JPH11312016A - 無人搬送車の走行制御方法 - Google Patents

無人搬送車の走行制御方法

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JPH11312016A
JPH11312016A JP10132737A JP13273798A JPH11312016A JP H11312016 A JPH11312016 A JP H11312016A JP 10132737 A JP10132737 A JP 10132737A JP 13273798 A JP13273798 A JP 13273798A JP H11312016 A JPH11312016 A JP H11312016A
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宏光 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行路に沿って走行する無人搬送車が、同一
の曲線走行路において2台以上が走行する場合でも先行
する無人搬送車に衝突することなく、安全かつ円滑に走
行することができる無人搬送車の走行制御方法を提供す
ること。 【解決手段】 予め定められた走行路1に沿って走行す
る無人搬送車2,2Aの後端側に反射体を取り付け、前
端側に複数個の先行車検知センサを取り付け、反射体か
らの反射信号を受信して衝突を防止する無人搬送車の走
行制御方法であって、走行路1の曲線走行路11に沿っ
て走行する無人搬送車2Aに搭載した検出器により、曲
線走行路11に沿って所定間隔に設定した複数のアドレ
スA1,A2,A3,・・・,Anを順次検知し、この
アドレス検知信号にて無人搬送車に取り付けた先行車検
知センサを順次切り替えて曲線走行路11における先行
無人搬送車2Aを検出して衝突を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車の走行
制御方法に関し、特に、有軌道又は無軌道にかかわら
ず、予め定められた走行路に沿って走行する複数台の無
人搬送車が、曲線走行路を先行する無人搬送車に衝突す
ることなく、安全かつ円滑に走行するようにした無人搬
送車の走行制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】予め定められた走行路に沿って走行する
複数台の無人搬送車を同時に走行させながら、物品の積
み込み、搬送、荷降ろしを行うようにした搬送装置にお
いて、無人搬送車の走行制御、特に、同一の搬送路上に
搬送効率向上のため、同時に複数台の搬送車を走行させ
る場合、曲線走行路上で先行する無人搬送車に衝突する
ことなく、安全かつ円滑に走行するように走行制御する
ことは、きわめて重要な課題である。このための無人搬
送車の走行制御方法として、例えば、特開平5−536
44号公報に開示されたものがある。この無人搬送車の
走行制御方法は、無人搬送車の後端部に設けた反射体を
検出する反射形光電センサを無人搬送車の前端部に右カ
ーブ検出用、直進検出用及び左カーブ検出用の計3個を
設け、かつ、曲線走行路を走行中において走行制御装置
の誤動作を防止するため、曲線走行路の右カーブ又は左
カーブに応じて切り替えて検出する光電センサを右カー
ブ検出用と、左カーブ検出用とを選別する機構を設ける
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
無人搬送車の走行制御方法は、曲線走行路走行中におい
て、先行する無人搬送車の後端部に設けた反射体と、無
人搬送車の前端部に設けた、反射体を検出する反射形光
電センサを対向させるようにして取り付ける必要がある
とともに、特に、精度良く検出するためには反射形光電
センサによる検出角度にも限度がある。このため、図5
に示すように、先行する無人搬送車2Aが、曲線走行路
を走行する場合には、後続の無人搬送車2の前端部に設
けた反射形光電センサが機能せず、後続の無人搬送車2
の走行制御を確実に行うことができる曲線走行路の曲率
半径に限界があるという問題があった。さらに、曲線走
行路の曲率半径は必ずしも一定ではなく、同じ1つのカ
ーブにおいても曲率半径が大きい部分と小さな部分が連
続して構成される場合があり、このような複雑な曲線路
には適用できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の無人搬送車の走行制
