JPH11311338A - オイルシ―ル - Google Patents

オイルシ―ル

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JPH11311338A
JPH11311338A JP11049951A JP4995199A JPH11311338A JP H11311338 A JPH11311338 A JP H11311338A JP 11049951 A JP11049951 A JP 11049951A JP 4995199 A JP4995199 A JP 4995199A JP H11311338 A JPH11311338 A JP H11311338A
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JP
Japan
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screw
flat surface
sealed fluid
degrees
seal lip
Prior art date
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JP11049951A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nishigaki
高行 西垣
Hiroshi Yamaguchi
啓 山口
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールリップ1の先端部に設けられるねじ6
によるポンピング効果が早期に損なわれることがなく、
もって優れた密封性能を長期間に亙って維持することが
可能なオイルシールを提供する。 【解決手段】 シールリップ1の先端部に所定の軸方向
幅をもって相手部材21に摺動自在に密接する環状のフ
ラット面4を形成し、このフラット面4にポンピングを
なすねじ6を設けることにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車または産業
機械等の分野で用いられる密封装置の一種であるオイル
シールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図15に示すように、密封性
能を向上させるべくシールリップ51の先端部にポンピ
ング作用をなす“ねじ”52を設けたオイルシールが知
られているが、このオイルシールには、シールリップ5
1の先端部に尖鋭なエッヂ53が設けられており、ねじ
52がこのエッヂ53から始まるようにして設けられて
いる。
【0003】しかしながら、エッヂ53は軸等の相手部
材(図示せず)との摺動によって比較的急速に摩耗する
ものである。
【0004】したがって上記従来のオイルシールによる
と、エッヂ53が比較的急速に摩耗するのにしたがっ
て、ねじ52も比較的急速に消滅し、ねじ52の相手部
材に対する接触状態が大きく変化する。したがってこれ
を原因として、ねじ52によるポンピング効果が比較的
早期に損なわれる不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、シールリップの先端部に設けられるねじによるポン
ピング効果が早期に損なわれることがなく、もって優れ
た密封性能を長期間に亙って維持することが可能なオイ
ルシールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるオイルシールは、シールリ
ップの先端部に所定の軸方向幅をもって相手部材に摺動
自在に密接する環状のフラット面を形成し、前記フラッ
ト面にポンピングをなすねじを設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】また、本発明の請求項2によるオイルシー
ルは、シールリップの先端部に所定の軸方向幅をもって
相手部材に摺動自在に密接する環状のフラット面を形成
し、前記フラット面にポンピングをなすねじを設け、前
記フラット面の大気側の斜面にもポンピングをなすねじ
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3によるオイルシー
ルは、上記した請求項1または2のオイルシールにおい
て、シールリップ先端の密封流体側斜面と大気側斜面と
の間に自由状態において大気側に傾斜角度を備えたフラ
ット面を形成し、自由状態における前記フラット面の傾
斜角度を前記大気側斜面の傾斜角度より小さく設定し、
前記密封流体側斜面と前記フラット面との間にエッヂを
設け、前記フラット面と前記大気側斜面との間に副エッ
ヂを設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4によるオイルシー
ルは、上記した請求項2のオイルシールにおいて、フラ
ット面に設けたねじと、斜面に設けたねじとが互いに不
連続であることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項5によるオイルシー
ルは、上記した請求項2のオイルシールにおいて、フラ
ット面に設けたねじが両方向ねじであることを特徴とす
るものである。
【0011】上記従来技術において、ねじによるポンピ
