JPH11311405A - 廃棄物処理装置 - Google Patents
廃棄物処理装置Info
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- JPH11311405A JPH11311405A JP12048798A JP12048798A JPH11311405A JP H11311405 A JPH11311405 A JP H11311405A JP 12048798 A JP12048798 A JP 12048798A JP 12048798 A JP12048798 A JP 12048798A JP H11311405 A JPH11311405 A JP H11311405A
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- JP
- Japan
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- gas
- combustion
- waste
- space
- chamber
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃棄物を燃焼、又は、蒸し焼きにしたときに
発生するガスを完全燃焼させ、異臭の発生を防止する。 【解決手段】 廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにするガス発生室12と、このガス発生室12
に連通管33を介して接続され燃焼手段37を備えたガ
ス燃焼室30とを有する廃棄物処理装置において、前記
ガス発生室12から流入したガスを750℃以上の温度
で燃焼させる容積の小さい燃焼空間30aと、この燃焼
空間30aを通過したガスをガス燃焼室30に設けられ
た排気口38から排気されるまでに750℃以上の温度
で2秒間以上維持する容積の大きい緩衝空間30bとを
ガス燃焼室30内に設ける。燃焼させようとするガスを
750℃以上で2秒間燃焼させることにより、そのガス
は完全燃焼される。
発生するガスを完全燃焼させ、異臭の発生を防止する。 【解決手段】 廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにするガス発生室12と、このガス発生室12
に連通管33を介して接続され燃焼手段37を備えたガ
ス燃焼室30とを有する廃棄物処理装置において、前記
ガス発生室12から流入したガスを750℃以上の温度
で燃焼させる容積の小さい燃焼空間30aと、この燃焼
空間30aを通過したガスをガス燃焼室30に設けられ
た排気口38から排気されるまでに750℃以上の温度
で2秒間以上維持する容積の大きい緩衝空間30bとを
ガス燃焼室30内に設ける。燃焼させようとするガスを
750℃以上で2秒間燃焼させることにより、そのガス
は完全燃焼される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにして減量処理する廃棄物処理装置に関する。
蒸し焼きにして減量処理する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物の処理方法としては、焼却
装置で焼却することが広く行われている。しかし、焼却
処理をした場合、粉塵や煤塵などの排出により環境汚染
の問題が発生する。また、含水量の多い生ゴミなどの廃
棄物を焼却処理する場合には、焼却の前処理としてその
廃棄物を乾燥させる必要があり、処理時間が長くなると
ともに燃料費がかかる。
装置で焼却することが広く行われている。しかし、焼却
処理をした場合、粉塵や煤塵などの排出により環境汚染
の問題が発生する。また、含水量の多い生ゴミなどの廃
棄物を焼却処理する場合には、焼却の前処理としてその
廃棄物を乾燥させる必要があり、処理時間が長くなると
ともに燃料費がかかる。
【0003】そこで、廃棄物を蒸し焼きにして炭化さ
せ、廃棄物を蒸し焼きにしたときに発生するガスを燃焼
させるようにした廃棄物処理装置が提案されており、例
えば、特開平7−280236号公報や、特開平9−1
84611号公報に記載されたものが知られている。
せ、廃棄物を蒸し焼きにしたときに発生するガスを燃焼
させるようにした廃棄物処理装置が提案されており、例
えば、特開平7−280236号公報や、特開平9−1
