JPH11311331A - 自動二輪車の変速動作検出スイッチ - Google Patents
自動二輪車の変速動作検出スイッチInfo
- Publication number
- JPH11311331A JPH11311331A JP11681698A JP11681698A JPH11311331A JP H11311331 A JPH11311331 A JP H11311331A JP 11681698 A JP11681698 A JP 11681698A JP 11681698 A JP11681698 A JP 11681698A JP H11311331 A JPH11311331 A JP H11311331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving member
- detected
- shift
- shift operation
- proximity sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変速直前と変速直後を検出するための変速動
作検出スイッチを車幅方向と車体の前後方向にコンパク
トに形成する。 【解決手段】 移動部材15を車体の前後方向に移動自
在に設けてシフトペダルに連動するように連結する。移
動部材15に二つの被検出片21,22を車幅方向の同
じ位置で移動方向と直交する方向へ向けて突設する。こ
れらの被検出片21,22と車幅方向の同じ位置に近接
センサ171,18を配設する。移動部材が増速時に移
動する方向の前側の被検出片21を、他方の被検出片2
2より移動部材15からの突出量が少なくなるように形
成した。
作検出スイッチを車幅方向と車体の前後方向にコンパク
トに形成する。 【解決手段】 移動部材15を車体の前後方向に移動自
在に設けてシフトペダルに連動するように連結する。移
動部材15に二つの被検出片21,22を車幅方向の同
じ位置で移動方向と直交する方向へ向けて突設する。こ
れらの被検出片21,22と車幅方向の同じ位置に近接
センサ171,18を配設する。移動部材が増速時に移
動する方向の前側の被検出片21を、他方の被検出片2
2より移動部材15からの突出量が少なくなるように形
成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速直前と変速後
との作動位置検出信号を出力する自動二輪車の変速動作
検出スイッチに関するものである。
との作動位置検出信号を出力する自動二輪車の変速動作
検出スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、競走用自動二輪車としては、シフ
トペダルの操作によって増速をするときに、エンジン出
力を低下させるために、例えばエンジンを一時的に失火
状態にするものがある。エンジンが失火している状態で
はクラッチを使用することなく変速をすることができる
ので、この種の自動二輪車は増速に要する時間を短縮す
ることができる。エンジンの点火を停止させる時期と点
火を再開する時期は、シフトペダルに接続した変速動作
検出スイッチによって検出している。
トペダルの操作によって増速をするときに、エンジン出
力を低下させるために、例えばエンジンを一時的に失火
状態にするものがある。エンジンが失火している状態で
はクラッチを使用することなく変速をすることができる
ので、この種の自動二輪車は増速に要する時間を短縮す
ることができる。エンジンの点火を停止させる時期と点
火を再開する時期は、シフトペダルに接続した変速動作
検出スイッチによって検出している。
【0003】このスイッチとしては、シフトペダルに連
動して車体の前後方向に往復する移動部材に点火停止時
期検出用の被検出片と点火開始時期検出用の被検出片と
を設け、これらの被検出片を非接触式近接センサによっ
て検出するものがある。前記移動部材は、エンジンのク
ランクケース側部に支持させてシフトペダルの増速操作
によって車体後側に移動する構造を採り、上部に前記二
つの被検出片を車幅方向に並ぶように設けている。な
お、二つの被検出片のうち点火停止時期検出用の被検出
片は、他方の点火開始時期検出用の被検出片より車体後
側に偏在するように配設している。
動して車体の前後方向に往復する移動部材に点火停止時
期検出用の被検出片と点火開始時期検出用の被検出片と
を設け、これらの被検出片を非接触式近接センサによっ
て検出するものがある。前記移動部材は、エンジンのク
ランクケース側部に支持させてシフトペダルの増速操作
によって車体後側に移動する構造を採り、上部に前記二
つの被検出片を車幅方向に並ぶように設けている。な
お、二つの被検出片のうち点火停止時期検出用の被検出
片は、他方の点火開始時期検出用の被検出片より車体後
側に偏在するように配設している。
【0004】これらの被検出片を検出する二つの近接セ
ンサは、被検出片を検出したときに点火装置に制御信号
を送出する構造を採り、前記移動部材の上方に配設して
車体の前後方向の同じ位置で車幅方向に並べている。ま
た、前記二つの被検出片および近接センサは、増速時に
変速機構が作動を開始する直前に点火停止時期検出用被
検出片を一方の近接センサが検出し、変速終了直後に点
火開始時期検出用の被検出片を他方の近接センサが検出
する位置に位置付けられている。
ンサは、被検出片を検出したときに点火装置に制御信号
を送出する構造を採り、前記移動部材の上方に配設して
車体の前後方向の同じ位置で車幅方向に並べている。ま
た、前記二つの被検出片および近接センサは、増速時に
変速機構が作動を開始する直前に点火停止時期検出用被
検出片を一方の近接センサが検出し、変速終了直後に点
火開始時期検出用の被検出片を他方の近接センサが検出
する位置に位置付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成した従来の変速動作検出スイッチは、点火停止
時期を検出するための被検出片および近接センサの側方
に点火開始時期を検出するための被検出片および近接セ
ンサが並ぶため、クランクケースから車幅方向の外側に
大きく突出してしまうという問題があった。このように
スイッチがクランクケースから大きく突出することは、
その分車体の前面投影面積が大きくなって空気抵抗が大
きくなるので、競走用自動二輪車においては重大な問題
である。なお、前記スイッチの車幅方向の小型化を図る
ためには、スイッチが車体の前後方向に大きくなること
も避けなければならない。
うに構成した従来の変速動作検出スイッチは、点火停止
時期を検出するための被検出片および近接センサの側方
に点火開始時期を検出するための被検出片および近接セ
ンサが並ぶため、クランクケースから車幅方向の外側に
大きく突出してしまうという問題があった。このように
スイッチがクランクケースから大きく突出することは、
その分車体の前面投影面積が大きくなって空気抵抗が大
きくなるので、競走用自動二輪車においては重大な問題
である。なお、前記スイッチの車幅方向の小型化を図る
ためには、スイッチが車体の前後方向に大きくなること
も避けなければならない。