ング効果が早期に損なわれていたのは、エッヂが比較的
急速に摺動摩耗するものであることが分かっていなが
ら、このエッヂをシールリップの先端部に設け、ねじを
このエッヂから始まるように設けていたからである。
【0012】これに対して、本発明は、オイルシールの
リップ部分の設計を市場でリップの摩耗がサチュレート
した状態であるフラット形状とし、リップの相手部材へ
の接触状態を安定化させ、密封性能を安定化させるとと
もに、更にその上で、フラットな面にねじを付与するこ
とで油(密封流体)の送り込み能力を向上させ、更なる
密封性能の向上を実現したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0014】第一実施形態・・・図1に示すように、シ
ールリップ1の先端部(内周端部)に、密封流体側Aに
向けて径寸法が徐々に拡大する環状の密封流体側斜面2
と、反対に大気側(反密封流体側)Bに向けて径寸法が
徐々に拡大する環状の大気側斜面(反密封流体側斜面と
も称する)3とが設けられており、この両斜面2,3の
間に、所定の軸方向幅wをもって相手部材である軸21
の外周面に摺動自在に密接する環状のフラット面4が設
けられている。
【0015】図では、このフラット面4の径寸法が密封
流体側Aから大気側Bにかけて徐々に拡大するように描
かれているが、これは当該オイルシールが軸21の外周
に未だ装着されておらず、よってシールリップ1が自由
状態にあるからであって、当該オイルシールが軸21の
外周に装着されると、シールリップ1がその締め代によ
って基端部5を支えとして図上C方向に揺動してその向
きを変えるため、これによりフラット面4が軸方向の全
幅に亙って軸21の外周面に密接するように丁度、円筒
面を形成する。
【0016】尚、本願発明者らが行なった試験による
と、自由状態における中心軸線に対する密封流体側斜面
2の傾斜角度αは40〜60度、大気側斜面3の傾斜角
度βは15〜30度、フラット面4の傾斜角度γは5〜
15度がそれぞれ好適であり、またフラット面4の軸方
向幅wについては実寸で0.1〜1.0mmが好適であ
る。
【0017】また、フラット面4に、ポンピンク作用を
なして密封流体(図示せず)を密封流体側Aに押し戻す
山状ないし突起状または溝状ないしスリット状のねじ
(平行ねじ部とも称する)6が設けられており、図で
は、このねじ6が山状ないし突起状に形成されている。
このねじ6は所要数が同じ方向に向けて等配状に設けら
れており(例えば50等配)、またそれぞれがフラット
面4を軸方向に斜めに横切って、フラット面4の密封流
体側端縁部(密封流体側のエッヂとも称する)4aから
大気側端縁部(大気側の副エッヂとも称する)4bまで
達するように設けられている。またこのねじ6は、図2
に示すようにその断面が三角形状に形成されており、こ
の三角形が同形同大のまま、密封流体側端縁部4aから
大気側端縁部4bまで形成されている。
【0018】ねじ6の寸法諸元は、以下のとおりであ
る。
【0019】すなわち先ず、エッヂ4aに対するねじ6
の傾斜角度θは10〜45度、好ましくは15〜40
度であり、ねじ6の高さhは0.005〜0.1mm、
好ましくは0.005〜0.08mmであり、また、ね
じ6の頂部の開き角度θは90〜150度、好ましく
は100〜140度である。これらのうち、傾斜角度θ
が10度より小さいと逆回転時に油漏れが発生する虞
があり、反対に45度より大きいと正回転時におけるポ
ンピング作用が小さくなる。また、高さhが0.005
mmより小さいとポンピング作用が小さくなり、反対に
0.1mmより大きいと静止時に油漏れが発生する虞が
ある。
【0020】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0021】エッヂ4aに対するねじ6の傾斜角度(θ
)=30±2度 ねじ6の高さ(h)=0.010±0.005mm ねじ6の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ6のピッチ(p)=1.04±0.10mm
【0022】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、フ
ラット面4の軸方向幅wを0.50±0.20mmとす
るのが好適である。
【0023】また、フラット面4の外周に位置してシー
ルリップ1の外周面に環状の装着溝7が設けられてお
り、この装着溝7に、シールリップ1に所定の締め代を
付与するガータスプリング8が嵌着されている。また基
端部6の内周に位置してシールリップ1の内周面にダス
トリップ9が大気側Bに向けて設けられている。
【0024】シールリップ1はゴム状弾性材によって成
形されており、例えばゴムと充填剤の複合材料によって
成形されている。
【0025】上記構成を備えたオイルシールが軸21の
外周に摺動自在に装着されると、所定の軸方向幅wをも
って軸21に摺動自在に密接する環状のフラット面4が
その軸方向の全幅に亙って軸21の外周面に密接するた
めに、フラット面4の軸21に対する接触面積が比較的
広く、単位面積当たりの接触面圧が比較的小さいことに
なり、この状態は丁度、上記したようにシールリップ1
の摩耗がサチュレートした状態であり、これによりフラ
ット面4が摩耗しにくく、シールリップ1の軸21に対