84611号公報に記載されたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載さ
れた構造の廃棄物処理装置、及び、廃棄物を直接燃焼す
る構造の廃棄物処理装置では、廃棄物を蒸し焼きにした
ときに発生するガス、又は、廃棄物を燃焼させたときに
発生するガスを完全燃焼させるためには、そのガスを7
50℃以上の高温状態で2秒間以上維持することが必要
である。しかし、このようなガスを燃焼させる燃焼空間
が広すぎると、この燃焼空間の燃焼温度を750℃以上
に上昇させることが困難である。また、燃焼空間内に流
入したガスは、この燃焼空間内を極めて短時間で通過し
やすい。このため、廃棄物を処理したときに発生したガ
スが完全燃焼しない未燃焼ガスとして排気口から排気さ
れてしまい、異臭発生の原因となる。
れた構造の廃棄物処理装置、及び、廃棄物を直接燃焼す
る構造の廃棄物処理装置では、廃棄物を蒸し焼きにした
ときに発生するガス、又は、廃棄物を燃焼させたときに
発生するガスを完全燃焼させるためには、そのガスを7
50℃以上の高温状態で2秒間以上維持することが必要
である。しかし、このようなガスを燃焼させる燃焼空間
が広すぎると、この燃焼空間の燃焼温度を750℃以上
に上昇させることが困難である。また、燃焼空間内に流
入したガスは、この燃焼空間内を極めて短時間で通過し
やすい。このため、廃棄物を処理したときに発生したガ
スが完全燃焼しない未燃焼ガスとして排気口から排気さ
れてしまい、異臭発生の原因となる。
【0005】そこで本発明は、廃棄物を処理したときに
発生したガスを完全に燃焼させることができ、異臭の発
生を確実に防止することができる廃棄物処理装置を提供
することを目的とする。
発生したガスを完全に燃焼させることができ、異臭の発
生を確実に防止することができる廃棄物処理装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は蒸し焼きにする
ガス発生室と、このガス発生室に連通管を介して接続さ
れ燃焼手段を備えたガス燃焼室とを有する廃棄物処理装
置において、前記ガス発生室から流入したガスを750
℃以上の温度で燃焼させる容積の小さい燃焼空間と、こ
の燃焼空間を通過したガスを前記ガス燃焼室に設けられ
た排気口から排気されるまでに750℃以上の温度で2
秒間以上維持する容積の大きい緩衝空間とを前記ガス燃
焼室内に設けた。
廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は蒸し焼きにする
ガス発生室と、このガス発生室に連通管を介して接続さ
れ燃焼手段を備えたガス燃焼室とを有する廃棄物処理装
置において、前記ガス発生室から流入したガスを750
℃以上の温度で燃焼させる容積の小さい燃焼空間と、こ
の燃焼空間を通過したガスを前記ガス燃焼室に設けられ
た排気口から排気されるまでに750℃以上の温度で2
秒間以上維持する容積の大きい緩衝空間とを前記ガス燃
焼室内に設けた。
【0007】従って、燃焼空間は容積が小さいため、こ
の燃焼空間内の温度を750℃以上に上昇させてガスを
燃焼させることが容易になる。そして、この燃焼空間を
通過したガスは緩衝空間内において750℃以上の温度
で2秒間以上維持されるため、ガス燃焼室内に流入した
ガスは完全燃焼されて排気口から排気され、異臭が発生
しない。
の燃焼空間内の温度を750℃以上に上昇させてガスを
燃焼させることが容易になる。そして、この燃焼空間を
通過したガスは緩衝空間内において750℃以上の温度
で2秒間以上維持されるため、ガス燃焼室内に流入した
ガスは完全燃焼されて排気口から排気され、異臭が発生
しない。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の廃棄物処理装置において、緩衝空間内に隔壁を設け
ることにより燃焼空間から排気口に至る流路を形成し
た。
明の廃棄物処理装置において、緩衝空間内に隔壁を設け
ることにより燃焼空間から排気口に至る流路を形成し
た。
【0009】従って、燃焼空間内を通過したガスをこの
流路内を通すことにより、ガスが緩衝空間内を流れる距
離が長くなり、燃焼空間を通過したガスが排気口から排
気されるまでの時間を2秒間以上確保することできる。
流路内を通すことにより、ガスが緩衝空間内を流れる距
離が長くなり、燃焼空間を通過したガスが排気口から排