【0006】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、変速直前と変速直後を検出するため
の変速動作検出スイッチを車幅方向と車体の前後方向に
コンパクトに形成することを目的とする。
になされたもので、変速直前と変速直後を検出するため
の変速動作検出スイッチを車幅方向と車体の前後方向に
コンパクトに形成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明に係る自動二輪車の変速動作検出スイッチは、
変速操作手段に連動する移動部材の移動方向を車幅方向
と直交する平面に沿う方向とし、この移動部材に二つの
被検出片を移動部材の移動方向に並べて移動方向と直交
する方向へ向けて突設するとともに、移動方向に並ぶよ
うに近接センサを配設し、移動部材が増速時に移動する
方向の前側の被検出片を、他方の被検出片より移動部材
からの突出量が少なくなるように形成し、近接センサの
移動部材に対するセット位置も前記突出量に見合った離
間位置としたものである。
に本発明に係る自動二輪車の変速動作検出スイッチは、
変速操作手段に連動する移動部材の移動方向を車幅方向
と直交する平面に沿う方向とし、この移動部材に二つの
被検出片を移動部材の移動方向に並べて移動方向と直交
する方向へ向けて突設するとともに、移動方向に並ぶよ
うに近接センサを配設し、移動部材が増速時に移動する
方向の前側の被検出片を、他方の被検出片より移動部材
からの突出量が少なくなるように形成し、近接センサの
移動部材に対するセット位置も前記突出量に見合った離
間位置としたものである。
【0008】本発明によれば、二つずつの被検出片と近
接センサが車幅方向の同じ位置に配設される。しかも、
移動部材が増速時に移動する方向の前側の被検出片は、
移動部材が反対方向に移動したときに他方の近接センサ
に検出されることはないから、二つの近接センサの間隔
は、これらの近接センサを並べることができる最低限の
間隔まで狭くすることができる。
接センサが車幅方向の同じ位置に配設される。しかも、
移動部材が増速時に移動する方向の前側の被検出片は、
移動部材が反対方向に移動したときに他方の近接センサ
に検出されることはないから、二つの近接センサの間隔
は、これらの近接センサを並べることができる最低限の
間隔まで狭くすることができる。
【0009】他の発明に係る自動二輪車の変速動作検出
スイッチは、上述した発明に係る自動二輪車の変速動作
検出スイッチにおいて、移動部材を車体の前後方向に移
動する構造としてエンジンの外側部に支持させ、二つの
被検出片のうち一方を他方の被検出片に対して車体の前
後方向に移動可能に構成したものである。この発明によ
れば、車幅方向および車体の前後方向に小型化すること
ができる。また、前記一方の被検出片の位置を車体の外
側から変えることができる。
スイッチは、上述した発明に係る自動二輪車の変速動作
検出スイッチにおいて、移動部材を車体の前後方向に移
動する構造としてエンジンの外側部に支持させ、二つの
被検出片のうち一方を他方の被検出片に対して車体の前
後方向に移動可能に構成したものである。この発明によ
れば、車幅方向および車体の前後方向に小型化すること
ができる。また、前記一方の被検出片の位置を車体の外
側から変えることができる。
【0010】他の発明に係る自動二輪車の変速動作検出
スイッチは、上述した発明に係る自動二輪車の変速動作
検出スイッチにおいて、移動部材を変速機におけるクラ
ンクケース内で回動する操作力伝達系の回動部材に設
け、この移動部材の回動端部に被検出片を突設したもの
である。変速機の操作力伝達系の回動部材はクランクケ
ースに回動自在に支持されているから、この発明によれ
ば専ら移動部材を回動自在に支持するための軸受は不要
である。
スイッチは、上述した発明に係る自動二輪車の変速動作
検出スイッチにおいて、移動部材を変速機におけるクラ
ンクケース内で回動する操作力伝達系の回動部材に設
け、この移動部材の回動端部に被検出片を突設したもの
である。変速機の操作力伝達系の回動部材はクランクケ
ースに回動自在に支持されているから、この発明によれ
ば専ら移動部材を回動自在に支持するための軸受は不要
である。
【0011】他の発明に係る自動二輪車の変速動作検出
スイッチは、上述した発明のうち何れか一つの自動二輪
車の変速動作検出スイッチにおいて、検出信号を点火制
御に用いるものである。この発明によれば、エンジンの
点火を一時的に中断させることによって増速時にエンジ
ン出力を低下させることができる。
スイッチは、上述した発明のうち何れか一つの自動二輪
車の変速動作検出スイッチにおいて、検出信号を点火制
御に用いるものである。この発明によれば、エンジンの
点火を一時的に中断させることによって増速時にエンジ
ン出力を低下させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、本発明に係る自動二輪車の変速動作検出スイッチ
の一実施の形態を図1ないし図3によって詳細に説明す
る。
の一実施の形態を図1ないし図3によって詳細に説明す
る。
【0013】図1は本発明に係る変速動作検出スイッチ
を取付けたエンジンの側面図、図2は変速動作検出スイ
ッチを示す図で、同図(a)は縦断面図、同図(b)は
ハウジングを車体の後方から見た状態を示す後面図であ
る。図3は要部を拡大して示す断面図で、同図(a)は
点火停止時期検出用被検出片が近接センサによって検出
されるときの状態を示し、同図(b)は点火開始時期検
出用被検出片が近接センサによって検出されるときの状
態を示し、同図(c)はシフトペダルが増速側の終端ま
で回ったときの状態を示す。
を取付けたエンジンの側面図、図2は変速動作検出スイ
ッチを示す図で、同図(a)は縦断面図、同図(b)は
ハウジングを車体の後方から見た状態を示す後面図であ
る。図3は要部を拡大して示す断面図で、同図(a)は
点火停止時期検出用被検出片が近接センサによって検出
されるときの状態を示し、同図(b)は点火開始時期検
出用被検出片が近接センサによって検出されるときの状
態を示し、同図(c)はシフトペダルが増速側の終端ま
で回ったときの状態を示す。
【0014】これらの図において、符号1で示すものは
この実施の形態によるエンジンである。このエンジン1
は、クランクケース2の車体前側の上部と下部とにそれ
ぞれシリンダ3を取付けた水冷式2サイクルV型2気筒
エンジンで、クランク軸4を車幅方向に支架されるよう
に位置付けて車体フレーム5に支持させている。
この実施の形態によるエンジンである。このエンジン1
は、クランクケース2の車体前側の上部と下部とにそれ
ぞれシリンダ3を取付けた水冷式2サイクルV型2気筒
エンジンで、クランク軸4を車幅方向に支架されるよう
に位置付けて車体フレーム5に支持させている。
【0015】また、このエンジンは、前記クランク軸4
の車体右側の端部に人為的に操作するクラッチ(図示せ
ず)を接続し、このクラッチと、クランクケース後部に
収容した歯車式変速機6とを介してクランク軸4の回転
を出力軸7に伝達する構造を採っている。このエンジン
