JPH11310486A - コンクリート下地の表面処理方法 - Google Patents
コンクリート下地の表面処理方法Info
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Abstract
定されることなく、コンクリート下地がある程度の硬度
を発現した後は、湿潤・乾燥状態にかかわりなくいかな
る時にも下地処理を行うことができ、かつ、コンクリー
ト下地との付着性および遮水性に優れるコンクリート下
地の表面処理方法を提供する。 【解決手段】 EP2 を、水可溶性エポキシ樹脂基材と
硬化剤を配合して作成する。ES を、固形分量100%
のエポキシ樹脂エマルジョンと、固形分量20%の硬化
剤を配合して作成する。EP2 及びES の固形分濃度を
20%に設定した樹脂水溶液を作成してシーラー材と
し、EP2 ベースまたはES ベースの複合材であるEP
CMを作成する。EP2 及びES それぞれのシーラー材
を塗布してシーラー含浸層2を形成し、追ってEP2 及
びES それぞれのEPCMを3mmの厚みに施工してE
PCM層1を形成し、これに樹脂リッチのEPCM表層
1aが形成される。
Description
際のコンクリート下地の表面処理方法に方法に関する。
よる既設のコンクリート床に樹脂塗床を施工して仕上げ
る場合、在来工法ではコンクリート打設後、3週間以上
の乾燥期間が必要とされる。特に、厨房等、常時水を使
用している場所の樹脂塗床改修工事では、下地が湿潤し
ているため、表面の旧仕上材を剥がし、湿潤した下地を
ある程度乾燥させてから、湿潤面用プライマーを塗布し
たり、アクリル樹脂等を配合したポリマーセメントモル
タルを下地処理材として施工したりすることが行われて
いる。
下地の表面処理方法では、コンクリート下地をある程度
乾燥させるために、下地処理を行うまでに長時間を要
し、延いては、工期が長期化するとともに、天気具合に
よってコンクリート下地の乾燥度合いが変化し、工事の
正確な日程が立てずらくなってしまう。このため、コン
クリート下地の乾燥を十分にとれない状態で下地処理を
せざるを得ない場合があり、このような場合には塗床に
膨れや剥がれが生じてしまう。
るクイックボーデン工法(若材令床コンクリート面の早
期仕上げ工法)が本出願人によって提案されている。こ
のクイックボーデン工法は、打設したコンクリート下地
が湿潤状態で下地処理を施工するようにしたもので、塗
床に膨れや剥がれが発生するのを防止しつつ下地処理期
間を大幅に短縮することができる。
うな従来のコンクリート下地の表面処理方法にあって
は、クイックボーデン工法を用いて下地処理しようとし
た場合、打設した下地コンクリートが所定の硬度を発生
した後、湿潤状態を保持する間、つまり、打設後数時間
から略24時間の間に下地処理材を塗布する必要があっ
た。このため、下地処理材の塗布期間が厳密に限定され
ることになり、このクイックボーデン工法を実行するた
めには、下地コンクリートの打設後、遅くとも翌日には
下地処理しなければならないという確実性が要求され
る。ところが、当初はクイックボーデン工法を予定して
工事日程を決めていたにもかかわらず、何らかの原因で
この塗布期間にクイックボーデン工法を施工できない場
合には、在来の下地処理工法を施工せざるを得なくなっ
てしまう。この場合、上述したようにコンクリート下地
を十分に乾燥させる必要があり、更に予定外の長期の養
生期間を設定しなければならず、その後の工事日程をや
りくりして大幅に変更せざるを得なくなってしまい、場
合によっては他の建築工事にも影響してしまうという課
題があった。あるいは、乾燥した下地にエポキシ樹脂複
合材を下地処理材として使用する方法もあるが、下地の
乾燥によりエポキシ樹脂が沈殿して、空気層の間隙に留
まる割合が少なくなり、効果が十分に発揮されなかっ
た。
て成されたもので、下地コンクリートの打設後の下地処
理の期間が限定されることなく、コンクリート下地があ
る程度の硬度を発現した後は、湿潤状態または乾燥状態
にかかわりなくいかなる時にも下地処理を行うことがで
き、かつ、コンクリート下地との付着性および遮水性に
優れるコンクリート下地の表面処理方法を提供すること
を目的とする。
めに本発明の請求項1に示すコンクリート下地の表面処
理方法は、水可溶性エポキシ樹脂を水で希釈したシーラ
ー材を、コンクリートの乾燥下地または湿潤下地に一度
塗布して目詰めし、このシーラー材が下地にほぼ浸透し
後、追って上記シーラー材を再度塗布し、この再度塗布
したシーラー材の上に、水可溶性エポキシ樹脂とセメン
トモルタルとを混合した複合材を施工し、この複合材の
硬化後に塗床仕上げ材を施工する。
ト下地の表面処理方法は、水可溶性エポキシ樹脂を水で
希釈したシーラー材を、コンクリートの湿潤下地または
乾燥下地に塗布した後、このシーラー材の上に水可溶性
エポキシ樹脂とセメントとを混合したペースト状材料ま
たは水可溶性エポキシ樹脂とセメントモルタルとを混合
した複合材をしごき施工し、その上に水可溶性エポキシ
樹脂とセメントモルタルを混合した複合材を施工して、
これらペースト状材料または複合材の硬化後に塗床仕上
げ材を施工する。
ト下地の表面処理方法は、コンクリートの乾燥下地に水
を撒いて湿潤させた後、水可溶性エポキシ樹脂を水で希
釈したシーラー材を塗布し、このシーラー材の上に、水
可溶性エポキシ樹脂とセメントモルタルとを混合した複
合材を施工し、この複合材の硬化後に塗床仕上げ材を施
工する。
リート下地の表面処理方法は、水可溶性エポキシ樹脂と
セメントとを混合したペースト状材料を、コンクリート
の湿潤下地または乾燥下地にしごき施工した後、水可溶
性エポキシ樹脂とセメントモルタルとを混合した複合材
を施工し、この複合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工す
る。
ト下地の表面処理方法は、所定の硬度を発現したコンク
リートの下地が湿潤状態のうちに、水可溶性エポキシ樹
脂とセメントモルタルとを混合した複合材をしごき施工
し、この複合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工する。
理方法にあっては、請求項1,2,4に示した乾燥下地
に対しては、浸透性に非常に優れたシーラー材が下地に
浸透することで、下地と強固に一体化する。また、請求
項1,2,3,4,5に示した湿潤下地に対しては、シ
ーラー材および複合材に用いたエポキシ樹脂は水可溶性
であるため、湿潤下地とは非常になじみが良く、強固に
付着し、一体化する。更に、複合材と塗床仕上げ材のエ
ポキシ樹脂やウレタン樹脂等とは強固に付着し、一体化
する。
理方法に適用される複合材に用いる材料は、セメント,
砂,水,水可溶性エポキシ樹脂を混合して調製され、こ
の複合材をコンクリート下地に施工した場合に、比重の
大きいものほど下に沈み、比重の小さいものほど上に浮
いてくる。即ち、材料の比重はセメント3.1,砂2.
6,水1.0,水可溶性エポキシ樹脂0.9であるた
め、比重差およびブリージングの作用でエポキシ樹脂が
水溶液として複合材の表層部に上昇し、その表層部には
複合材層内よりも樹脂分が多い樹脂リッチ層が形成され
ることになる。
管上昇水分は複合材層内で先ず遮断され、更に樹脂リッ
チな複合材表層部で遮断されることになる。このため、
その上に施工される塗床仕上げ層に対して裏面からの上
昇水分の影響が及ばないため、塗床の膨れや剥がれを防
止することができる。
って、コンクリート下地の材令や湿潤・乾燥程度にかか
わりなく下地に強固に付着し一体化して、また裏面から
の毛管上昇水分を遮断することによって、塗床仕上げ面
の膨れや剥がれを防止できるため、下地コンクリートの
打設後の下地処理の期間が限定されることなく、コンク
リート下地がある程度の硬度を発現した後はいかなる時
にも下地処理を行うことができ、かつ、コンクリート下
地との付着性および遮水性に優れる表面処理方法とな
る。
しは分散するエポキシ樹脂のことである。アミンやアミ
ド等の硬化剤を配合することによって、水の存在下やア
ルカリ環境条件下でも化学反応によって硬化し、三次元
的な架橋構造を有する堅固な硬化樹脂層が形成される。
は、その具体例としては、ベコポックスEP128
(商品名:ヘキストジャパン株式会社製)およびD・E
・R331C(商品名:ダウケミカル株式会社製)のよ
うに、水に混ぜても乳化しない非乳化タイプエポキシ基
材、ベコポックスEP122W(商品名:ヘキストジ
ャパン株式会社製)、ディックファインEM−60(商
品名:大日本インキ化学工業株式会社製)およびエピコ
ートDX−255(商品名:油化シェルエポキシ株式会
社製)のように、水に混ぜて乳化するか、または既に乳
化している乳化タイプエポキシ基材が好適に用いられ
る。また、水可溶性エポキシ樹脂は、乳化可能な二液反
応形エポキシ樹脂を含む。
S−53C(商品名:富士化成工業株式会社製)および
ACRハードナーH−4121(商品名:ACR株式会
社製)のように、それ自身が乳化しているもの、アデ
カハードナーEHE−027(商品名:旭電化工業株式
会社製)およびエポルジョンEBI(商品名:カネボウ
NSC株式会社製)のように、それ自身は乳化していな
いが、基材を乳化させることができる自己乳化型のも
の、ダイトクラールX−985(商品名:大都産業株
式会社製)およびラッカマイドEA−240(商品名:
大日本インキ化学工業株式会社製)のように、無溶剤ま
たは溶剤型エポキシ樹脂に使用される通常タイプのもの
が好適に用いられる。
組み合わせは、非乳化タイプエポキシ基材と通常タイプ
の硬化剤との組み合わせを除いて任意に行うことができ
るが、前記水可溶性エポキシ樹脂は、乳化タイプのエポ
キシ基材と、自己乳化タイプの硬化剤とを配合したもの
であることが好ましい。水可溶性樹脂は、乳化不能エポ
キシ樹脂基材と乳化形硬化剤を配合したもの、および乳
化可能エポキシ樹脂基材と乳化形あるいは通常タイプの
硬化剤とを配合したものを含む。
ト又は超早強セメントを用いれば、早強セメント又は超
早強セメントの急速な水和反応によって、セメントモル
タルが急速に硬化進行して工期の短縮を図れるととも
に、その反応生成熱によって乾燥の促進を図ることがで
き、気温が低く乾燥しにくい冬期等においても高い施工
性を得ることができる。
いて添付図面に基づいて説明する。
2 およびES をそれぞれ作成する。EP2 は、水可溶性
エポキシ樹脂基材であるエピコートDX−255(商品
名:油化シェルエポキシ株式会社製)と、硬化剤である
トーマイドTXS−53C(商品名:富士化成工業株式
会社製)とを重量比100:100で配合したものであ
る(なお、配合後の固形分量は100%である)。
シ樹脂エマルジョンと、固形分量20%の硬化剤(いず
れも株式会社エービーシー商会製)とを重量比50:1
00で配合したものである(なお、配合後の固形分量は
47%である)。
度を例えば20%に設定した樹脂水溶液を作成してシー
ラー材とするとともに、表1の配合にしたがったEP2
ベースまたはES ベースの複合材であるエポキシポリマ
ーセメント(以下、EPCMと称する)を作成する。
するエポキシ樹脂の割合である。
となる供試体を製作し、これにより付着力を実験して表
2に示す結果を得た。即ち、材令を経た下地材として市
販のコンクリート歩道板を用い、この下地材を6ヶ月間
水中に全面浸漬した後引き上げ、室内で上面から乾燥さ
せるように側面および下面をビニールで覆い、室内に静
置した。
に、下地表面の水を濡れウエスで拭き取った状態をい
う。また、含水率はKettモルタル水分計で測定し
た。更に、この場合の半水浸は、供試体上面より10m
m下がりまで水に浸漬した状態とする。
間を異ならせて湿潤・乾燥程度の異なる下地とし、下地
表面をサンドペーパーで軽く目粗しした後、EP2 およ
びES それぞれのシーラー材(樹脂固形分20%のEP
2 およびES それぞれの水溶液)を200g/m2 塗布
し、追ってEP2 およびES それぞれのEPCMを3m
mの厚みに金ごてで施工した。これは図1に示すように
コンクリート下地の表面処理を想定したもので、同図で
はEPCM層1の上層にEPCM表層1aが形成され
る。2はシーラー含浸層、3はコンクリート、4は土間
である。
測定し、半水浸前の付着力とした。この付着力測定で生
じた下地欠損部にエポキシ樹脂を充填して補修した後、
半水浸を3ヶ月間行った。次いで、供試体を水から引き
上げて同様に引張り付着力を測定し、半水浸後の付着力
とした。
前の付着力から明らかなように、EPCM施工前の下地
の乾燥時間の長短、即ち下地含水率の大小にかかわりな
く、EP2 は20kgf/cm2 前後、ES は18kg
f/cm2 前後の付着力を示し、下地に良く付着してい
ることが判断される。そして、この付着力と半水浸後の
付着力との比較から明らかなように、両EPCMは半水
浸3ヶ月後も付着劣化していないことが判る。また、付
着力を測定した際の破断は、半水浸前後のいずれにおい
ても全て下地内部から生じており、両EPCMは下地に
強固に付着していた。
場合の実験結果について述べる。
EPCM、並びにQQI(株式会社エービーシー商会
製)の施工翌日から13日間における施工時の下地材令
(日)と蒸発水分量(g/100cm2 )との関係を示
している。なお、ブランクは、未処理の蒸発水分量を示
している。
地材令に拘わらず低く、特に下地材令が0〜1,2日程
度における蒸発水分量が未処理の場合の蒸発水分量に対
して著しく抑えられており、下地水分の蒸発が抑制され
ること、および水和反応が促進されることが分かる。Q
QIは、例えば特公平1−6147号公報または特公平
3−35275号公報に示されるような、いわゆるクイ
ックボーデン工法(登録商標:株式会社大林組)で用い
られる下地処理材であって、下地材令が0〜1日である
場合のみしか施工できないので、下地材令が2日以降は
実験を行っていない。
図(b)はES ベースのEPCM、同図(c)はQQI
をそれぞれ施工した場合の下地含水率(%)と付着力
(kg/cm2 )との関係であり、含水率は105゜C
乾燥による全乾法で算出したものである。なお、全乾法
による含水率10%は、材令0日(8時間)のモルタル
下地に相当しており、飽和水分条件の下地である。ま
た、図4は、目粗しをした場合のEPCM,QQI施工
時における下地材令(日)と付着力(kg/cm2)と
の関係を示している。EP2 ,ES のいずれをベースに
したEPCMにあっても、高い付着力が得られた。下地
モルタルの表面にEPCMを施工した後、試験ピースを
採取して破断状況を確認した結果、いずれの試験ピース
でも、EPCM内や界面で破断することなく、下地モル
タルの内部で破断することが確認された。
令と半水浸20日後における各層の含水率との関係をプ
ロティメータで測定したものである。同図(a)はEP
2 ベースのEPCM、同図(b)はES ベースのEPC
M、同図(c)はQQIをそれぞれ施工した場合の下地
モルタル材令(日)と含水率(%)との関係を示してい
る。この場合における“半水浸”は、供試体をその上面
より10mm下まで水中に浸漬する。EPCMの表面含
水率は、下地材令に拘わらず、下地水分の影響を受ける
ことなく常に低い値を維持しており、下地モルタル側か
らの毛管上昇水分の遮断性が高いことが分かる。即ち、
図1に示したように裏面からの毛管上昇水分がEPCM
層1でまず遮断され、更に、EPCM表層1aで遮断さ
れることが判断される。そして、この水分遮断状況はク
イックボーデン工法で用いる下地処理材のQQIと全く
同じであり、各層における含水率の分布もQQIの場合
と略同じである。
地含水率(%)に対するEP2 ベースのEPCMの付着
力を示し、同図(b)はES ベースのEPCMの付着力
を示している。含水率は、図2と同様に、105゜C乾
燥による全乾法で算出したものである。また、図7は、
EPCM,QQI施工時における下地材令(日)と付着
力(kg/cm2 )との関係を示している。EP2 ,E
S のいずれをベースにしたEPCMにあっても、含水率
および各材令における下地とEPCMとの付着力は半水
浸前に比べて大幅に増大した。これは、下地の水和反応
が促進されたためであると思われる。もちろん、前述し
た破断試験を行った結果、いずれの試験ピースでも、下
地モルタルの内部で破断することが確認された。
と、EPCM施工後エポキシ塗材施工までの養生日数1
日(施工翌日)〜14日との組み合わせでEPCMとエ
ポキシ塗材との層間付着性を検討したところ、付着力測
定時にすべての試験ピースが下地内部で破断し、EPC
Mとエポキシ塗材との界面破断は全く生じなかった。
付着劣化の有無を検討したところ、エポキシ塗材に膨れ
は発生せず、また付着力測定時にはすべての試験ピース
が下地内部で破断し、EPCMとエポキシ塗材との界面
破断は全く生じなかった。
乾燥程度の如何に関わりなく、いつでも施工できて下地
に強固に付着し、また、EPCMを施工した翌日にエポ
キシ塗材等の仕上げ材を施工しても強固な層間付着性が
得られることが分かった。また、下地モルタルからの浸
透水に対する遮断性に優れるだけでなく、浸透水によっ
て付着劣化することもなく、さらには仕上げ材に膨れや
剥がれを生じさせないことも分かった。
料には、普通ポルトランドセメント以外に、早強セメン
ト又は超早強セメントを用いても良い。セメントモルタ
ルに早強セメント又は超早強セメントを用いれば、その
急速な水和反応によって、セメントモルタルの硬化が急
速に進行して工期の短縮を図れるとともに、その反応生
成熱によって乾燥の促進を図ることができ、気温が低く
乾燥しにくい冬期等においても高い施工性を得ることが
でき、翌日の仕上げ作業をも可能にすることができる。
いるシーラー材と水可溶性エポキシ樹脂のEPCM(セ
メントとして普通,早強,超早強が使用できる)との組
み合わせによって、(1)に示した上記実験タイプに限
ることなく、次の(2)から(5)に示す各種方法が可
能であり、また、下地処理材の硬化後に樹脂塗床仕上げ
が行われることになる。
地または乾燥下地に塗布した後、このシーラー材の上に
水可溶性エポキシ樹脂とセメントとを混合したペースト
状材料またはEPCMをしごき施工し、その上にEPC
Mを施工して、これらペースト状材料またはEPCMの
硬化後に塗床仕上げ材を施工する。
て湿潤させた後、シーラー材を塗布し、このシーラー材
の上にEPCMを施工し、このEPCMの硬化後に塗床
仕上げ材を施工する。
トの湿潤下地または乾燥下地にしごき施工した後、EP
CMを施工し、このEPCMの硬化後に塗床仕上げ材を
施工する。
の下地が湿潤状態のうちにEPCMをしごき施工し、こ
のEPCMの硬化後に塗床仕上げ材を施工する。
およびEPCMに用いたエポキシ樹脂は水可溶性である
ため、湿潤下地とは非常になじみが良く、強固に付着し
て一体化し、乾燥下地に対しては、浸透性に非常に優れ
たシーラー材が下地に浸透することで、下地と強固に一
体化する。そして、EPCMと塗床仕上げ材のエポキシ
樹脂やウレタン樹脂等とは強固に付着し、一体化する。
また、EPCMは混合される成分の比重差およびブリー
ジングの作用でエポキシ樹脂が水溶液としてEPCMの
表層部に上昇し、その表層部にはEPCM層内よりも樹
脂分が多い樹脂リッチ層が形成されるため、裏面からの
毛管上昇水分を確実に遮断し、塗床の膨れや剥がれを防
止することができる。
って、コンクリート下地の材令や湿潤・乾燥程度にかか
わりなく下地に強固に付着して一体化し、また裏面から
の毛管上昇水分を遮断することによって、塗床仕上げ面
の膨れや剥がれを防止できるため、下地コンクリートの
打設後の下地処理の期間が限定されることなく、コンク
リート下地がある程度の硬度を発現した後はいかなる時
にも下地処理を行うことができ、かつ、コンクリート下
地との付着性および遮水性に優れる表面処理方法とな
る。
ト下地の表面処理方法にあっては、乾燥下地に対して
は、浸透性に非常に優れたシーラー材が下地に浸透する
ことで、下地と強固に一体化する一方、湿潤下地に対し
ては、シーラー材および複合材に用いたエポキシ樹脂は
水可溶性であるため、湿潤下地とは非常になじみが良
く、強固に付着して一体化する。そして、複合材と塗床
仕上げ材のエポキシ樹脂やウレタン樹脂等とは強固に付
着し、一体化する。
水可溶性エポキシ樹脂の成分による比重差およびブリー
ジングの作用でエポキシ樹脂が水溶液として複合材の表
層部に上昇し、その表層部には複合材層内よりも樹脂分
が多い樹脂リッチ層を形成することができる。このた
め、裏面からの毛管上昇水分は複合材層内で先ず遮断さ
れ、更に樹脂リッチな複合材表層部で遮断することがで
きる。従って、その上に施工される塗床仕上げ層に対し
て裏面からの上昇水分の影響が及ばないため、塗床の膨
れや剥がれを防止することができる。
って、コンクリート下地の材令や湿潤・乾燥程度にかか
わりなく下地に強固に付着して一体化し、また裏面から
の毛管上昇水分を遮断することによって、塗床仕上げ面
の膨れや剥がれを防止できるため、下地コンクリートの
打設後の下地処理の期間が限定されることなく、コンク
リート下地がある程度の硬度を発現した後はいかなる時
にも下地処理を行うことができ、かつ、コンクリート下
地との付着性および遮水性に優れる表面処理を施工する
ことができる。このため、下地コンクリートを打設した
後の下地処理日程を、天気やその他の都合により臨機応
変に変更することができ、他の建築工事を含めて工事進
行を能率的に行うことができるという優れた効果を奏す
る。
量との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
おける下地材令と付着力との関係を示すグラフである。
おける各層の含水率との関係を示すグラフである。
PCMの付着力を示すグラフである。
着力との関係を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 水可溶性エポキシ樹脂を水で希釈したシ
ーラー材を、コンクリートの乾燥下地または湿潤下地に
一度塗布して目詰めし、このシーラー材が下地にほぼ浸
透した後、追って上記シーラー材を再度塗布し、この再
度塗布したシーラー材の上に、水可溶性エポキシ樹脂と
セメントモルタルとを混合した複合材を施工し、この複
合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工することを特徴とす
るコンクリート下地の表面処理方法。 - 【請求項2】 水可溶性エポキシ樹脂を水で希釈したシ
ーラー材を、コンクリートの湿潤下地または乾燥下地に
塗布した後、このシーラー材の上に水可溶性エポキシ樹
脂とセメントとを混合したペースト状材料または水可溶
性エポキシ樹脂とセメントモルタルとを混合した複合材
をしごき施工し、その上に水可溶性エポキシ樹脂とセメ
ントモルタルを混合した複合材を施工して、これらペー
スト状材料または複合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工