する接触状態が安定化し、密封性能が安定化する。また
このように摩耗しにくいフラット面4にポンピングをな
すねじ6が設けられているために、ねじ6も摩耗により
消滅しにくく、ねじ6によるポンピング効果が長期間に
亙って維持される。したがってこれらのことから、ねじ
6によるポンピング効果が早期に損なわれるのを防止す
ることができ、優れた密封性能を長期間に亙って維持す
ることができる。
【0026】第二実施形態・・・図3に示すように、シ
ールリップ1の先端部(内周端部)に、密封流体側Aに
向けて径寸法が徐々に拡大する環状の密封流体側斜面2
と、反対に大気側(反密封流体側)Bに向けて径寸法が
徐々に拡大する環状の大気側斜面(反密封流体側斜面と
も称する)3とが設けられており、この両斜面2,3の
間に、所定の軸方向幅wをもって相手部材である軸21
の外周面に摺動自在に密接する環状のフラット面4が設
けられている。
【0027】図では、このフラット面4の径寸法が密封
流体側Aから大気側Bにかけて徐々に拡大するように描
かれているが、これは当該オイルシールが軸21の外周
に未だ装着されておらず、よってシールリップ1が自由
状態にあるからであって、当該オイルシールが軸21の
外周に装着されると、シールリップ1がその締め代によ
って基端部5を支えとして図上C方向に揺動してその向
きを変えるため、これによりフラット面4が軸方向の全
幅に亙って軸21の外周面に密接するように丁度、円筒
面を形成する。
【0028】尚、本願発明者らが行なった試験による
と、自由状態における中心軸線に対する密封流体側斜面
2の傾斜角度αは40〜60度、大気側斜面3の傾斜角
度βは15〜30度、フラット面4の傾斜角度γは5〜
15度がそれぞれ好適であり、またフラット面4の軸方
向幅wについては実寸で0.1〜1.0mmが好適であ
る。
【0029】また、フラット面4に、ポンピンク作用を
なして密封流体(図示せず)を密封流体側Aに押し戻す
山状ないし突起状または溝状ないしスリット状のねじ
(平行ねじ部とも称する)6が設けられており、図で
は、このねじ6が山状ないし突起状に形成されている。
このねじ6は所要数が同じ方向に向けて等配状に設けら
れており(例えば50等配)、またそれぞれがフラット
面4を軸方向に斜めに横切って、フラット面4の密封流
体側端縁部(密封流体側のエッヂとも称する)4aから
大気側端縁部(大気側の副エッヂとも称する)4bまで
達するように設けられている。またこのねじ6は、図4
に示すようにその断面が三角形状に形成されており、こ
の三角形が同形同大のまま、密封流体側端縁部4aから
大気側端縁部4bまで形成されている。
【0030】ねじ6の寸法諸元は、以下のとおりであ
る。
【0031】すなわち先ず、エッヂ4aに対するねじ6
の傾斜角度θは10〜45度、好ましくは15〜40
度であり、ねじ6の高さhは0.005〜0.1mm、
好ましくは0.005〜0.08mmであり、また、ね
じ6の頂部の開き角度θは90〜150度、好ましく
は100〜140度である。これらのうち、傾斜角度θ
が10度より小さいと逆回転時に油漏れが発生する虞
があり、反対に45度より大きいと正回転時におけるポ
ンピング作用が小さくなる。また、高さhが0.005
mmより小さいとポンピング作用が小さくなり、反対に
0.1mmより大きいと静止時に油漏れが発生する虞が
ある。
【0032】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0033】エッヂ4aに対するねじ6の傾斜角度(θ
)=30±2度 ねじ6の高さ(h)=0.010±0.005mm ねじ6の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ6のピッチ(p)=1.04±0.10mm
【0034】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、フ
ラット面4の軸方向幅wを0.50±0.20mmとす
るのが好適である。
【0035】また、フラット面4の大気側Bに位置する
大気側斜面3にも、ポンピンク作用をなして密封流体を
密封流体側Aに押し戻す山状ないし突起状または溝状な
いしスリット状のねじ10が設けられており、図では、
このねじ10が山状ないし突起状のものとして舟底状に
形成されている。このねじ10は上記ねじ6と同数が同
じ方向に傾斜するように等配状に設けられており(例え
ば50等配)、またそれぞれがフラット面4の大気側端
縁部(斜面3の密封流体側端縁部)4bから始まって先
止まりとなるように設けられている。またこのねじ10
はそれぞれ、その密封流体側端部10aが上記ねじ6の
大気側端部6bと互いに連続するように設けられてい
る。符号10bは、このねじ10の先止まり側の大気側
端部を示している。またこのねじ10は、図5に示すよ
うにその断面が三角形状に形成されており、この三角形
が密封流体側Aから大気側Bにかけて徐々に幅広くかつ
高くなるように形成されている。
【0036】このねじ10の寸法諸元は、以下のとおり
である。
【0037】すなわち先ず、エッヂ(副エッヂ)4bに
対するねじ10の傾斜角度θは10〜45度、好まし
くは15〜40度であり、ねじ10の最大高さh
0.005〜2mm以上、好ましくは0.1〜2mm以