1の動力は、この出力軸7からチェーン(図示せず)を
介して後輪に伝達される。
の車体右側の端部に人為的に操作するクラッチ(図示せ
ず)を接続し、このクラッチと、クランクケース後部に
収容した歯車式変速機6とを介してクランク軸4の回転
を出力軸7に伝達する構造を採っている。このエンジン
1の動力は、この出力軸7からチェーン(図示せず)を
介して後輪に伝達される。
【0016】前記変速機6は、図1中に符号8で示すシ
フトペダルを操作することによって、動力伝達用歯車を
ドッグクラッチで切換える従来周知の構造のものであ
る。この実施の形態では、シフトペダル8が本発明に係
る変速操作手段を構成している。前記シフトペダル8
は、車体フレーム5に支軸9を介して回動自在に支持さ
せ、第1の連結ロッド10を介して車体左側のシフトレ
バー11に連結している。このシフトレバー11は、ク
ランクケース2に回動自在に支持させたシフトロッド1
2の車体左側の端部に固定している。この変速機6は、
シフトペダル8を図1中に実線で示す中立位置から同図
において時計方向に回るように踏込むことによって増速
し、前記中立位置からシフトペダル8を同図において反
時計方向に回るように引上げることによって減速する。
フトペダルを操作することによって、動力伝達用歯車を
ドッグクラッチで切換える従来周知の構造のものであ
る。この実施の形態では、シフトペダル8が本発明に係
る変速操作手段を構成している。前記シフトペダル8
は、車体フレーム5に支軸9を介して回動自在に支持さ
せ、第1の連結ロッド10を介して車体左側のシフトレ
バー11に連結している。このシフトレバー11は、ク
ランクケース2に回動自在に支持させたシフトロッド1
2の車体左側の端部に固定している。この変速機6は、
シフトペダル8を図1中に実線で示す中立位置から同図
において時計方向に回るように踏込むことによって増速
し、前記中立位置からシフトペダル8を同図において反
時計方向に回るように引上げることによって減速する。
【0017】前記シフトレバー11に第2の連結ロッド
13を介して本発明に係る変速動作検出スイッチ14を
接続している。この変速動作検出スイッチ14は、この
実施の形態ではシフトペダル8を増速側に操作してから
変速機6による増速が行われる直前の時期と、増速が終
了した直後の時期とを検出することができるように形成
している。詳述すると、このスイッチ14は、図1およ
び図2に示すように、前記第2の連結ロッド13の車体
前側の端部に連結した移動部材15と、この移動部材1
5を車体の前後方向に移動自在に支持するハウジング1
6と、このハウジング16の中央部に固定した第1およ
び第2の近接センサ17,18などから構成し、図1に
示すように、支持ブラケット19を介してクランクケー
ス2に固定している。
13を介して本発明に係る変速動作検出スイッチ14を
接続している。この変速動作検出スイッチ14は、この
実施の形態ではシフトペダル8を増速側に操作してから
変速機6による増速が行われる直前の時期と、増速が終
了した直後の時期とを検出することができるように形成
している。詳述すると、このスイッチ14は、図1およ
び図2に示すように、前記第2の連結ロッド13の車体
前側の端部に連結した移動部材15と、この移動部材1
5を車体の前後方向に移動自在に支持するハウジング1
6と、このハウジング16の中央部に固定した第1およ
び第2の近接センサ17,18などから構成し、図1に
示すように、支持ブラケット19を介してクランクケー
ス2に固定している。
【0018】この実施の形態では、エンジン1のマグネ
トウ用ステータ装着部1aに支持ブラケット19を固定
し、この支持ブラケット19の車体外側に前記ハウジン
グ16を取付用ボルト20によって取付けている。
トウ用ステータ装着部1aに支持ブラケット19を固定
し、この支持ブラケット19の車体外側に前記ハウジン
グ16を取付用ボルト20によって取付けている。
【0019】前記移動部材15は、磁性材からなり、ハ
ウジング16を車体の前後方向に貫通する長さをもって
棒状に形成し、移動方向(長手方向)の途中に、点火停
止時期を検出するための第1の被検出片21を一体に形
成している。この第1の被検出片21は、車体の前後方
向から見た断面形状が円形になるように形成している。
ウジング16を車体の前後方向に貫通する長さをもって
棒状に形成し、移動方向(長手方向)の途中に、点火停
止時期を検出するための第1の被検出片21を一体に形
成している。この第1の被検出片21は、車体の前後方
向から見た断面形状が円形になるように形成している。
【0020】また、この移動部材15は、車体前側の端
部に磁性材製の円筒からなる第2の被検出片22を螺着
させている。この第2の被検出片22は、点火開始時期
を検出するためのもので、前記第1の被検出片21より
外径が大きくなるように形成している。言い換えれば、
第1の被検出片21を、第2の被検出片22より移動部
材15からの突出量が少なくなるように形成している。
部に磁性材製の円筒からなる第2の被検出片22を螺着
させている。この第2の被検出片22は、点火開始時期
を検出するためのもので、前記第1の被検出片21より
外径が大きくなるように形成している。言い換えれば、
第1の被検出片21を、第2の被検出片22より移動部
材15からの突出量が少なくなるように形成している。
【0021】なお、前記第2の被検出片22は、移動部
材15の前端部に螺着したロックナット23を緩めた状
態で移動部材15に対して回すことによって、移動部材
15に対する車体の前後方向の位置を変えることができ
る。また、前記移動部材15は、シフトペダル8が中立
位置にあるときには図2に示す位置に位置付けられ、シ
フトペダル8を増速側に操作することによって車体後側
(同図において右側)に移動し、シフトペダル8を減速
側に操作することによって車体前側に移動する。
材15の前端部に螺着したロックナット23を緩めた状
態で移動部材15に対して回すことによって、移動部材
15に対する車体の前後方向の位置を変えることができ
る。また、前記移動部材15は、シフトペダル8が中立
位置にあるときには図2に示す位置に位置付けられ、シ
フトペダル8を増速側に操作することによって車体後側
(同図において右側)に移動し、シフトペダル8を減速
側に操作することによって車体前側に移動する。
【0022】前記ハウジング16は、車体の前後方向の
両端部にすべり軸受24を嵌合させるとともに抜止め用
蓋体25を固定用ボルト26で固定し、中央部にメンテ
ナンス用蓋体27(図1参照)を固定用ボルト28で固
定している。前記すべり軸受24は、移動部材15がハ
ウジング16に対して車体の前後方向と直交する方向
(移動部材の移動方向と直交する方向)へずれるのを阻
止するために設けている。車体後側のすべり軸受24は
移動部材15を摺動自在に支持し、車体前側のすべり軸
受24は前記第2の被検出片22を摺動自在に支持して
いる。
両端部にすべり軸受24を嵌合させるとともに抜止め用
蓋体25を固定用ボルト26で固定し、中央部にメンテ
ナンス用蓋体27(図1参照)を固定用ボルト28で固
