンドレル15(1
9)に嵌挿できないことで円筒部分10の外面に対して
印刷や塗装ができなくなるというような問題を回避する
ことができる。
【0051】上記のような本実施形態のプラスチックチ
ューブ容器の製造方法および装置によれば、プラスチッ
クチューブ容器の胴部となるべき円筒部分10に印刷や
塗装を施すに際して、変形している円筒部分10に対し
て、矯正ローラーを用いることなく、その変形を矯正し
て円筒部分10を断面円形に戻すことができるために、
円筒部分10の外面に矯正ローラーとの接触による傷付
き等が発生する恐れがなく、また、円筒部分10の変形
を検出するための装置や検査員が不必要になると共に、
変形方向と直交する側に矯正ローラーが接触するように
個々の円筒部分の向きを揃えて矯正ローラーに送り込む
ための人手や装置も不必要となる。
ューブ容器の製造方法および装置によれば、プラスチッ
クチューブ容器の胴部となるべき円筒部分10に印刷や
塗装を施すに際して、変形している円筒部分10に対し
て、矯正ローラーを用いることなく、その変形を矯正し
て円筒部分10を断面円形に戻すことができるために、
円筒部分10の外面に矯正ローラーとの接触による傷付
き等が発生する恐れがなく、また、円筒部分10の変形
を検出するための装置や検査員が不必要になると共に、
変形方向と直交する側に矯正ローラーが接触するように
個々の円筒部分の向きを揃えて矯正ローラーに送り込む
ための人手や装置も不必要となる。
【0052】また、変形している円筒部分10を加熱に
より断面円形に戻すに際して、比較的小型の遠赤外線ヒ
ーターのような加熱装置3により、各円筒部分10を連
続的に搬送しながら、短時間で効果的に各円筒部分10
を所定の温度(70℃±5℃)とすることができるた
め、円筒部分10を加熱するためのスペースを小さく抑
えることができ、また、円筒部分10の加熱スペースを
小さく抑えることで、故障が生じてピンコンベア1によ
る搬送が停止したような場合であっても、加熱装置3の
内部に残った円筒部分10の過熱による損傷数を最小限
に抑えることができる。
より断面円形に戻すに際して、比較的小型の遠赤外線ヒ
ーターのような加熱装置3により、各円筒部分10を連
続的に搬送しながら、短時間で効果的に各円筒部分10
を所定の温度(70℃±5℃)とすることができるた
め、円筒部分10を加熱するためのスペースを小さく抑
えることができ、また、円筒部分10の加熱スペースを
小さく抑えることで、故障が生じてピンコンベア1によ
る搬送が停止したような場合であっても、加熱装置3の
内部に残った円筒部分10の過熱による損傷数を最小限
に抑えることができる。
【0053】なお、加熱装置3である遠赤外線ヒーター
が開放型であることにより、故障が生じてピンコンベア
1による円筒部分10の搬送が停止したような場合に、
搬送の停止を検知して加熱装置3がピンコンベア1によ
る搬送路から離れるように移動可能な構成にしておけ
ば、加熱装置3による円筒部分10の過熱を完全に回避
することができる。
が開放型であることにより、故障が生じてピンコンベア
1による円筒部分10の搬送が停止したような場合に、
搬送の停止を検知して加熱装置3がピンコンベア1によ
る搬送路から離れるように移動可能な構成にしておけ
ば、加熱装置3による円筒部分10の過熱を完全に回避
することができる。
【0054】すなわち、加熱装置3である遠赤外線ヒー
ターを開放型にすると共に、例えば、図示しないが、加
熱装置3の下方に、ピンコンベア1のピン12の長手方
向に平行な方向に延びるレールを一本以上設置する一
方、該レールに対応して、加熱装置3の下端側に、該レ
ール上を移動可能な支持柱を一本以上付設し、更に、そ
のように支持柱を介してレール上に移動可能に載置され
た状態の加熱装置3に対して、該装置3をピンコンベア
1に対して前進及び後退させ得るように、エアシリンダ
を設置する。
ターを開放型にすると共に、例えば、図示しないが、加
熱装置3の下方に、ピンコンベア1のピン12の長手方
向に平行な方向に延びるレールを一本以上設置する一
方、該レールに対応して、加熱装置3の下端側に、該レ
ール上を移動可能な支持柱を一本以上付設し、更に、そ
のように支持柱を介してレール上に移動可能に載置され
た状態の加熱装置3に対して、該装置3をピンコンベア
1に対して前進及び後退させ得るように、エアシリンダ
を設置する。
【0055】そして、正常運転時には、搬送の停止の検
知によって自動的に、また、異常または調整中には手動
により、何れも、加熱装置3の炉体の開放部がピンコン
ベア1のピン12の先端よりも30〜50mm程度離れ
るように、エアシリンダの移動距離を予め設定しておく
ことで、自動制御または手動制御によるエアシリンダの
作動によって加熱装置3をピンコンベア1から所定の距
離だけ離し、加熱装置3をその位置で待機させるように
する。
知によって自動的に、また、異常または調整中には手動
により、何れも、加熱装置3の炉体の開放部がピンコン
ベア1のピン12の先端よりも30〜50mm程度離れ
るように、エアシリンダの移動距離を予め設定しておく
ことで、自動制御または手動制御によるエアシリンダの
作動によって加熱装置3をピンコンベア1から所定の距
離だけ離し、加熱装置3をその位置で待機させるように
する。