上であり、また、ねじ10の頂部の開き角度θは90
〜150度、好ましくは100〜140度である。これ
らのうち、傾斜角度θが10度より小さいとポンピン
グ作用が小さくなり、反対に45度より大きい場合にも
ポンピング作用が小さくなる。最大高さhの最大値は
オイルシールが軸に装着されたときに軸にリブが触れな
ければ良い。この舟底状のねじ10は少なくともフラッ
ト面4近傍では大気側(空気側)に行くにしたがって、
その高さと幅が徐々に増加する形となっている。
【0038】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0039】エッヂ4aに対するねじ10の傾斜角度
(θ)=30±2度 ねじ10の高さ(h)=0.200±0.005mm ねじ10の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ10のピッチ(p)=1.04±0.10mm
【0040】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、大
気側斜面3の軸方向幅wを1.40mmとするのが好
適である。
【0041】また、フラット面4の外周に位置してシー
ルリップ1の外周面に環状の装着溝7が設けられてお
り、この装着溝7に、シールリップ1に所定の締め代を
付与するガータスプリング8が嵌着されている。また基
端部6の内周に位置してシールリップ1の内周面にダス
トリップ9が大気側Bに向けて設けられている。
【0042】シールリップ1はゴム状弾性材によって成
形されており、例えばゴムと充填剤の複合材料によって
成形されている。
【0043】上記構成を備えたオイルシールが軸21の
外周に摺動自在に装着されると、所定の軸方向幅wをも
って軸21に摺動自在に密接する環状のフラット面4が
その軸方向の全幅に亙って軸21の外周面に密接するた
めに、フラット面4の軸21に対する接触面積が比較的
広く、単位面積当たりの接触面圧が比較的小さいことに
なり、この状態は丁度、上記したようにシールリップ1
の摩耗がサチュレートした状態であり、これによりフラ
ット面3が摩耗しにくく、シールリップ1の軸21に対
する接触状態が安定化し、密封性能が安定化する。また
このように摩耗しにくいフラット面3にポンピングをな
すねじ6が設けられているために、ねじ6も摩耗により
消滅しにくく、ねじ6によるポンピング効果が長期間に
亙って維持される。したがってこれらのことから、ねじ
6によるポンピング効果が早期に損なわれるのを防止す
ることができ、優れた密封性能を長期間に亙って維持す
ることができる。
【0044】また、フラット面4にねじ6が設けられて
いるのみでなく、大気側斜面3にもねじ10が設けられ
ているために、フラット面4が徐々に摩耗し、フラット
面4のねじ6が徐々に消滅した後も、この大気側斜面3
のねじ10によってポンピング効果が維持される。した
がって優れた密封性能を更に長期間に亙って維持するこ
とができる。
【0045】第三実施形態・・・図6に示すように、シ
ールリップ1の先端部(内周端部)に、密封流体側Aに
向けて径寸法が徐々に拡大する環状の密封流体側斜面2
と、反対に大気側(反密封流体側)Bに向けて径寸法が
徐々に拡大する環状の大気側斜面(反密封流体側斜面と
も称する)3とが設けられており、この両斜面2,3の
間に、所定の軸方向幅wをもって相手部材である軸21
の外周面に摺動自在に密接する環状のフラット面4が設
けられている。
【0046】図では、このフラット面4の径寸法が密封
流体側Aから大気側Bにかけて徐々に拡大するように描
かれているが、これは当該オイルシールが軸21の外周
に未だ装着されておらず、よってシールリップ1が自由
状態にあるからであって、当該オイルシールが軸21の
外周に装着されると、シールリップ1がその締め代によ
って基端部5を支えとして図上C方向に揺動してその向
きを変えるため、これによりフラット面4が軸方向の全
幅に亙って軸21の外周面に密接するように丁度、円筒
面を形成する。
【0047】尚、本願発明者らが行なった試験による
と、自由状態における中心軸線に対する密封流体側斜面
2の傾斜角度αは40〜60度、大気側斜面3の傾斜角
度βは15〜30度、フラット面4の傾斜角度γは5〜
15度がそれぞれ好適であり、またフラット面4の軸方
向幅wについては実寸で0.1〜1.0mmが好適であ
る。
【0048】また、フラット面4に、ポンピンク作用を
なして密封流体(図示せず)を密封流体側Aに押し戻す
山状ないし突起状または溝状ないしスリット状のねじ
(平行ねじ部とも称する)6が設けられており、図で
は、このねじ6が山状ないし突起状に形成されている。
このねじ6は所要数が同じ方向に向けて等配状に設けら
れており(例えば50等配)、またそれぞれがフラット
面4を軸方向に斜めに横切って、フラット面4の密封流
体側端縁部(密封流体側のエッヂとも称する)4aから
大気側端縁部(大気側の副エッヂとも称する)4bまで
達するように設けられている。またこのねじ6は、図7
に示すようにその断面が三角形状に形成されており、こ
の三角形が同形同大のまま、密封流体側端縁部4aから
大気側端縁部4bまで形成されている。
【0049】ねじ6の寸法諸元は、以下のとおりであ
る。
【0050】すなわち先ず、エッヂ4aに対するねじ6
の傾斜角度θは10〜45度、好ましくは15〜40
度であり、ねじ6の高さhは0.005〜0.1mm、
好ましくは0.005〜0.08mmであり、また、ね
じ6の頂部の開き角度θは90〜150度、好ましく
は100〜140度である。これらのうち、傾斜角度θ
が10度より小さいと逆回転時に油漏れが発生する虞
があり、反対に45度より大きいと正回転時におけるポ
ンピング作用が小さくなる。また、高さhが0.005
mmより小さいとポンピング作用が小さくなり、反対に
0.1mmより大きいと静止時に油漏れが発生する虞が
ある。
【0051】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0052】エッヂ4aに対するねじ6の傾斜角度(θ
)=30±2度 ねじ6の高さ(h)=0.010±0.005mm ねじ6の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ6のピッチ(p)=1.04±0.10mm
【0053】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、フ
ラット面4の軸方向幅wを0.50±0.20mmとす
るのが好適である。
【0054】また、フラット面4の大気側Bに位置する
大気側斜面3にも、ポンピンク作用をなして密封流体を
密封流体側Aに押し戻す山状ないし突起状または溝状な
いしスリット状のねじ10が設けられており、図では、
このねじ10が山状ないし突起状のものとして舟底状に
形成されている。このねじ10は上記ねじ6と同数が同
じ方向に傾斜するように等配状に設けられており(例え
ば50等配)、またそれぞれがフラット面4の大気側端
縁部(斜面3の密封流体側端縁部)4bから始まって先
止まりとなるように設けられている。またこのねじ10
はそれぞれが上記ねじ6と周方向に互い違いに配置され
ており、上記ねじ6と互いに不連続であるように設けら
れている。符号10bは、このねじ10の先止まり側の
大気側端部を示している。またこのねじ10は、図8に
示すようにその断面が三角形状に形成されており、この
三角形が密封流体側Aから大気側Bにかけて徐々に幅広
くかつ高くなるように形成されている。
【0055】このねじ10の寸法諸元は、以下のとおり
である。
【0056】すなわち先ず、エッヂ(副エッヂ)4bに
対するねじ10の傾斜角度θは10〜45度、好まし
くは15〜40度であり、ねじ10の最大高さh
0.005〜0.3mm、好ましくは0.1〜0.3m
mであり、また、ねじ10の頂部の開き角度θは90
〜150度、好ましくは100〜140度である。これ
らのうち、傾斜角度θが10度より小さいとポンピン
グ作用が小さくなり、反対に45度より大きい場合にも
ポンピング作用が小さくなる。最大高さhの最大値は
オイルシールが軸に装着されたときに軸にリブが触れな
ければ良い。この舟底状のねじ10は少なくともフラッ
ト面4近傍では大気側(空気側)に行くにしたがって、
その高さと幅が徐々に増加する形となっている。
【0057】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0058】エッヂ4aに対するねじ10の傾斜角度
(θ)=30±2度 ねじ10の高さ(h)=0.200±0.005mm ねじ10の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ10のピッチ(p)=1.04±0.10mm
【0059】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、大
気側斜面3の軸方向幅wを1.40mmとするのが好
適である。
【0060】また、フラット面4の外周に位置してシー
ルリップ1の外周面に環状の装着溝7が設けられてお
り、この装着溝7に、シールリップ1に所定の締め代を
付与するガータスプリング8が嵌着されている。また基
端部6の内周に位置してシールリップ1の内周面にダス
トリップ9が大気側Bに向けて設けられている。
【0061】シールリップ1はゴム状弾性材によって成
形されており、例えばゴムと充填剤の複合材料によって
成形されている。
【0062】上記構成を備えたオイルシールが軸21の
外周に摺動自在に装着されると、所定の軸方向幅wをも
って軸21に摺動自在に密接する環状のフラット面4が
その軸方向の全幅に亙って軸21の外周面に密接するた
めに、フラット面4の軸21に対する接触面積が比較的
広く、単位面積当たりの接触面圧が比較的小さいことに
なり、この状態は丁度、上記したようにシールリップ1
の摩耗がサチュレートした状態であり、これによりフラ
ット面4が摩耗しにくく、シールリップ1の軸21に対
する接触状態が安定化し、密封性能が安定化する。また
このように摩耗しにくいフラット面4にポンピングをな
すねじ6が設けられているために、ねじ6も摩耗により
消滅しにくく、ねじ6によるポンピング効果が長期間に
亙って維持される。したがってこれらのことから、ねじ
6によるポンピング効果が早期に損なわれるのを防止す
ることができ、優れた密封性能を長期間に亙って維持す
ることができる。
【0063】また、フラット面4にねじ6が設けられて
いるのみでなく、大気側斜面3にもねじ10が設けられ
ているために、フラット面4が徐々に摩耗し、フラット