定している。前記すべり軸受24は、移動部材15がハ
ウジング16に対して車体の前後方向と直交する方向
(移動部材の移動方向と直交する方向)へずれるのを阻
止するために設けている。車体後側のすべり軸受24は
移動部材15を摺動自在に支持し、車体前側のすべり軸
受24は前記第2の被検出片22を摺動自在に支持して
いる。
【0023】前記メンテナンス用蓋体27は、ハウジン
グ16の中央部に車体の左側へ向けて開口するように形
成したセンサ室29を閉塞するためのものである。この
センサ室29に前記第1の被検出片21および第2の被
検出片22の後端部を位置付けるとともに、第1および
第2の近接センサ17,18を上方から臨ませている。
グ16の中央部に車体の左側へ向けて開口するように形
成したセンサ室29を閉塞するためのものである。この
センサ室29に前記第1の被検出片21および第2の被
検出片22の後端部を位置付けるとともに、第1および
第2の近接センサ17,18を上方から臨ませている。
【0024】第1および第2の近接センサ17,18
は、先端面(図においては下端面)の下方であって図3
中に一点鎖線で示す中心線と対応する位置に前記被検出
片21,22の端縁が位置するときにON状態になる電
磁ピックアップであり、ハウジング上部に、移動部材1
5の移動方向に並ぶとともに互いに車体の前後方向に離
間するように取付けている。これらの近接センサ17,
18は、互いに同じ構成のものを使用し、それぞれリー
ド線30を介して後述する点火装置31(図1参照)に
接続している。また、これらの近接センサ17,18
は、ON状態になったときに点火装置31に制御信号を
出力する構成を採っている。
は、先端面(図においては下端面)の下方であって図3
中に一点鎖線で示す中心線と対応する位置に前記被検出
片21,22の端縁が位置するときにON状態になる電
磁ピックアップであり、ハウジング上部に、移動部材1
5の移動方向に並ぶとともに互いに車体の前後方向に離
間するように取付けている。これらの近接センサ17,
18は、互いに同じ構成のものを使用し、それぞれリー
ド線30を介して後述する点火装置31(図1参照)に
接続している。また、これらの近接センサ17,18
は、ON状態になったときに点火装置31に制御信号を
出力する構成を採っている。
【0025】車体後側に位置する第1の近接センサ17
は、相対的に径が小さい前記第1の被検出片21を検出
することができるように相対的に下側に固定し、車体前
側に位置する第2の近接センサ18は、前記第2の被検
出片22を検出することができるように相対的に上側に
固定している。すなわち、これらの近接センサ17,1
8の移動部材15に対するセット位置は、前記二つの被
検出片21,22の突出量に見合った離間位置になって
いる。第1の近接センサ17が第1の被検出片21を検
出する状態を図3(a)に示し、第2の近接センサ18
が第2の被検出片22を検出する状態を図3(b)に示
す。
は、相対的に径が小さい前記第1の被検出片21を検出
することができるように相対的に下側に固定し、車体前
側に位置する第2の近接センサ18は、前記第2の被検
出片22を検出することができるように相対的に上側に
固定している。すなわち、これらの近接センサ17,1
8の移動部材15に対するセット位置は、前記二つの被
検出片21,22の突出量に見合った離間位置になって
いる。第1の近接センサ17が第1の被検出片21を検
出する状態を図3(a)に示し、第2の近接センサ18
が第2の被検出片22を検出する状態を図3(b)に示
す。
【0026】これらの近接センサ17,18の固定は、
ハウジング上部に上下方向に延びるように穿設した貫通
穴16aに近接センサ17,18を挿入し、この貫通穴
16aから車体の左側へ延びるねじ孔16bに止めねじ
32を螺着させることによって実施している。なお、ね
じ孔16bの車体左側の開口は、ハウジング16に取付
けたメンテナンス用蓋体27によって覆われるようにな
っている。
ハウジング上部に上下方向に延びるように穿設した貫通
穴16aに近接センサ17,18を挿入し、この貫通穴
16aから車体の左側へ延びるねじ孔16bに止めねじ
32を螺着させることによって実施している。なお、ね
じ孔16bの車体左側の開口は、ハウジング16に取付
けたメンテナンス用蓋体27によって覆われるようにな
っている。
【0027】第1の近接センサ17の取付位置および第
1の被検出片21の位置は、シフトペダル8を増速側に
操作して変速機6のドッグクラッチが作動を開始する直
前に第1の近接センサ17が第1の被検出片21を検出
するように設定している。また、第2の近接センサ18
の取付位置および第2の被検出片22の位置は、前記増
速時にドッグクラッチの作動が終了したときに第2の近
接センサ18が第2の被検出片22を検出するように設
定している。すなわち、増速直前に第1の近接センサ1
7から点火装置31に制御信号が出力され、増速終了後
に第2の近接センサ18から点火装置31に制御信号が
出力される。
1の被検出片21の位置は、シフトペダル8を増速側に
操作して変速機6のドッグクラッチが作動を開始する直
前に第1の近接センサ17が第1の被検出片21を検出
するように設定している。また、第2の近接センサ18
の取付位置および第2の被検出片22の位置は、前記増
速時にドッグクラッチの作動が終了したときに第2の近
接センサ18が第2の被検出片22を検出するように設
定している。すなわち、増速直前に第1の近接センサ1
7から点火装置31に制御信号が出力され、増速終了後
に第2の近接センサ18から点火装置31に制御信号が
出力される。
【0028】点火装置31は、上述した制御信号を入力
したときに下記の二つの点火モードを切換える回路を採
用している。二つの点火モードは、点火プラグ33(図
1参照)へ給電する点火モードと、点火プラグ33への
給電を絶つ点火停止モードである。この実施の形態で
は、エンジン始動時に点火モードになるように設定し、
制御信号を入力したときに点火停止モードになり、再び
制御信号を入力したときに点火モードになるようにして
いる。すなわち、この点火装置31は、入力した制御信
号が第1の近接センサ17と第2の近接センサ18のう
ち何れの近接センサから出力された制御信号であるかと
いうことを識別しない単純な回路を採っている。
したときに下記の二つの点火モードを切換える回路を採
用している。二つの点火モードは、点火プラグ33(図
1参照)へ給電する点火モードと、点火プラグ33への
給電を絶つ点火停止モードである。この実施の形態で
は、エンジン始動時に点火モードになるように設定し、
制御信号を入力したときに点火停止モードになり、再び
制御信号を入力したときに点火モードになるようにして
いる。すなわち、この点火装置31は、入力した制御信
号が第1の近接センサ17と第2の近接センサ18のう
ち何れの近接センサから出力された制御信号であるかと
いうことを識別しない単純な回路を採っている。
【0029】次に、上述したように構成した変速動作検
出スイッチ14の動作を図3によって説明する。シフト
ペダル8を踏込んで中立位置から増速側に操作すると、