【0056】以上、本発明のプラスチックチューブ容器
の製造方法および装置の一実施形態について説明した
が、本発明は、上記のような実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、上記の実施形態では円筒状のチュー
ブと頭部が溶着されたチューブ容器の両方に対して対応
可能な装置によって実施されているが、そのような装置
に限らず、円筒状のチューブにのみに対応できる装置
や、頭部が溶着されたチューブ容器にのみに対応できる
装置によっても実施可能である等、適宜変更可能なもの
であることはいうまでもない。
の製造方法および装置の一実施形態について説明した
が、本発明は、上記のような実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、上記の実施形態では円筒状のチュー
ブと頭部が溶着されたチューブ容器の両方に対して対応
可能な装置によって実施されているが、そのような装置
に限らず、円筒状のチューブにのみに対応できる装置
や、頭部が溶着されたチューブ容器にのみに対応できる
装置によっても実施可能である等、適宜変更可能なもの
であることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したような本発明のプラスチッ
クチューブ容器の製造方法および装置によれば、プラス
チックチューブ容器の胴部となるべき円筒部分に対し
て、印刷や塗装を施す前に、断面円形から大きく変形し
た各円筒部分のそれぞれについて、その向きを揃えるた
めの人手や装置を必要とすることなく、また、その外面
を傷付けるようなことなく、容易に断面円形の状態に戻
しておくことができ、それによって、印刷や塗装を施す
ために円筒部分をマンドレルに嵌挿するに際し、円筒部
分の中空部内にマンドレルの先端部を確実に挿入するこ
とができるため、搬送されながら連続的に行なわれてい
るプラスチックチューブ容器の胴部外面への印刷や塗装
を、抜けがなく確実なものとすることができる。
クチューブ容器の製造方法および装置によれば、プラス
チックチューブ容器の胴部となるべき円筒部分に対し
て、印刷や塗装を施す前に、断面円形から大きく変形し
た各円筒部分のそれぞれについて、その向きを揃えるた
めの人手や装置を必要とすることなく、また、その外面
を傷付けるようなことなく、容易に断面円形の状態に戻
しておくことができ、それによって、印刷や塗装を施す
ために円筒部分をマンドレルに嵌挿するに際し、円筒部
分の中空部内にマンドレルの先端部を確実に挿入するこ
とができるため、搬送されながら連続的に行なわれてい
るプラスチックチューブ容器の胴部外面への印刷や塗装
を、抜けがなく確実なものとすることができる。
【図1】本発明のプラスチックチューブ容器の製造方法
を実施するための装置の一実施形態について、容器製造
ラインの印刷工程と塗装工程の部分を概略的に示す説明
図。
を実施するための装置の一実施形態について、容器製造
ラインの印刷工程と塗装工程の部分を概略的に示す説明
図。
【図2】図1に示した印刷・塗装工程において循環搬送
路となるピンコンベアの構造を示す斜視図。
路となるピンコンベアの構造を示す斜視図。
【図3】図1に示した印刷・塗装工程において円筒部分
(円筒状チューブ又はチューブ容器)の供給装置となる
アンスクランブラーを示す斜視図。
(円筒状チューブ又はチューブ容器)の供給装置となる
アンスクランブラーを示す斜視図。
【図4】図1に示した印刷・塗装工程において円筒部分
(円筒状チューブ又はチューブ容器)の加熱装置となる
遠赤外線ヒーターを示す(A)正面図、および(B)側
面図。
(円筒状チューブ又はチューブ容器)の加熱装置となる
遠赤外線ヒーターを示す(A)正面図、および(B)側
面図。
【図5】図1に示した印刷・塗装工程における印刷装
置、印刷乾燥装置、塗装装置、および塗装乾燥装置の概
略を示す説明図。
置、印刷乾燥装置、塗装装置、および塗装乾燥装置の概
略を示す説明図。
【図6】図5に示した印刷装置や塗装装置において、円
筒状チューブをピンコンベアと各装置のマンドレルとの
間で移載する時の各状態(A)、(B)、(C)をそれ
ぞれ示す説明図。
筒状チューブをピンコンベアと各装置のマンドレルとの
間で移載する時の各状態(A)、(B)、(C)をそれ
ぞれ示す説明図。
【図7】図5に示した印刷装置や塗装装置において、チ
ューブ容器をピンコンベアと各装置のマンドレルとの間
で移載する時の各状態(A)、(B)、(C)をそれぞ
れ示す説明図。
ューブ容器をピンコンベアと各装置のマンドレルとの間
で移載する時の各状態(A)、(B)、(C)をそれぞ
れ示す説明図。
【図8】図5に示した印刷装置や塗装装置において、
(A)円筒状チューブをマンドレルに嵌挿した状態、お
よび(B)円筒状チューブをグリッパーによりマンドレ
ルに嵌挿(取外し)するときの状態をそれぞれ示す説明
図。
(A)円筒状チューブをマンドレルに嵌挿した状態、お
よび(B)円筒状チューブをグリッパーによりマンドレ
ルに嵌挿(取外し)するときの状態をそれぞれ示す説明
図。
【図9】図5に示した印刷装置や塗装装置において、
(A)チューブ容器の円筒状の胴部をマンドレルに嵌挿
した状態、および(B)チューブ容器をグリッパーによ
りマンドレルに嵌挿(取外し)するときの状態をそれぞ
れ示す説明図。