気されるまでの時間を2秒間以上確保することできる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は廃棄物処理装置の全体構造の外
観を示す斜視図である。この廃棄物処理装置は直方体形
状の外ケース1を有し、その内部に廃棄物を蒸し焼きに
するとともにそのときに発生するガスを燃焼させる燃焼
機構部2(図2及び図3参照)が収納されている。前記
外ケース1の正面中央には、両開きの投入口扉3が開閉
自在に設けられており、その右隣には操作ボックス4が
設けられている。この操作ボックス4は、開閉自在な扉
5と、この扉5の内側に位置して各種のスイッチが設け
られた操作パネル(図示せず)とを備えている。外ケー
ス1の正面側であって操作ボックス4の上部には、制御
基板などを収納した制御ボックス6が設けられている。
外ケース1の右側面下部には、蒸し焼きにされて炭化さ
れた廃棄物を取り出す処理物排出扉7が設けられてい
る。
づいて説明する。図1は廃棄物処理装置の全体構造の外
観を示す斜視図である。この廃棄物処理装置は直方体形
状の外ケース1を有し、その内部に廃棄物を蒸し焼きに
するとともにそのときに発生するガスを燃焼させる燃焼
機構部2(図2及び図3参照)が収納されている。前記
外ケース1の正面中央には、両開きの投入口扉3が開閉
自在に設けられており、その右隣には操作ボックス4が
設けられている。この操作ボックス4は、開閉自在な扉
5と、この扉5の内側に位置して各種のスイッチが設け
られた操作パネル(図示せず)とを備えている。外ケー
ス1の正面側であって操作ボックス4の上部には、制御
基板などを収納した制御ボックス6が設けられている。
外ケース1の右側面下部には、蒸し焼きにされて炭化さ
れた廃棄物を取り出す処理物排出扉7が設けられてい
る。
【0011】前記燃焼機構部2について詳しく説明す
る。この燃焼機構部2は、図2及び図3に示すように、
下部タンク8と上部タンク9とを有し、下部タンク8内
には内側タンク10が収納されている。内側タンク10
は下部タンク8の片面に片持ち状態で支持されている。
この内側タンク10には、前記投入口扉3に対向して位
置する廃棄物投入口11が形成され、内側タンク10の
内部は廃棄物を収納してこの廃棄物を蒸し焼きにするガ
ス発生室である蒸焼室12とされている。廃棄物投入口
11には開閉扉13が設けられている。
る。この燃焼機構部2は、図2及び図3に示すように、
下部タンク8と上部タンク9とを有し、下部タンク8内
には内側タンク10が収納されている。内側タンク10
は下部タンク8の片面に片持ち状態で支持されている。
この内側タンク10には、前記投入口扉3に対向して位
置する廃棄物投入口11が形成され、内側タンク10の
内部は廃棄物を収納してこの廃棄物を蒸し焼きにするガ
ス発生室である蒸焼室12とされている。廃棄物投入口
11には開閉扉13が設けられている。
【0012】前記下部タンク8の内周面と前記内側タン
ク10の外周面との間には空間が形成されており、この
空間が、前記蒸焼室12を内側タンク10の外側から加
熱する加熱室14とされている。前記下部タンク8に
は、蒸焼用バーナー15と、冷却用の空気を送る冷却ブ
ロワ16とが設けられている。下部タンク8の上部に
は、冷却ブロワ16で送り込んだ空気を排気させるため
の排気弁17が設けられている。
ク10の外周面との間には空間が形成されており、この
空間が、前記蒸焼室12を内側タンク10の外側から加
熱する加熱室14とされている。前記下部タンク8に
は、蒸焼用バーナー15と、冷却用の空気を送る冷却ブ
ロワ16とが設けられている。下部タンク8の上部に
は、冷却ブロワ16で送り込んだ空気を排気させるため
の排気弁17が設けられている。
【0013】前記蒸焼室12内には、この蒸焼室12内
に収納した廃棄物を撹拌するための撹拌体18が回転自
在に設けられている。この撹拌体18は、図4に示すよ
うに、三角形状に形成された一対の支持板19と、これ
らの支持板19を連結する3本の撹拌棒20とから構成
されている。一方の支持板19の中心部には支軸21が
固定され、この支軸21が前記内側タンク10の一端を
閉止する端板22に軸受23を介して保持されている。
前記端板22から突出した前記支軸21の先端部にはス
プロケット24が固定され、このスプロケット24と撹
拌モータ25のモータ軸に固定されたスプロケット26