御方法の有する問題点を解決し、走行路に沿って走行す
る無人搬送車が、同一の曲線走行路において2台以上が
走行する場合でも先行する無人搬送車に衝突することな
く、安全かつ円滑に走行することができる無人搬送車の
走行制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無人搬送車の走行制御方法は、予め定めら
れた走行路に沿って走行する無人搬送車の後端側に反射
体を取り付け、前端側に複数個の先行車検知センサを取
り付け、前記反射体からの反射信号を受信して衝突を防
止する無人搬送車の走行制御方法において、走行路の曲
線走行路に沿って走行する無人搬送車に搭載した検出器
により、該曲線走行路に沿って所定間隔に設定した複数
のアドレスを順次検知し、このアドレス検知信号にて前
記無人搬送車に取り付けた先行車検知センサを順次切り
替えて曲線走行路における先行無人搬送車を検出して衝
突を防止することを特徴とする。
【0006】この無人搬送車の走行制御方法は、走行路
に沿って走行する無人搬送車が、走行路の曲線走行路に
到達すると、曲線走行路に沿って所定間隔に設定された
アドレスを順次検知し、このアドレス検知信号にて無人
搬送車の走行位置を検出するようにする。そして、この
無人搬送車の走行位置に合わせて、後続の無人搬送車に
取り付けた複数個の先行車検知センサのうち、曲線走行
路における先行無人搬送車の検出に最も適した先行車検
知センサに順次切り替えるようにしているので、曲線走
行路の曲率半径の大小及び曲率半径の異同に関係なく、
先行車検知を確実に、しかも予め設定した近距離範囲で
も精度良く検出できる。
【0007】この場合において、アドレスを、無人搬送
車側に搭載した走行距離計により仮想的に走行路に沿っ
て設定することができる。
【0008】これにより、地上側に先行する無人搬送車
の有無検知装置等を設置しなくても、曲率半径の大小及
び異径に関係なく精度良く検出を行うことができる。
【0009】また、アドレスを、走行路に沿って配設し
たマグネット等のアドレス表示部材を用いて設定するこ
とができる。
【0010】これにより、アドレスを、簡易に設定する
ことができるとともに、検出誤りをなくし、無人搬送車
の走行制御を安定して行うことができる。
【0011】また、左カーブ用及び右カーブ用の先行車
検知センサを、それぞれ複数種類配設することができ
る。
【0012】これにより、無人搬送車が曲線走行路の左
カーブ、右カーブの方向に合わせて走行する場合にも先
行する無人搬送車の検知を正確に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無人搬送車の走行
制御方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図1〜図4は、本発明の無人搬送車の走行
制御方法の一実施例を示す。この無人搬送車の走行制御
方法は、図1に示すように、直線走行路10より曲線走
行路11を経て再び他方の直線走行路12と連続的に接
続して構成する走行路1に沿って、無人搬送車2,2A
が、直線走行路10、曲線走行路11、直線走行路12
の順に走行する場合において、同一の曲線走行路11内
にて無人搬送車2が先行する無人搬送車2Aに衝突する
ことなく、安全かつ円滑に走行させるためのものであ
る。
【0015】無人搬送車2,先行する無人搬送車2A
は、共に同じ構造を有しており、走行用の車輪W、駆動
装置、制御装置等を搭載し、これにより、走行路1上を
走行し、地上側設備、例えば、積荷の積み降ろしを行う
ステーション前にて走行を停止し、必要な積荷の積み降
ろしを行うことができるように構成するとともに、走行
方向前端部に、先行する無人搬送車2Aの有無の検知を
行う複数個の先行車検知センサ31,32,33,4
1,42,43及び搬送車側下面に位置検出センサ5を
設けるとともに、後端部に反射体6を設けるようにして
構成する。
【0016】この場合、無人搬送車2、先行する無人搬
送車2Aに設ける先行車検知センサ31,32,33,
41,42,43と反射体6とは、無人搬送車が直線走
行路10から曲線走行路11に移って、曲線走行路11
を走行する際、曲線走行路11上にて先行する無人搬送
車2Aの後端側に設けた反射体6と、後続の無人搬送車
2の前端側に設けた左カーブ用の先行車検知センサ3
1,32,33のうちのいずれか1つ、又は右カーブ用
の先行車検知センサ41,42,43のうちのいずれか
1つとが、選択的に対向するように配設するようにす
る。より具体的には、左カーブ用の先行車検知センサ3
1,32,33は、図3に示すように、無人搬送車の進
行方向に対し、それぞれ、検出角度を異ならして取り付
け、これにより、先行する無人搬送車2Aの後端側に設
けた反射体6の位置又は曲線走行路11のカーブの方
向、曲率の大小に応じて、いずれかの先行車検知センサ
31,32,33にて先行する無人搬送車2Aを検知で
きるようにする。また、右カーブ用の先行車検知センサ
41,42,43も、左カーブ用の先行車検知センサ3
1,32,33と同様、それぞれ、検出角度を異ならし
て取り付けるようにする。
【0017】この無人搬送車の先行車検知センサ31,
32,33,41,42,43には、回帰反射型センサ
を用い、また反射体6には回帰反射板を用いることが好
ましく、これにより、所定の光源以外からの入光信号や
壁面などからの乱反射による無人搬送車の有無の検出誤
りを防止して検出精度を向上させることができる。ここ
で、回帰反射型センサとは、本体に内蔵された、例え
ば、横方向の偏光フィルタにより、投光側から横方向の
光のみが投光され、マイクロプリズム(三角錐)にて構
成された回帰反射板に反射すると、光は横方向から縦方
向に変え、この反射光を、回帰反射型センサに内蔵され
た縦方向の偏光フィルタを通過させて受光素子に入射さ
せるようにする。これにより、回帰反射板からの反射光
のみを検出することができるようにしたものである。
【0018】また、直線走行路10と曲線走行路11と
の接続部近傍位置に、マグネット等の位置表示部材7を
設置し、これにより無人搬送車が直線走行路10より曲
線走行路11にさしかかったことを、この位置表示部材
7を搬送車側に設けた位置検出センサ5にて検出できる
ようにする。
【0019】さらに、走行路側には曲線走行路11に沿
って、曲線走行路11のほぼ全長に亘って所定間隔毎に
アドレス表示部材A1,A2,A3,A4,A5...
Anを設定する。この曲線走行路11に沿うアドレス
は、仮想アドレスとすることも、実アドレスとすること
もできる。仮想アドレスとする場合は、無人搬送車に搭
載した位置検出センサ5にて搬送車が位置表示部材7の
位置に到達したとき、位置表示部材7により無人搬送車
の位置を確認したときから無人搬送車に搭載した走行距
離計8、例えば、エンコーダにより、走行距離を積算
し、この走行距離により、アドレスA1,A2,A3,
・・・,Anを設定、検出するようにする。この場合、
アドレスA1,A2,A3,・・・,Anは、視認等す
ることはできないが、無人搬送車は走行距離計8にて検
出可能となる。一方、実アドレスとする場合は、曲線走
行路11のほぼ全長に亘って所定間隔毎に位置検出セン
サ5による検出可能なマグネット等の位置表示部材を用
いてアドレスA1,A2,A3,・・・,Anを設定
(設置)するようにする。
【0020】次に、この無人搬送車における走行制御方
法の動作を図1に示す説明図により説明する。無人搬送
車2が直線走行路10上を走行し、曲線走行路11にさ
しかかった時、例えば、仮想アドレスによる場合には
(実アドレスによる場合も実質的に同じ。)、無人搬送
車に設置した位置検出センサ5により位置表示部材7を
検出すると、走行距離計(エンコーダ)の動作により位
置表示部材7からの走行距離を走行パルス値にて、曲線
走行路11に沿って走行する無人搬送車2の現位置がア
ドレスA1,A2,A3,・・・,Anのうち、どのア
ドレス位置に位置するかを確認する。この場合、アドレ
スA1,A2,A3,・・・,Anの検出信号に基づい
て、切替器を介して、先行する無人搬送車2Aの後端側
に設けた反射体6の位置又は曲線走行路11のカーブの
方向、曲率の大小等に応じて、先行する無人搬送無人搬
送車に取り付けた先行車検知センサ31,32,33,
41,42,43を順次切り替えて、先行車検知センサ
31,32,33,41,42,43のうち、曲線走行
路11における先行無人搬送車A2の検出に最も適した
先行車検知センサに切り替えるようにする。
【0021】これにより、従来のように先行する無人搬
送車2Aの検知死角がなくなり、例えば、数台の無人搬
送車を、その間隔を近接させて、同一曲線走行路11
を、互いに衝突することなく、走行させることが可能と
なり、搬送効率を向上させることができるものとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明の無人搬送車の走行制御方法によ
れば、走行路に沿って走行する無人搬送車が、走行路の
曲線走行路に到達すると、曲線走行路に沿って所定間隔
に設定されたアドレスを順次検知し、このアドレス検知
信号にて無人搬送車の走行位置を検出するようにする。
そして、この無人搬送車の走行位置に合わせて、後続の
無人搬送車に取り付けた複数個の先行車検知センサのう
ち、曲線走行路における先行無人搬送車の検出に最も適
した先行車検知センサに順次切り替えるようにしている
ので、曲線走行路の曲率半径の大小及び曲率半径の異同
に関係なく、先行車検知を確実に、しかも予め設定した
近距離範囲でも精度良く検出できるので、同一の曲線走
行路でも複数台の搬送車を走行させても、衝突すること
がなく、搬送効率を向上させることができる。
【0023】また、アドレスを、無人搬送車側に搭載し
た走行距離計により仮想的に走行路に沿って設定するこ
とにより、地上側に先行する無人搬送車の有無検知装置
等を設置しなくても、曲率半径の大小及び異径に関係な
く精度良く検出を行うことができる。
【0024】また、アドレスを、走行路に沿って配設し
たマグネット等のアドレス表示部材を用いて設定するこ
とにより、アドレスを、簡易に設定することができると
ともに、検出誤りをなくし、無人搬送車の走行制御を安
定して行うことができる。
【0025】また、左カーブ用及び右カーブ用の先行車
検知センサを、それぞれ複数種類配設することにより、
無人搬送車が曲線走行路の左カーブ、右カーブの方向に
合わせて走行する場合にも先行する無人搬送車の検知を
正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人搬送車の走行制御方法の一実施例
の説明図である。
【図2】無人搬送車に設置された先行車検知センサの検
知角度を示す説明図である。
【図3】無人搬送車の平面図である。
【図4】無人搬送車の説明図で、(A)は正面図、
(B)は前面図、(C)は後面図である。
【図5】従来の走行制御方法の説明図である。
【符号の説明】
1 走行路 11 直線走行路 12 曲線走行路 13 直線走行路 2 無人搬送車 2A 先行する無人搬送車 31,32,33 左カーブ用の先行車検知センサ 41,42,43 右カーブ用の先行車検知センサ 5 アドレス検出用センサ 6 反射板 7 位置表示部材 8 走行距離計(エンコーダ) A1,A2,A3,・・・,An アドレス表示部材
フロントページの続き (72)発明者 加藤 宏光 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 上田 藤男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 高木 博之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた走行路に沿って走行する
    無人搬送車の後端側に反射体を取り付け、前端側に複数
    個の先行車検知センサを取り付け、前記反射体からの反
    射信号を受信して衝突を防止する無人搬送車の走行制御
    方法において、走行路の曲線走行路に沿って走行する無
    人搬送車に搭載した検出器により、該曲線走行路に沿っ
    て所定間隔に設定した複数のアドレスを順次検知し、こ
    のアドレス検知信号にて前記無人搬送車に取り付けた先
    行車検知センサを順次切り替えて曲線走行路における先
    行無人搬送車を検出して衝突を防止することを特徴とす
    る無人搬送車の走行制御方法。
  2. 【請求項2】 前記アドレスを、無人搬送車側に搭載し
    た走行距離計により仮想的に走行路に沿って設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の無人搬送車の走行制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記アドレスを、走行路に沿って配設し
    たマグネット等のアドレス表示部材を用いて設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の無人搬送車の走行制御方
    法。
  4. 【請求項4】 左カーブ用及び右カーブ用の先行車検知
    センサを、それぞれ複数種類配設したことを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の無人搬送車の走行制御方法。
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