(A)チューブ容器の円筒状の胴部をマンドレルに嵌挿
した状態、および(B)チューブ容器をグリッパーによ
りマンドレルに嵌挿(取外し)するときの状態をそれぞ
れ示す説明図。
【図10】図6(C)に示した状態で円筒状チューブを
マンドレルから取外すに際して、グリッパーの掴み代を
確保するためにストリッパーを設けた場合について示す
説明図。
マンドレルから取外すに際して、グリッパーの掴み代を
確保するためにストリッパーを設けた場合について示す
説明図。
【図11】円筒状チューブをピンコンベアと各装置のマ
ンドレルとの間で移載する時の従来例を示す説明図。
ンドレルとの間で移載する時の従来例を示す説明図。
1 ピンコンベア(ピン付き無端チェーン) 3 加熱装置(遠赤外線ヒーター) 4 印刷装置 5 塗装装置 10 円筒部分(円筒状チューブ又はチューブ容器) 10A 円筒状のチューブ 10B 胴部が円筒状のチューブ容器 12 (ピンコンベアの)ピン 15 (印刷用の)マンドレル 19 (塗装用の)マンドレル
Claims (4)
- 【請求項1】 プラスチックチューブ容器の胴部となる
円筒部分をマンドレルに嵌挿した状態で、該円筒部分の
外面に所望の印刷や塗装を施すような印刷・塗装工程を
有するプラスチックチューブ容器の製造方法において、
プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分を、印
刷や塗装を施すためにマンドレルに嵌挿するよりも前
に、ピン付き無端チェーンのピンを挿入して搬送しなが
ら、70℃±5℃となるように加熱することによって、
断面円形から変形した該円筒部分を断面円形の状態に戻
しておくことを特徴とするプラスチックチューブ容器の
製造方法。 - 【請求項2】 プラスチックの円筒部分を70℃±5℃
となるように加熱するための加熱条件として、該円筒部
分を100〜300℃の温度雰囲気内で9〜26秒間だ
け加熱することを特徴とする請求項1に記載のプラスチ
ックチューブ容器の製造方法。 - 【請求項3】 プラスチックチューブ容器の胴部となる
円筒部分をマンドレルに嵌挿した状態で、該円筒部分の
外面に所望の印刷や塗装を施すような印刷・塗装装置を
有するプラスチックチューブ容器の製造方法において、
プラスチックチューブ容器の胴部となる円筒部分を、ピ
ン付き無端チェーンのピンを挿入して搬送しながら、7
0℃±5℃となるように加熱するような加熱装置が、断
面円形から変形した該円筒部分を断面円形の状態に戻し
ておくために、印刷・塗装装置よりも前工程の装置とし
て設置されていることを特徴とするプラスチックチュー
ブ容器の製造装置。 - 【請求項4】 プラスチックの円筒部分を70℃±5℃
となるように加熱するための加熱装置が、熱板による輻
射熱を円筒部分の外面に照射することで、該円筒部分を
100〜300℃の温度雰囲気内で短時間に加熱するよ
うな、遠赤外線ヒーターであることを特徴とする請求項
3に記載のプラスチックチューブ容器の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13450798A JP3690564B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | プラスチックチューブ容器の製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13450798A JP3690564B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | プラスチックチューブ容器の製造方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11309785A true JPH11309785A (ja) | 1999-11-09 |
| JP3690564B2 JP3690564B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=15129948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13450798A Expired - Fee Related JP3690564B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | プラスチックチューブ容器の製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3690564B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008521662A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | プレスコ テクノロジー インコーポレーテッド | 波長特異的な熱放射及び処理を行う方法及びシステム |