との間にチェーン27が懸け渡されている。前記端板2
2の下部には、開閉蓋28を備えた取出口29が設けら
れ、この取出口29は前記処理物排出扉7に対向して位
置している。
に収納した廃棄物を撹拌するための撹拌体18が回転自
在に設けられている。この撹拌体18は、図4に示すよ
うに、三角形状に形成された一対の支持板19と、これ
らの支持板19を連結する3本の撹拌棒20とから構成
されている。一方の支持板19の中心部には支軸21が
固定され、この支軸21が前記内側タンク10の一端を
閉止する端板22に軸受23を介して保持されている。
前記端板22から突出した前記支軸21の先端部にはス
プロケット24が固定され、このスプロケット24と撹
拌モータ25のモータ軸に固定されたスプロケット26
との間にチェーン27が懸け渡されている。前記端板2
2の下部には、開閉蓋28を備えた取出口29が設けら
れ、この取出口29は前記処理物排出扉7に対向して位
置している。
【0014】前記上部タンク9内にはガス燃焼室30が
形成され、このガス燃焼室30の内周面には断熱材31
が設けられている。前記下部タンク8と前記上部タンク
9とは外管32により連結され、この外管32により前
記加熱室14と前記ガス燃焼室30とが連通されてい
る。前記外管32内には前記内側タンク10から立ち上
げられた連通管である内管33が配置されており、この
内管33により前記蒸焼室12と前記ガス燃焼室30と
が連通され、蒸焼室12内で廃棄物を蒸し焼きにするこ
とに伴って発生したガスがこの内管33内を通ってガス
燃焼室30内に流入する。内管33の前記ガス燃焼室3
0への開口部には、多数の小孔34が形成された通気部
材35が取り付けられている。
形成され、このガス燃焼室30の内周面には断熱材31
が設けられている。前記下部タンク8と前記上部タンク
9とは外管32により連結され、この外管32により前
記加熱室14と前記ガス燃焼室30とが連通されてい
る。前記外管32内には前記内側タンク10から立ち上
げられた連通管である内管33が配置されており、この
内管33により前記蒸焼室12と前記ガス燃焼室30と
が連通され、蒸焼室12内で廃棄物を蒸し焼きにするこ
とに伴って発生したガスがこの内管33内を通ってガス
燃焼室30内に流入する。内管33の前記ガス燃焼室3
0への開口部には、多数の小孔34が形成された通気部
材35が取り付けられている。
【0015】前記ガス燃焼室30内には、燃焼空間30
aと緩衝空間30bとが形成されている。前記燃焼空間
30aは、前記外管32と前記内管33とが連通された
領域であり、ガス燃焼室30内の底面部から天井付近ま
で延出したスリーブ36により囲まれている。この燃焼
空間30aの容積は前記緩衝空間30bの容積に比べて
小さく形成されている。また、このスリーブ36の外周
部には燃焼手段である燃焼用バーナー37が対向して配
置され、この燃焼用バーナー37からの熱と前記外管3
2内を通って流入する前記蒸焼用バーナー15からの熱
とにより、前記燃焼空間30a内の温度が約900℃に
上昇する。
aと緩衝空間30bとが形成されている。前記燃焼空間
30aは、前記外管32と前記内管33とが連通された
領域であり、ガス燃焼室30内の底面部から天井付近ま
で延出したスリーブ36により囲まれている。この燃焼
空間30aの容積は前記緩衝空間30bの容積に比べて
小さく形成されている。また、このスリーブ36の外周
部には燃焼手段である燃焼用バーナー37が対向して配
置され、この燃焼用バーナー37からの熱と前記外管3
2内を通って流入する前記蒸焼用バーナー15からの熱
とにより、前記燃焼空間30a内の温度が約900℃に
上昇する。
【0016】上部タンク9の上部には、緩衝空間30b
と大気中とを連通する排気口である排気塔38が形成さ
れている。前記緩衝空間30b内には、上部タンク9の
内周面から互い違いに相反する方向へ互い違いに突出し
た隔壁39が設けられている。そして、緩衝空間30b
内には、これらの隔壁39により仕切られ、前記燃焼空
間30aを通過したガスが前記排気塔38に至るまでの
時間が少なくとも2秒間かかるようにした流路40が形
成されている。また、ガス燃焼室30の内周面に断熱材
31を設けることにより、この流路40を流れるガスの
温度が約900℃に維持されている。
と大気中とを連通する排気口である排気塔38が形成さ
れている。前記緩衝空間30b内には、上部タンク9の
内周面から互い違いに相反する方向へ互い違いに突出し
た隔壁39が設けられている。そして、緩衝空間30b
内には、これらの隔壁39により仕切られ、前記燃焼空
間30aを通過したガスが前記排気塔38に至るまでの
時間が少なくとも2秒間かかるようにした流路40が形
成されている。また、ガス燃焼室30の内周面に断熱材
31を設けることにより、この流路40を流れるガスの
温度が約900℃に維持されている。
【0017】前記外ケース1の上面部には、前記排気塔
38の上方を覆う排気塔屋根41が設けられている。こ
の排気塔屋根41は、屋根部42と側壁部43とから形
成され、側壁部43には、排気塔38から排気された排
気ガスが吹き出す吹出口44が形成されている。また、
外ケース1の上面部には、前記燃焼機構部2の周囲全体
を冷却するための冷却ファン45が設けられている。
38の上方を覆う排気塔屋根41が設けられている。こ
の排気塔屋根41は、屋根部42と側壁部43とから形
成され、側壁部43には、排気塔38から排気された排
気ガスが吹き出す吹出口44が形成されている。また、
外ケース1の上面部には、前記燃焼機構部2の周囲全体
を冷却するための冷却ファン45が設けられている。
【0018】このような構成において、まず、この廃棄
物処理装置による廃棄物処理の概略を説明する。外ケー
ス1の投入口扉3と内側タンク10の開閉扉13とを開
き、処理する廃棄物を廃棄物投入口11から蒸焼室12
内へ投入する。そして、開閉扉13と投入口扉3とを閉
じた後、蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー37とに
点火する。また、必要に応じて撹拌モータ25を駆動さ
せ、撹拌体18を支軸21の周りに回転させることによ
り蒸焼室12内の廃棄物を撹拌する。
物処理装置による廃棄物処理の概略を説明する。外ケー
ス1の投入口扉3と内側タンク10の開閉扉13とを開
き、処理する廃棄物を廃棄物投入口11から蒸焼室12
内へ投入する。そして、開閉扉13と投入口扉3とを閉
じた後、蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー37とに
点火する。また、必要に応じて撹拌モータ25を駆動さ
せ、撹拌体18を支軸21の周りに回転させることによ
り蒸焼室12内の廃棄物を撹拌する。
【0019】蒸焼用バーナー15を点火することにより
加熱室14内の温度が上昇し、加熱室14内の温度上昇
に伴い蒸焼室12内の温度も上昇し、蒸焼室12内に収
納されている廃棄物が蒸し焼きにされる。そして、廃棄
物が蒸し焼きにされることに伴いこの廃棄物からガスが
発生し、このガスが内管33内を通ってガス燃焼室30
内に流入する。そして、このガスが焼却用バーナー37
からの熱、及び、外管32内を通ってガス燃焼室30内
へ流入する蒸焼用バーナー15からの熱により加熱さ
れ、燃焼する。
加熱室14内の温度が上昇し、加熱室14内の温度上昇
に伴い蒸焼室12内の温度も上昇し、蒸焼室12内に収
納されている廃棄物が蒸し焼きにされる。そして、廃棄
物が蒸し焼きにされることに伴いこの廃棄物からガスが
発生し、このガスが内管33内を通ってガス燃焼室30
内に流入する。そして、このガスが焼却用バーナー37
からの熱、及び、外管32内を通ってガス燃焼室30内
へ流入する蒸焼用バーナー15からの熱により加熱さ
れ、燃焼する。
【0020】ここで、蒸焼室12内で発生したガスは、
ガス燃焼室30内における燃焼空間30a内に流入して
燃焼が開始される。この燃焼空間30aは、容積が小さ
く形成され、かつ、燃焼用バーナー37からの熱により
十分に加熱されるとともに加熱室14内からの熱気が流
入することにより、内部の温度が約900℃に上昇して
いる。このため、この燃焼空間30a内に流入したガス
は最も温度が高くなっているスリーブ36の内周面に接
する個所から自然発火し、スムーズに燃焼が開始され
る。
ガス燃焼室30内における燃焼空間30a内に流入して
燃焼が開始される。この燃焼空間30aは、容積が小さ
く形成され、かつ、燃焼用バーナー37からの熱により
十分に加熱されるとともに加熱室14内からの熱気が流
入することにより、内部の温度が約900℃に上昇して
いる。このため、この燃焼空間30a内に流入したガス
は最も温度が高くなっているスリーブ36の内周面に接
する個所から自然発火し、スムーズに燃焼が開始され
る。
【0021】燃焼空間30aの容積については、燃焼用
バーナー37の容量に合わせた大きさにし、廃棄物処理
時の燃焼空間30a内の温度を約900℃に維持できる
ようにする。燃焼用バーナー37の容量が小さい場合に
はそれに応じて燃焼空間30aの容積を小さくする。そ
して、燃焼空間30aの容積を小さくすることにより、
容量の小さい燃焼用バーナー37を用いても燃焼空間3
0a内の温度を少なくとも約900℃に維持することが
でき、容量の小さい燃焼用バーナー37を用いることに
より燃料消費量を少なくすることができる。
バーナー37の容量に合わせた大きさにし、廃棄物処理
時の燃焼空間30a内の温度を約900℃に維持できる
ようにする。燃焼用バーナー37の容量が小さい場合に
はそれに応じて燃焼空間30aの容積を小さくする。そ
して、燃焼空間30aの容積を小さくすることにより、
容量の小さい燃焼用バーナー37を用いても燃焼空間3
0a内の温度を少なくとも約900℃に維持することが
でき、容量の小さい燃焼用バーナー37を用いることに
より燃料消費量を少なくすることができる。
【0022】また、燃焼室12から燃焼空間30aに入
るガスは、多数の小孔34を通るため、ガスの表面積が
大きくなり、この燃焼空間30aのガスが完全燃焼され
やすくなる。
るガスは、多数の小孔34を通るため、ガスの表面積が
大きくなり、この燃焼空間30aのガスが完全燃焼され
やすくなる。
【0023】燃焼空間30a内で燃焼が開始されたガス
は、燃焼しつつ燃焼空間30a内を通過して緩衝空間3
0b内に流入し、隔壁39により仕切られて形成された
流路40内を流れて排気塔38から排気される。この緩
衝空間30bのガスは、燃焼空間30aで燃焼が開始さ
れているため、温度が上昇している。
は、燃焼しつつ燃焼空間30a内を通過して緩衝空間3
0b内に流入し、隔壁39により仕切られて形成された
流路40内を流れて排気塔38から排気される。この緩
衝空間30bのガスは、燃焼空間30aで燃焼が開始さ
れているため、温度が上昇している。
【0024】緩衝空間30bを含むガス燃焼室30の内
周面には断熱材31が設けられているために緩衝空間3
0b内の熱が上部タンク9の外周側へ伝わりにくく、さ
らに、緩衝空間30b内が隔壁39で仕切られているた
めに緩衝空間30b内の熱が排気塔38から逃げにく
い。このため、緩衝空間30b内に流入した燃焼中のガ
スの温度が約900℃に維持される。しかも、緩衝空間
30b内に流入した燃焼中のガスは隔壁39により仕切
られた流路40に沿って流れるため、この燃焼中のガス
が流れる距離が長くなるとともに排気塔38に到達する
までの時間が少なくとも2秒間かかるようになる。従っ
て、燃焼空間30aを通過して緩衝空間30b内に流入
した燃焼中のガスが約900℃の温度で少なくとも2秒
間維持されることにより完全燃焼し、未燃焼ガスが大気
中に排出されることがなくなり、異臭の発生が防止され
る。
周面には断熱材31が設けられているために緩衝空間3
0b内の熱が上部タンク9の外周側へ伝わりにくく、さ
らに、緩衝空間30b内が隔壁39で仕切られているた
めに緩衝空間30b内の熱が排気塔38から逃げにく
い。このため、緩衝空間30b内に流入した燃焼中のガ
スの温度が約900℃に維持される。しかも、緩衝空間
30b内に流入した燃焼中のガスは隔壁39により仕切
られた流路40に沿って流れるため、この燃焼中のガス
が流れる距離が長くなるとともに排気塔38に到達する
までの時間が少なくとも2秒間かかるようになる。従っ
て、燃焼空間30aを通過して緩衝空間30b内に流入
した燃焼中のガスが約900℃の温度で少なくとも2秒
間維持されることにより完全燃焼し、未燃焼ガスが大気
中に排出されることがなくなり、異臭の発生が防止され
る。
【0025】廃棄物の処理を開始した後に所定時間が経
過し、蒸焼室12内に投入した廃棄物からガスが発生し
なくなった時点で蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー
37とを停止させる。そして、冷却ブロワ16により冷
却風を送風して内側タンク10を冷却し、この冷却後
に、処理物排出扉7と開閉蓋28とを開き、蒸焼室12
内に残留している炭化した廃棄物を取り出し、廃棄物処
理が終了する。