することを特徴とするコンクリート下地の表面処理方
法。 - 【請求項3】 コンクリートの乾燥下地に水を撒いて湿
潤させた後、水可溶性エポキシ樹脂を水で希釈したシー
ラー材を塗布し、このシーラー材の上に水可溶性エポキ
シ樹脂とセメントモルタルとを混合した複合材を施工
し、この複合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工すること
を特徴とするコンクリート下地の表面処理方法。 - 【請求項4】 水可溶性エポキシ樹脂とセメントとを混
合したペースト状材料を、コンクリートの湿潤下地また
は乾燥下地にしごき施工した後、水可溶性エポキシ樹脂
とセメントモルタルとを混合した複合材を施工し、この
複合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工することを特徴と
するコンクリート下地の表面処理方法。 - 【請求項5】 所定の硬度を発現したコンクリートの下
地が湿潤状態のうちに、水可溶性エポキシ樹脂とセメン
トモルタルとを混合した複合材をしごき施工し、この複
合材の硬化後に塗床仕上げ材を施工することを特徴とす
るコンクリート下地の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12105998A JP4214559B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | コンクリート下地の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12105998A JP4214559B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | コンクリート下地の表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11310486A true JPH11310486A (ja) | 1999-11-09 |
| JP4214559B2 JP4214559B2 (ja) | 2009-01-28 |
Family
ID=14801831
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12105998A Expired - Lifetime JP4214559B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | コンクリート下地の表面処理方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4214559B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014202057A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 株式会社大林組 | 床施工方法、及び床構造 |
| JP2023096798A (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-07 | 東急建設株式会社 | 防水の施工方法 |
| JP2024018472A (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-08 | 田中建設株式会社 | コンクリート構造材を踏段部分に備えた階段構造 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12105998A patent/JP4214559B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2023096798A (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-07 | 東急建設株式会社 | 防水の施工方法 |
| JP2024018472A (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-08 | 田中建設株式会社 | コンクリート構造材を踏段部分に備えた階段構造 |
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| JP4214559B2 (ja) | 2009-01-28 |
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