| KR20230144054A (ko) | 2021-03-19 | 2023-10-13 | 다이와 세칸 가부시키가이샤 | 튜브 용기용 압출성형품 및 튜브 용기 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13450798A patent/JP3690564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008521662A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | プレスコ テクノロジー インコーポレーテッド | 波長特異的な熱放射及び処理を行う方法及びシステム |
| KR20230144054A (ko) | 2021-03-19 | 2023-10-13 | 다이와 세칸 가부시키가이샤 | 튜브 용기용 압출성형품 및 튜브 용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3690564B2 (ja) | 2005-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102398362B (zh) | 用于制造椭圆形塑料容器的设备及方法 | |
| TWI551423B (zh) | 用來對塑膠材料預形體進行回火之設備及方法 | |
| US20130118534A1 (en) | Apparatus for treating containers including carrier sterilisation | |
| EP3024604B1 (en) | Plant for manufacturing and printing container closure bodies | |
| FR2544655A1 (fr) | Procede et dispositif pour fabriquer des corps creux en une matiere plastique deformable | |
| JP2002509508A (ja) | ラベルが貼付されたプラスチックびんの製造方法および装置 | |
| EP3127618A1 (en) | Preform coating device, method for manufacturing preform, and method for manufacturing plastic bottle | |
| CN101909854A (zh) | 传送中空体的装置、配备有这些装置的设施和传送附连在该装置上中空体的方法 | |
| US6770238B2 (en) | Method and device for blow-forming containers | |
| GB2142900A (en) | Method of applying plastic labels on glass containers | |
| JPS5926222A (ja) | シート状の物体、例えばラベルをプラスチック製中空部材に取付ける方法およびこの方法を実施する装置 | |
| US8118587B2 (en) | Method for transferring preforms to a blow molding machine and mold carrier for at least one preform | |
| CN108527842A (zh) | 树脂材料加热装置和树脂材料加热方法 | |
| CN102189678B (zh) | 农业用聚烯烃类树脂薄膜的制造方法及制造装置 | |
| JPH11309785A (ja) | プラスチックチューブ容器の製造方法および装置 | |
| JP3580346B2 (ja) | プラスチックチューブ容器の製造装置 | |
| JP2010064454A (ja) | ロータリ型成形品搬送装置及びそれを用いたロータリ型ブロー成形装置 | |
| JP3907494B2 (ja) | ブロー成形方法及び装置 | |
| WO1995028270A1 (en) | Blow molding apparatus | |
| EP1004429A2 (en) | Machine and method for manufacturing thermoplastic tubes | |
| JP6533422B2 (ja) | 予備成形体の加熱方法、底付き筒状容器の製造方法および予備成形体 | |
| US20240066818A1 (en) | Device and method for producing and treating a container of a material comprising fibers in a mold | |
| JPH0911325A (ja) | 吹き込み成形方法 | |
| JP2021024638A (ja) | ラベル付きカップ容器の製造方法およびラベル付きカップ容器製造装置 | |
| JP2007525340A (ja) | 多層フィルムのエンボス処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050530 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050608 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20050608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |