JPH11310101A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
サイドエアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH11310101A JPH11310101A JP10120953A JP12095398A JPH11310101A JP H11310101 A JPH11310101 A JP H11310101A JP 10120953 A JP10120953 A JP 10120953A JP 12095398 A JP12095398 A JP 12095398A JP H11310101 A JPH11310101 A JP H11310101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- bag
- roof
- fixed
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/232—Curtain-type airbags deploying mainly in a vertical direction from their top edge
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 膨脹展開した袋体を車体側部と乗員頭部付近
との間へ弛みなく張り渡す。 【解決手段】 袋体32は、固定穴38を中心としてフ
ロントピラー側辺部32Bの方向へ放射状に延出する折
曲線LR に沿って帯状に折り畳まれる。この袋体32
は、車体側部10のフロントピラー12からルーフサイ
ド14へ亘る長尺の袋体収納部18へ略へ字状の屈曲状
態で収納されると共に、供給口34,固定穴36及び固
定穴38の3箇所で車体へ固定され、ルーフサイド14
に沿ってルーフ側辺部32Bが弛みなく張り渡される。
膨脹展開時には袋体32におけるルーフ側辺部32Bに
弛みが発生しない。
との間へ弛みなく張り渡す。 【解決手段】 袋体32は、固定穴38を中心としてフ
ロントピラー側辺部32Bの方向へ放射状に延出する折
曲線LR に沿って帯状に折り畳まれる。この袋体32
は、車体側部10のフロントピラー12からルーフサイ
ド14へ亘る長尺の袋体収納部18へ略へ字状の屈曲状
態で収納されると共に、供給口34,固定穴36及び固
定穴38の3箇所で車体へ固定され、ルーフサイド14
に沿ってルーフ側辺部32Bが弛みなく張り渡される。
膨脹展開時には袋体32におけるルーフ側辺部32Bに
弛みが発生しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側部と乗員頭
部付近との間に袋体を膨張させて乗員頭部等を支持して
運動エネルギーを吸収するサイドエアバッグ装置に関す
る。
部付近との間に袋体を膨張させて乗員頭部等を支持して
運動エネルギーを吸収するサイドエアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サイドエアバッグ装置として、車両の側
方から急激な加速度が加わった時等に、車体側部と乗員
頭部付近との間に袋体を膨張させて乗員頭部等を支持し
て運動エネルギーを吸収する構造が提案されている。
方から急激な加速度が加わった時等に、車体側部と乗員
頭部付近との間に袋体を膨張させて乗員頭部等を支持し
て運動エネルギーを吸収する構造が提案されている。
【0003】このようなサイドエアバッグ装置は、袋体
を車体におけるフロントピラーの下部からルーフサイド
のセンターピラー付近に亘って設けられた袋体収納部内
へ配置し、袋体の内部と連通するインフレータを側突時
等に作動させることにより圧力ガスを袋体内へ供給して
袋体を乗員頭部等との対応位置へ膨張展開させる。
を車体におけるフロントピラーの下部からルーフサイド
のセンターピラー付近に亘って設けられた袋体収納部内
へ配置し、袋体の内部と連通するインフレータを側突時
等に作動させることにより圧力ガスを袋体内へ供給して
袋体を乗員頭部等との対応位置へ膨張展開させる。
【0004】図7には上記のような構造のサイドエアバ
ッグ装置における袋体の一例及び、この袋体が取り付け
られる車体側部が示されている。なお、この図7では袋
体23車体側部10とはそれぞれ異なる尺度で示され、
袋体2の大きさに対して車体側部10が縮小されて示さ
れている。
ッグ装置における袋体の一例及び、この袋体が取り付け
られる車体側部が示されている。なお、この図7では袋
体23車体側部10とはそれぞれ異なる尺度で示され、
袋体2の大きさに対して車体側部10が縮小されて示さ
れている。
【0005】この袋体2は略三角形状の布地が二重に重
ねられ、この二重の布地の外周端が互いに接合した構造
になっている。この袋体2が車体に取り付けられた状態
で、袋体2における最も車両前方(矢印FR方向)側に
配置されるコーナー部には、ガス供給用インフレータか
らのガス供給を受けるための供給口4が形成され、他の
2コーナー部のうち車両前方向側に配置されるコーナー
部には固定穴6が、車両後方側に配置されるコーナー部
には固定穴8がそれぞれ設けられている。
ねられ、この二重の布地の外周端が互いに接合した構造
になっている。この袋体2が車体に取り付けられた状態
で、袋体2における最も車両前方(矢印FR方向)側に
配置されるコーナー部には、ガス供給用インフレータか
らのガス供給を受けるための供給口4が形成され、他の
2コーナー部のうち車両前方向側に配置されるコーナー
部には固定穴6が、車両後方側に配置されるコーナー部
には固定穴8がそれぞれ設けられている。
【0006】一方、車体側部10には、フロントピラー
12の下部からルーフサイド14のセンターピラー16
付近に亘って長尺の袋体収納部18が設けられ、この袋
体収納部18に沿ってフロントピラー12の上部及びル
ーフサイド14のセンターピラー16付近にそれぞれボ
ルト穴20及びボルト穴22が形成されている。フロン
トピラー12の下部には、袋体収納部18のフロントピ
ラー12側の端部と対向するようにガス発生用インフレ