面4のねじ6が徐々に消滅した後も、この大気側斜面3
のねじ10によってポンピング効果が維持される。した
がって優れた密封性能を更に長期間に亙って維持するこ
とができる。
【0064】また、フラット面4のねじ6と大気側斜面
3のねじ10とが互いに不連続に設けられているため
に、シールリップ1を成形する成形型(図示せず)の加
工性を向上させることができ、また、ねじ6,10が溝
状ないしスリット状である場合には、軸21の回転停止
時に密封流体がフラット面4のねじ6から大気側斜面3
のねじ10へと伝わって大気側Bに洩れるのを防止する
ことができる。
【0065】第四実施形態・・・図9に示すように、シ
ールリップ1の先端部(内周端部)に、密封流体側Aに
向けて径寸法が徐々に拡大する環状の密封流体側斜面2
と、反対に大気側(反密封流体側)Bに向けて径寸法が
徐々に拡大する環状の大気側斜面(反密封流体側斜面と
も称する)3とが設けられており、この両斜面2,3の
間に、所定の軸方向幅wをもって相手部材である軸21
の外周面に摺動自在に密接する環状のフラット面4が設
けられている。
【0066】図では、このフラット面4の径寸法が密封
流体側Aから大気側Bにかけて徐々に拡大するように描
かれているが、これは当該オイルシールが軸21の外周
に未だ装着されておらず、よってシールリップ1が自由
状態にあるからであって、当該オイルシールが軸21の
外周に装着されると、シールリップ1がその締め代によ
って基端部5を支えとして図上C方向に揺動してその向
きを変えるため、これによりフラット面4が軸方向の全
幅に亙って軸21の外周面に密接するように丁度、円筒
面を形成する。
【0067】尚、本願発明者らが行なった試験による
と、自由状態における中心軸線に対する密封流体側斜面
2の傾斜角度αは40〜60度、大気側斜面3の傾斜角
度βは15〜30度、フラット面4の傾斜角度γは5〜
15度がそれぞれ好適であり、またフラット面4の軸方
向幅wについては実寸で0.1〜1.0mmが好適であ
る。
【0068】また、フラット面4に、ポンピンク作用を
なして密封流体(図示せず)を密封流体側Aに押し戻す
山状ないし突起状または溝状ないしスリット状のねじ
(両方向ねじ部とも称する)6が設けられており、図で
は、このねじ6が山状ないし突起状に形成されている。
このねじ6は所要数が等配状に設けられており(例えば
8組等配)、またそれぞれがフラット面4を軸方向に斜
めに横切って、フラット面4の密封流体側端縁部(密封
流体側のエッヂとも称する)4aから大気側端縁部(大
気側の副エッヂとも称する)4bまで達するように設け
られている。またこのねじ6は、図10に示すようにそ
の断面が三角形状に形成されており、この三角形が同形
同大のまま、密封流体側端縁部4aから大気側端縁部4
bまで形成されている。
【0069】更にまた、このねじ6は、軸21の逆回転
時における密封性能を確保するために、両方向ねじとさ
れており、その傾斜方向が一本ずつまたは複数本ずつ
(図では一本ずつ)交互に反対向きとなるように設けら
れている。互いに隣り合ったねじ6は、互いに反対向き
であっても互いに交叉しておらず、互いに不連続である
ように設けられている。
【0070】ねじ6の寸法諸元は、以下のとおりであ
る。
【0071】すなわち先ず、エッヂ4aに対するねじ6
の傾斜角度θは10〜45度、好ましくは15〜40
度であり、ねじ6の高さhは0.005〜0.1mm、
好ましくは0.005〜0.08mmであり、また、ね
じ6の頂部の開き角度θは90〜150度、好ましく
は100〜140度である。これらのうち、傾斜角度θ
が10度より小さいと逆回転時に油漏れが発生する虞
があり、反対に45度より大きいと正回転時におけるポ
ンピング作用が小さくなる。また、高さhが0.005
mmより小さいとポンピング作用が小さくなり、反対に
0.1mmより大きいと静止時に油漏れが発生する虞が
ある。
【0072】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0073】エッヂ4aに対するねじ6の傾斜角度(θ
)=30±2度 ねじ6の高さ(h)=0.010±0.005mm ねじ6の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ6のピッチ(p)=0.73±0.10mm
【0074】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、フ
ラット面4の軸方向幅wを0.50±0.20mmとす
るのが好適である。
【0075】また、フラット面4の大気側Bに位置する
大気側斜面3にも、ポンピンク作用をなして密封流体を
密封流体側Aに押し戻す山状ないし突起状または溝状な
いしスリット状のねじ10が設けられており、図では、
このねじ10が山状ないし突起状のものとして舟底状に
形成されている。このねじ10は上記ねじ6の一方の傾
斜方向と同じ方向に傾斜するように等配状に設けられて
おり(例えば50等配)、またそれぞれがフラット面4
の大気側端縁部(斜面3の密封流体側端縁部)4bから
始まって先止まりとなるように設けられている。またこ
のねじ10はそれぞれ、上記ねじ6と互いに不連続であ
るように設けられている。符号10bは、このねじ10