過し、蒸焼室12内に投入した廃棄物からガスが発生し
なくなった時点で蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー
37とを停止させる。そして、冷却ブロワ16により冷
却風を送風して内側タンク10を冷却し、この冷却後
に、処理物排出扉7と開閉蓋28とを開き、蒸焼室12
内に残留している炭化した廃棄物を取り出し、廃棄物処
理が終了する。
【0026】なお、本実施の形態においては、燃焼温度
を約900℃まで上昇させてその温度を2秒間維持する
場合を例に挙げて説明したが、ガスを完全燃焼させるた
めには、理論値としては750℃の燃焼温度を2秒間維
持できればよい。
を約900℃まで上昇させてその温度を2秒間維持する
場合を例に挙げて説明したが、ガスを完全燃焼させるた
めには、理論値としては750℃の燃焼温度を2秒間維
持できればよい。
【0027】また、処理しようとする廃棄物の種類によ
っては発生したガスが燃えにくいものがある。このよう
な廃棄物を処理する場合には、隔壁39の枚数を増やす
とともに流路40を長くし、燃焼中のガスが緩衝室30
b内に留まる時間を長くすることによりそのガスを完全
燃焼させる。また、排気塔38の径を小さくすることで
も、ガスが緩衝室30b内に留まる時間を長くできる。
っては発生したガスが燃えにくいものがある。このよう
な廃棄物を処理する場合には、隔壁39の枚数を増やす
とともに流路40を長くし、燃焼中のガスが緩衝室30
b内に留まる時間を長くすることによりそのガスを完全
燃焼させる。また、排気塔38の径を小さくすることで
も、ガスが緩衝室30b内に留まる時間を長くできる。
【0028】なお、本実施の形態では、廃棄物を蒸焼室
12で蒸し焼きにしてそのときに発生するガスをガス燃
焼室30内で燃焼する方式の廃棄物処理装置を例に挙げ
て説明したが、本発明が適用できる廃棄物処理装置はこ
のような方式のものに限定されない。例えば、廃棄物を
1次燃焼室で燃焼させ、その燃焼に伴って発生するガス
を2次燃焼室で完全燃焼させるようにした廃棄物処理装
置にも本発明を適用することができる。
12で蒸し焼きにしてそのときに発生するガスをガス燃
焼室30内で燃焼する方式の廃棄物処理装置を例に挙げ
て説明したが、本発明が適用できる廃棄物処理装置はこ
のような方式のものに限定されない。例えば、廃棄物を
1次燃焼室で燃焼させ、その燃焼に伴って発生するガス
を2次燃焼室で完全燃焼させるようにした廃棄物処理装
置にも本発明を適用することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、廃棄物を収納し
てこの廃棄物を燃焼又は蒸し焼きにするガス発生室と、
このガス発生室に連通管を介して接続され燃焼手段を備
えたガス燃焼室とを有する廃棄物処理装置において、前
記ガス発生室から流入したガスを750℃以上の温度で
燃焼させる容積の小さい燃焼空間と、この燃焼空間を通
過したガスを前記ガス燃焼室に設けられた排気口から排
気されるまでに750℃以上の温度で2秒間以上維持す
る容積の大きい緩衝空間とを前記ガス燃焼室内に設けた
ので、容積の小さい燃焼空間内の温度を750℃以上に
上昇させてガスを燃焼させることを容易に行える。そし
て、この燃焼空間を通過したガスは緩衝空間内において
750℃以上の温度で2秒間以上維持することにより、
ガス燃焼室内に流入したガスを完全燃焼させることがで
き、未燃焼状態のガスが排気されて異臭が発生するとい
うことを防止できる。
てこの廃棄物を燃焼又は蒸し焼きにするガス発生室と、
このガス発生室に連通管を介して接続され燃焼手段を備
えたガス燃焼室とを有する廃棄物処理装置において、前
記ガス発生室から流入したガスを750℃以上の温度で
燃焼させる容積の小さい燃焼空間と、この燃焼空間を通
過したガスを前記ガス燃焼室に設けられた排気口から排
気されるまでに750℃以上の温度で2秒間以上維持す
る容積の大きい緩衝空間とを前記ガス燃焼室内に設けた
ので、容積の小さい燃焼空間内の温度を750℃以上に
上昇させてガスを燃焼させることを容易に行える。そし
て、この燃焼空間を通過したガスは緩衝空間内において
750℃以上の温度で2秒間以上維持することにより、
ガス燃焼室内に流入したガスを完全燃焼させることがで
き、未燃焼状態のガスが排気されて異臭が発生するとい
うことを防止できる。