操作力は、第1の連結ロッド10およびシフトレバー1
1、シフトロッド12を介して変速機6の変速機構(図
示せず)に伝達されるとともに、第1の連結ロッド10
から第2の連結ロッド13を介して車体前側のスイッチ
14にも伝達される。この増速操作によってスイッチ1
4の移動部材15が図2に示す位置から同図の右側へ移
動する。そして、変速機構のドッグクラッチが作動を開
始する直前に、図3(a)に示すように、第1の被検出
片21が第1の近接センサ17に検出され、第1の近接
センサ17が点火装置31に制御信号を出力する。
出スイッチ14の動作を図3によって説明する。シフト
ペダル8を踏込んで中立位置から増速側に操作すると、
操作力は、第1の連結ロッド10およびシフトレバー1
1、シフトロッド12を介して変速機6の変速機構(図
示せず)に伝達されるとともに、第1の連結ロッド10
から第2の連結ロッド13を介して車体前側のスイッチ
14にも伝達される。この増速操作によってスイッチ1
4の移動部材15が図2に示す位置から同図の右側へ移
動する。そして、変速機構のドッグクラッチが作動を開
始する直前に、図3(a)に示すように、第1の被検出
片21が第1の近接センサ17に検出され、第1の近接
センサ17が点火装置31に制御信号を出力する。
【0030】点火装置31は、前記制御信号を入力する
と点火停止モードに移行して点火プラグ33への給電を
停止する。この結果、エンジン1は失火状態になり、ク
ラッチを操作しなくても変速機6にエンジン1の動力が
伝達されなくなる。このときに増速操作が継続して行わ
れることによって、変速機6が増速側に変速する。すな
わち、クラッチ操作を行わずに増速をすることができ
る。
と点火停止モードに移行して点火プラグ33への給電を
停止する。この結果、エンジン1は失火状態になり、ク
ラッチを操作しなくても変速機6にエンジン1の動力が
伝達されなくなる。このときに増速操作が継続して行わ
れることによって、変速機6が増速側に変速する。すな
わち、クラッチ操作を行わずに増速をすることができ
る。
【0031】ドッグクラッチの変速動作が終了したとき
には、図3(b)に示すように、スイッチ14の第2の
被検出片22が第2の近接センサ18によって検出さ
れ、この第2の近接センサ18が点火装置31に制御信
号を出力する。点火装置31は、この制御信号を入力し
たときに点火停止モードから点火モードに移行し、点火
プラグ33への給電を再開する。この結果、エンジン1
は増速後に再び点火されて動力が発生するようになる。
には、図3(b)に示すように、スイッチ14の第2の
被検出片22が第2の近接センサ18によって検出さ
れ、この第2の近接センサ18が点火装置31に制御信
号を出力する。点火装置31は、この制御信号を入力し
たときに点火停止モードから点火モードに移行し、点火
プラグ33への給電を再開する。この結果、エンジン1
は増速後に再び点火されて動力が発生するようになる。
【0032】自動二輪車用の変速機6は、ドッグクラッ
チの変速動作が終了した後もシフトペダル8を更に増速
側に操作できるようになっているため、この増速後の増
速操作に伴ってスイッチ14の移動部材15も更に移動
する。シフトペダル8を操作できなくなるまで増速側に
操作したときの移動部材15の位置を図3(c)に示
す。
チの変速動作が終了した後もシフトペダル8を更に増速
側に操作できるようになっているため、この増速後の増
速操作に伴ってスイッチ14の移動部材15も更に移動
する。シフトペダル8を操作できなくなるまで増速側に
操作したときの移動部材15の位置を図3(c)に示
す。
【0033】一方、シフトペダル8を中立位置から引上
げて減速側に操作すると、スイッチ14の移動部材15
は図2に示した位置から車体前側(同図の左側)に移動
する。減速時には、図3(c)中に破線で示したよう
に、第1の被検出部材21が第2の近接センサ18の下
方を通過する。しかし、第2の近接センサ18は、第1
の近接センサ17に較べて上側に位置しているので、こ
のときに第1の被検出片21を検出することはない。こ
のため、減速時に点火装置31に第2の近接センサ18
から制御信号が出力されて点火が停止することはない。
げて減速側に操作すると、スイッチ14の移動部材15
は図2に示した位置から車体前側(同図の左側)に移動
する。減速時には、図3(c)中に破線で示したよう
に、第1の被検出部材21が第2の近接センサ18の下
方を通過する。しかし、第2の近接センサ18は、第1
の近接センサ17に較べて上側に位置しているので、こ
のときに第1の被検出片21を検出することはない。こ
のため、減速時に点火装置31に第2の近接センサ18
から制御信号が出力されて点火が停止することはない。
【0034】したがって、上述したように構成した変速
動作検出スイッチ14は、二つずつの被検出片21,2
2と近接センサ17,18をそれぞれ移動部材15の移
動方向に並ぶようにして車幅方向の同じ位置に配設して
いるので、これらを車幅方向に並ぶように設けた従来の
スイッチに較べて車幅方向の幅を小さくすることができ
る。
動作検出スイッチ14は、二つずつの被検出片21,2
2と近接センサ17,18をそれぞれ移動部材15の移
動方向に並ぶようにして車幅方向の同じ位置に配設して
いるので、これらを車幅方向に並ぶように設けた従来の
スイッチに較べて車幅方向の幅を小さくすることができ
る。
【0035】しかも、移動部材15が増速時に移動する
方向の前側に位置する第1の被検出片21を第2の被検
出片22より小径に形成しているので、移動部材15が
減速時に反対方向に移動したときにこの第1の被検出片
21が第2の近接センサ18に検出されることはない。
このため、二つの近接センサ17,18の間隔は、これ
らの近接センサ17,18を並べることができる最低限
の間隔まで狭くすることができ、二つの被検出部材2
1,22を径が等しくなるように形成する場合に較べて
二つの近接センサ17,18の間隔を狭めることができ
る。
方向の前側に位置する第1の被検出片21を第2の被検
出片22より小径に形成しているので、移動部材15が
減速時に反対方向に移動したときにこの第1の被検出片
21が第2の近接センサ18に検出されることはない。
このため、二つの近接センサ17,18の間隔は、これ
らの近接センサ17,18を並べることができる最低限
の間隔まで狭くすることができ、二つの被検出部材2
1,22を径が等しくなるように形成する場合に較べて
二つの近接センサ17,18の間隔を狭めることができ
る。
【0036】なお、第1の被検出部材21と第2の被検
出部材22を径が互いに等しくなるように形成して二つ
の近接センサ17,18を短い間隔で並設すると、減速
時に第1の被検出部材21を第2の近接センサ18が検
出するようになって無用に点火が停止してしまう。しか
し、第1の被検出部材21の径を第2の被検出部材22
より小径に形成することによって、このように誤動作を
起こすことを阻止することができる。上述した誤動作が
起こらないようにするためには、点火装置31に設ける
点火制御回路を、制御信号が二つの近接センサ17,1