の先止まり側の大気側端部を示している。またこのねじ
10は、図11に示すようにその断面が三角形状に形成
されており、この三角形が密封流体側Aから大気側Bに
かけて徐々に幅広くかつ高くなるように形成されてい
る。
【0076】このねじ10の寸法諸元は、以下のとおり
である。
【0077】すなわち先ず、エッヂ(副エッヂ)4bに
対するねじ10の傾斜角度θは10〜45度、好まし
くは15〜40度であり、ねじ10の最大高さh
0.005〜0.3mm、好ましくは0.1〜0.3m
mであり、また、ねじ10の頂部の開き角度θは90
〜150度、好ましくは100〜140度である。これ
らのうち、傾斜角度θが10度より小さいとポンピン
グ作用が小さくなり、反対に45度より大きい場合にも
ポンピング作用が小さくなる。最大高さhの最大値は
オイルシールが軸に装着されたときに軸にリブが触れな
ければ良い。この舟底状のねじ10は少なくともフラッ
ト面4近傍では大気側(空気側)に行くにしたがって、
その高さと幅が徐々に増加する形となっている。
【0078】また、図の例では、これらの寸法が以下の
ようになっている。
【0079】エッヂ4aに対するねじ10の傾斜角度
(θ)=30±2度 ねじ10の高さ(h)=0.200±0.005mm ねじ10の頂部の開き角度(θ)=120±5度 ねじ10のピッチ(p)=1.04±0.10mm
【0080】尚、この後者の寸法諸元に従うときは、大
気側斜面3の軸方向幅wを1.40mmとするのが好
適である。
【0081】また、フラット面4の外周に位置してシー
ルリップ1の外周面に環状の装着溝7が設けられてお
り、この装着溝7に、シールリップ1に所定の締め代を
付与するガータスプリング8が嵌着されている。また基
端部6の内周に位置してシールリップ1の内周面にダス
トリップ9が大気側Bに向けて設けられている。
【0082】シールリップ1はゴム状弾性材によって成
形されており、例えばゴムと充填剤の複合材料によって
成形されている。
【0083】上記構成を備えたオイルシールが軸21の
外周に摺動自在に装着されると、所定の軸方向幅wをも
って軸21に摺動自在に密接する環状のフラット面4が
その軸方向の全幅に亙って軸21の外周面に密接するた
めに、フラット面4の軸21に対する接触面積が比較的
広く、単位面積当たりの接触面圧が比較的小さいことに
なり、この状態は丁度、上記したようにシールリップ1
の摩耗がサチュレートした状態であり、これによりフラ
ット面4が摩耗しにくく、シールリップ1の軸21に対
する接触状態が安定化し、密封性能が安定化する。また
このように摩耗しにくいフラット面4にポンピングをな
すねじ6が設けられているために、ねじ6も摩耗により
消滅しにくく、ねじ6によるポンピング効果が長期間に
亙って維持される。したがってこれらのことから、ねじ
6によるポンピング効果が早期に損なわれるのを防止す
ることができ、優れた密封性能を長期間に亙って維持す
ることができる。
【0084】また、フラット面4にねじ6が設けられて
いるのみでなく、大気側斜面3にもねじ10が設けられ
ているために、フラット面4が徐々に摩耗し、フラット
面4のねじ6が徐々に消滅した後も、この大気側斜面3
のねじ10によってポンピング効果が維持される。した
がって優れた密封性能を更に長期間に亙って維持するこ
とができる。
【0085】また、フラット面4のねじ6と大気側斜面
3のねじ10とが互いに不連続に設けられているため
に、シールリップ1を成形する成形型(図示せず)の加
工性を向上させることができ、また、ねじ6,10が溝
状ないしスリット状である場合には、軸21の回転停止
時に密封流体がフラット面4のねじ6から大気側斜面3
のねじ10へと伝わって大気側Bに洩れるのを防止する
ことができる。
【0086】更にまた、フラット面4のねじ6が両方向
ねじとされているために、軸21が逆回転したときにも
ポンピングによる密封効果を期待することができる。軸
21が逆回転したときの密封性を確保するには、ねじ山
の高さを低くする、またはねじ6の本数を減らす等と云
った手法があるが、油(密封流体)の送り込み能力を低
下させることがないようにするには、両方向ねじとする
のが好適である。
【0087】尚、上記各実施形態において、大気側斜面
3に設けられたねじ10は、図12に示すように舟底状
に形成されて、その断面形状である三角形が密封流体側
Aの端部から長手方向中央にかけて徐々に大きくなり、
長手方向中央から大気側Bの端部にかけて徐々に小さく
なるように全体が曲線ないし曲面状に形成されている
が、これに代えて以下のような形状のものであっても良
い。
【0088】すなわち先ず、図13に示すように、ねじ
10の断面形状である三角形が密封流体側Aの端部から
大気側Bの端部にかけて徐々に大きくなるように全体を
直線ないし平面状に形成する。また図14に示すよう
に、ねじ10の断面形状である三角形が密封流体側Aの
端部から長手方向中央にかけて徐々に大きくなり、長手
方向中央から大気側Bの端部にかけて徐々に小さくな
り、大気側Bの最端部で集束するように全体を曲線ない
し曲面状に形成する。但し、これらの形状は何れも一例
であって、ねじ10の形状を限定する趣旨ではない。