【0030】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の廃棄物処理装置において、緩衝空間内に隔壁を設け
ることにより燃焼空間から排気口に至る流路を形成した
ので、ガスが緩衝空間内を流れる距離が長くなり、燃焼
空間を通過したガスが排気口から排気されるまでの時間
を2秒間以上確保することでき、ガス燃焼室内に流入し
たガスを確実に完全燃焼させることができる。
明の廃棄物処理装置において、緩衝空間内に隔壁を設け
ることにより燃焼空間から排気口に至る流路を形成した
ので、ガスが緩衝空間内を流れる距離が長くなり、燃焼
空間を通過したガスが排気口から排気されるまでの時間
を2秒間以上確保することでき、ガス燃焼室内に流入し
たガスを確実に完全燃焼させることができる。
【図1】本発明の一実施の形態を廃棄物処理装置の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】燃焼機構部の構造を示す縦断正面図である。
【図3】燃焼機構部の構造を示す縦断側面図である。
【図4】下部タンクの内部構造を示す分解斜視図であ
る。
る。
12 ガス発生室 30 ガス燃焼室 30a 燃焼空間 30b 緩衝空間 37 燃焼手段 38 排気口 39 隔壁 40 流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 一彦 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにするガス発生室と、このガス発生室に連通管
を介して接続され燃焼手段を備えたガス燃焼室とを有す
る廃棄物処理装置において、 前記ガス発生室から流入したガスを750℃以上の温度
で燃焼させる容積の小さい燃焼空間と、この燃焼空間を
通過したガスを前記ガス燃焼室に設けられた排気口から
排気されるまでに750℃以上の温度で2秒間以上維持
する容積の大きい緩衝空間とを前記ガス燃焼室内に設け
たことを特徴とする廃棄物処理装置。 - 【請求項2】 緩衝空間内に隔壁を設けることにより燃
焼空間から排気口に至る流路を形成したことを特徴とす
る請求項1記載の廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12048798A JPH11311405A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 廃棄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12048798A JPH11311405A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 廃棄物処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311405A true JPH11311405A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14787411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12048798A Pending JPH11311405A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 廃棄物処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11311405A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102287830A (zh) * | 2010-06-18 | 2011-12-21 | 临沂市阳光锅炉制造有限公司 | 垃圾焚烧炉 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12048798A patent/JPH11311405A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102287830A (zh) * | 2010-06-18 | 2011-12-21 | 临沂市阳光锅炉制造有限公司 | 垃圾焚烧炉 |
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