8のうち何れの近接センサから出力されたかということ
を識別できるように構成すればよい。しかし、この構成
を採るためには、回路が複雑になってコストが高くなっ
てしまう。
出部材22を径が互いに等しくなるように形成して二つ
の近接センサ17,18を短い間隔で並設すると、減速
時に第1の被検出部材21を第2の近接センサ18が検
出するようになって無用に点火が停止してしまう。しか
し、第1の被検出部材21の径を第2の被検出部材22
より小径に形成することによって、このように誤動作を
起こすことを阻止することができる。上述した誤動作が
起こらないようにするためには、点火装置31に設ける
点火制御回路を、制御信号が二つの近接センサ17,1
8のうち何れの近接センサから出力されたかということ
を識別できるように構成すればよい。しかし、この構成
を採るためには、回路が複雑になってコストが高くなっ
てしまう。
【0037】すなわち、この実施の形態で示した変速動
作検出スイッチ14は、車幅方向の小型化を図ることが
できるばかりか、点火装置31のコストが高くならない
ようにしながら車体の前後方向にも小型化することがで
きる。
作検出スイッチ14は、車幅方向の小型化を図ることが
できるばかりか、点火装置31のコストが高くならない
ようにしながら車体の前後方向にも小型化することがで
きる。
【0038】また、この変速動作検出スイッチ14は、
ロックナット23を緩めることによって第2の被検出片
22の位置を車体の外側から変えることができるので、
点火を停止させる時期または点火を再開させる時期を調
整する作業が簡単である。
ロックナット23を緩めることによって第2の被検出片
22の位置を車体の外側から変えることができるので、
点火を停止させる時期または点火を再開させる時期を調
整する作業が簡単である。
【0039】第2の実施の形態他の発明に係る自動二輪
車の変速動作検出スイッチを図4および図5によって詳
細に説明する。図4は他の発明に係る変速動作検出スイ
ッチの構成を示す断面図、図5は図4におけるV−V線断
面図である。これらの図において前記図1ないし図3で
説明したものと同一もしくは同等部材については、同一
符号を付し詳細な説明は省略する。
車の変速動作検出スイッチを図4および図5によって詳
細に説明する。図4は他の発明に係る変速動作検出スイ
ッチの構成を示す断面図、図5は図4におけるV−V線断
面図である。これらの図において前記図1ないし図3で
説明したものと同一もしくは同等部材については、同一
符号を付し詳細な説明は省略する。
【0040】図4および図5に示すスイッチ14は、移
動部材15を円板状に形成し、変速機のシフトロッド1
2にこれが貫通する状態で固定している。この実施の形
態では、シフトロッド12におけるクランクケース2内
に位置する部分に移動部材15を固定している。なお、
シフトロッド12は、増速時に図5において時計方向に
回るようになっている。
動部材15を円板状に形成し、変速機のシフトロッド1
2にこれが貫通する状態で固定している。この実施の形
態では、シフトロッド12におけるクランクケース2内
に位置する部分に移動部材15を固定している。なお、
シフトロッド12は、増速時に図5において時計方向に
回るようになっている。
【0041】前記移動部材は、第1の被検出片21およ
び第2の被検出片22を外周部に突設している。第1の
被検出片21は、第2の被検出片22より突出量が少な
くなるように形成している。これらの被検出片21,2
2を検出する近接センサ17,18は、図示していない
ブラケットによってクランクケース2に支持させてい
る。
び第2の被検出片22を外周部に突設している。第1の
被検出片21は、第2の被検出片22より突出量が少な
くなるように形成している。これらの被検出片21,2
2を検出する近接センサ17,18は、図示していない
ブラケットによってクランクケース2に支持させてい
る。
【0042】第1の近接センサ17の取付位置および第
1の被検出片21の形成位置は、シフトペダル8を増速
側に操作して変速機6のドッグクラッチが作動を開始す
る直前に第1の近接センサ17が第1の被検出片21を
検出するように設定している。また、第2の近接センサ
18の取付位置および第2の被検出片22の形成位置
は、前記増速時にドッグクラッチの作動が終了したとき
に第2の近接センサ18が第2の被検出片22を検出す
るように設定している。すなわち、第1の実施の形態を
採るときと同様に、増速直前に第1の近接センサ17か
ら点火装置31に制御信号が出力され、増速終了後に第
2の近接センサ18から点火装置31に制御信号が出力
される。
1の被検出片21の形成位置は、シフトペダル8を増速
側に操作して変速機6のドッグクラッチが作動を開始す
る直前に第1の近接センサ17が第1の被検出片21を
検出するように設定している。また、第2の近接センサ
18の取付位置および第2の被検出片22の形成位置
は、前記増速時にドッグクラッチの作動が終了したとき
に第2の近接センサ18が第2の被検出片22を検出す
るように設定している。すなわち、第1の実施の形態を
採るときと同様に、増速直前に第1の近接センサ17か
ら点火装置31に制御信号が出力され、増速終了後に第
2の近接センサ18から点火装置31に制御信号が出力
される。
【0043】なお、図4においてクランクケース2の車
体右側に位置する符号41で示すものは、シフトロッド
12の回転を変速機構に伝達するためのリンク機構であ
る。また、図5においては、シフトペダル8を操作でき
なくなるまで減速側に操作したときの第1および第2の
被検出部材21,22の位置を二点鎖線で示す。
体右側に位置する符号41で示すものは、シフトロッド
12の回転を変速機構に伝達するためのリンク機構であ
る。また、図5においては、シフトペダル8を操作でき
なくなるまで減速側に操作したときの第1および第2の
被検出部材21,22の位置を二点鎖線で示す。
【0044】変速動作検出スイッチをこのように構成し
ても第1の実施の形態を採るときと同等の作用効果を奏
する。また、シフトロッド12はクランクケース2に回
動自在に支持されているから、専ら移動部材15を回動
自在に支持するための軸受などは不要である。このた
め、既存の部材であるクランクケース2やシフトロッド
12に移動部材15を回動自在に支持する機能をもたせ
ることができるから、より一層コンパクトな変速動作検
出スイッチ14を形成することができる。
ても第1の実施の形態を採るときと同等の作用効果を奏
する。また、シフトロッド12はクランクケース2に回
動自在に支持されているから、専ら移動部材15を回動
自在に支持するための軸受などは不要である。このた
め、既存の部材であるクランクケース2やシフトロッド
12に移動部材15を回動自在に支持する機能をもたせ
ることができるから、より一層コンパクトな変速動作検
出スイッチ14を形成することができる。
【0045】なお、上述した各実施の形態では、増速時
に点火を一時的に停止させることによってエンジン出力
を低下させる例を示したが、エンジンの燃料供給系にイ
ンジェクタを用いる場合には、増速時にインジェクタで