【0089】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0090】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1または2によるオイルシールにおいては、シー
ルリップの先端部に設けられたフラット面が摩耗のサチ
ュレートした摩耗しにくいものあるために、シールリッ
プの相手部材に対する接触状態が安定化し、密封性能が
安定化する。またこのように摩耗しにくいフラット面に
ポンピングをなすねじが設けられているために、ねじも
摩耗により消滅しにくく、ねじによるポンピング効果が
長期間に亙って維持される。したがってこれらのことか
ら、ねじによるポンピング効果が早期に損なわれるのを
防止することができ、優れた密封性能を長期間に亙って
維持することができる。
【0091】またこれに加えて、請求項3によるオイル
シールにおいては、フラット面にねじが設けられている
のみでなく、フラット面の大気側の斜面にもねじが設け
られているために、フラット面が徐々に摩耗し、フラッ
ト面のねじが徐々に消滅した後も、この大気側斜面のね
じによってポンピング効果が維持される。したがって優
れた密封性能を更に長期間に亙って維持することができ
る。
【0092】またこれに加えて、請求項4によるオイル
シールにおいては、フラット面のねじと大気側斜面のね
じとが互いに不連続に設けられているために、シールリ
ップを成形する成形型の加工性を向上させることがで
き、また相手部材の回転停止時に密封流体がフラット面
のねじから大気側斜面のねじへと伝わって大気側に洩れ
るのを防止することができる。
【0093】更にまた、請求項5によるオイルシールに
おいては、フラット面に設けたねじが両方向ねじとされ
ているために、逆回転時における密封性能を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るオイルシールの要
部断面図
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図
【図3】本発明の第二実施形態に係るオイルシールの要
部断面図
【図4】図3におけるB−B線拡大断面図
【図5】(A)は図3におけるC−C線拡大断面図、
(B)は図3におけるD−D線拡大断面図
【図6】本発明の第三実施形態に係るオイルシールの要
部断面図
【図7】図6におけるE−E線拡大断面図
【図8】(A)は図6におけるF−F線拡大断面図、
(B)は図6におけるG−G線拡大断面図
【図9】本発明の第四実施形態に係るオイルシールの要
部断面図
【図10】図9におけるH−H線拡大断面図
【図11】(A)は図9におけるI−I線拡大断面図、
(B)は図9におけるJ−J線拡大断面図
【図12】大気側斜面に設けられるねじの一例を示す斜
視図
【図13】大気側斜面に設けられるねじの他の例を示す
斜視図
【図14】大気側斜面に設けられるねじの他の例を示す
斜視図
【図15】従来例に係るオイルシールの要部断面図
【符号の説明】
1 シールリップ 2 密封流体側斜面 3 大気側斜面 4 フラット面 4a 密封流体側端縁部(エッヂ) 4b 大気側端縁部(副エッヂ) 5 基端部 6,10 ねじ 6a,10a 密封流体側端部 6b,10b 大気側端部 7 装着溝 8 ガータスプリング 9 ダストリップ 21 軸(相手部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールリップ(1)の先端部に所定の軸
    方向幅(w)をもって相手部材(21)に摺動自在に密
    接する環状のフラット面(4)を形成し、前記フラット
    面(4)にポンピングをなすねじ(6)を設けたことを
    特徴とするオイルシール。
  2. 【請求項2】 シールリップ(1)の先端部に所定の軸
    方向幅(w)をもって相手部材(21)に摺動自在に密
    接する環状のフラット面(4)を形成し、前記フラット
    面(4)にポンピングをなすねじ(6)を設け、前記フ
    ラット面(4)の大気側の斜面(3)にもポンピングを
    なすねじ(10)を設けたことを特徴とするオイルシー
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のオイルシールにおい
    て、 シールリップ(1)先端の密封流体側斜面(2)と大気
    側斜面(3)との間に自由状態において大気側(B)に
    傾斜角度(γ)を備えたフラット面(4)を形成し、自
    由状態における前記フラット面(4)の傾斜角度(γ)
    を前記大気側斜面(3)の傾斜角度(β)より小さく設
    定し、前記密封流体側斜面(2)と前記フラット面
    (4)との間にエッヂ(4a)を設け、前記フラット面
    (4)と前記大気側斜面(3)との間に副エッヂ(4
    b)を設けたことを特徴とするオイルシール。
  4. 【請求項4】 請求項2のオイルシールにおいて、 フラット面(4)に設けたねじ(6)と、大気側斜面
    (3)に設けたねじ(10)とが互いに不連続であるこ
    とを特徴とするオイルシール。
  5. 【請求項5】 請求項2のオイルシールにおいて、 フラット面(4)に設けたねじ(6)が両方向ねじであ
    ることを特徴とするオイルシール。
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