ータを内蔵したモジュールケース24が配置されてい
る。
12の下部からルーフサイド14のセンターピラー16
付近に亘って長尺の袋体収納部18が設けられ、この袋
体収納部18に沿ってフロントピラー12の上部及びル
ーフサイド14のセンターピラー16付近にそれぞれボ
ルト穴20及びボルト穴22が形成されている。フロン
トピラー12の下部には、袋体収納部18のフロントピ
ラー12側の端部と対向するようにガス発生用インフレ
ータを内蔵したモジュールケース24が配置されてい
る。
【0007】上記したような略3角形状の袋体2を車体
側の袋体収納部18へ収納する際には、袋体2を、図7
で2点鎖線で示す折曲線LP に沿って略一定の間隔毎に
折り曲げることにより、図8に示されるように袋体2を
折り畳み、袋体収納部18に対応する幅を有する帯状と
する。ここで、袋体2における折曲線LP は、供給口4
と固定穴8とを結ぶ斜辺部2Aと略平行な直線からな
り、これらの折曲線LPの間隔は斜辺部2Aから固定穴
6が設けられたコーナー部までの間で略等間隔で設けら
れる。折曲線LP に沿って帯状に折り畳まれた袋体2は
袋体収納部18内へ収納され、図9に示されるように略
V字状に屈曲された状態に保持される。
側の袋体収納部18へ収納する際には、袋体2を、図7
で2点鎖線で示す折曲線LP に沿って略一定の間隔毎に
折り曲げることにより、図8に示されるように袋体2を
折り畳み、袋体収納部18に対応する幅を有する帯状と
する。ここで、袋体2における折曲線LP は、供給口4
と固定穴8とを結ぶ斜辺部2Aと略平行な直線からな
り、これらの折曲線LPの間隔は斜辺部2Aから固定穴
6が設けられたコーナー部までの間で略等間隔で設けら
れる。折曲線LP に沿って帯状に折り畳まれた袋体2は
袋体収納部18内へ収納され、図9に示されるように略
V字状に屈曲された状態に保持される。
【0008】袋体2を袋体収納部内18へ収納すると共
に、供給口4をモジュールケース24へ接続することに
より、袋体2における供給口4が形成されたコーナー部
がフロントピラー12の下部に固定される。また、袋体
2における他の2コーナー部のうち車両前方側に位置す
るコーナー部は、固定穴6を挿通したボルト(図示省
略)がボルト穴20にねじ込まれてフロントピラー12
の上部へ固定され、車両後方側に位置するコーナー部
は、固定穴8を挿通したボルト(図示省略)がボルト穴
22にねじ込まれてルーフサイド14のフロントピラー
16付近へ固定される。
に、供給口4をモジュールケース24へ接続することに
より、袋体2における供給口4が形成されたコーナー部
がフロントピラー12の下部に固定される。また、袋体
2における他の2コーナー部のうち車両前方側に位置す
るコーナー部は、固定穴6を挿通したボルト(図示省
略)がボルト穴20にねじ込まれてフロントピラー12
の上部へ固定され、車両後方側に位置するコーナー部
は、固定穴8を挿通したボルト(図示省略)がボルト穴
22にねじ込まれてルーフサイド14のフロントピラー
16付近へ固定される。
【0009】このように車体へ取り付けられた袋体2内
へインフレータにより圧力ガスを供給して袋体2を膨脹
展開すると、袋体2は、袋体収納部18における長手に
沿った開口を押し拡げて乗員室内へ膨脹し、供給口4と
固定穴6とを結ぶフロントピラー側辺部2Bがフロント
ピラー12に沿って、固定穴6と固定穴8とを結ぶルー
フサイド側辺部2Cがルーフサイド14に沿って、斜辺
部2Aがフロントピラー12とルーフサイド14との間
の領域である窓部26を斜めに横切るようにそれぞれ支
持される。
へインフレータにより圧力ガスを供給して袋体2を膨脹
展開すると、袋体2は、袋体収納部18における長手に
沿った開口を押し拡げて乗員室内へ膨脹し、供給口4と
固定穴6とを結ぶフロントピラー側辺部2Bがフロント
ピラー12に沿って、固定穴6と固定穴8とを結ぶルー
フサイド側辺部2Cがルーフサイド14に沿って、斜辺
部2Aがフロントピラー12とルーフサイド14との間
の領域である窓部26を斜めに横切るようにそれぞれ支
持される。
【0010】上記のように構成されたサイドエアバッグ
装置において袋体2を車体へ取り付ける場合、図8に示
されるように帯状に折り畳まれた袋体2の長さ、即ち、
図7に示される袋体2における斜辺部2Aの長さS
A は、車体側部10におけるモジュールケース24から
ボルト穴20までの距離DB と、このボルト穴20から
ボルト穴22までの距離DC との和以上とする必要があ
る。従って、袋体2を展開した状態では、斜辺部2Aの
長さSA が、モジュールケース24からボルト穴22ま
での距離DA より長くなることから、従来のサイドエア
バッグ装置では、フロントピラー側辺部2Bの長さSB
をモジュールケース24〜ボルト穴20間の距離DB よ
り長くし、かつルーフサイド側辺部2Cの長さSC をボ
ルト穴20〜ボルト穴22間の距離DC より長くしてい
た。このように、袋体2における各辺部2A,2B,2
Cの長さSA ,SB ,SC が、それぞれ車体における距
離DA,DB ,DC より長くなると、袋体2を膨脹展開
した際に、袋体2の各辺部2B,2Cに弛みが発生す
る。この弛みを少なくするには、袋体2の各辺部2B,
2Cにおける車体への固定箇所を増やす必要がある。
装置において袋体2を車体へ取り付ける場合、図8に示
されるように帯状に折り畳まれた袋体2の長さ、即ち、
図7に示される袋体2における斜辺部2Aの長さS
A は、車体側部10におけるモジュールケース24から
ボルト穴20までの距離DB と、このボルト穴20から
ボルト穴22までの距離DC との和以上とする必要があ
る。従って、袋体2を展開した状態では、斜辺部2Aの
長さSA が、モジュールケース24からボルト穴22ま
での距離DA より長くなることから、従来のサイドエア
バッグ装置では、フロントピラー側辺部2Bの長さSB
をモジュールケース24〜ボルト穴20間の距離DB よ
り長くし、かつルーフサイド側辺部2Cの長さSC をボ
ルト穴20〜ボルト穴22間の距離DC より長くしてい
た。このように、袋体2における各辺部2A,2B,2
Cの長さSA ,SB ,SC が、それぞれ車体における距
離DA,DB ,DC より長くなると、袋体2を膨脹展開
した際に、袋体2の各辺部2B,2Cに弛みが発生す
る。この弛みを少なくするには、袋体2の各辺部2B,
2Cにおける車体への固定箇所を増やす必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、膨脹展開した袋体を車体側部と乗員との間へ弛
みなく張り渡すことができる廉価なサイドエアバッグ装
置を提供することを目的とする。
考慮し、膨脹展開した袋体を車体側部と乗員との間へ弛
みなく張り渡すことができる廉価なサイドエアバッグ装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のサイドエ
アバッグ装置は、ルーフサイドに沿ったルーフサイド側
辺部と、ピラーに沿ったピラー側辺部と、ルーフサイド
とピラーとのコーナー部を略直線的に結ぶように配置さ
れる斜辺部と、を備える袋体を車体へ取り付けて緊急時
に前記ルーフサイドから前記ピラーにかけて略三角形袋
状に展開させるサイドエアバック装置であって、前記袋
体は、前記ピラー側辺部の下端部に設けられたピラー下
部側固定点と、前記ルーフサイド側辺部と前記ピラー側
辺部とのコーナ部に設けられたピラー上部側固定点と、
前記ルーフサイド側辺部の後端部に設けられたルーフ後
部側固定点とを有し、前記ピラー下部側固定点から前記
ピラー上部側固定点までの長さを、車体におけるピラー
下部側固定点及びピラー上部側固定点へそれぞれ対応す
る固定位置間のピラー間固定距離より長くし、前記ピラ
ー上部側固定点から前記ルーフ後部側固定点までの長さ
を、車体におけるピラー上部側固定点及びルーフ後部側
固定点とそれぞれ対応する固定位置間のルーフ間固定距
離と略等しくし、前記ルーフ後部側固定点から前記ピラ
ー下部側固定点までの長さを、車体における前記ピラー
間固定距離と前記ルーフ間固定距離との和以上としたも
のである。
アバッグ装置は、ルーフサイドに沿ったルーフサイド側
辺部と、ピラーに沿ったピラー側辺部と、ルーフサイド
とピラーとのコーナー部を略直線的に結ぶように配置さ
れる斜辺部と、を備える袋体を車体へ取り付けて緊急時
に前記ルーフサイドから前記ピラーにかけて略三角形袋
状に展開させるサイドエアバック装置であって、前記袋
体は、前記ピラー側辺部の下端部に設けられたピラー下
部側固定点と、前記ルーフサイド側辺部と前記ピラー側
辺部とのコーナ部に設けられたピラー上部側固定点と、
前記ルーフサイド側辺部の後端部に設けられたルーフ後
部側固定点とを有し、前記ピラー下部側固定点から前記
ピラー上部側固定点までの長さを、車体におけるピラー
下部側固定点及びピラー上部側固定点へそれぞれ対応す
る固定位置間のピラー間固定距離より長くし、前記ピラ
ー上部側固定点から前記ルーフ後部側固定点までの長さ
を、車体におけるピラー上部側固定点及びルーフ後部側
固定点とそれぞれ対応する固定位置間のルーフ間固定距
離と略等しくし、前記ルーフ後部側固定点から前記ピラ
ー下部側固定点までの長さを、車体における前記ピラー
間固定距離と前記ルーフ間固定距離との和以上としたも
のである。
【0013】上記構成のサイドエアバッグ装置によれ
ば、袋体におけるピラー上部側固定点からルーフ後部側
固定点までの長さが車体におけるピラー上部側固定点及
びルーフ後部側固定点とそれぞれ対応する固定位置間の
距離と略等しいことから、袋体が膨脹展開した場合、袋
体におけるルーフサイド側辺部に沿った部分には弛みが
生じない。従って、ルーフサイド側辺部が乗員頭部付近
との対応位置へ支持されるように位置決めしておけば、
膨脹展開した袋体を車体側部と乗員との間へ弛みなく張
り渡すことができる。
ば、袋体におけるピラー上部側固定点からルーフ後部側
固定点までの長さが車体におけるピラー上部側固定点及
びルーフ後部側固定点とそれぞれ対応する固定位置間の
距離と略等しいことから、袋体が膨脹展開した場合、袋
体におけるルーフサイド側辺部に沿った部分には弛みが
生じない。従って、ルーフサイド側辺部が乗員頭部付近
との対応位置へ支持されるように位置決めしておけば、
膨脹展開した袋体を車体側部と乗員との間へ弛みなく張
り渡すことができる。
【0014】また、請求項2記載のサイドエアバッグ装
置は、請求項1記載のサイドエアバッグ装置において、
前記袋体のピラー側辺部が沿うピラーはフロントピラー
であり、前記袋体は、車体への固定点として前記ピラー
側辺部の端部間に設けられたピラー中間固定点を有する
ものである。
置は、請求項1記載のサイドエアバッグ装置において、
前記袋体のピラー側辺部が沿うピラーはフロントピラー
であり、前記袋体は、車体への固定点として前記ピラー
側辺部の端部間に設けられたピラー中間固定点を有する
ものである。
【0015】上記構成のサイドエアバッグ装置によれ
ば、袋体が膨脹展開した場合に、フロントピラー側辺部
に生じる弛みをフロントピラー中間固定点を境界として
分散することができるので、フロントピラー側辺部の弛
みにより生じる最大変位量を小さくできる。この場合
に、フロントピラー側辺部におけるフロントピラー上部
側固定点からフロントピラー中間固点までの部分を弛ま
せることなく車体へ固定しておけば、袋体におけるルー
フサイド側固定点,フロントピラー上部側固定点及びフ
ロントピラー中間固点により囲まれる部分に弛みが生じ
ない。
ば、袋体が膨脹展開した場合に、フロントピラー側辺部
に生じる弛みをフロントピラー中間固定点を境界として
分散することができるので、フロントピラー側辺部の弛
みにより生じる最大変位量を小さくできる。この場合
に、フロントピラー側辺部におけるフロントピラー上部
側固定点からフロントピラー中間固点までの部分を弛ま
せることなく車体へ固定しておけば、袋体におけるルー
フサイド側固定点,フロントピラー上部側固定点及びフ
ロントピラー中間固点により囲まれる部分に弛みが生じ
ない。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施形態の構成)本発明の実施
形態に係るサイドエアバッグ装置を図1から図6に基づ
いて説明する。なお、これらの図1から図6では、車両
前方を矢印FRで、車両上方を矢印UPでそれぞれ図示
する。本実施形態に係るサイドエアバッグ装置は、車両
の側方における衝突(側突)時等に袋体32を格納収縮
状態から、図1に示されるように圧力ガスの供給により
車体側部10と乗員頭部付近との間に膨張展開させて運
動エネルギーを吸収するようになっている。
形態に係るサイドエアバッグ装置を図1から図6に基づ
いて説明する。なお、これらの図1から図6では、車両
前方を矢印FRで、車両上方を矢印UPでそれぞれ図示
する。本実施形態に係るサイドエアバッグ装置は、車両
の側方における衝突(側突)時等に袋体32を格納収縮
状態から、図1に示されるように圧力ガスの供給により
車体側部10と乗員頭部付近との間に膨張展開させて運
動エネルギーを吸収するようになっている。
【0017】図2には上記のような構造のサイドエアバ
ッグ装置における袋体32の一例及び、この袋体32が
取り付けられる車体側部10が示されている。なお、こ
の図2では袋体32と車体側部10とはそれぞれ異なる
尺度で示され、袋体32の大きさに対して車体側部10
が縮小されて示されている。袋体32は、図2に示され
るように収縮展開状態では略三角形状に形成された布地
が二重に重ねられている。図2では紙面手前側(室内
側)の布地のみが図示されており、紙面奥側(室外側)
の布地は手前側布地と同一寸法であり手前側布地の奥に
配置され、この二重の布地の外周端が互いに接合した構
造になっている。この袋体32が車体に取り付けられた
状態で、最も車両前方向側に配置されるコーナー部に
は、インフレータからのガス供給を受けるための供給口
34が形成されている。また、他の2コーナー部のうち
車両前方(矢印FR方向)側に配置されるコーナー部に
はフロントピラー上部側固定点となる固定穴36が、車
両後方(矢印FRの逆方向)側に配置されるコーナー部
にはルーフサイド側固定点となる固定穴38がそれぞれ
設けられている。これらの固定穴36,38は、それぞ
れ袋体32の端部に連結された固定用高強度延長片36
A,38Aに形成されている。
ッグ装置における袋体32の一例及び、この袋体32が
取り付けられる車体側部10が示されている。なお、こ
の図2では袋体32と車体側部10とはそれぞれ異なる
尺度で示され、袋体32の大きさに対して車体側部10
が縮小されて示されている。袋体32は、図2に示され
るように収縮展開状態では略三角形状に形成された布地
が二重に重ねられている。図2では紙面手前側(室内
側)の布地のみが図示されており、紙面奥側(室外側)
の布地は手前側布地と同一寸法であり手前側布地の奥に
配置され、この二重の布地の外周端が互いに接合した構
造になっている。この袋体32が車体に取り付けられた
状態で、最も車両前方向側に配置されるコーナー部に
は、インフレータからのガス供給を受けるための供給口
34が形成されている。また、他の2コーナー部のうち
車両前方(矢印FR方向)側に配置されるコーナー部に
はフロントピラー上部側固定点となる固定穴36が、車
両後方(矢印FRの逆方向)側に配置されるコーナー部
にはルーフサイド側固定点となる固定穴38がそれぞれ
設けられている。これらの固定穴36,38は、それぞ
れ袋体32の端部に連結された固定用高強度延長片36
A,38Aに形成されている。
【0018】上記のような袋体32を車体へ収納する際
には、袋体32を、図2で2点鎖線で示す折曲線LR に
沿って略一定の間隔毎に折曲方向を交互に反転させて、
又は渦巻き状に折り曲げることにより、図3に示される
ように袋体32を帯状に折り畳み、車両側の袋体収納部
18に対応する幅とする。ここで、袋体32における折
曲線LR は、固定穴38を中心として供給口34と固定
穴36とを結ぶフロントピラー側辺部32Bの方向へ放
射状に延出する直線からなり、これらの折曲線LR の間
隔は固定穴38を中心とする円周方向において略等間隔
で設けられる。
には、袋体32を、図2で2点鎖線で示す折曲線LR に
沿って略一定の間隔毎に折曲方向を交互に反転させて、
又は渦巻き状に折り曲げることにより、図3に示される
ように袋体32を帯状に折り畳み、車両側の袋体収納部
18に対応する幅とする。ここで、袋体32における折
曲線LR は、固定穴38を中心として供給口34と固定
穴36とを結ぶフロントピラー側辺部32Bの方向へ放
射状に延出する直線からなり、これらの折曲線LR の間
隔は固定穴38を中心とする円周方向において略等間隔
で設けられる。
【0019】図4には車体側部10における袋体収納部
18の構成が示されている。この図4に示されるように
袋体収納部18は、帯状に折り畳まれた袋体32を収納
する格納ケース40を有している。この格納ケース40
は、軟鉄,アルミニウム等の金属や合成樹脂等の変形可
能な薄肉材料で製造され、フロントピラー12からルー
フサイド14に亘る長尺とされ、その長手直角断面が矩
形筒状に形成されている。格納ケース40は、車体側部
10におけるフロントピラー12からルーフサイド14
に亘る形状に対応して略V字状に屈曲しており、フロン
トピラー12及びルーフサイド14におけるインナーパ
ネル42とガーニシュ(内装材)44との間に配置され
る。格納ケース20には、ガーニシュ28との対向部に
長手方向に沿って開口部46が形成され、ガーニシュ4
4には、格納ケース40の開口部46と対向して切込み
48が形成されている。帯状に折り畳まれた袋体32
は、格納ケース40の長手に沿うように格納ケース40
内に収納され、図5に示されるように略V字状に屈曲し
た状態に保持される。
18の構成が示されている。この図4に示されるように
袋体収納部18は、帯状に折り畳まれた袋体32を収納
する格納ケース40を有している。この格納ケース40
は、軟鉄,アルミニウム等の金属や合成樹脂等の変形可
能な薄肉材料で製造され、フロントピラー12からルー
フサイド14に亘る長尺とされ、その長手直角断面が矩
形筒状に形成されている。格納ケース40は、車体側部
10におけるフロントピラー12からルーフサイド14
に亘る形状に対応して略V字状に屈曲しており、フロン
トピラー12及びルーフサイド14におけるインナーパ
ネル42とガーニシュ(内装材)44との間に配置され
る。格納ケース20には、ガーニシュ28との対向部に
長手方向に沿って開口部46が形成され、ガーニシュ4
4には、格納ケース40の開口部46と対向して切込み
48が形成されている。帯状に折り畳まれた袋体32
は、格納ケース40の長手に沿うように格納ケース40
内に収納され、図5に示されるように略V字状に屈曲し
た状態に保持される。
【0020】格納ケース40には、長手方向に沿って所
定間隔を置いて複数のブラケット50が設けられてい
る。これらのブラケット50は、一端部が格納ケース4
0の外周壁におけるインナーパネル42との対向部へ固
着され、他端部がボルト52及びナット54によりイン
ナーパネル42へ固定されている。これにより、袋体3
2を収納した格納ケース40が車体側部10へ取り付け
られる。
定間隔を置いて複数のブラケット50が設けられてい
る。これらのブラケット50は、一端部が格納ケース4
0の外周壁におけるインナーパネル42との対向部へ固
着され、他端部がボルト52及びナット54によりイン
ナーパネル42へ固定されている。これにより、袋体3
2を収納した格納ケース40が車体側部10へ取り付け
られる。
【0021】格納ケース40に収納された袋体32は、
長手方向の両端部、即ち供給口34が開口したコーナー
部及び固定穴38が設けられたコーナー部を格納ケース
40両端部から長手方向外側へそれぞれ延出させる。図
1に示されるように袋体32は、固定穴36,38が設
けられた2コーナー部のうち車両後方側のコーナー部
が、固定穴38を挿通したボルト56によりボルト穴2
2へ固定され、車両前方側のコーナー部が、固定穴36
及び格納ケース40の貫通穴(図示省略)を挿通したボ
ルト56によりボルト穴20へ固定される。
長手方向の両端部、即ち供給口34が開口したコーナー
部及び固定穴38が設けられたコーナー部を格納ケース
40両端部から長手方向外側へそれぞれ延出させる。図
1に示されるように袋体32は、固定穴36,38が設
けられた2コーナー部のうち車両後方側のコーナー部
が、固定穴38を挿通したボルト56によりボルト穴2
2へ固定され、車両前方側のコーナー部が、固定穴36
及び格納ケース40の貫通穴(図示省略)を挿通したボ
ルト56によりボルト穴20へ固定される。
【0022】一方、図2に示されるように、フロントピ
ラー12の下部にはモジュールケース24が固定されて
いる。このモジュールケース24は、一端が閉塞され、
かつ他端が開放した有底筒状に形成され、筒内底部には
ガス発生用インフレータ(図示省略)が配置されてい
る。モジュールケース24は、その高さ方向がフロント
ピラー12の長手方向と略平行になるよう支持され、開
放端をルーフサイド14側へ向けている。袋体32は、
供給口34の周縁部をモジュールケース24の開放端側
から外周面に嵌合する。この供給口34の周縁部には環
状のリテーナ58が巻装され、このリテーナ58が供給
口34の周縁部をモジュールケース24の外周面との間
に挟み付けることにより、袋体32は、供給口34が開
口したコーナー部がフロントピラー12の下部に固定さ
れると共に、供給口34がモジュールケース24の開放
端と気密性が保たれるように接続される。
ラー12の下部にはモジュールケース24が固定されて
いる。このモジュールケース24は、一端が閉塞され、
かつ他端が開放した有底筒状に形成され、筒内底部には
ガス発生用インフレータ(図示省略)が配置されてい
る。モジュールケース24は、その高さ方向がフロント
ピラー12の長手方向と略平行になるよう支持され、開
放端をルーフサイド14側へ向けている。袋体32は、
供給口34の周縁部をモジュールケース24の開放端側
から外周面に嵌合する。この供給口34の周縁部には環
状のリテーナ58が巻装され、このリテーナ58が供給
口34の周縁部をモジュールケース24の外周面との間
に挟み付けることにより、袋体32は、供給口34が開
口したコーナー部がフロントピラー12の下部に固定さ
れると共に、供給口34がモジュールケース24の開放
端と気密性が保たれるように接続される。
【0023】モジュールケース24内のインフレータに
はガス発生剤が充填されている。図示を省略するセンサ
が車両急減速や側突等を検出するとインフレータが作動
し、圧力ガスをガス発生剤から発生させる。この圧力ガ
スは、モジュールケース24の開放端を通して袋体32
内部へ流入する。この圧力ガスによって袋体32が膨脹
すると、図4で鎖線で示されるように、袋体32からの
加圧力によって格納ケース40が開口部46を拡げるよ
うに弾性的又は塑性的に変形すると共に、ガーニュシュ
44が切込み48付近で左右に展開されるように弾性的
又は塑性的に変形し、袋体32の乗員室内への膨脹展開
が可能となる。
はガス発生剤が充填されている。図示を省略するセンサ
が車両急減速や側突等を検出するとインフレータが作動
し、圧力ガスをガス発生剤から発生させる。この圧力ガ
スは、モジュールケース24の開放端を通して袋体32
内部へ流入する。この圧力ガスによって袋体32が膨脹
すると、図4で鎖線で示されるように、袋体32からの
加圧力によって格納ケース40が開口部46を拡げるよ
うに弾性的又は塑性的に変形すると共に、ガーニュシュ
44が切込み48付近で左右に展開されるように弾性的
又は塑性的に変形し、袋体32の乗員室内への膨脹展開
が可能となる。
【0024】上記のように構成された本実施形態のサイ
ドエアバッグ装置において、格納ケース40に収納され
た袋体32を車体へ取り付ける場合、図3に示されるよ
うに帯状に折り畳まれた袋体32の長さ、即ち、図2に
示される袋体32における供給口34と固定穴38とを
結ぶ斜辺部32Aの長さSA は、車体側部10における
モジュールケース24からボルト穴20までの距離DB
と、このボルト穴20からボルト穴22までの距離DC
との和以上とする必要がある。従って、袋体32を展開
した状態では、斜辺部12Aの長さSA が、モジュール
ケース24からボルト穴38までの距離DA より長くな
る。このため、袋体32の各コーナー部を車体側部10
におけるモジュールケース24,ボルト穴20及びボル
ト穴22へそれぞれ固定可能とするには、袋体32にお
けるフロントピラー側辺部32Bの長さSB とルーフサ
イド側辺部32Cの長さSC との和を、長さSA と距離
D A との差に対応させて距離DB と距離DC との和より
長くする必要がある。
ドエアバッグ装置において、格納ケース40に収納され
た袋体32を車体へ取り付ける場合、図3に示されるよ
うに帯状に折り畳まれた袋体32の長さ、即ち、図2に
示される袋体32における供給口34と固定穴38とを
結ぶ斜辺部32Aの長さSA は、車体側部10における
モジュールケース24からボルト穴20までの距離DB
と、このボルト穴20からボルト穴22までの距離DC
との和以上とする必要がある。従って、袋体32を展開
した状態では、斜辺部12Aの長さSA が、モジュール
ケース24からボルト穴38までの距離DA より長くな
る。このため、袋体32の各コーナー部を車体側部10
におけるモジュールケース24,ボルト穴20及びボル
ト穴22へそれぞれ固定可能とするには、袋体32にお
けるフロントピラー側辺部32Bの長さSB とルーフサ
イド側辺部32Cの長さSC との和を、長さSA と距離
D A との差に対応させて距離DB と距離DC との和より
長くする必要がある。
【0025】本実施形態に係る袋体32では、ルーフサ
イド側辺部32Cを距離DC と略等しい長さとし、かつ
フロントピラー側辺部32Bを、長さSA と距離DA と
の差に対応させて距離DB より長くすることにより、袋
体32の各コーナー部をモジュールケース24,ボルト
穴20及びボルト穴22へそれぞれ固定できるようにし
ている。
イド側辺部32Cを距離DC と略等しい長さとし、かつ
フロントピラー側辺部32Bを、長さSA と距離DA と
の差に対応させて距離DB より長くすることにより、袋
体32の各コーナー部をモジュールケース24,ボルト
穴20及びボルト穴22へそれぞれ固定できるようにし
ている。
【0026】(実施形態の作用)次に、上述のように構
成された本実施形態に係るサイドエアバッグ装置の作用
及び動作について説明する。
成された本実施形態に係るサイドエアバッグ装置の作用
及び動作について説明する。
【0027】まず、車両に所定値以上の大きな加速度が
加わると、これを検出した加速度センサがモジュールケ
ース24内のインフレータを作動してガスを噴出させ
る。このガスは、モジュールケース24の開放端を通し
て袋体32内へ供給される。ガス供給を受けた袋体32
は、前述したように膨脹すると共に、格納ケース40の
開口部46及びガーニシュ44の切込み48を押し拡げ
て乗員室内へ膨脹展開する。膨脹展開した袋体32は図
1に示されるように、フロントピラー側辺部32Bがフ
ロントピラー12に沿って、ルーフサイド側辺部32C
がルーフサイド14に沿って、斜辺部32Aがフロント
ピラー12とルーフサイド14との間の領域である窓部
26の上部を斜めに横切るようにそれぞれ支持される。
このように膨張展開した袋体32に乗員の頭部付近が当
った場合には、この袋体32内に充填されたガスの弾性
力及び袋体32の張力によって、その運動エネルギーが
吸収される。
加わると、これを検出した加速度センサがモジュールケ
ース24内のインフレータを作動してガスを噴出させ
る。このガスは、モジュールケース24の開放端を通し
て袋体32内へ供給される。ガス供給を受けた袋体32
は、前述したように膨脹すると共に、格納ケース40の
開口部46及びガーニシュ44の切込み48を押し拡げ
て乗員室内へ膨脹展開する。膨脹展開した袋体32は図
1に示されるように、フロントピラー側辺部32Bがフ
ロントピラー12に沿って、ルーフサイド側辺部32C
がルーフサイド14に沿って、斜辺部32Aがフロント
ピラー12とルーフサイド14との間の領域である窓部
26の上部を斜めに横切るようにそれぞれ支持される。
このように膨張展開した袋体32に乗員の頭部付近が当
った場合には、この袋体32内に充填されたガスの弾性
力及び袋体32の張力によって、その運動エネルギーが
吸収される。
【0028】本実施形態のサイドエアバッグ装置によれ
ば、帯状に折り畳まれた袋体32の膨脹展開時に、袋体
32における固定穴38を中心として固定穴36を通る
仮想の円軌跡R(図1,図2参照)により囲まれる固定
穴38側の領域が円軌跡Rの接線方向へ広がって乗員室
内へ扇状に展開する。このとき、袋体32のルーフサイ
ド側辺部32Cの長さSC が、車体側部10における距
離DC と略等しいことから、袋体32が膨脹展開した場
合に、袋体32におけるルーフサイド側辺部32Cを弛
ませることなくルーフサイド14に沿って張り渡すこと
ができる。このようにルーフサイド側辺部32Cをルー
フサイド14に沿って弛みなく渡すことにより、袋体3
2におけるルーフサイド側辺部32Cに沿った部分には
弛みが生じない。この袋体32におけるルーフサイド側
辺部32Cに沿った部分は、車体側部10において乗員
頭部付近との対応位置へ展開して支持される。
ば、帯状に折り畳まれた袋体32の膨脹展開時に、袋体
32における固定穴38を中心として固定穴36を通る
仮想の円軌跡R(図1,図2参照)により囲まれる固定
穴38側の領域が円軌跡Rの接線方向へ広がって乗員室
内へ扇状に展開する。このとき、袋体32のルーフサイ
ド側辺部32Cの長さSC が、車体側部10における距
離DC と略等しいことから、袋体32が膨脹展開した場
合に、袋体32におけるルーフサイド側辺部32Cを弛
ませることなくルーフサイド14に沿って張り渡すこと
ができる。このようにルーフサイド側辺部32Cをルー
フサイド14に沿って弛みなく渡すことにより、袋体3
2におけるルーフサイド側辺部32Cに沿った部分には
弛みが生じない。この袋体32におけるルーフサイド側
辺部32Cに沿った部分は、車体側部10において乗員
頭部付近との対応位置へ展開して支持される。
【0029】従って、本実施形態のサイドエアバッグ装
置では、緊急時に袋体32が膨脹展開した場合、フロン
トピラー側辺部32B及び斜辺部32Aには弛みが生じ
るが、袋体32におけるルーフ側辺部32Cに沿った部
分が弛みなく乗員頭部付近との対応位置へ展開するの
で、確実に袋体32により乗員頭部を支持して、その運
動エネルギーを吸収できる。
置では、緊急時に袋体32が膨脹展開した場合、フロン
トピラー側辺部32B及び斜辺部32Aには弛みが生じ
るが、袋体32におけるルーフ側辺部32Cに沿った部
分が弛みなく乗員頭部付近との対応位置へ展開するの
で、確実に袋体32により乗員頭部を支持して、その運
動エネルギーを吸収できる。
【0030】以上説明した本実施形態のサイドエアバッ
グ装置では、インフレータを内蔵したモジュールケース
24を袋体32の前端側、即ち、フロントピラー12の
下部に設けた構成であったが、モジュールケース24の
取付位置が袋体32の後端側(すなわち、図2に示され
る車体側部10でモジュールケース24の位置とボルト
穴22の位置とが逆となる構成)であってもよい。
グ装置では、インフレータを内蔵したモジュールケース
24を袋体32の前端側、即ち、フロントピラー12の
下部に設けた構成であったが、モジュールケース24の
取付位置が袋体32の後端側(すなわち、図2に示され
る車体側部10でモジュールケース24の位置とボルト
穴22の位置とが逆となる構成)であってもよい。
【0031】また、図6に示されるように、袋体32に
おけるフロントピラー側辺部32Bの中央位置付近に連
結された固定用高強度延長片60Aに固定穴60を追加
して設け、一方フロントピラー12おけるモジュールケ
ース24とボルト穴20との中央位置付近にボルト穴6
2を追加して設け、固定穴60を挿通したボルトにより
フロントピラー側辺部32Bの中央部をボルト穴62へ
固定するようにしてもよい。このようにフロントピラー
側辺部32Bの中央部を車体側へ固定することにより、
袋体32が膨脹展開した場合に、フロントピラー側辺部
32Bに生じる弛みを、固定穴60を境界として供給口
34側の部分と固定穴36側の部分とへ分散することが
できるので、フロントピラー側辺部32Bの弛みにより
生じる最大変位量を小さくできる。この場合に、袋体3
2おける固定穴60〜固定穴36までの長さSD を、車
両側部10におけるボルト穴62〜ボルト穴20の距離
D D と略等しくしておけば、膨脹展開時にフロントピラ
ー側辺部32Aにおける固定穴36〜固定穴60の部分
を弛みなく張り渡すことができるので、袋体32におけ
る固定穴60,36,38により囲まれる部分に弛みが
生じることを防止できるので、フロントピラー中間固定
点となる固定穴60の追加により袋体32における弛み
が生じない部分を増大できる。
おけるフロントピラー側辺部32Bの中央位置付近に連
結された固定用高強度延長片60Aに固定穴60を追加
して設け、一方フロントピラー12おけるモジュールケ
ース24とボルト穴20との中央位置付近にボルト穴6
2を追加して設け、固定穴60を挿通したボルトにより
フロントピラー側辺部32Bの中央部をボルト穴62へ
固定するようにしてもよい。このようにフロントピラー
側辺部32Bの中央部を車体側へ固定することにより、
袋体32が膨脹展開した場合に、フロントピラー側辺部
32Bに生じる弛みを、固定穴60を境界として供給口
34側の部分と固定穴36側の部分とへ分散することが
できるので、フロントピラー側辺部32Bの弛みにより
生じる最大変位量を小さくできる。この場合に、袋体3
2おける固定穴60〜固定穴36までの長さSD を、車
両側部10におけるボルト穴62〜ボルト穴20の距離
D D と略等しくしておけば、膨脹展開時にフロントピラ
ー側辺部32Aにおける固定穴36〜固定穴60の部分
を弛みなく張り渡すことができるので、袋体32におけ
る固定穴60,36,38により囲まれる部分に弛みが
生じることを防止できるので、フロントピラー中間固定
点となる固定穴60の追加により袋体32における弛み
が生じない部分を増大できる。
【0032】
【発明の効果】本発明のサイドエアバッグ装置によれ
ば、膨脹展開した袋体を確実に車体側部と乗員頭部付近
との間へ弛みなく張り渡すことができる。
ば、膨脹展開した袋体を確実に車体側部と乗員頭部付近
との間へ弛みなく張り渡すことができる。
【図1】本発明の実施形態に係る作動状態のサイドエア
バッグ装置を車両乗員室側から見た側面図である。
バッグ装置を車両乗員室側から見た側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るサイドエアバッグ装
置における収縮展開状態の袋体、及び車体側部を示す側
面図である。
置における収縮展開状態の袋体、及び車体側部を示す側
面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るサイドエアバッグ装置
における帯状に折り畳んだ袋体を示す側面図である。
における帯状に折り畳んだ袋体を示す側面図である。
【図4】図1のIV−IV線による断面を示す袋体を収容し
ている袋体収納部の断面図である。
ている袋体収納部の断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るサイドエアバッグ装置
における帯状に折り畳んだ袋体の格納状態を示す側面図
である。
における帯状に折り畳んだ袋体の格納状態を示す側面図
である。
【図6】本発明の実施の形態に係るサイドエアバッグ装
置における袋体の他の例、及び車体側部を示す側面図で
ある。
置における袋体の他の例、及び車体側部を示す側面図で
ある。
【図7】従来のサイドエアバッグ装置における収縮展開
状態の袋体を示す側面図である。
状態の袋体を示す側面図である。
【図8】従来のサイドエアバッグ装置における帯状に折
り畳んだ袋体を示す側面図である。
り畳んだ袋体を示す側面図である。
【図9】従来のサイドエアバッグ装置における帯状に折
り畳んだ袋体の格納状態を示す側面図である。
り畳んだ袋体の格納状態を示す側面図である。
10 車体側部 12 フロントピラー 14 ルーフサイド 18 袋体収納部 20 ボルト穴 22 ボルト穴 24 モジュールケース 26 窓部 32 袋体 34 供給口 36 固定穴(フロントピラー上部側固定点) 38 固定穴(ルーフサイド側固定点) 42 インナーパネル 44 ガーニシュ 56 ボルト 58 リテーナ 60 固定穴(フロントピラー中間固定点) 62 ボルト穴
Claims (2)
- 【請求項1】 ルーフサイドに沿ったルーフサイド側辺
部と、ピラーに沿ったピラー側辺部と、ルーフサイドと
ピラーとのコーナー部を略直線的に結ぶように配置され
る斜辺部と、を備える袋体を車体へ取り付けて緊急時に
前記ルーフサイドから前記ピラーにかけて略三角形袋状
に展開させるサイドエアバック装置であって、 前記袋体は、前記ピラー側辺部の下端部に設けられたピ
ラー下部側固定点と、前記ルーフサイド側辺部と前記ピ
ラー側辺部とのコーナ部に設けられたピラー上部側固定
点と、前記ルーフサイド側辺部の後端部に設けられたル
ーフ後部側固定点とを有し、 前記ピラー下部側固定点から前記ピラー上部側固定点ま
での長さを、車体におけるピラー下部側固定点及びピラ
ー上部側固定点へそれぞれ対応する固定位置間のピラー
間固定距離より長くし、前記ピラー上部側固定点から前
記ルーフ後部側固定点までの長さを、車体におけるピラ
ー上部側固定点及びルーフ後部側固定点とそれぞれ対応
する固定位置間のルーフ間固定距離と略等しくし、前記
ルーフ後部側固定点から前記ピラー下部側固定点までの
長さを、車体における前記ピラー間固定距離と前記ルー
フ間固定距離との和以上としたことを特徴とするサイド
エアバック装置。 - 【請求項2】 前記袋体のピラー側辺部が沿うピラーは
フロントピラーであり、前記袋体は、車体への固定点と
して前記ピラー側辺部の端部間に設けられたピラー中間
固定点を有することを特徴とする請求項1記載のサイド
エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120953A JPH11310101A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | サイドエアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120953A JPH11310101A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | サイドエアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11310101A true JPH11310101A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14799076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10120953A Pending JPH11310101A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | サイドエアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11310101A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001171468A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-26 | Toyoda Gosei Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
| JP2009190719A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-08-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置 |
| WO2016035746A1 (ja) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用サイドエアバッグモジュールの製造方法及び車両用サイドエアバッグ装置 |
| CN108437926A (zh) * | 2017-02-16 | 2018-08-24 | 奥托立夫开发公司 | 用于将气帘卷绕和/或折叠成管状体的包装方法 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10120953A patent/JPH11310101A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001171468A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-26 | Toyoda Gosei Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
| JP2009190719A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-08-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置 |
| WO2016035746A1 (ja) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用サイドエアバッグモジュールの製造方法及び車両用サイドエアバッグ装置 |
| JPWO2016035746A1 (ja) * | 2014-09-04 | 2017-06-15 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両用サイドエアバッグモジュールの製造方法及び車両用サイドエアバッグ装置 |
| CN108437926A (zh) * | 2017-02-16 | 2018-08-24 | 奥托立夫开发公司 | 用于将气帘卷绕和/或折叠成管状体的包装方法 |
| CN108437926B (zh) * | 2017-02-16 | 2022-02-18 | 奥托立夫开发公司 | 用于将气帘卷绕和/或折叠成管状体的包装方法 |
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