の燃料噴射を停止させたり、燃料噴射量を低減させたり
してエンジン出力を低下させる構造を採ることができ
る。上述した各実施の形態で示したように点火を停止さ
せる構造を採ると、燃料噴射量を制御する場合に較べて
エンジン出力が低下するときとエンジン出力が復帰する
ときの応答性がよい。
に点火を一時的に停止させることによってエンジン出力
を低下させる例を示したが、エンジンの燃料供給系にイ
ンジェクタを用いる場合には、増速時にインジェクタで
の燃料噴射を停止させたり、燃料噴射量を低減させたり
してエンジン出力を低下させる構造を採ることができ
る。上述した各実施の形態で示したように点火を停止さ
せる構造を採ると、燃料噴射量を制御する場合に較べて
エンジン出力が低下するときとエンジン出力が復帰する
ときの応答性がよい。
【0046】また、上述した各実施の形態では、シフト
ペダル8を操作することにより変速動作検出スイッチが
作動する例を示したが、変速操作手段としてはシフトペ
ダル8に限定されることはない。例えば、操向ハンドル
側に設けた変速スイッチを操作することによりアクチュ
エータが作動して変速をするような変速装置を備えた自
動二輪車においては、変速操作手段は前記変速スイッチ
になる。
ペダル8を操作することにより変速動作検出スイッチが
作動する例を示したが、変速操作手段としてはシフトペ
ダル8に限定されることはない。例えば、操向ハンドル
側に設けた変速スイッチを操作することによりアクチュ
エータが作動して変速をするような変速装置を備えた自
動二輪車においては、変速操作手段は前記変速スイッチ
になる。
【0047】さらに、上述した各実施の形態では、二つ
の近接センサ17,18を移動部材15より上方に位置
付けた例を示したが、一方の近接センサを移動部材の上
方に位置付け、他方の近接部材を移動部材の下方に位置
付ける構造を採ることもできる。
の近接センサ17,18を移動部材15より上方に位置
付けた例を示したが、一方の近接センサを移動部材の上
方に位置付け、他方の近接部材を移動部材の下方に位置
付ける構造を採ることもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自動二
輪車の変速動作検出スイッチは、二つずつの被検出片と
近接センサが車幅方向の同じ位置に配設されるから、従
来のものに較べて車幅方向の小型化を図ることができ
る。しかも、移動部材が増速時に移動する方向の前側の
被検出片は、移動部材が反対方向に移動したときに他方
の近接センサに検出されることはないから、二つの近接
センサの間隔は、これらの近接センサを並べることがで
きる最低限の間隔まで狭くすることができる。このた
め、このスイッチは、車幅方向と直交する方向にも小型
化することができる。
輪車の変速動作検出スイッチは、二つずつの被検出片と
近接センサが車幅方向の同じ位置に配設されるから、従
来のものに較べて車幅方向の小型化を図ることができ
る。しかも、移動部材が増速時に移動する方向の前側の
被検出片は、移動部材が反対方向に移動したときに他方
の近接センサに検出されることはないから、二つの近接
センサの間隔は、これらの近接センサを並べることがで
きる最低限の間隔まで狭くすることができる。このた
め、このスイッチは、車幅方向と直交する方向にも小型
化することができる。
【0049】移動部材を車体の前後方向に移動する構造
とする他の発明によれば、車幅方向および車体の前後方
向に小型化された変速動作検出スイッチを提供すること
ができる。また、この発明の変速動作検出スイッチは、
一方の被検出片の位置を車体の外側から変えることがで
きるので、点火を停止させる時期または点火を再開させ
る時期を調整する作業が簡単である。
とする他の発明によれば、車幅方向および車体の前後方
向に小型化された変速動作検出スイッチを提供すること
ができる。また、この発明の変速動作検出スイッチは、
一方の被検出片の位置を車体の外側から変えることがで
きるので、点火を停止させる時期または点火を再開させ
る時期を調整する作業が簡単である。
【0050】移動部材を変速機におけるクランクケース
内で回動する操作力伝達系の回動部材に設ける他の発明
によれば、変速機の操作力伝達系の回動部材はクランク
ケースに回動自在に支持されているから、専ら移動部材
を回動自在に支持するための軸受などが不要である。し
たがって、既存の部材に移動部材を支持する機能をもた
せることができるから、より一層コンパクトな変速動作
検出スイッチを提供することができる。
内で回動する操作力伝達系の回動部材に設ける他の発明
によれば、変速機の操作力伝達系の回動部材はクランク
ケースに回動自在に支持されているから、専ら移動部材
を回動自在に支持するための軸受などが不要である。し
たがって、既存の部材に移動部材を支持する機能をもた
せることができるから、より一層コンパクトな変速動作
検出スイッチを提供することができる。
【0051】検出信号を点火制御に用いる他の発明によ
れば、エンジンの点火を一時的に中断させることによっ
て増速時にエンジン出力を低下させることができる。こ
のため、変速操作に対して応答性よくエンジン出力が低
下・復帰するようになる。
れば、エンジンの点火を一時的に中断させることによっ
て増速時にエンジン出力を低下させることができる。こ
のため、変速操作に対して応答性よくエンジン出力が低
下・復帰するようになる。
【図1】 本発明に係る変速動作検出スイッチを取付け
たエンジンの側面図である。
たエンジンの側面図である。
【図2】 変速動作検出スイッチを示す図である。
【図3】 要部を拡大して示す断面図である。
【図4】 他の発明に係る変速動作検出スイッチの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】 図4におけるV−V線断面図である。
1…エンジン、2…クランクケース、6…変速機、8…
シフトペダル、12…シフトロッド、14…変速動作検
出スイッチ、15…移動部材、17…第1の近接セン
サ、18…第2の近接センサ、21…第1の被検出片、
22…第2の被検出片、31…点火装置。
シフトペダル、12…シフトロッド、14…変速動作検
出スイッチ、15…移動部材、17…第1の近接セン
サ、18…第2の近接センサ、21…第1の被検出片、
22…第2の被検出片、31…点火装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 変速操作手段に連動して移動する移動部
材を有し、この移動部材に設けた二つの被検出片を非接
触式近接センサで検出することによって、変速直前と変
速後との作動位置検出信号を出力する自動二輪車の変速
動作検出スイッチにおいて、前記移動部材の移動方向を
車幅方向と直交する平面に沿う方向とし、前記移動部材
に前記二つの被検出片をこの移動部材の移動方向に並び
かつ移動部材の移動方向と直交する方向へ突出するよう
に設けるとともに、前記近接センサを前記移動部材の移
動方向に並べて配設し、前記二つの被検出片のうち移動
部材が増速時に移動する方向の前側に位置する被検出片
を、他方の被検出片より移動部材からの突出量が少なく
なるように形成するとともに、近接センサの移動部材に
対するセット位置も前記突出量に見合った離間位置とし
たことを特徴とする自動二輪車の変速動作検出スイッ
チ。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車の変速動作検
出スイッチにおいて、移動部材を車体の前後方向に移動
する構造としてエンジンの外側部に支持させ、二つの被
検出片のうち一方を他方の被検出片に対して車体の前後
方向に移動可能に構成したことを特徴とする自動二輪車
の変速動作検出スイッチ。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動二輪車の変速動作検
出スイッチにおいて、移動部材を変速機におけるクラン
クケース内で回動する操作力伝達系の回動部材に設け、
この移動部材の回動端部に被検出片を突設したことを特
徴とする自動二輪車の変速動作検出スイッチ。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の自動二輪
車の変速動作検出スイッチのうち何れか一つの自動二輪
車の変速動作検出スイッチにおいて、検出信号を点火制
御に用いることを特徴とする自動二輪車の変速動作検出
スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11681698A JPH11311331A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 自動二輪車の変速動作検出スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11681698A JPH11311331A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 自動二輪車の変速動作検出スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311331A true JPH11311331A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14696360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11681698A Pending JPH11311331A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 自動二輪車の変速動作検出スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11311331A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010196855A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両の変速制御装置 |
| JP2015028354A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両用変速装置 |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP11681698A patent/JPH11311331A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010196855A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両の変速制御装置 |
| JP2015028354A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両用変速装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4371051A (en) | Automatic switching-off arrangement | |
| EP1647808B1 (en) | Controller and astride riding type vehicle | |
| US10174838B2 (en) | Speed change device for motorcycle | |
| JP4777943B2 (ja) | 車両のスロットル装置 | |
| US20090005943A1 (en) | Vehicle Speed Control System and Straddle-Type Vehicle | |
| US20080178840A1 (en) | Electronic control throttle system for a vehicle and vehicle equipped therewith | |
| ITTO991022A1 (it) | Veicolo includente un'unita' di controllo per l'arresto/avviamento del motore. | |
| US10295022B2 (en) | Multistage gear transmission system | |
| JPH11311331A (ja) | 自動二輪車の変速動作検出スイッチ | |
| EP2690269B1 (en) | Straddle type vehicle | |
| JP2006283585A (ja) | スロットルボディ | |
| EP1777395B1 (en) | Intake air control device | |
| ITTO991065A1 (it) | Veicolo includente un' unita' di controllo d'arresto/avviamento del motore. | |
| JPH1134985A (ja) | 船外機 | |
| JPS645616Y2 (ja) | ||
| JP2007309262A (ja) | 船舶用推進機のシフトカット制御装置及び船舶 | |
| JP2004352186A (ja) | 自動二輪車 | |
| JP4472835B2 (ja) | エンジンの点火時期制御装置 | |
| RU2001112308A (ru) | Способ управления работой транспортного двигателя внутреннего сгорания на режиме динамического холостого хода и устройство для его осуществления | |
| JP2004074927A (ja) | シフト装置 | |
| JPH06221188A (ja) | スロットル制御装置 | |
| WO2024134835A1 (ja) | ストラドルドビークル | |
| CN112814791B (zh) | 车辆的启动系统 | |
| JP2010077889A (ja) | 車両用エンジンの制御装置 | |
| JPH0424112Y2 (ja) |